JP6537524B2 - メカニカルシール装置 - Google Patents

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Description

本発明は、化学、食品、一般産業等の回転機器の軸封として用いられるメカニカルシール装置に関する。
従来のベローズ型メカニカルシール装置は、ベローズに固定されたリテーナに保持されたシールリングと、シールリングに対向して摺接するメイティングリングとを備え、シールリングはリテーナ、ベローズ、アダプタを介してシールカバーに支持され、メイティングリングは回転軸に支持されて回転軸とともに回転するようになっている(例えば、特許文献1参照)。
国際公開第2010/116844号(段落0016、図1)
特許文献1に示されるメカニカルシール装置にあっては、固定側のシールアッセンブリを構成するリテーナ、ベローズ、アダプタ及びシールカバーはそれぞれ溶接などによって相互に固定されている。そしてシールカバーは機器本体にボルトやナットによって固定されている。そのためシールリングの摺接面の修正など、メンテナンスを行う際には、シールカバーを機器本体に固定するボルトやナットによる締結を解除し、シールカバーとともに固定側のシールアッセンブリを軸方向に取り外し、メンテナンスが行われる。
しかし、メンテナンス時に取り外したシールカバーはシールリング等のシール要素を回転軸の径方向及び軸方向に覆う構造のため、径方向及び軸方向に大きく、かつ相当な重量を有しており、シールカバーにベローズ等を介して接続されたシールリング等のメンテナンスのハンドリング性が悪いという問題があった。特に、大型の機器に用いられるメカニカルシール装置程、この問題は顕著であった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、シールカバーの構造を改良し、シールリング等のシール要素のメンテナンスのハンドリング性に優れるメカニカルシール装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明のメカニカルシール装置は、
回転軸とともに回転されるメイティングリングと、前記メイティングリングに対向して摺接されるシールリングとを具備し、前記回転軸と機器本体に固定されるシールカバーとの間をシールするメカニカルシール装置であって、
前記シールカバーは、少なくとも内径側シールカバーと外径側シールカバーとからなる分割構造体であり、前記内径側シールカバーが前記外径側シールカバーに着脱可能に接続されているとともに、前記シールリングが前記内径側シールカバーに追従可能な態様で接続されていることを特徴としている。
この特徴によれば、シールリングが内径側シールカバーに追従可能な態様で接続されており、かつ内径側シールカバーが外径側シールカバーに着脱可能に接続されているため、シールリングを内径側シールカバーとともに外径側シールカバーから外すことにより、外形が小さくかつ重量の軽いハンドリング性に優れた接続体に対してシールリング等のメンテナンスを実施できることになる。
前記シールカバーは、少なくとも内径側シールカバー、外径側シールカバー、及び軸方向シールカバーとの三分割構造体であり、前記内径側シールカバー、前記外径側シールカバー、及び前記軸方向シールカバーがそれぞれ着脱可能に接続されており、前記軸方向シールカバーに外部から前記シールリング配置空間に流体を供給するため供給孔が設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、内径側シールカバーや外径側シールカバーに供給孔を形成する必要がなく、外径側シールカバー及び内径側シールカバーを小型・軽量に形成でき、メンテナンス時におけるシールカバーのハンドリング性能を向上させることができる。
前記内径側シールカバーにはフランジ部が形成され、このフランジ部が前記外径側シールカバーの軸方向内側に当接した状態で当該外径側シールカバーに固定手段により固定されていることを特徴としている。
この特徴によれば、内径側シールカバーにメカニカルシール装置の内側から作用する圧力を、主に前記内径側シールカバーのフランジ部を介して外径側シールカバーが受けることになり、内径側シールカバーの外径側シールカバーからの離脱を効果的に防止できる。
前記固定手段が、前記外径側シールカバーよりも内径側で前記内径側シールカバーに軸方向外側から取り付けられる頭部付きの結合ボルトであって、前記結合ボルトの頭部の一部が前記外側カバーに当接するようになっていることを特徴としている。
この特徴によれば、外径側シールカバーに結合ボルトを貫通させる孔等が不要となり、固定手段の構造が簡素化される。
前記固定手段が、前記内径側のシールカバーの前記フランジ部が、前記外径側シールカバーと前記軸方向シールカバーとにより軸方向に挟持されてなる固定であることを特徴としている。
この特徴によれば、内径側シールカバーは、外径側シールカバーと軸方向シールカバーとにより軸方向に挟持されているため、内径側シールカバーの固定強度が向上する。
実施例1におけるメカニカルシール装置の断面図である。 図1のメカニカルシール装置から外径側及び内径側のシールカバーを取り外した状態を示す断面図である。 図2のシールカバーから内径側シールカバーを取り外した状態を示す断面図である。 実施例2におけるメカニカルシール装置の断面図である。 実施例3におけるメカニカルシール装置の断面図である。 図5のメカニカルシール装置から外径側及び内径側のシールカバーを取り外した状態を示す断面図である。 図5のシールカバーから内径側シールカバーを取り外した状態を示す断面図である。
本発明に係るメカニカルシール装置を実施するための形態を実施例に基づいて以下に説明する。
実施例1に係るメカニカルシール装置につき、図1から図3を参照して説明する。以下、図1の上下をメカニカルシール装置の上下、メカニカル装置の内部側と大気側を内側、外側として説明する。
メカニカルシール装置4は所謂タンデム型のものであって、一次側メカニカルシール20と二次側メカニカルシール30により、上下方向に延びる回転軸1と回転軸1の周囲を包囲するシールカバー5との間を軸封するものである。回転軸1の下端部には機器本体2に収容される図示しないポンプインペラが固定されている。シールカバー5は、ボルト9、ナット10により機器本体2に固定され、回転軸1の周囲を軸方向及び径方向に包囲している。
シールカバー5は、ガスケット6aを介して機器本体2にボルト9、ナット10により固定される軸方向シールカバー6と、軸方向シールカバー6の端部に接続され径方向のシールをする外径側シールカバー7と内径側シールカバー8とから形成されている。これらシールカバー6、7、8は、ステンレス、アルミニウム合金等の金属により形成されている。
図2に示されるように、外径側シールカバー7は、内径側の下側が環状に切り欠かれた切欠部を有し、上側には内径側に突出する環状の突出部7aが形成されている。内径側シールカバー8は、外径側の上側が環状に切り欠かれた切欠部を有し、下側には外径側に突出する環状の突出部8a(フランジ部)が形成されている。外径側シールカバー7の突出部7aを内径側シールカバーの切欠部の位置に合わせた状態で、外径側シールカバー7と内径側シールカバー8の外側面が略同一面となる。内径側シールカバー8の雌ネジ部8bに結合ボルト11(固定手段)の雄ネジ部11aを螺合させることにより、突出部7aは結合ボルト11の頭部11bと突出部8aとに挟持されて固定される。
外径側シールカバー7と内径側シールカバー8とが結合ボルト11により一体に結合された状態で、ガスケット6bを介して、図示しないボルトを締結することで外径側シールカバー7と内径側シールカバー8とは軸方向シールカバー6に固定される。内径側シールカバー8は、外径側シールカバー7の突出部7aと軸方向シールカバー6の上端により挟持されている。
セットスクリュー13がスリーブ12に嵌合された環状スリーブ13aの雌ネジ部と螺合し、セットスクリュー13の先端が回転軸1の外周面に当接してスリーブ12は回転しないように固定されている。環状スリーブ13aはスプリットリング13cにより軸方向外方への移動が拘束されている。スリーブカラー14によりパッキン14aをスリーブ12の端面に押し付け回転軸1との間を密封している。一次側メカニカルシール20は、スリーブ12の下端外周にリテーナを介して密嵌固定され回転軸1とともに回転するメイティングリング21と、メイティングリング21に摺接する固定側のシールリング23、シールリング23を保持するリテーナ24、リテーナ24に溶接固定され軸方向に付勢力を付与するベローズ25、ベローズ25に一端が溶接固定され、他端が軸方向シールカバー6の内径側に突出する環状突部の下面にボルト27により固定されているアダプタ26から構成されている。なお、シールリング23、リテーナ24、ベローズ25、アダプタ26は、固定側のシールアッセンブリ22を構成する。
二次側メカニカルシール30は、スリーブ12の中央外周に密嵌固定され回転軸10とともに回転するメイティングリング31と、メイティングリング31に摺接する固定側のシールリング33、シールリング33を保持するリテーナ34、リテーナ34に溶接固定され軸方向に付勢力を付与するベローズ35、ベローズ35に一端が溶接固定され、他端側外周は内径側シールカバー8の内周に溶接により固定されているアダプタ36から構成されている。なお、シールリング33、リテーナ34、ベローズ35、アダプタ36は、固定側のシールアッセンブリ32を構成する。すなわち固定側のシールアッセンブリ32は、内径側シールカバー8に追従可能な態様で接続されている。
一次側メカニカルシール20は、その下側に存在する図示されていないポンプ室の液又はガス3を密封対象とするものであり、この液又はガス3の一部は、一次側メカニカルシール20の外周空間Cに送られ、そこから軸方向シールカバー6のフラッシング排出孔6c(供給孔)を通じてポンプ室側へ還流されてフラッシングが行われるようになっている。これによって一次側メカニカルシール20の密封摺動面は潤滑・冷却される。
また、一次側メカニカルシール20と二次側メカニカルシール30の間の中間室Bにはその上端まで充満した状態でエクスターナル液37が封入されている。軸方向シールカバー6の下方には一次側メカニカルシール20が収容される中間室Bに連通し、エクスターナル液37を外部から流入させる図示しない流入孔が設けられ、上方には二次側メカニカルシール30が収容される中間室Bに連通し、エクスターナル液37を外部に流出させる流出孔6d(供給孔)が設けられ、エクスターナル液37により中間室は所望の圧力に保たれている。また、エクスターナル液37はスリーブ12に形成されたインペラにより循環されるようになっている。
次に、シールリング33等のメンテナンスについて説明する。
(ステップ1)前準備として、ポンプ室内の液又はガス3を排出し、中間室B内のエクスターナル液37を図示しないドレンポートから排出する。図示されていないセットプレートを環状スリーブ13aの凹部13bに係合させた状態で図示されていないセットプレート用ボルトにより外径側シールカバー7に取り付け、セットスクリュー13、ナット10を外し、機器本体2からメカニカルシール装置4を取り外す。
なお、セットプレートを取り付けることにより、環状スリーブ13a、スプリットリング13cを介して、スリーブ12に対して外径側シールカバー7が固定され、1次側メカニカルシール20及び2次側メカニカルシール30を図1に示す使用形態と同一形態のカートリッジ構造に組み立てることができる。
(ステップ2)セットプレート用ボルトを緩めセットプレートを取り外すとともに、スプリットリング13c、スリーブカラー14を取り外す。
(ステップ3)ナット10と図示しないボルトを取り外し、外径側シールカバー7を把持し、外径側シールカバー7、内径側シールカバー8及び固定側シールアッセンブリ32を軸方向上方(大気A)側に引き出す。引き出された状態が図2に示されている。
(ステップ4)結合ボルト11を緩め、内径側シールカバー8から外径側シールカバー7を取り外す。取り外された状態が図3に示されている。
(ステップ5)固定側シールアッセンブリ32のメンテナンス、例えばシールリング33の修理を行う。
(ステップ6)上述のステップ1〜5を逆に行い元の状態に戻す。
以上のように、内径側シールカバー8が外径側シールカバー7に着脱可能に接続されていることから、シールリング31が接続された内径側シールカバー8から外径側シールカバー7を取り外すことができる。これにより、内径側シールカバー8にベローズ35を介してシールリング33が接続された固定側シールアッセンブリ32は外形が小さくかつ重量が軽いものとなり、シールリング33等のメンテナンスのハンドリング性に優れる。さらに、固定側シールアッセンブリ32を交換する必要が生じた場合には、図2に示されるアッセンブリから外径側シールカバー7を取り外すことができるため、外径側シールカバー7の交換は不要で、固定側シールアッセンブリ32及び内径側シールカバー32のみを交換すればよいため、経済性に優れる。
また、外径側シールカバー7及び内径側シールカバー8にはエクスターナル液等の流体の供給孔が設けられていないため、外径側シールカバー7及び内径側シールカバー8を軸方向に長くする必要がなく小型・軽量にできるため、外径側シールカバーを内径側シールカバーとともに軸方向シールカバーから外す際のハンドリング性に優れる。
また、外径側シールカバー7と内径側シールカバー8とは、いわゆる相じゃくり継ぎにより接続配置されるとともに、外径側シールカバー7の環状の突出部7aは、内径側シールカバーの環状の突出部8aと内径側シールカバー8の外部側に締結された結合ボルト11の頭部11bにより挟挟されて固定されるため、結合ボルト11を外径側シールカバー7の突出部7aを貫通させることなく内径側シールカバー8に締結でき、内径側シールカバー8の軸方向長さを短く構成でき軽量化できる。また、内径側シールカバー8に作用するエクスターナル流体37から作用する内部圧力は主に外径側シールカバー8の突出部7aが受けるため、結合ボルト11による締結力は小さくてよい。さらに、内径側シールカバー8は、結合ボルト11による接続部材以外に、外径側シールカバー7と軸方向シールカバー6とにより軸方向に挟持されているため、接続部材11として締結力の小さなものを用いることができる。
さらにまた、内径側シールカバー8及び外径側シールカバー7の軸方向長さを短くできる(薄くできる)ため、軸方向シールカバー6をより上方側まで延在させる(軸方向に長く形成させる)ことが可能となり、軸方向シールカバー6に設ける流出孔6dの配置の自由度が高くなる。縦型のポンプの場合には、流出孔6dをより上方に配置させることができるから、中間室Bの上方に気体が溜まることを抑制できる。
実施例2に係るメカニカルシールにつき、実施例1における図2に対応する図である図4を参照して説明する。実施例1とは、外径側シールカバー及び内径側シールカバーの形状及びその接続構造が異なっており、実施例1と異なる事項について以下説明する。
図4に示されるように、外径側シールカバー7’は、内径側の上側が環状に切り欠かれた切欠部を有し、下側には内径側に突出する環状の突出部7a’が形成されている。内径側シールカバー8’は、外径側の下側が環状に切り欠かれた切欠部を有し、上側には内径側に突出する環状の突出部8a’(フランジ部)が形成されている。外径側シールカバー7’の突出部7a’を内径側シールカバーの切欠部の位置に合わせた状態で、外径側シールカバー7’と内径側シールカバー8’の外側面が略同一となる。外径側シールカバー7’の突出部7a’と内径側シールカバーの切欠部との間にガスケット7c’(実施例1のガスケット6bに代わるものである。)を介在させて、外径側シールカバー7’の雌ネジ7b’に結合ボルト11’(固定手段)の雄ネジ部11a’を螺合させることにより、突出部8a’は結合ボルト11’の頭部11b’と突出部7a’とに挟持されて固定される。
以上のように、外径側シールカバー7’と内径側シールカバー8’とは、いわゆる相じゃくり継ぎにより接続配置されるとともに、内径側シールカバー8’の環状の突出部8a’は、外径側シールカバー7’の環状の突出部7a’と外径側シールカバー7’の外部側に締結された結合ボルト11’の頭部11b’により挟挟されて固定されるため、結合ボルト11’を内径側シールカバー8’の突出部8a’を貫通させることなく外径側シールカバー7’に締結でき、外径側シールカバー7’の軸方向長さを短く構成でき軽量化できるとともに、外径側シールカバー7’を外すことなく、内径側シールカバー8’を取り外すことができるからメンテナンス性に優れる。
実施例3に係るメカニカルシール装置につき、図5から図7を参照して説明する。以下、図5の上下をメカニカルシール装置の上下、メカニカル装置の内部側と大気側を内側、外側として説明する。
メカニカルシール装置104は所謂背面合せダブル型のものであって、一次側メカニカルシール120と二次側メカニカルシール130により、上下方向に延びる回転軸101と回転軸101の周囲を包囲するシールカバー105との間を軸封するものである。回転軸101の下端部には機器本体102に収容されるポンプインペラが固定されている。シールカバー105は、ボルト109、ナット110により機器本体102に固定され、回転軸101の周囲を軸方向及び径方向に包囲している。
シールカバー105は、ガスケット106aを介して機器本体102にボルト109、ナット110により固定される軸方向シールカバー106と、軸方向シールカバー106の端部に接続され径方向のシールをする外径側シールカバー107と内径側シールカバー108とから形成されている。これらシールカバー106、107、108は、ステンレス、アルミニウム合金等の金属により形成されている。
図6に示されるように、外径側シールカバー107は、内径側の上側(大気A側の端面側)が環状に切り欠かれた切欠部を有し、切欠部の下側には内径側に突出する環状の突出部107aが形成されている。内径側シールカバー108は、外径側の下側が環状に切り欠かれた切欠部を有し、切欠部よりも上側には外径側に突出する環状の突出部108a(フランジ部)が形成され、環状の突出部108aには結合ボルト111(固定手段)の頭部111bを収容する座繰り108dが形成されている。突出部107a、108aの両側面間に環状のガスケット108eを配置した状態で、外径側シールカバー107の突出部107aを内径側シールカバーの切欠部の位置に合わせ、結合ボルト111を上側から突出部108aに設けられた貫通孔108b、ガスケット108eの貫通孔を通して、突出部107aの雌ネジ部107cに結合ボルト111の雄ネジ部111aを螺合させることにより、外径側シールカバー107に内径側シールカバー108が固定される。
外径側シールカバー107は、図示しないボルトを締結することで軸方向シールカバー106に固定される。外径側シールカバー107と軸方向シールカバー106との間はガスケット107dにより密封されている。
セットスクリュー113がスリーブ112に嵌合された環状スリーブ113aの雌ネジ部と螺合し、セットスクリュー113の先端が回転軸101の外周面に当接してスリーブ112は回転しないように固定されている。環状スリーブ113aはスプリットリング113cにより軸方向外方への移動が拘束されている。また、スリーブカラー114によりパッキン114aをスリーブ112の端面に押し付け回転軸101との間を密封している。一次側メカニカルシール120は、スリーブ112の環状突出部112aの下端に密嵌固定され回転軸101とともに回転するメイティングリング121と、メイティングリング121に摺接する固定側のシールリング123、シールリング123を保持するリテーナ124、リテーナ124に溶接固定され軸方向に付勢力を付与するベローズ125、ベローズ125に一端が溶接固定され、他端が軸方向シールカバー106の内周にボルト127により固定されているアダプタ126から構成されている。なお、シールリング123、リテーナ124、ベローズ125、アダプタ126は、固定側のシールアッセンブリ122である。
二次側メカニカルシール130は、スリーブ112の環状突出部112aの上端に密嵌固定され回転軸101とともに回転するメイティングリング131と、メイティングリング131に摺接する固定側のシールリング133、シールリング133を保持するリテーナ134、リテーナ134に溶接固定され軸方向に付勢力を付与するベローズ135、ベローズ135に一端が溶接固定され、外周が内径側シールカバー108の内周に溶接により固定されているアダプタ136から構成されている。なお、シールリング133、リテーナ134、ベローズ135、アダプタ136は、固定側のシールアッセンブリ132である。すなわち固定側のシールアッセンブリ132は、内径側シールカバー108に追従可能な態様で接続されている。
また、一次側メカニカルシール120と二次側メカニカルシール130の間の中間室Bにはその上端まで充満した状態でエクスターナル液137が封入されている。軸方向シールカバー106の下方には一次側メカニカルシール120が収容される中間室Bに連通し、エクスターナル液137を外部から流入させる流入孔106b(供給孔)が設けられ、外径側シールカバー107の上下方向の略中央には二次側メカニカルシール130が収容される中間室Bに連通し、エクスターナル液137を外部に流出させる流出孔107bが設けられ、エクスターナル液137により中間室Bは所望の圧力に保たれている。また、エクスターナル液137はスリーブ112に設けられたインペラ112bにより循環されるようになっている。
次に、シールリング133等のメンテナンスについて説明する。
(ステップ1)前準備として、ポンプ室内の液又はガス103を排出し、中間室B内のエクスターナル液137を図示しないドレンポートから排出する。図示されていないセットプレートを環状スリーブ113aの凹部113bに係合させた状態で図示されていないセットプレート用ボルトにより外径側シールカバー107に取り付け、セットスクリュー113、ナット110を外し、機器本体102からメカニカルシール装置104を取り外す。
なお、セットプレートを取り付けることにより、環状スリーブ113a、スプリットリング113cを介して、スリーブ112に対して外径側シールカバー107が固定され、1次側メカニカルシール120及び2次側メカニカルシール130を図1に示す使用形態と同一形態のカートリッジ構造に組み立てることができる。
(ステップ2)セットプレート用ボルトを緩めセットプレートを取り外すとともに、スプリットリング113c、スリーブカラー114を取り外す。
(ステップ3)結合ボルト111を緩め、内径側シールカバー108から外径側シールカバー107を取り外す。取り外された状態が図7に示されている。
(ステップ4)固定側シールアッセンブリ132のメンテナンス、例えばシールリング133の修理を行う。
(ステップ5)上述のステップ1〜4を逆に行い元の状態に戻す。
以上のように、内径側シールカバー108が外径側シールカバー107に着脱可能に接続されていることから、シールリング131が接続された内径側シールカバー108から外径側シールカバー107を取り外すことができる。内径側シールカバー108にシールリング133がベローズ135を介して接続された固定側シールアッセンブリ132は外形が小さくかつ重量が軽いものとなり、シールリング133等のメンテナンスのハンドリング性に優れる。さらに、固定側シールアッセンブリ132を交換する必要が生じた場合には、図6に示されるアッセンブリから外径側シールカバー107を取り外すことができるため、外径側シールカバー107の交換は不要で、固定側シールアッセンブリ132及び内径側シールカバー108のみを交換すればよいため、経済性に優れる。
また、内径側シールカバー108にはエクスターナル液等の流体の供給孔が設けられておらず、流出孔107bは上端まで延在する外径側シールカバー107に設けられるため、流出孔107bの配置の自由度が高くなる。縦型のポンプの場合には、流出孔107bをより上方に配置させることができるから、中間室Bの上方に気体が溜まることを抑制できる。
さらに、内径側シールカバー108の環状の突出部108aが外径側シールカバー107の環状の突出部107aよりも上側(大気A側)に設けられているため、上述のステップ3におけるナット110を緩めることなく、すなわち外径側シールカバー107が軸方向シールカバー106に固定された状態で、結合ボルト111を緩めることにより内径側シールカバー108及び固定側シールアッセンブリ132を取り出すこともできる。取り外された状態は図7に示されている。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、固定側シールアッセンブリとして、シールリング、リテーナ、ベローズ及びアダプタを有するものについて説明したが、少なくともシールリングを有するものであればよい。すなわち内径側シールカバーにシールリングが接続されるものであれば良い。
また、外径側シールカバー7、7’、107は剛性かつ耐食性に優れるステンレスが好ましいが、内径側シールカバー8、8’、108は比較的剛性が低くても良いため耐食性に優れる材料により構成すればよく、例えば、樹脂成形品やステンレス以外の金属に耐食性コーティングを施したもの構成であってもよい。
また、メカニカルシール装置の形式として、タンデム形及びダブル形のものについて説明したが他の形式であってもよい。
1 回転軸
2 機器本体
4 メカニカルシール装置
5 シールカバー
6 軸方向シールカバー
6c フラッシング排出孔(供給孔)
6d 流出孔(供給孔)
7、7’ 外径側シールカバー
7a、7a’ 環状の突出部
8、8’ 内径側シールカバー
8a、8a’ 環状の突出部(フランジ部)
11、11’ 結合ボルト(固定手段)
11b、11b’ 頭部
20 一次側メカニカルシール
21 メイティングリング
22 固定側シールアッセンブリ
23 シールリング
25 ベローズ
30 二次側メカニカルシール
31 メイティングリング
32 固定側シールアッセンブリ
33 シールリング
35 ベローズ
101 回転軸
102 機器本体
104 メカニカルシール装置
105 シールカバー
106 軸方向シールカバー
106b 流入孔(供給孔)
107 外径側シールカバー
107a 環状の突出部
108 内径側シールカバー
108a 環状の突出部(フランジ部)
111 結合ボルト(固定手段)
111b 頭部
120 一次側メカニカルシール
121 メイティングリング
122 固定側シールアッセンブリ
123 シールリング
125 ベローズ
130 二次側メカニカルシール
131 メイティングリング
132 固定側シールアッセンブリ
133 シールリング
135 ベローズ

Claims (4)

  1. 回転軸とともに回転されるメイティングリングと、前記メイティングリングに対向して摺接されるシールリングとを具備し、前記回転軸と機器本体に固定されるシールカバーとの間をシールするメカニカルシール装置であって、
    前記シールカバーは、少なくとも内径側シールカバーと外径側シールカバーとからなる分割構造体であり、前記内径側シールカバーが前記外径側シールカバーに着脱可能に接続されているとともに、前記シールリングが前記内径側シールカバーに追従可能な態様で接続されており、前記内径側シールカバーにはフランジ部が形成され、このフランジ部が前記外径側シールカバーの軸方向内側に当接した状態で当該外径側シールカバーに固定手段により固定されていることを特徴とするメカニカルシール装置。
  2. 前記シールカバーは、少なくとも内径側シールカバー、外径側シールカバー、及び軸方向シールカバーとの三分割構造体であり、前記内径側シールカバー、前記外径側シールカバー、及び前記軸方向シールカバーがそれぞれ着脱可能に接続されており、前記軸方向シールカバーに外部からシールリング配置空間に流体を供給するため供給孔が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のメカニカルシール装置。
  3. 前記固定手段が、前記内径側のシールカバーの前記フランジ部が、前記外径側シールカバーと前記軸方向シールカバーとにより軸方向に挟持されてなる固定であることを特徴とする請求項に記載のメカニカルシール装置。
  4. 前記固定手段が、前記外径側シールカバーよりも内径側で前記内径側シールカバーに軸方向外側から取り付けられる頭部付きの結合ボルトであって、前記結合ボルトの頭部の一部が前記外側カバーに当接するようになっていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のメカニカルシール装置。
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