JP6537409B2 - 開放支援機構付き錠装置及び開放支援機構付き錠装置を備えた引戸 - Google Patents

開放支援機構付き錠装置及び開放支援機構付き錠装置を備えた引戸 Download PDF

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Description

本発明は、建具に適用される開放支援機構付き錠装置、および開放支援機構付き錠装置を備えた引戸に関する。
閉鎖状態にある通常の建具よりも大型で重量の重い建具、とくに引戸を、慣性力に打ち勝って開放するためには比較的大きな力を必要とする。そのように開放初期に比較的大きな力を必要とする建具(引戸)のために、開放支援機構を備えた錠装置が用いられている。この開放支援機構付き錠装置として、例えば特許文献1に記載された「開放支援機構付き鎌錠」が知られている。
図11は、特許文献1に記載された従来の開放支援機構付き鎌錠の引戸の正面から見た縦断図である。
この開放支援機構付き鎌錠は、引戸102に装着されるケース110に、縦枠に取り付けたストライカー104と係脱するフックボルト115と、フックボルト115を施錠姿勢と開錠姿勢とに切り換え操作するサムターンレバーと一体のサムターン軸120と、開錠状態のフックボルト115が施錠姿勢に切り換わるのを規制するトリガー117と、開放支援機構とが設けてある鎌錠であって、開放支援機構は、ケース110内の待機姿勢と、その一部がケース110外へ突出する作動姿勢との間で往復動可能に軸支されるキックレバー142と、キックレバー142を待機姿勢へ向かって移動付勢する復帰ばね146と、復帰ばね146の付勢力に抗してキックレバー142を作動姿勢に切り換え操作する操作ハンドル145とを含む。
キックレバー142とフックボルト115は、リンク棒147を介して連動可能に連結されており、全閉状態の引戸102を操作ハンドル145で強制的に開放操作する状態において、操作ハンドル145のハンドル動作に連動してフックボルト115を施錠状態から開錠操作できるようになっている。
しかしながら、上記従来の開放支援機構付き鎌錠は、施錠・開錠の操作部(サムターンレバー等)と開放支援機構を操作する操作ハンドルが別であり、開錠して窓を開けるための操作は連続して行えるものの、窓を閉めて施錠する操作は独立しているため操作が煩雑である。また、構造も複雑である。
キックレバーとフックボルトの作動機構が全て一つのケース内に収容されているため、ケースの構造が複雑になるだけではなく、キックレバーをその操作ハンドルの位置から離して任意の位置に配置するのは困難であり、キックレバーを複数配置することもできない。また、ケースの制約があり、各部品を大型化して操作レバーで大きなトルクを伝えることは困難である等の解決を要する課題がある。
特許第4426477号公報
本発明は、前記従来の問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、片引戸や引き違い戸において簡易な構成により、開錠してから窓を開ける、又は窓を閉じてから施錠を行うまでの操作を全て一つの操作ハンドルで連続して行えるようにすることであり、かつ、引戸の開放支援機構と操作ハンドルの作動機構を連動バーにより作動連結することで、開放支援機構を任意の位置にしかも必要に応じて複数配置できるようにすることである。
また、他の目的は、施錠、開錠及び引戸の蹴り出しの操作を一つ一つの操作ハンドルで行えるようにして意匠性を損ねることがないようにすることである。
本発明は、引戸の縦框に装着され、操作ハンドルで操作される操作機構と、引戸の蹴り出しを行う開放支援機構と、前記操作機構と前記開放支援機構を連結する連動バーと、前記操作ハンドルの回動に連動して開錠又は施錠する錠を備えた錠装置であって、前記操作機構は、前記操作ハンドルの回動に連動して上下動可能なスライダを備え、前記開放支援機構は、前記スライダに連結され前記スライダの上下動を伝達する前記連動バーに前記スライダと所定の間隔を置いて連結されたガイドピン取付手段と、前記ガイドピン取付手段に立設されたガイドピンの上下動に連動して回動して引戸縦枠または縦骨を押圧する蹴り出しアームと、を有し、かつ、前記開放支援機構における前記蹴り出しアームの蹴り出しを、前記錠の開錠終了後に行うよう、前記蹴り出しアームの蹴り出し動作を遅延させる動作遅延手段を備え、前記操作ハンドルと一体に回動する矩形の被押圧部材と、前記被押圧部材に面接触する当接面を有し、前記被押圧部材を挟むように配置されかつ付勢手段で前記被押圧部材の外面に向かって付勢される押圧部材と、を有し、前記操作ハンドルの最大回動位置において、前記押圧部材は前記被押圧部材に逆回動方向のモーメントを作用する開放支援機構付き錠装置である。
本発明によれば、引戸(片引戸や引き違い戸)において、開錠してから窓を開ける、又は窓を閉じてから施錠を行うまでの操作を全て一つの操作ハンドルで連続して行うことができる。また、引戸の開放支援機構と操作ハンドルの作動機構を連動バーにより作動連結することで、開放支援機構を任意の位置にしかも必要に応じて複数配置することができる。また、施錠、開錠及び引戸の蹴り出しの操作を一つの操作ハンドルで行えるため意匠性を損ねることがない。
本開放支援機構付き錠装置を適用する引戸装置の正面図である。 本実施形態に係る錠装置を示す正面図である。 操作機構の分解斜視図である。 スライダを拡大して示す斜視図である。 図5Aは開放支援機構の斜視図であり、図5Bは開放支援機構の蹴り出しアームを駆動するガイドピン取付手段の斜視図である。 1例として板状に形成された連動バーの斜視図である。 図7Aは空掛け防止機構(非連動手段)の断面図であり、図7Bはその側面図である。 引戸の施錠位置から開錠位置までの全体構造を示す正面図であり、図8A〜8Dは、操作ハンドルの回動に伴う開放支援機構の動作を示す図である。 図8A〜8Dの動作に対応して変化する樹脂ナット(当接部)と、押圧部材(平坦面)との当接状態を示す図である。 空掛け防止機構(非連動手段)の作動手順を示す図であり、図10Aは施錠時、図10Bは開錠時、図10Cは蹴り出し時、図10Dは、空掛け防止時におけるそれぞれ空掛け防止機構を示す。 特許文献1に記載された従来の開放支援機構付き鎌錠の引戸の正面から見た縦断図である。
以下、本発明の実施形態に係る開放支援機構付き錠装置について図面を参照して説明する。
図1は、本開放支援機構付き錠装置を適用する引戸装置1の正面図である。
ここでは、引戸装置1は、建物開口部に形成された方形状の枠体(上枠1a、下枠1b、縦枠1c)の内側に、1対の障子をスライド可能に備えたもので、引戸2は、上框2a、下框2b及び左右の縦框2cを方形状に框組みした框体と、その内側に嵌め込まれたガラス板体Gを備えている。
引戸の召し合せ部には、必要に応じてクレセント錠3が設置されており、開放支援機構付き錠装置(以下、単に錠装置という)10は、左右の縦框2cのうち、戸先框に設置される。なお、錠装置は戸先框に限定されず召し合せ框に設置してもよい。
図2は、本実施形態に係る錠装置を示す正面図である。
錠装置10は、概略的には操作ハンドル20aを中心とする操作機構20と、図示しない鍵と、引戸2の開放時にその開放支援を行う開放支援機構60と、引戸2の開放状態において鍵及び開放支援機構60が動作できないように拘束(不作動に)する空掛け防止機構70と、操作ハンドル20aの回動(又は揺動)から変換された直線運動(上下動)を開放支援機構60に伝達する連動部材である連動バー50と、から成っている。
錠装置10は、操作ハンドル20aを回動することで図示しない鍵を施錠又は開錠すると共に、開放支援機構60を作動して引戸を全閉位置から押し出し(蹴り出し)て、引戸2の開放を支援する。また、引戸2の開放状態においては、空掛け防止機構70により錠装置10及び開放支援機構60の作動を禁止する。
以下、本実施形態に係る錠装置10の各構成部分について順に説明する。
「操作機構20」
図3は、操作機構20の分解斜視図である。
操作機構20について図3を参照して説明する。操作機構20は、操作ハンドル20aと、操作ハンドル20aの回動に応じて連動バー50を上下にスライドさせるスライダ40などから成る駆動機構20bとからなる。
操作ハンドル20aは、図示のように側面視L字形に形成され、その基端部にはハンドル軸22が備えられている。ハンドル軸22は、例えば外面が矩形(断面四角形)の角棒状に形成されており、リングワッシャ24を介して、駆動機構20b全体を収容するケース30に設けた開口(又は孔;図示せず)からケース30内に挿入される。
ケース30内に挿入されたハンドル軸22には、ケース30内側からリングワッシャ35が装着されると共に樹脂ナット34が外嵌される。
樹脂ナット34は、その外形が矩形の当接部34aと当接部34aに続く円形の鍔部34bを備えている。樹脂ナット34の当接部34aは、付勢部材、ここではコイルばね33により付勢される押圧部材32の平坦面32aにより上下から挟まれる。したがって、当接部34aを備えた樹脂ナット34は、本発明における被押圧部材に対応する。なお、断面矩形のハンドル軸22をそのまま被押圧部材として用いることもできる。
なお、詳しくは後述するが、この構成によりハンドル軸22と一体の操作ハンドル20aの回動時におけるクリックモーションと、操作ハンドル20aの自動的復帰機能が提供される。
ハンドル軸22は、樹脂ナット34及び樹脂ナット34を支承するナットカバー36の開口36aを通して回動片37の矩形の開口37a(1)に嵌入され、回動片37を通り抜けた端部には、ウエーブワッシャ38とワッシャ39を介してねじ41が止着される。これにより、回動片37が操作ハンドル20aのハンドル軸22に固着されて、操作ハンドル20aに連動して回動する。
回動片37は、開口37a(1)を備えた主体部37aと主体部37aの一方側に延在する延在部37bを有し、延在部37bにはガイドピン37(1)が例えば螺着などの任意の手段で一体に備えられている。
回動片37のガイドピン37(1)は、連動バー50と一体に連結されるスライダ(摺動片)40に形成された横ガイド溝40(1)に係合する。この構成により、回動片37の回動にしたがって、回動片37のガイドピン37(1)は、横ガイド溝40(1)中を摺動しながらスライダ40を後述のケースカバー43に対して上下方向に摺動させる。
なお、ガイドピン37(1)には、その外周に耐久性及び耐摩耗性を確保するため、例えば合成樹脂や潤滑油を塗布した金属などの適宜の材料で構成されたカラー37(2)が装着されるのが好ましい。
図4は、スライダ40を拡大して示す斜視図である。
スライダ40は、図4に示すように断面略L字状に形成された板状部材で、スライダ40の板状の本体部40aと、本体部40aの上下間でそれから直角に折り曲げ、本体部40aよりも短い板状の接続部40bで構成されている。
本体部40aには、上下に同じ長さでかつ互いに一直線上で延在するよう形成された一対の上下ガイド溝40a(1)、40a(2)が形成されている。また、本体部40aの上下方向中央部には、その一側部から幅方向に横ガイド溝40(1)が設けられており、この横ガイド溝40(1)には、回動片37のカラー37(2)付きガイドピン37(1)が挿入される。
接続部40bは、その上下に接続孔40b(1)、40b(2)が設けられており、この接続孔40b(1)、40b(2)を介して連動バー50にねじ止めされる。
図3に戻り、図中、43はケース30の操作ハンドル20aと反対側の面を覆うケースカバーである。
ケースカバー43のスライダ40との対向面側にはガイドピン42a、42bが、螺合等の任意の手段により一体に備えられており、このガイドピン42a、42bは、それぞれスライダ40の上下ガイド溝40a(1)、40a(2)(図4)に挿入される。
ケースカバー43の上下端には孔43a、43bが設けられている。ケースカバー43に設けた孔43a、43bを介してケース30のネジ管30aにネジ44を螺合する。これによりケースカバー43をケース30に固着する。
なお、図3中、31は、ケース30の上下を覆う保護キャップである。
なお、操作ハンドル20aのハンドル軸22には、ハンドル軸22に連動して回動する周知の掛け金などのロック装置を備える。これにより操作ハンドル20aを例えば90°回動することで、開放支援機構60の蹴り出しローラ64が動作するに先立って、開口枠に設けた掛止具から掛け金を外すことで開錠を行う。
なお、ロック装置は、操作ハンドル20aを回動することで施錠又は開錠できる構造であれば任意の構造(例えば、実公昭59−15584号公報、特開2006−241748号公報に記載された錠など)が採用可能であり、ここで、操作ハンドル20aを回動することで施錠又は開錠する場合、操作ハンドル20aのハンドル軸22で直接掛け金などを操作するものに限定されず、連動バー50の上下動に連動して施錠、開錠するようにしてもよい。
次に、開放支援機構60について説明する。
図5Aは開放支援機構60の斜視図であり、図5Bは開放支援機構60の蹴り出しアーム63を駆動するガイドピン取付手段54の斜視図である。
開放支援機構60は、概略的には取付用の基板61と基板61に枢着された蹴り出しアーム63で構成されている。
基板61は、引戸の縦框2cに取り付けるための取付部61aと、取付部61aから直角に折曲された蹴り出しアームを支持するアーム支持部61bから成る断面略L字状に形成されている。
アーム支持部61bには、図5Aに示すように、その上端部近傍に連結ピン62で蹴り出しアーム63が枢着されており、蹴り出しアーム63の自由端(回動端)には蹴り出し手段である蹴り出しローラ64が回転可能に止着されている。
ここで、アーム支持部61bには、図示のように縦方向に第1のガイド溝61b(1)が設けられており、また、蹴り出しアーム63には、図中で縦方向のガイド溝部分の上端から斜め上方へ屈曲した溝を有する全体が略へ字状の第2のガイド溝63aが設けられている。第1、第2のガイド溝61b(1)、63aの縦方向部分は、図示のように位置整合させて配置される。
一方、ガイドピン取付手段54は、図5Bに示すように、断面略L字状を成し、その取付面54aがねじ止め等の適宜の手段で連動バー50に固着されている。ガイドピン取付手段54の取付面54aから直角に折曲させたガイドピン取付面54bにはガイドピン56が立設されている。
ガイドピン56は、図5Aに示すように、基板61のアーム支持部61bの第1のガイド溝61b(1)と蹴り出しアーム63の略へ字状に屈曲した第2のガイド溝63aの両方に挿通されている。
この構成において、引戸2の閉鎖状態から、操作ハンドル20aを回動して操作機構20により連動バー50を上昇させると、ガイドピン56は第1のガイド溝61b(1)と第2のガイド溝63aの縦方向溝部分中を上昇する。ここで、ガイドピン56が第2のガイド溝63aの縦方向溝部分中を上昇する間は、蹴り出しアーム63は駆動されず不動であるが、この間に、回動する操作ハンドル20aにより図示しない鍵の開錠が行われる。
次に、操作ハンドル20aの回動に伴いガイドピン56がさらに上昇して第2のガイド溝63aの斜め上方向きの溝部分に至ると、以後は、上昇するガイドピン56が、斜め上向きの溝部分を押し上げる。これにより、蹴り出しアーム63は、連結ピン62の回りで回動して引戸の縦框2cから外方に出て、引戸縦枠1cを蹴って引戸2を開放方向に押し出す。
本実施形態では、このように、操作ハンドル20aの回動に伴い、まず鍵の開錠を行い、その後において蹴り出しアーム63を作動する。その場合、操作ハンドル20aの回動開始から蹴り出しアーム63の作動開始までの動作の遅延は、ガイドピン56が第2のガイド溝63aの縦方向溝部分中を移動するガイドピン56の空動きによって実現する。したがって、第2のガイド溝63aの縦方向溝部分中と空動きするガイドピン56は、本発明の動作遅延手段を構成する。
なお、本実施形態では、第2のガイド溝63aの縦方向溝部分の長さは、操作ハンドル20aを90°回動させたときのスライダ40及び連動バー50の摺動長さに設定されている。
なお、以上では、開放支援機構60(蹴り出しアーム63)は一つであるとして説明したが、本発明の錠装置は、これに限定されない。
即ち、複数の開放支援機構60を縦框2c内において所定間隔を置いて上下に取り付け、それらを一つの連動バー50に連動させる構成を採ることもできる。この構成を採ることにより、操作ハンドル20aの一回動操作で複数の開放支援機構60を同時に作動することができる。開放支援機構60を同時に作動することにより、一つの開放支援機構60を設けた場合よりもバランス良く引戸2を押し出すことができ、引戸2の全閉位置からの押出し動作をスムーズに行うことができる。
次に連動バー50について説明する。
連動バー50は、操作機構20における回動力を開放支援機構60に伝える連動部材として構成されている。その構造は、板状、棒状など任意であり、要は操作機構20で変換された回動に基づく上下運動を開放支援機構60に伝達でき、かつ後述する空掛け防止機構70が作動可能であればよい。したがって、本発明における連動バーは、これらを総称する用語として使用する。
図6は、1例として板状に形成された連動バー50の斜視図である。
連動バー50は、下端側はスライダ40の接続部40bに、また上端側はガイドピン取付手段54に連結されている。
また、連動バー50の上下端の中間部には横方向の切欠き部55が形成されており、切欠き部55は、図2に示した空掛け防止機構70の一部を構成する。即ち、切欠き部55は、引戸の開放時において、後述する空掛け防止機構70のストッパとなる壁部72b(1)(図7A、7B)に係合し、それにより、連動バー50の上下動が阻止されて、引戸開放時におけるロック装置の空掛け防止がなされる。
次に空掛け防止機構70の細部構造について説明する。
図7Aは空掛け防止機構70(非連動手段)の断面図であり、図7Bはその側面図である。
空掛け防止機構70は、縦框2cの連動バー50に沿った操作機構20と開放支援機構60間の適宜の位置に設けられており、概略的には引戸2を閉鎖したときに当接する当接面72aを有する戸当り部(トリガともいう)72と、戸当り部72を常に引戸縦枠1c側に押圧付勢する付勢手段、ここではコイルばね74と、これらを収容すると共に、戸当り部72が出没する際のガイドとなる側壁を有するケース75からなる。
戸当り部72は、引戸縦枠1cに当接する当接面72aと、当接面72aの突出方向内側に形成され連動バー50の通過を許容する溝部72b(後述の壁部72b(1)を補強材で補強するのが好ましい)と、引戸2が引戸縦枠1cから離れて戸当り部72が縦框2cから突出したとき、連動バー50の切欠き部55(の上下壁面55a(1)、55a(2))に当接して、連動バー50の上下動を阻止するストッパとなる壁部72b(1)とを備えている。
戸当り部72は、引戸が全閉した状態では、当接面72aが引戸縦枠1cまたは縦骨に当接し、コイルばね74を圧縮して縦框2c側に退却する。一方、引戸を開放した状態では、コイルばね74の付勢力(弾発力)で縦框2cから突出する。なお、図7A、7Bは、いずれも戸当り部72がコイルばね74の付勢力により突出した状態を示す。
ここで、図7Bに示す戸当り部72の溝部72bの幅W1は、連動バー50の幅W2よりも広く構成されている。したがって、全閉状態の引戸2が所定の幅W1に相当する幅(距離)だけ開く間は、連動バー50は自由に上下動可能である。
引戸が幅W1に相当する幅だけ開くと、連動バー50の切欠き部55と戸当り部72の壁部72b(1)とが当接して連動バー50の上下動を阻止する。以後は、操作ハンドル20aを回動しようとしても連動バー50が拘束されているため回動できず、ロック装置の空掛け及び蹴り出しアーム63の作動が阻止される。
引戸を閉じる場合は、引戸が全閉位置に近づき縦框2cから突出した戸当り部72の当接面72aが引戸縦枠1cまたは縦骨に当接すると、戸当り部72は、コイルばね74の付勢力に抗して退却する。その場合、戸当り部72の退却幅が、連動バー50と当接している溝部72bの壁部72b(1)の幅W2(連動バー50の幅と等しく形成するのが好ましい)を超えると、連動バー50は戸当り部72との当接が外れ、戸当り部72の溝部72b中を自由に上下動可能になる。したがって、この位置において、つまり全閉位置に至るのに先立って引戸の施錠操作が可能になる。
次に、以上で説明した本発明の実施形態に係る鍵装置の全体動作を、図面を参照して説明する。
図8は、引戸の施錠位置から開錠位置までの全体構造を示す正面図であり、図8A〜8Dは、操作ハンドル20aの回動に伴う開放支援機構60の動作を示す図である。また、図9は、図8A〜8Dの動作に対応して変化する樹脂ナット34(当接部34a)と、押圧部材32(平坦面32a)との当接状態を示す図である。
即ち、図8Aは、引戸が閉じかつ錠装置で施錠された状態を示し、操作ハンドル20aは、例えば図示のように直立した位置にある。また、その時のハンドル軸22の当接部34aと押圧部材32の平坦面32aは、互いに平坦面同士で当接している(図9A参照)。
ここで、引戸を開放するため、まず操作ハンドル20aを直立した位置から下方に回動する(図8では反時計方向に回動する)。
この操作ハンドル20aの回動に伴い、図9Aに示したハンドル軸22、ハンドル軸22に外嵌した樹脂ナット34が回動する。その際、樹脂ナット34は、押圧部材32からの押圧力に抗して、押圧部材32の平坦面32aを上下に押し広げながら回動する。
また、同時にハンドル軸22に一体に連結された回動片37が回動する。また、それに伴って、回動片37のカラー37(2)付きのガイドピン37(1)が上向きに回動し、スライダ40の横ガイド溝40(1)を押し上げる。スライダ40はその上下ガイド溝40a(1)と40a(2)がケースカバー43に取り付けたガイドピン42a、42bに案内されてスムーズに上昇する。スライダ40が上昇すると、スライダ40に一体に連結された連動バー50が上昇する。
連動バー50が上昇すると、連動バー50の上部に取り付けたガイドピン取付手段54のガイドピン56は、第1のガイド溝61b(1)と第2のガイド溝63a中を上昇する。同時に、ハンドル軸22の回動に連動して図示しない掛け金を開口枠の掛止部から引き上げて開錠する。
操作ハンドル20aの回動に伴って連動バー50が更に上昇すると、連動バー50のガイドピン取付手段54のガイドピン56は、蹴り出しアーム63の第2のガイド溝63aの斜め上方へ向かう屈曲部に到達する。
図8B及び図9Bはこの時の操作ハンドル20aの位置、及び樹脂ナット34(当接部34a)と、押圧部材32(平坦面32a)との位置関係を示す。
即ち、操作ハンドル20a、樹脂ナット34は、いずれも動作開始から90°回動している。
この状態では、図9Aと同様に、当接部34aの矩形の面に対して、上下方向から押圧部材32の平坦面32aが当接している。つまり、当接部34aの平坦面と押圧部材32の平坦面同士は、押圧部材32の押圧力を作用させた状態で当接しており安定した状態に維持されている。
この状態から、さらに操作ハンドル20aを回動すると、連動バー50に連結されたガイドピン取付手段54のガイドピン56は更に上昇し、第2のガイド溝63aの斜め上方に傾斜した部分に達すると、その斜めになった第2のガイド溝63aの上側の壁に当接してこれを押し上げる。これにより、第2のガイド溝63aを設けた蹴り出しアーム63は連結ピン62の回りで上方に向かって回動する。
この回動に伴い、蹴り出しアーム63の自由端(回動端)に枢着された蹴り出しローラ64は、引戸縦枠を押して引戸を同縦枠から引き離す(即ち、蹴り出す)。この蹴り出しローラ64の引戸の蹴り出しは、操作ハンドル20aを回動してガイドピン56が第2のガイド溝63aの斜め上方の端部に到達するまで続ける。
図8C及び図9Cは、この時の操作ハンドル20の位置、及び樹脂ナット34(当接部34a)と、押圧部材32(平坦面32a)との位置関係を示す。
この位置は、本実施形態では、最初から120°未満回動した位置になっている。
次に、図8C、9Cの状態から図8D、9Dの状態への復帰について説明する。本実施形態ではこの動作は自動的に行われる。即ち、既に説明したように、断面四角形のハンドル軸22を収容する樹脂ナット34の断面四角形の当接部34aは、その上下から当接部34aの矩形の面に当接する平坦面32aを備えた押圧部材32が、コイルばね33により上下から付勢されて当接している。
図9Cは、図9Bの状態からさらに30°程だけ操作ハンドル20a(したがって当接部34a)を回動させた状態を示す。この状態は、連動バー50のガイドピン取付手段54のガイドピン56が、蹴り出しアーム63の第2のガイド溝63aの斜め上方へ向かう屈曲部の上端部に当接した状態であり、操作ハンドル20a(当接部34a)の最大回動位置である。
この場合、当接部34aの平坦面は、押圧部材32の平坦面32aに対して30°程の角度で当接している。そのため、両者の位置関係は不安定であり、当接部34aには逆回動方向のモーメントが作用している。したがって、握った操作ハンドル20aを離せば、操作ハンドル20aは回動と逆方向に回動して当接部34a及び図9D(図9B)の状態になる。つまり、樹脂ナット34は自動的に回動して図8Bの状態に戻り、それに伴って連動バー50が下降して、ガイドピン取付手段54のガイドピン56が、蹴り出しアーム63の第2のガイド溝63aの斜め上方へ向かう屈曲部を下降し、開放支援機構60の蹴り出しローラ64は、引戸の縦框2c内の待機位置に戻る。
また、以上の説明から明らかなように、操作ハンドル20aの回動は回動ごとのクリックモーションとなる。
次に、以上の一連の引戸の開錠及び蹴り出し動作が終了した段階で、空掛け防止機構70が作動して、錠の空掛けが防止される。次に、その点について説明する。
既に述べたように、縦框2cの連動バー50に沿った操作機構20と開放支援機構60間の適宜の位置に空掛け防止機構70が設けられている。
図10は空掛け防止機構(非連動手段)の作動手順を示す図であり、図10Aは施錠時、図10Bは開錠時、図10Cは蹴り出し時、図10Dは、空掛け防止時におけるそれぞれ空掛け防止機構70を示す。
即ち、図10Aの状態では、引戸の縦框2cと枠体縦枠とが当接しており、この状態では、戸当り部72はコイルばね74の付勢力に抗して引戸縦枠1cまたは縦骨に当接している。そのため、戸当り部72は縦框2c側に止まっており、連動バー50は、戸当り部72の溝部72b中を自由に移動できる。
図10Bの状態では、連動バー50が上昇し、その切欠き部55が戸当り部72の溝部72bを通過する。この段階ではロックの開錠はなされているが、まだ、開放支援機構60は作動していない。そのため、引戸の縦框2cと引戸縦枠1cとが当接しており、連動バー50は図10Aと同様に戸当り部72の溝部72b中を自由に移動できる。
図10Cの状態は、連動バー50が最高位置に達した状態を示している。
この状態では、引戸が引戸縦枠1cから離れるため、戸当り部72に対する引戸縦枠1cからのコイルばね74に対する抗力は作用しない。したがって、戸当り部72は引戸の縦框2cから外方に突出しようとするが、連動バー50の切欠き部55の下側の部分が戸当り部72の溝部72bの下側側壁部と当接しているため、戸当り部72の突出が阻まれている。
図10Dの状態は、一旦蹴りだした蹴り出しローラ64が元の待機位置に自動で戻るために、それに伴い連動バー50が図10Cの状態から下降したときの状態を示す。即ち、この下降中に、連動バー50の切欠き部55が溝部72bの位置に合致すると、その瞬間に連動バー50の拘束が解かれるため、戸当り部72はコイルばね74の付勢力により、連動バー50の切欠き部55を通って縦框から飛び出す。
戸当り部72が一端縦框から飛び出すと、連動バー50の切欠き部55の上下の端部55a、55bは戸当り部72の上下を挟み込む位置関係になる。そのため、連動バー50を上昇させようとすれば戸当り部72の壁部72b(1)が連動バー50の上端部55aに、また連動バー50を下降しようとすれば、戸当り部72の下壁面が連動バー50の下端部55bに当接する。そのため連動バー50の移動は不可能になる。
したがって、ロック装置の空掛けが防止できる。
以上、本発明の実施形態に係る鍵装置におけるロックの開錠から引戸の蹴り出しまでの動作について説明したが、逆に開放状態の引戸を引戸縦枠に当接する場合においても、一旦引戸を引戸縦枠に当接させた後、操作ハンドルを図8Bの状態から図8Aの状態に図8において時計方向回動することで、そのハンドル軸に連結された掛け金を引戸縦枠に設けた掛止部に掛合してロックを完了する。
その場合、前記従来の鎌錠においては、このロックの掛合をサムターンレバーの回動によって行っていたため、操作ハンドルのような比較的大きなモーメントを利用することができない。また、サムターンレバーに代えて操作ハンドルを備えると、操作ハンドルが2個になるため配置し難いだけではなく、意匠上も見苦しくなる。
また、本実施形態によれば、施錠又は開錠及び蹴り出しの操作を順序立てて一本の操作ハンドルで全て行うことができるため、操作の連続性が確保できる。また、それだけではなく、操作ハンドル自体を大きくして操作ハンドルによる比較的大きなモーメントを利用することができる。
したがって、従来のロック機構に比べて強力にロック可能であり、建具をエアタイト材を介在させてエアタイト材を潰しながらロックすることが可能である。
また、ロック装置の空掛け防止を、戸当り部と連動バーの当接による簡易な構成により自動で行えるため、全体として鍵装置の操作を単純化することができるなどの効果が得られる。
1・・・引戸装置、2・・・引戸、3・・・クレセント錠、10・・・錠装置、20・・・操作機構、20a・・・操作ハンドル、22・・・ハンドル軸、30・・・ケース、32・・・押圧部材、32a・・・平坦面、34・・・樹脂ナット、34a・・・当接部、35・・・リングワッシャ、36・・・ナットカバー、37・・・回動片、37(1)・・・ガイドピン、37(2)・・・カラー、40・・・スライダ、40(1)・・・横ガイド溝、43・・・ケースカバー、50・・・連動バー、54・・・ガイドピン取付手段、55・・・切欠き部、56・・・ガイドピン、60・・・開放支援機構、61・・・基板、61b(1)・・・第1のガイド溝、62・・・連結ピン、63・・・蹴り出しアーム、63a・・・第2のガイド溝、64・・・蹴り出しローラ、70・・・空掛け防止機構、72・・・戸当り部、72b・・・溝部、74・・・コイルばね。

Claims (4)

  1. 引戸の縦框に装着され、操作ハンドルで操作される操作機構と、引戸の蹴り出しを行う開放支援機構と、前記操作機構と前記開放支援機構を連結する連動バーと、前記操作ハンドルの回動に連動して開錠又は施錠する錠を備えた錠装置であって、
    前記操作機構は、前記操作ハンドルの回動に連動して上下動可能なスライダを備え、
    前記開放支援機構は、前記スライダに連結され前記スライダの上下動を伝達する前記連動バーに前記スライダと所定の間隔を置いて連結されたガイドピン取付手段と、前記ガイドピン取付手段に立設されたガイドピンの上下動に連動して回動して引戸縦枠または縦骨を押圧する蹴り出しアームと、を有し、かつ、
    前記開放支援機構における前記蹴り出しアームの蹴り出しを、前記錠の開錠終了後に行うよう、前記蹴り出しアームの蹴り出し動作を遅延させる動作遅延手段を備え
    前記操作ハンドルと一体に回動する矩形の被押圧部材と、
    前記被押圧部材に面接触する当接面を有し、前記被押圧部材を挟むように配置されかつ付勢手段で前記被押圧部材の外面に向かって付勢される押圧部材と、
    を有し、
    前記操作ハンドルの最大回動位置において、前記押圧部材は前記被押圧部材に逆回動方向のモーメントを作用する開放支援機構付き錠装置。
  2. 請求項1に記載された開放支援機構付き錠装置において、
    前記動作遅延手段は、前記蹴り出しアームに設けられたガイド溝に前記ガイドピンが挿通された状態で、前記ガイドピンが前記蹴り出しアームを駆動せずに移動する前記ガイドピンの空動きによって、前記蹴り出しアームの蹴り出し動作を遅延させる開放支援機構付き錠装置。
  3. 請求項1又は2に記載された開放支援機構付き錠装置において、
    引戸の縦框に当該縦框から突出する方向に付勢されて設けられた戸当り部を備え、
    前記戸当り部は、引戸が枠体側から所定幅離れたとき、前記連動バーに当接して係合して前記連動バーの上下動を阻止し、前記引戸が枠体側から前記所定幅内にあるとき、引戸縦枠または縦骨に当接して前記連動バーとの当接を外して前記連動バー上下動可能にする開放支援機構付き錠装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載された開放支援機構付き錠装置を備えた引戸
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