JP6537181B2 - 電気自動車のクルーズコントロール表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電動機の駆動にてクルーズ走行させるに際し、セット車速が電費(電力量消費率)の悪い領域にあるか否かを運転者に認識させるようにした電気自動車のクルーズコントロール表示装置に関する。
従来、追従機能付きクルーズコントロールでは、レーダ手段、撮像手段、或いは、これらレーダ手段と撮像手段との併用によって自車両前方に先行車を補足した場合、先行車の車速がセット車速以下のときは、所定車間距離を開けて先行車に追従走行し、又、先行車の車速がセット車速よりも速く、或いは先行車が補足されていないときは自車両をセット車速で定速走行させる。
電気自動車やハイブリッド電気自動車において、クルーズ走行を電動機のみ、すなわちEV走行で行う場合、先行車の有無、及びセット車速に応じて目標車速を設定し、実際の車速が目標車速となるようにバッテリの出力電力を制御して、電動機の駆動トルクを発生させる。
セット車速の表示として、例えば特許文献1(特開2013−56596号公報)には、スピードメータの外周に、現在の車速とオートクルーズ時のセット車速とで囲まれたゾーン領域をメータに沿って配設し、セット車速と現在の車速との差を瞬時に判別できるようにした技術が開示されている。即ち、この文献に開示されている技術では、セット車速に対して現在の車速が低速側にある場合は加速し、高速側にある場合は減速していると容易に判別することができる。
しかし、上述した文献に開示されている技術では、セット車速に対して実際の車速が遅い場合は加速され、速い場合は減速されることが認識できるに過ぎず、表示されたセット車速によって経済走行が可能か否かを判別することはできない。
これに対処するに、例えば特許文献2(特許第5040366号公報)には、燃費設定オートクルーズ制御が実行されると、先ず、目標燃費が設定され、次いで、この目標燃費を満たす範囲で維持可能な最高の車速を表す最高クルーズ速度を求め、その最高クルーズ速度を表示する技術が開示されている。これにより、運転者は、表示された最高クルーズ速度を指針としてセット車速を設定することで経済走行を実現することができる。
特開2013−56596号公報 特許第5040366号公報
ところで、上述した特許文献2に開示されている最高クルーズ速度は、エンジン駆動による経済走行(燃費効率)を可能とする指針が示されるものであるが、電動機による経済走行(電費効率)は、エンジンと特性が相違するためエンジンについての最高クルーズ速度を電動機にそのまま適用することはできず、運転者がセット車速を設定する際の経済走行の指針を明確に提示することが困難であるという問題がある。
本発明は、上記事情に鑑み、電費効率のよいセット車速を容易に認識することのできる電気自動車のクルーズコントロール表示装置を提供することを目的とする。
本発明による電気自動車のクルーズコントロール表示装置は、運転者の設定するクルーズコントロール時のセット車速を読込むセット車速読込手段と、前記セット車速を表示するセット車速表示手段と、電動機の出力トルクと高圧バッテリのバッテリ電圧とに基づいて該電動機に発生する逆起電力を低下させるために行う弱め界磁制御の開始車速を推定する弱め界磁制御開始車速推定手段と、前記弱め界磁制御開始車速推定手段で推定した前記弱め界磁制御の開始車速と前記セット車速読込手段で読込んだ前記セット車速とを比較する車速比較手段と、前記車速比較手段で前記セット車速が前記弱め界磁制御の開始車速以上と判定した場合、前記車速表示手段に表示される前記セット車速を注意喚起色で表示させる表示色設定手段とを備える。
本発明によれば、運転者の設定したセット車速が弱め界磁制御の開始車速以上の場合、車速表示手段に表示するセット車速を注意喚起色で表示させるようにしたので、運転者はセット車速が電費効率の良い車速か否かを容易に認識することができる。
本発明の第1実施形態によるインストルメントパネルの正面図 同、コンビネーションメータの正面図 同、マルチファンクションディスプレイの表示状態を示す説明図 同、クルーズコントロール装置の概略構成図 同、セット車速表示ルーチンを示すフローチャート 同、セット車速及び電費悪化ゾーン表示ルーチンを示すフローチャート 同、弱め界磁制御開始車速マップの概念図 本発明の第2実施形態によるセット車速表示ルーチンを示すフローチャート
以下、図面に基づいて本発明の一実施形態を説明する。
[第1実施形態]
図1〜図7に本発明の第1実施形態を示す。図1には、車両1の車室内前部に車幅方向に沿って配設されたインストルメントパネル(以下「インパネ」と略称)2が示されており、このインパネ2の運転席側にコンビネーションメータ(以下「コンビメータ」と略称)3が配設され、又、車幅方向のほぼ中央にカラー液晶表示による情報表示手段としてのマルチファンクションディスプレイ(以下、「MFD」と略称)4が配設されている。更に、コンビメータ3の前方にステアリングホイール5が配設されており、このステアリングホイール5にクルーズコントロール(以下、「クルコン」と略称)操作部6が設けられている。尚、本実施形態で採用する車両1はハイブリッド電気自動車であり、クルコン動作時の走行は、基本的に電動機のみの駆動によるEV走行で行われる。但し、本実施形態は電気自動車にも当然適用可能ある。
MFD4は自車走行に関する種々の情報がモード毎に表示される。例えば、図3に示すように、クルコン表示モードでは、第1クルコンメータ4aが円弧状のバーメータで表示可能にされており、この第1クルコンメータ4aに対して、現在の車速Sを示す指針4bとセット車速Ssetを示すカーソル4c(図においては、Sset=80[Km/h])と電費効率の悪化する領域を示す電費悪化ゾーン4d(図においては、90〜100[Km/h])とが表示される。
又、クルコン操作部6には、運転者が自車両をクルーズ走行させる際のセット車速Ssetを設定するクルコンスイッチ(ダウンスイッチ、アップスイッチ)、車間距離設定スイッチ等、クルコン動作時の設定、及び解除に必要な各種スイッチ類が集約されている。
又、図2に示すように、コンビメータ3は、左右にタコメータ3aとスピードメータ3bとが配設され、中央にカラー液晶表示のマルチインフォメーションディスプレイ(以下、「MID」と略称)7が配設されている。尚、タコメータ3aには水温計3cが併設され、スピードメータ3bには燃料計3dが併設されている。
このMID7は走行距離や電費、トルク等、種々の情報を複数の表示画面をモード毎に切換えて表示させるものであり、例えば、図2に示すように、クルコン表示モードでは、運転者の設定したセット車速Ssetを表示するセット車速表示手段としてのセット車速表示部7a、及び追従走行時の設定車間距離を表示する車間距離表示部7b等が表示される。
又、スピードメータ3bの外周にセット車速表示手段としての機能を備える第2クルコンメータ8が設けられている。この第2クルコンメータ8はクルコン動作時の情報を表示するもので、カラー液晶表示であり、スピードメータ3bに表示されている速度目盛部3eに沿って配設されていると共に、この速度目盛部3e対応して、セット車速Ssetの設定可能範囲に同心円弧状のバーメータで表示可能にされている。尚、本実施形態では、セット車速Ssetを設定可能な最低車速を40[Km/h]、最高車速を100[Km/h}としており、第2クルコンメータ8は設定可能範囲の車速(40〜100[Km/h])に対応する速度目盛部3eの範囲に設定されている。
図2のII部に拡大して示すように、クルコン動作時は、第2クルコンメータ8にセット車速Ssetを示すカーソル8a(図では80[Km/h])と電費効率の悪化する領域を示す電費悪化ゾーン8b(図では90〜100[Km/h])とが表示される。
又、図4に示すように車両1に搭載されているクルコンユニット(以下、「クルーズ_ECU」と略称)11は、マイクロコンピュータを主体に構成され、周知のCPU、ROM、RAM、及び不揮発性メモリ等を有しており、ROMにはCPUが実行する各種プログラム、マップを代表とする固定データ等が記憶されている。CPUでは、ROMに記憶されているプログラムに従いクルコン車速制御を行う。すなわち、運転者が設定したセット車速Ssetで車両1を走行させる定速クルコンを実行し、又、先行車を捕捉したときは先行車速とセット車速Ssetとを比較し、先行車速が遅い場合は、所定車間距離を開けて先行車に追従させる追従クルコンを実行する
更に、クルーズ_ECU11は、上述したクルコン動作時におけるクルコン車速制御以外に、クルコン動作時のセット車速を表示させ、更には、このセット車速が電費「Wh/km]の良い経済走行が可能か否かを判定し、電費効率が悪い場合は、その旨を表示色で示すクルコン表示演算機能を有している。
このクルーズ_ECU11の入力側に、クルコン表示演算を実行するために必要なパラメータとして、クルコンの開始、終了を運転者が操作するクルコン操作部6に設けたクルコンスイッチからの信号(クルーズスイッチ信号)、自車両1の車速(自車速)S、セット車速Sset、及び高圧バッテリのバッテリ電圧VBが入力される。又、このクルーズ_ECU11の出力側に、クルコン動作時におけるセット車速等を表示させるMFD4、MID7、第2クルコンメータ8が接続されている。
このクルーズ_ECU11で処理されるクルコン表示演算は、具体的には、図5に示すセット車速表示ルーチン、及び図6に示すセット車速及び電費悪化ゾーン表示ルーチンに従って実行される。そして、セット車速表示ルーチンで求めたセット車速Ssetの表示色にてがMID7のセット車速表示部7aに表示され、一方、セット車速及び電費悪化ゾーン表示ルーチンで求めたセット車速Sset、及び電費悪化ゾーンが、MFD4及び第2クルコンメータ8の電費悪化ゾーン4d,8bに表示される。
先ず、図6に示すフローチャートに従い、MID7のセット車速表示部7aに表示されるセット車速Ssetの表示を設定するルーチンについて説明する。
このルーチンはクルーズ_ECU11が起動した後、所定演算周期毎に実行され、先ず、ステップS1でクルーズスイッチ信号を読込み、クルーズスイッチがONされたか否かを調べ、OFFの場合はON信号を受信するまで待機する。そして、ON信号を受信した場合、ステップS2へ進み、運転者の設定したセット車速Ssetを読込む。このステップでの処理が、本発明のセット車速読込手段に対応している。
そして、ステップS3へ進み、弱め界磁制御を開始する車速βを算出する。尚、このステップでの処理が、本発明の弱め界磁制御開始車速推定手段に対応している。
電気自動車やハイブリッド電気自動車に搭載されている電動機としては、ロータに永久磁石を用いた交流同期モータ(PMモータ:Permanent Magnet Motor)が多く採用されている。このPMモータは、実用域である低速回転域のトルク出力を優先すると、高速回転域では逆起電力が大きくなり、高圧バッテリのバッテリ電圧VBに電動機の内部誘起電圧が近づくことで電流が流れなくなり、それ以上回転させることが困難となる。そのため、逆起電力が大きくなった場合には弱め界磁制御を行い、逆起電力を低下させることでモータの最高回転数を更に高めるようにしている。
しかし、弱め界磁制御は電力を消費するので電費効率は低下する。クルコン動作時においても、セット車速Ssetが高速側に設定された場合、高回転数を確保するためモータ制御ECU(図示せず)では弱め界磁制御を実行する。
クルーズ_ECU11は、この弱め界磁制御開始時の車速βを、運転者がセット車速Ssetを設定する際に推定する。すなわち、弱め界磁制御開始車速βは、電動機の最大トルクと高圧バッテリのバッテリ電圧VBとから大まかに推定することができる。図7に示す弱め界磁制御開始車速マップは、電動機の特性から求めた出力トルクの最大値(最大トルク)Tβと高圧バッテリのバッテリ電圧VBと車速(=モータ回転数)との関係を、シミュレーション等から求めて設定したものであり、最大トルクTβの領域を超えて車速を更に高めようとした場合には弱め界磁制御が開始される。従って、各バッテリ電圧(VB1〜VB5)にて駆動させる電動機の出力トルクが最大トルクTβから落ち込むときの車速(=回転数)を、大まかな弱め界磁制御開始車速βとして推定し設定する。尚、図7では高圧バッテリのバッテリ電圧VBを所定電圧(図においてはVB1〜VB5)毎に区分した等電圧ラインが、シミュレーション等により予め設定されている。
因みに、この弱め界磁制御開始車速βをより高い精度で求める場合は、車両の走行抵抗等から要求トルクを求め、この要求トルクとPMモータのパラメータ及び任意の車速(=モータ回転数)から電機子電圧を求め、バッテリ電圧VBとの比である変調度mを求める。この変調度mが、弱め界磁制御を開始する設定値γを超える車速を弱め界磁制御開始車速βとして推定し設定する。
ステップS3では、弱め界磁制御開始車速マップを参照し、高圧バッテリのバッテリ電圧VBと出力トルクとに基づき弱め界磁制御を開始する車速βを設定する。例えば、図7に示すように、高圧バッテリのバッテリ電圧VBがVB3の場合、この最大トルクTβが落ち込む時の車速が、バッテリ電圧VB3における弱め界磁制御開始車速βとなる。従って、運転者がセット車速Ssetを車速βよりも高速側に設定すると、弱め界磁制御による電力消費分だけ電費効率が低下することになる。
その後、ステップS4へ進み、運転者の設定したセット車速Ssetと弱め界磁制御開始車速βとを比較し、セット車速Ssetが弱め界磁制御開始車速β以上の場合(Sset≧β)、ステップS5へ進み、又、セット車速Ssetが弱め界磁制御開始車速β未満の場合(Sset<β)、ステップS6へ進む。尚、このステップS4での処理が、本発明の車速比較手段に対応している。
ステップS5へ進むと、MID7のセット車速表示部7aに表示されるセット車速Sset(図2では80[Km/h])の表示色を注意喚起色である赤色に設定し、電費効率が悪化する領域であることを運転者に報知してルーチンを抜ける。一方、ステップS6へ進むと、セット車速表示部7aに表示されるセット車速Ssetの表示色を白色に設定し、電費効率の良好な領域であることを運転者に報知してルーチンを抜ける。尚、このステップS5,6での処理が、本発明の表示色設定手段に対応している。
その結果、運転者はクルコンスイッチをONして、セット車速Ssetを設定するに際し、所望するセット車速Ssetの電費効率が良いか、悪いのかを瞬時に判断することができる。又、セット車速表示部7aに表示されるセット車速Ssetが赤色に表示された場合、表示色が白色に切り替わるまでセット車速Ssetをダウンさせることで、常に電費効率の良好なセット車速Ssetで車両1を定速走行させることができる。
次に、MFD4、及びスピードメータ3bの外周に配設した第2クルコンメータ8に表示するセット車速Sset、及び電費悪化ゾーン4d,8bの表示について、図6に示すフローチャートに従って説明する。
このフローチャートは、上述したセット車速表示ルーチンに続いて実行され、先ず、ステップS11で、運転者の設定したセット車速Ssetを読込み、続く、ステップS12で、セット車速Ssetを示すカーソル4c,8aを、MFD4に表示されているセット車速表示手段の機能を備える第1クルコンメータ4a上、及び第2クルコンメータ8上に表示する。尚、図2、図3ではセット車速Ssetを80[Km/h]に設定した状態が、逆三角形のカーソル4c,8aで示されている。
その後、ステップS13へ進み、上述したセット車速表示ルーチンで設定した弱め界磁制御開始車速βを読込み、ステップS14で、弱め界磁制御開始車速βからセット車速Ssetの最高車速(本実施形態では、100[Km/h])の間を電費悪化ゾーンとして設定する(図7参照)。
次いで、ステップS15へ進み、設定した電費悪化ゾーンに対応する第1クルコンメータ4aと第2クルコンメータの表示色を注意喚起色である赤色に設定してルーチンを抜ける。その結果、図3、及び図2のII部に示すように、第1、第2クルコンメータ4a,8上には、運転者の設定したセット車速Ssetと赤色表示された電費悪化ゾーン4d,8bとが表示される。運転者は、この両クルコンメータ4a,8の表示を視認することで、自己の設定したセット車速Ssetが電費悪化ゾーン4d,8bからどれぐらい余裕があるか、或いはセット車速Ssetが電費悪化ゾーン4d,8b内に表示された場合は、セット車速Ssetをどのぐらいダウンさせれば、良好な電費で定速走行させることができるかを瞬時に把握することができる。
[第2実施形態]
図8に本発明の第2実施形態を示す。図8に示すセット車速表示ルーチンは、図5に示すセット車速表示ルーチンに代えて適用するものである。図5に示すルーチンでは、運転者の設定したセット車速Ssetが電費悪化ゾーン4d,8bにあるか否かに拘わらずセットされるが、本実施形態では、セット車速Ssetが電費悪化ゾーン4d,8bにある場合は、このセット車速Ssetを弱め界磁制御開始車速βで強制的にセットするようにしたものである。
先ず、ステップS21〜S24までは、図5に示すステップS1〜4と同一の処理を行い、ステップS24で、セット車速Sset≧βと判定された場合、ステップS25へ進み、セット車速Ssetを弱め界磁制御開始車速βをリミット車速としてセットする(Sset←β)。そして、ステップS26で、セット車速Ssetの表示色を注意喚起色である赤色に設定してルーチンを抜ける。尚、このステップS25での処理が、本発明のリミット車速設定手段に対応している。
運転者は、MID7のセット車速表示部7a(図2参照)に表示されたセット車速Ssetの表色が赤色であることを視認することで、表示されたセット車速Ssetが電費悪化ゾーン4d,8bの下限値であることを認識することができる。
一方、運転者がMID7のセット車速表示部7aに表示されたセット車速Ssetの表色が赤色であると認識して、セット車速Ssetをダウンさせると、ステップS24からステップS27へ分岐し、セット車速表示部7aに表示されているセット車速Ssetを運転者がダウン操作したセット車速Ssetに更新する。そして、ステップS28へ進み、セット車速Ssetの表示色を白色に設定してルーチンを抜ける。
尚、説明は省略するが、MFD4に表示される第1クルコンメータ4a(図3参照)、及びスピードメータ3bの外周に表示される第2クルコンメータ8に表示されるセット車速Ssetを示すカーソル4c,8aは、本実施形態で実行されるセット車速表示ルーチンで設定されたセット車速Ssetに対応した表示がなされる。従って、運転者の設定したセット車速Ssetが電費悪化ゾーン4d,8bにある場合、カーソル4c,8aは電費悪化ゾーン4d,8bの下限値、すなわち弱め界磁制御開始車速βの位置に表示される。尚、このステップS26,S28での処理が、本発明の表示色設定手段に対応している。
このように、本実施形態によれば、運転者の設定したセット車速Ssetが電費悪化ゾーン4d,8bにある場合、この弱め界磁制御開始車速βを上限リミッタとしてセット車速Ssetが強制的に設定されるため、良好な電費効率を得ることができる。
尚、本発明は、上述した各実施形態に限るものではなく、例えば、第1クルコンメータ4aと第2クルコンメータ8とは何れか一方のみを備えるようにしても良い。或いは、両クルコンメータ4a,8を省略するようにしてもよい。
又、セット車速表示部7aに表示するセット車速を赤色表示させる際に、これを点滅させるようにしても良い。
1…車両、
2…インストルメントパネル、
3…コンビメータ、
3a…タコメータ、
3b…スピードメータ、
3e…速度目盛部、
4a…第1クルコンメータ、
4b…指針、
4c,8a…カーソル、
4d,8b…電費悪化ゾーン、
5…ステアリングホイール、
6…クルーズコントロール操作部、
7a…セット車速表示部、
7b…車間距離表示部、
8…第2クルコンメータ、
11…クルーズコントロールユニット、
S…車速、
Sset…セット車速、
VB…バッテリ電圧、
β…界磁制御開始車速

Claims (7)

  1. 運転者の設定するクルーズコントロール時のセット車速を読込むセット車速読込手段と、
    前記セット車速を表示するセット車速表示手段と、
    電動機の出力トルクと高圧バッテリのバッテリ電圧とに基づいて該電動機に発生する逆起電力を低下させるために行う弱め界磁制御の開始車速を推定する弱め界磁制御開始車速推定手段と、
    前記弱め界磁制御開始車速推定手段で推定した前記弱め界磁制御の開始車速と前記セット車速読込手段で読込んだ前記セット車速とを比較する車速比較手段と、
    前記車速比較手段で前記セット車速が前記弱め界磁制御の開始車速以上と判定した場合、前記車速表示手段に表示される前記セット車速を注意喚起色で表示させる表示色設定手段と
    を備えることを特徴とする電気自動車のクルーズコントロール表示装置。
  2. 前記車速比較手段で前記セット車速が前記弱め界磁制御の開始車速以上と判定した場合、前記車速表示手段に前記弱め界磁制御の開始車速を前記セット車速表示手段に表示させるリミット車速設定手段を更に有する
    ことを特徴とする請求項1記載の電気自動車のクルーズコントロール表示装置。
  3. 前記弱め界磁制御の開始車速とセット車速で設定可能な最高車速との間を電費悪化ゾーンとして表示するクルーズコントロールメータ表示手段を更に有する
    ことを特徴とする請求項1或いは2記載の電気自動車のクルーズコントロール表示装置。
  4. 前記クルーズコントロールメータ表示手段はスピードメータに沿って配設されている
    ことを特徴とする請求項3記載の電気自動車のクルーズコントロール表示装置。
  5. 前記クルーズコントロールメータ表示手段はインストルメントパネルに配設された情報表示手段に設けられている
    ことを特徴とする請求項3記載の電気自動車のクルーズコントロール表示装置。
  6. 前記クルーズコントロールメータ表示手段はバーメータで表示可能にされている
    ことを特徴とする請求項3〜5の何れか1項に記載の電気自動車のクルーズコントロール表示装置。
  7. 前記クルーズコントロールメータ表示手段は前記電費悪化ゾーンを注意喚起色で表示させる
    ことを特徴とする請求項3〜6の何れか1項に記載の電気自動車のクルーズコントロール表示装置。
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