JP6535697B2 - 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、ガスに関する情報を送受信する情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムに関するものである。
従来、ガスメータによってガスの検針値を取得し、取得した該検針値をガス会社等のクラウドサーバに転送する技術があった。例えば、特許文献1には、ガスメータから取得した情報が、Uバスエア通信方式を用いて、ガス会社のクラウドサーバに直接転送されることが記載されている。加えて、特許文献1には、ガスメータが取得した検針値は、Uバスエア通信方式とは異なる通信方式を用いて、ゲートウェイ機能を有するHEMS(Home Energy Management System:住宅向けエネルギ監視システム)を介して、ガス会社のクラウドサーバに転送されることが記載されている。
特開2017−16564号公報
上記の通り、特許文献1に記載の技術では、ガスメータで取得する検針値を、Uバスエア通信方式に加えて、他の通信方式を用いてゲートウェイ機能を備えたHEMSを介して転送している。
しかしながら、特許文献1において、ガスメータで取得した検針値をUバスエア通信方式以外の通信方式で転送するには、ゲートウェイ機能を有するHEMSが必要となる。すなわち、特許文献1に記載の技術では、ゲートウェイ機能を備えるHEMSが無ければ、ガスメータで取得した検針値は、Uバスエア通信方式という特定の通信方式だけで転送されることになる。そのため、特許文献1に記載のガスメータは、HEMSが無い場合、特定の通信方式以外の他の通信方式を用いて転送することができないという問題があった。
そこで、本発明は、上述のような問題に鑑み、ゲートウェイ機能を備えた他の装置を必要とすることなく、特定の通信方式に加えて他の通信方式を用いても、ガスに関する情報を転送することが可能な情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムを提供することを目的とする。
本発明の一実施形態における情報処理装置は、ガスに関する情報であるガス情報を検知する検知部と、検知部が検知したガス情報を、第1の通信方式又は第2の通信方式のいずれかを用いて送信可能な送信部と、第2の通信方式を用いた通信における通信強度が所定値以下であることに基づき、第1の通信方式を用いて送信部にガス情報を送信させる制御部と、を備える。
本発明の一実施形態における情報処理装置において、第1の通信方式は、ガス情報をネットワークに直接転送するための通信方式であり、第2の通信方式は、ガス情報を他の情報処理装置を介して転送するための通信方式であることを特徴としてもよい。
本発明の一実施形態における情報処理装置において、検知部は、ガスの容器におけるガスの残量、又は、所定の期間におけるガスの使用量を含むガス情報を検知し、送信部は、ガスの残量、又は、ガスの使用量を含むガス情報を、所定の周期で送信することを特徴としてもよい。
本発明の一実施形態における情報処理装置において、制御部は、情報処理装置に電力を供給する電池の残量が所定の閾値以下であることに基づき、第2の通信方式を用いて送信部にガス情報を送信させることを特徴としてもよい。
本発明の一実施形態における情報処理装置において、第2の通信方式を用いて、他の情報処理装置からガス情報を受信する受信部をさらに備え、送信部は、検知部が検知したガス情報に加えて、他の情報処理装置から受信したガス情報を、第1の通信方式を用いて送信することを特徴としてもよい。
本発明の一実施形態における情報処理装置において、制御部は、第1の通信方式を用いた通信における通信強度が所定値以下であることに基づき、他の情報処理装置からのガス情報の受信を停止し、送信部は、第2の通信方式を用いて他の情報処理装置に対してガス情報を送信することを特徴としてもよい。
本発明の一実施形態における情報処理装置において、制御部は、他の情報処理装置における不具合の発生を検出したことに基づき、第1の通信方式を用いてガス情報を送信することを特徴としてもよい。
本発明の一実施形態における情報処理方法は、ガスに関する情報であるガス情報を検知する検知ステップと、検知部が検知したガス情報を、第1の通信方式又は第2の通信方式のいずれかを用いて送信する送信ステップと、第2の通信方式を用いた通信における通信強度が所定値以下であることに基づき、第1の通信方式を用いてガス情報を送信させる制御ステップと、を含む。
本発明の一実施形態におけるプログラムは、コンピュータに、ガスに関する情報であるガス情報を検知する検知機能と、検知部が検知したガス情報を、第1の通信方式又は第2の通信方式のいずれかを用いて送信する送信機能と、第2の通信方式を用いた通信における通信強度が所定値以下であることに基づき、第1の通信方式を用いてガス情報を送信させる制御機能と、を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、複数の通信方式から所定の条件に基づいて、ガスに関するガス情報を転送するための通信方式を選択する構成を備えるため、ゲートウェイ機能を備える他の装置を必要とすることなく、特定の通信方式に加えて他の通信方式を用いても、ガスに関する情報を転送することが可能な情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムを提供できる。
本発明の一実施形態に係る通信システムの構成例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る通信システムにおいて、情報処理装置から制御装置までのガス情報の転送経路の概要図である。 本発明の一実施形態に係る情報処理装置の構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る制御装置の構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る情報処理装置の動作例を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る通信システムの他の構成例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る通信システムの他の構成例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る通信システムの他の構成例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る通信システムの他の構成例を示す図である。
(一実施形態)
以下、図面を参照して本発明の一実施形態について説明する。
(通信システムの構成)
図1は、本発明の一実施形態に係る通信システムの構成例を示すブロック図である。図1に示すように、通信システム1は、複数の情報処理装置10と、監視システム20と、ネットワーク30を含む。
通信システム1は、ガスに関するガス情報を検知する情報処理装置10が、複数の通信方式のいずれかを用いて、該ガス情報を監視システム20の制御装置21に転送するものである。制御装置21は、収集したガス情報に基づいて、ガス情報を管理するとともに、各種の制御を実行する。
ネットワーク30は、例えば、無線ネットワークや有線ネットワークである。具体的には、ネットワーク30は、ワイヤレスLAN(wireless LAN:WLAN)や広域ネットワーク(wide area network:WAN)、ISDNs(integrated service digital networks)、無線LANs、LTE(long term evolution)、LTE−Advanced、第4世代(4G)、第5世代(5G)、CDMA(code division multiple access)などである。なお、ネットワーク30は、これらの例に限られず、例えば、公衆交換電話網(Public Switched Telephone Network:PSTN)やブルートゥース(Bluetooth(登録商標))、光回線、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)回線、衛星通信網などであってもよく、どのようなネットワークであってもよい。また、ネットワーク30は、これらの組み合わせであってもよい。また、ネットワーク30は、これらの例を組み合わせた複数の異なるネットワークを含むものであってもよい。例えば、ネットワーク30は、LTEによる無線ネットワークと、閉域網であるイントラネットなどの有線ネットワークとを含むものであってもよい。
情報処理装置10は、ガスに関する情報であるガス情報を、ネットワーク30を介して転送可能な装置である。情報処理装置10は、例えば、ガスに関する情報を検知可能なセンサであり、例えば、ガスメータである。また、情報処理装置10は、例えば、ガスに関するガス情報を検知可能なスマートデバイス(例えば、スマートメータやHEMSなど)であってもよい。なお、情報処理装置10は、これらの例に限られず、ガスに関するガス情報を検知し、ネットワーク30を介して転送可能な装置であれば、どのようなものであってもよい。また、通信システム1に含まれる情報処理装置10の数は、図1の例に限られず、いくつであってもよい。
情報処理装置10は、例えば、LP(Liquefied Petroleum)ガスのガスボンベ(ガスタンク)と接続し、該ガスボンベ(ガスタンク)におけるガスに関するガス情報を取得可能である。なお、情報処理装置が検知可能なガスに関する情報は、LPガスに関するガス情報に限られず、どのようなガスであってもよい。また、情報処理装置10は、例えば、都市ガスに関するガス情報を取得してもよい。
ここで、ガスに関するガス情報は、例えば、LPガスの容器(ガスボンベ、ガスボトル)における、該LPガスの使用量である。ガスの使用量は、所定の期間(例えば、1日や1週間、1ヶ月など)におけるガスの使用量である。また、ガス情報は、例えば、LPガスのガスボンベにおける、該LPガスの残量である。また、ガス情報は、例えば、ガスボンベやガスの供給栓などからのガス漏れの発生に関する情報であってもよい。なお、ガスに関する情報は、これらの例に限られず、ガスに関連する情報であれば、どのような情報であってもよい。
本発明の一実施形態において、情報処理装置10は、複数の通信方式のいずれかを用いて、ガスに関するガス情報を転送可能である。情報処理装置10は、例えば、図1に示す第1の通信方式又は第2の通信方式のいずれかを用いて、ガス情報を転送可能である。
図2は、本発明の一実施形態における通信システム1において、情報処理装置10から制御装置21までのガス情報の転送経路の概要図である。図2(a)に示すように、情報処理装置10Aは、検知したガス情報を、第1の通信方式を用いて制御装置21に転送可能である。図2(a)に例示するように、第1の通信方式は、直接ネットワーク30に接続可能な通信方式である。例えば、情報処理装置10Aは、図2(a)に例示する経路Aのように、第1の通信方式によりネットワーク30を介して、検知したガス情報を転送する。
また、情報処理装置10Aは、検知したガス情報を、第2の通信方式により他の情報処理装置10Bを介して、制御装置21に転送可能である。図2(a)に例示するように、第2の通信方式は、他の情報処理装置10Bに接続するための通信方式である。例えば、情報処理装置10Aは、図2(b)に例示する経路Bのように、検知したガス情報を、まず第2の通信方式を用いて他の情報処理装置10Bに転送する。その後、他の情報処理装置10Bが、情報処理装置10Aが検知したガス情報を自装置が検知したガス情報とともに、第1の通信方式により制御装置10に転送する。すなわち、図2(b)の場合には、他の情報処理装置10Bが、ゲートウェイとしての機能を実行し、情報処理装置10Aのガス情報を転送する。
このように、情報処理装置10Aは、第1の通信方式を用いて直接ネットワーク30を介して制御装置21に転送する経路Aと、第2の通信方式を用いて他の情報処理装置10Bを経由して制御装置21に転送する経路Bとにより、検知したガス情報を転送することができる。
ここで、直接ネットワーク30に接続可能な第1の通信方式は、他の情報処理装置10Bと接続する第2の通信方式に比べて、電力の消費量が大きい通信方式であるとする。その場合、情報処理装置10が第1の通信方式を用いると、消費電力が増加してしまう。また、全ての情報処理装置10が第1の通信方式を用いて直接ネットワーク30に接続し、それぞれが個別にガス情報を転送すると、通信トラヒックの増加により該ネットワーク30が輻輳するおそれもある。そこで、情報処理装置10Aは、第1の通信方式よりも、第2の通信方式を優先して用いることにより、消費電力を低減できるとともに、複数の情報処理装置10のガス情報を纏めて転送することで通信トラヒックの増加を抑制することが可能となる。
そこで、情報処理装置10は、第2の通信方式による通信の通信強度(電界強度)が所定値以下になるまで、第2の通信方式でガス情報を転送することが望ましい。ただし、情報処理装置10は、第2の通信方式による通信の通信強度(電界強度)が所定値以下の場合、ガス情報を送信するために長時間を要することにより、逆に消費電力を要するおそれがあることから、その場合には、第1の通信方式により直接ネットワーク30に接続して、ガス情報を転送する。また、情報処理装置10は、第2の通信方式でガス情報を転送しようとしても、他の情報処理装置10Bが近範囲に存在していなければ、該第2の通信方式で転送することができないため、そのような場合には、第1の通信方式でガス情報を転送する。
また、情報処理装置10は、第2の通信方式による通信が有線による通信の場合などには、通信強度(電界強度)に代えて、通信速度が所定値以下になるまで、第2の通信方式でガス情報を転送するように構成してもよい。なお、以下では、第2の通信方式が無線による通信の場合(すなわち、通信強度(電界強度)の場合)を例として、説明する。第2の通信方式が無線による通信の場合であっても、通信速度が所定値以下になるまで、第2の通信方式でガス情報を転送するように構成してもよいことは言うまでもない。
監視システム20は、複数の情報処理装置10からガスに関するガス情報を収集し、ガス情報を管理するとともに、各種の制御を実行する。監視システム20は、例えば、ガス会社や、複数のガス会社から管理を委託された通信事業者など、ガスに関するガス情報を管理する管理者によって利用される。ここで、LPガスのガスボンベを販売・管理するガス会社は、複数存在するため、例えば、通信事業者等が監視システム20を運営し、必要に応じて管理するガス情報やガスに関する各種情報などを、各ガス会社に提供してもよい。
制御装置21は、収集したガス情報に基づいて、各種の制御を実行する。制御装置21は、例えば、収集したガス情報に含まれるガスの残量が、所定値以下であることに基づいて、ガスボンベの交換を促すための情報を提供する。また、制御装置21は、例えば、収集したガス情報に含まれるガスの使用量が、所定値以上であることに基づいて、ガスの使用状況が異常であること判定する。そして、制御装置21は、異常であると判定した場合、情報処理装置10が備わるガスボンベのユーザや、該ガスボンベを販売・管理するガス会社に通知してもよい。さらに、制御装置21は、例えば、収集したガス情報に含まれるガス漏れに関する情報に基づいて、ガス漏れが発生していること判定する。そして、制御装置21は、情報処理装置10が備わるガスボンベのユーザや該ガスボンベを販売・管理するガス会社などにガス漏れの発生を通知することや、ガス漏れを遮断するための処置を情報処理装置10に対して実行させてもよい。
また、監視システム20に含まれる制御装置21は、収集したガス情報をDB22に記憶させてもよい。なお、制御装置21が実行する各種の制御は、これらの例に限られず、どのようなものであってもよい。
制御装置21は、例えば、サーバ装置やスーパーコンピュータ、デスクトップ型のPC、ラップトップ型のPC、タブレットなどである。なお、制御装置21は、これらの例に限られず、所定のサービスを提供可能な装置であれば、どのような装置であってもよい。また、制御装置21は、複数のコンピュータ装置を組み合わせて構成することもできる。
DB22は、ガスに関するガス情報を管理するデータベースである。DB22は、ガス情報として、ガスの残量やガスの使用量などを、ユーザ毎に記憶する。また、DB22は、例えば、ガス情報に対応付けて、ユーザを一意に識別可能な識別子や、ガスボンベのガス会社、ガスボンベを交換した日時の履歴などを記憶してもよい。なお、DB22は、例えば、HDD(hard disk drive)、SSD(solid state drive)、フラッシュメモリなど各種の記憶媒体により実現される。
(端末の構成)
図3は、本発明の一実施形態における情報処理装置10の構成例を示す図である。情報処理装置10は、表示部101と、LED部102と、入出力部103と、検知部104と、USIM105と、通信部106と、記憶部107と、制御部108を含む。
表示部101は、例えば、液晶ディスプレイやOELD(organic electroluminescence display)などのモニタである。また、表示部101は、ヘッドマウントディスプレイ(HDM:Head Mounted Display)や、プロジェクションマッピング、ホログラムなど、空間に画像やテキスト情報等を表示可能な装置など、どのような装置により実現されてもよい。
LED部102は、複数種類の点灯方法や、複数の色による点灯が可能であり、第1の通信方式又は第2の通信方式による通信の通信強度(電界強度)を通知するものであって、通信強度に応じて、点灯方法や色が変化する。LED部102は、例えば、第1の通信方式(又は、第2の通信方式)による通信の通信強度(電界強度)が所定値以下である場合には、赤色に点灯する一方、所定値よりも大きい場合には、緑色に点灯する。また、LED部102は、例えば、電池の残量に応じて、点灯方法や色が変化してもよく、例えば、電池残量が少ない場合にLEDを点滅させることにより、電池の交換が必要なことを通知することができる。
入出力部103は、情報処理装置10に対する各種操作を入力する機能、および、情報処理装置10で処理された処理結果を出力する機能を含む。入出力部103は、例えば、リードスイッチであり、該リードスイッチが押下された時間に応じて、複数のモードを切り替えることができる。情報処理装置10は、例えば、リードスイッチが0.3秒以上3秒未満押下された場合、電界強度を取得するモードに遷移する。また、情報処理装置10は、リードスイッチが3秒以上6秒未満押下された場合、第2の通信方式を用いて通信を行うための処理を実行する。また、情報処理装置10は、リードスイッチが6秒以上9秒未満押下された場合、プレ施工モードに遷移し、テスト通信を行うための処理を実行する。また、情報処理装置10は、リードスイッチが9秒以上押下された場合、メンテナンスモードに遷移する。なお、リードスイッチが押下される時間は、あくまでも例示であり、どのように設定されていてもよい。また、入出力部103は、これらに限定されず、どのような装置であってもよい。
検知部104は、ガスに関するガス情報を検知する。検知部104は、例えば、所定の期間(例えば、1日や1週間、1ヶ月など)における、ガス(LPガスや都市ガスなど)の使用量を検知する。検知部104は、例えば、ガスの使用量として、ガスボンベ等におけるガスの検針値を検知する。また、検知部104は、例えば、ガス情報として、LPガスのガスボンベにおける該LPガスの残量を検知する。また、検知部104は、例えば、ガス情報として、ガスボンベ(LPガス)やガスの供給栓(都市ガス)などからのガス漏れの発生に関する情報を検知する。また、検知部104は、ガス情報として、自装置を含むガス器具の稼働状況に関する情報や、該ガス器具からの二酸化炭素の排出量などを検知してもよい。また、検知部104は、ガス情報として、ガス器具の故障状況や復旧状況などを検知してもよい。なお、検知部104が検知するガス情報は、これらの例に限られず、ガスに関連するガス情報であれば、どのような情報を検知してもよい。また、検知部104が検知する情報は、必ずしもガスに関連するガス情報に限られず、情報処理装置10が設置された家屋における、ユーザの在宅情報などを検知してもよい。
USIM(Universal Subscriber Identity Module)105は、装置本体に対して着脱可能な加入者情報記憶媒体であるICモジュールである。USIM105に記憶される加入者情報により、情報処理装置10は、LTEやCDMAなどの無線通信ネットワークを介して、通信することが可能となる。
なお、USIM105は、eSIM(embedded SIM)であってもよい。eSIMを用いることにより、物理的な入れ替えなしにリモート操作で、情報処理装置10が通信可能な通信事業者を切り替えることが可能となる。eSIMは、SIM内の情報を、接続情報管理サーバ(オンデマンドサーバ)によって遠隔制御により書き換え可能である。具体的には、eSIMには、移動体通信網において移動体通信を行うために必要となる情報であるオペレーショナルプロファイルと、eSIMと接続情報管理サーバとの間で通信を行うために必要となる情報であるプロビジョニングプロファイルとが記憶される。そして、プロビジョニングプロファイルが記憶されたeSIMは、当該プロビジョニングプロファイルを利用して接続情報管理サーバと通信し、当該接続情報管理サーバからオペレーショナルプロファイルを取得する。そして、eSIMは、取得したオペレーショナルプロファイルを用いて、当該オペレーショナルプロファイルに対応する移動体通信網で移動体通信を行うことができる。このように、情報処理装置10は、eSIMを用いることで、接続情報管理サーバ(オンデマンドサーバ)からの指示によって、接続可能な移動体通信網を自動的に切り替えることが可能となる。
通信部106は、ネットワーク30を介して、他の情報処理装置10や制御装置21、DB22との間でメッセージなどを送受信可能な通信インターフェースである。通信部106は、例えば、無線通信が可能な通信インターフェースであり、無線LANのアクセスポイントを介して通信する機能や、LTEやCDMAなどの無線通信ネットワークを介して通信するための機能を含んでいてもよい。なお、通信部106は、例えば、他の情報処理装置10や制御装置21、DB22との間でメッセージの送受信の通信を行うためのデジタル処理を実行してもよい。
通信部106は、図3に示すように、第1モジュール160と、第2モジュール161を含む。第1モジュール106は、例えば、第1の通信方式を用いて通信するための通信インターフェースである。また、第2モジュール161は、例えば、第2の通信方式を用いて通信するための通信インターフェースである。
ここで、第1の通信方式は、例えば、ガス情報をネットワークに直接転送するための通信方式である。第1の通信方式は、例えば、LTE、LTE−Advanced、第4世代(4G)、第5世代(5G)、CDMAなどの通信方式である。具体的には、第1の通信方式は、例えば、NB−IoT(Narrow Band IoT)であり、IoT向けの無線通信方式であり、LTEを拡張した通信方式である。なお、第1の通信方式は、これらの例に限られるものではない。
また、第2の通信方式は、例えば、ガス情報を他の情報処理装置10を介して転送するための通信方式である。第2の通信方式は、例えば、920MHz帯を使用して通信する、特定小電力無線方式である。920MHz帯を使用して通信する特定小電力無線方式は、例えば、WiSUNの通信規格に基づく通信方式や、Zigbee(登録商標)等のIEEE802.15.4上で動作する無線通信規格の通信方式である。なお、第2の通信方式は、920MHz帯に限られず、どのような通信帯域で通信するものであってもよい。また、第2の通信方式は、Nラインと呼ばれる所定の団体によって標準化された通信方式であってもよい。また、第2の通信方式は、UバスやUバスエアと呼ばれる他の所定の団体によって標準化された通信方式であってもよい。なお、NラインやUバス、Uバスエアは、ガスに関するガス情報を送受信するための通信方式として、標準化された通信方式である。なお、第2の通信方式は、これらの例に限られるものではない。
通信部106は、(1)920MHz帯を使用して通信する特定小電力無線方式である、WiSUNの通信規格に基づく通信方式や、Zigbee(登録商標)等のIEEE802.15.4上で動作する無線通信規格の通信方式や、(2)Nライン、(3)Uバス、Uバスエアのいずれにより、他の情報処理装置10と通信するかを決定してもよい。
通信部106は、例えば、自装置の周囲に存在する他の情報処理装置10が用いている通信方式に合わせて、自装置が第2の通信方式として用いる通信方式を決定してもよい。例えば、通信部106は、自装置の周囲に(3)Uバス、Uバスエアを用いて通信可能な他の情報処理装置10が配置されたことに基づいて、今まで使用していた(2)Nラインから、(3)Uバス、Uバスエアに切り替える。なお、通信部106は、自装置の周囲に存在する存在する他の情報処理装置10が使用している通信方式のうち、より多く用いられている通信方式を、自装置が第2の通信方式として使用する通信方式として設定してもよい。また、通信部106は、予め定められた優先度(例えば、(2)Nラインよりも、(3)Uバス、Uバスエアの優先度を高く設定するなど、予め定められている優先度)に基づいて、自装置が第2の通信方式として使用する通信方式として設定してもよい。
記憶部107は、情報処理装置10が動作するうえで必要とする各種プログラムや各種データを記憶する機能を含む。記憶部107は、HDD、SSD、フラッシュメモリなど各種の記憶媒体により実現される。
記憶部107は、例えば、制御部100における各種処理に用いられるドライバプログラム、オペレーティングシステムプログラム、アプリケーションプログラム、データ等を記憶する。例えば、記憶部107は、ドライバプログラムとして、IEEE802.11規格の無線通信方式や移動体通信(セルラー通信)の無線通信方式を実行する通信ドライバプログラムを記憶する。また、記憶部107は、IEEE802.11規格の無線通信方式や移動体通信(セルラー通信)の無線通信方式での認証等を行う接続制御プログラム等を記憶する。また、記憶部107は、無線LANのアクセスポイントに接続するための各種情報を記憶していてもよい。また、記憶部107は、ガスに関するガス情報を記憶したり、所定の処理に係る一時的なデータを一時的に記憶したりしてもよい。
制御部108は、プログラム内のコードや命令によって所定の機能を実行するための機能を備え、例えば、中央処理装置(CPU)である。また、制御部108は、例えば、マイクロプロセッサやマルチプロセッサ、ASIC(application specific integrated circuit)、FPGA(field−programmable gate array)などであってもよい。なお、制御部100は、これらの例に限定されない。
図3に示すように、制御部100は、判定部110と、決定部111と、通信処理部112を含む。
判定部110は、例えば、第2の通信方式を用いた通信における通信強度(電界強度)が所定値以下であることを判定する。所定値は、例えば、第2の通信方式を用いて通信することができない程度の通信強度(電界強度)である。また、所定値は、例えば、第2の通信方式を用いた場合、ガス情報を送信するために必要な時間が長くなり、第1の通信方式を用いた場合に比べて、該ガス情報を送信するために必要な消費電力が多くなる場合の、第2の通信方式の通信強度(電界強度)である。なお、所定値は、あくまでも例示であって、どのような値であってもよい。
また、判定部110は、例えば、第1の通信方式を用いた通信における通信強度(電界強度)が所定値以下であることを判定してもよい。この場合の所定値は、例えば、第1の通信方式を用いて通信することができない程度の通信強度(電界強度)である。なお、所定値は、あくまでも例示であって、どのような値であってもよい。
また、判定部110は、例えば、情報処理装置10(自装置)に電力を供給する電池の残量が所定の閾値以下である旨を判定してもよい。所定の閾値は、例えば、電池の容量の30%などである。なお、所定の閾値は、30%に限られず、どのような値であってもよい。また、判定部110は、例えば、他の情報処理装置10に不具合が発生していることを判定してもよい。判定部110は、自装置(情報処理装置10A)と、他の情報処理装置10Bとの間で定期的に送受信している所定の信号が途切れたことに基づいて、他の情報処理装置10Bに不具合が発生していることを判定する。なお、判定部110は、他の情報処理装置10Bから不具合が発生していることを通知されてもよい。
決定部111は、判定部110による判定結果に基づいて、検知部104が検知したガス情報を送信するために用いる通信方式を決定する。決定部111は、例えば、第2の通信方式を用いた通信における通信強度(電界強度)が所定値以下であることに基づき、ガス情報を送信する通信方式として、第1の通信方式を用いることを決定する。また、決定部111は、例えば、第1の通信方式を用いた通信における通信強度(電界強度)が所定値以下であることに基づき、ガス情報を送信する通信方式として、第2の通信方式を用いることを決定する。また、決定部111は、情報処理装置10(自装置)に電力を供給する電池の残量が所定の閾値以下であることに基づき、ガス情報を送信する通信方式として、第2の通信方式を用いることを決定する。
また、決定部111は、他の情報処理装置10Bに不具合が発生していることに基づき、別の情報処理装置10(図示していないが、例えば、情報処理装置10Cなど)に第2の通信方式を用いて接続するか、あるいは、第1の通信方式を用いて直接ネットワーク30に接続するかのいずれかを決定してもよい。
また、決定部111は、自装置に不具合が生じている場合、他の情報処理装置10からのガス情報の受信を停止することを決定してもよい。決定部111は、ガス情報の受信を停止することを決定した場合、通信処理部112に対して、他の情報処理装置10に対して、不具合が発生したことを通知させてもよい。
通信処理部112は、決定部111が決定した通信方式により、通信部106に対してガス情報を送信させる。通信処理部112は、例えば、決定部111によって第1の通信方式と決定された場合、通信部106に対して該第1の通信方式を用いて、ガス情報を送信させる。また、通信処理部112は、例えば、決定部111によって第2の通信方式と決定された場合、通信部106に対して該第2の通信方式を用いて、ガス情報を送信させる。
(制御装置21の構成)
図4は、本発明の一実施形態における制御装置21の構成例を示す図である。制御装置21は、通信部201と、入出力部202と、表示部203と、記憶部204と、制御部205を含む。
通信部201は、ネットワーク30を介して、情報処理装置10やDB22との間でガスに関するガス情報などを送受信可能な通信インターフェースである。通信部101は、例えば、無線通信が可能な通信インターフェースであり、無線LANのアクセスポイントを介して通信する機能や、LTEやCDMAなどの無線通信ネットワークを介して通信するための機能を含んでいてもよい。なお、通信部201は、例えば、情報処理装置10やDB22との間でメッセージの送受信の通信を行うためのデジタル処理を実行してもよい。
入出力部202は、制御装置21に対する各種操作を入力する機能、および、制御装置21で処理された処理結果を出力する機能を含む。入出力部202は、例えば、キーボードやマウス等のポインティングデバイス、音声による操作入力が可能な装置等であってもよい。また、入出力部202は、例えば、タッチパネルなどであり、ユーザの指やスタイラスなどの指示具による接触とその接触位置を検出可能である。また、入出力部202は、スピーカなどの音声出力装置や3D出力装置、ホログラム出力装置などであり、処理結果を出力する機能を含む。なお、入出力部202は、これらに限定されず、どのような装置であってもよい。
表示部203は、例えば、液晶ディスプレイやOELDなどのモニタである。また、表示部203は、ヘッドマウントディスプレイや、プロジェクションマッピング、ホログラムなど、空間に画像やテキスト情報等を表示可能な装置により実現されてもよい。
記憶部204は、制御装置21が動作するうえで必要とする各種プログラムや各種データを記憶する機能を含む。記憶部204は、HDD、SSD、フラッシュメモリなど各種の記憶媒体により実現される。
制御部205は、プログラム内のコードや命令によって所定の機能を実行するための機能を備え、例えば、中央処理装置である。また、制御部205は、例えば、マイクロプロセッサやマルチプロセッサ、ASIC、FPGAなどであってもよい。なお、制御部205は、これらの例に限定されない。
図4に示すように、制御部205は、受信処理部210と、制御処理部211と、送信処理部212を含む。
受信処理部210は、通信部201を介して受信したガス情報について、受信処理を実行する。受信処理部210は、これらの例に限られず、制御装置21宛のメッセージを受信可能である。
制御処理部211は、収集したガス情報に基づいて、ガスに関する各種の管理・制御を実行する。制御処理部211は、例えば、通信部201を介して受信したガス情報を、DB22に記憶させるための処理を実行する。また、制御処理部211は、収集したガス情報に含まれるガスの残量が所定値以下であることを判定する。また、制御処理部211は、収集したガス情報に含まれるガスの使用量が、所定値以上であることに基づいて、ガスの使用状況が異常であることを判定してもよい。また、制御処理部211は、収集したガス情報に含まれるガス漏れに関する情報に基づいて、ガス漏れが発生していることを判定してもよい。
送信処理部212は、通信部201を介して、各種の制御情報を送信する送信処理を実行する。送信処理部212は、例えば、制御処理部211の検出結果に基づいて、通信部201を介して、各種の制御情報を送信する。例えば、送信部212は、ガスボンベの交換を促すための情報を送信する。また、送信部212は、例えば、ガスの使用状況が異常であることを、情報処理装置10が備わるガスボンベのユーザや、該ガスボンベを販売・管理するガス会社に通知してもよい。さらに、送信部212は、例えば、情報処理装置10が備わるガスボンベのユーザや該ガスボンベを販売・管理するガス会社などにガス漏れの発生を通知することや、ガス漏れを遮断するための処置を情報処理装置10に対して実行させるための制御信号を送信してもよい。
(通信システムの動作例)
図5は、本発明の一実施形態に係る通信システムの動作例を示すフローチャートである。
図5に示すように、情報処理装置10の検知部104が、ガスに関する情報であるガス情報を検知する(S101)。検知部104は、例えば、所定の期間におけるLPガスの使用量や、LPガスのガスボンベにおける該LPガスの残量、ガス漏れの発生に関する情報などを検知する。
続いて、制御部108の判定部110が、第2の通信方式を用いた通信における通信強度(電界強度)が所定値以下であるか否かを判定する(S102)。
そして、決定部111が、判定部110による判定結果に基づいて、検知部104が検知したガス情報を送信するために用いる通信方式を決定する。決定部111は、例えば、判定部110が第2の通信方式を用いた通信における通信強度(電界強度)が所定値以下であると判定したことに基づいて(S102のYES)、ガス情報を送信する通信方式として、第1の通信方式を用いることを決定する(S103)。一方、決定部111は、判定部110が第2の通信方式を用いた通信における通信強度(電界強度)が所定値より大きいと判定したことに基づいて(S102のNO)、ガス情報を送信する通信方式として、第2の通信方式を用いることを決定する(S104)。
その後、通信処理部112は、決定部111が決定した通信方式により、通信部106に対してガス情報を送信させる。通信部106は、通信処理部112からの指示に基づいて、ガス情報を第1の通信方式又は第2の通信方式のいずれかを用いて送信する(S105)。
上記の通り、本発明の実施形態1では、制御部108が所定の条件に基づいて、ガスに関するガス情報を転送するための通信方式を選択する構成を備えるため、特定の通信方式以外の他の通信方式を用いても、ガスに関する情報を転送することができる。
(適用例1)
図6は、本発明の一実施形態に係る通信システム1の他の構成例を示す図である。図6に示すように、通信システム1は、複数の情報処理装置10(10A〜10E)を含む。情報処理装置10Aは、第1の通信方式により、自装置のガス情報を直接ネットワーク30に送信している。また、情報処理装置10Bは、第2の通信方式を用いて他の情報処理装置10C〜Eからのガス情報を受信し、自装置のガス情報とともに、第1の通信方式を用いてネットワーク30に送信している。すなわち、情報処理装置10Bが、ゲートウェイとしての機能を実行し、情報処理装置10C〜Eのガス情報を転送している。
この場合において、図6(a)に示すように、情報処理装置10Eと情報処理装置10D間における、第2の通信方式を用いた通信の通信強度(電界強度)が低下した場合、情報処理装置Eの制御部108は、第2の通信方式を用いた通信における通信強度が所定値以下であるか否かを判定する。そして、情報処理装置10Eの制御部108は、第2の通信方式を用いた通信における通信強度(電界強度)が所定値以下であると判定したことに基づいて、ガス情報を送信する通信方式として、第1の通信方式を用いることを決定する。
その後、図6(b)に示すように、情報処理装置10Eは、ガス情報を第1の通信方式を用いて直接ネットワーク30に送信する。その結果、情報処理装置10Eは、通信強度(電界強度)が低下した第2の通信方式に変えて、第1の通信方式を用いて、ガス情報を送信することができる。そのため、情報処理装置10Eは、ガス情報を転送できない状況を回避することができる。
(適用例2)
図7は、本発明の一実施形態に係る通信システム1の他の構成例を示す図である。図7に示すように、通信システム1は、複数の情報処理装置10(10A〜10E)を含む。情報処理装置10Aは、第1の通信方式により、自装置のガス情報を直接ネットワーク30に送信している。また、情報処理装置10Bは、第2の通信方式を用いて他の情報処理装置10C〜Eからのガス情報を受信し、自装置のガス情報とともに、第1の通信方式を用いてネットワーク30に送信している。すなわち、情報処理装置10Bが、ゲートウェイとしての機能を実行し、情報処理装置10C〜Eのガス情報を転送している。
この場合において、図7(a)に示すように、情報処理装置10Bの電池残量が低下した場合、情報処理装置10Bの制御部108は、電池残量が所定の閾値以下であるか否かを判定する。そして、情報処理装置10Bの制御部108は、電池残量が所定の閾値以下であると判定したことに基づいて、ガス情報を送信する通信方式として、電力の消費量が第1の通信方式よりも低い第2の通信方式を用いることを決定する。すなわち、情報処理装置10Bの制御部108は、ゲートウェイとしての機能の実行を停止することを決定する。
その後、図7(b)に示すように、情報処理装置10Bは、第1の通信方式に変えて、第2の通信方式を用いて他の情報処理装置10Cを介して、ガス情報を送信する。その結果、情報処理装置10Bは、電池の残量が低下した場合に、電力の消費量が小さい第2の通信方式を用いてガス情報を転送できるようになるため、電池の消耗を抑制することが可能となる。
また、情報処理装置10Bは、他の情報処理装置10Cと10Dに対して、ガス情報の送信を停止させるための制御信号を送信してもよい。ガス情報の送信を停止させるための制御信号を送信することにより、他の情報処理装置10Cや10Dに対して、第1の通信方式を用いてガス情報を送信するか、第2の通信方式を用いてガス情報を送信するか、を決定させることが可能となる。
(適用例3)
図8は、本発明の一実施形態に係る通信システム1の他の構成例を示す図である。図8に示すように、通信システム1は、複数の情報処理装置10(10A〜10E)を含む。情報処理装置10Aは、第1の通信方式により、自装置のガス情報を直接ネットワーク30に送信している。また、情報処理装置10Bは、第2の通信方式を用いて他の情報処理装置10C〜Eからのガス情報を受信し、自装置のガス情報とともに、第1の通信方式を用いてネットワーク30に送信している。すなわち、情報処理装置10Bが、ゲートウェイとしての機能を実行し、情報処理装置10C〜Eのガス情報を転送している。
この場合において、図8(a)に示すように、情報処理装置10Bにおける第1の通信方式による通信の通信強度(電界強度)が低下した場合、情報処理装置10Bの制御部108は、第1の通信方式による通信の通信強度(電界強度)が所定値以下であるか否かを判定する。そして、情報処理装置10Bの制御部108は、第1の通信方式による通信の通信強度(電界強度)が所定値以下であると判定したことに基づいて、ガス情報を送信する通信方式として、第2の通信方式を用いることを決定する。すなわち、情報処理装置10Bの制御部108は、ゲートウェイとしての機能の実行を停止することを決定する。
その後、図8(b)に示すように、情報処理装置10Bは、第1の通信方式に変えて、第2の通信方式を用いて他の情報処理装置10Cを介して、ガス情報を送信する。その結果、情報処理装置10Bは、通信強度(電界強度)が低下した第1の通信方式に変えて、第2の通信方式を用いて、ガス情報を送信することができる。そのため、情報処理装置10Bは、ガス情報を転送できない状況を回避することができる。
また、情報処理装置10Bは、他の情報処理装置10Cと10Dに対して、ガス情報の送信を停止させるための制御信号を送信してもよい。ガス情報の送信を停止させるための制御信号を送信することにより、他の情報処理装置10Cや10Dに対して、第1の通信方式を用いてガス情報を送信するか、第2の通信方式を用いてガス情報を送信するか、を決定させることが可能となる。図8(b)の例では、情報処理装置10Cが、ゲートウェイとしての機能を実行し、情報処理装置10B、10D及び10Eのガス情報を転送することになる。
(適用例4)
図9は、本発明の一実施形態に係る通信システム1の他の構成例を示す図である。図9に示すように、通信システム1は、複数の情報処理装置10(10A〜10E)を含む。情報処理装置10Aは、第1の通信方式により、自装置のガス情報を直接ネットワーク30に送信している。また、情報処理装置10Bは、第2の通信方式を用いて他の情報処理装置10C〜Eからのガス情報を受信し、自装置のガス情報とともに、第1の通信方式を用いてネットワーク30に送信している。すなわち、情報処理装置10Bが、ゲートウェイとしての機能を実行し、情報処理装置10C〜Eのガス情報を転送している。
この場合において、図9(a)に示すように、情報処理装置10Bに不具合が発生した場合、情報処理装置10C及び情報処理装置10Dは、情報処理装置10Bに不具合が発生したことを検知する。そして、情報処理装置10Cは、第2の通信方式を用いて他の情報処理装置10からガス情報を受信し、自装置のガス情報とともに、第1の通信方式を用いてネットワーク30に転送する旨を決定する。また、情報処理装置10Dは、第2の通信方式を用いてガス情報を転送する情報処理装置10を、情報処理装置10Bから情報処理装置10Cに変更する旨を決定する。
その後、図9(b)に示すように、情報処理装置10Cが、第2の通信方式を用いて情報処理装置10Dからガス情報を受信し、自装置のガス情報とともに、第1の通信方式を用いてネットワーク30に転送する。すなわち、情報処理装置10Cが、ゲートウェイとしての機能を実行し、情報処理装置10Dと10Eのガス情報を転送することになる。その結果、情報処理装置10Bに不具合が発生した場合であっても、他の情報処理装置10C〜10Eのガス情報が送信できなくなることを防止することが可能となる。
本発明を諸図面や実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形や修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各手段、各ステップ等に含まれる機能等は論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の手段やステップ等を1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。また、上記実施の形態に示す構成を適宜組み合わせることとしてもよい。
1 通信システム
10 情報処理装置
20 監視システム
21 制御装置
22 DB
30 ネットワーク
101 表示部
102 LED部
103 入出力部
104 検知部
105 USIM
106 通信部
107 記憶部
108 制御部
110 判定部
111 決定部
112 通信処理部
160 第1モジュール
161 第2モジュール
201 通信部
202 入出力部
203 表示部
204 記憶部
205 制御部
210 受信処理部
211 制御処理部
212 送信処理部

Claims (6)

  1. ガスに関するガス情報を検知する複数の情報処理装置が、当該ガス情報をネットワークを介して制御装置へ転送するシステムにおける情報処理装置であって、
    自装置に電力を供給する電池により駆動し、
    前記ガス情報を検知する検知部と、
    前記検知部が検知した前記ガス情報を前記制御装置へ送信する際に、当該制御装置へ直接転送する第1の通信方式、又は、他の情報処理装置を介して前記制御装置へ転送する第2の通信方式のいずれかを用いる送信部と、
    前記他の情報処理装置へ、前記検知部が検知したガス情報を前記第2の通信方式を用いて送信している場合に、前記第2の通信方式を用いた通信における通信強度が所定値以下であることに基づき、前記第1の通信方式を用いて前記送信部に前記ガス情報を送信させるように通信方式を切り替える制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、他の情報処理装置へ、前記検知部が検知したガス情報を前記第2の通信方式を用いて送信している場合に、前記第2の通信方式による通信の通信強度が前記所定値より大きい場合には、前記第1の通信方式よりも前記第2の通信方式を選択し、前記所定値は、前記ガス情報を送信する際に前記第1の通信方式を用いて送信するよりも前記第2の通信方式を用いて送信したほうが消費電力が大きくなる場合の、前記第2の通信方式の通信強度である、情報処理装置。
  2. 前記第2の通信方式を用いた通信における通信強度に応じて点灯の態様を変化させるLED部をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第1の通信方式を用いた通信における通信強度に応じて点灯の態様を変化させるLED部をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. eSIM(embedded SIM)をさらに備え、接続先である通信事業者を遠隔制御により切り替え可能である、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. ガスに関するガス情報を検知する複数の情報処理装置が、当該ガス情報をネットワークを介して制御装置へ転送するシステムにおける、自装置に電力を供給する電池により駆動する情報処理装置が、
    前記ガス情報を検知する検知ステップと、
    前記検知ステップにて検知した前記ガス情報を前記制御装置へ送信する際に、当該制御装置へ直接転送する第1の通信方式、又は、他の情報処理装置を介して前記制御装置へ転送する第2の通信方式のいずれかを用いる送信ステップと、
    前記他の情報処理装置へ、前記検知ステップにて検知したガス情報を前記第2の通信方式を用いて送信している場合に、前記第2の通信方式を用いた通信における通信強度が所定値以下であることに基づき、前記第1の通信方式を用いて前記送信ステップにて前記ガス情報を送信させるように通信方式を切り替える制御ステップと、
    を実行し、
    前記制御ステップは、他の情報処理装置へ、前記検知ステップにて検知したガス情報を前記第2の通信方式を用いて送信している場合に、前記第2の通信方式による通信の通信強度が前記所定値より大きい場合には、前記第1の通信方式よりも前記第2の通信方式を選択し、前記所定値は、前記ガス情報を送信する際に前記第1の通信方式を用いて送信するよりも前記第2の通信方式を用いて送信したほうが消費電力が大きくなる場合の、前記第2の通信方式の通信強度である、情報処理方法。
  6. ガスに関するガス情報を検知する複数の情報処理装置が、当該ガス情報をネットワークを介して制御装置へ転送するシステムにおける、自装置に電力を供給する電池により駆動する情報処理装置に、
    前記ガス情報を検知する検知機能と、
    前記検知機能によって検知した前記ガス情報を前記制御装置へ送信する際に、当該制御装置へ直接転送する第1の通信方式、又は、他の情報処理装置を介して前記制御装置へ転送する第2の通信方式のいずれかを用いる送信機能と、
    前記他の情報処理装置へ、前記検知機能によって検知したガス情報を前記第2の通信方式を用いて送信している場合に、前記第2の通信方式を用いた通信における通信強度が所定値以下であることに基づき、前記第1の通信方式を用いて前記送信機能に前記ガス情報を送信させるように通信方式を切り替える制御機能と、
    を実現させ、
    前記制御機能は、他の情報処理装置へ、前記検知機能が検知したガス情報を前記第2の通信方式を用いて送信している場合に、前記第2の通信方式による通信の通信強度が前記所定値より大きい場合には、前記第1の通信方式よりも前記第2の通信方式を選択し、前記所定値は、前記ガス情報を送信する際に前記第1の通信方式を用いて送信するよりも前記第2の通信方式を用いて送信したほうが消費電力が大きくなる場合の、前記第2の通信方式の通信強度である、情報処理プログラム。
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