JP6531471B2 - 画像形成装置、ディザパターン生成装置およびディザパターン生成方法 - Google Patents

画像形成装置、ディザパターン生成装置およびディザパターン生成方法 Download PDF

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Description

本発明は、画像形成装置、ディザパターン生成装置およびディザパターン生成方法に関する。
一般的に電子写真方式による画像形成の画像安定性は、オフセット印刷の画像安定性に比べ劣っている。このため、電子写真方式の画像安定性をオフセット印刷レベルに近づけるように種々の技術が試みられている。
電子写真とオフセット印刷で異なる点の一つとして階調表現の相違がある。電子写真では、画像データに対して、ラインスクリーン、ドットスクリーン等のディザパターンを用いたディザ処理等の画像処理を施すことにより擬似的に中間調の階調を表現している。
ここで、電子写真方式では、ドットスクリーンは低階調値と高階調値の画像安定性は優れているが、中階調値の画像安定性は低い。一方、ラインスクリーンは中階調値の画像安定性は優れているが、高階調値の画像安定性は低い。このため、ドットスクリーンとラインスクリーンの双方を用いても画像安定性が優れない階調が存在する。
このような問題を解決するため、例えば、階調処理において、階調値の範囲に応じてドットスクリーンとラインスクリーンとを移行して使用するハイブリッドスクリーンの技術が知られている。例えば、特許文献1の技術では、ドットスクリーン、ラインスクリーンの優れた点を利用するため、中階調値の範囲ではラインスクリーンを使用し、高階調値の範囲では白抜きドットスクリーンを使用している。ラインスクリーンは階調値が高くなるに従って、トナーの非付着領域(すなわち、ラインとラインの間)の幅が狭くなり、非付着領域のトナー付着状態が不安定になるという欠点を有する。このため、特許文献1の技術では、ラインスクリーンから白抜きドットスクリーンへ移行することにより、中階調から高階調の階調性を向上させている。
しかしながら、このような従来技術において、ラインスクリーンから白抜きドットスクリーンへ移行する段階の階調値の範囲において、色の安定性等の画質が悪化する場合がある。また、従来技術では、2種類の異なるディザパターンを記憶しておく必要があるため、ディザパターンを記憶しておくメモリの記憶容量をより大容量にする必要がある。さらに、従来技術では、2種類の異なるディザパターンの隣接部においてドット配列ごとにドット再配置処理が必要になるため、画像処理に時間を要する。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、中階調から高階調の範囲に亘って画像安定性を向上することができるとともに、ラインスクリーンと白抜きドットスクリーンを用いた場合においても、メモリ容量の増大を抑制することができ、画像処理時間の増大を防止することができる画像形成装置、ディザパターン生成装置およびディザパターン生成方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる画像形成装置は、第1範囲の階調値ごとに対応し、前記階調値が増加するに従ってライン幅が増加するラインパターンであるラインスクリーンで形成された複数のディザパターンを含む第1ディザパターン群と、前記第1範囲の階調値より高い第2範囲の階調値ごとに対応し、前記階調値が増加するに従って、ドットが増加しドットで囲まれた白抜き部が減少するパターンである白抜きドットスクリーンで形成された複数のディザパターンを含む第2ディザパターン群と、前記ラインスクリーンから前記白抜きドットスクリーンへの移行のための複数のディザパターンであって、前記ライン幅が増加することにより隣接するラインが接続され、接続部分が三角形状の凸部の先端で、基準階調値から前記階調値が増加するに従って、当該先端の部分から徐々に接続されるパターンで形成される複数のディザパターンを含む第3ディザパターン群と、記憶する記憶部と、入力される画像データに対して所定範囲ごとに階調値を判断する画像判断部と、階調値に対応するディザパターンを、前記記憶部の前記第1ディザパターン群、前記第2ディザパターン群、前記第3ディザパターン群の中から選択する階調処理部と、選択されたディザパターンに応じて画像形成を行う画像形成部と、を備えた。
本発明によれば、中階調から高階調の範囲に亘って画像安定性を向上することができるとともに、ラインスクリーンと白抜きドットスクリーンを用いた場合においても、メモリ容量の増大を抑制することができ、画像処理時間の増大を防止することができるという効果を奏する。
図1は、本実施形態の画像形成装置の機能的構成を示すブロック図である。 図2は、本実施形態のラインスクリーンから白抜きドットスクリーンへの移行の状態を示す図である。 図3は、本実施形態の第3ディザパターン群のうち図2(b)のディザパターンの一例を示す拡大図である。 図4は、ラインの接続のパターンについて説明するための図である。 図5は、本実施形態にかかる画像形成処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図6は、本実施形態のディザパターン生成装置の機能的構成を示すブロック図である。 図7は、本実施形態のディザパターン生成処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図8は、本実施形態のディザパターンによる効果を説明するためのグラフである。 図9は、本実施形態のディザパターンによる効果を説明するためのグラフである。 図10は、従来技術におけるラインスクリーンから白抜きドットスクリーンへの移行の状態を示す説明図である。 図11は、従来技術におけるラインスクリーンから白抜きドットスクリーンへの移行の状態の他の例を示す説明図である。 図12は、ドット間距離による非画像部へのトナーの付着の一例を示す図である。 図13は、ドット間距離とトナー付着について説明するための図である。
以下に添付図面を参照して、実施形態を詳細に説明する。
図1は、本実施形態の画像形成装置の機能的構成を示すブロック図である。本実施形態の画像形成装置10は、例えば、複写装置、印刷装置、ファクシミリ装置、あるいは、複写機能、印刷機能、ファクシミリ機能の少なくとも一つの機能を備えた複合機等が該当する。画像形成装置10は、図1に示すように、画像処理部100と画像形成部200とから構成される。
画像処理部100は、画像形成装置10のコントローラ基板等に搭載され、入力される画像データに対して画像処理を行って、画像形成部200に出力する。画像処理部100は、図1に示すように、画像判断部101と、階調処理部102と、ディザパターン記憶部110とを備えている。
画像判断部101は、入力される画像データに対して所定範囲ごとに階調値を判断する。階調処理部102は、所定範囲ごとに、画像判断部101によって判断された階調値に対応するディザパターンを、ディザパターン記憶部110から読み出して、読み出したディザパターンのパターンに従って画像データに対してディザ処理を行う。ここで、ディザパターンは、中間調の階調表現を擬似的に画像データのドットで実現するためのパターンのデータである。すなわち、階調処理部102は、階調値に対応するディザパターンにおけるパターンの単位面積あたりの着色量(例えば、トナー付着量)を制御することで、目的とする階調値を再現する。そして、階調処理部102は、ディザ処理後の画像データを、画像形成部200に送出する。
ディザパターン記憶部110は、ハードディスクドライブ装置(HDD)やメモリ等の記憶媒体である。ディザパターン記憶部110は、それぞれ複数のディザパターンを含む第1ディザパターン群、第2ディザパターン群、第3ディザパターン群を記憶している。
ディザパターンは、トナー等で着色すべき付着領域と、着色すべきではない非付着領域とを所定周期で規則的に配置したものが用いられる。ここで、非付着領域を、非画像部、地肌部と呼ぶ場合もある。
複数のドットを配置したドットパターンで形成されたディザパターンをドットスクリーンという。ドットスクリーンは、付着領域をマトリックス状に配置し、それ以外の部分を非付着領域としたパターンのディザパターンである。このドットスクリーンは、階調値の増加に伴って付着領域が、所定の規則(ドット径の拡大やドット数の増大等)に従って拡大するパターン変化を有する。
所定角度で傾斜した複数のラインからなるパターンで形成されたディザパターンをラインスクリーンという。ラインスクリーンは、所定方向に延びる付着領域と非付着領域とを交互に線状に配置したパターンのディザパターンである。このラインスクリーンは、階調値の増加に伴って、ドットスクリーンにおける規則とは異なる所定の規則(ライン幅の拡大やラインの配置数の増大)に従って付着領域が拡大するパターン変化を有する。
白抜きドットスクリーンは、非付着領域をマトリックス状に配置し、それ以外の部分を付着領域としたパターンのディザパターンである。白抜きドットスクリーンでは、付着領域となるドットで囲まれた非付着領域が白抜き部となる。この白抜きドットスクリーンは、階調値の減少に伴って非付着領域(白抜き部)が所定の規則(ドット径の拡大やドット数の増大)に従って拡大するパターン変化を有する。なお、各ディザパターン群のスクリーンの詳細については後述する。
画像形成部200は、図1に示すように、書込み制御部201と、書込み部202とを備えている。書込み部202は、例えば、レーザダイオード(LD)等の感光体に対する露光装置である。書込み制御部201は、画像処理部100から出力されたディザ処理後の画像データに基づいて、露光指令を生成し、露光指令を書込み部202に対して送出する。書込み制御部201は、画像データのディザパターンに応じて、露光に用いられる光のオン/オフ時間を制御するためのパルス幅変調信号(PWM信号)を生成し、このPWM信号を露光指令として書込み部202に送出する。書込み部202は、PWM信号に従って感光体に対する露光を行い、これにより、記録媒体にトナー付着による画像形成が行われる。
次に、画像処理部100のディザパターン記憶部110に保存されているディザパターンの詳細について説明する。
図10は、従来技術におけるラインスクリーンから白抜きドットスクリーンへの移行の状態を示す説明図である。図11は、従来技術におけるラインスクリーンから白抜きドットスクリーンへの移行の状態の他の例を示す説明図である。従来技術では、中階調値の範囲では、図10(a)から(c)に示すように、ラインスクリーンを成長させる。そして、高階調値の範囲になったら、図10(d)に示すように白抜きドットスクリーンに移行し、図10(d)から(f)に示すように白抜きドットスクリーンを成長させている。
また、図11を用いて説明すると、従来技術では、図11(a)から(c)に示すように、中階調の範囲では、通常のラインスクリーンの成長方法と同様の方法でラインを成長させる。そして、ライン間距離が小さくなり、非画像部の付着状態が不安定になる所定の階調値になった場合に、図11(d)に示すように、ラインスクリーンから白抜きドットスクリーンに移行する。そして、その後の高階調の範囲で、図11(d)から(e)に示すように、通常の白抜きドットスクリーンの成長方法と同様に、非画像部を埋めるようにドットを成長させる。ラインスクリーンとドットスクリーンが隣接した場合、ドットの再配置を行う。
このように従来技術において、途中でディザパターンを移行しているのは、以下の理由による。まず、電子写真の一般的な画像処理パターン(ディザパターン)であるラインスクリーンとドットスクリーンについて説明する。
階調の増加に伴うラインスクリーンの成長順は、中心線とよばれる仮想的なラインに対して距離的に近い画素からより遠い画素へと順位づけが行なわれる。このため、階調値が大きくなるにつれ、ラインが太り、ライン間距離が狭くなる構造をとる。従って、ラインスクリーンは、低階調から中階調では十分なライン間距離のため、トナー付着面積は安定性に優れている。一方、高階調値では充分なライン間距離がとれないため、非付着領域(非画像部)にトナーが付着したりしなかったりする不安定な状態となる。言い換えれば、ラインスクリーンは階調値が増加するに従って、非付着領域(ラインとラインの間)の幅が狭くなり、非付着領域のトナー付着状態が不安定になるという欠点を有している。
一方、階調の増加に伴うドットスクリーンでの成長順は、成長中心とよばれる画素に対して距離的に近い画素から、周辺部の画素へと順位づけが行われる。このため、充分なドット間距離を有する低階調値ではトナー付着面積が安定しており、中途半端なドット間距離を有する中階調値ではドット間のトナー非付着面積が不安定になる。また、高階調値では、短径が大きくなる白抜きドットを用いたスクリーンを使用することで、トナー付着面積をラインスクリーンよりも安定にすることができる。
以上のような各スクリーンの特徴から、中階調値の範囲ではラインスクリーンを用い、高階調値の範囲では白抜きドットスクリーンを用いて階調処理を行うことで、トナー付着面積を安定させることが好ましい。
このため、従来技術では、ラインスクリーンから白抜きドットスクリーンに移行することにより、ドットスクリーンとラインスクリーンの欠点を補って、それぞれ単独のスクリーン(ディザパターン)を用いた際に比べ、中階調値から高階調値での画像安定性を向上させている(図8参照)。
しかしながら、従来技術では、ディザパターンを移行する前後の画像安定性については考慮されておらず、画像が不安定になる恐れがある。そして、ラインスクリーンと白抜きドットスクリーンの2種類のディザパターンを記憶部に保存しておく必要があるため、ディザパターンを記憶するメモリをより大容量とする必要がある。さらに2種類の異なるディザパターンの隣接部分でドット配列ごとにドット再配置処理が必要になるため、画像処理に要する時間が増大する。
図12は、ドット間距離による非画像部へのトナーの付着の一例を示す図である。図13は、ドット間距離とトナー付着について説明するための図である。
電子写真技術においては、図12に示すように、ドット間の距離やライン間の距離が近い場合、隣接するドット同士、隣接するライン同士の露光分布の端が重なることで非画像部(地肌部)にもある程度の露光強度が発生し、予期せずトナーが付着する場合がある(図12の符号801の部分)。これが原因でトナー付着面積にばらつきが生じ、色安定性や粒状性といった画質に悪影響を与えている。
本実施形態では、従来技術と同様に、中階調値の範囲ではラインスクリーンを用い、高階調値の範囲では白抜きドットスクリーンを用いて階調処理を行った上で、ラインスクリーンから白抜きドットスクリーンへ移行する際に、ディザパターンのパターンを、このような悪影響が非画像部(非付着領域、地肌部)に発生しにくく、トナー付着面積が安定するようなドット配置としている。これにより、本実施形態では、中階調値から高階調値におけるトナー付着面積の安定性を向上させ、どの階調値でも画質に優れた画像の出力を可能としている。以下、本実施形態の詳細について説明する。
図1に戻り、本実施形態では、ディザパターン記憶部110は、第1ディザパターン群、第2ディザパターン群、第3ディザパターン群の各群において、以下に示すような複数のディザパターンを記憶している。ここで、各ディザパターン群のそれぞれのディザパターンは、階調値に対応付けられてディザパターン記憶部110に保存されている。
第1ディザパターン群は、中階調(第1範囲)の階調値ごとに対応し、階調値が増加するに従ってライン幅が増加するラインパターンであるラインスクリーンで形成された複数のディザパターンを含んでいる。
第2ディザパターン群は、高階調(第2範囲)の階調値ごとに対応し、階調値が増加するに従って、ドットが増加し非付着領域である白抜き部が減少するパターンである白抜きドットスクリーンで形成された複数のディザパターンを含んでいる。
第3ディザパターン群は、第1ディザパターン群のラインスクリーンから第2ディザパターン群の白抜きドットスクリーンへの移行のための複数のディザパターンを含んでいる。すなわち、第3ディザパターン群は、ライン幅が増加することにより隣接するラインが接続され、接続部分が先端に向かうに従って細くなる形状で、基準階調値βから階調値が増加するに従って、当該先端の部分から徐々に接続されるパターンで形成されるディザパターンを階調値ごとに有している。
ここで、基準階調値βは、ラインスクリーンから白抜きドットスクリーンへの移行を開始する階調値であり、ライン間の非画像部の付着面積が安定する最小のライン間の距離に相当する階調値である。
また、第3ディザパターン群は、隣接するラインがラインの方向と垂直な方向で接続され、隣接するラインが先端の部分で接続されたときに、白抜きドットパターンの白抜き部分の径がライン間の距離と等しくなるようなパターンで形成されているディザパターンを含んでいる。
図2は、本実施形態のラインスクリーンから白抜きドットスクリーンへの移行の状態を示す図である。
本実施形態では、図2(a)に示すように、中階調の範囲(第1範囲)では、所定の基準階調値βまでは通常のラインスクリーンを同様に、階調値ごとに、階調値が増加するに従ってラインを成長させた、すなわちライン幅を増加させた複数のディザパターンを第1ディザパターン群として用意しておく。
そして、階調値が基準階調値βを超えたら、ラインスクリーンから白抜きドットスクリーンへの移行の段階のディザパターンを開始し、第3ディザパターン群とする。具体的には、図2(b)に示すように、階調値ごとに、ラインから、根元が太く先端が細い突起(凸部)をスクリーン線数で決まる間隔で設けた複数のディザパターンとする。
そして、さらに階調値が増加すると、図2(c)に示すように、階調値ごとに、隣接するラインがラインの方向と垂直な方向で接続されるように、すなわち、対向するラインの凸部同士が繋がるようにし、トナー付着が不安定になる面積が小さくなるように凸部形状を成長させた複数のディザパターンが第3ディザパターン群に登録されている。この際、ライン間がラインと垂直方向に繋がったとき、白抜きドットの径がライン間の距離と等しくなるようにする。
図3は、本実施形態の第3ディザパターン群のうち図2(b)のディザパターンの一例を示す拡大図である。図3に示すように、第3ディザパターン群のディザパターンにおいて、符号303が突起(凸部)であり、符号301が符号303における細い先端部、符号302が符号303における太い根元の部分を示している。そして、更に階調値を増加すると、ラインが成長して、対向するラインの符号303の細い先端部301同士が接続するようにディザパターンが形成されている。
ここで、ラインの成長による接続には種々のパターンがある。図4は、ラインの接続のパターンについて説明するための図である。図4の(a)から(c)のそれぞれにおいて、左右双方の黒塗りの部分が隣接するラインを示し、丸印で囲んだ部分が接続される凸部を示している。図4(a)は、ライン幅と同じ太さで凸部を成長させて凸部を接続するパターン1を示している。図4(b)は、ライン幅よりも細い幅で凸部を成長させて凸部を接続するパターン2を示している。図4(c)は、凸部の根元が太く先端が細い、すなわち三角形状の凸部として、凸部の先端部同士で接続するパターン3を示している。本実施形態では、パターン3を採用している。
図4(a)に示すパターン1の方法で凸部を成長させると白抜き部を形成するために凸部同士を接続する際に、凸部間の非画像部においてトナー付着が不安定な面積が大きくなる。図4(b)に示すパターン2の方法で凸部を成長させると、凸部間の非画像部のトナー付着面積の安定性は向上するが、凸部をつなげる際、ライン付着部も不安定となり、やはりトナー付着が不安定な面積が大きくなる。
これに対し、図4(c)に示すパターン3の方法で凸部を成長させると、トナー付着が不安定になる面積が小さくてすむ。パターン3の方法は、パターン1の方法よりも、凸部間の非画像部の付着面積の安定性が高く、パターン2の方法より、凸部自体の付着面積の安定性が良好であるため、画像安定性に優れた凸部の成長方法である。このため、本実施形態では、パターン3の方法でラインを成長させて凸部を接続しているのである。
図2に戻り、さらに、階調値が増加して高階調の範囲(第2範囲)となった場合には、図2(d)、(e)に示すように、通常の白抜きドットスクリーンの成長方法と同様に、非画像部を埋めるようにドットを成長させた複数のディザパターンが第2ディザパターン群として登録されている。
次に、以上のように構成された本実施形態の画像形成装置10による画像形成処理について説明する。図5は、本実施形態にかかる画像形成処理の手順の一例を示すフローチャートである。
まず、画像処理部100は、印刷対象の画像データを入力する(ステップS11)。そして、画像判断部101は、入力された画像データに対して所定の領域ごとに階調値を判断する(ステップS12)。次に、階調処理部102は、画像判断部101で判断された階調値に対応したディザパターンを、ディザパターン記憶部110から取得する(ステップS13)。そして、階調処理部102は、取得したディザパターンを用いて画像データに対してディザ処理を行う(ステップS14)。階調処理部102はディザ処理後の画像データを画像形成部200に出力する。
画像形成部200では、書込み制御部201がディザ処理後の画像データを入力して、この画像データ(すなわちディザパターン)に基づいて露光指令としてのPWM信号を生成して書込み部202に送出する(ステップS15)。これにより、中間調が表現された記録媒体が出力される。
次に、ディザパターン記憶部110に保存されるディザパターンを生成するディザパターン生成装置について説明する。本実施形態のディザパターン生成装置500は、CPU(Central Processing Unit)と、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などの記憶装置と、HDD、DVDドライブ装置などの外部記憶装置と、ディスプレイ装置などの表示装置と、キーボードやマウスなどの入力装置を備えており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。なお、ディザパターン生成装置500は、これに限定されるものではなく、画像形成装置10の内部(例えば、画像処理部100)に設けた構成としてもよい。
図6は、本実施形態のディザパターン生成装置500の機能的構成を示すブロック図である。本実施形態のディザパターン生成装置500は、図6に示すように、第1生成部501と、第2生成部502と、第3生成部503と、記憶部510とを主に備えている。
記憶部510は、HDDやメモリ等の記憶媒体であり、第1生成部501、第2生成部502、第3生成部503の各部で生成されるディザパターンを保存する。
次に、第1生成部501、第2生成部502、第3生成部503によるディザパターンの生成処理について説明する。図7は、本実施形態のディザパターン生成処理の手順の一例を示すフローチャートである。
まず、第1生成部501は、中階調値の範囲で、図2(a)に示すように、階調値の増加に従って、ラインスクリーンのラインを成長させて第1ディザパターン群のディザパターンを生成する(ステップS31)。すなわち、第1生成部501は、ライン幅が増加するラインスクリーンを階調値ごとに生成し、生成したラインスクリーンを階調値に対応付けて第1ディザパターン群として記憶部510に保存する。
第1生成部501は、階調値が階調値β以上となったか否かを判断する(ステップS32)。階調値が階調値β未満である場合には(ステップS32:No)、処理はステップS31に戻り、引き続き、第1生成部501による第1ディザパターン群のディザパターンの生成が行われる。
ステップS32で、階調値が階調値β以上である場合には(ステップS32:Yes)、第3生成部503は、第3ディザパターン群のディザパターンの生成を開始する。すなわち、第3生成部503は、図2(b)、(c)に示すように、白抜きドットスクリーン形成に向け、スクリーン線数で決まる間隔でラインから突起(凸部)が先端で細くなるようにドットを成長させたパターンのディザパターンを階調値ごとに生成する(ステップS33)。これにより、階調値が増加して、隣接するラインの凸部同士が先端部で接続されたディザパターンが生成される。第3生成部503は、生成された複数のディザパターンを階調値に対応付けて第3ディザパターン群として記憶部510に保存する。
そして、第3生成部503は、階調値が増加して、隣接するラインの凸部同士が先端部で接続されたディザパターンが生成され、白抜きドットが形成し終えたか否かを判断する(ステップS34)。
そして、まだ、白抜きドットが形成し終えていない場合には(ステップS34:No)、第3生成部503は、ステップS33の処理を繰り返す。
一方、白抜きドットが形成し終えた場合には(ステップS34:Yes)、第2生成部502は、図2(d)に示すように、可能な限り短径が大きく、白抜きドット周辺長が短くなるように白抜きドット部周辺のドットを成長させたディザパターンを、階調値ごとに生成することで、第2ディザパターン群のディザパターンを生成する(ステップS35)。第2生成部502は、生成したディザパターンを、第2ディザパターン群として記憶部510に保存する。
そして、第2生成部502は、階調値が最大になったか否かを判断する(ステップS36)。そして、階調値がまだ最大になっていない場合には(ステップS36:No)、第2生成部502は、ステップS35の処理を繰り返す。これにより、図2(e)に示すようなベタ画像となるまで、ドットが成長する。
一方、ステップS36で、階調値が最大になった場合には(ステップS36:Yes)、処理は終了する。
以上により、第1ディザパターン群、第2ディザパターン群、第3ディザパターン群のそれぞれの複数のディザパターンが階調値に対応付けて生成されて記憶部510に保存される。記憶部510に保存された複数のディザパターンが、上述した画像形成装置10のディザパターン記憶部110にユーザ等により移動される。
このようなスクリーンの成長方法を用いたディザパターン群を用意することで、従来技術のようにメモリ容量を増加することなく、中階調から高階調までの画像安定性を向上させることができる。以下、詳細に説明する。
図8は、本実施形態のディザパターンによる効果を説明するためのグラフである。図8において、横軸は階調値を示し、縦軸は平均基準ページ内の色差ΔEを示しており、ΔEの値が大きいほど画像安定性が悪いことを示している。また、図8において、点線と一点鎖線のグラフが従来技術による結果を示し、実線のグラフが本実施形態(図4(c)のパターン3)による結果を示している。また、図8では、太点線のグラフは、ラインの接合のパターンが図4(a)のパターン1である場合を示し、二点鎖線のグラフは、ラインの接合のパターンが図4(b)のパターン2である場合を示している。本実施形態のグラフは、ラインの接合のパターンが図4(c)のパターン3である場合である。
図8に示すように、ドットスクリーンは中階調値での画像安定性が悪く、ラインスクリーンでは中階調値から高階調値での画像安定性が悪い。本実施形態におけるディザパターンの画像安定性は、階調値α〜βのみに限れば従来技術(ドット、ラインスクリーン)に比べ低いが、その値はわずかである。逆に、それぞれのスクリーン(ディザパターン)の画像安定性が悪い階調値での画像安定性を大きく改善できており、全体(中階調値以上)としてみると、画像安定性が改善していることがわかる。
図8において、階調値αは、ラインスクリーンと白抜きドットスクリーンでΔEが逆転する階調値を示す。階調値βは、ラインスクリーンから白抜きドットスクリーンへの移行を開始する階調値であり、上述した基準階調値である。図9は、ライン間距離における非画像部(地肌部、非付着領域)の明るさの安定性を示すグラフである。
本実施形態では、図9のσB(非画像部)3以上を不安定として、基準階調値βは、ライン間の非画像部の明るさの変動が大きくなり始める70μmに近いライン間距離となる階調値として定めている。
従来技術では、2つのディザパターンを所定の面積率で移行して使用する。このため、画像内の隣接するある箇所で片方は1つめのディザパターン、もう片方は2つめのディザパターンを適用するという状況になることもあり、その場合はその境界部が不自然にならないように境界部のドットの再配置を行う。つまり、従来技術は、画像中の隣接する中間調の面積率の判定と判定結果に応じたドット再配置という処理が必要となる。
これに対して、本実施形態では、1つのディザパターンで構成されているため、このような、画像中の隣接する中間調の面積率の判定と判定結果に応じたドット再配置という処理が不要となる。従って、本実施形態によれば、従来技術に比べて画像処理の時間の増大を防止することができる。
このように本実施形態では、ディザパターン生成装置500により、中階調の階調値ごとに対応し、階調値が増加するに従ってライン幅が増加するパターンのラインスクリーンで形成された複数のディザパターンを含む第1ディザパターン群と、高階調の階調値ごとに対応し、階調値が増加するに従って、ドットが増加する白抜きドットスクリーンで形成された複数のディザパターンを含む第2ディザパターン群と、ラインスクリーンから白抜きドットスクリーンへ移行する際に、ライン幅が増加することにより隣接するラインが接続され、接続部分が先端に向かうに従って細くなる形状で、基準階調値βから階調値が増加するに従って、当該先端の部分から徐々に接続されるパターンで形成される複数のディザパターンを含む第3ディザパターン群と、を生成し、それぞれディザパターン記憶部110に保存しておく。そして、画像形成装置10が、入力される画像データに対して所定範囲ごとに階調値を判断し、階調値に対応するディザパターンを、ディザパターン記憶部110の第1ディザパターン群、第2ディザパターン群、第3ディザパターン群の中から選択して、選択されたディザパターンに応じて画像データに対して画像処理を行っている。このため、本実施形態によれば、中階調から高階調の範囲に亘って画像安定性を向上することができるとともに、ラインスクリーンと白抜きドットスクリーンを用いた場合においても、メモリ容量の増大を抑制することができ、画像処理時間の増大を防止することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10 画像形成装置
100 画像処理部
101 画像判断部
102 階調処理部
110 ディザパターン記憶部
201 書込み制御部
202 書込み部
500 ディザパターン生成装置
501 第1生成部
502 第2生成部
503 第3生成部
510 記憶部
特開2012−3180号公報

Claims (8)

  1. 第1範囲の階調値ごとに対応し、前記階調値が増加するに従ってライン幅が増加するラインパターンであるラインスクリーンで形成された複数のディザパターンを含む第1ディザパターン群と、
    前記第1範囲の階調値より高い第2範囲の階調値ごとに対応し、前記階調値が増加するに従って、ドットが増加しドットで囲まれた白抜き部が減少するパターンである白抜きドットスクリーンで形成された複数のディザパターンを含む第2ディザパターン群と、
    前記ラインスクリーンから前記白抜きドットスクリーンへの移行のための複数のディザパターンであって、前記ライン幅が増加することにより隣接するラインが接続され、接続部分が三角形状の凸部の先端で、基準階調値から前記階調値が増加するに従って、当該先端の部分から徐々に接続されるパターンで形成される複数のディザパターンを含む第3ディザパターン群と、
    を記憶する記憶部と、
    入力される画像データに対して所定範囲ごとに階調値を判断する画像判断部と、
    階調値に対応するディザパターンを、前記記憶部の前記第1ディザパターン群、前記第2ディザパターン群、前記第3ディザパターン群の中から選択する階調処理部と、
    選択されたディザパターンに応じて画像形成を行う画像形成部と、
    を備えた画像形成装置。
  2. 前記基準階調値は、ライン間の非画像部の付着面積が安定する最小のライン間の距離に相当する階調値である、
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第3ディザパターン群は、前記隣接するラインがラインの方向と垂直な方向で接続されるようなパターンの前記複数のディザパターンを含む、
    請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第3ディザパターン群は、前記隣接するラインが前記先端の部分で接続されたときに、白抜きドットパターンの白抜き部分の径がライン間の距離と等しくなるようなパターンで形成されているディザパターンを含む、
    請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 第1範囲の階調値ごとに対応し、前記階調値が増加するに従ってライン幅が増加するラインパターンであるラインスクリーンで形成された複数のディザパターンを生成する第1生成部と、
    前記第1範囲の階調値より高い第2範囲の階調値ごとに対応し、前記階調値が増加するに従って、ドットが増加しドットで囲まれた白抜き部が減少するパターンである白抜きドットスクリーンで形成された複数のディザパターンを生成する第2生成部と、
    前記ラインスクリーンから前記白抜きドットスクリーンへの移行のための複数のディザパターンであって、前記ライン幅が増加することにより隣接するラインが接続され、接続部分が三角形状の凸部の先端で、基準階調値から前記階調値が増加するに従って、当該先端の部分から徐々に接続されるパターンで形成される複数のディザパターンを生成する第3生成部と、
    を備えたディザパターン生成装置。
  6. 前記第3生成部は、前記隣接するラインがラインの方向と垂直な方向で接続されるようなパターンの前記複数のディザパターンを生成する、
    請求項5に記載のディザパターン生成装置。
  7. 前記第3生成部は、前記隣接するラインが前記先端の部分で接続されたときに、白抜きドットパターンの白抜き部分の径がライン間の距離と等しくなるようなパターンで形成されているディザパターンを生成する、
    請求項6に記載のディザパターン生成装置。
  8. 第1範囲の階調値ごとに対応し、前記階調値が増加するに従ってライン幅が増加するラインパターンであるラインスクリーンで形成された複数のディザパターンを生成し、
    前記第1範囲の階調値より高い第2範囲の階調値ごとに対応し、前記階調値が増加するに従って、ドットが増加しドットで囲まれた白抜き部が減少するパターンである白抜きドットスクリーンで形成された複数のディザパターンを生成し、
    前記ラインスクリーンから前記白抜きドットスクリーンへの移行のための複数のディザパターンであって、前記ライン幅が増加することにより隣接するラインが接続され、接続部分が三角形状の凸部の先端で、基準階調値から前記階調値が増加するに従って、当該先端の部分から徐々に接続されるパターンで形成される複数のディザパターンを生成する、
    ことを含むディザパターン生成方法。
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