JP6530090B1 - ガイド車 - Google Patents

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Abstract

【課題】軽量化と強度の両立を図ることができるコークス炉のガイド車を提供することにある。【解決手段】ガイド車は、コークス炉の炭化室から押出ラムで押出されたコークスを案内するケージを備え、押出ラムの可動方向と交差する第1方向に移動可能なガイド車である。ケージは、押出ラムの可動方向延長線を取り囲み、コークスの案内路を形成するガイド部材を支持する支持フレームを含む。支持フレームは、案内路の上側で第1方向に延びる上フレームと、案内路の下側で第1方向に延びる下フレームと、上フレームと下フレームとを繋ぐ縦フレームと、上フレームと縦フレームとを繋ぐ第1梁部材と、下フレームと縦フレームとを繋ぐ第2梁部材と、を含む。第1梁部材と第2梁部材とは、第1方向および上下方向に対して傾斜して設けられる。【選択図】図2

Description

本発明は、押出機によって炉外に押し出されたコークスをガイドするコークス炉のガイド車に関する。
押出機と炭化室とガイド車とを備えるコークス炉設備が知られている。例えば、特許文献1には、複数の炭化室が並設される方向に沿って移動可能であって、炭化室の窯口から押し出されたコークスをバケットに導入するコークガイド車を備えるコークス製造設備が記載されている。
特開2012−166925号公報
炭化室の窯口から押し出されたコークスを案内するコークス炉のガイド車には軽量化の要請がある。例えば、ガイド車は並設された複数の炭化室に沿って延在するレール上を移動可能に設けられる場合が多い。ガイド車は、強風や地震の際に水平方向の荷重を受ける可能性がある。ガイド車は、コークスの案内路を形成する中空構造を有するので、特に、レールの延在方向に大きな荷重を受けるとガイド車が変形するおそれがある。
水平方向の荷重による変形を抑制するために、補強部材を追加すると、ガイド車が重くなり、軽量化の要請に反する。ガイド車が重くなると、製造コストが増加するなどの問題もある。このような課題はレール上を移動するガイド車に限らず、他の手段によって移動するコークス炉のガイド車にも生じうる。これらから、従来のコークス炉のガイド車には軽量化と強度の両立を図る観点で改善すべき課題がある。
本発明の目的は、このような課題に鑑みてなされたもので、軽量化と強度の両立を図ることができるコークス炉のガイド車を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様のガイド車は、コークス炉の炭化室から押出ラムで押出されたコークスを案内するケージを備え、押出ラムの可動方向と交差する第1方向に移動可能なガイド車であって、ケージは、押出ラムの可動方向延長線を取り囲み、コークスの案内路を形成するガイド部材を支持する支持フレームを含む。支持フレームは、案内路の上側で第1方向に延びる上フレームと、案内路の下側で第1方向に延びる下フレームと、上フレームと下フレームとを繋ぐ縦フレームと、上フレームと縦フレームとを繋ぐ第1梁部材と、下フレームと縦フレームとを繋ぐ第2梁部材と、を含む。第1梁部材と第2梁部材とは、第1方向および上下方向に対して傾斜して設けられる。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや、本発明の構成要素や表現を方法、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、軽量化と強度の両立を図ることができるコークス炉のガイド車を提供することができる。
第1実施形態に係るガイド車を適用したコークス炉設備の一例を示す図である。 図1のガイド車の支持フレームを概略的に示す側面視の図である。 図1のガイド車の支持フレームの別の例を概略的に示す側面視の図である。
以下、本発明を好適な実施形態をもとに各図面を参照しながら説明する。実施形態および変形例では、同一または同等の構成要素、部材には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、各図面における部材の寸法は、理解を容易にするために適宜拡大、縮小して示される。また、各図面において実施形態を説明する上で重要ではない部材の一部は省略して表示する。
なお、以下の説明において、「平行」、「垂直」は、完全な平行、垂直だけではなく、誤差の範囲で平行、垂直からずれている場合も含むものとする。また、「略」は、おおよその範囲であるという意味である。
また、第1、第2などの序数を含む用語は多様な構成要素を説明するために用いられるが、この用語は一つの構成要素を他の構成要素から区別する目的でのみ用いられ、この用語によって構成要素が限定されるものではない。
[第1実施形態]
以下、図面を参照して、本発明の第1実施形態に係るガイド車10の構成について説明する。図1は、第1実施形態に係るガイド車10を適用したコークス炉設備100の一例を示す図である。以下、コークス炉のガイド車を単にガイド車という。
以下、主にXYZ直交座標系をもとに説明する。X軸方向は、図1において紙面左右方向に対応する。Y軸方向は、図1において紙面上下方向に対応する。Z軸方向は、図1において紙面に垂直な方向に対応する。Y軸方向およびZ軸方向はそれぞれX軸方向に直交する。X軸、Y軸、Z軸のそれぞれの正の方向は、各図における矢印の方向に規定され、負の方向は、矢印と逆向きの方向に規定される。また、X軸の正方向側を「右側」、X軸の負方向側を「左側」ということもある。また、Z軸の正方向側を「前側」、Z軸の負方向側を「後側」、Y軸の正方向側を「上側」、Y軸の負方向側を「下側」ということもある。このような方向の表記はガイド車10の使用姿勢を制限するものではなく、ガイド車10は、用途に応じて任意の姿勢で使用されうる。
(コークス炉設備)
図1に示すように、コークス炉設備100は、ガイド車10と、コークス炉50と、押出機70と、一対のレール54と、一対のレール56と、バケット車58と、フード16と、を主に含む。コークス炉50は、第1方向として例示されるZ軸方向に配列された複数の炭化室52を含む。そのため、Z軸方向は複数の炭化室52の配列方向に一致する。レール54、56は、複数の炭化室52に沿ってZ軸方向に延設される。押出機70は、炭化室52で乾留して生成されたコークス80を押出すために、炭化室52の炉口51側に設けられる。
押出機70は、各炭化室52からコークス80を押出す装置である。押出機70は、各々の炭化室52の前をZ軸方向に移動可能に設けられる。押出機70は、炭化室52のコークスを押出す押出ラム74を備える。押出ラム74は、押出機70によって、可動方向として例示されるX軸方向に出し入れされる。特に、押出ラム74は、モータ(不図示)などの動力源により駆動される歯車が軸部に設けられたラック歯(不図示)に噛合うことにより、X軸方向に移動する。そのため、X軸方向はコークス80の押出方向に一致する。押出ラム74は、各炭化室52の炉口51から進入し、コークス80を炉口51の反対側に設けられた排出口53からガイド車10に向かって押出す。ガイド車10は、押出されたコークス80をバケット車58に案内するケージ14を備える。各炭化室52の排出口53は、コークス生成時は蓋部材により閉塞されている。コークス80を押出す際、蓋部材はガイド車10に設けられる蓋取装置(図示しない)により取り外される。
ガイド車10は、コークス炉50の排出口53側に設けられる。ガイド車10は、Z軸方向に延びる一対のレール54上をZ軸方向に移動可能に設けられる。ガイド車10は、各炭化室52から押出されたコークス80をバケット車58に案内するケージ14を備える。ケージ14は、支持フレーム20と、ガイド部材18と、を含む。ガイド部材18は、コークス80の案内路14bを形成する。一例として、ガイド部材18は、X軸方向に離間して設けられ、案内路14bを挟んで対向する一対の板状の部材であってもよい。支持フレーム20は、押出ラム74のX軸方向の延長線Laを取り囲むように設けられる。支持フレーム20は、ガイド部材18を支持する。支持フレーム20については後述する。
バケット車58は、Z軸方向に延びる一対のレール56上をZ軸方向に移動可能に設けられる。一例として、バケット車58は、受入れたコークス80を消火用の設備(不図示)に搬送する。バケット車58は、台車部58bと、バケット58cと、を備える。台車部58bは、レール56上を走行するための走行台車として機能する。バケット58cは、台車部58b上に設けられ、ガイド車10の案内路14bから排出されたコークス80を受入れる。バケット58cは、上面が開口した容器として機能する。
この例では、フード16は、バケット車58の上方を覆いつつ、バケット車58と同期してZ軸方向に移動し、コークス80から生じる含塵ガスを除塵処理設備(不図示)に導く。
(支持フレーム)
支持フレーム20について説明する。図2は第1実施形態に係る支持フレーム20を概略的に示す側面視の図である。この図は、図1のA−A線およびB−B線から視た支持フレーム20を示している。支持フレーム20は、図1に示すように、X軸方向に離れて配置される2つの支持フレーム20b、20cを含む。この例では、支持フレーム20b、20cは同じ構成を有するため、一方の支持フレーム20bについて説明する。支持フレーム20bは、押出ラム74の延長線Laおよび案内路14bを取り囲む複数のフレーム部材や梁部材を含む。
支持フレーム20bは、上フレーム22と、下フレーム24と、縦フレーム26と、第1梁部材28と、第2梁部材30と、を含む。上フレーム22は、案内路14bの上側でZ軸方向に延びる棒状のフレーム部材である。上フレーム22には、例えば蓋取装置など図示しない付帯装置が配置されてもよい。下フレーム24は、案内路14bの下側でZ軸方向に延びる棒状のフレーム部材である。下フレームには、レール54上を移動するための図示しない移動機構が設けられる。縦フレーム26は、上フレーム22と下フレーム24とを繋ぐ棒状のフレーム部材である。この例では、上フレーム22、下フレーム24、縦フレーム26、第1梁部材28および第2梁部材30は、Y−Z平面上に延在している。
第1梁部材28は、上フレーム22と縦フレーム26とを繋ぐ棒状のフレーム部材である。第2梁部材30は、下フレーム24と縦フレーム26とを繋ぐ棒状のフレーム部材である。第1梁部材28と第2梁部材30とは、Z軸方向および上下方向であるY軸方向に対して傾斜して設けられる。上フレーム22、下フレーム24、縦フレーム26、第1梁部材28および第2梁部材30は、H型鋼などの型鋼で形成され、それぞれボルト締結や溶接など公知の連結手段によって連結されてもよい。
上フレーム22と下フレーム24それぞれは、Z軸方向に連続する一体の素材から形成されてもよいし、複数に分割され不連続に形成されてもよい。この例では、上フレーム22は連続する一体形状を有し、下フレーム24は、互いにZ軸方向に離れて配置される下フレーム24b、24cを含む。
縦フレーム26は、上フレーム22と下フレーム24との間で略Y軸方向に延在する。縦フレーム26は、Z軸方向に離間して案内路14bを挟む一対の縦フレーム26b、26cを含む。縦フレーム26bの上端は、上フレーム22のZ軸方向の一方の端部22d近傍に連結され、縦フレーム26bの下端は、下フレーム24bの途中に連結される。縦フレーム26cの上端は、上フレーム22のZ軸方向の他方の端部22e近傍に連結され、縦フレーム26cの下端は、下フレーム24cの途中に連結される。
第1梁部材28は、上フレーム22と下フレーム24との間でY軸方向およびZ軸方向に傾斜して配置される。第1梁部材28は、Z軸方向に離間して案内路14bを挟む一対の第1梁部材28b、28cを含む。第1梁部材28bの上端は、上フレーム22の一方の端部22dからZ軸方向中央に寄った位置に連結され、第1梁部材28bの下端は、縦フレーム26bのY軸方向中央付近に連結される。すなわち、第1梁部材28bは、縦フレーム26bと上フレーム22と三角構造20hを構成する。第1梁部材28cの上端は、上フレーム22の他方の端部22eからZ軸方向中央に寄った位置に連結され、第1梁部材28cの下端は、縦フレーム26cのY軸方向中央付近に連結される。すなわち、第1梁部材28cは、縦フレーム26cと上フレーム22と三角構造20mを構成する。
第2梁部材30は、上フレーム22と下フレーム24との間でY軸方向およびZ軸方向に傾斜して配置される。第2梁部材30は、Z軸方向に離間して案内路14bを挟む一対の第2梁部材30b、30cを含む。第2梁部材30bの下端は、下フレーム24bに連結され、第2梁部材30bの上端は、縦フレーム26bのY軸方向中央付近に連結される。すなわち、第2梁部材30bは、縦フレーム26bと下フレーム24と三角構造20jを構成する。第2梁部材30cの下端は、下フレーム24cに連結され、第2梁部材30cの上端は、縦フレーム26cのY軸方向中央付近に連結される。すなわち、第2梁部材30cは、縦フレーム26cと下フレーム24と三角構造20jを構成する。
第1梁部材28と第2梁部材30とは、互いに接続されていてもよい。特に、第1梁部材28bの下端と、第2梁部材30bの上端は、縦フレーム26bの途中で接続されている。第1梁部材28bと、第2梁部材30bの接続領域Ja1は縦フレーム26bのY軸方向の中点C1の近傍に設けられる。図2の例では、第1梁部材28bの上端および第2梁部材30bの下端は、縦フレーム26bからZ軸方向で負方向側に位置しており、第1梁部材28bおよび第2梁部材30bは、横向きのV字形状を呈する。
第1梁部材28cの下端と、第2梁部材30cの上端は、縦フレーム26cの途中で接続されている。第1梁部材28cと、第2梁部材30cの接続領域Ja2は縦フレーム26cのY軸方向の中点C2の近傍に設けられる。図2の例では、第1梁部材28cの上端および第2梁部材30cの下端は、縦フレーム26cからZ軸方向で正方向側に位置しており、第1梁部材28cおよび第2梁部材30cは、横向きのV字形状を呈する。
第1梁部材28と第2梁部材30とは、互いに接続された梁部材セット34を複数構成する。特に、第1梁部材28bおよび第2梁部材30bは、互いに接続された梁部材セット34bを構成する。第1梁部材28cおよび第2梁部材30cは、互いに接続された梁部材セット34cを構成する。つまり、梁部材セット34は、Z軸方向に互いに離間して配置された一対の梁部材セット34b、34cを含む。一対の梁部材セット34b、34cは、非対称であってもよいし、案内路14bを挟んで対称に配置されてもよい。特に、一対の梁部材セット34b、34cは、案内路14bのZ軸方向範囲の二等分線に対して線対称に配置されてもよい。
次に、図2を参照して支持フレーム20が高強度を発揮する機序について説明する。第1梁部材28は、上フレーム22、下フレーム24および縦フレーム26と三角構造20h、20j、20m、20nを構成する。支持フレーム20が強風や地震の際に水平方向の荷重を受けたとき、この荷重は三角構造20h、20j、20m、20nによって支持される。このため、この荷重による三角構造20h、20j、20m、20nを構成する各部材に加わる応力は主に圧縮応力または引張応力であり、これらの梁部材は上述の水平方向の荷重に対して高い強度を発揮する。特に、梁部材セット34は、横向きのV字状の構造を構成するため、案内路14bのための開口を遮ることなく、支持フレーム20に入力される荷重に対して高い強度を発揮する。
[第2実施形態]
以下、図3を参照して、第2実施形態に係る支持フレーム20の別の例について説明する。図3は、ガイド車10の支持フレーム20の別の例を概略的に示す側面視の図であり、図2に対応する。この例は、第2実施形態に対して第3梁部材32を備える点で相違し、その他の構成は同様である。そのため、重複する説明を省き、第1実施形態と相違する構成について重点的に説明する。
第2実施形態に係る支持フレーム20は、第1梁部材28と第2梁部材30とを繋ぎY軸方向に延在する第3梁部材32をさらに含む。第3梁部材32は、Z軸方向に離間して案内路14bを挟む一対の第3梁部材32b、32cを含む。第3梁部材32bの上端は、第1梁部材28bの途中に連結され、第3梁部材32bの下端は、第2梁部材30bの途中に連結される。すなわち、第3梁部材32bは、第1梁部材28bと第2梁部材30bと三角構造20pを構成する。第3梁部材32cの上端は、第1梁部材28cの途中に連結され、第3梁部材32cの下端は、第2梁部材30cの途中に連結される。すなわち、第3梁部材32cは、第1梁部材28cと第2梁部材30cと三角構造20qを構成する。第3梁部材32は、H型鋼などの型鋼で形成され、それぞれボルト締結や溶接など公知の連結手段によって連結されてもよい。
図3に示すように、第3梁部材32は、第1梁部材28および第2梁部材30と三角構造20p、20qを構成することによって、梁部材セット34の強度をより高めることができる。第3梁部材32は梁部材セット34と横向きのA字状の構造を構成するため、上フレーム22のたわみを抑制することができる。
次に、本発明の一態様の概要について説明する。本発明のある態様のガイド車は、コークス炉の炭化室から押出ラムで押出されたコークスを案内するケージを備え、押出ラムの可動方向と交差する第1方向に移動可能なガイド車である。ケージは、押出ラムの可動方向延長線を取り囲み、コークスの案内路を形成するガイド部材を支持する支持フレームを含む。支持フレームは、案内路の上側で第1方向に延びる上フレームと、案内路の下側で第1方向に延びる下フレームと、上フレームと下フレームとを繋ぐ縦フレームと、上フレームと縦フレームとを繋ぐ第1梁部材と、下フレームと縦フレームとを繋ぐ第2梁部材と、を含む。第1梁部材と第2梁部材とは、第1方向および上下方向に対して傾斜して設けられる。
この態様によると、支持フレームに第1梁部材と第2梁部材とを含むため、各フレームが三角構造を形成し、強風や地震の際の水平方向の荷重に対する強度が改善される。
第1梁部材と第2梁部材とは、互いに接続されてもよい。この場合、第1梁部材と第2梁部材とが横向きのV字状の構造を構成するため、水平方向の荷重に対して高い強度を発揮する。
第1梁部材と第2梁部材との接続領域は、縦フレームの上下方向の中点近傍に設けられてもよい。この場合、接続領域が上下の一方に寄っている場合に比べて、上下に構成される三角構造を小さくすることができるため、全体として荷重に対する強度が改善される。
支持フレームは、第1梁部材と第2梁部材とを繋ぎ上下方向に延びる第3梁部材をさらに含んでもよい。この場合、第3梁部材は梁部材セットと横向きのA字状の構造を構成するため、上フレーム22のたわみを抑制する。
支持フレームは、互いに接続された第1梁部材と第2梁部材とからなる梁部材セットを複数含んでもよい。複数の梁部材セットは、案内路を挟んで第1方向に互いに離間して配置された一対の梁部材セットを含む。この場合、一方のみの梁部材セットを備える場合に比べて、強風や地震の際の水平方向の荷重に対する強度が改善される。
一対の梁部材セットは、対称に配置されてもよい。この場合、非対称に配置される場合に比べて、耐荷重性能のアンバランスを生じ難い。
以上、本発明の各実施形態をもとに説明した。これらの実施形態は例示であり、いろいろな変形および変更が本発明の特許請求の範囲内で可能なこと、またそうした変形例および変更も本発明の特許請求の範囲にあることは当業者に理解されるところである。従って、本明細書での記述および図面は限定的ではなく例証的に扱われるべきものである。
以下、変形例について説明する。変形例の図面および説明では、実施形態と同一または同等の構成要素、部材には、同一の符号を付する。実施形態と重複する説明を適宜省略し、第1実施形態と相違する構成について重点的に説明する。
(変形例)
各実施形態では、ガイド車10がレール54上を走行する例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、ガイド車はタイヤや無限軌道によって走行するように構成されてもよい。
支持フレーム20は、必要に応じて他のフレーム部材や梁部材を含んでもよい。
各実施形態では、2つの支持フレーム20b、20cを含む例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、支持フレームは、1つまたは3以上の支持フレームを含んでもよい。
2つの支持フレーム20b、20cが同じ構成である例について説明したが、本発明はこれに限定されない。支持フレーム20b、20cは異なる構成を備えてもよい。
これらの変形例は第1実施形態と同様の作用・効果を奏する。
上述した各実施形態と変形例の任意の組み合わせもまた本発明の実施形態として有用である。組み合わせによって生じる新たな実施形態は、組み合わされる各実施形態および変形例それぞれの効果をあわせもつ。
10・・ガイド車、 14・・ケージ、 16・・フード、 18・・ガイド部材、 20・・支持フレーム、 22・・上フレーム、 24・・下フレーム、 26・・縦フレーム、 28・・第1梁部材、 30・・第2梁部材、 32・・第3梁部材、 34・・梁部材セット、 50・・コークス炉、 52・・炭化室、 56・・レール、 58・・バケット車、 70・・押出機、 74・・押出ラム、 80・・コークス、 100・・コークス炉設備。

Claims (6)

  1. コークス炉の炭化室から押出ラムで押出されたコークスを案内するケージを備え、前記押出ラムの可動方向と交差する第1方向に移動可能なガイド車であって、
    前記ケージは、前記押出ラムの可動方向延長線を取り囲み、前記コークスの案内路を形成するガイド部材を支持する支持フレームを含み、
    前記支持フレームは、
    前記案内路の上側で第1方向に延びる上フレームと、
    前記案内路の下側で第1方向に延びる下フレームと、
    前記上フレームと前記下フレームとを繋ぐ縦フレームと、
    前記上フレームと前記縦フレームとを繋ぐ第1梁部材と、
    前記下フレームと前記縦フレームとを繋ぐ第2梁部材と、を含み、
    前記第1梁部材と前記第2梁部材とは、前記第1方向および上下方向に対して傾斜して設けられることを特徴とするガイド車。
  2. 前記第1梁部材と前記第2梁部材とは、互いに接続されていることを特徴とする請求項1に記載のガイド車。
  3. 前記第1梁部材と前記第2梁部材との接続領域は、前記縦フレームの上下方向の中点近傍に設けられていることを特徴とする請求項2に記載のガイド車。
  4. 前記支持フレームは、前記第1梁部材と前記第2梁部材とを繋ぎ上下方向に延びる第3梁部材をさらに含むことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のガイド車。
  5. 前記支持フレームは、互いに接続された前記第1梁部材と前記第2梁部材とからなる梁部材セットを複数含み、
    前記複数の梁部材セットは、前記案内路を挟んで第1方向に互いに離間して配置された一対の梁部材セットを含むことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のガイド車。
  6. 前記一対の梁部材セットは、対称に配置されることを特徴とする請求項5に記載のガイド車。
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