JP6526360B2 - 高周波分波器及びこれを用いた高周波回路 - Google Patents

高周波分波器及びこれを用いた高周波回路 Download PDF

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Description

本発明は、複数の入力周波数の電波を分波する高周波分波器及びこれを用いた高周波回路に関するものである。
従来の高周波分波器として、複数のバンドパスフィルタを用いた構成があった(例えば、特許文献1参照)。この高周波分波器は、2倍波、3倍波、4倍波を通過帯域とするバンドパスフィルタを並列接続した構成である。この高周波分波器では、高調波を含む電波が高周波分波器に入力されると別々の端子からバンドパスフィルタの通過周波数帯域に応じた周波数が出力される。
特開平8−65050号公報
しかしながら、従来の高周波分波器では、複数のフィルタを要するため、サイズが大きくなってしまい、小型化の要求を満たすものではなかった。
この発明は、かかる問題を解決するためになされたもので、小型化を図ることのできる高周波分波器を提供することを目的とする。
この発明に係る高周波分波器は、第1から第4の端子を備え、第1の端子を入力端子としたとき、第2の端子はアイソレーション端子、第3の端子は0°出力端子、第4の端子は−90°出力端子となる関係にある90°ハイブリッド回路と、入力される電波のうち、第1の周波数に関して、第1の端子に与える電波よりも90°位相を遅らせた電波を第2の端子に与え、第2の周波数に関して、第1の端子に与える電波よりも90°位相を進めた電波を第2の端子に与える移相回路とを備えたものである。
この発明に係る高周波分波器は、第1の周波数と第2の周波数の電波が入力される第1及び第2の端子を有する90°ハイブリッド回路を備え、第2の端子に入力される第1の周波数の電波は第1の端子に入力される第1の周波数の電波よりも90°位相が遅れ、第2の端子に入力される第2の周波数の電波は第1の端子に入力される第2の周波数の電波よりも90°位相が進んでいるようにしたものである。これにより、複数のフィルタを用いずに第1の周波数と第2の周波数の電波を分波することができ、小型化を図ることができる。
この発明の実施の形態1の高周波分波器の構成図である。 この発明の実施の形態1の高周波分波器の第4の端子にオープンスタブを備えた場合の構成図である。 この発明の実施の形態1の高周波分波器の第4の端子を開放とした場合の構成図である。 この発明の実施の形態1の高周波分波器の入力端子にショートスタブを備えた場合の構成図である。 この発明の実施の形態1の高周波分波器の入力端子にショートスタブと抵抗を備えた場合の構成図である。 この発明の実施の形態2の高周波回路を示す構成図である。 この発明の実施の形態3の高周波回路を示す構成図である。 この発明の実施の形態4の高周波回路を示す構成図である。
以下、この発明をより詳細に説明するために、この発明を実施するための形態について、添付の図面に従って説明する。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態による高周波分波器の構成図である。
本実施の形態による高周波分波器は、図1に示すように、入力端子100と、入力端子100から入力された高周波電力を等分配し、位相差を与える移相回路3と、第1から第4の端子21、22、23、24を備えた90°ハイブリッド回路2を備える。移相回路3は、入力端子100に入力された高周波を同相分配器31にて等分配して、一方の出力を90°ハイブリッド回路2の第1の端子21に与え、他方の出力を基本波で1/4波長となる伝送線路32を介して90°ハイブリッド回路2の第2の端子22に与える。ここで、90°ハイブリッド回路2の第1の端子21を入力(IN)端子としたとき、第2の端子22はアイソレーション(ISO)端子、第3の端子23は0°出力端子、第4の端子24は−90°出力端子となる関係にある。90°ハイブリッド回路2としては、例えば、ランゲカプラなどで構成する。
次に、実施の形態1の高周波分波器の動作を説明する。
入力端子100から入力された第1の周波数である基本波と第2の周波数である3倍波は移相回路3において同相分配器31によりそれぞれ等振幅で2分配される。同相分配器31の一方の出力は90°ハイブリッド回路2の第1の端子21に入力され、同相分配器31の他方の出力は基本波で1/4波長となる伝送線路32を介して90°ハイブリッド回路2の第2の端子22に入力される。このとき、90°ハイブリッド回路2の第2の端子22に入力される基本波は第1の端子21に入力される基本波よりも90°位相が遅れており、第2の端子22に入力される3倍波は第1の端子21に入力される3倍波よりも90°位相が進んでいる。
90°ハイブリッド回路2は、第1の端子21に入力された高周波をθ移相して第3の端子23から出力し、θ−90°移相して第4の端子24から出力する。同様に、第2の端子22に入力された高周波をθ移相して第4の端子24から出力し、θ−90°移相して第3の端子23から出力する。ここでは説明を簡単にするため、θを0°とする。
90°ハイブリッド回路2の第1の端子21に入力された基本波と第2の端子22に入力された90°遅れた基本波は、第3の端子23では逆相合成となり出力されず、第4の端子24では同相合成となり出力されることになる。一方、第1の端子21に入力された3倍波と第2の端子22に入力された90°進んだ3倍波は、第4の端子24では逆相合成となり出力されず、第3の端子23では同相合成となり、出力されることになる。
従って、入力端子100に入力された基本波と3倍波は分波され、それぞれ第4の端子24と第3の端子23から出力される。
上記の説明では、第1の周波数を基本波、第2の周波数を3倍波としたが、他の周波数でも同様に、移相回路3によって、90°ハイブリッド回路2の第2の端子22に入力される第1の周波数の電波の位相を第1の端子21に入力される第1の周波数の電波よりも90°遅らせ、第2の端子22に入力される第2の周波数の電波の位相を第1の端子21に入力される第2の周波数の電波よりも90°位相を進ませることで、分波することができる。
また、図2に示すように、90°ハイブリッド回路2の第4の端子24に基本波で1/4波長のオープンスタブ40を備えることで、第3の端子23で分波された3倍波には影響を与えずに、基本波を入力端子100に反射して戻すことができる。また、図3に示すように、90°ハイブリッド回路2の第4の端子24を開放としても同様に分波された3倍波には影響を与えずに、基本波を入力端子100に反射して戻すことができる。このように、基本波を入力端子100に反射して戻すことにより、例えば高周波分波器を発振器の帰還回路の一つとして適用した場合、ループ利得の向上が図れ、出力周波数の高周波化を図ることができるという効果がある。
さらに、図4に示すように、入力端子100に基本波で1/4波長のショートスタブ41を備えても良い。これにより、基本波と3倍波に影響を与えずに2倍波を反射させ、2倍波の入力を抑え、分離することができる。例えば、高周波分波器を発振器に適用した場合、発振器からは基本波、2倍波及び3倍波が出力される。ここで、基本波と3倍波を取り出したい場合、2倍波の出力は不要であるため、入力としてこれを抑えることができ、不要波の放射を抑えることができる。
また、図5に示すように、入力端子100に基本波で1/4波長のショートスタブ41と抵抗42を備えても良い。抵抗42は、基本波が開放となるショートスタブ41の一端に接続される。これにより、基本波と3倍波に影響を与えずに2倍波を減衰させ、2倍波の入力を抑えることができ、不要波の放射を抑えることができる。
以上説明したように、実施の形態1の高周波分波器によれば、第1から第4の端子を備え、第1の端子を入力端子としたとき、第2の端子はアイソレーション端子、第3の端子は0°出力端子、第4の端子は−90°出力端子となる関係にある90°ハイブリッド回路と、入力される電波のうち、第1の周波数に関して、第1の端子に与える電波よりも90°位相を遅らせた電波を第2の端子に与え、第2の周波数に関して、第1の端子に与える電波よりも90°位相を進めた電波を第2の端子に与える移相回路とを備えたので、複数のフィルタを用いずに第1の周波数と第2の周波数の電波を分波することができ、小型化を図ることができる。
また、実施の形態1の高周波分波器によれば、第1の周波数は基本波、第2の周波数は3倍波であり、移相回路は、基本波及び3倍波を、第1の端子と第2の端子とに同相かつ等振幅で分配する同相分配器と、同相分配器と第2の端子との間に設けられ、同相分配器と第1の端子との間の電気長よりも基本波で1/4波長長い伝送線路とを備えたので、基本波と3倍波の電波を分波して出力することができる。
また、実施の形態1の高周波分波器によれば、第4の端子に第1の周波数で1/4波長となるオープンスタブを備えたので、分波された3倍波には影響を与えずに、基本波を当該高周波分波器の入力端子に反射して戻すことができる。
また、実施の形態1の高周波分波器によれば、当該高周波分波器または移相回路の入力端子に第1の周波数で1/4波長となるショートスタブを備えたので、基本波と3倍波に影響を与えずに2倍波を反射させ、2倍波の入力を抑え、分離することができる。
また、実施の形態1の高周波分波器によれば、ショートスタブの第1の周波数で開放となる先端に抵抗を備えたので、基本波と3倍波に影響を与えずに2倍波を減衰させ、2倍波の入力を抑えることができる。
実施の形態2.
図6は、実施の形態2の高周波回路として、実施の形態1の高周波分波器を用いた高周波増幅器を示す構成図である。
図6において、高周波分波器1aは実施の形態1の図4に示す高周波分波器であり、対応する部分に同一符号を付してその説明を省略する。高周波分波器1aにおける入力端子100には増幅器5の出力が与えられるよう構成され、高周波分波器1aにおける90°ハイブリッド回路2の第3の端子23には3倍波で1/4波長のオープンスタブ43を備えている。
次に、実施の形態2の動作について説明する。
高周波分波器1aの動作は実施の形態1と同様である。ただし、図6に示す高周波分波器1aにおいては、基本波及び3倍波と独立にショートスタブ41で2倍波を短絡して反射させ、基本波及び2倍波と独立にオープンスタブ43により3倍波を反射させて、入力端子100に戻すことができる。このため、増幅器5からショートスタブ41までの電気長で2倍波の位相を、増幅器5からオープンスタブ43までの電気長で3倍波の位相を独立に設計することができる。
このように、実施の形態2の高周波回路では、基本波、2倍波、3倍波の位相を独立して設計できるため、高調波処理が容易となる。すなわち、高調波処理では、基本波と2倍波、3倍波などの高調波を合成し、所望の波形を形成する。そのとき、これらの位相関係が重要である。例えば、基本波と3倍波を同相で合成すると矩形に近づくが、2倍波の位相を設計するときに基本波、3倍波の位相が変化して同相関係から乖離すると良好な合成ができず波形が崩れてしまう。従って、基本波及び高調波の位相を独立に設計できることにより、高調波処理または波形形成が容易となる。
以上説明したように、実施の形態2の高周波回路によれば、実施の形態1の高周波分波器または移相回路の入力端子に増幅器を接続すると共に、第3の端子に第2の周波数で1/4波長となるオープンスタブを備えたので、高調波処理が容易に行え、増幅器の消費電力を改善することができる。
実施の形態3.
図7は、実施の形態3の高周波回路として、実施の形態1の高周波分波器を用いた高周波発振器を示す構成図である。
図7において、高周波分波器1は図1に示す高周波分波器であり、対応する部分に同一符号を付してその説明を省略する。高周波分波器1における入力端子100にはトランジスタ60のドレイン端子が接続され、高周波分波器1における第4の端子24は開放となっている。トランジスタ60はそのソース端子とゲート端子にそれぞれ帰還回路61と帰還回路62を備えている。
次に、実施の形態3の動作について説明する。
高周波分波器1の動作は実施の形態1の図1に示した構成の動作と同様である。ただし、図7に示す高周波分波器1は、発振器の帰還回路の一つとして動作しており、90°ハイブリッド回路2の第4の端子24で反射した基本波は入力端子100に戻り、トランジスタ60に入力される。実施の形態3の高周波発振器では、基本波を直列帰還している。トランジスタ60のゲート端子に入力される高周波(最初は雑音)はトランジスタ60で増幅されてドレイン端子に出力され、ドレイン端子側回路(ここでは高周波分波器1)で反射された当該高周波はトランジスタ60のドレイン・ソース間を介して帰還回路61に入力されて反射する。さらにトランジスタ60のゲート・ソース間を介して帰還回路62に入力されて反射して、トランジスタ60のゲート端子に同相となるように帰還する。この高周波が発振周波数となる。
発振器が発振動作を行うには、トランジスタとそのトランジスタの各端子に接続された帰還回路とを一巡して得られる利得が正である必要があり、大きい方が発振動作をしやすい。図7に示す高周波発振器は、発振動作を行う基本波を外部の負荷に出力せずにトランジスタ60に帰還しているため、発振器のループ利得が向上し、発振器が発振動作をしやすくなる。さらに、90°ハイブリッド回路2の第3の端子23から発振動作で得られる3倍波が出力される。
なお、ここでは高周波分波器を帰還回路の一つとしてドレイン端子に接続した例を示したが、ゲート端子またはソース端子に当該高周波分波器を備えた場合でも良い。
以上説明したように、実施の形態3の高周波回路によれば、トランジスタの端子のうち少なくとも一つに、帰還回路として構成される実施の形態1の高周波分波器の入力端子が接続され、発振動作を行うようにしたので、高周波分波器で発振動作を行う基本波を帰還させ、その高調波である3倍波を出力することができるため、発振動作を容易に実現することができる。また、直接3倍波に相当する周波数で発振器を構成するよりも、性能の良いトランジスタや共振器を使用できることから、位相雑音を改善することができる。これは、低い周波数を扱う方が損失が低く、寄生成分が小さいためである。
また、実施の形態3の高周波回路によれば、第4の端子を開放としたので、分波された3倍波には影響を与えずに、基本波を当該高周波分波器の入力端子に反射して戻すことができる。
実施の形態4.
図8は、実施の形態4の高周波回路として、実施の形態1の高周波分波器を用いたPLLシンセサイザを示す構成図である。
図8において、高周波分波器1は図1に示す高周波分波器であり、対応する部分に同一符号を付してその説明を省略する。高周波分波器1における入力端子100には位相同期回路(PLL)の電圧制御発振器(VCO)70を接続し、90°ハイブリッド回路2の第4の端子24から出力される基本波をPLL回路部71に入力して、PLL回路部71の出力を電圧制御発振器70に与えて負帰還制御を行う構成である。ここで、PLL回路部71は、位相比較器、基準発振器、ループフィルタ及びプリスケーラ等で構成される回路であり、電圧制御発振器70とPLL回路部71で、公知の位相同期回路を構成している。
次に、実施の形態4の動作について説明する。
高周波分波器1の動作は実施の形態1と同様である。電圧制御発振器70は電圧を制御することで発振周波数が変化する回路であり、基本波で発振動作を行っている。電圧制御発振器70から出力された基本波は高周波分波器1を介して90°ハイブリッド回路2の第4の端子24から出力される。第4の端子24から出力された基本波はPLL回路部71において基準発振器から出力される基準周波数と位相比較され、PLL回路部71はその位相誤差に応じた電圧を電圧制御発振器70に与える。電圧制御発振器70では与えられた電圧に応じて発振周波数を補正する。この発振動作で生じる3倍波は、90°ハイブリッド回路2の第4の端子24からは出力されず、第3の端子23から出力される。
以上説明したように、実施の形態4の高周波回路によれば、実施の形態1の高周波分波器の第4の端子の出力を基準周波数と位相比較する電波として入力する位相同期回路を備え、位相同期回路の電圧制御発振器の出力を当該高周波分波器の入力端子に接続したので、次のような効果がある。すなわち、発振器の出力に接続した高周波分波器で発振動作を行う基本波とその3倍波を分波し、基本波を位相同期回路への入力波、3倍波を外部への出力波とすることで、位相同期回路に用いられるプリスケーラの削減または分周数を小さくでき、PLLシンセサイザの小型化や位相雑音の改善効果を奏する。また、実施の形態3と同様に、直接3倍波に相当する周波数で発振器を構成するよりも、性能の良いトランジスタや共振器を使用できるため、発振器の位相雑音の改善効果を奏する。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
以上のように、この発明に係る高周波分波器及び高周波回路は、複数の入力周波数の電波を分波する高周波分波器と、この高周波分波器を用いた高周波回路の構成に関するものであり、高周波増幅器、高周波発振器及びPLLシンセサイザ等に用いるのに適している。
1,1a 高周波分波器、2 90°ハイブリッド回路、3 移相回路、5 増幅器、21 第1の端子、22 第2の端子、23 第3の端子、24 第4の端子、31 同相分配器、32 伝送線路、40,43 オープンスタブ、41 ショートスタブ、42 抵抗、60 トランジスタ、61,62 帰還回路、70 電圧制御発振器、71 PLL回路部、100 入力端子。

Claims (9)

  1. 第1から第4の端子を備え、前記第1の端子を入力端子としたとき、前記第2の端子はアイソレーション端子、前記第3の端子は0°出力端子、前記第4の端子は−90°出力端子となる関係にある90°ハイブリッド回路と、
    入力される電波のうち、第1の周波数に関して、前記第1の端子に与える電波よりも90°位相を遅らせた電波を前記第2の端子に与え、第2の周波数に関して、前記第1の端子に与える電波よりも90°位相を進めた電波を前記第2の端子に与える移相回路とを備えたことを特徴とする高周波分波器。
  2. 前記第1の周波数は基本波、前記第2の周波数は3倍波であり、
    前記移相回路は、前記基本波及び前記3倍波を、前記第1の端子と前記第2の端子とに同相かつ等振幅で分配する同相分配器と、
    前記同相分配器と前記第2の端子との間に設けられ、前記同相分配器と前記第1の端子との間の電気長よりも前記基本波で1/4波長長い伝送線路とを備えたことを特徴とする請求項1記載の高周波分波器。
  3. 前記第4の端子に前記第1の周波数で1/4波長となるオープンスタブを備えたことを特徴とする請求項1記載の高周波分波器。
  4. 前記移相回路の入力端子に前記第1の周波数で1/4波長となるショートスタブを備えたことを特徴とする請求項1記載の高周波分波器。
  5. 前記ショートスタブの前記第1の周波数で開放となる先端に抵抗を備えたことを特徴とする請求項4記載の高周波分波器。
  6. 請求項4の高周波分波器を用い、前記移相回路の入力端子に増幅器を接続すると共に、前記第3の端子に前記第2の周波数で1/4波長となるオープンスタブを備えたことを特徴とする高周波回路。
  7. トランジスタの端子のうち少なくとも一つに、帰還回路として構成される請求項1記載の高周波分波器の入力端子が接続され、発振動作を行うことを特徴とする高周波回路。
  8. 前記第4の端子を開放としたことを特徴とする請求項7記載の高周波回路。
  9. 請求項1記載の高周波分波器を用いると共に、当該高周波分波器の前記第4の端子の出力を基準周波数の電波と位相比較する電波として入力する位相同期回路を備え、前記位相同期回路の電圧制御発振器の出力を当該高周波分波器の入力端子に接続したことを特徴とする高周波回路。
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