JP6524648B2 - 画像形成装置、ジョブ実行方法、およびコンピュータプログラム - Google Patents

画像形成装置、ジョブ実行方法、およびコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、遠隔的に操作することができる画像形成装置などに関する。
近年、コピー、スキャン、ファックス、およびドキュメント管理など様々な機能が備わった画像形成装置が普及している。このような画像形成装置は、「複合機」または「MFP(Multi Function Peripherals)」と呼ばれることもある。
また、近年、タブレットコンピュータが普及している。そして、画像形成装置を、それに設けられているタッチパネルディスプレイの代わりに、タブレットコンピュータを用いて操作する技術が提案されている。
特許文献1に記載されるシステムによると、各装置は次のように動作する。リモート操作装置はユーザー認証に成功したユーザーに使用を許可する。また接続要求や操作命令とともに当該リモート操作装置を一意に特定する固有情報を含む判定情報をデジタル複写機に送信する。これを受信したジタル複写機は、判定情報に基づいてそのリモート操作装置からの遠隔操作の許可を判定し、許可する場合だけ遠隔操作を受け付ける。また複数のリモート操作装置からの操作命令を同時に重複して受信した場合は、操作命令に優先順位を設定し、優先順位の高い操作命令だけを実行し、その他の操作命令の送信元には待ち状態になった旨を通知する。
特許文献2に記載される画像形成装置によると、警告処理モジュールは、通信モジュールからの接続検知通知を受けてから、接続解除通知を受けるまでの間、オペレータ検知モジュールからの移動検知通知を受付ける。警告処理モジュールはオペレータ検知モジュールからの通知が有効の間に、オペレータ検知モジュールからの移動通知を受け取ると、オペレータの位置が所定の範囲から外れた場合、パネル表示モジュールと音声制御モジュールを通してそれぞれ、接続機器を忘れずに持ち去るように促す旨の表示警告、音声警告を発生させる。
特開2004−363969号公報 特開2002−236574号公報
タブレットコンピュータを複数台、画像形成装置に接続することによって、複数のユーザが同時期に画像形成装置を遠隔的に操作することができる。
画像形成装置のリソースは、限られている。複数のユーザが同時期に画像形成装置を操作する際は、各ユーザが他のユーザに配慮すべきである。
しかし、他のユーザがどのような処理を画像形成装置に実行させようとしているのか、分からない。したがって、他のユーザに対して遠慮し過ぎてしまい、リソースに余裕があるにも関わらずリソースを有効的に使用することができないことがある。
本発明は、このような問題点に鑑み、複数のユーザによって同時期に遠隔的に操作される場合であっても画像形成装置を従来よりも有効的に使用できるようにすることを、目的とする。
本発明の一形態に係る画像形成装置は、複数の端末装置のそれぞれによって遠隔的に操作される画像形成装置であって、前記複数の端末装置のそれぞれにおいて行われた操作の内容を受け付ける受付手段と、前記複数の端末装置ごとに、当該端末装置受け付けている前記内容に基づいて当該端末装置のユーザが当該画像形成装置に実行させようとしているジョブの条件を予測する予測手段と、前記ジョブのうちの第一のジョブの予測された前記条件での当該画像形成装置への負荷が、第一の条件での負荷より大きく、当該第一のジョブを実行させようとしているユーザが許可し、かつ当該ジョブのうちの第二のジョブの予測された前記条件が当該第一の条件よりも当該負荷が小さい第二の条件よりも当該負荷が小さい場合に、当該第二のジョブを当該第一のジョブよりも優先的に実行する、ジョブ実行手段と、を有する。
本発明の他の一形態に係る画像形成装置は、複数の端末装置のそれぞれによって遠隔的に操作される画像形成装置であって、前記複数の端末装置のそれぞれにおいて行われた操作の内容を受け付ける受付手段と、前記複数の端末装置ごとに、当該端末装置受け付けている前記内容に基づいて当該端末装置のユーザが当該画像形成装置に実行させようとしているジョブの条件を予測する予測手段と、前記ジョブのうちの第一のジョブの予測された前記条件での当該画像形成装置への負荷が、第一の条件での負荷より大きく、当該ジョブのうちの第二のジョブの予測された前記条件が当該第一の条件よりも当該負荷が小さい第二の条件よりも当該負荷が小さく、当該第二のジョブを実行させようとしているユーザが希望し、かつ当該第一のジョブを実行させようとしているユーザが許可したならば、当該第二のジョブを当該第一のジョブよりも優先的に実行する、ジョブ実行手段と、を有する。
または、前記ジョブ実行手段は、前記ジョブのうちの第一のジョブの予測された前記条件での当該画像形成装置への負荷が、第一の条件での負荷より大きく、当該ジョブのうちの第二のジョブの予測された前記条件が当該第一の条件よりも当該負荷が小さい第二の条件よりも当該負荷が小さく、かつ、当該ジョブのうちの第三のジョブの予測された前記条件が当該第一の条件よりも当該負荷が小さいが当該第二の条件よりも当該負荷が大きい場合に、当該第二のジョブおよび当該第三のジョブのうちの当該第二のジョブを当該第一のジョブよりも優先的に実行する。
または、ジョブ実行手段は、前記第二のジョブを、当該第二のジョブの前記条件が確定した後に実行する。
または、前記ジョブ実行手段は、前記第一のジョブの前記条件が確定した後、所定の時間が経過しても前記第二のジョブの前記条件が確定しない場合は、当該第一のジョブを当該第二のジョブよりも先に実行する。
または、前記ジョブは、画像を用紙に印刷するジョブであって、前記条件は、印刷する部数、印刷する画像の品質、前記用紙の質、前記用紙の枚数、または使用するトナーの量のうちの少なくとも1つである。
または、前記ジョブは、予め用意された画像データに基づいて画像を印刷に印刷するジョブであって、前記条件は、印刷する部数、印刷する画像の品質、前記用紙の枚数、使用するトナーの量、または前記画像データのサイズのうちの少なくとも1つである。
本発明によると、複数のユーザによって同時期に遠隔的に操作される場合であっても画像形成装置を従来よりも有効的に使用することができる。
画像処理システムの全体的な構成の例を示す図である。 画像形成装置のハードウェア構成の例を示す図である。 タブレットコンピュータのハードウェア構成の例を示す図である。 画像形成装置およびタブレットコンピュータの機能的構成の例を示す図である。 実行待ジョブデータ記憶部に記憶されるジョブデータの例を示す図である。 操作画面の例を示す図である。 操作画面の例を示す図である。 区分用の基準の例を示す図である。 未確定ジョブ記憶部に記憶される未確定ジョブデータの例を示す図である。 画像形成装置の全体的な処理の流れの例を説明するフローチャートである。 応答処理の流れの例を説明するフローチャートである。 ジョブ管理処理の流れの例を説明するフローチャートである。 提案画面の例を示す図である。 交渉要求画面の例を示す図である。 返答画面の例を示す図である。 応答処理の流れの例を説明するフローチャートである。 3人のユーザによる交渉の際の処理の手順の例を説明するための図である。 区分用の基準の例を示す図である。
図1は、画像処理システム100の全体的な構成の例を示す図である。図2は、画像形成装置1のハードウェア構成の例を示す図である。図3は、タブレットコンピュータ2のハードウェア構成の例を示す図である。
画像処理システム100は、図1に示すように、画像形成装置1、複数台のタブレットコンピュータ2、パーソナルコンピュータ3、および通信回線4などによって構成される。以下、ある会社において画像処理システム100が使用される場合を例に説明する。
画像形成装置1、タブレットコンピュータ2、およびパーソナルコンピュータ3は、通信回線4を介して互いに通信を行うことができる。通信回線4として、インターネット、いわゆるLAN(Local Area Network)回線、または携帯電話回線などが用いられる。
画像形成装置1は、一般に複合機またはMFP(Multi Function Peripherals)などと呼ばれる画像処理装置であって、コピー、プリンタ、ファックス、スキャナ、およびドキュメントサーバなどの機能を集約した装置である。
画像形成装置1は、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)10a、RAM(Random Access Memory)10b、ROM(Read Only Memory)10c、大容量記憶装置10d、タッチパネルディスプレイ10e、操作キーパネル10f、NIC(Network Interface Card)10g、モデム10h、スキャンユニット10i、およびプリントユニット10jなどによって構成される。
タッチパネルディスプレイ10eは、ユーザに対するメッセージを示す画面、ユーザがコマンドまたは情報を入力するための画面、およびCPU10aなどが実行した処理の結果を示す画面などを表示する。また、タッチパネルディスプレイ10eは、タッチされた位置を示す信号をCPU10aへ送る。
操作キーパネル10fは、いわゆるハードウェアキーボードであって、テンキー、スタートキー、ストップキー、およびファンクションキーなどによって構成される。
NIC10gは、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)などのプロトコルによってタブレットコンピュータ2またはパーソナルコンピュータ3と通信を行う。
モデム10hは、ファクシミリ端末との間でG3などのプロトコルで画像データをやり取りする。
スキャンユニット10iは、プラテンガラスの上にセットされた用紙に記されている画像を読み取って画像データを生成する。
プリントユニット10jは、スキャンユニット10iによって読み取られた画像のほか、タブレットコンピュータ2またはパーソナルコンピュータ3などから受信した画像を用紙に印刷する。
ROM10cまたは大容量記憶装置10dには、上述のコピーなどの機能を実現するためのプログラムが記憶されている。さらに、ジョブ管理プログラム10Pが記憶されている。ジョブ管理プログラム10Pは、ボックスプリントジョブ、PCプリントジョブ、ファックス受信ジョブ、コピージョブ、SCAN_TO_PCジョブ、およびファックス送信ジョブなどのジョブを受け付けたり実行のタイミングを制御したりするためのプログラムである。
ボックスプリントジョブは、ボックスに保存されている画像データに基づいて画像を用紙に印刷するジョブである。なお、ボックスは、パーソナルコンピュータにおけるフォルダまたはディレクトリに相当する。
PCプリントジョブは、PDL(Page Description Language)で記述された画像データをタブレットコンピュータ2またはパーソナルコンピュータ3から受信し、この画像データに示される画像を用紙に印刷するジョブである。
ファックス受信ジョブは、ファックス端末からファックスデータを受信し、このファックスデータに示される画像を用紙に印刷するジョブである。
コピージョブは、ある用紙から画像をスキャンして他の用紙へ印刷(複写)するジョブである。
SCAN_TO_PCジョブは、用紙から画像をスキャンして所定のフォーマットの画像ファイルを生成し、タブレットコンピュータ2またはパーソナルコンピュータ3へ送信するジョブである。
ファックス送信ジョブは、用紙から画像をスキャンしてファックスデータを生成し、ファックス端末へ送信するジョブである。
これらのプログラムは、必要に応じてRAM10bにロードされ、CPU10aによって実行される。大容量記憶装置10dとして、HDD(Hard Disk Drive)またはSSD(Solid State Drive)などが用いられる。
図1に戻って、タブレットコンピュータ2およびパーソナルコンピュータ3は、ともに、画像形成装置1の上述のサービスの提供を受けるためのクライアントである。
タブレットコンピュータ2は、さらに、タッチパネルディスプレイ10eの代わりに使用することができる。つまり、画像形成装置1の、いわゆるリモートパネルとして使用される。
ユーザごとに1台ずつタブレットコンピュータ2が与えられている。以下、各タブレットコンピュータ2を「タブレットコンピュータ2A」、「タブレットコンピュータ2B」、「タブレットコンピュータ2C」、…と区別して記載する。
タブレットコンピュータ2は、図3に示すようにCPU20a、RAM20b、ROM20c、フラッシュメモリ20d、タッチパネルディスプレイ20e、操作ボタン群20f、および無線通信装置20gなどによって構成される。
タッチパネルディスプレイ20eは、タブレットコンピュータ2に特有の画面のほか、画像形成装置1のタッチパネルディスプレイ10eに表示される画面と同様の画面が表示される。
操作ボタン群20fは、ホーム画面に戻るためのボタン、入力した内容を確定するためのボタン、音量を調整するためのボタン、および電源のオン/オフを切り換えるためのボタンなどによって構成される。
無線通信装置20gは、通信回線4を構成する基地局を介してTCP/IPなどのプロトコルによって画像形成装置1またはパーソナルコンピュータ3と通信を行う。無線通信装置20hの通信方式として、例えば、Wi−Fi、LTE(Long Term Evolution)、W−CDMA(Wideband-Code Division Multiple Access)、またはPHS(Personal Handy-phone System)などが用いられる。
ROM20cまたはフラッシュメモリ20dには、リモートパネルプログラム20Pが記憶されている。リモートパネルプログラム20Pは、タブレットコンピュータ2を画像形成装置1のリモートパネルとして機能させるためのプログラムである。リモートパネルプログラム20Pは、RAM20bにロードされ、CPU20aによって実行される。
図4は、画像形成装置1およびタブレットコンピュータ2の機能的構成の例を示す図である。図5は、実行待ジョブデータ記憶部101に記憶されるジョブデータ5Rの例を示す図である。図6は、操作画面61Aの例を示す図である。図7は、操作画面61Bの例を示す図である。図8は、区分用の基準の例を示す図である。図9は、未確定ジョブ記憶部105に記憶される未確定ジョブデータ5Mの例を示す図である。
次に、ジョブ管理プログラム10Pによる画像形成装置1の処理およびリモートパネルプログラム20Pによるタブレットコンピュータ2の処理を、図4などを参照しながら説明する。
ジョブ管理プログラム10Pによると、図4に示す実行待ジョブデータ記憶部101、操作内容受付部102、操作内容記憶部103、ジョブ内容予測部104、未確定ジョブ記憶部105、軽量ジョブ予約部106、予約確定部107、ジョブ登録部108、およびジョブ実行制御部109などの機能が画像形成装置1に実現される。
一方、リモートパネルプログラム20Pによると、図4に示す操作画面表示部201および操作内容通知部202などの機能がタブレットコンピュータ2に実現される。
画像形成装置1において、実行待ジョブデータ記憶部101には、図5に示すように、未実行ジョブおよび未確定ジョブそれぞれのジョブデータ5Rが記憶される。
「未実行ジョブ」は、実行を開始するようにユーザから指令されたが未だ実行されていないジョブである。「未確定ジョブ」は、ユーザから実行の条件が指定されたが開始するように未だ指令されていないジョブである。
原則として、実行待ジョブデータ記憶部101にジョブデータ5Rが登録された順にジョブが実行される。ただし、未確定ジョブは実行されない。初期の状態においては、実行待ジョブデータ記憶部101には、未実行ジョブのジョブデータ5Rも未確定ジョブのジョブデータ5Rも記憶されていない。ジョブデータ5Rを実行待ジョブデータ記憶部101に記憶させる処理およびジョブデータ5Rの内容については、後述する。
操作内容受付部102は、タッチパネルディスプレイ10eの代わりにタブレットコンピュータ2を使用するユーザによる操作の内容を受け付ける処理を、操作画面表示部201および操作内容通知部202と連携して行う。ここで、タブレットコンピュータ2Aがタッチパネルディスプレイ10eの代わりに使用される場合を例に、操作内容受付部102、操作画面表示部201、および操作内容通知部202の処理について説明する。
タブレットコンピュータ2Aが画像形成装置1のリモートパネルとして画像形成装置1に接続されると、操作内容受付部102は、操作画面61を表示するための画面データ5Gをタブレットコンピュータ2Aへ送信する。
画像形成装置1には、ジョブの種類ごとに操作画面61およびその画面データ5Gが用意されている。接続の直後は、予め設定されているデフォルトの操作画面61の画面データ5Gが送信される。本実施形態では、コピージョブ用の操作画面61である図6のような操作画面61Aの画面データ5Gが送信される。
タブレットコンピュータ2Aの操作画面表示部201は、画面データ5Gを受信するごとに、これに基づいてタッチパネルディスプレイ20eに操作画面61を表示させる。本実施形態では、接続の直後は、操作画面61Aを表示させる。
操作内容通知部202は、操作画面61に配置されているオブジェクトに対して操作が行われるごとに、その操作の内容を示す操作通知データ5Sを画像形成装置1へ送信する。
具体的には、操作通知データ5Sには、タッチされたオブジェクトおよびそのオブジェクトに対するジェスチャの種類(タップ、ダブルタップ、フリック、ドラッグ、ピンチイン、またはピンチアウトなど)のほか、送信元のタブレットコンピュータ2(本例では、タブレットコンピュータ2A)の識別子(例えば、IP(Internet Protocol)アドレスまたはMAC(Media Access Control)アドレス)およびタッチされた時刻などが示される。
そして、画像形成装置1において、操作内容受付部102は、操作通知データ5Sを受信することによって、操作の内容を受け付ける。
操作通知データ5Sは、操作内容記憶部103に記憶される。各タブレットコンピュータ2において操作画面61に対して操作が行われるごとに操作通知データ5Sが画像形成装置1へ送信されてくる。したがって、操作内容記憶部103には、操作通知データ5Sが蓄積される。
ただし、操作画面61を切り換えるためのオブジェクトがタップされたことが操作通知データ5Sに示される場合は、この操作通知データ5Sは操作内容記憶部103に記憶されない。また、この場合に、操作内容受付部102は、オブジェクトに対応する操作画面61の画面データ5Gを、この操作通知データ5Sの送信元すなわちタブレットコンピュータ2Aへ送信する。
例えば、操作画面61Aの画面切換ボタン61Aaがタップされると、タブレットコンピュータ2Aの操作内容通知部202は、それを示す操作通知データ5Sを画像形成装置1へ送信する。すると、操作内容受付部102は、ボックスプリントジョブ用の操作画面61である図7のような操作画面61Bの画面データ5Gをタブレットコンピュータ2Aへ送信する。
そして、タブレットコンピュータ2Aにおいて、操作画面表示部201は、操作画面61Aに代えて操作画面61Bをタッチパネルディスプレイ20eに表示させる。また、タブレットコンピュータ2Aのユーザによる操作をリセットするために、操作内容記憶部103からタブレットコンピュータ2Aの操作通知データ5Sが削除される。
ジョブ内容予測部104は、タブレットコンピュータ2から操作通知データ5Sを受信するごとに、この操作通知データ5Sおよび操作内容記憶部103に記憶されているこのタブレットコンピュータ2Aの他の操作通知データ5Sなどに基づいて、このタブレットコンピュータ2のユーザが実行させようとしているジョブの種類および条件を予測する。
特に、本実施形態では、ジョブ内容予測部104は、次のジョブの種類に応じて、次の項目(事項、属性)に関する条件を予測する。
コピージョブの場合は、複写する部数、読取りの解像度、複写先の用紙における画像の画質、および複写先の用紙の種類を予測する。
ボックスプリントジョブの場合は、印刷する部数、印刷先の用紙における画像の画質、印刷先の用紙の種類、および印刷する画像の画像データのサイズを予測する。
SCAN_TO_PCジョブの場合は、読取りの解像度を予測する。ファックス送信ジョブの場合は、いわゆる同報送信する宛先の個数を予測する。
PCプリントジョブの場合およびファックス受信ジョブは、タブレットコンピュータ2がリモートパネルとして用いられて指令されるジョブではない。よって、これらのジョブについては、ジョブ内容予測部104は、条件を予測しない。
ジョブの種類は、タブレットコンピュータ2に表示されている操作画面61に基づいて予測することができる。
例えば、コピージョブ用の操作画面61である操作画面61A(図6参照)が、あるタブレットコンピュータ2に表示されており、このタブレットコンピュータ2からテンキー61Akの「0」がタップされたことを示す操作通知データ5Sが受信され、かつ、テンキー61Akの「3」がタップされたことを示す操作通知データ5Sがこの直前に受信され操作内容記憶部103に記憶されている場合は、ジョブ内容予測部104は、ジョブの種類がコピージョブであり、部数(置数)の条件が「30部」であると、予測する。
または、あるタブレットコンピュータ2に操作画面61Aが表示されており、用紙ボタン61Apがダブルタップされたことを示す操作通知データ5Sが受信され操作内容記憶部103に記憶された直後、用紙ボタン61Apに対応するポップアップメニューの中の「光沢紙」の選択ボタンがタップされたこと示す操作通知データ5Sが受信された場合は、ジョブ内容予測部104は、ジョブの種類がコピージョブであり、使用する用紙の条件が「光沢紙」であると、予測する。
または、あるタブレットコンピュータ2にボックスプリントジョブ用の操作画面61である操作画面61B(図7参照)が表示されており、ボックスの一覧の中から「営業部」という名称のボックスのボックスボタン61Bhがタップされたことを示すタップされたことを示す操作通知データ5Sが受信され操作内容記憶部103に記憶された直後、データの一覧の中から「レポート001」という名称のデータがタップされたこと示す操作通知データ5Sが受信された場合は、ジョブ内容予測部104は、印刷に使用するデータの条件が「営業部」ボックスに保存されている「レポート001」データを使用することであると、予測する。さらに、使用するデータのサイズを予測する。
そして、ジョブ内容予測部104は、あるタブレットコンピュータ2のユーザが実行させようとしているジョブの条件を、最初に1つまたは複数の項目について予測できたら、現時点では未だ条件を予測することができない他の項目について、デフォルトの条件が指定されるであろうと予測する。その後、このタブレットコンピュータ2から操作通知データ5Sがさらに送信されてきたら、これらに基づいて他の項目の条件を適宜、予測することができる。
なお、予測を試みても、ジョブの種類および条件の一方または両方を予測することができないことがある。例えば、あるタブレットコンピュータ2から用紙ボタン61Apがダブルタップされたことを示す操作通知データ5Sが受信されたが、このタブレットコンピュータ2から他の操作通知データ5Sを受信していない場合は、未だ予測することができない。
このように、ジョブ内容予測部104によると、タブレットコンピュータ2それぞれのユーザがこれから行わせようとしているジョブすなわち未確定ジョブの種類および条件が予測される。
ところで、ジョブは、画像形成装置1が処理するのに掛かる時間に応じて、「軽量ジョブ」、「通常ジョブ」、および「重量ジョブ」の3つに区分される。区分するための基準が、図8に示すように、ジョブの種類ごとに予め決められている。
第一の基準は、通常ジョブと重量ジョブとの間の基準である。少なくとも1つの項目の条件が第一の基準を満たせば、重量ジョブに区分される。第二の基準は、軽量ジョブと通常ジョブとの間の基準である。すべての項目の条件が第二の基準を満たせば、軽量ジョブに区分される。重量ジョブにも軽量ジョブにも区分されない場合は、通常ジョブに区分される。
ジョブ内容予測部104は、あるタブレットコンピュータ2の未確定ジョブの条件を予測するごとに、この未確定ジョブを、この未確定ジョブの種類に対応する第一の基準および第二の基準に基づいて、軽量ジョブ、通常ジョブ、および重量ジョブのいずれか1つに区分する。
例えば、ある未確定ジョブの部数、解像度、画質、および用紙の種類の項目の条件をそれぞれ「25部」、「300dpi」、「低品質」、および「普通紙」と予測した場合は、ジョブ内容予測部104は、図8(A)に示す第一の基準に基づいて、この未確定ジョブを重量ジョブに区分する。または、それぞれ「3部」、「200dpi」、「低品質」、および「普通紙」と予測した場合は、軽量ジョブに区分する。
未確定ジョブ記憶部105は、図9に示すように、タブレットコンピュータ2ごとに未確定ジョブデータ5Mを記憶する。
未確定ジョブデータ5Mには、そのタブレットコンピュータ2の識別子、ジョブ内容予測部104によって予測されたジョブの種類および条件、ジョブ内容予測部104によって区分された軽重(軽量ジョブ、通常ジョブ、または重量ジョブ)、ならびに予約フラグが示される。予約フラグについては、後述する。予約フラグのデフォルト値は「OFF」である。
未確定ジョブデータ5Mの内容は、ジョブ内容予測部104による予測の結果に応じて適宜、更新される。また、後述するように、あるタブレットコンピュータ2からジョブの実行の開始の指令があったら、そのタブレットコンピュータ2の未確定ジョブデータ5Mの、識別子以外のデータがリセットされる。
軽量ジョブ予約部106は、あるタブレットコンピュータ2の未確定ジョブがジョブ内容予測部104によって重量ジョブに区分された場合に、他のタブレットコンピュータ2の未確定ジョブのうちの軽量ジョブに区分されているものを、実行の開始の指令が未だなされていないにも関わらず、実行待ジョブデータ記憶部101に登録する。これにより、この軽量ジョブの実行順が予約される。
例えば、未確定ジョブ記憶部105に、図9に示すように4つの未確定ジョブデータ5Mが記憶されている場合において、「192.168.1.103」のタブレットコンピュータ2が画像形成装置1に接続され、操作通知データ5Sが送信され始めたとする。そして、ジョブ内容予測部104による処理の結果、このパーソナルコンピュータ3の未確定ジョブが軽量ジョブに区分されたとする。
すると、軽量ジョブ予約部106は、軽量ジョブである、「192.168.1.104」のタブレットコンピュータ2の未確定ジョブを、実行待ジョブデータ記憶部101に登録する。具体的には、この未確定ジョブを識別するジョブコードを発行する。そして、このジョブコード、この未確定ジョブの種類、および確定フラグを示すジョブデータ5Rを新たに生成し、実行待ジョブデータ記憶部101に最下位に記憶させる。なお、確定フラグはこの時点では「OFF」である。
ユーザは、上述の通り、実行させたいジョブの種類に対応する操作画面61(図6、図7参照)を操作しながらジョブの条件を指定する。そして、条件の指定が終わり、ジョブを開始させてもよければ、開始ボタンをタップする。操作画面61Aにおいては、開始ボタン61Asをタップし、操作画面61Bにおいては開始ボタン61Bsをタップする。
すると、操作内容通知部202が、開始ボタンがタップされたことを示す操作通知データ5Sを画像形成装置1へ送信する。
画像形成装置1において、このような操作通知データ5Sが受信されると、予約確定部107またはジョブ登録部108によって次のように処理が行われる。
予約確定部107は、この操作通知データ5Sの送信元であるタブレットコンピュータ2の未確定ジョブが既に予約されている場合、つまり、この未確定ジョブのジョブデータ5Rが実行待ジョブデータ記憶部101に記憶されている場合に、このジョブデータ5Rの確定フラグを「ON」に更新する。さらに、このジョブデータ5Rに、この未確定ジョブの条件を追記する。条件は、このタブレットコンピュータ2の未確定ジョブデータ5Mに示されているものと同じである。これにより、この未確定ジョブが未実行ジョブに変わる。
ジョブ登録部108は、この操作通知データ5Sの送信元であるタブレットコンピュータ2の未確定ジョブデータ5M(図9参照)にジョブの種類および条件が示されており、かつ、その予約フラグが「OFF」であれば、ジョブコードを発行する。そして、このジョブコード、この未確定ジョブデータ5Mに示される種類および条件、ならびに確定フラグを示すジョブデータ5Rを生成する。確定フラグは、「ON」にしておく。さらに、この未確定ジョブデータ5Mの予約フラグを「ON」に更新する。
一方、この未確定ジョブデータ5Mにジョブの条件が示されていない場合は、ユーザがデフォルトの条件のまま開始の指令を行ったと考えられる。そこで、ジョブ登録部108は、ジョブコードを発行し、このジョブコード、このタブレットコンピュータ2で現在表示されている操作画面61に対応する種類およびそのデフォルトの条件、ならびに確定フラグを示すジョブデータ5Rを生成する。確定フラグは、「ON」にしておく。さらに、この未確定ジョブデータ5Mの予約フラグを「ON」に更新する。
ジョブ実行制御部109は、実行待ジョブデータ記憶部101に記憶されているジョブデータ5Rの順に、そのジョブデータ5Rに示される条件に基づいて未実行ジョブが実行されるようにNIC10g、モデム10h、スキャンユニット10i、またはプリントユニット10jなどの各ハードウェアを制御する。実行後、この未実行ジョブのジョブデータ5Rが実行待ジョブデータ記憶部101から削除される。また、この未実行ジョブの依頼元であるタブレットコンピュータ2の未確定ジョブデータ5Mがリセットされる。
実行待ジョブデータ記憶部101には未確定ジョブのジョブデータ5Rが記憶されていることがあるが、未確定ジョブは実行させない。そこで、未確定ジョブの順番が回ってきた場合は、ジョブ実行制御部109は、次のように処理する。
ジョブ実行制御部109は、未確定ジョブの順番が回ってきてから、未実行ジョブ(確定フラグが「オン」であるジョブ)のうち最上位のものに注目し、時間の測定を開始する。所定の時間が経過するまでに、この未確定ジョブが未実行ジョブに変わるのを待つ。具体的には、この未確定ジョブのジョブデータ5Rの確定フラグが「ON」になるのを待つ。
所定の時間が経過するまでに「ON」になったら、ジョブ実行制御部109は、この未確定ジョブを未実行ジョブに変更し、実行させる。
しかし、所定の時間が経過しても「ON」にならなかった場合は、ジョブ実行制御部109は、注目した未実行ジョブを実行させる。
図10は、画像形成装置1の全体的な処理の流れの例を説明するフローチャートである。図11は、応答処理の流れの例を説明するフローチャートである。図12は、ジョブ管理処理の流れの例を説明するフローチャートである。
次に、本実施形態における画像形成装置1による全体的な処理の流れを、図10などのフローチャートを参照しながら説明する。
図10において、画像形成装置1は、イベントが発生するごとに、そのイベントに応じて次の通り処理を行う。
タブレットコンピュータ2がリモートパネルとして接続されると(#11でYes)、画像形成装置1は、デフォルトの操作画面61の画面データ5Gをこのタブレットコンピュータ2へ送信する(#12)。これにより、このタブレットコンピュータ2において、この操作画面61が表示される。
または、タブレットコンピュータ2から操作通知データ5Sを受信すると(#13でYes)、画像形成装置1は、これに応答する処理を、図11に示す手順で実行する(#14)。
画像形成装置1は、この操作通知データ5Sを記憶するとともに(図11の#701)、この操作通知データ5Sおよび記憶している、このタブレットコンピュータ2の他の操作通知データ5Sなどに基づいて、このタブレットコンピュータ2のユーザが実行させようとしているジョブの種類および条件を予測する(#702)。
予測することができた場合は(#703でYes)、画像形成装置1は、このジョブを軽量ジョブ、通常ジョブ、およびは重量ジョブのいずれかに区分する(#704)。そして、予測および区分の結果を、このタブレットコンピュータ2の未確定ジョブデータ5Mに反映させる(#705)。
このジョブが今回新たに重量ジョブに区分された場合は(#706でYes)、画像形成装置1は、未だ実行待ジョブデータ記憶部101に登録(予約)されていないが軽量ジョブに区分されているジョブを検索する(#707)。具体的には、予約フラグが「OFF」でありかつ区分が「軽量ジョブ」である未確定ジョブデータ5Mのジョブを検索する。
そして、このようなジョブが見つかった場合は(#708でYes)、画像形成装置1は、このジョブを実行待ジョブデータ記憶部101に登録する(#709)。具体的には、このジョブのジョブデータ5Rを生成し実行待ジョブデータ記憶部101の最下位に記憶させる。そして、このジョブの未確定ジョブデータ5Mの予約フラグを「ON」に更新する(#710)。
一方、ステップ#702において予測することができなかった場合は(#703でNo)、タブレットコンピュータ2から受信した操作通知データ5Sがジョブの実行の開始の操作を示していれば(#711でYes)、画像形成装置1は、このタブレットコンピュータ2のジョブを実行待ジョブデータ記憶部101に登録する(#712)。具体的には、このジョブのジョブデータ5Rが既に実行待ジョブデータ記憶部101に記憶されていれば、その未確定フラグを「ON」に更新する。さらに、このジョブデータ5Rに、このジョブの条件を追記する。記憶されていなければ、このジョブデータ5Rを生成し実行待ジョブデータ記憶部101の最下位に記憶させる。登録後、このタブレットコンピュータ2の未確定ジョブデータ5Mの予約フラグを「ON」に更新する(#713)。
または、他の操作画面61を表示するための操作がこの操作通知データ5Sに示されている場合は(#714でYes)、画像形成装置1は、当該他の操作画面61の画面データ5Gをこのタブレットコンピュータ2へ送信する(#715)。そして、このタブレットコンピュータ2の未確定ジョブデータ5Mをリセットするとともに、このタブレットコンピュータ2からこれまで受信した操作通知データ5Sを削除する(#716)。
上述の処理によると、操作通知データ5Sを新たに受信してもジョブの条件が予測できず、かつ、この操作通知データ5Sにジョブの実行の開始の操作も他の操作画面61を表示するための操作も示されていなければ、操作通知データ5Sを記憶するだけに留まる。
図10に戻って、画像形成装置1は、タブレットコンピュータ2からの操作通知データ5Sに応答する処理と並行して、未実行ジョブがあれば(#15でYes)、実行待ジョブデータ記憶部101に登録されたジョブを管理する処理を図12に示すように実行する(#16)。
画像形成装置1は、実行待ジョブデータ記憶部101に記憶されている最上位のジョブデータ5Rのジョブに注目する(#721、#722)。注目したジョブが未確定ジョブである場合は(#723でYes)、次の順番のジョブデータ5Rがあれば(#724でYes)、画像形成装置1は、このジョブデータ5Rのジョブに注目し直す(#725、#722)。
注目したジョブが未確定ジョブでない場合つまり実行の開始の指示が既になされている場合は(#723でNo)、このジョブよりも上位に未確定ジョブがなければ(#726でNo)、画像形成装置1は、このジョブを実行する(#730)。
一方、このジョブよりも上位に未確定ジョブがあれば(#726でYes)、画像形成装置1は、この未確定ジョブの実行の開始の指令がタブレットコンピュータ2からなされるのを所定の時間だけ待つ(#727でNo、#728、#729でNo)。
所定の時間内に開始の指令があった場合は(#727でYes)、画像形成装置1は、この未確定ジョブを、未実行ジョブに変更して実行する(#731)。所定の時間内に開始の指令がなかった場合は(#729でYes)、注目したジョブを実行する(#730)。
そして、画像形成装置1は、実行したジョブのジョブデータ5Rを実行待ジョブデータ記憶部101から削除するとともに、依頼元であるタブレットコンピュータ2の未確定ジョブデータ5Mをリセットする(#732)。
図10に戻って、画像形成装置1は、電源がオンである間(#17でNo)、ステップ#11〜#16の処理を適宜、実行する。
本実施形態によると、複数のユーザがタブレットコンピュータ2を用いて同時期に遠隔的に操作する場合であっても画像形成装置1を従来よりも有効的に使用することができる。
図13は、提案画面62の例を示す図である。図14は、交渉要求画面63の例を示す図である。図15は、返答画面64A、64Bの例を示す図である。図16は、応答処理の流れの例を説明するフローチャートである。図17は、3人のユーザによる交渉の際の処理の手順の例を説明するための図である。図18は、区分用の基準の例を示す図である。
本実施形態では、重量ジョブが実行されると予測される場合に、実行されると先に予測された軽量ジョブがあれば、この重量ジョブを指令したユーザの意思に関わらず、画像形成装置1は、この軽量ジョブを優先的に実行した。
しかし、画像形成装置1は、軽量ジョブを優先するように重量ジョブのユーザに対して提案し、それを受け入れた場合にのみ、軽量ジョブを優先的に実行してもよい。この場合は、画像形成装置1およびタブレットコンピュータ2を次のように構成すればよい。
例えば、タブレットコンピュータ2Aのユーザが実行させようとしているジョブが軽量ジョブ(以下、「第二のジョブ」と記載する。)に区分され、その後、タブレットコンピュータ2Bのユーザが実行させようとしているジョブ(以下、「第一のジョブ」と記載する。)が重量ジョブに区分されたとする。なお、第一のジョブも第二のジョブも、この時点では未確定ジョブである。
画像形成装置1の軽量ジョブ予約部106(図4参照)は、第一のジョブが重量ジョブに区分されると、第二のジョブを優先するように提案するメッセージをタブレットコンピュータ2Bへ送信する。
すると、タブレットコンピュータ2Bは、操作画面61の上に、図13のような、このメッセージを含む提案画面62を表示する。ここで、ユーザは、提案を受け入れる場合は、許諾ボタン62aを押す。すると、タブレットコンピュータ2Bは、提案を受け入れる旨を画像形成装置1へ返信する。
そして、画像形成装置1の軽量ジョブ予約部106は、提案を受け入れる旨が通知されたら、第二のジョブを未確定ジョブのまま実行待ジョブデータ記憶部101に登録する。これにより、第一のジョブが予約される。通知されない場合は、登録しない。
または、軽量ジョブである第二のジョブのユーザおよび重量ジョブである第一のジョブのユーザとの間で交渉を行ってもよい。この際の処理を、第一のジョブおよび第二のジョブが上述のように実行されようとしている場合を例に説明する。
画像形成装置1の軽量ジョブ予約部106は、第一のジョブが重量ジョブに区分されると、重量ジョブが実行されそうである旨をタブレットコンピュータ2Aへ通知し、交渉の要否を問い合せる。
すると、タブレットコンピュータ2Aは、操作画面61の上に、図14のような交渉要求画面63を表示する。ここで、ユーザは、自分が実行させようとしているジョブを一部分だけ(例えば、複数の部数を条件としているのであれば、1部だけ)優先させてもらうように交渉したい場合は、選択肢63aをタップする。または、全部分を優先させてもらうように交渉したい場合は、選択肢63bをタップする。または、優先してもらわなくてよい場合は、選択肢63cをタップする。タブレットコンピュータ2Aは、交渉要求画面63に対する操作の内容を画像形成装置1へ通知する。
軽量ジョブ予約部106は、タブレットコンピュータ2Aにおいて選択肢63aがタップされた場合は、第二のジョブの一部分を優先させてもよいか否かをタブレットコンピュータ2Bに対して問い合せる。
すると、タブレットコンピュータ2Bは、図15(A)に示すような返答画面64Aを表示する。ここで、ユーザは、優先させることを許可する場合は、許諾ボタン64Aaをタップする。すると、タブレットコンピュータ2Bは、優先させる旨を画像形成装置1へ返信する。これにより、交渉が成立する。
そして、画像形成装置1の軽量ジョブ予約部106は、優先させる旨が通知されたら、第二のジョブを、上記の一部分を実行するジョブと残りの部分を実行するジョブとに分け、前者のみを実行待ジョブデータ記憶部101に未確定ジョブのまま登録する。後者については、実行の開始の指令がタブレットコンピュータ2Aからあった後、実行待ジョブデータ記憶部101に未実行ジョブとして登録する。
一方、タブレットコンピュータ2Aにおいて選択肢63bがタップされた場合は、軽量ジョブ予約部106は、第二のジョブの全部分を優先させてもよいか否かをタブレットコンピュータ2Bに対して問い合せる。
すると、タブレットコンピュータ2Bは、図15(B)に示すような返答画面64Bを表示する。ここで、ユーザは、優先させることを許可する場合は、許諾ボタン64Baをタップする。すると、タブレットコンピュータ2Bは、優先させる旨を画像形成装置1へ返信する。これにより、交渉が成立する。
そして、画像形成装置1の軽量ジョブ予約部106は、優先させる旨が通知されたら、第二のジョブを未確定ジョブのまま実行待ジョブデータ記憶部101に登録する。
交渉を採用した場合の、画像形成装置1による応答処理の手順は、図16に示す通りである。図11と比較して分かるように、ある未確定ジョブを新たに重量ジョブに区分し、未予約の未確定ジョブである軽量ジョブを見つけた後の処理が、上述の実施形態と異なる。すなわち、この場合に(#758でYes)、画像形成装置1は、この軽量ジョブのタブレットコンピュータ2へ交渉の要否を問い合せる(#759)。交渉を希望する旨の返信があった場合は(#760でYes)、この重量ジョブのタブレットコンピュータ2へ優先の可否を問い合せる(#761)。そして、優先させることを許可する旨の返信があった場合は(#762でYes)、この軽量ジョブを実行待ジョブデータ記憶部101に登録(予約)し(#763)、この軽量ジョブの未確定ジョブデータ5Mの予約フラグを「ON」に更新する(#764)。ステップ#751〜#757、#765〜#770の処理は、図11のステップ#701〜#707、#711〜716で説明した通りである。
未予約の未確定ジョブである軽量ジョブがステップ#757において複数見つかった場合は、それぞれの軽量ジョブのタブレットコンピュータ2が個々に重量ジョブのタブレットコンピュータ2と交渉を行ってもよい。例えば、図17において、タブレットコンピュータ2D、2Eがそれぞれに軽量ジョブを行わせようとしているときに、タブレットコンピュータ2Fが行わせようとしているジョブが重量ジョブであると判断されたとする。この場合に、画像形成装置1および各タブレットコンピュータ2は、次のように処理を行う。
画像形成装置1は、タブレットコンピュータ2D、2Eのそれぞれに、重量ジョブが実行されそうである旨を通知する(丸数字1、2)。
すると、タブレットコンピュータ2D、2Eは、それぞれに、交渉要求画面63(図14参照)を表示する。そして、交渉要求画面63に対する操作の内容を画像形成装置1へ通知する(丸数字3、4)。
画像形成装置1は、タブレットコンピュータ2Dからの通知に基づいて、タブレットコンピュータ2Dの軽量ジョブの一部分または全部分を優先させてもよいか否かをタブレットコンピュータ2Fへ問い合せる(丸数字5)。
すると、タブレットコンピュータ2Fは、返答画面64Aまたは64B(図15参照)を表示する。そして、返答画面64Aまたは64Bに対する操作の内容を画像形成装置1へ通知する(丸数字6)。
そして、画像形成装置1は、タブレットコンピュータ2Fからの通知に基づいて、タブレットコンピュータ2Dの軽量ジョブの一部分または全部分の順番を予約する。
画像形成装置1およびタブレットコンピュータ2Fは、タブレットコンピュータ2Eの軽量ジョブについても、丸数字5、6と同様の処理を行う(丸数字7、8)。
なお、タブレットコンピュータ2D、2E、2Fの各ユーザは、IP電話などの音声通話のシステムまたはチャットのシステムによって交渉してもよい。
本実施形態では、各ジョブを軽量ジョブ、通常ジョブ、および重量ジョブのうちのいずれかに区分する際に、図8(A)〜(D)に示した基準を用いたが、他の基準を用いてもよい。例えば、プリントユニット10jの給紙トレイに格納されている用紙の残り枚数が所定の枚数を下回った場合は、図18(A)に示す基準を用いてもよい。または、プリントユニット10jのトナーの残量が所定の量を下回った場合は、図18(B)に示す基準を用いてもよい。
なお、図18(A)および(B)において、「使用枚数」は、ジョブを実行した際に使用する用紙の枚数を意味する。
その他、画像処理システム100、画像形成装置1の全体または各部の構成、処理内容、処理順序、データの構成、画面の構成などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。
1 画像形成装置
102 操作内容受付部(受付手段)
104 ジョブ内容予測部(予測手段)
109 ジョブ実行制御部(ジョブ実行手段)
10g NIC(ジョブ実行手段)
10h モデム(ジョブ実行手段)
10i スキャンユニット(ジョブ実行手段)
10j プリントユニット(ジョブ実行手段)
2 タブレットコンピュータ

Claims (13)

  1. 複数の端末装置のそれぞれによって遠隔的に操作される画像形成装置であって、
    前記複数の端末装置のそれぞれにおいて行われた操作の内容を受け付ける受付手段と、
    前記複数の端末装置ごとに、当該端末装置受け付けている前記内容に基づいて当該端末装置のユーザが当該画像形成装置に実行させようとしているジョブの条件を予測する予測手段と、
    前記ジョブのうちの第一のジョブの予測された前記条件での当該画像形成装置への負荷が、第一の条件での負荷より大きく、当該第一のジョブを実行させようとしているユーザが許可し、かつ当該ジョブのうちの第二のジョブの予測された前記条件が当該第一の条件よりも当該負荷が小さい第二の条件よりも当該負荷が小さい場合に、当該第二のジョブを当該第一のジョブよりも優先的に実行する、ジョブ実行手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 複数の端末装置のそれぞれによって遠隔的に操作される画像形成装置であって、
    前記複数の端末装置のそれぞれにおいて行われた操作の内容を受け付ける受付手段と、
    前記複数の端末装置ごとに、当該端末装置受け付けている前記内容に基づいて当該端末装置のユーザが当該画像形成装置に実行させようとしているジョブの条件を予測する予測手段と、
    前記ジョブのうちの第一のジョブの予測された前記条件での当該画像形成装置への負荷が、第一の条件での負荷より大きく、当該ジョブのうちの第二のジョブの予測された前記条件が当該第一の条件よりも当該負荷が小さい第二の条件よりも当該負荷が小さく、当該第二のジョブを実行させようとしているユーザが希望し、かつ当該第一のジョブを実行させようとしているユーザが許可したならば、当該第二のジョブを当該第一のジョブよりも優先的に実行する、ジョブ実行手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  3. 複数の端末装置のそれぞれによって遠隔的に操作される画像形成装置であって、
    前記複数の端末装置のそれぞれにおいて行われた操作の内容を受け付ける受付手段と、
    前記複数の端末装置ごとに、当該端末装置受け付けている前記内容に基づいて当該端末装置のユーザが当該画像形成装置に実行させようとしているジョブの条件を予測する予測手段と、
    前記ジョブのうちの第一のジョブの予測された前記条件での当該画像形成装置への負荷が、第一の条件での負荷より大きく、当該ジョブのうちの第二のジョブの予測された前記条件が当該第一の条件よりも当該負荷が小さい第二の条件よりも当該負荷が小さく、かつ、当該ジョブのうちの第三のジョブの予測された前記条件が当該第一の条件よりも当該負荷が小さいが当該第二の条件よりも当該負荷が大きい場合に、当該第二のジョブおよび当該第三のジョブのうちの当該第二のジョブを当該第一のジョブよりも優先的に実行する、ジョブ実行手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  4. ジョブ実行手段は、前記第二のジョブを、当該第二のジョブの前記条件が確定した後に実行する、
    請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記ジョブ実行手段は、前記第一のジョブの前記条件が確定した後、所定の時間が経過しても前記第二のジョブの前記条件が確定しない場合は、当該第一のジョブを当該第二のジョブよりも先に実行する、
    請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記ジョブは、画像を用紙に印刷するジョブであって、
    前記条件は、印刷する部数、印刷する画像の品質、前記用紙の質、前記用紙の枚数、または使用するトナーの量のうちの少なくとも1つである、
    請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記ジョブは、予め用意された画像データに基づいて画像を印刷に印刷するジョブであって、
    前記条件は、印刷する部数、印刷する画像の品質、用紙の枚数、使用するトナーの量、または前記画像データのサイズのうちの少なくとも1つである、
    請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 複数の端末装置のそれぞれによって遠隔的に操作される画像形成装置におけるジョブ実行方法であって、
    前記画像形成装置は、前記複数の端末装置のそれぞれにおいて行われた操作の内容を受け付け、
    前記画像形成装置は、前記複数の端末装置ごとに、当該端末装置受け付けている前記内容に基づいて当該端末装置のユーザが当該画像形成装置に実行させようとしているジョブの条件を予測し、
    前記画像形成装置は、前記ジョブのうちの第一のジョブの予測された前記条件での当該画像形成装置への負荷が、第一の条件での負荷より大きく、当該第一のジョブを実行させようとしているユーザが許可し、かつ当該ジョブのうちの第二のジョブの予測された前記条件が当該第一の条件よりも当該負荷が小さい第二の条件よりも当該負荷が小さい場合に、当該第二のジョブを当該第一のジョブよりも優先的に実行する、
    ことを特徴とするジョブ実行方法。
  9. 複数の端末装置のそれぞれによって遠隔的に操作される画像形成装置におけるジョブ実行方法であって、
    前記画像形成装置は、前記複数の端末装置のそれぞれにおいて行われた操作の内容を受け付け、
    前記画像形成装置は、前記複数の端末装置ごとに、当該端末装置受け付けている前記内容に基づいて当該端末装置のユーザが当該画像形成装置に実行させようとしているジョブの条件を予測し、
    前記画像形成装置は、前記ジョブのうちの第一のジョブの予測された前記条件での当該画像形成装置への負荷が、第一の条件での負荷より大きく、当該ジョブのうちの第二のジョブの予測された前記条件が当該第一の条件よりも当該負荷が小さい第二の条件よりも当該負荷が小さく、当該第二のジョブを実行させようとしているユーザが希望し、かつ当該第一のジョブを実行させようとしているユーザが許可したならば、当該第二のジョブを当該第一のジョブよりも優先的に実行する、
    ことを特徴とするジョブ実行方法。
  10. 複数の端末装置のそれぞれによって遠隔的に操作される画像形成装置におけるジョブ実行方法であって、
    前記画像形成装置は、前記複数の端末装置のそれぞれにおいて行われた操作の内容を受け付け、
    前記画像形成装置は、前記複数の端末装置ごとに、当該端末装置受け付けている前記内容に基づいて当該端末装置のユーザが当該画像形成装置に実行させようとしているジョブの条件を予測し、
    前記画像形成装置は、前記ジョブのうちの第一のジョブの予測された前記条件での当該画像形成装置への負荷が、第一の条件での負荷より大きく、当該ジョブのうちの第二のジョブの予測された前記条件が当該第一の条件よりも当該負荷が小さい第二の条件よりも当該負荷が小さく、かつ、当該ジョブのうちの第三のジョブの予測された前記条件が当該第一の条件よりも当該負荷が小さいが当該第二の条件よりも当該負荷が大きい場合に、当該第二のジョブおよび当該第三のジョブのうちの当該第二のジョブを当該第一のジョブよりも優先的に実行する、
    ことを特徴とするジョブ実行方法。
  11. 複数の端末装置のそれぞれによって遠隔的に操作される画像形成装置に用いられるコンピュータプログラムであって、
    当該画像形成装置に、
    前記複数の端末装置のそれぞれにおいて行われた操作の内容を受け付ける処理を実行させ、
    前記複数の端末装置ごとに、当該端末装置受け付けている前記内容に基づいて当該端末装置のユーザが当該画像形成装置に実行させようとしているジョブの条件を予測する処理を実行させ、
    前記ジョブのうちの第一のジョブの予測された前記条件での当該画像形成装置への負荷が、第一の条件での負荷より大きく、当該第一のジョブを実行させようとしているユーザが許可し、かつ当該ジョブのうちの第二のジョブの予測された前記条件が当該第一の条件よりも当該負荷が小さい第二の条件よりも当該負荷が小さい場合に、当該第二のジョブを当該第一のジョブよりも優先的に実行させる、
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。
  12. 複数の端末装置のそれぞれによって遠隔的に操作される画像形成装置に用いられるコンピュータプログラムであって、
    当該画像形成装置に、
    前記複数の端末装置のそれぞれにおいて行われた操作の内容を受け付ける処理を実行させ、
    前記複数の端末装置ごとに、当該端末装置受け付けている前記内容に基づいて当該端末装置のユーザが当該画像形成装置に実行させようとしているジョブの条件を予測する処理を実行させ、
    前記ジョブのうちの第一のジョブの予測された前記条件での当該画像形成装置への負荷が、第一の条件での負荷より大きく、当該ジョブのうちの第二のジョブの予測された前記条件が当該第一の条件よりも当該負荷が小さい第二の条件よりも当該負荷が小さく、当該第二のジョブを実行させようとしているユーザが希望し、かつ当該第一のジョブを実行させようとしているユーザが許可したならば、当該第二のジョブを当該第一のジョブよりも優先的に実行させる、
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。
  13. 複数の端末装置のそれぞれによって遠隔的に操作される画像形成装置に用いられるコンピュータプログラムであって、
    当該画像形成装置に、
    前記複数の端末装置のそれぞれにおいて行われた操作の内容を受け付ける処理を実行させ、
    前記複数の端末装置ごとに、当該端末装置受け付けている前記内容に基づいて当該端末装置のユーザが当該画像形成装置に実行させようとしているジョブの条件を予測する処理を実行させ、
    前記ジョブのうちの第一のジョブの予測された前記条件での当該画像形成装置への負荷が、第一の条件での負荷より大きく、当該ジョブのうちの第二のジョブの予測された前記条件が当該第一の条件よりも当該負荷が小さい第二の条件よりも当該負荷が小さく、かつ、当該ジョブのうちの第三のジョブの予測された前記条件が当該第一の条件よりも当該負荷が小さいが当該第二の条件よりも当該負荷が大きい場合に、当該第二のジョブおよび当該第三のジョブのうちの当該第二のジョブを当該第一のジョブよりも優先的に実行させる、
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。
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