JP6521133B2 - 撮像制御装置、撮像制御方法、及び、プログラム - Google Patents
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Description
本発明は、撮像制御装置、撮像制御方法、及び、プログラムに関する。
従来より、撮影者の頭部にカメラを装着し、自動的に撮影・記録するシステムが考案されている。そして、特許文献1に記載されているように、歩行時の頭部のブレの周期性を判断し、このブレが少ないタイミングで撮影する技術が考えられている。
しかしながら、上述した特許文献1の場合には、あくまで撮影者の歩行態様に依存したシャッタタイミングで記録するため、撮影者が本来希望する撮影間隔は無視されてしまう可能性がある。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、所望する画像を保存することができるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様の撮像制御装置は、当該装置の移動状態を示す移動状態情報を取得する移動状態情報取得手段によって取得された移動状態情報に基づいて、撮像手段の撮像枚数を設定する設定手段と、この設定手段によって設定された枚数の画像を撮像するよう前記撮像手段を制御する制御手段と、前記制御手段による撮像の際の露光タイミングと、前記移動状態情報取得手段によって逐次取得されている移動状態情報と、に基づいて、前記制御手段による制御により撮像された複数の画像から保存すべき画像を選択する選択手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、所望する画像を保存することができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る撮像装置のハードウェアの構成を示すブロック図である。
撮像装置1は、例えばデジタルカメラからなるウェアラブルカメラとして構成される。
ウェアラブルカメラは、例えば、撮影者の頭部付近に取り付けられて、歩行や走行等の運動時に視線方向(水平方向)を画角として撮影を行う。
撮像装置1は、例えばデジタルカメラからなるウェアラブルカメラとして構成される。
ウェアラブルカメラは、例えば、撮影者の頭部付近に取り付けられて、歩行や走行等の運動時に視線方向(水平方向)を画角として撮影を行う。
撮像装置1は、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、バス14と、入出力インターフェース15と、センサ部16と、撮像部17と、入力部18と、出力部19と、記憶部20と、通信部21と、ドライブ22と、を備えている。
CPU11は、ROM12に記録されているプログラム、又は、記憶部20からRAM13にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。
RAM13には、CPU11が各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶される。
CPU11、ROM12及びRAM13は、バス14を介して相互に接続されている。このバス14にはまた、入出力インターフェース15も接続されている。入出力インターフェース15には、センサ部16、撮像部17、入力部18、出力部19、記憶部20、通信部21及びドライブ22が接続されている。
センサ部16は、装置の重力加速度成分を含む加速度を計測し、装置の移動や方向を検出可能なセンサ値を出力する3軸加速度センサ等で構成される。センサ部16から出力されるセンサ値は、装置の移動周期に対するブレや装置の姿勢の推定に供する。
撮像部17は、図示はしないが、光学レンズ部と、イメージセンサと、を備えている。
光学レンズ部は、被写体を撮影するために、光を集光するレンズ、例えばフォーカスレンズやズームレンズ等で構成される。
フォーカスレンズは、イメージセンサの受光面に被写体像を結像させるレンズである。
ズームレンズは、焦点距離を一定の範囲で自在に変化させるレンズである。
光学レンズ部にはまた、必要に応じて、焦点、露出、ホワイトバランス等の設定パラメータを調整する周辺回路が設けられる。
フォーカスレンズは、イメージセンサの受光面に被写体像を結像させるレンズである。
ズームレンズは、焦点距離を一定の範囲で自在に変化させるレンズである。
光学レンズ部にはまた、必要に応じて、焦点、露出、ホワイトバランス等の設定パラメータを調整する周辺回路が設けられる。
イメージセンサは、光電変換素子や、AFE(Analog Front End)等から構成される。
光電変換素子は、例えばCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)型の光電変換素子等から構成される。光電変換素子には、光学レンズ部から被写体像が入射される。そこで、光電変換素子は、被写体像を光電変換(撮像)して画像信号を一定時間蓄積し、蓄積した画像信号をアナログ信号としてAFEに順次供給する。
AFEは、このアナログの画像信号に対して、A/D(Analog/Digital)変換処理等の各種信号処理を実行する。各種信号処理によって、ディジタル信号が生成され、撮像部17の出力信号として出力される。
このような撮像部17の出力信号を、以下、「撮像画像のデータ」と呼ぶ。撮像画像のデータは、CPU11や図示しない画像処理部等に適宜供給される。
光電変換素子は、例えばCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)型の光電変換素子等から構成される。光電変換素子には、光学レンズ部から被写体像が入射される。そこで、光電変換素子は、被写体像を光電変換(撮像)して画像信号を一定時間蓄積し、蓄積した画像信号をアナログ信号としてAFEに順次供給する。
AFEは、このアナログの画像信号に対して、A/D(Analog/Digital)変換処理等の各種信号処理を実行する。各種信号処理によって、ディジタル信号が生成され、撮像部17の出力信号として出力される。
このような撮像部17の出力信号を、以下、「撮像画像のデータ」と呼ぶ。撮像画像のデータは、CPU11や図示しない画像処理部等に適宜供給される。
入力部18は、各種釦等で構成され、ユーザの指示操作に応じて各種情報を入力する。
出力部19は、ディスプレイやスピーカ等で構成され、画像や音声を出力する。
記憶部20は、ハードディスク或いはDRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、各種画像のデータを記憶する。
通信部21は、インターネットを含むネットワークを介して他の装置(図示せず)との間で行う通信を制御する。
出力部19は、ディスプレイやスピーカ等で構成され、画像や音声を出力する。
記憶部20は、ハードディスク或いはDRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、各種画像のデータを記憶する。
通信部21は、インターネットを含むネットワークを介して他の装置(図示せず)との間で行う通信を制御する。
ドライブ22には、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリ等よりなる、リムーバブルメディア31が適宜装着される。ドライブ22によってリムーバブルメディア31から読み出されたプログラムは、必要に応じて記憶部20にインストールされる。また、リムーバブルメディア31は、記憶部20に記憶されている画像のデータ等の各種データも、記憶部20と同様に記憶することができる。
以上のように構成される撮像装置1では、複数枚画像を撮影した場合に、センサ値等の撮影環境に係る情報(以下、「環境情報」という。)から、環境撮影時点の装置の推定される姿勢と装置の傾きを解析して、当該撮影した複数枚の画像の中からブレや傾きのない好適な画像を選択する機能を有する。
また、撮像装置1では、所定の間隔で所定の枚数撮影を行うインターバル撮影の機能を有し、当該インターバル撮影の1サイクル時の撮影中に連写を行う機能を有している。このような撮像装置1では、撮影を行うにあたり、撮影時点での装置の移動周期等から撮像装置1を装着する撮影者の行動を推定して、推測した行動に対応した撮影パラメータ(例えば、連写枚数、露出、シャッタスピード等)で撮影を行う機能を有する。ここで、推定される撮影者の行動とは、例えば、静止の状態、歩行の状態、走行の状態等の運動の状態である。
上述した機能を有することで撮像装置1は、所望する撮影タイミングで好適な画像を選択・保存することができる。
また、撮像装置1では、所定の間隔で所定の枚数撮影を行うインターバル撮影の機能を有し、当該インターバル撮影の1サイクル時の撮影中に連写を行う機能を有している。このような撮像装置1では、撮影を行うにあたり、撮影時点での装置の移動周期等から撮像装置1を装着する撮影者の行動を推定して、推測した行動に対応した撮影パラメータ(例えば、連写枚数、露出、シャッタスピード等)で撮影を行う機能を有する。ここで、推定される撮影者の行動とは、例えば、静止の状態、歩行の状態、走行の状態等の運動の状態である。
上述した機能を有することで撮像装置1は、所望する撮影タイミングで好適な画像を選択・保存することができる。
図2は、このような撮像装置1の機能的構成のうち、好適画像選択処理を実行するための機能的構成を示す機能ブロック図である。
好適画像選択処理とは、インターバル撮影時の1サイクル内の撮影において、撮影時の行動を推定して、当該推定された行動に適した撮影パラメータを設定して複数枚の画像を連写で撮影し、当該撮影された複数枚の画像の中から撮影時点でブレや傾きのない好適な画像を選択・保存する一連の処理をいう。
好適画像選択処理とは、インターバル撮影時の1サイクル内の撮影において、撮影時の行動を推定して、当該推定された行動に適した撮影パラメータを設定して複数枚の画像を連写で撮影し、当該撮影された複数枚の画像の中から撮影時点でブレや傾きのない好適な画像を選択・保存する一連の処理をいう。
好適画像選択処理は、図2に示すように、CPU11において、撮像制御部51と、環境情報取得部52と、行動推定処理部53と、撮影パラメータ設定部54と、画像取得部55と、環境情報解析部56と、画像選択部57と、が機能する。
また、記憶部20の一領域には、環境情報記憶部71と、画像記憶部72と、が設定される。
環境情報記憶部71には、センサ部16から取得した装置の移動の状態(度合い)を示すセンサ値を取得順に並べたセンササンプリングテーブルが記憶される。このセンササンプリングテーブルでは、センサ値と共に、撮像した画像の順番も時系列で記憶される。
図3は、センササンプリングテーブルを説明するための図である。
センササンプリングテーブルは、図3(a)の例に示すように、ヘッダ部分[Header]にセンサ種別サンプリングしたセンサ値[ACC]と露光タイミング[EXP]が時系列に記述されるようなデータフォーマットとなっている。また、センササンプリングテーブルは、ヘッダ部分に対応してデータ部[data]にセンサ値と、撮影順に付される画像番号が記述されるようなデータフォーマットとなっている。
このセンササンプリングテーブルでは、時系列で取得毎にセンサ値と共に、撮影毎に画像番号が記述されるために、センサ値と画像との同期を取ることができる。即ち、画像番号に対応するセンサ値は、画像番号の前後にあるセンサ値間でセンサ値となる。
このため、複数撮影された画像間におけるセンサ値の比較を行う場合には、画像番号の前後にあるセンサ値との比較をすればよい。
このようなセンササンプリングテーブルを用いることで、センサ値の取得管理が可能になる共に、センサ値と画像との同期も図ることができる。また、センサ値により撮影時点での装置の姿勢等が解析できるために、画像解析等を行ってブレや傾きを判定する場合に比べて、シンプルな設計となり処理負担も軽減することができる。
図3(b)の例に示すように、取得順にセンサ値[ACC](センサ値0〜8)と、露光タイミング[EXP](画像番号1及び画像番号2)をプロットした場合、プロットされた露光タイミングのセンサ値を比較することで、撮影時点のブレの大きさを容易に比較することができる。
センササンプリングテーブルは、図3(a)の例に示すように、ヘッダ部分[Header]にセンサ種別サンプリングしたセンサ値[ACC]と露光タイミング[EXP]が時系列に記述されるようなデータフォーマットとなっている。また、センササンプリングテーブルは、ヘッダ部分に対応してデータ部[data]にセンサ値と、撮影順に付される画像番号が記述されるようなデータフォーマットとなっている。
このセンササンプリングテーブルでは、時系列で取得毎にセンサ値と共に、撮影毎に画像番号が記述されるために、センサ値と画像との同期を取ることができる。即ち、画像番号に対応するセンサ値は、画像番号の前後にあるセンサ値間でセンサ値となる。
このため、複数撮影された画像間におけるセンサ値の比較を行う場合には、画像番号の前後にあるセンサ値との比較をすればよい。
このようなセンササンプリングテーブルを用いることで、センサ値の取得管理が可能になる共に、センサ値と画像との同期も図ることができる。また、センサ値により撮影時点での装置の姿勢等が解析できるために、画像解析等を行ってブレや傾きを判定する場合に比べて、シンプルな設計となり処理負担も軽減することができる。
図3(b)の例に示すように、取得順にセンサ値[ACC](センサ値0〜8)と、露光タイミング[EXP](画像番号1及び画像番号2)をプロットした場合、プロットされた露光タイミングのセンサ値を比較することで、撮影時点のブレの大きさを容易に比較することができる。
図2に戻り、画像記憶部72には、画像選択部57により選択された画像のデータが記憶される。
撮像制御部51は、センサ部16や撮像部17に対して、撮影に係る制御を行い、インターバル撮影の開始に応じてセンサ部16を制御したり、撮影パラメータ等の設定に基づいて、撮像部17を制御したりする。
環境情報取得部52は、インターバル撮影の撮影タイミングにおける撮影環境である環境情報を取得する。撮影情報は、例えば、装置の移動の状態や周囲(撮影方向)の明るさを含む。また、本実施形態においては、装置の移動の状態は、センサ部16からのセンサ値から取得し、明るさは撮影した画像を解析することにより取得する。
行動推定処理部53は、行動推定処理を実行する。
行動推定処理では、取得されたセンサ値(移動の状態)から撮像装置1が装着される撮影者の現時点での行動を推定する処理が実行される。行動推定は、例えば、機械学習等の既知の行動推定の手法が用いられる。行動推定処理の結果、撮影者の静止、歩行、走行、その他の運動(静止/歩行/走行/その他)の行動が推定される。
行動推定処理では、取得されたセンサ値(移動の状態)から撮像装置1が装着される撮影者の現時点での行動を推定する処理が実行される。行動推定は、例えば、機械学習等の既知の行動推定の手法が用いられる。行動推定処理の結果、撮影者の静止、歩行、走行、その他の運動(静止/歩行/走行/その他)の行動が推定される。
本実施形態においては、推定された行動に応じた撮影パラメータ(本実施形態においては、[連写枚数]、[連写fps]、[プログラム線図])が設けられている。
推定された行動に対応する撮影パラメータは、概略的には、推定された行動の運動強度が高い(静止<走行)ほど、高速なシャッタスピードと、高速連写を選択するようになっている。また、その他の撮影パラメータは、高速なシャッタスピードと、高速連写に耐えうる設定が選択されるようになっている。
推定された行動に対応する撮影パラメータは、概略的には、推定された行動の運動強度が高い(静止<走行)ほど、高速なシャッタスピードと、高速連写を選択するようになっている。また、その他の撮影パラメータは、高速なシャッタスピードと、高速連写に耐えうる設定が選択されるようになっている。
具体的には、推定された行動が[静止]であった場合には、連写枚数:1枚で、プログラム線図:Normalが選択される。
また、推定された行動が[歩行]であった場合には、連写枚数:3枚で、連写fps:30fpsで、プログラム線図:Action1が選択される。
また、推定された行動が[走行]であった場合には、連写枚数:10枚で、連写fps:60fpsで、プログラム線図:Action2が選択される。
また、推定された行動が[その他]であった場合には、連写枚数:3枚で、連写fps:30fpsで、プログラム線図:Action1が選択される。
また、推定された行動が[歩行]であった場合には、連写枚数:3枚で、連写fps:30fpsで、プログラム線図:Action1が選択される。
また、推定された行動が[走行]であった場合には、連写枚数:10枚で、連写fps:60fpsで、プログラム線図:Action2が選択される。
また、推定された行動が[その他]であった場合には、連写枚数:3枚で、連写fps:30fpsで、プログラム線図:Action1が選択される。
ここで、プログラム線図とは、撮影に関連する複数のパラメータについて、露出制御時に設定される各撮影パラメータ(本実施形態においては、感度、絞り、シャッタスピード、EV(Exposure Value))の関係が定義された特性線図である。
図4は、本実施形態におけるプログラム線図を示した模式図である。
本実施形態のプログラム線図は、図4に示すように、運動強度が低い静止に対応するNormalから運動強度が高い走行に対応するAction2になるにつれて、感度が高くなり、シャッタスピードが短くなるように構成されている。
このようなプログラム線図は、推定された行動によって、プログラム線図の種別が選択され、撮影時点で画像等から取得された環境情報である明るさに基づいて、撮影露出値(最適なプログラム線図)が決定される。
図4は、本実施形態におけるプログラム線図を示した模式図である。
本実施形態のプログラム線図は、図4に示すように、運動強度が低い静止に対応するNormalから運動強度が高い走行に対応するAction2になるにつれて、感度が高くなり、シャッタスピードが短くなるように構成されている。
このようなプログラム線図は、推定された行動によって、プログラム線図の種別が選択され、撮影時点で画像等から取得された環境情報である明るさに基づいて、撮影露出値(最適なプログラム線図)が決定される。
図2に戻り、撮影パラメータ設定部54は、行動推定処理部53により推定された行動により、連写枚数・連写fps・プログラム線図の撮影パラメータを選択する。
また、撮影パラメータ設定部54は、3A計測及びプログラム線図からAF(Auto Focus)・AWB(Auto White Balance)・AE(Auto Exposure)を設定する。なお、AEに関しては、推定される行動によって選択されたプログラム線図に対して撮影時点で画像等から取得した明るさの環境情報から撮影露出値を決定・設定される。
また、撮影パラメータ設定部54は、3A計測及びプログラム線図からAF(Auto Focus)・AWB(Auto White Balance)・AE(Auto Exposure)を設定する。なお、AEに関しては、推定される行動によって選択されたプログラム線図に対して撮影時点で画像等から取得した明るさの環境情報から撮影露出値を決定・設定される。
画像取得部55は、撮像部17によって撮影された画像を取得する。
環境情報解析部56は、環境情報解析処理を実行する。
環境情報解析処理では、センサ部16から取得されたセンサ値の解析を行う。
具体的には、環境情報解析部56は、各撮影(露光)時点でのセンサ値を解析して、ブレの有無を判定するブレ判定と、推定した装置の姿勢から傾きを判定する姿勢推定と、を行う。ブレ判定は、センサ値の周期的変化から特定した撮影者の移動周期とのズレを判定する等で行う。また、姿勢推定は、センサ値から重力加速度成分を抽出して、推定された装置の姿勢が基準の姿勢(例えば、水平方向)とのズレを判定する等で行う。解析の結果、各撮影(露光)時点での画像のブレや装置の傾きの度合いが実際の画像を判断せずに装置の状況から判定することができる。
環境情報解析処理では、センサ部16から取得されたセンサ値の解析を行う。
具体的には、環境情報解析部56は、各撮影(露光)時点でのセンサ値を解析して、ブレの有無を判定するブレ判定と、推定した装置の姿勢から傾きを判定する姿勢推定と、を行う。ブレ判定は、センサ値の周期的変化から特定した撮影者の移動周期とのズレを判定する等で行う。また、姿勢推定は、センサ値から重力加速度成分を抽出して、推定された装置の姿勢が基準の姿勢(例えば、水平方向)とのズレを判定する等で行う。解析の結果、各撮影(露光)時点での画像のブレや装置の傾きの度合いが実際の画像を判断せずに装置の状況から判定することができる。
画像選択部57は、画像取得部55が取得した画像の中から、環境情報解析部56による解析結果に基づいて、画像のブレや装置の傾きの少ない画像を選択する。
図5は、図2の機能的構成を有する図1の撮像装置1が実行する好適画像選択処理の流れを説明するフローチャートである。
好適画像選択処理は、ユーザによる入力部18への好適画像選択処理開始の操作により開始される。
好適画像選択処理は、ユーザによる入力部18への好適画像選択処理開始の操作により開始される。
ステップS1において、撮像制御部51は、インターバル撮影を開始する。
ステップS2において、環境情報取得部52は、センサ部16から出力されるセンサ値のサンプリングを開始する。また、環境情報取得部52は、取得に応じてセンサ値を環境情報記憶部71に出力して記憶させる。
環境情報記憶部71には、取得されたセンサ値が図3に示すようなセンササンプリングテーブルに逐次追加されて行く。
環境情報記憶部71には、取得されたセンサ値が図3に示すようなセンササンプリングテーブルに逐次追加されて行く。
ステップS3において、撮像制御部51は、インターバル撮影タイミングであるか否かを判定する。即ち、撮像制御部51は、指定間隔の時間経過による撮影タイミングであるか否かを判定する。
インターバル撮影タイミングでない場合には、ステップS3においてNOと判定されて、インターバル撮影タイミングが到来するまで待機状態となる。
インターバル撮影タイミングである場合には、ステップS3においてYESと判定されて、処理はステップS4に進む。
インターバル撮影タイミングでない場合には、ステップS3においてNOと判定されて、インターバル撮影タイミングが到来するまで待機状態となる。
インターバル撮影タイミングである場合には、ステップS3においてYESと判定されて、処理はステップS4に進む。
ステップS4において、行動推定処理部53は、行動推定処理を実行する。行動推定処理では、逐次取得されたセンサ値を解析し、撮像装置1が装着される撮影者の現時点での行動を推定する処理を実行する。行動推定処理の結果、撮影者の静止、歩行、走行、その他の運動(静止/歩行/走行/その他)の行動が推定される。取得されたセンサ値から、例えば、歩行の行動が推定される。
ステップS5において、撮影パラメータ設定部54は、行動推定処理部53により推定された行動に対応して、連写撮影枚数/シャッタスピード(fps)/プログラム線図の撮影パラメータを選択する。例えば、推定された行動が[歩行]であった場合には、連写枚数:3枚で、連写fps:30fpsで、プログラム線図(図4):Action1が選択される。
ステップS6において、環境情報取得部52は、当該時点での画像等から明るさの環境情報を取得し、3A計測(AE/AWB/AF)を行う。その際、撮像部17において露光の準備が行われる。
ステップS7において、撮影パラメータ設定部54は、撮影パラメータに基づいて撮影の設定を行う。詳細には、撮影パラメータ設定部54は、推定された行動に基づいて選択された連写枚数、連写fpsの設定を行う。また、撮影パラメータ設定部54は、選択されたプログラム線図に対して取得した明るさの環境情報から決定される撮影露出値と、計測結果と、に基づいて、3A(AE/AWB/AF)の設定を行う。
ステップS8において、撮像制御部51は、撮像部17に対して、撮影を開始する制御する。
ステップS9において、撮像制御部51は、撮影パラメータ設定部54により設定された内容で露光を行うように撮像部17を制御する。そして、画像取得部55は、撮像部17から画像を取得する。また、露光のタイミングと、センサ値との同期を取るために、露光のタイミングが環境情報記憶部71のセンササンプリングテーブルに記憶される。
ステップS10において、撮像制御部51は、設定された連写撮影が完了したか否かを判定する。即ち、撮像制御部51は、設定された連写枚数を撮影したか否かを判定する。
連写撮影が完了していない場合には、ステップS10においてNOと判定されて、処理はステップS9に戻る。
連写撮影が完了している場合には、ステップS10においてYESと判定されて、処理はステップS11に進む。
連写撮影が完了していない場合には、ステップS10においてNOと判定されて、処理はステップS9に戻る。
連写撮影が完了している場合には、ステップS10においてYESと判定されて、処理はステップS11に進む。
ステップS11において、環境情報解析部56は、環境情報解析処理を実行する。環境情報解析処理では、センサ部16から取得されたセンサ値の解析を行う。
具体的には、環境情報解析部56は、各撮影(露光)時点でのセンサ値を解析して、対応する画像のブレの度合いと推定した装置の姿勢から装置の傾きの度合いを判定する。その結果、各画像における画像のブレと、傾きの度合いを解析する。
具体的には、環境情報解析部56は、各撮影(露光)時点でのセンサ値を解析して、対応する画像のブレの度合いと推定した装置の姿勢から装置の傾きの度合いを判定する。その結果、各画像における画像のブレと、傾きの度合いを解析する。
ステップS12において、画像選択部57は、画像取得部55が取得した画像の中から、画像を選択する。詳細には、画像選択部57は、環境情報解析部56による解析結果に基づいて、複数の画像の中から画像のブレや装置の傾きの少ない画像を選択する。
ステップS13において、画像選択部57は、選択した画像のブレや装置の傾きの少ない画像を画像記憶部72に保存する。
ステップS14において、撮像制御部51は、インターバル撮影が完了したか否かを判定する。
インターバル撮影が完了していない場合には、ステップS14においてNOと判定されて、処理はステップS3に戻る。
インターバル撮影が完了している場合には、ステップS14においてYESと判定されて、好適画像選択処理は終了する。
インターバル撮影が完了していない場合には、ステップS14においてNOと判定されて、処理はステップS3に戻る。
インターバル撮影が完了している場合には、ステップS14においてYESと判定されて、好適画像選択処理は終了する。
したがって、撮像装置1では、撮影者の行動(動作状態)を推定し、当該推定された行動に応じて連写の撮影を適切に選択・設定することで、画像のブレが少なく、装置の傾きの少ない画像の撮影を可能にすることができる。また、撮像装置1では、露光タイミングとセンサ値の取得タイミングの同期をセンササンプリングテーブルで取ることで、撮影時点でのセンサ値の解析が可能になるために、解析結果によって、連写により得られた画像の中から画像のブレが少なく、装置の傾きが少ない最適な画像を自動的に選択して保存することが可能となる。
以上のように構成される撮像装置1は、環境情報取得部52と、撮影パラメータ設定部54と、画像取得部55と、画像選択部57と、を備える。
環境情報取得部52は、センサ値を介してインターバル撮影の撮影タイミングにおける当該装置の移動の状態を含む撮影環境を取得する。
撮影パラメータ設定部54は、この環境情報取得部52によって取得された撮影環境に基づいて、画像を取得する際の枚数を設定する。
画像取得部55は、撮影タイミングを検出する毎に撮像し、撮影パラメータ設定部54によって設定された枚数の画像を取得する。
これにより、撮像装置1においては、所望する画像を保存することができる。
環境情報取得部52は、センサ値を介してインターバル撮影の撮影タイミングにおける当該装置の移動の状態を含む撮影環境を取得する。
撮影パラメータ設定部54は、この環境情報取得部52によって取得された撮影環境に基づいて、画像を取得する際の枚数を設定する。
画像取得部55は、撮影タイミングを検出する毎に撮像し、撮影パラメータ設定部54によって設定された枚数の画像を取得する。
これにより、撮像装置1においては、所望する画像を保存することができる。
また、撮像装置1は、画像取得部55によって取得された枚数の画像から、保存するべき画像を選択する画像選択部57を更に備える。
これにより、撮像装置1においては、好適な保存すべき画像を選択することができる。
これにより、撮像装置1においては、好適な保存すべき画像を選択することができる。
画像選択部57は、設定された枚数の画像の取得時における装置の移動の状態に基づき、取得された複数枚の画像から保存するべき画像を選択する。
これにより、撮像装置1においては、所望する撮影タイミングで撮影ができ、好適な保存すべき画像を選択することができる。
これにより、撮像装置1においては、所望する撮影タイミングで撮影ができ、好適な保存すべき画像を選択することができる。
また、撮像装置1は、環境情報取得部52によって取得された装置の移動の状態と設定された枚数の画像とを対応付けて保存する環境情報記憶部71を更に備える。
画像選択部57は、撮影タイミングを除く期間に、環境情報記憶部71に保存された複数枚の画像から保存するべき画像を選択する。
これにより、撮像装置1では、例えば、画像を解析して保存する画像を選択する場合に比して、簡単な構成で処理を軽減することができる。
画像選択部57は、撮影タイミングを除く期間に、環境情報記憶部71に保存された複数枚の画像から保存するべき画像を選択する。
これにより、撮像装置1では、例えば、画像を解析して保存する画像を選択する場合に比して、簡単な構成で処理を軽減することができる。
撮影パラメータ設定部54は、環境情報取得部52によって取得された撮影環境に基づいて、画像取得部55が画像を取得する際の撮影条件を設定する。
これにより、撮像装置1では、撮影時の撮影環境に応じた好適な画像を取得することができる。
これにより、撮像装置1では、撮影時の撮影環境に応じた好適な画像を取得することができる。
環境情報取得部52は、撮影タイミングが到来する毎に撮影環境を取得する。
これにより、撮像装置1では、撮影タイミング時の撮影環境に応じた好適な画像を取得することができる。
これにより、撮像装置1では、撮影タイミング時の撮影環境に応じた好適な画像を取得することができる。
環境情報取得部52は、当該装置に搭載した加速度センサにより装置の移動の状態を取得する。
これにより、撮像装置1では、加速度センサにより検出したセンサ値を用いることができ精度の高い装置の移動の状態を取得することができる。
これにより、撮像装置1では、加速度センサにより検出したセンサ値を用いることができ精度の高い装置の移動の状態を取得することができる。
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
上述の実施形態では、加速度センサのセンサ値で撮像装置1の移動の状態を取得していたがこれに限られない。例えば、都度画像を取得するように構成し、取得した画像を解析することで、撮像装置1の移動の状態を取得するように構成してもよい。
具体的には、撮影環境取得手段は、画像を解析することで撮像装置1の移動の状態を取得するように構成することができる。
これにより、撮像装置1では、加速度センサのセンサを別途設けなくても撮像部17で撮像装置1の移動の状態を取得することができる。
具体的には、撮影環境取得手段は、画像を解析することで撮像装置1の移動の状態を取得するように構成することができる。
これにより、撮像装置1では、加速度センサのセンサを別途設けなくても撮像部17で撮像装置1の移動の状態を取得することができる。
また、行動推定処理部53の推定処理は、直接的に移動速度を取得し、この移動速度から撮像装置1の移動の状態を推定してもよい。
具体的には、撮像装置1では、当該装置の移動の状態には当該装置の移動の速度が含まれる。
具体的には、撮像装置1では、当該装置の移動の状態には当該装置の移動の速度が含まれる。
また、上記の移動速度を取得するに際し、撮影者の移動種別(歩行、走行、その他)と移動速度とを対応付けておき、移動種別を取得することで移動速度を取得してもよい。
具体的には、撮像装置1では、当該装置の移動の状態から移動種別を推測する第1の推測手段を更に備え、移動の速度は、第1の推測手段によって推測された移動種別に基づいて判断されるように構成することができる。
具体的には、撮像装置1では、当該装置の移動の状態から移動種別を推測する第1の推測手段を更に備え、移動の速度は、第1の推測手段によって推測された移動種別に基づいて判断されるように構成することができる。
更に、上記のケースとは逆に、行動推定処理部53の推定処理は、直接的に移動種別を取得し、この移動種別から撮像装置1の移動の状態を推定してもよい。また、上記の移動種別を取得するに際し、撮影者の移動速度と移動種別とを対応付けておき、移動速度を取得することで移動種別を取得してもよい。
具体的には、当該装置の移動の状態から移動の速度を推測する第2の推測手段を更に備え、移動種別は、第2の推測手段によって推測された速度に基づいて判断されるように構成することができる。
具体的には、当該装置の移動の状態から移動の速度を推測する第2の推測手段を更に備え、移動種別は、第2の推測手段によって推測された速度に基づいて判断されるように構成することができる。
また、上述の実施形態では、センサ部16を加速度センサにより構成したがこれに限られず、地磁気センサ、ジャイロセンサ、GPSなど推定および判定に有効なセンサであれば様々に使用、かつ組み合わせてよい。
また、上述の実施形態では、歩行や走行等の運動に関する行動を推定したがこれに限られず、様々な行動を推定してもよい。
また、上述の実施形態では、連写枚数/連写fps/プログラム線図は例に限らず、動作状態に合わせて様々に設定してよい。
また、上述の実施形態では、好適な画像の条件を”画像のブレの少ない””装置の傾きの少ない”ものとしたが、アプリケーションによって様々に好適な画像の条件を設定し判定してよい。
また、上述の実施形態では、連写の撮影タイミングを撮影設定通知後としたが、状態推定結果やセンサ値を活用し適切なタイミングを判定してもよい。
また、上述の実施形態では、インターバル撮影開始のタイミングを一定時間間隔としたが、状態推定結果およびセンサデータ解析結果によって適応的に撮影タイミングを判定してもよい。例えば、動作状態が変わったタイミング(運動状態から静止状態へ変化等)や、動作状態に応じてインターバル撮影間隔を適応的に可変(例えば、静止:5分ごと・歩
行:3分ごと・走行:1分ごと等)であってもよい。
行:3分ごと・走行:1分ごと等)であってもよい。
また、上述の実施形態では、センサデータと同期を取る露光タイミングを露光開始タイミングとしたがこれに限られず、露光終了タイミング、もしくは露光開始/終了タイミングとしてもよい。
また、上述の実施形態では、カメラに加速度センサを搭載しているとしたが、センシング部分とカメラ部が通信可能であるなら外部機器を用いてセパレートなシステムにしてもよい。
また、上述の実施形態では、本発明が適用される撮像装置1は、デジタルカメラであるウェアラブルカメラを例として説明したが、特にこれに限定されない。
例えば、本発明は、好適画像選択機能を有する電子機器一般に適用することができる。
具体的には、例えば、本発明は、ノート型のパーソナルコンピュータ、プリンタ、テレビジョン受像機、ビデオカメラ、携帯型ナビゲーション装置、携帯電話機、スマートフォン、ポータブルゲーム機等に適用可能である。
例えば、本発明は、好適画像選択機能を有する電子機器一般に適用することができる。
具体的には、例えば、本発明は、ノート型のパーソナルコンピュータ、プリンタ、テレビジョン受像機、ビデオカメラ、携帯型ナビゲーション装置、携帯電話機、スマートフォン、ポータブルゲーム機等に適用可能である。
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソフトウェアにより実行させることもできる。
換言すると、図2の機能的構成は例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が撮像装置1に備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に図2の例に限定されない。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
換言すると、図2の機能的構成は例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が撮像装置1に備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に図2の例に限定されない。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータ等にネットワークや記録媒体からインストールされる。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えば汎用のパーソナルコンピュータであってもよい。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えば汎用のパーソナルコンピュータであってもよい。
このようなプログラムを含む記録媒体は、ユーザにプログラムを提供するために装置本体とは別に配布される図1のリムーバブルメディア31により構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体等で構成される。リムーバブルメディア31は、例えば、磁気ディスク(フロッピディスクを含む)、光ディスク、又は光磁気ディスク等により構成される。光ディスクは、例えば、CD−ROM(Compact Disk−Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk),Blu−ray Disc(ブルーレイディスク)(登録商標)等により構成される。光磁気ディスクは、MD(Mini−Disk)等により構成される。また、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体は、例えば、プログラムが記録されている図1のROM12や、図1の記憶部20に含まれるハードディスク等で構成される。
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、その順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的或いは個別に実行される処理をも含むものである。
以上、本発明のいくつかの実施形態について説明したが、これらの実施形態は、例示に過ぎず、本発明の技術的範囲を限定するものではない。本発明はその他の様々な実施形態を取ることが可能であり、さらに、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、省略や置換等種々の変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、本明細書等に記載された発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記1]
インターバル撮影の撮影タイミングにおける、当該装置の移動の状態を含む撮影環境を取得する撮影環境取得手段と、
この撮影環境取得手段によって取得された撮影環境に基づいて、画像を取得する際の枚数を設定する第1の設定手段と、
前記撮影タイミングを検出する毎に撮像し、前記第1の設定手段によって設定された枚数の画像を取得する取得手段と、
を備えたことを特徴とする撮像装置。
[付記2]
前記取得手段によって取得された枚数の画像から、保存するべき画像を選択する選択手段を更に備えたことを特徴とする付記1記載の撮像装置。
[付記3]
前記選択手段は、前記設定された枚数の画像の取得時における前記装置の移動の状態に基づき、前記取得された複数枚の画像から保存するべき画像を選択することを特徴とする付記2記載の撮像装置。
[付記4]
前記撮影環境取得手段によって取得された前記装置の移動の状態と前記設定された枚数の画像とを対応付けて保持する保持手段を更に備え、
前記選択手段は、前記撮影タイミングを除く期間に、前記保持手段に保持された複数枚の画像から保存するべき画像を選択することを特徴とする付記3記載の撮像装置。
[付記5]
前記撮影環境取得手段によって取得された撮影環境に基づいて、前記取得手段が画像を取得する際の撮影条件を設定する第2の設定手段と、
を更に備えたことを特徴とする付記1又は4の何れか1つに記載の撮像装置。
[付記6]
前記撮影環境取得手段は、撮影タイミングが到来する毎に撮影環境を取得する、
ことを特徴とする付記5に記載の撮像装置。
[付記7]
前記撮影環境取得手段は、当該装置に搭載した加速度センサにより前記装置の移動の状態を取得する、
ことを特徴とする付記1乃至6のいずれか1つに記載の撮像装置。
[付記8]
前記撮影環境取得手段は、画像を解析することで前記装置の移動の状態を取得する、
ことを特徴とする付記1乃至6のいずれか1つに記載の撮像装置。
[付記9]
当該装置の移動の状態には、当該装置の移動の速度が含まれることを特徴とする付記1乃至8のいずれか1つに記載の撮像装置。
[付記10]
当該装置の移動の状態から移動種別を推測する第1の推測手段を更に備え、
前記移動の速度は、前記第1の推測手段によって推測された移動種別に基づいて判断されることを特徴とする付記9に記載の撮像装置。
[付記11]
当該装置の移動の状態には、移動種別が含まれることを特徴とする付記1乃至8のいずれか1つに記載の撮像装置。
[付記12]
当該装置の移動の状態から移動の速度を推測する第2の推測手段を更に備え、
前記移動種別は、前記第2の推測手段によって推測された速度に基づいて判断されることを特徴とする付記11に記載の撮像装置。
[付記13]
撮像装置で実行される画像取得方法であって、
インターバル撮影の撮影タイミングにおける当該装置の移動の状態を含む撮影環境を取得する撮影環境取得ステップと、
この撮影環境取得ステップによって取得された撮影環境に基づいて、画像を取得する際の枚数を設定する第1の設定ステップと、
前記撮影タイミングを検出する毎に撮像し、前記第1の設定ステップによって設定された枚数の画像を取得する取得ステップと、
を備えたことを特徴とする画像取得方法。
[付記14]
撮像装置を制御するコンピュータを、
インターバル撮影の撮影タイミングにおける当該装置の移動の状態を含む撮影環境を取得する撮影環境取得手段、
この撮影環境取得手段によって取得された撮影環境に基づいて、画像を取得する際の枚数を設定する第1の設定手段、
前記撮影タイミングを検出する毎に撮像し、前記第1の設定手段によって設定された枚数の画像を取得する取得手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
[付記1]
インターバル撮影の撮影タイミングにおける、当該装置の移動の状態を含む撮影環境を取得する撮影環境取得手段と、
この撮影環境取得手段によって取得された撮影環境に基づいて、画像を取得する際の枚数を設定する第1の設定手段と、
前記撮影タイミングを検出する毎に撮像し、前記第1の設定手段によって設定された枚数の画像を取得する取得手段と、
を備えたことを特徴とする撮像装置。
[付記2]
前記取得手段によって取得された枚数の画像から、保存するべき画像を選択する選択手段を更に備えたことを特徴とする付記1記載の撮像装置。
[付記3]
前記選択手段は、前記設定された枚数の画像の取得時における前記装置の移動の状態に基づき、前記取得された複数枚の画像から保存するべき画像を選択することを特徴とする付記2記載の撮像装置。
[付記4]
前記撮影環境取得手段によって取得された前記装置の移動の状態と前記設定された枚数の画像とを対応付けて保持する保持手段を更に備え、
前記選択手段は、前記撮影タイミングを除く期間に、前記保持手段に保持された複数枚の画像から保存するべき画像を選択することを特徴とする付記3記載の撮像装置。
[付記5]
前記撮影環境取得手段によって取得された撮影環境に基づいて、前記取得手段が画像を取得する際の撮影条件を設定する第2の設定手段と、
を更に備えたことを特徴とする付記1又は4の何れか1つに記載の撮像装置。
[付記6]
前記撮影環境取得手段は、撮影タイミングが到来する毎に撮影環境を取得する、
ことを特徴とする付記5に記載の撮像装置。
[付記7]
前記撮影環境取得手段は、当該装置に搭載した加速度センサにより前記装置の移動の状態を取得する、
ことを特徴とする付記1乃至6のいずれか1つに記載の撮像装置。
[付記8]
前記撮影環境取得手段は、画像を解析することで前記装置の移動の状態を取得する、
ことを特徴とする付記1乃至6のいずれか1つに記載の撮像装置。
[付記9]
当該装置の移動の状態には、当該装置の移動の速度が含まれることを特徴とする付記1乃至8のいずれか1つに記載の撮像装置。
[付記10]
当該装置の移動の状態から移動種別を推測する第1の推測手段を更に備え、
前記移動の速度は、前記第1の推測手段によって推測された移動種別に基づいて判断されることを特徴とする付記9に記載の撮像装置。
[付記11]
当該装置の移動の状態には、移動種別が含まれることを特徴とする付記1乃至8のいずれか1つに記載の撮像装置。
[付記12]
当該装置の移動の状態から移動の速度を推測する第2の推測手段を更に備え、
前記移動種別は、前記第2の推測手段によって推測された速度に基づいて判断されることを特徴とする付記11に記載の撮像装置。
[付記13]
撮像装置で実行される画像取得方法であって、
インターバル撮影の撮影タイミングにおける当該装置の移動の状態を含む撮影環境を取得する撮影環境取得ステップと、
この撮影環境取得ステップによって取得された撮影環境に基づいて、画像を取得する際の枚数を設定する第1の設定ステップと、
前記撮影タイミングを検出する毎に撮像し、前記第1の設定ステップによって設定された枚数の画像を取得する取得ステップと、
を備えたことを特徴とする画像取得方法。
[付記14]
撮像装置を制御するコンピュータを、
インターバル撮影の撮影タイミングにおける当該装置の移動の状態を含む撮影環境を取得する撮影環境取得手段、
この撮影環境取得手段によって取得された撮影環境に基づいて、画像を取得する際の枚数を設定する第1の設定手段、
前記撮影タイミングを検出する毎に撮像し、前記第1の設定手段によって設定された枚数の画像を取得する取得手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
1・・・撮像装置,11・・・CPU,12・・・ROM,13・・・RAM,14・・・バス,15・・・入出力インターフェース,16・・・センサ部,17・・・撮像部,18・・・入力部,19・・・出力部,20・・・記憶部,21・・・通信部,22・・・ドライブ,31・・・リムーバブルメディア,51・・・撮像制御部,52・・・環境情報取得部,53・・・行動推定処理部,54・・・撮影パラメータ設定部,55・・・画像取得部,56・・・環境情報解析部,57・・・画像選択部,71・・・環境情報記憶部,72・・・画像記憶部
Claims (6)
- 当該装置の移動状態を示す移動状態情報を取得する移動状態情報取得手段によって取得された移動状態情報に基づいて、撮像手段の撮像枚数を設定する設定手段と、
この設定手段によって設定された枚数の画像を撮像するよう前記撮像手段を制御する制御手段と、
前記制御手段による撮像の際の露光タイミングと、前記移動状態情報取得手段によって逐次取得されている移動状態情報と、に基づいて、前記制御手段による制御により撮像された複数の画像から保存すべき画像を選択する選択手段と、
を備えることを特徴とする撮像制御装置。 - 前記選択手段は、前記逐次取得されている移動状態情報のうち、前記露光タイミングの前後に取得された移動状態情報を比較することにより、前記取得手段によって取得された枚数の画像から、保存するべき画像を選択することを特徴とする請求項1記載の撮像制御装置。
- 前記設定手段は、インターバル撮影モードの撮影タイミングにおける撮影枚数を設定することを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像制御装置。
- 前記移動状態情報取得手段は当該装置の外部機器に備えられ、
当該装置と前記外部機器とは共に通信手段を備え、
前記選択手段は、前記制御手段による撮像の際の露光タイミングと、前記通信手段を介して逐次取得されている移動状態情報と、に基づいて、前記制御手段によ制御により撮像された複数の画像から保存すべき画像を選択することを特徴とする
請求項1乃至3の何れかに記載の撮像制御装置。 - 装置の移動状態を示す移動状態情報を取得する移動状態情報取得手段によって取得された移動状態情報に基づいて、撮像手段の撮像枚数を設定する設定ステップと、
この設定ステップにて設定された枚数の画像を撮像するよう撮像手段を制御する制御ステップと、
前記制御ステップにおける撮像の際の露光タイミングと、前記移動状態情報取得手段によって逐次取得されている移動状態情報と、に基づいて、前記制御ステップによる制御により撮像された複数の画像から保存すべき画像を選択する選択ステップと、
を含むことを特徴とする撮像制御方法。 - 撮像制御装置が備えるコンピュータを、
当該装置の移動状態を示す移動状態情報を取得する移動状態情報取得手段によって取得された移動状態情報に基づいて、撮像手段の撮像枚数を設定する設定手段、
この設定手段によって設定された枚数の画像を撮像するよう前記撮像手段を制御する制御手段、
前記制御手段による撮像の際の露光タイミングと、前記移動状態情報取得手段によって逐次取得されている移動状態情報と、に基づいて、前記制御手段による制御により撮像された複数の画像から保存すべき画像を選択する選択手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
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