JP6516156B2 - 中継管理装置、蓄電システム - Google Patents

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Description

本発明は、一般に中継管理装置、蓄電システムに関し、より詳細には制御装置と蓄電装置との間の通信を中継する中継管理装置、蓄電システムに関する。
従来、需要家施設に蓄電装置を備えて、蓄電装置から負荷へ電力を供給する電力供給システムがある。蓄電装置は、商用電力などを用いて充電されており、たとえば、特許文献1では、充電制御部が、蓄電装置の充電を制御している。具体的に、充電制御部は、災害の発生予報の情報を取得すると、蓄電池の電荷量を定常時よりも増加させるように充電制御を行う。
特開2009−148070号公報
従来、複数の蓄電装置があった場合、充電制御部は蓄電装置毎に個別に制御を行っていた。この場合、複数の蓄電装置の制御に要する負担が大きくなって、複数の蓄電装置に対する制御を簡易に行うことができなかった。一方、個別制御を行いたいとの要望も、依然としてある。
すなわち、複数の蓄電装置がある場合に、蓄電装置の制御形態をフレキシブルに選択できて、蓄電装置の制御の利便性を向上させることができる中継管理装置、蓄電システムを提供することにある。
本発明の中継管理装置は、1台以上の蓄電装置と、前記蓄電装置の充電、放電を制御する制御装置との間の通信を中継する中継管理装置であって、第1通信プロトコルを用いて前記制御装置と通信する第1通信部と、第2通信プロトコルを用いて前記蓄電装置と通信する第2通信部と、前記第1通信部が受信した信号に基づく信号を前記第2通信部から送信させ、前記第2通信部が受信した信号に基づく信号を前記第1通信部から送信させる中継制御部と、2つ以上の蓄電装置からなるグループに対してグループ識別情報を設定するグループ設定、または個々の蓄電装置に対して個別識別情報を設定する個別設定を行う識別情報設定部とを備え、前記第1通信部は、前記識別情報設定部による前記グループ識別情報、前記個別識別情報の設定結果を前記制御装置へ送信し、前記中継制御部は、前記グループ識別情報または前記個別識別情報が付加された第1制御信号を前記第1通信部が受信した場合、前記第2通信部から前記グループ識別情報または前記個別識別情報に対応する蓄電装置へ、前記第1制御信号に基づく第2制御信号を送信させることを特徴とする。
本発明の蓄電システムは、1台以上の蓄電装置と、前記蓄電装置の充電、放電を制御する制御装置と、前記蓄電装置と前記制御装置との間の通信を中継する中継管理装置とを備えて、前記中継管理装置は、第1通信プロトコルを用いて前記制御装置と通信する第1通信部と、第2通信プロトコルを用いて前記蓄電装置と通信する第2通信部と、前記第1通信部が受信した信号に基づく信号を前記第2通信部から送信させ、前記第2通信部が受信した信号に基づく信号を前記第1通信部から送信させる中継制御部と、2つ以上の蓄電装置からなるグループに対してグループ識別情報を設定するグループ設定、または個々の蓄電装置に対して個別識別情報を設定する個別設定を行う識別情報設定部とを備え、前記第1通信部は、前記識別情報設定部による前記グループ識別情報、前記個別識別情報の設定結果を前記制御装置へ送信し、前記制御装置は、前記グループ識別情報、前記個別識別情報の設定結果を保持して、前記グループ識別情報または前記個別識別情報を付加した信号を送信することで、前記中継管理装置を介して前記蓄電装置との間で通信を行うことを特徴とする。
以上説明したように、本発明では、複数の蓄電装置がある場合に、蓄電装置の制御形態をフレキシブルに選択できて、蓄電装置の制御の利便性を向上させることができるという効果がある。
実施形態1の中継管理装置が用いられる蓄電システムの構成を示すブロック図である。 実施形態2の中継管理装置が用いられる蓄電システムの構成を示すブロック図である。 実施形態3の中継管理装置が用いられる蓄電システムの構成を示すブロック図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態1)
図1は、蓄電システムA1の全体構成を示す。蓄電システムA1は、制御装置1、中継管理装置2、複数の蓄電装置3を主構成として備えており、分電盤4を介して負荷5へ電力を供給している。複数の蓄電装置3のそれぞれを区別する場合、蓄電装置31,32,33...の符号を用いる。なお、図1において、構成要素間の実線は電力経路を示し、構成要素間の一点鎖線は通信経路を示す。また、本実施形態では戸建ての住戸に蓄電システムA1を適用した形態について説明するが、集合住宅や事業所などの需要家施設に蓄電システムA1を適用してもよい。
分電盤4は、商用電源8から電力系統L1を介して交流電力(商用電力)を供給され、蓄電装置3から交流電力(放電電力)を供給される。そして、分電盤4は、主幹ブレーカおよび複数の分岐ブレーカ、開閉器等を盤内に備えている。分電盤4は、複数の分岐ブレーカのそれぞれの負荷側にて分岐した複数系統の分岐回路L2を介して負荷5に交流電力を供給する。なお、負荷5は、分岐回路にそれぞれ接続された照明装置、空調装置、情報機器などの電気機器である。
蓄電装置3は、パワーコンディショナ3a、蓄電池3bを備える。
パワーコンディショナ3aは、蓄電池3bの充電および放電を行う機能を有している。具体的に、パワーコンディショナ3aは、分電盤4から供給される交流電力を直流電力に変換して、蓄電池3bを充電する。また、パワーコンディショナ3aは、蓄電池3bから供給される直流電力を交流電力(放電電力)に変換して分電盤4へ供給し、蓄電池3bを放電させる。放電電力は、分電盤4を通って電力系統L1に供給され、分電盤4から分岐回路L2を通って負荷5へ供給される。さらに、パワーコンディショナ3aは、電力系統L1との系統連系が可能となるように、出力する放電電力の周波数および出力電圧を調節する機能を有している。
そして、パワーコンディショナ3aは、中継管理装置2を介して制御装置1との間で通信可能に構成されている。制御装置1は、中継管理装置2を介してパワーコンディショナ3aと通信することで、蓄電装置3の監視、制御を行うことができる。以下、制御装置1が中継管理装置2を介して行う蓄電装置3の監視、制御について、詳述する。
まず、制御装置1と中継管理装置2との間の通信に用いられる通信プロトコルには、たとえば、ECHONET Lite(登録商標)の規格などが用いられる。この制御装置1と中継管理装置2との間の通信で用いられる通信プロトコルを、以降、第1通信プロトコルとするが、その具体的な通信プロトコルは限定されない。
また、中継管理装置2とパワーコンディショナ3aとの間の通信に用いられる通信プロトコルは、たとえば、Modbus(登録商標)の規格などが用いられる。この中継管理装置2とパワーコンディショナ3aとの間の通信で用いられる通信プロトコルを、以降、第2通信プロトコルとするが、その具体的な通信プロトコルは限定されない。但し、本実施形態においては、第1通信プロトコルと第2通信プロトコルとは、互いに異なる通信プロトコルである。なお、第1通信プロトコルと第2通信プロトコルとは、同じ通信プロトコルであってもよい。
また、制御装置1と中継管理装置2との間の通信方式は、電波を伝送媒体とする無線通信、専用線あるいは電力線を伝送媒体とする有線通信などから選択される。また、中継管理装置2とパワーコンディショナ3aとの間の通信方式も、電波を伝送媒体とする無線通信、専用線あるいは電力線を伝送媒体とする有線通信などから選択される。
そして、中継管理装置2は、制御装置1とパワーコンディショナ3a(蓄電装置3)との間の通信を中継する。中継管理装置2は、第1通信部2aと、第2通信部2bと、中継制御部2cと、識別情報設定部2dと、操作部2eと、表示部2fと、記憶部2gと、テスト部2hとを備える。
第1通信部2aは、第1通信プロトコルを用いて制御装置1と通信する機能を有している。
第2通信部2bは、第2通信プロトコルを用いてパワーコンディショナ3a(蓄電装置3)と通信する機能を有している。
中継制御部2cは、第1通信部2aが信号を受信した場合、この受信された信号に基づく信号を第2通信部2bから送信させ、第2通信部2bが信号を受信した場合、この受信された信号に基づく信号を第1通信部2aから送信させる。すなわち、中継制御部2cは、第1通信プロトコルを用いる制御装置1と第2通信プロトコルを用いる蓄電装置3との間の中継処理を制御する。この結果、制御装置1が第1通信プロトコルを用いて送信した信号に基づいて、中継管理装置2から蓄電装置3へ第2通信プロトコルの信号が送信される。また、蓄電装置3が第2通信プロトコルを用いて送信した信号に基づいて、中継管理装置2から制御装置1へ第1通信プロトコルの信号が送信される。
識別情報設定部2dは、個々の蓄電装置3に対して個別識別情報を設定する個別設定、または2つ以上の蓄電装置3からなる1つ以上のグループに対してグループ識別情報を設定するグループ設定を行う。
この個別設定およびグループ設定は、操作部2eのユーザ操作によって行われる。操作部2eは、たとえば押しボタンスイッチ、スライドスイッチなどを備える。さらに、表示部2fは、操作部2eによる設定経過、設定結果などを表示する7セグメントディスプレイ(Seven Segment Display)の表示ユニットを備える。なお、表示部2fがたとえばタッチパネル型のディスプレイである場合には、表示部2fが操作部2eを兼用してもよい。
まず、識別情報設定部2dは、装置情報の取得要求を第2通信部2bにブロードキャストさせて、蓄電装置3のそれぞれから返信される装置情報を取得する。装置情報は、蓄電装置3のそれぞれに予め固有に割り付けられているMACアドレスなどである。識別情報設定部2dは、操作部2eのユーザ操作に応じて、蓄電装置3のそれぞれの装置情報に識別情報を割り付ける。識別情報設定部2dは、蓄電装置3の装置情報に識別情報を対応付けて、不揮発性のメモリである記憶部2gに格納する。すなわち、記憶部2gには、蓄電装置3毎に、装置情報と識別情報との対応関係が記憶される。本実施形態では、蓄電装置31,32,33...のそれぞれの装置情報を「M1」,「M2」,「M3」...とする。
たとえば、識別情報設定部2dは、蓄電装置31,32,33のそれぞれを個別設定する場合、蓄電装置31の装置情報「M1」に個別識別情報「X1」を割り付け、蓄電装置32の装置情報「M2」に個別識別情報「X2」を割り付け、蓄電装置33の装置情報「M3」に個別識別情報「X3」を割り付ける。この場合、記憶部2gには、表1に示す装置情報と識別情報との対応関係が記憶される。
Figure 0006516156
そして、識別情報設定部2dは、識別情報の設定結果として、割付済の個別識別情報「X1」、「X2」、「X3」のデータを制御装置1へ送信する。制御装置1は、識別情報の設定結果をメモリに記憶(保持)して、制御対象となる個々の蓄電装置3に設定された個別識別情報「X1」、「X2」、「X3」を知ることができる。すなわち、制御装置1は、個別識別情報が設定された個々の蓄電装置3を1つの制御対象であると認識する。
識別情報設定部2dが蓄電装置31,32,33のそれぞれを個別設定した場合、制御装置1は、個別識別情報「X1」、「X2」、「X3」のそれぞれを用いて、蓄電装置31、32、33のそれぞれを個別に制御することができる。
たとえば、制御装置1が、個別識別情報「X1」が付加された制御信号、個別識別情報「X2」が付加された制御信号、個別識別情報「X3」が付加された制御信号をそれぞれ、第1通信プロトコルを用いて送信する。制御信号は、蓄電装置3に対して制御内容を指示する信号である。制御内容としては、たとえば「充電」、「放電」、「監視」などがある。制御内容「充電」は、蓄電池3bの充電を指示する。制御内容「放電」は、蓄電池3bの放電を指示する。制御内容「監視」は、蓄電池3bの定格容量、残容量、充電電流、放電電流などの蓄電池情報の返信を指示する。なお、制御装置1が第1通信プロトコルを用いて送信する制御信号を、以降、第1制御信号と呼ぶ。
中継管理装置2では、制御装置1から送信された第1制御信号を、第1通信部2aが受信する。中継制御部2cは、記憶部2gを参照して、第1制御信号に付加された個別識別情報に対応する装置情報を認識し、この認識した装置情報に対応する蓄電装置3を制御対象とする制御信号を、第2通信部2bから送信させる。第2通信部2bが送信する制御信号には、蓄電装置3に対して指示する制御内容が含まれており、この制御内容は、受信された第1制御信号に含まれる制御内容と同じである。
この場合、第2通信部2bは、装置情報「M1」が付加された制御信号、装置情報「M2」が付加された制御信号、装置情報「M3」が付加された制御信号をそれぞれ、第2通信プロトコルを用いて送信する。なお、中継管理装置2(第2通信部2b)が第2通信プロトコルを用いて送信する制御信号を、以降、第2制御信号と呼ぶ。
蓄電装置3のパワーコンディショナ3aは、第2制御信号に付加された装置情報が自装置の装置情報と一致すれば、この第2制御信号を受信する。パワーコンディショナ3aは、受信した第2制御信号によって指示される制御内容を実行する。この場合、蓄電装置31のパワーコンディショナ3aは、装置情報「M1」が付加された第2制御信号を受信する。また、蓄電装置32のパワーコンディショナ3aは、装置情報「M2」が付加された第2制御信号を受信する。また、蓄電装置33のパワーコンディショナ3aは、装置情報「M3」が付加された第2制御信号を受信する。蓄電装置31,32,33の各パワーコンディショナ3aは、受信した第2制御信号に基づいて、「充電」または「放電」または「監視」の制御内容を実行する。
パワーコンディショナ3aは、制御内容が「充電」である場合、蓄電池3bを充電制御する。また、パワーコンディショナ3aは、制御内容が「放電」である場合、蓄電池3bを放電制御する。
また、パワーコンディショナ3aは、制御内容が「監視」である場合、蓄電池情報を含む監視信号を、第2通信プロトコルを用いて送信する。
中継管理装置2では、パワーコンディショナ3aから送信された監視信号を、第2通信部2bが受信する。中継制御部2cは、監視信号の送信元が蓄電装置31であれば、個別識別情報「X1」に対応する監視信号であると認識できる。そこで、中継制御部2cは、蓄電装置31の蓄電池情報を含む監視信号を第1通信部2aから送信させる。この場合、第1通信部2aは、蓄電装置31の蓄電池情報、および蓄電装置31の個別識別情報「X1」を含む監視信号を第1通信プロトコルを用いて送信する。
なお、中継管理装置2(第1通信部2a)が第1通信プロトコルを用いて送信する監視信号を、以降、第1監視信号と呼ぶ。また、パワーコンディショナ3aが第2通信プロトコルを用いて送信する監視信号を、以降、第2監視信号と呼ぶ。
制御装置1は、第1監視信号を受信し、第1監視信号に含まれる蓄電池情報を用いて以降の蓄電装置31の充電制御、放電制御を指示することができる。なお、個別識別情報「X2」,「X3」が割り付けられた蓄電装置32,33が送信する第2監視信号についても、中継管理装置2において上記同様に中継処理される。
また、識別情報設定部2dは、蓄電装置31,32,33をグループ設定する場合、蓄電装置31,32,33で構成されるグループに対してグループ識別情報「G1」を割り付ける。この場合、記憶部2gには、表2に示す装置情報と識別情報との対応関係が記憶される。
Figure 0006516156
そして、識別情報設定部2dは、識別情報の設定結果として、割付済のグループ識別情報「G1」のデータを制御装置1へ送信する。制御装置1は、識別情報の設定結果をメモリに記憶(保持)して、制御対象となるグループに設定されたグループ識別情報「G1」を知ることができる。すなわち、制御装置1は、グループ識別情報が設定された個々のグループを1つの制御対象であると認識する。したがって、制御装置1は、グループ識別情報「G1」が設定されたグループを制御対象とする1つの第1制御信号を送信することによって、グループ内の蓄電装置31、32,33を一括して制御することができる。
たとえば、制御装置1が、グループ識別情報「G1」が付加された第1制御信号を送信する。
中継管理装置2では、制御装置1から送信された第1制御信号を、第1通信部2aが受信する。中継制御部2cは、記憶部2gを参照して、第1制御信号に付加されたグループ識別情報「G1」に対応する装置情報「M1,「M2」,「M3」を認識し、この認識した装置情報のそれぞれを付加した第2制御信号を、第2通信部2bから送信させる。この場合、第2通信部2bは、装置情報「M1」が付加された第2制御信号、装置情報「M2」が付加された第2制御信号、装置情報「M3」が付加された第2制御信号をそれぞれ送信する。蓄電装置31,32,33の各パワーコンディショナ3aは、受信した第2制御信号に基づいて、「充電」または「放電」または「監視」の制御内容を実行する。
パワーコンディショナ3aは、制御内容が「充電」である場合、蓄電池3bを充電制御する。また、パワーコンディショナ3aは、制御内容が「放電」である場合、蓄電池3bを放電制御する。
また、パワーコンディショナ3aは、制御内容が「監視」である場合、蓄電池情報を含む第2監視信号を送信する。
中継管理装置2では、蓄電装置31,32,33の各パワーコンディショナ3aから送信された第2監視信号を、第2通信部2bが受信する。中継制御部2cは、第2監視信号の送信元が蓄電装置31,32,33のいずれかであるので、グループ識別情報「G1」のグループから送信された第2監視信号であると認識できる。そこで、中継制御部2cは、蓄電装置31,32,33のそれぞれの蓄電池情報(定格容量、残容量、充電電流、放電電流など)を1つの蓄電池情報にまとめて、この蓄電池情報を含む第1監視信号を第1通信部2aから送信させる。ここで、蓄電池情報のうち、定格容量、残容量が容量情報に相当する。
具体的に、中継制御部2cは、蓄電装置31,32,33のそれぞれの定格容量の合計値、残容量の合計値、充電電流の合計値、放電電流の合計値を1つの蓄電池情報とする。そして、中継制御部2cは、この1つにまとめた蓄電池情報、およびグループ識別情報「G1」を付加した第1監視信号を第1通信部2aから送信させる。すなわち、中継管理装置2は、グループ単位での蓄電池情報を制御装置1へ送信する。
制御装置1は、第1監視信号を受信し、第1監視信号に含まれる蓄電池情報を用いて、グループ単位での充電制御、放電制御を指示することができる。
また、識別情報設定部2dによる設定処理によって、同一グループ内の蓄電装置3の台数が増減した(変更された)とする。この場合、第2通信部2bは、蓄電装置3が増減したグループを構成する蓄電装置3のそれぞれから蓄電池情報を取得する。そして、中継制御部2cは、複数の蓄電装置3の蓄電池情報を上述のように1つの蓄電池情報にまとめて、この蓄電池情報、グループ識別情報を付加した第1監視信号を第1通信部2aから送信させる。
したがって、制御装置1は、蓄電装置3が増減したグループの蓄電池情報を更新できるので、グループ単位での充電制御、放電制御の指示を適切に行うことができる。
また、識別情報設定部2dは、複数の蓄電装置3に対して、一部の蓄電装置3を個別設定し、他の蓄電装置3をグループ設定することも可能である。さらに、識別情報設定部2dは、グループ設定によって、複数のグループを作成することもできる。
また、制御装置1は、需要家施設に設置された電力の遠隔検針用のスマートメータ、またはルータ、ホームゲートウェイなどを介してインターネットなどを含む広域ネットワーク100に接続している。そして、制御装置1は、広域ネットワーク100上の上位サーバ200との間で通信することができる。上位サーバ200は、電力会社またはアグリゲータ(Aggregator)などによって管理されている。電力会社またはアグリゲータは、電力系統L1の商用電力の需給バランスに基づいて、上位サーバ200から需要家施設の制御装置1に対して各種の要請を送信させる。制御装置1は、上位サーバ200からの要請に基づいて蓄電装置3の制御内容を決定し、蓄電装置3に対して制御信号を送信することができる。
制御装置1から送信される第1制御信号が指示する制御内容は、上述の「充電」、「放電」、「監視」以外に、運転モードであってもよい。運転モードには、蓄電優先モード、経済優先モードなどがある。蓄電優先モードは、蓄電池3bを常に満充電の状態に維持する動作モードである。経済優先モードは、料金単価が安い深夜電力を用いて蓄電池3bを充電し、昼間は蓄電池3bの放電電力を用いて商用電力の消費量を抑える動作モードである。中継管理装置2は、運転モードを指示する第1制御信号を、運転モードを指示する第2制御信号に変換して、制御対象となる蓄電装置3へ送信する。蓄電装置3のパワーコンディショナ3aは、指示された動作モードで蓄電池3bを充電制御、放電制御する。
上述のように、中継管理装置2は、1台以上の蓄電装置3と、蓄電装置3の充電、放電を制御する制御装置1との間の通信を中継する。そして、中継管理装置2は、第1通信部2aと、第2通信部2bと、中継制御部2cと、識別情報設定部2dとを備える。第1通信部2aは、第1通信プロトコルを用いて制御装置1と通信する。第2通信部2bは、第2通信プロトコルを用いて蓄電装置3と通信する。中継制御部2cは、第1通信部2aが受信した信号に基づく信号を第2通信部2bから送信させ、第2通信部2bが受信した信号に基づく信号を第1通信部2aから送信させる。識別情報設定部2dは、2つ以上の蓄電装置3からなるグループに対してグループ識別情報を設定するグループ設定、または個々の蓄電装置3に対して個別識別情報を設定する個別設定を行う。そして、第1通信部2aは、識別情報設定部2dによるグループ識別情報、個別識別情報の設定結果を制御装置1へ送信する。さらに、グループ識別情報または個別識別情報が付加された第1制御信号を第1通信部2aが受信したとする。この場合、中継制御部2cは、第2通信部2bからグループ識別情報または個別識別情報に対応する蓄電装置3へ、第1制御信号に基づく第2制御信号を送信させる。
すなわち、中継管理装置2では、識別情報設定部2dが、個々の蓄電装置3に対して個別識別情報を設定する個別設定だけでなく、2つ以上の蓄電装置3からなるグループに対してグループ識別情報を設定するグループ設定を行うことができる。そして、中継管理装置2は、識別情報設定部2dによるグループ識別情報、個別識別情報の設定結果を制御装置1へ送信する。したがって、制御装置1は、グループ識別情報が設定された個々のグループを1つの制御対象であると認識でき、個別識別情報が設定された個々の蓄電装置3を1つの制御対象であると認識できる。この結果、制御装置1は、同一グループ内の複数の蓄電装置3を制御する場合に、グループ識別情報を付加した1つの第1制御信号を送信することで、グループ内の複数の蓄電装置3を制御することができる。また、制御装置1は、個別識別情報を付加した第1制御信号を蓄電装置3毎に送信することで、蓄電装置3を個別制御することができる。したがって、中継管理装置2が用いられることによって、複数の蓄電装置3がある場合に、蓄電装置3の制御形態をフレキシブルに選択できて、蓄電装置3の制御の利便性を向上させることができる。
中継管理装置2は、蓄電池3bおよび蓄電池3bの充電、放電を行うパワーコンディショナ3aを備えることが好ましい。
また、上述の蓄電システムA1は、1台以上の蓄電装置3と、制御装置1と、中継管理装置2とを備える。制御装置1は、蓄電装置3の充電、放電を制御する。中継管理装置2は、蓄電装置3と制御装置1との間の通信を中継する。
そして、中継管理装置2は、第1通信部2aと、第2通信部2bと、中継制御部2cと、識別情報設定部2dとを備える。第1通信部2aは、第1通信プロトコルを用いて制御装置1と通信する。第2通信部2bは、第2通信プロトコルを用いて蓄電装置3と通信する。中継制御部2cは、第1通信部2aが受信した信号に基づく信号を第2通信部2bから送信させ、第2通信部2bが受信した信号に基づく信号を第1通信部2aから送信させる。識別情報設定部2dは、2つ以上の蓄電装置3からなるグループに対してグループ識別情報を設定するグループ設定、または個々の蓄電装置3に対して個別識別情報を設定する個別設定を行う。そして、第1通信部2aは、識別情報設定部2dによるグループ識別情報、個別識別情報の設定結果を制御装置1へ送信する。制御装置1は、グループ識別情報、個別識別情報の設定結果を保持して、グループ識別情報または個別識別情報を付加した信号を送信することで、中継管理装置2を介して蓄電装置3との間で通信を行う。
したがって、蓄電システムA1では、複数の蓄電装置3がある場合に、蓄電装置3の制御形態をフレキシブルに選択できて、蓄電装置3の制御の利便性を向上させることができる。
また、グループを構成する蓄電装置3の台数が変更されたとする。この場合、第2通信部2bは、グループを構成する蓄電装置3のそれぞれから蓄電の容量に関する情報である容量情報を取得することが好ましい。そして、中継制御部2cは、グループを構成する蓄電装置3のそれぞれの容量の合計をグループの容量情報として、第1通信部2aから制御装置1へ送信させる。
この場合、制御装置1は、蓄電装置3の台数が増減したグループの容量情報を容易に更新できる。したがって、グループ内の蓄電装置3の台数が増減した場合でも、制御装置1は、グループ単位での充電制御、放電制御の指示を適切に行うことができる。
次に、テスト部2hによるテスト動作について説明する。
まず、テスト部2hは、操作部2eのユーザ操作によって、第2通信部2bからテスト用の第2制御信号(以降、テスト信号と呼ぶ)を送信させる。操作部2eの操作によって個々の蓄電装置3、または2つ以上の蓄電装置3からなるグループがテスト対象として選択され、テスト部2hは、テスト対象に対して特定の制御内容を指示するテスト信号を、操作部2eの操作に応じて第2通信部2bから送信させる。テスト信号を受信した蓄電装置3のパワーコンディショナ3aは、テスト信号に基づいて、指示された制御内容を実行し、実行結果を中継管理装置2へ送信する。中継管理装置2では、表示部2fが実行結果を表示することで、ユーザは、テスト信号による指示を蓄電装置3が正常に実行できたか否かを知ることができる。また、テスト信号が指示する制御内容は、「充電」、「放電」、「監視」、「蓄電優先モード」、「経済優先モード」などが設定可能である。
すなわち、第2通信部2bが蓄電装置3から取得した当該蓄電装置3に関する情報を表示する表示部2fをさらに備えることが好ましい。
この場合、制御装置1がない場合でも、中継管理装置2において蓄電装置3に関する情報を表示することができるので、利便性が向上する。
また、中継管理装置2は、第2通信部2bからテスト用の制御信号を送信させて蓄電装置3のテスト動作を行うテスト部2hをさらに備えることが好ましい。この場合、表示部2fは、テスト動作の結果を表示することが好ましい。
したがって、蓄電システムA1の施工時などにおいて制御装置1が未設置である場合でも、中継管理装置2によって蓄電装置3の動作確認を行うことができる。
(実施形態2)
図2は、蓄電システムA2の全体構成を示す。蓄電システムA2において、中継管理装置2Aは、制御設定部2iをさらに備える点が実施形態1の中継管理装置2とは異なる。なお、実施形態1と同様の構成には同一の符号を付して説明は省略する。
ここで、電力会社またはアグリゲータなどによって、電力ピークカットのためのデマンドレスポンスを用いたサービスが提案されている。このデマンドレスポンスは、商用電力に関して電力需要量が電力供給量に逼迫すると予測される場合、対象期間に商用電力の使用量を削減することを顧客に対して、デマンドレスポンス(Demand Response)信号を用いて予め要請する。このデマンドレスポンス信号は、上位サーバ200から制御装置1へ送信される信号であり、電力削減要請に相当する。なお、以降においては、デマンドレスポンス信号をDR信号と称す。
DR信号には、電力削減要請の対象期間、削減電力量の各情報が含まれる。対象期間は、商用電力の使用量削減(すなわち、商用電源8から需要家施設へ供給される商用電力の削減)を要請する期間である。削減電力量は、対象期間において要請される商用電力の削減電力量である。
そして、制御装置1は、DR信号を受信した場合、DR信号によって要請された削減電力量に基づいて、個別識別情報(個々の蓄電装置3)、グループ識別情報(複数の蓄電装置3からなるグループ)のそれぞれに、放電電力量を対応付ける。すなわち、個別識別情報、グループ識別情報のそれぞれに対応付けられた放電電力量の合計が、DR信号によって要請された削減電力量に等しくなる。制御装置1は、個別識別情報またはグループ識別情報と、この識別情報(個別識別情報またはグループ識別情報)に対応付けた放電電力量の情報と、対象期間の情報とを付加した第1制御信号を送信する。
たとえば、蓄電装置31,32,33のそれぞれに個別識別情報「X1」,「X2」,「X3」が割り付けられている場合、DR信号を受信した制御装置1は、個別識別情報「X1」,「X2」,「X3」がそれぞれ設定された第1制御信号を送信する。
そして、中継管理装置2Aは、第1制御信号に基づいて、蓄電装置31,32,33のそれぞれに対して第2制御信号を送信する。この第2制御信号には、制御対象となる蓄電装置3の装置情報と、この制御対象に指示する放電電力量の情報と、対象期間の情報とが含まれている。蓄電装置31,32,33のそれぞれでは、パワーコンディショナ3aが、第2制御信号によって指示された対象期間において、指示された放電電力量を蓄電池3bから放電させる放電制御を行う。したがって、DR信号によって要請された削減電力量を、蓄電装置31,32,33のそれぞれの放電電力で賄うことができる。
また、蓄電装置31,32,33で構成されるグループに対してグループ識別情報「G1」が割り付けられている場合、DR信号を受信した制御装置1は、制御対象としてグループ識別情報「G1」が設定された第1制御信号を中継管理装置2Aへ送信する。中継管理装置2Aの制御設定部2iは、この第1制御信号に基づいて、グループを構成する蓄電装置31,32,33のそれぞれに対する制御内容を設定する機能を備える。
たとえば、第1制御信号によって、蓄電装置31,32,33からなるグループに対して12KWh(第1放電電力量)の放電電力量が割り当てられたと仮定する。制御設定部2iは、蓄電装置31,32,33のそれぞれの放電電力量の合計が12KWhに一致するように、蓄電装置31,32,33のそれぞれに指示する放電電力量(第2放電電力量)を設定する。すなわち、制御設定部2iは、12KWhを分割して蓄電装置31,32,33のそれぞれに配分する。制御設定部2iによる具体的な配分方法としては、以下の第1配分方法、第2配分方法がある。
第1配分方法とは、グループを構成する複数の蓄電装置3の台数で12KWhを除した値を、グループを構成する複数の蓄電装置3のそれぞれに指示する放電電力量(第2放電電力量)とする方法である。この方法では、第1制御信号が蓄電装置31,32,33からなるグループに対して12KWhの放電電力量を割り当てた場合、制御設定部2iは、蓄電装置31,32,33のそれぞれに指示する放電電力量を4KWhに設定する。すなわち、蓄電装置31,32,33のそれぞれに対して、放電電力量が均等に設定される。
第2配分方法とは、グループを構成する複数の蓄電装置3のそれぞれの優先順位に基づいて、グループを構成する複数の蓄電装置31,32,33のそれぞれに指示する放電電力量(第2放電電力量)を設定する方法である。
まず、中継管理装置2Aの第2通信部2bは残容量取得機能を備えており、蓄電装置31,32,33のそれぞれのパワーコンディショナ3aから、蓄電池3bの残容量の情報を定期的に取得して、記憶部2gに格納しておく。そして、制御設定部2iは、蓄電装置31,32,33のそれぞれに対して、残容量が多いほど高い優先順位を設定する。ここでは、残容量が多い順に、蓄電装置31→蓄電装置32→蓄電装置33であり、蓄電装置31の優先順位を「1」、蓄電装置32の優先順位を「2」、蓄電装置33の優先順位を「3」とする。この方法では、第1制御信号が蓄電装置31,32,33からなるグループに対して12KWhの放電電力量を割り当てた場合、制御設定部2iは、優先順位が高いほど、指示する放電電力量(第2放電電力量)を多くする。具体的に、制御設定部2iは、蓄電装置31に指示する放電電力量を6KWhに設定し、蓄電装置32に指示する放電電力量を4KWhに設定し、蓄電装置32に指示する放電電力量を2KWhに設定する。なお、制御設定部2iは、蓄電装置31,32,33のそれぞれが放電可能な電力量に基づいて、蓄電装置31,32,33のそれぞれに指示する放電電力量の上限値を決めていることが好ましい。
また、優先順位は、蓄電装置31,32,33のそれぞれの用途(属性)によって決定されてもよい。たとえば、蓄電装置31,32の用途が電力需要のピーク抑制であり、蓄電装置33の用途が停電時のバックアップであると仮定する。この場合、停電時のバックアップ用途で用いられる蓄電装置33は、できるだけ満充電状態を維持するほうが好ましいことから、蓄電装置31,32に比べて優先順位を低くする。具体的に、制御設定部2iは、蓄電装置31,32に指示する放電電力量をそれぞれ5KWhに設定し、蓄電装置33に指示する放電電力量を2KWhに設定する。
そして、中継管理装置2Aは、蓄電装置31,32,33のそれぞれに対して第2制御信号を送信する。第2制御信号には、制御対象となる蓄電装置3の装置情報と、この制御対象に指示する放電電力量の情報と、対象期間の情報を含む。蓄電装置31,32,33のそれぞれでは、パワーコンディショナ3aが、第2制御信号によって指示された対象期間において、指示された放電電力量を蓄電池3bから放電させる放電制御を行う。したがって、DR信号によって要請された削減電力量を、蓄電装置31,32,33のそれぞれの放電電力で賄うことができる。
なお、制御設定部2iによる優先順位の決め方は、他の方法であってもよい。
上述の中継管理装置2Aは、グループを構成する複数の蓄電装置3のそれぞれに指示する制御内容を設定する制御設定部2iをさらに備えることが好ましい。
この場合、中継管理装置2Aは、同一グループ内の複数の蓄電装置3のそれぞれに指示する制御内容を、蓄電装置3毎に個別に設定できる。
また、グループ識別情報が付加された第1制御信号を第1通信部2aが受信した場合、制御設定部2iは、第1制御信号に基づいて、グループを構成する複数の蓄電装置3のそれぞれに指示する制御内容を設定することが好ましい。そして、中継制御部2cは、グループを構成する複数の蓄電装置3のそれぞれに対して制御内容を指示する第2制御信号を第2通信部2bから送信させる。
この場合、中継管理装置2Aは、グループ単位を制御対象とする第1制御信号に基づいて、複数の蓄電装置3のそれぞれに対応する制御内容を個別に設定できる。
また、第1制御信号によって第1放電電力量の放電がグループに対して指示されたと仮定する。この場合、制御設定部2iは、第1放電電力量を分割してグループを構成する複数の蓄電装置3のそれぞれに配分した第2放電電力量の放電を、グループを構成する複数の蓄電装置3のそれぞれに指示する制御内容として設定することが好ましい。
したがって、中継管理装置2Aは、グループ単位を放電制御の対象とする第1制御信号に基づいて、複数の蓄電装置3のそれぞれに指示する放電電力量を個別に設定できる。
また、制御設定部2iは、グループを構成する複数の蓄電装置3の台数で第1放電電力量を除した値を、グループを構成する複数の蓄電装置3のそれぞれに対応する第2放電電力量とすることが好ましい。
この場合、中継管理装置2Aは、グループを構成する複数の蓄電装置3に対して、放電電力量を均等に分配することができる。
また、制御設定部2iは、グループを構成する複数の蓄電装置3のそれぞれの優先順位に基づいて、グループを構成する複数の蓄電装置3のそれぞれに対応する第2放電電力量を設定することが好ましい。
この場合、中継管理装置2Aは、蓄電装置3のそれぞれの優先順位に応じて、放電電力量を個別に設定することができる。したがって、中継管理装置2Aは、蓄電装置3のそれぞれの状態、属性に応じて、放電電力量を個別に設定することができる。
また、制御設定部2iは、電力削減要請の対象期間の前に、個別設定またはグループ設定された制御対象となる蓄電装置3の蓄電池3bを充電制御して、対象期間において満充電状態の蓄電池3bを放電させることが好ましい。
(実施形態3)
図3は、蓄電システムA3の要部の構成を示す。蓄電システムA3において、蓄電装置31,32,33では、パワーコンディショナ3aが蓄電池3bの放電電力を変換した交流電力を、専用負荷61,62,63に対してのみそれぞれ供給する。また、蓄電装置31,32,33では、分電盤4から供給される交流電力を用いてパワーコンディショナ3aが蓄電池3bを充電する。また、専用負荷61,62,63のそれぞれの消費電力を測定する電力計測部71,72,73がさらに設けられている。また、蓄電システムA3において、中継管理装置2Bは、負荷情報取得部2jをさらに備える点が実施形態2の中継管理装置2Aとは異なる。なお、実施形態2と同様の構成には同一の符号を付して説明は省略する。
負荷情報取得部2jは、電力計測部71,72,73から、専用負荷61,62,63のそれぞれの消費電力の測定データ(電力データ)を定期的に取得して、記憶部2gに格納する。すなわち、記憶部2gには、専用負荷61,62,63の電力データの履歴が格納される。なお、電力計測部71,72,73は、専用負荷61,62,63のそれぞれの所定時間当たりの消費電力量を、電力データとして作成してもよい。また、負荷情報取得部2jと電力計測部71,72,73との間の信号伝送経路は、無線経路、有線経路のいずれであってもよい。
蓄電装置31,32,33で構成されるグループに対してグループ識別情報「G1」が割り付けられている場合、DR信号を受信した制御装置1は、グループ識別情報「G1」が設定された第1制御信号を中継管理装置2へ送信する。
中継管理装置2の制御設定部2iは、電力データの履歴に基づいて、第1制御信号によって指示される電力削減要請の対象期間における専用負荷61,62,63の消費電力量を推測することができる。
さらに、制御設定部2iは、電力データの履歴に基づいて、現在時刻から電力削減要請の対象期間の開始時刻までに消費すると推測される専用負荷61,62,63のそれぞれの消費電力量を求めることができる。また、中継管理装置2Bの第2通信部2bは残容量取得機能を備えており、蓄電装置31,32,33のそれぞれのパワーコンディショナ3aから、蓄電池3bの残容量の情報を定期的に取得して、記憶部2gに格納している。したがって、制御設定部2iは、対象期間の開始時刻までに消費すると推測される専用負荷61,62,63のそれぞれの消費電力量と、蓄電装置31,32,33のそれぞれの蓄電池3bの残容量の情報から、対象期間の開始時における蓄電装置31,32,33のそれぞれの蓄電池3bの残容量を推定できる。
そして、制御設定部2iは、第1制御信号によってグループに指示される放電電力量、対象期間における専用負荷61,62,63の消費電力量の推定結果、蓄電装置31,32,33のそれぞれの蓄電池3bの残容量に基づいて、蓄電装置31,32,33のそれぞれに指示する制御内容を設定する。
たとえば、第1制御信号によって、蓄電装置31,32,33からなるグループに対して10KWh(第1放電電力量)の放電が指示されたと仮定する。この場合、制御設定部2iは、以下の[条件1][条件2]を満たすように、蓄電装置31,32,33のそれぞれに指示する放電電力量(第2放電電力量)を設定する。なお、制御設定部2iは、以下の[条件1][条件2]を同時に満たすことができない場合、いずれか一方の条件を優先して満たすように、蓄電装置31,32,33のそれぞれに指示する放電電力量を設定する。
[条件1]蓄電装置31,32,33のそれぞれに指示する放電電力量の合計が10KWhに一致する。
[条件2]蓄電装置31に指示する放電電力量が、対象期間における専用負荷61の消費電力量にほぼ等しくなり、且つ対象期間の開始時における蓄電装置31の残容量以下である。蓄電装置32に指示する放電電力量が、対象期間における専用負荷62の消費電力量にほぼ等しくなり、且つ対象期間の開始時における蓄電装置32の残容量以下である。蓄電装置33に指示する放電電力量が、対象期間における専用負荷63の消費電力量にほぼ等しくなり、且つ対象期間の開始時における蓄電装置33の残容量以下である。
すなわち、条件2は、指示された放電電力量で対象期間中の専用負荷61,62,63を動作させることができ、且つ指示された放電電力量を賄うことができる残容量を、蓄電装置31,32,33のそれぞれに確保しておくための条件である(放電電力量≒消費電力量≦残容量)。
したがって、制御設定部2iは、第1制御信号によって指示される放電電力量を確保し、且つ専用負荷61,62,63のそれぞれの動作を保証することができる放電動作を、蓄電装置31,32,33のそれぞれに指示できる。
また、制御設定部2iは、電力削減要請の対象期間の前に、個別設定またはグループ設定された制御対象となる蓄電装置3の蓄電池3bを充電制御して、対象期間において満充電状態の蓄電池3bを放電させることが好ましい。この場合、[条件1][条件2]を同時に満たすことができる可能性が向上する。
なお、上述の実施の形態は本発明の一例である。このため、本発明は、上述の実施形態に限定されることはなく、この実施の形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論である。
A1,A2,A3 蓄電値システム
1 制御装置
2,2A,2B 中継管理装置
2a 第1通信部
2b 第2通信部
2c 中継制御部
2d 識別情報設定部
2e 操作部
2f 表示部
2g 記憶部
2h テスト部
2i 制御設定部
2j 負荷情報取得部
3 蓄電装置
3a パワーコンディショナ
3b 蓄電池
4 分電盤
5 負荷
61,62,63 専用負荷
71,72,73 電力計測部
8 商用電源
100 広域ネットワーク
200 上位サーバ
L1 電力系統
L2 分岐回路

Claims (10)

  1. 1台以上の蓄電装置と、前記蓄電装置の充電、放電を制御する制御装置との間の通信を中継する中継管理装置であって、
    第1通信プロトコルを用いて前記制御装置と通信する第1通信部と、
    第2通信プロトコルを用いて前記蓄電装置と通信する第2通信部と、
    前記第1通信部が受信した信号に基づく信号を前記第2通信部から送信させ、前記第2通信部が受信した信号に基づく信号を前記第1通信部から送信させる中継制御部と、
    2つ以上の蓄電装置からなるグループに対してグループ識別情報を設定するグループ設定、または個々の蓄電装置に対して個別識別情報を設定する個別設定を行う識別情報設定部とを備え、
    前記第1通信部は、前記識別情報設定部による前記グループ識別情報、前記個別識別情報の設定結果を前記制御装置へ送信し、
    前記中継制御部は、前記グループ識別情報または前記個別識別情報が付加された第1制御信号を前記第1通信部が受信した場合、前記第2通信部から前記グループ識別情報または前記個別識別情報に対応する蓄電装置へ、前記第1制御信号に基づく第2制御信号を送信させる
    ことを特徴とする中継管理装置。
  2. 前記グループを構成する蓄電装置の台数が変更された場合、前記第2通信部は、前記グループを構成する蓄電装置のそれぞれから蓄電の容量に関する情報である容量情報を取得し、前記中継制御部は、前記グループを構成する蓄電装置のそれぞれの容量の合計を前記グループの容量情報として、前記第1通信部から前記制御装置へ送信させることを特徴とする請求項1記載の中継管理装置。
  3. 前記グループを構成する複数の蓄電装置のそれぞれに指示する制御内容を設定する制御設定部をさらに備えることを特徴とする請求項1または2記載の中継管理装置。
  4. 前記グループ識別情報が付加された第1制御信号を前記第1通信部が受信した場合、前記制御設定部は、前記第1制御信号に基づいて、前記グループを構成する複数の蓄電装置のそれぞれに指示する制御内容を設定し、
    前記中継制御部は、前記グループを構成する複数の蓄電装置のそれぞれに対して前記制御内容を指示する第2制御信号を前記第2通信部から送信させる
    ことを特徴とする請求項3記載の中継管理装置。
  5. 前記第1制御信号によって第1放電電力量の放電が前記グループに対して指示される場合、前記制御設定部は、前記第1放電電力量を分割して前記グループを構成する複数の蓄電装置のそれぞれに配分した第2放電電力量の放電を、前記グループを構成する複数の蓄電装置のそれぞれに指示する制御内容として設定することを特徴とする請求項4記載の中継管理装置。
  6. 前記制御設定部は、前記グループを構成する複数の蓄電装置の台数で前記第1放電電力量を除した値を、前記グループを構成する複数の蓄電装置のそれぞれに対応する前記第2放電電力量とすることを特徴とする請求項5記載の中継管理装置。
  7. 前記制御設定部は、前記グループを構成する複数の蓄電装置のそれぞれの優先順位に基づいて、前記グループを構成する複数の蓄電装置のそれぞれに対応する前記第2放電電力量を設定することを特徴とする請求項5記載の中継管理装置。
  8. 前記第2通信部が前記蓄電装置から取得した当該蓄電装置に関する情報を表示する表示部をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の中継管理装置。
  9. 前記第2通信部からテスト用の制御信号を送信させて前記蓄電装置のテスト動作を行うテスト部をさらに備え、
    前記表示部は、前記テスト動作の結果を表示する
    ことを特徴とする請求項8記載の中継管理装置。
  10. 1台以上の蓄電装置と、前記蓄電装置の充電、放電を制御する制御装置と、前記蓄電装置と前記制御装置との間の通信を中継する中継管理装置とを備えて、
    前記中継管理装置は、
    第1通信プロトコルを用いて前記制御装置と通信する第1通信部と、
    第2通信プロトコルを用いて前記蓄電装置と通信する第2通信部と、
    前記第1通信部が受信した信号に基づく信号を前記第2通信部から送信させ、前記第2通信部が受信した信号に基づく信号を前記第1通信部から送信させる中継制御部と、
    2つ以上の蓄電装置からなるグループに対してグループ識別情報を設定するグループ設定、または個々の蓄電装置に対して個別識別情報を設定する個別設定を行う識別情報設定部とを備え、
    前記第1通信部は、前記識別情報設定部による前記グループ識別情報、前記個別識別情報の設定結果を前記制御装置へ送信し、
    前記制御装置は、前記グループ識別情報、前記個別識別情報の設定結果を保持して、前記グループ識別情報または前記個別識別情報を付加した信号を送信することで、前記中継管理装置を介して前記蓄電装置との間で通信を行う
    ことを特徴とする蓄電システム。
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