JP6515868B2 - 画像読取装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、原稿の画像を読み取る画像読取装置及び画像形成装置に関する。
一般に、R(赤色)、G(緑色)、B(青色)に対応する3色の光源(LED等)を順次点灯させ、その際に撮像素子で受光される受光データをそれぞれRデータ(原稿の画像の赤色成分の画像データ)、Gデータ(原稿の画像の緑色成分の画像データ)、Bデータ(原稿の画像の青色成分の画像データ)として読み取ることによりカラー画像データを取得する光源切替方式の画像読取装置が知られている。
光源切替方式の画像読取装置では、原稿と撮像素子を副走査方向に一定速度で相対的に移動させつつ、各色の画像データを読み取るので、原稿における各色の読取位置は一致せず、副走査方向にずれる。その結果、例えば色の境界部分などにおいて、原稿とは異なる色になってしまうことがある。
上記のような色ズレを抑制するために、主走査方向に並んだ複数の受光素子によって構成される受光素子の列を複数本(例えば、5本)設けて、撮像に用いられる受光素子の列の組み合わせを順次切り替えるように構成した原稿読み取り装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−131861号公報
しかしながら、上記の原稿読み取り装置では、複数の受光素子によって構成される受光素子の列を複数本設ける必要が有るため、例えば、列の本数が5本である場合には、通常の5倍の数の受光素子が必要となる。また、撮像に用いられる受光素子の列の組み合わせを切り替え可能とするために、受光素子の個数と同数のトランジスタを設ける必要がある。よって、上記の原稿読み取り装置では、受光部の構成が複雑になってしまう。
本発明の目的は、簡単な構成で色ズレを抑制することが可能な画像読取装置及び画像形成装置を提供することである。
本発明の一の局面に係る画像読取装置は、光源と、撮像素子と、走査部と、遮光部と、遮光制御部と、を備える。前記光源は、異なる色の光を原稿に対して順次照射する。前記撮像素子は、前記原稿における主走査方向に延びる線状の読取領域からの反射光を受光して各色の画像データを順次出力する。前記走査部は、前記原稿における前記読取領域を副走査方向に移動させる。前記遮光部は、前記撮像素子の受光面における副走査方向に分割された複数の分割領域に入射する前記反射光を個別に遮光可能である。前記遮光制御部は、前記光源から照射される光の色の切り替わりに同期して前記遮光部による遮光範囲を切り替える。
本発明の他の局面に係る画像形成装置は、前記画像読取装置と、画像形成部と、を備える。前記画像形成部は、前記撮像素子から出力される前記各色の画像データに基づいてシート上に画像を形成する。
本発明によれば、簡単な構成で色ズレを抑制することが可能な画像読取装置及び画像形成装置が提供される。
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の外観を示す図である。 図2は、本発明の実施形態に係る画像形成装置のシステム構成を示すブロック図である。 図3は、本発明の実施形態に係る画像形成装置のADF及び画像読取部の概略構成を示す図である。 図4は、本発明の実施形態に係る画像形成装置のイメージセンサーユニットの構成を示す図である。 図5は、本発明の比較例に係る画像形成装置における画像読取動作を示す図である。 図6は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の遮光部の構成を示す図である。 図7は、本発明の実施形態に係る画像形成装置における遮光部による第1遮光状態を示す図である。 図8は、本発明の実施形態に係る画像形成装置における遮光部による第2遮光状態を示す図である。 図9は、本発明の実施形態に係る画像形成装置における遮光部による第3遮光状態を示す図である。 図10は、本実施形態に係る画像形成装置における画像読取動作を示す図である。
以下添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明し、本発明の理解に供する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
[画像形成装置の概要]
図1及び図2に示されるように、本発明の実施形態に係る画像形成装置1は、操作表示部11、ADF(Auto Document Feeder)12、画像読取部13、画像形成部14、通信I/F15、記憶部16、及び制御部17などを備える。画像形成装置1は、プリンター機能、スキャナー機能、コピー機能、及びファクシミリ機能などを有する複合機である。画像形成装置1は、本発明の画像読取装置の一例である。なお、本発明は、複合機に限らず、コピー機、スキャナー、又はファクシミリ装置のように、原稿90の画像を読み取ることが可能な任意の画像読取装置に適用可能である。
操作表示部11は、情報を表示する液晶ディスプレーなどの表示部と、ユーザー操作を受け付けるタッチパネル及び操作ボタンなどの操作部とを備える。
ADF12は、画像読取部13の読み取り対象となる原稿90を搬送する自動原稿搬送装置である。ADF12は、本発明の走査部の一例である。ADF12の詳細については後述する。
画像読取部13は、原稿90の画像を読み取って画像データとして出力することが可能である。画像読取部13の詳細については後述する。
画像形成部14は、電子写真方式又はインクジェット方式で画像データに基づく印刷処理を実行することが可能であり、前記画像データに基づいてシート上に画像を形成する。例えば、画像形成部14が電子写真方式の画像形成部である場合、画像形成部14は、感光体ドラム、帯電器、露光装置、現像装置、転写装置、及び定着装置などを備える。
通信I/F15は、電話回線、インターネット、又はLANなどの通信網を介して、外部のファクシミリ装置又はパーソナルコンピューターなどの情報処理装置との間で所定の通信プロトコルに従った通信処理を実行することが可能な通信インターフェイスである。
記憶部16は、ハードディスク又はEEPROM(登録商標)などの不揮発性の記憶部である。記憶部16には、制御部17によって実行される各種の処理を実行するための制御プログラム及びデータなどが記憶される。
制御部17は、CPU、ROM、及びRAMなどの制御機器を備える。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。前記ROMは、前記CPUに各種の処理を実行させるための制御プログラムなどの情報が予め記憶される不揮発性の記憶部である。前記RAMは、前記CPUが各種の処理を実行する際に一時記憶メモリー(作業領域)として使用される揮発性又は不揮発性の記憶部である。
より具体的には、制御部17は、走査制御部171、発光制御部172、及び遮光制御部173を含む。なお、制御部17は、前記制御プログラムに従って各種の処理を実行することによりこれらの各処理部として機能する。また、制御部17は、これらの各処理部の一部又は複数の処理機能を実現する電子回路を備えるものであってもよい。走査制御部171、発光制御部172、及び遮光制御部173の詳細については後述する。
[ADF及び画像読取部の構成]
次に、図3及び図4を参照しつつ、ADF12及び画像読取部13の構成について説明する。
図3に示すように、画像読取部13は、透明の原稿台131、イメージセンサーユニット132及び走査機構133などを備える。
原稿台131には、画像の読み取り対象物である原稿90が載置される。画像読取部13の上方には、ADF12が組み込まれた原稿台カバーが設けられている。前記原稿台カバーは、画像形成装置1の筐体に、原稿台131を覆う閉位置と原稿台131を開放する開位置との間で回動可能に支持されている。
図4に示すように、イメージセンサーユニット132は、発光部21、レンズ22、遮光部23、及びイメージセンサー24(本発明の撮像素子の一例)などを含む。イメージセンサーユニット132は、例えば、CIS(Contact Image Sensor)ユニットである。発光部21、レンズ22、遮光部23、及びイメージセンサー24は、原稿台131の主走査方向(図2及び図3において紙面に垂直な方向)における一方端部から他方端部にわたって、主走査方向に沿って延びた形状に形成されている。
発光部21は、赤発光部21R、緑発光部21G及び青発光部21Bを含む。赤発光部21R、緑発光部21G及び青発光部21Bは、原稿90に向けてそれぞれ異なる色の光を順次照射する。赤発光部21R、緑発光部21G及び青発光部21Bの各々の発光タイミングは、発光制御部172によって制御される。赤発光部21R、緑発光部21G及び青発光部21Bは、例えば、主走査方向に沿って配列された複数の発光ダイオードを含むLEDアレイである。発光部21は、本発明の光源の一例である。
レンズ22は、原稿90からの反射光をイメージセンサー24の受光部へ集光する。レンズ22は、例えば、ロッドレンズアレイである。
遮光部23は、イメージセンサー24の受光面における副走査方向に分割された複数の分割領域(例えば、図6に示す分割領域A1〜A4)に入射する原稿90からの反射光を個別に遮光可能である。遮光部23の詳細については後述する。
イメージセンサー24は、主走査方向に沿って並ぶ複数の光電変換素子を含むリニアイメージセンサーである。イメージセンサー24は、例えば、CMOSイメージセンサーである。イメージセンサー24には、原稿90上の一部の領域(主走査方向に延びる線状の領域)からの反射光が入射される。以下、この領域のことを読取領域と称する。後述するように、走査機構133によってイメージセンサーユニット132を副走査方向(図2及び図3における左右方向)に沿って一定の速度で移動させることによって、前記読取領域も副走査方向に一定の速度で移動することになる。イメージセンサー24は、原稿90における前記読取領域からの反射光を受光して各色の画像データを順次出力する。
具体的には、発光部21から原稿90に向けて赤色の光が照射されているとき、イメージセンサー24は、その時点における前記読取領域からの赤色の反射光を受光して、前記複数の光電変換素子によって当該赤色の反射光の光量が検出される。その結果、イメージセンサー24によって前記読取領域の画像の赤色成分を示す1次元画像データ(以下、Rデータと称す)が生成されて出力される。
同様に、発光部21から原稿90に向けて緑色の光が照射されているとき、イメージセンサー24は、その時点における前記読取領域からの緑色の反射光を受光して、前記複数の光電変換素子によって当該緑色の反射光の光量が検出される。その結果、イメージセンサー24によって前記読取領域の画像の緑色成分を示す1次元画像データ(以下、Gデータと称す)が生成されて出力される。
同様に、発光部21から原稿90に向けて青色の光が照射されているとき、イメージセンサー24は、その時点における前記読取領域からの青色の反射光を受光して、前記複数の光電変換素子によって当該青色の反射光の光量が検出される。その結果、イメージセンサー24によって前記読取領域の画像の青色成分を示す1次元画像データ(以下、Bデータと称す)が生成されて出力される。
走査機構133は、イメージセンサーユニット132を支持して副走査方向(図2及び図3における左右方向)に沿って一定の速度で移動させる機構である。これにより、原稿90における前記線状の読取領域が副走査方向に移動する。なお、走査機構133は、ステッピングモーターなどの不図示の駆動部も備える。走査機構133は、本発明の走査部の一例である。
ADF12は、原稿トレイ121にセットされた原稿90を、回転する複数の搬送ローラー122によって、原稿搬送路123に沿って原稿排出トレイ124まで搬送する。
走査機構133は、イメージセンサーユニット132を、ADF12の原稿搬送路123における予め定められた第1読取位置81で静止させることができる。イメージセンサーユニット132が第1読取位置81に位置する状態において、発光部21は、ADF12によって搬送されている原稿90の第1面に対して光を照射する。そして、イメージセンサー24は、ADF12によって搬送されている原稿90の前記第1面における主走査方向に延びる線状の読取領域からの反射光を受光して各色の画像データを順次出力する。すなわち、ADF12が原稿90を搬送することによって、原稿90の前記第1面における前記線状の読取領域が副走査方向に移動する。
なお、画像読取部13は、ADF12の原稿搬送路123における第2読取位置82に取り付けられたもう1つのイメージセンサーユニット125を備える。イメージセンサーユニット125は、イメージセンサーユニット132と同様の構造を有する。イメージセンサーユニット125は、ADF12によって搬送されている原稿90における第2面の画像を読み取ることができる。すなわち、イメージセンサーユニット125及びイメージセンサーユニット132を用いて、ADF12によって搬送されている原稿90の両面の画像を並行して読み取ることができる。
上記のように、走査機構133又はADF12によって、原稿90とイメージセンサーユニット132を副走査方向に一定速度で相対的に移動させつつ、赤発光部21R、緑発光部21G及び青発光部21Bを順次点灯させることによって、イメージセンサー24において各色の画像データ(Rデータ、Gデータ、Bデータ)を読み取って、カラー画像データを取得することができる。しかしながら、この場合、原稿90における各色の読取位置は一致せず、副走査方向にずれる。その結果、例えば色の境界部分などにおいて、原稿90とは異なる色になってしまうことがある。以下、図5を参照しつつ、このような色ズレが生じる理由について説明する。
図5は、本発明の比較例に係る画像形成装置における画像読取動作を示す図である。当該比較例に係る画像形成装置には、本実施形態に係る画像形成装置1とは異なり、遮光部23が設けられていない。
図5において、位置P0〜P8は、原稿90における副走査方向の位置を示している。イメージセンサー24は、原稿90に対して副走査方向に一定の速度で移動する。このとき、発光部21から原稿90に対して、R(赤色)、G(緑色)、及びB(青色)の各色の光が一定の周期で照射される。具体的には、時刻T0〜T1の期間はR(赤色)の光が照射され、時刻T1〜T2の期間はG(緑色)の光が照射され、時刻T2〜T3の期間はB(青色)の光が照射され、時刻T3〜T4の期間は再びR(赤色)の光が照射される。
イメージセンサー24は、時刻T0〜T1の期間に受光した光に基づいて、赤色に対応する第1ラインの画像データ(画像データR1)を出力する。さらに、イメージセンサー24は、時刻T1〜T2の期間に受光した光に基づいて、緑色に対応する第1ラインの画像データ(画像データG1)を出力する。さらに、イメージセンサー24は、時刻T2〜T3の期間に受光した光に基づいて、青色に対応する第1ラインの画像データ(画像データB1)を出力する。さらに、イメージセンサー24は、時刻T3〜T4の期間に受光した光に基づいて、赤色に対応する第2ラインの画像データ(画像データR2)を出力する。
ここで、時刻T0におけるイメージセンサー24の読取領域は、位置P0〜P2の領域である。すなわち、時刻T0では、位置P0〜P2の領域からの反射光がイメージセンサー24によって受光される。イメージセンサー24は、原稿90に対して副走査方向に一定の速度で移動するため、時刻T1におけるイメージセンサー24の読取領域は、位置P1〜P3の領域となる。すなわち、時刻T1では、位置P1〜P3の領域からの反射光がイメージセンサー24によって受光される。画像データR1は、時刻T0〜T1の期間にイメージセンサー24において受光された光に基づいて生成される。すなわち、イメージセンサー24から出力される画像データR1に対応する読取範囲は、位置P0〜P3の領域となる。同様に、画像データG1に対応する読取範囲は、位置P1〜P4の領域となる。画像データB1に対応する読取範囲は、位置P2〜P5の領域となる。画像データR2に対応する読取範囲は、位置P3〜P6の領域となる。
ここで、原稿90において、位置P0〜P3が白色領域であり、位置P3〜P6が黒色領域であるとすると、画像データR1に対応する読取範囲は全て白色領域であるので、画像データR1の画素値は最大値に近い値(例えば250)となる。一方、画像データG1に対応する読取範囲には黒色領域が少し含まれるので、画像データG1の画素値は最大値よりも低い値(例えば165)となる。また、画像データB1に対応する読取範囲には黒色領域が多く含まれるので、画像データB1の画素値は最大値よりもさらに低い値(例えば80)となる。この結果、画像データR1、画像データG1及び画像データB1を組み合わせることによって得られる第1ラインのカラー画像データは、赤みを帯びた色になってしまう。
同様に、画像データR2、画像データG2及び画像データB2を組み合わせることによって得られる第2ラインのカラー画像データについては、青みを帯びた色になってしまう。このように、原稿90における白色領域と黒色領域の境界部分の読取結果が、赤みを帯びた色又は青みを帯びた色になってしまう。
上記のような色ズレを抑制するために、主走査方向に並んだ複数の受光素子によって構成される受光素子の列を複数本(例えば、5本)設けて、撮像に用いられる受光素子の列の組み合わせを順次切り替えるように構成した原稿読み取り装置が知られている。しかしながら、そのような原稿読み取り装置では、複数の受光素子によって構成される受光素子の列を複数本設ける必要が有るため、例えば、列の本数が5本である場合には、通常の5倍の数の受光素子が必要となる。また、撮像に用いられる受光素子の列の組み合わせを切り替え可能とするために、受光素子の個数と同数のトランジスタを設ける必要がある。よって、そのような原稿読み取り装置では、受光部の構成が複雑になってしまう。
これに対して、本実施形態に係る画像形成装置1では、イメージセンサーユニット132に設けられた遮光部23を制御することによって、簡単な構成で色ズレを抑制することが可能である。
[遮光部の構成とその制御方法]
以下、図6〜図9を参照しつつ、遮光部23の構成と、その制御方法について説明する。
図6に示すように、遮光部23は、例えば、イメージセンサー24の受光面上に設けられている。遮光部23は、イメージセンサー24の受光面における副走査方向に分割された4つの分割領域A1〜A4に入射する反射光を個別に遮光可能に構成されている。遮光部23としては、例えば、液晶シャッターを用いることができる。なお、遮光部23は、液晶シャッターに限らず、例えば、遮光部23が、反射光の進行方向に対して平行となる開位置と反射光の進行方向に対して垂直となる閉位置との間で所定の回転軸周りに回動可能な複数の板部材によって光を部分的に遮光するものであってもよい。
遮光部23は、制御部17の遮光制御部173によって制御される。遮光制御部173による遮光制御は、走査制御部171による走査制御及び発光制御部172による発光制御と連動して実行される。
走査制御部171は、走査機構133又はADF12を制御することにより、原稿90に対してイメージセンサーユニット132を副走査方向に一定速度で相対的に移動させる。
発光制御部172は、赤発光部21R、緑発光部21G及び青発光部21Bを所定の順序で周期的に発光させることによって、発光部21から照射される光の色を、例えば、R(赤色)→G(緑色)→B(青色)の順番で順次切り替える。
遮光制御部173は、発光部21から照射される光の色の切り替わりに同期して遮光部23による遮光範囲を切り替える。遮光制御部173は、例えば、発光制御部172に供給されるタイミング信号(光の色の切り替えタイミングを示す信号)に基づいて遮光部23による遮光範囲を切り替える。
具体的には、遮光制御部173は、発光部21から照射される光の色がR(赤色)であるときは、図7に示すように、4つの分割領域A1〜A4のうちの原稿90に対するイメージセンサー24の相対的な移動方向における後端に位置する分割領域A4(本発明の第4分割領域の一例)に入射する反射光と、4つの分割領域A1〜A4のうちの分割領域A4に隣接する分割領域A3(本発明の第3分割領域の一例)に入射する反射光とが遮光されるように、遮光部23を制御する。以下、図7に示す遮光部23による遮光状態を第1遮光状態と称する。
また、遮光制御部173は、発光部21から照射される光の色がG(緑色)であるときは、図8に示すように、4つの分割領域A1〜A4のうちの原稿90に対するイメージセンサー24の相対的な移動方向における前端に位置する分割領域A1(本発明の第1分割領域の一例)に入射する反射光と、分割領域A4に入射する反射光とが遮光されるように、遮光部23を制御する。以下、図8に示す遮光部23による遮光状態を第2遮光状態と称する。
また、遮光制御部173は、発光部21から照射される光の色がB(青色)であるときは、図9に示すように、分割領域A1に入射する反射光と、4つの分割領域A1〜A4のうちの分割領域A1に隣接する分割領域A2(本発明の第2分割領域の一例)に入射する反射光とが遮光されるように、遮光部23を制御する。以下、図9に示す遮光部23による遮光状態を第3遮光状態と称する。
遮光制御部173は、発光部21から照射される光の色の切り替わりに同期して、遮光部23による遮光状態を、前記第1遮光状態→前記第2遮光状態→前記第3遮光状態の順番で周期的に切り替える。この結果、イメージセンサー24の受光面における露光範囲(すなわち、遮光部23による遮光範囲以外の領域)が、イメージセンサー24に対する原稿90の移動方向(相対的な移動方向)と同じ方向に順次シフトする。
以下、図10を参照しつつ、本実施形態に係る画像形成装置1における画像読取動作について具体的に説明する。図10は、本実施形態に係る画像形成装置1における画像読取動作を示す図である。
図10において、位置P0〜P8は、原稿90における副走査方向の位置を示している。遮光部23及びイメージセンサー24は、原稿90に対して副走査方向に一定の速度で相対的に移動する。このとき、発光部21から原稿90に対して、R(赤色)、G(緑色)、及びB(青色)の各色の光が一定の周期で照射される。具体的には、時刻T0〜T1の期間はR(赤色)の光が照射され、時刻T1〜T2の期間はG(緑色)の光が照射され、時刻T2〜T3の期間はB(青色)の光が照射され、時刻T3〜T4の期間は再びR(赤色)の光が照射される。
イメージセンサー24は、時刻T0〜T1の期間に受光した光に基づいて、赤色に対応する第1ラインの画像データ(画像データR1)を出力する。さらに、イメージセンサー24は、時刻T1〜T2の期間に受光した光に基づいて、緑色に対応する第1ラインの画像データ(画像データG1)を出力する。さらに、イメージセンサー24は、時刻T2〜T3の期間に受光した光に基づいて、青色に対応する第1ラインの画像データ(画像データB1)を出力する。さらに、イメージセンサー24は、時刻T3〜T4の期間に受光した光に基づいて、赤色に対応する第2ラインの画像データ(画像データR2)を出力する。
ここで、時刻T0〜T1の期間は、遮光部23による遮光状態は、図7に示すような前記第1遮光状態となる。よって、分割領域A3及び分割領域A4に入射する反射光が遮光部23によって遮光され、イメージセンサー24には分割領域A1及び分割領域A2に入射する反射光のみが入射する。よって、時刻T0〜T1の期間においてイメージセンサー24によって受光されるのは、図10に示すように、位置P0〜P3の領域からの反射光となる。すなわち、イメージセンサー24から出力される画像データR1に対応する読取範囲は、位置P0〜P3の領域となる。
時刻T1〜T2の期間は、遮光部23による遮光状態は、図8に示すような前記第2遮光状態となる。よって、分割領域A1及び分割領域A4に入射する反射光が遮光部23によって遮光され、イメージセンサー24には分割領域A2及び分割領域A3に入射する反射光のみが入射する。よって、時刻T1〜T2の期間においてイメージセンサー24によって受光されるのは、図10に示すように、位置P0〜P3の領域からの反射光となる。すなわち、イメージセンサー24から出力される画像データG1に対応する読取範囲は、位置P0〜P3の領域となる。
時刻T2〜T3の期間は、遮光部23による遮光状態は、図9に示すような前記第3遮光状態となる。よって、分割領域A1及び分割領域A2に入射する反射光が遮光部23によって遮光され、イメージセンサー24には分割領域A3及び分割領域A4に入射する反射光のみが入射する。よって、時刻T2〜T3の期間においてイメージセンサー24によって受光されるのは、図10に示すように、位置P0〜P3の領域からの反射光となる。すなわち、イメージセンサー24から出力される画像データB1に対応する読取範囲は、位置P0〜P3の領域となる。
このように、画像データR1、画像データG1及び画像データB1に対応する読取範囲は、いずれも、位置P0〜P3の領域となる。ここで、原稿90において、位置P0〜P3が白色領域であり、位置P3〜P6が黒色領域であるとすると、画像データR1に対応する読取範囲は全て白色領域であるので、画像データR1の画素値は最大値に近い値(例えば250)となる。画像データG1及び画像データB1についても同様である。したがって、画像データR1、画像データG1及び画像データB1を組み合わせることによって得られる第1ラインのカラー画像データは白色となる。
また、時刻T3〜T4の期間は、遮光部23による遮光状態は、図7に示すような前記第1遮光状態となる。よって、分割領域A3及び分割領域A4に入射する反射光が遮光部23によって遮光され、イメージセンサー24には分割領域A1及び分割領域A2に入射する反射光のみが入射する。よって、時刻T3〜T4の期間においてイメージセンサー24によって受光されるのは、図10に示すように、位置P3〜P6の領域からの反射光となる。すなわち、イメージセンサー24から出力される画像データR2に対応する読取範囲は、位置P3〜P6の領域となる。
時刻T4〜T5の期間は、遮光部23による遮光状態は、図8に示すような前記第2遮光状態となる。よって、分割領域A1及び分割領域A4に入射する反射光が遮光部23によって遮光され、イメージセンサー24には分割領域A2及び分割領域A3に入射する反射光のみが入射する。よって、時刻T4〜T5の期間においてイメージセンサー24によって受光されるのは、図10に示すように、位置P3〜P6の領域からの反射光となる。すなわち、イメージセンサー24から出力される画像データG2に対応する読取範囲は、位置P3〜P6の領域となる。
時刻T5〜T6の期間は、遮光部23による遮光状態は、図9に示すような前記第3遮光状態となる。よって、分割領域A1及び分割領域A2に入射する反射光が遮光部23によって遮光され、イメージセンサー24には分割領域A3及び分割領域A4に入射する反射光のみが入射する。よって、時刻T5〜T6の期間においてイメージセンサー24によって受光されるのは、図10に示すように、位置P3〜P6の領域からの反射光となる。すなわち、イメージセンサー24から出力される画像データB2に対応する読取範囲は、位置P3〜P6の領域となる。
このように、画像データR2、画像データG2及び画像データB2に対応する読取範囲は、いずれも、位置P3〜P6の領域となる。ここで、画像データR2に対応する読取範囲は全て黒色領域であるので、画像データR2の画素値は最小値に近い値(例えば10)となる。画像データG2及び画像データB2についても同様である。したがって、画像データR2、画像データG2及び画像データB2を組み合わせることによって得られる第2ラインのカラー画像データは黒色となる。
以上のように、本実施形態に係る画像形成装置1では、発光部21から照射される光の色の切り替わりに同期して、遮光部23による遮光状態が、前記第1遮光状態→前記第2遮光状態→前記第3遮光状態の順番で周期的に切り替わる。そのため、カラー画像データの各ラインにおける各色の読取位置が、副走査方向にずれることなく一致する。したがって、本実施形態に係る画像形成装置1によれば、簡単な構成で色ズレを抑制することが可能である。
[変形例]
なお、本実施形態では、遮光部23は、イメージセンサー24の受光面における副走査方向に分割された4つの分割領域に入射する反射光を個別に遮光可能に構成されているが、本発明はこれに限定されない。他の実施形態では、遮光部23は、イメージセンサー24の受光面における副走査方向に分割された5つ以上の分割領域(例えば、8つの分割領域など)に入射する反射光を個別に遮光可能に構成されていてもよい。
また、本実施形態では、画像読取部13は、発光部21とイメージセンサー24とが一体化されたイメージセンサーユニット132を備えているが、本発明はこれに限定されない。他の実施形態では、画像読取部13は、走査機構133によって移動される発光部21と、固定位置に設けられたイメージセンサー24(例えば、CCD方式のリニアイメージセンサー)とを備え、原稿90からの反射光が複数のミラー及び光学レンズを経てイメージセンサー24に入射するように構成されてもよい。この場合、遮光部23は、例えば、イメージセンサー24の受光面上に設けられる。
また、本実施形態では、遮光部23がイメージセンサー24の受光面上に設けられているが、本発明はこれに限定されない。例えば、遮光部23がイメージセンサー24から離れた位置に設けられていてもよい。すなわち、遮光部23は、原稿90からイメージセンサー24までの反射光の経路上の任意の位置に設けられていてもよい。例えば、図3に示す第1読取位置81(図3参照)における原稿台131の下面などに遮光部23が設けられていてもよい。ただし、遮光部23は、原稿90からの反射光の焦点ができるだけ合っている位置に設けることが好ましいため、例えば、縮小光学系の画像読取装置に本発明を適用する場合には、イメージセンサー24の受光面上に遮光部23を設けるのが好ましい。
1 画像形成装置
11 操作表示部
12 ADF
121 原稿トレイ
122 搬送ローラー
123 原稿搬送路
124 原稿排出トレイ
13 画像読取部
131 透明の原稿台
132 イメージセンサーユニット
133 走査機構
14 画像形成部
21 発光部
21R 赤発光部
21G 緑発光部
21B 青発光部
22 レンズ
23 遮光部
24 イメージセンサー
81 第1読取位置
82 第2読取位置
90 原稿

Claims (5)

  1. 異なる色の光を原稿に対して順次照射する光源と、
    前記原稿における主走査方向に延びる線状の読取領域からの反射光を受光して各色の画像データを順次出力する撮像素子と、
    前記原稿における前記読取領域を副走査方向に移動させる走査部と、
    前記撮像素子の受光面における副走査方向に分割された複数の分割領域に入射する前記反射光を個別に遮光可能な遮光部と、
    前記光源から照射される光の色の切り替わりに同期して前記遮光部による遮光範囲を切り替える遮光制御部と、
    を備え
    前記遮光制御部は、前記撮像素子の受光面における露光範囲が、前記撮像素子に対する前記原稿の移動方向と同じ方向に順次シフトするように、前記遮光部による遮光範囲を順次切り替える画像読取装置。
  2. 異なる色の光を原稿に対して順次照射する光源と、
    前記原稿における主走査方向に延びる線状の読取領域からの反射光を受光して各色の画像データを順次出力する撮像素子と、
    前記原稿における前記読取領域を副走査方向に移動させる走査部と、
    前記撮像素子の受光面における副走査方向に分割された複数の分割領域に入射する前記反射光を個別に遮光可能な遮光部と、
    前記光源から照射される光の色の切り替わりに同期して前記遮光部による遮光範囲を切り替える遮光制御部と、
    を備え、
    前記光源は、3色の光を原稿に対して順次照射し、
    前記遮光部は、前記撮像素子の受光面における副走査方向に分割された4つの分割領域に入射する前記反射光を個別に遮光可能に構成されており、
    前記遮光制御部は、前記遮光部による遮光状態を、
    前記4つの分割領域のうちの前記原稿に対する前記撮像素子の相対的な移動方向における後端に位置する第4分割領域に入射する前記反射光と、前記4つの分割領域のうちの前記第4分割領域に隣接する第3分割領域に入射する前記反射光とが遮光される第1遮光状態と、
    前記4つの分割領域のうちの前記原稿に対する前記撮像素子の相対的な移動方向における前端に位置する第1分割領域に入射する前記反射光と、前記第4分割領域に入射する前記反射光とが遮光される第2遮光状態と、
    前記第1分割領域に入射する前記反射光と、前記4つの分割領域のうちの前記第1分割領域に隣接する第2分割領域に入射する前記反射光とが遮光される第3遮光状態と、
    の間で周期的に切り替える画像読取装置。
  3. 前記遮光部が、液晶シャッターを含む、
    請求項1又は2に記載の画像読取装置。
  4. 前記遮光部が、前記撮像素子の受光面上に設けられている、
    請求項1〜のいずれかに記載の画像読取装置。
  5. 請求項1〜のいずれかに記載の画像読取装置と、
    前記撮像素子から出力される前記各色の画像データに基づいてシート上に画像を形成する画像形成部と、
    を備える画像形成装置。
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