JP6514477B2 - 放射線検出装置および撮像システム - Google Patents

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Description

本発明は、放射線検出装置および撮像システムに関する。
放射線を光に変換するシンチレータ層と、該シンチレータ層によって光を検出する複数の光電変換素子が配置されたセンサパネルとを備える放射線検出装置が知られている。特許文献1には、有機バインダー中に蛍光体の微粒子を分散させた材料を光電変換層の表面上に塗布し乾燥させることによってシンチレータ層を形成する方法が開示されている。
特開2011−22142号公報
蛍光体の微粒子を分散させた材料を光電変換層の表面上に塗布し乾燥させることによってシンチレータ層を形成する方法は、生産性が高い点で優れている。しかしながら、このような方法で製造されたシンチレータ層は、光電変換層から剥がれやすいという問題がある。
本発明は、耐久性に優れた放射線検出装置を提供することを目的とする。
本発明の1つの側面は、放射線を光に変換するシンチレータ層と、前記シンチレータ層によって変換された光を検出する光電変換部を有するセンサパネルとを備える放射線検出装置に係り、前記シンチレータ層は、放射線を光に変換する複数のシンチレータ粒子と、前記複数のシンチレータ粒子を前記センサパネルの上に固定するバインダーとを含み、前記バインダーは、前記センサパネルの表面上に第1膜を形成するとともに前記複数のシンチレータ粒子のそれぞれの表面上に第2膜を形成することにより、前記センサパネルの表面と前記複数のシンチレータ粒子との間に前記第1膜と前記第2膜とによって膜を形成し、前記シンチレータ層のうち前記光電変換部が配置された光電変換領域よりも外側の領域の上に位置する周辺部における前記膜の厚さが、前記シンチレータ層のうち前記光電変換領域における中央部の上に位置する中央部における前記膜の厚さより大きい。
本発明によれば、耐久性に優れた放射線検出装置が提供される。
本発明の1つの実施形態の放射線検出パネルを概略的に示す平面図。 放射線検出パネルが組み込まれた放射線検出装置の断面図。 本発明の1つの実施形態の放射線検出パネル一部分(周辺部)を拡大した断面図。 シンチレータ層におけるバインダーの厚さの定義を示す図。 本発明の1つの実施形態の放射線検出装置の製造方法を示す図。 本発明の1つの実施形態の放射線検出装置の製造方法を示す図。 実施例2、3を示す図。 ヒートサイクル試験におけるヒートサイクルを示す図。 評価結果を示す図。 本発明の1つの実施形態の放射線撮像システムを示す図。
以下、添付図面を参照しながら本発明をその例示的な実施形態を通して説明する。
図1(a)は、本発明の1つの実施形態の放射線検出パネル100を概略的に示す平面図、図1(b)は、図1(a)のA−A線における放射線検出パネル100の断面図である。図2は、放射線検出パネル100が組み込まれた放射線検出装置200の断面図であり、図1(b)に示す部分に対応する。図3は、図1(b)の一部分(周辺部)を拡大した断面図である。
放射線検出パネル100は、放射線を光に変換するシンチレータ層106を含む波長変換部101と、シンチレータ層106によって変換された光を検出する光電変換部104を含むセンサパネル102とを備える。放射線は、典型的には、X線であるが、α線、β線またはγ線などであってもよい。
センサパネル102は、例えば、光電変換部104の他、センサ基板103と、光電変換部104を保護する保護層105と、パッド111とを含みうる。光電変換部104は、複数の画素の配列によって構成される。各画素は、光電変換素子と、光電変換素子が発生した電荷に応じた信号を読み出すためのスイッチング素子とを含みうる。センサ基板103は、ガラス基板などの絶縁性基板、又は、半導体基板でありうる。前者においては、光電変換部104の光電変換素子はセンサ基板103の上に形成され、後者においては、光電変換部104の光電変換素子はセンサ基板103の中に形成される。パッド111には、センサパネル102と実装基板114とを接続するためのフレキシブルケーブルなどの接続部112が接続される。
波長変換部101は、シンチレータ層106の他に、第1の接着層107、反射層108、第2の接着層109および保護層110を含みうる。第1の接着層107は、シンチレータ層106と反射層108とを結合する。第2の接着層109は、反射層108と保護層110とを結合する。
シンチレータ層106は、放射線を光に変換する複数のシンチレータ粒子117と、複数のシンチレータ粒子117をセンサパネル102の上に固定するバインダー118とを含む。バインダー118は、例えば樹脂で構成される。
放射線検出装置200は、放射線検出パネル100と、実装基板114と、実装基板114を保持し保護する保護部115と、センサパネル102と保護部115との間に配置されたダンパー材113と、それらを収容する筐体116とを含みうる。実装基板114は、センサパネル102を制御したりセンサパネル102からの信号を処理したりする回路を有し、接続部112を介してセンサパネル102と接続されている。
シンチレータ層106を構成するシンチレータ粒子117は、例えば、微量のテルビウム(Tb)が添加された硫酸化ガドリニウム(GOS:Tb)で構成される。ここで、シンチレータ層106の表面からの突出量が25μm以上のシンチレータ粒子117が存在すると、シンチレータ層106と第1の接着層107との間に気泡が発生し、その結果、シンチレータ層106から反射層108が剥がれやすくなり、好ましくない。シンチレータ粒子117の粒度分布の中央値が2μmより小さい場合、比表面積が大きくなり、付着力が低下し好ましくない。一方、シンチレータ粒子117の粒度分布の中央値が12μm以上である場合、シンチレータ層106と第1の接着層107との間で気泡が発生しやすくなり好ましくない。したがって、シンチレータ層106は、25μm以下のシンチレータ粒子117で構成され、かつ粒度分布の中央値が2μm以上12μm未満であることが好ましい。
シンチレータ粒子117は、耐湿性、発光効率、熱プロセス耐性、残光性の観点で、一般式Me2O2S:Reで示される金属酸硫化物で構成されることが好ましい。ここで、MeはLa、Y、Gdのいずれか1つであり、ReはTb、Sm、Eu、Ce、Pr、Tmの少なくとも1つである。
シンチレータ層106を構成するバインダー118は、有機溶剤に溶解するものであり、かつチクソトロピックな特性を有するものが好ましい。具体的には、バインダー118は、エチルセルロース、ニトロセルロース等のセルロース系樹脂、ポリメチルメタアクリレート等のアクリル系、ポリビニルブチラール溶剤系グレードなどのポリビニルアセタール系樹脂で構成されることが好ましい。バインダー118は、これらの樹脂の2種類以上の組み合わせで構成されてもよい。
バインダー118は、センサパネル102の表面上に第1膜f1を形成するとともに複数のシンチレータ粒子117のそれぞれの表面上に第2膜f2を形成する。また、バインダー118は、センサパネル102の表面と複数のシンチレータ粒子117との間に膜fを形成する。膜fは、第1膜f1と第2膜f2とによって形成される。この明細書において、バインダー118の厚さは、(a)第1膜f1の厚さ、(b)第2膜f2の厚さ、または、(c)第1膜f1と第2膜f2とで形成される膜fの厚さ、を意味する。
センサパネル102の表面上および各シンチレータ粒子117の表面上におけるバインダー118の厚さが薄すぎると、接着面積が小さくなり、接着力も小さくなる。したがって、接着力の観点では、センサパネル102の表面上および各シンチレータ粒子117の表面上におけるバインダー118の厚さは、シンチレータ層106の全域において、少なくとも0.003μmであることが好ましい。また、別の観点において、シンチレータ粒子117の体積(Vsp)に対するバインダー118の体積(Vbp)の比(Vbp/Vsp)は少なくとも0.01であることが好ましい。この状態以下になると、接着不良により、シンチレータ粒子117間で破壊が発生する。
センサパネル102の表面上および各シンチレータ粒子117の表面上のバインダー118の厚さが厚すぎると、シンチレータ粒子117とシンチレータ粒子117との間を通って移動する光が遮断され、感度が低下する。さらに樹脂を多くし、シンチレータ層を形成する部分の空気層が樹脂で満たされると、シンチレータ粒子117の充填率が低下し、大幅に感度が低下してしまう。そのため、シンチレータ粒子117の体積に対するバインダー118の体積の比(Vbp/Vsp)は0.57以下であることが好ましい。感度の観点では、センサパネル102の表面上および各シンチレータ粒子117の表面上のバインダー118の厚さは薄い方がよい。したがって、光電変換部104を覆っている領域では、接着力の要求を満たす範囲で、センサパネル102の表面上および各シンチレータ粒子117の表面上のバインダー118の厚さは薄いことが好ましい。
一方、シンチレータ層106の周辺部は、熱プロセスにおいて受ける力が内側部(周辺部の内側の部分)より大きくなる。よって、周辺部におけるセンサパネル102の表面上および各シンチレータ粒子117の表面上のバインダー118の厚さは、内側部におけるセンサパネル102の表面上および各シンチレータ粒子117の表面上のバインダー118の厚さよりも厚いことが好ましい。また、別の観点において、必要な接着力を得るために、シンチレータ層106の周辺部において、シンチレータ粒子117の体積(Vsp)に対するバインダー118の体積(Vbp)の比(Vbp/Vsp)は、0.0125以上であることが好ましい。更に別の観点では、シンチレータ層106の周辺部におけるシンチレータ層106の単位重量に占めるバインダー118との重量は、シンチレータ層106の中央部におけるシンチレータ層106の単位重量に占めるバインダー118の重量より大きいことが好ましい。
シンチレータ粒子117およびバインダー118は、バインダー118を溶解する有機溶剤に添加される。これによってペーストが形成され、ペーストがセンサパネル102の上に塗布され、その後、乾燥工程を経てシンチレータ層106が形成される。有機溶剤は、バインダー118を溶解し、チクソトロピックな特性を有するものが好ましい。また、有機溶剤は、塗工性の観点において、飽和蒸気圧の低いものが好ましい。
シンチレータ層106におけるバインダー118の量が多ければ多いほど、第1膜f1および第2膜f2の厚さが厚くなり、シンチレータ粒子117とセンサパネル102との間、および、隣接するシンチレータ粒子117間の接着力が向上する。しかし、シンチレータ層106におけるバインダー118の量が多ければ多いほど、シンチレータ粒子117が発生した光がバインダー118によって吸収されやすくなる。
そこで、この実施形態では、シンチレータ層106における位置(あるいはセンサパネル102上における位置)に応じてバインダー118の厚さが調整される。図4において、以降の説明の便宜のために、シンチレータ層106における位置(あるいはセンサパネル102上における位置)に応じてバインダー118の厚さが定義されている。
図4(a)に示されるように、シンチレータ層106の中央部における第1膜f1の厚さ(例えば平均厚さ)はt1c、第2膜f2の厚さ(例えば平均厚さ)はt2c、膜fの厚さ(例えば平均厚さ)はtcとして定義される。ここで、シンチレータ層106の中央部は、光電変換部104の中央部の上に位置する。図4(b)に示されるように、シンチレータ層106のうち光電変換部104の上に位置する領域における第1膜f1の厚さ(例えば平均厚さ)はt1a、第2膜f2の厚さ(例えば平均厚さ)はt2a、膜fの厚さ(例えば平均厚さ)はtaとして定義される。図4(c)に示されるように、シンチレータ層106の周辺部における第1膜f1の厚さ(例えば平均厚さ)はt1p、第2膜f2の厚さ(例えば平均厚さ)はt2p、膜fの厚さ(例えば平均厚さ)はtpとして定義される。ここで、シンチレータ層106の周辺部は、光電変換部104が配置された光電変換領域A1よりも外側の領域A2の上に位置する部分であり、シンチレータ層106の中央部は、光電変換領域A1における中央部の上に位置する。
以上の定義の下で、この実施形態では、シンチレータ層106の中央部とシンチレータ層106の周辺部とにおける膜fに注目すれば、tc<tpが成り立つ。また、シンチレータ層106のうち光電変換部104上の領域とシンチレータ層106の周辺部とにおける膜fに注目すれば、ta<tpが成り立つ。更に、シンチレータ層106の中央部とシンチレータ層106の周辺部とにおける第1膜f1に注目すれば、t1c<t1pが成り立つ。また、シンチレータ層106のうち光電変換部104上の領域とシンチレータ層106の周辺部とにおける第1膜f1に注目すれば、t1a<t1pが成り立つ。また、シンチレータ層106の中央部とシンチレータ層106の周辺部とにおける第2膜f2に注目すれば、t2c<t2pが成り立つ。また、シンチレータ層106のうち光電変換部104上の領域とシンチレータ層106の周辺部とにおける第2膜f2に注目すれば、t2a<t2pが成り立つ。
即ち、光電変換部104が配置された光電変換領域A1の上の領域、あるいは、光電変換領域A1の中央部の上の位置では、バインダー118の量を減らすことによってバインダー118による光の吸収が小さくされる。一方、光電変換領域A1の外側の領域A2の上の領域では、バインダー118の量を増やすことによってシンチレータ層106とセンサパネル102との接着力を高め、シンチレータ層106の剥がれが防止される。なお、特許文献1に記載された方法では、バインダーが均一に分布しているものと判断され、後述の比較例においても、そのことが確認された。
以下、放射線検出パネル100あるいは放射線検出装置200の他の構成要素について説明する。反射層108は、シンチレータ層106が放射線から変換した光のうち光電変換部104側とは反対側に進行した光を光電変換部104に向けて反射することにより感度を向上させる。反射層108は、シンチレータ層106が発生した光以外の光(外部光)が光電変換部104に入射することを防止する機能も備えうる。反射層108の構成材料としては、例えば、拡散反射する機能を有する白PETが好ましい。反射層108の厚さは10μm以上かつ200μm以下であることが好ましい。反射層108の厚さが10μmより薄いと、シンチレータ層106より進行してきた光の一部を反射できず透過してしまい、光利用効率が低下してしまう。反射層108の厚さが200μm以上であると、熱―冷却プロセス時の伸縮力が強く、剥がれの原因や、シンチレータ層106の破壊につながりうる。
第1の接着層107は、シンチレータ層106と反射層108とを結合する。第1の接着層107は、シンチレータ層106によって変換された光が通過することができるように、該光の波長について高い透過率を有する材料で構成されるべきである。
保護層110は、シンチレータ層106を保護する他、電磁シールドとして機能しうる。保護層110は、例えば、金属箔または金属薄膜で構成されうる。保護層110の厚さは1μm以上かつ100μm以下であることが好ましい。保護層110の厚さが1μmより薄いと、保護層110の形成時にピンホール欠陥が発生しやすく、また遮光性に劣る。一方、保護層110の厚さが100μmを超えると、放射線の吸収量が大きくなり過ぎ、また、保護層110によって形成される段差が大きくなり過ぎる。保護層110の材料としては、例えば、アルミニウム、金、銅、アルミ合金などの金属材料を挙げることができる。これらの中で、特に放射線透過性の高い材料であるアルミニウムが好ましい。
実装基板114を保持し保護する保護部115は、例えば、Al、ステンレス、Mg、Cu、Zn、Sn、Zn、Ti、Mo又はそれらの酸化物又は合金、アモルファスカーボン、炭素繊維強化材、又は、有機ポリマーによる樹脂成型物で構成されうる。筐体116は、実装基板114を保持し保護する保護部115と同様の物質で形成されることが好ましい。
以下、図5〜図7を参照しながら放射線検出装置200の製造方法の具体的な実施例1−3および比較例1−3を説明する。図9には、実施例1−3および比較例1−3がまとめられている。
(実施例1)
まず、図5の工程S510では、光電変換部104が形成されたセンサ基板103の上にポリイミドからなる保護層材料を塗布し、これを200℃で硬化させることによって保護層110を形成した。これによってセンサ基板103が得られた。
図5の工程S520に示す工程では、保護層105の上にシンチレータ層106を形成した。具体的には、溶媒(ジエチレングリコールモノブチルエーテルアセテート)にバインダー(ポリビニルブチラール)118を溶かしたものにGd2O2Sからなるシンチレータ粒子117を混合してペーストを作成した。重量比は、シンチレータ粒子117:溶媒:バインダー118=89:10:1とした。ペーストを真空脱泡した後にスリットコーターによってセンサパネル102上に塗工し、110℃で、30分乾燥させた。この時、あらかじめ110℃に加熱されたネオセラム製のセッターを炉内に設置し、そのセッター上に上記ペーストが塗工されたセンサパネル102が直接接触するように設置した。そして、110℃の熱風をセンサパネル102と平行な方向に流し、蒸発した蒸気が滞留しないようにした。上記熱風は炉の一方の側面から均等な風速で噴射し、炉の反対側の側面より出て行く。
以上のような方法において、ペースト(ペースト状のシンチレータ層106)は、センサパネル102と接触している部分の端部から乾燥し始める。そして、乾燥した部分におけるシンチレータ粒子117間の隙間には、未乾燥の溶媒およびバインダー118が毛細管現象により侵入する。このような現象を経ることによって、図4に模式的に示されているように、シンチレータ層106の周辺部における膜fの厚さtpが、シンチレータ層106の中央部における膜fの厚さtcより厚くなる。また、シンチレータ層106の周辺部における膜fの厚さtpが、シンチレータ層106のうち光電変換部104の上に位置する領域における膜fの厚さtaより厚くなる。更に、シンチレータ層106の周辺部における第1膜f1の厚さt1pが、シンチレータ層106の中央部における第1膜f1の厚さt1cより厚くなる。また、シンチレータ層106の周辺部における第1膜f1の厚さt1pが、シンチレータ層106のうち光電変換部104の上に位置する領域における第1膜f1の厚さt1aより厚くなる。同様に、シンチレータ層106の周辺部における第2膜f2の厚さt2pが、シンチレータ層106の中央部における第2膜f2の厚さt2cより厚くなる。また、シンチレータ層106の周辺部における第2膜f2の厚さt2pが、シンチレータ層106のうち光電変換部104の上に位置する領域における第2膜f2の厚さt2aより厚くなる。この時、中央部のシンチレータ粒子117の体積(Vsp)に対するバインダー118の体積(Vbp)の比(Vbp/Vsp)は0.07、端部は0.33であった。
図5の工程S530では、保護層110として、PETからなる層にAlからなる反射層が積層されたフィルム状シートを準備した。そして、保護層110に、拡散反射性を有する反射層(125μm厚の白PETシート)108を、第2の接着層109を介して接着した。そして、反射層108の上に第1の接着層107を接着した。これによって積層構造のシートを得た。図5の工程S540では、シンチレータ層106を覆うように第1の接着層107によってシートを接着した。
図6の工程S550では、センサ基板103にパッド111を形成し、パッド111に接続部112を熱圧着した。これにより、放射線検出パネル100が形成された。図6の工程S560では、放射線検出パネル100を、ダンパー材113を介して、保護部115に接着した。図6の工程S570では、接続部112を実装基板114に接続し、放射線検出パネル100、ダンパー材113および保護部115を含む構造体を筐体116で覆った。
以上の製造方法に従って放射線検出装置200を製造し、次のような評価を行った。
<バインダーの膜厚の測定>
バインダー118の膜厚の評価を以下の方法により行った。
シンチレータ層106が形成されたセンサパネル102を断面が見えるよう切断し、その表面をSEMで観察した。SEM画像において、シンチレータ層106とセンサパネル102との界面においてバインダー118の厚さ(即ち第1膜f1の厚さ)、および、各シンチレータ粒子117の表面上のバインダー118の厚さ(即ち第2膜f2の厚さ)を測定した。中央部の第1膜f1の厚さf1cおよび第2膜の厚さf2cは0.02μmであった。周辺部の第1膜f1の厚さf1pおよび第2膜f2の厚さf2pは0.15μmであった。
また、シンチレータ層106の周辺部は、内側から外側に向かって厚さが小さくなっていた。即ち、シンチレータ層106の周辺部は傾斜した構造を有していた。
<感度の評価>
感度の評価を以下の方法により行った。
放射線検出装置200を評価装置にセットし、放射線検出装置200とX線源との間に軟X線除去用の20mmAlフィルターをセットした。次いで、放射線検出装置200とX線源との距離を130cmに調整し、放射線検出装置200を電気駆動系に接続した。この状態で管電圧80kV、管電流250mA、50msでX線パルスを3回***した。この方法により測定した実施例1の感度は3850LSBであった。
<ヒートサイクル試験>
膜面強度が実用に耐えられるか否かを判断するために、温度50℃/湿度60%と、温度−30℃/湿度0%とを繰り返すヒートサイクル試験を実施した。ヒートサイクル試験の温度/湿度履歴を図8に示す。また、試験条件を変更(温度50℃→60℃、70℃)した時の評価も合わせて行った。この耐久試験において、50℃/−30℃のサイクル試験と60℃/−30℃のサイクル試験においては、シンチレータ層106の剥離は生じなかった。
(実施例2)
実施例1におけるバインダー118の重量を10%増加させたペーストを準備し、シンチレータ層106を形成すべき領域の最外周部にディスペンサーを用いて塗布した。その後、実施例1で用いたペーストをスリットコーターによって前記最外周部の内側に塗工した。その後、熱風によって110℃で30分にわたってペーストを乾燥させシンチレータ層106を形成した。他の条件は、実施例1と同じとした。
以上の製造方法により、図7(a)に模式的に示される構造が得られた。シンチレータ層106の周辺部は、シンチレータ粒子117が存在しない第1領域701と、第1領域701の外側に位置しシンチレータ粒子117が存在する第2領域702とを含んでいた。また、シンチレータ層106の周辺部は、内側から外側に向かって厚さが小さくなっていた。即ち、シンチレータ層106の周辺部は傾斜した構造を有していた。
評価の結果、中央部の第1膜f1の厚さf1cおよび第2膜の厚さf2cは0.02μmであった。周辺部の第1膜f1の厚さf1pおよび第2膜f2の厚さf2pは0.165μmであった。この時、中央部のシンチレータ粒子117の体積(Vsp)に対するバインダー118の体積(Vbp)の比(Vbp/Vsp)は0.07、端部は0.40であった。
感度は3900LSBであった。ヒートサイクル試験では、70℃/−30℃のサイクル試験においても、シンチレータ層106の剥離は生じなかった。
(実施例3)
実施例1と同様のペーストを準備し、スリットコーターによってセンサパネル102上に塗布した。その後、実施例1と同様の乾燥方法で、90℃で、60分乾燥させた。
以上の製造方法により、図7(b)に模式的に示される構造が得られた。シンチレータ層106の周辺部の最外周部703は、シンチレータ層106の内側から外側に向かう方向におけるバインダー118の幅がバインダー118の厚さより大きく、かつ、シンチレータ粒子117が存在しない領域であった。また、シンチレータ層106の周辺部は、内側から外側に向かって厚さが小さくなっていた。即ち、シンチレータ層106の周辺部は傾斜した構造を有していた。この時、中央部のシンチレータ粒子117の体積(Vsp)に対するバインダー118の体積(Vbp)の比(Vbp/Vsp)は0.07、端部は0.35であった。
評価の結果、中央部の第1膜f1の厚さf1cおよび第2膜の厚さf2cは0.02μmであった。周辺部の第1膜f1の厚さf1pおよび第2膜f2の厚さf2pは0.15μmであった。感度は3850LSBであった。ヒートサイクル試験では、70℃/−30℃のサイクル試験においても、シンチレータ層106の剥離は生じなかった。
(比較例1)
特開2011−22142号公報に記載されたように、シンチレータ層の形成方法として、増感紙の製造工程において台紙にペーストを塗布する工程と同様な工程を採用した。詳細には、ロールコーター、ナイフコーターでペーストを塗布し、それを熱風乾燥により乾燥させた。これを評価した結果、シンチレータ粒子同士、および、シンチレータ粒子とセンサパネルとを接着しているバインダーの厚さは、中央部、周辺部ともに0.1μmであった。他の製造工程は実施例1と同様の工程で放射線検出装置を製造し、評価を行った。
管電圧80kV、管電流250mA、50msでX線パルスを3回***して測定した感度は3600LSBであった。ヒートサイクル試験では、60℃/−30℃のサイクル試験において、シンチレータ層の端部に剥離が生じた。
(比較例2)
比較例1におけるペースト中のバインダーの比率を変更した。他の製造工程は比較例1と同様である。評価の結果、感度は3850LSBであった。ヒートサイクル試験では、50℃/−30℃のサイクル試験において、シンチレータ層の端部に剥離が生じた。
(比較例3)
シンチレータ層の形成方法として、増感紙の製造工程に従って、センサパネルにスクリーン印刷法を用いペーストを塗布した。印刷後は15分のレベリング後、IR加熱炉中120℃で45分間の乾燥を行った。室温まで冷却後、更に同様のスクリーン印刷を2回繰り返し実施した。他の製造工程は比較例1と同様である。評価の結果、感度は3700LSBであった。ヒートサイクル試験では70℃/−30℃のサイクル試験において、シンチレータ層の端部に剥離が生じた。
(放射線撮像システムへの適用例)
上述の放射線検出装置200は、放射線検査装置等に代表される撮像システムに適用されうる。撮像システムは、例えば、放射線検出装置200を含む撮像装置と、イメージプロセッサ等を含む信号処理部と、ディスプレイ等を含む表示部と、放射線を発生させるための放射線源と、を備える。
代表的な撮像システムの例として図10に示されるように、X線チューブ6050で発生したX線6060は、患者等の被検者6061の胸部6062を透過し、撮像装置6040に入射する。入射したX線6060には被検者6061の体内部の情報が含まれている。撮像装置6040では、入射したX線6060に応じた電気的情報が得られる。その後、この情報はデジタル変換され、イメージプロセッサ6070(信号処理部)により画像処理され、コントロールルーム(制御室)のディスプレイ6080(表示部)により検査結果として表示されうる。また、この情報は電話、LAN、インターネット等のネットワーク6090(伝送処理手段)により遠隔地へ転送されうる。これにより、この情報をドクタールーム等の別の場所におけるディスプレイ6081に検査結果として表示し、遠隔地の医師が診断することが可能である。また、この情報および検査結果を、例えば、光ディスク等に保存することもできるし、フィルムプロセッサ6100によってフィルム6110等の記録媒体に記録することもできる。
106:シンチレータ層、102:センサパネル、117:シンチレータ粒子、118:バインダー

Claims (11)

  1. 放射線を光に変換するシンチレータ層と、前記シンチレータ層によって変換された光を検出する光電変換部を有するセンサパネルとを備える放射線検出装置であって、
    前記シンチレータ層は、放射線を光に変換する複数のシンチレータ粒子と、前記複数のシンチレータ粒子を前記センサパネルの上に固定するバインダーとを含み、
    前記バインダーは、前記センサパネルの表面上に第1膜を形成するとともに前記複数のシンチレータ粒子のそれぞれの表面上に第2膜を形成することにより、前記センサパネルの表面と前記複数のシンチレータ粒子との間に前記第1膜と前記第2膜とによって膜を形成し、
    前記シンチレータ層のうち前記光電変換部が配置された光電変換領域よりも外側の領域の上に位置する周辺部における前記膜の厚さが、前記シンチレータ層のうち前記光電変換領域における中央部の上に位置する中央部における前記膜の厚さより大きい、
    ことを特徴とする放射線検出装置。
  2. 前記周辺部における前記第1膜の厚さが前記中央部における前記第1膜の厚さより大きい、
    ことを特徴とする請求項1に記載の放射線検出装置。
  3. 前記周辺部における前記第2膜の厚さが前記中央部における前記第2膜の厚さより大きい、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の放射線検出装置。
  4. 前記周辺部において、前記シンチレータ粒子の体積(Vsp)に対する前記バインダーの体積(Vbp)の比(Vbp/Vsp)が0.0125以上である、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の放射線検出装置。
  5. 前記周辺部における前記シンチレータ層の単位重量に占める前記バインダーとの重量は、前記中央部における前記シンチレータ層の単位重量に占める前記バインダーの重量より大きい、
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の放射線検出装置。
  6. 前記周辺部は、前記シンチレータ粒子が存在しない第1領域と、前記第1領域の外側に位置し前記シンチレータ粒子が存在する第2領域とを含む、
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の放射線検出装置。
  7. 前記周辺部における最外周部は、前記シンチレータ層の内側から外側に向かう方向における前記バインダーの幅が前記バインダーの厚さより大きく、かつ、前記シンチレータ粒子が存在しない領域である、
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の放射線検出装置。
  8. 前記周辺部は、内側から外側に向かって前記シンチレータ層の厚さが小さくなった部分を含む、
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の放射線検出装置。
  9. 前記シンチレータ層の上に配置された反射層を更に備える、
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の放射線検出装置。
  10. 前記反射層は、光を拡散反射するように構成されている、
    ことを特徴とする請求項に記載の放射線検出装置。
  11. 放射線を発生する放射線源と、
    請求項1乃至10のいずれか1項に記載の放射線検出装置と、
    を備えることを特徴とする撮像システム。
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