JP6510171B2 - 電子機器筐体の開閉部ロック構造およびそれを備える電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は主に電子機器筐体の開閉部ロック構造およびそれを備える電子機器に関し、特には複数のロック機構を有する開閉部ロック構造およびそれを備える電子機器に関する。
従来、電池やメモリカードなど、着脱可能な部品を用いる電子機器の筐体には、電池収納部やメモリカードスロットなど、筐体内に配置された部品にアクセスするための開閉部が設けられている。開閉部は一般には蓋やカバーとして形成され、全体が分離可能な構造のものや、ヒンジなどで一部が筐体に固定された構造のものが存在する。
このような開閉部は着脱部品の交換時以外は閉じた状態であることが望ましいため、閉じた状態を維持するためのロック機構を備え、ロック機構を解除すると開閉部が外れる(またはバネなどで付勢されて自動的に開く)ように構成されている。
しかしながら、ロック機構に何らかの外力が加わることで、意図せずにロック機構が解除されてしまう場合がある。その結果、開閉部が開いて着脱可能な部品が落下したり、筐体内部に外部から塵埃や水などが浸入したりして、電子機器が正常に動作できなくなったり、故障したりする原因となる場合がある。
例えば、電池駆動される電子機器において、動作中に開閉部が意図せずに開いて電池が落下したり接点が外れたりすると、その時点で動作が停止してしまう。また、電子機器が実現すべき防水性や防塵性が損なわれるため、機器内部に水や塵埃が侵入して機器の故障原因となったりする。
従って、防水性や防塵性が要求される電子機器のように、不用意に開閉部が開くことが動作上大きな問題となりうる電子機器では、開閉部のロック機構を複数備えたものが知られている。
非特許文献1に記載されるデジタルカメラでは、電池およびメモリカードの装着部にアクセスするための開閉部(カバー)に、開閉ノブとロックノブが設けられ、ロックノブがロック位置にある場合には、開閉ノブを操作してもカバーが開かない構成としている。また、ロックノブをロック位置からロック解除位置にするために必要な力の方向と、開閉ノブを操作するための力の方向とを直交させることで、同方向の外力によってロックノブと開閉ノブの両方が不用意に移動することを防止している。
「デジタルカメラTG-2取扱説明書」、[online]、オリンパスイメージング株式会社、2013年、[平成26年1月7日検索]、インターネット<URL: https://support.olympus.co.jp/jp/support/dlc/archive/man_tg2.pdf>
しかしながら、非特許文献1に記載される構成では、ロックノブの移動はユーザが行う必要があるため、開閉部を閉じた後、ロックノブをロック位置に移動し忘れる可能性がある。ロックノブをロック位置に移動し忘れると、開閉ノブの操作だけで開閉部が開くため、ロックノブが設けられていない場合と同様の問題が生じる。
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑みなされたものであり、複数のロック機構が確実に機能する電子機器筐体の開閉部ロック構造を提供することを目的とする。
上述の目的は、開閉部を閉じた状態に維持する第1の位置と、開閉部を開けることができる状態にする第2の位置との間で移動可能な第1のロック機構と、第1のロック機構が第1の位置から第2の位置に移動することを抑制する第3の位置と、第1のロック機構が第1の位置から第2の位置に移動することを可能とする第4の位置との間で移動可能な第2のロック機構と、を有する電子機器筐体の開閉部ロック構造であって、第2のロック機構を第4の位置から第3の位置へ向かう方向に付勢する付勢手段であって、第1のロック機構が第1の位置から第2の位置に移動した後、第1の位置に戻る際に、第2のロック機構を第4の位置から第3の位置に復帰させる付勢手段を備え、第1のロック機構および第2のロック機構は開閉部に設けられ、開閉部に対して異なる方向に移動することを特徴とする電子機器筐体の開閉部ロック構造によって達成される。
このような構成により、本発明によれば、複数のロック機構が確実に機能する電子機器筐体の開閉部ロック構造を提供することができる。
本発明を適用可能な電子機器の一例としてのホルタ心電計の外観斜視図である。 図1における開閉部110付近のa−a断面斜視図である。 開閉部110のより詳細な構成を示す透視図である。 開閉レバー120、爪部121、ロックレバー130を抜き出して模式的に示した上面図である。 開閉部110がロック状態、ロック解除状態、開閉部オープン可能状態にある場合の可動部品の状態を示す上面図およびロックレバー130部分の断面図である。 開閉部110がロック状態、ロック解除状態、開閉部オープン可能状態にある場合の可動部品の位置関係を模式的に示す図である。
以下、図面を参照して本発明の例示的な実施形態について詳細に説明する。なお、以下では、本発明に係る電子機器筐体の開閉部ロック構造をホルタ心電計の筐体に適用した実施形態について説明するが、本発明に係る開閉部ロック構造は、任意の電子機器に対して適用可能である。
図1は、本発明を適用可能な電子機器の一例としてのホルタ心電計の外観斜視図である。本実施形態に係るホルタ心電計100は、乾電池等の交換型電池で駆動され、心電図データを着脱可能なメモリカードに記録する。そのため、ホルタ心電計100は、電池およびメモリカードを交換するための開閉部110を有する。
開閉部110はその一端を軸受け部140によって筐体本体が有する軸に対して回動可能に取り付けられた蓋であり、矢印Aで示すように開閉可能である。開閉部110には、第1のロック機構としての開閉レバー120と、第2のロック機構としてのロックレバー130が設けられている。
開閉レバー120は矢印Bで示す方向に、図1に示すロック位置(第1の位置)とロック解除位置(第2の位置)との間で移動可能であり、また、開閉部110が閉じた状態においてはロック位置方向にバネで付勢されている。開閉レバー120はロック位置において開閉部110を閉じた状態に維持する。開閉部110は開閉レバー120がロック解除位置にあるときに開くことができる。
ロックレバー130は矢印Cで示す方向に、ロック位置(第3の位置)とロック解除位置(第4の位置)との間で移動可能である。ロックレバー130がロック位置にある場合、開閉レバー120はロック解除位置への移動が抑制され、ロックレバー130がロック解除位置にある場合にロック解除位置へ移動可能なように構成されている。
詳細は後述するが、本実施形態の開閉部110は、開閉レバー120をロック解除位置に移動させて開閉部110が開いた状態になった後、ロックレバー130が自動的にロック位置に戻るように構成されている。つまり、開閉部110を開ける場合にはロックレバー130をロック解除位置に移動させる必要があるが、開閉部110を閉じた後にロックレバー130をロック位置に移動させる必要がない。従って、ユーザがロックレバー130をロック位置に移動させ忘れる心配がなく、確実に二重ロック機構を機能させることができる。
図2は、図1における開閉部110付近のa−a断面斜視図である。図2では、開閉部110の内部構造が一部見えている。爪部121は、開閉レバー120とともに矢印B方向に移動する部材であり、図2に示す開閉部110が閉じた状態では、その先端部分が筐体本体の内面に設けられた溝101に入り込むことで、開閉部110が閉じた状態を保持している。バネ122は開閉レバー120と爪部121とを逆方向に付勢し、爪部121が開閉レバー120と独立して矢印B方向に移動することを可能としながら、爪部121を溝101側に付勢している。バネ122の付勢により、開閉部110が閉じられた際に爪部121が溝101に入り込んで開閉部110を閉状態に保持する。
上述の通り、軸受け部140は筐体本体に設けられている軸102に対して回動可能に取り付けられている。軸102にはトーションバネが設けられており、開閉部110を開方向に付勢している。従って、開閉レバー120を図2の左斜め上方向にスライドさせてロック解除位置に移動させると、爪部121が溝101から外れるとともに、トーションバネの付勢力によって開閉部110は軸102を中心に反時計回りに回動し、開状態となる。
図3は、開閉部110のより詳細な構成を示す透視図である。左が上面から見た図、右が左側面から見た図である。また、図4は、開閉レバー120、爪部121、ロックレバー130を抜き出して模式的に示した上面図である。図3および図4に示すように、開閉レバー120とロックレバー130は、開閉部110の内部で連携するように構成されている。図3および図4を用いて、開閉レバー120および爪部121の構成について説明する。
開閉部110は例えば金属板であるベースプレート110bの上にカバー110aが取り付けられた構成を有し、カバー110aが形成する内部空間に開閉レバー120、爪部121、ロックレバー130などの可動部品や、バネなどが収納されている。ベースプレート110bの下にはさらにパッキン110cが設けられており、開閉部110の周囲を通じて外部から液体や粉塵などが侵入することを防いでいる。パッキン110c、ベースプレート110b、カバー110aはネジ104および105で固定されている。ネジ104および105はまた、ロックレバー130および開閉レバー120を支持する円筒状の支持部材104aおよび105aをベースプレート110bに固定するためにも用いられている。
開閉レバー120は開閉部110の内部に、複数の突起を備えた板状の基材120aを有している。基材120aには、爪部121と連動するための第1および第2の突起対123および124と、ロックレバー130と連携するための第3の突起対125が設けられている。図3に示すように、第1の突起対123と爪部121との間には一対のバネ122が設けられており、爪部121の穴127内部に存在する第2の突起対124に爪部121を押しつけるように付勢している。バネ122により、爪部121は開閉レバー120の移動時には開閉レバー120と一体となって移動し、開閉部110が閉じられる際には開閉部110を閉じる力によってバネ122の付勢力に抗って開閉レバー120とは独立して図面上方に移動した後、筐体の溝101に入り込んで開閉部110を閉状態に保持する。なお、爪部121は支持部材105aによって穴127の側面を支持されることで、移動方向が図面上下方向に制限されている。
また、基材120aはカバー110aの内壁に設けられた第4の突起対150と第1の突起対123との間に設けられたバネ126によって図面下方(ロック位置方向)に付勢されている。これにより、開閉レバー120に対して図面上方への外力が加わらない状態では、爪部121が筐体の溝101に入り込んだ状態が維持される。
ロックレバー130の基材130aは支持部材104aを受ける円形の穴134を有しており、これによってロックレバー130は支持部材104aを軸として回動可能に支持される。基材130aには開閉レバー120の第3の突起対125と連携するための突起132が設けられている。後述するように、突起132はロックレバー130がロック位置にある場合と、ロック解除位置にある場合とで位置が変化することで、開閉レバー120の可動範囲を制御する。また、図3に示すように、ロックレバー130は図3に示すロック位置方向にバネ133によって付勢されている。ロックレバー130は中空構造であり、内部の天面135に凸部が設けられている。この凸部と、ベースプレート110bに設けられた凸部103とが連携することで、バネ133の付勢力に抗ってロックレバー130がロック解除位置に保持される。この構成については後で詳細に説明する。
図5(a)〜(c)はそれぞれ、開閉部110がロック状態、ロック解除状態、開閉部オープン可能状態にある場合の可動部品(ロックレバー130、開閉レバー120、および爪部121)の状態を示す上面図およびロックレバー130部分の断面図である。以下、各状態における可動部品の関係について、ロックレバー130と開閉レバー120との連携動作およびロックレバー130とベースプレート110との連携動作を模式的に示す図6も参照しながら説明する。
(ロック状態)
ロックレバー130がロック位置にある状態である。ロック状態では、ロックレバー130の突起132が開閉レバー120の第3の突起対の一方の突起125aに対向する位置にある。突起132と突起125aとが対向する場合の間隙は、開閉レバー120をロック位置からロック解除位置に移動するために必要な距離よりも小さくなるように構成している。そのため、開閉レバー120(および爪部121)の移動は制限され、不用意に開閉部110が開いてしまうことがない。なお、ロック状態における突起132と突起125aとの間隙は、小さい方がより確実に開閉部110の不用意な開状態を防止することができ、両者が接する(間隙がない)状態となるように構成してもよい。
ロック状態において、ロックレバー130内部の天面135に設けられた凸部1351とベースプレート110bの凸部103とは図5(a)の断面図および図6(b)の右図に示す位置関係にある。この状態でロックレバー130はバネ133による付勢力でロック位置に保持されている。
(ロック解除状態)
ロック状態からロックレバー130がロック解除位置に移動された状態である。この状態で突起132は、開閉レバー120の第3の突起対の他方の突起125cの、突起125a側に形成されている傾斜部125dに対向する位置にある。開閉レバー120の第3の突起対125を形成する突起125a,125cの間には、ロックレバー130の突起132が収まる形状を有する凹部125bが設けられている。また、突起125cと凹部125bとの接続部分である傾斜部125dは、突起125aと凹部125bの接続部分の傾斜部125eよりも緩やかな角度を有している。また、突起132の先端と凹部125bの底との間隙dは開閉レバー120をロック位置からロック解除位置に移動するために必要な距離以上となるように構成している。そのため、ロック解除状態では開閉レバー120(および爪部121)はロック解除位置へ移動可能である。
ロックレバー130がロック状態からロック解除状態へ移動される際、まずロックレバー130はバネ133の付勢力に抗って、ロック位置から、凸部1351が凸部103の右側に突き当たるまで移動される。さらに、凸部103を凸部1351が乗り越えるのに必要な力(>バネ133の付勢力)より大きな力が加わると、凸部1351が凸部103を乗り越え、図5(b)の断面図および図6(b)の左図に示すようなロック解除状態となる。板バネ状の凸部103を凸部1351が乗り越えるのに必要な力はバネ133の付勢力よりも大きくなるように構成されているため、ロックレバー130はロック解除状態に保持される。このように、凸部103および1351は、ロックレバー130をロック解除状態に保持する保持機構として機能する。
(開閉部オープン可能状態)
ロック解除状態において開閉レバー120がロック解除位置に移動された状態である。この状態では、開閉レバー120および爪部121が連動して図面上方(爪部121が引っ込む方向)に、爪部121が筐体の溝101から外れる量以上移動している。そのため、開閉部110は上述した筐体の軸102に設けられたトーションバネの付勢力で開くことが可能である。
ロック解除状態において、開閉レバー120がロック位置からロック解除位置へ移動される際、開閉レバー120の突起125cの傾斜部125dがロックレバー130の突起132の角部1321を押圧することで、角部1321を傾斜部125dに沿って凹部125b方向へ移動させる。開閉レバー120をロック解除位置へ移動させる図面上方への力が、傾斜部125dによって図面右方向への力に変換され、突起132が凹部125bに収まる過程で、ロックレバー130の天面135の凸部1351をベースプレート110bの凸部103を乗り越えて移動させる(図5(c)の断面図参照)。
その後、開閉部110が開いて、ユーザが開閉レバー120から指を離すなどして開閉レバー120にかかる外力がバネ126および122の付勢力よりも小さくなると、開閉レバー120はロック位置に復帰する。この際、凹部125bが突起132から離間する方向に移動し、突起132の先端が凹部125bから完全に外れると、ロックレバー130はバネ133の付勢力によってロック位置に戻される。
このように、開閉部110が開いた状態で、ロックレバー130および開閉レバー120は、ともにロック位置に自動的に復帰される。その後、開閉部110が閉じられる際には、爪部121の先端が傾斜している(図3の右図参照)ため、開閉部110を閉じる方向の力によって爪部121はバネ122の付勢力に抗って引っ込んだ後、筐体の溝101に対向する位置まで下降すると、バネ122の付勢力で溝101に入り込む。開閉部110を閉じる過程で開閉レバー120およびロックレバー130を操作する必要はなく、爪部121が筐体の溝101に入り込むまで開閉部110を押し込むだけでよい。ロックレバー130は既にロック位置に復帰しているため、ユーザがロックし忘れることがなく、確実にロックレバー130が機能する。
以上説明したように、本実施形態によれば、第1のロック機構と、第1のロック機構をロックおよびロック解除する第2のロック機構が設けられた開閉部において、ユーザが第2のロック機構を操作する必要なく、第2のロック機構が第1のロック機構をロックする状態に復帰するように構成した。そのため、ユーザが第2のロック機構の操作を忘れるという問題が発生せず、確実に二重ロック機構が機能する開閉部ロック構造を提供することができる。
なお、上述の実施形態では、開閉部110が一端を筐体本体に回動可能に取り付けられた形態について説明したが、開閉部110の全体が筐体本体から外れるような構成であってもよい。例えば、軸受け部140の代わりに、ロック状態における爪部121のように開閉部110から突き出した固定爪を設ける構成としてもよい。
また、上述の実施形態では、開閉レバー120とロックレバー130とがほぼ一致直線状に並んだ配置である場合について説明したが、両者の位置関係はこれに限定されない。上述した突起132と125と同様の連携が可能であれば、他の任意の位置関係を採用することができる。なお、開閉レバー120とロックレバー130との位置関係に応じて、上述した突起132と125との連携が実現できるよう、基材130aおよび120aの輪郭形状が変更されてよいことは言うまでもない。

Claims (7)

  1. 開閉部を閉じた状態に維持する第1の位置と、前記開閉部を開けることができる状態にする第2の位置との間で移動可能な第1のロック機構と、
    前記第1のロック機構が前記第1の位置から前記第2の位置に移動することを抑制する第3の位置と、前記第1のロック機構が前記第1の位置から前記第2の位置に移動することを可能とする第4の位置との間で移動可能な第2のロック機構と、を有する電子機器筐体の開閉部ロック構造であって、
    前記第2のロック機構を前記第4の位置から前記第3の位置へ向かう方向に付勢する付勢手段であって、前記第1のロック機構が前記第1の位置から前記第2の位置に移動した後、前記第1の位置に戻る際に、前記第2のロック機構を前記第4の位置から前記第3の位置に復帰させる付勢手段を備え
    前記第1のロック機構および前記第2のロック機構は前記開閉部に設けられ、前記開閉部に対して異なる方向に移動することを特徴とする電子機器筐体の開閉部ロック構造。
  2. 開閉部を閉じた状態に維持する第1の位置と、前記開閉部を開けることができる状態にする第2の位置との間で移動可能な第1のロック機構と、
    前記第1のロック機構が前記第1の位置から前記第2の位置に移動することを抑制する第3の位置と、前記第1のロック機構が前記第1の位置から前記第2の位置に移動することを可能とする第4の位置との間で移動可能な第2のロック機構と、を有する電子機器筐体の開閉部ロック構造であって、
    前記第2のロック機構を前記第4の位置から前記第3の位置へ向かう方向に付勢する付勢手段であって、前記第1のロック機構が前記第1の位置から前記第2の位置に移動した後、前記第1の位置に戻る際に、前記第2のロック機構を前記第4の位置から前記第3の位置に復帰させる付勢手段と、
    前記第2のロック機構を前記第4の位置に保持する保持機構とを有し、前記保持機構によって前記第4の位置に保持された前記第2のロック機構を前記第3の位置に移動するために必要な力が、前記付勢手段による付勢力よりも大きくなるように構成されることを特徴とする電子機器筐体の開閉部ロック構造。
  3. 前記第1のロック機構は爪部を有し、
    前記爪部は、
    前記第1のロック機構が前記第1の位置にある際には、電子機器筐体の内面に設けられた溝に入り込むことで前記開閉部を閉じた状態に維持するとともに、
    前記第1のロック機構が前記第2の位置にある際には、前記溝から外れることで前記開閉部を開けることができる状態にする、ことを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器筐体の開閉部ロック構造。
  4. 前記第2のロック機構は、前記第3の位置と前記第4の位置とで位置が変化する突起を有し、前記第2のロック機構が前記第3の位置にある際には、前記突起が前記第1のロック機構が第1の位置から前記第2の位置への移動を妨げる位置に存在するように構成されることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の電子機器筐体の開閉部ロック構造。
  5. 前記第1のロック機構の、前記第2のロック機構と対向する位置には前記突起が収まる形状の凹部が設けられ、前記第2のロック機構が前記第4の位置にある際には、前記突起が前記第1のロック機構の前記凹部に収まることにより、前記第1のロック機構が前記第1の位置から前記第2の位置へ移動することを可能とすることを特徴とする請求項記載の電子機器筐体の開閉部ロック構造。
  6. 前記第2のロック機構を前記第4の位置に保持する保持機構をさらに有し、前記保持機構によって前記第4の位置に保持された前記第2のロック機構を前記第3の位置に移動するために必要な力が、前記付勢手段による付勢力よりも大きくなるように構成されることを特徴とする請求項1に記載の電子機器筐体の開閉部ロック構造。
  7. 請求項1乃至のいずれか1項に記載の電子機器筐体の開閉部ロック構造を備えた電子機器。
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