JP6509031B2 - 画像処理装置、画像処理方法及び撮像装置 - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法及び撮像装置 Download PDF

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Description

本発明は、画像処理装置、画像処理方法及び撮像装置に関する。
撮像装置の焦点検出方法の1つに、撮像素子に形成された焦点検出画素により位相差方式の焦点検出を行う撮像面位相差方式がある。
特許文献1では、1つの画素に対して、1つのマイクロレンズと複数に分割された光電変換部が形成されている2次元撮像素子を用いた撮像装置が開示されている。分割された光電変換部は、1つのマイクロレンズを介して撮影レンズの射出瞳の異なる領域を受光するように構成され、瞳分割を行っている。これらの分割された光電変換部で受光したそれぞれの視差信号から像ずれ量を求めて、位相差方式の焦点検出を行うことができる。特許文献2では、分割された光電変換部で受光した視差信号を加算することにより撮像信号を生成することが開示されている。
撮影された複数の視差信号は、光強度の空間分布及び角度分布情報であるLight Field(LF)データと等価である。非特許文献1では、取得されたLFデータを用いて撮像面とは異なる仮想結像面における画像を合成することで、撮影後に撮像画像の合焦位置を変更するリフォーカス技術が開示されている。
一方、撮像装置には、被写体の経時変化を観察するためのタイムラプス撮影(インターバル撮影)と呼ばれる機能を有しているものがある。タイムラプス撮影では、操作者が撮影間隔を指定し、この撮影間隔が経過する毎に、撮像装置が映像を撮影・記録する。特許文献3では、タイムラプス撮影が行われる毎に、取得された画像を画像ファイルとして出力するとともに、取得された画像を動画の1コマとしてタイムラプス動画ファイルを生成するタイムラプス撮影技術が開示されている。
米国特許第4410804号明細書 特開2001−083407号公報 特開2013−062740号公報
Ren Ng, et. Al., "Light Field Photography with a Hand-held Plenoptic Camera", Stanford Tech Report CTSR 2005-02, pp. 1-11 (2005)
しかしながら、従来は、タイムラプス動画に対してリフォーカス処理を行うことはできなかった。
本発明の目的は、タイムラプス動画に対してリフォーカス処理を行い得る画像処理装置、画像処理方法及び撮像装置を提供することにある。
本発明の一観点によれば、タイムラプス動画を構成する複数のフレームのうちの第1のフレームに対して第1の合焦位置を指定する合焦位置指定手段と、前記第1のフレームに対応する第1の画像ファイルに含まれている第1の視差画像と第2の視差画像とを記録媒体から取得する視差画像取得手段と、前記第1の合焦位置で合焦させるために前記第1の視差画像と前記第2の視差画像とに対して行われる第1の合焦位置シフトのための第1のシフト量を算出するシフト量算出手段と、前記第1の視差画像と前記第2の視差画像とに対して前記第1のシフト量での前記第1の合焦位置シフトを行い、前記第1の合焦位置シフトが行われた後の前記第1の視差画像と前記第2の視差画像とを合成することにより第1のリフォーカス画像を生成するリフォーカス画像生成手段と、前記第1のフレームを前記第1のリフォーカス画像によって置き換えることにより前記タイムラプス動画を再生成するタイムラプス動画生成手段とを備えることを特徴とする画像処理装置が提供される。

本発明によれば、タイムラプス動画に対してリフォーカス処理を行い得る画像処理装置、画像処理方法及び撮像装置を提供することができる。
本発明の第1実施形態による撮像装置の全体構成を示す概略図である。 本発明の第1実施形態による撮像装置の撮像素子における画素配列を示す概略図である。 デフォーカス量と像ずれ量との関係を示す概略図である。 リフォーカス処理の概略を示す図である。 本発明の第1実施形態による撮像装置におけるタイムラプス撮影の際の動作を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態による撮像装置におけるタイムラプス動画の編集の際の動作を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態による撮像装置におけるタイムラプス動画の編集の際の動作を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態による撮像装置におけるタイムラプス動画の編集の概略を示す図である。 フレーム制御番号と合焦位置シフト量との関係を示すグラフである。 本発明の第2実施形態による撮像装置におけるタイムラプス動画の編集の際の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態による撮像装置におけるタイムラプス動画の編集の際の動作を示すフローチャートである。 フレーム制御番号と合焦位置シフト量との関係を示すグラフである。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明するが、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。なお、以下の実施形態は、特許請求の範囲に記載された発明を限定するものでなく、また、以下の実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
[第1実施形態]
第1実施形態による画像処理装置、画像処理方法、撮像装置及びコンピュータプログラムについて図面を用いて説明する。
[全体構成]
まず、本実施形態による撮像装置の全体構成について図1を用いて説明する。図1は、本実施形態による撮像装置の全体構成を示す図である。本実施形態による撮像装置100は、デジタルカメラである。図1に示すように、結像光学系の先端部に第1レンズ群101が配置されており、第1レンズ群101は光軸方向に進退可能に保持されている。絞り兼用シャッタ102は、その開口径を調節することで撮影時の光量調節を行なうほか、静止画撮影時には露光秒時調節用シャッタとしても機能する。絞り兼用シャッタ102と第2レンズ群103とは一体となって光軸方向に進退し、第1レンズ群101の進退動作との連動によって、変倍作用(ズーム機能)を奏する。
第3レンズ群105は、光軸方向の進退によって、焦点調節を行なう。光学的ローパスフィルタ106は、撮影画像の偽色やモアレを軽減するための光学素子である。撮像素子107は、2次元CMOSフォトセンサーと周辺回路とを含み、結像光学系の結像面に配置される。撮像素子107は、結像光学系の異なる瞳部分領域301,302(図3参照)を通過する光束を受光する複数の副画素201,202からなる画素200R、200G、200Bを複数配列したものである。
ズームアクチュエータ111は、図示しないカム筒を回動することで、第1レンズ群101乃至第3レンズ群105を光軸方向に進退駆動し、変倍操作を行なう。絞りシャッタアクチュエータ112は、絞り兼用シャッタ102の開口径を制御して撮影光量を調節するとともに、静止画撮影時の露光時間制御を行なう。フォーカスアクチュエータ114は、第3レンズ群105を光軸方向に進退駆動して焦点調節を行なう。
撮影時に用いられる照明手段(被写体照明用電子フラッシュ)115は、キセノン管を用いた閃光照明装置が好適であるが、連続発光するLEDを備えた照明装置を用いてもよい。AF補助光手段116は、所定の開口パターンを有するマスクの像を、投光レンズを介して被写体に投影し、暗い被写体あるいは低コントラストの被写体に対する焦点検出能力を向上させる。
制御部121は、撮像装置100における種々の制御を司るものであり、図示しないCPU(演算部)、ROM、RAM、A/Dコンバータ、D/Aコンバータ、通信インターフェイス回路等を有している。制御部121は、ROMに記憶された所定のプログラムに基づいて、撮像装置100の各種回路を駆動し、AF、撮影、画像処理、記録等の一連の動作を実行する。制御部121は、画像処理手段として機能する。
電子フラッシュ制御回路122は、撮影動作に同期して照明手段115を点灯制御する。補助光駆動回路123は、焦点検出動作に同期してAF補助光手段116を点灯制御する。撮像素子駆動回路124は、撮像素子107の撮像動作を制御するとともに、取得した画像信号をA/D変換して制御部121に送信する。画像処理回路125は、撮像素子107が取得した画像のγ変換、カラー補間、JPEG圧縮等の処理を行なう。
フォーカス駆動回路126は、焦点検出結果に基づいてフォーカスアクチュエータ114を駆動制御し、第3レンズ群105を光軸方向に進退駆動して焦点調節を行なう。絞りシャッタ駆動回路128は、絞りシャッタアクチュエータ112を駆動制御して絞り兼用シャッタ102の開口を制御する。ズーム駆動回路129は、撮影者によるズーム操作に応じてズームアクチュエータ111を駆動する。
表示装置131は、例えばLCD等により構成されており、撮像装置100の撮影モードに関する情報、撮影前のプレビュー画像、撮影後の確認用画像、焦点検出時の合焦状態の表示画像等を表示する。また、表示装置131は、タイムラプス動画の再生、編集の際に、動画の各コマやリフォーカス後の画像を表示する。操作スイッチ群132は、電源スイッチ、レリーズ(撮影トリガ)スイッチ、ズーム操作スイッチ、撮影モード選択スイッチ等を含む。また、操作スイッチ群132は、タイムラプス動画の再生、編集の際に、動画のフレーム送りや合焦位置の移動を指示する操作スイッチ等をも含む。記録媒体133は、着脱可能なフラッシュメモリ等である。記録媒体133は、撮影により取得したタイムラプス画像、タイムラプス画像の各々のフレームに対応する複数の画像ファイルであって、複数の視差画像をそれぞれ含む画像ファイル、編集後のタイムラプス動画等を記録する。
[撮像素子]
次に、本実施形態による撮像装置に設けられている撮像素子について図2を用いて説明する。図2は、本実施形態による撮像装置に設けられている撮像素子における画素配列を示す概略図である。
撮像素子107としては、2次元CMOSセンサーが用いられている。図2は、撮像素子107における画素配列を4列×4行の範囲で抜き出して示したものである。即ち、図2は、撮像素子107における副画素配列を8列×4行の範囲で抜き出して示したものである。
図2に示すように、2列×2行の各々の画素群200には、R(赤)の分光感度を有する画素200Rが左上に、G(緑)の分光感度を有する画素200Gが右上と左下に、B(青)の分光感度を有する画素200Bが右下に配置されている。各々の画素200R、200G、200Bは、2列×1行に配列された副画素201と副画素202とによりそれぞれ構成されている。
図2に示すような4列×4行の画素(8列×4行の副画素)が受光面に多数配置されているため、撮像素子107は、撮像画像や焦点検出信号を取得することができる。
本実施形態では、撮像素子107の各画素の副画素201の受光信号を集めて第1の視差画像を生成し、撮像素子107の各画素の副画素202の受光信号を集めて第2の視差画像を生成する。本実施形態では、撮像素子107の各画素によって取得される画像から、異なる瞳部分領域301,302(図3参照)毎に、複数の視差画像(視差画像対)を生成する。
また、撮像素子107の画素毎に、副画素201の信号と副画素202の信号とを加算して読み出すことで、有効画素数の解像度の撮像画像を生成する。即ち、本実施形態では、複数の視差画像(第1の視差画像と第2の視差画像)から撮像画像を生成する。
[デフォーカス量と像ずれ量の関係]
次に、デフォーカス量と像ずれ量との関係について図3を用いて説明する。図3は、デフォーカス量と像ずれ量との関係を示す概略図である。
デフォーカス量は、被写体の結像位置から撮像面303までの距離であり、符号dを用いて示されている。デフォーカス量の大きさは、|d|である。被写体の結像位置が撮像面303に対して被写体側にある状態、即ち、前ピン状態においては、デフォーカス量dは負となる(d<0)。一方、被写体の結像位置が撮像面303に対して被写体側とは反対側にある状態、即ち、後ピン状態においては、デフォーカス量dは正となる(d>0)。被写体の結像位置が撮像面303にある状態、即ち、合焦状態においては、デフォーカス量dは0である。図3において、符号304は、合焦状態(d=0)に対応する被写体の位置を示しており、符号305は、前ピン状態(d<0)に対応する被写体の位置を示している。なお、前ピン状態(d<0)も後ピン状態(d>0)も、いずれもデフォーカス状態(|d|>0)である。
前ピン状態(d<0)においては、被写体305からの光束のうちの瞳部分領域301を通過した光束は、一度、集光した後、光束の重心位置G1を中心として、幅Γ1の範囲に広がり、撮像面303においてボケた像となる。ボケた像は、撮像素子107に配列された各画素を構成する副画素201によって受光され、第1の視差画像が生成される。また、前ピン状態(d<0)においては、被写体305からの光束のうちの瞳部分領域302を通過した光束は、一度、集光した後、光束の重心位置G2を中心として、幅Γ2の範囲に広がり、撮像面303においてボケた像となる。ボケた像は、撮像素子107に配列された各画素を構成する副画素202によって受光され、第2の視差画像が生成される。よって、第1の視差画像は、撮像面303上の重心位置G1において、被写体305が幅Γ1でボケた被写体像として記録される。また、第2の視差画像は、撮像面303上の重心位置G2において、被写体305が幅Γ2でボケた被写体像として記録される。被写体像のボケ幅Γ1及びΓ2は、デフォーカス量dの大きさ|d|が増加するのに伴い、概ね比例して増加していく。同様に、第1の視差画像と第2の視差画像との間における被写体像の像ずれ量p(=光束の重心位置の差G1−G2)の大きさ|p|も、デフォーカス量dの大きさ|d|が増加するのに伴い、概ね比例して増加していく。後ピン状態(d>0)においては、第1の視差画像と第2の視差画像間との間における被写体像の像ずれ方向が前ピン状態の場合とは反対方向となるが、像ずれ方向以外については、前ピン状態の場合と同様である。
このように、デフォーカス量の大きさが増加するのに伴い、第1視差画像と第2視差画像間の像ずれ量の大きさが増加する。換言すれば、第1の視差画像と第2の視差画像とを加算することにより得られる撮像信号のデフォーカス量の大きさが増加するのに伴って、第1の視差画像と第2の視差画像間の像ずれ量の大きさも増加する。
[リフォーカス]
次に、リフォーカスについて図4を用いて説明する。図4は、本実施形態による撮像装置において行われるリフォーカス処理の概略を示す図である。図4は、複数の視差画像、即ち、第1の視差画像と第2の視差画像とを用いた瞳分割方向(列方向)におけるリフォーカス処理の概略を示している。図4に示す撮像面303は、図3に示す撮像面303に対応している。図4においては、撮像素子107の撮像面303に配置された列方向のi番目の画素によって得られる第1の視差画像をAiで模式的に表し、列方向のi番目の画素において得られる第2の視差画像をBiで模式的に表している。なお、iは整数である。第1の視差画像Aiは、主光線角度θaでi番目の画素に入射した光束の受光信号である。主光線角度θaでi番目の画素に入射する光束は、図3に示す瞳部分領域301を通過した光束に対応している。第2の視差画像Biは、主光線角度θbでi番目の画素に入射した光束の受光信号である。主光線角度θbでi番目の画素に入射する光束は、図3に示す瞳部分領域302を通過した光束に対応している。
第1の視差画像Aiと第2の視差画像Biとは、光強度分布情報を有するのみならず、入射角度情報をも有している。よって、第1の視差画像Aiを角度θaに沿って仮想結像面401まで平行移動させ、第2の視差画像Biを角度θbに沿って仮想結像面401まで平行移動させ、これらを加算することで、仮想結像面401におけるリフォーカス信号を生成することができる。第1の視差画像Aiを角度θaに沿って仮想結像面401まで平行移動させることは、列方向に+0.5画素分シフトさせることに対応する。第2の視差画像Biを角度θbに沿って仮想結像面401まで平行移動させることは、列方向に−0.5画素分シフトさせることに対応する。従って、第1の視差画像Aiと第2の視差画像Biとを相対的に+1画素分シフトさせ、AiとBi+1とを対応させて加算することによって、仮想結像面401におけるリフォーカス信号を生成することができる。同様に、第1の視差画像Aiと第2の視差画像Biとを整数画素分シフトさせて加算することによって、整数画素分のシフト量に応じた各仮想結像面401でのシフト加算信号(リフォーカス信号)を生成することができる。
[タイムラプス撮影]
次に、本実施形態による撮像装置によって行われるタイムラプス撮影について図5を用いて説明する。図5は、本実施形態による撮像装置におけるタイムラプス撮影の際の動作を示すフローチャートである。図5に示す各ステップは、本実施形態による撮像装置100の制御部121によって実行される。
まず、撮影を開始する前に、撮影モードがタイムラプス撮影モードに設定されているか否かを予め判定する。タイムラプス撮影モードのON/OFFの設定は、ユーザが操作スイッチ群132を操作することによって行われる。撮影モードがタイムラプス撮影モードに設定されていない場合(ステップS501においてNO)、即ち、撮影モードが通常撮影モードである場合には、ステップS501が繰り返し行われる。通常撮影モードにおいては、撮像素子107から出力される複数の視差画像に対して合成処理が行われ、合成された画像が記録媒体133に記録される。通常撮影モードにおいては、制御部121は、撮像素子107から得られる複数の視差画像を合成することにより形成される合成画像ファイルを記録媒体133に記録する合成画像ファイル生成手段として機能する。一方、撮影モードがタイムラプス撮影モードに設定された場合には(ステップS501においてYES)、ステップS502へ移行する。
ステップS502では、記録画質設定をリフォーカス可能な画質に設定する。これにより、リフォーカス可能な画像が記録媒体133に記録されることとなる。
ステップS503では、予め設定された所定の撮影間隔tが経過するのを待つ。なお、かかる撮影間隔tは、ユーザが操作スイッチ群132を操作することによって、撮影開始前に予め設定し得る。
ステップS504では、撮影間隔tの経過に応じて撮影を行い、複数の視差画像、即ち、第1の視差画像と第2の視差画像とを取得する。
ステップS505では、撮影画像のファイルヘッダを作成し、当該ファイルヘッダ内にリフォーカス可能であることを示すリフォーカス可能フラグを追記する。
ステップS506では、ステップS504で取得した複数の視差画像、即ち、第1視差画像及び第2視差画像と、ステップS505で作成したファイルヘッダとを含む1つの画像ファイルを作成し、当該画像ファイルを着脱可能な記録媒体133に記録する。このように、制御部121は、撮像素子107から得られる複数の視差画像を含む非合成画像ファイルを記録媒体133に記録する非合成画像ファイル生成手段として機能する。
ステップS507では、タイムラプス動画ファイルを構成する1コマの画像(以下、フレームともいう)を、ステップS504で取得した複数の視差画像を合成することによって作成する。そして、作成したタイムラプス動画ファイルを着脱可能な記録媒体133に記録する。
ステップS508では、タイムラプス動画ファイルのヘッダに、ステップS507で作成したフレームの情報を追記し、着脱可能な記録媒体133に記録する。この際、ステップS506で作成した画像ファイルとステップS507で作成したフレームとの関連を示す関連付け情報をタイムラプス動画ファイルのヘッダに記録する。かかる関連付け情報は、例えば、画像ファイルが記録されるフォルダのフォルダ番号と当該画像ファイルのファイル番号とを組み合わせることにより、関連付け情報を生成してもよい。また、画像ファイルのヘッダとタイムラプス動画ファイルとに同じ乱数を保存することによって、関連付けを行ってもよい。かかる関連付け情報は、画像ファイルとタイムラプス動画ファイルの1フレームとが1対1で関連付けられていれば如何なる構成であってもよい。
ステップS509では、撮影枚数が予め設定された所定の撮影枚数に達したか否かを判定し、撮影枚数が所定の撮影枚数に達した場合には(ステップS509においてYES)、タイムラプス撮影を終了する。一方、撮影枚数が所定の撮影枚数に達していない場合には(ステップS509においてNO)、ステップS503に戻る。なお、かかる所定の撮影枚数は、ユーザが操作スイッチ群132を操作することによって、撮影開始前に予め設定し得る。
このように、本実施形態では、通常撮影モードの場合、即ち、タイムラプス撮影モードでない場合においては、複数の視差画像を合成することにより得られる合成画像ファイルを記録媒体133に記録する。一方、撮影モードがタイムラプス撮影モードに設定されている場合には、複数の視差画像を含む非合成画像ファイルを記録媒体133に記録する。通常撮影モードにおいて非合成画像ファイルを生成しないため、本実施形態によれば、記録媒体133の容量を有効に使うことができる。このように、本実施形態では、タイムラプス撮影モードをオンにしたタイミング(所定のタイミング)、即ち、ステップS501のタイミングにおいて、合成画像ファイル生成手段と非合成画像ファイル生成手段とが切り替えられる。
なお、ここでは、ステップS501において、撮影モードがタイムラプス撮影モードに設定されているか否かを判定したが、ステップS501において行う判定は、撮影モードがタイムラプス撮影モードに設定されているか否かの判定に限定されるものではない。例えば、撮影設定がマクロ撮影設定であるか否かを、ステップS501において判定するようにしてもよい。この場合には、撮影設定がマクロ撮影設定に設定されたときが、合成画像ファイル生成手段と非合成画像ファイル生成手段とが切り替えられるタイミングとなる。この場合、撮影設定がマクロ撮影設定に設定されると、非合成画像ファイル生成手段によって処理が行われる。また、所定の被写界深度より浅い被写界深度となるような条件に撮影条件が設定されているか否かを、ステップS501において判定するようにしてもよい。この場合には、所定の被写界深度より浅い被写界深度となるような条件に設定されていると判定されたときが、合成画像ファイル生成手段と非合成画像ファイル生成手段とが切り替えられるタイミングとなる。この場合、所定の被写界深度より浅い被写界深度となるような条件に撮影設定が設定されると、非合成画像ファイル生成手段によって処理が行われる。
[タイムラプス動画の編集]
次に、タイムラプス動画の編集について図6A乃至図8を用いて説明する。
まず、タイムラプス動画の編集の概略について図7を用いて説明する。図7は、タイムラプス動画の編集の概略を示す図である。撮像装置100は、タイムラプス動画の編集を行う画像処理装置として機能する。図7に示すように、例えば「DCIM」という名称のフォルダが記録媒体133に形成され、「DCIM」という名称のフォルダに例えば「100DIRECT」という名称のフォルダが形成される。「100DIRECT」という名称のフォルダに、例えば、動画(動画ファイル)1と画像ファイル(静止画)1、2、3、・・・、N、・・・、Mとが記録される。動画1は、タイムラプス撮影によって取得された動画、即ち、タイムラプス動画である。画像ファイル1、2、・・・、N、・・・、Mは、それぞれ複数の視差画像を含んでいる。これらの画像ファイル1、2、・・・、N、・・・、Mに含まれている画像は、リフォーカス処理が行われていない状態の画像、即ち、非合成画像である。
動画1は、複数のフレームを含んでいる。図7には、動画1の第1番目のフレーム、即ち、動画1のフレーム1と、動画1の第2番目のフレーム、即ち、動画1のフレーム2と、動画1の第3番目のフレーム、即ち、動画1のフレーム3とが図示されている。更に、図7には、動画1の第N−1番目のフレーム、即ち、動画1のフレームN−1と、動画1の第N番目のフレーム、即ち、動画1のフレームNと、動画1の第N+1番目のフレーム、即ち、動画1のフレームN+1とが図示されている。更に、図7には、動画1の第M番目のフレーム、即ち、動画1のフレームMが図示されている。
画像ファイル1,2,3・・・は、動画1のフレーム1,2,3・・・にそれぞれ関連付けられた画像ファイルである。画像ファイルN−1,N,N+1,・・・,Mは、動画1のフレームN−1,N,N+1,・・・,Mにそれぞれ関連付けられた画像ファイルである。
リフォーカス画像N−1は、画像ファイルN−1に含まれる複数の視差画像に対してリフォーカス処理を行うことにより取得される画像である。リフォーカス画像Nは、画像ファイルNに含まれる複数の視差画像に対してリフォーカス処理を行うことにより取得される画像である。リフォーカス画像N+1は、画像ファイルN+1に含まれる複数の視差画像に対してリフォーカス処理を行うことにより取得される画像である。リフォーカス画像Mは、画像ファイルMに含まれる複数の視差画像に対してリフォーカス処理を行うことにより取得される画像である。
動画2は、動画1に対して所望のリフォーカス処理を行うことより生成される動画であり、動画2も動画1と同様のタイムラプス動画である。動画2も、動画1と同様に複数のフレームを含んでいる。動画2の第1番目のフレーム、即ち、動画2のフレーム1は、動画1のフレーム1と同様の画像となる。動画2の第2番目のフレーム、即ち、動画2のフレーム2は、動画1のフレーム2と同様の画像となる。動画2の第3番目のフレーム、即ち、動画2のフレーム3には、動画1のフレーム3と同様の画像となる。動画2の第N−1番フレーム、即ち、動画2のフレームN−1には、リフォーカス画像N−1が用いられている。動画2の第N番目のフレーム、即ち、動画2のフレームNには、リフォーカス画像Nが用いられている。動画2の第N+1番目のフレーム、即ち、動画2のフレームN+1には、リフォーカス画像N+1が用いられている。動画2の第M番目のフレーム、即ち、動画2のフレームMには、リフォーカス画像Mが用いられている。このように、本実施形態では、動画1のフレーム1、2、3、・・・に対応する動画2のフレーム1、2、3、・・・は、リフォーカス画像によって置き換えられない。一方、動画1のフレームN−1、N、N+1、・・・、Mに対応する動画2のフレームN−1、N、N+1、・・・、Mは、リフォーカス画像N−1、N、N+1、・・・、Mによってそれぞれ置き換えられる。
こうして、複数のフレーム1、2、3、・・・、N−1、N、N+1、・・・、Mを含む動画2が再生成される。
図6A及び図6Bは、タイムラプス動画の編集を示すフローチャートである。図6A及び図6Bにおける各ステップの実行は、本実施形態による撮像装置100の制御部121によって行われる。
まず、ステップS601では、着脱可能な記録媒体133に記録されているタイムラプス動画ファイルを読み出す。
ステップS602では、タイムラプス動画を構成するフレームを制御するための制御番号Nを1に初期化する。
ステップS603では、動画1を構成する複数のフレームのうちの、制御番号Nに相当するフレームNを取得する。
ステップS604では、フレームNの画像を表示装置131に表示する。
ステップS605では、フレーム送りの操作が行われたか否かを判定する。フレーム送りの操作が行われた場合には(ステップS605においてYES)、制御番号Nをインクリメントし(ステップS606)、ステップS603に戻る。フレーム送りの操作が行われない場合には(ステップS605においてNO)、ステップS607に移行する。なお、フレーム送りの操作は、操作スイッチ群132をユーザが操作することによって行われる。
ステップS607では、表示装置131に表示されているタイムラプス動画のフレームNに対して、合焦位置の移動(シフト)の操作、即ち、合焦位置の指定の操作が行われたか否かを判定する。なお、合焦位置の移動の操作は、ユーザが操作スイッチ群132を操作することによって行われる。このように、操作スイッチ群132は、タイムラプス動画を構成する複数のフレームのうちの任意のフレームの合焦位置を指定する合焦位置指定手段として機能する。合焦位置の移動の操作が行われた場合には(ステップS607においてYES)、ステップS608に移行する。一方、合焦位置の移動の操作が行われていない場合には(ステップS607においてNO)、ステップS614に移行する。
ステップS608では、フレームNに対応する画像ファイルNを、着脱可能な記録媒体133に記録されている画像ファイル群(画像ファイル1〜M)のうちから検索する。この際、タイムラプス動画を作成する際に記録しておいたフレームNのヘッダ情報から関連付け情報を取得することによって、画像ファイル群(画像ファイル1〜M)のうちのどの画像ファイルがフレームNに対応しているかを認識することができる。なお、タイムラプス撮影時に画像ファイルのファイルヘッダに追記したリフォーカスフラグをチェックすることによって、当該画像ファイルがリフォーカス可能であるか否かを確認するようにしてもよい。
ステップS609では、フレームNに対応する画像ファイルである画像ファイルNを、着脱可能な記録媒体133から読み出すことによって、複数の視差画像を取得する。このように、制御部121は、タイムラプス画像を構成する複数のフレームのうちの任意のフレームに対応する画像ファイルに含まれている複数の視差画像を記録媒体133から取得する視差画像取得手段として機能する。
ステップS610では、ステップS607で指定された位置に合焦位置を変更するためのシフト量pNを、ステップS609で取得した複数の視差画像に基づいて算出する。このように、制御部121は、指定された合焦位置で合焦させるために行われる合焦位置シフトのためのシフト量を算出するシフト量算出手段として機能する。
ステップS611では、リフォーカス処理を行う。具体的には、複数の視差画像をステップS610で算出したシフト量pNだけシフトさせ、シフトさせた複数の視差画像を合成することによって、リフォーカス画像Nを生成する。生成されたリフォーカス画像Nに新たなファイル名を付与して着脱可能な記録媒体133に記録するようにしてもよい。このように、制御部121は、複数の視差画像に対して所望のシフト量での合焦位置シフトを行い、合焦位置シフトが行われた後の複数の視差画像を合成することによってリフォーカス画像を生成するリフォーカス画像生成手段として機能する。
ステップS612では、ステップS611でのリフォーカス処理によって得られたリフォーカス画像Nを、表示装置131に表示する。これにより、ユーザにリフォーカス処理の効果を示すことができる。
ステップS613では、リフォーカス処理が行われたフレームNの情報を、編集履歴としてRAMに記録する。具体的には、例えばフレーム制御番号(フレーム番号)Nと合焦位置シフト量pNとを、編集履歴としてRAMに記録する。
ステップS614では、タイムラプス動画の編集を終了させるか否かを判定する。タイムラプス動画の編集の終了の指示は、ユーザが操作スイッチ群132を操作することによって行われる。タイムラプス動画の編集を終了させる場合には(ステップS614においてYES)、ステップS615に移行する。一方、タイムラプス動画の編集を終了させない場合には(ステップS614においてNO)、ステップS605に戻る。
ステップS615では、RAM上に記録されている編集履歴を参照することによって、タイムラプス動画の編集履歴の有無を判定する。編集履歴がある場合には(ステップS616においてYES)、ステップS617に移行する。一方、編集の履歴がない場合には(ステップS616においてNO)、タイムラプス動画の編集を終了する。
ステップS617では、合焦位置の移動(シフト)がいずれのフレームに対して行われたかを示す情報を、RAM上に記録しておいた編集履歴から取得する。即ち、リフォーカスが行われたフレームの番号であるフレーム制御番号Nを、RAM上に記録しておいた編集履歴から取得する。ステップS618では、合焦位置の移動量(シフト量)pNを、RAM上に記録しておいた編集履歴から取得する。
ステップS619では、タイムラプス動画を構成するフレームを制御するための制御番号LをN+1に設定する。
ステップS620では、ステップS608と同様にして、フレームL=N+1に対応する画像ファイルN+1を、着脱可能な記録媒体133に記録されている画像ファイル群(画像ファイル1〜M)のうちから検索する。
ステップS621では、ステップS609と同様に、フレームN+1に対応する画像ファイルN+1を、着脱可能な記録媒体133から読み出すことによって、複数の視差画像を取得する。ステップS622では、ステップ611と同様に、リフォーカス処理を行う。具体的には、複数の視差画像をステップS618で算出したシフト量pNだけシフトさせ、合成処理を行うことによって、リフォーカス画像N+1を作成する。
ステップS623では、フレームLがタイムラプス動画の最終フレームか否かを判定する。フレームLが最終フレームである場合には(ステップS623においてYES)、ステップS625に移行する。一方、フレームLが最終フレームではない場合には(ステップS623においてNO)、制御番号Lをインクリメントして(ステップS624)、ステップS620に戻る。このような処理を繰り返すことにより、フレームN以降全てのフレームに対して合焦位置のシフトが行われ、これらのフレームにそれぞれ対応するリフォーカス画像N、N+1、・・・、Mが得られる。こうして、リフォーカス画像N+1、・・・、Mにおける合焦位置は、リフォーカス画像Nの合焦位置と同様に設定される。
ステップS625では、合焦位置シフト量pNが予め設定されている閾値P、即ち、所定の閾値Pより大きいか否かを判定する。合焦位置シフト量pNが閾値Pより大きい場合には、ステップS626に移行する。一方、合焦位置シフト量pNが閾値P以下である場合には、ステップS630に移行する。
ステップS626では、ステップS608と同様に、フレームN−1に対応する画像ファイルを、着脱可能な記録媒体133に記録されている画像ファイル群(画像ファイル1〜M)のうちから検索する。ステップS627では、ステップS609と同様に、フレームN−1に対応する画像ファイルN−1を、着脱可能な記録媒体133から読み出すことによって、複数の視差画像を取得する。
ステップS628では、フレームN−1に対応する画像ファイルN−1に含まれている複数の視差画像に対して適用される合焦位置シフト量pN−1を算出する。ここでは、フレームNに対する合焦位置シフト量pNに1/2を乗算することにより得られる値を、フレームN−1に対する合焦位置シフト量pN−1とする。
ステップS629では、ステップS611と同様に、フレームN−1に対応する画像ファイルN−1に含まれている複数の視差画像に対し、合焦位置シフト量pN−1でのリフォーカス処理を行う。
ステップS630では、タイムラプス動画の各々のフレームに対応する画像ファイル群(画像ファイル1,2,3・・・)とリフォーカス処理された画像ファイル群(リフォーカス画像N−1、N、N+1、・・・、M)とを用いて動画2を作成する。即ち、画像ファイル1,2,3・・・とリフォーカス画像N−1、N、N+1、・・・、Mとを用いて動画2の各フレーム(フレーム1〜M)を作成する。こうして、タイムラプス動画である動画2が再生成される。このように、制御部121は、タイムラプス動画の所望のフレームをリフォーカス画像によって置き換えることによりタイムラプス動画を再生成するタイムラプス動画生成手段として機能する。
このようにしてリフォーカス処理されたフレームのフレーム制御番号と合焦位置シフト量との関係について図8を用いて説明する。図8は、フレーム制御番号と合焦位置シフト量との関係を示すグラフである。横軸はフレーム制御番号を示しており、縦軸は合焦位置シフト量を示している。
フレーム制御番号が1からN−2のフレームは、撮影開始時の合焦位置のままであるため、合焦位置シフト量は0となっている。フレーム制御番号N−1における合焦位置シフト量は、フレーム制御番号Nにおける合焦位置シフト量pNの半分であるpN/2となる。フレーム制御番号がNから最終番号までのフレームは、合焦位置シフト量はpNとなる。
このように、本実施形態によれば、複数の視差画像をそれぞれ含む複数の画像ファイル(画像ファイル1〜M)の各々を、タイムラプス画像を構成する複数のフレーム(フレーム1〜M)にそれぞれ関連付けて記録媒体133に記録する。このため、本実施形態によれば、タイムラプス動画の撮影が完了した後に、任意のフレームNを所望の合焦位置にリフォーカスすることができる。そして、フレームNより後に取得されたフレームN+1、・・・、Mについて、フレームNの合焦位置と同様の合焦位置にリフォーカスすることができる。
しかも、本実施形態によれば、フレームNの前に取得されたフレームN−1に対しては、フレームNに対する合焦位置シフト量pNより小さい合焦位置シフト量pN/2での合焦位置シフトを行うため、画像が不自然に変化するのを防止することができる。
なお、ここでは、フレームNの直前のフレームであるフレームN−1に対してのみ小さいシフト量pNでのリフォーカス処理を行う場合を例に説明したが、これに限定されるものではない。例えば、pNよりも小さいシフト量でのリフォーカス処理を複数のフレームに対して行うようにしてもよい。pNよりも小さいシフト量でのリフォーカスを行うフレームの数を、ユーザが指定できるようにしてもよい。また、シフト量が徐々に変化するようにしてもよい。例えば、フレームN−2に対するシフト量を(1/3)×pNとし、フレームN−1に対するシフト量を(2/3)×pNとしてもよい。
[第2実施形態]
第2実施形態による画像処理装置、画像処理方法、撮像装置及びコンピュータプログラムについて図9A乃至図10を用いて説明する。図1乃至図8に示す第1実施形態による画像処理装置及び撮像装置と同一の構成要素には、同一の符号を付して説明を省略または簡潔にする。
本実施形態による画像処理装置は、複数のフレームに対してリフォーカスを行い得るものである。本実施形態による撮像装置の基本的な構成は、図1を用いて上述した第1実施形態による撮像装置と同様であるため、説明を省略する。
図9A及び図9Bは、本実施形態による撮像装置におけるタイムラプス動画の編集を示すフローチャートである。図9A及び図9Bに示す各ステップは、本実施形態による撮像装置100の制御部121によって行われる。
まず、ステップS901からステップS912までは、第1実施形態において上述したステップS601からステップS612までと同様であるため、説明を省略する。
ステップS913では、リフォーカス処理を行ったフレームNについての情報、例えばフレーム制御番号Nと合焦位置シフト量pNとを編集履歴としてRAM上に記録し、ステップS907に戻る。ステップS913を実行した後にステップS907に戻るため、ユーザは合焦位置シフト操作を複数のフレームに対して行うことができる。
ステップS914からステップS916までは、第1実施形態において上述したステップS614からステップS616までと同様であるため、説明を省略する。
ステップS917では、合焦位置シフト操作がどのフレームに対して行われたのかを示す情報を、RAM上に記録しておいた編集履歴から取得する。合焦位置シフト操作がフレームNとフレームMとに対して行われた場合には、リフォーカスが行われたフレームの番号であるフレーム制御番号Nとフレーム制御番号Mとが、RAM上に記録しておいた編集履歴から取得される。
ステップS918では、合焦位置シフト量を、RAM上に記録しておいた編集履歴から取得する。例えば、フレームNに対して行われた合焦位置シフト量pNと、フレームMに対して行われた合焦位置シフト量pMとが取得される。
ステップS919では、タイムラプス動画の動画を構成するフレームを制御するための制御番号LをN+1に設定する。
ステップS920では、ステップS908と同様にして、フレームL=N+1に対応する画像ファイルN+1を、着脱可能な記録媒体133に記録されている画像ファイル群(画像ファイル1〜M)のうちから検索する。
ステップS921では、ステップS909と同様に、フレームL=N+1に対応する画像ファイルN+1を、着脱可能な記録媒体133から読み込むことによって、複数の視差画像を取得する。
ステップS922では、ステップS910と同様にして、制御番号L=N+1に対応するフレームLの合焦位置シフト量pLを算出する。合焦位置シフト量pLは、ステップS918で取得した合焦位置シフト量pNと合焦位置シフト量pMに基づいて、例えば以下の式(1)によって求められる。
pL=pN+(pM−pN)/(M−N) M>0、N>0、M>N ・・・(1)
ステップS923では、ステップS922で算出した合焦位置シフト量pLでリフォーカス処理を行う。
ステップS924では、制御番号Lと制御番号Mとの大小の比較を行う。制御番号Lが制御番号Mより小さくない場合には(ステップS924においてNO)、ステップS926に移行する。一方、制御番号Lが制御番号Mより小さい場合には(ステップS924においてYES)、制御番号Lをインクリメントして(ステップS925)、ステップS920に戻る。このような処理を繰り返すことにより、フレームNとフレームMとの間のすべてのフレームに対して、合焦位置シフトがされたリフォーカス画像(図示せず)が得られる。
ステップS926からステップS930までは、第1実施形態において上述したステップS620からステップS624までの処理と同様である。但し、第1実施形態において上述したステップS620からステップS624における制御番号Lは、ステップS926からステップS930においては、制御番号Mに置き換えられる。即ち、ステップS926では、ステップS620と同様にして、フレームMに対応する画像ファイルMを、着脱可能な記録媒体133に記録されている画像ファイル群(画像ファイル1〜M)のうちから検索する。ステップS927では、ステップS621と同様に、フレームMに対応する画像ファイルMを、着脱可能な記録媒体133から読み出すことによって、複数の視差画像を取得する。ステップS928では、ステップ622と同様に、リフォーカス処理を行う。具体的には、複数の視差画像をステップS918で算出したシフト量pMだけシフトさせ、合成処理を行うことによって、リフォーカス画像Mを作成する。ステップS929では、ステップS623と同様に、フレームMが最終フレームであるか否かを判定する。ステップS930では、ステップS624と同様に、制御番号Mをインクリメントする。
ステップS931からステップS936までは、第1実施形態において上述したステップS625からステップS630までと同様であるため、説明を省略する。
このようにしてリフォーカス処理を行うことによって得られるタイムラプス動画のフレーム制御番号と合焦位置シフト量との関係について図10を用いて説明する。図10は、フレーム制御番号と合焦位置シフト量との関係を示すグラフである。横軸はフレーム制御番号を示しており、縦軸は合焦位置シフト量を示している。
フレーム制御番号1からN−2までは、撮影開始時の合焦位置のままであるため、合焦位置シフト量は0となっている。フレーム制御番号N−1における合焦位置シフト量は、フレーム制御番号Nにおける合焦位置シフト量pNの半分であるpN/2である。フレーム制御番号がNからMまでのフレームは、それぞれの合焦位置シフト量pN、pMに基づいて式(1)等によって算出される合焦位置シフト量である。即ち、フレーム制御番号がNとMとの間のフレームの合焦位置シフト量は、pNとpMとの間の値となる。フレーム制御番号がMから最終番号までのフレームは、合焦位置シフト量はpMとなる。
このように、本実施形態によれば、複数のフレームに対して、タイムラプス撮影の終了後にリフォーカスを行うことができる。
しかも、本実施形態によれば、フレームNとフレームMとの間のフレームに対する合焦位置シフト量は、フレームNに対する合焦位置シフト量とフレームMに対する合焦位置シフト量との間の値に設定される。このため、本実施形態においても、画像が不自然に変化するのを防止することができる。
なお、本実施形態では、2つのフレームに対して合焦位置のシフトの操作が行われた場合を例に説明したが、合焦位置のシフトの操作が行われるフレームの数は2つに限定されるものではない。例えば、3つ以上のフレームに対して合焦位置のシフトの操作が行われてもよい。3つ以上のフレームに対して合焦位置のシフトの操作が行われた場合にも、上記と同様の処理を適宜繰り返することによって、リフォーカスされたタイムラプス画像を得ることが可能である。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。かかる記憶媒体は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
101…第1レンズ群
102…絞り兼用シャッタ
103…第2レンズ群
105…第3レンズ群
106…光学的ローパスフィルタ
107…撮像素子
111…ズームアクチュエータ
112…絞りシャッタアクチュエータ
114…フォーカスアクチュエータ
115…電子フラッシュ
116…AF補助光手段
121…制御部
122…電子フラッシュ制御回路
123…補助光駆動回路
124…撮像素子駆動回路
125…画像処理回路
126…フォーカス駆動回路
128…絞りシャッタ駆動回路
129…ズーム駆動回路
131…表示装置
132…操作スイッチ群
133…記録媒体

Claims (14)

  1. タイムラプス動画を構成する複数のフレームのうちの第1のフレームに対して第1の合焦位置を指定する合焦位置指定手段と、
    前記第1のフレームに対応する第1の画像ファイルに含まれている第1の視差画像と第2の視差画像とを記録媒体から取得する視差画像取得手段と、
    前記第1の合焦位置で合焦させるために前記第1の視差画像と前記第2の視差画像とに対して行われる第1の合焦位置シフトのための第1のシフト量を算出するシフト量算出手段と、
    前記第1の視差画像と前記第2の視差画像とに対して前記第1のシフト量での前記第1の合焦位置シフトを行い、前記第1の合焦位置シフトが行われた後の前記第1の視差画像と前記第2の視差画像とを合成することにより第1のリフォーカス画像を生成するリフォーカス画像生成手段と、
    前記第1のフレームを前記第1のリフォーカス画像によって置き換えることにより前記タイムラプス動画を再生成するタイムラプス動画生成手段と
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記視差画像取得手段は、前記複数のフレームのうちの前記第1のフレームよりも前に取得された第2のフレームに対応する第2の画像ファイルに含まれている第3の視差画像と第4の視差画像とを前記記録媒体から更に取得し、
    前記シフト量算出手段は、前記第1のシフト量とは異なる第2のシフト量を更に算出し、
    前記リフォーカス画像生成手段は、前記第3の視差画像と前記第4の視差画像とに対して前記第2のシフト量での第2の合焦位置シフトを行い、前記第2の合焦位置シフトが行われた後の前記第3の視差画像と前記第4の視差画像とを合成することにより第2のリフォーカス画像を生成し、
    前記タイムラプス動画生成手段は、前記第2のフレームを前記第2のリフォーカス画像によって更に置き換える
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記視差画像取得手段は、前記複数のフレームのうちの前記第1のフレームよりも後に取得された第3のフレームに対応する第3の画像ファイルに含まれている第5の視差画像と第6の視差画像とを前記記録媒体から更に取得し、
    前記リフォーカス画像生成手段は、前記第5の視差画像と前記第6の視差画像とに対して前記第1のシフト量での第3の合焦位置シフトをそれぞれ行い、前記第3の合焦位置シフトが行われた後の前記第5の視差画像と前記第6の視差画像とを合成することにより第3のリフォーカス画像を生成し、
    前記タイムラプス動画生成手段は、前記第3のフレームを前記第3のリフォーカス画像によって更に置き換える
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 前記合焦位置指定手段は、前記複数のフレームのうちの前記第1のフレームよりも後に取得された第3のフレームにおける第2の合焦位置を更に指定し、
    前記視差画像取得手段は、前記第3のフレームに対応する第3の画像ファイルに含まれている第5の視差画像と第6の視差画像とを前記記録媒体から更に取得し、
    前記シフト量算出手段は、前記第2の合焦位置で合焦させるために前記第5の視差画像と前記第6の視差画像とに対して行われる第3の合焦位置シフトのための第3のシフト量を算出し、
    前記リフォーカス画像生成手段は、前記第5の視差画像と前記第6の視差画像とに対して前記第3のシフト量での前記第3の合焦位置シフトを行い、前記第3の合焦位置シフトが行われた後の前記第5の視差画像と前記第6の視差画像とを合成することにより第3のリフォーカス画像を生成し、
    前記タイムラプス動画生成手段は、前記第3のフレームを前記第3のリフォーカス画像によって更に置き換える
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  5. 前記合焦位置指定手段は、前記複数のフレームのうちの、前記第1のフレームより後であって前記第3のフレームより前に取得された第4のフレームに対応する第4の画像ファイルに含まれている第7の視差画像と第8の視差画像とを前記記録媒体から更に取得し、
    前記シフト量算出手段は、前記第1のシフト量と前記第3のシフト量との間の第4のシフト量を算出し、
    前記リフォーカス画像生成手段は、前記第7の視差画像と前記第8の視差画像とに対して前記第4のシフト量での第4の合焦位置シフトを行い、前記第4の合焦位置シフトが行われた後の前記第7の視差画像と前記第8の視差画像とを合成することにより第4のリフォーカス画像を生成し、
    前記タイムラプス動画生成手段は、前記第4のフレームを前記第4のリフォーカス画像によって更に置き換える
    ことを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 前記第2のシフト量は、前記第1のシフト量よりも小さい
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  7. 前記視差画像取得手段は、前記第1のシフト量が所定の閾値より大きい場合にのみ、前記第3の視差画像と前記第4の視差画像とを前記記録媒体から取得し、
    前記シフト量算出手段は、前記第1のシフト量が前記所定の閾値より大きい場合にのみ、前記第2のシフト量を算出し、
    前記リフォーカス画像生成手段は、前記第1のシフト量が前記所定の閾値より大きい場合にのみ、前記第2のリフォーカス画像を生成し、
    前記タイムラプス動画生成手段は、前記第1のシフト量が前記所定の閾値より大きい場合にのみ、前記第2のフレームを前記第2のリフォーカス画像によって置き換える
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  8. 結像光学系の異なる瞳部分領域を通過する光束を受光する複数の副画素からなる画素を複数配列した撮像素子と、
    請求項1から7のいずれか1項に記載の画像処理装置と、
    前記撮像素子から得られる複数の視差画像を合成することにより形成される合成画像ファイルを前記記録媒体に記録する合成画像ファイル生成手段と、
    前記撮像素子から得られる前記複数の視差画像を含む非合成画像ファイルを前記記録媒体に記録する非合成画像ファイル生成手段とを備え、
    所定のタイミングで前記合成画像ファイル生成手段と前記非合成画像ファイル生成手段とを切り替えることを特徴とする撮像装置。
  9. 前記所定のタイミングは、撮影モードがタイムラプス撮影モードに設定されたときであることを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。
  10. 前記所定のタイミングは、撮影設定がマクロ撮影設定に設定されたときであることを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。
  11. 前記所定のタイミングは、所定の被写界深度より浅い被写界深度となるような条件に撮影設定が設定されたときであることを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。
  12. タイムラプス動画を構成する複数のフレームのうちの第1のフレームに対して第1の合焦位置を指定するステップと、
    前記第1のフレームに対応する第1の画像ファイルに含まれている第1の視差画像と第2の視差画像とを記録媒体から取得するステップと、
    前記第1の合焦位置で合焦させるために前記第1の視差画像と前記第2の視差画像とに対して行われる第1の合焦位置シフトのための第1のシフト量を算出するステップと、
    前記第1の視差画像と前記第2の視差画像とに対して前記第1のシフト量での前記第1の合焦位置シフトを行い、前記第1の合焦位置シフトが行われた後の前記第1の視差画像と前記第2の視差画像とを合成することにより第1のリフォーカス画像を生成するステップと、
    前記第1のフレームを前記第1のリフォーカス画像によって置き換えることにより前記タイムラプス動画を再生成するステップと
    を備えることを特徴とする画像処理方法。
  13. コンピュータに、
    タイムラプス動画を構成する複数のフレームのうちの第1のフレームに対して第1の合焦位置を指定するステップ、
    前記第1のフレームに対応する第1の画像ファイルに含まれている第1の視差画像と第2の視差画像とを記録媒体から取得するステップ、
    前記第1の合焦位置で合焦させるために前記第1の視差画像と前記第2の視差画像とに対して行われる第1の合焦位置シフトのための第1のシフト量を算出するステップ、
    前記第1の視差画像と前記第2の視差画像とに対して前記第1のシフト量での前記第1の合焦位置シフトを行い、前記第1の合焦位置シフトが行われた後の前記第1の視差画像と前記第2の視差画像とを合成することにより第1のリフォーカス画像を生成するステップ、
    前記第1のフレームを前記第1のリフォーカス画像によって置き換えることにより前記タイムラプス動画を再生成するステップ、
    を実行させるためのコンピュータプログラム。
  14. 請求項13に記載のコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み取りが可能な記録媒体。
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