JP6507514B2 - 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラムに関する。
画像形成装置において文書からスキャンされた画像データに関して、予め定義されたワークフローを実行可能なシステムが有る。斯かるシステムでは、ユーザの業務フローに則した形態でデータが流れるように、ワークフローが定義される。
一つのワークフローは、例えば、データの入力、当該データに対する加工処理の実行、加工処理によって生成されたデータの出力処理等の処理単位を接続することにより構成される。また、処理単位間の接続関係について分岐を定義することもできる。
上記のようなワークフローに関して、前段の処理単位における処理結果に応じて、分岐先を変えることができれば、ワークフローの柔軟性を向上させることができる。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、処理単位の組み合わせによって構成される処理フローの柔軟性を向上させることを目的とする。
そこで上記課題を解決するため、情報処理装置は、入力されたデータに対する1以上の処理単位を定義情報に定義された順に実行する処理制御部と、前記1以上の処理単位のうちのいずれかの出力情報に基づいて、前記定義情報において同一の処理単位の次に実行される候補として定義された複数の処理単位の中から前記処理制御部に実行させる処理単位を選択する選択部と、を有する。
処理単位の組み合わせによって構成される処理フローの柔軟性を向上させることができる。
本発明の実施の形態における情報処理システムの構成例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるフロー管理サーバのハードウェア構成例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるフロー管理サーバの機能構成例を示す図である。 ジョブ投入部の構成例を示す図である。 ジョブ投入部が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。 本実施の形態におけるワークフローの具体例を示す図である。 本実施の形態におけるフロー定義データの一例を示す図である。 本実施の形態における初期状態のジョブ定義データの一例を示す図である。 フロー実行制御部が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。 ルール処理の処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。 ルール定義テーブルの構成例を示す図である。 条件定義テーブルの構成例を示す図である。 条件式テーブルの構成例を示す図である。 アクションの実行処理の処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。 アクションリストテーブルの構成例を示す図である。 アクション定義テーブルの構成例を示す図である。 ルール設定画面の表示例を示す図である。 ルール編集画面の表示例を示す図である。 条件式設定画面の表示例を示す図である。 条件式設定画面に対する操作に応じて実行される処理手順の一例を説明するためのシーケンス図である。 パラメータ構成情報の一例を示す図である。 アクション定義設定画面の表示例を示す図である。 アクション定義設定画面に対する操作に応じて実行される処理手順の一例を説明するためのシーケンス図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。図1は、本発明の実施の形態における情報処理システムの構成例を示す図である。図1において、情報処理システム1は、フロー管理サーバ10、1以上のクライアント端末20、1以上の画像形成装置30、文書管理サーバ50、メールサーバ60、及びファイルサーバ70等を含む。各装置は、LAN(Local Area Network)又はインターネット等のネットワーク(有線又は無線の別は問わない。)を介して通信可能に接続されている。
フロー管理サーバ10は、ネットワークを介して受信されるデータに関して、予め定義されたワークフローを実行するコンピュータである。ワークフローとは、例えば、それぞれが独立して又は単独で完結した機能を実現する一以上の処理単位(タスク)の任意な組み合わせによって実現される処理の流れ(処理フロー)をいう。なお、上記処理単位は、一般的なワークフローの用語における、アクティビティに当てはめられてもよい。
クライアント端末20は、ワークフローの処理の流れ等に関する定義情報(以下、「フロー定義」という。)の作成等に利用される端末である。例えば、ユーザは、クライアント端末20に表示される画面を介して、フロー定義を作成することができる。クライアント端末20は、また、フロー管理サーバ10に対するデータ入力元や、フロー管理サーバ10によって実行されるワークフローの実行結果の出力先(配信先)であってもよい。クライアント端末20は、例えば、PC(Personal Computer)、スマートフォン、タブレット型端末、又は画像形成装置30等であってもよい。また、クライアント端末20は、フロー管理サーバ10と同一の装置であってもよい。
画像形成装置30は、ワークフローの処理対象とされるデータの入力元又は出力先となる装置の一例である。例えば、画像形成装置30は、原稿からスキャンされた画像データを、ワークフローに対する入力データとして、フロー管理サーバ10に送信する。また、画像形成装置30は、ワークフローの実行結果として配信されたデータを印刷してもよい。
文書管理サーバ50は、データを、その属性情報に関連付けて管理するデータベースを有するコンピュータである。文書管理サーバ50は、フロー管理サーバ10によって実行されるワークフローの実行結果の出力先の一例である。文書管理サーバ50が出力先である場合、出力されたデータは、文書管理サーバ50のデータベースに記憶される。
メールサーバ60は、一般的なメールサーバと同様の機能を有する。本実施の形態において、メールサーバ60は、フロー管理サーバ10によって実行されるワークフローの実行結果の出力先の一例である。メールサーバ60が出力先である場合、出力されたデータは、電子メールに添付されて、実行されたワークフローに設定されているメールアドレス宛に転送される。メールサーバ60は、また、ワークフローの処理対象とされるデータの入力元であってもよい。例えば、所定のメールアドレス宛の電子メールに添付されているデータが、ワークフローの処理対象とされてもよい。
ファイルサーバ70は、ネットワーク上で共有されるファイルを蓄積して管理するコンピュータである。本実施の形態において、フロー管理サーバ10によって実行されるワークフローの実行結果の出力先の一例である。例えば、ファイルサーバ70に出力されたデータは、ファイルサーバ70のフォルダ内に記憶される。ファイルサーバ70は、また、ワークフローの処理対象とされるデータの入力元であってもよい。例えば、ファイルサーバ70の所定のフォルダに格納されたファイルが、フロー管理サーバ10に送信されてもよい。
図2は、本発明の実施の形態におけるフロー管理サーバのハードウェア構成例を示す図である。図2のフロー管理サーバ10は、それぞれバスBで相互に接続されているドライブ装置100、補助記憶装置102、メモリ装置103、CPU104、及びインタフェース装置105等を有する。
フロー管理サーバ10での処理を実現するプログラムは、CD−ROM等の記録媒体101によって提供される。プログラムを記憶した記録媒体101がドライブ装置100にセットされると、プログラムが記録媒体101からドライブ装置100を介して補助記憶装置102にインストールされる。但し、プログラムのインストールは必ずしも記録媒体101より行う必要はなく、ネットワークを介して他のコンピュータよりダウンロードするようにしてもよい。補助記憶装置102は、インストールされたプログラムを格納すると共に、必要なファイルやデータ等を格納する。
メモリ装置103は、プログラムの起動指示があった場合に、補助記憶装置102からプログラムを読み出して格納する。CPU104は、メモリ装置103に格納されたプログラムに従ってフロー管理サーバ10に係る機能を実行する。インタフェース装置105は、ネットワークに接続するためのインタフェースとして用いられる。
なお、フロー管理サーバ10は、複数のコンピュータを含むコンピュータシステムであってもよい。
図3は、本発明の実施の形態におけるフロー管理サーバの機能構成例を示す図である。図3において、フロー管理サーバ10は、ジョブ投入部11、フロー実行制御部12、及び処理部13等を有する。これら各部は、フロー管理サーバ10にインストールされた1以上のプログラムがCPU104に実行させる処理により実現される。フロー管理サーバ10は、また、ジョブキュー14、フロー定義記憶部15、及びルール定義記憶部16等の記憶部を利用する。これら各記憶部は、補助記憶装置102、又はフロー管理サーバ10にネットワークを介して接続される記憶装置等を用いて実現可能である。
フロー定義記憶部15は、フロー定義データを記憶する。フロー定義データとは、フロー定義が記録されたデータをいう。本実施の形態において、一つのフロー定義データは、一つのワークフローに対応する。したがって、フロー定義データは、相互に処理手順の異なるワークフローごとに作成される。
ジョブ投入部11は、ワークフローの実行要求及び当該ワークフローに対する入力データ等を受信し、当該ワークフローに係るジョブ情報をジョブキュー14に投入する。本実施の形態において、ジョブとは、ワークフローの実行単位をいう。例えば、同一のワークフローが複数回実行された場合、各実行時のジョブは異なる。以下、ワークフローのジョブを、「フロージョブ」という。
ジョブキュー14は、投入されたジョブ情報を、例えば、FIFO(First-In First-Out)形式で記憶する。ジョブ情報は、例えば、実行対象のフロージョブに係るフロー定義データの複製に基づいて生成されるジョブ定義データ、画像形成装置30から送信される画像データ等の処理対象のデータ、及び当該フロージョブのメタ情報等を含む情報である。メタ情報とは、フロージョブ全体、又はフロージョブに係るワークフローを構成する各処理単位に関する属性情報をいう。メタ情報には、例えば、フロージョブの実行を指示したユーザのユーザ名、処理対象のデータのデータサイズ、フロージョブの実行日時等が含まれる。なお、一つのフロージョブに対するジョブ情報は、例えば、一つのフォルダに格納されて管理されてもよい。
フロー実行制御部12は、ジョブキュー14への記憶順に従ってジョブ情報をジョブキュー14から取り出し、取り出されたジョブ情報に基づいて、フロージョブの実行を制御する。例えば、フロー実行制御部12は、取り出されたジョブ情報に含まれているフロー定義データに定義された順番に、各処理単位に対応する処理部13を呼び出す。
各処理部13は、ワークフローを構成する各処理単位(アクティビティ)を実行する。例えば、一つの処理単位は、一つの処理部13によって実行される。したがって、ワークフローは、相互に処理内容の異なる1以上の処理部13が実行する処理単位の接続によって実現される。但し、一つのワークフロー内において、同じ処理単位が2回以上出現してもよい。
本実施の形態において、フロー管理サーバ10が実行するワークフローを構成する1以上の処理単位は、入力処理、中間処理、出力処理、及びルール処理に大別される。入力処理は、例えば、画像形成装置30等の外部装置から、ワークフローに対する入力データを入力する処理である。
中間処理は、例えば、フロージョブの処理対象とされたデータに対する加工処理である。中間処理の一例として、画像補正処理、OCR(Optical Character Recognition)処理、バーコード認識処理、画像変換処理、及び翻訳処理等が挙げられる。
出力処理は、フロージョブによって生成されるデータをユーザが利用可能な形態で出力する処理である。ユーザが利用可能な形態には、用紙への印刷等、ユーザが直接的に利用な形態のみならず、電子的な保存等、ユーザが、アプリケーションプログラム等を介して利用可能な形態も含まれる。出力処理の一例として、所定のコンピュータのフォルダへの配信処理が挙げられる。また、所定のメールアドレスが配信先とされてもよい。また、画像データの入力元の画像形成装置30、又は当該画像形成装置30とは別の画像形成装置30が配信先とされてもよい。この場合、配信先の画像形成装置30によって、配信されたデータの印刷が実行されてもよい。
ルール処理は、例えば、ワークフローが分岐を有する場合に、当該分岐における分岐先の選択等を実行する処理である。本実施の形態において、分岐先の選択基準等が定義された情報を、「ルール定義」という。ルール定義記憶部16は、分岐先ごとにルール定義を記憶する。一つのルール定義は、「条件定義」と「アクション定義」とを含む。条件定義とは、当該ルール定義が選択又は採用(以下、「選択」で統一する。)されるために満たされるべき条件を示す定義である。アクション定義とは、当該ルール定義が選択された場合に、実行すべき処理単等を示す情報である。なお、ワークフローの分岐は、複数の処理単位が同一の処理単位の次に実行される候補としてフロー定義データに定義されることにより実現される。
図3では、処理部13の一例として、OCR処理部13a、アーカイブ処理部13b、ルール処理部13c、メール配信処理部13d、及びフォルダ配信処理部13e等が示されている。OCR処理部13aは、処理対象のデータに対してOCR処理を実行する。アーカイブ処理部13bは、処理対象のデータに関してアーカイブ処理を実行する。アーカイブ処理とは、データを圧縮して書庫化する処理をいう。ルール処理部13cは、ルール処理を実行する。メール配信処理部13dは、処理対象のデータに関してメール配信処理を実行する。メール配信処理とは、処理対象のデータが添付された電子メールを所定の宛先に送信する処理をいう。フォルダ配信処理部13eは、処理対象のデータに関してフォルダ配信処理を実行する。フォルダ配信処理とは、処理対象のデータを所定のフォルダ宛に送信する処理をいう。
なお、各処理部13は、それぞれ独立したプログラムモジュールが、CPU104に実行させる処理により実現されてもよい。以下、フロー管理サーバ10(CPU104)を、一つの処理部13として機能させるプログラムモジュールを、以下、「プラグイン」という。
ところで、入力処理、中間処理、停止処理、及び出力処理のうち、各処理部13が実行するのは、中間処理、停止処理、又は出力処理である。入力処理は、ジョブ投入部11によって実行される。入力処理において、データの入力元となる外部装置は、様々である。また、外部装置ごとに、データの入力方法(フロー管理サーバ10から見た場合のデータの取得方法又は受信方法)は異なりうる。このような状況に柔軟に対応可能とするため、ジョブ投入部11は、例えば、図4に示されるような構成を有してもよい。
図4は、ジョブ投入部の構成例を示す図である。ジョブ投入部11において、データの入力元とのやりとりは、処理部13と同様に、プラグイン可能なプログラムモジュール(プラグイン)によって実現される。図4では、スキャン入力プラグイン111、メール入力プラグイン112、及びフォルダ入力プラグイン113が例示されている。
スキャン入力プラグイン111は、画像形成装置30から入力データを受信するプラグインである。すなわち、スキャン入力プラグイン111は、画像形成装置30においてスキャンされた画像データを、入力データとして画像形成装置30から受信する。画像形成装置30からは、画像データと共に、フローID、及びスキャン処理の設定情報や画像データに関する属性情報等が受信される。スキャン入力プラグイン111は、受信されたフローID及び画像データ等に基づいて、フロー実行制御部12が予定している形式に従ったジョブ情報を生成し、当該ジョブ情報をジョブキュー14に記憶する。なお、フローIDとは、ワークフローの定義ごと(すなわち、フロー定義データごと)の識別情報である。また、スキャン処理の設定情報や画像データに関する属性情報等は、フロージョブのメタ情報を構成する。
メール入力プラグイン112は、所定のメールアドレス宛の電子メールによってワークフローの実行要求を受け付けるプラグインである。この場合、当該電子メールに添付されたデータが、ワークフローの処理対象とされる。当該データは、画像データであってもよいし、他の形式のデータであってもよい。メール入力プラグイン112は、所定のメールアドレス宛の電子メールを、メールサーバ60から取得する。メール入力プラグイン112は、取得された電子メールに添付されているデータと、当該電子メールに記述されているフローID等に基づいて、フロー実行制御部12が予定している形式に従ったジョブ情報を生成し、当該ジョブ情報をジョブキュー14に記憶する。なお、電子メールの送信元アドレスや電子メールの受信日時等は、フロージョブのメタ情報を構成する。
フォルダ入力プラグイン113は、所定のフォルダに対するファイルのアップロードによって、ワークフローの実行要求を受け付けるプラグインである。所定のフォルダは、フロー管理サーバ10の補助記憶装置102に形成されたフォルダでもよいし、フロー管理サーバ10にネットワークを介して接続される記憶装置(例えば、ファイルサーバ70の記憶装置)に形成されたフォルダでもよい。フォルダ入力プラグイン113は、例えば、所定のフォルダをポーリング(周期的に参照)し、当該フォルダに、処理対象のデータを格納したファイル(以下、「データファイル」という。)、及びフローIDや設定値等を格納したファイル(以下、「書誌ファイル」という。)が保存されていれば、当該データファイル及び書誌ファイルを取得する。フォルダ入力プラグイン113は、取得されたデータファイルと、取得された書誌ファイルに格納されている情報とに基づいて、フロー実行制御部12が予定している形式に従ったジョブ情報を生成し、当該ジョブ情報をジョブキュー14に記憶する。なお、書誌ファイルに格納された情報は、フロージョブのメタ情報を構成する。
なお、上記以外の方法で、入力データを入力するプラグインが追加されてもよい。例えば、Webページを介して入力データを受け付けるプラグインが追加されてもよい。
このように、本実施の形態では、入力処理、中間処理、停止処理、及び出力処理のそれぞれが、プラグインによって実現される。したがって、所望の処理を実行するプラグインを作成し、追加することによって、定義可能なワークフローのバリエーションを増加させることができる。
以下、フロー管理サーバ10等が実行する処理手順について説明する。図5は、ジョブ投入部が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。なお、図5は、厳密には、ジョブ投入部11に対するいずれかのプラグインが、フロー管理サーバ10に実行させる処理である。
ジョブ投入部11は、ワークフローに対する入力データ、実行対象のワークフローのフローID、及びメタ情報を構成する情報等を受信すると(S11でYes)、当該フローIDに対応するフロー定義データを、フロー定義記憶部15から取得する(S12)。入力データは、入力データ等の送信元が画像形成装置30であれば、スキャンされた画像データである。
例えば、本実施の形態では、図6に示されるワークフローが実行対象であるとする。図6は、本実施の形態におけるワークフローの具体例を示す図である。
図6に示されるように、本実施の形態では、画像形成装置30から受信された画像データに関して、まず、OCR処理が実行される。OCR処理によって、画像データから抽出されたテキストデータが出力される。続いて、アーカイブ処理が実行される。アーカイブ処理により、当該画像データが圧縮されて書庫化される。続いて、ルール処理が実行される。ルール処理によって、ワークフローの分岐が実現される。すなわち、ルール処理によって、「ルール1」が選択された場合、メール配信処理が実行される。メール配信処理では、OCR処理によって出力されたテキストデータが件名に設定され、アーカイブ処理によって出力された書庫ファイルが添付された電子メールが、予め設定されたメールアドレス宛に送信される。一方、ルール処理において「ルール2」が選択された場合、フォルダ配信処理が実行される。フォルダ配信処理では、アーカイブ処理によって出力された書庫ファイルが所定のフォルダ宛に送信される。また、ルール処理においてルール1及びルール2のいずれも選択されない場合、デフォルトのフォルダ配信処理が実行される。ルール2が選択された場合のフォルダ配信処理と、デフォルトの配信処理とでは、書庫ファイルの送信先のフォルダが異なっていてもよい。なお、「ルール1」及び「ルール2」は、それぞれルール定義を示す。
図6に示されるワークフローのフロー定義データは、例えば、図7に示されるように記述される。図7は、本実施の形態におけるフロー定義データの一例を示す図である。本実施の形態において、フロー定義データは、XML(eXtensible Markup Language)形式によって定義される。但し、CSV(Comma Separated Values)形式等、他の形式に従って、フロー定義データが記述されてもよい。
図7において、フロー定義データ500は、<flow>タグで囲まれるflow要素をルート要素とする。flow要素は、id要素510と、1以上のplug−in要素を子要素として含む。id要素510の値(「Flow1」)は、フローIDである。
plug−in要素は、処理単位ごとの定義である。フロー定義データ500は、1番目のOCR処理に対応するplug−in要素520、2番目のアーカイブ処理に対応するplug−in要素530、3番目のルール処理に対応するplug−in要素550、4番目のメール配信処理に対応するplug−in要素550、及び4番目のフォルダ配信処理に対応するplug−in要素560等を含む。4番目に対応するplug−in要素が2つ有るのは、4番目に実行される処理単位の候補が、分岐によって2種類存在するからである。すなわち、図6において、ルール1が選択された場合、メール配信処理が実行され、ルール2が選択された場合又はいずれのルールも選択されない場合、フォルダ配信処理が実行される。
各plug−in要素は、order属性を含む。order属性の値は、当該plug−in要素に係る処理単位の実行順を示す。また、各plug−in要素は、id要素及びparameters要素等を子要素として含む。
id要素の値は、当該処理単位を実行する処理部13としてフロー管理サーバ10を機能させるプログラム(プラグイン)の識別情報である。フロー実行制御部12は、id要素の値に基づいて、当該プログラムを呼び出すことができる。parameters要素は、当該処理単位に対する入力パラメータ(入力情報)が指定されたり、当該処理単位による出力パラメータ(出力情報)が記録されたりする部分である。入力パラメータや出力パラメータは、処理単位ごとに異なる。したがって、paremeters要素の値の構造は、処理単位に応じて異なる。
例えば、OCR処理に対応するplug−in要素520内のparameters要素は、title要素521等を含む。title要素521は、OCR処理の結果を格納するための要素である。図7において、title要素521の値は、空である。フロー定義データ500の作成時において、OCR処理の結果は確定していないからである。すなわち、title要素521には、フロー定義データ500に基づいて生成されるジョブ定義データに基づいてOCR処理が実行された後に、当該OCR処理によって抽出された文字列が記録される。title要素521の要素名(「title」)は、OCR対象の画像データが示す画像における、OCRの対象範囲を示す。具体的には、「title」は、文書を示す画像内において、当該文書のタイトルに対応する範囲が、OCRの対象範囲であることを示す。なお、当該文書のタイトルに対応する範囲の座標情報については、parameters要素内に設定されてもよいし、別途設定されてもよい。また、plug−in要素520内のparameters要素には、OCRの精度等、OCR処理に関する各種の入力パラメータに対応する要素が含まれてもよい。
アーカイブ処理に対応するplug−in要素530内のparameters要素は、fileType要素531等を含む。fileType要素531の値は、書庫ファイルの形式を示す。図7では、zip形式が指定された例が示されている。
ルール処理に対応するplug−in要素540内のparameters要素は、1以上のruleId要素、及びdefault要素543等を含む。図7では、ruleId要素541及びruleId要素542の二つのruleId要素が指定された例が示されている。各ruleId要素の値は、当該ルール処理において選択候補となるルール定義に対するルールIDを示す。ルールIDとは、ルール定義ごとの識別情報である。すなわち、各ルール定義は、ルールIDに対応付けられてルール定義記憶部16に記憶されている。本実施の形態では、同一のルール定義を複数のフロー定義において容易に利用可能とするために、フロー定義データ内では、ルールIDが指定される例が示されているが、フロー定義データ内においてルール定義の内容が記述されてもよい。default要素543の値は、ruleId要素541に対応するルール定義及びruleId要素542に対応するルール定義のいずれもが、ルール処理において選択されなかった場合に選択されるべき処理単位(以下、「デフォルトの処理単位」という。)を示す情報である。本実施の形態では、デフォルト処理単位に対応するplug−in要素内のid要素の値が当該情報として用いられている。すなわち、id要素の値がdefault要素543の値に一致し、実行順がplug−in540の次であるplug−in要素560に対応する処理単位が、デフォルトの処理単位である。
メール配信処理に対応するplug−in要素550内のparameters要素は、serverIp要素551、portNumber要素552、to1要素553、cc1要素554、cc2要素555、及びsubject要素556等を含む。serverIp要素551の値は、メール送信の要求先のメールサーバ60のIPアドレスである。portNumber542の値は、メール送信の要求先のSMTPサーバのポート番号である。to1要素553の値は、送信対象の電子メールの1番目の宛先アドレスである。cc1要素554の値は、送信対象の電子メールの1番目のCcアドレスである。cc2要素555の値は、送信対象の電子メールの2番目のCcアドレスである。subject要素556の値は、送信対象の電子メールの件名である。ここで、subject要素556の値は、中括弧で囲まれている。これは、当該値には、当該中括弧内に指定された識別情報に係る値が採用されることを示す。「ocr/title」は、値が「ocr」であるid要素を含むplug−in要素520におけるtitle要素の値を示す。すなわち、「ocr/title」は、OCR処理によって抽出された文字列を示す。したがって、subject要素556では、OCR処理によって抽出された文字列が、電子メールの件名として採用されることが定義されている。
フォルダ配信処理に対応するplug−in要素560内のparameters要素は、serverIp要素561及びfolderPath要素562等を含む。serverIp要素561の値は、データの送信先のフォルダを有するファイルサーバ70のIPアドレスである。folderPath要素562の値は、データの送信先のフォルダのパス名である。
ステップS12では、id要素510の値が受信されたフローIDに一致するフロー定義データが取得される。
続いて、ジョブ投入部11は、取得されたフロー定義データの複製に基づいて、ジョブ定義データを生成する(S13)。
図8は、本実施の形態における初期状態のジョブ定義データの一例を示す図である。図8中、図7と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
図8において、ジョブ定義データ600aは、jobInfo要素をルート要素として含む。換言すれば、初期状態のジョブ定義データ600aは、フロー定義データ500の複製に対して、flow要素の親要素としてjobInfo要素が追加されたものである。jobInfo要素は、flow要素以外の子要素として、id要素610を含む。id要素610の値は、ジョブIDを示す。ジョブIDは、例えば、ジョブ投入部11によって割り当てられる。
続いて、ジョブ投入部11は、入力データ、ジョブ定義データ600a、及びメタ情報等を含むジョブ情報を、ジョブキュー14に記憶する(S14)。例えば、ジョブキュー14として使用される所定のフォルダの下に、当該フロージョブに対応するフォルダが生成され、当該フォルダ内に、入力データ、ジョブ定義データ、及びメタ情報のそれぞれを格納するファイルが保存されてもよい。
続いて、ジョブキュー14に対するジョブ情報の記憶に応じて実行される処理手順について説明する。図9は、フロー実行制御部が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。
フロー実行制御部12は、例えば、周期的にジョブキュー14を参照している(S101)。ジョブキュー14に、1以上のジョブ情報が記憶されている場合(S101でYes)、フロー実行制御部12は、当該ジョブ情報のうち、例えば、最も古いジョブ情報をジョブキュー14から取り出す(S102)。取り出されたジョブ情報は、ジョブキュー14から削除される。
続いて、フロー実行制御部12は、変数iに1を代入する(S103)。変数iは、取り出されたジョブ情報に含まれているジョブ定義データ600a等に基づくフロージョブ(以下、「対象フロージョブ」という。)の中で、実行対象の処理単位の実行順を格納するための変数である。以下、i番目に実行される処理単位を、「処理単位i」という。
続いて、フロー実行制御部12は、処理単位iに対応する処理部13に、処理単位iを実行させる(S104)。例えば、フロー実行制御部12は、当該処理部13に対して処理単位iの実行を要求する。当該要求には、例えば、対象フロージョブの識別情報(以下、「ジョブID」という。)等が含まれる。当該処理部13は、当該ジョブIDに対応するジョブ情報に基づいて、処理単位iを実行する。より詳しくは、当該ジョブ情報に含まれているジョブ定義データ600a内において、処理単位iに対応するplug−in要素内のparameters要素に含まれているパラメータ等に基づいて、処理単位iが実行される。また、処理単位iの出力情報がジョブ定義データ600aに対して記録されうる。例えば、処理単位iがOCR処理の場合、OCR処理によって画像データから抽出されるテキストデータが、title要素521(図8)に書き込まれる。当該処理部13は、処理単位iの実行が完了すると、処理単位iの実行結果を含む応答を、フロー実行制御部12に返却する。処理単位のステータスは、例えば、「完了」又は「エラー」である。「完了」は、処理単位が正常に完了したことを示す。「エラー」は、処理単位が異常終了したことを示す。また、処理単位iに対応する処理部13が、ルール処理部13cである場合(すなわち、処理単位iがルール処理である場合)、ステータスが「完了」を示す応答には、ルール処理において選択されたルール定義に含まれるアクション定義を識別するアクションリストIDが含まれる。但し、いずれのルール定義もが選択されなかった場合、アクションリストIDの代わりに、該当するルールが無いことを示す値(以下、「default」という。)が、当該応答に含まれる。ルール処理の詳細については後述される。なお、ステータスが「エラー」を含む場合の処理については、図9では省略されている。この場合、例えば、対象フロージョブの実行が中止される。
続いて、フロー実行制御部12は、返却された応答にアクションリストIDが含まれているか否かを判定する(S105)。当該応答にアクションリストIDが含まれていない場合(S105でNo)、フロー実行制御部12は、当該応答に「default」が含まれているか否かを判定する(S106)。当該応答に「default」が含まれていない場合(S106でNo)、フロー実行制御部12は、処理単位iが、ジョブ定義データ600aにおいて末尾の処理単位であるか否かを判定する(S111)。末尾の処理単位とは、実行順が最後の処理単位をいう。また、分岐が発生している場合、末尾の処理単位とは、分岐先の経路において実行順が最後の処理単位をいう。処理単位iが末尾の処理単位でない場合(S111でNo)、フロー実行制御部12は、変数iに1を加算して(S112)、ステップS104以降を繰り返す。すなわち、返却されたステータスが「完了」であり、処理単位iがルール処理以外である場合、処理単位iが末尾の処理単位でなければ、次の処理単位が実行される。
一方、処理単位iから返却された応答にアクションリストIDが含まれている場合(S105でYes)、フロー実行制御部12は、複数の処理単位iの中で、アクションリストIDに基づいて特定されるアクションを実行する(S107)。ステップS107の詳細については後述される。続いて、フロー実行制御部12は、変数iにN0を加算する(S108)。N0は、ステップS107において実行された処理単位の個数である。
また、処理単位iから返却された応答に、アクションリストIDは含まれていないが(S105でNo)、「default」が含まれている場合(S106でYes)、フロー実行制御部12は、実行順が処理単位iの次である複数の処理単位の中で、デフォルトの処理単位を実行する(S109)。デフォルトの処理単位は、処理単位iからの応答に含まれている、plug−in要素内のid要素の値に基づいて特定される。すなわち、当該応答には、ジョブ定義データ600a(図8)におけるplug−in要素540内のdefault要素543の値(「folder」)が含まれている。フロー実行制御部12は、当該値に一致する値を有するid要素を含むplug−in要素560を、デフォルトの処理単位に対応するplug−in要素として特定する。したがって、plug−in要素560に対応するフォルダ配信処理が実行される。続いて、フロー実行制御部12は、変数iに1を加算する(S110)。続いて、ステップS111以降が実行される。
続いて、ルール処理の詳細について説明する。図10は、ルール処理の処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。図10の処理は、図9のステップS104において、処理単位iがルール処理である場合に、ルール処理部13cが実行する。
ステップS201において、ルール処理部13cは、変数jに1を代入する。変数jは、ルール処理に対応するplug−in要素540内のruleId要素(図8)のうち、処理対象とするruleId要素の順番を格納する変数である。例えば、図8において、ruleId要素541は、1番目のruleId要素であり、ruleId要素542は、2番目のruleId要素である。
続いて、ルール処理部13cは、plug−in要素540内においてj番目のruleId要素に対応するルール定義を、ルール定義記憶部16に記憶されているルール定義テーブルT1に基づいて特定する(S202)。
図11は、ルール定義テーブルの構成例を示す図である。図11において、ルール定義テーブルT1は、ルールIDに対応付けて、ルール名、条件定義ID、及びアクションリストID等を記憶する。
ルールIDは、ルール定義ごとの識別情報である。ルール名は、ユーザによって設定されるルール定義ごとの名前である。条件定義IDは、当該ルール定義を構成する条件定義に含まれる各条件式の識別情報(以下、「条件式ID」という。)の集合に対する識別情報である。アクションリストIDは、当該ルール定義を構成するアクション定義に含まれる各アクションの識別情報(以下、「アクションID」という。)の集合(以下、「アクションリスト」という。)に対する識別情報である。
各条件定義IDと条件式IDとの対応関係は、ルール定義記憶部16に記憶されている条件定義テーブルT2に登録されている。
図12は、条件定義テーブルの構成例を示す図である。図12において条件定義テーブルT2は、各条件定義IDに対応付けて、条件名、条件式ID、及び条件タイプ等を記憶する。条件名は、ユーザによって設定される条件定義ごとの名前である。条件式IDは、条件定義を構成する条件式ごとの識別情報である。一つの条件定義IDに対して、複数の条件式IDが対応付けられうる。条件タイプは、条件式IDに対応する条件式の相互の関係を示す値であり、「and」又は「or」が指定される。「and」は、当該条件定義IDに対応する全ての条件式IDに係る条件式が満たされる必要が有ることを示す。「or」は、当該条件定義IDに対応するいずれかの条件式IDに係る条件式が満たされる必要が有ることを示す。
例えば、図8のruleId要素541の値は、「Rule_001」である。したがって、jの値が1である場合、ステップS202では、「Rule_001」に対応付けられている条件定義IDである、「Condition_List_001」が取得される。その結果、j番目のルール定義を構成する条件定義が特定される。以下、ステップS202において取得された条件定義IDを「対象条件定義ID」といい、「対象条件定義ID」に係る条件定義を、「条件定義j」という。
続いて、ルール処理部13cは、変数kに対して1を代入する(S203)。変数kは、対象条件定義を構成する1以上の条件式のうち、評価対象とする条件式の順番を格納する変数である。続いて、ルール処理部13cは、対象条件定義IDに対応する条件式IDのうち、k番目の条件式IDに対応する条件式(以下、「条件式k」という。)を、ルール定義記憶部16に記憶されている条件式テーブルT3から取得する(S204)。
図13は、条件式テーブルの構成例を示す図である。図13において、条件式テーブルT3は、条件式IDに対応付けて条件式を記憶する。条件式は、所属先、対象パラメータ、比較演算子、及び比較値等の項目を含む。
所属先及び対象パラメータは、比較値と比較される値(以下、「評価値」という。)を特定するための項目である。すなわち、所属先の値は、評価値が属する情報単位の識別情報である。所属先の値の一例として、ジョブ定義データ600a(図8)内において各plug−in要素内に含まれるid要素の値が挙げられる。例えば、所属先の値に一致する値を有するid要素を含むplug−in要素が、評価値の取得先のplug−in要素に該当する。対象パラメータの値は、所属先によって特定される情報単位(例えば、plug−in要素内のparameters要素)において、評価値の取得先とされる項目の識別情報を示す。例えば、plug−in要素内のparameters要素の子要素のうち、要素名(タグ名)が対象パラメータの値に一致する要素が、評価値の取得先とされる項目の一例である。図13において、「Condition_01」に対応する所属先及び対象パラメータのそれぞれの値は、「ocr」、「title」である。したがって、ジョブ定義データ600aにおいて、「ocr」を値とするid要素を含むplug−in要素520の、title要素521の値が、評価値となる。図8において、title要素521の値は空であるが、ルール処理が実行されるタイミングにおいて、title要素521には、OCR処理によって得られるテキストデータが、OCR処理部13aによって書き込まれている。なお、所属先には、plug−in要素内のid要素の値の他、情報処理システム1又はフロー管理サーバ10等のシステム全体に関する属性情報を示す「システム」や、フロージョブに関する属性情報を示す「Job」等が指定されてもよい。この場合、対象パラメータには、「システム」に関する属性情報を構成する項目の名前や、ジョブに関する属性情報を構成する項目の名前等が指定されてもよい。なお、「システム」や「Job」に関する属性情報は、例えば、メタ情報に含まれていてもよい。
比較演算子は、当該条件式が満たされるために評価値と比較値とが有するべき関係を示す演算子である。比較値は、評価値と比較される値である。すなわち、評価値と比較値とが、比較演算子によって示される関係を有するとき、当該条件式は満たされる。例えば、「Condition_01」に関する条件式は、OCR処理の結果が、「請求書」であれば満たされる。
続いて、ルール処理部13cは、取得された条件式kが満たされるか否かを判定する(S205)。条件式kが満たされる場合(S205でYes)、ルール処理部13cは、条件定義jの条件タイプが「or」であるか「and」であるかを判定する(S206)。条件タイプが「or」である場合(S206でYes)、一つの条件式が満たされれば、条件定義jは満たされる。したがって、ルール処理部13cは、ステータスとして「完了」を含み、条件定義jのアクションリストIDを含む応答を、フロー実行制御部12に返却する(S207)。当該アクションリストは、ルール定義テーブルT1(図11)から取得される。このように、条件定義の評価結果に基づいて、アクションリストが選択される。
条件定義jの条件タイプが「and」である場合(S206でNo)、ルール処理部13cは、変数kの値がN1以上であるか否かを判定する(S208)。N1は、条件定義テーブルT2において、対象条件定義IDに対応付けられている条件式IDの個数である。すなわち、条件定義jに関する全ての条件式を評価したか否かが判定される。条件定義jに関する全ての条件式が評価済みである場合(S208でYes)、ルール処理部13cは、ステータスとして「完了」を含み、条件定義jのアクションリストIDを含む応答を、フロー実行制御部12に返却する(S207)。条件定義jに関して未評価の条件式が残っている場合(S208でNo)、ルール処理部13cは、変数kに1を加算して(S209)、ステップS204以降を繰り返す。すなわち、条件定義jに関して未評価の条件式の評価が実行される。
一方、条件式kが満たされない場合(S205でNo)、ルール処理部13cは、条件定義jの条件タイプが「and」であるか「or」であるかを判定する(S210)。条件定義jの条件タイプが「and」である場合(S210でYes)、ルール処理部13cは、変数jの値が、N2以上であるか否かを判定する(S213)。N2は、plug−in要素540内におけるruleId要素の個数である。すなわち、plug−in要素540内におけるruleId要素に対応する全てのルール定義に関する条件定義が評価されたか否かが判定される。未評価のルール定義が残っている場合(S213でNo)、ルール処理部13cは、変数jに1を加算して(S214)、ステップS202以降を繰り返す。すなわち、未評価のルール定義の評価が行われる。
plug−in要素540内におけるruleId要素に対応する全てのルール定義に関する条件定義が評価された場合(S213でYes)、満たされる条件定義は無かったことになる。そこで、ルール処理部13cは、plug−in要素540内のdefault要素543の値をジョブ定義データ600a(図8)から取得する(S215)。続いて、ルール処理部13cは、ステータスとして「完了」を含み、「default」と、default要素543の値とを含む応答を、フロー実行制御部12に返却する(S216)。
また、ステップS210において、条件定義jの条件タイプが「or」である場合(S210でNo)、ルール処理部13cは、変数kの値がN1以上であるか否かを判定する(S211)。条件定義jに関して未評価の条件式が残っている場合(S211でNo)、ルール処理部13cは、変数kに1を加算して(S212)、ステップS204以降を繰り返す。条件定義jに関する全ての条件式が評価済みである場合(S211でYes)、ステップS213以降が実行される。
続いて、図9のステップS107の詳細について説明する。図14は、アクションの実行処理の処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。
ステップS301において、フロー実行制御部12は、ルール処理部13cから返却されたアクションリストIDに対応する1以上のアクションIDを、ルール定義記憶部16に記憶されているアクションリストテーブルT4を参照して特定する。
図15は、アクションリストテーブルの構成例を示す図である。図15において、アクションリストテーブルT4は、各アクションリストIDに対応付けて、アクションリスト名、及び1以上のアクションID等を記憶する。アクションリスト名は、ユーザによって設定される、アクションリストごとの名前である。
続いて、フロー実行制御部12は、変数mに1を代入する(S302)。変数mは、ステップS301において特定された1以上のアクションIDのうち、処理対象とするアクションIDの順番を格納する変数である。
続いて、フロー実行制御部12は、m番目のアクションIDに対応するアクション定義を、ルール定義記憶部16に記憶されているアクション定義テーブルT5から取得する(S303)。以下、取得されたアクション定義を、「アクション定義m」という。
図16は、アクション定義テーブルの構成例を示す図である。図16において、アクション定義テーブルT5は、アクションIDに対応付けてアクション定義を記憶する。アクション定義は、分岐先、所属先、対象パラメータ、及び変更値等の項目を含む。
分岐先は、実行すべき処理単位の識別情報である。本実施の形態では、plug−in要素内のid要素の値によって、分岐先項目の値が指定される。
所属先及び対象パラメータは、変更対象のパラメータを特定するための項目である。すなわち、所属先の値は、変更対象のパラメータが属する情報単位の識別情報である。所属先の値の一例として、ジョブ定義データ600a(図8)内において各plug−in要素内に含まれるid要素の値が挙げられる。例えば、所属先の値に一致する値を有するid要素を含むplug−in要素が、変更対象のパラメータを含むplug−in要素に該当する。対象パラメータの値は、所属先によって特定される情報単位(例えば、plug−in要素内のparameters要素)において、変更対象とされる項目の識別情報を示す。例えば、plug−in要素内のparameters要素の子要素のうち、要素名(タグ名)が対象パラメータの値に一致する要素が、変更対象とされる項目である。図16において、「Action_01」に対応する所属先及び対象パラメータのそれぞれの値は、「email」、「to1」である。したがって、ジョブ定義データ600aにおいて、「email」を値とするid要素を含むplug−in要素550内のto1要素553の値が、変更対象となる。
変更値は、変更対象とされるパラメータの変更後の値である。すなわち、変更対象とされるパラメータの値は、変更値によって上書きされる。なお、所属先には、plug−in要素内のid要素の値の他、情報処理システム1又はフロー管理サーバ10等のシステム全体に関する属性情報を示す「システム」や、フロージョブに関する属性情報を示す「Job」等が指定されてもよい。この場合、対象パラメータには、「システム」に関する属性情報を構成する項目の名前や、ジョブに関する属性情報を構成する項目の名前等が指定されてもよい。なお、「システム」や「Job」に関する属性情報は、例えば、メタ情報に含まれていてもよい。
続いて、フロー実行制御部12は、アクション定義mに指定された変更を適用する(S304)。すなわち、アクション定義mの所属先及び対象パラメータによって特定されるパラメータの値が、アクション定義mの変更値によって上書きされる。例えば、図16において、「Action_01」に対応するアクション定義が、アクション定義mである場合、ジョブ定義データ600a(図8)のplug−in要素550内のto1要素553の値が、「aaa@abc.com」に変更される。すなわち、本実施の形態では、前段の処理単位であるOCR処理の結果に応じて、後段の処理単位であるメール配信処理の宛先アドレスが変更される例が示されている。
続いて、フロー実行制御部12は、アクション定義mに指定された分岐先の処理単位を、当該処理単位に対応する処理部13に実行させる(S305)。すなわち、アクション定義mの分岐先によって特定されるplug−in要素に対応する処理単位が実行される。例えば、図16において、「Action_01」に対応するアクション定義が、アクション定義mである場合、ジョブ定義データ600a(図8)において、実行順がルール処理の次であるplug−in要素のうち、当該アクション定義の分岐先の値(「email」)に一致する値を有するid要素を含むplug−in要素550に基づいて、メール配信処理部13dによってメール配信処理が実行される。
続いて、フロー実行制御部12は、変数mの値がN3以上であるか否かを判定する(S306)。本実施の形態においてN3は、ステップS301において取得されたアクションIDの個数である。変数mの値がN3未満である場合(S306でNo)、フロー実行制御部12は、変数mに1を加算して(S307)、ステップS303以降を繰り返す。変数mの値がN3以上である場合(S306でYes)、フロー実行制御部12は、図14の処理を終了する。
上述したように、本実施の形態によれば、前段の処理単位の実行結果(出力情報)に応じて、分岐先の処理単位を変更することができる。また、後段の処理単位が利用するパラメータ(入力情報)を、前段の処理単位の実行結果(出力情報)に応じて変更することができる。すなわち、本実施の形態によれば、ワークフローの柔軟性を向上させることができる。その結果、例えば、フロー定義の数を削減することもできる。例えば、文書のタイトルに関するOCR処理の結果に応じて分岐先を変えたい場合、本実施の形態を採用しない場合は、文書のタイトルごとに、フロー定義を作成し、文書のタイトルに応じて、ユーザが、実行対象とするフロー定義を選択する必要が有る。一方、本実施の形態によれば、このようなフロー定義を一つにまとめることができ、ユーザは、文書のタイトルに拘わらず、同じフロー定義を実行対象として選択することができる。
なお、本実施の形態では、アクション定義に指定されたパラメータの変更の適用を、フロー実行制御部12が実行する例を示したが、当該変更の適用は、ルール処理部13cによって行われてもよい。又は、変更対象のパラメータを利用する処理部13によって行われてもよい。
また、本実施の形態では、OCR処理の結果が、ルール定義の選択基準(分岐先の選択基準)とされる例を示したが、図6に示されるワークフロー以外の処理単位の組み合わせに関して、本実施の形態が適用されてもよい。例えば、画像形成装置30から受信した画像データが、カラーであるかモノクロであるかによって、ルール定義が選択されてもよいし、画像データに対するバーコード認識処理の実行結果に応じて、ルー定義が選択されてもよい。
続いて、ルール定義記憶部16に記憶されるルール定義の設定例について説明する。ルール定義は、例えば、図17に示されるルール設定画面710を介して設定されてもよい。
図17は、ルール設定画面の表示例を示す図である。図17において、ルール設定画面710は、一覧表示領域711、追加ボタン712、編集ボタン713、及び削除ボタン714、及び閉じるボタン715等を含む。なお、ルール設定画面710は、フロー管理サーバ10からダウンロードされてWebブラウザ等によって表示されるWebページであってもよいし、クライアント端末20にインストールされる専用のアプリケーションによって表示されてもよい。
一覧表示領域711には、ルール設定画面710を介して設定されたルール定義の一覧が表示される。追加ボタン712は、新たなルール定義の追加指示を受け付けるためのボタンである。編集ボタン713は、一覧表示領域711において選択されている行(以下「選択行」という。)のルール定義の編集指示を受け付けるためのボタンである。削除ボタン714は、選択行のルール定義の削除指示を受け付けるためのボタンである。閉じるボタン715は、ルール設定画面710のクローズ指示を受け付けるためのボタンである。
例えば、追加ボタン712又は編集ボタン713が押下されると、クライアント端末20には、ルール編集画面720が表示される。
図18は、ルール編集画面の表示例を示す図である。図18において、ルール編集画面720は、ルール名入力領域721、条件定義編集領域722、アクションリスト編集領域723、及びOKボタン724等を含む。
ルール名入力領域721は、ルール名の入力を受け付ける領域である。条件定義編集領域722は、ルール定義を構成する条件定義に関する設定を受け付けるための領域である。条件定義編集領域722は、条件名入力領域7221、条件式一覧表示領域7222、追加ボタン7223、編集ボタン7224、削除ボタン7225、及び条件タイプ選択領域7226等を含む。
条件名入力領域7221は、条件名の入力を受け付ける領域である。条件式一覧表示領域7222は、設定された条件式の一覧が表示される領域である。追加ボタン7223は、新たな条件式の追加指示を受け付けるためのボタンである。編集ボタン7224は、条件式一覧表示領域7222における選択行の条件式の編集指示を受け付けるためのボタンである。削除ボタン7225は、条件式一覧表示領域7222における選択行の条件式の削除指示を受け付けるためのボタンである。条件タイプ選択領域7226は、条件タイプの選択を受け付けるための領域である。
アクションリスト編集領域723は、ルール定義を構成するアクションリストに関する設定を受け付けるための領域である。すなわち、アクションリスト編集領域723は、アクションリスト名入力領域7231、アクション定義一覧表示領域7232、追加ボタン7233、編集ボタン7234、及び削除ボタン7235等を含む。
アクションリスト名入力領域7231は、アクションリスト名の入力を受け付ける領域である。アクション定義一覧表示領域7232は、設定されたアクション定義の一覧が表示される領域である。追加ボタン7233は、新たなアクション定義の追加指示を受け付けるためのボタンである。編集ボタン7234は、アクション定義一覧表示領域7232における選択行のアクション定義の編集指示を受け付けるためのボタンである。削除ボタン7235は、アクション定義一覧表示領域7232における選択行のアクション定義の削除指示を受け付けるためのボタンである。
OKボタン724は、例えば、条件定義編集領域722及びアクションリスト編集領域723のそれぞれにおいて、1以上の条件定義、1以上アクションリストが設定された場合に操作可能となる。OKボタン724が押下されると、クライアント端末20は、アクションリスト編集領域723における設定内容(ルール定義)をフロー管理サーバ10に送信する。フロー管理サーバ10のルール処理部13cは、当該設定内容を、ルール定義記憶部16に記憶する。
具体的には、条件式テーブルT3(図13)には、条件式一覧表示領域7222の内容が記憶される。この際、条件式IDは、ルール処理部13cによって自動的に割り当てられる。条件定義テーブルT2(図12)には、条件名入力領域7221に入力された条件名、条件タイプ選択領域7226において選択された条件タイプ、及び各条件式の条件式IDが記憶される。この際、条件定義IDは、ルール処理部13cによって自動的に割り当てられる。また、アクション定義テーブルT5(図16)には、アクション定義一覧表示領域7232の内容が記憶される。この際、アクションIDは、ルール処理部13cによって自動的に割り当てられる。アクションリストテーブルT4(図15)には、アクションリスト名入力領域7231に入力されたアクションリスト名、及び各アクション定義のアクションIDが記憶される。この際、アクションリストIDは、ルール処理部13cによって自動的に割り当てられる。更に、ルール定義テーブルT1(図11)には、ルール名入力領域721に入力されたルール名と、条件定義IDと、アクションリストIDとが対応付けられて記憶される。この際、ルールIDは、ルール処理部13cによって自動的に割り当てられる。
各条件式及び各アクション定義の設定例について説明する。条件定義編集領域722の追加ボタン7223が押下されると、クライアント端末20には、条件式設定画面730が表示される。
図19は、条件式設定画面の表示例を示す図である。図19において、条件式設定画面730は、所属先選択領域731、対象パラメータ選択領域732、比較演算子選択領域733、比較値入力領域734、及びOKボタン735等を有する。
所属先選択領域731、対象パラメータ選択領域732、及び比較演算子選択領域733は、それぞれ、条件式を構成する所属先、対象パラメータ、及び比較演算子を選択させるためのリストボックスである。比較値入力領域734は、条件式を構成する比較値の入力を受け付ける領域である。
図20は、条件式設定画面に対する操作に応じて実行される処理手順の一例を説明するためのシーケンス図である。
ユーザによって所属先選択領域731が操作されることにより、所属先の一覧の表示が指示されると(S501)、クライアント端末20は、所属先の一覧の取得要求をフロー管理サーバ10のルール処理部13cに送信する(S502)。ルール定義の編集が、特定のフロー定義の特定のルール処理に関して行われている場合、当該取得要求には、当該フロー定義のフローID、及び当該ルール処理の実行順が含まれてもよい。以下、このような状況を想定して説明する。なお、ルール定義の編集が、フロー定義からは独立して行われている場合、以下の処理において、当該フローID及び当該実行順による絞り込みは行われなくてよい。
続いて、ルール処理部13cは、当該フローID及び当該実行順を指定して、所属先の一覧の取得をフロー実行制御部12に要求する(S503)。フロー実行制御部12は、当該取得要求に応じ、所属先の候補の一覧情報を取得し、当該一覧情報(以下、「所属先一覧」という。)をルール処理部13cに返却する(S504)。所属先一覧には、指定されたフローIDによって特定されるフロー定義データにおいて、指定された実行順の次に実行されることが定義されている1以上の処理単位(plug−in要素)の識別情報(例えば、id要素の値(以下「プラグインID」という。)等)が含まれる。例えば、図7に示されるフロー定義データ500において3番目のルール処理に関するルール定義が編集対象であるとすれば、実行順が4番目であるplug−in要素550及び560のそれぞれのプラグインIDが取得され、所属先一覧に含められる。また、所属先一覧には、既定の所属先として、「システム」や「Job」等が含まれてもよい。
続いて、ルール処理部13cは、所属先一覧をクライアント端末20に返信する(S505)。クライアント端末20は、所属先選択領域731のリストボックスを展開し、当該所属先一覧を表示させる(S506)。ユーザは、表示された所属先一覧の中から、いずれかの所属先を選択する。
続いて、ユーザによって対象パラメータ選択領域732が操作されることにより、対象パラメータの一覧の表示が指示されると(S507)、クライアント端末20は、条件式用のパラメータの一覧の取得要求をフロー管理サーバ10のルール処理部13cに送信する(S508)。当該取得要求には、所属先選択領域731において選択された所属先の識別情報として、「システム」、「Job」、又はプラグインIDが含まれる。
続いて、ルール処理部13cは、当該取得要求に含まれている識別情報に対応する所属先から、当該所属先が有するパラメータの中で、条件式に利用可能なパラメータの一覧情報を取得する(S509、S510)。例えば、所属先ごとに、以下のようなパラメータ構成情報が、補助記憶装置102等に記憶されている。
図21は、パラメータ構成情報の一例を示す図である。図21では、メール配信処理部13dのパラメータ構成情報を示す。パラメータ構成情報は、当該所属先が有するパラメータごとに、パラメータID、アクセス権限、データ形式、比較演算子、及びラベル等を含む。
パラメータIDは、パラメータごとの識別情報である。例えば、パラメータIDは、フロー定義データ500において、当該パラメータに対応する要素の要素名(タグ名)として用いられる値であってもよい。アクセス権限は、当該パラメータの所属先以外(例えば、メール配信処理部13d以外)による、当該パラメータに対するアクセス権限を示す。「r」は、参照権限を示す。「w」は、書き込み権限を示す。例えば、いずれかの処理部13(プラグイン)に関するパラメータであれば、「r」は、ジョブ定義データに含まれている当該パラメータの値の参照権限を示し、「w」は、ジョブ定義データに含まれている当該パラメータに対する書き込み権限を示す。データ形式は、パラメータのデータ形式である。比較演算子は、当該パラメータに関して利用可能な比較演算子である。図示されているもの以外に、前方一致、後方一致、又は完全一致等が比較演算子として利用可能とされてもよい。ラベルは、パラメータをユーザインタフェース等に表示させる場合に利用される文字列である。
パラメータを条件式に利用する場合、当該パラメータの値の変更は行われない。すなわち、条件式に利用されるパラメータは、参照権限を有すれば十分である。したがって、ステップS509及びS510では、条件式用のパラメータの一覧の取得要求に含まれている識別情報に対応するパラメータ構成情報において、アクセス権限に「r」を含むパラメータ情報の一覧(以下、「条件式用パラメータ一覧」という。)が取得される。パラメータ情報とは、パラメータID、データ形式、及びラベル等を含む情報である。
続いて、ルール処理部13cは、条件式用パラメータ一覧を、クライアント端末20に返信する(S511)。クライアント端末20は、対象パラメータ選択領域732のリストボックスを展開し、当該条件式用パラメータ一覧に含まれているラベルの一覧を表示させる(S512)。
続いて、ユーザは、表示された一覧の中からいずれかのパラメータを選択する(S513)。クライアント端末20は、選択されたパラメータに係るパラメータ情報に含まれている比較演算子を、条件式設定画面730の比較演算子選択領域733に選択肢として設定する。また、クライアント端末20は、比較値入力領域734に入力可能な値が、選択されたパラメータに係るパラメータ情報に含まれているデータ形式に制限されるように、比較値入力領域734に対して設定を行う。
続いて、ユーザによって、比較演算子の選択及び比較値の入力が行われ、OKボタン735が押下されると、クライアント端末20は、条件式設定画面730に対する設定内容を、ルール編集画面720(図18)の条件式一覧表示領域7222に反映する。すなわち、条件式一覧表示領域7222に新たな行が追加され、当該行に条件式設定画面730に対する設定内容が設定される。
一方、ルール編集画面720(図18)において、アクションリスト編集領域723の追加ボタン7233が押下されると、クライアント端末20には、アクション定義設定画面740が表示される。
図22は、アクション定義設定画面の表示例を示す図である。図22において、アクション定義設定画面740は、分岐先選択領域741、所属先選択領域742、対象パラメータ選択領域743、変更値入力領域744、及びOKボタン745等を有する。
分岐先選択領域741、所属先選択領域742、及び対象パラメータ選択領域743は、それぞれ、アクション定義を構成する分岐先、所属先、及び対象パラメータを選択させるためのリストボックスである。変更値入力領域744は、アクション定義を構成する変更値の入力を受け付ける領域である。
図23は、アクション定義設定画面に対する操作に応じて実行される処理手順の一例を説明するためのシーケンス図である。
ユーザによって分岐先選択領域741が操作されることにより、分岐先の一覧の表示が指示されると(S601)、クライアント端末20は、分岐先の一覧の取得要求をフロー管理サーバ10のルール処理部13cに送信する(S602)。当該取得要求には、編集対象とされているフロー定義のフローID、及び当該ルール処理の実行順が含まれる。
続いて、ルール処理部13cは、当該フローID及び当該実行順を指定して、分岐先の一覧の取得をフロー実行制御部12に要求する(S603)。フロー実行制御部12は、当該取得要求に応じ、分岐先の候補の一覧情報を取得し、当該一覧情報(以下、「分岐先一覧」という。)をルール処理部13cに返却する(S604)。分岐先一覧には、指定されたフローIDによって特定されるフロー定義データにおいて、指定された実行順の次に実行されることが定義されている1以上の処理単位(plug−in要素)のプラグインIDが含まれる。例えば、図7に示されるフロー定義データ500において3番目のルール処理に関するルール定義が編集対象であるとすれば、実行順が4番目であるplug−in要素550及び560のそれぞれのプラグインIDが取得され、分岐先一覧に含められる。
続いて、ルール処理部13cは、分岐先一覧をクライアント端末20に返信する(S605)。クライアント端末20は、分岐先選択領域741のリストボックスを展開し、当該分岐先一覧を表示させる(S606)。ユーザは、表示された分岐先一覧の中から、いずれかの分岐先を選択する。
続いて、ユーザによって所属先選択領域742が操作されることにより、所属先の一覧の表示が指示されると(S607)、図20のステップS502〜S506と同様の処理が実行される(S608〜S612)。
続いて、ユーザによって対象パラメータ選択領域743が操作されることにより、対象パラメータの一覧の表示が指示されると(S613)、図20のステップS508〜S512と同様の処理が実行される(S614〜S618)。但し、アクション定義における対象パラメータは、変更対象とされるパラメータである。すなわち、アクション定義に利用されるパラメータは、参照権限に加え、書き込み権限を有する必要が有る。したがって、ステップS615及びS616では、アクション定義用のパラメータの一覧の取得要求に含まれている識別情報に対応するパラメータ構成情報において、アクセス権限に「r」及び「w」を含むパラメータ情報の一覧が取得される。
続いて、ユーザは、表示された一覧の中からいずれかのパラメータを選択する(S619)。クライアント端末20は、変更値入力領域744に入力可能な値が、選択されたパラメータに係るパラメータ情報に含まれているデータ形式に制限されるように、変更値入力領域744に対して設定を行う。
続いて、ユーザによって、変更値の入力が行われ、OKボタン745が押下されると、クライアント端末20は、アクション定義設定画面740に対する設定内容を、ルール編集画面720(図18)のアクション定義一覧表示領域7232に反映する。すなわち、アクション定義一覧表示領域7232に新たな行が追加され、当該行にアクション定義設定画面740に対する設定内容が設定される。
なお、本実施の形態において、フロー管理サーバ10は、情報処理装置及び情報処理システムの一例である。フロー実行制御部12は、処理制御部の一例である。ルール処理部13cは、選択部の一例である。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は斯かる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
1 情報処理システム
10 フロー管理サーバ
11 ジョブ投入部
12 フロー実行制御部
13 処理部
13a OCR処理部
13b アーカイブ処理部
13c ルール処理部
13d メール配信処理部
13e フォルダ配信処理部
14 ジョブキュー
15 フロー定義記憶部
16 ルール定義記憶部
20 クライアント端末
30 画像形成装置
50 文書管理サーバ
60 メールサーバ
70 ファイルサーバ
100 ドライブ装置
101 記録媒体
102 補助記憶装置
103 メモリ装置
104 CPU
105 インタフェース装置
111 スキャン入力プラグイン
112 メール入力プラグイン
113 フォルダ入力プラグイン
B バス
T1 ルール定義テーブル
T2 条件定義テーブル
T3 条件式テーブル
T4 アクションリストテーブル
T5 アクション定義テーブル
特開2013−20326号公報

Claims (4)

  1. 入力されたデータに対する1以上の処理単位を定義情報に定義された順に実行する処理制御部と、
    前記1以上の処理単位のうちのいずれかの出力情報に基づいて、前記定義情報において同一の処理単位の次に実行される候補として定義された複数の処理単位の中から前記処理制御部に実行させる処理単位を、前記出力情報に関して予め設定された条件の評価結果に基づいて選択する選択部と、
    を有し、
    前記選択部は、前記候補としての処理単位ごとに設定された前記条件のうち、満たされた条件に係る処理単位を選択し、
    前記処理制御部は、前記満たされた条件に対応付けられている情報によって、前記選択部によって選択された処理単位に対して前記定義情報において定義されている入力情報を変更する、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 1以上の情報処理装置を含む情報処理システムであって、
    入力されたデータに対する1以上の処理単位を定義情報に定義された順に実行する処理制御部と、
    前記1以上の処理単位のうちのいずれかの出力情報に基づいて、前記定義情報において同一の処理単位の次に実行される候補として定義された複数の処理単位の中から前記処理制御部に実行させる処理単位を、前記出力情報に関して予め設定された条件の評価結果に基づいて選択する選択部と、
    を有し、
    前記選択部は、前記候補としての処理単位ごとに設定された前記条件のうち、満たされた条件に係る処理単位を選択し、
    前記処理制御部は、前記満たされた条件に対応付けられている情報によって、前記選択部によって選択された処理単位に対して前記定義情報において定義されている入力情報を変更する、
    を有することを特徴とする情報処理システム。
  3. 1以上の情報処理装置を含む情報処理システムが、
    入力されたデータに対する1以上の処理単位を定義情報に定義された順に実行する処理制御手順と、
    前記1以上の処理単位のうちのいずれかの出力情報に基づいて、前記定義情報において同一の処理単位の次に実行される候補として定義された複数の処理単位の中から前記処理制御手順において実行する処理単位を、前記出力情報に関して予め設定された条件の評価結果に基づいて選択する選択手順と、
    を実行し、
    前記選択手順は、前記候補としての処理単位ごとに設定された前記条件のうち、満たされた条件に係る処理単位を選択し、
    前記処理制御手順は、前記満たされた条件に対応付けられている情報によって、前記選択手順において選択された処理単位に対して前記定義情報において定義されている入力情報を変更する、
    ことを特徴とする情報処理方法。
  4. コンピュータに、
    入力されたデータに対する1以上の処理単位を定義情報に定義された順に実行する処理制御手順と、
    前記1以上の処理単位のうちのいずれかの出力情報に基づいて、前記定義情報において同一の処理単位の次に実行される候補として定義された複数の処理単位の中から前記処理制御手順において実行する処理単位を、前記出力情報に関して予め設定された条件の評価結果に基づいて選択する選択手順と、
    を実行させ
    前記選択手順は、前記候補としての処理単位ごとに設定された前記条件のうち、満たされた条件に係る処理単位を選択し、
    前記処理制御手順は、前記満たされた条件に対応付けられている情報によって、前記選択手順において選択された処理単位に対して前記定義情報において定義されている入力情報を変更する、
    ことを特徴とするプログラム。
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