JP6507453B2 - 車両用空調装置 - Google Patents

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Description

この発明は、ヒートポンプサイクルを用いる車両用空調装置に関するものである。
電気自動車等のエンジンを具備しない車両においては、ヒートポンプサイクルを利用して暖房運転を行う空調装置が用いられることがある。
ヒートポンプサイクルを用いる車両用空調装置は、暖房運転時に冷媒が内部を循環する暖房用冷媒回路を備えている。暖房用冷媒回路は、吸引した冷媒を圧縮して吐出するコンプレッサと、コンプレッサから吐出された冷媒の熱を空調空気と熱交換する室内コンデンサと、室内コンデンサを通過した冷媒を減圧して膨張させる膨張弁と、膨張弁を通過した冷媒の熱を外気と熱交換し、熱交換した冷媒をコンプレッサに戻す室外熱交換器と、を有している。
この種の車両用空調装置においては、暖房運転時にコンプレッサによって冷媒を送給する必要があるため、コンプレッサの駆動に伴って各部に振動が生じ易い。
建造物用の空調装置としては、コンプレッサの振動が外部に伝達されるのを抑制するために、コンプレッサと設置部の間にゴム弾性体を介装するようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−52842号公報
しかしながら、特許文献1に記載の空調装置においては、コンプレッサの内部の振動を直接抑制するものではないため、コンプレッサ内部の駆動部が周囲の部材と接触することによる振動音等は効果的に抑制することが難しい。
また、ヒートポンプシステムを利用する車両用空調装置の場合、暖房運転の開始時にコンプレッサを始動すると、暖房用冷媒通路から冷媒が帰還しにくい状況下において、コンプレッサの駆動部が回転することになる。このとき、コンプレッサの駆動部は、コンプレッサの内部の圧力が充分に高まらない状況下で(コンプレッサに吸い込まれる冷媒の密度が充分に高まられない状況下で)回転することになるため、回転が不安定になり、それによって振動や騒音を引き起こし易い。即ち、例えば、スクロール型のコンプレッサ等においては、コンプレッサの内部の圧力が高圧になった状態で駆動部の保持バランスが維持されるように設定されているため、コンプレッサの内部が長時間低圧状態になると、コンプレッサの駆動部の保持バランスが悪化して、振動や騒音が大きくなり易い。
そこでこの発明は、暖房運転の開始時におけるコンプレッサでの振動や騒音の発生を抑制することができる車両用空調装置を提供しようとするものである。
この発明に係る車両用空調装置は、上記課題を解決するために、吸引した冷媒を圧縮して吐出するコンプレッサ(例えば、実施形態のコンプレッサ21)と、前記コンプレッサから吐出された冷媒の熱を放熱する室内コンデンサ(例えば、実施形態の室内コンデンサ55)と、前記室内コンデンサを通過した冷媒を減圧して膨張させる膨張弁(例えば、実施形態の暖房用膨張弁22)と、前記膨張弁を通過した冷媒の熱を外気と熱交換し、外気と熱交換した冷媒を前記コンプレッサに戻す室外熱交換器(例えば、実施形態の室外熱交換器24)と、を有する暖房用冷媒回路(例えば、実施形態の暖房用冷媒回路20)と、空調モード切換スイッチが暖房位置にある状態で、メインスイッチがオンにされる暖房運転の開始時に、前記膨張弁の開度を暖房運転時の通常の開度よりも大きく開いた後に前記コンプレッサを始動し、設定時間の経過後に前記膨張弁の開度を暖房運転時の通常の開度に戻すように制御する制御装置(例えば、実施形態の制御装置13)と、を備えた構成とした。
上記の構成により、暖房運転の開始時には、制御装置による制御により、膨張弁が暖房運転時の通常の開度よりも大きく開かれ、その後にコンプレッサが始動される。これにより、暖房用冷媒回路内の冷媒の流通抵抗が小さくなり、コンプレッサの吸入部に冷媒が早期に帰還し易くなる。この状態が設定時間続いてコンプレッサの内圧が高まると、制御装置は、その時点で膨張弁の開度を暖房運転時の通常の開度に戻す。これにより、通常の暖房運転に移行する。
前記制御装置は、空調モード切換スイッチが暖房位置にある状態で、メインスイッチがオンにされたときに、暖房運転の開始信号が入力される信号入力部(例えば、実施形態の信号入力部15)と、前記信号入力部に前記開始信号が入力されてから設定時間が経過したか否かを判定する経過時間判定部(例えば、実施形態の経過時間判定部16)と、前記信号入力部に前記開始信号が入力されたときに、前記膨張弁の開度を暖房運転時の通常の開度よりも大きく開き、前記経過時間判定部が、前記設定時間が経過したものと判定したときに、前記膨張弁の開度を暖房運転時の通常の開度に戻す弁開度制御部(例えば、実施形態の弁開度制御部17)と、前記弁開度制御部が前記膨張弁の開度を暖房運転時の通常の開度よりも大きく開いた後に、前記コンプレッサに始動指令を出力するコンプレッサ制御部(例えば、実施形態のコンプレッサ制御部18)と、を有する構成としても良い。
この発明によれば、暖房運転の開始時に、膨張弁が暖房運転時の通常の開度よりも大きく開かれた後にコンプレッサが始動され、設定時間の経過後に膨張弁が暖房運転時の通常の開度に戻されるため、コンプレッサの内圧を早期に高め、コンプレッサの駆動部の作動を安定させることができる。したがって、この発明を採用することにより、暖房運転の開始時におけるコンプレッサでの振動や騒音の発生を抑制することができる。
この発明の一実施形態に係る車両用空調装置の構成図である。 この発明の一実施形態に係る車両用空調装置の制御装置の機能ブロック図である。 この発明の一実施形態に係る車両用空調装置のコンプレッサの部分断面側面図である。 この発明の一実施形態に係る車両用空調装置の構成図である。 この発明の一実施形態に係る車両用空調装置の構成図である。 この発明の一実施形態に係る車両用空調装置の制御を説明するためのフローチャートである。
以下、この発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、この実施形態に係る車両用空調装置10の構成図である。
この実施形態に係る車両用空調装置10は、車両の駆動源としてのエンジン(内燃機関)を具備していない電気自動車等に搭載され、ヒートポンプサイクルを利用して暖房運転を行う。車両用空調装置10は、空調ユニット11と、冷媒が循環可能なヒートポンプサイクル12と、制御装置13と、を備えている。
空調ユニット11は、空調空気が流通するダクト51と、このダクト51内に収容されたブロワ52と、エバポレータ53(冷房用の室内コンデンサ)と、エアミックスドア54と、暖房用の室内コンデンサ55と、ヒータコア56と、を備えている。
ダクト51は、空調空気の流通方向における上流側に位置する空気取込口57、及び下流側に位置する空気吹き出し口58を有している。そして、上述したブロワ52、エバポレータ53、エアミックスドア54、暖房用の室内コンデンサ55、及び、ヒータコア56は、空調空気の流通方向の上流側から下流側に向けてこの順で配置されている。
ブロワ52は、例えば制御装置13の制御により印加される駆動電圧に応じて駆動し、空気取込口57を通してダクト51内に取り込まれた空調空気(内気及び外気の少なくとも一方)を、下流側に向けて送出する。
エバポレータ53は、内部に流入した低圧の冷媒と周囲を通過する空調空気(ダクト51内を流れる空気)との間で熱交換を行い、冷媒が蒸発する際の吸熱によって、エバポレータ53の周囲を通過する空調空気を冷却する。
暖房用の室内コンデンサ55は、内部を通過する高温かつ高圧の冷媒によって放熱可能であって、暖房用の室内コンデンサ55の周囲を通過する空調空気を加熱する。
ヒータコア56は、ダクト51内における暖房用の室内コンデンサ55よりも下流側に配置されている。ヒータコア56は、配管61を通して水加熱電気ヒータ62とウォータポンプ63に接続されている。ヒータコア56は、ウォータポンプ63の動作により、水加熱電気ヒータ62との間で水が循環する。そして、水加熱電気ヒータ62により加熱された水がヒータコア56に供給されることで、ヒータコア56の周囲を通過する空調空気を加熱する。なお、ヒータコア56を用いる暖房は、ヒートポンプサイクルを利用した暖房が行えない場合や、ヒートポンプサイクルを利用した暖房のみでは暖房能力が充分でないときに行われる。
エアミックスドア54は、制御装置13の制御により駆動する不図示の駆動手段によって回動可能とされる。具体的に、エアミックスドア54は、ダクト51内のうち、暖房用の室内コンデンサ55とヒータコア56に向かう通風経路(加熱経路)を開放する加熱位置(図4参照)と、加熱経路を迂回する通風経路(冷却経路)を開放する冷却位置(図5参照)と、の間で回動する。
ヒートポンプサイクル12は、例えば、上述したエバポレータ53及び暖房用の室内コンデンサ55と、コンプレッサ21、暖房用膨張弁22(膨張弁)、バイパス弁23、室外熱交換器24、冷房弁26、レシーバタンク25、サブコンデンサ27、逆止弁28、冷房用膨張弁29、冷房用補助熱交換器31、暖房弁32、アキュムレータ33、除湿弁34、及び蒸発能力制御弁35と、を備え、これら各構成部材が冷媒流路を介して接続されている。
コンプレッサ21は、吸入部がアキュムレータ33に接続され、吐出部が暖房用の室内コンデンサ55に接続されている。コンプレッサ21は、制御装置13の制御によって駆動する駆動手段の駆動力を受けて駆動され、アキュムレータ33から冷媒の主に気体分を吸入するとともに、この冷媒を圧縮した後、高温かつ高圧の冷媒として上述した暖房用の室内コンデンサ55側に吐出する。
暖房用膨張弁22は、制御装置13による制御によって開度調整が可能な絞り弁であって、暖房運転の実行時には、暖房用の室内コンデンサ55から吐出された冷媒を減圧して膨張させた後、低温かつ低圧で気液2相(液相リッチ)の噴霧状の冷媒として室外熱交換器24に吐出する。
なお、コンプレッサ21の吐出部から暖房用の室内コンデンサ55を経由して暖房用膨張弁22に至る通路は、高圧側主通路41とされている。
バイパス弁23は、暖房用の室内コンデンサ55の下流部において、高圧側主通路41の暖房用膨張弁22を迂回して室外熱交換器24に接続される冷房用バイパス通路42上に設けられ、制御装置13により開閉制御される。なお、バイパス弁23は、暖房運転の実行時には閉状態とされ、冷房運転の実行時には開状態とされる。
これにより、暖房運転の実行時には、暖房用の室内コンデンサ55から流出した冷媒は暖房用膨張弁22を通過して低温かつ低圧の状態で室外熱交換器24に流入する。一方、冷房運転の実行時には、暖房用の室内コンデンサ55から流出した冷媒はバイパス弁23を通過して高温の状態で室外熱交換器24に流入する。
室外熱交換器24は、内部に流入した冷媒と室外雰囲気との間で熱交換を行なう。また、室外熱交換器24の前方には、室外熱交換器24に向けて送風可能なファン24aが配設されている。なお、ファン24aは、制御装置13の制御により駆動される。
室外熱交換器24は、暖房運転の実行時には、内部を通過する低温かつ低圧の冷媒によって室外雰囲気から吸熱可能であって、室外雰囲気からの吸熱によって冷媒を気化させる。一方、冷房運転の実行時には、室外熱交換器24は、内部を通過する高温の冷媒によって室外雰囲気へと放熱可能であって、例えば室外雰囲気への放熱及びファン24aの送風によって冷媒を冷却する。
冷房弁26は、冷媒流路のうち、室外熱交換器24の下流部に接続された冷房用主通路43上に設置され、制御装置13により開閉制御される。冷房弁26は、冷房運転の実行時には開状態とされ、暖房運転の実行時には閉状態とされる。
レシーバタンク25は、冷房用主通路43のうち、冷房弁26の下流側に設置されている。レシーバタンク25は、冷房運転時に、室外熱交換器24を通過して冷房用主通路43内に流入した冷媒のうち、余剰の冷媒を貯留する。
サブコンデンサ27は、冷房用主通路43のうち、レシーバタンク25よりも下流側に設置され、内部に流入した冷媒と室外雰囲気との間で熱交換を行う。
逆止弁28は、冷房用主通路43のうち、サブコンデンサ27よりも下流側に設置されている。逆止弁28は、冷房運転の実行時において、サブコンデンサ27を通過した冷媒を下流側に向けて流通させ、除湿運転の実行時において、冷房用主通路43のうち、逆止弁28よりも上流側(サブコンデンサ27側)への冷媒の逆流を防止する。
冷房用膨張弁29は、いわゆる絞り弁であって、冷房用主通路43のうちの、逆止弁28とエバポレータ53の流入口との間に配置されている。冷房用膨張弁29は、制御装置13によって制御される弁開度に応じて逆止弁28を通過した冷媒を、減圧して膨張させた後、低温かつ低圧で気液2相(気相リッチ)の噴霧状の冷媒としてエバポレータ53に吐出する。
冷房用補助熱交換器31は、冷房用主通路43のうち、冷房用膨張弁29よりも上流側に位置する上流部分と、エバポレータ53よりも下流側に位置する下流部分と、の間を跨るように配置されている。冷房用補助熱交換器31は、冷房運転の実行時において、上述した上流部分及び下流部分の間で熱交換を行い、上流部分の冷媒をエバポレータ53内に流入する前に冷却する。
なお、この実施形態における冷房用主通路43は、室外熱交換器24の下流部から冷房弁26、レシーバタンク25、サブコンデンサ27、逆止弁28、冷房用補助熱交換器31、冷房用膨張弁29、エバポレータ53、蒸発能力制御弁35を経由してアキュムレータ33に接続される通路である。
暖房弁32は、冷房用主通路43を迂回して室外熱交換器24の下流部とアキュムレータ33を接続する暖房用バイパス通路44上に設置されている。暖房弁32は、制御装置13により開閉制御される。暖房弁32は、暖房運転の実行時には開状態とされ、冷房運転の実行時には閉状態とされる。
アキュムレータ33は、冷房用主通路43の下流端と暖房用バイパス通路44の下流端を接続する合流部46と、上述したコンプレッサ21と、の間に配置されている。アキュムレータ33は、合流部46から流入した冷媒を気液に分離し、冷媒の余剰の液体分(液相)を内部に貯留するとともに、冷媒の主に気体分(気相)をコンプレッサ21に吸入させる。
除湿弁34は、冷房用主通路43における逆止弁28よりも下流側に位置する部分と、高圧側主通路41における暖房用の室内コンデンサ55よりも下流側に位置する部分と、を接続する除湿流路48上に設置され、制御装置13により開閉制御される。除湿弁34は、除湿運転の実行時に開状態とされ、それ以外の運転(冷房運転及び暖房運転)の実行時には閉状態とされる。
蒸発能力制御弁35は、冷房用主通路43のうち、エバポレータ53と冷房用補助熱交換器31との間に設置され、制御装置13によって開閉制御される。蒸発能力制御弁35は、除湿運転の実行時において、冷房運転の実行時に比べて開度が小さくなるように制御される。
ここで、この実施形態においては、冷房運転時に冷媒が内部を循環する冷房用冷媒回路19と、暖房運転時に冷媒が内部を循環する暖房用冷媒回路20と、を備え、両冷媒回路19,20が、コンプレッサ21と室外熱交換器24とアキュムレータ33を共用している。
冷房用冷媒回路19は、冷房用膨張弁29やエバポレータ53を経由して室外熱交換器24の下流部とアキュムレータ33を接続する冷房用主通路43と、暖房用の室内コンデンサ55を経由する高圧側主通路41の一部と冷房用バイパス通路42とから成り、暖房用膨張弁22を迂回してコンプレッサ21の吐出部と室外熱交換器24の上流部を接続する通路と、を有している。
また、暖房用冷媒回路20は、暖房用の室内コンデンサ55と暖房用膨張弁22を経由して、コンプレッサ21の吐出部と室外熱交換器24の上流部を接続する高圧側主通路41と、冷房用主通路43を迂回して室外熱交換器24の下流部とアキュムレータ33を接続する暖房用バイパス通路44と、を有している。
また、冷房用冷媒回路19と暖房用冷媒回路20の内部を循環する冷媒には、コンプレッサ21等の回路内の機器の摺動部を潤滑するための潤滑油が混入されている。潤滑油は、コンプレッサ21を高回転で作動する必要のある暖房運転時を想定し、暖房運転時にコンプレッサ21を充分に潤滑し得る量が冷媒に混入されている。
図2は、暖房運転の始動に関わる制御装置13の主要な機能を示したブロック図である。
同図に示すように、制御装置13は、信号入力部15と、経過時間判定部16と、弁開度制御部17と、コンプレッサ制御部18と、を有している。
信号入力部15は、暖房運転の開始信号が入力される部分であり、図示しない空調モード切換スイッチが暖房位置にある状態で、車両用空調装置10のメインスイッチがオンにされたときに、暖房運転の開始信号である信号を入力される。
経過時間判定部16は、信号入力部15に暖房運転の開始信号が入力されてから設定時間が経過したか否かを判定する。
弁開度制御部17は、信号入力部15に開始信号が入力されたときに、暖房用膨張弁22の開度を最大に開き(暖房運転時の通常の開度よりも大きく開き)、経過時間判定部16が、設定時間が経過したものと判定したときに、暖房運転時の通常の開度に戻すように暖房用膨張弁22を制御する。
また、コンプレッサ制御部18は、経過時間判定部16が暖房用膨張弁22の開度を最大にしたときに、コンプレッサ21に始動指令を出力してコンプレッサ21を始動させる。
制御装置13は、上記の信号入力部15、経過時間判定部16、弁開度制御部17、及び、コンプレッサ制御部18の機能により、暖房運転の開始時に、暖房用膨張弁22の開度を最大にしてコンプレッサ21を始動し、設定時間の経過後に暖房用膨張弁22の開度を暖房運転時の通常の開度に戻すように制御する。したがって、暖房運転の開始時には、暖房用膨張弁22の開度が最大に拡大された状態でコンプレッサ21が始動されるため、暖房用冷媒回路20内の冷媒の流通抵抗が小さくなる。このため、コンプレッサ21の吸入部に冷媒が早期に帰還して、コンプレッサ21が早期に高圧状態で回転駆動されるようになる。
図3は、この実施形態におけるコンプレッサ21を一部断面にして示した図である。
この実施形態に係るコンプレッサ21は、スクロール式のコンプレッサであり、ハウジング65の内部に固定スクロール66と、モータ67によって旋回駆動される可動スクロール68と、を備えている。可動スクロール68は、モータ67の駆動軸67aに偏心状態で支持され、ハウジング65の内部において一定姿勢を維持して旋回する。そして、コンプレッサ21は、可動スクロール68の旋回駆動により、固定スクロール66と可動スクロール68で仕切られた空間の容積を変化させ、図示しない吸入ポートから吸い入れた冷媒を圧縮しながら吐出ポート69に吐出する。
この実施形態のスクロール式のコンプレッサ21は、駆動部である可動スクロール68がハウジング65内において旋回するが、可動スクロール68は、ハウジング65の内部での旋回を許容するためにハウジング65との間に軸方向の若干の隙間が設定されている。そして、可動スクロール68は、コンプレッサ21の内部の圧力が高まると、その圧力によってハウジング65の内面に均等な力で押し付けられることにより、ハウジング65内において安定姿勢で回転するようになる。したがって、暖房運転時にコンプレッサ21を始動する場合には、コンプレッサ21の内部の圧力を早期に高めることが回転を安定させるうえで望ましい。
次に、車両用空調装置10の暖房運転時と冷房運転時における基本動作について説明する。図4は、暖房運転時における車両用空調装置10の動作を示す説明図であり、図5は、冷房運転時における車両用空調装置10の動作を示す説明図である。なお、図中において、鎖線は冷媒の高圧状態、実線は冷媒の低圧状態を示し、破線は冷媒の流通しない部分を示している。
(暖房運転)
暖房運転時には、図4に示すように、エアミックスドア54は加熱経路を開放する加熱位置とされ、暖房弁32は開状態とされる。なお、暖房運転時において、バイパス弁23、冷房弁26、除湿弁34、及び蒸発能力制御弁35は閉状態とされる。
この場合、コンプレッサ21から吐出された高温かつ高圧の冷媒は、暖房用の室内コンデンサ55における放熱によってダクト51内の空調空気を加熱する。
そして、暖房用の室内コンデンサ55を通過した冷媒は、暖房用膨張弁22によって膨張させられて液相リッチの気液2相の噴霧状とされ、その後、室外熱交換器24において室外雰囲気から吸熱して気相リッチの気液2相の噴霧状となる。室外熱交換器24を通過した冷媒は、暖房用バイパス通路44と合流部46を通ってアキュムレータ33に流入する。アキュムレータ33に流入した冷媒は、その内部において気液分離され、主に気相の冷媒(冷媒の液体分)がコンプレッサ21に吸入される。
このとき、空調ユニット11のダクト51内を流れる空調空気は、エバポレータ53を通過した後、加熱経路内で暖房用の室内コンデンサ55及びヒータコア56を通過する。そして、空調空気は、暖房用の室内コンデンサ55及びヒータコア56を通過する際に加熱された後、吹き出し口58を通って車室内に暖房として供給される。
(冷房運転)
冷房運転時には、図5に示すように、エアミックスドア54は、エバポレータ53を通過した空調空気が冷却経路を通過する冷却位置とされ、バイパス弁23、冷房弁26、及び蒸発能力制御弁35は開状態とされる。なお、暖房用膨張弁22、暖房弁32及び除湿弁34は閉状態とされる。
この場合、コンプレッサ21から吐出された高温かつ高圧の冷媒は、暖房用の室内コンデンサ55とバイパス弁23とを通過して、室外熱交換器24において室外雰囲気へと放熱された後、冷房用主通路43内に流入する。そして、冷媒は、レシーバタンク25で余剰分を回収された後、サブコンデンサ27において室外雰囲気へと再び放熱される。その後、冷媒は冷房用膨張弁29によって膨張させられて液相リッチの気液2相の噴霧状とされ、次に、エバポレータ53における吸熱によってダクト51内の空調空気を冷却する。
そして、エバポレータ53を通過した気相リッチの気液2相の冷媒は、冷房用補助熱交換器31において熱交換された後、アキュムレータ33内に流入する。アキュムレータ33に流入した気相リッチの冷媒は、その内部において気液分離され、主に気相の冷媒(冷媒の気体分)がコンプレッサ21に吸入される。
このとき、空調ユニット11のダクト51内を流れる空調空気は、エバポレータ53を通過する際に冷却された後、暖房用の室内コンデンサ55を迂回して吹き出し口58から車室内に冷房として供給される。
なお、上述した暖房運転においては、冷房弁26が閉じられることによって冷房用主通路43が閉じられるが、この状態が長時間継続すると、弁部等の隙間から冷媒が漏れ出て冷房用主通路43内に冷媒が滞留し、必要とする冷媒通路において冷媒不足を生じる可能性が考えられる。このため、冷房用主通路43が所定以上の長時間継続して閉じられたときに、冷房弁26等の弁体を一時的に開き、必要とする冷媒通路での冷媒不足を抑制するようにしても良い。また、ここでは暖房運転時について説明したが、他のモードでの運転時に冷媒通路の一部に上述と同様の冷媒の滞留が生じる場合には、その運転モードが所定以上の長時間継続されたときに、同様に弁体を一時的に開き、必要とする冷媒通路での冷媒不足を抑制することが望ましい。
つづいて、この実施形態に係る車両用空調装置10の暖房運転の開始時における制御を、図6のフローチャートを参照して説明する。
ステップS101において、制御装置13の信号入力部15に暖房運転の開始信号が入力されると、つづくステップS102において、弁開度制御部17が暖房用膨張弁22の開度を増大させるとともに、経過時間判定部16が経過時間の計測を開始する。ステップS103においては、暖房用膨張弁22の開度が全開になったか否かを判定し、全開でない場合にはステップS102に戻る。ステップS102とステップS103においては、暖房用膨張弁22の開度が全開になるまで弁開度制御部17が暖房用膨張弁22の開度を増大させる。
こうして暖房用膨張弁22の開度が全開になり、ステップS104に進むと、その時点でコンプレッサ制御部18がコンプレッサ21を始動する。つづくステップS105においては、経過時間判定部16が、信号入力部15に開始信号が入力されてからの経過時間Tが設定時間Xを越えたか否かを判定し、経過時間Tが設定時間Xを越えない場合にはステップS104に戻り、経過時間Tが設定時間Xを越えた時点でステップS106に進む。ステップS106は、通常の暖房運転制御であり、暖房用膨張弁22の開度は弁開度制御部17によって通常の暖房運転時の開度に戻される。
以上のように、この実施形態に係る車両用空調装置10は、制御装置13の暖房運転に関わる部分が、信号入力部15と、経過時間判定部16と、弁開度制御部17と、コンプレッサ制御部18と、を有し、暖房運転の開始時に、暖房用膨張弁22の開度を最大にしてコンプレッサ21を始動し、設定時間Xの経過後に暖房用膨張弁22の開度を暖房運転時の通常の開度に戻すように制御するようになっている。
このため、この実施形態に係る車両用空調装置10においては、暖房運転の開始時に、コンプレッサ21の内圧を早期に高め、コンプレッサ21の可動スクロール68等の駆動部の作動を安定させることができる。したがって、この実施形態に係る車両用空調装置10を採用することにより、暖房運転の開始時におけるコンプレッサ21での振動や騒音の発生を抑制することができる。
なお、この発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。
10…車両用空調装置
13…制御装置
15…信号入力部
16…経過時間判定部
17…弁開度制御部
18…コンプレッサ制御部
20…暖房用冷媒回路
21…コンプレッサ
22…暖房用膨張弁(膨張弁)
24…室外熱交換器
55…室内コンデンサ

Claims (2)

  1. 吸引した冷媒を圧縮して吐出するコンプレッサと、前記コンプレッサから吐出された冷媒の熱を放熱する室内コンデンサと、前記室内コンデンサを通過した冷媒を減圧して膨張させる膨張弁と、前記膨張弁を通過した冷媒の熱を外気と熱交換し、外気と熱交換した冷媒を前記コンプレッサに戻す室外熱交換器と、を有する暖房用冷媒回路と、
    空調モード切換スイッチが暖房位置にある状態で、メインスイッチがオンにされる暖房運転の開始時に、前記膨張弁の開度を暖房運転時の通常の開度よりも大きく開いた後に前記コンプレッサを始動し、設定時間の経過後に前記膨張弁の開度を暖房運転時の通常の開度に戻すように制御する制御装置と、
    を備えていることを特徴とする車両用空調装置。
  2. 前記制御装置は、
    空調モード切換スイッチが暖房位置にある状態で、メインスイッチがオンにされたときに、暖房運転の開始信号が入力される信号入力部と、
    前記信号入力部に前記開始信号が入力されてから設定時間が経過したか否かを判定する経過時間判定部と、
    前記信号入力部に前記開始信号が入力されたときに、前記膨張弁の開度を暖房運転時の通常の開度よりも大きく開き、前記経過時間判定部が、前記設定時間が経過したものと判定したときに、前記膨張弁の開度を暖房運転時の通常の開度に戻す弁開度制御部と、
    前記弁開度制御部が前記膨張弁の開度を暖房運転時の通常の開度よりも大きく開いた後に、前記コンプレッサに始動指令を出力するコンプレッサ制御部と、
    を有していることを特徴とする請求項1に記載の車両用空調装置。
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