JP6507440B2 - 照明器具 - Google Patents

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Description

本発明は、照明器具に関するものである。
従来、建物の壁面や看板などに光を照射するため、光の照射方向の角度を調整できる照明器具が利用されている。
この種の照明器具110としては、図20に示す、前面側の発光部111aと後面側の電装部111bとを設けた器具本体111と、器具本体111を回動可能に軸支するアーム113とを備えたものが知られている(たとえば、特許文献1)。
特許文献1の照明器具110は、光源111cを器具本体111に収容している。照明器具110は、光源111cの前面側に透孔パネル111dを設けている。電装部111bには、図示されていないが、光源111cを点灯制御するための電源部および点灯装置が配置されている。また、器具本体111は、アーム軸支部111gと、角度調整部材112とを有している。角度調整部材112は、アーム軸支部111gを中心とした円の軌跡上に位置している。なお、発光部111aは、背面側に放熱フィン111eを一体に形成している。電装部111bは、蓋体111fによって閉塞されている。
アーム113は、U字の両脚部113a、113aの先端部の中央部に、器具本体111のアーム軸支部111gに回動可能に軸支する回動孔(図示していない)が形成されている。アーム113は、アーム113の本体部分に設けられた支持孔113dを貫通するボルトなどを用いて、地面などの土台に取り付けられる。また、アーム113は、ボルト115をアーム軸支部111gにねじ込むことによって、ボルト115を中心として所定の角度にわたって回動ができるように器具本体111を固定する。照明器具110は、固定部材114により、アーム113に対する器具本体111の固定角度、器具本体111の照射角度を調整して器具本体111を固定することができる。
特許文献1の照明器具110は、被設置部に設置するためのアーム113に対して、器具本体111を回転させ必要な角度に照射角度を調整することができる、としている。
特開2013−97986号公報
ところで、上述の特許文献1の照明器具110では、照明器具110の施工時において、光の照射角度を任意に変更するため、アーム113を用いることが必須となっている。そのため、照明器具110は、アーム113と器具本体111との可動スペースの分だけ小型化が難しくなる傾向にある。照明器具は、より小型化の可能なものが求められており、上述の照明器具の構成だけでは、十分ではなく、更なる改良が求められている。
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、光の照射範囲の変更を可能としつつ、より小型化が可能な照明器具を提供することにある。
本発明の照明器具は、光源部を収容する外郭部材と当該外郭部材の発光面を覆う透過パネルとを有する光源ボックスと、上記光源部に給電する電源装置を収容する電源ボックスとを備えている。上記光源ボックスは、上記電源ボックスに可動自在に直接的に結合されている。上記電源ボックスは、上記光源ボックスと対向し上記光源ボックスを保持する保持部と、上記電源装置を収容する基体部とからなる。上記保持部は、上記光源ボックスの上記電源ボックスに対向する第1面と平行な第1の仮想線の軸周りで、上記基体部に回転自在である
この照明器具において、上記保持部は、上記光源ボックスの上記電源ボックスに対向する第1面と垂直な第2の仮想線の軸周りに、上記光源ボックスを回転自在とすることが好ましい。
この照明器具において、上記保持部は、上記光源ボックスの上記電源ボックスに対向する第1面と平行な方向に沿って、上記光源ボックスをスライド自在とすることが好ましい。
本発明の照明器具においては、電源ボックスが光源ボックスを可動自在に保持することで、光の照射範囲の変更を可能としつつ、より小型化を図ることが可能になるという効果がある。
図1は、実施形態の照明器具を示す正面説明図である。 図2は、実施形態の照明器具の要部を示す部分断面図である。 図3は、実施形態の照明器具を示す側面説明図である。 図4は、実施形態の照明器具の動作を説明する側面説明図である。 図5は、実施形態の照明器具を示す平面図である。 図6は、実施形態の照明器具を示す背面図である。 図7は、実施形態の照明器具の動作を説明する平面説明図である。 図8は、図7に対応した実施形態の照明器具を示す斜視図である。 図9は、実施形態の照明器具の別の動作を説明する平面説明図である。 図10は、図9に対応した実施形態の照明器具を示す斜視図である。 図11は、実施形態の照明器具の他の動作を説明する平面説明図である。 図12は、図11に対応し実施形態の照明器具の動作を説明する正面図である。 図13は、図11に対応し実施形態の照明器具の動作を説明する背面図である。 図14は、実施形態の照明器具の更に別の動作を説明する平面説明図である。 図15は、図14に対応し実施形態の照明器具の動作を説明する正面図である。 図16は、図14に対応し実施形態の照明器具の動作を説明する背面図である。 図17は、実施形態の照明器具を示す別の斜視図である。 図18は、図17に対応した実施形態の照明器具を示す他の斜視図である。 図19は、図17に対応した実施形態の照明器具を示す更に別の斜視図である。 図20は、従来例の照明器具を示す斜視図である。
以下では、本実施形態の照明器具10について、図1ないし図19に基づいて説明する。なお、図中において、同じ部材に対しては、同じ番号を付して重複する説明を省略する。
本実施形態の照明器具10は、図1に示すように、光源部2aを収容する外郭部材2bと外郭部材2bの発光面2aaを覆う透過パネル2cとを有する光源ボックス2を備えている。照明器具10は、光源部2aに給電する電源装置3aを収容する電源ボックス3を備えている。電源ボックス3は、光源ボックス2を可動自在に保持している。
本実施形態の照明器具10は、電源ボックス3が光源ボックス2を可動自在に保持することで、光の照射範囲の変更を可能としつつ、より小型化を図ることが可能となる。
以下では、本実施形態の照明器具10について、より具体的に説明する。
本実施形態の照明器具10は、建物の壁面や看板などを照明する用途に用いられるスポットライトとして利用することができる。また、照明器具10は、たとえば、天井材や壁材に固定されるスポットライトやブラケットとして利用することもできる。すなわち、本実施形態の照明器具10は、光の照射方向の調節機能を有すれば、スポットライト以外に本発明の技術思想を適用することも可能である。実施形態の照明器具10は、光源ボックス2と電源ボックス3とで、器具本体1を構成している。
光源ボックス2は、光源部2aと、光源部2aを収容する外郭部材2bと、外郭部材2bの開口部を覆う透過パネル2cとを備えている。
光源部2aは、たとえば、矩形板状の実装基板21と、実装基板21上に実装した固体発光素子を具備する複数個(ここでは、28個)の発光部20とで構成することができる。なお、光源部2aは、固体発光素子を実装基板21に実装したものだけに限られず、放電灯や白熱電球でもよい。
発光部20は、実装基板21上の固体発光素子にレンズ体22を被せ、レンズ体22を実装基板21に接着剤などで固定して形成することができる。接着剤は、固体発光素子を保護する封止部(図示していない)として機能させることもできる。発光部20は、実装基板21の一表面上で等間隔に並ぶように配置している。発光部20の数や配置は、適宜に設定することができる。固体発光素子は、固体発光素子それぞれを直列接続しているが、並列接続してもよいし、直並列接続してもよい。固体発光素子は、たとえば、LED(Light Emitting Diode)を用いることができる。固体発光素子は、LEDだけに限定されず、有機エレクトロルミネセンス素子などを用いることもできる。
発光部20は、LEDチップに、青色LEDチップを用いることができる。発光部20は、封止部の透光性封止材料に、青色LEDチップから放射される青色光により励起されてブロードな黄色光を放射する黄色蛍光体からなる蛍光体を混合することができる。発光部20は、青色LEDチップから放射される青色光と、黄色蛍光体から放射される黄色光との混色により白色光を得る白色LEDを構成することができる。ここで、透光性封止材料は、たとえば、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂、ガラスなどを用いることができる。なお、発光部20の蛍光体は、黄色蛍光体に限らず、たとえば、赤色蛍光体と緑色蛍光体とを用いてもよい。また、発光部20は、近紫外LEDチップと、赤色蛍光体、緑色蛍光体および青色蛍光体とを組み合わせて、白色光が発光可能な白色LEDを構成してもよい。さらに、発光部20は、赤色LEDチップと緑色LEDチップと青色LEDチップとを組み合わせて、白色光が発光可能な白色LEDを構成してもよい。
実装基板21は、各発光部20を電気的に接続するための導電体を備えている。実装基板21は、導電体の材料として、たとえば、銅箔を用いることができる。実装基板21は、たとえば、金属ベースプリント配線板を用いて形成することができる。実装基板21は、発光部20に電気的に接続された一対の端子部を端部に形成している。各端子部は、所定のパターンの形状に形成した導電体により構成されている。実装基板21は、金属ベースプリント配線板だけに限らず、たとえば、セラミック基板、ガラスエポキシ基板などを用いて形成してもよい。実装基板21は、実装基板21の一表面側に、発光部20および各端子部以外の部位を覆う白色のレジスト層などからなる図示していない反射層を形成していることが好ましい。反射層は、発光部20から放射された光が実装基板21に吸収されるのを抑制することが可能となる。本実施形態の照明器具10では、実装基板21の形状を矩形状としているが、これに限らず、たとえば、三角形や五角形以上の多角形状であってもよいし、円形状や楕円形状であってもよい。
レンズ体22は、発光部20が放射する光の配光を制御することができる。レンズ体22は、たとえば、ドーム状に形成することができる。レンズ体22は、たとえば、アクリル樹脂、エポキシ樹脂やポリカーボネート樹脂などの透光性を有する材料で形成することができる。レンズ体22は、レンズ体22の材料として、アクリル樹脂、エポキシ樹脂やポリカーボネート樹脂などの合成樹脂材料だけに限らず、ガラスなどを用いることができる。
外郭部材2bは、光源部2aを収納することが可能なものである。外郭部材2bは、有底角筒状に形成され、前面のほぼ中央に凹部2abを設けたものを用いることができる。外郭部材2bは、たとえば、アルミニウムやアルミニウム合金をダイカスト法により鋳造したアルミダイカストを用いることができる。外郭部材2bは、樹脂に比べて熱伝導性の高い材料として、アルミニウムを用いたものだけに限らず、たとえば、銅やステンレスなどの金属材料により形成してもよい。外郭部材2bは、凹部2abの底面に光源部2aを、ねじ止めなどによって取り付けることができる。外郭部材2bは、背面視において、左右(図5や図6の紙面の左右)に、側壁2bdをそれぞれ備えている。側壁2bdは、三角柱状に形成され、上端と下端がそれぞれ斜めに傾斜している。なお、側壁2bdの上端は、閉塞されている。
外郭部材2bは、外郭部材2bの背面において、複数(ここでは、11枚)の放熱フィン2bcを等間隔に並べて備えていることが好ましい(図5や図6を参照)。外郭部材2bは、光源部2aが発する熱を、外郭部材2bの放熱フィン2bcを介して外部に放熱することができる。したがって、外郭部材2bは、複数の放熱フィン2bcを設けることで放熱性の向上を図ることが可能となる。
透過パネル2cは、光源部2aから放射された光を透過させることが可能なものである。透過パネル2cは、光源部2aの保護に用いることができる。透過パネル2cは、たとえば、ガラスや、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、ポリカーボネート樹脂、シリコーン樹脂などの合成樹脂材料を用いることができる。本実施形態の照明器具10では、透過パネル2cに強化ガラスを用いている。透過パネル2cは、たとえば、矩形平板状に形成することができる。透過パネル2cは、光源部2aからの光を集光したり拡散したりするレンズ機能を備えていてもよい。透過パネル2cは、枠体2dと、図示していない防水パッキンとを有していることが好ましい。枠体2dは、矩形の枠状に形成することができる。枠体2dは、たとえば、アルミダイカストを用いることができる。枠体2dは、アルミダイカストだけに限らず、他の金属材料や樹脂材料により形成してもよい。枠体2dでは、四隅および長辺の中央に、それぞれ貫通孔2daが貫通している。透過パネル2cは、外郭部材2bの開口部を塞ぐように被せている。透過パネル2cは、枠体2dに設けられている合計6つの貫通孔2daに挿通されるボルト2eが、外郭部材2bに設けられている雌ねじ部(図示していない)にねじ込まれることで外郭部材2bに取り付けられる。透過パネル2cは、外郭部材2bに取り付けられることにより、外郭部材2bの凹部2ab内が透過パネル2cと防水パッキンとで密閉される。防水パッキンは、たとえば、合成ゴムによって矩形の枠状に形成することができる。
また、光源ボックス2は、発光面2aaとは反対側において、光源ボックス2の長手方向に沿った方向を長辺とする矩形板状の延設片2kを備えている(図3、図4および図5を参照)。矩形平板状の延設片2kは、延設片2kの底面と、光源ボックス2の第1面2baとを、概ね面一に形成している。延設片2kは、光源ボックス2の長手方向に沿った長穴の第3貫通孔2k3を備えている。
電源ボックス3は、光源部2aに電力を供給して発光部20を点灯させる電源装置3aを収容可能なものである。本実施形態の照明器具10では、電源ボックス3は、光源ボックス2よりも小さくしている。電源ボックス3は、光源ボックス2を保持する保持部3d1と、保持部3d1との位置を相対的に変位可能な基体部3d2とを備えた構成とすることができる。電源ボックス3は、保持部3d1の下側(図1や図3の紙面の下側)に基体部3d2を配置している。保持部3d1と基体部3d2とは、たとえば、アルミダイカストを用いることができる。保持部3d1と基体部3d2とは、アルミダイカストだけに限らず、他の金属材料により形成してもよい。保持部3d1と基体部3d2とは、アルミダイカストだけに限らず、他の金属材料などにより形成してもよい。保持部3d1と基体部3d2とは、同じ材質で形成するものだけに限られず、別々の材質により構成してもよい。
保持部3d1は、光源ボックス2を保持可能なものである。保持部3d1は、たとえば、角筒状に形成することができる。保持部3d1は、基体部3d2から光源部2aへ給電させる電線(図示していない)を、内部3hに挿通させることができる(図7や図9を参照)。保持部3d1は、図2に示すように、角筒状の保持部3d1の左右方向(図1の紙面の左右方向)の両側の壁に、円筒形の軸支部3daがそれぞれ軸方向を左右方向に一致させるように一体に形成されている。軸支部3daは、有底円筒形の外形形状をしている。軸支部3daは、円形の第1貫通孔3dcを底部3dfに設けている。軸支部3daは、軸支部3daの第1貫通孔3dcと基体部3d2の側壁に設けた雌ねじ部3deとが一致するように、基体部3d2の側壁の一部を覆って配置している。基体部3d2には、第1ボルト5aが雌ねじ部3deに、はめ合される。第1ボルト5aは、第1ボルト5aの材料として、ステンレスを用いることができる。本実施形態の照明器具10では、第1ボルト5aが回転軸となる第1連結部材5として機能する。
なお、軸支部3daと、基体部3d2の側壁との間には、円環状の弾性部材(図示していない)を介在させてもよい。弾性部材は、たとえば、合成ゴムを用いることができる。弾性部材は、合成ゴム製だけに限定されず、たとえば、金属製のコイルばねや板ばねを用いてもよい。
軸支部3daは、基体部3d2との間に設けた弾性部材と当接し、弾性部材と軸支部3daの底部3dfとの間、および弾性部材と基体部3d2の側壁との間に、摩擦力が生じるように構成していることが好ましい。軸支部3daは、第1連結部材5が雌ねじ部3deに締め付けられることで、弾性部材を基体部3d2側へ押し込むように構成される。摩擦力は、第1連結部材5が基体部3d2の雌ねじに締め込まれて軸支部3daが弾性部材を押す力が増すほど大きくなる。照明器具10は、第1連結部材5が締め込まれているときの静止摩擦力が、基体部3d2を第1連結部材5の周りに回転させようとする回転力よりも大きければ、基体部3d2に対して基体部3d2が回り止めすることができる。軸支部3daでは、第1連結部材5を第1貫通孔3dcに挿通して、基体部3d2にねじ止めする。これにより、基体部3d2は、保持部3d1を第1連結部材5の軸周りに回転可能に保持することができる。本実施形態の照明器具10は、左右どちらか一方の第1連結部材5を締め込むことにより、光源ボックス2が回転することを抑制することができる。
保持部3d1は、背面側の略中央から突出片3mが突出している(図3、図5を参照)。平板状の突出片3mは、突出片3mの上面と、光源ボックス2の第1面2baと対向する保持部3d1の第2面3baとを、概ね面一に形成している。平板状の突出片3mには、突出片3mを貫通する第4貫通孔(図示していない)を設けている。第4貫通孔には、第2連結部材6たる第2ボルト6aを、はめ合せるための、雌ねじが形成されている。本実施形態の照明器具10では、たとえば、第2ボルト6aを第3貫通孔2k3に挿通して、第2ボルト6aに適合する雌ねじが形成された突出片3mにはめ合されている。第2ボルト6aは、第2ボルト6aの材料として、ステンレスを用いることができる。照明器具10は、第2ボルト6aと突出片3mとで延設片2kを挟むことにより、光源ボックス2と保持部3d1との相対的な移動を抑制可能としている。
基体部3d2は、保持部3d1を保持することが可能なものである。基体部3d2は、基体部3d2の内部の空間に電源装置3aを収納可能に構成している。基体部3d2は、蓋部3gにより、基体部3d2の背面側の開口部を塞ぐようにねじ止めすることができる構成としている。基体部3d2は、蓋部3gとの間に、図示していないパッキンを介在させていることが好ましい。基体部3d2は、蓋部3gにより密閉することができる。
電源装置3aは、たとえば、光源部2aの光源にLEDを用いる場合、外部の商用交流電力を直流電力に変換し、降圧する構成とすればよい。また、電源装置3aは、たとえば、光源部2aの光源に放電灯を用いる場合、外部の商用交流電力を所定の交流電力に昇圧する構成とすることができる。電源装置3aは、たとえば、光源部2aの光源に白熱灯を用いる場合、外部の商用交流電力を直流電力に変換して給電する構成とすることができる。
また、基体部3d2は、電源ケーブル11を挿入するケーブル挿入部3bを備えていることが好ましい。基体部3d2は、基体部3d2の下面に、電源ケーブル11を挿入するケーブル挿入部3bを備えることができる。ケーブル挿入部3bは、ケーブルグランドにより構成していることが好ましい。ケーブルグランドは、たとえば、円環状のケーブル用パッキン、平ワッシャを介して、締付ねじにより電源ケーブル11を取り付けることができる。ケーブルグランドでは、図示していないコーキング材により、照明器具10内への粉塵などの侵入や水分の浸入を抑制する構成としてもよい。コーキング材は、コーキング材の材料として、たとえば、シリコーン樹脂を用いることができる。コーキング材は、コーキング材の材料として、シリコーン樹脂だけに限られず、エポキシ樹脂やウレタン樹脂などの他の樹脂材料を使用してもよい。
基体部3d2は、ケーブル挿入部3bを介して、基体部3d2の内部に電源ケーブル11を導入することができる。ケーブル挿入部3bは、電源装置3aに給電する電源ケーブル11を挿入するために用いられる。電源ボックス3は、基体部3d2内に、ケーブル挿入部3bより導入される電源ケーブル11が接続される端子台(図示していない)を収納している。端子台は、光源部2aに電力を供給して発光部20を点灯させる電源装置3aと電気的に接続している。基体部3d2は、照明器具10のケーブル挿入部3bから導入する電源ケーブル11を内部へ引き入れる孔部(図示していない)を備えている。なお、ケーブル挿入部3bには、電源ケーブル11を挿入しない場合、基体部3d2の内部に水分などが浸入しないように、キャップ3b1で塞ぐことができる構成としていることが好ましい。
基体部3d2は、基体部3d2の内部から給電用の電線を導出できるように構成している。基体部3d2は、基体部3d2の上面に、ケーブル導出部(図示していない)を設ければよい。ケーブル導出部は、基体部3d2の内部を密閉しつつ、給電用の電線を導出できることが好ましい。給電用の電線は、基体部3d2から保持部3d1の内部3hを挿通させて光源ボックス2と電気的に接続している。
さらに、基体部3d2は、水抜き孔部3cを備えていることが好ましい。水抜き孔部3cは、基体部3d2の内部で結露などにより生じた水を、基体部3d2の外部に排出することができるように構成している。
本実施形態の照明器具10は、基体部3d2をボルトなどにより構造物に固定する場合、照明器具10を設置面に設置しやすいように、ケーブル挿入部3bを基体部3d2の背面に設けてもよい。言い換えれば、基体部3d2は、基体部3d2の背面側において、水抜き孔部3cと、電源装置3aと電気的に接続する電源ケーブル11を挿入するケーブル挿入部3bとを備えた構成とすることもできる。
ケーブル挿入部3bは、基体部3d2の背面側に設けると電源ケーブル11を基体部3d2の内部において折り曲げて電源装置3aの端子と接続する必要がある場合がある。そのため、照明器具10は、ケーブル挿入部3bの折り曲げが生じにくいように、基体部3d2の背面側と傾斜して設けていることが好ましい。ケーブル挿入部3bは、基体部3d2の背面側において、鉛直方向下側となるように傾斜して設けていることが好ましい。これにより、照明器具10では、電源ケーブル11を伝って流れる雨水などの水分がケーブル挿入部3bから浸入することを抑制することも可能となる。
水抜き孔部3cは、基体部3d2の内部で結露などにより生じた水を、基体部3d2の外部に排出するため、基体部3d2の下側に備えることが好ましい。水抜き孔部3cでは、基体部3d2の背面側に設けると水抜きがされにくくなる虞がある。そのため、照明器具10では、図示していないが、基体部3d2の内部に溜まった水が水抜き孔部3cから排水されやすいように、基体部3d2の内面を傾斜させていることが、より好ましい。
基体部3d2は、電源ケーブル11を外部へ引き入れる引入孔をケーブル挿入部3bに備えている。ケーブル挿入部3bを構成するケーブルグランドでは、図示していないコーキング材により、照明器具10内への水の浸入や粉塵などの侵入を抑制する構成としてもよい。コーキング材は、コーキング材の材料として、たとえば、シリコーン樹脂を用いることができるが、シリコーン樹脂だけに限られず、エポキシ樹脂やウレタン樹脂などの他の樹脂材料を使用しても良い。
以下では、本実施形態の照明器具10における光の照射範囲を変更することについて、説明する。
本実施形態の照明器具10では、保持部3d1と基体部3d2とを固定する第1連結部材5の軸線が第1の仮想線51と一致している(図1および図2を参照)。照明器具10では、第1連結部材5の回転軸が第1の仮想線51と一致しており、基体部3d2に対して、第1の仮想線51の周りに保持部3d1を回転させることができる。すなわち、照明器具10では、図4の二点鎖線の矢印に示すように、保持部3d1は、光源ボックス2の電源ボックス3に対向する第1面2baと平行な第1の仮想線51の軸周りに、光源ボックス2を回転することができる。本実施形態の照明器具10は、基体部3d2に対して、光源ボックス2および保持部3d1を回転させることで、光源ボックス2からの光の照射範囲を変更させることが可能となる。
本実施形態の照明器具10では、作業者が照射角を調整する場合、第1ボルト5aを僅かに緩めた状態で、手などにより、光源ボックス2を押せば、保持部3d1を基体部3d2に対して、回転させることができる。照明器具10は、第1ボルト5aを緩めた状態の摩擦力が回転力を下回らなければ、手で支えずとも光源ボックス2が不用意に回転することを抑制することができる。したがって、本実施形態の照明器具10は、基体部3d2に対する基体部3d2の角度の調整作業が容易となる。また、本実施形態の照明器具10では、第1ボルト5aが器具本体1の左右の少なくとも一方で露出させることができるため、光源ボックス2を回転させた後、第1ボルト5aを締付けしやすく、施工性を高めることが可能となる。
また、本実施形態の照明器具10では、電源ボックス3は、光源ボックス2と保持部3d1とを固定する第2連結部材6たる第2ボルト6aの軸線が第2の仮想線52(図8を参照)と一致している。本実施形態の照明器具10では、第2連結部材6の回転軸が第2の仮想線52と一致しており、基体部3d2に対して、第2の仮想線52の周りに光源ボックス2および保持部3d1を回転させることができる。電源ボックス3の保持部3d1は、図7および図9の二点鎖線の矢印に示すように、光源ボックス2の電源ボックス3に対向する第1面2baと垂直な第2の仮想線52の軸周りに、光源ボックス2を回転することができる。照明器具10は、光源ボックス2を保持する保持部3d1を、基体部3d2に対して、回転させることで、光源ボックス2からの光の照射範囲を変更させることが可能となる。
次に、本実施形態の照明器具10では、保持部3d1は、図11や図14に示すように、光源ボックス2の電源ボックス3に対向する第1面2baに沿って、光源ボックス2をスライドすることができる。電源ボックス3は、第2ボルト6aを延設片2kの第3貫通孔2k3に挿通して突出片3mに、はめ合わせることで、光源ボックス2を固定している。照明器具10は、第2ボルト6aの締付けを緩めれば、図11や図14の二点鎖線の矢印に示すように、光源ボックス2の電源ボックス3に対向する第1面2baと平行な方向に沿って、光源ボックス2をスライドさせることができる。ここで、第3貫通孔2k3は、第3貫通孔2k3の大きさや形状により、光源ボックス2のスライド範囲を規定することができる。
言い換えれば、本実施形態の照明器具10は、光源ボックスが第1の仮想線51と第2の仮想線52との2軸方向に回転可動し、第1面2baと平行な方向にスライド可動に構成している。なお、照明器具10は、必ずしも第1の仮想線51の軸周りに回転自在とするものと、第2の仮想線52の軸周りに回転自在とするものと、第1面2baと平行な方向に沿ってスライド自在に駆動する構成だけに限られず、いずれか1つの動作ができればよい。したがって、照明器具10は、第1の仮想線51の軸周りにだけ回転自在な構成だけとしてもよい。また、照明器具10は、第2の仮想線52の軸周りに回転自在な構成だけとしてもよい。さらに、照明器具10は、第1面2baと平行な方向に沿ってスライド自在に駆動する構成を同時に備えたものだけとしてもよい。これにより、本実施形態の照明器具10では、アームがなくとも光源ボックス2を可動することができ、照射角度、照射範囲を可変とすることが可能となる。
また、本実施形態の照明器具10では、第2ボルト6aが器具本体1の背面側に露出しているため、光源ボックス2を回転やスライドさせた後、第2ボルト6aが締付けしやすく、施工性を高めることが可能となる。また、照明器具10は、第2ボルト6aを背面側で締付けするため、器具本体1の施工にあたって、光源ボックス2の発光面2aaに傷をつける虞を低減させることも可能となる。なお、照明器具10は、第1の仮想線51の軸周りに回転自在とする構成の位置よりも、第2の仮想線52の軸周りに回転自在とする構成の位置を上方に配置していることにより、光源ボックス2の回転を制御しやすくすることも可能となる。
2 光源ボックス
2a 光源部
2aa 発光面
2b 外郭部材
2ba 第1面
2c 透過パネル
3 電源ボックス
3a 電源装置
3d1 保持部
10 照明器具
51 第1の仮想線
52 第2の仮想線

Claims (3)

  1. 光源部を収容する外郭部材と該外郭部材の発光面を覆う透過パネルとを有する光源ボックスと、
    前記光源部に給電する電源装置を収容する電源ボックスと
    を備えており、
    前記光源ボックスは、前記電源ボックスに可動自在に直接的に結合されており、
    前記電源ボックスは、
    前記光源ボックスと対向し前記光源ボックスを保持する保持部と、
    前記電源装置を収容する基体部と、
    からなり、
    前記保持部は、前記光源ボックスの前記電源ボックスに対向する第1面と平行な第1の仮想線の軸周りで、前記基体部に回転自在である
    ことを特徴とする照明器具。
  2. 前記保持部は、前記光源ボックスの前記電源ボックスに対向する第1面と垂直な第2の仮想線の軸周りに、前記光源ボックスを回転自在とする
    ことを特徴とする請求項1に記載の照明器具。
  3. 前記保持部は、前記光源ボックスの前記電源ボックスに対向する第1面と平行な方向に沿って、前記光源ボックスをスライド自在とする
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の照明器具。
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