JP6507428B2 - バルーンインフューザー - Google Patents

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Description

本発明は、医療用機器に関し、特にバルーンインフューザーに関する。
バルーンインフュージョンポンプ(balloon infusion pump)又は携帯型注入ポンプ(PIP; portable infusion pump)ともいうバルーンインフューザー(balloon infuser)は、特に抗癌剤などの注入量や注入速度が重要な薬物を一定の速度で継続して注入するために用いられる使い捨て薬物注入器具である。別途の速度調節器具が結合されて用いられるのが一般的である。
バルーンインフューザーは、外部要因から安全で衛生的であり、携帯に便利であり、別途の電源が必要なく、日常生活に支障がないという利点を有し、持続的な薬物注入を必要とする患者が入院しなくても通院で治療できるようにするので、その研究と需要が増加している。
しかし、現在用いられている一般的なバルーンインフューザーには次のような問題がある。
バルーンの膨張の程度は内側に含まれる内容物の量に依存するが、正確な内容物の量の設定は困難である。ユーザは、バルーンの膨張の程度を肉眼で見て推測することにより、バルーンインフューザー内に内容物がどれほど残っているか、どれほどなくなったかを判断しなければならない。外部ハウジングに弧状の目盛線が印刷され、バルーンの末端が弧状の目盛線を指し示すことによりユーザに残っている内容物の量を示すバルーンインフューザーが存在するが、バルーンは収縮の程度に応じて末端の曲率が様々に変形するため正確に指し示すことは困難であるので、前記問題を解消することができない。
また、内容物の排出の定量化を維持するために複数の部品が用いられ、密封が重要であるため接着剤が用いられることも問題である。接着剤の使用は、製造工程が複雑になり、製造コストが上昇するだけでなく、衛生面でも好ましくないことは言うまでもない。
バルーンの収縮力により内容物を排出するので、バルーンがほとんど収縮して内容物があまり残ってない状態では、残っている内容物の完全な排出は困難である。よって、バルーンの内側に内容物が残っている状態、又は排出流路に内容物が一部残っている状態で使用が終了し、廃棄される。このように排出されなかった内容物が残っている空間を俗にデッドスペース(dead space)というが、このようなデッドスペースは一般的なバルーンインフューザーにかなり存在する。デッドスペースの存在はユーザに経済的負担をもたらす。
米国特許出願公開第2014/0155829号明細書 中国特許出願公開第102935252号明細書
本発明は前記課題を解決するためになされたものである。
バルーンインフューザーの内側に残っている内容物の量を正確に指し示すことができ、接着剤を用いることなく堅固に結合することができ、デッドスペースの量を可能な限り減少させることのできるバルーンインフューザーを提案する。
前記課題を解決するために、本発明は、直線状の目盛からなる目盛線13が表示された上部カバー10と、上部カバー10の下側に固定される下部カバー20と、上部カバー10の内側に位置して内容物が収容される可撓性の膨張部材70と、膨張部材70の膨張の程度に応じて昇降し、その一面には目盛指針線34が備えられ、目盛指針線34が目盛線13を指し示す昇降部30とを含む、バルーンインフューザーを提供する。
また、前記バルーンインフューザーは、昇降部30の上側に位置する昇降部上部開口31に結合される上部コネクタホルダ40と、上部コネクタホルダ40に結合される上部コネクタ50と、上部コネクタ50に結合される内側シャフト60と、下部カバー20の下部開口21に結合される下部コネクタホルダ100と、下部コネクタホルダ100に結合される下部コネクタ90と、下部コネクタ90に結合される外側シャフト80とをさらに含むことが好ましい。
さらに、膨張部材70が内側シャフト60を密封するように覆い、外側シャフト80内には中空部88が位置し、内側シャフト60が中空部88内に挿入されて摺動運動により昇降することが好ましい。
さらに、外側シャフト80の中央には下部開口21に連通する注入用開口81が位置し、注入用開口81は注入口82を介して中空部88に連通し、中空部88には複数の注入口83、84が位置し、複数の注入口83、84は膨張部材70により外部から密封され、注入用開口81に内容物が注入されると、注入された内容物は注入口82を介して中空部88に流入し、その後複数の注入口83、84から膨張部材70の内側に流出し、膨張部材70を膨張させると共に内側シャフト60を上昇させることが好ましい。
さらに、昇降部上部開口31と下部開口21は同一形状であるが180度反対方向に形成された開口であり、昇降部上部開口31に結合される上部コネクタホルダ40と下部開口21に結合される下部コネクタホルダ100とは同一の部品であり、上部コネクタ50と下部コネクタ90とは同一の部品であることが好ましい。
さらに、昇降部上部開口31において、上部コネクタホルダ40はスナップ結合により接着剤を用いることなく結合され、上部コネクタホルダ40と上部コネクタ50はスナップ結合により接着剤を用いることなく結合され、上部コネクタ50と内側シャフト60間に膨張部材70が位置することにより接着剤を用いることなく密封されるように結合され、下部開口21において、下部コネクタホルダ100はスナップ結合により接着剤を用いることなく結合され、下部コネクタホルダ100と下部コネクタ90はスナップ結合により接着剤を用いることなく結合され、下部コネクタ90と外側シャフト80間に膨張部材70が位置することにより接着剤を用いることなく密封されるように結合されることが好ましい。
さらに、内側シャフト60の上部が上部コネクタ50に結合され、内側シャフト60の内壁体65、66、67の形状が上部コネクタ50の外壁体55、56、57の形状に対応し、内壁体65、66、67と外壁体55、56、57間に膨張部材70が位置することが好ましい。
さらに、内壁体65、66、67のうちいずれかの内壁体66及びそれに対応する外壁体55、56、57のうちいずれかの外壁体56が、他の内壁体65、67及び他の外壁体55、57に対して傾斜しており、外壁体55、56、57のうち他の外壁体57上には内側に突出した突出部58が位置し、突出部58が膨張部材70を加圧することが好ましい。
さらに、昇降部上部開口31には境界に沿って放射状に上部コネクタホルダ係止突起32及び上部コネクタホルダ支持部33がそれぞれ一対ずつ位置し、上部コネクタホルダ40には外周縁に沿って放射状に上部コネクタ係止突起42及び昇降部支持部43が位置し、上部コネクタホルダ係止突起32の下部末端には内側に突出した上部コネクタホルダ装着部32aが位置し、昇降部支持部43の下部末端には外側に突出した昇降部装着部43aが位置することが好ましい。
さらに、上部コネクタホルダ装着部32aが上部コネクタ係止突起42の下側に位置することにより上部コネクタホルダ40の下側への移動を制限し、昇降部装着部43aが上部コネクタホルダ支持部33の下側に位置することにより上部コネクタホルダ40の上側への移動を制限することが好ましい。
さらに、上部コネクタ50の上部末端には外側に突出した上部コネクタホルダ締結部52が位置し、上部コネクタ50の下部末端には外側に突出した上部コネクタ肩部53が位置し、上部コネクタホルダ締結部52の下側に上部コネクタ係止突起42が位置することにより上部コネクタ50の下側への移動を制限し、昇降部装着部43aの下側に上部コネクタ肩部53が位置することにより上部コネクタ50の上側への移動を制限することが好ましい。
さらに、複数の注入口83、84は、中空部88の中央に位置する一対の上部注入口83と、中空部88の下側に位置する一対の下部注入口84とを含むことが好ましい。
さらに、上部注入口83の高さは、膨張部材70の最大膨張状態での中央の高さに対応することが好ましい。
本発明によれば、バルーンインフューザーの内側に残っている内容物の量を正確に指し示すことができる。昇降部という別途の部材を採用し、昇降部の末端に目盛指針線を備え、外部ハウジングに直線状の目盛線を印刷し、バルーンの膨張又は収縮と同期化して昇降部を昇降させることにより、ユーザに残っている内容物の正確な量を示すことができる。
また、別途の接着剤を用いることなく堅固に固定することができる。さらに、コネクタとコネクタホルダが同一の部品であるため、同時に生産して上部及び下部で方向のみ変えて用いることができるので、製造コストが低減される。
射出部品の簡単なスナップ締結だけで完成品を堅固に製作できるので、工程が容易になり、製作時間が短縮され、不良率が非常に低くなる。
また、デッドスペースが減少し、バルーンインフューザーに含まれる内容物の使用量が増加し、ユーザに経済的利益がもたらされ、医師が正確な薬物の量を予測して処方できるようにする。
本発明の実施形態によるバルーンインフューザーの斜視図である。 本発明によるバルーンインフューザーの分解斜視図である。 本発明によるバルーンインフューザーに内容物が注入される前の状態の断面斜視図であり、図10のA−A線断面図である。 本発明によるバルーンインフューザーに内容物が注入されている状態又は内容物が注入された後ある程度使用した状態の断面斜視図であり、図10のA−A線断面図である。 本発明によるバルーンインフューザーに内容物が完全に注入された状態の断面斜視図であり、図10のA−A線断面図である。 図3aの「A」部分の拡大断面図であり、図10のA−A線断面図である。 図3aの「B」部分の拡大断面図である。図4と同様に、図10のA−A線断面図である。 図3aの「A」部分から放射状に90度移動した部分の拡大断面図であり、図10のC−C線断面図である。 本発明によるバルーンインフューザーの上部カバー10の斜視図である。 本発明によるバルーンインフューザーの下部カバー20の斜視図である。説明のために、上から見た斜視図と下から見た斜視図を共に示す。 本発明によるバルーンインフューザーの昇降部30の斜視図である。説明のために、上から見た斜視図と下から見た斜視図を共に示す。 本発明によるバルーンインフューザーの上部コネクタホルダ40の斜視図である。説明のために、上から見た斜視図と下から見た斜視図を共に示す。下部コネクタホルダ100もこれと同一形状である。 本発明によるバルーンインフューザーの上部コネクタ50の斜視図である。説明のために、上から見た斜視図と下から見た斜視図を共に示す。下部コネクタ90もこれと同一形状である。 本発明によるバルーンインフューザーの内側シャフト60の斜視図である。説明のために、上から見た斜視図と下から見た斜視図を共に示す。 本発明によるバルーンインフューザーの膨張部材70の斜視図である。説明のために、上から見た斜視図と下から見た斜視図を共に示す。後述するように、膨張部材70は膨張する可撓性素材であるので、その形状が変化することに留意されたい。 本発明によるバルーンインフューザーの外側シャフト80の斜視図である。説明のために、上から見た斜視図と下から見た斜視図を共に示す。 本発明の他の実施形態によるバルーンインフューザーを示す図であり、説明のために昇降部30及び上部カバー10を省略したものである。
本発明は、医療用器具であるバルーンインフューザーに関する。人体を直接対象とする治療方法ではないことを明らかにしておく。
以下、「内容物」とは、本発明によるバルーンインフューザーに注入される薬液などの医療用流体を意味すると理解すべきである。
以下、説明のために、図3a〜図3cにおける図面の上方向を上側といい、図面の下方向を下側という。また、説明のために、本発明によるバルーンインフューザーの中心軸を基準に、中心に向かう方向を内側といい、その反対方向を外側という。
以下、図面を参照して本発明を詳しく説明する。
1.全体構造の説明
図1の(a)〜(d)に示すように、本発明によるバルーンインフューザーは、上部カバー10の形態によって様々な実施形態が可能である。
図1の(a)と(c)は四角柱に近い形状であり、図1の(b)と(d)は三角柱に近い形状である。図示していないが、四角柱や三角柱でない多角柱に近い形状や円柱状であってもよい。
図1の(c)と(d)においては把持溝16が上下方向に存在するので、ユーザが把持しやすくなり、構造的な安定性が増加する。
図2は本発明によるバルーンインフューザーの分解斜視図である。図1の(a)の場合を例に示すが、他の形態においても上部カバー10と下部カバー20の形態が異なるだけで、内側の部品は同一である。
本発明によるバルーンインフューザーは、上部カバー10と、昇降部30と、上部コネクタホルダ40と、上部コネクタ50と、内側シャフト60と、膨張部材70と、外側シャフト80と、下部コネクタ90と、下部コネクタホルダ100とを含み、下端には下部カバー20が位置する。
上部コネクタ50と下部コネクタ90は同一の部材を用いることができ、上部コネクタホルダ40と下部コネクタホルダ100も同一の部材を用いることができる。こうすることにより、製造が容易になり、製造コストが低減される。
上部カバー10と下部カバー20は、本発明によるバルーンインフューザーの外観を形成する。上部カバー10には目盛線13が印刷されており、昇降部30の昇降に応じて昇降部30の目盛指針線34が昇降して目盛線13を指し示すことにより、正確な内容物の量を示すことができる。
昇降部30には上部コネクタホルダ40と上部コネクタ50が結合される。接着剤などを用いることなくスナップ結合により堅固に固定される。
下部カバー20の下部開口21にも同様に、接着剤を用いることなく下部コネクタホルダ100と下部コネクタ90がスナップ結合により固定される。
上部コネクタ50と下部コネクタ90間には内側シャフト60、外側シャフト80及び膨張部材70が位置する。
内側シャフト60は上部コネクタ50により昇降部30に固定される。
外側シャフト80は下部コネクタ90により下部カバー20に固定される。
バルーンインフューザーに内容物が注入されることにより、膨張部材70が膨張し、内側シャフト60及びそれに結合された昇降部30が上昇する(図3c)。反対に、内容物が流出することにより、膨張部材70が収縮し、内側シャフト60及びそれに結合された昇降部30が下降する(図3a)。
以下、それぞれの構成について詳しく説明する。
2.構成要素の詳細説明
図7〜図14を参照して上部カバー10、下部カバー20、昇降部30、上部コネクタホルダ40、上部コネクタ50、内側シャフト60、膨張部材70、外側シャフト80について順に説明する。
図7は上部カバー10を示す図である。
上部カバー10は、ユーザが昇降部30を目視できるように透明又は半透明の材質からなる。よって、ユーザは上部カバー10の内側で昇降する昇降部30が目盛線13のどの目盛を指し示しているか分かる。
上部カバー10の上面には据置部11が位置するので、バルーンインフューザーを別途の据置台に据え置くことによりユーザは便利に用いることができる。
上部カバー10の側部の一面には目盛線13が印刷される。目盛線13は上下方向に内容物の容量を指し示すが、下側の目盛線の間隔が上側の目盛線の間隔より大きい。昇降部30の目盛指針線34が指し示す目盛線13の数字が内容物の容量を意味する。
上部カバー10と下部カバー20の結合のために、段差状に形成された段差部14が上部カバー10の末端外周に沿って位置する。結合すると、上部カバー10の段差部14に下部カバー20の段差部24が位置する。
段差部14の一部に結合溝15が位置する。結合溝15には下部カバー10の結合突起25が挿入されて堅固に固定される。
図7に示す実施形態においては上部カバー10が四角柱に近い形状であるため結合溝15が4つ備えられるが、図1の(b)、(d)のように三角柱に近い形状の場合は3つ備えられ、四角柱や三角柱でない多角柱の場合は他の数の結合溝が備えられる。円柱状の場合は、上部カバーの外周に沿って少なくとも2つの結合溝が位置することが結合のために好ましい。
図8は下部カバー20を示す図である。
下部カバー20の中央の内側には下部開口21が位置する。下部開口21を介してユーザは注入用開口81に接近することができるので、下部開口21を介して内容物を注入しておくことができ、ユーザに内容物を定量供給することができる。
下部開口21の境界に沿った放射状に下部コネクタホルダ係止突起22及び下部コネクタホルダ支持部23が上側に突出して位置する。下部コネクタホルダ係止突起22及び下部コネクタホルダ支持部23は、対向するようにそれぞれ一対ずつ設けられるが、その位置及び個数は変更することができる。
下部コネクタホルダ係止突起22の上側末端には内側に突出した下部コネクタホルダ装着部22aが位置する。
下部コネクタホルダ装着部22aの内側面には内側の下方への傾斜面が位置する。傾斜面の下側末端面には外側への段差が形成され、下部コネクタホルダ100を挿入すると、下部コネクタホルダ100の係止突起がその傾斜面に沿って移動して内側にスナップ結合される。よって、下部コネクタホルダ100の上側への移動が制限される。
一方、このような結合のために下部コネクタホルダ係止突起22及び下部コネクタホルダ装着部22aの若干の左右移動が必要であるので、装着部遊び22bが外側に位置する。
下部コネクタホルダ支持部23は、下部コネクタホルダ係止突起22から90度移動した部分に位置する。下部コネクタホルダ100を下部開口21に挿入すると、図5に示すように、下部コネクタホルダ支持部23の上側に下部カバー装着部103aが位置する。よって、下部コネクタホルダ100の下側への移動が制限される。
このようなスナップ結合を用いると、下部カバー20に対する下部コネクタホルダ100の上側及び下側への移動がそれぞれ下部コネクタホルダ係止突起22及び下部コネクタホルダ支持部23により制限されるので、接着剤などの追加部材を用いることなく堅固に固定される。
図9は昇降部30を示す図である。
内容物の量に応じて下部カバー20に固定された外側シャフト80を基準に内側シャフト60が昇降するが、上部コネクタホルダ40及び上部コネクタ50により内側シャフト60に固定された昇降部30が昇降する。
すなわち、昇降部30が内容物の量に応じて昇降するので、目盛指針線34は目盛線13上で内容物の量を指し示すことができる。
目盛指針線34は、昇降部30の末端の一側に位置する。目盛指針線34は直線状であるので、同じく直線状である目盛線13に印刷された内容物の量を正確に指し示すことができる。
このような機能のために、昇降部30は上部シャフト60に堅固に固定されなければならないので、昇降部30の上部に位置する昇降部上部開口31にはその境界に沿った放射状に上部コネクタホルダ係止突起32及び上部コネクタホルダ支持部33が位置し、昇降部30、上部コネクタホルダ40、上部コネクタ50及び上部シャフト60が接着剤などを用いることなく堅固に固定される。
昇降部上部開口31、上部コネクタホルダ係止突起32及び上部コネクタホルダ支持部33の構造は、下部カバー20の下部開口21、下部コネクタホルダ係止突起22及び下部コネクタホルダ支持部23の構造と同一であるが、設置方向のみ180度反対方向(すなわち、上下反対)である。こうすることにより、同一の部品であるコネクタホルダ及びコネクタを上部及び下部の両方に利用できるので、製造コストを低減し、製造の便宜を図ることができる。
ただし、下部カバー20の装着部遊び22bが深く切り欠かれて一側に突出した形状(図8において上側に突出した形状)であるのに対して、昇降部30の装着部遊び32bは外側に凹んだ形状である。
上部コネクタホルダ係止突起32の下部末端には、内側に突出した上部コネクタホルダ装着部32aが位置する。よって、上部コネクタホルダ40を昇降部上部開口31において下方に結合すると、上部コネクタホルダ40の上部コネクタ係止突起42が上部コネクタホルダ装着部32aの上側に装着されるので、昇降部30とは独立して上部コネクタ40が下側に移動する現象が防止される。
一方、上部コネクタホルダ40を昇降部上部開口31において下方に結合すると、上部コネクタホルダ支持部33の下端に昇降部支持部43が位置する。よって、昇降部30とは独立して上部コネクタ40が上側に移動する現象が防止される。
このような構造により、昇降部30に対する上部コネクタホルダ40の上側及び下側への移動が全て制限されるので、接着剤などの追加部材を用いることなく堅固に固定され、昇降部30と上部コネクタ40が共に昇降する。
図10は上部コネクタホルダ40を示す図である。下部コネクタホルダ100は上部コネクタホルダ40と同一の構造であるが、図2に示すように、バルーンインフューザーの製造時にその設置方向のみ反対になる。
上部コネクタホルダ40は、昇降部30の昇降部上部開口31に挿入される。
上部コネクタホルダ40の中央に上部コネクタホルダ開口41が位置する。
上部コネクタホルダ40の外面に沿った放射状に上部コネクタ係止突起42と昇降部支持部43が位置する。上部コネクタ係止突起42と昇降部支持部43は、対向するようにそれぞれ一対ずつ位置することが好ましい。
上部コネクタ係止突起42の外面は垂直であるが、内面には内側に突出して上部から下部に行くほど半径が小さくなるように傾斜した傾斜面が位置する。傾斜面の上部末端面には外側への段差が形成され、図6に示すように、上部コネクタ50の上部コネクタホルダ締結部52が挿入される。すなわち、上部コネクタ50を上部コネクタホルダ40に向かって下から上に挿入すると、上部コネクタホルダ締結部52が上部コネクタ係止突起42の傾斜面に沿って移動して内側にスナップ結合される。よって、上部コネクタホルダ40とは独立して上部コネクタ50が下側に移動する現象が防止される。
一方、このような結合のために上部コネクタ係止突起42は上部コネクタ50の結合時に若干の左右移動が必要であるので、装着部遊び42aがその内側に位置する。
昇降部支持部43の下側末端には外側に突出した昇降部装着部43aが位置する。
昇降部支持部43は、前述したように、昇降部30とは独立して上部コネクタホルダ40が上側に移動する現象を防止すると共に、上部コネクタホルダ40とは独立して上部コネクタ50が上側に移動する現象を防止する。
すなわち、図4に示すように、昇降部装着部43aが上部コネクタホルダ支持部33の下端に当接することにより、昇降部30とは独立して上部コネクタホルダ40が上側に移動する現象が防止され、昇降部装着部43aが上部コネクタ50の上部コネクタ肩部53の上側に位置することにより、上部コネクタホルダ40とは独立して上部コネクタ50が上側に移動する現象が防止される。
図11は上部コネクタ50を示す図である。前述したように、下部コネクタ90は上部コネクタ50と同一の構造である。ただし、図2に示すように、バルーンインフューザーの製造時にその設置方向が反対方向になる。
上部コネクタ50は、上部コネクタホルダ40の下側に挿入され、上部中央に上部コネクタ開口51が位置し、ここに内側シャフト60が挿入される。
上部コネクタ開口51を形成する外周縁は、図4に示すように、第1上側外壁体55、第2上側外壁体56及び第3上側外壁体57に分けられ、ここに突出部58が位置する。それぞれの構成は結合構造と共に下記に詳述する。
上部コネクタ50の外周縁の上側には上部コネクタホルダ締結部52が位置する。上部コネクタホルダ締結部52の上側は外側に傾斜した形状であるので、上部コネクタ係止突起42の傾斜面がこれと当接して容易に移動できるようにする。
図6に示すように、上部コネクタ50を上部コネクタホルダ40に向かって下から上に挿入すると、上部コネクタホルダ締結部52が上部コネクタ係止突起42の傾斜面に沿って移動して内側にスナップ結合される。上部コネクタホルダ40とは独立して上部コネクタ50が下側に移動する現象が防止される。
上部コネクタ50の外周面の下側には外側に所定間隔で突出した上部コネクタ肩部53が位置する。図4に示すように、上部コネクタ肩部53が昇降部支持部43aの下側に位置することにより、上部コネクタホルダ40とは独立して上部コネクタ50が上側に移動する現象が防止される。
図12は内側シャフト60を示す図である。
内側シャフト60の下部は、上部コネクタ50及び上部コネクタホルダ40により昇降部30に堅固に固定される。内容物の量に応じて昇降して昇降部30を昇降させる部品である。
内側シャフト60の上部と上部コネクタ50間には可撓性の膨張部材70が堅固に固定される。
内側シャフト60の中下部の胴部69は、外側シャフト80内の空間で摺動運動により昇降するようにガイドされる。このために、胴部69の形状は外側シャフト80の中空部88の形状に対応することが好ましく、特に円滑なガイドのために、少なくとも1つの突出部が位置することが好ましい。図12及び図14においては、4つの突出部及びそれに対応する中空部88を示すが、その個数や形状はいかなるものでもよい。
内側シャフト60の上部には第1上側内壁体65、第2上側内壁体66及び第3上側内壁体67が位置する。内壁体65、66、67の形態及び構成により、昇降部30に対する内側シャフト60の上昇又は下降が制限されて堅固に固定される。それぞれの構成は結合構造と共に下記に詳述する。
内側シャフト60の上部中央には円筒状中空体61が位置し、これは上部コネクタ開口51及び上部コネクタホルダ開口41を貫通して昇降部上部開口31に至る。
円筒状中空体61の放射状の外側には第1上側内壁体65間に内壁体遊び61aが位置する。
バルーンインフューザーの内側に内容物が注入されると、後述する膨張部材70が膨張すると共に、その圧力により内側シャフト60が外側シャフト80から上昇する。
よって、上部コネクタ50及び上部コネクタホルダ40により内側シャフト60に固定された昇降部30が共に上昇し、昇降部30の上昇に応じて目盛指針線34が上昇して目盛線13を指し示す。
図13は膨張部材70を示す図である。
図13に示す膨張部材70の形状は内容物が注入されていない状態の形状であり(図3a)、内容物が注入されると可撓性属性の膨張部材70が膨張する(図3b,図3c)。
図3b及び図3cに示すように、膨張部材70の上部と下部はそれぞれ内側シャフト60と外側シャフト80により固定されているので、中央部分が膨張又は収縮する。
膨張部材70は、可撓性であればいかなるものでもよいが、一実施形態においてはシリコンを用いることにより、膨張及び収縮力を良好にし、衛生度を向上させている。
特に、下記の結合構造の説明において詳述するが、上部コネクタ50と内側シャフト60間に膨張部材70が位置することにより、接着剤を用いることなく密封されるように結合されるようにし、同様に下部コネクタ90と外側シャフト80間に膨張部材70が位置することにより、接着剤を用いることなく密封されるように結合されるようにする。
図14は外側シャフト80を示す図である。
外側シャフト80の下部は、下部コネクタ90及び下部コネクタホルダ100により下部カバー20に固定され、特に内容物の量とは関係なく下部カバー20に堅固に固定される。
外側シャフト80の下部と下部コネクタ90間には可撓性の膨張部材70が固定される。
外側シャフト80の中空部88は、前述したように、内側シャフト60が昇降するようにガイドする。このために、中空部88の形状は内側シャフト60の胴部69の形状に対応する。
外側シャフト80の下部中央には注入用開口81が位置する。内容物が注入用開口81から注入されると、その内側の相対的に直径が小さい注入口82を通過して中空部88に至る(図3a〜図3c及び図5参照)。
中空部88の外面にはそれぞれ一対の上部注入口83と下部注入口84が位置する。上部注入口83及び下部注入口84から中空部88の内側の内容物が膨張部材70の内側に注入されて膨張部材70を膨張させる。
上部注入口83は中空部88の中央に位置し、下部注入口84は中空部88の下部末端に近接するように位置することにより、デッドスペースを減少させるが、これについては後述する。
外側シャフト80の下部には第1下側内壁体85、第2下側内壁体86及び第3下側内壁体87が位置する。内壁体85、86、87の形態及び構成により、下部カバー20に対する外側シャフト80の上昇又は下降が制限され、堅固に固定される。それぞれの構成は結合構造と共に下記に詳述する。
注入用開口81の放射状の外側には第1下側内壁体85間に内壁体遊び81aが位置する。
3.接着剤を用いない堅固な結合構造
医療用器具の特性上、接着剤を可能な限り用いないことが好ましい。しかし、背景技術において前述したように、バルーンインフューザーのように複雑な構造を有する医療用器具において接着剤を用いることなく内容物の密封を維持することは困難である。本発明者らは次に説明する構造によりそれを解決した。
製造の際に、製造者は内側シャフト60と外側シャフト80を囲む膨張部材70の上端及び下端の一部を上部コネクタ50及び下部コネクタ90にそれぞれ押し込み、その後上部コネクタホルダ40及び下部コネクタホルダ100を上部コネクタ50及び下部コネクタ90に装着する。このような方式により、別途の接着剤を用いることなく内部部品が結合されて製造される。
一方、ここでは製造の便宜のためにスナップ結合方式について説明したが、接着剤を用いることなく、例えばネジ山を用いたナット方式なども可能であることを言及しておく。
図4〜図6を参照して、それぞれの連結構造について詳しく説明する。
図4は図3aの「A」部分の拡大断面図であり、図10のA−A線断面図である。
図5は図3aの「B」部分の拡大断面図である。図4と同様に、図10のA−A線断面図である。下部コネクタ90の結合構造は上部コネクタ50の結合構造と実質的に同一であるが、外側コネクタ80固有の構成要素のみ追加して示す。
図6は図3aの「A」部分から放射状に90度移動した部分の拡大断面図であり、図10のC−C線断面図である。図3a〜図3cも図10のC−C線断面斜視図であることに留意されたい。
図4の上部コネクタ50の結合構造について説明する。
中心から外側に、内側シャフト60、膨張部材70、上部コネクタ50、上部コネクタホルダ40、昇降部30が結合される。別途の接着剤を用いることなく、互いに対して上側移動及び下側移動が全て制限される。
可撓性の膨張部材70が内側シャフト60の外側で実質的に内側シャフト60の上部に至る高さまで内側シャフト60を覆う。膨張部材70の外側にはそれより高い位置まで上部コネクタ50が位置する。
内側シャフト60の内壁は、図4に点線で区分したように、第1上部内壁体65、第2上部内壁体66及び第3上部内壁体67に分けられる。第1上部内壁体65や第3上部内壁体67に比べて、第2上部内壁体66は相対的に内側にさらに傾斜した形状である。
このような形状は膨張部材70の外側の上部コネクタ50においても確認され、第1上部外壁体55、第2上部外壁体56及び第3上部外壁体57の内側面の傾斜度は、第1上部内壁体65、第2上部内壁体66及び第3上部内壁体67の外側面の傾斜度と実質的に類似している。
このように内壁体65、66、67と外壁体55、56、57の傾斜度が類似するようにし、その間に可撓性の膨張部材70が挿入されることにより、膨張部材70がOリングの役割を果たして内容物の密封をサポートし、摩擦力により堅固に固定される。
第3上部外壁体57の下側には突出部58が位置する。突出部58の突出高さは膨張部材70の厚さより小さい。外壁体55、56、57に対応する位置に内壁体65、66、67がそれぞれ位置するが、突出部58に対応する内側シャフト60の位置にはそれに対応する形態がない。
すなわち、「70a」に示すように、突出部58が可撓性の膨張部材70を圧迫することにより、膨張部材70自体が固定されるようにする。
一方、上部コネクタ50及び上部コネクタホルダ40も昇降部30に対して堅固に固定される。図10及び図11に示すように、上部コネクタ50及び上部コネクタホルダ40は2種類の構造体が一対ずつ備えられ、それらの相互作用により固定される。
図4に示すように、図10のA−A方向において、上部コネクタ50は上部コネクタ肩部53が上部コネクタホルダ40の昇降部装着部43aに係止されるので上側への移動が制限され、上部コネクタホルダ40は昇降部装着部43aが昇降部30の上部コネクタホルダ支持部33に係止されるので上側への移動が制限される。
図6に示すように、図10のC−C方向において、上部コネクタ50は上部コネクタホルダ締結部52が上部コネクタホルダ40の上部コネクタ係止突起42に係止されるので下側への移動が制限され、上部コネクタホルダ40は上部コネクタ係止突起42が昇降部30の上部コネクタホルダ装着部32aに係止されるので下側への移動が制限される。
このような方式で上側及び下側への移動が全て制限されるので、接着剤を用いることなく上部コネクタ50、上部コネクタホルダ40、昇降部30が堅固に固定される。
一方、このような堅固な固定にもかかわらず、本発明は、製造者が部品の組み立てを容易に行えるというさらなる利点を有する。
図4に示すように、上部コネクタ50を上部コネクタホルダ40の下から上に挿入することは容易である。また、上部コネクタホルダ40を昇降部30の下から上に挿入することも容易である。
図6に示すように、上部コネクタ50を上部コネクタホルダ40の下から挿入すると、上部コネクタホルダ締結部52の傾斜面が上部コネクタ係止突起42の傾斜面に接する。製造者が力をさらに加えると、上部コネクタホルダ係止突起52により押された上部コネクタ係止突起42は係止突起遊び42aを利用して外側に開き、上部コネクタホルダ係止突起52が上部コネクタ係止突起42を越えることによりスナップ結合される。
また、上部コネクタホルダ40を昇降部30の下から挿入すると、上部コネクタ係止突起42が上部コネクタホルダ装着部32aの傾斜面に接する。製造者が力をさらに加えると、上部コネクタ係止突起42により押された上部コネクタホルダ装着部32aは装着部遊び32bを利用して外側に開き、上部コネクタ係止突起42が上部コネクタホルダ装着部32aを越えることによりスナップ結合される。
一方、このような結合関係及びそれによる利点は、外側シャフト80、膨張部材70、下部コネクタ90、下部コネクタホルダ100、下部カバー20にもそのまま適用される。図5はそれを示す図である。
外側シャフト80の内壁は第1下部内壁体85、第2下部内壁体86及び第3下部内壁体87に分けられ、第2下部内壁体66は内側に傾斜した形状である。このような形状は、下部コネクタ90の第1下部外壁体95、第2下部外壁体96及び第3下部外壁体97においても確認される。このような形態の組み合わせにより堅固に固定される。第3下部外壁体97の下側には突出部98が位置し、「70b」に示すように、可撓性の膨張部材70を圧迫する。
また、下部コネクタ90は下部コネクタ肩部93が下部コネクタホルダ100の下部カバー装着部103aに係止されるので下側への移動が制限され、上部コネクタホルダ100は下部カバー装着部103aが下部カバー100の下部コネクタホルダ支持部103に係止されるので上側への移動が制限される。
図10のC−C方向において、下部コネクタ90及び下部コネクタホルダ100の下側への移動が制限されるのも同一原理である。
このような方式で上側及び下側への移動が全て制限されるので、堅固に固定される。
前述した方法によれば、製造者にとっては製造が容易になり、一度製造が完了すると別途の接着剤などを用いることなく堅固に固定され、解体することはできない。
4.デッドスペースの低減効果
図3b及び図3cに示すように、上部注入口83は中空部88の中央に位置し、下部注入口84は中空部88の下部末端に近接するように位置する。このように注入口83、84を構成したのはデッドスペースを減少させるためである。
膨張部材70の内側にある内容物が外部に流出して供給されることにより膨張部材70の内側の内容物の量が徐々に減少するが、バルーンインフューザーの特性上、膨張部材70の内側に内容物が少量しか残っていないと収縮力が減少して外部に完全に流出せずに廃棄されることになり、デッドスペースを形成する。
よって、上部注入口83が中央に位置することにより、膨張部材70の横方向中心線上で最大の収縮力を受けて内容物の流出をサポートし、下部注入口84が下部末端に位置することにより、膨張部材70の横方向の収縮力を受けることができずに下に沈んだ内容物の流出をサポートする。
5.他の実施形態の説明
図15を参照して、本発明の他の実施形態について説明する。
図15に示す実施形態は、前述した実施形態と比べて、上部コネクタホルダ40と昇降部30の結合方式、及び下部コネクタホルダ100と下部カバー20の結合方式が異なる。同図においては、異なる部分を別の符号で示す。
前述した実施形態においては、下部カバー20の下部コネクタホルダ支持部23が一対存在するが、図15に示す実施形態においては、下部コネクタホルダ支持部23の代わりに下部コネクタホルダ挿入部23’が位置し、下部コネクタホルダ挿入部23’の中央には下部コネクタホルダ挿入溝23a’が位置する。
下部コネクタ100の下部カバー装着部103aの中央には下部カバー挿入突起103a’が備えられ、これは下部コネクタホルダ挿入溝23a’に挿入されて堅固に結合される。
上部コネクタホルダ40と昇降部30も同様に、上部コネクタホルダ40の昇降部装着部43a上に昇降部挿入突起43a’が位置し、これは昇降部の上部コネクタホルダ挿入溝(図示せず)に挿入される。
このような構造により、前述した実施形態と比べて、より堅固な結合構造を形成することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、当業者であれば特許請求の範囲に記載された本発明の思想及び領域から逸脱しない範囲で本発明の様々な修正及び変更が可能であることを理解するであろう。

Claims (11)

  1. 直線状の目盛からなる目盛線13が表示された上部カバー10と、
    前記上部カバー10の下側に固定される下部カバー20と、
    前記上部カバー10の内側に位置して内容物が収容される可撓性の膨張部材70と、
    前記膨張部材70の膨張の程度に応じて昇降し、その一面には目盛指針線34が備えられ、前記目盛指針線34が前記目盛線13を指し示す昇降部30
    前記昇降部(30)の上側に位置する昇降部上部開口(31)に結合される上部コネクタホルダ(40)と、
    前記上部コネクタホルダ(40)に結合される上部コネクタ(50)と、
    前記下部カバー(20)の下部開口(21)に結合される下部コネクタホルダ(100)と、
    前記下部コネクタホルダ(100)に結合される下部コネクタ(90)とを含み、
    前記昇降部上部開口(31)と前記下部開口(21)は同一形状であるが180度反対方向に形成された開口であり、
    前記昇降部上部開口(31)に結合される前記上部コネクタホルダ(40)と前記下部開口(21)に結合される前記下部コネクタホルダ(100)とは同一の部品であり、
    前記上部コネクタ(50)と前記下部コネクタ(90)とは同一の部品である、バルーンインフューザー。
  2. 記上部コネクタ50に結合される内側シャフト60と、
    記下部コネクタ90に結合される外側シャフト80
    をさらに含む、請求項1に記載のバルーンインフューザー。
  3. 前記膨張部材70が前記内側シャフト60を密封するように覆い、
    前記外側シャフト80内には中空部88が位置し、前記内側シャフト60が前記中空部88内に挿入されて摺動運動により昇降する、請求項2に記載のバルーンインフューザー。
  4. 前記外側シャフト80の中央には前記下部開口21に連通する注入用開口81が位置し、
    前記注入用開口81は注入口82を介して前記中空部88に連通し、
    前記中空部88には複数の注入口83、84が位置し、
    前記複数の注入口83、84は前記膨張部材70により外部から密封され、
    前記注入用開口81に内容物が注入されると、注入された内容物は前記注入口82を介して前記中空部88に流入し、その後前記複数の注入口83、84から前記膨張部材70の内側に流出し、前記膨張部材70を膨張させると共に前記内側シャフト60を上昇させる、請求項3に記載のバルーンインフューザー。
  5. 前記昇降部上部開口31において、前記上部コネクタホルダ40はスナップ結合により接着剤を用いることなく結合され、前記上部コネクタホルダ40と前記上部コネクタ50はスナップ結合により接着剤を用いることなく結合され、前記上部コネクタ50と前記内側シャフト60間に前記膨張部材70が位置することにより接着剤を用いることなく密封されるように結合され、
    前記下部開口21において、前記下部コネクタホルダ100はスナップ結合により接着剤を用いることなく結合され、前記下部コネクタホルダ100と前記下部コネクタ90はスナップ結合により接着剤を用いることなく結合され、前記下部コネクタ90と前記外側シャフト80間に前記膨張部材70が位置することにより接着剤を用いることなく密封されるように結合される、請求項に記載のバルーンインフューザー。
  6. 前記内側シャフト60の上部が前記上部コネクタ50に結合され、
    前記内側シャフト60の内壁体65、66、67の形状が前記上部コネクタ50の外壁体55、56、57の形状に対応し、
    前記内壁体65、66、67と前記外壁体55、56、57間に前記膨張部材70が位置する、請求項に記載のバルーンインフューザー。
  7. 前記内壁体65、66、67のうちいずれかの内壁体66及びそれに対応する前記外壁体55、56、57のうちいずれかの外壁体56が、他の内壁体65、67及び他の外壁体55、57に対して傾斜しており、前記外壁体55、56、57のうち他の外壁体57上には内側に突出した突出部58が位置し、前記突出部58が前記膨張部材70を加圧する、請求項に記載のバルーンインフューザー。
  8. 前記昇降部上部開口31には境界に沿って放射状に上部コネクタホルダ係止突起32及び上部コネクタホルダ支持部33がそれぞれ一対ずつ位置し、前記上部コネクタホルダ40には外周縁に沿って放射状に上部コネクタ係止突起42及び昇降部支持部43が位置し、
    前記上部コネクタホルダ係止突起32の下部末端には内側に突出した上部コネクタホルダ装着部32aが位置し、前記昇降部支持部43の下部末端には外側に突出した昇降部装着部43aが位置する、請求項2に記載のバルーンインフューザー。
  9. 前記上部コネクタホルダ装着部32aが前記上部コネクタ係止突起42の下側に位置することにより前記上部コネクタホルダ40の下側への移動を制限し、前記昇降部装着部43aが前記上部コネクタホルダ支持部33の下側に位置することにより前記上部コネクタホルダ40の上側への移動を制限する、請求項に記載のバルーンインフューザー。
  10. 前記上部コネクタ50の上部末端には外側に突出した上部コネクタホルダ締結部52が位置し、前記上部コネクタ50の下部末端には外側に突出した上部コネクタ肩部53が位置し、
    前記上部コネクタホルダ締結部52の下側に前記上部コネクタ係止突起42が位置することにより前記上部コネクタ50の下側への移動を制限し、前記昇降部装着部43aの下側に前記上部コネクタ肩部53が位置することにより前記上部コネクタ50の上側への移動を制限する、請求項に記載のバルーンインフューザー。
  11. 前記複数の注入口83、84は、
    前記中空部88の中央に位置する一対の上部注入口83と、
    前記中空部88の下側に位置する一対の下部注入口84
    を含む、請求項4に記載のバルーンインフューザー。
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