JP6503475B2 - 鋼材の接合方法及び鋼材の接合装置 - Google Patents

鋼材の接合方法及び鋼材の接合装置 Download PDF

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Description

本発明は、カーボンシートを利用した鋼材の接合技術に関する。
拡散接合法を用いて鋼材同士を接合する技術が知られている(例えば、特公昭62−45020号公報参照)。
特公昭62−45020号公報では、鋼を接合材とし、炭素粉末を、アクリル樹脂を溶剤に溶かした粘結剤と混合してシート状にしたインサート材を用い、継手全体を約1200℃以上に加熱して接合を行う。炭素が接合部に拡散すると、接合材の融点が下がって溶融し、比較的低温での接合が可能となる。
特公昭62−45020号公報の技術は、ろう付け技術であり、接合時間は5時間程度を要する。ろう付けであるから、鋼材と鋼材の間にろう材を挟む。このサンドイッチしたものをろう付け炉に投入する。ろう付け炉で大気温から1200℃以上まで加熱し、1200℃以上で保温する。この加熱中に、アクリル樹脂は加熱され蒸発する。結果、炭素粉末が残留する。
ところで、大気温度(25℃)から1200℃まで加熱する間にも、炭素粉末の一部は、アクリル樹脂が蒸発することに伴って接合材内へ拡散する。
すると、1200℃以上に達した時点では、炭素粉末の量が不足することになる。炭素粉末の量が不足すると拡散反応が不十分となり、結合が不十分な部分が発生する。
不足分を見込んで、インサート材を増量すると、不経済であると共に炭素過多になる虞がある。炭素が過多であると、接合部位が脆くなる等の不具合が起こる。
よって、加熱中に炭素が拡散することを防ぐことができる接合技術が、求められる。
本発明の主たる目的は、加熱中に炭素が拡散することを防ぐことができる接合技術を提供することにある。
本発明の一実施形態によれば、カーボンシートを利用し且つ等温凝固を利用して、第1の鋼材と第2の鋼材を接合する鋼材の接合方法であって、
真空雰囲気又は不活性ガス雰囲気中にて、前記第1の鋼材及び前記第2の鋼材と前記カーボンシートとが接触しない状態で、前記第1の鋼材又は前記第2の鋼材の少なくとも一方を、加熱機構にて前記第1の鋼材又は前記第2の鋼材の接合部が、Fe−C系状態図の共晶点以上且つ液相線温度未満の温度となるように加熱する加熱工程と、
次に、前記カーボンシートを前記第1の鋼材及び前記第2の鋼材で挟み、押圧機構にて前記第1の鋼材及び前記第2の鋼材の接合部同士を加圧し接合する加圧接合工程と、
を有し、
前記加圧接合工程で、前記カーボンシートから前記接合部に炭素を拡散させる鋼材の接合方法が提供される。
本発明では、加熱中に鋼材とカーボンシートを接触させないため、加熱中に炭素が鋼に拡散する心配がない。従って、精度のよい接合が可能となる。すなわち、加熱中に炭素が拡散することを防ぐことができる。
この場合、加熱工程で、接合部同士を対向させ、離間した前記接合部同士のその間にカーボンシートを接合部に接触させないようにして配置することが好ましい。
このように接合部同士を対向させたときには、接合部同士の間に加熱機構を置くことが可能となり、加熱効率が高まる。また、対向する接合部の間にカーボンシートを配置するため、加熱後に一方の接合部へ他方の接合部を押し進めることで、カーボンシートが挟まり、作業性が向上する。
また、加熱機構は、誘導加熱コイル又は電磁波発生機構であり、誘導加熱コイル又は電磁波発生機構で発生する電磁波で炭素鋼の接合部近傍を加熱するとよい。
このように、誘導加熱コイル又は電磁波で炭素鋼の接合部近傍を加熱する場合、必要な箇所のみの加熱が可能となる。従って、加熱時間の短縮及び省エネルギー化を図ることができる。
加熱機構は、カーボンシートに通電する電源であってもよい。この場合、電源からの通電によってカーボンシート自体を加熱すると共にカーボンシートからの熱で接合部近傍を加熱することができる。
この場合、カーボンシート自体を抵抗発熱体として利用するので、加熱機構が簡便になる。また、誘導加熱コイルを接合部間に挿入する場合には接合部同士を比較的大きく離間する必要があるが、この場合には薄いカーボンシートのみが介在するため、接合部間を接近させることができる。このため、加熱効率を高めることができる。
そして、カーボンシートによる加熱に、誘導加熱コイルや電磁波加熱を組合わせることで、昇温時間を短縮することができる。
以上において、カーボンシートとして、溶けた鋼が流れ込む空洞部を内部に有するシートを使用することが好ましい。溶け込んだ鋼と炭素との接触面積が大きくなるので、炭素の拡散が促進されるからである。
本発明の別の一実施形態によれば、断熱材が内張り又は充填された炉殻と、
前記炉殻に設けられ第1の鋼材を支持する支持部材と、
前記炉殻に設けられて第2の鋼材を保持すると共に前記第2の鋼材を前記第1の鋼材に向かって前進させ且つ押接させる押圧機構と、
前記第1の鋼材と前記第2の鋼材との間にカーボンシートを保持するシート保持機構と、
前記炉殻に付設され前記炉殻内を真空にする排気機構、又は前記炉殻に不活性ガスを供給する不活性ガス供給機構の中の少なくとも一方と、
前記炉殻に付設され前記第1の鋼材又は前記第2の鋼材の少なくとも一方の接合部を、Fe−C系状態図の共晶点以上且つ液相線温度未満の温度に加熱する加熱機構と、
前記炉殻に設けられ、前記加熱機構で加熱される前記第1の鋼材又は前記第2の鋼材の少なくともいずれかの接合部の温度を検出する温度センサと、
前記炉殻に設けられ該炉殻内の圧力を検出する圧力センサと、
前記押圧機構を制御し、前記温度センサが検出する温度情報に基づいて前記加熱機構を制御すると共に前記圧力センサが検出する圧力情報に基づいて前記排気機構又は前記不活性ガス供給機構の少なくとも一方を制御する制御部と、
を有する鋼材の接合装置が提供される。
このような構成とすることにより、通常のホットプレス装置や真空炉、ろう付け炉と同等の設備であるにも拘わらず、加熱中に炭素が拡散することを防ぐことができ、良好な接合を行うことができる。
加熱機構としては、第1の鋼材又は第2の鋼材の接合部を加熱する誘導加熱コイル、第1の鋼材又は第2の鋼材の接合部を加熱する電磁波発生機構、カーボンシートに通電する電源の群の中から少なくとも一つを選定することができる。誘導加熱コイル、電磁波発生機構、電源のいずれもが汎用機器であり安価であるため、鋼材の接合装置の製造コストを抑制することができる。
図1は、本発明の実施の形態に係る鋼材の接合装置の正面断面図である。 図2は、図1の接合装置の長手断面図である。 図3A及び図3Bは、カーボンシートの構造を説明する図である。 図4は、本発明の実施の形態に係る鋼材の接合方法を説明するフロー図である。 図5AはFe−C系状態図であり、図5B〜図5Dは加熱前、加熱完了時、拡散接合時の鋼材とカーボンシートの配置を示すレイアウト図である。 図6A〜図6Cは、カーボンシート内に溶融鋼が浸透する過程を示した模式図である。 図7A〜図7Cは、互いに相違する加熱機構を設けた場合の要部概略断面図であり、図7D及び図7Eは、カーボンシート又は加熱機構の位置を相違させた場合の要部概略断面図である。 図8A及び図8Bは、本発明の変更例に係る鋼材の接合装置の正面断面図である。
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、以下における「下」、「上」、「左」及び「右」は、図面における下方、上方、左方及び右方にそれぞれ対応する。
図1に示すように、鋼材の接合装置10は、断熱材11が内張り(又は充填)された炉殻12と、この炉殻12に設けられ第1の鋼材13を支える支持部材14と、炉殻12に設けられ支持部材14に対向するようにして第2の鋼材15を保持すると共にこの第2の鋼材15を第1の鋼材13に向かって前進(図では、下降)させる押圧機構20と、第1の鋼材13と第2の鋼材15との間にカーボンシート16を保持するシート保持機構30と、炉殻12に付設されこの炉殻12内を真空にする排気機構40と、炉殻12に付設されこの炉殻12内へアルゴンガス等の不活性ガスを供給する不活性ガス供給機構50と、炉殻12に付設され第1の鋼材13又は第2の鋼材15の少なくとも一方を、Fe−C系状態図の共晶点以上且つ液相線温度未満の温度に加熱する加熱機構60と、炉殻12に設けられ第1の鋼材13の接合部13a及び第2の鋼材15の接合部15aの温度を検出する温度センサ71と、炉殻12に設けられ炉殻12内の圧力を検出する圧力センサ72と、押圧機構20を制御し、温度センサ71が検出する温度情報に基づいて加熱機構60を制御すると共に圧力センサ72が検出する圧力情報に基づいて排気機構40及び不活性ガス供給機構50を制御する制御部73とを有する。
断熱材11は、酸化アルミニウム(アルミナ)や二酸化珪素(シリカ)等のボード、ブランケット又はウールが望ましい。ただし、ブランケットやウールは外力を受けると縮む。そこで、炉殻12の底壁に断熱レンガ17、17を積層し、最上の断熱レンガ17上に支持部材14を載置することが好ましい。
また、第1の鋼材13及び第2の鋼材15は、JIS G 0203で規定される炭素鋼が好適であるが、炭素鋼にクロムやモリブデン等の強化元素を添加した合金鋼であってもよい。なお、接合部13a、15aは、カーボンシート16に接合される部位である。
押圧機構20は、例えば、炉殻12にサポート21を介して支持されるシリンダユニット22と、このシリンダユニット22から下へ突出するピストンロッド23で支持されるロッド24と、このロッド24に設けられ第2の鋼材15を掴むトング25と、炉殻12とピストンロッド23との間に渡され外気を遮断する若しくは炉内ガスの漏洩を防止する蛇腹26とを有する。蛇腹26としては、ステンレスの薄板を接続してなる金属ベローズが耐熱性に優れ好適である。
なお、押圧機構20は、第1の鋼材13及び第2の鋼材15から溶融した鋼が接合部13a、15aの間から押し出されない程度の力で、第2の鋼材15を第1の鋼材13に密着させる。そのため、シリンダユニット22として、油圧シリンダよりも軸力が小さな電動シリンダやエアシリンダを採用することが好ましい。無論、シリンダユニット22は、油圧シリンダであってもよい。
第2の鋼材15が大型で重量が大である場合、該第2の鋼材15の自重が全て第1の鋼材13に作用すると、溶融した鋼が接合部13a、15aの間から押し出されることがある。これを回避するべく、シリンダユニット22として推進力を微調整可能なものを採用し、この推進力を調整することで、第2の鋼材15の重量に基づいて第1の鋼材13に作用する力を制御する。
シート保持機構30は、例えば、薄いシートが破れない程度の力で引っ張る左右のシリンダ31、31と、シリンダ31、31のピストンロッド32、32の先端に設けられカーボンシート16のエッジを掴む開閉爪33、33とを有する。シリンダ31、31に代替してスプリングを用いるようにしてもよい。ピストンロッド32、32及び開閉爪33、33は、導電性の金属で構成する。
排気機構40は、例えば、炉殻12から延びる排気管41と、この排気管41の途中に設けられる真空弁42と、排気管41の先に接続される真空ポンプ43とを有する。真空ポンプ43に代替してエジェクタを用いるようにしてもよい。
不活性ガス供給機構50は、例えば、不活性ガスを蓄えたガス容器51と、このガス容器51から炉殻12まで延びるガス供給管52と、このガス供給管52に設けられるガス制御弁53とを有する。ガス制御弁53は制御部73で制御され、不活性ガスの流量や圧力を制御する。不活性ガスとしては、アルゴンガスの他、窒素ガス、二酸化炭素ガスが使用可能である。
排気機構40又は不活性ガス供給機構50の少なくとも一方は、省くことができる。すなわち、例えば、排気機構40を設けたときには不活性ガス供給機構50を省くようにしてもよいし、これとは逆に、不活性ガス供給機構50を設けたときには排気機構40を省くようにしてもよい。
加熱機構60は、電源61と、この電源61からシート保持機構30のピストンロッド32、32(又は、開閉爪33、33)まで延びる左右のハーネス62、62と、ハーネス62、62の途中に設けられる通電調整部63とを有する。通電調整部63は制御部73で制御され、カーボンシート16へ供給する通電量を調整する役割、及び通電/非通電を切り換えるスイッチの役割を果たす。
温度センサ71は、保護管付き熱電対、赤外線温度計、輻射温度計等からなり、第1の鋼材13の接合部13a及び第2の鋼材15の接合部15aの温度を計測する。
圧力センサ72は、大気圧未満の圧力を測る真空計72aと、大気圧以上の圧力を測る加圧計72bとからなるが、不活性ガス供給機構50を省いた場合には、加圧計72bは不要である。
図2に示すように、炉殻12は、例えば、金属製の胴部75と、この胴部75の一方の開口を開閉可能に塞ぐ扉76と、胴部75の他方の開口を塞ぐ鏡板77とからなる耐圧容器である。すなわち、炉殻12は、内部が真空になったときに大気圧で圧潰することはなく、内部が大気圧以上になっても破壊することはない。
好ましくは、鏡板77に、加熱機構60の一種である電磁波発生機構78を付設する。また、鏡板77に貫通穴79を設け、この貫通穴79を介して加熱機構60の別の一種である誘導加熱コイル81を炉外から炉内へ挿入するようにしてもよい。誘導加熱コイル81は炉外に設けた架台82で支持され、この架台82は床83に敷設したレール84上を走行する。架台82と鏡板77との間に蛇腹85を渡し、外気の侵入や炉内ガスの漏洩を防止する。
加熱機構60の主要素である加熱エレメントは、第1の鋼材13及び第2の鋼材15の接合部13a、15aを集中的に加熱することができればよく、電磁波発生機構78や誘導加熱コイル81や図1に示すカーボンシート16用の電源61の全て又は少なくとも1つであればよい。
図3Aに示すカーボンシート16の、IIIBで示した部位の拡大図を図3Bに示す。
図3Bに示すように、カーボンシート16は、微細径のカーボンファイバー16aの集合体であって、隣合うカーボンファイバー16a、16a間には、不可避的に空洞部16bが形成される。理解を容易にするべく図では粗く表しているが、カーボンファイバー16aは密に重なっており、それらの間に微細な空洞部16bが無数に存在する。
以上の構成からなる鋼材の接合装置10を用いて実施する鋼材の接合方法を、図4〜図6に基づいて、以下に説明する。
図4のST(ステップ番号。以下同じ)01にて、扉76を開ける。そして、炉殻12内に第1の鋼材13、カーボンシート16及び第2の鋼材15をセットする(ST02)。この際に、第1の鋼材13、カーボンシート16及び第2の鋼材15を互いに離間させた状態でセットする(図1参照)。
扉76を閉じ(ST03)、真空ポンプ43の作用下に真空引きを開始する(ST04)。圧力センサ72によって所定の真空度に到達したことが検出されたら(ST05)、制御部73がガス制御弁53を制御することで不活性ガスが炉殻12内に供給される(ST06)。さらに、制御部73が通電調整部63を制御し、加熱が開始される(ST07)。
なお、不活性ガスを供給するときは、真空引きは休止してもよい。この休止により、真空ポンプ43の運転コストを低減することができる。
また、不活性ガスを供給しない場合は、ST05からST07へ移行する。この場合、加熱中も真空ポンプ43を継続して運転する。
以上のように、真空引きを行う場合、不活性ガスを供給するか否かは適宜選択可能である。また、後述するように、不活性ガスを供給する場合に真空引きを予め行うか否かも適宜選択可能である。
図5AはFe−C系状態図であり、図5Bは加熱開始時のレイアウト図、図5Cは加熱完了時のレイアウト図、図5Dは拡散接合時のレイアウト図である。
図5Aに示すように、共晶点が現れる組成よりも炭素量が少ない領域では、固相から液相に変態する温度を示す液相線87は、炭素量が増加するにつれて右下がりになる。
加熱開始時の温度は大気温度(25℃程度)であるため、図5A中、例えば、点P1で示される。加熱が開始されると、第1の鋼材13及び第2の鋼材15の接合部13a、15aの温度が上昇する。加熱は、温度センサ71によって計測される接合部13a、15aの温度が、共晶点以上で且つ液相線温度未満となるまで行われる。従って、図5B及び図5Cにおける接合部13a、15aの組成及び温度は、図5A中の点P2で表される。
次に、押圧機構20を構成するシリンダユニット22が付勢され、ロッド24及びトング25と一体的に第2の鋼材15が下降する。その結果、図5Dに示すように、第2の鋼材15がカーボンシート16を押し下げる。これにより、カーボンシート16を介して第1の鋼材13が第2の鋼材15から押圧を受けるようになる。換言すれば、第2の鋼材15が第1の鋼材13に押接する。この際、カーボンシート16の内部は図6Aの形態になる。
すなわち、図6Aに示すように、カーボンファイバー16aが局部的に接合部13a、15aに接触する。接触点から炭素が接合部13a、15aへ拡散する。この拡散により、接合部13a、15aでは、温度が保たれた状態で炭素量が増加する。
すなわち、接合部13a、15aにおける組成が、炭素量の増加に応じて図5A中の点P2から点P3へ移行する。ここで、点P2が固相領域であるのに対し、点P3は、液相線87よりも上、換言すれば、液相領域である。このため、接合部13a、15aが溶融し始める。
このように、接合部13a、15aにおいて炭素が拡散することに伴って炭素量が増加することに伴い、該接合部13a、15aの融点が低下する。従って、接合部13a、15aの温度を、炭素を拡散させる前の組成における融点(液相線温度)以上まで上昇させる必要がない。
接合部13a、15aが溶融する結果、図6Bに示すように、溶融鋼88が空洞部16bに浸透する。これにより、カーボンファイバー16aと接合部13a、15aとの接触面積が飛躍的に増加し、拡散が促進される。
浸透がさらに進行すると、図6Cに示すように、溶融鋼88が完全にカーボンファイバー16aの残部を覆う。この頃には、第1の鋼材13及び第2の鋼材15中での炭素の拡散距離が大きくなり、結果として、接合部13a、15aにおける炭素量が減少する。
すると、接合部13a、15aにおける組成が、炭素量の減少に応じて図5A中の点P3から点P4へ移行する。点P4は、液相線87よりも下であることから固相領域である。このため、溶融鋼88、ひいては接合部13a、15aが凝固する。すなわち、いわゆる等温凝固が起こる。
図5A〜図5D及び図6A〜図6Cを参照した上記の説明は、図4のST08〜ST11に相当する。
すなわち、図4のST08にて、接合部13a、15aの温度がFe−C系状態図の共晶点以上且つ液相線温度未満に到達したら、押圧機構20にて第2の鋼材15を降下させ(ST09)、カーボンシート16を挟むようにして第1の鋼材13に当接させて若干押圧する(ST10)。その後、図6A〜図6Cで説明した接合が進行する。
所定時間が経過したら(ST11)、加熱を停止し(ST12)、冷却を待って、接合体を取り出す。
本発明の接合方法は、ST02からST08までの「加熱工程」と、ST09からST12までの「加圧接合工程」とからなる。
加熱工程中は、カーボンシート16と第1の鋼材13及び第2の鋼材15とが分離されているため、カーボンシート16(カーボンファイバー16a)から接合部13a、15aへの炭素の拡散が起こることはない。
加圧接合工程では、溶融鋼88が接合部13a、15aから押し出されない程度の力で第2の鋼材15を第1の鋼材13に密着させるため、接合部13a、15aの形状が変化しない。仮に形状が変化したとしても、その変化量は極僅かである。このため、美観に優れた接合体が得られる。
次に、種々の加熱機構60の形態を、図7に基づいて説明する。
図7Aに示すように、電源61からの通電によって温度が上昇したカーボンシート16の輻射熱のみで接合部13a、15aの少なくとも一方を加熱することができる。これは、特に、第1の鋼材13及び第2の鋼材15が小形状であるときに有効である。
又は、図7Bに示すように、誘導加熱コイル81のみで、第1の鋼材13及び第2の鋼材15の接合部13a、15a及びカーボンシート16を加熱することができる。この例によれば、大形状の第1の鋼材13及び第2の鋼材15を処理することができる。
又は、図7Cに示すように、誘導加熱コイル81とカーボンシート16とを併用し、第1の鋼材13及び第2の鋼材15の接合部13a、15aを加熱することができる。この例によれば、加熱時間を短縮することができる。
又は、図7Dに示すように、第1の鋼材13と第2の鋼材15の間にカーボンシート16を配置しない状態で、誘導加熱コイル81で、第1の鋼材13及び第2の鋼材15の接合部13a、15aを加熱する。加熱後、誘導加熱コイル81を退避させると共に、接合部13a、15aの間に常温のカーボンシート16を介在させる。
以上の例において、誘導加熱コイル81に代替して電磁波発生機構78を用いるようにしてもよいことは勿論である。
又は、図7Eに示すように、第1の鋼材13の軸13bと、第2の鋼材15の軸15bを、オフセットさせてもよい。加熱後に、第1の鋼材13の軸13bに第2の鋼材15の軸15bを対向させるように、第1の鋼材13又は第2の鋼材15を移動する。
ただし、次の加圧接合工程を考えると、図7A〜図7Dのように、接合部13aと接合部15aが対向配置されることが望ましい。加熱後に速やかに第1の鋼材13へ第2の鋼材15を前進させることができるからである。
なお、図1及び図2に示した鋼材の接合装置10は、好適な一例を示したものであって、本発明方法を実施することができる装置であればよく、構成を適宜変更することは差し支えない。例えば、図8A又は図8Bに示すような変更例を採用することも可能である。
次に、この変更例を説明する。
図8Aに示すように、アルゴンガス(Ar)のように、空気より重い不活性ガスを使用する場合に、鋼材の接合装置10Bは、炉殻12の上部に、ガス供給口54とガス排出口55を対向配置する。図1に示した排気機構40は備えていない。その他、図1に示した構成要素と同一の構成要素には同一の参照符号を付し、詳細な説明を省略する。
この場合、図4に示すST03の後の時点では、炉殻12内は大気(空気)雰囲気である。
そこで、図8Aに示すガス供給口54から空気より重い不活性ガスを炉殻12内に供給する。すると、不活性ガスは、炉殻12の底に溜まりながら空気を上へ押し上げる。結果、空気はガス排出口55から排出される。不活性ガスがガス排出口55から排出された時点で、炉殻12内が不活性ガス雰囲気に置換されたことになる。この時点から加熱を開始する。
すなわち、鋼材の接合装置10Bでは、図4のST04が不要となり、ST03からST06へ移行する。排気機構40が不要であるため、鋼材の接合装置10Bは構造が簡単になり、安価となる。
また、温度センサ71Bは、第1の鋼材13の接合部13aを直接測温する輻射温度計である。温度センサ71Cは、第2の鋼材15の接合部15aを直接測温する輻射温度計である。温度センサ71B、71Cは、先端が接合部13a、15aに接触する熱電対であってもよい。
また、図8Bに示すように、窒素ガス(N)のように、空気より軽い不活性ガスを使用する場合に、鋼材の接合装置10Cは、炉殻12の上部にガス供給口54を備え、炉殻12の下部に且つガス供給口54と対向する位置にガス排出口55を配置する。図1に示した排気機構40は備えていない。その他、図1に示した構成要素と同一の構成要素には同一の参照符号を付し、詳細な説明を省略する。
図4に示すST03の後の時点では、炉殻12内は大気(空気)雰囲気である。
そこで、図8Bに示すガス供給口54から空気より軽い不活性ガスを炉殻12内に供給する。すると、不活性ガスは炉殻12内を上部から下部に向かって充満され、この充満に伴って空気がガス排出口55から排出される。炉殻12内が不活性ガス雰囲気に置換された時点から加熱を開始する。
すなわち、鋼材の接合装置10Cでは、図4のST04が不要となり、ST03からST06へ移行する。排気機構40が不要であるため、鋼材の接合装置10Cは構造が簡単になり、安価となる。

Claims (7)

  1. カーボンシート(16)を利用し且つ等温凝固を利用して、第1の鋼材(13)と第2の鋼材(15)を接合する鋼材の接合方法であって、
    真空雰囲気又は不活性ガス雰囲気中にて、前記第1の鋼材(13)及び前記第2の鋼材(15)と前記カーボンシート(16)とが接触しない状態で、前記第1の鋼材(13)又は前記第2の鋼材(15)の少なくとも一方を、加熱機構(60)にて前記第1の鋼材(13)又は前記第2の鋼材(15)の接合部(13a、15a)が、Fe−C系状態図の共晶点以上且つ液相線温度未満の温度となるように加熱する加熱工程と、
    次に、前記カーボンシート(16)を前記第1の鋼材(13)及び前記第2の鋼材(15)で挟み、押圧機構(20)にて前記第1の鋼材(13)及び前記第2の鋼材(15)の接合部(13a、15a)同士を加圧し接合する加圧接合工程と、
    を有し、
    前記加圧接合工程で、前記カーボンシート(16)から前記接合部(13a、15a)に炭素を拡散させることを特徴とする鋼材の接合方法。
  2. 請求項1記載の接合方法において、前記加熱工程では、前記接合部(13a、15a)同士を離間して対向させると共に、離間した前記接合部(13a、15a)同士の間に前記カーボンシート(16)を前記接合部(13a、15a)に接触させないようにして配置することを特徴とする鋼材の接合方法。
  3. 請求項1記載の接合方法において、前記加熱機構(60)は、誘導加熱コイル(81)又は電磁波発生機構(78)であり、前記誘導加熱コイル(81)又は前記電磁波発生機構(78)で発生する電磁波で前記接合部(13a、15a)近傍を加熱することを特徴とする鋼材の接合方法。
  4. 請求項1記載の接合方法において、前記加熱機構(60)は、前記カーボンシート(16)に通電する電源(61)であり、前記電源(61)からの通電によって前記カーボンシート(16)自体を加熱すると共に前記カーボンシート(16)からの熱で前記接合部(13a、15a)近傍を加熱することを特徴とする鋼材の接合方法。
  5. 請求項1記載の接合方法において、前記カーボンシート(16)として、溶融鋼(88)が浸透する空洞部(16b)を内部に有するものを使用することを特徴とする鋼材の接合方法。
  6. 断熱材(11)が内張り又は充填された炉殻(12)と、
    前記炉殻(12)に設けられ第1の鋼材(13)を支持する支持部材(14)と、
    前記炉殻(12)に設けられて第2の鋼材(15)を保持すると共に前記第2の鋼材(15)を前記第1の鋼材(13)に向かって前進させ且つ押接させる押圧機構(20)と、
    前記第1の鋼材(13)と前記第2の鋼材(15)との間にカーボンシート(16)を保持するシート保持機構(30)と、
    前記炉殻(12)に付設され前記炉殻(12)内を真空にする排気機構(40)、又は前記炉殻(12)に不活性ガスを供給する不活性ガス供給機構(50)の中の少なくとも一方と、
    前記炉殻(12)に付設され前記第1の鋼材(13)又は前記第2の鋼材(15)の少なくとも一方の接合部(13a、15a)、Fe−C系状態図の共晶点以上且つ液相線温度未満の温度に加熱する加熱機構(60)と、
    前記炉殻(12)に設けられ、前記加熱機構(60)で加熱される前記第1の鋼材(13)又は前記第2の鋼材(15)の少なくともいずれかの接合部(13a、15a)の温度を検出する温度センサ(71)と、
    前記炉殻(12)に設けられ該炉殻(12)内の圧力を検出する圧力センサ(72)と、
    前記押圧機構(20)を制御し、前記温度センサ(71)が検出する温度情報に基づいて前記加熱機構(60)を制御すると共に前記圧力センサ(72)が検出する圧力情報に基づいて前記排気機構(40)又は前記不活性ガス供給機構(50)の少なくとも一方を制御する制御部(73)と、
    を有することを特徴とする鋼材の接合装置(10)。
  7. 請求項6記載の接合装置(10)において、前記加熱機構(60)は、前記第1の鋼材(13)又は前記第2の鋼材(15)の少なくとも1つの接合部(13a、15a)を加熱する誘導加熱コイル(81)、前記第1の鋼材(13)又は前記第2の鋼材(15)の少なくとも1つの接合部(13a、15a)を加熱する電磁波発生機構(78)、前記カーボンシート(16)に通電する電源(61)の群の中から選定された少なくとも一つであることを特徴とする鋼材の接合装置(10)。
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