JP6499152B2 - 電気接続箱およびワイヤハーネス - Google Patents

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Description

本発明は、電気接続箱およびワイヤハーネスに関する。
車両に搭載され、ワイヤハーネス等の接続処理用部品や、ヒューズ、リレー、電子制御ユニット等の電装品などの種々の電子部品モジュールを集約して内部空間に収容する電気接続箱(ジャンクションボックス、ヒューズボックス、リレーボックスなどとも呼ばれる)は、例えばエンジンルームなどの空間部に設置されている。
電気接続箱は、通常、複数の筐体部材を積層して筐体が構成される。したがって、上記筐体は、積層する筐体部材間において液体が外部から筐体内部に浸入することを抑制するために、一方と他方との筐体部材に防水構造を備える。上記の防水構造は、一方の筺体部材に内壁および外壁を有する2重壁が形成され、他方の筐体部材の外壁を、上記一方の筺体部材の内壁と外壁との間に挿入して組み付けることにより構成される。例えば、筐体本体と、筐体本体の下方側に配置されるロアカバーとを筐体が有する電気接続箱における防水構造では、筐体本体の周壁が外壁と内壁との2重壁構造に構成され、ボックス本体に対するロアカバーの組み付けの際に、ボックス本体の外壁と内壁との間に、ロアカバーの外壁の先端部が挿入されることとなる(特許文献1参照)。
特開2014−236654号公報
ところで、上記の電気接続箱を設置したエンジンルームを洗浄する場合、高圧の液体が筐体に対し強く衝突することとなる。例えば、液体が下方向側から筐体に強く衝突した場合、液体の一部が筐体本体とロアカバーとの境界から筐体本体の内壁と外壁との間に浸入し、さらには筐体の内部空間に浸入する可能性がある。そのため、電気接続箱の防水性について改善が望まれる。
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、防水性を向上することができる電気接続箱およびワイヤハーネスを提供することを目的とする。
上記目的を達成する為、本発明に係る電気接続箱は、少なくとも電子部品を収容する筐体の一部である第一筐体部材と、前記筐体の一部であり、前記筐体の設置状態において、前記第一筐体部材の下方側に位置し、かつ前記第一筐体部材の下方側端部に形成された下方側開口部を閉塞する第二筐体部材と、を備え、前記第一筐体部材は、第一内壁および第一外壁を有する2重壁が前記下方側開口部に沿って形成され、前記第二筐体部材は、前記設置状態において前記第一内壁と前記第一外壁との間に位置する第二外壁が形成され、前記第二外壁は、前記設置状態において、上方側端部に、前記第一外壁の前記第一内壁と対向する外壁対向面側、かつ下方向側に向かって屈曲する屈曲部が形成され、前記第一筐体部材は、前記第一内壁の前記第一外壁と対向する内壁対向面に係止受け部が少なくとも1以上形成され、前記第二筐体部材は、前記第二外壁に、前記設置状態において、前記第一内壁および前記第一外壁との間に位置し、前記係止受け部と係合する係止爪が少なくとも1以上形成され、前記第一外壁は、前記設置状態において、前記係止受け部に係合される前記係止爪と対向する位置に開口部が形成されることを特徴とする。
また、上記電気接続箱において、前記第二筐体部材は、前記第二外壁の内側において、前記第二外壁に沿って形成される第二内壁を有し、前記第二外壁と前記第二内壁との間には、前記設置状態において、前記第一内壁の下方側端部が位置することが好ましい。
また、上記電気接続箱において、前記第一筐体部材は、前記第一内壁と前記第一外壁との間に配置され、両端部が前記第一内壁および前記第一外壁にそれぞれ連結される連結板を有し、前記連結板は、前記第一内壁と前記第一外壁との間の空間部を上下方向において2つ区画し、かつ前記下方側開口部に沿って形成されることが好ましい。
また、上記目的を達成するため、本発明に係るワイヤハーネスは、電線と、少なくとも電子部品を収容する筐体の一部である第一筐体部材と、前記筐体の一部であり、前記筐体の設置状態において、前記第一筐体部材の下方側に位置し、かつ前記第一筐体部材の下方側端部に形成された下方側開口部を閉塞する第二筐体部材と、を有する電気接続箱と、を備え、前記第一筐体部材は、第一内壁および第一外壁を有する2重壁が前記下方側開口部に沿って形成され、前記第二筐体部材は、前記設置状態において前記第一内壁と前記第一外壁との間に位置する第二外壁が形成され、前記第二外壁は、前記設置状態において、上方側端部に、前記第一外壁の前記第一内壁と対向する外壁対向面側、かつ下方向側に向かって屈曲する屈曲部が形成され、前記第一筐体部材は、前記第一内壁の前記第一外壁と対向する内壁対向面に係止受け部が少なくとも1以上形成され、前記第二筐体部材は、前記第二外壁に、前記設置状態において、前記第一内壁および前記第一外壁との間に位置し、前記係止受け部と係合する係止爪が少なくとも1以上形成され、前記第一外壁は、前記設置状態において、前記係止受け部に係合される前記係止爪と対向する位置に開口部が形成されることを特徴とする。
本発明に係る電気接続箱は、筐体の設置状態において、第一筐体部材の第一内壁と第一外壁との間に、第二筐体部材の第二外壁の上方側端部に形成され、第一内壁と対向する外壁対向面側、かつ下方向側に向かって屈曲して形成される屈曲部が位置することにより、液体が第一内壁と第一外壁との間に浸入することを抑制することができ、筐体内部に浸入することを抑制できるので、防水性を向上することができる。
図1は、実施形態に係る電気接続箱を示す斜視図である。 図2は、実施形態に係る電気接続箱の分解斜視図である。 図3は、実施形態に係る電気接続箱の筐体の要部断面図である。 図4は、実施形態に係る電気接続箱の筐体の要部断面図である。 図5は、実施形態に係る電気接続箱の筐体の要部斜視図である。
以下に、本発明に係る電気接続箱およびワイヤハーネスの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。また、下記の実施形態における構成要素は、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。
[実施形態]
まず、実施形態に係る電気接続箱およびワイヤハーネスについて説明する。図1は、実施形態に係る電気接続箱を示す斜視図である。図2は、実施形態に係る電気接続箱の分解斜視図である。図3は、実施形態に係る電気接続箱の筐体の要部断面図である。図3は、図1のA−A断面図である。ここで、図3は、ボックス本体とロアカバーとの断面の部分拡大図である。図4は、実施形態に係る電気接続箱の筐体の要部断面図である。図4は、図1のA−A断面図である。ここで、図4は、ボックス本体とアッパーカバーとの断面の部分拡大図である。図5は、実施形態に係る電気接続箱の筐体の要部斜視図である。ここで、図5は、図1におけるB部の拡大図であり、ボックス本体とロアカバーとの部分拡大図である。ここで、各図のX方向は、本実施形態における電気接続箱の幅方向である。Y方向は、本実施形態における電気接続箱の厚さ方向であり、幅方向と直交する方向である。Y1方向は、手前方向である。Y2方向は、奥行き方向である。Z方向は、本実施形態における電気接続箱の上下方向であり、幅方向および厚さ方向と直交する方向である。また、Z方向は、本実施形態における電気接続箱の筐体部材の積層方向である。Z1方向は、上方向である。Z2方向は、下方向である。
本実施形態における電気接続箱1は、自動車等の車両に搭載されて、バッテリなどの電源から供給される電力を各種の電子部品等を介して、車両に搭載される各種の電子機器に分配するものである。電気接続箱1は、図1および図2に示すように、ワイヤハーネス100に組み込まれ、電線101等の接続処理用部品を構成するコネクタ、ヒューズ、リレー、分岐部、電子制御ユニット等の電子部品200を集約して内部に収容するものである。本実施形態における電気接続箱1は、車両のエンジンルームなど、外部環境に曝される場所に設置され、バッテリなどの電源と、車両内に搭載される各種電子機器との間に接続されている。なお、電気接続箱1は、ジャンクションボックス、ヒューズボックス、リレーボックスなどとも呼ばれる場合があるが、本実施形態ではこれらを総称して電気接続箱と呼ぶ。電気接続箱1は、図1に示すように、複数の筐体部材から構成される筐体2を備える。本実施形態における電気接続箱1は、筐体2の外側に設けられた車両取り付け部を車両側の取り付けパネルなどと接触させ、ボルトなどの締結部材によって車両取り付け部と車両側の取り付けパネルとを締結させることで、車両に設置される。電気接続箱1は、車両のエンジンルームに設置された筐体2の設置状態において、奥行き方向(Y2方向)側が車両側の取り付けパネルと対向して取り付けられ、手前方向(Y1方向)側が、エンジンルームの空間部に露出する。また、電気接続箱1は、上下方向(Z)が鉛直方向と一致する、あるいは鉛直方向と任意の角度になるように、車両に設置されている。
筐体2は、図2に示すように、絶縁性の合成樹脂によって箱型形状に形成され、内部に形成された内部空間部2aに電子部品200を収容するものである。ここで、電子部品200の少なくとも一部は、筐体2に形成された挿入穴から内部空間部2aに挿入された電線101が接続されている。筐体2は、ボックス本体3と、ロアカバー4と、アッパーカバー5と、を備え、下方側からロアカバー4、ボックス本体3、アッパーカバー5の順番に複数の層(3層)が積層された構造、すなわち複数の筐体部材に分割された構造となっている。
ボックス本体3は、第一筐体部材であり、筐体2の一部である。ボックス本体3は、図1および図2に示すように、設置状態において、上下方向から見た場合に、外周形状が略矩形状に形成されている。ボックス本体3は、内部空間部3aを有する。内部空間部3aは、筐体2の内部空間部2aの一部である。ボックス本体3は、設置状態において、下方側端部に下方側開口部3bが、上方側端部に上方側開口部3cが形成される。ボックス本体3は、下方側開口部3bと上方側開口部3cとが上下方向において内部空間部3aを介して連通する中空形状に形成される。本実施形態に係るボックス本体3は、内部空間部3aが複数の区画に分割されており、区画された空間部にヒューズボックスなどの電子部品200が収容されたボックスや電子部品200が直接、挿入され、保持される。ボックス本体3は、第一内壁31と、第一外壁32と、連結板33と、係止受け部34と、を備える。
第一内壁31は、下方側開口部3bおよび上方側開口部3cに沿って連続して形成され、ボックス本体3の外周形状を形成するものである。第一内壁31は、下方側開口部3bから上方側開口部3cまで、上下方向に延在して形成される。第一外壁32は、第一内壁31の外側、すなわち筐体2の外部空間側に第一内壁31と対向して形成される。第一外壁32は、ボックス本体3の手前方向側において、下方側開口部3bから上方側開口部3cまで上下方向に延在して形成される。ボックス本体3は、第一内壁31および第一外壁32を有する2重壁が下方側開口部3bに沿って形成される。本実施形態におけるボックス本体3は、第一内壁31および第一外壁32によって、ボックス本体3の周壁における手前方向側が2重壁となる。第一内壁31と第一外壁32との間には、空間部3dが形成される。空間部3dは、第一内壁31および第一外壁32の上方側端部から下方側端部まで連通して形成されており、上方側端部および下方側端部においてボックス本体3の外部と連通している。第一内壁31は、第一外壁32と対向する内壁対向面31aを有する。第一外壁32は、第一内壁31と対向する外壁対向面32aを有する。内壁対向面31aおよび外壁対向面32aは、空間部3dに露出する面である。
第一外壁32は、設置状態において、後述の係止受け部34に係合される係止爪45と対応する位置に、開口部32bが形成される。第一外壁32は、開口部32bの上方側を覆うように、一部が開口部32bに対し手前方向側に突出して形成される。開口部32bは、筐体2の外部空間と、空間部3dとを連通するように形成される。開口部32bは、幅方向において、係止爪45の上方側先端部が筐体2の外部空間に露出する大きさに形成される。開口部32bは、上下方向において、下方側端部が係止爪45を筐体2の外部空間に露出し、上方側端部がボックス本体3の上方側開口部3cまで形成される。したがって、開口部32bは、その形成工程において、上下方向に型割りされる金型を用いてボックス本体3と同時に形成することができる。
連結板33は、図4に示すように、空間部3dを上下方向において2つに区画するものである。連結板33は、空間部3dに配置され、両端部が第一内壁31および第一外壁32にそれぞれ連結される。連結板33は、第一内壁31および第一外壁32の上方側に形成される。連結板33は、ボックス本体3の周壁のうち手前方向側、すなわち2重壁が形成されている領域において、下方側開口部3bに沿って形成される。連結板33は、上方向から見て、開口部32bが形成されている領域において切り欠かれる。連結板33は、上下方向と直交する面(水平面)と平行に形成されている。連結板33は、上下方向に対向する下方側端面33aと、上方側端面33bと、を備える。
係止受け部34は、図2および図5に示すように、設置状態において、後述のロアカバー4の係止爪45と係合するものである。係止受け部34は、第一内壁31の内壁対向面31aに少なくとも1以上が形成される。係止受け部34は、係止受け部34に収容された係止爪45を内壁対向面31aおよび外壁対向面32aによって厚さ方向に挟持することで、係止爪45を係合した状態で保持する。したがって、係止受け部34は、係止爪45を収容可能な大きさに形成される。
ロアカバー4は、第二筐体部材であり、筐体2の一部である。ロアカバー4は、設置状態において、ボックス本体3の下方側に位置し、かつボックス本体3の下方側開口部3bを閉塞するものである。ロアカバー4は、上下方向から見た場合に、外周形状がボックス本体3の外周形状と同一(略同一も含む)の略矩形状に形成されている。ロアカバー4は、内部空間部4aを有する。内部空間部4aは、筐体2の内部空間部2aの一部である。ロアカバー4は、上方側端部に上方側開口部4bが形成される。ロアカバー4は、内部空間部4aと上方側開口部4bとが連通する皿状(トレイ状)に形成される。ロアカバー4は、ボックス本体3に対して組み付けた状態において、上方側開口部4bを、ボックス本体3の下方側開口部3bと上下方向に対向させた状態で、ボックス本体3に係止される。
ロアカバー4は、第二内壁41と、第二内壁41の外側、すなわち筐体2の外部空間側において第二内壁41に沿って形成される第二外壁42と、を有する。第二内壁41は、上方側開口部4bに沿って連続して形成され、ロアカバー4の周壁として、ロアカバー4の外周形状を形成するものである。第二内壁41は、ロアカバー4の下方側端部に位置する底部から突出し、上方側開口部4bまで上下方向に延在して形成される。ロアカバー4は、第二内壁41の外側、すなわち筐体2の外部空間側において、第二内壁41に沿って形成される第二外壁42を有する。第二外壁42は、ボックス本体3の手前方向側と、ボックス本体3の奥行き方向側の一部において、第二内壁41に沿って形成される。第二外壁42は、設置状態において、第一内壁31と第一外壁32との間、すなわち空間部3dに位置する。第二内壁41と第二外壁42との間には、空間部4cが形成される。空間部4cは、設置状態において、ボックス本体3の空間部3dおよび筐体2の内部空間部2aと連通する。空間部4cは、設置状態において、第一内壁31の下方側端部が位置する。
第二外壁42は、設置状態において、上方側端部に、第一外壁32の外壁対向面32a側、かつ下方向側に向かって屈曲する屈曲部43が形成される。すなわち、第二外壁42は、屈曲部43が形成されることにより、先端部44を含む上方側端部が外壁対向面32aに向かって空間部3dを斜め下方向に塞ぎ、空間部3dと筐体2の外部空間とを遮断する。第二外壁42は、屈曲部43が形成されることにより、内壁対向面31aから外壁対向面32aに向かって、かつ下方向に傾斜する傾斜面43aが形成される。傾斜面43aは、設置状態において、下方側に位置する端面であり、筐体2の外部空間側に露出する面である。第二外壁42の先端部44には、先端部対向面44aが形成される。先端部対向面44aは、第一外壁32の外壁対向面32aと対向し、上下方向に沿って延在して形成される。ここで、ロアカバー4は、設置状態において、先端部対向面44aと外壁対向面32aとがほぼ当接するように、ロアカバー4を構成する合成樹脂材による寸法公差を考慮して設計されている。第二外壁42は、先端部44に外力が加わったときに屈曲部43が弾性変形できるように形成されている。したがって、第二外壁42は、先端部44に下方側から液体が衝突するなどの外力が加わることで、屈曲部43が屈曲し、先端部44が第一外壁32側に向かって弾性変形し、先端部対向面44aと外壁対向面32aとが当接する。第二外壁42は、先端部44における下方側端部が、設置状態において、第一外壁32の下方側端部と同じか、それよりも上方側に位置するように、屈曲部43が形成される。すなわち、第二外壁42のうち、屈曲部43により屈曲した上方側端部は、空間部3dの内部に位置することとなる。
係止爪45は、ロアカバー4をボックス本体3に組み付けた状態において、ボックス本体3とロアカバー4とを係止した状態で保持するものである。係止爪45は、第二外壁42に形成され、設置状態において、第一内壁31および第一外壁32との間の空間部3dに位置し、係止受け部34と係合する。係止爪45の厚さ方向における厚みは、係止受け部34における第一内壁31の内壁対向面31aと第一外壁32の外壁対向面32aとの厚さ方向における幅よりも、若干大きく形成される。したがって、係止爪45は、ロアカバー4をボックス本体3に組み付ける際、内壁対向面31aと外壁対向面32aとの間、すなわち空間部3dに対し圧入状態により挿入されることとなる。係止爪45は、係止受け部34に対して係止爪45を挿入しやすくするために、厚さ方向および幅方向において、上方側に向かって上方側先端部が窄まるように形成される。
アッパーカバー5は、筐体2の一部である。アッパーカバー5は、設置状態において、ボックス本体3の上方側に位置し、かつボックス本体3の上方側開口部3cを閉塞するものである。アッパーカバー5は、上下方向から見た場合に、外周形状がボックス本体3の外周形状と同一(略同一も含む)の略矩形状に形成されている。アッパーカバー5は、内部空間部5aを有する。内部空間部5aは、筐体2の内部空間部2aの一部である。したがって、筐体2の内部空間部2aは、ボックス本体3の内部空間部3a、ロアカバー4の内部空間部4a、アッパーカバー5の内部空間部5aによって構成されることとなる。アッパーカバー5は、下方側端部に下方側開口部5bが形成される。アッパーカバー5は、内部空間部5aと下方側開口部5bとが連通する蓋状に形成される。アッパーカバー5は、ボックス本体3に対して組み付けた状態において、下方側開口部5bを、ボックス本体3の上方側開口部3cと上下方向に対向させた状態で、アッパーカバー5の側面に設けられた係止機構によりボックス本体3に係止される。アッパーカバー5は、外壁51および内壁52を有する2重壁が下方側開口部5bに沿って連続して形成される。外壁51は、下方側端部53が内壁52の下方側端部よりも下方向側に突出して形成される。アッパーカバー5をボックス本体3に組み付けた状態において、外壁51と内壁52との間にボックス本体3の第一内壁31の上方側端部が位置する。また、このとき、外壁51は、ボックス本体3の内部空間部3aに位置する。
次に、本実施形態に係る電気接続箱1の組立て手順について説明する。まず、作業員は、ボックス本体3の内部空間部3aに収容するサブブロックに電線101をそれぞれ組み付け、サブハーネスを作製する。次に、作業員は、ボックス本体3の下方側から上記サブハーネスごと上記サブブロックを内部空間部3aに挿入し、ボックス本体3のブロック取り付け部材などと嵌合して固定させる。次に、作業員は、ボックス本体3の上方側から各ブロックに対し電子部品200を搭載し、電子部品200と電線101とを電気的に接続する。次に、作業員は、ロアカバー4をボックス本体3の下方側に位置させ、ロアカバー4の第二外壁42を、ボックス本体3の空間部3dに対し下方側から上方側に向かって挿入する。このとき、同時に、係止爪45がボックス本体3の空間部3dに対し下方側から上方側に向かって挿入される。係止爪45は、内壁対向面31aと外壁対向面32aとに接触し、第一内壁31および第一外壁32を互いに離間するように押し広げながら、圧入状態により挿入される。このとき、同時に、ロアカバー4の空間部4cには、ボックス本体3の第一内壁31の下方側端部が上方側から下方側に向かって挿入される。作業員が、ボックス本体3に対しロアカバー4を上方側に向かって挿入し続け、それ以上ロアカバー4を上方側に向かって移動させることができなくなったとき、ボックス本体3に対するロアカバー4の組み付けが完了する。このとき、係止爪45は、厚さ方向において内壁対向面31aおよび外壁対向面32aにより挟持されている。したがって、ロアカバー4は、ボックス本体3に組み付けられた状態で保持することができる。次に、作業員は、アッパーカバー5をボックス本体3の上方側に位置させ、アッパーカバー5の外壁51を、ボックス本体3の空間部3dに対し上方側から下方側に向かって挿入する。このとき、同時に、アッパーカバー5の外壁51と内壁52との間には、ボックス本体3の第一内壁31の上方側端部が下方側から上方側に向かって挿入されることとなる。作業員が、ボックス本体3に対しアッパーカバー5を下方側に向かって挿入し続け、それ以上アッパーカバー5を下方側に向かって移動させることができなくなったとき、ボックス本体3に対するアッパーカバー5の組み付けが完了し、電気接続箱1の組立てが完了する。
次に、本実施形態に係る電気接続箱1に対し、外部から液体(例えば洗浄の際に使用する水)が筐体2に衝突した場合の液体の流れについて、図3および図4を用いて説明する。電気接続箱1に対して高圧の液体が下方側から上方側に向かう場合、高圧の液体は、筐体2の下方側、すなわちロアカバー4側に衝突することとなる。ボックス本体3とロアカバー4との境界部に衝突した液体の一部は、ボックス本体3の空間部3dに向かって上方向側に進む(S1)。空間部3dに浸入した液体は、屈曲部43により屈曲された第二外壁42の上方側端部に衝突する。上方側端部と衝突した液体は、傾斜面43aにより下方側へと案内され、筐体2の外部空間へと排出される(S2)。また、さらに高圧の液体が傾斜面43aに衝突した場合、傾斜面43aは、上方向側への外力が加わることとなる。したがって、第二外壁42は、屈曲部43が先端部44を上方向側に向かうように弾性変形し、先端部対向面44aが外壁対向面32aと確実に当接する。これにより、傾斜面43aに衝突した高圧の液体は、傾斜面43aにより下方側へと案内され、先端部対向面44aと外壁対向面32aとの間から空間部3dに浸入することが抑制され、筐体2の外部空間へと排出される。
液体の一部が空間部3dにおいて屈曲部43よりも上方側に浸入し、さらに上方向に向かって進んだ(S3)場合、上記液体は、連結板33の下方側端面33aと衝突する。下方側端面33aと衝突した液体は、空間部3dにおいて自重方向、すなわち下方向側へと案内され(S4)先端部対向面44aと外壁対向面32aとの間から、筐体2の外部空間へと排出される。
なお、電気接続箱1に対して高圧の液体が上方側から下方側に向かう場合、高圧の液体は、筐体2の上方側、すなわちアッパーカバー5側に衝突することとなる。ボックス本体3とアッパーカバー5との境界部に衝突した液体の一部は、ボックス本体3の空間部3dに向かって下方向側に進む(S5)。空間部3dに浸入した液体は、連結板33の上方側端面33bと衝突し、一部は上方側に跳ね返り、筐体2の外部空間へと排出される。また、他の一部は、連結板33上に留まり、連結板33上に留まる液体の量が増加するにつれ連結板33上を流れることとなり、連結板33の切り欠きより下方側に落ち込み、第一外壁32に形成された開口部32bより、筐体2の外部空間へと排出される。
以上のように、本実施形態に係る電気接続箱1は、設置状態において、第二外壁42の上方側端部に形成された屈曲部43が、空間部3dに位置する。屈曲部43により屈曲された第二外壁42の上方側端部は、第一外壁32の外壁対向面32a側、かつ下方向側に向かって空間部3dを斜め下方向に塞ぐこととなる。例えば、第二外壁42が、上下方向と直交する方向、すなわち水平方向に沿って形成される屈曲部を備える場合においては、空間部3dに浸入した液体が第二外壁42と衝突後、傾斜面によって下方向側に誘導されないため、外壁対向面32aと第二外壁42との隙間から、屈曲部43より上方側に浸入する可能性がある。これに対し、本実施形態における電気接続箱1は、空間部3dに浸入した液体が第二外壁42の上方側端部に衝突し、傾斜面43aによって下方向側に誘導されるので、上記液体が空間部3dにおいて屈曲部43より上方側に浸入することを抑制することができ、液体がロアカバー4の空間部4cを介して筐体2の内部空間部2aに浸入することを抑制することができるので、防水性を向上することができる。
また、本実施形態に係る電気接続箱1は、屈曲部43が弾性変形できるように第二外壁42が形成され、第二外壁42の先端部44において、第一外壁32の外壁対向面32aと対向し、上下方向に沿って延在する先端部対向面44aが形成される。第二外壁42の上方側端部に液体が接触し、先端部44に上方向の外力を与えた場合、屈曲部43が弾性変形することにより、先端部対向面44aが外壁対向面32aと確実に当接する。より高圧の液体が衝突した場合、屈曲部43は、より積極的に弾性変形し、先端部対向面44aと外壁対向面32aとが当接する状態における当接力が増加することとなるので、高圧の液体が衝突した場合においても、液体が空間部3dに浸入することを抑制することができる。また、電気接続箱1は、先端部対向面44aが外壁対向面32aに対し面接触する。外壁対向面32aとの接触が点接触の場合と比較して、電気接続箱1は、先端部対向面44aと外壁対向面32aとの密着性が向上するので、より確実に液体が空間部3dに浸入することを抑制することができ、筐体2の内部空間部2aに浸入することを抑制することができるので、防水性を向上することができる。
また、第二外壁42は、設置状態において、先端部44が、第一外壁32の下方側端部と同じか、それよりも上方側に位置するように、屈曲部43が形成される。すなわち、先端部対向面44aは、空間部3dに位置することとなり、外壁対向面32aと全面が対向することとなる。したがって、液体が先端部対向面44aに直接衝突し、先端部対向面44aと外壁対向面32aとの間から空間部3dを上方側に浸入することを抑制することができる。そして、第二外壁42と衝突した液体を積極的に傾斜面43aによって下方側に誘導することができるので、電気接続箱1は、防水性を向上することができる。
また、本実施形態に係る電気接続箱1は、第二外壁42の上方側端部が屈曲部43によって、下方向側に向かって屈曲し斜め下方向の傾斜を形成する。第二外壁42の上方側端部が水平方向に沿って屈曲されている場合は、ボックス本体3に対するロアカバー4の組み付け時において、ボックス本体3に対するロアカバー4の組み付け位置がずれ、ボックス本体3の2重壁の下方側端部が第二外壁42の水平方向に沿って屈曲された領域に接触することとなるので、作業員が第二外壁42を空間部3dに挿入することが困難である。これに対し、電気接続箱1は、ボックス本体3に対するロアカバー4の組み付け位置がずれた場合においても、屈曲部43による傾斜により第二外壁42を空間部3dに誘導して挿入することが容易となるので、作業員による電気接続箱1の組み立て時における負荷を減少させることができ、電気接続箱1の生産性および信頼性を向上することができる。
また、本実施形態に係る電気接続箱1は、ロアカバー4が第二内壁41を有し、設置状態において第一内壁31の下方側端部が、第二内壁41と第二外壁42との間である空間部4cに挿入される。すなわち、設置状態において、第一内壁31の下方側端部の内側(筐体2の内部空間側)に第二内壁41が位置することにより、液体が空間部3dに浸入し、さらに第二外壁42と内壁対向面31aとの間に浸入した場合、第二内壁41が上記液体を内部空間部4aに浸入することを妨げるので、電気接続箱1はより防水性を向上することができる。
また、本実施形態に係る電気接続箱1は、ボックス本体3が2重壁を形成している領域に連結板33を備えるので、空間部3dにおいて屈曲部43よりも上方側に浸入した液体が連結板33の下方側端面33aに衝突し、第一内壁31および第一外壁32と、アッパーカバー5の外壁51の下方側端部53との境界に到達することを抑制することができる。また、上方側から空間部3dに浸入した液体は、上方側端面33bに衝突し、空間部3dを下方向に進み、第一内壁31と第二外壁42との境界に到達することを抑制することができる。以上により、電気接続箱1は、連結板33が形成されることにより、空間部3dに浸入した液体が、筐体2の内部空間部2aに浸入することを抑制することができるので、防水性を向上することができる。
また、連結板33は、両端部が第一内壁31および第一外壁32にそれぞれ連結して形成される。すなわち、連結板33は、上下方向に沿って形成される第一内壁31および第一外壁32に交差して形成されるので、第一内壁31および第一外壁32が撓むことを抑制し、電気接続箱1の筐体2の剛性を向上させることができる。
また、本実施形態に係る電気接続箱1は、第一外壁32に、設置状態において、係止受け部34に係合される係止爪45を外部に露出する開口部32bが形成されるので、第二外壁42の外側に第一外壁32が位置する構成であっても、作業者が係止爪45と係止受け部34との係合状態を確認することができ、電気接続箱1の信頼性を向上させることができる。
また、係止爪45は、第一内壁31および第一外壁32を互いに離間させながら、空間部3dに挿入される。すなわち、係止爪45は、空間部3dに対して圧入状態となるため、第二外壁42のうち係止爪45が形成されている領域において、下方側から液体が空間部3dに浸入することを抑制することができる。また、係止爪45により下方側から液体が空間部3dに浸入することを抑制することができるので、係止爪45、つまり係止受け部34が形成されている領域においては、連結板33が形成されていなくとも、液体がアッパーカバー5の外壁51と第一内壁31との間から、筐体2の内部空間部2aに浸入することを抑制することができる。また、係止受け部34が形成されている領域においては、連結板33を必要としないことから、ボックス本体3は一つの上下方向に型割りされる金型により一括して形成することができる。
以上で説明したワイヤハーネス100は、電気接続箱1を備えているので、液体が第一内壁と第一外壁との間に浸入することを抑制することができ、筐体内部に浸入することを抑制できるので、防水性を向上することができる。
本実施形態における電気接続箱1は、ボックス本体3の第一内壁31および第一外壁32による2重壁が手前方向側に形成されるとしたが、これに限らない。例えば、電気接続箱1は、2重壁がボックス本体3の周壁として全周に亘って形成される構成としてもよい。
1 電気接続箱
2 筐体
2a 内部空間部
3 ボックス本体(第一筐体部材)
3a 内部空間部
3b 下方側開口部
3c 上方側開口部
3d 空間部
31 第一内壁
31a 内壁対向面
32 第一外壁
32a 外壁対向面
32b 開口部
33 連結板
34 係止受け部
4 ロアカバー(第二筐体部材)
4a 内部空間部
4b 上方側開口部
4c 空間部
41 第二内壁
42 第二外壁
43 屈曲部
43a 傾斜面
44 先端部
44a 先端部対向面
45 係止爪
5 アッパーカバー
5a 内部空間部
51 外壁
52 内壁
53 下方側端部
100 ワイヤハーネス
101 電線
200 電子部品

Claims (4)

  1. 少なくとも電子部品を収容する筐体の一部である第一筐体部材と、
    前記筐体の一部であり、前記筐体の設置状態において、前記第一筐体部材の下方側に位置し、かつ前記第一筐体部材の下方側端部に形成された下方側開口部を閉塞する第二筐体部材と、
    を備え、
    前記第一筐体部材は、第一内壁および第一外壁を有する2重壁が前記下方側開口部に沿って形成され、
    前記第二筐体部材は、前記設置状態において前記第一内壁と前記第一外壁との間に位置する第二外壁が形成され、
    前記第二外壁は、
    前記設置状態において、上方側端部に、前記第一外壁の前記第一内壁と対向する外壁対向面側、かつ下方向側に向かって屈曲する屈曲部が形成され
    前記第一筐体部材は、前記第一内壁の前記第一外壁と対向する内壁対向面に係止受け部が少なくとも1以上形成され、
    前記第二筐体部材は、前記第二外壁に、前記設置状態において、前記第一内壁および前記第一外壁との間に位置し、前記係止受け部と係合する係止爪が少なくとも1以上形成され、
    前記第一外壁は、前記設置状態において、前記係止受け部に係合される前記係止爪と対向する位置に開口部が形成される、
    ことを特徴とする電気接続箱。
  2. 請求項1に記載の電気接続箱において、
    前記第二筐体部材は、前記第二外壁の内側において、前記第二外壁に沿って形成される第二内壁を有し、
    前記第二外壁と前記第二内壁との間には、前記設置状態において、前記第一内壁の下方側端部が位置する、
    電気接続箱。
  3. 請求項1または2に記載の電気接続箱において、
    前記第一筐体部材は、前記第一内壁と前記第一外壁との間に配置され、両端部が前記第一内壁および前記第一外壁にそれぞれ連結される連結板を有し、
    前記連結板は、前記第一内壁と前記第一外壁との間の空間部を上下方向において2つ区画し、かつ前記下方側開口部に沿って形成される、
    電気接続箱。
  4. 電線と、
    少なくとも電子部品を収容する筐体の一部である第一筐体部材と、前記筐体の一部であり、前記筐体の設置状態において、前記第一筐体部材の下方側に位置し、かつ前記第一筐体部材の下方側端部に形成された下方側開口部を閉塞する第二筐体部材と、を有する電気接続箱と、
    を備え、
    前記第一筐体部材は、第一内壁および第一外壁を有する2重壁が前記下方側開口部に沿って形成され、
    前記第二筐体部材は、前記設置状態において前記第一内壁と前記第一外壁との間に位置する第二外壁が形成され、
    前記第二外壁は、
    前記設置状態において、上方側端部に、前記第一外壁の前記第一内壁と対向する外壁対向面側、かつ下方向側に向かって屈曲する屈曲部が形成され
    前記第一筐体部材は、前記第一内壁の前記第一外壁と対向する内壁対向面に係止受け部が少なくとも1以上形成され、
    前記第二筐体部材は、前記第二外壁に、前記設置状態において、前記第一内壁および前記第一外壁との間に位置し、前記係止受け部と係合する係止爪が少なくとも1以上形成され、
    前記第一外壁は、前記設置状態において、前記係止受け部に係合される前記係止爪と対向する位置に開口部が形成される、
    ことを特徴とするワイヤハーネス。
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