JP6498578B2 - タッチパネル - Google Patents

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Description

この発明は液晶表示装置上に搭載されて使用されるタッチパネルに関する。
図10はこの種のタッチパネルの従来例として特許文献1に記載されている静電容量式タッチパネルの構成を示したものである。このタッチパネルは透明な基材11上に第1の方向D1に沿って延び、かつ第1の方向D1と交差する第2の方向D2に並列配置された複数の第1のセンサ電極列12と、第2の方向D2に沿って延び、かつ第1の方向D1に並列配置された複数の第2のセンサ電極列13を有している。
第1のセンサ電極列12は多数の略正方形のセンサ電極主部14がライン部15を介して第1の方向D1に連結された構成とされ、第2のセンサ電極列13は多数の略正方形のセンサ電極主部16がブリッジ部17を介して第2の方向D2に連結された構成となっている。ライン部15とブリッジ部17は互いに基材11の厚さ方向に距離を隔てて重なっており、これにより第1のセンサ電極列12と第2のセンサ電極列13は互いに非接触状態で交差している。第1のセンサ電極列12及び第2のセンサ電極列13は例えばITO(Indium Tin Oxide:酸化インジウムスズ)等の透明導電体によって形成され、基材11上のアクティブエリアA1に配置されている。
各第1のセンサ電極列12の端部には取り出しライン18の一端がそれぞれ接続され、これら取り出しライン18の他端は基材11の縁部にまで延びて端子18aに接続されている。同様に、各第2のセンサ電極列13の端部には取り出しライン19の一端がそれぞれ接続され、これら取り出しライン19の他端は基材11の縁部にまで延びて端子19aに接続されている。取り出しライン18及び19は銅やアルミニウム、銀等の高導電率金属からなる金属ラインと金属ラインを被覆する透明導電体層によって形成され、アクティブエリアA1の外側の非アクティブエリアA2に配置されている。
アクティブエリアA1は画像を表示することができる領域(表示領域)であり、非アクティブエリアA2は画像が表示されない領域(非表示領域)である。アクティブエリアA1内の任意の箇所に接触することで、その箇所に生じた静電容量の変化が取り出しライン18,19を介して検出され、接触位置の検出を行うことが可能となっている。
特開2013−117816号公報
上述したように、タッチパネルは透明なセンサ電極部が形成された表示領域と、センサ電極部から引き出された引き出し配線(特許文献1では取り出しラインと呼称)が位置する非表示領域とよりなり、引き出し配線は金属のみもしくは特許文献1のように金属を含んで形成されるため、このような目に見える(透明でない)引き出し配線を隠すため、一般に非表示領域には不透明な枠が設けられている。
一方、液晶表示装置等と組み合わせて用いられるタッチパネルは画像を見て簡易に入力操作を行えることから、各方面で用いられており、普及に伴い、低価格化が強く要請されるようになってきている。
この発明の目的はこのような状況に鑑み、品質の低下を招くことなく、製造コストを下げることができるようにしたタッチパネルを提供することにある。
請求項1の発明によれば、液晶表示装置の表示領域を規定する枠を一面に備え、他面が液晶表示装置上に搭載されるタッチパネルは、透明基板上に形成されたセンサ電極部及びセンサ電極部から引き出されてセンサ電極部の周辺に位置する複数の引き出し配線が共にITOよりなり、複数の引き出し配線は配線長が長いものほど配線幅が広くされ、複数の引き出し配線のうち、一部は枠の内側にはみ出し、はみ出している引き出し配線において液晶表示装置の画素の配列方向と平行に延びている延伸部分は外形線がジグザグとされる。
請求項2の発明では請求項1の発明において、前記延伸部分の延伸方向と直交する方向における延伸部分の配線幅及び隣接する延伸部分間の間隙がそれぞれ一定とされる。
請求項3の発明では請求項1の発明において、前記延伸部分はジグザグに伴って配線幅が変動し、延伸部分の延伸方向と直交する方向における隣接する延伸部分間の間隙は一定とされる。
請求項4の発明では請求項1の発明において、前記延伸部分はジグザグに伴って配線幅が変動し、隣接する延伸部分間の間隙と間隙の一方の側に位置する延伸部分の配線幅との和が一定となるように間隙が設定される。
請求項5の発明では請求項2又は3の発明において、ジグザグを構成する線は画素の対角方向と平行とされる。
この発明によれば、引き出し配線に金属配線を用いている従来のタッチパネルと比べて、製造コストを削減することができ、かつ従来のタッチパネルと同じセンサ感度、表示領域及び表示品質を得ることができる。
この発明によるタッチパネルの一実施例の概要を示す平面図。 液晶表示装置の画素を示す図。 Aは従来形状の引き出し配線を示す図、Bはこの発明によるタッチパネルの引き出し配線に適用する第1の形状を説明するための図、Cはこの発明によるタッチパネルの引き出し配線に適用する第2の形状を説明するための図。 この発明によるタッチパネルの引き出し配線に適用する第3の形状を説明するための図。 引き出し配線を仮に図3Aに示した従来形状とした場合の図1のA部部分拡大図。 引き出し配線が図3Bに示した第1の形状を具備する場合の図1のA部部分拡大図(その1)。 引き出し配線が図3Bに示した第1の形状を具備する場合の図1のA部部分拡大図(その2)。 引き出し配線が図3Cに示した第2の形状を具備する場合の図1のA部部分拡大図。 引き出し配線が図4に示した第3の形状を具備する場合の図1のA部部分拡大図。 従来のタッチパネルの部分拡大平面図。
この発明の実施形態を図面を参照して実施例により説明する。
図1はこの発明によるタッチパネルの一実施例を示したものであり、このタッチパネルは図10に示した従来のタッチパネルと同様、静電容量式のタッチパネルとなっている。
タッチパネルは矩形状の透明基板20を有し、透明基板20上にはセンサ電極部30が形成され、さらにセンサ電極部30から引き出された多数の引き出し配線が位置する引き出し配線部40がセンサ電極部30の周辺に設けられている。
センサ電極部30は透明基板20の短辺と平行なY方向に沿って延び、かつ透明基板20の長辺と平行なX方向に並列配置された複数の第1のセンサ電極列31と、X方向に沿って延び、かつY方向に並列配置された複数の第2のセンサ電極列35を有している。これら第1のセンサ電極列31及び第2のセンサ電極列35はITOによって形成されている。
第1のセンサ電極列31はY方向に沿って配列された複数の島状電極部32と、図1では小さくて判別できないが、隣接する島状電極部32を連結して電気的に接続する連結部とによって構成されている。島状電極部32は第1のセンサ電極列31の両端を除き、菱形形状とされ、両端に位置する島状電極部32は菱形を二等分した三角形形状とされている。
一方、第2のセンサ電極列35はX方向に沿って配列された複数の島状電極部36と、図1では小さくて判別できないが、隣接する島状電極部36を連結して電気的に接続するジャンパ部とによって構成されている。島状電極部36は島状電極部32と同様、第2のセンサ電極列35の両端を除き、菱形形状とされ、両端に位置する島状電極部36は菱形を二等分した三角形形状とされている。
第1のセンサ電極列31の連結部と第2のセンサ電極列35のジャンパ部は重なる位置に配置されるが、これら連結部とジャンパ部との間には透明な絶縁膜が介在されており、絶縁膜によって連結部とジャンパ部は電気的に絶縁され、これにより第1のセンサ電極列31と第2のセンサ電極列35は互いに絶縁された状態で交差している。
引き出し配線部40には各第1のセンサ電極列31のY方向一端にそれぞれ接続された引き出し配線41と、各第2のセンサ電極列35のX方向両端にそれぞれ接続された引き出し配線42とが位置されている。これら引き出し配線41,42は透明基板20の一方の長辺の中央に形成された端子部43まで延びている。
引き出し配線41,42はこの例ではセンサ電極部30と同様、ITOによって形成されている。これにより、この例では従来必要であった金属配線の形成工程が不要となっており、その分、製造コストを下げることが可能となっている。
ところで、このように金属よりも導電率が低いITOによって引き出し配線41,42を形成する場合、引き出し配線41,42の電気抵抗値の増大によって静電容量の変化を感度よく検出することができないといった事態を招く。
また、引き出し配線41は端子部43から近い第1のセンサ電極列31に接続されるものほど配線長が短く、端子部43からX方向に離れた位置に位置する第1のセンサ電極列31に接続されるものほど配線長が長くなり、同様に引き出し配線42も端子部43から近い第2のセンサ電極列35に接続されるものほど配線長が短く、端子部43からY方向に離れた位置に位置する第2のセンサ電極列35に接続されるものほど配線長が長くなる。
このような引き出し配線41及び42における配線長の長短は、導電率が高い金属で引き出し配線41,42が形成されていれば、問題となるものではないが、導電率が低いITOで引き出し配線41,42を形成した場合には配線長の長短による電気抵抗値の違いが無視できなくなり、配線長が長い引き出し配線が接続されたセンサ電極列では感度が低下するといった問題が生じてしまう。
この例ではこのような引き出し配線41,42をITOで形成したことに伴う感度の低下、感度の不均一を解消するため、図1に示したように引き出し配線41,42の配線幅を金属で形成した場合に比べ、広くし、かつ配線長が長いものほど、即ち透明基板20の外周側に位置する引き出し配線41,42ほど配線幅を広くしている。
このように引き出し配線41,42の配線幅を設定することは必然的に引き出し配線部40の面積増大を招くが、この例では品質の維持を前提として製造コストを削減することを目的としており、具体的に言えば上述したようなセンサ感度の維持に加え、液晶表示装置の表示領域の維持を前提としている。従って、液晶表示装置の表示領域を規定するためにタッチパネルに設けられる枠の大きさは従来と同様とする。
ここで、従来のタッチパネルにおいては金属もしくは金属を含んで形成された引き出し配線は枠の面積内に収まり、枠によって隠されていたが、この例では引き出し配線部40の面積が増大するため、引き出し配線41,42の一部が枠の内側にはみ出ることになる。図1中、二点鎖線は枠50の内周50aを示す。なお、図1では枠50はハッチングを付して示している。枠50はセンサ電極部30及び引き出し配線部40を保護するオーバーパネル(保護パネル)の裏面に一般に印刷形成されて設けられ、タッチパネルはこのような枠50を一面に備え、他面が液晶表示装置上に搭載される。
図1に示したように、タッチパネルの下辺中央部及び左右の辺の下辺側において、引き出し配線41の配列の一部及び引き出し配線42の配列の一部がそれぞれ枠50からはみ出し、表示領域60に位置することになる。
このような引き出し配線41,42の表示領域60へのはみ出しによる不感領域は、例えば枠50の内周50aから2mm程度であって、センサ電極部30の島状電極部32,36の大きさとの対比から言っても、タッチパネルの機能に影響を及ぼすものではないものの、引き出し配線41,42の配列と液晶表示装置の画素の配列との干渉によりモアレが発生してしまい、液晶表示装置の表示品質の低下を招くことになる。
この例ではこのようなモアレの発生を抑制する。以下、この点について説明する。
図2は液晶表示装置の画素70を示したものである。画素70は所定のピッチで液晶表示画面に配列されており、配列ピッチの一例を示せば、
P1=0.19mm,P2=0.17mm
である。
図3B,Cはモアレの発生を抑制するための引き出し配線の第1及び第2の形状をそれぞれ示したものであり、図3B,Cにそれぞれ示した2本の引き出し配線は図1のA部における内側2本の引き出し配線42,42を示している。なお、図3Aはモアレ対策を施していない形状とした場合の引き出し配線42,42を示したものである。図3Aにおける引き出し配線42,42の配線幅をW1,W2とし、隣接する引き出し配線42,42間の間隙をC1とする。
この例ではモアレの発生を抑制すべく、引き出し配線の外形線をジグザグとする。
図3Bは引き出し配線42,42の延伸方向と直交する方向における引き出し配線42,42の配線幅W3,W4及び引き出し配線42,42間の間隙C2をそれぞれ一定としたものであり、即ち引き出し配線自体をジグザグとしたものである。ジグザグを構成する線の傾きαは、画素70の対角がなす角度θ(図2参照)と同じとし、即ちジグザグを構成する線は画素70の対角方向と平行とする。また、ジグザグの線の折り返しピッチP3は、画素70の同方向のピッチP2と例えば同じとする。なお、図3B中にW5,W6で示した引き出し配線42,42の寸法及びC3で示した引き出し配線42,42間の寸法は、
W5=W1,W6=W2,C3=C1
となっている。ジグザグを構成する線の傾きαはα=θに限らず、例えばα=θ/2やα=θ/4としてもよい。
図3Cは引き出し配線42,42の配線幅がジグザグに伴って変動しているものである。引き出し配線42,42の延伸方向と直交する方向における引き出し配線42,42間の間隙C4は一定であり、ジグザグの間隙となっている。図3Cにおける引き出し配線42,42の配線幅はそれぞれW1,W2に対し、±2×D1の増減をジグザグに伴って繰り返す。図3C中にC5で示した引き出し配線42,42間の寸法は、C5=C1となっている。ジグザグを構成する線の傾きβはαと同様、β=θとされ、またβ=θ/2,β=θ/4としてもよい。
次に図4に示した引き出し配線の第3の形状について説明する。なお、図4は図3に対し、拡大しているが、図3と同じ引き出し配線42,42を示している。この例では引き出し配線42,42の配線幅はジグザグに伴って変動しているものの、変動幅は小さく、引き出し配線42,42間の間隙と一方の引き出し配線42(あるいは42)の配線幅との和が一定となるように間隙が設定されている。ジグザグの線の折り返しピッチP4は、画素70の同方向のピッチP2と例えば同じとする。引き出し配線42,42間の間隙はC1に対し、±2×D2の増減をジグザグに伴って繰り返す。なお、C1−(2×D2)の値、即ち引き出し配線42,42間の最小間隙は製造上の都合(製造上の間隙の限界)により決定される。
以上、モアレの発生を抑制するための引き出し配線の各種形状について説明したが、いずれにおいても引き出し配線の外形線がジグザグによって構成され、画素70の配列方向と引き出し配線の外形線が平行にならないようにしているため、モアレの発生を良好に防止することができる。なお、ジグザグの線の折り返し部には図3B,C及び図4では角があるものとして示しているが、角がなく、折り返し前後の直線が曲線(円弧)でつながるような形状としてもよい。
次に、図1に示したタッチパネルにおいて、枠50からはみ出し、表示領域60に位置する引き出し配線が上述したようなモアレの発生を防止する形状を有している構成について説明する。
図5〜図9はいずれも図1のA部を拡大して示したものであり、図5は比較として仮に引き出し配線が図3Aに示した形状となっている場合を示す。図5に示したようにこの例では第2のセンサ電極列35に接続される引き出し配線42は10本あり、即ち第2のセンサ電極列35は10列ある。引き出し配線42は内側(センサ電極部30側)から順に、42,42,・・・,4210とする。まず、この図5でわかるように、引き出し配線42は配線幅が広く、さらに外側に位置するものほど(配線長が長いものほど)配線幅が広くされ、これにより図5に示したように10本の引き出し配線42〜4210のうち、6本の引き出し配線42〜42が枠50の内側にはみ出してしまう。なお、図5中、81はタッチパネル全体の外周を囲むグランドパターンを示し、82は引き出し配線41と引き出し配線42とを分離する配線分離用グランドパターンを示す。
このような枠50からはみ出す引き出し配線42〜42が図3B,C及び図4に示した形状を具備する構成を図6〜図9に示す。図6は図3Bに示した形状においてα=θとしたものであり、図7は図3Bに示した形状においてα=θ/2としたものである。また、図8は図3Cに示した形状においてβ=θ/2としたものであり、図9は図4に示した形状を具備するものである。なお、図6〜図9のいずれにおいても内側から7本目の引き出し配線42の、引き出し配線42側の外形線は引き出し配線42のジグザグの外形線と対応するジグザグとされている。
これら図6〜図9に示しているように、枠50からはみ出している引き出し配線42〜42は全長に渡ってモアレ対策を講じる必要はなく、画素70の配列方向と平行に延びている延伸部分のみ外形線をジグザグとすればよい。なお、枠50に隠れている引き出し配線42〜4210はモアレ対策を講じる必要はない。
以上、図1のA部の構成を参照して説明したが、引き出し配線41が枠50の内側にはみ出している図1の下辺部分についても引き出し配線41の外形線をジグザグとするモアレ対策が同様に講じられる。
以上説明したように、この発明は引き出し配線に金属配線を用いていた従来のタッチパネルに対し、引き出し配線41,42をセンサ電極部30と同じITOのみで形成するものであり、これにより金属配線の形成工程は不要となり、その分、製造コストの削減を図ることができる。
また、金属よりも導電率が低いITOで引き出し配線41,42を形成するため、引き出し配線41,42の電気抵抗値が増大し、これにより生じる問題、即ち感度の低下や配線長の違いにより感度の不均一が生じることについては、引き出し配線41,42の枠50からのはみ出しを許容して配線長が長いものほど配線幅を広くすることにより解決するものとなっている。
さらに、引き出し配線41,42の配列が枠50からはみ出すことにより生じる問題、即ち引き出し配線41,42の配列が液晶表示装置の画素70の配列と干渉してモアレが発生することについては、引き出し配線41,42の、画素70の配列方向と平行に延びている延伸部分の外形線をジグザグとすることにより解決するものとなっている。
よって、この発明によれば、引き出し配線に金属配線を用いている従来のタッチパネルと同じ表示領域を維持し、かつ表示品質(視覚的品位)も維持し、さらにセンサ感度も維持した上で、製造コストを削減することができる。
なお、センサ電極部30における第1及び第2のセンサ電極列31,35の形成は、例えば1層目のITO膜によって第2のセンサ電極列35のジャンパ部を形成し、2層目のITO膜によって第1のセンサ電極列31の島状電極部32、連結部及び第2のセンサ電極列35の島状電極部36を形成するといった工程が採用され、つまりITO膜は2層形成されるが、引き出し配線41,42をこの2層のITO膜で構成するようにすれば、厚さを厚くすることができ、電気抵抗値を下げることができる。
11 基材 12 第1のセンサ電極列
13 第2のセンサ電極列 14 センサ電極主部
15 ライン部 16 センサ電極主部
17 ブリッジ部 18 取り出しライン
18a 端子 19 取り出しライン
19a 端子 20 透明基板
30 センサ電極部 31 第1のセンサ電極列
32 島状電極部 35 第2のセンサ電極列
36 島状電極部 40 引き出し配線部
41 引き出し配線 42,42〜4210 引き出し配線
43 端子部 50 枠
50a 内周 60 表示領域
70 画素 81 グランドパターン
82 配線分離用グランドパターン

Claims (5)

  1. 液晶表示装置の表示領域を規定する枠を一面に備え、他面が前記液晶表示装置上に搭載されるタッチパネルであって、
    透明基板上に形成されたセンサ電極部及び前記センサ電極部から引き出されて前記センサ電極部の周辺に位置する複数の引き出し配線は共にITOよりなり、
    前記複数の引き出し配線は配線長が長いものほど配線幅が広くされ、
    前記複数の引き出し配線のうち、一部は前記枠の内側にはみ出しており、
    前記はみ出している引き出し配線において前記液晶表示装置の画素の配列方向と平行に延びている延伸部分は外形線がジグザグとされていることを特徴とするタッチパネル。
  2. 請求項1記載のタッチパネルにおいて、
    前記延伸部分の延伸方向と直交する方向における前記延伸部分の配線幅及び隣接する前記延伸部分間の間隙がそれぞれ一定とされていることを特徴とするタッチパネル。
  3. 請求項1記載のタッチパネルにおいて、
    前記延伸部分は前記ジグザグに伴って配線幅が変動し、前記延伸部分の延伸方向と直交する方向における隣接する前記延伸部分間の間隙は一定とされていることを特徴とするタッチパネル。
  4. 請求項1記載のタッチパネルにおいて、
    前記延伸部分は前記ジグザグに伴って配線幅が変動し、隣接する前記延伸部分間の間隙と前記間隙の一方の側に位置する前記延伸部分の配線幅との和が一定となるように前記間隙が設定されていることを特徴とするタッチパネル。
  5. 請求項2又は3記載のタッチパネルにおいて、
    前記ジグザグを構成する線は前記画素の対角方向と平行とされていることを特徴とするタッチパネル。
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