JP6497967B2 - 圧力調整ユニット、液体供給装置、および液体吐出装置 - Google Patents

圧力調整ユニット、液体供給装置、および液体吐出装置 Download PDF

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Description

本発明は、液体に付与する圧力を調整するための圧力調整ユニット、それを備えた液体供給装置および液体吐出装置に関するものである。
液体吐出装置としては、例えば、インクタンク(液体収容部)から供給されたインク(液体)をインクジェット記録ヘッド(液体吐出ヘッド)から吐出することによって、記録媒体に画像を記録するインクジェット記録装置がある。このような記録装置として、例えば、記録速度の高速化が要求される業務用の印刷装置においては、記録ヘッドからのインクの吐出量が多く、記録ヘッドに大量のインクを供給することが要求される。そのため、インクタンク内のインクをポンプ等によって加圧し、その加圧されたインクを供給(加圧供給)する必要がある。一方、ノズル先端の吐出口からインクを吐出する記録ヘッドに対しては、吐出口からのインクの漏出を抑制するために、負圧を付与したインクを供給する必要がある。
特許文献1には、記録ヘッドにインクを供給する供給経路に、供給経路の圧力を調整するための圧力調整ユニットを備える装置が記載されている。その圧力調整ユニットは、加圧供給されるインクの圧力を調整し、そのインクに負圧を付与してから記録ヘッドに供給する。記録ヘッドに供給するインクには、ノズル先端の吐出口にインクのメニスカスが形成されるような負圧を付与する。この圧力調整ユニットは、記録ヘッド内のインクの負圧を安定させるために、インクの吐出に伴って変化する記録ヘッド内の負圧に応じて、インクの供給経路中に介在するバルブを開閉する構成となっている。
特許第3606282号明細書
特許文献1に記載されている圧力調整ユニットは、例えば、記録装置の停止時および記録ヘッドの交換時にインクが加圧供給されなくなった場合に、インクに付与する負圧を小さく調整されることになる。そのため、記録装置の停止時および記録ヘッドの交換時に、記録ヘッド内のインクに付与される負圧が小さくなって、ノズル先端の吐出口からインクが漏出するおそれがある。
本発明の目的は、安定した圧力を付与して液体を供給することができる圧力調整ユニット、液体供給装置、および液体吐出装置を提供することにある。
本発明の圧力調整ユニットは、液体を収容する液体収容部と液体を吐出する液体吐出ヘッドとを連通する供給経路中に設けられる圧力調整ユニットであって、液体を導入可能な第1圧力室と、液体を導出可能な第2圧力室と、前記第1圧力室と前記第2圧力室との間を連通する連通路と、前記連通路の開度を調整可能なバルブと、前記バルブに対して、前記連通路を閉じる方向に作用しかつ前記第1圧力室の圧力の減少に伴って増大する付勢力を与える付勢手段と、を備え、前記付勢手段は、前記連通路を閉じる方向に作用しかつ前記第1圧力室の圧力の減少に伴って増大する所定の第1の付勢力を与える第1の付勢部材と、前記バルブに対して、前記連通路を閉じる方向に作用する第2の付勢力を与える第2の付勢部材と、を含み、前記第1圧力室の少なくとも一部は、当該第1圧力室の圧力に応じて変位する第1の可撓性部材によって形成され、前記第1の付勢部材は、前記第1の可撓性部材の変位に応じて、前記バルブに与える前記第1の付勢力が変化することを特徴とする。
本発明によれば、第1圧力室と第2圧力室との間の連通路の開度を調整するバルブに対して、連通路を閉じる方向に作用し、かつ第1圧力室の圧力に応じて変化する付勢力を与えることにより、第2圧力室の圧力を安定的に維持することができる。第2圧力室から液体吐出ヘッドに液体を供給した場合には、液体吐出ヘッド内の液体の負圧を所定範囲に維持して、液体吐出ヘッドから液体の漏出を抑制することができる。
本発明の実施形態におけるインク供給装置の構成図である。 図1における圧力調整ユニットの説明図である。 図2の圧力調整ユニットの動作を説明するための断面図である。 加圧ポンプの駆動時における図2の圧力調整ユニットの動作を説明するための断面図である。 加圧ポンプの停止時における図2の圧力調整ユニットの動作を説明するための断面図である。 比較例としての圧力調整ユニットを説明するための断面図である。 本発明の実施例2の圧力調整ユニットを説明するための断面図である。 図1のインク供給装置を配備可能なインクジェット記録装置の概略構成図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。本実施形態の液体供給装置は、インク(液体)を吐出可能なインクジェット記録ヘッド(液体吐出ヘッド)に対して、インクを供給するためのインク供給装置としての適用例である。本例のインク供給装置は、インクジェット記録装置(液体吐出装置)に備えられる。図1は、そのインク供給装置の基本構成の説明図である。
本例のインク供給装置は、インクを吐出可能な記録ヘッド1、インクタンク(液体収容部)2、圧力調整ユニット3を備えており、これらはインクチューブ5(5A,5B,5C)を介して接続されている。圧力調整ユニット3は、記録ヘッド1とインクタンク2との間のインク供給路(液体供給路)に備えられている。記録ヘッド1は、複数のノズルと吐出エネルギー発生素子を含む記録素子基板7を備えており、吐出エネルギー発生素子が発生する吐出エネルギーを利用して、ノズルの先端の吐出口からインク滴(液滴)6を吐出する構成となっている。吐出エネルギー発生素子としては、電気熱変換素子(ヒータ)やピエゾ素子などを用いることができる。電気熱変換素子を用いた場合には、その発熱によりインクを発泡させ、その発泡エネルギーを利用してノズルの先端の吐出口からインク滴6を吐出することができる。
このようなインク供給装置を備えるインクジェット記録装置は、記録ヘッド1と記録媒体とを相対移動させる移動機構と、画像データに基づいて記録ヘッド1からインク滴6を吐出させる制御部と、を含む。記録装置は、記録ヘッド1と記録媒体とを相対移動させつつ、記録ヘッド1からインク滴6を吐出させることにより、記録媒体に画像を記録する。このような記録装置は、フルラインタイプおよびシリアルスキャンタイプのいずれであってもよい。フルラインタイプの記録装置は、記録媒体を連続的に搬送させつつ、記録ヘッドからインクを吐出することによって画像を記録する。シリアルスキャンタイプの記録装置は、記録ヘッドが主走査方向に移動しつつインクを吐出する動作と、主走査方向と交差する副走査方向に記録媒体を搬送する動作と、を繰り返すことによって画像を記録する。
図8は、フルラインタイプのインクジェット記録装置の具体的な構成例を説明するための概略斜視図である。本例の記録装置は、ブラック(Bk),シアン(C),マゼンタ(M),イエロー(Y)のインクを吐出する記録ヘッド1(1Bk,1C,1M,1Y)が備えられている。記録媒体Pは、搬送ベルト51を用いる搬送機構50によって矢印A方向に搬送される。それぞれの記録ヘッド1に対応するインクを供給するために、それぞれの記録ヘッド1に対して図1のインク供給装置が備えられている。記録ヘッド1は、インクを吐出可能な複数のノズルが形成されており、それらのノズルの先端の吐出口は、記録媒体Pの搬送方向(矢印A方向)と交差(本例の場合は、直交)する方向に延在する吐出口列を形成する。搬送機構50によって記録媒体Pを矢印A方向に搬送させつつ、記録ヘッド1からインクを吐出することにより、記録媒体P上にカラー画像を記録することができる。
図1において、インクタンク2と圧力調整ユニット3はインクチューブ5Aによって連通されており、加圧ポンプ4Aを駆動することによって、インクタンク2の内部のインクを圧力調整ユニット3に送出する。圧力調整ユニット3と記録ヘッド1はインクチューブ5Bによって連通されており、圧力調整ユニット3において圧力調整されたインクが記録ヘッド1に供給される。インクチューブ5Bの一端は記録ヘッド1のインク流入口11に連通しており、圧力調整ユニット3から記録ヘッド1内のインク流路9に、後述するように負圧が付与されたインクが送られる。インク流路9内のインクは記録素子基板7に送られてから、電気熱変換素子などの吐出エネルギー発生素子によって、ノズル先端の吐出口からインク滴6として吐出される。インク流路9はインク流出口12に連通されており、そのインク流出口12は、インクチューブ5Cを介してインクタンク2に連通されている。吸引ポンプ4Bを駆動することによって、記録ヘッド1内のインクが吸引されてインクタンク2に送られる。
本例の記録ヘッド1は、複数の記録素子基板7がベース基板8上に千鳥状に配列されており、これにより、いわゆるフルラインタイプのインクジェット記録装置に用いられる長尺な記録ヘッドを構成している。このような記録ヘッド1は、幅広の画像の高速記録が要求される商業用印刷装置において好適である。記録素子基板7の配備数は、本例のような6つに限定されず、その配備数を増やすことによって、より幅広の画像の記録が可能となる。例えば、このような記録ヘッド1を用いることにより、4〜12インチ以上の幅広の画像を高速記録することができる。
図2(a)は、圧力調整ユニット3の斜視図、図2(b)は、図2(a)のIIb−IIb線に沿う断面図である。
圧力調整ユニット3において、インクを導出可能な圧力室(第2圧力室)21の一部分は、可撓性フィルムを成形したフィルム(第2の可撓性部材)24によって形成されている。また、インクを導入可能なインク導入室(第1圧力室)22の一部分は、可撓性フィルムを成形したフィルム(第1の可撓性部材)23によって形成されている。これらのフィルム23,24は、例えば、円形、長円形、四角形等、様々な平面形状とすることができる。圧力調整ユニット3の本体には、インクチューブ5Aに連通されるインク入口25と、インクチューブ5Bに連通されるインク出口26と、が形成されている。インク入口25はインク導入室22に連通し、インク出口26は圧力室21に連通している。インクタンク2からインクチューブ5Aを介して送られてくるインクは、インク入口25からインク導入室22、インク連通路29、圧力室21、およびインク出口26を通って記録ヘッド1に供給される。
圧力室21の内側に位置するフィルム24の内面には、圧力板32が配備されている。圧力室21とインク導入室22とを連通するインク連通路29には、バルブを構成する弁体27と弁座34が配備されている。弁座34に対して接離可能な弁体27は圧力板32に連結され、弁座34はインク連通路29の開口部に形成されている。また弁体27は、第2の付勢部材28によって弁座34と対向する方向(図2(b)中の左方)に付勢されており、弁座34に密接することによってインク連通路29を閉鎖する。付勢部材28は、弁体27と、インク導入室22の内側に位置するようにフィルム23に取り付けられたバネ受け部材35と、の間に介在されている。付勢部材28としては、本例のようなコイルバネなどのバネの他、ダイヤフラム等の様々な弾性体を用いることができる。また、バルブは、本例のような弁体27と弁座34を備える構成に限定されず、インクの流抵抗を変化させるように、インク連通路29の開度を調整可能な構成としてもよい。
インク導入室22の外側に位置するフィルム23の外面には、圧力板31が配置されている。第1の付勢部材30は、圧力板31を介して、フィルム23をインク導入室22の内側に向かう方向(図2(b)中の左方)に付勢する。また、図2(b)において、圧力板31の右方への移動位置は、その圧力板31が規制部材33の位置規制部33Aに当接することによって規制される。付勢部材30としては、本例のようなコイルバネなどのバネの他、ダイヤフラム等の様々な弾性体を用いることができる。また、付勢部材30の付勢力に代えて、フィルム23の張力を利用することもできる。
図2(b)において、フィルム23を左方に付勢する第1の付勢部材30の付勢力は、加圧ポンプ4Aの駆動により加圧されるインク導入室22内のインクの圧力によって圧力板31が図2(b)の右方に移動されるときの力よりも小さい。そのため加圧ポンプ4Aの駆動時は、インク導入室22内のインクの圧力によって、圧力板31が付勢部材30の付勢力に抗して図2(b)の右方に移動されて、規制部材33の位置規制部33Aに当接する。
次に、圧力調整ユニット3の動作について説明する。
圧力室21内の負圧が小さい場合には、図3(a)のように弁体27が弁座34に密接して、インク連通路29が閉鎖されている。圧力室21の負圧は、記録ヘッド1からのインクの吐出、つまりインクの消費に伴って増大する。圧力室21内の負圧が所定以上となったときに、図3(b)のように、第2の付勢部材28の付勢力に抗して、フィルム24が圧力板32および弁体27と共に同図の右方に変位し、弁体27が弁座34から離れてインク連通路29を開く。これにより、加圧ポンプ4Aによって加圧されたインクは、インク入口25からインク導入室22、インク連通路29、圧力室21、およびインク出口26を通って記録ヘッド1に供給される。
加圧ポンプ4Aの駆動時、つまり加圧されたインクがインク導入室22内に供給されている状態において、弁体27がインク連通路29を開く力と、弁体27がインク連通路29を閉じる力と、がつり合っているときには、下式(1)が成立する。図4のように、弁体27がインク連通路29を閉じる方向の力をプラスとし、インク連通路29を開く方向の力をマイナスとする。
−P2×S2=P1×S1+F2 ・・・ 式(1)
P2は圧力室21内の圧力、P1はインク導入室22の圧力、S2は、圧力室21の内側における圧力板32の面積である。S1は、インク導入室22の内側における弁体27の面であって、かつ圧力板32と平行な面の面積である。F2は、第2の付勢部材28の付勢力である。圧力板31は、図4のように、加圧されたインク導入室22内のインクによって同図中の右方に移動されて、規制部材33の位置規制部33Aに当接しているため、第1の付勢部材30の付勢力は弁体27に作用しない。
上式(1)は、下式(2)のように変換することができる。
P2=−(P1×S1)/S2−F2/S2 ・・・ 式(2)
一方、加圧ポンプ4Aの停止時、つまりインク導入室22内のインクが加圧されていないときに、弁体27がインク連通路29を開く力と、弁体27がインク連通路29を閉じる力と、がつり合っている場合には、下式(3)が成立する。図5のように、弁体27がインク連通路29を閉じる方向の力をプラスとし、インク連通路29を開く方向の力をマイナスとする。
−P2×S2=F1+F2 ・・・ 式(3)
F1は、第1の付勢部材30の付勢力である。圧力板31は、図5のように、第1の付勢部材30の付勢力F1によって同図中の左方に移動されるため、第1の付勢部材30の付勢力F1が弁体27に作用する。
上式(3)は、下式(4)のように変換することができる。
P2=−F1/S2−F2/S2 ・・・式(4)
図6は、比較例としての圧力調整ユニットの断面図であり、上述した本実施形態の圧力調整ユニット3から、第1の付勢部材30、圧力板31、規制部材33を取り外した構成となっている。本実施形態の圧力調整ユニット3と同様に、この比較例としての圧力調整ユニットを図1のインク供給装置に備えた。このようなインク供給装置において、加圧ポンプ4Aの停止時に、弁体27がインク連通路29を開く力と、弁体27がインク連通路29を閉じる力と、がつり合っている場合には、下式(5)が成立する。図6のように、弁体27がインク連通路29を閉じる方向の力をプラスとし、インク連通路29を開く方向の力をマイナスとする。
−P2×S2=F2 ・・・ 式(5)
上式(5)は、下式(6)のように変換することができる。
P2=−F2/S2 ・・・式(6)
上式(6)において、加圧ポンプ4Aの停止時における圧力室21の圧力P2は、第1の付勢部材28の付勢力F2に依存し、その付勢力F2以外に負圧を生じさせる力が存在しない。そのため、圧力室21の圧力P2は、上式(2)における圧力P2よりも{(P1×S1)/S2)}だけ小さい負圧となり、また上式(4)における圧力P2よりも(F1/S2)だけ小さい負圧となる。したがって、図6の比較例としての圧力調整ユニットの場合には、このように圧力室21内の負圧が小さくなる分、記録ヘッド1内のインクに付与する負圧が不十分となって、記録ヘッド1のノズル先端の吐出口からインクが漏出するおそれがある。
本実施形態における圧力調整ユニット3は、加圧ポンプ4Aが停止して、加圧されたインクがインク導入室22内に供給されない場合に、上式(4)のように圧力室21内の圧力P2を所定以上の負圧に維持することができる。この結果、圧力室21と連通している記録ヘッド1のノズル内のインクに対して、所定以上の負圧を付与し、ノズル先端の吐出口からのインクの漏出を抑制して、信頼性の高いインク供給装置および記録装置を提供することができる。加圧ポンプ4Aの停止時は、例えば、インク供給装置の停止時、および記録ヘッド1の交換時等を含む。
[実施例1]
実施例1として、下表(1)の条件で図2(a)の圧力調整ユニット3を作製して、図1のインク供給装置を構成した。このようなインク供給装置において、加圧ポンプ4Aを駆動してインクを50kPaで加圧した場合の圧力室21内のインクの圧力(加圧時の圧力)と、加圧ポンプ4Aを停止した場合の圧力室21内のインクの圧力(加圧停止時の圧力)を下表(2)に示す。
また、比較例として、表(1)の条件で図6の圧力調整ユニット3を作製して、図1のインク供給装置を構成した。このようなインク供給装置において、加圧ポンプ4Aを駆動してインクを50kPaで加圧した場合の圧力室21内のインクの圧力(加圧時の圧力)と、加圧ポンプ4Aを停止した場合の圧力室21内のインクの圧力(加圧停止時の圧力)を表(2)に示す。
表(2)から明らかなように、実施例1の圧力調整ユニット3においては、加圧ポンプ4Aの停止時に、第1および第2の付勢部材28,30の付勢力によって、圧力室21内の負圧がある程度にまで高められる。このため、インク供給装置の停止中に、記録ヘッドの1のノズル先端の吐出口からのインクの漏出を抑制して、信頼性を向上させることができる。
これに対して、比較例の圧力調整ユニットは、表(2)から明らかなように、加圧ポンプ4Aの停止時における圧力室21内の負圧は、加圧ポンプ4Aによってインクを加圧しているときの圧力室21内の負圧の半分程度にまで減少する。その理由は、第1の付勢部材28による付勢力以外に、負圧を生じさせる力が存在しないからである。そのため、加圧ポンプ4Aの停止時に、記録ヘッド1のノズル内のインクに十分な負圧が掛らず、ノズル先端の吐出口からインクが漏出するおそれがある。
[実施例2]
実施例2として、図7のような圧力調整ユニット3を下表(3)の条件で作製した。その圧力調整ユニット3は、第1の付勢部材30の付勢力の代わりに、フィルム23の張力を用いる構成となっている。つまり、フィルム23が第1の付勢部材30として機能するようになっている。このようなインク供給装置を用いて図1のインク供給装置を構成した。このようなインク供給装置において、加圧ポンプ4Aを駆動してインクを50kPaで加圧した場合の圧力室21内のインクの圧力(加圧時の圧力)と、加圧ポンプ4Aを停止した場合の圧力室21内のインクの圧力(加圧停止時の圧力)を表(2)に示す。
表(2)から明らかなように、実施例2の圧力調整ユニット3においては、実施例1と同様に、加圧ポンプ4Aの停止時に、第1および第2の付勢部材28,30の付勢力によって、圧力室21内の負圧がある程度にまで高められた。このため、インク供給装置の停止中に、記録ヘッドの1のノズル先端の吐出口からのインクの漏出を抑制して、信頼性を向上させることができる。
本発明は、種々の液体の圧力を調整する圧力調整ユニット、および種々の液体を供給する液体供給装置、および種々の液体を吐出可能な液体吐出装置に対して広く適用することができる。また本発明は、液体を吐出可能なインクジェットヘッドを用いて、種々の媒体(シート)に対して、種々の処理(記録、加工、塗布、照射、読取、検査など)を施すインクジェット装置に対しても適用可能である。その媒体(記録媒体を含む)は、紙、プラスチック、フィルム、織物、金属、フレキシブル基板等、材質は問わず、インクを含む液体が付与される種々の媒体を含む。

Claims (9)

  1. 液体を収容する液体収容部と液体を吐出する液体吐出ヘッドとを連通する供給経路中に設けられる圧力調整ユニットであって、
    液体を導入可能な第1圧力室と、
    液体を導出可能な第2圧力室と、
    前記第1圧力室と前記第2圧力室との間を連通する連通路と、
    前記連通路の開度を調整可能なバルブと、
    前記バルブに対して、前記連通路を閉じる方向に作用しかつ前記第1圧力室の圧力の減少に伴って増大する付勢力を与える付勢手段と、
    を備え
    前記付勢手段は、前記連通路を閉じる方向に作用しかつ前記第1圧力室の圧力の減少に伴って増大する所定の第1の付勢力を与える第1の付勢部材と、前記バルブに対して、前記連通路を閉じる方向に作用する第2の付勢力を与える第2の付勢部材と、を含み、
    前記第1圧力室の少なくとも一部は、当該第1圧力室の圧力に応じて変位する第1の可撓性部材によって形成され、
    前記第1の付勢部材は、前記第1の可撓性部材の変位に応じて、前記バルブに与える前記第1の付勢力が変化することを特徴とする圧力調整ユニット。
  2. 液体を収容する液体収容部と液体を吐出する液体吐出ヘッドとを連通する供給経路中に設けられる圧力調整ユニットであって、
    液体を導入可能な第1圧力室と、
    液体を導出可能な第2圧力室と、
    前記第1圧力室と前記第2圧力室との間を連通する連通路と、
    前記連通路の開度を調整可能なバルブと、
    前記バルブに対して、前記連通路を閉じる方向に作用しかつ前記第1圧力室の圧力の減少に伴って増大する付勢力を与える付勢手段と、
    を備え、
    前記付勢手段は、前記連通路を閉じる方向に作用しかつ前記第1圧力室の圧力の減少に伴って増大する所定の第1の付勢力を与える第1の付勢部材と、前記バルブに対して、前記連通路を閉じる方向に作用する第2の付勢力を与える第2の付勢部材と、を含み、
    前記第1圧力室の少なくとも一部は、当該第1圧力室の圧力に応じて変位する第1の可撓性部材によって形成され、
    前記第1の可撓性部材は、前記第1の付勢力として、当該第1の可撓性部材の変位に応じて変化する付勢力を前記バルブに与えることにより、前記第1の付勢部材として機能することを特徴とする圧力調整ユニット。
  3. 前記第1圧力室が第1圧力のときは、前記バルブに対して、前記第1および第2の付勢部材が前記第1および第2の付勢力を与え、前記第1圧力室が前記第1圧力よりも低い第2圧力のときは、前記バルブに対して、前記第1の付勢部材が前記第1の付勢力を与えず、かつ前記第2の付勢部材が前記第2の付勢力を与えることを特徴とする請求項1または2に記載の圧力調整ユニット。
  4. 前記第2圧力室の少なくとも一部は、当該第2圧力室の圧力に応じて変位する第2の可撓性部材によって形成され、
    前記バルブは、前記第2の可撓性部材の変位に応じて前記連通路の開度を調整することを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の圧力調整ユニット。
  5. 請求項1からのいずれか1項に記載の圧力調整ユニットと、液体を収容する液体収容部と、を備えることを特徴とする液体供給装置。
  6. 前記液体収容部と、前記圧力調整ユニットの前記第1圧力室と、の間における液体供給路の位置に、前記液体収容部の内部の液体を加圧して前記第1圧力室に送る加圧ポンプを備えることを特徴とする請求項に記載の液体供給装置。
  7. 前記液体吐出ヘッドの内部の液体を吸引して前記液体収容部に戻すための吸引ポンプを備えることを特徴とする請求項5または6に記載の液体供給装置。
  8. 請求項5から7のいずれかに記載の液体供給装置と、
    前記液体供給装置から供給される液体を吐出可能な液体吐出ヘッドと、
    を備えることを特徴とする液体吐出装置。
  9. 請求項5から7のいずれかに記載の液体供給装置であって、液体としてインクを供給する液体供給装置と、
    前記液体供給装置によって供給されるインクを吐出するインクジェット記録ヘッドと、
    前記インクジェット記録ヘッドと記録媒体とを相対移動させる移動手段と、
    を備えることを特徴とするインクジェット記録装置。
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