JP6494716B2 - 回路基板およびその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は回路基板およびその製造方法に関し、特に、均一な厚さの導電層を有する回路基板およびその製造方法に関する。
プリント回路基板(printed circuit board,PCB)は、回路設計に応じ、回路部品を接続する導電配線の配線パターンを描画してから、機械および化学加工、表面処理などの方式により絶縁体上に電気的な導体を形成した回路基板である。上述の回路パターンは、印刷、リソグラフィー、エッチングおよび電気メッキなどの技術により精密な配線となり、電子部品および部品間の回路の相互接続をサポートする組み立てのプラットフォームになる。
現在、基板導電層の大半は依然として電気メッキの方式で形成されているが、製品の機能性の設計要素のために、ビアホール数の設計は、チップ実装領域にますます多くかつ集中するようになっており、ビアホール数の分布が不均一となっている。分布が不均一なために、電気メッキの過程でホール数高密度領域で電流が分散し、ホール数低密度領域では電流が集中してしまい、電気メッキ後にホール数高密度(密集)領域とホール数低密度(過疎)領域で導電層の厚さが不均一となる現象が生じてしまう。このことは製品の抵抗、インピーダンスに影響し、また後続の工程、例えばパッケージング時の半田ボール実装/半田ペースト印刷の安定性にも影響を及ぼす。
図1Aは、チップ実装領域Aおよび非チップ実装領域Bを含む従来技術による回路基板の上面図を示している。図1Bは、従来技術による回路基板の断面図を示している。回路基板は、基板100、複数の第1の導電ブロック200、第1の絶縁層210、第1の導電層250、複数の第2の導電ブロック300、第2の絶縁層310、および第2の導電層350を含む。図1Bから、チップ実装領域A中の開口密集領域202、302上方に位置する第1の導電層250、第2の導電層350の厚さは比較的薄く、非チップ実装領域B中の開口過疎領域204、304上方に位置する第1の導電層250、第2の導電層350の厚さは比較的厚いという状況が見て取れる。上述したように、このような導電層の厚さ不均一の現象は、製品の抵抗、インピーダンスに影響し、また後続工程の安定性にも影響する。
よって、均一な厚さの導電層を備える回路基板およびその製造方法を開発することが目下の急務である。
1実施形態によれば、本発明は、対向する第1の表面および第2の表面を有する基板と、基板の第1の表面上に間隔をあけて配列する、開口密集領域の第1の導電ブロックおよび開口過疎領域の第1の導電ブロックを含む複数の第1の導電ブロックと、基板の第1の表面上に設置され、かつ開口密集領域を構成する複数の第1の開口および開口過疎領域を構成する複数の第2の開口を備えて、開口密集領域の第1の導電ブロックおよび開口過疎領域の第1の導電ブロックをそれぞれ露出させる第1の絶縁層と、第1の絶縁層上に間隔をあけて配列する複数の導電部材とを含む回路基板であって、導電部材が、第1の開口に対応して充填されて、開口密集領域の第1の導電ブロックと電気的に接続する複数の第1の導電部材と、第2の開口に対応して充填されて、開口過疎領域の第1の導電ブロックと電気的に接続する複数の第2の導電部材とを含み、導電部材は均一な厚さを有する、回路基板を提供する。
別の実施形態によれば、本発明は、基板の第1の表面上に、間隔をあけて配列する、開口密集領域の第1の導電ブロックおよび開口過疎領域の第1の導電ブロックを含む複数の第1の導電ブロックを形成する工程と、基板の第1の表面上に第1の絶縁層を形成する工程と、第1の絶縁層に、開口密集領域を構成する複数の第1の開口、および開口過疎領域を構成する複数の第2の開口を形成し、開口密集領域の第1の導電ブロックおよび開口過疎領域の第1の導電ブロックをそれぞれ露出させる工程と、第1の絶縁層上に、パターン化された第1のドライフィルムを形成し、第1の開口および第2の開口は露出させる工程と、電気メッキプロセスを行って第1の導電層を形成する工程と、少なくとも開口密集領域上方に位置すると共に、第1の導電層とは付着しないように、パターン化されたドライフィルム上に第1の冶具を置く工程と、エッチングプロセスを行い、第1の導電層の一部を除去して第1の導電層に均一な厚さを持たせる工程と、第1の冶具を取り除く工程と、パターン化された第1のドライフィルムを除去して、第1の絶縁層上に、間隔をあけて配列する複数の導電部材を形成する工程と、を含む回路基板の製造方法を提供する。
別の実施形態によれば、本発明は、基板の第1の表面上に間隔をあけて配列する、開口密集領域の第1の導電ブロックおよび開口過疎領域の第1の導電ブロックを含む複数の第1の導電ブロックを形成する工程と、基板の第1の表面上に第1の絶縁層を形成する工程と、第1の絶縁層に、開口密集領域を構成する複数の第1の開口、および開口過疎領域を構成する複数の第2の開口を形成し、開口密集領域の第1の導電ブロックおよび開口過疎領域の第1の導電ブロックをそれぞれ露出させる工程と、第1の絶縁層上に、パターン化された第1のドライフィルムを形成し、第1の開口および第2の開口を露出させる工程と、電気メッキプロセスを行って第1の導電層を形成する工程と、少なくとも開口密集領域上方に位置し、かつ第1の導電層に付着するように、第1の導電層およびパターン化された第1のドライフィルム上に第1のドライフィルム層を形成する工程と、エッチングプロセスを行って、第1の導電層の一部を除去し、第1の導電層に均一な厚さを持たせる工程と、第1のドライフィルム層および前記パターン化された第1のドライフィルムを除去して、前記第1の絶縁層上に、間隔をあけて配列する複数の導電部材を形成する工程と、を含む回路基板の製造方法を提供する。
本発明の上述ならびにその他の目的、特徴および利点をより明瞭かつ分かりやすくするため、以下に好ましい実施形態を挙げ、添付の図面と対応させながら、詳細に説明する。
均一な厚さの導電層を備える回路基板およびその製造方法を提案する。
図1Aは回路基板の上面図である。 図1Bは、従来技術により製造された回路基板の断面説明図を示している。 本発明のいくつかの実施形態による回路基板の製造方法の中間段階の断面説明図である。 本発明のいくつかの実施形態による回路基板の製造方法の中間段階の断面説明図である。 本発明のいくつかの実施形態による回路基板の製造方法の中間段階の断面説明図である。 本発明のいくつかの実施形態による回路基板の製造方法の中間段階の断面説明図である。 本発明のいくつかの実施形態による回路基板の製造方法の中間段階の断面説明図である。 本発明のいくつかの実施形態による回路基板の製造方法の中間段階の断面説明図である。 図8Aは、本発明の1実施形態による、図4の丸く囲んだ箇所の拡大図である。図8B〜8Dは、本発明のいくつかの実施形態による、図4の丸く囲んだ箇所のエッチング後の拡大図である。 図9Aは、本発明の1実施形態による、図6の丸く囲んだ箇所の拡大図である。図9B〜9Dは、本発明のいくつかの実施形態による、図6の丸く囲んだ箇所のエッチング後の拡大図である。
以下に、本発明の実施形態による回路基板およびその製造方法を説明する。しかしながら、本発明で提示する実施形態は、特定の方法で本発明を作製および使用することを説明するものにすぎず、本発明の範囲を限定するものではない。また、本発明の実施形態の図および記載においては、同じ符号を用いて同一または類似する部材を示すものとする。
図5を参照されたい。この図は本発明の実施形態による回路基板の断面説明図を示している。本実施形態において、回路基板は、基板100、複数の第1の導電ブロック200、第1の絶縁層210、一表面側にある複数の導電部材280、複数の第2の導電ブロック300、第2の絶縁層310、および、他表面側にある複数の導電部材380を含む。基板100は、対向する第1の表面102および第2の表面104を有する。本実施形態では、基板100は樹脂材料からなるものであってよい。本実施形態において、第1の絶縁層210、第2の絶縁層310はABF(Ajinomoto Build-up Film)またはPP(プリプレグ)材料からなるものであってよい。
第1の導電ブロック200は、基板100の第1の表面102上に間隔をあけて配列している。第1の導電ブロック200は、開口密集領域202の第1の導電ブロック200および開口過疎領域204の第1の導電ブロック200を含む。第1の絶縁層210は第1の導電ブロック200および基板100の第1の表面102上に設けられ、かつ複数の第1の開口220と、それら第1の開口220から構成される開口密集領域202とを備えると共に、複数の第2の開口222と、それら第2の開口222から構成される開口過疎領域204とを備える(図2に表示)。複数の第1の開口220が開口密集領域202の第1の導電ブロック200を露出させ、また複数の第2の開口222が開口過疎領域204の第1の導電ブロック200を露出させる。第1の表面102側にある導電部材280は第1の絶縁層210上に間隔をあけて配列している。導電部材280は、第1の開口220に対応して充填されて、開口密集領域202の第1の導電ブロック200に電気的に接続する複数の第1の導電部材281と、第2の開口222に対応して充填されて、開口過疎領域204の第1の導電ブロック200に電気的に接続する複数の第2の導電部材282と、を含む。導電部材280は均一な厚さを有する。導電部材280は均一な厚さを有することで、開口密集領域202および開口過疎領域204にある各導電部材280の表面の高さ位置が、略均一に揃っている。本実施形態において、第2の導電部材282の第1の導電部材281に隣接する部分の上表面は平滑な接合面である。
本実施形態では、導電部材280中の第2の導電部材282の厚さと第1の導電部材281の厚さとの差の値は第1の導電部材281の厚さの−50〜100%であってよい。「差の値」を求めるときには、開口密集領域202において、第1の開口220内における第1の導電部材281の底部から表面までの高さを、「第1の導電部材281の厚さ」とする。また、「差の値」を求めるときには、開口過疎領域204において、第2の開口222内における第2の導電部材282の底部から表面までの高さを、「第2の導電部材282の厚さ」とする。例えば、1実施形態において、第2の導電部材282の厚さは第1の導電部材281の厚さよりも大きくてよく、この場合、第2の導電部材282の厚さと第1の導電部材281の厚さとの差の値は第1の導電部材281の厚さの0%から100%の間であってよく、例えば1%〜99%または10%〜50%であってよい。あるいは、別の実施形態において、第2の導電部材282の厚さは第1の導電部材281の厚さにほぼ等しく、この場合、第2の導電部材282の厚さと第1の導電部材281の厚さとの差の値は第1の導電部材281の厚さの0%にほぼ等しく、例えば−5%〜5%または−1%〜1%である。またあるいは、別の実施形態では、第2の導電部材282の厚さは第1の導電部材281の厚さより小さくてよく、この場合、第2の導電部材282の厚さと第1の導電部材281の厚さとの差の値は第1の導電部材281の厚さの0%から−50%の間であってよく、例えば−1%〜−49%または−10%〜−25%とすることができる。
同様に、複数の第2の導電ブロック300が、基板100の第2の表面104上に間隔をあけて配列している。第2の導電ブロック300は、開口密集領域302の第2の導電ブロック300、および開口過疎領域304の第2の導電ブロック300を含む。第2の絶縁層310は第2の導電ブロック300および基板100の第2の表面104上に設けられ、かつ複数の第3の開口320と、それら第3の開口320から構成される開口密集領域302とを備えると共に、複数の第4の開口322と、それら第4の開口322から構成される開口過疎領域304とを備える(図2に表示)。複数の第3の開口320が開口密集領域302の第2の導電ブロック300を露出させ、また複数の第4の開口322が開口過疎領域304の第2の導電ブロック300を露出させる。第2の表面104側にある別の導電部材380は第2の絶縁層310上に間隔をあけて配列している。導電部材380は、第3の開口320に対応して充填されて、開口密集領域302の第2の導電ブロック300に電気的に接続する複数の第3の導電部材381と、第4の開口322に対応して充填されて、開口過疎領域304の第2の導電ブロック300に電気的に接続する複数の第4の導電部材382と、を含む。導電部材380は均一な厚さを有する。導電部材380は均一な厚さを有することで、開口密集領域302および開口過疎領域304にある各導電部材380の表面の高さ位置が、略均一に揃っている。本実施形態において、第4の導電部材382の第3の導電部材381に隣接する部分の上表面は平滑な接合面である。
本実施形態において、導電部材380中の第4の導電部材382の厚さと第3の導電部材381の厚さとの差の値は第3の導電部材381の厚さの−50〜100%とすることができる。「差の値」を求めるときには、開口密集領域302において、第3の開口320内における第3の導電部材381の底部から表面までの高さを、「第3の導電部材381の厚さ」とする。また、「差の値」を求めるときには、開口過疎領域304において、第4の開口322内における第4の導電部材382の底部から表面までの高さを、「第4の導電部材382の厚さ」とする。第4の導電部材382の厚さと第3の導電部材381の厚さとの差の値の関係は、上記した第2の導電部材282の厚さと第1の導電部材281の厚さとの差の値の関係についての記載を参照することができるため、ここでは繰り返し述べない。
図7を参照されたい。この図は、本発明の別の実施形態による回路基板の断面説明図を示している。図5と同じ構成要素には同じ符号を使用している。本実施形態の回路基板の構造は図5の実施形態と類似しているが、第2の導電部材292の第1の導電部材291に隣接する部分の上表面が、垂直な段差(L字状段差)を有した接合面であり、かつ第4の導電部材392の第3の導電部材391に隣接する部分の上表面が、垂直な段差(L字状段差)を有した接合面であるという点が異なっている。
本明細書において、第1の導電部材の厚さについて記載するとき、それは第1の導電部材における最も低い部分(箇所)での厚さを指し、同様に、第2の導電部材の厚さについて記載するとき、それは第2の導電部材における最も低い部分(箇所)での厚さを指している。本発明の実施形態では、第2の導電部材の厚さと第1の導電部材の厚さは異なる差の値を有していてよいが、導電部材全体は依然均一な厚さを有するため、上述した従来技術に比して、本発明で形成される回路基板では、第2の導電部材の厚さと第1の導電部材の厚さとの間の差の値が大幅に低減され、導電部材全体の均一性を高める目的が達成されるという点に留意すべきである。また、本発明のいくつかの実施形態では、第2の導電部材の厚さが第1の導電部材の厚さよりも大きい場合、導電部材全体の均一性を高める目的を達成できる他、さらに細線、微細化も実現でき、抵抗またはインピーダンスの制御という要求を満たすこともできる。
図2〜5は、本発明の実施形態による回路基板の製造方法の中間段階を示す断面説明図である。
図2を参照されたい。対向する第1の表面102および第2の表面104を有する基板100を準備する。本実施形態において、基板100は樹脂材料からなるものであってよい。基板100の第1の表面102および第2の表面104上に導電層(図示せず)をそれぞれ形成し、そしてリソグラフィーおよびエッチングプロセスにより導電層をパターン化して、第1の表面102および第2の表面104上に、間隔をあけて配列する複数の第1の導電ブロック200および複数の第2の導電ブロック300をそれぞれ形成する。本実施形態では、第1の導電ブロック200は、開口密集領域202の第1の導電ブロック200および開口過疎領域204の第1の導電ブロック200を含み、第2の導電ブロック300は、開口密集領域302の第2の導電ブロック300および開口過疎領域304の第2の導電ブロック300を含む。次いで、ラミネートプロセスを行い、基板100の第1の表面102および第2の表面104上に第1の絶縁層210および第2の絶縁層310をそれぞれ形成して第1の導電ブロック200および第2の導電ブロック300をそれぞれ覆う。本実施形態では、第1の絶縁層210または第2の絶縁層310はABFまたはPP材料からなるものとすることができる。次いで、レーザ穴あけ加工プロセスにより第1の絶縁層210に複数の第1の開口220および複数の第2の開口222を形成し、開口密集領域202を構成すると共に開口密集領域202の第1の導電ブロック200を露出させ、開口過疎領域204を構成すると共に開口過疎領域204の第1の導電ブロック200を露出させる。さらに、レーザ穴あけ加工プロセスにより第2の絶縁層310に複数の第3の開口320および複数の第4の開口322を形成し、開口密集領域302を構成すると共に開口密集領域302の第2の導電ブロック300を露出させ、開口過疎領域304を構成すると共に開口過疎領域304の第2の導電ブロック300を露出させることができる。レーザ穴あけ加工プロセスを行った後に、デスミアのステップを実行し、レーザ穴あけ加工後の第1の開口220、第2の開口222、第3の開口320、第4の開口322内の残留物(図示せず)を除去することができる。
図3を参照されたい。蒸着プロセス(例えば、化学銅蒸着プロセス)により、第1の絶縁層210および第2の絶縁層310上に第1のシード(seed)層230および第2のシード層330をそれぞれ形成し、第1の開口220、第2の開口222(図2に表示)および第3の開口320、第4の開口322(図2に表示)内までそれぞれ延伸させる。次いで、第1のシード層230および第2のシード層330上に第1のドライフィルムおよび第2のドライフィルムを形成する。次いで、露光および現像プロセスにより、パターン化された第1のドライフィルム240およびパターン化された第2のドライフィルム340を形成し、一部の第1のシード層230および第2のシード層330をそれぞれ露出させる。次いで、露出した第1のシード層230および第2のシード層330上に電気メッキプロセスを行って、第1の絶縁層210および第2の絶縁層310上に、第1のシード層230または第2のシード層330を介在させて、第1の導電層250および第2の導電層350をそれぞれ形成する。
続いて、図4を参照されたい。第1の冶具260および第2の冶具360を、パターン化された第1のドライフィルム240およびパターン化された第2のドライフィルム340上にそれぞれ置く。本実施形態において、第1の冶具260は少なくとも開口密集領域202上方に位置し、かつ第1の導電層250とは付着しない。第2の冶具360は少なくとも開口密集領域302上方に位置し、かつ第2の導電層350とは付着しない。1実施形態において、第1の冶具260は開口密集領域202の範囲より大きいか、または同範囲に等しくてよく、第2の冶具360は開口密集領域302の範囲より大きいか、または同範囲に等しくてよい。次いで、エッチングプロセスにより、第1の冶具260にカバーされていない第1の導電層250の部分および第2の冶具360にカバーされていない第2の導電層350の部分を除去して、第1の導電層250および第2の導電層350に均一な厚さを持たせるようにする。
本実施形態では、エッチング液の使用量を調整することにより、第1の導電層250および第2の導電層350のうち、第1の冶具260および第2の冶具360にカバーされていない部分のエッチング量を制御することができる。なお、本実施形態においては、第1の導電層250および第2の導電層350は第1の冶具260および第2の冶具360にカバーされていない部分が除去される他、第1の冶具260および第2の冶具360にカバーされている部分も少量除去されて、第1の導電層250および第2の導電層350のカバー領域(開口密集領域202、302にほぼ相当)と未カバー領域(開口過疎領域204、304にほぼ相当)との間に平滑な接合面が形成されるようになる、という点に留意すべきである。これは、第1の冶具260および第2の冶具360はそれぞれパターン化された第1のドライフィルム240およびパターン化された第2のドライフィルム340上に置かれるのみで、第1の導電層250および第2の導電層350とは付着しないため、少量のエッチング液が第1の冶具260と第1の導電層250との間の空隙および第2の冶具360と第2の導電層350との間の空隙にそれぞれ滲入することができ、ひいては第1の導電層250および第2の導電層350の第1の冶具260および第2の冶具360にカバーされている部分が少量除去されることとなるからである。
例えば図8A〜8Dを参照されたい。これらの図は、本発明のいくつかの実施形態による図4で丸く囲んだ部分のエッチング前後の拡大図を示しており、第1の導電層250の第1の冶具260にカバーされた部分をa、第1の冶具260にカバーされていない部分をbと表示している。エッチングプロセス実行前、図8Aで示されるように、未カバー領域bの厚さはカバー領域aの厚さよりも大きく、両者の差の値はHである。エッチングプロセス実行後、図8B〜8Dに示されるように、未カバー領域bの厚さは顕著に減少し、未カバー領域bの厚さとカバー領域aの厚さとの差の値は異なる状況となり得る。1実施形態では、図8Bに示されるように、未カバー領域bの厚さは依然としてカバー領域aの厚さより大きく、両者の差の値はH1である。別の実施形態では、図8Cに示されるように、未カバー領域bの厚さはカバー領域aの厚さに近く、両者の差の値はH2である。また別の実施形態では、図8Dに示されるように、未カバー領域bの厚さはカバー領域aの厚さよりも小さく、両者の差の値はH3である。エッチング液の使用量が増加するのに伴って、未カバー領域bの厚さとカバー領域aの厚さとの差の値は小さくなって、H>H1>H2となる(ただし、H>0、H1>0、H2≧0)。エッチング液の使用量は、未カバー領域bの厚さがカバー領域aの厚さよりも小さくなるまで増やすこともできる。なお、上記で述べたように、エッチングプロセスを行った後、第1の導電層250のカバー領域a (開口密集領域202にほぼ相当)と未カバー領域b (開口過疎領域204にほぼ相当)との間に平滑な接合面が備わるという点に注目されたい。しかし、図8B〜8Dで示される特定の構造は説明のためのものにすぎず、本発明を限定するものではないということが理解されよう。
エッチングプロセスを行った後、続いて第1の冶具260および第2の冶具360を取り除くと共に、パターン化された第1のドライフィルム240およびパターン化された第2のドライフィルム340を除去して、下方の第1のシード層230および第2のシード層330の部分を露出させる。次いで、エッチングプロセスにより、露出した第1のシード層230および第2のシード層330を除去し、第1の絶縁層210および第2の絶縁層310上に、間隔をあけて配列する複数の導電部材280および複数の導電部材380をそれぞれ形成する。図5に示されるように、複数の導電部材280は複数の第1の導電部材281および複数の第2の導電部材282を含み、第1の開口220および第2の開口222内にそれぞれ対応して充填され、開口密集領域202の第1の導電ブロック200および開口過疎領域204の第1の導電ブロック200にそれぞれ電気的に接続する。複数の導電部材380は複数の第3の導電部材381および複数の第4の導電部材382を含み、第3の開口320および第4の開口322内にそれぞれ対応して充填され、開口密集領域302の第2の導電ブロック300および開口過疎領域304の第2の導電ブロック300にそれぞれ電気的に接続する。
このようにして、本発明の1実施形態による回路基板は作製できる。図5からわかるように、導電部材280および導電部材380全体がそれぞれ均一な厚さを有し、上に述べた先行技術(図1Bに示す)に比べ、本実施形態による回路基板では、第2の導電部材282の厚さと第1の導電部材281の厚さとの差の値、および第4の導電部材382の厚さと第3の導電部材381の厚さとの差の値がいずれも大幅に低減されており、導電部材全体の均一性を高める目的を達成している。
図2〜3、6〜7は、本発明の別の実施形態による回路基板の製造方法の中間段階の断面説明図を示している。
図2を参照されたい。対向する第1の表面102および第2の表面104を有する基板100を準備する。本実施形態において、基板100は樹脂材料からなるものであってよい。基板100の第1の表面102および第2の表面104上に導電層(図示せず)をそれぞれ形成する。そしてリソグラフィーエッチングプロセスにより導電層をパターン化して、第1の表面102および第2の表面104上に、間隔をあけて配列する複数の第1の導電ブロック200および複数の第2の導電ブロック300をそれぞれ形成する。本実施形態において、第1の導電ブロック200は開口密集領域202の第1の導電ブロック200および開口過疎領域204の第1の導電ブロック200を含み、第2の導電ブロック300は開口密集領域302の第2の導電ブロック300および開口過疎領域304の第2の導電ブロック300を含む。次いで、ラミネートプロセスを行い、基板100の第1の表面102および第2の表面104上に第1の絶縁層210および第2の絶縁層310をそれぞれ形成して、第1の導電ブロック200および第2の導電ブロック300をそれぞれ被覆する。本実施形態では、第1の絶縁層210または第2の絶縁層310はABFまたはPP材料からなるものとすることができる。次いで、レーザ穴あけ加工プロセスにより、第1の絶縁層210に複数の第1の開口220および複数の第2の開口222を形成して、開口密集領域202を構成すると共に開口密集領域の第1の導電ブロック200を露出させ、開口過疎領域204を構成すると共に開口過疎領域204の第1の導電ブロック200を露出させる。さらに、レーザ穴あけ加工プロセスにより、第2の絶縁層310に複数の第3の開口320および複数の第4の開口322を形成して、開口密集領域302を構成すると共に開口密集領域302の第2の導電ブロック300を露出させ、開口過疎領域304を構成すると共に開口過疎領域304の第2の導電ブロック300を露出させる。レーザ穴あけ加工プロセスを行った後に、デスミアのステップを実行して、レーザ穴あけ加工後の第1の開口220、第2の開口222、第3の開口320、第4の開口322内の残留物(図示せず)を除去することができる。
図3を参照されたい。蒸着プロセス(例えば、化学銅蒸着プロセス)により、第1の絶縁層210および第2の絶縁層310上に第1のシード(seed)層230および第2のシード層330をそれぞれ形成し、かつ第1の開口220、第2の開口222(図2に表示)、および、第3の開口320、第4の開口322(図2に表示)内までそれぞれ延伸させる。次いで、第1のシード層230および第2のシード層330上に第1のドライフィルムおよび第2のドライフィルムを形成する。次いで、露光および現像プロセスにより、パターン化された第1のドライフィルム240およびパターン化された第2のドライフィルム340を形成し、一部の第1のシード層230および第2のシード層330をそれぞれ露出させる。次いで、露出した第1のシード層230および第2のシード層330上に電気メッキプロセスを行って、第1の絶縁層210および第2の絶縁層310上に、第1のシード層230または第2のシード層330を介在させて、第1の導電層250および第2の導電層350をそれぞれ形成する。
続いて図6を参照されたい。第1の導電層250およびパターン化された第1のドライフィルム240上に第1のドライフィルム層270を形成すると共に、第2の導電層350およびパターン化された第2のドライフィルム340上に第2のドライフィルム層370を形成する。本実施形態では、第1のドライフィルム層270は少なくとも開口密集領域202上方に位置し、かつ第1の導電層250に付着し、また第2のドライフィルム層370は少なくとも開口密集領域302上方に位置し、かつ第2の導電層350に付着する。次いで、エッチングプロセスにより、第1のドライフィルム層270に覆われていない第1の導電層250の部分、および第2のドライフィルム層370に覆われていない第2の導電層350の部分を除去して、第1の導電層250および第2の導電層350が均一な厚さを有するようにする。
本実施形態では、エッチング液の使用量を調整することにより、第1の導電層250および第2の導電層350のうち、第1のドライフィルム層270および第2のドライフィルム層370にカバーされていない部分でのエッチング量を制御することができる。なお、本実施形態においては、第1の導電層250および第2の導電層350は、第1のドライフィルム層270および第2のドライフィルム層370にカバーされていない部分のみが除去されて、第1の導電層250および第2の導電層350のカバー領域(開口密集領域202、302にほぼ相当)と未カバー領域(開口過疎領域204、304にほぼ相当)との間に、垂直な段差を有した接合面が形成されるようになる、という点に留意すべきである。これは、第1のドライフィルム層270および第2のドライフィルム層370は第1の導電層250および第2の導電層350に緊密に付着することから、エッチング液が、第1の導電層250および第2の導電層350の、第1のドライフィルム層270および第2のドライフィルム層370にカバーされている部分に滲入しないためである。またこれにより、本実施形態では、第1の導電層250および第2の導電層350のカバー領域(開口密集領域202、302にほぼ相当)と未カバー領域(開口過疎領域204、304にほぼ相当)との間の厚さの差の値をより精度よく制御および推測することもできる。
例えば図9A〜9Dを参照されたい。これらの図は、本発明のいくつかの実施形態による図6で丸く囲んだ部分のエッチング前後の拡大図を示しており、第1の導電層250の第1のドライフィルム層270にカバーされた部分をa、第1のドライフィルム層270にカバーされていない部分をbと表示している。エッチングプロセスを行う前、図9Aで示されるように、未カバー領域bの厚さはカバー領域aの厚さよりも大きく、両者の差の値はH’である。エッチングプロセスを行った後、図9B〜9Dに示されるように、未カバー領域bの厚さは顕著に減少し、未カバー領域bの厚さとカバー領域aの厚さとの差の値は異なる状況となり得る。1実施形態では、図9Bに示されるように、未カバー領域bの厚さは依然としてカバー領域aの厚さより大きく、両者の差の値はH’である。別の実施形態では、図9Cに示されるように、未カバー領域bの厚さはカバー領域aの厚さに近く、両者の差の値はH’である。また別の実施形態では、図9Dに示されるように、未カバー領域bの厚さはカバー領域aの厚さよりも小さく、両者の差の値はH’3である。エッチング液の使用量が増加するのに伴って、未カバー領域bの厚さとカバー領域aの厚さとの差の値は小さくなって、H’>H’>H’となる(ただし、H’>0、H’>0、H’≧0)。エッチング液の使用量は、未カバー領域bの厚さがカバー領域aの厚さよりも小さくなるまで増やすこともできる。なお、上記で述べたように、エッチングプロセスを行った後、第1の導電層250のカバー領域a(開口密集領域202にほぼ相当)と未カバー領域b(開口過疎領域204にほぼ相当)との間に、垂直な段差を有した接合面が備わるという点に注目されたい。しかし、図9B〜9Dで示される特定の構造は説明のためのものにすぎず、本発明を限定するものではないということが理解される。
エッチングプロセスを行った後、続いて第1のドライフィルム層270および第2のドライフィルム層370除去すると共に、パターン化された第1のドライフィルム240およびパターン化された第2のドライフィルム340を除去して、下方の第1のシード層230および第2のシード層330の一部を露出させる。次いで、エッチングプロセスにより、露出した第1のシード層230および第2のシード層330を除去し、第1の絶縁層210および第2の絶縁層310上に、間隔をあけて配列する複数の導電部材290および複数の導電部材390をそれぞれ形成する。図7に示されるように、複数の導電部材290は複数の第1の導電部材291および複数の第2の導電部材292を含み、第1の開口220および第2の開口222内にそれぞれ対応して充填され、開口密集領域202の第1の導電ブロック200および開口過疎領域204の第1の導電ブロック200にそれぞれ電気的に接続する。複数の導電部材390は複数の第3の導電部材391および複数の第4の導電部材392を含み、第3の開口320および第4の開口322内にそれぞれ対応して充填され、開口密集領域302の第2の導電ブロック300および開口過疎領域304の第2の導電ブロック300にそれぞれ電気的に接続する。
このようにして、本発明の別の実施形態による回路基板は作製できる。図7からわかるように、導電部材290および導電部材390全体がそれぞれ均一な厚さを有し、上に述べた先行技術(図1Bに示す)に比べ、本実施形態による回路基板では、第2の導電部材292の厚さと第1の導電部材291の厚さとの差の値、および第4の導電部材392の厚さと第3の導電部材391の厚さとの差の値はいずれも顕著に低減されており、導電部材全体の均一性を高めるという目的を達成している。
製品の機能性の設計要素のために、ビアホール数の設計は、チップ実装領域にますます多くかつ集中するようになっており、これによりビアホール数の分布が不均一となり、ひいては電気メッキ後にホール数密集領域(開口密集領域)とホール数過疎領域(開口過疎領域)とでの導電層の厚さが不均一となる現象が生じている。本発明の提供する回路基板の製造方法は、冶具およびドライフィルム層を用い、画像転写を組み合わせる方式により、導電層の厚さの比較的小さい領域(ここでは開口密集領域)をカバーまたは被覆して、局所的エッチングを行うため、ホール数密集領域とホール数過疎領域の導電層の厚さの差を大幅に縮めて、導電層全体の厚さの均一性を高めることができる。導電層の厚さが均一である状況下においては、後続の回路形成のためのエッチングプロセスを行うときに安定した線幅が維持され、配線幅が不安定になるという事態、または残留物が残るという事態が回避される。導電層の厚さの均一性が高まると、後続のプロセス、例えばパッケージプロセスの安定性もさらに向上し得る。また、本発明が提供する回路基板の製造方法によれば、導電層の厚さの差を有効に制御することもでき、ひいては細線、微細化を実現し、抵抗またはインピーダンスを制御するという要求を満たすことができる。
以下に実施例を提示し、従来技術の回路基板と本発明が提供する回路基板との差異を説明する。
表1は、図1Bで示した従来技術により製造した回路基板と、本発明の図2〜7で示した方法により製造した回路基板との導電層(銅)の厚さにおける差異を示している。表1の結果からわかるように、CO側またはSO側のいずれであるかにかかわらず、図1Bに示した従来技術により製造した回路基板に比べ、本発明の図2〜7で示した方法により製造した回路基板は、導電層(銅)全体の厚さの差の値が低減しており、導電層(銅)の厚さの均一性が大幅に改善されている。
Figure 0006494716
以上のように、本発明を、いくつかの好ましい実施形態により開示したが、それらは本発明を限定するものではなく、当業者であれば、本発明の精神および範囲を逸脱することなく、任意の変化および修飾を加えることができる。よって、本発明の保護範囲は、以下の特許請求の範囲で定められたものに基づかなければならない。
100…基板
102…第1の表面
104…第2の表面
200…第1の導電ブロック
202、302 …開口密集領域
204、304 …開口過疎領域
210…第1の絶縁層
220…第1の開口
222…第2の開口
230…第1のシード層
240…パターン化された第1のドライフィルム
250…第1の導電層
260…第1の冶具
270…第1のドライフィルム層
280、380…導電部材
281、291…第1の導電部材
282、292…第2の導電部材
300…第2の導電ブロック
310…第2の絶縁層
320…第3の開口
322…第4の開口
330…第2のシード層
340…パターン化された第2のドライフィルム
350…第2の導電層
360…第2の冶具
370…第2のドライフィルム層
381、391…第3の導電部材
382、392…第4の導電部材
A…チップ実装領域
B…非チップ実装領域
H、H、H、H、H’、H’、H’、H’…差の値

Claims (17)

  1. 対向する第1の表面および第2の表面を有する基板と、
    前記基板の前記第1の表面上に間隔をあけて配列している、開口密集領域の第1の導電ブロックおよび開口過疎領域の第1の導電ブロックを含む複数の第1の導電ブロックと、
    前記基板の前記第1の表面上に設けられ、かつ複数の第1の開口およびこれら第1の開口から構成される前記開口密集領域、ならびに複数の第2の開口およびこれら第2の開口から構成される前記開口過疎領域を有する第1の絶縁層であって、前記複数の第1の開口が前記開口密集領域の前記複数の第1の導電ブロックを露出させ、前記複数の第2の開口が前記開口過疎領域の前記複数の第1の導電ブロックを露出させる、第1の絶縁層と、
    前記第1の絶縁層上に間隔をあけて配列しており、前記複数の第1の開口に対応して充填されて前記開口密集領域の前記複数の第1の導電ブロックに電気的に接続する複数の第1の導電部材、および前記複数の第2の開口に対応して充填されて前記開口過疎領域の前記複数の第1の導電ブロックに電気的に接続する複数の第2の導電部材を含み、前記複数の第2の導電部材の前記複数の第1の導電部材と隣接する部分の上表面が垂直な接合面を有する、複数の導電部材と、
    を含んでなり、
    前記複数の導電部材が均一な厚さを有する、回路基板。
  2. 前記複数の第2の導電部材の厚さと前記複数の第1の導電部材の厚さとの差の値が前記複数の第1の導電部材の厚さの−50〜100%である、請求項1に記載の回路基板。
  3. 前記基板の前記第2の表面上に間隔をあけて配列している、開口密集領域の第2の導電ブロックおよび開口過疎領域の第2の導電ブロックを含む複数の第2の導電ブロックと、
    前記基板の前記第2の表面に設けられ、かつ複数の第3の開口およびこれら第3の開口から構成される前記開口密集領域、ならびに複数の第4の開口およびこれら第4の開口から構成される前記開口過疎領域を有する第2の絶縁層であって、前記複数の第3の開口が前記開口密集領域の前記複数の第2の導電ブロックを露出させ、前記複数の第4の開口が前記開口過疎領域の前記複数の第2の導電ブロックを露出させる、第2の絶縁層と、
    前記第2の絶縁層上に間隔をあけて配列しており、前記複数の第3の開口に対応して充填されて前記開口密集領域の前記複数の第2の導電ブロックに電気的に接続する複数の第3の導電部材、および前記複数の第4の開口に対応して充填されて前記開口過疎領域の前記複数の第2の導電ブロックに電気的に接続する複数の第4の導電部材を含む別の複数の導電部材と、
    をさらに含み、
    前記別の複数の導電部材が均一な厚さを有する、請求項1に記載の回路基板。
  4. 前記複数の第4の導電部材の厚さと前記複数の第3の導電部材の厚さとの差の値が前記複数の第3の導電部材の厚さの−50〜100%である、請求項に記載の回路基板。
  5. 前記複数の第4の導電部材の、前記複数の第3の導電部材に隣接する部分の上表面が、平滑な接合面、または、垂直な段差を有した接合面である、請求項に記載の回路基板。
  6. 基板の第1の表面上に、間隔をあけて配列する複数の第1の導電ブロックを形成する工程であって、前記複数の第1の導電ブロックが、開口密集領域の第1の導電ブロックおよび開口過疎領域の第1の導電ブロックを含む、工程と、
    前記基板の前記第1の表面上に第1の絶縁層を形成する工程と、
    前記第1の絶縁層に、前記開口密集領域を構成する複数の第1の開口、および前記開口過疎領域を構成する複数の第2の開口を形成する工程であって、前記複数の第1の開口が前記開口密集領域の前記複数の第1の導電ブロックを露出させ、前記複数の第2の開口が前記開口過疎領域の前記複数の第1の導電ブロックを露出させる、工程と、
    前記第1の絶縁層上に、パターン化された第1のドライフィルムを形成し、前記複数の第1の開口および前記複数の第2の開口を露出させる工程と、
    電気メッキプロセスを行って第1の導電層を形成する工程と、
    少なくとも前記開口密集領域上方に位置し、かつ前記第1の導電層とは付着しないように、かつ前記パターン化された第1のドライフィルムに直接接触するように、前記パターン化された第1のドライフィルム上に第1の冶具を置く工程と、
    エッチングプロセスを行って、前記第1の導電層の一部を除去し、前記第1の導電層に均一な厚さを持たせる工程と、
    前記第1の冶具を取り除く工程と、
    前記パターン化された第1のドライフィルムを除去して、前記第1の絶縁層上に、間隔をあけて配列する複数の導電部材を形成する工程と、
    を含む、回路基板の製造方法。
  7. 前記複数の導電部材が、
    前記複数の第1の開口に対応して充填されて前記開口密集領域の前記複数の第1の導電ブロックに電気的に接続する複数の第1の導電部材と、
    前記複数の第2の開口に対応して充填されて前記開口過疎領域の前記複数の第1の導電ブロックに電気的に接続する複数の第2の導電部材と、
    を含む、請求項に記載の回路基板の製造方法。
  8. 前記複数の第2の導電部材の厚さと前記複数の第1の導電部材の厚さとの差の値が前記複数の第1の導電部材の厚さの−50〜100%である、請求項に記載の回路基板の製造方法。
  9. 前記基板の前記第1の表面に対向する第2の表面上に、間隔をあけて配列する複数の第2の導電ブロックを形成する工程であって、前記複数の第2の導電ブロックが、開口密集領域の第2の導電ブロックおよび開口過疎領域の第2の導電ブロックを含む、工程と、
    前記基板の前記第2の表面上に第2の絶縁層を形成する工程と、
    前記第2の絶縁層に、前記開口密集領域を構成する複数の第3の開口、および前記開口過疎領域を構成する複数の第4の開口を形成する工程であって、前記複数の第3の開口が前記開口密集領域の前記複数の第2の導電ブロックを露出させ、前記複数の第4の開口が前記開口過疎領域の前記複数の第2の導電ブロックを露出させる、工程と、
    前記第2の絶縁層上に、パターン化された第2のドライフィルムを形成して、前記複数の第3の開口および前記複数の第4の開口を露出させる工程と、
    電気メッキプロセスを行って第2の導電層を形成する工程と、
    少なくとも前記開口密集領域上方に位置し、かつ前記第2の導電層とは付着しないように、前記パターン化された第2のドライフィルム上に第2の冶具を置く工程と、
    エッチングプロセスを行って、前記第2の導電層の一部を除去し、前記第2の導電層に均一な厚さを持たせる工程と、
    前記第2の冶具を取り除く工程と、
    前記パターン化された第2のドライフィルムを除去して、前記第2の絶縁層上に、間隔をあけて配列する別の複数の導電部材を形成する工程と、
    をさらに含む、請求項に記載の回路基板の製造方法。
  10. 前記別の複数の導電部材が、
    前記複数の第3の開口に対応して充填されて、前記開口密集領域の前記複数の第2の導電ブロックに電気的に接続する複数の第3の導電部材と、
    前記複数の第4の開口に対応して充填されて、前記開口過疎領域の前記複数の第2の導電ブロックに電気的に接続する複数の第4の導電部材と、
    を含む、請求項に記載の回路基板の製造方法。
  11. 前記複数の第4の導電部材の厚さと前記複数の第3の導電部材の厚さとの差の値が前記複数の第3の導電部材の厚さの−50〜100%である、請求項10に記載の回路基板の製造方法。
  12. 基板の第1の表面上に、間隔をあけて配列する複数の第1の導電ブロックを形成する工程であって、前記複数の第1の導電ブロックが、開口密集領域の第1の導電ブロックおよび開口過疎領域の第1の導電ブロックを含む、工程と、
    前記基板の前記第1の表面上に第1の絶縁層を形成する工程と、
    前記第1の絶縁層に、前記開口密集領域を構成する複数の第1の開口、および前記開口過疎領域を構成する複数の第2の開口を形成する工程であって、前記複数の第1の開口が前記開口密集領域の前記複数の第1の導電ブロックを露出させ、前記複数の第2の開口が前記開口過疎領域の前記複数の第1の導電ブロックを露出させる、工程と、
    前記第1の絶縁層上に、パターン化された第1のドライフィルムを形成し、前記複数の第1の開口および前記複数の第2の開口を露出させる工程と、
    電気メッキプロセスを行って第1の導電層を形成し、前記第1の導電層の上表面は前記パターン化された第1のドライフィルムの上表面より低い、工程と、
    少なくとも前記開口密集領域上方に位置し、かつ前記第1の導電層に付着するように、前記第1の導電層および前記パターン化された第1のドライフィルム上に第1のドライフィルム層を形成し、前記パターン化された第1のドライフィルムの一部は前記第1のドライフィルム層の中にある、工程と、
    エッチングプロセスを行って、前記第1の導電層の一部を除去し、前記第1の導電層に均一な厚さを持たせる工程と、
    前記第1のドライフィルム層および前記パターン化された第1のドライフィルムを除去して、前記第1の絶縁層上に、間隔をあけて配列する複数の導電部材を形成する工程と、
    を含む、回路基板の製造方法。
  13. 前記複数の導電部材が、
    前記複数の第1の開口に対応して充填されて前記開口密集領域の前記複数の第1の導電ブロックに電気的に接続する複数の第1の導電部材と、
    前記複数の第2の開口に対応して充填されて前記開口過疎領域の前記複数の第1の導電ブロックに電気的に接続する複数の第2の導電部材と、
    を含む、請求項12に記載の回路基板の製造方法。
  14. 前記複数の第2の導電部材の厚さと前記複数の第1の導電部材の厚さとの差の値が前記複数の第1の導電部材の厚さの−50〜100%である、請求項13に記載の回路基板の製造方法。
  15. 前記基板の前記第1の表面に対向する第2の表面上に、間隔をあけて配列する複数の第2の導電ブロックを形成する工程であって、前記複数の第2の導電ブロックが、開口密集領域の第2の導電ブロックおよび開口過疎領域の第2の導電ブロックを含む、工程と、
    前記基板の前記第2の表面上に第2の絶縁層を形成する工程と、
    前記第2の絶縁層に、前記開口密集領域を構成する複数の第3の開口、および前記開口過疎領域を構成する複数の第4の開口を形成する工程であって、前記複数の第3の開口が前記開口密集領域の前記複数の第2の導電ブロックを露出させ、前記複数の第4の開口が前記開口過疎領域の前記複数の第2の導電ブロックを露出させる、工程と、
    前記第2の絶縁層上に、パターン化された第2のドライフィルムを形成して、前記複数の第3の開口および前記複数の第4の開口を露出させる工程と、
    電気メッキプロセスを行って第2の導電層を形成する工程と、
    少なくとも前記開口密集領域上方に位置し、かつ前記第2の導電層に付着するように、前記第2の導電層および前記パターン化された第2のドライフィルム上に第2のドライフィルム層を形成する工程と、
    エッチングプロセスを行って、前記第2の導電層の一部を除去し、前記第2の導電層に均一な厚さを持たせる工程と、
    前記第2のドライフィルム層および前記パターン化された第2のドライフィルムを除去して、前記第2の絶縁層上に、間隔をあけて配列する別の複数の導電部材を形成する工程と、
    をさらに含む、請求項12に記載の回路基板の製造方法。
  16. 前記別の複数の導電部材が、
    前記複数の第3の開口に対応して充填されて前記開口密集領域の前記複数の第2の導電ブロックに電気的に接続する複数の第3の導電部材と、
    前記複数の第4の開口に対応して充填されて前記開口過疎領域の前記複数の第2の導電ブロックに電気的に接続する複数の第4の導電部材と、
    を含む、請求項15に記載の回路基板の製造方法。
  17. 前記複数の第4の導電部材の厚さと前記複数の第3の導電部材の厚さとの差の値が前記複数の第3の導電部材の厚さの−50〜100%である、請求項16に記載の回路基板の製造方法。
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