JP6492822B2 - 回転電機構造 - Google Patents

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本発明は、回転電機と電力変換装置とを備える回転電機構造に関する。
下記特許文献1には、回転電機を有するモータ部と電力変換装置を有するインバータ部とが、一つのハウジングを共有することで一体化された技術が開示されている。インバータ部は、インバータ部品として、パワー半導体素子を収容するパワーモジュール、平滑コンデンサ、モータ制御基板などを備えている。
特開2011−182480号公報
インバータ部において、インバータ部品をボルトによりハウジングに固定すると、モータの振動や、車両に適用した場合の走行時の振動などによって、インバータの電子部品が悪影響を受ける。
そこで、本発明は、回転電機構造において、電力変換装置の電子部品が振動により悪影響を受けることを抑制することを目的としている。
本発明は、回転電機収容部を備えるハウジングの電力変換装置収容部に配置され、電力変換装置が取り付けられる取付部材と、電力変換装置収容部の開口部の周縁に固定される蓋部材と、蓋部材を開口部の周縁に固定した状態で、取付部材を蓋部材とハウジングとの間で弾性的に支持する弾性部材と、を備えることを特徴とする。
弾性部材は、取付部材と一体の弾性部分で構成され、弾性部分は、取付部材から切起こして形成される少なくとも一つの切起こし部を備える。一つの切起こし部は、蓋部材側に突出するようにして屈曲する第1屈曲部と、ハウジング側に突出するようにして屈曲する第2屈曲部と、を有する。
本発明によれば、電力変換装置が取り付けられる取付部材の弾性部材を、ハウジングと蓋部材との間で挟持することで、取付部材が弾性的に支持される。これにより、回転電機から発生する振動は弾性部材により吸収され、取付部材に取り付けられる電力変換装置の電子部品が振動により悪影響を受けることを抑制できる。
弾性部材は、取付部材と一体の弾性部分で構成されているため、弾性部材を取付部材とは別部品とする場合に比較して部品点数が削減され、かつ組み付け作業が容易となる。
取付部材の切起こし部は、蓋部材側に突出するようにして屈曲する第1屈曲部と、ハウジング側に突出するようにして屈曲する第2屈曲部と、を有する。このため、一つの切起こし部を設けるという簡素な構成によって、取付部材を蓋部材とハウジングとの間に弾性的に取り付けることができる。
本発明の一実施形態に係わる回転電機構造のインバータ部品を省略した状態の分解斜視図である。 図1の回転電機構造の組み付付け状態の斜視図である。 図1の回転電機構造におけるインバータモジュールの斜視図である。 図1の回転電機構造におけるインバータカバーの斜視図である。 図2のA−A断面図である。 図2のインバータカバーを取り外した状態で、インバータ部品を省略している斜視図である。 図6に対応する他の例を示す斜視図である。 インバータモジュールのトレーに設けた弾性片の他の例を示すもので、(a)は斜視図、(b)は側面図、(c)は平面図である。 弾性部材としてばねを使用した例を示す、図5に対応する断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係わる回転電機構造のインバータ部品を省略した状態の分解斜視図で、図2は組み付付け状態の回転電機構造の斜視図である。回転電機構造は、ハウジングとしての大略円筒形状のハウジング本体1を備えている。ハウジング本体1の円筒形状部分の図1中で上部には、蓋部材としてのインバータカバー5が取り付けられる。
ハウジング本体1は、円筒形状のモータハウジング部7と、直方体形状のインバータハウジング部9とを有する。モータハウジング部7内に、回転電機収容部としてのモータ収容室11が形成される。モータ収容室11に、回転電機としてのモータ13が収容される。
インバータハウジング部9とインバータカバー5との間に、電力変換装置収容部としてのインバータ収容室15が形成される。インバータ収容室15に、電力変換装置としてのインバータを備えるインバータモジュール17が収容される。インバータカバー5は、インバータ収容室15の長方形状の開口部に、当該開口部を閉塞するようにして、図示しないボルトなどの締結具、あるいは溶接によって固定される。
インバータモジュール17は、図示しないバッテリからの直流電源を交流電源に変換してモータ13に供給するもので、取付部材としてのトレー19を用いてモジュール化している。なお、図1では、トレー19のみを図示していてインバータを構成する電子部品(インバータ部品)は省略してあり、電子部品を搭載した実際のインバータモジュール17は、図3に示す。
図3に示すインバータモジュール17は、トレー19上に、電子部品として、平滑コンデンサ21、パワーモジュール23、ドライバ基板25をねじなどの締結具によって固定している。平滑コンデンサ21は、図示しないバッテリからの直流電流を平滑化する。パワーモジュール23は、IGBTなどのパワー半導体素子を備え、平滑化した直流電流を交流電流に変換する。ドライバ基板25は、パワーモジュール23を制御するための回路基板である。
パワーモジュール23と平滑コンデンサ21とは、図示しない配線によって電気的に接続される。パワーモジュール23とドライバ基板25とは、図示しないピン端子によって電気的に接続される。ドライバ基板25の平滑コンデンサ21と反対側の端部は、スペーサなどを介装してねじによってトレー19に固定される。パワーモジュール23とモータ収容室11内のモータ13との電気的配線は、トレー19の図示しない貫通孔やインバータハウジング部9の底部27に設けた貫通孔27aを通してなされる。
インバータハウジング部9は、長方形状の開口部9aの周縁端面9bが、底部27に対し、モータハウジング部7と反対側の図1中で上方に向けて突出している。周縁端面9bに、インバータカバー5の図4に示す開口側の周縁端面5aが当接して固定される。インバータハウジング部9とインバータカバー5との固定は、図示しないボルト、あるいは周囲を溶接することによって行う。
インバータカバー5をインバータハウジング部9に固定する際には、インバータモジュール17のトレー19が、インバータカバー5とインバータハウジング部9との間に挟持されるようにして取り付けられる。
図4に示すように、インバータカバー5の開口側の周縁端面5aは、角部の四箇所と長手方向ほぼ中央の二箇所、全部で六箇所が、内側のインバータ収容室15に突出するカバー側トレー抑え部5bを備えている。カバー側トレー抑え部5bは、周縁端面5aに対して同一平面上に位置する平面形状となっている。
カバー側トレー抑え部5bに対応してインバータハウジング部9の底部27には、矩形状のハウジング側トレー抑え部9cを設けている。すなわち、ハウジング側トレー抑え部9cは、角部の四箇所と長手方向ほぼ中央の二箇所、全部で六箇所に設けられている。
ハウジング側トレー抑え部9cは、カバー側トレー抑え部5bとの対向面が、平面状となっていて底部27と周縁端面9bとの間に位置している。このため、インバータカバー5をインバータハウジング部9に固定した状態では、図5に示すように、カバー側トレー抑え部5bとハウジング側トレー抑え部9cとの間に、間隔Cを有する隙間Sが形成される。間隔Cは、板状のトレー19の板厚よりも大きい。
インバータモジュール17のトレー19は、インバータ収容室15に収容された状態では、図6に示すように、開口部9aの周縁端面9bよりも内側に位置する。なお、図6は、図1と同様にインバータ部品を省略している。トレー19は、図4に示すカバー側トレー抑え部5bと図1に示すハウジング側トレー抑え部9cとの間で弾性的に支持される。以下、弾性的に支持される構成について説明する。
トレー19は、ハウジング側トレー抑え部9c及びカバー側トレー抑え部5bに対応する位置に、弾性部材としての板ばね形状の弾性片19aを一体的に備えている。すなわち、弾性片19aは、長方形状のトレー19の角部の四箇所と長辺部における長手方向ほぼ中央の二箇所、全部で六箇所に設けられている。
トレー19は、例えば板状部材からなる金属や樹脂で構成し、弾性片19aは、当該板状部材に対し、プレス加工、機械加工、鍛造加工、鋳造加工などによって一体的に作製した弾性部分となる。弾性部分は、例えばプレス加工によって切起こして形成される切起こし部を構成する。トレー19とパワーモジュール23などの電子部品との間は、電気的な絶縁処理が必要な場合には電気的な絶縁処理が施される。
図5に示すように、弾性片19aは、トレー19の図5中で上側の面から上方に向けて突出するようにして屈曲する第1屈曲部19a1と、図5中で下側の面から下方に向けて突出するようにして屈曲する第2屈曲部19a2とを備える。図5では、トレー19の平面部19p側(基部側)の第1屈曲部19a1が、カバー側トレー抑え部5bに向けて突出し、先端側の第2屈曲部19a2が、ハウジング側トレー抑え部9cに向けて突出している。第1屈曲部19a1が、ハウジング側トレー抑え部9cに向けて突出し、先端側の第2屈曲部19a2が、カバー側トレー抑え部5bに向けて突出していてもよい。
図5の実線で示す弾性片19aは、カバー側トレー抑え部5bとハウジング側トレー抑え部9cとの間で挟持されて外部から力が加えられ、弾性変形している状態である。これに対して、図5の二点鎖線で示す弾性片19aは、外部から力が加えられていない自然状態である。
図1に示すように、インバータハウジング部9は、ハウジング側トレー抑え部9cに対応して、周縁端面9bから内側に向けて突出する突出片9dを備えている。突出片9dは、四箇所の角部にそれぞれ二つ、長手方向の中央にはそれぞれ一つ、全部で10個設けられている。図5のように、突出片9dの先端が、トレー19の周囲端面にほぼ接触して位置決めされる。このとき、突出片9dが形成されていない部分の周縁端面9bとトレー19の周囲端面との間に、図6に示されるような僅かな隙間が形成される。
次に、インバータモジュール17に含まれるトレー19を、ハウジング本体1に取り付ける作業について説明する。
図6のように、トレー19をインバータハウジング部9の周縁端面9bの内側にセットする。このとき、トレー19は、六個の弾性片19aによって、インバータハウジング部9のハウジング側トレー抑え部9c上に支持される。すなわち、図5のように、弾性片19aの第2屈曲部19a2が、ハウジング側トレー抑え部9c上に接触した状態となり、第1屈曲部19a1は、周縁端面9bから上方に突出した状態となる。
この状態で、インバータカバー5を、インバータモジュール17を覆うようにしてインバータハウジング部9に被せる。その際、インバータカバー5のカバー側トレー抑え部5bが、弾性片19aの第1屈曲部19a1に接触して下方に向けて押し付ける。カバー側トレー抑え部5bの押し付け力は、第2屈曲部19a2にも作用して、弾性片19aの全体が圧縮されるようにして弾性変形する。
弾性片19aが弾性変形した状態で、インバータカバー5の周縁端面5aがインバータハウジング部9の周縁端面9bに当接して密着する。この状態で、図示しないボルトや溶接などによってインバータカバー5をインバータハウジング部9に固定する。
図2、図5に示すように、インバータカバー5をインバータハウジング部9に固定した状態では、トレー19が、弾性変形した弾性片19aによって、インバータカバー5とインバータハウジング部9(ハウジング本体1)との間で弾性的に支持される。すなわち、弾性片19aの第1屈曲部19a1が、弾性反力によってインバータカバー5のカバー側トレー抑え部5bを押圧し、第2屈曲部19a2が、弾性反力によってインバータハウジング部9のハウジング側トレー抑え部9cを押圧する。
このように、本実施形態では、インバータモジュール17に含まれるトレー19が、六個の弾性片19aによって、インバータカバー5とインバータハウジング部9との間で弾性的に支持される。
このため、モータハウジング部7内のモータ13の振動や、車載したときの車両走行時の振動は、六個の弾性片19aによって吸収され、トレー19への振動伝達が抑制される。その結果、トレー19上のパワーモジュール23などの電子部品は、振動入力が抑制されて振動による悪影響が抑制され、電子部品や電子部品の半田による接続部の信頼性向上に寄与することができる。
トレー19をインバータハウジング部9に取り付ける作業は、インバータカバー5をインバータハウジング部9に固定する作業に伴ってなされる。つまり、トレー19をインバータハウジング部9に取り付けるにあたり、単独で専用のボルトを使用していない。専用のボルトを使用しない分部品点数が削減される上、トレー19を専用に固定するためのボルト締結作業が不要となり、組み立て工数が削減されて作業性が向上する。
インバータを構成する電子部品をトレー19によりモジュール化してインバータモジュール17とした利点は、以下のとおりである。
(1)インバータモジュール17内の電子部品の変更、交換が容易となる。このとき、ハウジングの形状などの変更は不要であり、部品変更、交換のみの小変更で済み。コスト低下に寄与できる。
(2)回転電機構造におけるインバータに対するメンテナンス時に、ユニット単位(インバータモジュール17)での交換が可能となり、メンテナンス作業が容易となる。
(3)インバータモジュール17を単体のインバータとして利用することができる。この場合、一種類のインバータモジュール17を複数の機器に適用することもでき、利便性が向上する。
本実施形態は、弾性片19aは、トレー19と一体の弾性部分で構成されている。このため、弾性部材をトレー19とは別部品とする場合に比較して部品点数が削減され、かつ組み付け作業が容易となる。
本実施形態は、弾性部分は、トレー19から切起こして形成される少なくとも一つの弾性片19aを備え、弾性片19aは、インバータカバー5側に突出するようにして屈曲する第1屈曲部と、ハウジング本体1側に突出するようにして屈曲する第2屈曲部19a2と、を有する。このため、一つの弾性片19aを設けるという簡素な構成によって、トレー19をインバータカバー5とインバータハウジング部9との間に弾性的に取り付けることができる。
図7は、図6に対応する他の例を示している。図7に示すトレー19Aの弾性片19aは、トレー19Aにおける一方の長辺部の長手方向端部に位置する角部の二箇所と、他方の長辺部の長手方向ほぼ中央に位置する一箇所の、全部で三箇所に設けている。すなわち、ここでの弾性片19aは、トレー19の周縁において、少なくとも三角形の頂点に対応する位置の三箇所に設けられている
弾性片19aを三箇所とすることに対応して、図4に示すカバー側トレー抑え部5b及び図1に示すハウジング側トレー抑え部9cも、それぞれ三箇所でよい。
図7の例は、弾性片19aやカバー側トレー抑え部5b及びハウジング側トレー抑え部9cを、図1〜図6の例に比較して少ない三箇所にのみ設けるという、より簡素な構成で、トレー19Aをインバータカバー5とインバータハウジング部9との間で弾性的に支持することができる。
図8は、トレー19Bに、弾性部材として、一つの弾性片19aに代えて二つの弾性片19b,19cを設けた実施形態を示している。なお、図8に示す弾性片19b,19cは、図1、図6における左手前側の角部に設けた例を示している。これら各弾性片19b,19cは、図1の弾性片19aと同様に、板状部材に対し、プレス加工、機械加工、鍛造加工、鋳造加工などによって一体的に作製した弾性部分となる。この弾性部分は、例えばプレス加工によって切起こして形成される切起こし部を構成する。
一方の弾性片19bは、先端側がインバータカバー5側に突出するようにして屈曲する上屈曲部19b1を備え、他方の弾性片19cは、先端側がインバータハウジング部9側に突出するようにして屈曲する下屈曲部19c1を備えている。二つの弾性片19b,19cを備える弾性部材を、図1のように六箇所あるいは、図7のように三箇所設ける。
図8の実施形態は、図2、図5に示すように、インバータカバー5をインバータハウジング部9に固定した状態で、弾性片19bの上屈曲部19b1が、弾性反力によってインバータカバー5のカバー側トレー抑え部5bを押圧する。弾性片19cの下屈曲部19c1は、弾性反力によってインバータハウジング部9のハウジング側トレー抑え部9cを押圧する。
したがって、図8の実施形態においても、インバータカバー5をインバータハウジング部9に固定した状態では、トレー19Bが、弾性変形した弾性片19b,19cによって、インバータカバー5とインバータハウジング部9との間で弾性的に保持される。
よって、図8の実施形態においても、モータハウジング部7内のモータ13の振動や、車載したときの車両走行時の振動は、弾性片19b,19cによって吸収され、トレー19Bへの振動伝達が抑制される。その結果、トレー19B上のパワーモジュール23などの電子部品は、振動入力が抑制されて振動による悪影響が抑制され、電子部品や電子部品の半田による接続部の信頼性向上に寄与することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、これらの実施形態は本発明の理解を容易にするために記載された単なる例示に過ぎず、本発明は当該実施形態に限定されるものではない。本発明の技術的範囲は、上記実施形態で開示した具体的な技術事項に限らず、そこから容易に導きうる様々な変形、変更、代替技術なども含む。
例えば、弾性片19aは、図1、図6のような六箇所や図7のような三箇所に限ることはなく、少なくとも図7のような三箇所にあればよく、図7の三箇所にさらに一箇所あるいは二箇所追加してもよい。弾性片19b,19cについても同様である。また、弾性片は、屈曲部を三つ以上設けて波形状とするなどして長さをより長くすることで、長辺部の二箇所あるいは短辺部の二箇所に配置するようにしてもよい。
弾性片19aや弾性片19b,19cは、トレーに一体的に形成するものでなくてもよく、別部品として製造してトレーに取り付けてもよい。さらに、弾性片19aや弾性片19b,19cに代えて、図9に示すようなコイルばね29やゴムなどの弾性体を使用することもできる。コイルばね29やゴムなどの弾性体は、トレー19Cとカバー側トレー抑え部5bとの間及び、トレー19Cとハウジング側トレー抑え部9cとの間にそれぞれ配置して、取付け状態で圧縮された状態となる。
また、電力変換装置としてインバータに限らず、例えば、DC−DCコンバータにも本発明を適用でき、回転電機としてモータに限らず発電機にも本発明を適用できる。
1 ハウジング本体(ハウジング)
5 インバータカバー(蓋部材)
9a インバータハウジング部の開口部(電力変換装置収容部の開口部)
9b 開口部の周縁端面(開口部の周縁)
11 モータ収容室(回転電機収容部)
15 インバータ収容室(電力変換装置収容部)
19,19A,19B,19C インバータモジュールのトレー(取付部材)
19a,19b,19c 弾性片(切起こし部、弾性部分、弾性部材)
19a1 弾性片の第1屈曲部
19a2 弾性片の第2屈曲部
21 平滑コンデンサ(電力変換装置)
23 パワーモジュール(電力変換装置)
25 ドライバ基板(電力変換装置)
29 コイルばね(弾性部材)

Claims (3)

  1. 回転電機を収容する回転電機収容部及び、電力変換装置を収容する電力変換装置収容部をそれぞれ備えるハウジングと、
    前記ハウジングの電力変換装置収容部に配置され、前記電力変換装置が取り付けられる取付部材と、
    前記電力変換装置収容部の開口部を閉塞して当該開口部の周縁に固定される蓋部材と、
    前記蓋部材を前記開口部の周縁に固定した状態で、前記取付部材を、前記蓋部材と前記ハウジングとの間で弾性的に支持する弾性部材と、を備え
    前記弾性部材は、前記取付部材と一体の弾性部分で構成され、
    前記弾性部分は、前記取付部材から切起こして形成される少なくとも一つの切起こし部を備え、
    前記一つの切起こし部は、前記蓋部材側に突出するようにして屈曲する第1屈曲部と、前記ハウジング側に突出するようにして屈曲する第2屈曲部と、を有することを特徴とする回転電機構造。
  2. 前記弾性部材は、前記取付部材の周縁において、少なくとも三角形の頂点に対応する位置の三箇所に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の回転電機構造。
  3. 回転電機を収容する回転電機収容部及び、電力変換装置を収容する電力変換装置収容部をそれぞれ備えるハウジングと、
    前記ハウジングの電力変換装置収容部に配置され、前記電力変換装置が取り付けられる取付部材と、
    前記電力変換装置収容部の開口部を閉塞して当該開口部の周縁に固定される蓋部材と、
    前記蓋部材を前記開口部の周縁に固定した状態で、前記取付部材を、前記蓋部材と前記ハウジングとの間で弾性的に支持する弾性部材と、を備え、
    前記弾性部材は、前記取付部材の周縁において、少なくとも三角形の頂点に対応する位置の三箇所に設けられていることを特徴とする回転電機構造。
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