JP6491629B2 - 固定構造、および、電気接続箱、ならびに電気接続箱の固定方法 - Google Patents

固定構造、および、電気接続箱、ならびに電気接続箱の固定方法 Download PDF

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Description

本発明は、固定構造、および、電気接続箱、ならびに電気接続箱の固定方法に関する。
従来、自動車などの車両に搭載され、ワイヤハーネスなどの接続処理用部品や、ヒューズ、リレー、電子制御ユニットなどの電装品を集約して内部に収容する電気接続箱(ジャンクションボックス、ヒューズボックス、リレーボックスなどとも呼ばれる)が知られている。このような電気接続箱は、絶縁性を有する樹脂材料で構成されており、各種の固定構造により車体に固定される(例えば、特許文献1,2参照)。
電気接続箱は、車体側の取付位置の公差を考慮して、例えば取付孔の内径(穴径)が通常のサイズよりも大きく設定されている。そのため、電気接続箱の取付部には、例えば巾広の平座金が用いられている。
また、合成樹脂やゴムなどの軟質部材に貫通孔を設けてねじ止め固定する場合、座面の座屈防止や軸力を確保するために、貫通孔に軟質部材の板厚と同じ長さの金属製スリーブを挿入したり、フランジ付きカラーやフランジ付きボルトが用いられている(例えば、特許文献3,4参照)。
特開2011−78264号公報 特開平11−311219号公報 特開昭55−65706号公報 実開平4−31305号公報
上述した電気接続箱の取付部のように取付孔の穴径が通常のサイズよりも大きい場合、巾広の平座金を用いたとしても、取付ボルトとナットの締結時に、平座金や取付ボルトの根元が撓んで十分な軸力を確保しにくく、改善の余地がある。
本発明は、取付孔の穴径が大きい場合でも締結部の軸力低下を回避することができる固定構造、および、電気接続箱、ならびに電気接続箱の固定方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る固定構造は、被取付部に設けられた取付ボルトが挿通する取付孔を有する取付部と、前記取付ボルトに座金を介して締結して前記取付部を前記被取付部に固定するナットと、前記取付孔の内周面と前記取付ボルトの外周面との間に配置され、かつ、前記取付ボルトと前記ナットとが締結状態で前記被取付部に前記取付ボルトの軸方向において前記座金と接触するスペーサと、を備え、前記スペーサは、筒状の側面にU字状に形成された開口部を有し、かつ、前記取付ボルトが前記開口部に挿入された状態で、前記取付ボルトの軸方向周りを回動自在に構成され、前記締結状態で、前記取付部と共に前記軸方向において前記座金と接触することを特徴とする。
また、上記固定構造において、前記スペーサは、前記筒状の内周面および外周面の少なくとも一方に転がり軸受け部を有し、前記転がり軸受け部を介して前記取付ボルトの軸方向周りを回動することが好ましい。
上記目的を達成するために、本発明に係る固定構造は、被取付部に設けられた取付ボルトが挿通する取付孔を有する取付部と、前記取付ボルトに座金を介して締結して前記取付部を前記被取付部に固定するナットと、前記取付ボルトの軸方向に直交する水平方向において前記取付ボルトを挟んで対向する位置に配置され、かつ、互いに対向する方向に移動可能に支持される一対のスペーサと、を備え、各前記スペーサは、前記取付孔の内周面と前記取付ボルトの外周面との間に配置され、かつ、前記取付ボルトと前記ナットとが締結状態で前記被取付部に前記取付ボルトの軸方向において前記座金と接触するカラー部と、前記取付ボルトとは反対側の延在方向に延在して前記取付部の外部に突出させた延在部とで構成され、各前記カラー部は、前記対向する方向に前記取付ボルトの外周面に沿って当接する曲面を有することを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る電気接続箱は、筐体と、前記筐体から突出し、かつ、被取付部に設けられた取付ボルトが挿通する取付孔を有する取付部と、前記取付ボルトに座金を介して締結して前記取付部を前記被取付部に固定するナットと、前記取付孔の内周面と前記取付ボルトの外周面との間に配置され、かつ、前記取付ボルトと前記ナットとが締結状態で前記被取付部に前記取付ボルトの軸方向において前記座金と接触するスペーサと、を備え、前記スペーサは、筒状の側面にU字状に形成された開口部を有し、かつ、前記取付ボルトが前記開口部に挿入された状態で、前記取付ボルトの軸方向周りを回動自在に構成され、前記締結状態で、前記取付部と共に前記軸方向において前記座金と接触することを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る電気接続箱は、筐体と、前記筐体から突出し、かつ、被取付部に設けられた取付ボルトが挿通する取付孔を有する取付部と、前記取付ボルトに座金を介して締結して前記取付部を前記被取付部に固定するナットと、前記取付ボルトの軸方向に直交する水平方向において前記取付ボルトを挟んで対向する位置に配置され、かつ、互いに対向する方向に移動可能に支持される一対のスペーサと、を備え、各前記スペーサは、前記取付孔の内周面と前記取付ボルトの外周面との間に配置され、かつ、前記取付ボルトと前記ナットとが締結状態で前記被取付部に前記取付ボルトの軸方向において前記座金と接触するカラー部と、前記取付ボルトとは反対側の延在方向に延在して前記取付部の外部に突出させた延在部とで構成され、各前記カラー部は、前記対向する方向に前記取付ボルトの外周面に沿って当接する曲面を有することを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る電気接続箱の固定方法は、筐体から突出した取付部の取付孔に、被取付部に設けられた取付ボルトを挿通する挿通ステップと、筒状の側面にU字状に形成された開口部を有し、前記取付ボルトが前記開口部に挿入された状態で前記取付ボルトの軸方向周りを回動自在に構成されるスペーサを、前記取付ボルトが前記開口部に挿入された状態で配置する配置ステップと、前記取付ボルトに座金を挿通させてナットを締結する締結ステップと、前記取付ボルトに前記ナットが締結した締結状態で、前記スペーサが前記取付部と共に前記軸方向において前記座金と接触する接触ステップとを含むことを特徴とする。
本発明によれば、取付孔の穴径が大きい場合でも締結部の軸力低下を回避することができる。
図1は、実施形態1に係る固定構造が適用された電気接続箱の概略構成を示す斜視図である。 図2は、実施形態1に係る固定構造の概略構成を示す分解斜視図である。 図3は、実施形態1に係る固定構造の概略構成を示す斜視図である。 図4は、実施形態1に係る固定構造の概略構成を示す断面図である。 図5は、実施形態1に係る固定構造の概略構成を示す平面図である。 図6は、実施形態1におけるスペーサの概略構成を示す斜視図である。 図7は、実施形態2に係る固定構造の概略構成を示す分解斜視図である。 図8は、実施形態2に係る固定構造の概略構成を示す斜視図である。 図9は、実施形態2に係る固定構造の概略構成を示す断面図である。 図10は、実施形態2に係る固定構造の概略構成を示す平面図である。 図11は、実施形態2におけるスペーサの概略構成を示す斜視図である。 図12は、実施形態3に係る固定構造の概略構成を示す分解斜視図である。 図13は、実施形態3に係る固定構造の概略構成を示す斜視図である。 図14は、実施形態3に係る固定構造の概略構成を示す断面図である。 図15は、実施形態1の変形例におけるスペーサの概略構成を示す斜視図である。
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、下記の実施形態により本発明が限定されるものではない。また、下記の実施形態における構成要素には、いわゆる当業者が置換可能且つ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。また、下記の実施形態における構成要素は、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。
[実施形態1]
図1〜図6を参照して、実施形態1に係る固定構造、電気接続箱について説明する。図1は、実施形態1に係る固定構造が適用された電気接続箱の概略構成を示す斜視図である。図2は、実施形態1に係る固定構造の概略構成を示す分解斜視図である。図3は、実施形態1に係る固定構造の概略構成を示す斜視図である。図4は、実施形態1に係る固定構造の概略構成を示す断面図である。図5は、実施形態1に係る固定構造の概略構成を示す平面図である。図6は、実施形態1におけるスペーサの概略構成を示す斜視図である。なお、図4は、図3中のA−A断面図である。図5は、実施形態1に係る固定構造を取付ボルトの軸方向から見た図であり、ボルトおよび座金が点線で記されている。
以下の説明において、図1〜図6の各図のZ方向は、車体2に設けられた取付ボルト20の「軸方向」とも呼ぶ。X方向は、Z方向と直交する水平方向のうち、電気接続箱1の筐体10から突出した取付部11が延在する「延在方向」であり、「幅方向」とも呼ぶ。Z方向およびX方向と直交するY方向を「奥行方向」とも呼ぶ。なお、軸方向は鉛直方向に限られない。また、後述する図7〜図15におけるX,Y,Z方向についても同様に定義する。
実施形態1に係る固定構造100Aは、例えば、自動車などの車両に搭載される電気接続箱1に適用される。電気接続箱1は、上述したように、ワイヤハーネスなどの接続処理用部品や、ヒューズ、リレー、電子制御ユニットなどの電装品を集約して内部に収容する。電気接続箱1は、例えば、車両のエンジンルーム内の車体2に取付けられ、固定される。電気接続箱1は、図1に示すように、合成樹脂製の筐体10と、複数の取付部11とを含んで構成される。筐体10は、上述した部品や電装品を収容する。取付部11は、電気接続箱1の取付部であり、車体2側に固定される。なお、図1に示す筐体10は、カバーが省略されている。
固定構造100Aは、図2〜図5に示すように、取付部11A(11)と、スペーサ3と、座金4と、ナット5とを含んで構成される。
取付部11A(11)は、筐体10の外側面から突出して形成されたブラケットである。取付部11A(11)は、被取付部である車体2に取付けられる。取付部11A(11)は、軸方向すなわち厚み方向に貫通する取付孔12を有する。取付孔12は、車体2に設けられた取付ボルト20が挿通する。取付孔12は、上述したように、車体2側の取付位置の公差による取付ボルト20の位置ずれを吸収するために、その内径(穴径)が大きく形成されている。すなわち、取付孔12は、挿通する取付ボルト20が水平方向に移動することを許容する、いわゆるルーズ孔である。本実施形態における取付部11A(11)は、取付孔12に取付ボルト20が挿通された状態で、当該取付ボルト20に座金4を介してナット5が締結され、車体2に固定される。
スペーサ3は、鋼やアルミニウム合金などの金属または合成樹脂からなり、取付孔12の内周面と取付ボルト20の外周面との間に配置される。スペーサ3は、上述したように、取付ボルト20が取付孔12に挿通状態で取付部11A(11)が水平方向に位置調整可能に構成されていることから、取付ボルト20が取付孔12の外周側に寄った場合を考慮して、取付ボルト20の軸視方向に三日月状に形成されている。すなわち、スペーサ3は、一般的なインサートカラーとは異なり、筒状の側面が一部で開口され、径方向の厚みが薄い部分と厚い部分とを有し、周方向に薄い部分、厚い部分、薄い部分が連続して形成されている。本実施形態におけるスペーサ3は、取付孔12の内周面と取付ボルト20の外周面との間に配置され、かつ、取付ボルト20とナット5とが締結状態で車体2に取付ボルト20の軸方向において座金4と接触する。スペーサ3は、図6に示すように、内周面3aと、外周面3bと、開口部3cとを有する。内周面3aは、取付ボルト20とナット5とが締結状態で、少なくとも取付ボルト20の外周面に接触する。外周面3bは、取付ボルト20とナット5とが締結状態で、少なくとも取付孔12の内周面に接触する。開口部3cは、U字状に形成されている。開口部3cは、取付ボルト20が挿入される。本実施形態におけるスペーサ3は、筒状の側面に開口部3cを有し、かつ、取付ボルト20が開口部3cに挿入された状態で、取付ボルト20の軸方向周りを回動自在に構成される。
座金4は、円環状の金属製のワッシャーである。座金4は、取付部11A(11)の座面を保護すると共に、ナット5による軸力を確保し、取付部11A(11)を車体2に確実に固定させるものである。本実施形態における座金4は、製造ばらつきを吸収するために取付部11A(11)の取付孔12の孔径が取付ボルト20のボルト径に比べて大きいことから、座面を安定させるべく巾広のものが好ましい。
ナット5は、金属製の六角ナットである。ナット5は、取付ボルト20に座金4を介して締結して取付部11A(11)を車体2に固定する。
上述した固定構造100Aおよび電気接続箱1では、スペーサ3が、取付孔12の内周面と取付ボルト20の外周面との間の空間に配置され、かつ、取付ボルト20とナット5とが締結状態で車体2に取付ボルト20の軸方向において座金4と接触するので、取付孔12の穴径が大きい場合でもナット5の締結時の軸力を取付ボルト20の軸方向に沿って確実に受けることができ、座金4および取付ボルト20の根元の少なくとも一方が撓んで締結部の軸力が低下することを回避することができる。また、取付孔12の座面の座屈を低減することができる。
また、上述した固定構造100Aおよび電気接続箱1では、スペーサ3が、筒状の側面が一部で開口され、径方向の厚みが薄い部分と厚い部分とを有し、周方向に薄い部分、厚い部分、薄い部分が連続して形成されているので、取付ボルト20が取付孔12の外周側に寄った場合でも、取付ボルト20とナット5とが締結状態で車体2に取付ボルト20の軸方向において座金4と接触することが可能となり、締結部の軸力の低下を回避し、取付孔12の座面の座屈を低減することができる。また、スペーサ3は、取付孔12に挿入された状態で、取付ボルト20の軸方向周りを回動自在になり、取付ボルト20と取付孔12との位置ずれ度合いの変化に応じて、図5に示す矢印の向きに回動し、組み付け時の作業性が向上する。
以上説明した固定構造100Aは、車体2に設けられた取付ボルト20が挿通する取付孔12を有する取付部11A(11)と、取付ボルト20に座金4を介して締結して取付部11A(11)を車体2に固定するナット5と、取付孔12の内周面と取付ボルト20の外周面との間に配置され、かつ、取付ボルト20とナット5とが締結状態で車体2に取付ボルト20の軸方向において座金4と接触するスペーサ3とを備える。スペーサ3は、筒状の側面に開口部3cを有し、かつ、取付ボルト20が開口部3cに挿入された状態で、取付ボルト20の軸方向周りを回動自在に構成される。
上記構成を有する固定構造100Aによれば、取付孔12の穴径が大きい場合でもスペーサ3がナット5の締結時の軸力を取付ボルト20の軸方向に沿って確実に受けることができるので、座金4などの撓みによる締結部の軸力の低下を回避することができる。また、締結部の軸力の低下および取付部11A(11)の座面の座屈を回避するために、二面幅が広い特殊なナットを新設したり、取付ボルト20の根元を補強する必要がなくなるので、コスト増を回避することができる。
また、以上説明した固定構造100Aは、スペーサ3の開口部3cがU字状に形成されているので、スペーサ3を取付ボルト20の側面側から組み付けることが可能になり、組み付け時の作業性が向上する。
以上説明した電気接続箱1は、筐体10と、筐体10から突出し、かつ、車体2に設けられた取付ボルト20が挿通する取付孔12を有する取付部11A(11)と、取付ボルト20に座金4を介して締結して取付部11A(11)を車体2に固定するナット5と、取付孔12の内周面と取付ボルト20の外周面との間に配置され、かつ、取付ボルト20とナット5とが締結状態で車体2に取付ボルト20の軸方向において座金4と接触するスペーサ3とを備える。スペーサ3は、筒状の側面に開口部3cを有し、かつ、取付ボルト20が開口部3cに挿入された状態で、取付ボルト20の軸方向周りを回動自在に構成される。
上記構成を有する電気接続箱1によれば、上記固定構造100Aと同様の効果を奏することが可能となる。
[実施形態2]
次に、図7〜図11を参照して、実施形態2に係る固定構造、電気接続箱について説明する。図7は、実施形態2に係る固定構造の概略構成を示す分解斜視図である。図8は、実施形態2に係る固定構造の概略構成を示す斜視図である。図9は、実施形態2に係る固定構造の概略構成を示す断面図である。図10は、実施形態2に係る固定構造の概略構成を示す平面図である。図11は、実施形態2におけるスペーサの概略構成を示す斜視図である。なお、図9は、図8中のB−B断面図である。図10は、実施形態2に係る固定構造を取付ボルトの軸方向から見た図であり、ボルト、座金、およびカバー部が取り外されている状態を示す。
実施形態2に係る固定構造100Bは、取付部、スペーサの構成が実施形態1とは異なる。以下では、上述した実施形態1と同様の構成要素には共通の符号を付すと共に、共通する構成、作用、効果については、重複した説明はできるだけ省略する(以下、同様。)。
本実施形態に係る固定構造100Bは、図7〜図10に示すように、取付部11B(11)と、一対のスペーサ13A(13),13B(13)と、座金4と、ナット5とを含んで構成される。
取付部11B(11)は、本体部110と、カバー部111とで構成される。本体部110は、筐体10の側面から突出して形成されている。本体部110は、被取付部である車体2に取付けられる。本体部110は、溝部110a、鋸歯部110bと、係止突起部110cと、取付孔12とで構成される。溝部110aは、本体部110のY方向(奥行方向)に延在して凹状の形成されている。溝部110aは、底面に取付孔12が形成されている。鋸歯部110bは、溝部110aの対向する側面に鋸歯状に形成されている。係止突起部110cは、カバー部111を本体部110に係止するために突起状に形成されている。取付孔12は、Z方向すなわち本体部110の厚み方向に貫通する貫通孔である。取付孔12は、車体2に設けられた取付ボルト20が挿通する。カバー部111は、本体部110の軸方向の上側の面すなわち上面を覆うように被せる。カバー部111は、貫通孔111aと、係止孔部111bとを有する。貫通孔111aは、取付ボルト20が挿通する。貫通孔111aは、取付孔12と略同一の孔径を有し、カバー部111を本体部110に被せた状態で、取付孔12の軸方向に略同心に位置する。係止孔部111bは、本体部110側の係止突起部110cに係止される。本実施形態における取付部11B(11)は、本体部110の鋸歯部110bとスペーサ13の鋸歯部16とを噛み合わせながら、一対のスペーサ13A,13Bを溝部110aに収容し、取付ボルト20が挿通された状態で、当該取付ボルト20に座金4を介してナット5が締結され、車体2に固定される。
スペーサ13は、鋼やアルミニウム合金などの金属または合成樹脂から成る。スペーサ13は、取付ボルト20の軸方向に直交する水平方向において取付ボルト20を挟んで対向する位置に配置され、かつ、互いに対向する方向に移動可能に支持される。なお、スペーサ13A,13Bは、同一形状を有する。スペーサ13は、本体部110の溝部110aに嵌合され、溝部110a内をY方向にスライド可能に構成される。スペーサ13は、図11に示すように、カラー部14と、延在部15とで構成される。カラー部14は、取付孔12の内周面と取付ボルト20の外周面との間に配置され、かつ、取付ボルト20とナット5とが締結状態で車体2に取付ボルト20の軸方向において座金4と接触する。カラー部14は、一対のカラー部14が対向する方向に取付ボルト20の外周面に沿って当接する曲面17を有する。カラー部14は、曲面17が取付ボルト20を挟んで対向する位置から当該取付ボルト20の外周面に当接する。延在部15は、取付ボルト20とは反対側の延在方向に延在して取付部11B(11)の外部に突出させて形成される。延在部15は、溝部110aに嵌合される。延在部15のX方向の両側面には、鋸歯状の鋸歯部16が形成されている。鋸歯部16は、延在部15が溝部110aに嵌合されると、溝部110a側の鋸歯部110bと噛み合うことで、図10に示す矢印の方向にのみ移動可能となり、取付ボルト20とは反対側の延在方向への移動が規制される(ロック状態)。すなわち、スペーサ13の鋸歯部16と取付部11B(11)の鋸歯部110bとによってラチェット機構が構成される。
上述した固定構造100Bおよび電気接続箱1では、取付ボルト20の軸方向に直交する水平方向において取付ボルト20を挟んで対向する位置に配置され、かつ、互いに対向する方向に移動可能に支持される一対のスペーサ13を備えるので、スペーサ13の紛失が減ると共に、スペーサ13を取付ボルト20に組み付ける作業が容易になり、組み付け時の作業性が向上する。
また、上述した固定構造100Bおよび電気接続箱1では、スペーサ13が、取付孔12の内周面と取付ボルト20の外周面との間に配置され、かつ、取付ボルト20とナット5とが締結状態で車体2に取付ボルト20の軸方向において座金4と接触するカラー部14を有するので、取付孔12の穴径が大きい場合でもナット5の締結時の軸力を取付ボルト20の軸方向に沿って確実に受けることができ、座金4および取付ボルト20の根元の少なくとも一方が撓んで締結部の軸力が低下することを回避することができる。また、スペーサ13が、取付ボルト20とは反対側の延在方向に延在して取付部11B(11)の外部に突出させた延在部15を有するので、作業者が延在部15の延在方向の端部を押し込むことでスペーサ13を容易に移動させることができ、作業性を向上させることができる。
また、上述した固定構造100Bおよび電気接続箱1では、各カラー部14は、対向する方向に取付ボルト20の外周面に沿って当接する曲面17を有するので、ナット5の締結時の軸力を取付ボルト20の軸方向の外周面に沿って確実に受けることができ、座金4などの撓みによる軸力の低下を回避することができる。
また、上述した固定構造100Bおよび電気接続箱1では、スペーサ13の鋸歯部16と取付部11B(11)の鋸歯部110bとによってラチェット機構が構成されるので、スペーサ13の移動方向を容易に規制することができ、カラー部14の位置ずれやスペーサ13の脱落を低減し、作業性を向上させることができる。
以上説明した固定構造100Bは、車体2に設けられた取付ボルト20が挿通する取付孔12を有する取付部11B(11)と、取付ボルト20に座金4を介して締結して取付部11B(11)を車体2に固定するナット5と、取付ボルト20の軸方向に直交する水平方向において取付ボルト20を挟んで対向する位置に配置され、かつ、互いに対向する方向に移動可能に支持される一対のスペーサ13とを備える。各スペーサ13は、取付孔12の内周面と取付ボルト20の外周面との間に配置され、かつ、取付ボルト20とナット5とが締結状態で車体2に取付ボルト20の軸方向において座金4と接触するカラー部14と、取付ボルト20とは反対側の延在方向に延在して取付部11B(11)の外部に突出させた延在部15とで構成される。各カラー部14は、対向する方向に取付ボルト20の外周面に沿って当接する曲面17を有する。
上記構成を有する固定構造100Bによれば、スペーサ13のカラー部14がナット5の締結時の軸力を取付ボルト20の軸方向に沿って確実に受けることができるので、取付孔12の穴径が大きい場合でも座金4などの撓みによる軸力の低下を回避することができる。また、締結部の軸力の低下および取付部11B(11)の座面の座屈を回避するために、二面幅が広い特殊なナットを新設したり、取付ボルト20の根元を補強する必要がなくなるので、コスト増を回避することができる。
以上説明した電気接続箱1は、筐体10と、筐体10から突出し、かつ、車体2に設けられた取付ボルト20が挿通する取付孔12を有する取付部11B(11)と、取付ボルト20に座金4を介して締結して取付部11B(11)を車体2に固定するナット5と、取付ボルト20の軸方向に直交する水平方向において取付ボルト20を挟んで対向する位置に配置され、かつ、互いに対向する方向に移動可能に支持される一対のスペーサ13とを備える。各スペーサ13は、取付孔12の内周面と取付ボルト20の外周面との間に配置され、かつ、取付ボルト20とナット5とが締結状態で車体2に取付ボルト20の軸方向において座金4と接触するカラー部14と、取付ボルト20とは反対側の延在方向に延在して取付部11B(11)の外部に突出させた延在部15とで構成される。各カラー部14は、対向する方向に取付ボルト20の外周面に沿って当接する曲面17を有する。
上記構成を有する電気接続箱1によれば、上記固定構造100Bと同様の効果を奏することが可能となる。
[実施形態3]
次に、図12〜図14を参照して、実施形態3に係る固定構造、電気接続箱について説明する。図12は、実施形態3に係る固定構造の概略構成を示す分解斜視図である。図13は、実施形態3に係る固定構造の概略構成を示す斜視図である。図14は、実施形態3に係る固定構造の概略構成を示す断面図である。なお、図14は、図13中のC−C断面図である。
実施形態3に係る固定構造100Cは、取付部、スペーサの構成が実施形態1,2とは異なる。
本実施形態に係る固定構造100Cは、図12〜図14に示すように、取付部11C(11)と、座金4と、ナット5とを含んで構成される。
取付部11C(11)は、本体部112と、カバー部113とで構成される。本体部112は、筐体10の側面から突出して形成されている。本体部112は、被取付部である車体2に取付けられる。本体部112は、取付孔12と、2つの係止突起部110cとで構成される。2つの係止突起部110cは、本体部112のY方向の両側面にそれぞれ形成されている。カバー部113は、鋼やアルミニウム合金などの金属または合成樹脂から成る。カバー部113は、本体部112との間でヒンジ部113bを介して連結されている。カバー部113は、カラー部113aと、2つの係止孔部111bとで構成される。カラー部113aは、取付孔12の内周面と取付ボルト20の外周面との間に配置され、かつ、取付ボルト20とナット5とが締結状態で車体2に取付ボルト20の軸方向において座金4と接触する。係止孔部111bは、カバー部113のY方向の両側面にそれぞれ形成されている。係止孔部111bは、カバー部113がヒンジ部113bを支点にして回動し、本体部112を上面から覆うように閉じた状態で、本体部112側の係止突起部110cに係止される。
上述した固定構造100C、電気接続箱1では、カバー部113がヒンジ部113bにより本体部112に連結されているので、カラー部113aの紛失が減ると共に、カラー部113aを取付ボルト20に組み付ける作業が容易になり、組み付け時の作業性が向上する。
上述した固定構造100C、電気接続箱1によれば、カバー部113が、取付孔12の内周面と取付ボルト20の外周面との間に配置され、かつ、取付ボルト20とナット5とが締結状態で車体2に取付ボルト20の軸方向において座金4と接触するカラー部113aを有するので、取付孔12の穴径が大きい場合でもナット5の締結時の軸力を取付ボルト20の軸方向に沿って確実に受けることができ、座金4および取付ボルト20の根元の少なくとも一方が撓んで軸力が低下することを回避することができる。
[変形例]
図15は、実施形態1の変形例におけるスペーサの概略構成を示す斜視図である。本変形例におけるスペーサ30は、実施形態1におけるスペーサ3の取付ボルト20の軸周りの回動性を向上させたものである。具体的には、スペーサ30は、筒状の内周面および外周面の少なくとも一方に転がり軸受け部31を有する。スペーサ30は、この転がり軸受け部31を介して取付ボルト20の軸方向周りを回動する。転がり軸受け部31は、図15に示すニードルベアリングであってもよいが、ボールベアリングであってもよい。
上記実施形態1の変形例に係る固定構造100Aは、スペーサ30が、筒状の内周面30aおよび外周面30bの少なくとも一方に転がり軸受け部31を有し、転がり軸受け部31を介して取付ボルト20の軸方向周りを回動する。これにより、スペーサ30が取付ボルト20に組み付けられた状態で、取付ボルト20の軸方向周りに回動しやすくなり、取付ボルト20と取付孔12の水平方向の位置ずれを容易に吸収することが可能となる。
なお、以上の説明では、カバー部113と本体部112とを連結するヒンジ部113bは、X方向およびY方向にガタを有することが好ましい。ヒンジ部113bがガタを有することにより、取付ボルト20と取付孔12の水平方向の位置ずれを容易に吸収することが可能となる。
1 電気接続箱
2 車体
3 スペーサ
3a 内周面
3b 外周面
3c 開口部
4 座金
5 ナット
10 筐体
11A,11B,11C(11) 取付部
12 取付孔
13 スペーサ
14 カラー部
15 延在部
16 鋸歯部
17 曲面
20 取付ボルト
100A,100B,100C 固定構造
110,112 本体部
110a 溝部
110b 鋸歯部
110c 係止突起部
111 カバー部
111a 貫通孔
111b 係止孔部
113 カバー部
113a カラー部
113b ヒンジ部

Claims (6)

  1. 被取付部に設けられた取付ボルトが挿通する取付孔を有する取付部と、
    前記取付ボルトに座金を介して締結して前記取付部を前記被取付部に固定するナットと、
    前記取付孔の内周面と前記取付ボルトの外周面との間に配置され、かつ、前記取付ボルトと前記ナットとが締結状態で前記被取付部に前記取付ボルトの軸方向において前記座金と接触するスペーサと、
    を備え、
    前記スペーサは、
    筒状の側面にU字状に形成された開口部を有し、かつ、前記取付ボルトが前記開口部に挿入された状態で、前記取付ボルトの軸方向周りを回動自在に構成され
    前記締結状態で、前記取付部と共に前記軸方向において前記座金と接触する
    ことを特徴とする固定構造。
  2. 前記スペーサは、前記筒状の内周面および外周面の少なくとも一方に転がり軸受け部を有し、前記転がり軸受け部を介して前記取付ボルトの軸方向周りを回動する
    請求項に記載の固定構造。
  3. 被取付部に設けられた取付ボルトが挿通する取付孔を有する取付部と、
    前記取付ボルトに座金を介して締結して前記取付部を前記被取付部に固定するナットと、
    前記取付ボルトの軸方向に直交する水平方向において前記取付ボルトを挟んで対向する位置に配置され、かつ、互いに対向する方向に移動可能に支持される一対のスペーサと、
    を備え、
    各前記スペーサは、
    前記取付孔の内周面と前記取付ボルトの外周面との間に配置され、かつ、前記取付ボルトと前記ナットとが締結状態で前記被取付部に前記取付ボルトの軸方向において前記座金と接触するカラー部と、
    前記取付ボルトとは反対側の延在方向に延在して前記取付部の外部に突出させた延在部と
    で構成され、
    各前記カラー部は、前記対向する方向に前記取付ボルトの外周面に沿って当接する曲面を有する
    ことを特徴とする固定構造。
  4. 筐体と、
    前記筐体から突出し、かつ、被取付部に設けられた取付ボルトが挿通する取付孔を有する取付部と、
    前記取付ボルトに座金を介して締結して前記取付部を前記被取付部に固定するナットと、
    前記取付孔の内周面と前記取付ボルトの外周面との間に配置され、かつ、前記取付ボルトと前記ナットとが締結状態で前記被取付部に前記取付ボルトの軸方向において前記座金と接触するスペーサと、
    を備え、
    前記スペーサは、
    筒状の側面にU字状に形成された開口部を有し、かつ、前記取付ボルトが前記開口部に挿入された状態で、前記取付ボルトの軸方向周りを回動自在に構成され
    前記締結状態で、前記取付部と共に前記軸方向において前記座金と接触する
    ことを特徴とする電気接続箱。
  5. 筐体と、
    前記筐体から突出し、かつ、被取付部に設けられた取付ボルトが挿通する取付孔を有する取付部と、
    前記取付ボルトに座金を介して締結して前記取付部を前記被取付部に固定するナットと、
    前記取付ボルトの軸方向に直交する水平方向において前記取付ボルトを挟んで対向する位置に配置され、かつ、互いに対向する方向に移動可能に支持される一対のスペーサと、
    を備え、
    各前記スペーサは、
    前記取付孔の内周面と前記取付ボルトの外周面との間に配置され、かつ、前記取付ボルトと前記ナットとが締結状態で前記被取付部に前記取付ボルトの軸方向において前記座金と接触するカラー部と、
    前記取付ボルトとは反対側の延在方向に延在して前記取付部の外部に突出させた延在部と
    で構成され、
    各前記カラー部は、前記対向する方向に前記取付ボルトの外周面に沿って当接する曲面を有する
    ことを特徴とする電気接続箱。
  6. 筐体から突出した取付部の取付孔に、被取付部に設けられた取付ボルトを挿通する挿通ステップと、
    筒状の側面にU字状に形成された開口部を有し、前記取付ボルトが前記開口部に挿入された状態で前記取付ボルトの軸方向周りを回動自在に構成されるスペーサを、前記取付ボルトが前記開口部に挿入された状態で配置する配置ステップと、
    前記取付ボルトに座金を挿通させてナットを締結する締結ステップと、
    前記取付ボルトに前記ナットが締結した締結状態で、前記スペーサが前記取付部と共に前記軸方向において前記座金と接触する接触ステップとを含む
    ことを特徴とする電気接続箱の固定方法。
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