JP6491408B2 - 表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、液晶表示装置あるいは有機EL表示装置の駆動回路に関し、特に、所望のゲート線およびデータ線の両方のパーシャル駆動を実現する回路技術に関する。
近年、酸化物半導体をバックプレーンTFTに採用した、TVや携帯/スマートフォンが商品化されるに至っている。酸化物半導体は、オフリーク特性が良好であり、リフレッシュレートを低周波化することで、低消費電力化が可能である。ローリフレッシュレート(Low Refresh Rate:LRR)技術には、以下の2つがある。
(1)フルスクリーンLRR
前画面と今度表示しようとする画面のビデオデータが同じ場合を検出して、映像データ書き込みレート(リフレッシュレート)を低下させる方法である。この技術は、静止画像表示の場合に有効であり、通常、60Hz動作から10Hz以下のレートに低下させる。この場合、パネル駆動アルゴリズムを変える必要はあるが、パネル内部の回路を変える必要はない。
(2)パーシャルLRR
ゲート線毎に前画面データとの差異を検出して、異なる場合にのみ映像データを書き込む方法である。ほとんど静止画であるが、部分的にリフレッシュする必要がある画像の場合に有効である。この場合、パネル駆動アルゴリズムおよびパネル内部の回路(ゲート線駆動回路)を変える必要がある。パーシャルLRR回路を搭載した商品は、まだ市場には出回っておらず、現在、各社において、信頼性ある回路技術が開発されつつあるところと考えられる。
また、LRR駆動にすることで、ビデオデータを書き込まない時間にタッチ検出を行うことが可能となる。この結果、より小さいポイントの検出(Pen先認識など)や、これまでS/N比が取れなかったものでの検出が可能となり、より快適なユーザインタフェース機能を提供できる。
所望のエリアのみに画像表示させることを目的とする場合の従来技術としては、表示エリア以外を黒表示する液晶表示装置がある。図7は、従来の液晶表示装置に用いられる駆動回路の一例を示したブロック図である(例えば、特許文献1参照)。
図7に示すように、ゲートドライバ104は、ゲートスタートパルスGSPの入力ラインに従属接続された複数のシフトレジスタステージS/R1〜S/R5と、シフトレジスタステージS/R1〜S/R5にそれぞれ接続された複数の出力切替部104A〜104Eとを含む。複数のシフトレジスタステージS/R1〜S/R5は、第1クロックCLK1および第2クロックCLK2のいずれか1つを入力する。
第1クロックCLK1および第2クロックCLK2は、シフトレジスタステージS/R1〜S/R5に交代に入力される。つまり、奇数番目のシフトレジスタステージS/R1、S/R3、S/R5には、第1クロックCLK1が入力されるが、偶数番目のシフトレジスタステージS/R2、S/R4には、第2クロックCLK2が入力される。
第1クロックCLK1および第2クロックCLK2は、相反する位相を有すると共に、水平同期信号の1/2に該当する周波数(すなわち、2倍に相当する周期)を有する。複数のシフトレジスタステージS/R1〜S/R5は、第1クロックCLK1または第2クロックCLK2に応答し、ゲートスタートパルスGSPまたは以前のシフトレジスタステージS/R1〜S/R4からのゲート信号(Vg1〜Vg4のいずれか1つ)をラッチし、対応するゲート線GL1〜GL5に供給されるゲート信号Vg1〜Vg5を発生する。
第1シフトレジスタステージS/R1は、第1クロックCLK1に応答し、ゲートスタートパルスGSPをラッチさせて第1ゲート信号Vg1を発生する。第1ゲート信号Vg1は、第1出力切替部104Aおよび第2シフトレジスタステージS/R2に供給される。第2シフトレジスタステージS/R2は、第2クロックCLK2によって、以前のステージである第1シフトレジスタステージS/R1からの第1ゲート信号Vg1をラッチして、第2ゲート信号Vg2を発生する。第2ゲート信号Vg2は、第2出力切替部104Bおよび次のステージである第3シフトレジスタステージS/R3に供給される。
第1クロックCLK1に応答する第3シフトレジスタステージS/R3も、以前のステージである第2シフトレジスタステージS/R2からの第2ゲート信号Vg2をシフトさせて、第3ゲート信号Vg3を発生する。第3ゲート信号Vg3は、第3出力切替部104Cおよび次のステージである第4シフトレジスタステージS/R4に供給される。
これにより、残りのシフトレジスタステージS/R4、S/R5も、第1クロックCLK1または第2クロックCLK2に応答して、以前のシフトレジスタステージS/R3、S/R4からの第3ゲート信号Vg3または第4ゲート信号Vg4をラッチし、対応するゲート信号Vg4(またはVg5)を発生する。複数の各シフトレジスタステージS/R1〜S/R5から発生する複数のゲート信号Vg1〜Vg5は、1つの水平同期信号の期間ずつ、順次特定論理(例えば、ハイ論理)の状態でイネーブルされる。
複数の出力切替部104A〜104Eは、液晶パネルの表示領域上の複数のゲート線GL1〜GL5と電気的にそれぞれ接続される。また、複数の出力切替部104A〜104Eは、垂直ウィンドウ制御信号VWS、または遅延した垂直ウィンドウ制御信号DVWSを、共通に入力する。垂直ウィンドウ制御信号VWSまたは遅延したウィンドウ制御信号DVWSに共通に応答する複数の各出力切替部104A〜104Eは、対応するシフトレジスタステージS/R1〜S/R5から、対応するゲート線GL1〜GL5に供給されるゲート信号Vg1〜Vg5を切り換える。
垂直ウィンドウ制御信号VWSまたは遅延した垂直ウィンドウ制御信号DVWSの垂直ウィンドウパルスの期間(基底論理の期間)では、出力切替部104A〜104Eは、対応するシフトレジスタステージS/R1〜S/R5からの対応するゲート線GL1〜GL5に供給される対応するゲート信号Vg1〜Vg5を遮断する。それとは反対に、垂直ウィンドウ制御信号VWSまたは遅延した垂直ウィンドウ制御信号DVWSの特定論理のイネーブル期間では、各出力切替部104A〜104Aは、対応するシフトレジスタステージS/R1〜S/R5からのゲート信号Vg1〜Vg5を対応するゲート線GL1〜GL5に供給する。また、CLK信号は、シフトレジスタS/R1〜S/R5のみに導入され、出力切替部Vg1〜Vg5には導入されていない。
図8は、図7に示した従来の液晶表示装置の出力切替部の回路図と、駆動波形の一例を示した図である。第n出力切替部Vgnは、第nシフトレジスタS/Rnの出力Vgnを通すか通さないかを、垂直ウィンドウ制御信号VWSで制御する。ここで、垂直ウィンドウ制御信号VWSが「H」の時には、GLn(Vgn)が出力され、「L」の時にはGLn(Vgn)が遮断される。
第nシフトレジスタS/Rn内のトランジスタTdrvは、第n出力切換部Vgn内のトランジスタTGnを通して、ゲート線を駆動することになり、大きな駆動能力を必要とする。また、トランジスタTGn自身も、トランジスタTdrvの出力抵抗を小さくするために、大きなゲート幅に設定される。
また、垂直ウィンドウ制御信号VWSの駆動波形については、以下のようになる。図8(b)に示したように、第1ゲート線GL1と第2ゲート線GL2に出力し、第3ゲート線GL3の出力を遮断する場合について説明する。この場合、第2ゲート線GL2が十分「L」になるまで、垂直ウィンドウ制御信号VWSは、「H」を維持し、その後、第3ゲート線GL3が立ち上がる前に「L」に設定される。
特開2008−003548号公報
しかしながら、従来技術には、以下のような課題がある。
特許文献1に示されたような従来技術では、数あるゲート線のうち、部分的にゲート線を選択してパーシャル駆動を行うことで、部分表示を実現しているが、以下の問題がある。まず始めに、表示装置を90度回転した場合には、行と列が反転するため、パーシャル駆動を行うことができないといった問題がある。
例えば、画面の上部だけを部分表示する場合、従来技術では、活性化させるGate線を選択し、全てのData線にビデオデータが出力される。この状態で、表示装置を90度回転させた場合には、1画面分のデータを表示した後は、表示装置が90°回転した状態での画面の上部のみのデータを書き換えればよい。しかしながら、画面の上部に当たる部分は、ゲート線ではなく、データ線に対応するため、部分表示ができず、全画面(全ゲート線、全データ線)のリフレッシュが必要であった。従って、90度回転した場にはパーシャル駆動ができず、低消費電力化できないという問題があった。
また、特許文献1においてゲート線を活性化すると、全データ線にデータを書き込む必要があり、不必要な電力が消費されることとなる。したがって、所望のゲート線とデータ線で規定される、書き換え必要な領域だけ、データ書き込みができれば、必要最小限の電力消費でリフレッシュが可能となる。
本発明は、前記のような課題を解決するためになされたものであり、所望のゲート線と所望のデータ線で規定される領域のパーシャル駆動を実現する表示装置を得ることを目的とする。
本発明に係る表示装置は、各第1ゲート線に対応して設けられ、垂直方向クロックに同期して動作する垂直方向シフトレジスタを有し、それぞれの第1ゲート線ごとに、第1ゲート線を活性化するかしないかを切り換える垂直制御信号と垂直方向シフトレジスタの出力との論理積に従って第1ゲート線を活性化するVゲート信号を出力する垂直方向駆動部と、各第2ゲート線に対応して設けられ、水平方向クロックに同期して動作する水平方向シフトレジスタを有し、それぞれの第2ゲート線ごとに、第2ゲート線を活性化するかしないかを切り換える水平制御信号と水平方向シフトレジスタの出力との論理積に従って第2ゲート線を活性化するHゲート信号を出力する水平方向駆動部とを備え、第1ゲート線と第2ゲート線のそれぞれをパーシャル駆動可能とする表示装置用の駆動回路と、表示装置用の駆動回路により駆動される画素回路とを備え、水平方向駆動部は、表示装置の全面を駆動する通常駆動モードと、パーシャル表示を行うエリア表示モードとのモード切換信号を読み込み、エリア表示モードが選択されたときは、水平制御信号と水平方向シフトレジスタの出力との論理積に従ってHゲート信号を出力し、通常駆動モードが選択されたときは、Hゲート信号を常時「High」として出力し、画素回路は、1画素を構成する複数のサブピクセルと、複数のサブピクセルのオンオフ制御を行うことで、各サブピクセルの第2トランジスタに接続されたデータ線のデータを表示させる1つの第1トランジスタとを備え、複数のサブピクセルは、1つの第1トランジスタの出力に共通して接続された第2トランジスタのそれぞれのゲートがオンすることで、データ線のデータを表示し、1つの第1トランジスタは、Hゲート信号に接続されたゲートがオンすることで、Vゲート信号を、サブピクセルの第2トランジスタのゲートに対して出力し、Vゲート信号およびHゲート信号により、パーシャル駆動に対応した画素表示を行い、エリア表示モードが選択されたときは、希望するHアドレスの第2ゲート線にHゲート信号を順次出力して活性化し、各第2ゲート線が活性化された間、希望するVアドレスの第1ゲート線にVゲート信号を順次出力して活性化するものである。
本発明によれば、ゲート線およびデータ線の両方をパーシャル駆動可能とする回路構成を備えることにより、所望のゲート線と所望のデータ線で規定される領域のパーシャル駆動を実現する表示装置を得ることができる。
本発明の実施の形態1におけるパーシャル駆動回路の構成および動作に関する説明図である。 本発明の実施の形態1におけるパーシャル駆動回路の構成および画素回路に関する説明図である。 本発明の実施の形態1における通常駆動時とパーシャル駆動時における駆動波形の対比を示した図である。 本発明の実施の形態1においてエリア表示モードが選択された時のタイミングチャートである。 本発明の実施の形態1における表示装置を回転させた際のゲート線、データ線の活性化領域を示した図である。 本発明の実施の形態1におけるエリア部分表示を行った際のゲート線、データ線の活性化領域を示した図である。 従来の液晶表示装置に用いられる駆動回路の一例を示したブロック図である。 図7に示した従来の液晶表示装置の出力切替部の回路図と、駆動波形の一例を示した図である。
以下、本発明の表示装置の好適な実施の形態につき図面を用いて説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1におけるパーシャル駆動回路の構成および動作に関する説明図である。図1に示したパネルは、垂直方向のシフトレジスタおよび垂直方向の駆動回路を含む垂直方向駆動部10と、水平方向のシフトレジスタおよび水平方向の駆動回路を含む水平方向駆動部20と、ビデオデータドライバ30とを含むパーシャル駆動回路を備えており、表示部100の所望の画素をパーシャル駆動することとなる。
なお、表示部100の内部構成としては、RGBのサブピクセルPix R、Pix G、Pix Bを単位とする1画素が、トランジスタT1により駆動される状態を例示している。
なお、図1で用いられている各信号線は、以下のものである。
VCLK:垂直方向のクロック信号
VOE:垂直方向のゲート活性化信号(=Vertical Output Enable信号)
Vgate:VCLKおよびVOEに基づいて、垂直方向駆動部10で生成される垂直方向ゲート信号
HCLK:水平方向のクロック信号
HOE:水平方向のゲート活性化信号(=Horizontal Output Enable信号)
HSET:データ線をパーシャル駆動するようにセットする信号であり、パーシャル駆動を行わない通常表示モードと、パーシャル駆動を行うエリア表示モードの切り換えを行う信号
Hgate:HCLK、HOE、およびHSETに基づいて、水平方向駆動部20で生成される水平方向ゲート信号
Npg:トランジスタT1の出力を、各サブピクセルに供給する信号線(Node−Pixel Gate)
また、図示は省略しているが、以下の信号も、パーシャル駆動に用いられる。
VSR:垂直方向駆動部10内の垂直方向シフトレジスタから出力される信号
HSR:水平方向駆動部20内の水平方向シフトレジスタから出力される信号
VST:垂直方向(1ライン毎)のスタート信号
トランジスタT1は、ゲートにHgate信号が接続されており、入力にVgate、出力にNpgが接続されている。また、各サブピクセルは、ビデオデータドライバ30の出力であるデータ線(R,G,B)と、Npgに接続されている。
垂直方向駆動部10は、活性化信号VOEとVSR信号との論理積(VOE*VSR)が「1」の場合に、Vgateを活性化する。
また、水平方向駆動部20は、通常駆動モード時には、Hgateを常に「H」として活性化し、パーシャル駆動モード時には、活性化信号HOEとHSR信号との論理積(HOE*HSR)が「1」の場合に、Hgateを活性化する。なお、水平方向駆動部20は、通常駆動モード時とパーシャル駆動モード時の切り換えを、HSET信号を読み取ることにより行う。
図2は、本発明の実施の形態1におけるパーシャル駆動回路の構成および画素回路に関する説明図である。基本的な構成は、先の図1と同じであるが、サブピクセル部分を、3つのトランジスタT2R、T2G、T2Bで表している。トランジスタT2Rは、ゲートに接続されたNpgにより、データRの表示、非表示が切り換えられる構成となっている。同様に、トランジスタT2Gは、ゲートに接続されたNpgにより、データGの表示、非表示が切り換えられる構成となっており、トランジスタT2Bは、ゲートに接続されたNpgにより、データBの表示、非表示が切り換えられる構成となっている。
なお、図2においては、水平方向駆動部20やHCLK信号は、ビデオデータドライバ30と相対する位置に配置された場合を例示しているが、垂直方向駆動部10と相対する位置に配置しても構わない。
図3は、本発明の実施の形態1における通常駆動時とパーシャル駆動時における駆動波形の対比を示した図である。図3(a)は、通常駆動時を示しており、トランジスタT1のGateが、常時「H」で導通状態である場合を示している。すなわち、この場合は、HCLK、HSRおよび水平方向駆動部20が停止しており、全Hgate=「H」の状態である。
VST信号の発生によって、VSRは動作開始するが、Vgate信号は、VOE信号が「H」の時に出力される。画素への表示データは、VSRの出力タイミング(VCLK1、2)に応じて、Vgateが「H→L」にトグリングすることで、データ線から入力される。このように、H系の信号は、停止状態にあり、V系の信号のみで駆動されることとなる。
一方、図3(b)は、エリア表示あるいは90度回転時(R=“Low”)の表示に相当するパーシャル駆動時を示しており、トランジスタT1のゲートが、HSRとHOEによる制御状態にある場合を示している。すなわち、この場合は、HCLK、HSR、および水平方向駆動部20が動作し始め、所望のHgate線が選択される。Hgate線が、選択されると、Hgate=「High」の状態になり、その結果、トランジスタT1のゲートが「High」となり、導通状態になる。
Vgate信号の発生は、VSRとVOE信号で制御される。そして、画素への表示データは、図3(a)を用いて説明した通常駆動時と同様に、VSRの出力タイミング(VCLK1、2)に応じて、Vgateが「H→L」にトグリングすることで、データ線から入力される。
図4は、本発明の実施の形態1においてエリア表示モードが選択された時のタイミングチャートである。より具体的には、水平方向がHgate=301〜800、垂直方向がVGate=1001〜1500で規定される領域をパーシャル表示する場合を図4(a)に示しており、その際の具体的なタイミングチャートを図4(b)に示している。
エリア表示モードが選択された時(または、90度回転検知時も同様)には、以下のような処理が行われる。
・V系駆動回路がリセットされ、H系動作が開始される。
・HCLKが動作開始し、安定動作したところで、図示していないが、HST信号が発生し、HSRが動作開始する。
・HSRが所望のH Addressに到達する(図4(a)では、Hgate300)と、VSR*HOE=1になり、これに呼応してHgate線が活性化する。
・Vgateの活性化は、XOE信号で制御され、VOE=「H」の時、Xgateが出力される。
・画素への表示データは、通常駆動時と同様に、VSRの出力タイミング(VCLK1、2)に応じて、Vgate「H→L」にトグリングすることで、データ線から入力される。
・VOEで選択された最終のVgateが活性化され、ビデオデータの書き込みが完了すると、次のY−CLKがトグリングし、次の書き込みが開始する。
・ソースドライバICからのデータ線へのビデオデータ書き込みは、選択されたHgateに接続される画素のみ行われる。
本発明の効果を、図5、図6を用いて説明する。
(効果1)表示装置を90度回転した際のデータ線のパーシャル駆動による効果
図5は、本発明の実施の形態1における表示装置を回転させた際のゲート線、データ線の活性化領域を示した図であり、具体的には、図5(a)〜図5(c)として、以下の状態を示している。
図5(a):通常使用時(90度回転させない状態)
表示部上部のみをパーシャル駆動する場合に、上部のみのゲート線と全データ線を駆動している。
図5(b):従来技術による90度回転時
データ線のパーシャル駆動機能を有していないため、表示部上部のみの表示にも拘らず、全ゲート線と全データ線を駆動しており、無駄な電力を消費している。
図5(c):本発明による90度回転時
データ線のパーシャル駆動機能を有しているため、全ゲート線を駆動するとともに、表示部分のデータ線をパーシャル駆動しており、90度回転時においても、低消費電力化を実現できる。
(効果2)エリア部分表示を行う際のデータ線のパーシャル駆動による効果
図6は、本発明の実施の形態1におけるエリア部分表示を行った際のゲート線、データ線の活性化領域を示した図であり、具体的には、図6(a)〜図6(d)として、以下の状態を示している。上段は、表示領域、下段は、本発明のパーシャル駆動機能を用いた場合のデータ書き込みのための活性化領域を示している。
図6(a):画面右上に、バッテリ状態や時間等を表示する場合
図6(b):部分的に動画を表示する場合
図6(c):部分的にピクチャを挿入する場合
図6(d):画面右端を表示する場合
従来技術であれば、全ゲート線+全データ線を駆動して、リフレッシュすべきところである。しかしながら、本発明のパーシャル駆動機能を用いることで、活性化領域が狭められ、低消費電力化が可能となる。
以上のように、本実施の形態1によれば、従来のパーシャル駆動がゲート線に対してのみであったのに対して、データ線のパーシャル駆動も可能としている。この結果、表示領域に応じて、ゲート線とデータ線の両方をパーシャル駆動することで、ゲート線のみのパーシャル駆動よりも、さらに低消費電力化が可能である。特に、通常使用時から90度回転した場合、およびエリア表示した場合に、有効である。
また、このようなパーシャル駆動機能を有することで、以下のような4種の駆動モードを、消費電力を抑えた状態で実現することが可能となる。
(モード1)通常駆動
(モード2)ゲート線のパーシャル駆動
(モード3)90度回転時のパーシャル駆動
(モード4)エリア表示駆動
10 垂直方向駆動部、20 水平方向駆動部、30 ビデオデータドライバ、100 表示部。

Claims (2)

  1. 各第1ゲート線に対応して設けられ、垂直方向クロックに同期して動作する垂直方向シフトレジスタを有し、それぞれの第1ゲート線ごとに、第1ゲート線を活性化するかしないかを切り換える垂直制御信号と前記垂直方向シフトレジスタの出力との論理積に従って第1ゲート線を活性化するVゲート信号を出力する垂直方向駆動部と、
    各第2ゲート線に対応して設けられ、水平方向クロックに同期して動作する水平方向シフトレジスタを有し、それぞれの第2ゲート線ごとに、第2ゲート線を活性化するかしないかを切り換える水平制御信号と前記水平方向シフトレジスタの出力との論理積に従って第2ゲート線を活性化するHゲート信号を出力する水平方向駆動部と
    第1ゲート線と第2ゲート線のそれぞれをパーシャル駆動可能とする表示装置用の駆動回路と、
    前記表示装置用の駆動回路により駆動される画素回路と
    を備え、
    前記水平方向駆動部は、
    表示装置の全面を駆動する通常駆動モードと、パーシャル表示を行うエリア表示モードとのモード切換信号を読み込み、
    前記エリア表示モードが選択されたときは、前記水平制御信号と前記水平方向シフトレジスタの出力との論理積に従って前記Hゲート信号を出力し、
    前記通常駆動モードが選択されたときは、前記Hゲート信号を常時「High」として出力し、
    前記画素回路は、
    1画素を構成する複数のサブピクセルと、
    前記複数のサブピクセルのオンオフ制御を行うことで、各サブピクセルの第2トランジスタに接続されたデータ線のデータを表示させる1つの第1トランジスタと
    を備え、
    前記複数のサブピクセルは、前記1つの第1トランジスタの出力に共通して接続された前記第2トランジスタのそれぞれのゲートがオンすることで、前記データ線のデータを表示し、
    前記1つの第1トランジスタは、前記Hゲート信号に接続されたゲートがオンすることで、前記Vゲート信号を、前記サブピクセルの第2トランジスタのゲートに対して出力し、
    前記Vゲート信号および前記Hゲート信号により、パーシャル駆動に対応した画素表示を行い、
    前記エリア表示モードが選択されたときにおいて、エリア表示領域は、複数のHアドレス及び複数のVアドレスによって規定され、前記複数のHアドレスの第2ゲート線に前記Hゲート信号を順次出力して活性化し、各Hアドレスの第2ゲート線が活性化された間、前記複数のVアドレスの第1ゲート線に前記Vゲート信号を順次出力して活性化する
    表示装置。
  2. 前記サブピクセルが液晶または有機ELのいずれかで構成されている請求項1に記載の表示装置。
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