JP6490637B2 - トラフ支持部材、トラフ支持部材の敷設方法およびトラフ橋 - Google Patents

トラフ支持部材、トラフ支持部材の敷設方法およびトラフ橋 Download PDF

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Description

本発明は、鉄道等の軌道に沿って形成され、トラフを設置することが可能な補助沈下防止部材を有するトラフ支持部材、トラフ支持部材の敷設方法およびこれらを用いたトラフ橋に関するものである。
従来、鉄道等の軌道に沿って、内部に電力ケーブルや信号ケーブル等が配置されるトラフが設置される場合がある。例えば、地面にトラフ支持部材を立設し、トラフ支持部材上にトラフ受け具を固定することでトラフ橋を形成し、このトラフ橋にトラフを設置することができる。
図18は、従来のトラフ橋110の一例を示す図である。トラフ橋110は、主に、トラフ支持部材100と、トラフ受け具101と、トラフ103等から構成される。また、トラフ支持部材100は、支柱107、根枷109、トラフ受け台102等から構成される。
地面105には、支柱107が打ちこまれる。支柱107の地面105に埋設される部位には、支柱107の長手方向に略垂直に根枷109が接合される。根枷109は、板状の部材である。支柱107の上端は地面105より突出する。支柱107の上部には、トラフ受け台102が固定される。トラフ支持部材100は、鉄道等の軌道に沿って、所定の間隔で配置される。
トラフ受け具101上には、所定の間隔で配置されたトラフ支持部材100にまたがるように、トラフ受け具101が配置される。トラフ受け具101は、例えばレール上の部材であり、上部にトラフ103が設置される。
従来のトラフ橋110は、例えば以下のようにして施工される。まず、トラフ支持部材100を設置する部位の地面105を掘削する。この際、少なくとも、根枷109が設置される深さであって、根枷109を設置可能な範囲の地面105を掘削する。
次に、根枷109を設置し、支柱107を所定の深さまで打ちこむ。その後、根枷109上を埋戻し、土を突き固める。支柱107の上部にトラフ受け台102を固定することで、トラフ支持部材100の設置が終了する。以上の工程を、鉄道等の軌道に沿って、所定の間隔で行い、トラフ支持部材100を所定間隔で設置する。
その後、トラフ受け具101を設置し、全長にわたって長手方向にトラフ受け具101同士を連結する。トラフ受け具101上には、トラフ103を配置し、必要に応じて、トラフ受け具101の所定の部位に、トラフ固定金具を設置してトラフ103を固定する。以上により、トラフ橋110の施工が完了する。
このような方法では、支柱107の沈下防止や倒れ防止のため、根枷109が用いられる。このため、根枷109を設置するための地盤の掘削作業に工数を要する。また、支柱107を打ちこんだ後に、掘削部を埋戻し、突き固める作業工数を要する。
これに対し、根枷を設置するための掘削を必要としないケーブルトラフ橋の施工方法等が提案されている(例えば特許文献1)。
特許文献1の方法では、一対の支持杭を用い、支持杭間の間隔を定めてトラフ橋の施工箇所に打ち込むものである。この方法では、両端に一対のリング状嵌め込み輪を有する保持杆が、打ち込んだ支持杭の上端側から、支持杭間に取り付けられる。また、保持杆上にケーブルトラフ橋の幅方向に伸縮調整可能とされたケーブルトラフ固定具を取り付け、取り付けられたケーブルトラフ固定具間にケーブルトラフが敷設される。
一対の支持杭を打ち込む際には、間隔調整支持具が用いられる。間隔調整支持具の両側の支持杭嵌め込み輪に支持杭を挿通してそれぞれの支持杭を打ちこむことで、支持杭同士の所定の間隔で打ちこむことができる。
特許文献1の方法によれば、根枷を用いないため、作業が容易である。また、掘削した残土の処理に困ることがない。さらに、部材の重量がきわめて軽量であり、ケーブルトラフの敷設コストがきわめて安価になしうる。
特開2015−142387号公報
しかし、特許文献1は、管状の支柱を使用するために、硬い地面の場合には摩擦力により打ちこみにくい。また、管状の支柱を2本別々に打ち込んで2本の支柱間距離を調整するため、間隔調整用の支持具を使用する必要がある。このため、間隔調整支持具の着脱作業を必要とするため、作業性が悪い。
また、2本の杭を打ち込んだ後に、支持杭嵌め込み輪を支持杭に挿通させて、保持杆を支持杭間に取り付け、さらにトラフ橋の幅方向に伸縮調整可能とされたケーブルトラフ固定具を取り付ける等作業が複雑である。また、トラフ支持部材上にトラフを設置し、トラフにケーブルを収容した時に、トラフ支持部材が沈下するおそれがある。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたもので、作業が容易であり、トラフ支持部材の沈下や転倒を防止することが可能な補助沈下防止部材を有するトラフ支持部材、トラフ支持部材の敷設方法およびこれらを用いたトラフ橋を提供することを目的とする。
前述した目的を達成するために第1の発明は、所定長さの少なくとも2本の支柱が略平行に所定間隔をあけて、前記支柱の頭部近傍で固定部材にて固定されており、前記固定部材は、上部に設けられるトラフ受け具設置部材と、下部に設けられる沈下防止部材と、を具備し、前記固定部材の上面がトラフ受け具設置面であり、前記固定部材の下面が沈下防止面で、さらに前記固定部材の下方に、補助沈下防止部材が着脱可能に設けられていることを特徴とするトラフ支持部材である。
前記補助沈下防止部材の少なくとも一方の端部が、一方の前記支柱に設けられた孔にボルト固定されてもよい。また、前記補助沈下防止部材の他方の端部には、爪部が形成され、前記爪部が前記支柱に引っかかることにより、前記補助沈下防止部材が前記支柱に固定されてもよい。
前記補助沈下防止部材の他方の端部には孔が形成され、前記補助沈下防止部材の両方の端部が、それぞれの前記支柱に設けられた孔にボルト固定されてもよい。
前記補助沈下防止部材の両側の固定部にそれぞれ形成された孔は、長穴または併設して形成された複数の孔であり、前記補助沈下防止部材は、前記支柱に設けられた孔と前記長穴または併設して形成された複数の孔とを用いて、前記支柱の孔にボルト固定されることにより、前記固定部材に対して平行あるいは斜めに取り付け可能であってもよい。
前記支柱の所定位置に水抜き孔が形成されてもよい。
前記支柱の下端部が鋭角に形成されていることが望ましい。
前記固定部材は、上部に設けられるトラフ受け具設置部材と、下部に設けられる沈下防止部材と、を具備し、前記トラフ受け具設置部材と、前記沈下防止部材とが隙間をあけて配置され、前記トラフ受け具設置部材の上面の前記トラフ受け具の設置面と、前記沈下防止部材の下面の前記沈下防止面は、それぞれ平坦に略平行に形成されていて、前記沈下防止部材の下方に、前記補助沈下防止部材が着脱可能に設けられていてもよい。
前記固定部材は、前記支柱の上端から所定距離下方に設けられ、前記固定部材の上方に、前記支柱の上端が突出してもよい。
第1の発明によれば、2本の支柱が固定部材で固定されているため、支柱を個別に打ち込む必要がない。また、支柱を打ちこむ際に、別途間隔調整治具などが不要である。また、2本の支柱を用いるため、根枷がなくても転倒などを防止することができる。このため、根枷を設置するための地盤の掘削が不要となり、埋め戻し作業および突き固め作業も不要となる。このため、支柱の設置が容易である。
また、固定部材の下面が地面と接触して、沈下防止面として機能する。このため、支柱が所定以上深くに沈下することを防止することができる。
また、固定部材が支柱と溶接で固定されれば、組立作業が不要である。また、また、固定部材が支柱とボルトで固定されれば、ばらして運搬などができるため、保管、運搬が容易である。
また、固定部材の下方に補助沈下防止部材を着脱可能とすることで、より確実に、支柱が所定以上深くに沈下することを防止することができる。例えば、地面の不陸によって、固定部材の下面を地面に接触させることが困難な場合でも、補助沈下防止部材を用いることで、支柱の沈下を防止することができる。
また、補助沈下防止部材が、固定部材に対して斜めに取り付け可能であれば、地面が水平ではない場合にも、補助沈下防止部材を確実に地面に面接触させることができる。このため、設置場所が斜面である場合においても、支柱の沈下を防止することができる。
また、補助沈下防止部材は、一方の端部が、一方の支柱に設けられた孔にボルト固定されるようにすれば、補助沈下防止部材を支柱に取り付ける作業が容易である。
また、補助沈下防止部材の両方の端部を、それぞれの支柱に設けられた孔にボルトで固定することで、確実に、補助沈下防止部材を支柱に固定することができる。
支柱の所定位置に水抜き孔を形成することで、支柱の設置部において地面を流れる水が堰き止められることがない。このため、トラフ橋に沿って、水たまりが形成されることを抑制することができる。
また、支柱の下端部を鋭角に形成することで、支柱を地面に打ち込む作業が容易となる。
また、固定部材が、上部に設けられるトラフ受け具設置部材と、下部に設けられる沈下防止部材とによって構成されることで、トラフ受け具の設置面と、沈下防止面との隙間を大きくとることができる。このため、トラフを設置した際に、地面とトラフ下面との間に隙間を形成することができる。この結果、トラフによって、水が堰き止められることを防止することができる。
この際、トラフ受け具設置部材の上面のトラフ受け具の設置面と、沈下防止部材の下面の沈下防止面が、それぞれ平坦に略平行に形成されるため、トラフ受け具の設置が容易であるとともに、沈下防止面を地面に確実に面接触させることができる。
また、固定部材が、支柱の上端から所定距離下方に設けられ、固定部材の上方に、支柱の上端が突出するようにすることで、支柱の上部を、トラフ受け具のガイドとして利用することができる。
第2の発明は、第1の発明にかかるトラフ支持部材を地面に打ち込んだ後で、少なくとも一方の前記支柱に設けられたボルト孔に、前記補助沈下防止部材の一方の端部を固定することを特徴とするトラフ支持部材の敷設方法である。
補助沈下防止部材を固定した後、前記固定部材の上面にトラフ受け具を固定してもよい。
第2の発明によれば、地面の不陸によって、固定部材の下面を地面に接触させることが困難な場合でも、補助沈下防止部材を用いることで、支柱の沈下を防止することができる。
また、トラフ受け具を固定することで、上部にトラフを設置することが可能なトラフ橋を施工することができる。
第3の発明は、トラフ支持部材と、前記トラフ支持部材上に設けられるトラフ受け具と、前記トラフ受け具を連結する連結部材と、を具備し、前記トラフ支持部材は、所定長さの少なくとも2本の支柱が略平行に所定間隔をあけて、前記支柱の頭部近傍で固定部材にて固定されており、前記固定部材は、上部に設けられるトラフ受け具設置部材と、下部に設けられる沈下防止部材とから形成され、複数の前記トラフ支持部材が所定の間隔をあけて配置され、複数の前記トラフ支持部材にまたがるように、前記固定部材のトラフ受け具設置部材の上面に前記トラフ受け具が配置され、少なくとも一部の前記沈下防止部材の下方に、補助沈下防止部材が着脱可能に設けられ、前記補助沈下防止部材の沈下防止面が、地面に接触し、前記連結部材は、前記トラフ受け具の端部を挿入可能な空間と、前記空間に突出する係止爪と、を具備し、前記連結部材の両端から、前記トラフ受け具の端部が挿入されて、長手方向に前記トラフ受け具が連結され、前記係止爪が、少なくとも一方の前記トラフ受け具に設けられた係止部に係止されることを特徴とするトラフ橋である。
第3の発明によれば、トラフ受け具同士を長手方向に容易に連結することができる。また、連結部材にトラフ受け具を差し込むため、多少の長さ方向のずれを連結部材の内部で吸収することができる。また、係止爪と係止部によって、連結部材からトラフ受け具が抜けることを防止することができる。
本発明によれば、作業が容易であり、トラフ支持部材の沈下や店頭を防止することが可能な補助沈下防止部材を有するトラフ支持部材、トラフ支持部材の敷設方法およびトラフ橋を提供することができる。
トラフ支持部材1を示す斜視図。 トラフ支持部材1を示す斜視図。 他のトラフ支持部材1を示す正面図 トラフ支持部材1を地面に打ち込んだ状態を示す図。 図4のA−A線断面図。 トラフ支持部材1を所定間隔で設置した状態を示す図。 トラフ支持部材1にトラフ受け具27を設置した状態を示す図。 連結部材31を示す斜視図。 トラフ受け具27の連結部近傍を示す拡大図 連結部材31とトラフ受け具27の係止部の断面図。 トラフ受け具27上にトラフ41を設置した状態を示す図。 トラフ支持部材1を所定間隔で設置した状態を示す図。 補助沈下防止部材45を示す斜視図。 トラフ支持部材1に補助沈下防止部材45を固定した状態を示す図。 図4のF−F線断面図。 補助沈下防止部材45の他の固定状態を示す図で、(a)は正面図、(b)は(a)のG−G線断面図。 補助沈下防止部材45の他の固定状態を示す図。 従来のトラフ橋110を示す図。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。図1、図2は、トラフ支持部材1を示す図で、図1は一方の側から見た斜視図、図2は他方の側から見た斜視図である。トラフ支持部材1は、主に、支柱3、固定部材5等から構成される。
支柱3は、例えばL字状の断面形状の部材である。なお、支柱3の断面形状はL字状に限られず、例えばU字状など、任意の形状でよいが、筒状の閉断面形状ではないことが望ましい。支柱3が筒形状であると、支柱3を地面に打ち込む際に、支柱3の内部に石や土が詰まり、抵抗が大きくなるため、打ちこむことが困難になるためである。
なお、支柱3をより打ちこみやすくするため、支柱3の下端部は、鋭角に形成されている。また、所定長さの少なくとも2本の支柱3は、略平行に所定間隔をあけて、支柱3の頭部13近傍で固定部材5にて固定されて連結される。
固定部材5は、上部に設けられるトラフ受け具設置部材7と、下部に設けられる沈下防止部材9からなる。トラフ受け具設置部材7と、沈下防止部材9は、隙間をあけて配置される。トラフ受け具設置部材7の上面は、トラフ受け具設置面15となる。また、沈下防止部材9の下面は、沈下防止面17となる。
トラフ受け具設置面15は、後述するトラフ受け具が設置される部位である。また、沈下防止面17は、トラフ支持部材1を地面に打ち込んだ際に、地面と接触し、それ以上支柱3が深くに沈下されることを防止する部位である。トラフ受け具設置面15と沈下防止面17とは、それぞれ平坦に略平行に形成される。
なお、固定部材5は、トラフ受け具設置部材7と沈下防止部材9とが一体で構成されてもよい。この場合でも、固定部材5の上面がトラフ受け具設置面15であり、固定部材5の下面が沈下防止面17となり、トラフ受け具設置面15と沈下防止面17とは、それぞれ平坦に略平行に形成される。
固定部材5は、支柱3の上端(頭部13)から所定距離下方に設けられる。このため、固定部材5の上方に、支柱3の上端が突出する。固定部材5は、支柱3と溶接部19により固定されている。すなわち、トラフ受け具設置部材7と沈下防止部材9は、それぞれ、両端部が支柱3に溶接によって固定される。
なお、図3に示すように、固定部材5が、支柱3とボルト23で固定されてもよい。この場合には、トラフ受け具設置部材7と沈下防止部材9は、それぞれ、両端部が折曲げられて、折曲げ部には図示を省略した孔が形成される。また、折曲げ部が当接する支柱3にも同様に孔が設けられ、折曲げ部と支柱3とを貫通するボルト23によって、両者が固定される。なお、以下の図においては、溶接部19およびボルト23の図示を省略する。
トラフ受け具設置部材(トラフ受け具設置面15)には、孔16が設けられる。孔16は、後述するトラフ受け具を設置する際に用いられる。また、それぞれの支柱3には、同一方向に向けて孔11が設けられる。孔11は、沈下防止部材9の下部に設けられる。孔11は、後述する補助沈下防止部材を固定する部位である。
また、図2に示すように、支柱3の所定位置には、水抜き孔21が形成される。水抜き孔21は、沈下防止部材9のわずかに上方に設けられる。例えば、水抜き孔21は、トラフ受け具設置部材7と沈下防止部材9との間に設けられる。なお、水抜き孔21は、トラフ受け具設置部材7と沈下防止部材9の間だけでなく、沈下防止部材9の下部にも所定間隔で複数個、両方の支柱3の対応する同一の位置にそれぞれ設けてもよい。このように、支柱3の下端部方向に水抜き孔21を多く設けることにより、地表面近傍の支柱3の地中埋設部に水が溜ることで地盤が緩むことを防止することができる。
次に、トラフ支持部材の敷設方法について説明する。まず、図4に示すように、トラフ支持部材1を地面25に打ち込む(図中矢印B)。この際、必要に応じて、支柱3の頭部13に当て治具などを装着して、当て治具の上方からハンマーなどで両方の支柱3を交互に叩くことで、トラフ支持部材1を地面に打ち込むことができる。
ここで、トラフ支持部材1の打ち込み深さは、例えば、トラフ受け具27上に配置固定される図示しないトラフを含めたトラフ支持部材1の全長の75%に設定することができる。尚、この打ち込み深さは、トラフ支持部材1を打ち込む斜面の傾斜角度、土質、打ち込み時の荷重などを考慮して適宜設定を変更することができる。
図5は、図4のA−A線断面図であり、固定部材5近傍の断面図である。トラフ支持部材1は、固定部材5の下面が地面25に接触する深さまで、地面25に打ち込まれる。すなわち、トラフ支持部材1は、沈下防止部材9の下面の沈下防止面17が地面25に接するまで打ち込まれる。沈下防止面17は、平坦であって、支柱3の長手方向に垂直な面であるため、地面25と面接触する。したがって、支柱3が、地面25に対して沈下することが抑制される。
以上の方法によって、図6に示すように、鉄道等の軌道に沿って、所定の間隔でトラフ支持部材1を配置する。なお、トラフ支持部材1を所定の位置に配置するために、施工治具等を用いてもよい。施工治具を地面に配置し、施工治具に所定の間隔で設けられる位置決め部にトラフ支持部材1を配置して打ち込むことで、トラフ支持部材1を所定の間隔で設置することができる。
次に、図7に示すように、所定の間隔で配置されたトラフ支持部材1にまたがるように、固定部材5の上面にトラフ受け具27を配置する。すなわち、トラフ受け具27は、トラフ受け具設置部材7の上面のトラフ受け具設置面15上に設置される。
トラフ受け具27は、例えば一対のL字状の形鋼が所定の間隔でほぼ平行に連結された部材である。すなわち、トラフ受け具27は、幅方向に互いに対向してL字状部材が配置される。
なお、トラフ受け具27の幅は、支柱3同士の間隔よりも狭いため、トラフ受け具27を固定部材5上に設置した際に、トラフ受け具27は支柱3の間に設置することができる。また、前述したように、支柱3の上部が固定部材5の上部に突出するため、支柱3の上部をトラフ受け具27の設置のためのガイド部として利用することができる。
トラフ受け具27の両端部近傍には、係止部29が設けられる。係止部29は、トラフ受け具27の幅方向に互いに対向して配置されるL字状部材の壁部に設けられる。係止部29は、L字状部材の壁部の一部が切りかかれた部位となる。係止部29は、トラフ受け具27同士を連結する際に使用される部位である。
図8は、トラフ受け具27同士を連結する際に使用される連結部材31を示す斜視図である。連結部材31は、トラフ受け具27の端部を挿入可能な空間33と、空間33に突出する係止爪35と有する部材である。
連結部材31は、板状の部材が屈曲して構成され、L字状の一端側が、隙間を開けて内側に折り返されて形成される。すなわち、折り返し部の隙間が、空間33となる。なお、連結部材31の空間33の幅は、トラフ受け具27の厚みよりも大きく、連結部材31の空間33の高さは、トラフ受け具27のL字状部材の高さよりも高い。
係止爪35は、空間33に対応する部位の一部が切り欠かれて、空間33側に折り込まれた部位である。なお、係止爪35は、連結部材31の一方の端部近傍に形成され、係止爪35の先端が、逆側の端部側に向けて形成される。
図9は、トラフ受け具27がトラフ支持部材1上に固定された状態を示す図である。トラフ受け具27をトラフ支持部材1の固定部材5上に配置した状態で、固定部材5と対向する部位に固定部材37を配置し、ボルト39で固定部材37が固定される。ボルト39は、トラフ受け具設置部材7に設けられた孔16(図1等参照)を貫通して固定される。以上により、トラフ受け具27は、固定部材5と固定部材37で挟み込まれて固定される。
また、長手方向に対向するトラフ受け具27は、それぞれ連結部材31の両側から挿入される。連結部材31は一対使用され、トラフ受け具27の幅方向のL字状部材の端部がそれぞれ挿入される。すなわち、連結部材31の両端から、トラフ受け具27の端部が挿入されて、長手方向にトラフ受け具27が連結される。
図10は、図9のC部近傍の断面図である。前述したように、トラフ受け具27の先端は、連結部材31の空間33にスライド挿入される。この際、トラフ受け具27を所定の長さ連結部材31に挿入すると、連結部材31の係止爪35がトラフ受け具27の係止部29に嵌まり、連結部材31とトラフ受け具27が係止される。すなわち、係止爪35が、連結部材31の両側から挿入されるトラフ受け具27の内、少なくとも一方のトラフ受け具27の係止部29に係止される。
以上により、トラフ受け具27を長手方向に連結する。図11は、トラフ橋50を示す図である。図11に示すように、トラフ受け具27の上部にトラフ41を配置する。なお、前述したように、沈下防止面17が地面25に接触し、沈下防止面17とトラフ受け具設置面15とが、隙間をあけて配置される(図5参照)。このため、トラフ41を設置した際に、トラフ41の下部に地面25との間に隙間43が形成される。したがって、トラフ41によって、雨水などが堰き止められることを防止することができる。
尚、特に図示しないが、トラフ受け具27上へのトラフ41の固定は、トラフ受け具27にトラフ固定用の固定金具を取り付け、その固定金具により、トラフ41の底部に形成されるリブを押さえることで固定したり、鉄製の結束バンドで、トラフ41を直接固定したりすることができる。
以上、本実施の形態によれば、一対の支柱3が固定部材5で固定されており、トラフ支持部材1の倒れを防止することができる。また、間隔調整治具などが不要であり、先端が鋭角に形成されているため、打ち込み作業が良好である。また、支柱3として管状でなくL字状やU字状などの形鋼を使用しているため、硬い岩や石が管の内部に詰まることがなく、打ち込みが容易である。
また、沈下防止部材9によって、支柱3がそれ以上地中に沈下することが防止される。このため、根枷などの部材を用いることなく、支柱の沈下を防止することができる。また、地震などにより、地中に埋設された支柱3に応力がかかった場合でも、地面25に接触する支柱3の沈下防止部材9により支持されているので変形することを抑制することができる。
また、沈下防止部材9とトラフ受け具設置部材7を別に設けて、間に隙間をあけることで、トラフ41を設置した際に、トラフ41と地面25との間に隙間43を形成することができる。このため、トラフ41によって、水等が堰き止められることを防止することができる。なお、トラフ支持部材1においては、水抜き孔21によって水が流れるため、水の流れを堰き止めることがない。
また、沈下防止部材9とトラフ受け具設置部材7を、一対の支柱3の固定部材5として利用するため、支柱3を確実に連結して固定し、補強することができる。
また、固定部材5が、支柱3の頭部13から所定距離低い位置に設けられるため、支柱3の上部を、トラフ受け具設置面15から上方に突出させることができる。このため、支柱3の上部を、トラフ受け具27の設置のためのガイドとして使用することができる。
また、トラフ受け具27同士を連結する連結部材31を用いることで、トラフ受け具27の設置および連結が容易である。この際、トラフ受け具27の係止部29が、連結部材31に係止爪35によって係止されるため、トラフ受け具27が連結部材31から抜けることを防止することができる。
なお、係止されていない側のトラフ受け具27は、連結部材31に対して移動可能であるが、トラフ支持部材1上に設置されたトラフ受け具27は、固定部材37によって軸方向への移動量が規制される。このため、トラフ受け具27が連結部材31から抜けることがない。また、連結部材31によって、トラフ受け具27に多少のスライド代が設けられるため、トラフ受け具27の長手方向の位置ずれも吸収可能である。
次に、他の実施形態について説明する。図12は、トラフ支持部材1を所定間隔で設置した状態を示す図である。本実施形態では、地面25に不陸があり、地面25の一部が低くなっている。したがって、図の中央のトラフ支持部材1を地面25に対して、他のトラフ支持部材1と同様に設置してしまうと、当該部位のみ低くなってしまう。この場合に、トラフ41を水平に配置するためには(図中E)、対象となるトラフ支持部材1の、当該部位における地面25からの打ちこみ量を少なくする必要がある。
この場合には、補助沈下防止部材45が用いられる。図13は、補助沈下防止部材45を示す斜視図である。補助沈下防止部材45は、正面視において略U字状であり、側面視において略L字状の部材である。
補助沈下防止部材45の下面は平坦な沈下防止面47となる。補助沈下防止部材45の幅方向の両側には、沈下防止面47に対してほぼ垂直に、固定部48が設けられる。固定部48には、長穴49が設けられる。なお、長穴に代えて、複数の孔を併設してもよい。
図14は、図12のD部におけるトラフ支持部材1の正面図であり、図15は、図14のF−F線断面図である。前述したように、地面25が低いため、トラフ支持部材1の沈下防止部材9は、地面25とは接触せず、地面25よりも高い位置に配置される。一方、支柱3には、補助沈下防止部材45の固定部48が配置されて、ボルト51によって固定される。なお、ボルト51は、固定部48の長穴49と、支柱3の孔11を貫通するように配置される。
このように、補助沈下防止部材45は、固定部材5の下方に着脱可能であるため、不要な場合には、取り外すことができる。すなわち、沈下防止部材9を地面25に接触させることができる部位では、補助沈下防止部材45を装着する必要がない。したがって、所定の間隔で配置された複数のトラフ支持部材1の内、少なくとも一部のトラフ支持部材1については、固定部材5の下面が地面25に接触する。
なお、補助沈下防止部材45の固定位置は、長穴49によって調整可能である。すなわち、補助沈下防止部材45の沈下防止面47は、トラフ支持部材1の沈下防止面17よりも低い位置の任意の位置に調整可能である。
このようにして、トラフ支持部材1を地面に打ち込んだ後で、支柱3に設けられた孔11に、補助沈下防止部材45を固定することで、補助沈下防止部材45の沈下防止面47を地面25に接触させることができる。このため、それ以上、トラフ支持部材1が地面25に沈下することを防止することができる。
このように、補助沈下防止部材45を固定した後、トラフ支持部材1の固定部材5の上面(トラフ受け具設置面15)にトラフ受け具27を設置して固定することで、トラフ橋を施工することができる。
なお、図14に示す例では、補助沈下防止部材45の両方の端部(固定部48)が、それぞれの支柱3に設けられた孔11にボルト51で固定される例を示したが、これに限られない。例えば、補助沈下防止部材45の一方の端部(固定部48)のみが、それぞれの支柱3に設けられた孔11にボルト51で固定されてもよい。
図16(a)は、補助沈下防止部材45の他の固定構造を示す正面図、図16(b)は、図16(a)のG−G線断面図である。本実施形態では、補助沈下防止部材45には、一方のみに長穴49が設けられる。補助沈下防止部材の他方の側には、支柱3の端部に引っかかるように爪部53が設けられる。
本実施形態では、爪部53が支柱3に引っかかっているため、支柱3に対して傾きが規制される。したがって、補助沈下防止部材45は、支柱3に対して、多少の傾斜は許容されたとしても、支柱3に対してほぼ垂直に取り付けることができる。このため、沈下防止面47を支柱3に対してほぼ垂直に維持することができる。
このように、補助沈下防止部材45は、少なくとも一方の端部を、いずれかの支柱3に固定することで、沈下防止面47を地面25に対して面接触させることができ、トラフ支持部材1の沈下を防止することができる。
また、上述した実施形態では、地面25がトラフ支持部材1に対してほぼ垂直である場合(すなわち、地面25が略水平である場合)を示したが、地面25がトラフ支持部材1の幅方向に傾斜していてもよい。
図17は、傾斜した地面25にトラフ支持部材1を設置した状態を示す図である。この場合でも、トラフ支持部材1は、鉛直方向に設置される。このため、沈下防止面が支柱3に対して垂直に形成されていると、沈下防止面を地面25に面接触させることができない。
例えば、長穴49の穴幅をボルト径より幅広に形成し、それぞれの支柱3に対して、補助沈下防止部材45の両方の固定部48をそれぞれ固定することで、補助沈下防止部材45を固定部材5に対して平行あるいは斜めに取り付け可能である。
このように、補助沈下防止部材45を用いることで、地面25が低い部位や傾斜面でも、トラフ受け具設置面15の高さを維持した状態で、トラフ支持部材1の沈下を防止することができる。
また、地震などで、地面25の地中の土砂の状態が変化しても、補助沈下防止部材45が支柱に固定されることで、トラフ支持部材1の剛性が向上して、支柱3の間隔がほぼ一定に保たれることから、トラフ支持部材1が傾くことがない。
また、補助沈下防止部材45を用いる場合には、前述した水抜き孔21は、トラフ受け具設置部材7と沈下防止部材9の間だけでなく、沈下防止部材9の下部にも所定間隔で複数個、両方の支柱3の対応する同一の位置にそれぞれ設けてもよい。このように水抜き孔21を配置することにより、補助沈下防止部材45を設けた時に、補助沈下防止部材45近傍に雨水などがたまることを防止することをできる。
以上、添付図を参照しながら、本発明の実施の形態を説明したが、本発明の技術的範囲は、前述した実施の形態に左右されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1………トラフ支持部材
3………支柱
5………固定部材
7………トラフ受け具設置部材
9………沈下防止部材
11………孔
13………頭部
15………トラフ受け具設置面
16………孔
17………沈下防止面
19………溶接部
21………水抜き孔
23………ボルト
25………地面
27………トラフ受け具
29………係止部
31………連結部材
33………空間
35………係止爪
37………固定部材
39………ボルト
41………トラフ
43………隙間
45………補助沈下防止部材
47………沈下防止面
48………固定部
49………長穴
50………トラフ橋
51………ボルト
53………爪部
100………トラフ支持部材
101………トラフ受け具
102………トラフ受け台
103………トラフ
105………地面
107………支柱
109………根枷
110………トラフ橋

Claims (12)

  1. 所定長さの少なくとも2本の支柱が略平行に所定間隔をあけて、前記支柱の頭部近傍で固定部材にて固定されており、
    前記固定部材は、上部に設けられるトラフ受け具設置部材と、
    下部に設けられる沈下防止部材と、
    を具備し、
    前記固定部材の上面がトラフ受け具設置面であり、
    前記固定部材の下面が沈下防止面で
    さらに前記固定部材の下方に、補助沈下防止部材が着脱可能に設けられていることを特徴とするトラフ支持部材。
  2. 前記補助沈下防止部材の少なくとも一方の端部が、一方の前記支柱に設けられた孔にボルト固定されることを特徴とする請求項に記載のトラフ支持部材。
  3. 前記補助沈下防止部材の他方の端部には爪部が形成され、
    前記爪部が前記支柱に引っかかることで、前記補助沈下防止部材が前記支柱に固定されることを特徴とする請求項2に記載のトラフ支持部材。
  4. 前記補助沈下防止部材の他方の端部には孔が形成され、
    前記補助沈下防止部材の両方の端部が、それぞれの前記支柱に設けられた孔にボルト固定されることを特徴とする請求項に記載のトラフ支持部材。
  5. 前記補助沈下防止部材の両側の固定部にそれぞれ形成された孔は、長穴または併設して形成された複数の孔であり、
    前記補助沈下防止部材は、前記支柱に設けられた孔と前記長穴または併設して形成された複数の孔とを用いて、前記支柱の孔にボルト固定されることにより、
    前記固定部材に対して平行あるいは斜めに取り付け可能であることを特徴とする請求項記載のトラフ支持部材。
  6. 前記支柱の所定位置に水抜き孔が形成されていることを特徴とする請求項1から請求項のいずれかに記載のトラフ支持部材。
  7. 前記支柱の下端部が鋭角に形成されていることを特徴とする請求項1から請求項のいずれかに記載のトラフ支持部材。
  8. 前記トラフ受け具設置部材と、前記沈下防止部材とが隙間をあけて配置され、
    前記トラフ受け具設置部材の上面の前記トラフ受け具設置面と、
    前記沈下防止部材の下面の前記沈下防止面は、それぞれ平坦に略平行に形成されていて、
    前記沈下防止部材の下方に、前記補助沈下防止部材が着脱可能に設けられていることを特徴とする請求項1から請求項のいずれかに記載のトラフ支持部材。
  9. 前記固定部材は、前記支柱の上端から所定距離下方に設けられ、前記固定部材の上方に、上端が突出することを特徴とする請求項に記載のトラフ支持部材。
  10. 請求項記載のトラフ支持部材を地面に打ち込んだ後で、少なくとも一方の前記支柱に設けられたボルト孔に、前記補助沈下防止部材の一方の端部を固定することを特徴とするトラフ支持部材の敷設方法。
  11. 前記補助沈下防止部材を固定した後、前記固定部材の上面にトラフ受け具を固定することを特徴とする請求項10に記載のトラフ支持部材の敷設方法。
  12. トラフ支持部材と、
    前記トラフ支持部材上に設けられるトラフ受け具と、
    前記トラフ受け具を連結する連結部材と、
    を具備し、
    前記トラフ支持部材は、所定長さの少なくとも2本の支柱が略平行に所定間隔をあけて、前記支柱の頭部近傍で固定部材にて固定されており、
    前記固定部材は、上部に設けられるトラフ受け具設置部材と、下部に設けられる沈下防止部材とから形成され、
    複数の前記トラフ支持部材が所定の間隔をあけて配置され、
    複数の前記トラフ支持部材にまたがるように、前記固定部材のトラフ受け具設置部材の上面に前記トラフ受け具が配置され、
    少なくとも一部の前記沈下防止部材の下方に、補助沈下防止部材が着脱可能に設けられ、
    前記補助沈下防止部材の沈下防止面が、地面に接触し、
    前記連結部材は、前記トラフ受け具の端部を挿入可能な空間と、
    前記空間に突出する係止爪と、を具備し、
    前記連結部材の両端から、前記トラフ受け具の端部が挿入されて、長手方向に前記トラフ受け具が連結され、前記係止爪が、少なくとも一方の前記トラフ受け具に設けられた係止部に係止されることを特徴とするトラフ橋。
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