JP6490037B2 - 移動可能な台車に支持されたロボットを備えるロボットシステム - Google Patents

移動可能な台車に支持されたロボットを備えるロボットシステム Download PDF

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Description

本発明は、移動可能な台車に支持されたロボットを備えるロボットシステムに関する。
従来の技術においては、走行台車にロボットを配置して走行台車が移動することにより、ロボットの作業領域を拡大するロボットシステムが知られている。例えば、ロボットが固定された走行台車が地面に敷設されたレール上を走行することが知られている。走行台車は、高精度で位置を決めることが可能である一方で、走行の為に必要なレール等の専用の設備が必要になる。また、設置後に設備を容易に変更することができないために、生産工程および生産方法等の変更に容易に対応できないという欠点がある。
一方で、任意の方向に動く台車の上にロボットを配置して、ロボットを作業領域まで移動する装置が知られている(たとえば、特許第5061965号公報および特開平11−58273号公報)。この装置では、台車の上にロボットが配置されているために、台車の移動に伴うロボットの位置決め精度が保証されないという問題がある。この装置では、カメラや力センサを用いることにより台車の位置のずれを計測する。そして、所定の位置からずれた量についてロボットの動作を補正する。ロボットの教示位置を計算によって補正することにより、台車が所定の位置からずれていてもロボットが正しい作業を実施することができる。
また、特許第4820395号公報には、双腕ロボットが行う作業の位置が移動した場合に、双腕ロボットが自力で作業位置を修正できるシステムが開示されている。このシステムでは、自動で台車の位置を調整することが開示されている。
視覚センサについては、特開2004−138462号公報に、ワークの位置および姿勢が変化してもワークの3次元の位置および姿勢を正確に計測する3次元視覚センサが開示されている。また、特許第2602812号公報には、台車に装着された3台の視覚センサを用いて、第1のマーク、第2のマーク、および第3のマークを撮像し、物体の3次元の位置および姿勢を計測する方法が開示されている。
特許第5061965号公報 特開平11−58273号公報 特許第4820395号公報 特開2004−138462号公報 特許第2602812号公報
台車を備えるロボットシステムでは、ロボットの教示位置を計算によって補正する方法ではロボットが作業を実施できない場合がある。例えば、工作機械の扉を開いて加工室の内部でロボットが作業を行う場合がある。ロボットは、狭い開口部からアームを加工室に挿入して作業を行う必要がある。ところが、ロボットを支持する台車の位置が不適切である場合には、ロボットの教示位置を補正してもロボットが工作機械に干渉してしまう場合がある。このため、正確な位置決め機構を有しない台車であっても、ある程度の精度で台車の位置を調整することが好ましい。
作業者が台車の位置を決める場合に、台車を配置する領域に目印を配置して、台車が目印に合うように位置を決める方法が考えられる。または、台車を突き当てる治具などを設置して台車の位置を決める方法が考えられる。しかしながら、ロボットのアーム長および作業を行うワークなどに依存して、台車を配置する適切な位置が変化する。このために、多くの品種の対応が必要なシステムにおいては、複数の目印または複数の治具を用意する必要がある。また、作業者は、ロボットシステムの構成を熟知した上で台車を配置しなくてはならないという問題がある。
上記の特許第4820395号公報に開示されている装置では、所望の位置に台車を配置することができる。しかしながら、台車を移動する駆動装置および作業台をロボットが把持する機構などの専用の装置が必要であるために、ロボットシステムの構造が複雑になるという問題がある。
本発明のロボットシステムは、予め定められた作業を行うロボットと、ロボットを支持し、作業者の操作により移動する台車とを備える。ロボットシステムは、ロボットの手首部固定された1個の視覚センサと、ロボットが作業を行う時に台車が配置される作業場所に配置された第1のマークおよび第2のマークとを備える。ロボットシステムは、視覚センサにて取得した情報を処理する演算処理装置を含み、ロボットの動作を制御する制御装置と、演算処理装置にて処理した結果を表示する表示器とを備える。制御装置は、台車が作業場所まで移動した状態で視覚センサにて第1のマークを撮像した後に、第2のマークを撮像する位置に視覚センサを移動するようにロボットの位置および姿勢を変更し、視覚センサにて第2のマークを撮像する。演算処理装置は、視覚センサが撮像した画像に基づいて、第1のマークおよび第2のマークの位置を取得する位置取得部を含む。演算処理装置は、位置取得部にて取得した第1のマークおよび第2のマークの位置に基づいて、ロボットが予め定められた判定範囲内の位置に配置されているか否かを判定する判定部を含む。判定部は、ロボットの位置が判定範囲から逸脱していると判断した場合に、ロボットが目標位置に到達するように台車を移動する方向および移動量を算出する。表示器は、台車を移動する方向および移動量を表示する。
上記発明において、視覚センサは、ロボットの位置と視覚センサにて取得される第1のマークの画像および第2のマークの画像との関係が予め較正されていることができる。位置取得部は、作業場所との位置関係が定められている第1のマークの画像および第2のマークの画像を処理することにより第1のマークおよび第2のマークの位置を算出することができる。
上記発明において、判定部は、位置取得部にて取得した第1のマークおよび第2のマークの位置に基づいて、予め定められた複数の方向における実際のマークの位置とマークの目標位置との距離を算出することができる。判定部は、それぞれの方向において、距離が判定範囲内であるか否かを判定することができる。
上記発明において、表示器は、作業者が表示器を見ながら台車の位置を調整できるように、判定部による結果に基づいて表示を更新することができる。
本発明の他のロボットシステムは、予め定められた作業を行うロボットと、ロボットを支持し、作業者の操作により移動する台車とを備える。ロボットシステムは、ロボットが作業を行う時に台車が配置される作業場所に配置された第1の視覚センサおよび第2の視覚センサと、ロボットの手首部配置された1個のマークとを備える。ロボットシステムは、視覚センサにて取得した情報を処理する演算処理装置を含み、ロボットの動作を制御する制御装置と、演算処理装置にて算出した結果を表示する表示器とを備える。制御装置は、台車が作業場所まで移動した状態で第1の視覚センサにてマークを撮像した後に、第2の視覚センサにてマークを撮像する位置にマークを移動するようにロボットの位置および姿勢を変更し、第2の視覚センサにてマークを撮像する。演算処理装置は、第1の視覚センサおよび第2の視覚センサが撮像した画像に基づいて、マークの位置を取得する位置取得部を含む。演算処理装置は、位置取得部にて取得したマークの位置に基づいて、ロボットが予め定められた判定範囲内の位置に配置されているか否かを判定する判定部を含む。判定部は、ロボットの位置が判定範囲から逸脱していると判断した場合に、ロボットが目標位置に到達するように台車を移動する方向および移動量を算出する。表示器は、台車を移動する方向および移動量を表示する。
本発明によれば、ロボットを支持する台車の位置を容易に決めることができるロボットシステムを提供することができる。
実施の形態における第1のロボットシステムの斜視図である。 第1のロボットシステムのカメラおよびマークの部分の拡大斜視図である。 実施の形態におけるロボットシステムのブロック図である。 台車の位置を決める作業のフローチャートである。 台車の位置を決める作業が完了していない時の表示器の画面である。 台車の位置を決める作業が完了した時の表示器の画面である。 実施の形態における制御装置の制御のフローチャートである。 実施の形態における第2のロボットシステムの斜視図である。 実施の形態における第3のロボットシステムの斜視図である。
図1から図9を参照して、実施の形態におけるロボットシステムについて説明する。ロボットシステムは、ロボットを備え、ロボットが所定の作業を行う装置である。本実施の形態のロボットシステムでは、任意の方向に移動する台車にロボットが固定されている。作業者は、台車を移動することによりロボットの位置を変更することができる。
図1は、本実施の形態における第1のロボットシステムの斜視図である。第1のロボットシステム91は、ロボット1を備える。本実施の形態のロボット1は、複数のアーム11と複数の関節部12とを含む多関節ロボットである。アーム11の先端には、手首部13が連結されている。ロボット1は、手首部13の位置および姿勢を自由に変化させることができる。手首部13には、エンドエフェクタとしてのハンド3が固定されている。ハンド3は、ワークを保持したり放したりすることができるように形成されている。エンドエフェクタはハンドに限られず、作業の内容に応じて任意の装置を用いることができる。ロボット1は、ハンド4により把持されるワークを所望の位置および姿勢に配置することができる。また、ロボット1は、ワークを把持して搬送することができる可搬重量と動作範囲を有する。
実施の形態におけるロボットシステム91は、工作機械6に対して作業を行う。工作機械6は、枠体64を備える。工作機械6は、枠体64に配置された扉63を含む。扉63は、開いたり閉じたりするように形成されている。枠体64に囲まれる加工室には、工具を支持する主軸ヘッド62およびワークを支持するテーブル61が配置されている。ワークの加工期間中には主軸ヘッド62およびテーブル61の少なくとも一方が移動することにより、ワークに対する工具の相対位置が変化する。そして、ワークは、任意の形状に加工される。
ロボット1は、予め定められた作業を実施する。本実施の形態におけるロボット1は、テーブル61に加工前のワークを配置したり、加工後のワークをテーブル61から取り出したりする。ワークを交換する期間中には、扉63は開いた状態になる。ロボット1は、開口部からアーム11を加工室に挿入することにより、加工室の内部で作業を行うことができる。
ロボットシステム91は、ロボット1を支持する台車5を備える。本実施の形態の台車5は、地面を走行するように形成されている。台車5は、枠体51と、枠体51に取り付けられた車輪52とを含む。台車5は、枠体51の上部に配置された天板53と、枠体51に固定されたハンドル54とを含む。作業者9は、ハンドル54をつかんで任意の方向に台車5を移動させることができる。すなわち、作業者は、ロボット1を所望の位置に移動させることができる。図1に示す例では、工作機械6の扉63の前側は、ロボット1が作業を行う作業場所になる。作業者9は、工作機械6の前側に台車5を配置している。
ロボット1は、天板53に固定されている。すなわち、ロボット1は、台車5に固定されている。台車5およびロボット1は、一体的に移動する。台車は、ロボットを支持することができて、作業者の操作により移動する任意の構造を採用することができる。たとえば、台車は、モータにより移動するように形成されており、作業者は操作盤を操作して台車を移動しても構わない。
台車5は、位置を固定する為のストッパー55を含む。本実施の形態のストッパー55は、車輪52の回転を阻止する機能を有する。ストッパー55により、車輪を固定することができる。作業者9は、台車5の位置が定まった後には、ストッパー55により台車5の位置を固定する。この後に、ロボット1により、所望の作業を行うことができる。なお、台車を固定させる装置としては任意の機構を採用することができる。例えば、台車にアジャスターが配置されていても構わない。
ロボットシステム91は、ロボット1を制御する制御装置2を含む。本実施の形態においては、制御装置2は、台車5に支持されている。制御装置2は、台車5と一体的に移動する。ロボットシステム91は、ロボットの制御装置2にて算出した結果を表示する表示器31を含む。表示器31は、例えば液晶パネル等の表示パネルを含む。表示器31は、天板53の上に配置されている。また、天板53には、ロボット1の位置を判定する制御を開始する開始ボタン32が配置されている。
図2に、本実施の形態におけるロボットおよびマークの部分の拡大斜視図を示す。図1および図2を参照して、ロボットシステム91は、ロボット1の手首部13に固定された視覚センサとしてのカメラ41を含む。第1のロボットシステム91のカメラ41は、2次元カメラである。
ロボットシステム91は、ロボット1が作業行う時に台車5が配置される作業場所に配置されているマーク46a,46bを備える。作業場所には、柱部材45が配置されている。図1に示す例では、互いに離れた2つの柱部材45が配置されている。それぞれの柱部材45の頂面にマーク46a,46bが記載されている。マーク46a,46bは、作業場所との位置関係が予め定められている。
マーク46a,46bは、画像処理にて形状を識別することができる任意の記号や文字を採用することができる。マーク46a,46bとしては、カメラ41にて撮像した画像を処理した時に、マークの水平方向における位置に加えて、鉛直軸周りの回転角度を検出可能な図形が好ましい。本実施の形態におけるマーク46a,46bでは、円の中に互いに直交する2本の直線が記載されている。
図3に、本実施の形態におけるロボットシステムのブロック図を示す。制御装置2は、バスを介して互いに接続されたCPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、およびROM(Read Only Memory)等を有する演算処理装置を含む。制御装置2は、作業に関する情報を記憶する記憶部21を含む。記憶部21としては、例えば、電気を切断しても情報が消失しない不揮発性メモリを採用することができる。制御装置2は、ロボット1およびハンド3の動作を制御する動作制御部22を含む。また、動作制御部22は、カメラ41の動作も制御する。
本実施の形態においては、制御装置2に、ロボット1、ハンド3およびカメラ41を駆動するための動作プログラム27が予め入力される。動作プログラム27は、記憶部21に記憶される。動作制御部22は、動作プログラム27に従って、ロボット1、ハンド3およびカメラ41を駆動する。または、制御装置2には教示盤26が接続されている。作業者は、教示盤26によってロボット1の教示点を設定することができる。教示点は、記憶部21に記憶される。動作制御部22は、教示点を通るようにロボット1を駆動することができる。
制御装置2は、視覚センサにて取得した情報を処理する。制御装置2は、カメラ41が撮像した画像に基づいてマーク46a,46bの位置を取得する位置取得部23を含む。位置取得部23は、カメラ41にて撮像した画像を処理する画像処理部28を含む。作業者は、台車5を作業場所まで移動する。カメラ41にてマーク46a,46bを撮像する時には、台車5を作業場所における目標の位置の近傍まで移動した状態で行う。制御装置2は、位置取得部23にて取得したマーク46a,46bの位置に基づいて、ロボット1が予め定められた判定範囲内の位置に配置されているか否かを判定する判定部24を含む。また、制御装置2は、表示器31が表示する画像を制御する表示制御部25を含む。
判定部24は、ロボット1の位置が判定範囲内に到達していないと判断する場合がある。この場合に、判定部24は、ロボット1が目標位置に到達するように台車5を移動する方向および移動量を算出する。表示制御部25は、台車5を移動する方向および移動量を表示する指令を表示器31に送出する。表示器31は、台車5を移動する方向および移動量を表示する。作業者9は、表示器31の表示に従って、台車5の位置を調整することができる。
図4に、台車の位置を決める時に作業者が行う作業のフローチャートを示す。ステップ101において、作業者9は、台車5を工作機械6の前側の作業場所に移動させる。作業者9は、作業場所の目標の位置の近傍に台車5を移動する。
ステップ102において、作業者9は、ロボットシステム91に対してロボット1の位置の判定の開始を指示する。作業者9は、開始ボタン32を押す。制御装置2は、ロボット1の位置の判定制御を開始する。なお、本実施の形態においては、開始ボタン32を押すことにより、ロボット1の位置の判定制御を開始しているが、この形態に限られず、例えば、教示盤26を操作することにより、ロボット1の位置の判定制御を開始しても構わない。
次に、ステップ103において、制御装置2は、現在のロボット1の位置が判定範囲内であるか否かを判定する。そして、制御装置2は、判定結果を表示器31に表示する。
図5に、表示器に表示される画像の例を示す。図5は、ロボット1の位置が判定範囲から逸脱しているときの画像である。表示器31には、台車5の位置の調整が終わっていないことが表示されている。表示器31には、矢印にて台車5を移動させる方向が表示されている。また、表示器31には、目標位置までの移動量が表示されている。
図6に、表示器に表示される画像の他の例を示す。図6は、ロボット1が判定範囲内の位置に配置されているときの表示の例である。表示器31には、台車5の位置の調整が終終了していることが表示されている。
図4を参照して、ステップ104において、作業者9は、表示器31の表示により、ロボット1の位置が判定範囲内であるか否かを取得する。ステップ104において、ロボットの位置が判定範囲内でない場合には、作業はステップ105に移行する。
ステップ105において、作業者9は、図5に示す表示器31の表示に従って台車5を移動する。例えば、作業者9は、表示された移動量にて矢印の方向に台車5を移動する。そして、台車5を移動した後に、作業はステップ102に戻る。作業者9は、台車5を移動した後に、開始ボタン32を再び押す。制御装置2は、ロボット1の位置の判定制御を再び実施する。
このように、作業者9は、表示器31の表示に従って台車5の位置を調整することができる。そして、ロボット1の位置の判定を行うたびに、制御装置2は表示器31にロボット1の位置の情報を表示する。表示器31は、制御装置2による判定の結果が出る度に表示を更新する。
ステップ104において、ロボット1の位置が判定範囲内である場合に、作業はステップ106に移行する。表示器31には、図6に示す様に位置の調整が完了したことが表示される。
ステップ106において、作業者9は、台車5の位置を固定する。本実施の形態においては、作業者9は、ストッパー55により車輪52の回転を阻止する。そして、ステップ107において、作業者9は、ロボット1に作業の開始を指示する。例えば、作業者9は教示盤26を操作して、ロボット1の作業を開始する。ロボット1は、予め定められた動作プログラム27に基づいて、工作機械6のテーブル61にワークを配置したり、テーブル61に配置されたワークを取り出したりすることができる。
なお、作業者9が台車の位置を固定した後に、カメラ41にて撮像した画像を用いて、ロボット1と工作機械6との位置関係を正確に検出することが好ましい。制御装置2は、カメラ41が撮像したマーク46a,46bの画像に基づいて、工作機械6に対するロボット1の位置のずれを算出することができる。そして、制御装置2は、ロボット1の動作を補正することができる。例えば、制御装置2は、ロボット1の位置のずれ量および回転のずれ量を算出し、ロボット1が駆動するときの位置および姿勢を補正することができる。
次に、ロボットの位置を判定する制御について説明する。図7に、ロボットの位置を判定する制御のフローチャートを示す。図7は、図4のステップ103の制御である。
ロボット1の位置の判定制御におけるロボット1およびカメラ41の動作は、動作プログラム27に設定されている。例えば、マーク46a,46bを撮像する時のロボット1の位置および姿勢は動作プログラム27に定められている。作業者9が開始ボタン32を押すことにより、制御装置2は、ロボット1の位置を判定する制御を開始する。
ステップ121において、ロボット1は、第1のマーク46aを撮像する位置に、カメラ41を移動する。次に、ステップ122において、カメラ41は、第1のマーク46aを撮像する。ステップ123において、位置取得部23の画像処理部28は、第1のマーク46aの画像をカメラ41から受信する。
ここで、図2を参照して、カメラ41の視野71から第1のマーク46aが外れている場合がある。すなわち、カメラ41が第1のマーク46aの全体を撮像できない場合がある。画像処理部28は、第1のマーク46aの全体が画像に含まれているか否かを判定する。カメラ41の視野71から第1のマーク46aが外れている場合に、表示制御部25は、表示器31に警告を表示することができる。作業者9は、視野71の内部に第1のマーク46aが配置されるように台車5を移動する。本実施の形態では、作業者9は、第1のマーク46aの真上にカメラ41が配置されるように台車5の位置を調整することができる。
また、表示制御部25は、カメラ41にて撮像した画像を所定の時間間隔ごとに表示器31に表示しても構わない。作業者9は、表示器31の画像を見ながら、第1のマーク46aの全体が写るように台車5の位置を調整することができる。
次に、ステップ124において、画像処理部28は、画像処理を行うことにより第1のマーク46aの位置を算出する。ここでの例では、画像処理部28は、第1のマーク46aの直線の交点の位置を算出する。マークの位置の検出方法としては、マークの2次元的な位置が検出できる任意の方法を採用することができる。例えば、位置の検出には、正規化相関を用いたテンプレートマッチング方法を用いることができる。このように、位置取得部23は、第1のマーク46aの位置を取得する。
次に、ステップ125において、ロボット1は、カメラ41を第2のマーク46bを撮像する位置に移動する。ステップ126において、カメラ41は、第2のマーク46bを撮像する。ステップ127において、画像処理部28は、第2のマーク46bの画像を受信する。
ステップ127において、第2のマーク46bがカメラ41の視野71から外れる場合がある。作業者9は、カメラ41が第2のマーク46bを撮像できる位置まで台車5を移動することができる。この場合に、制御装置2は、第1のマーク46aをもう一度撮像して、第1のマーク46aの位置を再び取得する制御を実施することが好ましい。
または、制御装置2は、第1のマーク46aを検出した結果に基づいて、第2のマーク46bを撮像するロボット1の位置を補正していても構わない。制御装置2は、第1のマーク46aの位置に基づいて、目標の位置に対してロボット1の位置がずれている方向とずれの量を算出することができる。これらのずれの方向およびずれの量に基づいて、第2のマーク46bを撮像するときのロボット1の位置および姿勢を補正しても構わない。この制御により、より確実に第2のマーク46bを撮像することができる。
ステップ128において、画像処理部28は、画像処理を行うことにより、第2のマーク46bの位置を取得する。ここでの例では、第2のマーク46bの直線の交点の位置を算出する。
ステップ129において、判定部24は、第1のマーク46aの位置と第2のマーク46bの位置とを合成する。例えば、位置取得部23は、第1のマーク46aの位置と第2のマーク46bの位置とを結ぶ線分の中点の位置を算出することができる。
次に、ステップ130において、位置取得部23は、算出した中点の位置をロボット座標系の位置に変換する。ロボット1には、ロボットの動作および視覚センサの計測の基準となるロボット座標系が予め設定されている。ロボット座標系は、ロボット1における任意の点を原点とする座標系である。例えば、ロボット座標系では、鉛直方向に延びる回転軸としてのJ1軸とロボットの底面に最も近い水平方向に延びるJ2軸との交点を原点にすることができる。または、ロボット座標系では、台車の天板53とJ1軸との交点を原点にしても構わない(図1参照)。
このように、位置取得部23は、ロボット1から見た時のマーク46a,46bの位置を取得することができる。工作機械6に対するマーク46a,46bの位置は予め定められている。このために、位置取得部23は、工作機械6に対するロボット1の相対位置を算出していると言える。なお、位置取得部23は、第1のマーク46aの位置および第2のマーク46bの位置をロボット座標系の座標値に変換した後に、2つの位置を合成しても構わない。
ステップ131において、判定部24は、ロボット1の位置が判定範囲内であるか否かを判定する。判定範囲は、中点の目標位置から任意の距離の範囲を設定することができる。判定部24は、予め設定された中点の目標位置と中点の現在の位置との距離を算出することができる。この距離が予め定められた閾値以内の場合に、判定部24は、ロボット1の位置が判定範囲内であると判定することができる。
ステップ131において、ロボット1の位置が判定範囲内である場合には、制御はステップ132に移行する。ステップ132において、表示制御部25は、図6に示すように、表示器31に位置の調整の完了を表示する。ステップ131において、ロボット1の位置が判定範囲を逸脱している場合には、制御はステップ133に移行する。
ステップ133においては、判定部24は、ロボット1の目標位置とロボット1の現在の位置に基づいて、ロボット1を移動させる方向と移動量とを算出する。判定部24は、現在の位置から目標位置までの方向および移動量を算出する。ロボット1の位置は、台車5の位置に対応する。そして、ロボット1を移動させる方向および移動量は、台車5を移動させる方向および移動量に相当する。表示制御部25は、図5に示すように、ロボット1が目標位置に到達するように台車5を移動する方向と移動量を表示器31に表示する。
このように、作業者が開始ボタン32を押すことにより、制御装置2は、自動的に現在の台車5の位置のずれを算出して表示器31に表示させることができる。そして、作業者は、表示器31の表示を見て台車5の位置を調整することができる。
図5を参照して、本実施の形態における表示器は、台車を移動する方向を矢印にて表示している。この表示を採用することにより、作業者は移動させる方向を容易に把握することができる。図5および図6に示すように、ロボット1が判定範囲内に配置されているか否かの表示は、「完了」または「未完了」にて表示することができる。または、表示器は、「OK」または「NG」を表示しても構わない。
また、表示器が表示する画像は、台車を移動する方向および移動量に限られず、任意の情報を表示することができる。表示器は、マークの位置を検出した時の詳細な情報を表示しても構わない。例えば、表示器は、検出したマークの位置およびマッチングスコア等を表示しても構わない。または、表示器は、マークを撮像した画像を表示しても構わない。
視覚センサとしてのカメラ41は、ロボット座標系R0に対して較正されている。すなわち、カメラ41は、ロボットの位置とカメラ41にて取得されるマークの画像との関係が予め較正されている。制御装置2は、カメラ41の画像上に検出されたマークの位置を、ロボット座標系の位置に変換することができる。カメラ41の位置をロボット座標系に対して較正した情報(キャリブレーションデータ)は、記憶部21に記憶しておくことができる。一般的に、視覚センサの較正は、視覚センサとロボット座標系との相対的な位置が変わらなければ、一度実施すれば良い。
また、本実施の形態において、位置取得部23は、マーク46a,46bの位置をロボット座標系に変換してロボット1の位置を取得しているが、この形態に限られない。制御装置2は、カメラ41にて撮像した画像上の位置に基づいて、ロボット1の位置の判定を行っても構わない。例えば、カメラにて撮像した画像の左上の頂点を原点にする座標系を設定することができる。そして、位置取得部は、画像上のマークの位置を検出する。判定部は、画像上の座標系の座標値を用いてロボットの位置を判定しても構わない。
本実施の形態の第1のロボットシステムでは、マークを2箇所に配置して、ロボットの位置の判定を行っている。ここで、矢印の記号等をマークに採用した場合に、制御装置は、マークに対するロボットの位置のずれの他に角度のずれを検出することができる。このために、ロボットシステムは、1箇所のマークに基づいてロボットの位置の判定を行っても構わない。本実施の形態のように、2個のマークを用いてロボットの位置を判定する制御では、1箇所のマークに基づいてロボットの位置を判定する制御より回転方向のずれを正確に算出することができる。このように、複数個のマークを配置して、測定結果を合成することで視覚センサの識別精度を向上させても構わない。
ここで、本実施の形態における位置取得部23および判定部24の制御の例について詳細に説明する。ここでは、1つのマークを用いて判定する例を説明する。ロボット座標系R0におけるマークの位置を記号Pにて表す。マークの位置Pは、ロボットの位置および台車の位置に対応する。マークの目標位置P0は、予め設定されている。目標位置P0は、記憶部21に記憶させておくことができる。マークの位置Pが目標位置P0に到達したときに、ロボット1も目標位置に配置されている。
位置取得部23の画像処理部28は、カメラ41の画像を用いてマークの位置P1を算出することができる。判定部24は、実際のマークの位置P1と目標位置P0の距離を算出することができる。判定部24は、マークの位置P1と目標位置P0との距離が予め設定した閾値を超えている場合に、ロボット1の位置が判定範囲から逸脱していると判定することができる。判定部24は、マークの位置P1と目標位置P0との距離が閾値内である場合に、ロボット1の位置が判定範囲内であると判定することができる。
このような実際のマークの位置P1と目標位置P0との距離としては、マークの位置P1と目標位置P0との直線距離を用いることができる。または、2次元の位置のずれを検出するために、方向成分として平行移動の成分と回転移動の成分とを設定することができる。すなわち、所定の面の内部に互いに直交するx軸およびy軸を定めて、更に、所定の面に垂直に延びるz軸の周りのr軸を定めても構わない。r軸の座標値は回転角度にて表すことができる。そして、判定部24は、それぞれの成分の方向に関するずれを算出しても構わない。例えば、x軸方向のずれを算出してx軸方向の閾値を用いて判定を行うと共に、y軸方向のずれを算出してy軸方向の閾値を用いて判定を行っても構わない。
判定部は、位置取得部にて取得したマークの位置に基づいて、予め定められた方向におけるロボットの位置のずれを算出することができる。そして、判定部は、ロボットの位置のずれが判定範囲内であるか否かを判定することができる。また、判定部は、複数の方向について判定を行うことができる。この制御を実施することにより、ロボット1の作業に応じて詳細な判定を行うことができる。
なお、後述する変形例のように、3次元の位置および姿勢のずれを算出する場合には、ロボット1の姿勢の成分を追加して、x軸方向、y軸方向、z軸方向、w軸方向(x軸の周りの方向)、p軸方向(y軸の周りの方向)、およびr軸方向(z軸の周りの方向)の各成分で評価しても構わない。
第1のロボットシステムでは、マークの位置は予め設定しておく必要がある。そして、マークは、工作機械に対する位置が一定である。第1のロボットシステムでは、マークは地面から立設するは柱状部材の頂面に配置されているが、この形態に限られない。マークは、視覚センサにて撮像できる範囲内に配置することができる。視覚センサをロボットに固定する場合には、ロボットの動作にて撮像が可能な位置にマークを配置することができる。
例えば、ロボットの作業の対象になる装置にマークを配置しても構わない。本実施の形態では、工作機械の枠体にマークを配置しても構わない。または、工作機械の本体の一部の形状をマークとして採用しても構わない。例えば、工作機械の枠体の一部分をマークとして採用して、カメラにて撮像しても構わない。マークの位置は、作業の対象となる装置の位置に対応する。マークは、作業の対象となる装置との相対的な位置関係が変わらなければ、任意の位置に配置することができる。
図8に、本実施の形態における第2のロボットシステムの斜視図を示す。第2のロボットシステム92は、複数のカメラ42,43を備える。カメラ42,43は、台車5に固定されている。カメラ42,43は、支持部材56を介して天板53に固定されている。カメラ42,43は、ロボット1が目標位置に配置された時に、マーク46a,46bの位置に対応するように配置されている。
このように、カメラは、台車5に固定されていても構わない。第2のロボットシステム92では、ロボット1を駆動することなく台車5の位置の調整を行うことができる。すなわち、ロボット1を駆動することなくロボット1の位置の調整を行うことができる。または、第1のマーク46aと第2のマーク46bの撮像を同時に行うことができる。このために、台車5の位置の調整を短時間にて行うことができる。
カメラ42,43が台車5に固定されている場合には、台車5に対してカメラ42,43の画像を較正することができる。この場合には、検出したマークの位置をロボット座標系の座標値に変換せずに、他の座標系の座標値に変換しても構わない。例えば、制御装置は、台車上の予め定められた点が原点に設定された座標系の座標値に変換することができる。
第2のロボットシステム92において、位置取得部23は、カメラ42,43が撮像した画像に基づいて、マーク46a,46bの位置を算出することができる。判定部24は、マーク46a,46bの位置に基づいて、ロボット1の位置が予め定められた判定範囲内であるか否かを判定する。そして、ロボット1の位置が判定範囲から逸脱する場合に、表示器31は、台車5を移動すべき方向と移動量を表示することができる。
上記の実施の形態においては、台車5が配置される作業場所にマーク46a,46bが配置され、ロボット1または台車5にカメラ41,42,43が配置されているが、この形態に限られず、作業場所にカメラが配置され、ロボットまたは台車にマークが配置されていても構わない。
図9に、本実施の形態における第3のロボットシステムの斜視図を示す。第3のロボットシステム93においては、工作機械6にカメラ42,43が固定されている。すなわち、作業場所にカメラが配置されている。そして、台車5にマーク46a,46bが配置されている。台車5の天板53には、マーク46a,46bが記載された板状部材47が固定されている。カメラ42,43は、工作機械6の枠体64の上部に固定されている。カメラ42,43は、ロボット1が目標位置に配置された時のマーク46a,46bの位置に対応するように配置されている。カメラ42,43にて撮像した画像は、無線装置を介して制御装置2に送信することができる。または、カメラ42,43にて撮像した画像は、有線の通信装置を介して制御装置2に送信しても構わない。例えば、作業者は、台車5を工作機械6の近傍に配置した後に、カメラ42,43に接続されている通信線を制御装置2に接続することができる。
第3のロボットシステム93では、第2のロボットシステム92と同様の制御により、ロボット1の位置の調整を行うことができる。第3のロボットシステム93ではカメラ42,43が撮像したマーク46a,46bの画像に基づいて、台車5を移動してロボット1の位置の調整を行うことができる。
このように、カメラ42,43は、台車5が配置される作業場所に配置することができる。カメラを配置する部分としては、工作機械の枠体に限られず、例えば、工作機械の側方に地面から立設する支持部材を配置して、支持部材にカメラを固定しても構わない。
また、図9に示す例では、2つのマーク46a,46bが台車5に配置されているが、この形態に限られず、1つのマークがロボット1の手首部13に配置されていても構わない。例えば、1つのマークが記載された板状部材が手首部13に固定されることができる。このロボットシステムでは、ロボットの位置および姿勢を変更することにより、2つのカメラがマークを撮像することができる。また、本実施の形態の第1のロボットシステムと同様の制御により、ロボット1の位置の調整を行うことができる。
前述のロボットシステムにおいては、ロボットの制御装置2は視覚センサが撮像した画像を処理して判定する機能を有しているが、この形態に限られず、ロボットシステムは、画像を処理して判定する機能を有する画像処理装置を備えることができる。画像処理装置は、CPUおよびRAM等を備える演算処理装置を含む。そして、画像処理装置は、通信装置を介して制御装置と通信可能に形成することができる。たとえば、画像処理部を含む位置取得部、判定部、表示制御部、およびカメラを制御する動作制御部を備える画像処理装置が制御装置に接続されていても構わない。
前述の視覚センサとしてのカメラは2次元カメラであるが、マークの位置を検出可能な任意の視覚センサおよび制御方法を採用することができる。次に、視覚センサおよびロボットの位置の判定制御について、変形例を説明する。
(視覚センサおよび位置の判定制御の変形例1)
変形例1では、ロボットシステムは、ステレオ計測にてロボットの位置を検出する。ロボットのアームの先端に2次元カメラを配置する。台車を配置する作業場所には、第1のマークおよび第2のマークに加えて、第3のマークを配置する。それぞれのマークは、互いに離れた位置に配置する。
始めに、カメラは第1のマークを撮像する。次に、第1のマークがカメラの視野からはみ出ない程度にロボットが移動した後に、カメラが第1のマークをもう一度撮像する。カメラが異なる2つの視点から同一のマークを撮像する。このステレオ計測により、第1のマークの3次元の位置の座標値(x,y,z)を取得することができる。次に、同様の計測を第2のマークおよび第3のマークに対して実施する。第1のマーク、第2のマーク、および第3のマークの3次元の位置を用いて、3点を通る3次元の平面を算出することができる。この結果、ロボットと工作機械との3次元的な位置関係を取得ことができる。3次元の計測を行うことで、平面的な位置に加えて台車の傾きの判定も実施することができる。
(視覚センサおよび位置の判定制御の変形例2)
変形例2では、ロボットのアームの先端に視覚センサとして、3次元カメラを配置する。そして、ロボットシステムは、3次元計測により工作機械の位置を検出する。視覚センサは第1のマークを撮像して、制御装置は2次元の位置を検出する。次に、視覚センサは、第1のマークが配置されている平面に2本の交差するレーザ光を照射する。制御装置は、画像上に映るレーザ光を識別することで平面の傾きを求める。制御装置は、2次元計測の結果と算出した平面を合成することで第1のマークの3次元の位置および姿勢の座標値(x,y,z,w,p,r)を求めることができる。
第1のマークの3次元の位置および姿勢を検出することにより、ロボットの3次元的な位置および姿勢の判定を行うことができる。更に、第2のマークおよび第3のマークの計測を行って、各点の3次元の位置の座標値を合成することで、より高精度に3次元の位置および姿勢の座標値(x,y,z,w,p,r)を求めても構わない。
ここでの例では、3次元カメラとしてレーザ光を照射するカメラを取り上げたが、マークの3次元の位置および姿勢を取得することができる任意の視覚センサを採用することができる。
(視覚センサおよび位置の判定制御の変形例3)
変形例3では、台車に視覚センサとしての3台の2次元カメラを配置して、3次元計測にて工作機械の位置を求める。3台のカメラは、視線が互いに平行でなく、視線が互いに異なる方向を向くように配置されている。作業場所には、第1のマーク、第2のマーク、および第3のマークが配置されている。3つのマークの位置により作成される三角形の大きさと形状は予め定められている。
台車に配置された3台のカメラを用いて、第1のマーク、第2のマークおよび第3のマークをそれぞれ撮像する。制御装置は、第1のマーク、第2のマーク、および第3のマークの撮像結果から3本の視線を算出する。制御装置は、3本の視線を既知の三角形を当てはめることで、三角形の頂点の3次元の位置を算出することができる。制御装置は、この3次元の位置に基づいて判定を行うことができる。
なお、上記に挙げた変形例の他にも、台車に3次元カメラを配置しても構わない。または、ロボットのアームの先端に配置した2次元カメラで変形例3を実施しても構わない。なお、上記の位置の判定制御は適宜組み合わせることができる。
本実施の形態のマークとしては、記号を採用している。マークは、視覚センサにて識別ができれば構わない。例えば、マークとしては、QRコード(登録商標)またはマトリクスコードのようなバーコードを採用することができる。または、マークは、記号に加えてバーコードを含んでいても構わない。例えば、作業を行う複数台の工作機械が並んでいる場合がある。この場合に、作業者による工作機械の選定の誤りを防止するために、マークは工作機械とロボットとの対応を示すバーコードを含むことができる。視覚センサがバーコードを撮像して、制御装置が表示器に工作機械の番号等を表示することができる。
本実施の形態の視覚センサは、工作機械の位置を検出するためにマークを撮像するが、この形態に限られず、視覚センサは、ワークの検査やワークの位置の検出等のために用いられていても構わない。
本実施の形態におけるロボットを駆動する機構は、垂直多関節機構であるが、この形態に限られず、任意の機構を採用することができる。例えば、ロボットを駆動する機構としては、直動機構またはパラレルリンク機構などを採用することができる。
上述のそれぞれの制御においては、機能および作用が変更されない範囲において適宜ステップの順序を変更することができる。
上記の実施の形態は、適宜組み合わせることができる。上述のそれぞれの図において、同一または相等する部分には同一の符号を付している。なお、上記の実施の形態は例示であり発明を限定するものではない。また、実施の形態においては、特許請求の範囲に示される実施の形態の変更が含まれている。
1 ロボット
2 制御装置
6 工作機械
5 台車
9 作業者
13 手首部
23 位置取得部
24 判定部
25 表示制御部
31 表示器
32 開始ボタン
41〜43 カメラ
46a,46b マーク
91,92,93 ロボットシステム

Claims (5)

  1. 予め定められた作業を行うロボットと、
    前記ロボットを支持し、作業者の操作により移動する台車と、
    前記ロボットの手首部固定された1個の視覚センサと、
    前記ロボットが作業を行う時に台車が配置される作業場所に配置された第1のマークおよび第2のマークと、
    視覚センサにて取得した情報を処理する演算処理装置を含み、前記ロボットの動作を制御する制御装置と、
    演算処理装置にて処理した結果を表示する表示器とを備え、
    制御装置は、台車が作業場所まで移動した状態で視覚センサにて第1のマークを撮像した後に、第2のマークを撮像する位置に視覚センサを移動するようにロボットの位置および姿勢を変更し、視覚センサにて第2のマークを撮像し、
    演算処理装置は、視覚センサが撮像した画像に基づいて、第1のマークおよび第2のマークの位置を取得する位置取得部と、前記位置取得部にて取得した第1のマークおよび第2のマークの位置に基づいて、前記ロボットが予め定められた判定範囲内の位置に配置されているか否かを判定する判定部とを含み、
    前記判定部は、前記ロボットの位置が判定範囲から逸脱していると判断した場合に、前記ロボットが目標位置に到達するように台車を移動する方向および移動量を算出し、表示器は、台車を移動する方向および移動量を表示することを特徴とする、ロボットシステム。
  2. 視覚センサは、前記ロボットの位置と視覚センサにて取得される第1のマークの画像および第2のマークの画像との関係が予め較正されており、
    前記位置取得部は、作業場所との位置関係が定められている第1のマークの画像および第2のマークの画像を処理することにより第1のマークおよび第2のマークの位置を算出する、請求項1に記載のロボットシステム。
  3. 前記判定部は、前記位置取得部にて取得した第1のマークおよび第2のマークの位置に基づいて、予め定められた複数の方向における実際のマークの位置とマークの目標位置との距離を算出し、それぞれの方向において、前記距離が判定範囲内であるか否かを判定する、請求項1または2に記載のロボットシステム。
  4. 表示器は、作業者が表示器を見ながら台車の位置を調整できるように、前記判定部による結果に基づいて表示を更新する、請求項1から3のいずれか一項に記載のロボットシステム。
  5. 予め定められた作業を行うロボットと、
    前記ロボットを支持し、作業者の操作により移動する台車と、
    前記ロボットが作業を行う時に台車が配置される作業場所に配置された第1の視覚センサおよび第2の視覚センサと、
    前記ロボットの手首部配置された1個のマークと、
    視覚センサにて取得した情報を処理する演算処理装置を含み、前記ロボットの動作を制御する制御装置と、
    演算処理装置にて算出した結果を表示する表示器と、を備え、
    制御装置は、台車が作業場所まで移動した状態で第1の視覚センサにてマークを撮像した後に、第2の視覚センサにてマークを撮像する位置にマークを移動するようにロボットの位置および姿勢を変更し、第2の視覚センサにてマークを撮像し、
    演算処理装置は、第1の視覚センサが撮像した画像および第2の視覚センサが撮像した画像に基づいて、マークの位置を取得する位置取得部と、前記位置取得部にて取得したマークの位置に基づいて、前記ロボットが予め定められた判定範囲内の位置に配置されているか否かを判定する判定部とを含み、
    前記判定部は、前記ロボットの位置が判定範囲から逸脱していると判断した場合に、前記ロボットが目標位置に到達するように台車を移動する方向および移動量を算出し、表示器は、台車を移動する方向および移動量を表示することを特徴とする、ロボットシステム。
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