JP6489984B2 - カラオケ装置及びカラオケ用プログラム - Google Patents
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Description
楽曲を演奏する演奏処理と、
背景映像と、背景映像内に配置された歌詞表示領域とを有する映像を表示部に表示し、歌詞表示領域に、演奏処理で演奏される楽曲の歌詞を表示する表示処理と、
表示部に表示される映像中、ユーザーの視線を判定する視線判定処理と、を実行可能とし、
表示処理は、演奏処理中、視線判定処理により判定された視線が、歌詞表示領域に位置しているか否かに基づいて、背景映像、歌詞表示領域、歌詞の少なくとも何れか1つを変更することを特徴とする。
表示部はユーザーの頭部に装着するヘッドセットに配置され、
表示処理は、ヘッドセットの移動に応じて映像を移動させ、
視線判定処理は、表示部に表示される映像の所定位置をユーザーの視線通過位置として視線を判定することを特徴とする。
視線判定処理は、ユーザーの眼球の動きを検出することでユーザーの視線を判定することを特徴とする。
表示処理は、歌詞表示領域、歌詞について、色、透過率、位置、大きさの少なくとも1つを変更することを特徴とする。
表示処理は、背景映像のコントラスト、色、明度、彩度の少なくとも1つを変更することを特徴とする。
表示処理は、背景映像の再生速度を変更することを特徴とする。
表示処理は、背景映像の種類を変更することを特徴とする。
楽曲を演奏する演奏処理と、
背景映像と、背景映像内に配置された歌詞表示領域とを有する映像を表示部に表示し、歌詞表示領域に、演奏処理で演奏される楽曲の歌詞を表示する表示処理と、
表示部に表示される映像中、ユーザーの視線を判定する視線判定処理と、を情報処理装置に実行させ、
表示処理は、演奏処理中、視線判定処理により判定された視線が、歌詞表示領域に位置しているか否かに基づいて、背景映像、歌詞表示領域、歌詞の少なくとも何れか1つを変更することを特徴とする。
本実施形態では、背景映像変化処理として、ユーザーの視線に基づき、視野映像60のコントラストを変更することとしているが、変化させる対象は、視野映像60のコントラストのみならず、視野映像60の色、明度、彩度等、各種項目、あるいは、その組み合わせを使用することが可能である。また、本実施形態では、視野映像60の標準状態から開始して、ユーザーの視線が歌詞表示領域内にあると判定された場合、視野映像60を劣化させる方向に変化させているが、このような形態に代え、視野映像60が劣化した状態から開始して、ユーザーの視線が歌詞表示領域内にあると判定された場合、視野映像60を改善させる方向に変化させることとしてもよい。また、視野映像60のコントラストのような画像エフェクトを変化させることに代え、背景映像情報の種類を変化させることも考えられる。
前述した実施形態では、視線に基づき、背景映像としての視野映像60に変更を加えることとしているが、視線に基づいて変更を加える対象は、背景映像に限られるものでは無く、歌詞表示オブジェクト61、あるいは、表示する歌詞に変更を加えることとしてもよい。歌詞表示オブジェクト61に変更を加える場合、歌詞表示領域としての歌詞表示オブジェクト61の色、透過率、大きさ、位置等の内、少なくとも1つを変更することが考えられる。例えば、ユーザーの視線が、主に歌詞表示領域を向いていない場合、歌詞表示オブジェクト61の大きさを小さく変更することで、視野映像60中、背景映像の占める割合を増加させていくことが考えられる。また、歌詞に変更を加える場合も同様に、歌詞の色、透過率、大きさ、位置、あるいは、楽曲の進行に同期した色替えの有無のような表現形態の内、少なくとも1つを変更することが考えられる。
視線に基づく変更を行う場合には、ユーザーに対して通知を行うこととしてもよい。本実施形態の機能に不慣れなユーザーは、視野映像60が変化した場合、何故、変化したかが分からない場合がある。視線に基づいて視野映像60を変化させる際、ユーザーに対して、歌詞表示オブジェクト61に注目していたため、あるいは、背景映像に注目していたためといった変化の理由を通知してもよい。通知の形態は、歌詞表示オブジェクト61上に表示する、あるいは、別のオブジェクトを設けて表示する、あるいは、ヘッドホン32R、32Lによる音響出力として通知するといったように、ユーザーの仮想空間への没入感を損なわないように通知することが好ましい。
前述した本実施形態では、視野映像60の上下及び左右方向の略中央(視線カーソル63の位置)を簡易的に視線通過位置とみなすことで視線を検出しているが、実際のユーザーの視線は、ユーザーが眼球を運動させることで、視野映像60内でも移動する。ユーザーの視線を正確に検出するため、センサーを使用してユーザーの実際の視線を検出してもよい。例えば、HMD筐体37の内部に赤外線センサーを搭載し、ユーザーの眼球の動きを検出することで、視野映像60内の視線を正確に検出することが考えられる。ユーザーの眼球の動きを検出する場合、HMD3を使用して行う形態に限らず、モニタを視認しながら行う従来のカラオケ装置に適用することも可能である。例えば、図1のモニタ22を直接視認しながら歌唱を行う形態のカラオケでは、例えば、カメラ21でユーザーの眼球の動きを検出し、モニタ22の何処(歌詞表示領域もしくはそれ以外の領域)を見ているかを判定し、評価を行うこととしてもよい。
前述した実施形態では、ユーザーの視線が歌詞表示領域(歌詞表示オブジェクト61)を向いていることに基づいて判定を行っているが、視線が視野映像60中の背景映像を向いていることを条件として判定を行うこととしてもよい。なお、本実施形態では、視野映像60内に歌詞表示オブジェクト61以外にコントローラオブジェクト62も表示している。視線がコントローラオブジェクト62を向いている場合には背景映像を向いていることとしてカウントしないことが好ましい。
前述した実施形態では、視線が歌詞表示オブジェクト61に位置している場合、歌詞表示領域を向いていると判定しているが、歌詞表示オブジェクト61よりも狭い領域であって、実際に歌詞文字が表示されている領域を歌詞表示領域として使用することとしてもよい。さらに、歌唱すべき歌詞文字(色替えが行われている部分)を中心とする所定領域を、歌詞表示領域として使用することとしてもよい。
前述した実施形態では、ユーザーの操作により、歌詞表示オブジェクト61の透過、非透過を切り替えることとしているが、歌詞表示オブジェクト61の透過、非透過は自動で切り替えるようにしてもよい。例えば、前奏、間奏、後奏といった歌唱しない区間では、歌詞表示オブジェクト61を透過状態に自動で切り替えることで、ユーザーは、当該区間中、歌詞表示オブジェクト61に阻害されない視野映像を楽しむことが可能となる。このような区間は、図6で説明した楽曲情報中の区間識別情報で判定することが可能である。あるいは、マイクロホン33に入力される歌唱音声の有無で、ユーザーが歌唱していない期間を判定し、歌詞表示オブジェクト61を透過状態に切り替えてもよい。
前述した実施形態では、背景映像情報はカメラで撮影した実際の映像を使用した形態であるが、背景映像情報をコンピュータグラフィックによる3次元オブジェクトとして形成することとしてもよい。このような形態では、形成された仮想空間内を自由に移動することも可能である。前述の実施形態は固定の視点であるのに対し、第8変形例では自由な視点で仮想空間を体験することが可能となる。視点の移動は、例えば、コントローラ4の左アナログスティック43Lを仮想空間内の移動用に割り当て、左アナログスティック43Lを倒した方向に仮想空間を移動すること、あるいは、再生進行に伴って所定の経路で移動させること等が考えられる。このような場合、視線に基づく背景映像の変更は、3次元オブジェクトの種類、数、大きさ、色を変更する形態とすることが可能となる。例えば、ユーザーの視線が、歌詞表示領域以外(背景映像)を主に向いている場合には、視野映像60内に表示する3次元オブジェクトの数を増やし、主に歌詞表示領域に向いている場合には、視野映像60内に表示する3次元オブジェクトの数を減らすといった表現形態を取ることも可能となる。
前述の実施形態では、HMD3に対するコントローラ4の相対的な方向、HMD3とコントローラ4間の距離、HMD3に対するコントローラ4の傾きを使用して、歌詞表示オブジェクト61、コントローラオブジェクト62を表示させているが、歌詞表示オブジェクト61、コントローラオブジェクト62の表示には、HMD3に対するコントローラ4の相対的な方向のみを使用することでもよい。視野映像60中、HMD3に対するコントローラ4の相対的な方向に対応した位置に歌詞表示オブジェクト61、コントローラオブジェクト62を表示することが可能である。さらに、距離を加えることで大きさを変更することが可能であり、さらに傾きを加えることで見え方を変更することが可能となり、仮想現実性の向上を図ることが可能となる。
前述の実施形態では、HMD3、及び、コントローラ4の位置検出について、カメラ21で撮影した映像を使用した形態としているが、HMD3、及び、コントローラ4の位置検出はこのような形態に限られるものではなく、ジャイロ等、各種センターを利用して検出する形態を採用してもよい。また、前述の実施形態では、操作装置として、ゲーム装置1用のコントローラ4を使用しているが、操作装置はコントローラ4に限られるものではなく、ゲーム装置1(情報処理装置)に対して各種指令を出すことのできるデバイスを採用することが可能である。例えば、ユーザーが手に装着して使用するグローブ状のデバイス等を操作装置として使用してもよい。
3:HMD 35、36:LED
4:コントローラ(操作装置) 37:HMD筐体
5:サーバ装置 41:ルータ
10:CPU 41L:左グリップ
11:メモリ 41R:右グリップ
12:ビデオRAM 42:接続部
13:映像再生部 43L:左アナログスティック
14:映像制御部 43R:アナログスティック
15:音響制御部 44:十字キー
16:第1無線通信部 45:ボタン群
17:第2無線通信部 46L1:左第1ボタン
18:LAN通信部 46L2:左第2ボタン
19:ハードディスク 46R1:右第1ボタン
20:媒体再生部 46R2:右第2ボタン
21:カメラ 47:LED
22:モニタ 51:サーバ装置
31L:左目用ディスプレイ 60:視野映像
31R:右目用ディスプレイ 61:歌詞表示オブジェクト
32(32R、32L):ヘッドホン 62:コントローラオブジェクト
33:マイクロホン 63:視線カーソル
Claims (8)
- 楽曲を演奏する演奏処理と、
背景映像と、背景映像内に配置された歌詞表示領域とを有する映像を表示部に表示し、歌詞表示領域に、演奏処理で演奏される楽曲の歌詞を表示する表示処理と、
表示部に表示される映像中、ユーザーの視線を判定する視線判定処理と、を実行可能とし、
表示処理は、演奏処理中、視線判定処理により判定された視線が、歌詞表示領域に位置しているか否かに基づいて、背景映像、歌詞表示領域、歌詞の少なくとも何れか1つを変更することを特徴とする
カラオケ装置。 - 表示部はユーザーの頭部に装着するヘッドセットに配置され、
表示処理は、ヘッドセットの移動に応じて映像を移動させ、
視線判定処理は、表示部に表示される映像の所定位置をユーザーの視線通過位置として視線を判定することを特徴とする
請求項1に記載のカラオケ装置。 - 視線判定処理は、ユーザーの眼球の動きを検出することでユーザーの視線を判定することを特徴とする
請求項1に記載のカラオケ装置。 - 表示処理は、歌詞表示領域、歌詞について、色、透過率、位置、大きさの少なくとも1つを変更することを特徴とする
請求項1から請求項3の何れか1項に記載のカラオケ装置。 - 表示処理は、背景映像のコントラスト、色、明度、彩度の少なくとも1つを変更することを特徴とする
請求項1から請求項4の何れか1項に記載のカラオケ装置。 - 表示処理は、背景映像の再生速度を変更することを特徴とする
請求項1から請求項5の何れか1項に記載のカラオケ装置。 - 表示処理は、背景映像の種類を変更することを特徴とする
請求項1から請求項6の何れか1項に記載のカラオケ装置。 - 楽曲を演奏する演奏処理と、
背景映像と、背景映像内に配置された歌詞表示領域とを有する映像を表示部に表示し、歌詞表示領域に、演奏処理で演奏される楽曲の歌詞を表示する表示処理と、
表示部に表示される映像中、ユーザーの視線を判定する視線判定処理と、を情報処理装置に実行させ、
表示処理は、演奏処理中、視線判定処理により判定された視線が、歌詞表示領域に位置しているか否かに基づいて、背景映像、歌詞表示領域、歌詞の少なくとも何れか1つを変更することを特徴とする
カラオケ用プログラム。
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JP2015183491A JP6489984B2 (ja) | 2015-09-16 | 2015-09-16 | カラオケ装置及びカラオケ用プログラム |
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JP2015183491A Active JP6489984B2 (ja) | 2015-09-16 | 2015-09-16 | カラオケ装置及びカラオケ用プログラム |
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