JP6489832B2 - 通信装置および通信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、通信装置および通信方法に関する。
近年、プリンタやスマートデバイスなどの電子機器に無線LAN機能を搭載し、電子機器を通信装置として使用できるようにする場合が増えている。このような通信装置は、無線LANに接続して他の電子機器との無線通信を行うことができる。
無線LANプロトコルの1つの規格として、Wi−Fi AllianceではWi−Fi Direct(登録商標)という規格が定められている。Wi−Fi Direct(以下、「WFD」と称する。)では、ルータやWi−Fiベースステーションなどの通信機器を介することなく、無線LAN機能を搭載した電子機器同士が直接無線LAN接続して通信を行うことができる。WFD規格では、各電子機器が無線LANアクセスポイントまたは無線LANステーション(基地局)のいずれとして動作するかを決定するプロトコルが規定されている。このプロトコルを実行することにより、電子機器のどちらが無線LANアクセスポイントになり、どちらが無線LANステーションになるかが自動的に決定されて、無線LAN接続を確立することができる。このように、無線LANアクセスポイントが存在しなくても、電子機器を直接無線接続することができるので、ユーザの利便性が高い。
また、2つの電子機器同士が無線接続する際に、一方の機器が無線設定情報を二次元バーコードに付加して、当該二次元バーコードを紙媒体に印刷し、他方の機器(対向機器)がその二次元バーコードを読み取るシステムも存在する(例えば、特許文献1)。特許文献1では上記他方の機器であるデジタルスチルカメラが二次元バーコードを読み取ると、上記一方の機器であるプリンタの無線LAN設定情報が自動的にデジタルスチルカメラに設定される。デジタルスチルカメラにプリンタの無線LAN設定情報が設定されると、デジタルスチルカメラはプリンタとの間でダイレクトに無線接続をすることができる。
特開2006−1063号公報
特許文献1では、デジタルスチルカメラが二次元バーコードを読み取ると、自動的にプリンタの無線LAN設定情報がデジタルスチルカメラに設定され、当該無線LAN設定情報に基づいた無線LAN接続が確立される。そのため、デジタルスチルカメラがプリンタに無線LAN接続した後に、プリンタが所望のサービスが実行できない電子機器であることが判明する場合がある。この場合、不要な無線接続処理を行ったことになり、電力が無駄に消費されてしまう。また、そのようなプリンタに無線接続した場合に、所望のサービスが実行できないことをデジタルスチルカメラのユーザが認識する技術は、特許文献1に開示されていない。したがって、ユーザの利便性は低い。
本発明は、所望のサービスが実行できる機器へ、より確実に無線接続できる通信装置を提供することを目的とする。
本発明の1つの態様に係る通信装置は、他の通信装置と無線接続可能な通信装置であって、
自装置で実行可能な、無線パラメータを設定する第2無線設定方式及び第2サービスを示す第2の設定情報を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段により記憶される前記第2の設定情報を出力する出力手段と、
前記第2の設定情報の前記第2無線設定方式を起動する起動手段と、
前記他の通信装置との間で確立された無線接続を介して、前記他の通信装置から前記第2無線設定方式を停止させるメッセージを受信する受信手段と、
前記受信手段により前記メッセージを受信した場合、起動された前記第2無線設定方式を停止し、前記通信装置が基地局として動作しているときに前記メッセージを前記他の通信装置から受信した場合、起動した前記第2無線設定方式を停止しない停止制御手段と、
を備えることを特徴とする通信装置。
本発明の通信装置によれば、サービスが実行できる機器に対して、より確実に無線接続することができる。
本発明の第1の実施形態で使用されるネットワークの概略構成図である。 第1の実施形態で使用されるプリンタの構成例を示すブロック図である。 第1の実施形態で使用されるスマートデバイスの構成例を示すブロック図である。 第1の実施形態におけるプリンタとスマートデバイスとの間のシーケンスの一例を示す図である。 第1の実施形態におけるプリンタとスマートデバイスとの間の他のシーケンスを示す図である。 第1の実施形態におけるプリンタのフローチャートである。 第1の実施形態におけるスマートデバイスのフローチャートである。 本発明の第2の実施形態で使用されるネットワークの概略構成図である。 第2の実施形態におけるプリンタとスマートデバイスとの間のシーケンス図である。 第2の実施形態におけるプリンタのフローチャートである。 第2の実施形態におけるスマートデバイスのフローチャートである。 第3の実施形態におけるプリンタとスマートデバイスとの間のシーケンス図である。 第3の実施形態におけるプリンタのフローチャートである。 第3の実施形態におけるスマートデバイスのフローチャートである。
以下、本実施形態に係る通信装置について、図面を参照しながら詳細に説明する。本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲によって確定されるのであって、以下の実施形態によって限定されない。本発明が適用される装置の構成や各種条件によって適宜修正又は変更され得る。
(第1の実施形態)
図1に示される通信システム100Aは本実施形態で使用される通信システムであり、例えば、プリンタ101およびスマートデバイス102で構成される。プリンタ101およびスマートデバイス102は、電子機器の例示である。本実施形態においてプリンタ101およびスマートデバイス102は無線LANおよび近距離無線通信を用いて互いに通信が可能である。スマートデバイスは、スマートフォンやタブレット端末などの携帯型の多機能端末である。例えば、スマートデバイスは、通信機能付きデジタルカメラ、カメラ付き携帯電話、カメラ付きタブレット端末である。
図2は、図1のプリンタ101の構成の一例を示すブロック図である。プリンタ101は、無線LAN制御部201、制御部203、記憶部204、操作部205、表示部206、パケット送受信部207、プリンタドライバ制御部208、入出力制御部209、印字部209a、電源部210およびNFC(Near Field Communication)制御部211を有する。無線LAN制御部201には無線LAN通信を行うためのアンテナ202が接続されている。NFC制御部211には、NFC通信を行うためのアンテナ212が接続されている。
無線LAN制御部201は、無線LAN RF制御、無線LAN通信処理、IEEE802.11シリーズに準拠した無線LAN通信の制御を行うドライバを制御する。また、無線LAN制御部201は、無線LAN通信関連のプロトコル処理を行う。さらに、無線LAN制御部201は、プリンタ101が基地局として動作する際の基地局制御と、子機として動作する際のステーション制御も行う。また、無線LAN制御部201は、無線設定方式、例えばWi−Fi Protected Setup(以下、WPSと記載)やWFD等の制御も行う。無線通信を行うために必要な無線パラメータとしての無線LAN設定情報は、例えば、ネットワーク識別子であるSSID、暗号鍵、暗号方式、認証方式、認証鍵等の情報を含む。ここで、SSIDはService Set Identifierの略である。
制御部203は、記憶部204に記憶される制御プログラムを実行することによりプリンタ101全体を制御する。
記憶部204は、制御部203が実行する制御プログラムと、通信に必要なパラメータ(プリンタの設定情報等)、無線設定方式、実行できるサービス等の各種情報を記憶する。後述する各種動作は、記憶部204に記憶された制御プログラムを制御部203が実行することにより行われる。プリンタ101の設定情報は、IP(Internet Protocol)アドレス、ユーザ名、パスワード等である。無線設定方式は、例えば、WPSやWFDなどの無線通信に必要な無線パラメータを自動で設定するプロトコルである。サービスは、例えば、無線通信、画像処理、ファイル転送、ストリーミング等(またはそのためのプロトコル)である。本実施形態では、アプリケーションが起動されると、スマートデバイス102において、例えば、無線設定方式が起動されるようになっている。
操作部205は、プリンタ101を操作するためのものである。表示部206は、各種表示を行う。表示部206は、LCD(液晶ディスプレイ)やLED(発光ダイオード)のように視覚で認知可能な情報を出力(表示)する機能を備える。パケット送受信部207は、各種通信において用いられるデータをパケットで送受信する。
プリンタドライバ制御部208は、印刷機能を提供するためのプリンタドライバを制御する。プリンタドライバ制御部208は、各種印刷に必要なデータの入出力制御や給紙排紙などを制御する。プリンタドライバ制御部208は、入出力データを制御する入出力制御部209に接続される。
入出力接続部209はプリンタドライバを備え、プリンタドライバ制御部208により制御される。
印字部209aは、プリンタドライバ制御部208および入出力制御部209の制御の下で、印刷媒体(例えば、紙媒体)に印字を行う。
電源部210はプリンタ101に電源を供給する。
NFC制御部211は、NFC RF制御、NFC通信処理、NFC通信の制御を行うドライバを制御する。また、NFC制御部211は、NFC通信関連のプロトコル処理を行う。
図3は、本発明を第1の実施形態に係るスマートデバイス102の構成の一例を表すブロック図である。
スマートデバイス102は、無線LAN制御部301、公衆無線制御部303、NFC制御部305、パケット送受信部307、制御部308、記憶部309、電源部310、表示部311、操作部312、通話部313、マイク314および撮像部315を有する。
無線LAN制御部301は、無線LAN RF制御、無線LAN通信処理、IEEE802.11シリーズに準拠した無線LAN通信の制御を行うドライバを制御する。また、無線LAN制御部301は、無線LAN通信関連のプロトコル処理を行う。さらに、無線LAN制御部301は、スマートデバイス102が基地局として動作する際の基地局制御と、子機として動作する際のステーション制御も行う。また、無線LAN制御部301は無線設定方式、例えばWPSやWFD、の制御も行う。無線LAN制御部301に無線LAN通信を行うためのアンテナ302が接続されている。
公衆無線制御部303は、公衆無線通信のRF制御、公衆無線通信を行うための公衆無線通信処理、公衆無線通信の各種制御を行うドライバを制御する。また、公衆無線制御部303は、公衆無線通信関連のプロトコル処理を行う。公衆無線通信は例えばIMT(International Multimedia Telecommunications)規格やLTE(Long Term Evolution)規格などに準拠したものである。公衆無線制御部303には公衆無線通信を行うためのアンテナ304が接続されている。
NFC制御部305は、NFC RF制御、NFC通信処理、NFC通信の制御を行うドライバを制御する。また、NFC制御部305は、NFC通信関連のプロトコル処理を行う。NFC制御部305には、NFC通信を行うためのアンテナ306が接続されている。
パケット送受信部307は、各種通信において用いられるデータをパケットで送受信する。
制御部308は、記憶部309に記憶される制御プログラムを実行することによりスマートデバイス102全体を制御する。
記憶部309は制御部308が実行する制御プログラムと、通信に必要なパラメータや無線設定方式、サービス等の各種情報を記憶する。後述する各種動作は、記憶部309に記憶された制御プログラムを制御部308が実行することにより行われる。スマートデバイスの無線設定方式およびサービスに関する情報は第1の設定情報と称することができる。
電源部310はスマートデバイス102に電源を供給する。
表示部(出力部)311は、各種表示を行う。表示部311は、LCDやLEDのように視覚で認知可能な情報を出力する機能、および(または)スピーカ等のように聴覚で認知可能な音を出力する機能を備える。
操作部312は、スマートデバイス102を操作するためのものである。
通話部313はユーザが通話を行うためのものであり、マイク314は、例えば、通話をする際に使用したり、音声入力をする際に使用する。
撮像部315はカメラを含む。撮像部315は静止画や動画を撮像し、当該画像の画像データを記憶部309に保持する(記憶する)。
スマートデバイス102には所定のサービスを実行するためのアプリケーションが実装されている。所定のサービスには、例えば、無線通信、画像処理、ファイル転送、ストリーミング等(またはそのためのプロトコル)が含まれる。本実施形態では、アプリケーションが起動されると、スマートデバイス102において、例えば、無線設定方式が起動されるようになっている。
図2および図3に示したブロック201〜212および301〜315はソフトウェアもしくはハードウェア的に相互関係を有するものである。また、上記したブロックは一例であり、例えば、複数のブロックが1つのブロックに統合されてもよいし、1つのブロックが細分化されてもよいし、何れかのブロックが更に別の機能を行うようにしてもよい。
以下、図4〜図6を用いて本発明の第1の実施形態におけるプリンタ101とスマートデバイス102との間でなされる通信処理について説明する。
本実施形態では、スマートデバイスが、プリンタ101が所望のサービスを実施可能か否かについて、プリンタが出力した二次元バーコード(例えば、QRコード(登録商標))を用いて判断する場合について説明する。また、プリンタ101とスマートデバイス102が、無線ネットワークが構成されていない状態で無線設定方式を実施する場合について説明する。無線ネットワークが構成されていない状態とは、例えば、プリンタ101が基地局モードで動作しておらず、プリンタ101とスマートデバイス102が直接無線LAN接続を行う状態である。ここで、直接無線LAN接続を行う状態とは、プリンタ101とスマートデバイス102の間にアクセスポイント等がない状態である。
図4Aを参照して、本実施形態におけるシーケンスの一例について説明する。
まず、プリンタ101は、操作部205を介して、無線LAN制御部201により無線設定方式を起動する(ステップS401)。プリンタ101は、無線LAN制御部201で起動した無線設定方式の情報および記憶部204に記憶されている実行可能なサービスに関する情報を、印字部209aを介して、紙媒体に二次元バーコードとして印刷する(ステップS402)。無線設定方式の情報および実行可能なサービスに関する情報は「第2の設定情報」と称することができる。
次に、スマートデバイス102において無線設定方式を起動するため、スマートデバイス102は操作部312を介して、アプリケーションを起動する(ステップS403)。スマートデバイス102は、無線設定方式を実行するために通信相手側装置(対向機器)となるプリンタ101の情報が必要であるので、ステップS402でプリンタ101が印刷した二次元バーコードを撮像部315より撮像する。スマートデバイス102は、撮像した内容(二次元バーコード)を制御部308により解析して二次元バーコード情報を読み取る(ステップS404)。
次に、プリンタ101の無線LAN制御部201は、ステップS402で印刷した二次元バーコードに示されている無線設定方式を実行する(ステップS405)。
スマートデバイス102は、ステップS404で読み取った二次元バーコード情報を、記憶部309に記憶されている情報(無線設定方式とサービスに関する情報)と比較する。そして、所望の無線設定方式およびサービスがプリンタ101によって実行できるか否かを判定する。その判定結果に応じて、スマートデバイス102は、無線接続を実施するか否かを判定する(ステップS406)。スマートデバイス102は、所望の無線設定方式および(または)サービスが実行できないとステップS406で判定した場合、無線LAN制御部301およびパケット送受信部307により、エラーメッセージをプリンタ101に送信する(ステップS407)。このエラーメッセージは、例えば、スマートデバイス102がプリンタ101に対して、サービスの実行を依頼しない(リクエストしない)旨を示すものである。
プリンタ101のパケット送受信部207が、スマートデバイス102からのエラーメッセージを受信した場合、プリンタ101は、スマートデバイス102に、当該エラーメッセージに対するレスポンス(応答メッセージ)を送信する(ステップS408)。応答メッセージは、例えば、IEEE802.11のACK(acknowledge)メッセージである。その後、プリンタ101は、無線LAN制御部201により、実行していた無線設定方式を停止して、表示部206によりエラー情報を表示する(ステップS409)。プリンタ101の無線LAN制御部201は、実行していた無線設定方式を停止するので、停止制御手段と称することもできる。
スマートデバイス102のパケット送受信部307が、上記エラーメッセージに対するレスポンスを受信した場合、スマートデバイス102は、実行していた無線設定方式を停止するために、アプリケーションを停止する。そしてスマートデバイス102は、表示部311にエラー情報を表示する(ステップS410)。
次に図4Bを参照し、図4AのステップS406においてスマートデバイス102が、所望の無線設定方式およびサービスがプリンタ101により実行できると判定した場合を説明する。なお、図4BのステップS401〜ステップS406までは図4Aと同じであるので、説明は省略する。
図4BのステップS406において、スマートデバイス102が、所望の無線設定方式およびサービスがプリンタ101において実行できると判定した場合、スマートデバイス102はプリンタ101にリクエスメッセージを送信する(ステップS411)。リクエスメッセージは、スマートデバイス102がプリンタ101に所望のサービスを実行させるためのメッセージである。
プリンタ101は、スマートデバイス102からのリクエスメッセージを受信すると、当該リクエスメッセージに対するレスポンスをスマートデバイス102に送信する(ステップS412)。
スマートデバイス102は、プリンタ101からレスポンスを受信すると、無線設定処理(プリンタ101に所望のサービスを実行させるための処理)を開始する(ステップS413)。すなわち、スマートデバイス102とプリンタ101との間で、例えば、TCP(Tranmission Control Protocol)/IP接続が行われる。その後、スマートデバイス102からプリンタ101に、例えば、画像データが送信される(ステップS414)。
当該画像データを受信したプリンタ101は、プリンタ側の無線設定処理(スマートデバイス102から指示(指定)されたサービスを実行するための処理、アプリケーション)を実行する(ステップS415)。すなわち、プリンタ101は、プリンタドライバ制御部208、入出力制御部209および印字部209aにより、例えば、紙媒体に画像を印刷する。プリンタ101は、画像の印刷が終了したならば、スマートデバイス102に無線設定処理の終了を伝えるメッセージ(終了メッセージ)を送信する(ステップS416)。
スマートデバイス102は、プリンタ101からの終了メッセージを受信すると、アプリケーションを停止する(ステップS417)。
プリンタ101は、終了メッセージの送信後、無線機能を停止する(ステップS418)。
なお、上記の説明において対向機器という表現を用いたが、「対向機器」は相対的な表現であり、プリンタ101から見ればスマートデバイス102が対向機器となり、スマートデバイス102から見ればプリンタ101が対向機器になる。
次に、本実施形態におけるプリンタ101とスマートデバイス102の動作処理フローをそれぞれ図5および図6を参照して説明する。
図5は、図4Aおよび図4Bで説明したシーケンスに基づくプリンタ101の動作フローを示している。
図5に示されるように、プリンタ101は操作部205を介して、無線LAN制御部201により無線設定方式を起動する(ステップS501)。プリンタ101は、無線LAN制御部201で起動した無線設定方式の情報と記憶部204に記憶されている実行可能なサービスに関する情報とを、印字部209aを介して、二次元バーコードとして紙媒体に印刷(出力)する(ステップS502)。
なお、本実施形態では二次元バーコードを紙媒体に印刷するが、二次元バーコードを表示部206に表示してもよい。サービスは、上述したように、プリント(印刷)、ファイル転送、ストリーミング等のプロトコルを指す。プリントは、例えばIPP(Internet Printing Protocol)などのプリントプロトコルを指す。ファイル転送は、例えばUPnP(Universal Plug and Play)、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)、FTP(File Transfer Protocol)、PTP(Picture Transfer Protocol)などのプロトコルを指す。ストリーミングは、例えばRTP(Real−time Transfer Protocol)などのプロトコルやコ―デック情報を指す。
また、無線設定方式の情報としては、例えば、起動している上述の無線設定方式プロトコルやPIN(Personal Identification Number)コードなどパスワードの情報、SSIDやMACアドレスの情報などの識別情報がある。つまり、二次元バーコード情報は、プリンタ101の識別情報および認証情報のうちの少なくとも1つを含む。よって、例えば、図4AのステップS406の無線接続判定は、プリンタ101の識別情報および認証情報のうちの少なくとも1つに基づいて行ってもよい。
プリンタ101の無線LAN制御部201は、ステップS502で印刷した二次元バーコードに示されている無線設定方式を実行する(ステップS503)。
その後、プリンタ101は、パケット送受信部207において、スマートデバイス102のからエラーメッセージを受信しているか否かを制御部203にて判断する(ステップS504)。エラーメッセージは、例えば、スマートデバイス102からIEEE802.11のパケットで通知される。エラーメッセージは、例えば、ActionフレームやProbe Request/ResponseやAssociation Request/ResponseやDeauthにより送信される。なお、エラーフォーマットは標準技術のパケットフレームやシーケンスを利用してもよいし、ベンダー拡張のパケットフレームで通知してもよい。
プリンタ101は、スマートデバイス102からエラーメッセージを受信したと判断した場合(ステップS504のYes)、パケット送受信部207からスマートデバイス102に、当該エラーメッセージに対するレスポンスを送信する(ステップS505)。その後、プリンタ101は、無線LAN制御部201により、実行していた無線設定方式を停止して、表示部206によりエラー情報を表示する(ステップS506)。
プリンタ101は、スマートデバイス102からエラーメッセージを受信していないと判断した場合(ステップS504のNo)、スマートデバイス102から無線設定方式を実行する旨を示すリクエストメッセージを受信しているか否かを制御部203にて判断する(ステップS507)。なお、このリクエストメッセージは、IEEE802.11のパケットにより通知される。例えば、リクエスメッセージは、ActionフレームやProbe Request/ResponseやAssociation Request/Responseにより送信することができる。この通知に使用されるパケットフォーマットは標準技術のパケットフレームやシーケンスを利用してもよいし、ベンダー拡張のメッセージで通知してもよい。
プリンタ101は、スマートデバイス102からリクエストメッセージを受信したと判断した場合(ステップS507のYes)、スマートデバイス102から指定されたサービスをスマートデバイス102との間で実行する(ステップS508)。この無線設定処理の実行により、例えば、プリンタ101はスマートデバイス102から画像データを受信し、当該画像データを紙媒体に印刷する。
プリンタ101は、スマートデバイス102からリクエストメッセージを受信していないと判断した場合(ステップS507のNo)、ステップS504に戻る。なお、ステップS507の判断が最初にNoとなってから所定時間が経過してもステップS507からS504へのループが繰り返される場合には、当該所定時間経過時に無線設定方式を停止してもよい(タイムアウト処理)。
図6は本実施形態におけるスマートデバイス102の動作フローを示している。
スマートデバイス102において自装置の無線設定方式を起動するため、スマートデバイス102は操作部312を介して、サービスを実行するアプリケーションを起動する(ステップS601)。無線設定方式とサービスは、プリンタの動作フローで説明したものと同じである。
次に、スマートデバイス102は、無線設定方式を起動するため、プリンタ101が印刷した二次元バーコードを撮像部315により撮像して、二次元バーコード情報を読み取る(ステップS602)。なお、プリンタ101が二次元バーコードを表示部206に表示している場合には、スマートデバイス102は、プリンタ101の表示部206に表示された二次元バーコードを撮像することにより二次元バーコード情報を取得する。撮像部315は無線LAN制御部301および(または)制御部308の制御の下でプリンタ101から二次元バーコード情報を取得するので、撮像部315、無線LAN制御部301および制御部308は取得手段と称することもできる。
スマートデバイス102は、ステップS602で読み取った二次元バーコード情報(無線設定方式およびサービスに関する情報)を、記憶部309に記憶されている情報(無線設定方式およびサービスに関する情報)と比較する。そして、所望の無線設定方式およびサービスがプリンタ101において実行できるか否かを判定して、無線接続を実施するか否か判定する(ステップS603)。
スマートデバイス102の制御部308は、ステップS603の判定結果を受けて、プリンタ101との間で、所望の無線通信およびサービスが実施可能か否かを判断(確認)する(ステップS604)。なお、スマートデバイス102は、後述するエラーメッセージ等をプリンタ101に送信するために、自装置の無線設定方式に基づいて、プリンタ101との間で通信可能な状態になっている。
スマートデバイス102は、S604において、プリンタ102と所望のサービスが実施不可能と判断した場合(ステップS604のYes)、プリンタ101にエラーメッセージを送信する(ステップS605)。スマートデバイス102は、エラーメッセージを送信した後、表示部311にエラーの内容(詳細)を表示して(エラー情報表示)アプリケーションを停止する(ステップS606)。つまり、スマートデバイス102は、所定のサービスがプリンタ101において実行できないと判断した場合、所定のサービスを実行するための無線接続をプリンタ101との間で確立しない。
なお、表示部311にエラー情報表示をすることに代えて(または、エラー情報表示をすることに加えて)、通話部313等に内蔵されているスピーカにより音声でエラー情報を出力してもよい。このようなスピーカおよび(または)表示部311はエラー情報出力手段と称することができる。
スマートデバイス102は、ステップS604において、プリンタ101と所望のサービスが実施可能であることを確認した場合(ステップS604のNo)、プリンタ101にリクエストメッセージを送信する(ステップS607)。
リクエスメッセージを送信した後、スマートデバイス102は、無線LAN制御部301により、無線設定処理を実行する(ステップS608)。この無線設定処理の実行により、例えば、スマートデバイス102は画像データをプリンタ101に送信する。つまり、スマートデバイス102は、所定のサービスがプリンタ101において実行できると判断した場合、所定のサービスを実行するための無線接続をプリンタ101との間で確立する。
上記の説明において、プリンタ101は、画像データを印刷するので出力装置と称することができる。また、スマートデバイス102はプリンタ101に画像データを入力する(提供する)ので、入力装置と称することができる。さらに、スマートデバイス102はプリンタ101に画像データを送信するので、通信装置と称することもできる。
なお、上記の説明においてプリンタ101は二次元バーコードを印刷するとしたが、二次元バーコードの代わりに(または二次元バーコードに加えて)、二次元バーコード以外の態様(形式)で情報を印刷してもよい。例えば、プリンタ101は、二次元バーコードではなく一次元バーコードを印刷してもよいし、その他の形態で必要な情報を印刷してもよい。プリンタ101により印刷された情報をスマートデバイス102が撮像部315により撮像して制御部308で撮像内容を分析できるのであれば、プリンタ101は任意の形態(形式)で情報を印刷してよい。
また、二次元バーコードには、無線設定方式の情報および実行可能なサービス情報以外の情報が含まれていてもよい。
上記の説明において、スマートデバイス102は、ステップS404で読み取った二次元バーコード情報を、記憶部309に記憶されている情報と比較し、所望の無線設定方式およびサービスがプリンタ101によって実行できるか否かを判定するとした。しかし、所望のサービスがプリンタ101によって実行できないと判定されたならば、無線設定方式についての判定は省略しても構わない。これは、所望のサービスがプリンタ101によって実行できなければ、スマートデバイス102はプリンタ101と無線接続を実施する必要がないからである。
以上のように、本実施形態では、プリンタ(出力装置)101は無線設定方式起動時に実行可能なサービスおよび無線情報を含んだ二次元バーコードを印刷して、無線設定方式を起動する。スマートデバイス(入力装置)102は二次元バーコードを撮影して、二次元バーコード情報を読み取り、プリンタ101が所望のサービスを実行できない機器である場合は、無線設定処理を行わない(例えば、画像データをプリンタ101に送信しない)。その場合、スマートデバイス(入力装置)102は、エラー表示を行い且つ、プリンタ101に対してエラーを通知する。
その結果、スマートデバイス102は、サービスが実行できるプリンタ101に対して、確実に無線設定処理(例えば、スマートデバイス102からプリンタにデータを送信してプリンタに印刷させる処理)を実施する。よって、スマートデバイス102は、不要な無線接続処理を行わないので、不要な無線接続のための電力を消費することはない。
また、所望のサービスが実施できなという理由によりプリンタ101との無線接続がエラーになった旨は、スマートデバイス102に通知されるので、スマートデバイス102のユーザの利便性が高まる。所望のサービスが実施できないという理由により無線接続がエラーになった旨は、プリンタ101の表示部206にも表示されるので、プリンタ101のユーザの利便性も高まる。
(第2の実施形態)
上記第1の実施形態においては、プリンタ101とスマートデバイス102が、無線ネットワークが構成されていない状態で無線設定方式を実施する場合について説明した。
第2の実施形態では、プリンタ101が基地局モードで動作することができる状態でプリンタ101とスマートデバイス102が無線設定方式を実施する場合について図7〜図10を用いて説明する。プリンタ101とスマートデバイス102の構成は第1の実施形態と同じであるとする。したがって、下記の記載においては、第1の実施形態と同じ構成要素には同じ参照符号を付け、第1の実施形態で使用した図2および図3を適宜参照して説明をする。
図7には第2の実施形態の通信システム100Bの一例が示されている。この通信システム100Bは、本実施形態のプリンタ101と、本実施形態のスマートデバイス102と、その他のデバイス(通信機器)103で構成される。本実施形態においてスマートデバイス102およびその他のデバイス103は無線LANおよび近距離無線通信を用いてプリンタ101と通信することができる。
図8を参照して、まず、本実施形態のプリンタ101とスマートデバイス102との間のシーケンスの一例について説明する。
プリンタ101は、操作部205を介して、無線LAN制御部201により無線設定方式を起動する。本実施形態では、このとき、操作部205を介して、プリンタ101を基地局として動作することが指定される(ステップS801)。この指定は、例えば、プリンタ101のユーザが、操作部205を使用して、プリンタ101の基地局モード(アクセスポイントモード)を選択することによりなされる。プリンタ101は、無線LAN制御部201で起動した無線設定方式の情報および記憶部204に記憶されている実行可能なサービスに関する情報を、印字部209aを介して、紙媒体に二次元バーコードとして印刷する(ステップS802)。
この印刷の際に、プリンタ101は、基地局として動作することを示す情報を二次元バーコードに付加すること(含ませること)ができる。なお、基地局として動作することを示す情報を二次元バーコードに含ませるかどうかは、プリンタ101の設定により決められる。この設定はプリンタ101のユーザにより行うことができる。
次に、スマートデバイス102において無線設定方式を起動するため、スマートデバイス102は操作部312を介して、アプリケーションを起動する(ステップS803)。スマートデバイス102は、無線設定方式を実行するためには、通信相手側装置(対向機器、基地局)となるプリンタ101の情報が必要であるので、ステップS802でプリンタ101が印刷した二次元バーコードを撮像部315より撮像する。スマートデバイス102は、撮像内容を制御部308により分析して二次元バーコード情報を読み取る(ステップS804)。
プリンタ101の無線LAN制御部201は、ステップS802で印刷した二次元バーコードに示されている無線設定方式を実行して基地局モードで動作する(ステップS805)。
スマートデバイス102は、ステップS804で読み取った二次元バーコード情報を、記憶部309に記憶されている情報と比較し、所望の無線設定方式およびサービスがプリンタ101との間で実行できるか否かを判定する。当該判定結果に応じて、スマートデバイス102の制御部308は、無線接続(無線設定処理を行うための無線接続)を実施するか否かの判定する(ステップS806)。
スマートデバイス102が、所望の無線設定方式およびサービスが実行できないと判定した場合、スマートデバイス102は、プリンタ101が基地局モードで動作しているか否かを上記二次元バーコード情報に基づいて判定する(ステップS807)。
スマートデバイス102は、プリンタ101が基地局モードで動作していないと判定した場合、無線LAN制御部301およびパケット送受信部307により、エラーメッセージをプリンタ101に送信する(ステップS808)。本実施形態のプリンタ101は、基地局モードで動作することを表す情報を二次元バーコードに含めることができるが、含めないとすることもできる。したがって、基地局モードで動作しているという事実が二次元バーコードからは判断できない場合もある。
なお、プリンタ101が基地局モードで動作しているか否かの判定は、上記二次元バーコード情報とその他の情報に基づいて行ってもよい。例えば、図7の上記その他のデバイス103とプリンタ101との無線通信状態を、スマートデバイス102が確認することにより、プリンタ101が基地局モードで動作しているかが判断できるならば、二次元バーコード情報だけでなく、当該無線通信状態も確認した後に、プリンタ101が基地局モードで動作しているかの判定を出してもよい。
プリンタ101はエラーメッセージを受信したならば、当該エラーメッセージに対するレスポンス(応答メッセージ)をスマートデバイス102に送信する(ステップS809)。その後、プリンタ101は無線LAN制御部201の制御の下で、待機状態になるか、上記その他のデバイス103との通信が行われているならば、上記その他のデバイス103とのネットワークを維持する(ステップS810)。
スマートデバイス102は、プリンタ101からレスポンスを受信したならば、実行していた無線設定方式を停止するために、アプリケーションを停止して、表示部311によりエラー情報を表示する(ステップS811)。
スマートデバイス102は、ステップS807においてプリンタ101が基地局で動作していると判定した場合は、実行していた無線設定方式を停止するために、アプリケーションを停止して、表示部311によりエラー情報を表示する。この際、スマートデバイス102は、エラーメッセージをプリンタ301に対して送信しない。
ステップS806において、所望の無線設定方式およびサービスが実行できると判定された場合は、第1の実施形態の図6のステップS604がNoとなった場合と同じ処理がなされる。すなわち、図6のステップS607のように、スマートデバイス102はプリンタ101にリクエスメッセージを送信し、ステップS608のように無線設定処理を実行する。これは、第1の実施形態の図4BのステップS411〜ステップS418の動作である。
次に、本実施形態におけるプリンタ101とスマートデバイス102の動作処理フローをそれぞれ図9および図10を参照して説明する。
図9は、図8で説明したシーケンスに基づくプリンタ101の動作処理(制御ステップ)を示している。
図9に示されるように、プリンタ101は操作部205を介して、無線LAN制御部201により無線設定方式を起動する。無線設定方式は、第1の実施形態と同じである。このとき、操作部205を介して、プリンタ101は基地局として動作することを指定される(ステップS901)。
プリンタ101は、無線LAN制御部201で起動した無線設定方式の情報および記憶部204に記憶されている実行可能なサービスについての情報を、印字部209aを介して、紙媒体に二次元バーコードとして印刷する(ステップS902)。なお、本実施形態では紙媒体に印刷する例を説明するが、二次元バーコードを表示部206に表示してもよい。上記サービスは、第1の実施形態で説明しているものと同じである。
プリンタ101の無線LAN制御部201は、ステップS902で印刷した二次元バーコードに示されている無線設定方式を実行する。プリンタ101は基地局モードで動作することが指定されているので、上記無線設定方式を実行するとき、プリンタ101は基地局モードで動作する(ステップS903)。
プリンタ101の制御部203は、スマートデバイス102からのリクエスメッセージがパケット送受信部207により受信されているか否かを判断する(ステップS904)。リクエストメッセージは、第1の実施形態で説明しているものと同じである。
プリンタ101は、スマートデバイス102からリクエストメッセージを受信していると判断した場合(ステップS904のYes)、無線LAN制御部201を用いて、無線設定処理をスマートデバイス102との間で実施する(ステップS905)。すなわち、スマートデバイス102とプリンタ101との間で、例えば、TCP(Tranmission Control Protocol)/IP接続が行われる。その後、プリンタ101は、スマートデバイス102から例えば、画像データを受信する。当該画像データを受信したプリンタ101は、プリンタドライバ制御部208、入出力制御部209および印字部209aにより、例えば、紙媒体に画像を印刷する。
プリンタ101がスマートデバイス102からリクエストメッセージを受信していない場合(ステップS904のNo)、プリンタ101はスマートデバイス102からエラーメッセージを受信したかを判断する(ステップS906)。エラーメッセージは第1の実施形態で説明したものと同じである。
プリンタ101が、スマートデバイス102からエラーメッセージを受信していた場合(ステップS906のYes)、プリンタ101は、当該エラーメッセージに対する応答メッセージをスマートデバイス102に送信する(ステップS907)。応答メッセージは例えばIEEE802.11のACKメッセージである。なお、本実施形態では、プリンタ101はスマートデバイス102からエラーメッセージを受信しても、ネットワークの解消は行わず、ネットワークを維持する。つまり、ステップS906でYesとなった後、ステップS907に進み、その後、ステップS904に戻る(リクエスメッセージを待つための待機状態になる)。ネットワークを解消しないのは、プリンタ101が上記他のデバイス103に対して既に基地局として動作している可能性があるからである。
プリンタ101は、スマートデバイス102からエラーメッセージを受信していない場合(ステップS906のNo)、ステップS904に戻る。
図10はスマートデバイス102の動作処理フローを示している。
本実施形態のスマートデバイス102の動作処理フローは、図6のステップS601〜S603までは第1の実施形態と同様のフローとなる。ステップS604がNoになった場合の動作処理は図8ですでに説明したので、以下の記載では、ステップS604がYesになった場合の動作処理について説明する。
スマートデバイス102は、プリンタ102との間で所望のサービスが実施不可能であると判断した場合、二次元バーコードにプリンタ101が基地局で動作しているか否かの情報が付加されている(含まれている)かを判断する(ステップS1001)。
ステップS1001において、プリンタ101が基地局で動作しているか否かの情報が付加されていないと判断された場合、スマートデバイス102は、上記その他のデバイス103とプリンタ101とのネットワーク情報を収集する(ステップS1002)。周辺のネットワーク情報を収集すると、プリンタ101が基地局として動作しているか否かを示す情報を得ることができる。ステップS1002の後、スマートデバイス102は、ステップS1002で収集した情報に基づいて、プリンタ101が基地局で動作しているか否かを判断する(ステップS1003)。
スマートデバイス102は、二次元バーコードにプリンタ101が基地局で動作しているか否かの情報が付加されている場合(ステップS1001のNo)、ステップS1003に進む(ステップS1002)。そして、スマートデバイス102は、二次元バーコード情報に基づいて、プリンタ101が基地局で動作しているか否かを判断する(ステップS1003)。
スマートデバイス102の無線LAN制御部301は、プリンタ102が基地局で動作していない場合(ステップS1003のNo)、プリンタ102にエラーメッセージを送信する(ステップS1004)。
スマートデバイス102は、プリンタ102が基地局で動作している場合(ステップS1003のYes)、実行していた無線設定方式を停止するために、アプリケーションを停止して、表示部311によりエラー情報を表示する(ステップS1005)。スマートデバイス102はこのとき、プリンタ101にエラーメッセージを送信しない。
以上のように、本実施形態では、プリンタ101(出力装置)が既に基地局として動作している場合には、プリンタ101が所望のサービスを実行できない機器であっても、スマートデバイス(入力装置)102はエラー通知を行わない。これにより、例えばプリンタ101が基地局として動作中に、上記その他のデバイス103が接続中にも関わらずスマートデバイス102からのエラー通知によりプリンタ101が上記その他のデバイス103との通信を停止してしまうことを防ぐことができる。
なお、図10においてステップS1002は省略してもよい。ステップS1002を省略した場合、ステップS1001で二次元バーコードに基地局情報なしと判断されると(ステップS1001のYes)、ステップS1004に進んでもよい。これは、プリンタ101が基地局として動作していないと判断できるからである。また、ステップ1001で二次元バーコードに基地局情報があると判断されると(ステップS1001のNo)、ステップS1005に進んでもよい。これは、プリンタ101が基地局として動作していると判断できるからである。ステップS1002を省略するとステップS1003も不要にすることができる。
なお、図7には3つの「その他のデバイス103」が示されているが、これは単なる例示であり、「その他のデバイス103」の数は3に限定されない。
(第3の実施形態)
上記第1および第2の実施形態においては、所望のサービスが実施可能か否かについての判定情報を二次元バーコードから取得した場合について説明した。
第3の実施形態では、所望のサービスが実施可能か否かについての判定情報を二次元バーコードから取得するのではなく、近距離無線通信(NFC)により取得する。第3の実施形態を以下に、図11〜図13を用いて説明する。
近距離無線通信技術であるNFCは、WFD規格をベースとしている(ISO/IEC18092、ISO/IEC21481等)。一般に、NFCは、近接型非接触通信プロトコルとして、電子機器へ応用されており、NFC機能を搭載した電子機器同士が近距離内に接近すると、相互に相手機器に格納されたデータを交換し、電子機器間で自動的にデータ通信を実行することができる。本実施形態では、プリンタ101とスマートデバイス102がNFC機能を搭載している。このNFC機能により、スマートデバイス102のユーザは簡単な操作でプリンタ101とのWFDによる無線LAN接続を確立することができる。
NFC規格に準拠する電子機器(プリンタ101とスマートデバイス102)は、NFCタグおよびNFCリーダライタを内蔵し、当該NFCタグおよびNFCリーダライタを用いて通信相手機器とのNFC通信を実行する。NFCタグは例えば不揮発性メモリを備え、種々のデータ(情報)を当該不揮発性メモリに書き込むことができる。例えば、第3の実施形態のプリンタ101のNFCタグの不揮発性メモリに、第1の実施形態の二次元バーコードと同じ情報を記憶させることができる。つまり、図2の記憶部204にNFCタグの不揮発性メモリが含まれように構成することができる。また、NFCリーダライタは、NFC通信を介して、通信相手機器に内蔵されるNFCタグ内の不揮発性メモリのデータを読み出すことができる。例えば、スマートデバイス102は、プリンタ101の不揮発性メモリ(記憶部204)から、所望のデータを取得することができる。
本実施形態におけるプリンタ101とスマートデバイス102の構成は第1の実施形態と同じであるとする。したがって、下記の記載においては、第1の実施形態と同じ構成要素には同じ参照符号を付け、第1の実施形態で使用した図2および図3を適宜参照して説明をする。本実施形態の通信システムは図1に示された通信システムであるとする。
まず、第3の実施形態におけるシーケンスの一例について図11を用いて説明する。
プリンタ101は、無線LAN制御部201により無線設定方式を起動する(ステップS1101)。また、プリンタ101は、NFC制御部211によりNFCを起動する(ステップS1102)。
スマートデバイス102は操作部312を介して、サービスを実行するアプリケーションを起動する(ステップS1103)。そして、スマートデバイス102は、NFC制御部305によりNFCを起動する(ステップS1104)。その後、スマートデバイス102は、プリンタ101に対して、スマートデバイス102をかざす(近接させる)ことにより、NFC制御部305によりNFC通信を行う(ステップS1105)。
プリンタ101は、無線LAN制御部201で起動した無線設定方式の情報および記憶部204に記憶されている実行可能なサービス情報を、NFC制御部211を介して、スマートデバイス102に送信する(ステップS1106、ステップS1107)。
スマートデバイス102において無線設定方式を起動するため、スマートデバイス102は、ステップS1107でプリンタ101から送信された設定情報およびサービス情報を受信する(ステップS1108)。以降の処理は、第1の実施形態または第2の実施形態(例えば、図4AのステップS405〜ステップS410、図4BのステップS405〜ステップS418、図8のステップS805〜ステップS811など)と同様のシーケンスになるため、説明は省略する。
図12および図13は、本実施形態におけるプリンタ101とスマートデバイス102の動作処理フローをそれぞれ示す図である。
まず、図12を参照して、図11で説明したシーケンス図にしたがって本実施形態プリンタ101の動作処理(制御ステップ)について説明する。
図12に示されるように、プリンタ101において無線設定方式を起動するため、プリンタ101は操作部205を介して、無線LAN制御部201により無線設定方式を起動する(ステップS1201)。無線設定方式は、第1の実施形態で説明しているものと同じである。
次に、プリンタ101は、NFC制御部211によりNFCを起動する(ステップS1202)。
プリンタ101のNFC制御部211は、スマートデバイス102が近距無線離通信(NFC通信)によってプリンタ101を検知したか否かを判定する(ステップS1203)。近距無線離通信によってスマートデバイス102がプリンタ101を検知したと判断された場合(ステップS1203のYes)、ステップS1204に移行する。
近距無線離通信によってスマートデバイス102がプリンタ101を検知していないと判断された場合(ステップS1203のNo)、ステップS1203を繰り返す。なお、ステップS1203がNoの場合のループに、タイムアウト時間を設けてもよい。
プリンタ101は、ステップS1203がYesの場合、無線LAN制御部201で起動した無線設定方式の情報および記憶部204に記憶されている実行可能なサービス情報を、スマートデバイス102に送信する。以降の処理は、第1の実施形態または第2の実施形態で説明した処理(例えば、ステップS503〜S508(図5)またステップS903〜S907(図9)など)と同様な処理になるため、説明は省略する。
次に、図13を参照して、図11で説明したシーケンス図にしたがって本実施形態のスマートデバイス102の動作処理(制御ステップ)について説明する。
スマートデバイス102において無線設定方式を起動するため、スマートデバイス102は操作部312を介して、サービスを実行するアプリケーションを起動する(ステップS1301)。その後、スマートデバイス102は、NFC制御部305によりNFCを起動する(ステップS1302)。
スマートデバイス102はNFC制御部305およびアンテナ306により、プリンタ102に対して近距離無線通信(NFC通信)を実施する(ステップS1303)。スマートデバイス102は、NFC制御部305によって、プリンタ101から、無線設定方式の情報および実行可能なサービス情報を受信したか否かを判定する(ステップS1304)。無線設定方式の情報および実行可能なサービス情報を受信しなかったと判断された場合(ステップS1304のNo)、ステップS1304を繰り返す。なお、ステップS1304がNoの場合のループに、タイムアウト時間を設けてもよい。なお、NFC制御部305により、プリンタ101から情報を取得しているので、NFC制御部305は取得手段と称することもできる。
無線設定方式の情報および実行可能なサービス情報を受信したと判断された場合(ステップS1304のYes)、以降の動作フローは第1の実施形態(例えば、図6のS603〜S608など)と同様の動作フローになる。
以上のように、本実施形態では、プリンタ101とスマートデバイス102は、無線設定方式起動時に近距離無線通信を用いて実行可能なサービスおよび無線設定情報の送受信を行う。これにより、二次元バーコードを用いなくとも第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。また、第3の実施形態は第2の実施形態にも適用することができ、その場合にも、第2の実施形態と同様の効果を得ることができる。
なお、本実施形態はNFCを用いて説明をしたが、その他の近距離無線通信、例えばBluetooth(登録商標)などで実施してもよい。
(その他の実施形態)
第1の実施形態〜第3の実施形態では、二次元バーコードの出力装置としてプリンタを用いたが、本発明の二次元バーコード出力装置は、これに限定されない。例えば、二次元バーコード出力装置は、液晶プロジェクタやデジタルテレビ等のディスプレイ装置でもよい(デジタルテレビ等を使用した画面出力により二次元バーコードを提示してもよい)。あるいは、スマートデバイスを二次元バーコード出力装置として使用してもよい。
また、第1の実施形態〜第3の実施形態では、二次元バーコード読み取り装置として、スマートデバイスを用いたが、本発明の二次元バーコード読み取り装置はこれに限定されない。例えば、デジタルカメラ、デジタルカムコーダ、スキャナ、MFP(Multifuction Peripheral/Product/Printer:多機能周辺機器)などの入力機能を有する装置を二次元バーコード読み取り装置として使用してもよい。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
101…プリンタ、102…スマートデバイス、無線LAN制御部…201、301、制御部…203、308、記憶部…204、309

Claims (10)

  1. 通信装置であって、
    自装置で実行可能な、無線パラメータを設定するための第2無線設定方式及び第2サービスを示す第2の設定情報を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段により記憶される前記第2の設定情報を出力する出力手段と、
    前記第2無線設定方式を起動する起動手段と、
    他の通信装置との間で確立された無線接続を介して、前記他の通信装置から前記第2無線設定方式を停止させるメッセージを受信する受信手段と、
    前記受信手段により前記メッセージを受信した場合、起動された前記第2無線設定方式を停止し、前記通信装置が基地局として動作しているときに前記メッセージを前記他の通信装置から受信した場合、起動した前記第2無線設定方式を停止しない停止制御手段と、
    を備えることを特徴とする通信装置。
  2. 前記受信手段が前記メッセージを受信しない場合、前記他の通信装置から指定されたサービスを実行する制御手段をさらに備えることを特徴とする請求項に記載の通信装置。
  3. 受信した前記メッセージを表示する表示手段をさらに備えることを特徴とする請求項又はに記載の通信装置。
  4. 前記出力手段は、前記第2の設定情報をバーコードの形式で印字するか表示することを特徴とする請求項乃至のいずれか1項に記載の通信装置。
  5. 前記他の通信装置との間で近距離無線通信を実行するための近距離無線通信手段をさらに備え、前記他の通信装置との間で前記近距離無線通信が実行されると、前記記憶手段に記憶されている前記第2の設定情報が当該近距離無線通信を介して前記他の通信装置に提供されることを特徴とする請求項乃至のいずれか1項に記載の通信装置。
  6. 前記第2の設定情報は、前記通信装置の識別情報または認証情報のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項乃至のいずれか1項に記載の通信装置。
  7. 前記サービスは、印刷、ファイル転送、ストリーミングのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項に記載の通信装置。
  8. 前記メッセージは、IEEE802.11に準拠したパケットフレームで受信されることを特徴とする請求項乃至のいずれか1項に記載の通信装置。
  9. 自装置で実行可能な、無線パラメータを設定するための第2無線設定方式及び第2サービスを示す第2の設定情報を、出力手段において出力するステップと、
    起動手段において、前記第2無線設定方式を起動するステップと、
    受信手段において、他の通信装置との間で確立された無線接続を介して、前記他の通信装置から前記第2無線設定方式を停止させるメッセージを受信するステップと、
    前記メッセージを受信した場合、起動された前記第2無線設定方式を、停止手段において停止するステップと、
    前記自装置が基地局として動作しているときに前記受信手段が前記メッセージを前記他の通信装置から受信した場合、起動した前記第2無線設定方式を、前記停止手段において停止しないステップと、
    を備えることを特徴とする通信方法。
  10. コンピュータが読み取り実行することで、前記コンピュータを請求項1乃至8のいずれか1項に記載の通信装置の各部として機能させるためのプログラム。
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