JP6487250B2 - インク飽和量の測定方法及び判定方法及びインクパッチチャートの作成方法 - Google Patents

インク飽和量の測定方法及び判定方法及びインクパッチチャートの作成方法 Download PDF

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Description

本発明は、インクジェットプリンタに使用される電子線や紫外線などの放射エネルギー線硬化型インクにおけるインク飽和量の測定方法及び判定方法及びこれらの方法に使用されるインクパッチチャートの作成方法に関する。
インクジェットプリンタは、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(ブラック)の4色のインク等を印刷媒体に吐出してカラー画像を印刷する。使用される媒体とインクの組み合わせにより、媒体にインクが吸収される速度や乾燥する速度などが個々に違うため、必要以上にインクを単位面積あたりに多く吐出するとインク量過多により滲みが発生したり打ち込まれたインクが印刷媒体の裏面に染み出てしまう裏抜けが発生したり、その他種々の不都合な現象が生じ、印刷の品質を著しく低下させてしまうことがある。このようなことを防止するため、インクと印刷媒体に対する単一もしくは組み合わせた場合のインクの飽和量を知る必要があり、従来は、センサで読みとれる充分な広さを持ったパッチから成るインクパッチチャートを印刷して、このインクパッチチャートの各パッチのインクの濃度を測定して、インク飽和量を決定している。(例えば特許文献1図)
特開2005−231179号公報
インクジェットプリンタに使用されるインクは用途に応じて複数の種類があるが、その中の1つに紫外線硬化型インクがある。インク飽和量を判定するとき、紫外線硬化型ではない通常のインクの場合には、インクパッチチャートのインクの濃度が高くなると表面張力により高濃度パッチのインクの塗膜が盛り上がった状態となる。この盛り上がった状態をインクあふれと称し、インク飽和量測定の重要な判定要素となっている。このインクあふれは、インクが液状の状態において表面張力により発生する。しかるに紫外線硬化型インクを用いた印刷では、インク滴が印刷媒体表面到達直後にUV(紫外線)ランプでの硬化が行われるため、インクあふれによるインク飽和量判定手法は紫外線硬化型インクには適用できない。一方、紫外線硬化型インクは、インクが浸透しない媒体などにも使用されることも多く、インクは媒体に到着後すぐに紫外線が当てられ硬化されるため、インクが必要以上に吐出されていても印刷できてしまう場合があるが、必要以上にインクを吐出する事はインクの無駄である。
また、インクが浸透しない媒体に紫外線で硬化させずにインクを塗着してパッチを印刷すると、インクがあふれてくるタイミングで(媒体がインクを保持できない状態になると)インクの印刷面の端部が周囲に拡散する可能性があり、一定の範囲内に対する吐出量の判断を行うべきパッチの印刷においては正確な判断ができなくなる問題がある。
本発明は、上記問題点を解決することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、印刷媒体に、印刷媒体に、放射エネルギー線硬化型インクの単位面積あたりに対するインク吐出量を段階的に変化させた複数のパッチからなるインクパッチチャートを作画し、該インクパッチチャートの各パッチの状態からインク飽和量を判定するインク飽和量判定方法において、前記インクパッチチャートのパッチに、インクが周囲に拡散するのを防止するためのインク拡散防止パターンを作画し、このインク拡散防止パターンによってパッチがそのサイズ以上に周囲に拡散しないようにしたことを特徴とする。
また本発明は、前記インク拡散防止パターンは、パッチの作画の前に、パッチの作画エリアの周囲に放射エネルギー線硬化型インクを用いてガードリングを作画し、該ガードリングを放射エネルギー線で硬化させて構成し、該ガードリングで囲まれた領域にパッチを作画するようにしたことを特徴とする。
また本発明は、前記インク拡散防止パターンは、パッチの作画の前に、パッチの中心部分の所定の領域に、低濃度で下地パターンを印刷し、該下地パターンを放射エネルギー線で硬化させて構成し、該下地パターンの上にパッチを作画するようにしたことを特徴とする。
また本発明は、印刷媒体に、放射エネルギー線硬化型インクの単位面積あたりに対するインク吐出量を段階的に変化させた複数のパッチからなるインクパッチチャートを作画し、該インクパッチチャートをセンサで読み取り、該読み取りデータに基づいてインク飽和量を測定するようにしたインク飽和量の測定方法において、インクパッチチャートのパッチにインクが周囲に拡散するのを防止するインク拡散防止処理を行い、この処理によりインク濃度が増すことに伴い、パッチ内でインクの偏りが発生し、塗膜の厚さが場所により異なる状態を起こしやすくしたことを特徴とする。
また本発明は、前記インク拡散防止処理は、パッチの作画の前に、印刷媒体のパッチの作画エリアの周囲に放射エネルギー線硬化型インクを用いてガードリングを作画し、該ガードリングを放射エネルギー線で硬化させた処理からなり、該ガードリングで囲まれた領域にパッチを作画するようにしたことを特徴とする。
また本発明は、前記インク拡散防止処理は、パッチの作画の前に、パッチの中心部分の所定の領域に低濃度で下地パターンを作画し、該下地パターンを放射エネルギー線で硬化させる処理からなり、該下地パターンの上にパッチを作画するようにしたことを特徴とする。
また本発明は、印刷媒体に、放射エネルギー線硬化型インクの単位面積あたりに対するインク吐出量を段階的に変化させた複数のパッチからなるインクパッチチャートを作画し、該インクパッチチャートを目視し、パッチの表面の状態からインク飽和量を判定するようにしたインク飽和量の判定方法において、インクパッチチャートにパッチのインクが周囲に拡散するのを防止するインク拡散防止処理を行い、この処理によりインク濃度が増すことに伴い、パッチ内でインクの偏りが発生し、塗膜の厚さが場所により異なる状態を起こしやすくしたことを特徴とする。
また本発明は、前記インク拡散防止処理は、パッチの作画の前に、印刷媒体のパッチの作画エリアの周囲に放射エネルギー線硬化型インクを用いてガードリングを作画し、該ガードリングを放射エネルギー線で硬化させる処理からなり、該ガードリングで囲まれた領域にパッチを作画するようにしたことを特徴とする。
また本発明は、前記インク拡散防止処理は、パッチの作画の前に、パッチの中心部分の所定の領域に低濃度で下地パターンを作画し、下地パターンを放射エネルギー線で硬化させる処理からなり、該下地パターンの上にパッチを作画するようにしたことを特徴とするものである。
本発明は、インクパッチチャートにインク拡散防止処理を施すようにしたので放射エネルギー線硬化型インクのインク飽和量を正確に判定することができる。
測色器の説明図である。 インクパッチチャートの説明図である。 本発明の説明図である。 パッチの説明図である。 パッチの説明図である。 パッチの説明図である。 インクジェットプリンタの外観図である。 インクジェットプリンタの一部の外観図である。 測色器の説明図である。 インクパッチチャートの測定データを示すグラフである。 本発明の動作手順を示すフローチャートである。 本発明の説明図である。
以下に本発明の実施の形態を添付した図面を参照して詳細に説明する。
図7は、インクジェットプリンタの全体概略外観図を示している。脚体1を備えたプリンタ4は、プリンタ機体3に用紙などの印刷媒体6を支持するプラテンなどの搬送路板8と、インクジェット型印字ヘッド10を機体3の前後方向(副走査方向)に対して直交する横方向(主走査方向)に案内するY軸レール12が取り付けられている。プリンタ機体3には、Y軸レール12の前方を遮断するためのカバー14が開閉自在に取り付けられている。カバー14は通常は閉じられているが、カバー14の内側を図示するため、図7はカバー14を開いた状態を示している。
インクジェットプリンタ4のコントローラは、コンピュータ16と接続し、コンピュータ16から入出力インターフェースを介してイメージデータを受信し、印字ヘッド10を制御し、印字ヘッド10からインクを吐出して印刷媒体6に印刷処理をする。コンピュータ16は、印字ヘッド10に出力するための原カラーイメージデータを生成する。プリンタ4の機体に床面に対して水平に支持されたY軸レール12には、キャリッジを介して、インク吐出ノズルを備えた印字ヘッド10が移動可能に取り付けられ、印字ヘッド10には、紫外線照射装置15と、測色器24が取り付けられている。プリンタ4の機体3側には、駆動ローラとピンチローラ7が配備され、搬送路板8上の印刷媒体6がプリント時、駆動ローラとピンチローラ7とで挟持され、駆動ローラの回転によって副走査方向に搬送されるように構成されている。
プリンタ4の機体3の一側部には、メンテナンスボックス18が設けられ、該ボックス18の上面部分には、コントローラに接続する制御パネル18aが配置されており、操作者は、プリンタ装置に対する支持をこの制御パネル18aから行うことができる。機体3の他方側には、印字領域と対面する側が開放された、印字ヘッド10の維持・管理・保守のために使用されるメンテナンスボックス20が設けられ、該ボックス20は、メンテナンスボックス20内を前方に開放する開閉カバー22を備えている。メンテナンスボックス20では測色器24で白基準色の読み取りを行うため、カバー22が閉じられた状態においては、カバー22の隙間等から外からの光が入り込まないような構造に成っており、場所として暗室とし、安定した状態を提供できる機能を有している。
メンテナンスボックス20内には、図8に示すように、台26が設けられ、これにプレートホルダー27が固設されている。プレートホルダー27には、基準合わせ(キャリブレーション)用の白基準色が着色された白基準色面28aを有するプレート28が脱着可能に保持されている。前記印字ヘッド10は、搬送路板8上の印字領域と、メンテナンスボックス18内の印字ヘッド待機非印字領域と、メンテナンスボックス20内の非印字領域に移動できるように前記Y軸レール12にキャリッジを介して支持されている。
前記印字ヘッド10には、測色器取り付け部が設けられ、測色器24のコネクタ部と脱着可能に接続するためのコネクタ部が設けられている。印字ヘッド10の前面と測色器24との間には、ピンとそれに対応するピン穴とから成る脱着可能な結合手段が設けられている。本実施形態でセンサとして使用される測色器24は、図9に示すように手でもって操作できる手操作用の測色器としても使用できるように構成されている。
測色器24は、手操作用のグリップ30のピン32を、測色器24側のピン穴に差し込み、測色器24側のピン31をグリップ30側のピン穴に差し込むことで、互いに脱着可能に結合し、この結合で測色器24のコネクタ部とグリップ30のコネクタ部が接続し、グリップ30に設けられたコネクタ部が測色器24のコネクタ部を介して測色器24の内部回路に接続する。グリップ30のコネクタ部に接続するコードには、コンピュータ用のコネクタ部が接続し、このコネクタ部をコンピュータに差し込むことで、測色器24をコンピュータに接続することができる。
測色器24の読取部24aには、被測定物からの反射光を受け入れる円形の開口部が設けられている。プリンタ4のコントローラに接続するコンピュータ16の記憶装置には、インクジェットプリンタ4で印刷を行うために必要な画像データの処理を行うことができるプログラムや、カラーインクパッチチャートの印字データの作成やカラーインクパッチチャートの印字データの送信を行うためのプログラムや、飽和インク量の測定を行うためのプログラム等がインストールされている。
次に、測色器の構成について図1を参照して説明する。
図1は、測色器24の用途に使用している分光光度計の内部構造の説明である。本実施形態では、分光光度計を測色器として使用している。CPU、メモリ、入出力インターフェース、ドライバ、受信回路などの回路が形成された回路基板34に発光ダイオード(LED)からなる光源36が複数個、円周上に等間隔で配列して取り付けられている。複数個の光源36は、カバー38内部に下向きに被測定物に向けて突出して配置されている。
光源36の光を遮断するための遮光仕切体42の内部には、被測定物の表面から反射し、カバー38の開口部44からカバー38のチャンバー内に入ってくる光を方向決めして集束するように設計されている光路幾何学形状変換器を構成するフィルタ46を備えたジオメトリーコンバータ48が配置されている。また遮光仕切体42の内部には、ジオメトリーコンバータ48の上方に光センサ、エタロン、フェースプレートから構成される検出部52が配置され、回路基板34の回路部の受信回路に電気的に接続している。
検出部52は、回路基板34に取り付けられ、ジオメトリーコンバータ48は遮光仕切体42に保持されている。カバー38の開口部44は、光源からの測定光を被測定物に均一に照射できるように円形に構成されている。
次に、本実施形態で使用されるインクパッチチャートの作成方法について説明する。
(方法1)
図4は、ガードリングを用いたインクパッチチャート作成方法を示している。
まず、選択した紫外線硬化型のカラーインクを用いて、ガードリング56を所定の間隔で所定の数、作画する。ガードリング56の輪郭は、図1に示すように測色器24の開口部44の輪郭と略同一の形状に設定されている。
測色器24の開口部44がガードリング56の直上に移動して対向したとき、開口部44の円形空間の輪郭とガードリング56の輪郭とが一致するようになっている。各ガードリング56は、作画時、紫外線照射装置15から紫外線が照射され硬化される。ガードリング56を作画し、インクを硬化させた後、各ガードリング56の内側に所定の濃度のパッチ54を、選択した紫外線硬化型のカラーインクを使用して、順次作画し、インクパッチチャート53を作画する。この場合、インクパッチチャート53の各パッチ54に対して紫外線照射装置15による紫外線照射は実施しない。各色のパッチ54は、主走査方向に各色のインクの単位面積あたりに対するインクの吐出量を段階的に変化させることにより濃度を変化させ、等間隔で作画される。
インクパッチチャート53の印刷されるパッチ54の数は任意に決めれば良いが、例えば、0から100%までの範囲で印刷するのであれば、パッチ54ごとに5%ごとか10%ごとに吐出量を変化させる。ガードリング56は、図3(A)、図3(B)に示すように、印刷媒体6の印字平面上に所定の高さの線状の凸部を構成し、該凸部で囲まれた領域がインク溜めパッチ印刷スペースを形成する。ガードリング56の凸部の高さは、ガードリング56の内側のスペースに入れた最大インク吐出量の紫外線硬化型カラーインクがガードリング56の外側にあふれ出ない範囲で適宜設定される。ガードリング56の内側に着弾された液状のカラーインクは、インク量が増大すると表面張力により周囲が盛り上がる。または周囲が盛り上がり中心部が引き寄せられ凹む現象が発生する。この周囲が盛り上がるまたは中心部が凹む状態は隣接するインクがくっ付く状態において起こるため、インクあふれと称し、インク量の飽和量及び飽和に近い状態を示す時に発生するものである。この盛り上がる部分または盛り下がる部分はインクが厚くなっているか薄くなっているため、そこだけ色が濃くまたは薄くなり、パッチを見ると一部だけ色が違うのが確認できる。
ガードリング56は、この内側に作画されるパッチ54の色と同色である必要はなく、またクリアインクなど無色の紫外線硬化型インクを使用しても良いし、測色器24にて読み取られる範囲外であれば任意の紫外線硬化型カラーインクを使用して作画しても良い。
ガードリング56は、インク拡散防止処理に用いられるインク拡散防止パターンを構成する。
図3(A)は、ガードリング56内のインクが少ない状態を示し、インクあふれは生じていない。図3(B)は、ガードリング56内のインクが多くなった状態を示し、インクはガードリングより外に出ないが、表面が盛り上がり、インクあふれが生じている。
(方法2)
図5は、ガードリングではなく、インク拡散防止パターンとして、低濃度の下地パターン58を使用したインクパッチチャート53の作成方法を示している。
この方式は、予めこれから作画するインクパッチチャート53と同色の紫外線硬化型カラーインクを用いて、低濃度の下地パターン58を所定数、所定の間隔で作画し、作画後、ただちに紫外線照射装置15によって、硬化させる。下地パターン58は、図5(A)に示すように、測色器24の開口部44と同形の円形、あるいは、同図(B)に示す輪形、あるいは、同図(C)に示すパッチのサイズより小径な円形等を用いる。
インクパッチチャート53の各パッチ54は、硬化させた下地パターン58の上から同色の紫外線硬化型カラーインクによって作画される。図5(A)の円形の下地パターン58を使用した場合、作画されるパッチ54は、円形の下地パターン58と同形のものが使用され、主走査方向に配列されるパッチ54の濃度が段階的に変化するのは、上記方式(1)のインクパッチチャートと同じである。図5(B)(C)に示される下地パターン58を使用した場合、その上に重ねてパッチ54が作画される。下地パターン58は、低濃度であるのでインクのドット滴がまばらに存在する。
下地パターン58は同色のインクを使用する場合には、例えば5%の濃度で下地を作成し増加分も5%にて行う場合には、実際の濃度はその下地分だけ少なく展開しておく必要があるので、5%の部分には吐出を行わないで、次の10%の部分に、10−5=5%の分の吐出を行い、その後95%まで段階的に上げると結果として5〜100%のパッチが作成される。また、下地パターン58の上からパッチ54を作画すると、パッチ54のインクがその表面張力により、下地パターン58にくっつく事となり、この下地パターン58のインク拡散防止作用によってパッチ54のインクの拡散が抑制され、パッチ54のインクが印刷媒体6の表面でパッチサイズ以上には、外側に滲んだり溢れることがなく、これにより下地パターン58の上のパッチ54の表面張力によるインクあふれ凹凸面形成現象の発生を可能にする。下地パターン58の作用は紫外線硬化型の透明インクを使用しても良い。
下地パターン58は、図5以外に、図6に示すものや、その他種々の模様が考えられ、特に図示するパターンに限定されるものではない。
尚、図2において、パッチ54の外側の円マークMは、測色器24を手で持って、手動でインクパッチチャート53の各パッチ54を読み取るときの測色器24の読取部24aの開口部44とパッチ54の輪郭を合わせるためのサポート用の位置合わせガイド図である。
次に、印刷媒体6に印刷したインクパッチチャート53を、測色器24で読み取る動作について説明する。
プリンタ4は、印刷媒体6に図2に示すように、インクパッチチャート53を印刷する。
インクパッチチャート53の各パッチ54は、測色器24の開口部44と同一の形状に印刷される。測色器24を、図1に示すように、パッチ54の上方に移動すると、測色器24の開口部44とパッチ54の描画全領域とが対向し、パッチ54の平面に対して垂直な軸線上で、開口部44の円形空間の輪郭とパッチ54の円形描画領域の輪郭とが一致する。該対向状態において、光源36からの光は、カバー38の開口部44を出て、パッチ54の表面に当たる。
パッチ54の描画全領域の反射光は、開口部44に入り、開口部44を経て、ジオメトリーコンバータ48を通過し、検出部52に入光して、検出部52により、パッチ54の表面のスペクトルが検出される。図2のインクパッチチャート53は横方向には吐出量を変化させたもの、縦方向は色が違うものを印刷している。
プリンタ4は測色器24をこれらのインクパッチチャート53の各パッチ54上に順次自動的に移動し、測色器24でパッチ54を読み取る。この読み取りデータに基づき、コンピュータ16によって飽和インク量を測定する。本実施形態では、測色器24の検出した色測定数値データに基づき、パッチ54間のインク吐出量のレベルの差分を算出することで、パッチ54間の色の値の傾きを算出し、予め定めた係数より小さいところをインク量が飽和した点として決定する。図10は、飽和インク量決定の参照データであり、測色器24で測定したスペクトル波長の変化量を正規化した値を記したものをグラフの一部分を拡大して示している。実線で示されたグラフは、円形パッチの測色測定データを示し、破線で示されたグラフは、四角のパッチの測色測定データを示している。
横軸は、測定値より順次求めたパッチ間の計算結果の番号を示しており、縦軸は、計算結果を示している。図10のデータに基づき、コンピュータは、横ばいのグラフの状態から飽和インク量を推定する。横軸0の部分は、飽和した場所を表す部分であるが、四角形のパッチデータを表す破線より、円形のパッチデータを表す実線の方が先に0に到達していることが分かる。これは四角形のパッチの一部を読み取る場合には、形状外の部分で省かれてしまったデータが影響していると思われる。しかし、全体を読み取り対象にしている円形パッチとの組み合わせにおいては、読み取り部分から外れる場所がないため先に飽和量に達したと推測できるようになっており、このように、より正確な飽和量の推定が可能となる。
また、測色器24でインクに光を当てる場合、図12に示すように、インクの表面からの情報だけでなく、表面、中間部分、媒体からの反射光すべての情報によりスペクトルの数値が得られるため、インクの厚さの変化が起こる事により濃度などの把握が可能になる。
次に図11を参照してインクパッチチャートの濃度測定の作業について説明する。
操作者は、まず、コンピュータ16又はプリンタ4の制御パネルを操作してインクパッチチャートを硬化させた後に測定するか否かの測定方法の選択を行う(ステップ1)。
ステップ1でインクパッチチャートを硬化させる前に測定する方法を選択すると、コンピュータ16は、インク飽和量の測定用データとしてインクパッチチャートの作画データをプリンタ4のコントローラに送信する(ステップ2)。
次に、コンピュータ16の指示により、プリンタ4のコントローラは、紫外線照射装置15のUVランプを点灯する(ステップ3)。
次に、コンピュータ16の指示により、プリンタ4は、ガードリング56又は下地パターン58を紫外線硬化型インクを硬化させながら印刷媒体6に印刷する(ステップ4)。次にプリンタ4のコントローラは搬送ローラを駆動し、搬送された印刷媒体を印刷開始位置に戻す(ステップ5)。
次に、プリンタ4のコントローラは、紫外線照射装置15のUVランプを消灯する(ステップ6)。
次に、プリンタ4のコントローラは、飽和量測定用データであるインクパッチチャート画像データを印刷する(ステップ7)。
次に、プリンタ4のコントローラは、紫外線による硬化後の測定か否かを判断し(ステップ8)、肯定を判断すると、紫外線照射装置15のUVランプを点灯し、作画したインクパッチチャート53を硬化させる(ステップ9)。
次に、プリンタ4のコントローラは、印刷されたインクパッチチャート53を測色器24で測定し、個々のパッチの読み取りデータをコンピュータ16に送信する(ステップ10)。判定ステップS8で否定を判定すると、プリンタ4のコントローラは、印刷されたインクパッチチャート53の各パッチ54を測色器24で測定し、個々のパッチ54の読み取りデータをコンピュータ16に送信する(ステップ13)。
次に、プリンタ4のコントローラは、紫外線照射装置15のUVランプを点灯し、インクパッチチャート53のインクを硬化する(ステップ14)。
ステップ14,10の処理が完了すると、プリンタ4のコントローラは、印刷媒体6を印刷開始位置まで搬送する(ステップ11)。
次に、プリンタ4のコントローラは、インク飽和量の測定を他の条件で行うか否か判断し(ステップ12)、肯定を判断したときは、ステップ1に戻り、否定を判定したときは作業を終了する。尚、上記実施形態では、インクの飽和量の測定を測色器によって行っているが、インクパッチチャートの紫外線硬化型インクの塗膜の表面を目で観察することで、インク飽和状態を人間が目視により判断するようにしてもよい。なお、ガードリング56は必ずしも全部のパッチに対して必要になるというものではなく、例えば低濃度の部分においては、インクあふれが発生する事はないため、一定の濃度以上に対してだけガードリングを用いるようにしても良い。また、ガードリングは、円形である必要はなく、必要に応じて作成すればよい。本件の実施例においては、測色器での読み取り範囲とパッチの形状をほぼ同一にして説明しているが、パッチは読み取ることができれば良いため、本件の主旨の範囲であればどのような形、大きさであっても問題はない。本実施例では、紫外線照射装置15を印字ヘッドの片側だけに設けた説明をしているが、印字ヘッド10の両側にあってもよく、その場合には双方向での印字において作業が可能であり、また両方を使用することにより積算照射量を多くすることも可能である。なお、本発明なるインクパッチチャートの作成方法、インク飽和量の測定方法、インク飽和量の判定方法について順に説明してきた。これらの実施例では、紫外線硬化型インクを例にとり、紫外線照射装置(UVランプ)により硬化が行われることを前提にしているが、本発明の主旨を損なわない範囲であれば、これに限定されるものではない。例えば、紫外線硬化型インクを用い、紫外線照射装置(UVランプ)と加熱装置(ヒーター、赤外線ランプ等)により硬化が完了するものに用いることもできる。また電子線硬化型インクを用い、電子線照射装置(EB)により硬化が完了するものにも用いることができ、電子線や紫外線などの放射エネルギー線硬化型のインクに用いることができる。尚、上記説明中、印刷、印字は作画と同一の意味で使用している。
1 脚体
3 機体
4 プリンタ
6 印刷媒体
7 ピンチローラ
8 搬送路板
10 印字ヘッド
12 Y軸レール
14 カバー
15 紫外線照射装置
16 コンピュータ
18 ボックス
20 メンテナンスボックス
22 開閉カバー
24 測色器
26 台
27 プレートホルダー
30 グリップ
32 ピン
34 回路基板
36 光源
38 カバー
42 遮光仕切体
44 開口部
46 フィルタ
48 ジオメトリーコンバータ
52 検出器
53 インクパッチチャート
54 パッチ
56 ガードリング
58 下地パターン

Claims (9)

  1. 印刷媒体に、放射エネルギー線硬化型インクの単位面積あたりに対するインク吐出量を段階的に変化させた複数のパッチからなるインクパッチチャートを作画し、該インクパッチチャートの各パッチの状態からインク飽和量を判定するインク飽和量判定方法において、前記インクパッチチャートのパッチに、インクが周囲に拡散するのを防止するためのインク拡散防止パターンを作画し、このインク拡散防止パターンによってパッチがそのサイズ以上に周囲に拡散しないようにしたことを特徴とするインク飽和量の判定に用いられるインクパッチチャートの作成方法。
  2. 前記インク拡散防止パターンは、パッチの作画の前に、パッチの作画エリアの周囲に放射エネルギー線硬化型インクを用いてガードリングを作画し、該ガードリングを放射エネルギー線で硬化させて構成し、該ガードリングで囲まれた領域にパッチを作画するようにしたことを特徴とする請求項1に記載のインク飽和量の判定に用いられるインクパッチチャートの作成方法。
  3. 前記インク拡散防止パターンは、パッチの作画の前に、パッチの中心部分の所定の領域に、低濃度で下地パターンを印刷し、該下地パターンを放射エネルギー線で硬化させて構成し、該下地パターンの上にパッチを作画するようにしたことを特徴とする請求項1に記載のインク飽和量の判定に用いられるインクパッチチャートの作成方法。
  4. 印刷媒体に、放射エネルギー線硬化型インクの単位面積あたりに対するインク吐出量を段階的に変化させた複数のパッチからなるインクパッチチャートを作画し、該インクパッチチャートをセンサで読み取り、該読み取りデータに基づいてインク飽和量を測定するようにしたインク飽和量の測定方法において、インクパッチチャートのパッチにインクが周囲に拡散するのを防止するインク拡散防止処理を行い、この処理によりインク濃度が増すことに伴い、パッチ内でインクの偏りが発生し、塗膜の厚さが場所により異なる状態を起こしやすくしたことを特徴とするインク飽和量の測定方法。
  5. 前記インク拡散防止処理は、パッチの作画の前に、印刷媒体のパッチの作画エリアの周囲に放射エネルギー線硬化型インクを用いてガードリングを作画し、該ガードリングを放射エネルギー線で硬化させた処理からなり、該ガードリングで囲まれた領域にパッチを作画するようにしたことを特徴とする請求項4に記載のインク飽和量の測定方法。
  6. 前記インク拡散防止処理は、パッチの作画の前に、パッチの中心部分の所定の領域に低濃度で下地パターンを作画し、該下地パターンを放射エネルギー線で硬化させる処理からなり、該下地パターンの上にパッチを作画するようにしたことを特徴とする請求項5に記載のインク飽和量の測定方法。
  7. 印刷媒体に、放射エネルギー線硬化型インクの単位面積あたりに対するインク吐出量を段階的に変化させた複数のパッチからなるインクパッチチャートを作画し、該インクパッチチャートを目視し、パッチの表面の状態からインク飽和量を判定するようにしたインク飽和量の判定方法において、インクパッチチャートにパッチのインクが周囲に拡散するのを防止するインク拡散防止処理を行い、この処理によりインク濃度が増すことに伴い、パッチ内でインクの偏りが発生し、塗膜の厚さが場所により異なる状態を起こしやすくしたことを特徴とするインク飽和量の判定方法。
  8. 前記インク拡散防止処理は、パッチの作画の前に、印刷媒体のパッチの作画エリアの周囲に放射エネルギー線硬化型インクを用いてガードリングを作画し、該ガードリングを放射エネルギー線で硬化させる処理からなり、該ガードリングで囲まれた領域にパッチを作画するようにしたことを特徴とする請求項7に記載のインク飽和量の判定方法。
  9. 前記インク拡散防止処理は、パッチの作画の前に、パッチの中心部分の所定の領域に低濃度で下地パターンを作画し、下地パターンを放射エネルギー線で硬化させる処理からなり、該下地パターンの上にパッチを作画するようにしたことを特徴とする請求項7に記載のインク飽和量の判定方法。
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