JP6486501B2 - 部品実装装置 - Google Patents

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Description

この発明は、部品実装装置に関し、特に、吸着ノズルに吸着された部品を側方から撮像する部品実装装置に関する。
従来、吸着ノズルに吸着された部品を側方から撮像する部品実装装置が知られている。たとえば、特許5253540号公報に開示されている。
上記特許5253540号公報には、上下方向に延びる軸線回りに回動可能であり、軸線と同心の円周上に設けられた複数の吸着ノズルを保持するノズルホルダと、ノズルホルダの中心部に配置され電子部品の保持位置を検出するためのマークが下面に付された反射体と、ノズルホルダの外側において吸着ノズルの側方に配置されたCCDカメラおよびLED(発光ダイオード)とを備える電子部品装着装置(部品搭載装置)が開示されている。この電子部品装着装置では、遮蔽板によりLEDから電子部品へ光が直接照射されないようにしつつ、吸着ノズルの背後に配置された反射体によりLEDからの光を反射させる。そして、この電子部品装着装置では、反射体により反射される光がCCDカメラに入射されることによって、吸着ノズルにより吸着された電子部品が側方から撮像される。これにより、この電子部品装着装置では、背景が明るく写り、電子部品が暗く写る撮像画像が取得される。なお、この電子部品装着装置では、LEDは、CCDカメラの両側に設けられている。すなわち、LEDは、CCDカメラと同じ側から電子部品に光を照射するように構成されている。
特許5253540号公報
しかしながら、上記特許5253540号公報に記載の電子部品装着装置では、LEDがCCDカメラと同じ側から電子部品に光を照射するため、遮蔽板によりLEDから電子部品へ光が直接照射されないようにしたとしても、LEDからの光が電子部品によってある程度反射されると考えられる。この場合、電子部品により反射された光がCCDカメラに入射するため、撮像画像における背景と電子部品との明暗の差(コントラスト)が低下するという問題点があると考えられる。また、LEDから電子部品へ光が直接照射されないようにするために、光を遮蔽する必要があり、LEDから照射される光の光量が低下するという問題点もある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、光源部から照射される光の光量が低下するのを抑制しつつ、撮像画像における背景と部品との明暗の差(コントラスト)が低下することを抑制することが可能な部品実装装置を提供することである。
この発明の一の局面による部品実装装置は、円状に配列された複数の吸着ノズルを含むロータリーヘッドと、円状の吸着ノズル配列の内側で、ロータリーヘッドの回転軸線上に設けられる位置補正用マーク部と、位置補正用マーク部の位置補正用マークを下方から撮像するための第1撮像部と、円状の吸着ノズル配列の外側に設けられ、吸着ノズルに吸着された部品を側方から撮像するための第2撮像部と、第2撮像部側の吸着ノズルに対して第2撮像部とは反対側に設けられ、第2撮像部による撮像のために光を出射する光源部を含み、位置補正用マーク部の周囲から円状の吸着ノズル配列の外側の第2撮像部に向けて光源部から出射された光を照射する照明部と、を備え、照明部は、位置補正用マーク部の周囲に設けられ、光源部から出射された光を拡散させる拡散部材をさらに含み、拡散部材は、位置補正用マーク部の全周を囲む筒状形状を有する。
この発明の一の局面による部品実装装置では、上記のように、第2撮像部側の吸着ノズルに対して第2撮像部とは反対側に設けられ、第2撮像部による撮像のために光を出射する光源部を含み、位置補正用マーク部の周囲から円状の吸着ノズル配列の外側の第2撮像部に向けて光源部から出射された光を照射する照明部を設ける。これにより、光源部が第2撮像部と同じ側から部品に光を照射する場合と異なり、部品により光が第2撮像部側に反射されないようにすることができる。その結果、部品により反射された光が第2撮像部に入射するのを抑制することができる。これにより、撮像画像において部品が明るく写るのを抑制することができるので、撮像画像における背景と部品との明暗の差(コントラスト)が低下することを抑制することができる。また、光源部から部品へ光が直接照射されないようにするために光を遮蔽する必要がないので、光源部から照射される光の光量が低下するのを抑制することができる。これらの結果、光源部から照射される光の光量が低下するのを抑制しつつ、撮像画像における背景と部品との明暗の差(コントラスト)が低下することを抑制することができる。また、位置補正用マーク部の周囲から円状の吸着ノズル配列の外側の第2撮像部に向けて光源部から出射された光を照射することによって、光源部から出射された光が位置補正用マーク部により遮られるのを抑制することができるので、位置補正用マーク部が設けられる場合にも、位置補正用マーク部が暗部として撮像画像に写り込むことを抑制することができる。
また、照明部は、位置補正用マーク部の周囲に設けられ、光源部から出射された光を拡散させる拡散部材をさらに含む。これにより、光源部から出射された光を拡散部材により拡散させることができるので、容易に、光源部から出射された光を広範囲に照射することができる。その結果、撮像画像に輝点(高輝度の点)が写り込むことを抑制することができるので、撮像画像において背景を均一に明るく写しやすくことができる。これにより、撮像画像における背景と部品との明暗の差(コントラスト)が低下することをより抑制することができる。
また、拡散部材は、位置補正用マーク部の全周を囲む筒状形状を有する。このように構成すれば、拡散部材を、光源部からの光を拡散させる部材としてだけでなく、位置補正用マーク部を外力や、油、埃などから保護する保護部材としても機能させることができる。その結果、拡散部材により位置補正用マーク部を油や埃などの付着や、外力による変形から保護することができる。
上記一の局面による部品実装装置において、好ましくは、拡散部材は、光源部側から第2撮像部側に向けて光源部からの光を拡散させながら導光するように構成されている。このように構成すれば、十分な光量を確保しつつ光源部からの光を拡散部材により導光することができるので、より確実に、撮像画像において背景を均一に明るく写すことができる。その結果、撮像画像における背景と部品との明暗の差(コントラスト)が低下することをより確実に抑制することができる。
この場合、好ましくは、光源部は、円状の吸着ノズル配列の外側で、第2撮像部に対向する側に設けられており、拡散部材は、位置補正用マーク部の周囲において、光源部側から第2撮像部側まで延びるように形成されることによって、光源部側から第2撮像部側に向けて光源部からの光を拡散させながら導光するように構成されている。このように構成すれば、円状の吸着ノズル配列の外側で、第2撮像部に対向する側に光源部が設けられる場合にも、光源部側から第2撮像部側に向けて光源部からの光を拡散部材により拡散させながら導光することができる。その結果、光源部側の吸着ノズルが暗部として撮像画像に写り込むこと、および光源部自体が輝点として撮像画像に写り込むことを抑制することができる。したがって、円状の吸着ノズル配列の外側で、第2撮像部に対向する側に光源部が設けられる場合にも、確実に、撮像画像において背景を均一に明るく写すことができる。また、円状の吸着ノズル配列の外側に光源部を設けることによって、円状の吸着ノズル配列の内側に光源部を設ける場合に比べて、光源部の配置スペースを容易に確保することができる。
上記一の局面による部品実装装置において、好ましくは、拡散部材は、円筒形状を有する。このように構成すれば、円状の吸着ノズル配列の内側に、円筒形状を有する拡散部材を容易に配置することができる。また、拡散部材が多角形状の筒状形状を有する場合と異なり、円筒形状を有する拡散部材では、角部がないので、角部に起因して撮像画像に輝点が写り込むことを抑制することができる。
上記一の局面による部品実装装置において、好ましくは、拡散部材の下端は、位置補正用マーク部の下端よりも下方に延びている。このように構成すれば、拡散部材により位置補正用マーク部の周囲をより確実に囲むことができるので、油や埃などの付着や、外力による変形から位置補正用マーク部をより確実に保護することができる。
上記一の局面による部品実装装置において、好ましくは、拡散部材は、透光性を有する樹脂材料に拡散材を分散させることにより形成されている。このように構成すれば、透光性を有する樹脂材料に拡散材を分散させた拡散部材により、容易に、拡散部材の内部で光を透過させつつ光源部からの光を拡散させることができる。
本発明によれば、上記のように、遮蔽版により光源部から照射される光の光量が低下するのを抑制しつつ、撮像画像における背景と部品との明暗の差(コントラスト)が低下することを抑制することが可能な部品実装装置を提供することができる。
本発明の一実施形態による部品実装装置の全体構成を示す図である。 一実施形態の部品実装装置の制御的な構成を示すブロック図である。 一実施形態の部品実装装置のロータリーヘッドと撮像ユニットとを示す模式的な側面図である。 一実施形態のロータリーヘッドの位置補正用マーク部と拡散部材とを示す模式的な断面図である。 一実施形態のロータリーヘッドと撮像ユニットとを下方から見た模式図である。 一実施形態のロータリーヘッドの拡散部材による光の伝達を説明するための図である。 一実施形態の第1変形例によるロータリーヘッドの位置補正用マーク部と拡散部材と光源部とを示す模式的な断面図である。 一実施形態の第1変形例による光源部を示す模式的な平面図である。 一実施形態の第2変形例によるロータリーヘッドの位置補正用マーク部と拡散部材と光源部とを示す模式的な断面図である。 参考例によるロータリーヘッドと撮像ユニットとを示す模式的な側面図である。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
(部品実装装置の構成)
図1〜図5を参照して、本発明の一実施形態による部品実装装置100の構成について説明する。
部品実装装置100は、図1に示すように、IC、トランジスタ、コンデンサおよび抵抗などの部品E(電子部品)を、プリント基板などの基板Pに実装する装置である。
また、部品実装装置100は、基台1と、搬送部2と、ロータリーヘッド3と、支持部4と、レール部5と、部品認識カメラ6と、撮像ユニット7と、制御装置8(図2参照)とを備えている。なお、部品認識カメラ6は、請求の範囲の「第1撮像部」の一例である。
基台1のY方向の両側(Y1側およびY2側)の端部には、複数のテープフィーダ11を配置するためのフィーダ配置部12がそれぞれ設けられている。
テープフィーダ11は、複数の部品Eを所定の間隔を隔てて保持したテープが巻き回されたリール(図示せず)を保持している。テープフィーダ11は、リールを回転させて部品Eを保持するテープを送出することにより、テープフィーダ11の先端から部品Eを供給するように構成されている。
各テープフィーダ11は、フィーダ配置部12に設けられた図示しないコネクタを介して制御装置8に電気的に接続された状態で、フィーダ配置部12に配置されている。これにより、各テープフィーダ11は、制御装置8からの制御信号に基づいて、リールからテープを送出するとともに、部品Eを供給するように構成されている。この際、各テープフィーダ11は、ロータリーヘッド3の実装動作に応じて、部品Eを供給するように構成されている。
搬送部2は、一対のコンベア2aを有している。搬送部2は、一対のコンベア2aによって、基板Pを水平方向(X方向)に搬送する機能を有している。具体的には、搬送部2は、上流側(X1側)の図示しない搬送路から実装前の基板Pを搬入するとともに、搬入された基板Pを実装作業位置Mまで搬送し、下流側(X2側)の図示しない搬送路に実装が完了した基板Pを搬出する機能を有している。また、搬送部2は、クランプ機構などの図示しない基板固定機構により、実装作業位置Mで停止させた基板Pを保持して固定するように構成されている。
搬送部2の一対のコンベア2aは、基板Pを下方から支持しながら、水平方向(X方向)に基板Pを搬送することが可能に構成されている。また、一対のコンベア2aは、Y方向の間隔を調整可能に構成されている。これにより、搬入される基板Pの大きさに応じて、一対のコンベア2aのY方向の間隔を調整することが可能である。
ロータリーヘッド3は、搬送部2およびテープフィーダ11よりも上方の位置に設けられており、支持部4および一対のレール部5を介して、水平方向(X方向およびY方向)に移動可能に構成されている。また、ロータリーヘッド3は、実装作業位置Mにおいて固定された基板Pに部品Eを実装するように構成されている。ロータリーヘッド3は、ボールナット31と、12本の吸着ノズル32と、12本の吸着ノズル32にそれぞれ設けられた12個のZ軸モータ33(図2参照)と、12本の吸着ノズル32にそれぞれ設けられた12個のR軸モータ34(図2参照)と、1つのヘッドモータ35とを含んでいる。
12本の吸着ノズル32は、ロータリーヘッド3において等角度間隔で円状に配列されている。吸着ノズル32は、図示しない負圧発生機により先端部に発生された負圧によって、テープフィーダ11から供給される部品Eを吸着して保持することが可能に構成されている。
また、吸着ノズル32は、上下方向(Z方向)に昇降可能に構成されている。具体的には、吸着ノズル32は、部品Eの吸着や装着(実装)などを行う際の下降した状態の位置と、部品Eの搬送や撮像などを行う際の上昇した状態の位置との間で昇降可能に構成されている。また、ロータリーヘッド3では、12本の吸着ノズル32は、吸着ノズル32毎に設けられたZ軸モータ33により吸着ノズル32毎に昇降可能に構成されている。また、12本の吸着ノズル32は、吸着ノズル32毎に設けられたR軸モータ34により吸着ノズル32毎に中心軸回り(Z方向回り)に回転可能に構成されている。また、ロータリーヘッド3は、ヘッドモータ35により上下方向に延びる回転軸線A(図3参照)回りに回転可能に構成されている。
また、ロータリーヘッド3は、支持部4に沿ってX方向に移動可能に構成されている。具体的には、支持部4は、ボールネジ軸41と、ボールネジ軸41を回転させるX軸モータ42と、X方向に延びる図示しないガイドレールとを含んでいる。ロータリーヘッド3は、X軸モータ42によりボールネジ軸41が回転されることにより、ボールネジ軸41が係合(螺合)されるボールナット31とともに、支持部4に沿ってX方向に移動可能に構成されている。
また、支持部4は、基台1上に固定された一対のレール部5に沿ってX方向と直交するY方向に移動可能に構成されている。具体的には、レール部5は、支持部4のX方向の両端部をY方向に移動可能に支持する一対のガイドレール51と、Y方向に延びるボールネジ軸52と、ボールネジ軸52を回転させるY軸モータ53とを含んでいる。また、支持部4には、ボールネジ軸52が係合(螺合)されるボールナット43が設けられている。支持部4は、Y軸モータ53によりボールネジ軸52が回転されることにより、ボールネジ軸52が係合(螺合)されるボールナット43とともに、一対のレール部5に沿ってY方向に移動可能に構成されている。
このような構成により、ロータリーヘッド3は、基台1上を水平方向(X方向およびY方向)に移動可能に構成されている。これにより、ロータリーヘッド3は、たとえばテープフィーダ11の上方に移動して、テープフィーダ11から供給される部品Eを吸着することが可能である。また、ロータリーヘッド3は、たとえば実装作業位置Mにおいて固定された基板Pの上方に移動して、吸着された部品Eを基板Pに実装することが可能である。
部品認識カメラ6は、部品Eの実装に先立って吸着ノズル32に吸着された部品Eを撮像するように構成されている。また、部品認識カメラ6は、部品Eの実装に先立って後述する位置補正用マーク(孔部37b)を撮像するように構成されている。部品認識カメラ6は、基台1の上面上に固定されており、吸着ノズル32に吸着された部品Eおよび位置補正用マークを、下方(Z2方向)から撮像するように構成されている。この撮像結果は、制御装置8により取得される。制御装置8は、吸着ノズル32に吸着された部品Eの撮像結果に基づいて、下方から見た部品Eの吸着状態(回転姿勢および吸着ノズル32に対する吸着位置)を認識し、補正するように構成されている。また、制御装置8は、位置補正用マークの撮像結果に基づいて、ロータリーヘッド3の位置ずれ(たとえば、支持部4やレール部5の熱延びによるロータリーヘッド3の位置ずれ)を認識し、ロータリーヘッド3の位置ずれを補正するように構成されている。すなわち、位置補正用マークは、ロータリーヘッド3の位置ずれを補正するためのマークである。
撮像ユニット7は、部品Eの実装に先立って吸着ノズル32および吸着ノズル32に吸着された部品Eを側方(水平方向)から撮像するように構成されている。この撮像結果は、制御装置8により取得される。制御装置8は、吸着ノズル32および吸着ノズル32に吸着された部品Eの撮像結果に基づいて、側方から見た部品Eの吸着状態(吸着ノズル32に対する吸着姿勢)を認識するように構成されている。また、制御装置8は、吸着ノズル32および吸着された部品Eの撮像結果に基づいて、側方から見た部品Eの実際の厚みを認識し、公差に伴う部品Eの厚みのバラツキを補正するように構成されている。
また、撮像ユニット7は、ロータリーヘッド3に設けられており、ロータリーヘッド3とともに、基台1上をX方向およびY方向に移動可能に構成されている。撮像ユニット7の詳細は、後述する。
図2に示すように、制御装置8は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、およびRAM(Random Access Memory)などを含み、部品実装装置100の動作を制御するように構成されている。具体的には、制御装置8は、搬送部2、X軸モータ42、Y軸モータ53、Z軸モータ33、R軸モータ34およびヘッドモータ35などを予め記憶されたプログラムに従って制御して、基板Pに部品Eの実装を行うように構成されている。
具体的には、まず、制御装置8は、ロータリーヘッド3をテープフィーダ11の上方に移動させる。そして、制御装置8は、図示しない負圧発生機により吸着ノズル32に負圧を発生させる。そして、制御装置8は、テープフィーダ11から供給される部品Eを吸着ノズル32に吸着させる。
そして、制御装置8は、ロータリーヘッド3をテープフィーダ11の上方から基板Pの上方まで移動させる。ロータリーヘッド3を基板Pの上方まで移動させる途中、制御装置8は、ロータリーヘッド3を部品認識カメラ6の上方を通過するように移動させる。そして、制御装置8は、各吸着ノズル32に吸着された部品Eを下方から部品認識カメラ6により撮像させる。また、ロータリーヘッド3を基板Pの上方まで移動させる途中、制御装置8は、各吸着ノズル32および各吸着ノズル32に吸着された部品Eを側方から撮像ユニット7により撮像させる。
そして、ロータリーヘッド3が基板作業位置Mにおいて固定された基板Pの上方に到達すると、制御装置8は、ヘッド32を下降させる。そして、制御装置8は、所定のタイミングでヘッド32への負圧の供給を停止させることによって吸着された部品Eを基板P上に実装(装着)させる。
(ロータリーヘッドの構成)
図3〜図5に示すように、ロータリーヘッド3には、12本の吸着ノズル32を上下方向(Z方向)に昇降可能に保持する保持部材36が設けられている。保持部材36は、12本の吸着ノズル32が円状に配列された状態で、12本の吸着ノズル32を保持するように構成されている。
ロータリーヘッド3には、円状の吸着ノズル配列の内側に、マーク形成部材37が設けられている。マーク形成部材37の先端部は、円柱形状を有するとともに、下方に突出する位置補正用マーク部37aとして形成されている。位置補正用マーク部37aは、円状の吸着ノズル配列の内側で、かつ、ロータリーヘッド3の回転軸線A上に設けられている。すなわち、位置補正用マーク部37aは、ロータリーヘッド3の中心部に設けられている。保持部材36は、12本の吸着ノズル32に加えて、マーク形成部材37(位置補正用マーク部37a)を保持するように構成されている。
ロータリーヘッド3では、保持部材36がヘッドモータ35(図2参照)により回転軸線A回りに回転される。この結果、保持部材36に保持された12本の吸着ノズル32およびマーク形成部材37(位置補正用マーク部37a)が保持部材36とともに回転軸線A回りに回転される。同様に、マーク形成部材37に保持された後述する照明部72の拡散部材72bも、保持部材36とともに回転軸線A回りに回転される。
円柱形状を有する位置補正用マーク部37aには、平面視で(上下方向から見て)円形状を有する孔部37b(図4参照)が設けられている。孔部37bは、位置補正用マーク部37aの中央に設けられている。位置補正用マーク部37aでは、位置補正用マークは、孔部37bからなる。孔部37aは、請求の範囲の「位置補正用マーク」の一例である。また、円柱形状を有する位置補正用マーク部37aは、たとえば金属により構成されており、位置補正用マーク部37aの外周面37cは、光を反射するように構成されている。また、位置補正用マーク部37aの下端面も、光を反射するように構成されている。
孔部37bからなる位置補正用マークは、部品認識カメラ6(図1参照)により、下方(Z2方向)から撮像される。撮像の際、孔部37bからは光が反射されないため、撮像画像において孔部37bが暗く写る。また、孔部37bの周囲の面(位置補正用マーク部37aの下端面)からは光が反射されるため、撮像画像において孔部37bの周囲の面(つまり、背景)が明るく写る。つまり、円環状の明部の中央の暗部として、孔部37bからなる位置補正用マークを制御装置8により認識することが可能である。
なお、孔部37bからなる位置補正用マークに加えて、吸着ノズル32に吸着された部品Eも部品認識カメラ6により、下方から撮像される。撮像の際、部品Eの下面からは光が反射されるため、撮像画像において部品Eが明るく写る。また、部品Eの周囲の空間からは光が反射されないため、撮像画像において部品Eの周囲(つまり、背景)が暗く写る。つまり、明部中の暗部として、部品Eを制御装置8により認識することが可能である。
撮像ユニット7には、撮像部71が設けられている。撮像部71は、CCDイメージセンサなどの撮像素子を含んでいる。撮像部71は、吸着ノズル32に吸着された部品Eおよび吸着ノズル32の先端部を側方から撮像するために、円状の吸着ノズル配列の外側に設けられている。なお、撮像部71は、請求の範囲の「第2撮像部」の一例である。
また、撮像ユニット7には、照明部72が設けられている。照明部72は、光源部72aと、拡散部材72bとを有している。光源部72aは、光源として複数のLED(発光ダイオード)を含み、撮像部71による撮像のために光を出射するように構成されている。
ここで、本実施形態では、光源部72aは、円状の吸着ノズル配列の外側で、かつ、撮像部71側の吸着ノズル32(図3では、X1側の吸着ノズル32)に対して、撮像部71とは反対側(X2側)に設けられている。つまり、光源部72aは、円状の吸着ノズル配列の外側で、撮像部71と水平方向に対向する側に設けられている。
言い換えると、光源部72aは、吸着ノズル32と、拡散部材72bと、位置補正用マーク部37aとを挟んで、撮像部71とは反対側の位置に配置されており、この反対側の位置から、撮像部71に向けて光を出射するように構成されている。
また、本実施形態では、拡散部材72bは、位置補正用マーク部37aの周囲に設けられ、光源部72aから出射された光を拡散させるように構成されている。拡散部材72bは、アクリル樹脂などの透光性を有する樹脂材料に粒子状の拡散材を分散させることにより形成されている。
拡散部材72bには、上下方向に延びる円筒形状を有する筒状部72cが設けられている。すなわち、拡散部材72bは、中空構造を有している。位置補正用マーク部37aは、拡散部材72bの筒状部72cにより区画される空間内(中空構造内)に配置されている。また、拡散部材72bの筒状部72cの内径D1(図4参照)は、円柱形状を有する位置補正用マーク部37aの外径D2よりも十分に大きい。また、拡散部材72bの筒状部72cの外径D3(図5参照)は、吸着ノズル32の幅(外径)D4よりも十分に大きい。
拡散部材72bの筒状部72cは、円柱形状を有する位置補正用マーク部37aの外周面37cの全周を囲むように構成されている。また、本実施形態では、拡散部材72aの筒状部72cの下端は、位置補正用マーク部37aの下端よりも下方に延びている。
また、拡散部材72bには、筒状部72cの上端部から内側に向けて水平方向に延びる鍔状の固定部72dが設けられている。拡散部材72bは、固定部72dを介して、たとえば接着剤やネジなどによりマーク形成部材37に固定されている。すなわち、拡散部材72bは、マーク形成部材37により保持されている。
また、本実施形態では、拡散部材72bの筒状部72cは、筒状形状を有すことによって、位置補正用マーク部37aの外周面37cの周囲において、光源部72a側(図3では、X2側)から撮像部71側(図3では、X1側)まで円弧を描きながら延びるように形成されている。これにより、拡散部材72bは、光源部72a側から撮像部71側に向けて光源部72a側からの光を拡散させながら導光するように構成されている。また、光を拡散させながら導光する際に、拡散部材72bは、筒状部72cの外周面が面発光するように構成されている。
このような構成により、本実施形態では、照明部72は、位置補正用マーク部37aの周囲から、円状の吸着ノズル配列の外側の撮像部71に向けて光源部72aから出射された光を照射するように構成されている。なお、撮像ユニット7では、撮像部71および光源部72aは、保持部材36とは別個にロータリーヘッド3に保持されており、保持部材36の回転とともには回転しないように構成されている。
次に、図6を参照して、撮像ユニット7による、吸着ノズル32に吸着された部品Eおよび吸着ノズル32の先端部の側方からの撮像について説明する。
図6に示すように、光源部72aから光が出射されると、出射された光は、光源部72a側から撮像部71側に向けて、拡散部材72bにより拡散されながら導光される。導光の際、光の一部は、たとえば図6に示す光路L1のように、円筒形状を有する筒状部72c内を拡散されながら導光される。また、光の他の一部は、たとえば図6に示す光路L2のように、筒状部72cを透過し、位置補正用マーク部37aの外周面37cにより反射された後、筒状部72cに再び入射して、筒状部72c内を拡散されながら導光される。また、光のさらに他の一部は、たとえば図6に示す光路L3のように、筒状部72cを透過し、位置補正用マーク部37aの外周面37cにより反射されることなく、筒状部72cに再び入射して、筒状部72c内を拡散されながら導光される。
筒状部72cにより光が拡散されながら導光された結果、図6に示す撮像対象の吸着ノズル32(撮像部71側の吸着ノズル32)の背面側(X2側)から、光が照射される。そして、背面側から照射された光は、その一部が吸着ノズル32および部品Eにより遮られる。また、背面側から照射された光は、他の一部が隣接する吸着ノズル32の間を通って撮像部71に入射される。この結果、撮像画像において部品Eおよび吸着ノズル32が暗く写る。また、撮像画像において部品Eおよび吸着ノズル32の周囲(つまり、背景)が明るく写る。つまり、明部中の暗部として、吸着ノズル32の先端部および部品Eを制御装置8により認識することが可能である。
なお、上記のように、光を反射するように位置補正用マーク部37aの外周面37cを構成することによって、位置補正用マーク部37aにより光を反射させることができるので、位置補正用マーク部37aが暗部として撮像画像に写り込むことを抑制することが可能である。
また、上記のように、拡散部材72bの筒状部72cの外径D3(図5参照)を、吸着ノズル32の幅D4よりも十分に大きくすることによって、光源部72aから出射された光を広範囲に照射することが可能である。その結果、撮像対象の吸着ノズル32の位置が回転方向に多少ずれた状態で撮像する場合や、比較的大きい部品Eを撮像する場合にも、背景と部品Eとの明暗の差(コントラスト)が低下することを抑制しつつ、部品Eおよび吸着ノズル32を撮像することが可能である。
(本実施形態の効果)
本実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
本実施形態では、上記のように、撮像部71側の吸着ノズル32に対して撮像部71とは反対側に設けられ、撮像部71による撮像のために光を出射する光源部72aを含み、位置補正用マーク部37aの周囲から円状の吸着ノズル配列の外側の撮像部71に向けて光源部72aから出射された光を照射する照明部72を設ける。これにより、光源部72aが撮像部71と同じ側から部品Eに光を照射する場合と異なり、部品Eにより光が撮像部71側に反射されないようにすることができる。その結果、部品Eにより反射された光が撮像部71に入射するのを抑制することができる。これにより、撮像画像において部品Eが明るく写るのを抑制することができるので、撮像画像における背景と部品Eとの明暗の差(コントラスト)が低下することを抑制することができる。また、光源部72aから部品Eへ光が直接照射されないようにするために光を遮蔽する必要がないので、光源部72aから照射される光の光量が低下するのを抑制することができる。これらの結果、光源部72aから照射される光の光量が低下するのを抑制しつつ、撮像画像における背景と部品Eとの明暗の差(コントラスト)が低下することを抑制することができる。また、位置補正用マーク部37aの周囲から円状の吸着ノズル配列の外側の撮像部71に向けて光源部72aから出射された光を照射することによって、光源部72aから出射された光が位置補正用マーク部37aにより遮られるのを抑制することができるので、位置補正用マーク部37aが設けられる場合にも、位置補正用マーク部37aが暗部として撮像画像に写り込むことを抑制することができる。
また、本実施形態では、上記のように、照明部72に、位置補正用マーク部37aの周囲に設けられ、光源部72aから出射された光を拡散させる拡散部材72bを設ける。これにより、光源部72aから出射された光を拡散部材72bにより拡散させることができるので、容易に、光源部72aから出射された光を広範囲に照射することができる。その結果、撮像画像に輝点が写り込むことを抑制することができるので、撮像画像において背景を均一に明るく写しやすくことができる。これにより、撮像画像における背景と部品Eとの明暗の差(コントラスト)が低下することをより抑制することができる。
また、本実施形態では、上記のように、光源部72a側から撮像部71側に向けて光源部72aからの光を拡散させながら導光するように拡散部材72を構成する。これにより、十分な光量を確保しつつ光源部72aからの光を拡散部材72bにより導光することができるので、より確実に、撮像画像において背景を均一に明るく写すことができる。その結果、撮像画像における背景と部品Eとの明暗の差(コントラスト)が低下することをより確実に抑制することができる。
また、本実施形態では、上記のように、円状の吸着ノズル配列の外側で、撮像部71に対向する側に光源部72aを設ける。そして、位置補正用マーク部37aの周囲において、光源部72a側から撮像部71側まで延びるように形成されることによって、光源部72a側から撮像部71側に向けて光源部72aからの光を拡散させながら導光するように拡散部材72bを構成する。これにより、円状の吸着ノズル配列の外側で、撮像部71に対向する側に光源部72aが設けられる場合にも、光源部72a側から撮像部71側に向けて光源部72aからの光を拡散部材72bにより拡散させながら導光することができる。その結果、光源部72a側の吸着ノズル32が暗部として撮像画像に写り込むこと、および光源部72a自体が輝点として撮像画像に写り込むことを抑制することができる。したがって、円状の吸着ノズル配列の外側で、撮像部71に対向する側に光源部72aが設けられる場合にも、確実に、撮像画像において背景を均一に明るく写すことができる。また、円状の吸着ノズル配列の外側に光源部72aを設けることによって、円状の吸着ノズル配列の内側に光源部を設ける場合に比べて、光源部72aの配置スペースを容易に確保することができる。
また、本実施形態では、上記のように、拡散部材72bが、位置補正用マーク部37aの全周を囲む筒状形状を有する。これにより、拡散部材72bを、光源部72aからの光を拡散させる部材としてだけでなく、位置補正用マーク部37aを外力や、油、埃などから保護する保護部材としても機能させることができる。その結果、拡散部材72bにより位置補正用マーク部37aを油や埃などの付着や、外力による変形から保護することができる。
また、本実施形態では、上記のように、拡散部材72bが、円筒形状を有する。これにより、円状の吸着ノズル配列の内側に、円筒形状を有する拡散部材72bを容易に配置することができる。また、拡散部材が多角形状の筒状形状を有する場合と異なり、円筒形状を有する拡散部材72bでは、角部がないので、角部に起因して撮像画像に輝点が写り込むことを抑制することができる。
また、本実施形態では、上記のように、拡散部材72bの下端が、位置補正用マーク部37aの下端よりも下方に延びている。これにより、拡散部材72bにより位置補正用マーク部37aの周囲をより確実に囲むことができるので、油や埃などの付着や、外力による変形から位置補正用マーク部37aをより確実に保護することができる。
また、本実施形態では、上記のように、透光性を有する樹脂材料に拡散材を分散させることにより拡散部材72bを形成する。これにより、透光性を有する樹脂材料に拡散材を分散させた拡散部材72bにより、容易に、拡散部材72bの内部で光を透過させつつ光源部72aからの光を拡散させることができる。
[変形例]
なお、今回開示された実施形態は、全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく請求の範囲によって示され、さらに請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更(変形例)が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、ロータリーヘッドに12本の吸着ノズルを設けた例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、ロータリーヘッドに2本以上11本以下の吸着ノズルを設けてもよいし、13本以上の吸着ノズルを設けてもよい。
また、上記実施形態では、円状の吸着ノズル配列の外側に光源部を設け、円状の吸着ノズル配列の内側に拡散部材を設けた例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、光源部および拡散部材を、共に、円状の吸着ノズル配列の内側に設けてもよい。
たとえば、図7および図8に示す第1変形例では、照明部172は、光源部172aと、拡散部材72bとを有している。光源部172aおよび拡散部材72bは、共に、円状の吸着ノズル配列の内側に設けられている。光源部172aは、拡散部材72bの固定部72dの上方に設けられており、拡散部材72bの固定部72dの上面から拡散部材72bの内部に向けて光を出射するように構成されている。光源部172aから出射された光は、撮像部71側に向けて(すなわち、側方に向けて)拡散部材72bにより拡散されながら導光される。第1変形例では、光源部172は、図7および図8に示すように、円環形状を有する光源基板175と、複数(図8では、8つ)のLED(発光ダイオード)176とを有している。8つのLED176は、光源基板175において、等角度間隔で円状に配列されている。
また、図9に示す第2変形例では、照明部272は、光源部272aと、拡散部材72bとを有している。光源部272aおよび拡散部材72bは、共に、円状の吸着ノズル配列の内側に設けられている。光源部272aは、拡散部材72bの固定部72dの上方から側方にまたがるように設けられており、拡散部材72bの固定部72dの内側面から拡散部材72bの内部に向けて光を出射するように構成されている。光源部272aから出射された光は、撮像部71側に向けて(すなわち、側方に向けて)拡散部材72bにより拡散されながら導光される。第2変形例でも、上記した第1変形例と同様に、光源部272aは、円環形状を有する光源基板275と、複数(8つ)のLED(発光ダイオード)276とを有している。8つのLED276は、光源基板275において、等角度間隔で円状に配列されている。
10に示す参考例では、照明部372は、光源部372aにより構成されている。光源部372aは、有機LED(有機発光ダイオード)などの面発光する光源を含んでおり、位置補正用マーク部37aの周囲に設けられている。また、光源部372aは、円筒形状を有しており、少なくとも外周面が面発光するように構成されている。また、円筒形状を有する光源部372aは、位置補正用マーク部37aの外周面37cの全周を囲むように構成されている。これによっても、上記実施形態の照明部72と同様に、撮像画像における背景と部品Eとの明暗の差(コントラスト)が低下することを抑制することができる。また、参考例のように構成した場合には、拡散部材を設けなくとも、光源部372aから出射された光を広範囲に照射することができる。
また、上記実施形態では、拡散部材が円筒形状を有した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、拡散部材が円筒形状以外の筒状形状を有していてもよい。たとえば、多角形状の筒状形状や、楕円形状の筒状形状などの筒状形状を有していてもよい。
また、上記実施形態では、拡散部材が位置補正用マーク部の全周を覆った例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、拡散部材により撮像部(第2撮像部)に向けて光を導光可能であれば、拡散部材が位置補正用マーク部の全周を覆わなくともよい。
また、上記実施形態では、拡散部材の下端が、位置補正用マーク部の下端よりも下方に延びている例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、拡散部材の下端が、位置補正用マーク部の下端よりも下方に延びていなくともよい。たとえば、拡散部材の下端と、位置補正用マーク部の下端とが同じ高さ位置であってもよいし、拡散部材の下端が位置補正用マーク部の下端よりも上方にあってもよい。
また、上記実施形態では、透光性を有する樹脂材料に拡散材を分散させることにより拡散部材を形成した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、透光性を有する樹脂材料に拡散材を分散させること以外の方法により拡散部材を形成してもよい。たとえば、表面に光を拡散させる表面処理を施すことにより拡散部材を形成してもよい。
また、上記実施形態では、位置補正用マーク部の位置補正用マークを、孔部により構成した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、識別可能であれば、位置補正用マーク部の位置補正用マークを孔部以外により構成してもよい。たとえば、位置補正用マーク部の下端面に付した塗装または部材により位置補正用マークを構成してもよい。
3 ロータリーヘッド
6 部品認識カメラ(第1撮像部)
32 吸着ノズル
37a 位置補正用マーク部
37b 孔部(位置補正用マーク)
71 撮像部(第2撮像部)
72、172、272、372 照明部
72a、172a、272a、372a 光源部
72b 拡散部材
100 部品実装装置
E 部品

Claims (6)

  1. 円状に配列された複数の吸着ノズルを含むロータリーヘッドと
    円状の吸着ノズル配列の内側で、前記ロータリーヘッドの回転軸線上に設けられる位置補正用マーク部と
    前記位置補正用マーク部の位置補正用マークを下方から撮像するための第1撮像部と
    前記円状の吸着ノズル配列の外側に設けられ、前記吸着ノズルに吸着された部品を側方から撮像するための第2撮像部と
    前記第2撮像部側の前記吸着ノズルに対して前記第2撮像部とは反対側に設けられ、前記第2撮像部による撮像のために光を出射する光源部を含み、前記位置補正用マーク部の周囲から前記円状の吸着ノズル配列の外側の前記第2撮像部に向けて前記光源部から出射された光を照射する照明部と、を備え
    前記照明部は、前記位置補正用マーク部の周囲に設けられ、前記光源部から出射された光を拡散させる拡散部材をさらに含み、
    前記拡散部材は、前記位置補正用マーク部の全周を囲む筒状形状を有する、部品実装装置。
  2. 前記拡散部材は、前記光源部側から前記第2撮像部側に向けて前記光源部からの光を拡散させながら導光するように構成されている、請求項に記載の部品実装装置。
  3. 前記光源部は、前記円状の吸着ノズル配列の外側で、前記第2撮像部に対向する側に設けられており、
    前記拡散部材は、前記位置補正用マーク部の周囲において、前記光源部側から前記第2撮像部側まで延びるように形成されることによって、前記光源部側から前記第2撮像部側に向けて前記光源部からの光を拡散させながら導光するように構成されている、請求項に記載の部品実装装置。
  4. 前記拡散部材は、円筒形状を有する、請求項に記載の部品実装装置。
  5. 前記拡散部材の下端は、前記位置補正用マーク部の下端よりも下方に延びている、請求項に記載の部品実装装置。
  6. 前記拡散部材は、透光性を有する樹脂材料に拡散材を分散させることにより形成されている、請求項に記載の部品実装装置。
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