JP6485504B2 - ポイント管理装置及び作動方法並びにプログラム - Google Patents

ポイント管理装置及び作動方法並びにプログラム Download PDF

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Description

本発明は、商品や役務の提供に対して付与されるポイントを管理するためのポイント管理装置及び作動方法並びにプログラムに関するものである。
近年、店舗の顧客への集客力や販売促進力を高めるためにポイントカードを発行することが行われている。例えば、大手の店舗グループにおいては、グループ全ての店舗にポイントを付与するための端末を設置する一方、その店舗の本部に専用サーバを設けている。そして、グループ店舗の全ての端末と専用サーバとを通信回線で接続することによって、全てのグループ店舗でポイントカードを使用可能にしている。
このようなポントカードを用いたシステムでは、ユーザはその店で商品を購入する際にポイントカードを提示する。店舗では、ポイントカードのIDを読み取って、対応するIDのポイントに対して、ユーザの購入した商品金額に応じた新たなポイントを加算してデータを更新する。そして、ある一定のポイントが貯まった時には、ユーザに対し、ポイントを用いて所望の商品と引き換えたり、料金の一部として充足したりしている。このようなシステムによれば、ユーザはポイントが増えるように来店する機会が増えるため、集客力や販売促進力の向上が達成される(例えば特許文献1参照)。
また、従来のポイントカードシステムでは、ポイントカードからIDを読み取るリーダ等の端末やID毎にポイントを管理する管理サーバ等が必要になる。このため、小規模店舗では、大がかりなポイントカードシステムの導入に代えて、例えば捺印欄やスタンプ貼付欄を有するポイントカードを発行し、商品の購入額に応じてポイントとして捺印したり、スタンプを貼付したりすることも行われている。
同様にして、商品を販売する店舗に限らず、美容や整髪、マッサージ等の各種役務を提供するサービス業の店舗でも、捺印欄等を有するポイントカードを発行して、同様のポイント付与による集客や販売促進を行っている。
特開2002−175458号公報
しかしながら、上記の大規模なポイントカードシステムでは、単に商品を購入してポイントを貯めるといった方式であったため、同様のポイントカードシステムを導入した大規模グループ店舗がたくさん存在する現在の状況では、ユーザの店舗に対する識別機能が低下しているとともに、ユーザにとっても割安感に欠けるといった状況であった。
また、上記の大規模なポイントカードシステムを構築する資本的余裕のない例えば小規模な店舗にとっては、ポイントカードシステムを導入することが困難である。一方、捺印欄やスタンプ貼付欄等を有するポイントカードでは、その都度、ポイントカードを所持する必要があり、ユーザにとっては使い勝手が悪く、それほどの集客力や販売促進力が見込めない等の問題がある。
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、店舗とユーザとの間のみならず、商品販売者を間に介在させることにより、小規模店舗にオンラインでのポイント付与システムを簡単に導入することができ、且つ今まで以上に集客及び販売促進が可能なポイント管理装置及び作動方法並びにプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のポイント管理装置は、商品販売者と、商品販売者から商品を購入する1次ユーザと、1次ユーザから役務の提供を受ける2次ユーザとの間で、ポイントを循環させるものであり、ユーザ登録部と、ポイント発行部と、ポイント更新部とを有する。ユーザ登録部は、1次ユーザ及び2次ユーザにIDを付与して登録する。ポイント発行部は、IDに基づき1次ユーザに有償で有償ポイントを発行し、且つ1次ユーザ及び2次ユーザに商品の提供時の支払い分に応じた無償ポイントを発行する。ポイント更新部は、有償ポイント及び無償ポイントを商品販売者、1次ユーザ及び2次ユーザ間の商品の購入及び役務の提供に伴い移動させID毎に更新する。
ポイント更新部は、1次ユーザが有償ポイントを商品販売者から購入する場合に、購入する1次ユーザの現在ポイントに購入支払い分の有償ポイントを加算して更新する。また、ポイント更新部は、2次ユーザが1次ユーザから役務の提供を受ける場合に、2次ユーザの現在ポイントに、支払い分に対応する有償ポイントを加算して更新し、且つ1次ユーザの現在の有償ポイントに支払い分の有償ポイントを減算して更新する。
ポイント更新部は、1次ユーザが商品を商品販売者から購入する場合に、購入する1次ユーザの現在ポイントに、購入支払い分に対応する無償ポイントを加算して更新し、且つ保有ポイントを使用する場合に使用ポイントを減算して更新することが好ましい。
ポイント更新部は、2次ユーザが商品を商品販売者から購入する場合に、購入する2次ユーザ及び2次ユーザを登録した1次ユーザそれぞれに対し購入支払い分に対応する無償ポイントを一定比率に分配して加算し更新することが好ましい。
また、本発明のポイント管理装置の作動方法は、商品販売者と、商品販売者から商品を購入する1次ユーザと、1次ユーザから役務の提供を受ける2次ユーザとの間で、ポイントを循環させるポイント管理装置の作動方法であって、ユーザ登録ステップと、ポイント発行ステップと、ポイント更新ステップとをポイント管理装置に実行させる。本発明のポイント管理装置のポイント管理プログラムは、商品販売者と、商品販売者から商品を購入する1次ユーザと、1次ユーザから役務の提供を受ける2次ユーザとの間で、ポイントを循環させるポイント管理装置のポイント管理プログラムであって、ユーザ登録ステップと、ポイント発行ステップと、ポイント更新ステップとをコンピュータに実行させることによりコンピュータをポイント管理装置として機能させる。ユーザ登録ステップは、1次ユーザ及び2次ユーザにIDを付与して登録する。ポイント発行ステップは、IDに基づき1次ユーザに有償で有償ポイントを発行し、且つ1次ユーザ及び2次ユーザに商品の提供時の支払い分に応じた無償ポイントを発行する。ポイント更新ステップは、有償ポイント及び無償ポイントを商品販売者、1次ユーザ及び2次ユーザ間の商品の購入及び役務の提供に伴い移動させID毎に更新する。ポイント更新ステップは、1次ユーザが有償ポイントを商品販売者から購入する場合に、購入する1次ユーザの現在ポイントに購入支払い分の有償ポイントを加算して更新し、2次ユーザが1次ユーザから役務の提供を受ける場合に、2次ユーザの現在ポイントに、支払い分に対応する有償ポイントを加算して更新し、且つ1次ユーザの現在の有償ポイントに支払い分の有償ポイントを減算して更新する。
また、本発明のポイント管理装置は、1次ユーザが役務の提供をする代わりに、商品を販売する業者であってもよい。この場合のポイント管理装置は、商品販売者と、商品販売者から商品を購入する1次ユーザと、1次ユーザから商品を購入する2次ユーザとの間で、ポイントを循環させるものであり、ユーザ登録部と、ポイント発行部と、ポイント更新部とを有する。ユーザ登録部は、1次ユーザ及び2次ユーザにIDを付与して登録する。ポイント発行部は、IDに基づき1次ユーザに有償で有償ポイントを発行し、且つ1次ユーザ及び2次ユーザに商品の提供時の支払い分に応じた無償ポイントを発行する。ポイント更新部は、有償ポイント及び無償ポイントを商品販売者、1次ユーザ及び2次ユーザ間の商品の購入に伴い移動させID毎に更新する。ポイント更新部は、1次ユーザが有償ポイントを商品販売者から購入する場合に、購入する1次ユーザの現在ポイントに購入支払い分の有償ポイントを加算して更新し、2次ユーザが1次ユーザから商品の提供を受ける場合に、2次ユーザの現在ポイントに、支払い分に対応する有償ポイントを加算して更新し、且つ1次ユーザの現在の有償ポイントに支払い分の有償ポイントを減算して更新する。
本発明によれば、店舗である1次ユーザと顧客である2次ユーザと商品販売者との間で無償ポイントの他に有償ポイントを循環させることができ、従来の単なる無償ポイントの付与に比べて、集客及び販売促進がより一層可能になる。また、小規模店舗に対して、オンラインでのポイント付与システムを簡単に導入することができる。
本発明のポイント管理装置を有するポイント管理システムを示す概略図である。 ユーザ登録画面の一例を示す正面図である。 商品販売者による1次ユーザ及び2次ユーザの登録の関連状態を示す概略図である。 1次ユーザによるポイント管理画面の一例を示す正面図である。 2次ユーザによるポイント管理画面の一例を示す正面図である。 商品販売者、1次ユーザ、及び2次ユーザ22の間で使用されるポイントの流れを示す概略図である。
図1に示すように、ポイント管理システム10は、ポイント管理装置としての流通管理サーバ11と、ユーザ端末12,13,14とにより構成され、これらはインターネット等の通信ネットワーク15を介して相互に接続される。情報の伝達には、パソコンのWebブラウザを使って利用者とのやり取りをするWebシステムが用いられる。
流通管理サーバ11は、周知のクラウドコンピュータ16内に構築されている。流通管理サーバ11は、例えばサーバーレンタル業者によって管理されており、Webアプリケーション部17、データベース(DB)部18などを備えている。
流通管理サーバ11には、パソコン、タブレット端末、スマートフォンなどのユーザ端末12〜14を介し、商品販売者20、1次ユーザ21、2次ユーザ22がアクセス可能である。なお、アクセスに際しては、周知のように利用者の認証やコンピュータセキュリティの確認が行われる。
Webアプリケーション部17には各種Webアプリケーションが格納されている。Webアプリケーションは、ポイント管理に必要な各種取引処理を行う。このために、各種取引画面をユーザ端末12〜14に表示し、必要な事項をブランク等に入力させる。例えば、Webアプリケーションによって、ユーザ登録処理、商品の受注処理、メーカへの発注処理、及びポイントPの発行及び更新を行うポイント管理処理等の各ステップが行われる。また、これらユーザ登録ステップ、ポイント発行ステップ及びポイント更新ステップを行うWebアプリケーション(ポイント管理プログラム)によって、ユーザ登録部、ポイント発行部、ポイント更新部がコンピュータシステム上に構成される。ユーザ登録処理、商品の受注処理、メーカへの発注処理などは周知のWebアプリケーションによって処理されるものであり、詳細な説明は省略している。
ユーザ登録処理では、対象とする各ユーザ端末12〜14に、図2に示すような所定のユーザ登録画面G1が表示される。このユーザ登録画面G1の各ブランク欄に必要事項が入力されることにより、ユーザ登録が行われる。ユーザ登録の際には、周知のように必要事項の入力後に登録ボタンが押されると、その後に入力確認画面が表示され、再度登録ボタンを押すことでユーザ登録が完了する。また、戻るボタンが押されることにより、前のユーザ登録画面に戻ることができ、再修正が可能になる。ここで言うユーザには、商品販売者20の顧客である1次ユーザ21、2次ユーザ22の他に、流通管理サーバ11を利用する商品販売者20も含まれ、同じような処理手順によってユーザ登録される。
1次ユーザ21は、商品販売者20から商品を購入する例えば美容室などの業者である。2次ユーザ22は、1次ユーザ21からカットやパーマなどのサービス(役務)の提供を受ける者であり、1次ユーザ21の紹介により登録される。商品販売者20は、例えば美容室で用いられるシャンプ、トリートメント等の各種商品を販売する業者である。
流通管理サーバ11は、ユーザ登録処理に際してそれぞれのアクセスキーを個別に各ユーザに提供するにより紹介が行われる。このアクセスキーを用いて流通管理サーバ11にアクセスすることにより、所定のユーザ登録処理が可能になる。アクセスキーは、商品販売者20を介して1次ユーザ21に提供される他に、1次ユーザ21を介して2次ユーザ22に提供される。このようにして、図3に示すように、商品販売者20には1次ユーザ21A〜21Dが、1次ユーザ21A〜21Dには2次ユーザ22A1,22A2,・・・22D3が、それぞれ関連性を持たせて登録される。
なお、図中破線上で×で示されるように、2次ユーザ22は1次ユーザ21に跨がって登録することはできず、各1次ユーザ21に個別に登録される。同様にして系列店舗同志の1次ユーザ21C,21Dに関連つけされる2次ユーザ22C1〜3,22D1〜3であっても、例えば2次ユーザ22C3のように、1次ユーザ21C,21Dに跨がって登録することはできない。これは、ポイント管理の煩雑を避ける意味で制限している。従って、煩雑でも良い場合には、例えば系列店舗内の1次ユーザ21同志間、又は全ての1次ユーザ21同志間に跨がって2次ユーザ22を登録しても良い。
図2に示すように、ユーザ登録処理では、属性情報、連絡情報等の入力が促され、所定の入力が終了すると、ユーザ毎に個別のユーザコード(ID)が割り付けされる。そして、ユーザコード毎にDB部18に属性情報や連絡情報が格納される。属性情報は、例えば氏名又は店名、性別、年齢などのユーザの属性を示す情報である。連絡情報は、例えば住所、電話番号、メールアドレスなどのユーザの連絡先を示す情報である。なお、本実施形態では、アクセスキーとユーザコードを別に設けているが、各ユーザの識別が可能であれば、両者は同一のものを用いてもよい。
DB部18には、購入情報及びポイント情報が格納される。購入情報は、ユーザ21,22が購入した商品や購入年月日などを示す情報である。ポイント情報は、有償ポイントPpの購入、商品の購入、及び美容室でのカットなどの施術(サービスの提供)を受けた時に、その金額に応じてユーザ21,22に付与される無償ポイントPfや、ポイント付与日時等の付与や発生履歴を示す情報である。
図4は、1次ユーザ21によるポイント管理画面G2の一例である。各1次ユーザ21が保有するポイントPが有償ポイントPpと無償ポイントPfとに分けて表示される。また、1次ユーザ21により登録された2次ユーザ22が保有するポイントPが有償ポイントPpと無償ポイントPfとに分けて表示される。そして、2次ユーザ名を入力して検索することにより、2次ユーザ22毎の保有ポイントPを知ることができる。図5は、2次ユーザ22によるポイント管理画面G3の一例である。
商品販売者20は、例えば周知のクラウドコンピュータ16内に流通管理サーバ11を構築する。この時に、ユーザ登録が行われる。1次ユーザ21は前述したように、商品販売者20からアクセスキーを受け取ることにより、アクセスキーを用いてユーザ登録が可能になる。2次ユーザ22は、例えば1次ユーザ21からアクセスキーを受け取ることにより、アクセスキーを用いてユーザ登録が可能になる。
図6に示すように、ポイントPは商品販売者20、1次ユーザ21、2次ユーザ22の間で循環して使用することができる。使用とは、商品の購入やサービスを受けた時に対価として用いられることをいう。
ポイントPには有償ポイントPpと無償ポイントPfとがある。矢印F1に示すように、商品販売者20から1次ユーザ21が対価を支払うことにより、矢印F11に示すように、1次ユーザ21に有償ポイントPpが発行される。有償ポイントPpは、例えば、本システムの導入当初に、1次ユーザ21が商品販売者20から購入することにより発生する。例えば5万円支払って、5万ポイントを購入することにより、5万ポイントの有償ポイントPpが発生する。
有償ポイントPpは、矢印F2に示すように、1次ユーザ21が2次ユーザ22にサービスを提供して対価を受け取る時に、矢印F21に示すように、サービス料金(対価)に対応する一定比率で、2次ユーザ22に付与される。この比率は1次ユーザ21毎に個別に設定することができる。例えばカットやシャンプのサービス代金として3000円の料金を請求した時に、消費税を抜いた税抜価格の2777円の例えば30%の833ポイントが2次ユーザ22に付与される。このように、サービスの提供に対する対価の一部がポイントPpとして2次ユーザ22に還元されることで、2次ユーザ22に対し他の店舗よりも割安感を与えてサービスを提供することができる。
無償ポイントPfは、矢印F3で示すように1次ユーザ21が商品販売者20から商品を購入する場合、矢印F4で示すように2次ユーザ22が商品販売者20から商品を購入する場合に、矢印F31,F41,F42で示すように対価に対する一定比率で無償ポイントPfが付与される。例えば矢印F3に示すように、1次ユーザ21が商品販売者20から商品を10000円購入した時には対価の30%である3000ポイントが無償ポイントPfとして1次ユーザ21に付与される。
矢印F4に示すように、商品販売者20のWebサイトから、2次ユーザ22が直接に1000円の商品を通信販売で購入する場合には、購入額の1000円に対して、購入支払い分(対価)に対応する無償ポイントPfを一定比率で1次ユーザ21及び2次ユーザ22に分配して付与する。例えばその20%である200ポイントが無償ポイントPfとして2次ユーザ22に付与される。同時に、2次ユーザ22を登録した1次ユーザ21に対しては現金支払い分の1000円に対して、例えばその10%である100ポイントが無償ポイントPfとして1次ユーザ21に付与される。
2次ユーザ22は、商品の購入や施術を受けることによる対価の支払いに際して、有償ポイントPp及び無償ポイントPfの種別に関係無く、これらポイントPp,Pfを対価の一部又は全部として使用することができる。
有償ポイントPpか無償ポイントPfかは、例えば図4に示すように、管理の都合上、商品販売者20及び1次ユーザ21のみが判るように、Web画面に表示される。2次ユーザ22は、例えば図5に示すように、有償ポイントPp及び無償ポイントPfを加算した単なるポイントPのみが表示される。2次ユーザ22はポイントPの使用のみであって、ポイントPの種別が有償か無償かは関係ないからである。
なお、本実施形態では、有償ポイントPpの管理を簡単にするために、1次ユーザ21は有償ポイントPpを用いて商品販売者20から商品を購入できないようにしている。しかしながら、有償ポイントPpを用いて1次ユーザ21が商品販売者20から商品を購入可能にしてもよい。
矢印F31,F41,F42に示すように、無償ポイントPfは、商品販売者20から1次ユーザ21や2次ユーザ22が商品を購入する時に、商品購入代金の一部が無償ポイントPfとして購入者である1次ユーザ21及び2次ユーザ22に付与される。
この場合に購入代金の全部を現金やクレジットカードによる支払いとしてもよく、又は購入代金の一部又は全部に対してポイントPを用いて支払ってもよい。いずれの場合にも、矢印F31,F41,42に示すように、購入金額や対価に対して一定比率で無償ポイントPfが付与される。なお、このように全ての取引において無償ポイントPfを付与する代わりに、ポイント使用部分を除いた現金やカード支払い額のみに対して、無償ポイントPfを付与してもよい。この場合には、購入代金が1300円の商品に対して、1000円を現金で残りの300円をポイントPで支払う場合には、現金による購入代金1000円に対して10%の100ポイントが購入者に付与される。
矢印F2,F21に示すような1次ユーザ21による2次ユーザ22に対する施術に際しては、図1に示すように、1次ユーザ21がユーザ端末13を用いて流通管理サーバ11にアクセスして、図5に示すようなポイント管理画面G3と同様の画面を表示する。そして、Web画面上で、2次ユーザ22に対して、3000円のサービスを提供したことを入力すると、ポイント付与欄には、3000円の内、消費税抜き後の2777円に対する10%である833ポイントの有償ポイントPpが1次ユーザ21から2次ユーザ22に移動する。この移動によって、移動分のポイントPpが2次ユーザ22の現在ポイントに対して加算され、移動分のポイントPpが1次ユーザ21の現在ポイントに対して減算される。
このようにして、サービスの提供に伴い、サービス代金の一部がポイントPとして2次ユーザ22に移動していくため、1次ユーザ21の有償ポイントPpは減っていく。1次ユーザ21が保有する有償ポイントPpがある一定ポイント数に達すると、有償ポイントPpの購入のお知らせがなされて、有償ポイントPpの購入が促される。また、契約により、有償ポイントPpが例えば5000ポイント以下となった時に、有償ポイントPpの購入を自動的に行ってもよい。
なお、2次ユーザ22の初期登録時や顧客獲得キャンペーン時に、商品販売者20は、2次ユーザ22及び/又は1次ユーザ21に無償ポイントPfを付与してもよい。このようにすることで、2次ユーザ22の本システムへの加入を促進させることができる。
図6に示すように、商品販売者20から購入した商品24は配送業者23によって、1次ユーザ21、2次ユーザ22に配送される。
以上のように、ポイントPを有償ポイントPpと無償ポイントPfの二種類設け、有償ポイントPpは商品販売者20、1次ユーザ21、及び2次ユーザ22の間で循環して使用することができる。従って、1次ユーザ21である美容室等は、他の本システムに加入していない美容室よりも、割安感を自店の顧客である2次ユーザ22に与えることができ、顧客を繋ぎ留めておく顧客保持力や、新たな顧客を増やすことができる集客力を上げることができる。有償ポイントPp及び無償ポイントPfはサービスや商品の提供を受けた時に対価の一部として消費させ、最終的には商品販売者20から1次ユーザ21や2次ユーザ22が商品を購入した時点で消滅する。従って、循環するポイントPが無限に増えることもなく、一定量のポイント総数に抑えることができるため、ポイント管理上有利になる。
1次ユーザ21は有償ポイントPpを購入することにより、販売促進費として計上することができ、経理処理が明確になる。また、有償ポイントPpは、現金のように他者に渡って商品購入に結びつくものではなく、ポイントPを付与された者が商品の購入やサービスの提供の対価の一部や全部として支払われる。そして、最終的には1次ユーザ21及び2次ユーザ22が商品販売者20から商品の購入の代金の一部又は全部として使うことにより、その時点で消滅する。
以上のように、消費者としての2次ユーザ22は有償でポイントPを購入することがない(対価性がない)。また、美容室などの1次ユーザ21は、有償でポイントPを購入することにより資金決済に関する法律の前払い式支払い手段に該当するものの、「資金決済に関する法律」第4条第7号の「その利用者のために商行為となる取引においてのみ使用する前払い式支払い手段」に該当するため、資金決済に関する法律に抵触することはない。
なお、上記実施形態では、1次ユーザ21の一例として美容室を例にあげて説明したが、1次ユーザ21はサービス等の提供者(サービス業者)のみではなく、小売業者であってもよい。この場合には、提供する役務(サービス)の代わりに、商品を販売する行為に有償ポイントPpを使用する。従って、サービス業者のみならず、小規模小売り店などでも本システムを簡単に導入することができる。
商品販売者20は、商品をメーカから購入し、美容室などの1次ユーザ21に卸す卸売業者として説明したが、メーカが直接に商品販売者20となってもよい。また、サービス業種としては、美容業の他に理容業やマッサージ業、エステ業、その他のサービス業であってもよく、これらサービス業種に本発明のポイント管理装置を用いることで、従来に比べて、集客力や顧客維持力を向上させることができる。しかも、大企業に比べて資金的余裕が少ない小規模店舗でも、オンラインによるポイント付与システムを簡単に導入することができる。
上記実施形態では、流通管理サーバ11のWebアプリケーション部17に、メーカへの発注処理を行うWebアプリケーションを格納したが、メーカへの発注処理は、別途行うようにしてもよい。
流通管理サーバ11のハードウェア構成は種々の変形が可能である。例えば、処理能力や信頼性の向上を目的として、流通管理サーバ11を、ハードウェアとして分離された複数台のサーバコンピュータで構成してもよい。また、コンピュータシステムのハードウェア構成は、処理能力、安全性、信頼性など要求される性能に応じて適宜変更することができる。更に、ハードウェアに限らず、プログラムについて、安全性や信頼性の確保を目的として、二重化したり、あるいは、複数のストレージデバイスに分散して格納したりしてもよい。
10 ポイント管理システム
11 流通管理サーバ
12,13,14 ユーザ端末
15 通信ネットワーク
16 クラウドコンピュータ
17 Webアプリケーション部
18 DB部
20 商品販売者
21 1次ユーザ
22 2次ユーザ
P ポイント
Pf 無償ポイント
Pp 有償ポイント

Claims (7)

  1. 商品販売者と、前記商品販売者から商品を購入する1次ユーザと、前記1次ユーザから役務の提供を受ける2次ユーザとの間で、ポイントを循環させるポイント管理装置であって、
    前記1次ユーザ及び前記2次ユーザにIDを付与して登録するユーザ登録部と、
    前記IDに基づき前記1次ユーザに有償で有償ポイントを発行し、且つ前記1次ユーザ及び前記2次ユーザに前記商品の提供時の支払い分に応じた無償ポイントを発行するポイント発行部と、
    前記有償ポイント及び前記無償ポイントを前記商品販売者、前記1次ユーザ及び前記2次ユーザ間の前記商品の購入及び前記役務の提供に伴い移動させID毎に更新するポイント更新部とを有し、
    前記ポイント更新部は、
    前記1次ユーザが前記有償ポイントを前記商品販売者から購入する場合に、購入する前記1次ユーザの現在ポイントに購入支払い分の前記有償ポイントを加算して更新し、
    前記2次ユーザが前記1次ユーザから前記役務の提供を受ける場合に、前記2次ユーザの現在ポイントに、支払い分に対応する前記有償ポイントを加算して更新し、且つ前記1次ユーザの現在の前記有償ポイントに支払い分の前記有償ポイントを減算して更新する
    ポイント管理装置。
  2. 前記ポイント更新部は、
    前記1次ユーザが前記商品を前記商品販売者から購入する場合に、購入する前記1次ユーザの現在ポイントに、購入支払い分に対応する前記無償ポイントを加算して更新し、且つ保有ポイントを使用する場合に使用ポイントを減算して更新する
    請求項1に記載のポイント管理装置。
  3. 前記ポイント更新部は、
    前記2次ユーザが前記商品を前記商品販売者から購入する場合に、購入する前記2次ユーザ及び前記2次ユーザを登録した前記1次ユーザそれぞれに対し購入支払い分に対応する前記無償ポイントを一定比率に分配して加算して更新する
    請求項2に記載のポイント管理装置。
  4. 前記ポイント更新部は、前記商品販売者及び前記1次ユーザに対し前記有償ポイント及び前記無償ポイントを区別して表示し、前記2次ユーザに対し前記有償ポイント及び前記無償ポイントを総合したポイントを表示する請求項1から3いずれか1項に記載のポイント管理装置。
  5. 商品販売者と、前記商品販売者から商品を購入する1次ユーザと、前記1次ユーザから役務の提供を受ける2次ユーザとの間で、ポイントを循環させるポイント管理装置の作動方法であって、
    前記1次ユーザ及び前記2次ユーザにIDを付与して登録するユーザ登録ステップと、
    前記IDに基づき前記1次ユーザに有償で有償ポイントを発行し、且つ前記1次ユーザ及び前記2次ユーザに前記商品の提供時の支払い分に応じた無償ポイントを発行するポイント発行ステップと、
    前記有償ポイント及び前記無償ポイントを前記商品販売者、前記1次ユーザ及び前記2次ユーザ間の前記商品の購入及び前記役務の提供に伴い移動させID毎に更新するポイント更新ステップとを有し、
    前記ポイント更新ステップは、
    前記1次ユーザが前記有償ポイントを前記商品販売者から購入する場合に、購入する前記1次ユーザの現在ポイントに購入支払い分の前記有償ポイントを加算して更新し、
    前記2次ユーザが前記1次ユーザから前記役務の提供を受ける場合に、前記2次ユーザの現在ポイントに、支払い分に対応する前記有償ポイントを加算して更新し、且つ前記1次ユーザの現在の前記有償ポイントに支払い分の前記有償ポイントを減算して更新する
    ことを前記ポイント管理装置に実行させるポイント管理装置の作動方法。
  6. 商品販売者と、前記商品販売者から商品を購入する1次ユーザと、前記1次ユーザから役務の提供を受ける2次ユーザとの間で、ポイントを循環させるポイント管理装置のポイント管理プログラムであって、
    前記1次ユーザ及び前記2次ユーザにIDを付与して登録するユーザ登録ステップと、
    前記IDに基づき前記1次ユーザに有償で有償ポイントを発行し、且つ前記1次ユーザ及び前記2次ユーザに前記商品の提供時の支払い分に応じた無償ポイントを発行するポイント発行ステップと、
    前記有償ポイント及び前記無償ポイントを前記商品販売者、前記1次ユーザ及び前記2次ユーザ間の前記商品の購入及び前記役務の提供に伴い移動させID毎に更新するポイント更新ステップとを有し、
    前記ポイント更新ステップは、
    前記1次ユーザが前記有償ポイントを前記商品販売者から購入する場合に、購入する前記1次ユーザの現在ポイントに購入支払い分の前記有償ポイントを加算して更新するステップと、
    前記2次ユーザが前記1次ユーザから前記役務の提供を受ける場合に、前記2次ユーザの現在ポイントに、支払い分に対応する前記有償ポイントを加算して更新し、且つ前記1次ユーザの現在の前記有償ポイントに支払い分の前記有償ポイントを減算して更新するステップとを有し、
    コンピュータに実行させることによりコンピュータをポイント管理装置として機能させるポイント管理プログラム。
  7. 商品販売者と、前記商品販売者から商品を購入する1次ユーザと、前記1次ユーザから前記商品を購入する2次ユーザとの間で、ポイントを循環させるポイント管理装置であって、
    前記1次ユーザ及び前記2次ユーザにIDを付与して登録するユーザ登録部と、
    前記IDに基づき前記1次ユーザに有償で有償ポイントを発行し、且つ前記1次ユーザ及び前記2次ユーザに前記商品の提供時の支払い分に応じた無償ポイントを発行するポイント発行部と、
    前記有償ポイント及び前記無償ポイントを前記商品販売者、前記1次ユーザ及び前記2次ユーザ間の前記商品の購入に伴い移動させID毎に更新するポイント更新部とを有し、
    前記ポイント更新部は、
    前記1次ユーザが前記有償ポイントを前記商品販売者から購入する場合に、購入する前記1次ユーザの現在ポイントに購入支払い分の前記有償ポイントを加算して更新し、
    前記2次ユーザが前記1次ユーザから前記商品の提供を受ける場合に、前記2次ユーザの現在ポイントに、支払い分に対応する前記有償ポイントを加算して更新し、且つ前記1次ユーザの現在の前記有償ポイントに支払い分の前記有償ポイントを減算して更新する
    ポイント管理装置。
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