JP6485447B2 - 電子機器、電子機器における電源受領方法、電子機器における電源供給方法およびケーブル - Google Patents

電子機器、電子機器における電源受領方法、電子機器における電源供給方法およびケーブル Download PDF

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Description

本技術は、電子機器、電子機器における電源受領方法、電子機器における電源供給方法およびケーブルに関し、特に、コンテンツをレセプタクルを通じて外部機器に送信する電子機器などに関する。
近年、CE(Consumer Electronics)機器をつなぐ、デジタルインタフェースとして、HDMI(High Definition Multimedia Interface)が幅広く用いられており、業界でのデファクトスタンダードとなっている。現行のHDMI規格では、ソース(Source)機器からシンク(Sink)機器に電源ラインを通じて電源を供給することが可能とされている(例えば、特許文献1参照)。現行のHDMI規格にて規定されている電源供給(+5V端子)はソース機器からシンク機器に対して5V、55mAまでとされており、主たる目的はスタンバイ状態にあるシンク機器のEDID ROMのDDCラインによる読出しを想定している。
特開2011−205164号公報
近年、HDMIソース機器として、スマートフォーンやデジタルカメラ等、モバイル機器が多数登場してきており、それに対応するためにタイプD(Type D)コネクタという小外形のコネクタも定義されている。ところが、電源供給機能には変更が入っておらず、他規格では実現されているステーショナル機器からモバイル機器への電源供給対応が求められている。
タイプDコネクタは、小外形コネクタを実現しているため、大電流に対応するピン幅を満たしていない。そのため、現状のコネクタを用いた電源供給対応は非常に困難である。なお、HDMIは広くデジタルインタフェースとして普及しているため、既存コネクタとの互換性確保は必須要件である。
本技術の目的は、インタフェース機能の拡張を図ることにある。
本技術の概念は、
外部機器に接続するためのケーブルのプラグを接続するレセプタクルを備え、
上記レセプタクルは、第1の電源端子と、該第1の電源端子より電流容量の大きな第2の電源端子を有する
電子機器にある。
本技術においては、外部機器に接続するためのケーブルのプラグを接続するレセプタクルが備えられている。このレセプタクルには、第1の電源端子と第2の電源端子が配置されている。この場合、第2の電源端子は、第1の電源端子より電流容量が大きなものとされる。
例えば、レセプタクルは、所定の厚みの平板の面上にプラグの挿入方向に延びた第1の幅の第1の電源端子を有すると共に、平板の端面にプラグの挿入方向に延びた第1の幅よりも大きな幅の第2の電源端子を有する、ようにされてもよい。この場合、例えば、レセプタクルは、平板の第2の電源端子を有する端面とは逆の端面にプラグの挿入方向に延びた第1の幅よりも大きな幅も持つ接地端子をさらに有する、ようにされてもよい。このように平板の端面に第2の電源端子などが設けられるため、平板の面上に第1の電源端子を有する既存のレセプタクルのインタフェース機能はそのまま保持される。
また、この場合、例えば、第2の電源端子は、少なくとも、端面と直交する方向の厚みがプラグの挿入方向に沿って順次厚くなるように形成されている、ようにされてもよい。この場合、プラグ側の端子との間に遊びを持たせなくともプラグの挿入をスムーズに行うことが可能となり、また、プラグ側の端子との間で大きな接触面積を確保することが可能となる。
また、この場合、例えば、第2の電源端子は、端面と共に、この端面に連続する2つの平板面の一部を覆うように形成されている、ようにされてもよい。この場合、第2の電源端子の断面形状はコの字形状となり、プラグ側の端子を対応した形状とすることで、その端子との間でより大きな接触面積を確保することが可能となる。
また、例えば、レセプタクルの第2の電源端子を通じて外部機器から電源を受領する電源受領部をさらに備える、ようにされてもよい。これにより、レセプタクルの第2の電源端子を通じて外部機器から電源を受領して利用することが可能となる。この場合、例えば、外部機器の電源供給能力の有無を判別する能力判別部と、能力判別部で電源供給能力があると判別されるとき、外部機器に電源供給を要求する電源供給要求部をさらに備え、電源受領部は、電源供給要求部からの電源供給要求に応じて外部機器から供給される電源をレセプタクルの第2の電源端子を通じて受領する、ようにされてもよい。
また、例えば、レセプタクルの第2の電源端子を通じて外部機器に電源を供給する電源供給部をさらに備える、ようにされてもよい。これにより、レセプタクルの第2の電源端子を通じて外部機器に電源を供給することが可能となる。この場合、例えば、外部機器からの電源供給要求があるとき、外部機器への電源供給が可能か否かを判別する可否判別部をさらに備え、電源供給部は、可否判別部で電源供給が可能であると判別されるとき、レセプタクルの第2の電源端子を通じて外部機器に電源を供給する、ようにされてもよい。例えば、可否判別部は、レセプタクルの第2の電源端子に電源を供給した状態で流れる電流値に基づいて、外部機器への電源供給が可能か否かを判別する、ようにされてもよい。
また、例えば、外部機器にレセプタクルを通じてコンテンツを送信する送信部をさらに備える、ようにされてもよい。この場合、例えば、送信部は、外部機器に、コンテンツを、差動信号により、レセプタクルを通じて送信する、ようにされてもよい。例えば、送信部は、HDMI送信部である、ようにされてもよい。
また、例えば、外部機器からレセプタクルを通じてコンテンツを受信する受信部をさらに備える、ようにされてもよい。この場合、例えば、受信部は、外部機器から、コンテンツを、差動信号により、レセプタクルを通じて受信する、ようにされてもよい。例えば、受信部は、HDMI受信部である、ようにされてもよい。
このように本技術においては、レセプタクルが第1の電源端子の他に、この第1の電源端子より電流容量の大きな第2の電源端子を有するものであり、より大きな電流の電源を、外部機器から受領し、あるいは外部機器に供給することが可能となり、インタフェース機能の拡張を図ることが可能となる。
また、本技術の他の概念は、
コンテンツを伝送する信号ラインと共に、第1の電源ラインと、該第1の電源ラインより電流容量の大きな第2の電源ラインを備える
ケーブルにある。
本技術においては、第1の電源ラインの他に、第1の電源ラインより電流容量の大きな第2の電源ラインを備えるものであり、本技術のケーブルを用いることで、より大きな電流の電源の受領あるいは供給を行うことが可能となる。
また、本技術の他の概念は、
外部機器に接続するためのケーブルのプラグを接続するレセプタクルを備え、
上記レセプタクルは、
平板の面上にプラグの挿入方向に延びた所定数の第1の信号端子を有すると共に、上記平板の一方または双方の端面に上記プラグの挿入方向に延びた第2の信号端子を有する
電子機器にある。
本技術においては、外部機器に接続するためのケーブルのプラグを接続するレセプタクルが備えられている。このレセプタクルには、平板の面上にプラグの挿入方向に延びた所定数の第1の信号端子が設けられ、平板の一方または双方の端面にプラグの挿入方向に延びた第2の信号端子が設けられている。そのため、平板の面上に第1の信号端子のみが設けられた既存のレセプタクルのインタフェース機能をそのまま保持しつつ、インタフェース機能の拡張を図ることが可能となる。
本技術によれば、インタフェース機能の拡張を図ることが可能となる。なお、本明細書に記載された効果はあくまで例示であって限定されるものではなく、また付加的な効果があってもよい。
実施の形態としてのAVシステムの構成例を示すブロック図である。 ソース機器のデータ送信部、 電源受領部と、シンク機器のデータ受信部、電源供給部の構成例を示す図である。 TMDS伝送データの構造例を示す図である。 現行HDMIおよび新HDMIのピンアサイメントを比較して示す図である。 タイプD(Type D)コネクタに対応したレセプタクルの構成例を概略的に示す図である。 タイプD(Type D)コネクタに対応したプラグの構成例を概略的に示す図である。 タイプD(Type D)コネクタに対応したレセプタクルの他の構成例を概略的に示す図である。 タイプD(Type D)コネクタに対応したプラグの他の構成例を概略的に示す図である。 現行HDMIケーブルの構造例を示す図である。 新HDMIケーブルの構造例を示す図である。 電源供給までのプロセスを説明するための図である。 ソース機器の制御部における電源受領までの処理手順の一例を示すフローチャートである。 シンク機器の制御部における電源供給までの処理手順の一例を示すフローチャートである。
以下、発明を実施するための形態(以下、「実施の形態」とする)について説明する。なお、説明を以下の順序で行う。
1.実施の形態
2.変形例
<1.実施の形態>
[AVシステムの構成例]
図1は、実施の形態としてのAV(Audio and Visual)システム100の構成例を示している。このAVシステム100は、ソース機器110とシンク機器120とが接続されて構成されている。ソース機器110は、例えば、ゲーム機、ディスクプレーヤ、セットトップボックス、デジタルカメラ、携帯電話などのAVソースである。シンク機器120は、例えば、テレビ受信機、プロジェクタ等である。ソース機器110およびシンク機器120は、ケーブル200を介して接続されている。
ソース機器110には、データ送信部(HDMI送信部)112および電源受領部115が接続された、コネクタを構成するレセプタクル111が設けられている。シンク機器120には、データ受信部(HDMI受信部)122および電源供給部125が接続された、コネクタを構成するレセプタクル121が設けられている。
また、ケーブル200の一端にはコネクタを構成するプラグ201が設けられ、その他端にはコネクタを構成するプラグ202が設けられている。ケーブル200の一端のプラグ201はソース機器110のレセプタクル111に接続され、このケーブル200の他端のプラグ202はシンク機器120のレセプタクル121に接続されている。
ソース機器110は、制御部113を有している。この制御部113は、ソース機器110の全体を制御する。制御部113は、シンク機器120からCECあるいはDDCなどのラインを通じてプロファイルデータを取得し、このプロファイルデータを参照してシンク機器120の電源供給能力を判別する。そして、制御部113は、電源供給能力があると判別するとき、CECあるいはDDCなどのラインを通じてシンク機器120に、電源の供給を要求する。電源受領部115は、レセプタクル111を通じて、シンク機器120から供給される電源を受領する。
シンク機器120は、制御部123を有している。この制御部123は、シンク機器120の全体を制御する。制御部123は、ソース機器110から電源供給要求があるとき、ソース機器110への電源供給が可能か判別する。制御部123における電源供給が可能であるとの判別に基づいて、電源供給部125は、レセプタクル121を通じて、ソース機器110に電源を供給する。
[データ送信部、データ受信部の構成例]
図2は、図1のAVシステム100における、ソース機器110のデータ送信部112と、シンク機器120のデータ受信部122の構成例を示している。データ送信部112は、有効画像区間(「アクティブビデオ区間」ともいう)において、非圧縮の1画面分のビデオデータに対応する差動信号を、複数チャネルで、データ受信部122に一方向に送信する。
ここで、有効画像区間は、一の垂直同期信号から次の垂直同期信号までの区間から、水平帰線区間及び垂直帰線区間を除いた区間である。また、データ送信部112は、水平帰線区間または垂直帰線区間において、少なくともビデオデータに付随するオーディオデータや制御データ、その他の補助データ等に対応する差動信号を、複数のチャネルで、データ受信部122に一方向に送信する。
データ受信部122は、アクティブビデオ区間において、複数のチャネルで、データ送信部112から一方向に送信されてくる、ビデオデータに対応する差動信号を受信する。また、このデータ受信部122は、水平帰線区間または垂直帰線区間において、複数のチャネルで、データ送信部112から一方向に送信されてくる、オーディオデータや制御データに対応する差動信号を受信する。
データ送信部112とデータ受信部122とからなるHDMIシステムの伝送チャネルには、以下のものがある。まず、伝送チャネルとして、差動信号チャネル(TMDSチャネル、TMDSクロックチャネル)がある。
すなわち、データ送信部112からデータ受信部122に対して、ビデオデータおよびオーディオデータを、ピクセルクロックに同期して、一方向にシリアル伝送するための伝送チャネルとしての、3つのTMDSチャネル#0〜#2がある。また、TMDSクロックを伝送する伝送チャネルとしての、TMDSクロックチャネルがある。
データ送信部112のHDMIトランスミッタ81は、例えば、非圧縮のビデオデータを対応する差動信号に変換し、3つのTMDSチャネル#0,#1,#2で、ケーブル200を介して接続されているデータ受信部122に、一方向にシリアル伝送する。また、HDMIトランスミッタ81は、非圧縮のビデオデータに付随するオーディオデータ、必要な制御データその他の補助データ等を、対応する差動信号に変換し、3つのTMDSチャネル#0,#1,#2で、データ受信部122に、一方向にシリアル伝送する。
さらに、HDMIトランスミッタ81は、3つのTMDSチャネル#0,#1,#2で送信するビデオデータに同期したTMDSクロックを、TMDSクロックチャネルで、データ送信部122に送信する。ここで、1つのTMDSチャネル#i(i=0,1,2)では、TMDSクロックの1クロックの間に、10ビットのビデオデータが送信される。
データ受信部122のHDMIレシーバ82は、TMDSチャネル#0,#1,#2で、データ送信部112から一方向に送信されてくる、ビデオデータに対応する差動信号と、オーディオデータや制御データに対応する差動信号を受信する。この場合、データ送信部112からTMDSクロックチャネルで送信されてくるピクセルクロック(TMDSクロック)に同期して受信する。
HDMIシステムの伝送チャネルには、上述のTMDSチャネル、TMDSクロックチャネルの他に、DDC(Display Data Channel)やCECラインと呼ばれる伝送チャネルがある。DDCは、ケーブル200に含まれる2本の信号線からなる。DDCは、データ送信部112が、データ受信部122から、E−EDID(Enhanced Extended Display Identification Data)を読み出すためなどに使用される。
すなわち、データ受信部122は、HDMIレシーバ82の他に、自身の能力(Configuration/capability)に関する能力情報であるE−EDIDを記憶している、EDID ROM(EEPROM)を有している。データ送信部112は、例えば、制御部113からの要求に応じて、ケーブル200を介して接続されているデータ受信部122から、E−EDIDを、DDCを介して読み出す。
データ送信部112は、読み出したE−EDIDを制御部113に送る。制御部113は、このE−EDIDを、図示しないフラッシュROMあるいはDRAMに格納する。制御部113は、E−EDIDに基づき、データ受信部122の能力の設定を認識できる。CECラインは、ケーブル200に含まれる1本の信号線からなり、データ送信部112とデータ受信部122との間で、制御用のデータの双方向通信を行うために用いられる。
また、ケーブル200には、HPD(Hot Plug Detect)と呼ばれるピンに接続されるライン(HPDライン)が含まれている。ソース機器は、このHPDラインを利用して、シンク機器の接続を検出することができる。また、ケーブル200には、ソース機器からシンク機器に電源を供給するために用いられる第1の電源ライン(+5V Power Line)が含まれている。さらに、ケーブル200には、ユーティリティラインが含まれている。
また、ケーブル200には、シンク機器120からソース機器110に電源を供給するために用いられる第2の電源ライン(VCCライン)が含まれている。この第2の電源ラインは、上述の第1の電源ラインより電流容量が大きくされている。
図3は、TMDS伝送データの構造例を示している。この図3は、TMDSチャネル#0〜#2において、横×縦がBピクセル×Aラインの画像データが伝送される場合の、各種の伝送データの区間を示している。HDMIのTMDSチャネルで伝送データが伝送されるビデオフィールド(Video Field)には、伝送データの種類に応じて、3種類の区間が存在する。この3種類の区間は、ビデオデータ区間(Video Data period)、データアイランド区間(Data Island period)、およびコントロール区間(Control period)である。
ここで、ビデオフィールド区間は、ある垂直同期信号の立ち上がりエッジ(active edge)から次の垂直同期信号の立ち上がりエッジまでの区間である。このビデオフィールド区間は、水平ブランキング期間(horizontal blanking)、垂直ブランキング期間(vertical blanking)、並びに、アクティブビデオ区間(Active Video)に分けられる。ビデオフィールド区間から水平ブランキング期間および垂直ブランキング期間を除いた区間であるビデオデータ区間は、アクティブビデオ区間に割り当てられる。このビデオデータ区間では、非圧縮の1画面分の画像データを構成するBピクセル(画素)×Aライン分の有効画素(Active pixel)のデータが伝送される。
データアイランド区間およびコントロール区間は、水平ブランキング期間および垂直ブランキング期間に割り当てられる。このデータアイランド区間およびコントロール区間では、補助データ(Auxiliary data)が伝送される。すなわち、データアイランド区間は、水平ブランキング期間と垂直ブランキング期間の一部分に割り当てられている。このデータアイランド区間では、補助データのうち、例えば、オーディオデータのパケットや制御パケット等が伝送される。コントロール区間は、水平ブランキング期間と垂直ブランキング期間の他の部分に割り当てられている。このコントロール区間では、垂直同期信号および水平同期信号等が伝送される。
図4(a)は、ソース機器110のレセプタクル111およびシンク機器120のレセプタクル121のピンアサイメント(以下、「新HDMIのピンアサインメント」という)を示している。
TMDSチャネル#i(i=0,1,2)の差動信号であるTMDS Data#i+とTMDS Data#i−は、差動ラインである2本のラインにより伝送される。ピン(ピン番号が7,4,1のピン)はTMDS Data#i+に割り当てられ、ピン(ピン番号が9,6,3のピン)はTMDS Data#i−に割り当てられている。
TMDSクロックチャネルの差動信号であるTMDS Clock+とTMDS Clock−は差動ラインである2本のラインにより伝送される。ピン番号が10のピンはTMDS Clock+に割り当てられ、ピン番号が12のピンはTMDS Clock−に割り当てられている。
また、制御用のデータであるCEC信号は、CECラインにより伝送される。ピン番号が13であるピンは、CEC信号に割り当てられている。また、E−EDID等の読出しに使われるSDA(Serial Data)信号は、SDAラインにより伝送される。ピン番号が16であるピンは、SDA信号に割り当てられている。また、SDA信号の送受信時の同期に用いられるクロック信号であるSCL(Serial Clock)信号は、SCLラインにより伝送される。ピン番号が15であるピンは、SCLに割り当てられている。なお、上述のDDCラインは、SDAラインおよびSCLラインにより構成される。
また、ピン番号が19であるピンは、HPD(Hot Plug Detect)に割り当てられている。また、ピン番号が14であるピンは、ユーティリティに割り当てられている。また、ピン番号が17であるピンは、DDC/CEC GNDに割り当てられている。さらに、ピン番号が18であるピンは、第1の電源端子(+5V Power)に割り当てられている。また、ピン番号が20であるピンは、上述の第1の電源よりも電流容量の大きな第2の電源端子(VCC)に割り当てられている。また、ピン番号が21であるピンは、接地リターン端子(GND)に割り当てられている。
図4(b)は、現行HDMIのピンアサイメントを、上述の新HDMIのピンアサインメントと比較するために、示している。新HDMIのピンアサインメントにおけるピン番号が1−19のピンのピンアサインメントは、現行HDMIのピンアサイメントと全く同じである。つまり、新HDMIのピンアサインメントは、過去互換を完全に保った状態となっている。
図5は、タイプD(Type D)コネクタに対応したレセプタクル130(111,121)の構成例を概略的に示している。図5(b)は、正面図であり、図5(a)は、図5(b)のA−A線で切断した上面図を示している。レセプタクル130は、外筐131の内部に、プラグの挿入方向に平行な面を有する平板132が配置されている。この平板132の面上に、プラグの挿入方向に延びた端子(ピン)が配置されている。また、この平板132の端面に、プラグの挿入方向に延びた電源端子(VCC)および接地リターン端子(GND)が配置されている。
電源端子(VCC)および接地リターン端子(GND)の電流容量は、平板132の面上に配置された端子の電流容量より大きくされている。すなわち、電源端子(VCC)および接地リターン端子(GND)の幅d1は、平板132の面上に配置された端子の幅d2より大きくされている。例えば、d2=0.2mmとされるのに対して、例えば、d1=0.6mmとされる。
図6は、タイプD(Type D)コネクタに対応したプラグ230(201,202)の構成例を概略的に示している。図6(b)は、正面図であり、図6(a)は、図6(b)のB−B線で一部を切断した上面図を示している。このプラグ230は、図5に示すレセプタクル130に対応したものである。プラグ230は、外筐231の内部に、レセプタクル130の平板132を覆う筒状部材232が配置されている。
この筒状部材232の内部に、上述のレセプタクル130の平板132の面上に配置されている端子(ピン)に対応して、同一方向に延びる端子(ピン)が配置されている。また、この筒状部材232の内部に、上述のレセプタクル130の平板132の端面に配置されている電源端子(VCC)および接地リターン端子(GND)に対応して、同一方向に延びる電源端子(VCC)および接地リターン端子(GND)が配置されている。プラグ230の各端子(ピン)は、プラグ230がレセプタクル130に装着される際に、レセプタクル130の各端子(ピン)に圧接されるよう、ばね部材で構成されている。
図7は、タイプD(Type D)コネクタに対応したレセプタクル130A(111,121)の他の構成例を概略的に示している。図7(b)は、正面図であり、図7(a)は、図7(b)のA−A線で切断した上面図を示している。このレセプタクル130Aは、平板132の端面に配置される、プラグの挿入方向に延びた電源端子(VCC)および接地リターン端子(GND)の形状が異なることを除き、図5に示すレセプタクル130と同様の構成となっている。
電源端子(VCC)および接地リターン端子(GND)は、平板132の端面と直行する方向の厚みがプラグの挿入方向に沿って順次厚くなるように形成されている。つまり、電源端子(VCC)および接地リターン端子(GND)の平板132の端面に接した側とは反対側の面がプラグの挿入方向に対して傾斜面に形成されている。このような傾斜面に形成されることで、プラグ側の端子との間に遊びを持たせなくともプラグの挿入をスムーズに行うことが可能となり、また、プラグ側の端子との間で大きな接触面積を確保することが可能となる。
また、電源端子(VCC)および接地リターン端子(GND)は、平板132の端面と共に、この端面に連続する2つの平板面の一部を覆うように形成されている。つまり、電源端子(VCC)および接地リターン端子(GND)は、断面形状が、ほぼコの字形状に形成されている。このようにコの字形状に形成される場合、プラグ側の端子を対応した形状とすることで、その端子との間でより大きな接触面積を確保することが可能となる。
図8は、タイプD(Type D)コネクタに対応したプラグ230A(201,202)の構成例を概略的に示している。図8(b)は、正面図であり、図8(a)は、図8(b)のB−B線で一部を切断した上面図を示している。このプラグ230Aは、図7に示すレセプタクル130Aに対応したものである。プラグ230Aは、筒状部材232の内部に配置される、電源端子(VCC)および接地リターン端子(GND)の形状が異なることを除き、図6に示すプラグ230と同様の構成となっている。
電源端子(VCC)および接地リターン端子(GND)は、レセプタクル130Aの電源端子(VCC)および接地リターン端子(GND)の平板132の端面と直交する側の面に対抗する面が、破線図示するように、傾斜面に形成されている。このような傾斜面に形成されることで、レセプタクル側の端子との間に遊びを持たせなくともプラグの挿入をスムーズに行うことが可能となり、また、プラグ側の端子との間で大きな接触面積を確保することが可能となる。
また、電源端子(VCC)および接地リターン端子(GND)は、レセプタクル130Aの電源端子(VCC)および接地リターン端子(GND)を覆うように、断面形状が、ほぼコの字形状に形成されている。このようにコの字形状に形成されることで、レセプタクルの端子との間でより大きな接触面積を確保することが可能となる。
図9(a)は、現行HDMIケーブルの構造例を示している。この現行HDMIケーブルは、3つのデータラインペアがそれぞれ特性を得るためにシールドツイストペア部(差動伝送ライン)として構成されている。また、クロックラインペアも、シールドツイストペア部として構成されている。図9(b)は、シールドツイストペア部の構造例を示している。このシールドツイストペア部は、2本の電線3と、ドレイン線4とが、シールド部材5で覆われた構造となっている。なお、電線3は、芯線1が被覆部2により覆われて構成されている。
現行HDMIケーブルでは、データおよびクロックの各シールドツイストペア部を構成するドレイン線は、このケーブルの端部に取りつけられたプラグのピンに接続されている。この場合、各ドレイン線は、上述したレセプタクル(現行HDMIのピン配置)の各シールド端子(ピン番号が2,5,8,11のシールド用ピン)に対応したピン(端子)に接続されている。これらのシールド端子は、例えば、ソース機器110およびシンク機器120において接地される。これにより、データおよびクロックの各シールドツイストペア部を構成するドレイン線は、プラグがレセプタクル(現行HDMIのピン配置)に接続された状態では接地された状態となる。
図10は、ケーブル200として使用される新HDMIケーブルの構造例を示している。この新HDMIケーブルは、現行HDMIケーブルと同様に、3つのデータラインペアとクロックラインペアがそれぞれ特性を得るためにシールドツイストペア部(差動伝送ライン)として構成されている。この新HDMIケーブルは、現行HDMIケーブルと同じラインの他に、電源ライン(VCC)および接地リターンライン(GND)の2本のラインが追加されている。これらのラインの径は既存の電源ライン(+5V)の径より大きくされ、従って、これらのラインの電流容量は既存の電源ライン(+5V)より大きくされている。
従来のレセプタクルの、本技術におけるレセプタクル111,121の電源端子(VCC)および接地リターン端子(GND)が配置される場所は誘電体(プラスチック、セラミックなど)で構成されている。そのため、従来のレセプタクルに本技術におけるプラグ201,202が挿入された場合、そのプラグ内の電源端子(VCC)および接地リターン端子(GND)は絶縁状態になる。逆に、本技術におけるレセプタクル111,121に従来のプラグが挿入された場合も、レセプタクル111,121内の電源端子(VCC)および接地リターン端子(GND)は絶縁状態になる。
上述したように、シンク機器120の制御部123は、ソース機器110から電源供給要求があるとき、ソース機器110への電源供給が可能か判別し、可能であるとの判別に基づいてソース機器110に電源を供給する。図11を使用して、電源供給までのプロセスを説明する。
ソース機器110およびシンク機器120は、自身のパワープロファイル(電源を供給可能か、供給可能ならば何ワット供給可能かなど)を示すプロファイルデータを持っている。ソース機器110およびシンク機器120は、例えば、CECやDDCなどの通信機能を用いて双方で参照することにより、対向機器の能力を知ることができる。
まず、電源供給をして欲しいソース機器110は、電源供給が可能なシンク機器120に対して、電源供給を要求する。電源供給能力を持つシンク機器120は、ソース機器110から電源供給要求を受領したら、図中のスイッチをオフである「2」から小電力供給モードである「3」に切り替える。ここで、図中の電流計にてその系にて流れる電流が観測される。
この電流計の観測により、ある程度の電流値を測定できた場合、機器間のケーブルは、本技術に対応しているケーブル200である(VCC-GND間が導通している)と考えられる。逆に、電流値が0であった場合はケーブル内で本系が絶縁されている(つまり断線している)と考えられ、ケーブルが対応していないと考えられる。
制御部123は、ケーブルが本技術に非対応であることがわかった場合、電源供給を要求してきたソース機器110に対してケーブルが非対応である旨を通知し、本機能は有効にはならずに終了する。また、制御部123は、ケーブルが電源供給に対応していることがわかった場合、図中のスイッチを通常電源供給状態である「1」へ切り替え、電源供給を開始する。
制御部123は、電源供給中に電流計がある程度の値(例えば5A位)を上回るような大電流が流れていることを観測した場合、系のどこかで不具合による短絡が起こっている可能性があるため、即座に電源供給を停止し、つまり、スイッチをオフ状態の「2」へ切り替え、電源供給を停止した旨を、ソース機器110へ通知してもよい。さらに電源供給中にケーブルが抜かれた場合、或いは電流計が0を示した場合はもはや電源供給の必要性はなくなったのでスイッチをオフ状態の2へ切り替え、電源供給を中止してもよい。
図12のフローチャートは、ソース機器110の制御部113における電源受領までの処理手順の一例を示している。制御部113は、ステップST1において、処理を開始する。その後、制御部113は、ステップST2において、シンク機器120のプロファイルデータを読み出す。
次に、制御部113は、シンク機器120が電源供給対応か否かを判断する。シンク機器120が電源供給に対応しているとき、制御部113は、ステップST4において、シンク機器120に、電源供給要求を送信する。次に、制御部113は、ステップST5において、要求してから一定時間が経過したか否か、つまりタイムアウトか否かを判断する。
タイムアウトでないとき、制御部113は、ステップST6において、シンク機器120からの電源供給が開始されたか否かを判断する。制御部113は、この判断を、電流計の観測値に基づいて行うことができる。電源供給が開始されたとき、制御部113は、ステップST7において、処理を終了する。一方、電源供給が開始されていないとき、制御部113は、ステップST5に戻って、上述したと同様の動作を繰り返す。
ステップST3でシンク機器120が電源供給に対応していないとき、あるいはステップST5でタイムアウトであるとき、制御部113は、直ちに、ステップST7において、処理を終了する。
図13のフローチャートは、シンク機器120の制御部123における電源供給までの処理手順の一例を示している。制御部123は、ステップST11において、処理を開始する。その後、制御部123は、ステップST12において、ソース機器110から電源供給要求を受信したか否か判断する。
電源供給要求を受信したとき、制御部123は、ステップST13において、省電力供給モードにスイッチする(図11において、スイッチを「3」に切り替える)。そして、制御部123は、ステップST14において、電流計で電流値を計測する。
次に、制御部123は、ステップST15において、電流値が規定値以上か否かを判断する。規定値以上でないとき、制御部123は、ステップST16において、電流値が0であるか判断する。電流値が0でないとき、制御部123は、ステップST17において、通常電力供給モードにスイッチする(図11において、スイッチを「1」に切り替える)。これにより、電源を、ケーブルの電源ライン(VCC)を介して、ソース機器110に供給する。制御部123は、ステップST17の処理の後、ステップST18において、処理を終了する。
また、ステップST15で電流値が規定値以上であるとき、あるいはステップST16で電流値が0であるとき、制御部123は、直ちに、ステップST18に進み、処理を終了する。この場合には、シンク機器120からソース機器110への電源供給は行われない。
上述したように、図1に示すAVシステム100において、ソース機器110のレセプタクル111およびシンク機器120のレセプタクル121が、第1の電源端子(+5V Power)の他に、この第1の電源端子より電流容量の大きな第2の電源端子(VCC)を有するものである。そのため、ソース機器110は、より大きな電流の電源を、シンク機器120から受領でき、インタフェース機能の拡張を図ることができる。
また、図1に示すAVシステム100において、ソース機器110のレセプタクル111およびシンク機器120のレセプタクル121では、平板132の両側の端面に電源端子(VCC)および接地リターン端子(GND)が設けられるものであり、平板132の面上に第1の電源端子(+5V Power)を有する既存のレセプタクルのインタフェース機能をそのまま保持できる。
また、平板132の両側の端面に電源端子(VCC)および接地リターン端子(GND)が設けられることから、他端子との干渉も回避することが容易である。さらに、平板132の両側の端面に電源端子(VCC)および接地リターン端子(GND)が設けられることから、他端子で高速信号伝送を行っている場合は、マイクロストリップ構造に近くなり、信号の安定性を高めることができる。
<2.変形例>
なお、上述実施の形態においては、ソース機器110が電源受領部115を備え、シンク機器120が電源供給部125を備え、シンク機器120からソース機器110に電源を供給する例を示した。しかし、本技術は、シンク機器120が電源受領部を備え、ソース機器110が電源供給部を備え、ソース機器110からシンク機器120に電源を供給する構成にも同様に適用できる。
また、上述実施の形態においては、HDMIのレセプタクル111,121とプラグ201,202に、電源端子(VCC)および接地リターン端子(GND)を新たに追加する例を示した。しかし、本技術は、この電源端子(VCC)および接地リターン端子(GND)の部分を信号端子として用いる構成にも同様に適用できる。
また、上述実施の形態においては、本技術をタイプD(Type D)コネクタに適用した例を示したが、本技術は、他のタイプA(Type A)およびタイプC(Type C)のコネクタにも同様に適用できる。
また、上述実施の形態においては、HDMIのコネクタに本技術を適用する例を示した。しかし、本技術は、その他の同様のコネクタ、例えばUSBのコネクタなどにも、同様に適用できる。
また、本技術は、以下のような構成を取ることもできる。
(1)外部機器に接続するためのケーブルのプラグを接続するレセプタクルを備え、
上記レセプタクルは、第1の電源端子と、該第1の電源端子より電流容量の大きな第2の電源端子を有する
電子機器。
(2)上記レセプタクルの上記第2の電源端子を通じて上記外部機器から電源を受領する電源受領部をさらに備える
前記(1)に記載の電子機器。
(3)上記外部機器の電源供給能力の有無を判別する能力判別部と、
上記能力判別部で電源供給能力があると判別されるとき、上記外部機器に電源供給を要求する電源供給要求部をさらに備え、
上記電源受領部は、
上記電源供給要求部からの電源供給要求に応じて上記外部機器から供給される電源を上記レセプタクルの上記第2の電源端子を通じて受領する
前記(2)に記載の電子機器。
(4)上記レセプタクルの上記第2の電源端子を通じて上記外部機器に電源を供給する電源供給部をさらに備える
前記(1)に記載の電子機器。
(5)上記外部機器からの電源供給要求があるとき、上記外部機器への電源供給が可能か否かを判別する可否判別部をさらに備え、
上記電源供給部は、
上記可否判別部で電源供給が可能であると判別されるとき、上記レセプタクルの上記第2の電源端子を通じて上記外部機器に電源を供給する
前記(4)に記載の電子機器。
(6)上記可否判別部は、
上記レセプタクルの上記第2の電源端子に電源を供給した状態で流れる電流値に基づいて、上記外部機器への電源供給が可能か否かを判別する
前記(5)に記載の電子機器。
(7)上記レセプタクルは、
所定の厚みの平板の面上にプラグの挿入方向に延びた第1の幅の上記第1の電源端子を有すると共に、上記平板の端面に上記プラグの挿入方向に延びた上記第1の幅よりも大きな幅の上記第2の電源端子を有する
前記(1)から(6)のいずれかに記載の電子機器。
(8)上記レセプタクルは、
上記平板の上記第2の電源端子を有する端面とは逆の端面に上記プラグの挿入方向に延びた上記第1の幅よりも大きな幅も持つ接地端子をさらに有する
前記(7)に記載の電子機器。
(9)上記第2の電源端子は、少なくとも、上記端面と直交する方向の厚みが上記プラグの挿入方向に沿って順次厚くなるように形成されている
前記(7)または(8)に記載の電子機器。
(10)上記第2の電源端子は、上記端面と共に、該端面に連続する2つの平板面の一部を覆うように形成されている
前記(7)から(9)のいずれかに記載の電子機器。
(11)上記外部機器に上記レセプタクルを通じてコンテンツを送信する送信部をさらに備える
前記(1)から(10)のいずれかに記載の電子機器。
(12)上記送信部は、
上記外部機器に、上記コンテンツを、差動信号により、上記レセプタクルを通じて送信する
前記(11)に記載の電子機器。
(13)上記送信部は、HDMI送信部である
前記(12)に記載の電子機器。
(14)上記外部機器から上記レセプタクルを通じてコンテンツを受信する受信部をさらに備える
前記(1)から(10)のいずれかに記載の電子機器。
(15)上記受信部は、
上記外部機器から、上記コンテンツを、差動信号により、上記レセプタクルを通じて受信する
前記(14)に記載の電子機器。
(16)上記受信部は、HDMI受信部である
前記(15)に記載の電子機器。
(17)外部機器に接続するためのケーブルのプラグを接続するレセプタクルを備え、
上記レセプタクルは、第1の電源端子と、該第1の電源端子より電流容量の大きな第2の電源端子を有する電子機器における電源受領方法であって、
上記外部機器の電源供給能力の有無を判別する能力判別ステップと、
上記能力判別ステップで電源供給能力があると判別されるとき、上記外部機器に電源供給を要求する電源供給要求ステップと、
上記電源供給要求ステップによる電源供給要求に応じて上記外部機器から供給される電源を上記レセプタクルの上記第2の電源端子を通じて受領する電源受領ステップを有する
電子機器における電源受領方法。
(18)外部機器に接続するためのケーブルのプラグを接続するレセプタクルを備え、
上記レセプタクルは、第1の電源端子と、該第1の電源端子より電流容量の大きな第2の電源端子を有する電子機器における電源供給方法であって、
上記外部機器から電源供給要求を受信する電源供給要求受信ステップと、
上記電源供給要求受信ステップで電源供給要求が受信されるとき、上記外部機器への電源供給が可能か否かを判別する可否判別ステップと、
上記可否判別ステップで電源供給が可能であると判別されるとき、上記レセプタクルの上記第2の電源端子を通じて上記外部機器に電源を供給する電源供給ステップを有する
電子機器における電源供給方法。
(19)コンテンツを伝送する信号ラインと共に、第1の電源ラインと、該第1の電源ラインより電流容量の大きな第2の電源ラインを備える
ケーブル。
(20)外部機器に接続するためのケーブルのプラグを接続するレセプタクルを備え、
上記レセプタクルは、
平板の面上にプラグの挿入方向に延びた所定数の第1の信号端子を有すると共に、上記平板の一方または双方の端面に上記プラグの挿入方向に延びた第2の信号端子を有する
電子機器。
81・・・HDMIトランスミッタ
82・・・HDMIレシーバ
100・・・AVシステム
110・・・ソース機器
111・・・レセプタクル
112・・・データ送信部
113・・・制御部
115・・・電源受領部
120・・・シンク機器
121・・・レセプタクル
122・・・データ受信部
123・・・制御部
125・・・電源供給部
130,130A・・・レセプタクル
131・・・外筐
132・・・平板
200・・・ケーブル
201,202・・・プラグ
230,230A・・・プラグ
231・・・外筐
232・・・筒状部材

Claims (17)

  1. 外部機器に接続するためのケーブルのプラグを接続するレセプタクルを備え、
    上記レセプタクルは、所定の厚みの平板の面上にプラグの挿入方向に延びた第1の幅の第1の電源端子と、上記平板の端面に上記プラグの挿入方向に延びた上記第1の幅よりも大きな幅の上記第1の電源端子より電流容量の大きな第2の電源端子を有し、
    上記第2の電源端子は、上記端面と共に、該端面に連続する2つの平板面の一部を覆うように形成されてい
    電子機器。
  2. 上記レセプタクルの上記第2の電源端子を通じて上記外部機器から電源を受領する電源受領部をさらに備える
    請求項1に記載の電子機器。
  3. 上記外部機器の電源供給能力の有無を判別する能力判別部と、
    上記能力判別部で電源供給能力があると判別されるとき、上記外部機器に電源供給を要求する電源供給要求部をさらに備え、
    上記電源受領部は、
    上記電源供給要求部からの電源供給要求に応じて上記外部機器から供給される電源を上記レセプタクルの上記第2の電源端子を通じて受領する
    請求項2に記載の電子機器。
  4. 上記レセプタクルの上記第2の電源端子を通じて上記外部機器に電源を供給する電源供給部をさらに備える
    請求項1に記載の電子機器。
  5. 上記外部機器からの電源供給要求があるとき、上記外部機器への電源供給が可能か否かを判別する可否判別部をさらに備え、
    上記電源供給部は、
    上記可否判別部で電源供給が可能であると判別されるとき、上記レセプタクルの上記第2の電源端子を通じて上記外部機器に電源を供給する
    請求項4に記載の電子機器。
  6. 上記可否判別部は、
    上記レセプタクルの上記第2の電源端子に電源を供給した状態で流れる電流値に基づいて、上記外部機器への電源供給が可能か否かを判別する
    請求項5に記載の電子機器。
  7. 上記レセプタクルは、
    上記平板の上記第2の電源端子を有する端面とは逆の端面に上記プラグの挿入方向に延びた上記第1の幅よりも大きな幅も持つ接地端子をさらに有する
    請求項に記載の電子機器。
  8. 上記第2の電源端子は、少なくとも、上記端面と直交する方向の厚みが上記プラグの挿入方向に沿って順次厚くなるように形成されている
    請求項に記載の電子機器。
  9. 上記外部機器に上記レセプタクルを通じてコンテンツを送信する送信部をさらに備える
    請求項1に記載の電子機器。
  10. 上記送信部は、
    上記外部機器に、上記コンテンツを、差動信号により、上記レセプタクルを通じて送信する
    請求項に記載の電子機器。
  11. 上記送信部は、HDMI送信部である
    請求項10に記載の電子機器。
  12. 上記外部機器から上記レセプタクルを通じてコンテンツを受信する受信部をさらに備える
    請求項1に記載の電子機器。
  13. 上記受信部は、
    上記外部機器から、上記コンテンツを、差動信号により、上記レセプタクルを通じて受信する
    請求項12に記載の電子機器。
  14. 上記受信部は、HDMI受信部である
    請求項13に記載の電子機器。
  15. 外部機器に接続するためのケーブルのプラグを接続するレセプタクルを備え、
    上記レセプタクルは、所定の厚みの平板の面上にプラグの挿入方向に延びた第1の幅の第1の電源端子と、上記平板の端面に上記プラグの挿入方向に延びた上記第1の幅よりも大きな幅の上記第1の電源端子より電流容量の大きな第2の電源端子を有し、
    上記第2の電源端子は、上記端面と共に、該端面に連続する2つの平板面の一部を覆うように形成されている電子機器における電源受領方法であって、
    上記外部機器の電源供給能力の有無を判別する能力判別ステップと、
    上記能力判別ステップで電源供給能力があると判別されるとき、上記外部機器に電源供給を要求する電源供給要求ステップと、
    上記電源供給要求ステップによる電源供給要求に応じて上記外部機器から供給される電源を上記レセプタクルの上記第2の電源端子を通じて受領する電源受領ステップを有する
    電子機器における電源受領方法。
  16. 外部機器に接続するためのケーブルのプラグを接続するレセプタクルを備え、
    上記レセプタクルは、所定の厚みの平板の面上にプラグの挿入方向に延びた第1の幅の第1の電源端子と、上記平板の端面に上記プラグの挿入方向に延びた上記第1の幅よりも大きな幅の上記第1の電源端子より電流容量の大きな第2の電源端子を有し、
    上記第2の電源端子は、上記端面と共に、該端面に連続する2つの平板面の一部を覆うように形成されている電子機器における電源供給方法であって、
    上記外部機器から電源供給要求を受信する電源供給要求受信ステップと、
    上記電源供給要求受信ステップで電源供給要求が受信されるとき、上記外部機器への電源供給が可能か否かを判別する可否判別ステップと、
    上記可否判別ステップで電源供給が可能であると判別されるとき、上記レセプタクルの上記第2の電源端子を通じて上記外部機器に電源を供給する電源供給ステップを有する
    電子機器における電源供給方法。
  17. 電子機器のレセプタクルに接続するためのプラグを備え、
    上記プラグは、筒状部材の一の方向の内面に上記プラグの挿入方向に延びた第1の幅の第1の電源端子と、上記筒状部材の上記一の方向とは直交する他の方向の内面に上記プラグの挿入方向に延びた上記第1の幅よりも大きな幅の上記第1の電源端子より電流容量の大きな第2の電源端子を有し、
    上記第2の電源端子は、上記プラグの挿入方向と直交する方向の断面形状がコの字形状とされてい
    ケーブル。
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