JP6483617B2 - 端末装置、リレー端末装置および通信制御方法 - Google Patents

端末装置、リレー端末装置および通信制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、端末装置、リレー端末装置および通信制御方法に関する。
移動通信システムの標準化団体3GPP(The 3rd Generation Partnership Project)では、次世代の移動体通信システムとして以下の非特許文献1に記載のEPS(EvolvedPacket System)の仕様化作業を進めており、EPSに接続されるアクセスシステムとしてLTE(Long Term Evolution)だけでなく、無線LAN(Wireless LAN、WLAN)について検討がなされている。
さらに、3GPPでは、非特許文献2に記載されるように、ユーザ端末(User Equipment、UE)に対して近隣の他ユーザ端末の存在を通知する近隣サービス(Proximity Service、ProSe)の検討が行われている。さらに、ProSeでは、UEは近隣のUEと基地局を介さずに直接通信路を確立し、データの送受信を直接行うこと目指している。
ProSeではUE間は直接データの送受信を行うため、コアネットワークなどの移動通信ネットワークやLTEなどのアクセス技術に基づいたアクセスネットワークを介さずデータ送受信ができることから、トラフィックの集中を回避するオフロード効果も期待されている。
ProSeでは、UE間の直接通信路として2つの方式を利用することが検討されている。一つは、LTEアクセス技術を用いたUE間の直接通信路を確立する方法(以下 LTE Direct)であり、もうひとつは、無線LAN(Wireless LAN)アクセス技術を用いて直接通信路を確立する方法である。
LTE Directでは、UEは各移動通信事業者におけるLTEシステムにおいて割り当てられた商用周波数を利用し、LTEの通信方式を利用してUE間において直接データの送受信を行う。
WLAN Directでは、WLANにおいて割り当てられた非商用周波数を利用して、UE間において直接データの送受信を行う。
また、ProSeでは、UEは、LTE Directまたは、WLAN Directによりデータの送受信を行うために、通信対象UEを探索し、近隣に通信対象UEの存在を検知する必要性がサービス要求条件として挙げられている。
さらに、ProSeでは、直接通信を行うUEのうちのいずれかが、他方のUEと直接通信路を確立して接続するとともに、従来のアクセスネットワークに配置される基地局と接続することが検討されている。
基地局に接続するUEは、基地局を介してコアネットワークへの接続し、通信路を確立する。さらに、他方のUEの直接通信路とコアネットワークへの通信路をリレーすることが検討されている。こうしたProSeにおけるリレーでは、直接通信路を確立し、且つコアネットワークに接続して通信路を確立するUEは、直接通信路で接続されるUEの送信データを受信し、コアネットワークに配送するリレー機能を有する。さらに、コアネットワークに接続する通信路から配送されるデータを受信し、直接通信路を介して直接通信路で接続されるUEへ送信するリレー機能を有する。
このようにProSeでは、あるUEに対する近隣UEの存在を通知するサービスと、UE間の直接通信路による通信を提供するサービスと、UEによるリレー機能を提供することを目的としている。
3GPP TS23.401 Technical Specification Group Services and System Aspects, General Packet Radio Service(GPRS) enhancements for Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network(E-UTRAN) access 3GPP TR22.803 Technical Specification Group Services and System Aspects, Feasibility study for Proximity Services(ProSe)
しかしながら、現在、ProSeにおけるリレーを実現するための通信路確立方法は具体的な実現手段は定まっていない。そのため、基地局との接続性が無いUEが、基地局との接続性があるUEと直接通信路を確立し、UE間で通信を行うことができたとしても、基地局を介してコアネットワークへの接続性を確立することはできなかった。
さらに、UEはリレー機能を有するUEを検出する手段も明らかになっていない。UEは近隣のUEを検出するだけでなく、そうしたUEがリレー機能を有するか否かを検出する手段が新たに必要となる。
また、リレー機能を有するUEの検出においては、UEの消費電力をなるべく必要としないよう、制御情報の送受信をできるだけ少なくするような方法が望ましい。
さらに、リレー機能を有するUEは、複数のUEと直接通信路を確立して接続し、リレー機能を提供することが考えられる。あるUEに対して接続可能なリレー機能を有するUEの候補が複数あるようなケースでは、特定のリレー機能を有するUEに接続が集中してしまうと、リレーの処理の負荷が増大するため、リレー機能を有するUEの選択においては、ロードバランスを考慮した手法が必要となる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、ProSeにおけるデータの送受信を行う場合において、UEがリレー機能を有するUEを効率的に探索して接続し、リレー機能を有するUEが、コアネットワークとUEとのデータ送受信を実現することを目的とした移動通信システム等を提供することである。
上述した課題に鑑み、
本発明のリレー端末装置において使用される通信制御方法は、
PDN(Packet Data Network)接続要求メッセージをコアネットワークに送信するステップと、
前記PDN接続要求メッセージの応答を受信し、前記応答からアクセスポイントネーム(APN)、IPアドレスを受信してPDNコネクションを確立するステップと、
前記PDNコネクションと対応づけたサービス識別情報を含んで報知情報を近隣端末に対してブロードキャストするステップと、
を備えることを特徴とする。
本発明の通信制御方法は、
端末装置において使用される通信制御方法であって、
報知情報をリレー端末装置から報知情報を受信し、前記報知情報に含まれるサービス識別情報を受信するステップと、
前記サービス識別情報に基づいて前記リレー端末装置を選択するステップと、
前記選択されたリレー端末装置に対してPDN接続要求メッセージを送信し、PDNコネクションを確立することを要求するステップと、
前記PDN接続要求メッセージの応答メッセージを受信し、前記応答メッセージに含まれるIPアドレスと、アクセスポイントネーム(APN)と、を受信するステップと、
前記IPアドレスを使用して前記リレー端末装置を介してデータを送受信するステップと、
を備えることを特徴とする。
本発明のリレー装置は、
端末装置とLTEに基づく通信方式により直接通信路を確立し、かつコアネットワークに対して通信路を確立して端末装置とコアネットワークのデータ送受信を転送するリレー端末装置であって、
PDN接続要求メッセージをコアネットワークに送信し、
アクセスポイントネーム(APN)、IPアドレスを含むPDN接続要求メッセージの応答を受信してPDNコネクションを確立し、前記PDNコネクションと対応づけたサービス識別情報を含んで報知情報を近隣端末に対してブロードキャストすることを特徴とする。
本発明の端末装置は、
リレー端末装置とLTEに基づく通信方式により直接通信路を確立し、前記リレー端末装置を介してコアネットワークと接続し、データ送受信を行う端末装置であって、
報知情報をリレー端末装置から受信し、前記報知情報に含まれるサービス識別情報を受信し、
前記サービス識別情報に基づいて前記リレー端末装置を選択し、
前記選択されたリレー端末装置に対してPDN接続要求メッセージを送信し、PDNコネクションを確立することを要求し、
前記PDN接続要求メッセージの応答メッセージを受信し、前記応答メッセージに含まれるIPアドレス、アクセスポイントネーム(APN)と、を受信し、
前記IPアドレスを使用して前記リレー端末装置を介してコアネットワークとデータを送受信することを特徴とする。
本発明によれば、端末装置は近隣に位置するリレー端末装置を検出し、リレー局との間に直接通信路を確立することができる。さらに、リレー端末装置を介してコアネットワークに通信路を確立してデータを送受信することができる。
リレー端末装置の検出においては、端末装置が望む通信サービスに応じてリレー端末装置を検出、選択することができる。
また、リレー端末装置においては、近隣に位置する端末装置との間に直接通信路を確立し、かつコアネットワークとの間に通信路を確立し、これらの通信路を介して端末装置とコアネットワーク間の通信を中継することができる。
さらに、リレー端末装置は、中継を実行する通信サービスを通知するなどにより、端末装置がリレー端末装置を選択する手段を有して通信路確立手続きを実行することができる。
第1実施形態における移動通信システム1の概要を説明するための図である。 実施形態におけるUEの機能構成を説明するための図である。 実施形態におけるUE−Rの機能構成を説明するための図である。 実施形態におけるeNBの機能構成を説明するための図である。 実施形態におけるMMEの機能構成を説明するための図である。 実施形態におけるProSe Serverの機能構成を説明するための図である。 第1実施形態におけるUE接続手続きを説明するための図である。 UE接続手続きの変形形態を説明するための図である。 サービス登録手続きを説明するための図である。 UE−Rの通信路確立手続きを説明するための図である。 UE通信路確立手続きを説明するための図である。 UE通信路確立手続きの変形例を説明するための図である。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。なお、本実施形態では、一例として、本発明を適用した場合の移動通信システムの実施形態について、図を用いて詳細に説明する。また、LTE Directを、LTE(D)と表記する。ここで、LTE(D)は、LTE通信方式を用いて確立されたUE間で直接通信路を指す。
[1.第1実施形態]
まず、本発明を適用した第1実施形態について、図面を参照して説明する。
[1.1 移動通信システムの概要]
図1は、本実施形態における移動通信システム1の概略を説明するための図である。図1(a)に示すように、移動通信システム1は、UE(端末装置)10と、UE-R(リレー端末装置)15と、PDN(Packet Data Network)80とがIP移動通信ネットワーク5を介して接続されて構成されている。UE10とUE−Rは近隣に位置し、LTE(D)を介して接続することができる。UE−RはIP移動通信ネットワーク5に接続し、IP移動通信ネットワーク5はPDN80と接続されている。
IP移動通信ネットワーク5は、例えば、移動通信事業者が運用する無線アクセスネットワークとコアネットワークによって構成されるネットワークでもよいし、固定通信事業者が運用するブロードバンドネットワークであっても良い。ここで、ブロードバンドネットワークは、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)等により接続し、光ファイバー等のデジタル回線による高速通信を提供する、通信事業者が運用するIP通信ネットワークであってよい。さらに、これらに限らずWiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)等で無線アクセスするネットワークであっても良い。
UE10、UE−R15は、LTEやWLAN等のアクセスシステムを用いて接続する通信端末であり、3GPP LTEの通信インタフェースやWLANの通信インタフェース等を搭載して接続することにより、IPアクセスネットワークへ接続することが可能である。
具体的な例としては、携帯電話端末やスマートフォンであり、その他通信機能を備えたタブレット型コンピュータやパソコン、家電などである。
PDN80は、パケットでデータのやり取りを行うネットワークサービスを提供するネットワークのことであり、例えば、インターネットやIMSなどである。さらに、グループ通話などのグループ通信サービスを提供するネットワークであってもよい。
UE−R15は、リレー端末装置であり、UE−R15はUE10に限らず複数の端末装置とLTE(D)による直接通信路を確立し、接続することができる。さらに、リレー端末装置とはリレー機能を有する端末装置であり、UE−R15はIP移動通信ネットワークに接続して通信路を確立し、PDN80との接続性を確立する。
UE−R15は、UE10とPDN80との通信を中継するリレー機能を有し、これによりUE10はPDN80とのデータ送受信を実現する。
このように、UE10とUE−R15とは、リレー機能の有無のみが異なる構成であってよい。
PDN80は、IPアクセスネットワークへ有線回線等を利用して接続される。例えば、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)や光ファイバー等によって構築される。ただし、これに限らずLTE(Long Term Evolution)や、WLAN(Wireless LAN)、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)等の無線アクセスネットワークであっても良い。
[1.1.1 IP移動通信ネットワークの構成例]
図1に示すように、移動通信システム1は、UE10と、UE−R15と、IP移動通信ネットワーク5と、PDN80(Packet Data Network)とから構成される。また、UE-R15にはUE10以外の複数の通信端末が接続されてよい。これらの通信端末はUE10と構成が同じであり、図面の簡略化のために記載は省略する。さらに、IP移動通信ネットワーク5には、UE−R15以外にも複数のリレー機能を有する端末装置を接続することができる。こうした端末装置はUE−Rと構成が同じであり、図面の簡略化のため記載を省略する。IP移動通信ネットワーク5はコアネットワーク7と無線アクセスネットワークで構成される。
コアネットワーク7は、MME30(Mobility Management Entity)と、SGW40(Serving Gateway)と、PGW(アクセス制御装置)50(Packet Data Network Gateway)と、HSS60(Home Subscriber Server)と、PCRF70(Policy and charging rules function)と、ProSe Server90と、を含んで構成される。
無線アクセスネットワークは、はコアネットワーク7に接続されている。さらに、UE−R15は無線アクセスネットワークに無線接続することができる。
無線アクセスネットワークには、LTEアクセスシステムで接続できるLTEアクセスネットワーク(LTE AN9)を構成することができる。
なお、各装置はEPSを利用した移動通信システムにおける従来の装置と同様に構成されるため、詳細な説明は省略するが、簡単に機能を説明すると、PGW50はPDN80と、SGW40と、PCRF70とに接続されており、PDN80とコアネットワーク7のゲートウェイ装置としてユーザデータ配送を行う。
SGW40は、PGW50と、MME30とLTE AN9とに接続されており、コアネットワーク7とLTE AN9とのゲートウェイ装置としてユーザデータの配送を行う。
MME30は、SGW40とLTE AN9に接続されており、LTE AN9を経由したUE10の位置管理、アクセス制御を行う制御装置である。
HSS60は、MME30に接続されており、加入者情報の管理を行う。PCRF70は、PGW50に接続されており、データ配送に対するQoS管理を行う。ProSe Server90は、MME30と接続されており、通信端末間での直接通信路の確立を管理する管理装置である。なお、ProSe Server90はMME30と単一の装置として構成されてもよいし、それぞれ独立した装置で構成されてもよい。また、コアネットワーク7に含まれて構成される例を示したが、これに限らずPDN80に含まれて構成されてもよい。さらに、グループ通信サービスを提供するPDNに含めれた構成されるグループ通信のアプリケーションサーバ(GCSE AS:Group Communication Service Enablers Application Server)と単一の装置として構成されてもよい。
また、図1(b)に示すように、無線アクセスネットワークには、UE10−R15が実際に接続する装置(例えば、基地局装置やアクセスポイント装置)等が含まれている。接続に用いられる装置は、無線アクセスネットワークに適応した種々の装置が考えられるが、本実施形態においては、LTE AN9はeNB20を含んで構成される。eNB20はLTEアクセスシステムでUE−R15が接続する無線基地局であり、LTE AN9には1又は複数の無線基地局が含まれて構成されてよい。
なお、本明細書において、UE−R15が無線アクセスネットワークに接続されるとは、無線アクセスネットワークに含まれる基地局装置に接続されることをいい、送受信されるデータや信号等も、基地局装置やアクセスポイントを経由している。
例えば、LTE AN9にUE−R15が接続されるとは、UE−R15がeNB20を介して接続されること言う。
[1.2 装置構成]
続いて、各装置構成について図を用いて簡単に説明する。
[1.2.1 UEの構成]
図2を基に本実施形態におけるUE10の機能構成を示す。UE10は、制御部100に、第1インタフェース部110と第2インタフェース部120と、記憶部140とがバスを介して接続されている。
制御部100は、UE10を制御するための機能部である。制御部100は、記憶部140に記憶されている各種情報、各種プログラムを読みだして実行することにより各種処理を実現する。
第1インタフェース部110は、LTEアクセス方式により他の通信端末やUE−R15と直接通信路を確立し、無線通信によるデータの送受信を実行する機能部である。第1インタフェース部110には、外部アンテナ112が接続されている。
UE10は、第1インタフェース部を介してLTE基地局を介さずに他のUEやUE-Rとの間に直接通信路を確立し、通信を行うこともできる。
第2インタフェース部120は、LTEアクセス方式によりeNB20に接続し、コアネットワーク7を介してPDN80への通信路を確立し、無線通信によるデータの送受信を実行する機能部である。第2インタフェース部120には、外部アンテナ120が接続されている。
UE10は、第2インタフェース部を介してLTE AN9に接続し、コアネットワーク7を介してPDN80との間に通信路を確立し、データの送受信を行うこともできる。
なお、図面では第1インタフェース部110と第2インタフェース部120はそれぞれ異なるアンテナを介して通信を行う構成を説明したが、一つのアンテナを共用する構成としてもよい。
記憶部140は、UE10の各種動作に必要なプログラム、データ等を記憶する機能部である。記憶部140は、例えば、半導体メモリや、HDD(Hard Disk Drive)等により構成されている。さらに、記憶部140には、UE通信路コンテキスト142が記憶されている。
UE通信路コンテキスト142は、UEが確立する通信路に対応づけられて記憶される情報群であり、APN(アクセスポイントネーム)、ベアラID、PDNコネクションID、TEID(Tunnel Endpoint Identifier)、基地局識別情報、サービス識別情報、グループ識別情報などを含んでも良い。
APN(アクセスポイントネーム)は、IP移動通信ネットワーク5においてPGW50を選択するために使用される識別情報であり、PDN80に対応づけた識別情報である。IMSや映像配信など、サービスごとに異なるPDN80が構成されている場合には、サービスを識別する識別情報としても使用することができる。
ベアラIDは、UE10がUE−R15と接続する際に確立するUE10とUE−R15との間の無線通信路である無線ベアラを識別する情報である。また、UE10がeNB20に接続する場合において、UE10がeNB20と接続する際に確立するUE10とeNB20との間の無線通信路である無線ベアラを識別する情報であってもよい。
PDNコネクションIDは、UE10がPGW50との間に確立する論理パスであるPDNコネクションを識別する情報である。
TEIDは、PDNコネクションを構成するユーザデータ配送のためのトンネル通信路の識別情報であり、GTPプロトコルや、Mobile IPプロトコルや、Proxy Mobile IPプロトコルに基づいて確立されたトンネル通信路の識別情報であってよい。
基地局識別情報は、UE−R15を識別する情報であってもよいし、eNB20を識別する情報であってもよい。また、基地局識別情報は、通信サービスを提供する移動通信事業者を識別する事業者識別コードと、基地局識別コードを組み合わせて構成してもよい。これにより、複数の移動通信事業者が提供する複数の移動通信ネットワークにおいて一意な識別情報とすることができる。
サービス識別情報は、移動通信事業者がIP通信ネットワーク5で提供するサービスを識別する情報である。サービス識別情報は、APNであってもよいし、FQDN(Fully Qualified Domain Name)などのサービスドメイン識別情報であってもよい。これに限らずサービスと対応づけられた識別情報であってもよい。さらに、サービスとはIMSに基づいた音声通話サービスや、ビデオ配信サービスなどであってもよいし、グループ通信を提供するサービスであってもよい。サービス識別情報は、こうしたサービスを識別する識別情報である。
グループ識別情報は、2台以上の通信端末がグループを構成し、グループ間で通信を行う際にグループを識別する情報であってよい。また、グループに対して配送されるコンテンツが複数ある場合、これらのコンテンツを識別する情報であってもよい。例えば、複数の通信端末で同報通話を行う際の、端末グループを識別する情報であってよい。または、通話のためのセッションを識別する情報であってもよい。もしくは、複数の通信端末に対して映像配信が行われる際、映像配信を受信する端末をグループとして識別する識別情報であってもよいし、複数の映像が有る場合の配信映像を識別する識別情報であってもよい。
グループ識別情報は、IPマルチキャストアドレスであってもよいし、通信事業者が割り当てるユーザ認証にもちいる一時的なIDであるTMSI(Temporary Mobile Subscriber Identify)であってもよい。これに限らずメールアドレスなど、グループを識別する情報であってよい。
なお、UE−R15にはUE10に限らず複数の通信端末が接続されてよい。これらの通信端末の構成はUE10と同様の構成であるため詳細説明を省略する。
[1.2.2 UE−Rの構成]
図3をもとに本実施形態におけるUE−R15の機能構成を示す。UE−R15は、制御部1500に、第1インタフェース部1510と第2インタフェース部1520と、データ転送部1530と、記憶部1540とがバスを介して接続されている。
制御部1500は、UE−R15を制御するための機能部である。制御部1500は、記憶部1540に記憶されている各種情報、各種プログラムを読みだして実行することにより各種処理を実現する。
第1インタフェース部1510は、LTEアクセス方式によりUE10などの他の通信端末と直接通信路を確立し、無線通信によるデータの送受信を実行する機能部である。第1インタフェース部1510には、外部アンテナ1522が接続されている。
UE−R15は、第1インタフェース部1510を介してLTE基地局を介さずにUE10などの他の通信端末との間に直接通信路を確立し、通信を行うこともできる。
第2インタフェース部1520は、LTEアクセス方式によりeNB20に接続し、コアネットワーク7を介してPDN80への通信路を確立し、無線通信によるデータの送受信を実行する機能部である。第2インタフェース部1520には、外部アンテナ1522が接続されている。
UE−R15は、第2インタフェース部1520を介してLTE AN9に接続し、コアネットワーク7を介してPDN80との間に通信路を確立し、データの送受信を行うこともできる。
なお、図面では第1インタフェース部1510と第2インタフェース部1520はそれぞれ異なるアンテナを介して通信を行う構成を説明したが、一つのアンテナを共用する構成としてもよい。
記憶部1540は、UE−R15の各種動作に必要なプログラム、データ等を記憶する機能部である。記憶部1540は、例えば、半導体メモリや、HDD(Hard Disk Drive)等により構成されている。さらに、記憶部1540には、UE−R通信路コンテキスト1542が記憶されている。
UE−R通信路コンテキスト142は、UE−R15が確立する通信路に対応づけられて記憶される情報群であり、APN(アクセスポイントネーム)、ベアラID、PDNコネクションID、TEID(Tunnel Endpoint Identifier),基地局識別情報、サービス識別情報、グループ識別情報などを含んでも良い。
APN(アクセスポイントネーム)は、IP移動通信ネットワーク5においてPGW50を選択するために使用される識別情報であり、PDN80に対応づけた識別情報である。IMSや映像配信など、サービスごとにことなるPDN80が構成されている場合には、サービスを識別する識別情報としても使用することができる。
ベアラIDは、UE10がUE−R15と接続する際に確立するUE10とUE−R15との間の無線通信路である無線ベアラを識別する情報である。また、UE10がeNB20に接続する場合において、UE10がeNB20と接続する際に確立するUE10とeNB20との間の無線通信路である無線ベアラを識別する情報であってもよい。
PDNコネクションIDは、UE10がPGW50との間に確立する論理パスであるPDNコネクションを識別する情報である。
TEIDは、PDNコネクションを構成するユーザデータ配送のためのトンネル通信路の識別情報であり、GTPプロトコルや、Mobile IPプロトコルや、Proxy Mobile IPプロトコルに基づいて確立されたトンネル通信路の識別情報であってよい。
基地局識別情報は、UE−R15を識別する情報であってもよいし、eNB20を識別する情報であってもよい。また、基地局識別情報は、通信サービスを提供する移動通信事業者を識別する事業者識別コードと、基地局識別コードを組み合わせて構成してもよい。これにより、複数の移動通信事業者が提供する複数の移動通信ネットワークにおいて一意な識別情報とすることができる。
サービス識別情報は、移動通信事業者がIP通信ネットワーク5で提供するサービスを識別する情報である。サービス識別情報は、APNであってもよいし、FQDN(Fully Qualified Domain Name)などのサービスドメイン識別情報であってもよい。これに限らずサービスと対応づけられた識別情報であってもよい。さらに、サービスとはIMSに基づいた音声通話サービスや、ビデオ配信サービスなどであってもよいし、グループ通信を提供するサービスであってもよい。サービス識別情報は、こうしたサービスを識別する識別情報である。
グループ識別情報は、2台以上の通信端末がグループを構成し、グループ間で通信を行う際にグループを識別する情報であってよい。また、グループに対して配送されるコンテンツが複数ある場合、これらのコンテンツを識別する情報であってもよい。例えば、複数の通信端末で同報通話を行う際の、端末グループを識別する情報であってよい。または、通話のためのセッションを識別する情報であってもよい。もしくは、複数の通信端末に対して映像配信が行われる際、映像配信を受信する端末をグループとして識別する識別情報であってもよいし、複数の映像が有る場合の配信映像を識別する識別情報であってもよい。
グループ識別情報は、IPマルチキャストアドレスであってもよいし、通信事業者が割り当てるユーザ認証にもちいる一時的なIDであるTMSI(Temporary Mobile Subscriber Identify)であってもよい。これに限らずメールアドレスなど、グループを識別する情報であってよい。
UE−R通信路コンテキスト1542は通信路毎に保持してもよい。例えば、UE10と確率する直接通信路と、eNB20と接続しPGW50へ接続する通信路とに対してそれぞれ保持しても良い。
ここで直接通信路に対するUE−R通信路コンテキスト1542の基地局情報は、UE−R15を識別する情報であってよく、eNB20と接続しPGW50へ接続する通信路に対するUE−R通信路コンテキスト1542の基地局情報は、eNB20を識別する情報であってよい。
データ転送部1530は、第1インタフェース部1510を介して受信したUE10から受信データを、第2インタフェース部1520を介してIP移動通信ネットワークへ転送し、さらに、第2インタフェース部1520を介して受信したUE10宛ての受信データを、第1インタフェース部1510を介してUE10へ転送する機能部である。
なお、UE−R15にはUE10に限らず複数の通信端末が接続されてよい。また、eNB20には、UE−R15に限らず複数のリレー機能を備えた通信端末が接続されてよい。これらのリレー機能を備えた通信端末の構成はUE−R15と同様の構成であるため詳細説明を省略する。
[1.2.3 eNBの構成]
図4をもとに本実施形態におけるeNB20の機能構成を示す。eNB20は、制御部200に、第1インタフェース部210と第2インタフェース部220と、データ転送部230と、記憶部240とがバスを介して接続されている。
制御部200は、eNB20を制御するための機能部である。制御部200は、記憶部240に記憶されている各種情報、各種プログラムを読みだして実行することにより各種処理を実現する。
第1インタフェース部210は、LTEアクセス方式によりUE―R15やUE10などの他の通信端末と無線通信路を確立し、無線通信によるデータの送受信を実行する機能部である。第1インタフェース部210には、外部アンテナ212が接続されている。
第2インタフェース部220は、有線接続によりコアネットワークにコアネットワーク7に接続している。コアネットワーク7への接続は、イーサネット(登録商標)や光ファイバケーブルなどにより接続しても良い。
記憶部240は、eNB20の各種動作に必要なプログラム、データ等を記憶する機能部である。記憶部240は、例えば、半導体メモリや、HDD(Hard Disk Drive)等により構成されている。さらに、記憶部240には、eNB通信路コンテキスト242が記憶されている。
eNB通信路コンテキスト242は、UE−R15またはUE10との間に確率する通信路に対応づけられて記憶される情報群であり、APN(アクセスポイントネーム)、ベアラID、PDNコネクションID、TEID(Tunnel Endpoint Identifier)、基地局識別情報、サービス識別情報、グループ識別情報などを含んでも良い。
APN(アクセスポイントネーム)は、IP移動通信ネットワーク5においてPGW50を選択するために使用される識別情報であり、PDN80に対応づけた識別情報である。IMSや映像配信など、サービスごとにことなるPDN80が構成されている場合には、サービスを識別する識別情報としても使用することができる。
ベアラIDは、UE10がUE−R15と接続する際に確立するUE10とUE−R15との間の無線通信路である無線ベアラを識別する情報である。また、UE10がeNB20に接続する場合において、UE10がeNB20と接続する際に確立するUE10とeNB20との間の無線通信路である無線ベアラを識別する情報であってもよい。
PDNコネクションIDは、UE10がPGW50との間に確立する論理パスであるPDNコネクションを識別する情報である。
TEIDは、PDNコネクションを構成するユーザデータ配送のためのトンネル通信路の識別情報であり、GTPプロトコルや、Mobile IPプロトコルや、Proxy Mobile IPプロトコルに基づいて確立されたトンネル通信路の識別情報であってよい。
基地局識別情報は、UE−R15を識別する情報であってもよいし、eNB20を識別する情報であってもよい。また、基地局識別情報は、通信サービスを提供する移動通信事業者を識別する事業者識別コードと、基地局識別コードを組み合わせて構成してもよい。これにより、複数の移動通信事業者が提供する複数の移動通信ネットワークにおいて一意な識別情報とすることができる。
サービス識別情報は、移動通信事業者がIP通信ネットワーク5で提供するサービスを識別する情報である。サービス識別情報は、APNであってもよいし、FQDN(Fully Qualified Domain Name)などのサービスドメイン識別情報であってもよい。これに限らずサービスと対応づけられた識別情報であってもよい。さらに、サービスとはIMSに基づいた音声通話サービスや、ビデオ配信サービスなどであってもよいし、グループ通信を提供するサービスであってもよい。サービス識別情報は、こうしたサービスを識別する識別情報である。
グループ識別情報は、2台以上の通信端末がグループを構成し、グループ間で通信を行う際にグループを識別する情報であってよい。また、グループに対して配送されるコンテンツが複数ある場合、これらのコンテンツを識別する情報であってもよい。例えば、複数の通信端末で同報通話を行う際の、端末グループを識別する情報であってよい。または、通話のためのセッションを識別する情報であってもよい。もしくは、複数の通信端末に対して映像配信が行われる際、映像配信を受信する端末をグループとして識別する識別情報であってもよいし、複数の映像が有る場合の配信映像を識別する識別情報であってもよい。
グループ識別情報は、IPマルチキャストアドレスであってもよいし、通信事業者が割り当てるユーザ認証にもちいる一時的なIDであるTMSI(Temporary Mobile Subscriber Identify)であってもよい。これに限らずメールアドレスなど、グループを識別する情報であってよい。
eNB通信路コンテキスト242は通信路毎に保持してもよい。例えば、UE−R15と確立する通信路と、他のリレー機能を有する通信端末との通信路に対してそれぞれ保持しても良い。
ここで直接通信路に対する通信路コンテキストの基地局情報は、UE−R15を識別する情報と、eNB20を識別する情報とをそれぞれ記憶しても良い。
データ転送部230は、第1インタフェース部210を介して受信したUE−R15から受信データを、第2インタフェース部220を介してIP移動通信ネットワークへ転送し、さらに、第2インタフェース部220を介して受信したUE10宛ての受信データを、第1インタフェース部210を用いてUE−R15介してUE10へ転送する機能部である。
[1.2.4 MMEの構成]
MME30は、UE10の通信路確立やサービス提供に関して、許可または不許可を決定する制御装置である。図5にMME30の機能構成を示す。MME30は、制御部400に、IP移動通信ネットワークインタフェース部410と、記憶部440とがバスを介して接続されている。
制御部400は、MME30を制御するための機能部である。制御部400は、記憶部440に記憶されている各種プログラムを読みだして実行することにより各種処理を実現する。
IP移動通信ネットワークインタフェース部410は、MME30がIP移動通信ネットワーク5に接続するための機能部である。
記憶部440は、MME30の各種動作に必要なプログラム、データ等を記録する機能部である。記憶部440は、例えば、半導体メモリや、HDD(Hard Disk Drive)等により構成される。さらに、記憶部440には、MME通信路コンテキスト442が記憶されている。
MME通信路コンテキスト442は、UE−R15とUE10との間に確立される直接通信路に対応づけられて記憶される情報群であり、APN(アクセスポイントネーム)、ベアラID、PDNコネクションID、TEID(Tunnel Endpoint Identifier),基地局識別情報、サービス識別情報、グループ識別情報などを含んでも良い。
APN(アクセスポイントネーム)は、IP移動通信ネットワーク5においてPGW50を選択するために使用される識別情報であり、PDN80に対応づけた識別情報である。IMSや映像配信など、サービスごとにことなるPDN80が構成されている場合には、サービスを識別する識別情報としても使用することができる。
ベアラIDは、UE10がUE−R15と接続する際に確立するUE10とUE−R15との間の無線通信路である無線ベアラを識別する情報である。また、UE10がeNB20に接続する場合において、UE10がeNB20と接続する際に確立するUE10とeNB20との間の無線通信路である無線ベアラを識別する情報であってもよい。
PDNコネクションIDは、UE10がPGW50との間に確立する論理パスであるPDNコネクションを識別する情報である。
TEIDは、PDNコネクションを構成するユーザデータ配送のためのトンネル通信路の識別情報であり、GTPプロトコルや、Mobile IPプロトコルや、Proxy Mobile IPプロトコルに基づいて確立されたトンネル通信路の識別情報であってよい。
基地局識別情報は、UE−R15を識別する情報であってもよいし、eNB20を識別する情報であってもよい。また、基地局識別情報は、通信サービスを提供する移動通信事業者を識別する事業者識別コードと、基地局識別コードを組み合わせて構成してもよい。これにより、複数の移動通信事業者が提供する複数の移動通信ネットワークにおいて一意な識別情報とすることができる。
サービス識別情報は、移動通信事業者がIP通信ネットワーク5で提供するサービスを識別する情報である。サービス識別情報は、APNであってもよいし、FQDN(Fully Qualified Domain Name)などのサービスドメイン識別情報であってもよい。これに限らずサービスと対応づけられた識別情報であってもよい。さらに、サービスとはIMSに基づいた音声通話サービスや、ビデオ配信サービスなどであってもよいし、グループ通信を提供するサービスであってもよい。サービス識別情報は、こうしたサービスを識別する識別情報である。
グループ識別情報は、2台以上の通信端末がグループを構成し、グループ間で通信を行う際にグループを識別する情報であってよい。また、グループに対して配送されるコンテンツが複数ある場合、これらのコンテンツを識別する情報であってもよい。例えば、複数の通信端末で同報通話を行う際の、端末グループを識別する情報であってよい。または、通話のためのセッションを識別する情報であってもよい。もしくは、複数の通信端末に対して映像配信が行われる際、映像配信を受信する端末をグループとして識別する識別情報であってもよいし、複数の映像が有る場合の配信映像を識別する識別情報であってもよい。
グループ識別情報は、IPマルチキャストアドレスであってもよいし、通信事業者が割り当てるユーザ認証にもちいる一時的なIDであるTMSI(Temporary Mobile Subscriber Identify)であってもよい。これに限らずメールアドレスなど、グループを識別する情報であってよい。
MME通信路コンテキスト442は通信路毎に保持してもよい。例えば、UE10がUE−R15と確立する通信路と、他のリレー機能を有する通信端末との通信路に対して確立する通信路とに対してそれぞれ保持しても良い。
ここで直接通信路に対する通信路コンテキストの基地局情報は、UE−R15を識別する情報と、UE−R15が接続するeNB20を識別する情報とをそれぞれ記憶しても良い。
[1.2.5 ProSe Serverの構成]
図6にProSe Server90の機能構成を示す。ProSe Server90は、制御部900に、IP移動通信ネットワークインタフェース部910と、記憶部940とがバスを介して接続されている。
制御部900は、ProSe Server90を制御するための機能部である。制御部900は、記憶部940に記憶されている各種プログラムを読みだして実行することにより各種処理を実現する。
IP移動通信ネットワークインタフェース部910は、ProSe Server90がIP移動通信ネットワーク5に接続するための機能部である。
記憶部940は、ProSe Server90の各種動作に必要なプログラム、データ等を記録する機能部である。記憶部940は、例えば、半導体メモリや、HDD(Hard Disk Drive)等により構成される。
さらに、さらに、記憶部940には、ProSe Server通信路コンテキスト942が記憶されている。
ProSe Server通信路コンテキスト942は、UE−R15とUE10との間に確立される直接通信路に対応づけられて記憶される情報群であり、APN(アクセスポイントネーム)、ベアラID、PDNコネクションID、TEID(Tunnel Endpoint Identifier)、基地局識別情報、サービス識別情報、グループ識別情報などを含んでも良い。
APN(アクセスポイントネーム)は、IP移動通信ネットワーク5においてPGW50を選択するために使用される識別情報であり、PDN80に対応づけた識別情報である。IMSや映像配信など、サービスごとにことなるPDN80が構成されている場合には、サービスを識別する識別情報としても使用することができる。
ベアラIDは、UE10がUE−R15と接続する際に確立するUE10とUE−R15との間の無線通信路である無線ベアラを識別する情報である。また、UE10がeNB20に接続する場合において、UE10がeNB20と接続する際に確立するUE10とeNB20との間の無線通信路である無線ベアラを識別する情報であってもよい。
PDNコネクションIDは、UE10がPGW50との間に確立する論理パスであるPDNコネクションを識別する情報である。
TEIDは、PDNコネクションを構成するユーザデータ配送のためのトンネル通信路の識別情報であり、GTPプロトコルや、Mobile IPプロトコルや、Proxy Mobile IPプロトコルに基づいて確立されたトンネル通信路の識別情報であってよい。
基地局識別情報は、UE−R15を識別する情報であってもよいし、eNB20を識別する情報であってもよい。また、基地局識別情報は、通信サービスを提供する移動通信事業者を識別する事業者識別コードと、基地局識別コードを組み合わせて構成してもよい。これにより、複数の移動通信事業者が提供する複数の移動通信ネットワークにおいて一意な識別情報とすることができる。
サービス識別情報は、移動通信事業者がIP通信ネットワーク5で提供するサービスを識別する情報である。サービス識別情報は、APNであってもよいし、FQDN(Fully Qualified Domain Name)などのサービスドメイン識別情報であってもよい。これに限らずサービスと対応づけられた識別情報であってもよい。さらに、サービスとはIMSに基づいた音声通話サービスや、ビデオ配信サービスなどであってもよいし、グループ通信を提供するサービスであってもよい。サービス識別情報は、こうしたサービスを識別する識別情報である。
グループ識別情報は、2台以上の通信端末がグループを構成し、グループ間で通信を行う際にグループを識別する情報であってよい。また、グループに対して配送されるコンテンツが複数ある場合、これらのコンテンツを識別する情報であってもよい。例えば、複数の通信端末で同報通話を行う際の、端末グループを識別する情報であってよい。または、通話のためのセッションを識別する情報であってもよい。もしくは、複数の通信端末に対して映像配信が行われる際、映像配信を受信する端末をグループとして識別する識別情報であってもよいし、複数の映像が有る場合の配信映像を識別する識別情報であってもよい。
グループ識別情報は、IPマルチキャストアドレスであってもよいし、通信事業者が割り当てるユーザ認証にもちいる一時的なIDであるTMSI(Temporary Mobile Subscriber Identify)であってもよい。これに限らずメールアドレスなど、グループを識別する情報であってよい。
ProSe Server通信路コンテキスト942は通信路毎に保持してもよい。例えば、UE10がUE−R15と確立する通信路と、他のリレー機能を有する通信端末との通信路に対して確立する通信路とに対してそれぞれ保持しても良い。
ここで直接通信路に対する通信路コンテキストの基地局情報は、UE−R15を識別する情報と、UE−R15が接続するeNB20を識別する情報とをそれぞれ記憶しても良い。
[1.3 処理の説明]
続いて、上述した移動通信システムにおける具体的な処理の実施例について説明する。本実施例は、UE10によるUE−R15への接続手続きおよび、UE−R15によるIP移動通信ネットワーク5への接続手続き、さらにはUE10がUE−R15を介して通信路を確立する手続き等からなる。なお、以下の説明では、LTE通信方式を用いてUE10とUE−R15間の直接通信路を確立するLTE DirectをLTE(D)と表記する。
[1.3.1 UE接続手続き]
UE10がUE−R15に接続する接続手続きの例を図7を用いて説明する。UE10はeNB20が検出できないなどの圏外であることを検出したことを契機に手続きを開始してもよい。また、UE10はeNB20を検出し、eNB20を介してIP移動通信ネットワークに従来の手続きを基に接続している状態にあってもよい。また、ユーザによってサービスを開始するための端末操作によって手続きを開始しても良い。例えば、グループ通信を開始するなどのユーザ操作によって手続きが開始されてもよい。まず、UE10は上述した方法により手続きを開始することを検出すると、報知情報要求メッセージをUE−R15に送信する(S702)。報知情報要求メッセージは、近隣に位置するUE−R15を検出するために送信する。報知情報要求の送信手段はブロードキャストしてもよいし、UE−R15の識別情報を予め保持し、UE−R15へユニキャストしてもよい。報知情報要求メッセージには、UE10の識別情報、APN(アクセスポイントネーム)、サービス識別情報、グループ識別情報などを含んでも良い。
APN(アクセスポイントネーム)は、IP移動通信ネットワーク5においてPGW50を選択するために使用される識別情報であり、PDN80に対応づけた識別情報である。IMSや映像配信など、サービスごとにことなるPDN80が構成されている場合には、サービスを識別する識別情報としても使用することができる。
サービス識別情報は、移動通信事業者がIP通信ネットワーク5で提供するサービスを識別する情報である。サービス識別情報は、APNであってもよいし、FQDN(Fully Qualified Domain Name)などのサービスドメイン識別情報であってもよい。これに限らずサービスと対応づけられた識別情報であってもよい。さらに、サービスとはIMSに基づいた音声通話サービスや、ビデオ配信サービスなどであってもよいし、グループ通信を提供するサービスであってもよい。サービス識別情報は、こうしたサービスを識別する識別情報である。
グループ識別情報は、2台以上の通信端末がグループを構成し、グループ間で通信を行う際にグループを識別する情報であってよい。また、グループに対して配送されるコンテンツが複数ある場合、これらのコンテンツを識別する情報であってもよい。例えば、複数の通信端末で同報通話を行う際の、端末グループを識別する情報であってよい。または、通話のためのセッションを識別する情報であってもよい。もしくは、複数の通信端末に対して映像配信が行われる際、映像配信を受信する端末をグループとして識別する識別情報であってもよいし、複数の映像が有る場合の配信映像を識別する識別情報であってもよい。
グループ識別情報は、IPマルチキャストアドレスであってもよいし、通信事業者が割り当てるユーザ認証にもちいる一時的なIDであるTMSI(Temporary Mobile Subscriber Identify)であってもよい。これに限らずメールアドレスなど、グループを識別する情報であってよい。UE−R15は、報知情報要求を受信し、サービス検出を実行する(S704)。サービス検出は、報知情報要求メッセージに含まれるUE10の識別情報、APN(アクセスポイントネーム)、サービス識別情報、グループ識別情報を基に検出してもよい。例えば、予めUE10に提供できるサービスと、サービスに対応づけられるAPNとの対応を保持し、UE10から受信したAPNが、提供できるサービスかどうかを検出してもよい。また、予めUE10に提供できるサービスと、サービスに対応づけられるサービス識別情報との対応を保持し、UE10から受信したサービス識別情報が、提供できるサービスかどうかを検出してもよい。また、予めUE10に提供できるサービスと、サービスに対応づけられるグループ識別情報との対応を保持し、UE10から受信したグループ識別情報が、提供できるサービスかどうかを検出してもよい。
これに限らず、APN、サービス識別情報、グループ識別情報を任意に組み合わせて検出してもよい。
また、UE−R15はProSe Server90との間のサービス登録手続きを実行し(S706)、その結果に基づいてUE10に提供できるサービスか否かを検出してもよい。
さらに、UE−R15はProSe Server90に対してUE10に提供するサービスの登録を実行する。サービス登録手続きの詳細は後述する。
UE−Rはサービスの検出後、サービスに応じてPGW50を選択し、UE−R通信路確立処理を実行してPGW50との間で通信路を確立してもよい(S708)。具体的には、UE−R15はPGW50との間にPDNコネクションを確立する。UE-Rの通信路確立手続きはサービスの検出に基づいて確立要求メッセージをIP通信ネットワークに送信し、確立手続きを開始してもよい。
より具体的には、PDNコネクション確立要求メッセージをMME30に送信し、PDNコネクションの確立を許可するPDNコネクション確立要求メッセージに応答する応答メッセージを受信することで通信路を確立する。
PDNコネクション確立要求メッセージには、UE10の識別情報、APN(アクセスポイントネーム)、サービス識別情報、グループ識別情報などを含んでも良い。
さらに、応答メッセージには、APN(アクセスポイントネーム)、ベアラID、PDNコネクションID、TEID(Tunnel Endpoint Identifier)、基地局識別情報、サービス識別情報、グループ識別情報などを含んでも良く、応答メッセージに基づいてUE−R通信路コンテキストを保持しても良い。また、UE−R15は、UE−R通信路コンテキストと確立した通信路とを対応づけて管理しても良い。
PGW50の選択は、サービスに対応づけられたPGW50を予め保持しておいてもよい。また、MME30がサービスに対応づけられたPGW50を予め保持し、PGW50はMME30に問い合わせを行う制御情報を送信し、その応答によってPGW50の情報を取得してもよい。
UE−R15は、サービスの検出、サービスの登録、さらにサービスに対応づけられたPDNコネクションの確立を完了した場合、UE10へ報知情報を送信する(S710)。報知情報の送信手段はブロードキャストしてもよいし、UE10の識別情報を予め保持し、UE10へユニキャストしてもよい。報知情報メッセージには、UE10の識別情報、APN(アクセスポイントネーム)、サービス識別情報、グループ識別情報などを含んでも良い。
これにより、UE−R15は、報知情報を送信することにより、UE10へ提供できるサービスを通知することができる。
さらに、UE−R15は、報知情報メッセージに負荷情報などのロードインフォメーションを含めて送信してもよい。ロードインフォメーションは、UE−R15の処理状況を示す負荷を表す情報であってよく、接続する通信端末の数でもよいし、複数端末のリレー処理を行っている場合には、その処理負荷情報であってもよい。さらに、処理負荷を表すクラス情報であってもよい。
また、UE−R15は、リレー処理を行っていない場合にはリレー機能を無効化してもよい。さらに、報知情報要求メッセージの受信に基づいてリレー機能を有効化してもよい。または、サービスが検出できたことに基づいてリレー機能を有効化してもよい。
UE10から送信された放置情報要求はUE−R15だけでなく、その他のリレー機能を有する端末装置が受信してもよく、各端末装置はUE−R15と同様にサービスの検出、サービスの登録、通信路の確立を実行して、報知情報を送信してもよい。
UE10は、報知情報を受信し、サービスを提供可能なUE−R15を検出する(S712)。
サービスを提供可能か否かは、報知情報メッセージに含まれる識別情報、APN(アクセスポイントネーム)、サービス識別情報、グループ識別情報を基に検出、およびリレー端末装置の選択をしてもよい。例えば、予めUE10に提供できるサービスと、サービスに対応づけられるAPNとの対応を保持し、UE10が受信したAPNが、必要とするサービスかどうかを検出してもよい。また、予めUE10に提供できるサービスと、サービスに対応づけられるサービス識別情報との対応を保持し、UE10が受信したサービス識別情報が、必要とするサービスかどうかを検出してもよい。また、予めUE10に提供できるサービスと、サービスに対応づけられるグループ識別情報との対応を保持し、UE10が受信したグループ識別情報が、必要とするサービスかどうかを検出してもよい。
UE10はUE−R15から報知情報を受信するとともに、他のリレー機能を有する端末装置から報知情報を受信してもよい。
複数の報知情報を受信した場合には、各報知情報に含まれる、報知情報メッセージに含まれる識別情報、APN(アクセスポイントネーム)、サービス識別情報、グループ識別情報を基に接続先を選択してもよい。
このように、リレー機能を有する端末装置の選択は、提供されるサービスを基に選択してもよい。
また、UE10が必要とするサービスを提供するリレー機能を有する端末装置が複数存在する場合には、各報知情報に含まれる負荷情報などのロードインフォメーションを基に接続先を選択してもよい。
これにより、UE10は負荷の小さいリレー機能を有する端末装置を選択することができる。リレー機能を有する端末装置においては、接続する端末を分散することができ、過度な偏りが低減することができるため、処理負荷を最適化することができる。
また、UE10は報知情報を受信後直ちにUE−R15を選択してもよいし、タイマを実行して一定時間報知情報の受信状態を保ち、他の端末装置からの報知情報を待っても良い。
タイマを実行する時間については予め保持しておいてもよいし、通信事業者ポリシーに基づいて決定された値をUE−R15が報知情報に含めて送信してもよい。
このようにUE10は、接続可能なリレー端末装置のうち、UE10が要求するサービスや、グループ通信のグループ識別情報などに基づいて最適なリレー端末装置を選択することができる。
さらに、UE10は、UEが要求するサービスの識別情報、グループ通信の識別情報の選択は、IP通信ネットワーク5から通知される、APN、IPマルチキャストアドレス、TMSI、FQDNなど、サービスやグループに対応付けられたいずれかの情報、もしくはこうした情報の組み合わせによって判別してもよい。さらに、UE10はこうした判別結果に基づいてリレー端末装置を選択してもよい。
本実施形態では、UE10はUE−R15を選択した例を説明する。UE10はUE-R15を選択し、UE通信路確立処理を実行して通信路を確立する(S714)。UE通信路確立処理では、UE10はUE−Rの検出に基づいて確立要求メッセージを送信し、確立手続きを開始する。
より具体的には、PDNコネクション確立要求メッセージをUE−R15を介してMME30に送信し、PDNコネクションの確立を許可するPDNコネクション確立要求メッセージに応答する応答メッセージを受信することで通信路を確立してもよい。
また、PDNコネクション確立要求メッセージをUE−R15へ送信しPDNコネクションの確立を許可するPDNコネクション確立要求メッセージに応答する応答メッセージを受信することで通信路を確立してもよい。
PDNコネクション確立要求メッセージには、UE10の識別情報、APN(アクセスポイントネーム)、サービス識別情報、グループ識別情報などを含んでも良い。
さらに、応答メッセージには、APN(アクセスポイントネーム)、ベアラID、PDNコネクションID、TEID(Tunnel Endpoint Identifier)、基地局識別情報、サービス識別情報、グループ識別情報などを含んでも良く、応答メッセージに基づいてUE通信路コンテキストを保持しても良い。さらに、IPアドレスやQoS(Quality of Service)情報などの情報を含んで送信されてもよい。また、UE10は、UE通信路コンテキストと確立した通信路とを対応づけて管理しても良い。
応答メッセージは、MME30もしくはProSe Server90の通信路確立の許可情報に基づいて、UE−R15がUE10に送信してもよい。
もしくは、応答メッセージは、MME30がUE10に送信してもよい。もしくは、ProSe Server90がUE10に送信してもよい。
UE−R15は,UE10が送信するPDNコネクション確立要求メッセージの応答として、MME30もしくはProSe Server90はPDNコネクションの確立許可を決定に基づいて決定もしくは割り当てが行われる、APN(アクセスポイントネーム)、ベアラID、PDNコネクションID、TEID(Tunnel Endpoint Identifier)、基地局識別情報、サービス識別情報、グループ識別情報、IPアドレスおよびQoS情報を取得しても良い。このUE−R15への応答の送信は、eNB20、MME30、ProSe Server90、SGW40のいずれが実行してもよい。さらに、UE−R15は、受信した情報群を通信路コンテキストの情報として取得し、保持してもよい。
UE10は、UR−R15との間にLTE(D)に基づく直接通信路を確立し、さらに、UE−R15は、UE−R通信路確立処理で確立した通信路と、UE通信路確立処理で確立された通信路とを、対応づけて管理し、リレー処理を実行してもよい。
より具体的には、それぞれの通信路のUE−R通信路コンテキストを対応づけて保持し、UE10がUE通信路確立処理で確立した通信路を介してUE−R15へ送信するデータを、UE−R通信路確立処理で確立した通信路を介してコアネットワーク7へ送信しても良い。また、コアネットワーク7からUE−R通信路確立処理で確立した通信路を介して送信されたUE10宛てのデータを受信し、UE通信路確立処理で確立した通信路を介してUE10へ送信してもよい。
以上の手続きにより、UE10は複数のリレー機能を有する通信端末からUE−R15を選択し、UE−R15を介して通信路を確立することができる。さらに、UE−R15の転送処理により、UE10はPDN80とのデータ送受信を開始することができる。
[1.3.1.1 サービス登録手続き]
図7を用いて説明したサービス登録手続き(S706)の具体的な手続きを、図9を用いて説明する。
UE−R15は、ProSe Server90に対してサービス登録要求を送信し、UE−Rと直接通信路で接続する端末装置に対して提供するサービスの登録要求を行う(S902)。サービス登録要求メッセージの送信は、図7を用いて説明したとおり、UE10が送信する報知情報要求メッセージの受信をトリガに実行してもよい。メッセージには、UE10の識別情報、APN(アクセスポイントネーム)、サービス識別情報、グループ識別情報などを含んでも良い。
APN(アクセスポイントネーム)は、IP移動通信ネットワーク5においてPGW50を選択するために使用される識別情報であり、PDN80に対応づけた識別情報である。IMSや映像配信など、サービスごとにことなるPDN80が構成されている場合には、サービスを識別する識別情報としても使用することができる。
サービス識別情報は、移動通信事業者がIP通信ネットワーク5で提供するサービスを識別する情報である。サービス識別情報は、APNであってもよいし、FQDN(Fully Qualified Domain Name)などのサービスドメイン識別情報であってもよい。これに限らずサービスと対応づけられた識別情報であってもよい。さらに、サービスとはIMSに基づいた音声通話サービスや、ビデオ配信サービスなどであってもよいし、グループ通信を提供するサービスであってもよい。サービス識別情報は、こうしたサービスを識別する識別情報である。
グループ識別情報は、2台以上の通信端末がグループを構成し、グループ間で通信を行う際にグループを識別する情報であってよい。また、グループに対して配送されるコンテンツが複数ある場合、これらのコンテンツを識別する情報であってもよい。例えば、複数の通信端末で同報通話を行う際の、端末グループを識別する情報であってよい。または、通話のためのセッションを識別する情報であってもよい。もしくは、複数の通信端末に対して映像配信が行われる際、映像配信を受信する端末をグループとして識別する識別情報であってもよいし、複数の映像が有る場合の配信映像を識別する識別情報であってもよい。
グループ識別情報は、IPマルチキャストアドレスであってもよいし、通信事業者が割り当てるユーザ認証にもちいる一時的なIDであるTMSI(Temporary Mobile Subscriber Identify)であってもよい。これに限らずメールアドレスなど、グループを識別する情報であってよい。ProSe Server90はサービス登録要求メッセージを受信し、UE−R15提供するサービスに対して許可、不許可を判定し、応答メッセージとしてサービス登録応答を送信し、サービス応答登録応答に許可、不許可の判定結果を通知するフラグを含めて結果を通知する(S904)。さらに、サービス応答登録応答には、許可、不許可の情報とともに、UE10の識別情報、APN(アクセスポイントネーム)、サービス識別情報、グループ識別情報などを含んでも良い。
[1.3.1.2 サービス登録手続きの変形例]
また、1.3.1.2のサービス登録手続きで説明した方法とは異なり、UE−R15は、UE−R15が提供できるサービスを予め保持することなく、サービス登録要求メッセージを予め保持することなく、サービス登録要求メッセージをProSe Server90に送信してもよい。UE−R15は、ProSe Server90に対して提供するサービスを問い合わせ
ても良い。さらに、ProSe Server90はUE−R15 が提供するサービスを通知してもよい。サービス登録要求のメッセージの送受信、サービス登録応答のメッセージの送受信の情報要素および送受信の手法については1.3.1.1のサービス登録手続きで説明した内容と同様で良いため、詳細説明は省略する。
[1.3.2 UE−R通信路確立処理]
1.3.1のUE接続手続きにおいて図7を用いて説明したUR−R通信路確立処理(S708)の一例を、図10を用いて説明する。
UE−Rはサービスの検出後、サービスに応じてPGW50を選択し、UE−R通信路確立処理を実行してPGW50との間の通信路確立を要求してもよい。
UE−R15は、PDN接続要求をMME30に送信し、PDNコネクションの確立を要求する(S1002)。
PDN接続要求には、IMSI(International Mobile Subscriber Identity)などのUE−R15を識別する情報、APN、サービス識別情報、グループ識別情報などを含めてもよい。
サービス識別情報は、移動通信事業者がIP通信ネットワーク5で提供するサービスを識別する情報である。サービス識別情報は、APNであってもよいし、FQDN(Fully Qualified Domain Name)などのサービスドメイン識別情報であってもよい。これに限らずサービスと対応づけられた識別情報であってもよい。さらに、サービスとはIMSに基づいた音声通話サービスや、ビデオ配信サービスなどであってもよいし、グループ通信を提供するサービスであってもよい。サービス識別情報は、こうしたサービスを識別する識別情報である。
グループ識別情報は、2台以上の通信端末がグループを構成し、グループ間で通信を行う際にグループを識別する情報であってよい。また、グループに対して配送されるコンテンツが複数ある場合、これらのコンテンツを識別する情報であってもよい。例えば、複数の通信端末で同報通話を行う際の、端末グループを識別する情報であってよい。または、通話のためのセッションを識別する情報であってもよい。もしくは、複数の通信端末に対して映像配信が行われる際、映像配信を受信する端末をグループとして識別する識別情報であってもよいし、複数の映像が有る場合の配信映像を識別する識別情報であってもよい。
グループ識別情報は、IPマルチキャストアドレスであってもよいし、通信事業者が割り当てるユーザ認証にもちいる一時的なIDであるTMSI(Temporary Mobile Subscriber Identify)であってもよい。これに限らずメールアドレスなど、グループを識別する情報であってよい。
また、UE−R15はeNB20から報知情報を受信し、受信した報知情報を基にPDN接続要求を送信してもよい。例えば、eNB20は、上述したAPN、サービス識別情報、グループ識別情報などを含めて報知情報を送信し、UE−R15はAPN、サービス識別情報、グループ識別情報を報知情報から受信し、PDN接続要求に含めてもよい。このように、報知情報からUE−R15が提供できるサービスやグループ通信に関する情報を取得してもよい。また、こうした情報をUE−R15が予め保持してもよい。
このように、UE−R15はUE−R15に接続する端末装置に提供するサービスやグループ通信に対応した通信路の確立を行ってもよい。
MME30は、PDN接続要求を受信し、UE−R15に対してサービスを許可するか否かを決定する。
MME30は、サービスを許可する場合には、セッション生成要求をSGW40に送信する(S1004)。さらに、MME30は、SGW40の選択、およびPGW50の選択をしてもよい。
さらに、SGW40は、MME30からセッション生成要求を受信し、受信に伴い、セッション生成要求をPGW50に送信する(S1006)。ここで、SGW40は、MME30の選択したPGW50を取得し、送信先のPGW50を決定してもよい。
PGW50は、SGW40からセッション生成要求を受信し、セッション生成応答をSGW40に送信する(S1008)。ここで、PGW50は、ベアラID、PDNコネクションID、TEID、UE−R15に通知するIPアドレスの割り当てを行い、セッション生成応答に含めてもよい。
SGW40は、PGW50からセッション応答を受信し、MME30にセッション生成応答を送信してもよい(S1010)。SGW40は、受信したベアラID、PDNコネクションID、TEID、UE−R15に通知するIPアドレスをセッション生成応答に含めてもよい。また、ベアラID、PDNコネクションID、TEIDの割り当てはSGW40が行い、セッション生成応答に含めて送信してもよい。
MME30は、セッション生成応答をSGW40から受信し、ベアラ設定要求/PDN接続許可通知をeNB20へ送信してもよい(S1012)。ベアラ設定要求/PDN接続許可通知には、ベアラID、PDNコネクションID、TEID、UE−R15に通知するIPアドレスを含めてもよい。ここで、MME30はセッション生成応答に含まれる情報を基にUE−R15とPGW50との間に確立されるPDNコネクションに対応付けたMME通信路コンテキスト442を生成してもよい。
APN、ベアラID、PDNコネクションID、TEIDは、セッション生成応答から取得して保持してもよい。また、MME30によって割り当てを行ってもよい。また、基地局識別情報はUE−R15が接続するeNB20の情報を取得し、保持してもよい。また、サービス識別情報、グループ識別情報は、UE−R15がPDN接続要求に含めて送信した情報を取得し、保持してもよい。
eNB20は、ベアラ設定要求/PN接続許可通知を受信し、RRC接続再設定通知をUE−R15へ送信してもよい(S1014)。ここで、eNB20は受信した制御情報に含まれる情報を基にUE−R15とPGW50との間に確立されるPDNコネクションに対応付けたeNB通信路コンテキスト242を生成してもよい。
APN、ベアラID、PDNコネクションID、TEIDは、ベアラ設定要求/PN接続許可通知から取得して保持してもよい。またこれに限らずeNB20が割り当てを行い、保持してもよい。また、基地局識別情報はeNB20自身の識別情報を保持してもよい。また、サービス識別情報、グループ識別情報は、UE−R15がPDN接続要求に含めて送信した情報を取得し、保持してもよい。取得手段はUE−R15から制御情報を用いて取得してもよいし、MME30から取得してもよい。また、ProSe Server90においてUE−R15に対応付けてサービス識別情報、グループ識別情報を管理しておき、eNB20はProSe90へ問い合わせを行うもしくは通知を受けるなどして取得してもよい。なお、RRC接続設定通知には、こうしたベアラID、PDNコネクションID、TEID、UE−R15に通知するIPアドレスを含めてもよい。UE−R15はRRC接続再設定通知を受信し、PDNコネクションの確立を完了する。UE−R15は取得したIPアドレスを用いてPDNコネクションを介した通信を行うことができる。ここで、UE−R15は受信した制御情報に含まれる情報を基にUE−R15とPGW50との間に確立されるPDNコネクションに対応付けたUE−R通信路コンテキスト1542を生成してもよい。
APN、ベアラID、PDNコネクションID、TEIDは、RRC接続再設定通知から取得して保持してもよい。またこれに限らず、UE−R15が予め保持するなどのPDN接続要求に含める情報を基に、保持してもよい。また、基地局識別情報はUE−R15が接続するeNB20の識別情報を保持してもよい。また、サービス識別情報、グループ識別情報は、UE−R15がPDN接続要求に含めて送信した情報を保持してもよい。取得手段はeNB20から制御情報を用いて取得してもよいし、MME30から取得してもよい。また、ProSe Server90において提供することを許可するサービスの識別情報、グループ通信の識別情報を管理しておき、UE−R15はProSe90へ問い合わせを行うもしくは通知を受けるなどして取得してもよい。
以上のようにUE−R15はPGW50との間にPDNコネクションを確立することができる。
また、UE−R15は、PDNコネクションに対応付けられたサービス情報、グループ情報は、ProSe Server90から取得してもよい。ProSe Server90はMME30などからMME通信路コンテキストの情報を取得し、ProSe Server通信路コンテキスト942を生成し、保持しておいてもよい。
これに限らず、UE−R15はPDNコネクションの確立にともない、生成したUR-R通信路コンテキストをProSe Server90に通知してもよい。ProSe Server90は、受信した情報を基にProSe Server通信路コンテキスト942を生成し、保持しておいてもよい。
[1.3.3 UE通信路確立処理]
1.3.1のUE接続手続きにおいて図7を用いて説明したUE通信路確立処理(S714)の一例を、図11を用いて説明する。
UE10はUE−R15にPDN接続要求を送信して通信路確立を要求してもよい(S1102)。
PDN接続要求には、IMSI(International Mobile Subscriber Identity)などのUE10を識別する情報、APN、サービス識別情報、グループ識別情報などを含めてもよい。
サービス識別情報は、移動通信事業者がIP通信ネットワーク5で提供するサービスを識別する情報である。サービス識別情報は、APNであってもよいし、FQDN(Fully Qualified Domain Name)などのサービスドメイン識別情報であってもよい。これに限らずサービスと対応づけられた識別情報であってもよい。さらに、サービスとはIMSに基づいた音声通話サービスや、ビデオ配信サービスなどであってもよいし、グループ通信を提供するサービスであってもよい。サービス識別情報は、こうしたサービスを識別する識別情報である。
グループ識別情報は、2台以上の通信端末がグループを構成し、グループ間で通信を行う際にグループを識別する情報であってよい。また、グループに対して配送されるコンテンツが複数ある場合、これらのコンテンツを識別する情報であってもよい。例えば、複数の通信端末で同報通話を行う際の、端末グループを識別する情報であってよい。または、通話のためのセッションを識別する情報であってもよい。もしくは、複数の通信端末に対して映像配信が行われる際、映像配信を受信する端末をグループとして識別する識別情報であってもよいし、複数の映像が有る場合の配信映像を識別する識別情報であってもよい。
グループ識別情報は、IPマルチキャストアドレスであってもよいし、通信事業者が割り当てるユーザ認証にもちいる一時的なIDであるTMSI(Temporary Mobile Subscriber Identify)であってもよい。これに限らずメールアドレスなど、グループを識別する情報であってよい。
また、UE10はUE−R15から報知情報を受信し、受信した報知情報を基にPDN接続要求を送信してもよい。例えば、UE−R15は、上述したAPN、サービス識別情報、グループ識別情報などを含めて報知情報を送信し、UE10はAPN、サービス識別情報、グループ識別情報を報知情報から受信し、PDN接続要求に含めてもよい。このように、報知情報からUE10が提供できるサービスやグループ通信に関する情報を取得してもよい。また、こうした情報をUE−R10が予め保持しておき、PDN接続要求に含めてもよい。
UE−R15は、PDN接続要求を受信し、接続承認手続きを行う(S1104)。接続承認手続きにおいては、PDN接続要求に含まれるサービス情報、APN,グループ通信の識別情報に対応するUE−R通信路コンテキスト1542を選択し、UR−R通信路コンテキスト1542に対応付けられるPDNコネクションを選択してもよい。
UE−R15は、選択したPDNコネクションをUE10のPDNとのデータ送受信の転送路としてデータ転送を行ってもよい。
さらに、UE−R15は、選択したPDNコネクションに対応するUE−R通信路コンテキスト1542の情報を、MME30へ通知し、UE10に提供するサービスの登録および通信路の情報を登録してもよい。さらに、MME30は、受信した情報をMME通信路コンテキスト342に保持してもよい。
さらに、UE−R15は、選択したPDNコネクションに対応するUE−R通信路コンテキスト1542の情報を、ProSe Server90へ通知し、UE10に提供するサービスの登録および通信路の情報を登録してもよい。さらに、ProSe Server90は、受信した情報をProSe Server通信路コンテキスト942に保持してもよい。
このようにUE−R15はUE10とPDNとの接続性を確立してもよい。さらに、UE−R15は、PDN接続要求の応答をUE10に送信してもよい(S1106)。ここで、応答の制御メッセージはRR接続再設定通知であってよい。
また、UE−R15がMME30もしくはProSe Server90に登録するのではなく、UE−R15が問い合わせを行い、UE−Rコンテキスト情報1542の情報要素を取得してもよい、 UE−R15はMME30に情報要求メッセージを送信し、MME30は、UE−R15に提供させるサービス識別情報、グループ通信の識別情報などを含んだ情報を送信してもよい。
また、UE−R15はProSe Server90に情報要求メッセージを送信し、ProSe Server90は、UE−R15に提供させるサービス識別情報、グループ通信の識別情報などを含んだ情報を送信してもよい。
また、応答メッセージには、ベアラID、PDNコネクションID、TEID、UE-R15に通知するIPアドレスを含めてもよい。
ベアラID、PDNコネクションID、TEID、IPアドレスは、UE−R通信路コンテキスト1542に含まれる情報をもちいてもよいし、UE−R15が新たに割り当てを行い、通知してもよい。
UE10は、PDN接続要求に対する応答を受信し、UE−R15との間にベアラを確立する。PDNへの接続性は、UE−R15がPGW50と確立するPDNコネクションとUE−R15とUE10との間に確立するベアラとをマッピングを行うことで確立してもよい。UE10は、PDN接続要求の応答により取得したIPアドレスを用いてPDNと間でデータ送受信を行うことができる。また、UE10は、応答の受信に伴い、UE通信路コンテキスト142を生成してもよい。UE10は、PDN接続要求の応答によって受信したデータを基にUEコンテキスト142を生成してもよい。さらに、UE10は、選択したPDNコネクションに対応するUE通信路コンテキスト142の情報を、MME30へ通知し、UE10に提供するサービスの登録および通信路の情報を登録してもよい。さらに、MME30は、受信した情報をMME通信路コンテキスト342に保持してもよい。
さらに、UE10は、選択したPDNコネクションに対応するUE通信路コンテキスト1142の情報を、ProSe Server90へ通知し、UE10に提供するサービスの登録および通信路の情報を登録してもよい。さらに、ProSe Server90は、受信した情報をProSe Server通信路コンテキスト942に保持してもよい。
また、UE10がMME30もしくはProSe Server90に登録するのではなく、UE−R10が問い合わせを行い、UEコンテキスト情報142に登録する情報要素を取得してもよい、 UE10はMME30に情報要求メッセージを送信し、MME30は、UE10に提供するサービス識別情報、グループ通信の識別情報などを含んだ情報を送信してもよい。
また、UE10はProSe Server90に情報要求メッセージを送信し、ProSe Server90は、UE10に提供するサービス識別情報、グループ通信の識別情報などを含んだ情報を送信してもよい。
[1.3.3.1 UE通信路確立処理の変形例]
また、図11を用いて説明した1.3.3のUE通信路確立処理における接続承認手続き(S1104)の変形例を、図12を用いて説明する。
UE−R15は、PDN接続要求の受信に伴い、新たにPDNコネクションを確立してもよい。
UE−R15は、PDN接続要求をMME30に送信し、PDNコネクションの確立を要求する(S1202)。
PDN接続要求には、IMSI(InternationalMobile Subscriber Identity)などのUE−R15、UE10を識別する情報、APN、サービス識別情報、グループ識別情報などを含めてもよい。
サービス識別情報は、移動通信事業者がIP通信ネットワーク5で提供するサービスを識別する情報である。サービス識別情報は、APNであってもよいし、FQDN(Fully Qualified Domain Name)などのサービスドメイン識別情報であってもよい。これに限らずサービスと対応づけられた識別情報であってもよい。さらに、サービスとはIMSに基づいた音声通話サービスや、ビデオ配信サービスなどであってもよいし、グループ通信を提供するサービスであってもよい。サービス識別情報は、こうしたサービスを識別する識別情報である。
グループ識別情報は、2台以上の通信端末がグループを構成し、グループ間で通信を行う際にグループを識別する情報であってよい。また、グループに対して配送されるコンテンツが複数ある場合、これらのコンテンツを識別する情報であってもよい。例えば、複数の通信端末で同報通話を行う際の、端末グループを識別する情報であってよい。または、通話のためのセッションを識別する情報であってもよい。もしくは、複数の通信端末に対して映像配信が行われる際、映像配信を受信する端末をグループとして識別する識別情報であってもよいし、複数の映像が有る場合の配信映像を識別する識別情報であってもよい。
グループ識別情報は、IPマルチキャストアドレスであってもよいし、通信事業者が割り当てるユーザ認証にもちいる一時的なIDであるTMSI(Temporary Mobile Subscriber Identify)であってもよい。これに限らずメールアドレスなど、グループを識別する情報であってよい。
また、UE−R15はeNB20から報知情報を受信し、受信した報知情報を基にPDN接続要求を送信してもよい。例えば、eNB20は、上述したAPN、サービス識別情報、グループ識別情報などを含めて報知情報を送信し、UE−R15はAPN、サービス識別情報、グループ識別情報を報知情報から受信し、PDN接続要求に含めてもよい。このように、報知情報からUE−R15が提供できるサービスやグループ通信に関する情報を取得してもよい。また、こうした情報をUE−R15が予め保持してもよい。
このように、UE−R15はUE−R15に接続する端末装置に提供するサービスやグループ通信に対応した通信路の確立を行ってもよい。
MME30は、PDN接続要求を受信し、UE−R15に対してサービスを許可するか否かを決定する。
MME30は、サービスを許可する場合には、セッション生成要求をSGW40に送信する(S1204)。さらに、MME30は、SGW40の選択、およびPGW50の選択をしてもよい。
さらに、SGW40は、MME30からセッション生成要求を受信し、受信に伴い、セッション生成要求をPGW50に送信する(S1206)。ここで、SGW40は、MME30の選択したPGW50を取得し、送信先のPGW50を決定してもよい。
PGW50は、SGW40からセッション生成要求を受信し、セッション生成応答をSGW40に送信する(S1208)。ここで、PGW50は、ベアラID、PDNコネクションID、TEID、UE−R15に通知するIPアドレスの割り当てを行い、セッション生成応答に含めてもよい。
SGW40は、PGW50からセッション応答を受信し、MME30にセッション生成応答を送信してもよい(S1210)。SGW40は、受信したベアラID、PDNコネクションID、TEID、UE−R15に通知するIPアドレスをセッション生成応答に含めてもよい。また、ベアラID、PDNコネクションID、TEIDの割り当てはSGW40が行い、セッション生成応答に含めて送信してもよい。
MME30は、セッション生成応答をSGW40から受信し、ベアラ設定要求/PDN接続許可通知をeNB20へ送信してもよい(S1212)。ベアラ設定要求/PDN接続許可通知には、ベアラID、PDNコネクションID、TEID、UE−R15に通知するIPアドレスを含めてもよい。ここで、MME30はセッション生成応答に含まれる情報を基にUE−R15とPGW50との間に確立されるPDNコネクションに対応付けたMME通信路コンテキスト442を生成してもよい。
APN、ベアラID、PDNコネクションID、TEIDは、セッション生成応答から取得して保持してもよい。また、MME30によって割り当てを行ってもよい。また、基地局識別情報はUE−R15が接続するeNB20の情報を取得し、保持してもよい。また、サービス識別情報、グループ識別情報は、UE−R15がPDN接続要求に含めて送信した情報を取得し、保持してもよい。
eNB20は、ベアラ設定要求/PN接続許可通知を受信し、RRC接続再設定通知をUE−R15へ送信してもよい(S1214)。ここで、eNB20は受信した制御情報に含まれる情報を基にUE−R15とPGW50との間に確立されるPDNコネクションに対応付けたeNB通信路コンテキスト242を生成してもよい。
APN、ベアラID、PDNコネクションID、TEIDは、ベアラ設定要求/PN接続許可通知から取得して保持してもよい。またこれに限らずeNB20が割り当てを行い、保持してもよい。また、基地局識別情報はeNB20自身の識別情報を保持してもよい。また、サービス識別情報、グループ識別情報は、UE−R15がPDN接続要求に含めて送信した情報を取得し、保持してもよい。取得手段はUE−R15から制御情報を用いて取得してもよいし、MME30から取得してもよい。また、ProSe Server90においてUE−R15に対応付けてサービス識別情報、グループ識別情報を管理しておき、eNB20はProSe90へ問い合わせを行うもしくは通知を受けるなどして取得してもよい。なお、RRC接続設定通知には、こうしたベアラID、PDNコネクションID、TEID、UE−R15に通知するIPアドレスを含めてもよい。UE−R15はRRC接続再設定通知を受信し、PDNコネクションの確立を完了する。UE−R15は取得したIPアドレスを用いてPDNコネクションを介した通信を行うことができる。ここで、UE−R15は受信した制御情報に含まれる情報を基にUE−R15とPGW50との間に確立されるPDNコネクションに対応付けたUE−R通信路コンテキスト1542を生成してもよい。
APN、ベアラID、PDNコネクションID、TEIDは、RRC接続再設定通知から取得して保持してもよい。またこれに限らず、UE−R15が予め保持するなどのPDN接続要求に含める情報を基に、保持してもよい。また、基地局識別情報はUE−R15が接続するeNB20の識別情報を保持してもよい。また、サービス識別情報、グループ識別情報は、UE−R15がPDN接続要求に含めて送信した情報を保持してもよい。取得手段はeNB20から制御情報を用いて取得してもよいし、MME30から取得してもよい。また、ProSe Server90において提供することを許可するサービスの識別情報、グループ通信の識別情報を管理しておき、UE−R15はProSe90へ問い合わせを行うもしくは通知を受けるなどして取得してもよい。
以上のようにUE−R15はPGW50との間にPDNコネクションを確立することができる。
また、UE−R15は、PDNコネクションに対応付けられたサービス情報、グループ情報は、ProSe Server90から取得してもよい。ProSe Server90はMME30などからMME通信路コンテキストの情報を取得し、ProSe Server通信路コンテキスト942を生成し、保持しておいてもよい。
これに限らず、UE−R15はPDNコネクションの確立にともない、生成したUR-R通信路コンテキストをProSe Server90に通知してもよい。ProSe Server90は、受信した情報を基にProSe Server通信路コンテキスト942を生成し、保持しておいてもよい。
その後、1.3.3のUE通信路確立処理で説明した方法と同様に、UE10の送信するPDN接続要求に対する応答をUE10へ送信してもよい。
[1.3.4 UE接続手続きの変形例]
1.3.1で説明したUE接続手続きでは、UE−R15はUE10からの報知情報要求を受信することを契機にサービス検出を行い、サービス登録手続きを実行したが、必ずしもそれにかぎらず、図8に示すように、UE10の報知情報要求を受信することなくサービス登録を開始しても良い。
例えば、サービス検出処理(S804)は報知情報要求を受信することなく開始してもよい。処理を開始するトリガはUE−R15のユーザによるアプリケーションや端末設定によるユーザ操作であってもよいし、起動時に予め開始されるようプログラミングされていても良い。
さらに、サービス検出処理の結果に基づいてサービスの登録処理(S806)、UE-R通信路確立処理(S808)を実行してもよい。サービス検出処理の結果に基づくこうした処理の詳細は、1.3.1のUE接続手続きにおいて図7を用いて説明した処理と同様でよいため、詳細説明を省略する。
また、サービス登録(S806)においては、UE−R15はUE10の識別情報を取得していないため、ProSe Server90に登録はUE−Rが提供するサービスを示すサービス識別情報、グループ識別情報を登録してもよい。
このように、UE−R15は、UE10からの報知情報要求の受信前に、予め提供できるサービスを登録し、PGW50との間に通信路を確立しておいてもよい。UE10は、UE−R15が既に前述の通信路確立した状態において報知情報要求を送信してもよい(S802)。UE−R15は、UE10が送信する報知情報要求を受信し、報知情報要求に基づいて報知情報を送信してもよい(S810)。また、報知情報要求を受信することなく、サービス登録もしくはUE−R通信路確立処理の完了に基づいて、UE−Rは報知情報を送信し、近隣の端末に対して提供できるサービスを周知してもよい。UE10は、報知情報を受信し、リレー端末装置の検出(S812)、UE通信路確立処理(S814)実行しても良い。手続きにおけるサービス検出(S804),サービス登録(S806)、UE−R通信路確立処理(S808)、報知情報要求の送受信(S802)、報知情報の送受信(S810)、リレー端末装置の検出(S812)、UE通信路確立処理(S814)の各処理は、1.3.1のUE接続手続きにおいて図7を用いて説明をしたサービス検出(S704),サービス登録(S706)、UE−R通信路確立処理(S708)、報知情報要求の送受信(S702)、報知情報の送受信(S710)、リレー端末装置の検出(S712)、UE通信路確立処理(S714)の各処理とは開始される契機が異なるのみで、各処理は同様の処理が行われて良く、詳細説明は省略する。
以上、実施形態およびそれに関わる複数の変形例を説明してきたが、各変形例はそれぞれ独立して第1実施形態に適用されても良いし、2つ以上が組み合わされて適用されても良い。
また、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も特許請求の範囲に含まれる。
また、各実施形態において各装置で動作するプログラムは、上述した実施形態の機能を実現するように、CPU等を制御するプログラム(コンピュータを機能させるプログラム)である。そして、これら装置で取り扱われる情報は、その処理時に一時的に一時記憶装置(例えば、RAM)に蓄積され、その後、各種ROMやHDDの記憶装置に格納され、必要に応じてCPUによって読み出し、修正・書き込みが行なわれる。
ここで、プログラムを格納する記録媒体としては、半導体媒体(例えば、ROMや、不揮発性のメモリカード等)、光記録媒体・光磁気記録媒体(例えば、DVD(Digital Versatile Disc)、MO(Magneto Optical Disc)、MD(Mini Disc)、CD(Compact Disc)、BD等)、磁気記録媒体(例えば、磁気テープ、フレキシブルディスク等)等のいずれであってもよい。また、ロードしたプログラムを実行することにより、上述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、オペレーティングシステムあるいは他のアプリケーションプログラム等と共同して処理することにより、本発明の機能が実現される場合もある。
また、市場に流通させる場合には、可搬型の記録媒体にプログラムを格納して流通させたり、インターネット等のネットワークを介して接続されたサーバコンピュータに転送したりすることができる。この場合、サーバコンピュータの記憶装置も本発明に含まれるのは勿論である。
また、上述した実施形態における各装置の一部又は全部を典型的には集積回路であるLSI(Large Scale Integration)として実現してもよい。各装置の各機能ブロックは個別にチップ化してもよいし、一部、または全部を集積してチップ化してもよい。また、集積回路化の手法はLSIに限らず専用回路、または汎用プロセッサで実現しても良い。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いることも可能であることは勿論である。
1 移動通信システム
5 IP移動通信ネットワーク
7 コアネットワーク
9 LTEアクセスネットワーク
10 UE
15 UE−R
20 eNB
30 MME
40 SGW
50 PGW
60 HSS
70 PCRF
80 PDN
90 ProSe Server

Claims (8)

  1. リレー端末装置であって、
    サービスの識別情報を含む第1の制御メッセージを、前記リレー端末装置の近隣に位置する近隣端末装置から受信し、
    前記第1の制御メッセージの受信に基づき、前記近隣端末装置に前記リレー端末装置が提供するサービスの識別情報を含む第2の制御メッセージを送信する送受信部と
    前記第1の制御メッセージの受信後、PDN(Packet Data Network)接続要求を、コアネットワーク内の移動管理装置に送信することにより、前記近隣端末装置とPDNとの間の通信をリレーするためのPDNコネクションを確立する手続きを開始する制御部と、
    を備え、
    前記送受信部は、さらに、前記手続きによって確立された前記PDNコネクションを用いて、前記近隣端末装置と前記PDNとの間の通信をリレーすることが可能であり、
    前記第2の制御メッセージに含まれる情報は、前記近隣端末装置が、前記リレー端末装置を選択するために用いることができる、
    ことを特徴とするリレー端末装置。
  2. 端末装置であって、
    前記端末装置の近隣に位置するリレー端末装置に、サービスの識別情報を含む第1の制御メッセージを送信し、
    前記第1の制御メッセージに対する応答として、前記リレー端末装置から、前記リレー端末装置が提供するサービスの識別情報を含む第2の制御メッセージを受信する、送受信部と、
    前記第2の制御メッセージに含まれる情報を用いて、前記リレー端末装置を選択する制御部と、
    を備え、
    前記送受信部は、さらに、前記リレー端末装置によって確立されたPDN(Packet Data Network)コネクションを用いて、PDNと通信可能である
    ことを特徴とする端末装置。
  3. 端末装置であって、
    前記端末装置の近隣に位置するリレー端末装置から、前記リレー端末装置が提供するサービスの識別情報を含む制御メッセージを受信する送受信部と、
    前記制御メッセージの受信に基づいて、前記リレー端末装置を検出し、前記リレー端末装置と直接通信路を確立する、制御部と、
    を備え、
    前記送受信部は、さらに、前記リレー端末装置によって確立されたPDN(Packet Data Network)コネクションを用いて、PDNと通信可能である、
    ことを特徴とする端末装置。
  4. リレー端末装置であって、
    前記リレー端末装置の近隣に位置する近隣端末装置とPDN(Packet Data Network)との間の通信をリレーするために、PGW(Packet Data Network Gateway)との間でPDNコネクションを確立する手続きを開始する制御部と、
    前記近隣端末装置に、前記リレー端末装置が提供するサービスの識別情報を含む制御メッセージを送信する送受信部と、
    を備え、
    前記制御メッセージは、前記近隣端末装置が前記リレー端末装置を検出するために用いることができ、
    前記制御部は、さらに、前記近隣端末装置と直接通信路を確立
    前記送受信部は、さらに、前記手続きによって確立された前記PDNコネクションを用いて、前記近隣端末装置と前記PDNとの間の通信をリレーすることが可能である、
    ことを特徴とするリレー端末装置。
  5. リレー端末装置の通信制御方法であって、
    サービスの識別情報を含む第1の制御メッセージを、前記リレー端末装置の近隣に位置する近隣端末装置から受信
    前記第1の制御メッセージの受信に基づき、前記近隣端末装置に前記リレー端末装置が提供するサービスの識別情報を含む第2の制御メッセージを送信し、
    前記第1の制御メッセージの受信後、PDN(Packet Data Network)接続要求をコアネットワーク内の移動管理装置に送信することにより、前記近隣端末装置とPDNとの間の通信をリレーするためのPDNコネクションを確立する手続きを開始し
    前記手続きによって確立された前記PDNコネクションを用いて、前記近隣端末装置と前記PDNとの間の通信をリレーすることが可能であり
    前記第2の制御メッセージに含まれる情報は、前記近隣端末装置が前記リレー端末装置を選択するために用いることができる、
    ことを特徴とするリレー端末装置の通信制御方法。
  6. 端末装置の通信制御方法であって、
    前記端末装置の近隣に位置するリレー端末装置に、サービスの識別情報を含む第1の制御メッセージを送信
    前記第1の制御メッセージに対する応答として、前記リレー端末装置から、前記リレー端末装置が提供するサービスの識別情報を含む第2の制御メッセージを受信
    前記第2の制御メッセージに含まれる情報を用いて、前記リレー端末装置を選択し、
    前記リレー端末装置によって確立されたPDN(Packet Data Network)コネクションを用いて、PDNと通信可能である
    ことを特徴とする端末装置の通信制御方法。
  7. 端末装置の通信制御方法であって、
    前記端末装置の近隣に位置するリレー端末装置から、前記リレー端末装置が提供するサービスの識別情報を含む制御メッセージを受信
    前記制御メッセージの受信に基づいて、前記リレー端末装置を検出
    前記リレー端末装置と直接通信路を確立
    前記リレー端末装置によって確立されたPDN(Packet Data Network)コネクションを用いて、PDNと通信可能である
    ことを特徴とする端末装置の通信制御方法。
  8. リレー端末装置の通信制御方法であって、
    前記リレー端末装置の近隣に位置する近隣端末装置とPDN(Packet Data Network)との間の通信をリレーするために、PGW(Packet Data Network Gateway)との間でPDNコネクションを確立する手続きを開始し
    前記近隣端末装置に、前記リレー端末装置が提供するサービスの識別情報を含む制御メッセージを送信
    前記制御メッセージは、前記近隣端末装置が前記リレー端末装置を検出するために用いることができ、
    前記近隣端末装置と直接通信路を確立
    前記手続きによって確立された前記PDNコネクションを用いて、前記近隣端末装置と前記PDNとの間の通信をリレーすることが可能である、
    ことを特徴とするリレー端末装置の通信制御方法。
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