JP6483489B2 - 化粧料 - Google Patents

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Description

本発明は、化粧料に関するものである。
従来より、米発酵液は、美容や健康に良いといわれている。
近年、米発酵液は、アトピー性皮膚炎に効果があることが大学病院や国立小児病院等の研究で明らかになっている。このような米発酵液の特性を利用した入浴剤や化粧品の開発が行われている(特許文献1参照)。
しかしながら、米発酵液を入浴剤や化粧品に配合した場合、肌の保温効果は発揮されるが、肌の保湿効果という点では十分とは言えなかった。これに対して、米発酵液単独で十分な保湿効果を発揮する量、特に10質量%を超えた米発酵液を配合すると、経時的に他の含有成分が析出したり、着色が認められたりという問題点があった(特許文献2参照)。
このため、高い保湿効果を有するとともに、使用感および安定性に優れた米発酵液配合の化粧料が望まれていた。
特開平7−53351号公報 特開2011−46653号公報
本発明の目的は、肌の保湿効果を有するとともに、使用感および保存安定性に優れた化粧料を提供することにある。
このような目的は、下記(1)〜()の本発明により達成される。
(1) 米発酵液と、
ラベンダー油と、
ユキノシタエキス、ボタンエキス、ソウハクヒエキス、クジンエキス、トウキエキス、ユズ果実エキスからなる群から選択される少なくとも1種の植物エキスと、を含み、
前記米発酵液の配合量が10〜80質量%であり、
前記植物エキスの総配合量が0.005〜2.5質量%であることを特徴とする化粧料
) 前記ラベンダー油の配合量は、0.005〜5質量%である上記(1)に記載の化粧料。
) 前記米発酵液の配合量をA[質量%]、前記植物エキスの総配合量をB[質量%]としたとき、6.25×10 −5 ≦B/A≦0.25の関係を満足する上記(1)または(2)に記載の化粧料。
) 前記米発酵液の配合量をA[質量%]、前記ラベンダー油の総配合量をC[質量%]としたとき、6.25×10 −5 ≦C/A≦0.5の関係を満足する上記(1)ないし()のいずれかに記載の化粧料。
本発明によれば、肌の保湿効果を有するとともに、使用感および保存安定性に優れた化粧料を提供することができる。
以下、本発明の化粧料の好適な実施形態について詳細に説明する。
なお、本明細書中における化粧料は、いかなる形態のものであってもよく、例えば、液状、ゲル(ジェル)状、乳液状、クリーム状等であってもよい。
本発明の化粧料は、米発酵液と、ラベンダー油と、ユキノシタエキス、ボタンエキス、ソウハクヒエキス、クジンエキス、トウキエキス、ユズ果実エキスからなる群から選択される少なくとも1種の植物エキスと、を含んでいる。
以下、各成分について詳細に説明する。
[米発酵液]
米発酵液は、米または米ぬかを、酵素分解または麹による糖化、酒母あるいは酵母による発酵を行うことにより得られるものである。
米発酵液は、肌の保温効果や保湿効果を発揮する成分である。
ところで、従来の米発酵液を配合した化粧料では、肌の保温効果は発揮されるが、肌の保湿効果という点では十分とは言えなかった。これに対して、米発酵液単独で十分な保湿効果を発揮する量の米発酵液を配合すると、経時的に他の含有成分が析出したり、着色が認められたりという問題点があった。
これに対して、本発明では、米発酵液とともに、ラベンダー油と後述するような所定の植物エキスとを配合することで、高い保湿効果を有するとともに、使用感および保存安定性に優れた化粧料を提供することができる。
米発酵液の配合量は、0.1〜95質量%であるのが好ましく、10〜80質量%であるのがより好ましい。これにより、使用感および保存安定性をより優れたものとすることができる。また、肌の保湿効果を効果的に発揮させることができる。
[ラベンダー油]
本発明の化粧料は、ラベンダー油を含んでいる。
ラベンダー油を含むことにより、米発酵液の添加量を多くしても、使用感および保存安定性をより優れたものとすることができる。また、米発酵液の高い保湿効果をより効果的に発揮させることができる。
ラベンダー油の配合量は、0.005〜5質量%であるのが好ましく、0.01〜2.5質量%であるのがより好ましい。これにより、使用感および保存安定性をさらに優れたものとすることができる。また、肌の保湿効果をさらに効果的に発揮させることができる。
米発酵液の配合量をA[質量%]、ラベンダー油の総配合量をC[質量%]としたとき、5.3×10−5≦C/A≦50の関係を満足するのが好ましく、1.3×10−4≦C/A≦0.25の関係を満足するのがより好ましい。このような関係を満足することにより、使用感および保存安定性をさらに優れたものとすることができる。また、米発酵液の高い保湿効果をさらに向上させることができる。
[植物エキス]
本発明の化粧料は、ユキノシタエキス、ボタンエキス、ソウハクヒエキス、クジンエキス、トウキエキス、ユズ果実エキスからなる群から選択される少なくとも1種の植物エキスを含んでいる。このような植物エキスを含むことにより、米発酵液の添加量を多くしても、使用感および保存安定性をより優れたものとすることができる。
植物エキスの総配合量は、0.005〜5質量%であるのが好ましく、0.01〜2.5質量%であるのがより好ましい。これにより、使用感および保存安定性をより優れたものとすることができる。また、高い肌保湿効果をより効率よく発揮させることができる。
米発酵液の配合量をA[質量%]、前記植物エキスの総配合量をB[質量%]としたとき、5.3×10−5≦B/A≦50の関係を満足するのが好ましく、1.3×10−4≦B/A≦0.25の関係を満足するのがより好ましい。このような関係を満足することにより、高い肌保湿効果をさらに効率よく発揮させることができる。また、使用感および保存安定性をさらに優れたものとすることができる。
[アスコルビン酸またはその誘導体]
本発明の化粧料は、アスコルビン酸またはその誘導体を含んでいてもよい。アスコルビン酸またはその誘導体を含むことにより、米発酵液の添加量を多くしても、使用感および保存安定性をより優れたものとすることができる。
アスコルビン酸の誘導体としては、例えば、アスコルビン酸エチル、アスコルビン酸グルコシド、テトライソパルミチン酸アスコビル、テトライソパルミチン酸アスコルビル、アスコルビン酸−2リン酸−6パルミチン酸(APPS)等を挙げることができる。
アスコルビン酸またはその誘導体の配合量は、0.005〜5質量%であるのが好ましく、0.01〜2.5質量%であるのがより好ましい。これにより、米発酵液を配合することによる効果をより効率よく高めることができる。
米発酵液の配合量をA[質量%]、前記アスコルビン酸またはその誘導体の配合量をD[質量%]としたとき、5.3×10−5≦D/A≦50の関係を満足するのが好ましく、1.3×10−4≦D/A≦0.25の関係を満足するのがより好ましい。このような関係を満足することにより、高い肌保湿効果をさらに効率よく発揮させることができる。
[尿素]
本発明の化粧料は、尿素を含んでいてもよい。尿素を含むことで、米発酵液との相乗効果により、保湿効果をさらに高いものとすることができる。
尿素の配合量は、0.005〜5質量%であるのが好ましく、0.01〜2.5質量%であるのがより好ましい。これにより、高い肌保湿効果をより効率よく発揮させることができる。
米発酵液の配合量をA[質量%]、前記尿素の配合量をE[質量%]としたとき、5.3×10−5≦E/A≦50の関係を満足するのが好ましく、1.3×10−4≦E/A≦0.25の関係を満足するのがより好ましい。このような関係を満足することにより、高い肌保湿効果をさらに効率よく発揮させることができる。
[その他の成分]
また、本発明の化粧料には、上記成分の他、目的および剤形に応じて通常用いられる基剤成分並びに薬効成分を配合することができる。
そのような基剤成分並びに薬効成分の例として、ヒアルロン酸、ヒアルロン酸塩、鉱物・合成油、動植物油、ロウ類、脂肪酸、アルコール、エステル油、シリコン油、界面活性剤、湿潤剤、高分子化合物、動植物抽出物、アミノ酸類、溶剤、ビタミン類、消炎剤、防腐剤、紫外線吸収剤、金属イオン封鎖剤、酸化防止剤、pH調整剤、色素・顔料、香料などが挙げられ、本発明の効果を損なわない範囲で配合することができる。
以下にそれらの具体例を挙げる。
(鉱物・合成油)
鉱物・合成油としては、例えば、流動パラフィン、流動イソパラフィン、ワセリン、パラフィン、セレシン、マイクロスタリンワックス、α−オレフィンオリゴマー、ポリエチレン、ポリブテン、合成スクワラン等が挙げられ、これらのうち、1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。
(動植物油)
動植物油としては、例えば、スクワラン、オリブ油、ツバキ油、コムギ胚芽油、ホホバ油、アボガド油、カロット油、シア脂、液状シア脂、パーム油、パーム核油、硬化油、馬油、ラノリン類、卵黄油、チョウジ油、ローズヒップ油、ハッカ油、スペアミント油、ローズマリー油、マカデミアナッツ油、杏仁油、サフラワー油、ヒマワリ油、メドゥホーム油、アーモンド油、エゴマ油、ゴマ油、ボラージ油、カカオ脂、コメヌカ油、コメ胚芽油、ウイキョウ油、オレンジ油、カミツレ油、キューカンバー油、ククイナッツ油、大豆油、トウモロコシ油、ナタネ油、パーシック油、ヒマシ油、綿実油、落花生油、タートル油、ミンク油、アルガニアスピサ核油、クランベアビシニカ種子油、アルモンド油、パーシック油、桃仁油、グレープシード油、エミュー油、ミンク油、アサ種子油、アマニ油、サザンカ油、モクロウ、ヤシ油、月見草油、ピスタシオ種子油、マンゴーバター等が挙げられ、これらのうち、1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。
(ロウ類)
ロウ類としては、例えば、ホホバ油、ミツロウ、カルナウバロウ、コメヌカロウ、鯨ロウ、ラノリン、液状ラノリン、還元ラノリン、硬質ラノリン、キャンデリラロウ、モンタンロウ、セラック、オレンジラフィー油等が挙げられ、これらのうち、1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。
(脂肪酸)
脂肪酸としては、例えば、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、イソステアリン酸、ベヘニン酸、リノール酸、リノレン酸、ドコサヘキサエン酸、エイコサペンタエン酸、12−ヒドロキシステアリン酸、ウンデシレン酸、ラノリン脂肪酸等の天然脂肪酸、イソノナン酸、カプロン酸、2−エチルブタン酸、イソペンタン酸、2−メチルペンタン酸、イソペンタン酸等の合成脂肪酸等が挙げられ、これらのうち、1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。
(アルコール)
エタノール、イソプロパノール、ブチルアルコール、ベンジルアルコール、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セタノール、セトステアリルアルコール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、オレイルアルコール、ヘキシルデカノール、ベヘニルアルコール、オクチルドデカノール、ラノリンアルコール、コレステロール、フィトステロール、2−ヘキシルデカノール、2−オクチルドデカノール、バチルアルコール等が挙げられ、これらのうち、1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。
(エステル油)
エステル油としては、例えば、トリカプリル酸グリセリル、トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル、イソノナン酸イソノニル、ジオクタン酸エチレングリコール、トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸ブチル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸エチル、ステアリン酸ブチル、オレイン酸エチル、リノール酸エチル、リノール酸イソプロピル、カプリル酸セチル、ミリスチン酸デシル、ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸ミリスチル、ミリスチン酸セチル、パルミチン酸セチル、ステアリン酸ステアリル、オレイン酸オレイル、オレイン酸デシル、リシノール酸セチル、ラウリン酸イソステアリル、ミリスチン酸イソトリデシル、ミリスチン酸イソセチル、ミリスチン酸イソステアリル、ミリスチン酸2−オクチルドデシル、パルミチン酸オクチル、パルミチン酸イソセチル、ステアリン酸オクチル、ステアリン酸イソセチル、オレイン酸イソデシル、オレイン酸2−オクチルドデシル、リシノール酸2−オクチルドデシル、イソステアリン酸エチル、イソステアリン酸イソプロピル、オクタン酸セチル、オクタン酸セトステアリル、オクタン酸ステアリル、イソステアリン酸ヘキシル、ジオレイン酸エチレングリコール、ジカプリン酸プロピレングリコール、ジ(カプリル・カプリン酸)プロピレングリコール、ジオレイン酸プロピレングリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ジ2−エチルヘキサン酸ネオペンチルグリコール、トリウンデシル酸グリセリル、トリイソパルミチン酸グリセリル、トリイソステアリン酸グリセリル、トリ2−エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、テトラ2−エチルヘキサン酸ペンタエリスリトール、テトラミリスチン酸ペンタエリスリトール、テトライソステアリン酸ペンタエリスリトール、ネオペンタン酸2−オクチルドデシル、オクタン酸イソセチル、オクタン酸イソステアリル、イソペアルゴン酸オクチル、ネオデカン酸2−ヘキシルデシル、ネオデカン酸2−オクチルドデシル、イソパルミチン酸オクチル、イソステアリン酸イソセチル、イソステアリン酸イソステアリル、イソステアリン酸2−オクチルドデシル、乳酸ラウリル、乳酸ミリスチル、乳酸セチル、乳酸2−オクチルドデシル、クエン酸トリエチル、クエン酸アセチルトリエチル、クエン酸アセチルトリブチル、クエン酸トリ2−エチルヘキシル、クエン酸トリイソセチル、クエン酸トリ2−オクチルドデシル、リンゴ酸ジイソステアリル、ヒドロキシステアリン酸2−エチルヘキシル、コハク酸ジオクチル、アジピン酸ジイソプロピル、アジピン酸ジイソブチル、アジピン酸ジオクチル、セバシン酸ジエチル、セバシン酸ジイソプロピル、セバシン酸ジオクチル、セバシン酸ジブチルオクチル、ステアリン酸コレステリル、イソステアリン酸コレステリル、ヒドロキシステアリン酸コレステリル、オレイン酸コレステリル、オレイン酸ジヒドロコレステリル、イソステアリン酸フィトステリル、オレイン酸フィトステリル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、フタル酸ジエチル、フタル酸ジブチル、炭酸ジアルキル等が挙げられ、これらのうち、1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。
(シリコン油)
シリコン油としては、例えば、メチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、シリコン樹脂、メチルハイドロジェンポリシロキサン、メチルシクロポリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン、環状シリコン樹脂、オクタメチルトリシロキサン、テトラデカメチルヘキサシロキサン、高重合メチルポリシロキサン、トリメチルシロキシケイ酸、ポリ(オキシエチレン・オキシプロピレン)メチルポリシロキサン共重合体、ポリ(オキシエチレン・オキシプロピレン)・ブチレン・メチルポリシロキサン共重合体、ポリオキシエチレン・メチルポリシロキ酸共重合体、ポリオキシプロピレン・メチルポリシロキサン共重合体、ジメチルシロキサン・メチルセチルオキシシロキサン共重合体、ジメチルシロキサン・メチルステアロキシシロキサン共重合体等が挙げられ、これらのうち、1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。
(界面活性剤)
界面活性剤としては、例えば、ラウリル硫酸塩、アルキル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキル硫酸塩、テトラデセンスルホン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルスルホコハク酸塩、ラウロイルサルコシン塩、アルキルメチル−β−アラニン塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸塩、脂肪酸石けん、N−アシルグルタミン酸塩、ラウリン酸ジエタノールアミド、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、アルキルジメチルアミンオキシド、アルキルメチルタウリン塩、アルキルアミノプロキオン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテルカルボン酸塩、アルキルリン酸塩、アルキルグルコシド、ポリエーテル変性シリコン、塩化アルキルトリメチルアンモニウム、臭化アルキルトリメチルアンモニウム、アミドアミン、塩化ジアルキルジメチルアンモニウムジメチル酢酸ベタイン、アルキルアミドプロピルベタイン、アルキルカルボキシメチルヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、レシチン(大豆又は卵黄)およびその誘導体、プロピレングリコール脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルノニルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸・リン酸塩、ショ糖脂肪酸エステル等が挙げられ、これらのうち、1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。
(湿潤剤)
湿潤剤としては、上記多価アルコールの他、例えば、酸化エチレン、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、酸化プロピレン等が挙げられ、これらのうち、1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。
(高分子化合物)
高分子化合物としては、例えば、アルギン酸ナトリウム、カラギーナン、寒天、ファーセレラン、グァーガム、クインスシード、コンニャクマンナン、タマリンドガム、タラガム、デキストリン、デンプン、ローカストビーンガム、アラビアガム、ガッティガム、カラヤガム、トラガカントガム、アラビノガラクタン、ペクチン、マルメロ、小麦タンパク質、大豆タンパク質、アルブミン、カゼイン、ゼラチン、キトサン、ヒアルロン酸、カードラン、キサンタンガム、ジェランガム、シクロデキストリン、デキストラン、プルラン、結晶セルロース、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、カチオン化セルロース、カチオン化グァーガム、ヒドロキシプロピル化グァーガム、カルボキシビニルポリマー、ポリアクリル酸アミド、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリエチレンイミン、高重合ポリエチレングリコール、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン等が挙げられ、これらのうち、1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。
(動植物抽出物)
動植物抽出物としては、例えば、プラセンタエキス、加水分解ケラチン、加水分解シルク、酵母エキス、アロエエキス、コンフリーエキス、シャクヤクエキス、シソエキス、セージエキス、センブリエキス、ハマメリス水、ヒキオコシエキス、ホップエキス、マロニエエキス、モモ葉エキス、ユキノシタエキス、メリッサエキス、ヨモギエキス、ローズマリーエキス、コメヌカ発酵エキス等が挙げられ、これらのうち、1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。
(アミノ酸類)
アミノ酸類としては、例えば、L−アラニン、L−アルギニン、L−アスパラギン酸、L−グルタミン、L−アスパラギン、L−システイン、L−セリン、L−チロシン、L−プロリン、ピロリドンカルボン酸塩、グリシン、バリン、ロイシン、イソロイシン、トレオニン、メチオニン、フェニルアラニン、トリプトファン、リシン、シスチン、ヒドロキシプロリン、ヒドロキシリジン、オルニチン、ヒスチジン、γ−アミノ酪酸、ε−アミノカプロン酸等が挙げられ、これらのうち、1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。
(溶剤)
溶剤としては、例えば、精製水、常水、エタノール、イソプロパノール、ベンジルアルコール等が挙げられ、これらのうち、1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。
(ビタミン類)
ビタミン類としては、例えば、レチノール、レチノイン酸、ビタミンA油、酢酸レチノール、パルミチン酸レチノール、β−カロチン、リコピン、アスタキサンチン、ルテイン、クリプトキサンチン、塩酸ピリドキシン、ジカプリル酸ピリドキシン、ビオチン、ニコチン酸、ニコチン酸アミド、ニコチン酸ベンジル、リボフラビン、葉酸、パントテン酸カルシウム、D−パントテニルアルコール、エルゴカルシフェロール、dl−α−トコフェロール、dl−α−酢酸トコフェロール、天然ビタミンE、ユビキノン、カルニチン、α−リポ酸、ビタミンP(ヘスペリジン、メチルヘスペリジン、ルチン)等が挙げられ、これらのうち、1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。
(消炎剤)
消炎剤としては、例えば、グリチルリチン酸、グリチルリチン酸ジカリウム、グリチルリチン酸モノアンモニウム、グリチルレチン酸、グリチルレチン酸ステアリル、グアイアズレン、グアイアズレンスルホン酸ナトリウム、アラントイン、ε−アミノカプロン酸等が挙げられ、これらのうち、1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。
(防腐剤)
防腐剤としては、例えば、メチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベン、ブチルパラベン、イソブチルパラベン、フェノキシエタノール、ビサボロール、ヒノキチオール、安息香酸、安息香酸ナトリウム、サリチル酸、サリチル酸ナトリウム、ソルビン酸、ソルビン酸カリウム、ウンデシレン酸、ピオニン、l−メントール、d−カンフル、イソプロピルメチルフェノール、塩化ベンゼトニウム、塩酸アルキルジアミノエチルグリシン等が挙げられ、これらのうち、1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。
(紫外線防止剤)
紫外線防止剤としては、例えば、パラアミノ安息香酸、パラアミノ安息香酸エチル、パラアミノ安息香酸グリセリル、パラジメチルアミノ安息香酸2−エチルヘキシル、オキシベンゾン、ジヒドロキシベンゾフェノン、ジヒドロキシジメトキシベンゾフェノン、ジヒドロキシジメトキシベンゾフェノンスルホン酸ナトリウム、ヒドロキシメトキシベンゾフェノンスルホン酸ナトリウム、サリチル酸オクチル、4−tert−ブチル−4’−メトキシ−ジベンゾイルメタン、フェルラ酸、酸化チタン、微粒子酸化チタン、酸化亜鉛、微粒子酸化亜鉛等が挙げられ、これらのうち、1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。
(金属イオン封鎖剤)
金属イオン封鎖剤としては、例えば、エデト酸、エデト酸塩、エチレンジアミンヒドロキシエチル三酢酸三ナトリウム、ジエチレントリアミン五酢酸、ジエチレントリアミン五酢酸五ナトリウム、エチレンジアミンテトラキス(2−ヒドロキシイソプロピル)ジオレイン酸塩、ヒドロキシエタンジスルホン酸、ヒドロキシエタンジスルホン酸四ナトリウム、フィチン酸等が挙げられ、これらのうち、1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。
(酸化防止剤)
酸化防止剤としては、例えば、ジブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール、エリソルビン酸、没食子酸プロピル、d−δ−トコフェロール等が挙げられ、これらのうち、1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。
(pH調整剤)
pH調整剤としては、例えば、クエン酸、グリコール酸、リンゴ酸、酒石酸、乳酸、コハク酸、リン酸およびその塩等が挙げられ、これらのうち、1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。
以上説明した本発明の化粧料のpHは、3.0〜9.0であるのが好ましく、4.0〜7.0であるのがより好ましい。これにより、皮膚への浸透性をより高いものとすることができる。その結果、より高い保湿効果を発揮させることができる。
以上、本発明の化粧料について説明したが、本発明はこれに限定されない。
次に、本発明の具体的実施例について説明する。
<化粧料の製造>
(実施例1)
表1に示す成分を表1に示す配合量にて混合し、液状の化粧料(化粧水)を製造した。
(実施例2〜、比較例1〜5
表1に示す成分および配合量を用いた以外は、前記実施例1と同様にして化粧水を製造した。
実施例1〜および比較例1〜5の配合成分および配合量を表1に示した。
Figure 0006483489
<評価>
[保湿効果の評価]
25〜50才の男女10名をパネルとし、保湿効果に対する使用試験を行った。上記化粧料を毎日、朝と夜の2回、1ヶ月にわたって適量を上腕内側部に塗布し、保湿効果を観察した。さらに、その結果を平均して下記基準により評価した。
(観察)
3点:保湿効果が感じられる
2点:保湿効果がやや感じられる
1点:保湿効果がほとんど感じられない
0点:保湿効果が全く感じられない
(評価)
A:平均点2.5点以上
B:平均点2.0点以上2.5点未満
C:平均点1.0点以上2.0点未満
D:平均点1.0点未満
[保存安定性の評価]
上記化粧料を50℃の恒温槽に1ヶ月間保存し、変色の有無、pHの変化および匂いの変化について下記の基準に従い評価した。
(1)変色の有無
A:なし
B:ほとんどなし
C:わずかにあり
D:明らかにあり
(2)pHの変化
A:pHの変化が0.2未満
B:pHの変化が0.2以上0.5未満
C:pHの変化が0.5以上1.0未満
D:pHの変化が1.0以上
(3)匂いの変化
A:なし
B:ほとんどなし
C:わずかにあり
D:明らかにあり
これらの結果を、表2に示した。
Figure 0006483489
表2から明らかなように、本発明の化粧料は、肌の保湿効果に優れたものであった。また、使用感、保存安定性にも優れていた。これに対して、比較例では、十分な結果が得られなかった。

Claims (4)

  1. 米発酵液と、
    ラベンダー油と、
    ユキノシタエキス、ボタンエキス、ソウハクヒエキス、クジンエキス、トウキエキス、ユズ果実エキスからなる群から選択される少なくとも1種の植物エキスと、を含み、
    前記米発酵液の配合量が10〜80質量%であり、
    前記植物エキスの総配合量が0.005〜2.5質量%であることを特徴とする化粧料。
  2. 前記ラベンダー油の配合量は、0.005〜5質量%である請求項1に記載の化粧料。
  3. 前記米発酵液の配合量をA[質量%]、前記植物エキスの総配合量をB[質量%]としたとき、6.25×10 −5 ≦B/A≦0.25の関係を満足する請求項1または2に記載の化粧料。
  4. 前記米発酵液の配合量をA[質量%]、前記ラベンダー油の総配合量をC[質量%]としたとき、6.25×10 −5 ≦C/A≦0.5の関係を満足する請求項1ないしのいずれか1項に記載の化粧料。
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