JP6481385B2 - スイッチ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、押し込み操作及び倒し込み操作が可能なスイッチ装置に関する。
従来、操作部材を押し込む操作(以下、押し込み操作と称する)、及び操作部材を倒し込む操作(以下、倒し込み操作と称する)が可能なスイッチ装置が公知である。スイッチ装置は、例えば軸の押し込み及び倒し込みを検出できる検出器と、ユーザからの操作力を受ける操作部材と、を備えている。操作部材は、検出器の軸の先端部に接続されている。これにより、操作部材が受けた操作力は、検出器の軸に伝えられる。
このようなスイッチ装置において、ユーザが操作部材を押し込むと、検出器の軸がその軸方向へ沿って移動し、これにより押し込み操作が行われる。また、ユーザが操作部材を倒し込むと、検出器の軸がその軸方向に対して倒れる方向へ移動し、これにより倒し込み操作が行われる。この場合、操作部材が押し込まれると、その操作力は、検出器の軸を押し込む方向へそのまま作用する。一方、操作部材が倒し込まれると、軸の揺動中心から操作位置までの距離に比例したトルクとなって作用する。
このような構成において、検出器が、軸を押し込むために必要な力と軸を倒し込むために必要な力とが等しく設定されたいわゆる標準品である場合には、押し込み操作に必要なユーザの操作力に比べて、倒し込み操作に必要なユーザの操作力が小さくなる。そのため、ユーザが誤って操作部材を倒し込んでしまった場合等に倒し込み操作として誤検出され易く、使用者の意図しない操作となってしまうおそれがあった。そして、操作部材が長くなったり大きくなったりして、検出器の軸とユーザの操作位置との距離が大きくなるほど、上述した問題は、顕著になる傾向にある。
一方で、操作部材の長さや大きさ等の具体的形状に合わせて、検出器の軸の押し込み及び倒し込みに必要な力を設定することで、上述した誤操作の問題を抑制することができる。しかし、この場合、操作部材の具体的形状を変更する度に、検出器の設計変更が必要になる。そのため、検出器の汎用性が失われてしまい、検出器に標準品を採用することが難しくなる。
特開2008−277034号公報
そこで、押し込み操作と倒し込み操作とが可能なスイッチ装置において、検出器の汎用性を維持しつつ、倒し込み操作の誤検出を抑制して操作性の向上が図られるスイッチ装置を提供する。
請求項1に記載の発明によれば、押し込み操作が行われると、操作部材又は軸部には、第1弾性部材による弾性力が作用する。一方、倒し込み操作が行われると、操作部材又は軸部には、第1弾性部材による弾性力に加えて、第2弾性部材による弾性力が作用する。そのため、倒し込み操作に必要な操作力を、第1弾性部材のみが設けられている場合に比べて増大させることができる。これにより、誤って倒し込み操作を行った場合であっても、倒し込み操作として検出されることを抑制することができる。その結果、倒し込み操作の誤検出が抑制されて、操作性の向上が図られる。そして、第2弾性部材の特性を調整することで、倒し込み操作に必要な操作力を調整することができる。すなわち、倒し込み操作に必要な操作力を調整するために検出器の仕様を変更する必要がないため、検出器の汎用性が維持される。これらの結果、検出器の汎用性を維持しつつ、倒し込み操作の誤検出を抑制することができる。
一実施形態によるスイッチ装置を無線通信可能な操作装置に適用した一例を示す斜視図 中立状態におけるスイッチ操作の断面図 押し込み操作が行われた場合におけるスイッチ装置の断面図 倒し込み操作が行われた場合におけるスイッチ装置の断面図(その1) 倒し込み操作が行われた場合におけるスイッチ装置の断面図(その2)
以下、本発明のスイッチ装置を無線通信可能な操作装置に適用した一実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1に示すように、操作装置10は、全体として円柱形状であって、制御装置20とスイッチ装置30とから構成されている。操作装置10は、例えば図示しないスマートフォン等の外部機器と無線通信によって接続されて、その外部機器を無線操作するためのものである。制御装置20は、詳細は図示しないが、例えば通信機器と無線通信可能に構成されており、スイッチ装置30に入力された操作内容を、無線によって通信機器へ送信する。これにより、ユーザは、操作装置10のスイッチ装置30を操作することで、スマートフォン等の外部機器を操作することができる。
スイッチ装置30は、図2に示すように、基体31、カバー32、操作部材33、ばね受け部材34、第1弾性部材35、第2弾性部材36、及び検出器40を備えている。なお、以下の説明において、基体31に対して操作部材33側を、スイッチ装置30の上側又はユーザ手前側とし、基体31に対して検出器40側を、スイッチ装置30の下側又はユーザ奥側とする。この場合、スイッチ装置30の上側及び下側の定義は、スイッチ装置30の使用態様つまり使用時の姿勢を限定するものではない。
まず、検出器40について説明する。検出器40は、押し込み操作と複数方向(例えば、4方向又は8方向)への倒し込み操作との両方を検出することができる、いわゆるセンタプッシュ付のスティックスイッチである。検出器40は、ケース41、基板42、軸部43、及び支持部44を有している。基板42は、図示しない電気配線が設けられた回路基板であって、ケース41内に収容されている。基板42の軸部43側の表面には、複数組の固定接点及び可動切片が設けられている。
本実施形態の場合、基板42は、1組の第1固定接点421及び第1可動切片422と、複数組の第2固定接点423及び第2可動切片424を有している。検出器40は、第1可動切片422が第1固定接点421に接触した場合に、押し込み操作を検出する。また、検出器40は、第2可動切片424が第2固定接点423に接触した場合に、倒し込み操作を検出する。この場合、軸部43を押し込んで押し込み操作をするために必要な力と、軸部43を倒し込んで倒し込み操作をするために必要な力とは、ほぼ等しくなるように設定されている。
具体的には、固定接点421、423は、例えば基板42上に固定された金属片等の導体である。可動切片422、424は、例えば椀状に湾曲した金属片等の導体である。可動切片422、424に押圧力が作用していない場合、可動切片422、424と固定接点421、423とは接触しておらず、可動切片422、424と固定接点421、423と間は電気的に切断されている。一方、可動切片422、424が下方つまり固定接点421、423側へ向かって押圧されると、可動切片422、424が変形する。そして、可動切片422、424が固定接点421、412に接触して、可動切片422、424と固定接点421、423との間が電気的に接続される。
軸部43は、主軸部431と、板部432と、複数の突部433、434と、を一体に有して構成されている。主軸部431は、円柱状に構成されており、上側部分がケース41から上方へ露出している。板部432は、例えば円板状に構成されている。主軸部431は、板部432の中心部から上方へ延びるようにして、板部432に対して直角に設けられている。
複数の突部433、434は、1つの第1突部433と、複数の第2突部434とから構成されている。第1突部433は、板部432の下面の中央部から下方へ突出して設けられており、第1固定接点421及び第1可動切片422に対応している。第2突部434は、板部432の下面の外周付近から下方へ突出して設けられており、第2固定接点423及び第2可動切片424に対応している。第1突部433の突出量は、第2突部434の突出量より大きい。
支持部44は、例えば球体の上下を切り落とし、その中心部に上下方向へ貫く貫通穴441を形成した円環状に形成されている。支持部44は、ケース41の上部にあって、ケース41に対して揺動可能に設けられている。軸部43の主軸部431は、支持部44の貫通穴441に通されている。これにより、軸部43は、貫通穴441の内側を摺動して上下方向へ移動可能であるとともに、支持部44と一体的に揺動可能となっている。すなわち、図1に示す軸部43の位置を軸部43の中立位置とすると、軸部43は、中立位置に対して、図3に示すように軸部43の軸方向つまり上下方向へ移動可能であるとともに、図4及び図5に示すように揺動可能に設けられている。軸部43が下方へ移動すると、図3に示すように、第1突部433が第1可動切片422を押圧する。また、軸部43が揺動すると、図4及び図5に示すように、第2突部434が当該第2突部434に対応した第2可動切片424を押圧する。
次に、基体31、カバー32、操作部材33、ばね受け部材34、第1弾性部材35、及び第2弾性部材36について説明する。基体31は、例えば樹脂製であって、全体として円筒状に構成されている。基体31は、突出部311を有している。突出部311は、基体31の上面中央部を上方へ円形に突出させて形成されている。基体31の内側には、突出部311の上面側から下方へ向かって先細る円錐形状に形成されたテーパ状部312と、円筒形状となる円筒形状部313と、によって空間が形成されている。
カバー32は、例えば樹脂製であって、全体として円筒状に構成されている。カバー32は、基体31の外側に設けられ、基体31及び操作部材33の外周側を覆っている。なお、カバー32は、基体31に対して回転可能に設けられて回転操作が可能ないわゆるジョグダイヤルであってもよい。
操作部材33は、全体として円板状であって、下面の中心部が下方へ突出した形状に構成されている。操作部材33は、操作受け部331、接続部332、及び第1ばね受け部333を有している。操作受け部331は、軸部43の主軸部431に対して直角方向の面を有する円板状に形成されている。操作受け部331は、ユーザからの操作力を受ける部分である。接続部332は、操作受け部331の下面中央部を上方へ向かって円筒形状に窪ませた非貫通の穴形状に形成されている。軸部43の主軸部431の上端部は、接続部332に挿入されて固定されている。これにより、操作部材33と軸部43と一体に移動可能となっている。第1第1ばね受け部333は、接続部332の外周部分を囲んで円環状に窪ませた非貫通の穴形状に形成されている。
ばね受け部材34は、検出器40のケース41の上面部に設けられて、ケース41に固定されている。なお、ばね受け部材34は、検出器40のケース41又は基体31と一体に構成してもよい。ばね受け部材34は、全体として円筒状に形成され、その円筒状の内側となる筒部341と、筒部341の周囲を囲むようにして設けられた第2ばね受け部342と、を有している。検出器40の主軸部431は、ばね受け部材34の筒部341に通されている。第2ばね受け部342は、操作部材33の第1ばね受け部333に対応する位置に設けられている。第2ばね受け部342は、筒部341の周囲を下方へ向かって円環状に窪ませた非貫通の穴形状に形成されている。
第1弾性部材35は、例えばコイルばねであり、操作部材33と検出器40との間に設けられている。第1弾性部材35の上端部は、操作部材33の第1ばね受け部333に挿入されており、第1弾性部材35の下端部は、ばね受け部材34の第2ばね受け部342に挿入されている。そして、軸部43の主軸部431は、第1弾性部材35の内側に通されている。これにより、第1弾性部材35は、検出器40と操作部材33とを、軸部43の主軸部431の軸方向に沿って相互に離間する方向へ弾性力を作用させている。操作部材33が操作力を受けて、図3に示すように軸部43が下方へ移動した場合又は図4に示すように軸部43が揺動した場合、第1弾性部材35は、軸部43を図2に示す中立位置に復帰させる方向へ弾性力を働かせる。
第2弾性部材36は、軸部43が倒し込まれて揺動した場合に、操作部材33を介して軸部43に弾性力を働かせるためのものである。具体的には、第2弾性部材36は、例えばゴムや弾性変形可能な発泡樹脂等の弾性係数の比較的大きい部材で構成された円環状の板材である。第2弾性部材36は、基体31と操作部材33の操作受け部331との間にあって、操作受け部331と重なる位置に設けられている。
第2弾性部材36は、基体31の上面にあって、突出部311及び主軸部431の周囲を囲むようにして設けられている。第2弾性部材36の厚みは、操作部材33に対して押し込み操作が行われて、第1可動切片422と第1固定接点421が接触して検出器40が押し込み操作を検出した場合であっても、操作受け部331に接触しないように設定されている。すなわち、中立位置における第2弾性部材36の上面と操作受け部331の下面との距離は、軸部43の上下方向への移動可能な距離つまり軸部43のストロークよりも大きい。
次に、上記構成のスイッチ装置30の作用について説明する。操作受け部331の中央部分が押圧操作されると、その押圧力は、軸部43の下方への移動力として軸部43に伝わり、操作部材33と軸部43とが一体的に主軸部431の軸方向に沿って下方へ移動する。すると、図3に示すように、軸部43が下方へ押し込まれることにより、第1突部433が第1可動切片422を押して、第1可動切片422を弾性変形させる。これにより、第1固定接点421と第1可動切片422とが接触し、検出器40は、押し込み操作を検出する。
そして、ユーザが操作受け部331に対する押圧操作を解除すると、操作部材33及び軸部43は、第1弾性部材35の弾性力を受けて上方へ移動されて、図1に示す中立位置に復帰する。このとき、第1可動切片422の押圧が解除されて、第1可動切片422が第1固定接点421から離間する。これにより、検出器40による押し込み操作の検出が解除される。
また、操作受け部331の外周部分が押圧操作されると、その押圧力が軸部43に伝わり、支持部44を支点にして、操作部材33と軸部43と支持部44とが一体的に揺動する。そして、図4に示すように、操作部材33及び軸部43が角度α(例えば、α=8°)まで倒し込まれると、操作受け部331の下面の外周部分が、第2弾性部材36に接触する。このとき、第2可動切片424は第2固定接点423に接触していない。つまり、軸部43が倒し込まれると、検出器40が軸部43の倒し込みを検出する前に、操作受け部331が第2弾性部材36に接触する。
図4に示すように、軸部43が倒し込まれて操作受け部331が第2弾性部材36に接触すると、第2弾性部材36は、操作受け部331を介して軸部43に弾性力を作用さて、軸部43が角度αよりも大きな角度に押し込まれることを阻害する。そのため、操作部材33を角度αよりも大きな角度に倒し込むためには、更に大きな操作力が必要になる。そして、操作受け部331に更に大きな操作力が加えられると、軸部43が角度αよりも大きな角度β(例えば、β=10°)に更に倒し込まれる。すると、図5に示すように、第2突部434が第2可動切片424を押して、第2可動切片424を弾性変形させる。これにより、第2固定接点423と第2可動切片424とが接触し、検出器40は、倒し込み操作を検出する。
そして、ユーザが操作受け部331に対する押圧操作を解除すると、操作部材33及び軸部43は、第1弾性部材35及び第2弾性部材36から弾性力を受けて、図1に示す中立位置に復帰する。このとき、第2可動切片424の押圧が解除されて、第2可動切片424が第2固定接点423から離間する。これにより、検出器40による倒し込み操作の検出が解除される。
上記実施形態の構成によれば、スイッチ装置30は、第1弾性部材35と、第2弾性部材36と、を備えている。第1弾性部材35は、操作部材33が操作力を受けて軸部43が移動した場合、軸部43を中立位置に復帰させる方向へ操作部材33及び軸部43に弾性力を働かせることができる。つまり、第1弾性部材35は、操作部材33が操作力を受けて軸部43が押し込まれた場合及び倒し込まれた場合に、軸部43を中立位置に復帰させる方向へ操作部材33及び軸部43に弾性力を働かせることができる。第2弾性部材36は、軸部43が倒し込まれた場合に、操作部材33及び軸部43に弾性力を働かせることができる。
これによれば、押し込み操作が行われると、操作部材33及び軸部43には、第1弾性部材35による弾性力が作用する。一方、倒し込み操作が行われると、操作部材33及び軸部43には、第1弾性部材35による弾性力に加えて、第2弾性部材36による弾性力が作用する。そのため、倒し込み操作に必要な操作力を、第1弾性部材35のみが設けられている場合に比べて増大させることができる。これにより、押し込み操作よりも小さな操作力で倒し込み操作がされることを防止することができる。したがって、ユーザが誤って倒し込み操作を行った場合、例えばユーザが押し込み操作をしようとして誤って操作部材33の中心部から外れて操作した場合であっても、倒し込み操作として検出されることを抑制することができる。その結果、倒し込み操作の誤検出が抑制されて、操作性の向上が図られる。
さらに、第2弾性部材36の弾性係数や形状、厚みを調整することで、倒し込み操作に必要な操作力を調整することができる。すなわち、倒し込み操作に必要な操作力を調整するために検出器40の仕様を変更する必要がないため、検出器40の汎用性が維持される。これらの結果、検出器40の汎用性を維持しつつ、倒し込み操作の誤検出を抑制することができる。そして、検出器40の汎用性を維持されることにより、操作部材33の具体的形状を変更した場合であっても、検出器40を、予め仕様が決定されたいわゆる標準品とすることができる。これにより、操作部材33の具体的形状を変更した場合における検出器40の設計変更にかかるコスト等を削減することができる。
また、図3に示すように、第2弾性部材36は、押し込み操作が行われた場合、つまり検出器40が軸部43の押し込みを検出した場合には、操作部材33に接触しないようになっている。すなわち、押し込み操作が行われて、第1可動切片422と第1固定接点421とが接触した状態であっても、操作部材33は第2弾性部材36に接触しないようになっている。これによれば、押し込み操作が行われた場合、操作部材33及び軸部43には、第2弾性部材36による弾性力は作用しない。そのため、押し込み操作に要する操作力が、必要以上に増大されない。これにより、第2弾性部材36を設けたことによる押し込み操作の操作性の低下を防止することができる。
また、図4に示すように、倒し込み操作が行われた場合、第2弾性部材36は、検出器40が軸部43の倒し込みを検出する前つまり第2可動切片424と第2固定接点423とが接触する前に、操作部材33に接触して操作部材33及び軸部43に弾性力を働かせる。これによれば、倒し込み操作が行われた場合、検出器40によって倒し込み操作が検出される前に、操作部材33の操作に必要な操作力が増大する。この場合、ユーザが実際に倒し込み操作を行うためには、第2弾性部材36の弾性力に打ち勝つ力で操作部材33を更に押し込む必要がある。このように、倒し込み操作を行う場合にはその操作の途中で操作力に変化が生じるため、ユーザは、倒し込み操作を行っていることを認識し易くなる。その結果、操作性がより向上し、更に確実に誤操作を低減することができる。
また、操作部材33は、軸部43の主軸部431に対して直角方向の面を有する円板状の操作受け部331を有している。これによれば、操作部材33を単純な棒状に構成した場合に比べて、ユーザが操作することができる操作部材33の面積を増大することができ、その結果、操作性の更なる向上が図られる。
また、第2弾性部材36は、操作受け部331と重なる位置に設けられ、軸部43の周囲を囲む円環状に形成されている。これによれば、第2弾性部材36を、ゴム材などによって円環状の板材に形成すればよいため、第2弾性部材36を比較的単純な形状にして構成を簡素にすることができる。そのため、第2弾性部材36の厚みや弾性係数を変更するだけで、倒し込み操作に必要な操作力を容易に調整することができる。その結果、操作部材33の具体的形状の変更等にも容易に対応することができる。
なお、本発明は、上述した一実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態に適用することができる。
第1弾性部材35は、コイルばねに限られず、コイルばねと同等の弾性係数を有する例えば筒状のゴムであってもよい。
また、第2弾性部材36は、カバー32に固定されたものでもよい。
また、第2弾性部材36は、ゴムや発泡樹脂などの弾性力を有する板状の部材に限られず、例えばコイルばねや板バネ等であってもよい。
また、上記実施形態において、第2弾性部材36は、操作部材33に接触して操作部材33及び軸部43に弾性力を作用させる構成としたが、これに限られない。例えば、軸部43に接触することで、軸部43及び操作部材33に弾性力を作用させるものでもよい。
また、操作部材33と軸部43とは別体に構成したが、一体に構成してもよい。
また、検出器40の具体的構成は、上記したいわゆるスティックスイッチに限られない。
そして、本実施形態では、スイッチ装置30を操作装置10に適用した一例について説明したが、スイッチ装置30は他の操作装置にも適用することができる。
図面中、30はスイッチ装置、33は操作部材、331は操作受け部、35は第1弾性部材、36は第2弾性部材、40は検出器、43は軸部を示す。

Claims (3)

  1. 軸部(43)を有し中立位置に対する前記軸部の押し込み及び倒し込みを検出可能な検出器(40)と、
    前記軸部に接続されユーザからの操作力を受けてその操作力を前記軸部に伝える操作部材(33)と、
    前記操作部材が操作力を受けて前記軸部が押し込まれた場合及び倒し込まれた場合に前記軸部を前記中立位置に復帰させる方向へ前記操作部材又は前記軸部に弾性力を働かせる第1弾性部材(35)と、
    前記軸部が倒し込まれた場合に前記操作部材又は前記軸部に弾性力を働かせる第2弾性部材(36)と、
    を備え
    前記第2弾性部材は、前記検出器が前記軸部の押し込みを検出した場合に前記操作部材に接触しないように設けられ、
    前記第2弾性部材は、前記軸部が倒し込まれた場合に前記検出器が前記軸部の倒し込みを検出する前に前記操作部材に接触して弾性力を働かせるスイッチ装置。
  2. 前記操作部材は、前記軸部に対して直角方向の面を有する円板状の操作受け部(331
    を有している請求項1に記載のスイッチ装置。
  3. 前記第2弾性部材は、前記軸部の周囲を囲む円環状の板材で構成されている請求項1または2に記載のスイッチ装置。
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