JP6481282B2 - 気体流量制御装置および気体流量制御弁 - Google Patents

気体流量制御装置および気体流量制御弁 Download PDF

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Description

本発明は気体流量制御装置および気体流量制御弁に関し、さらに詳細には、気体流路に接続配置されて、気体の質量流量を制御する気体流量制御技術に関する。
従来のこの種の気体流量制御装置として、例えば特許文献1に開示されるものが知られている。
この装置は、大流量の気体流量制御に適したもので、図10(a)に示すように、流量制御弁a、気体流量計bおよび制御部cから構成されてなり、気体の流れる配管dに介装配置される。
上記流量制御弁aは、配管d内を流れる気体の質量流量を調整するもので、油圧アクチュエータとしての油圧シリンダeと、この油圧シリンダeにより上記配管dの連通開度を開閉調整する弁体fとを備えてなり、上記油圧シリンダeの油圧源である油圧ポンプgが上記制御部cに電気的に接続されている。
上記弁体fは、図示のとおり配管dの軸線方向に対し垂直方向へ移動して配管dの連通開度を開閉調整する構造とされている。
上記気体流量計bは、配管d内を流れる気体の流量を計測するもので、例えば図10(b)に示すような熱式流量計が適用される。
この熱式流量計は、配管dの一部に介装接続される配管接続体hと、この配管接続体hに連結されたセンサ部iとで構成されている。
配管接続体hは、上記配管dに接続連通されて、配管dを流れる気体が通過するようにされている。
一方、センサ部iは、バイパス管jが上記配管接続体hに連通されて配置されるとともに、このバイパス管jに2つの発熱抵抗体k1、k2が所定の間隔をもって配設されている。これら発熱抵抗体k1、k2は、図外の抵抗器と共にブリッジ回路を形成しており、このブリッジ回路に定電流源から電流が通電されて、発熱抵抗体k1、k2が発熱するようにされている。
そして、上記バイパス管jに配管接続体dを流れる気体の一部が引き込まれ、上記一対の発熱抵抗体k1、k2の抵抗値変化に基づいて気体の質量流量が計測される構成とされている。
すなわち、この気体の質量流量の計測原理は、配管接続体dさらにはバイパス管jに気体が流れていない場合には、上流側および下流側の発熱抵抗体k1、k2の熱は平衡状態に保たれており、一方、気体が上記配管接続体dに流れ、その一部がバイパス管jにも流れると、この気体の流れにより、上流側の発熱抵抗体k1の熱が奪われて温度が低下するとともに、下流側の発熱抵抗体k2の受ける温度が上昇して、この際の温度変化を上記ブリッジ回路で検出することにより、図外の増幅回路を通じて配管接続体jつまりは配管dを流れる気体の質量流量に応じた電気出力が得られ、この電気出力は計測信号として制御部cへ送られる(例えば特許文献2参照)。
しかして、このように構成された気体流量制御装置においては、上記制御部cが、上記気体流量計bの計測結果に応じて流量制御弁aを駆動制御し、これにより配管dを流れる気体の流量が予め設定した設定流量となるように制御調整される。
特開平11−338548号公報 特開平10−38652号公報
しかしながら、上記気体流量制御装置のような構成では、構造が複雑かつ大型で設置空間に制約があり、小流量あるいは微小流量の気体流量制御には適用できなかった。
すなわち、上記流量制御弁aのアクチュエータは油圧駆動する油圧シリンダeで、その油圧駆動回路が複雑かつ大型であるとともに、弁体fの移動方向が配管dに対して垂直方向で、これがため油圧シリンダeの配置方向も上記配管dから横方向へ大きく張り出した構成とされている。
また、気体流量計bは、上述したように、発熱抵抗線からなる2つの発熱抵抗体k1、k2が細いバイパス管j上にコイル状に巻回(巻線)されているところ、この巻線作業には比較的高い精度が要求されることから、専用の巻線機が用いられ、これがため製造コストの上昇を招いていた。
さらに、巻線機による発熱抵抗体k1、k2の巻線作業をするためと、巻線端を電極端子m、m、…に半田付け接続する作業のためとから、バイパス管jの高さhと幅wは構造上必然的に大きくならざるを得ない。これがため、配管接続体hに一体に連結されるセンサ部iも自ずと大きくなり、気体流量計bの大型化を招き、その組付け空間にも制約を受けていた。
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、装置の小型化および製造コストの低減化を図ることができ、微少流量から大流量の気体流量制御に適用可能な気体流量制御装置を提供することにある。
また、本発明の他の目的とすることは、上記気体流量制御装置を構成する気体流量制御弁および気体流量計を提供することにある。
この目的を達成するため、本発明の気体流量制御装置は、気体流路に介装配置されて、気体の質量流量を制御する装置であって、上記気体流路を流れる気体の質量流量を調整する気体流量調整手段と、上記気体流路を流れる気体の質量流量を計測する気体流量計測手段と、上記気体流量計測手段の計測結果に応じて上記気体流量調整手段を駆動制御する制御手段とを備えてなり、上記気体流量調整手段は、弁体を開閉動作させるアクチュエータとして直動型ステッピングモータを備える気体流量制御弁からなり、上記気体流量計測手段は、上記気体の流れを検知する熱式MEMSフローセンサチップを備えた気体流量計からなり、上記気体流量制御弁と気体流量計は、軸方向へ一体に連結組立てされて、装置本体を形成するとともに、上記気体流路に接続連通される連通路が上記装置本体の前後方向へ貫通して設けられ、前記直動型ステッピングモータの直動軸が内蔵型ボールねじのねじ軸で構成され、前記気体流量制御弁は、弁体を構成するニードルが前記ねじ軸に同軸上に一体接続されるとともに、弁座を構成するオリフィスが前記気体流路に連通接続される弁ハウジングの入力端に一体形成されて、前記ニードルが前記気体流路を流れる気体の流れ方向に開閉移動する方式とされ、前記熱式MEMSフローセンサチップは、シリコン基台に一対のマイクロヒータ素子が薄膜形成されてなることを特徴とする。
好適な実施態様として、以下の構成が採用される。
上記ニードルとオリフィスの軸線が上記気体流路の上流側部位の軸線と同軸状に設定されている。
)上記気体流量計の流量センサは、プリント基板材料からなるセンサベースに、上記熱式MEMSフローセンサチップが実装されるとともに、このフローセンサチップの上記一対のマイクロヒータ素子上を通過するバイパス通路が上記気体流路に連通接続される連通路に連通して設けられている。
)上記バイパス通路の内周面に金メッキが施されている。
)上記バイパス通路は上記一対のマイクロヒータ素子上を通過する計測部位が緩やかに蛇行した延長構造とされている。
(5)上記計測部位のうち上記一対のマイクロヒータ素子の直上部位は直線状とされている。
)上記気体流量計は、上記気体流路を流れる気体の圧力を検知する圧力センサを備えて、この圧力センサにより検知された圧力も加味した気体の質量流量を計測する。
本発明の気体流量制御弁は、上記気体流量制御装置における気体流量調整手段を好適に構成するものであって、弁体を開閉動作させるアクチュエータとして直動型ステッピングモータを備え、上記直動型ステッピングモータの直動軸が内蔵型ボールねじのねじ軸で構成され、弁体を構成するニードルが上記ねじ軸に同軸上に一体接続されるとともに、弁座を構成するオリフィスが上記気体流路に連通接続される弁ハウジングの入力端に一体形成されて、上記ニードルが上記気体流路を流れる気体の流れ方向に開閉移動する方式とされていることを特徴とする。
好適な実施態様として、以下の構成が採用される。
上記ニードルとオリフィスの軸線が上記気体流路の上流側部位の軸線と同軸状に設定されている。
本発明の気体流量制御装置によれば、気体流路に介装配置されて、気体の質量流量を制御する装置であって、上記気体流路を流れる気体の質量流量を調整する気体流量調整手段と、上記気体流路を流れる気体の質量流量を計測する気体流量計測手段と、上記気体流量計測手段の計測結果に応じて上記気体流量調整手段を駆動制御する制御手段とを備えてなり、上記気体流量調整手段は、弁体を開閉動作させるアクチュエータとして直動型ステッピングモータを備える気体流量制御弁からなり、上記気体流量計測手段は、上記気体の流れを検知する熱式MEMSフローセンサチップを備えた気体流量計からなり、上記気体流量制御弁と気体流量計は、軸方向へ一体に連結組立てされて、装置本体を形成するとともに、上記気体流路に接続連通される連通路が上記装置本体の前後方向へ貫通して設けられ、前記直動型ステッピングモータの直動軸が内蔵型ボールねじのねじ軸で構成され、前記気体流量制御弁は、弁体を構成するニードルが前記ねじ軸に同軸上に一体接続されるとともに、弁座を構成するオリフィスが前記気体流路に連通接続される弁ハウジングの入力端に一体形成されて、前記ニードルが前記気体流路を流れる気体の流れ方向に開閉移動する方式とされ、前記熱式MEMSフローセンサチップは、シリコン基台に一対のマイクロヒータ素子が薄膜形成されてなるから、以下に列挙する特有の効果が得られ、装置の小型化および製造コストの低減化を図ることができ、微少流量から大流量の気体流量制御に適用可能な気体流量制御装置を提供することができる。
(1)上記気体流路を流れる気体の質量流量を調整する気体流量調整手段は、弁体を開閉動作させるアクチュエータとして直動型ステッピングモータを備える気体流量制御弁からなり、また、上記気体流路を流れる気体の質量流量を計測する気体流量計測手段は、上記気体の流れを検知する熱式MEMSフローセンサチップを備えた気体流量計からなるから、気体流量制御弁および気体流量計のそれぞれの構造が簡単かつ小型であり、したがって気体流量制御装置の装置構造も簡単かつ小型化できて、装置の設置空間に大きな制約を受けることがない。これにより、大流量はもちろん、小流量さらには微小流量の気体流量制御にも適用可能である。
(2)上記直動型ステッピングモータの直動軸が内蔵型ボールねじのねじ軸で構成されていることにより、換言すれば、カップリングレスでボールねじが一体化されたステッピングモータを使用することにより、気体流量制御弁さらには気体流制御装置の軸方向寸法が小さく設定されて、装置の設置空間はさらに小さくできる。
(3)上記ねじ軸に、弁体を構成するニードルが同軸上に一体接続されるとともに、弁座を構成するオリフィスが上記気体流路に連通接続される弁ハウジングの入力端に一体形成されてなり、上記ニードルとオリフィスの軸線が上記気体流路の上流側部位の軸線と同軸状に設定されていることにより、ステッピングモータも上記気体流路と同軸状に配置される結果、上記気体流路から横方向へ張り出すことがなく、装置構成のさらなる小型化、省スペース化が可能となる。
(4)気体流量制御弁のアクチュエータがステッピングモータであることにより、デジタル流量制御で制御が簡単かつ高速で行える。
(5)上記熱式MEMSフローセンサチップは、シリコン基台に一対のマイクロヒータ素子が薄膜形成されてなる微小な構造(例えば、2.5mm×2.5mm、厚み0.45m)であり、この熱式MEMSフローセンサチップがセンサベースに実装されるとともに、気体流路に連通接続されるバイパス通路がこのフローセンサチップ上の一対のマイクロヒータ素子上を通過するように上記センサベースに設けられていることにより、上記バイパス通路を含めたセンサ部の高さと幅が非常に小さくて(例えば、高さ4.0mm×幅12.0mm)、この点からも気体流量計のさらなる小型化を実現し、その組付け空間に大きな制約がない。
(6)上記センサベースがプリント基板材料から形成されていることにより、センサ部の製造コストさらには製品コストの低減化が可能である。
(7)上記バイパス通路の内周面に耐腐食性に優れる金メッキが施されていることにより、センサベースが計測対象となる気体の種類に影響を受けることがない。
(8)上記バイパス通路における上記一対のマイクロヒータ素子上を通過する部位が緩やかに蛇行した延長構造とされていることにより、気体流路からバイパス通路に分流する気体に生じる乱流を層流に変化させる層流作用を発揮する。
(9)上記気体流路を流れる気体の圧力を検知する圧力センサを備えて、この圧力センサにより検知された圧力も加味した気体の質量流量を計測することにより、気体圧力の変動にも対応した高精度な気体流量制御ができる。
本発明の一実施形態である気体流量制御装置の外観構成を示す斜視図である。 同気体流量制御装置の内部構成を示す正面断面図である。 同気体流量制御装置を構成する気体流量制御弁の開閉動作を説明するための拡大断面図である。 同気体流量制御装置を構成する気体流量計のセンサ部の構成を示す一部切開平面図である。 同じく同センサ部の構成を示す図4のV−V線に沿った断面図である。 同気体流量計の流量測定部を示す回路図である。 同気体流量計の計測原理を説明するための模式図である。 同じく同気体流量計の計測原理を説明するための温度分布特性を示す線図である。 同気体流量制御装置の制御構成を示すブロック図である。 従来の気体流量制御装置を示す概略構成図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、図面全体にわたって同一の符号は同一の構成部材または要素を示している。
実施形態1
本発明に空気流量制御装置を図1〜図8に示し、この装置は、具体的には、各種気体流路を形成する配管5に介装配置されて、気体の質量流量を制御する装置である。
上記空気流量制御装置は、図1および図2に示すように、気体流量調整手段としての気体流量制御弁1、気体流量計測手段としての気体流量計2および制御部(制御手段)3を主要部として構成され、上記気体流量制御弁1と気体流量計2は、軸方向へ一体に連結組立てされて、図1に示すような略かまぼこ形の外観形状を呈する装置本体4を形成している。6は、装置本体4の底部四隅部に設けられたDINレールアタッチメントを示しており、本装置は、これらDINレールアタッチメント6、6、…を介して、上記配管5に沿って配置された設置用DINレール(図示省略)に取付け固定される。
装置本体4の内部には、図2に示すように、配管5に接続連通される連通路10が装置本体4の前後方向へ貫通して設けられている。この連通路10は、気体流量計測手段2に設けられた流入側通路10a、後述する上記気体流量調整手段1の弁室を構成する通路10bおよび流出側通路10cから構成されており、流入側および流出側通路10a、10cの端部、つまり装置本体4の前後両端の開口部には、それぞれ上流側配管5aおよび下流側配管5bを接続するためのテーパ雌ねじ11a、11bが形成されている。
気体流量制御弁1は、上記配管5を流れる気体の質量流量を調整するもので、具体的には、図2に示すように、弁体15を開閉動作させるアクチュエータとして直動型ステッピングモータ16が使用されて、小型簡素な構造を備えてなり、このステッピングモータ16は、装置本体4に設けられたドライバ基板70上のモータドライバ71(図9)を介して上記制御部3に電気的に接続されている。
また、図示の気体流量制御弁1は、上記弁体15がニードルで構成されたニードル弁の形態とされ、ニードル15は上記配管5を流れる気体の流れ方向に開閉移動する方式とされて弁構造の小型化、省スペース化が図られている。
具体的には、弁ハウジング17が、上記配管5の上流側部位5aに同軸直線状に連通接続される流入側通路10aに対して同軸状に配置されるとともに、上記ニードル15が弁ハウジング17の軸心位置に同軸状に配置されている。
ニードル15は、弁ハウジング17内に嵌合固定された案内スリーブ18に、回り止め機能を兼備する軸受19により、弁ハウジング17の軸心方向へ往復移動可能に軸支されて、その先端テーパ部15aが上記弁ハウジング17の弁室10b内に臨んでいる。20はOリングを示している。
上記ニードル15の配置構成に対応して、弁ハウジング17の弁室10bが上記流入側通路10aを介して上記配管5に連通接続されるとともに、この弁室10bの入力端に、弁座を構成するオリフィス21が一体形成されている。
換言すれば、上記ニードル15とオリフィス21の軸線が上記配管5の上流側部位5aの軸線と同軸状に設定されている。
さらに、図示の実施形態においては、上記ニードル15を開閉動作させる上記直動型ステッピングモータ16は、ボールねじ25が内蔵されてなる省スペースタイプのものが使用され、この内蔵型ボールねじのねじ軸25aがモータ16の直動軸を構成している。
換言すれば、具体的には図示しないが、上記ステッピングモータ16のロータ内に雌ねじ部が設けられるとともに、この雌ねじ部に上記ねじ軸25aが螺進退可能に軸支されて、上記直動軸を構成し、この直動軸25aに、上記ニードル15が同軸上に一体接続されている。このような構成とされることにより、流量制御弁1は、上記配管5(5a、5b)から横方向へ張り出すことがなく、装置構成の可及的な小型化、省スペース化が図られている。
そして、ステッピングモータ16の駆動による直動軸25aの前後進退動作により、ニードル(弁体)15の先端テーパ部15aがオリフィス(弁座)21に密着して閉弁状態となり(3(a)参照)、離れれば開弁状態となり(3(b)参照)、また、ニードル15の先端テーパ部15aのオリフィス21に対する軸方向位置により、オリフィス21の開度が変化して、配管5を流れる気体の質量流量が調整される。
気体流量計2は、上記配管5を流れる気体の質量流量を計測するもので、具体的には、連通路10の流入側通路10a、センサ部30、流量測定部31を主要部として構成され、上記センサ部30として、上記気体の流れを検知する熱式MEMS(Micro-Electro-Mechanical-Systems:マイクロ・エレクトロ・メカニカル・システムズ)フローセンサチップ35を備える流量センサが使用されている。
図示の実施形態の熱式MEMSフローセンサチップ35は、ヒータによる熱の動きを利用する質量流量検出方式のもので、バイパス通路50内の気体を加熱する発熱抵抗体としての機能と、バイパス通路50の気体の温度変化を検知するセンサとしての機能を兼備するものである。この熱式MEMSフローセンサチップ35は、図4に示すように、微細なシリコン基台36(図示の実施形態においては、2.5mm×2.5mm、厚み0.45m)に、一対のマイクロヒータ素子37、38が薄膜形成されてなる。
39はパターン形成されたマイクロヒータ素子37、38の配線を示しており、この配線39の端子部39a、39b、39cが、ワイヤ・ボンディング40a、40b、40cにより、後述するセンサベース45の各電極46a、46b、46cに電気的に接続されている。
上記流量センサ30は、図4および図5に示すように、プリント基板材料からなるセンサベース45(図示の実施形態においては、アルミ基板またはガラスエポキシ基板が好適に採用される。)に、上記熱式MEMSフローセンサチップ35が実装されるとともに、このフローセンサチップ35の上記一対のマイクロヒータ素子37、38上を平行に通過するバイパス通路50が上記配管5に連通接続される連通路10の流入側通路10aに連通して設けられている。
上記センサベース45は、具体的には図5に二点鎖線で示すように、4枚の基板45a、45b、45c,45dが積層接着されてなる積層構造とされ、このような積層構造により、フローセンサチップ35とバイパス通路50の接触空間形成が実現している。
上記バイパス通路50の内周面50aには金メッキが施されて、流れる気体によるセンサベース45の腐食等の損傷が防止されている。
また、上記バイパス通路50は、図4に示すように、上記一対のマイクロヒータ素子37、38上を通過して延びる計測部位50Cが平面に見て緩やかに蛇行した延長構造とされて、流入側通路10aからバイパス通路50に分流する気体に生じる乱流を層流に変化させる層流作用が発揮される構成とされている。なお、計測部位50Cのうち上記マイクロヒータ素子37、38の直上部位は図示のごとく平面に見て直線状とされて、高くかつ均一な計測精度の確保が図られている。
流量センサ30は、図2に示すように、装置本体4における上記流入側通路10aの上側部位4aに設けられており、上記バイパス通路50の両端50A、50Bは、この上側部位4aに設けられた接続通路51a、51bを介して上記流入側通路10aに連通されている。
これに関連して、流入側通路10aの内部には、層流素子55がセンタリングカラー56a、56bを介して嵌装されている。この層流素子55は、流入側通路10aを流れる気体を層流化する層流作用と、この気体を上記流量センサ30のバイパス通路50へ所定の分流比をもって分流する機能を有する。
また、層流素子55の軸方向中央部位つまり上記接続通路36a、36bの間部位の外周面と、流入側通路10aの内周面との間にはOリング57が介装されて、このOリングシール構造により、流入側通路10aから上流側の接続通路36a、バイパス通路50への気体の流入(上流側)と、バイパス通路50、下流側の接続通路36bから流入側通路10aへの気体の還流(下流側)を隔絶区分している。
流量測定部31は、前述した流量センサ30を構成する熱式MEMSフローセンサチップ35のマイクロヒータ素子37、38に給電するとともに、測温センサとしてのこれらマイクロヒータ素子37、38から入力される計測信号を演算して気体の質量流量を算出する部位で、具体的には、装置本体4に設けられたセンサ基板72上に組み込まれている。
流量測定部31の具体的な回路構成が図6に示されている。
すなわち、図示の実施形態の流量測定部31において、一対のマイクロヒータ素子37、38に、抵抗器R1、R2がそれぞれ直列接続されるとともに、これら2つの直列回路が、抵抗器R1、R2側の端部同士とマイクロヒータ素子37、38側の端部同士とが接続されてブリッジ回路73が構成されている。
そして、ブリッジ回路73の一対の対角間(図示のものにおいては、接続点p1、p2間)に定電流源74から通電されて、上記一対のマイクロヒータ素子37、38が発熱される。一方、ブリッジ回路73の他の対角間(図示のものにおいては、2つの直列回路の抵抗器R1、R2とマイクロヒータ素子37、38の接続点p3、p4間)の電圧差が増幅回路75で増幅され、気体流量に応じた計測信号として演算部76へ送られる。
この演算部76は、増幅回路75からの計測信号をして流量を演算し、その演算結果を制御部3へ送るとともに、表示手段としての数字表示器等からなる表示部77(図1参照)で表示する機能を有している。
この表示部77は、4ケタ7セグメントLED等の数字表示器等からなり、装置本体4において上記センサ基板72の上側に設けられた表示基板78上に組み込まれている。また、この表示基板78には、上記表示部77に隣接して、各種運転モード(流量モード、圧力モード、計測値の範囲、基準環境温度等)を設定する押しボタン式のモード設定部79、および運転状態(電源On−Off、運転モード等)を表示する運転表示LED80が組み込まれている。
次に、以上のように構成された気体流量計2の計測原理について説明する。
すなわち、気体流量計2の定電流源74から流量センサ30のマイクロヒータ素子37、38に給電されて、これらのマイクロヒータ素子37、38が熱している運転状態において、配管5に気体が流れていない時には、流量センサ30のバイパス通路50にも気体が流れず、よって上流側および下流側のマイクロヒータ素子37、38の熱は平衡状態に保たれており(図7(a)および図8の実線で示される温度分布参照)、表示部77に表示される気体流量の指示値もゼロである。
これに対して、配管5に気体が流れて、その一部(連通路10の流入側通路10aの層流素子55により規定され分流された気体)がバイパス通路50にも流れると、この気体の流れにより、上流側のマイクロヒータ素子37の熱が奪われて温度が低下するとともに、下流側のマイクロヒータ素子38の受ける温度が上昇して、両者間の熱のバランスが崩れる(図7(b)および図8の一点鎖線で示される温度分布参照)
そして、上述したように、上記両マイクロヒータ素子37、38の温度変化は、流量測定部31のブリッジ回路73で検出されて、増幅回路75を通じて配管5を流れる気体の質量流量に応じた計測信号(電気出力)が得られ、この計測信号を基に演算部76により配管5を流れる気体の質量流量が算出されて、その質量流量が表示部77に気体流量として表示されるほか、その流量出力信号が制御部3へ出力される。
制御部3は、気体流量計2の計測結果に応じて上記気体流量制御弁1調整手段を駆動制御するもので、装置本体4に設けられたメイン基板81上に組み込まれている。
この制御部3は、具体的には、CPU,ROM,RAMおよびI/Oポートなどからなるマイクロコンピュータで構成されており、上記気体流量計2の流量測定部31からの計測結果に従って気体流量制御弁1の流量調整工程を実行させるためのプログラム等が組み込まれるとともに、気体流量制御弁1のアクチュエータであるステッピングモータ16の駆動に必要な種々の情報などが、予めデータとしてまたはキーボード等により適宜選択的に入力設定されている。
例えば、外部設定入力手段である操作パネル等からなる流量設定部85により対象となる配管5に流す気体流量が適宜入力設定される。
また、本装置の気体流量計2には、気体の圧力を検知する圧力センサ86(図2参照)が選択的に設けられる。この圧力センサ86は、図示されるように、配管5の上流側5aを流れる気体の圧力を検知するもので、入力側通路10a内に臨んで設けられている。
この圧力センサ86の検知結果は圧力測定部87(図9)から制御部3へ送られるとともに、上記表示部77にも表示される。
そして、気体流量制御弁1は、制御部3により、計測された気体の質量流量に圧力も加味した高精度な気体の流量制御を行う。
なお、装置本体9の側部には、外部入出力用のシリアルATAコネクタ90と、計測データ等をパソコンに送るためのUSBコネクタ91が設けられている。
しかして、以上のように構成された気体流量制御装置において、配管5を流れる気体の質量流量が気体流量計2により計測されて、その計測結果に従って制御部3が流量制御弁1のアクチュエータである直動型ステッピングモータ16が弁体であるニードル15をオリフィス21に対して開閉動作させて、配管5を流れる気体の質量流量が予め設定された値となるように自動調整する。
以上詳述したように、本実施形態の気体流量制御装置によれば、以下に列挙する特有の効果が得られる。
(1)配管5を流れる気体の質量流量を調整する気体流量調整手段は、弁体15を開閉動作させるアクチュエータとして直動型ステッピングモータ16を備える気体流量制御弁1からなり、また、上記配管5を流れる気体の質量流量を計測する気体流量計測手段が、上記配管5の流れを検知する熱式MEMSフローセンサチップ35を備えた気体流量計2からなるから、気体流量制御弁1および気体流量計2のそれぞれの構造が簡単かつ小型であり、したがってこれらを構成要素とする本気体流量制御装置の装置構造も簡単かつ小型化できて、装置の設置空間に大きな制約を受けることがない。これにより、大流量はもちろん、小流量さらには微小流量の気体流量制御にも適用可能である。
(2)上記直動型ステッピングモータ16の直動軸が内蔵型ボールねじ25のねじ軸25aで構成されていることにより、換言すれば、カップリングレスでボールねじ25が一体化されたステッピングモータ16を使用することにより、気体流量制御弁1さらには本気体流制御装置の軸方向寸法が小さく設定されて、装置の設置空間はさらに小さくできる。
(3)上記ねじ軸25aに、弁体15を構成するニードルが同軸上に一体接続されるとともに、弁座を構成するオリフィス21が上記配管5に連通接続される弁ハウジング17の入力端に一体形成されてなり、上記ニードル15とオリフィス21の軸線が上記配管5の上流側部位の軸線と同軸状に設定されていることにより、ステッピングモータ16も上記配管5と同軸状に配置される結果、上記配管5から横方向へ張り出すことがなく、装置構成のさらなる小型化、省スペース化が可能となる。
(4)気体流量制御弁1のアクチュエータがステッピングモータ16であることにより、デジタル流量制御で制御が簡単かつ高速で行える。
(5)上記熱式MEMSフローセンサチップ35は、シリコン基台36に一対のマイクロヒータ素子37、38が薄膜形成されてなる微小な構造(図示の実施形態においては、2.5mm×2.5mm、厚み0.45m)であり、この熱式MEMSフローセンサチップ35がセンサベース45に実装されるとともに、配管5に連通接続されるバイパス通路50がこのフローセンサチップ35上の一対のマイクロヒータ素子37、38上を通過するように上記センサベース45に設けられていることにより、上記バイパス通路50を含めた流量センサ30の高さと幅が非常に小さくて(図示の実施形態においては、高さ4.0mm×幅12.0mm)、この点からも気体流量計2のさらなる小型化を実現し、その組付け空間に大きな制約がない。
(6)上記センサベース45がプリント基板材料から形成されていることにより、流量センサ30の製造コストさらには製品コストの低減化が可能である。
(7)上記バイパス通路50の内周面に耐腐食性に優れる金メッキが施されていることにより、センサベース45が計測対象となる気体の種類に影響を受けることがない。
(8)上記バイパス通路50における上記一対のマイクロヒータ素子37、38上を通過する部位が緩やかに蛇行した延長構造とされていることにより、配管5からバイパス通路50に分流する気体に生じる乱流を層流に変化させる層流作用が有効に発揮される。
(9)上記配管5を流れる気体の圧力を検知する圧力センサ86を備えて、この圧力センサ86により検知された圧力も加味した気体の質量流量を計測することにより、気体圧力の変動にも対応した高精度な気体流量制御ができる。
なお、上述した実施形態はあくまでも本発明の好適な実施態様を示すものであって、本発明はこの実施形態に限定されることなく、その範囲内において種々設計変更可能である。
1 気体流量制御弁(気体流量調整手段)
2 気体流量計(気体流量計測手段)
3 制御部(制御手段)
5 配管
5a 配管の上流側部位
10(10a、10b、10c) 連通路
10a 連通路の流入側通路
10b 弁室
10c 連通路の流出側通路
15 ニードル(弁体)
16 直動型ステッピングモータ
17 弁ハウジング
21 オリフィス
25 ボールねじ
25a ボールねじのねじ軸
30 流量センサ(センサ部)
31 流量測定部
35 熱式MEMSフローセンサチップ
36 シリコン基台
37、38 マイクロヒータ素子
45 センサベース
50 バイパス通路
50a バイパス通路の内周面
50C バイパス通路の計測部位
55 層流素子
70 ドライバ基板
72 センサ基板
77 表示部
78 表示基板
81 メイン基板
86 圧力センサ
87 圧力測定部

Claims (10)

  1. 気体流路に介装配置されて、気体の質量流量を制御する装置であって、
    前記気体流路を流れる気体の質量流量を調整する気体流量調整手段と、
    前記気体流路を流れる気体の質量流量を計測する気体流量計測手段と、
    前記気体流量計測手段の計測結果に応じて前記気体流量調整手段を駆動制御する制御手段とを備えてなり、
    前記気体流量調整手段は、弁体を開閉動作させるアクチュエータとして直動型ステッピングモータを備える気体流量制御弁からなり、
    前記気体流量計測手段は、前記気体の流れを検知する熱式MEMSフローセンサチップを備えた気体流量計からなり、
    前記気体流量制御弁と気体流量計は、軸方向へ一体に連結組立てされて、装置本体を形成するとともに、前記気体流路に接続連通される連通路が前記装置本体の前後方向へ貫通して設けられ、
    前記直動型ステッピングモータの直動軸が内蔵型ボールねじのねじ軸で構成され、
    前記気体流量制御弁は、弁体を構成するニードルが前記ねじ軸に同軸上に一体接続されるとともに、弁座を構成するオリフィスが前記気体流路に連通接続される弁ハウジングの入力端に一体形成されて、前記ニードルが前記気体流路を流れる気体の流れ方向に開閉移動する方式とされ、
    前記熱式MEMSフローセンサチップは、シリコン基台に一対のマイクロヒータ素子が薄膜形成されてなる
    ことを特徴とする気体流量制御装置。
  2. 前記ニードルとオリフィスの軸線が前記気体流路の上流側部位の軸線と同軸状に設定されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の気体流量制御装置。
  3. プリント基板材料からなるセンサ基板に、前記熱式MEMSフローセンサチップが実装されるとともに、このフローセンサチップの前記一対のマイクロヒータ素子上を通過するバイパス通路が前記気体流路に連通接続される連通路に連通して設けられてなる
    ことを特徴とする請求項に記載の気体流量制御装置。
  4. 前記バイパス通路の内周面に金メッキが施されている
    ことを特徴とする請求項に記載の気体流量制御装置。
  5. 前記バイパス通路は前記一対のマイクロヒータ素子上を通過する計測部位が緩やかに蛇行した延長構造とされている
    ことを特徴とする請求項またはに記載の気体流量制御装置。
  6. 前記計測部位のうち前記一対のマイクロヒータ素子の直上部位は直線状とされている
    ことを特徴とする請求項5に記載の気体流量制御装置。
  7. 前記気体流量計は、前記気体流路を流れる気体の圧力を検知する圧力センサを備えて、この圧力センサにより検知された圧力も加味した気体の質量流量を計測する
    ことを特徴とする請求項1に記載の気体流量制御装置。
  8. 気体流路を流れる気体の質量流量を調整するものであって、
    弁体を開閉動作させるアクチュエータとして直動型ステッピングモータを備え、
    前記直動型ステッピングモータの直動軸が内蔵型ボールねじのねじ軸で構成され、
    弁体を構成するニードルが前記ねじ軸に同軸上に一体接続されるとともに、弁座を構成するオリフィスが前記気体流路に連通接続される弁ハウジングの入力端に一体形成されて、前記ニードルが前記気体流路を流れる気体の流れ方向に開閉移動する方式とされている
    ことを特徴とする気体流量制御弁。
  9. 前記ニードルとオリフィスの軸線が前記気体流路の上流側部位の軸線と同軸状に設定されている
    ことを特徴とする請求項に記載の気体流量制御弁。
  10. 請求項1に記載の気体流量制御装置における前記気体流量調整手段を構成する
    ことを特徴とする請求項8または9に記載の気体流量制御弁。
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