JP6478559B2 - 補機駆動ベルト用のテンショナユニット - Google Patents

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Description

この発明は、オルタネータやウォータポンプ等の補機を駆動するベルトの張力調整に用いられるテンショナユニットに関する。
自動車エンジンの補機駆動ベルトシステムにおいては、エンジン運転時のエンジン本体の熱膨張によってオルタネータやウォータポンプ等の補機の回転軸とクランク軸の中心間の距離が変化し、その中心間距離の変化やトルクの変動によってベルトの張力が変化するため、テンショナユニットによりベルトの張力変化を吸収してベルト張力を一定に保持している。
ここで、テンショナユニットとして、下記特許文献1に記載されたものが従来から知られている。このテンショナユニットにおいては、揺動中心となるボス部を有するプーリアームと、そのプーリアームの揺動中心に対する偏心位置に支持された回転可能なテンションプーリと、そのプーリアームに一端部が連結された油圧式オートテンショナで構成されており、上記プーリアームのボス部および油圧式オートテンショナの他端部のエンジンブロックへの取り付けによって補機駆動用ベルト伝動装置への組み込みとされる。
ところで、従来から知られているテンショナユニットにおいては、図9(I)に示すように、プーリアーム80の揺動中心となるボス部81には、摺動抵抗を低減するライナー82が圧入され、そのライナー82の内側にスリーブ83と、そのスリーブ83の内側に固定ボルト84と、そのボルト84に嵌合されてスリーブ83の両端部に配置される一対の座金85が設けられている。
ここで、ライナー82はボス部81の内径面に対して圧入による組み込みとされているため抜け落ちることはないが、スリーブ83や座金85、固定ボルト84においては単に挿入する組み込みであるため、テンショナユニットの組立て後の搬送・輸送あるいは補機駆動用ベルト伝動装置への組み付けの段階でこれらの部品が脱落する虞がある。
上記のような不都合を解消するため、図9(I)に示すように、固定ボルト84におけるねじ軸84aのスリーブ83および座金85を貫通して外部に臨む先端部にゴムからなる弾性を有するチューブ86を被せて、プーリアーム80の揺動中心を形成するスリーブ83等の各種の部品の脱落防止とすることが一般的に行われている。
また、油圧式オートテンショナにおいては、一端部にはプーリアーム80に対する連結片が設けられ、他端部にはエンジンブロックに対する連結片が設けられ、それぞれの連結片に形成された軸挿入孔にスリーブを挿入し、そのスリーブ内にボルトを挿通し、スリーブの端部から外部に臨む端部に座金を装着しており、エンジンブロックに対する連結片に装着されたスリーブや座金、ボルトにおいては単に挿入する組み込みであって脱落する虞があるため、ボルトに対するチューブの装着によって各種部品の脱落防止としている。
特開2005−180476号公報
ところで、図9(I)に示すように、固定ボルト84のねじ軸84aの端部にチューブ86を被せる部品の脱落防止対策においては、テンショナユニットをエンジンブロックに取り付ける組み付けの際に上記チューブ86を取り外す必要があり、作業が煩雑になる。また、チューブ86の取り外しの際にボルト84、座金85、スリーブ83等の各種部品が脱落する可能性があるため、取り外しに注意を要する。
ここで、テンショナユニットにおいては、図9(I)に示すように、スリーブ83の両端部上において、ボス部81と座金85の対向部間にスラストワッシャ87を組み込んで、プーリアーム80の揺動抵抗の低減を図るようにしたものも存在する。
上記のようなテンショナユニットにおいて、固定ボルト84のねじ軸84aに圧入されたチューブ86を取り外すと、図9(II)に示すように、スラストワッシャ87がねじ軸84aの軸方向に移動して径方向に位置がずれ、その位置ずれ状態で固定ボルト84の締め付けが行われる場合がある。この場合、スラストワッシャ87がスリーブ83と座金85間あるいはボス部81の端面と座金85間に挟み込まれて破損する可能性がある。
また、スラストワッシャ87が挟み込まれることによってプーリアーム80の揺動が阻害される可能性が生じる。
この発明の課題は、プーリアームの揺動支点部を構成するスリーブや座金、ボルト等の各種部品がプーリアームの組み付け前の状態で脱落するのを防止し、その脱落防止状態でテンショナ取付け対象に組み付けることができるようにした組み付けの容易なテンショナユニットを提供することである。
上記の課題を解決するために、第1の発明においては、筒部を有し、その筒部を中心にして揺動自在に支持されるプーリアームと、そのプーリアームの前記筒部に対する偏心位置に支持されたベルト案内用の回転可能なテンションプーリと、前記プーリアームの筒部内に挿入されたスリーブと、そのスリーブ内に挿通され、先端部に設けられたねじ軸部のテンショナ取付け対象に対するねじ込みによって前記スリーブを固定するボルトと、そのボルトの先端部に嵌合された座金を有してなる補機駆動ベルト用のテンショナユニットにおいて、前記座金の前記筒部に対する対向面の背面内周部に座金内径面から内径側に張り出して前記ねじ軸部のボルト頭部側の後端部と軸方向で対向する加締め突起を設け、その加締め突起の前記ねじ軸部に対する当接によって座金を抜止めした構成を採用したのである。
上記第1の発明のように、座金に内径面から内径側に張り出してねじ軸部の端部と軸方向で対向する加締め突起を設けたことにより、上記ねじ軸部のボルト頭部側の後端部に対する当接によって座金およびボルトの抜け止めとすることができ、その座金とボルトの頭部によって筒部内に挿入されたスリーブ等のプーリアームの揺動支点部を構成する各種部品の抜止めとすることができる。
また、プーリアームの揺動支点部を構成するスリーブ等の各種の部品を抜止めする状態においてテンショナ取付け対象にボルトをねじ込むことによってテンショナユニットの取り付けとすることができる。
ここで、ボルトとして、ボルト頭部側が大径軸部とされ、その大径軸部の先端に小径軸部が設けられた段付きストレート軸部の先端に上記大径軸部と同径のねじ軸部を形成したものを採用して、加締め突起を上記ねじ軸部のストレート軸部側の端部に微小な軸方向隙間をおいて軸方向で対向させるようにしてもよい。
上記のように、加締め突起を上記ねじ軸部のストレート軸部側の端部に微小な軸方向隙間をおいて軸方向で対向させることにより、座金と筒部の対向部間に、筒部の揺動抵抗を低減させるスラストワッシャが組み込まれている場合において、スラストワッシャの径方向へのずれ動きを防止することができ、ボルトの締め付けによるテンショナユニットの組み付け時にスラストワッシャがスリーブと座金間に挟み込まれるのを防止することができる。
上記のようなボルトの採用において、大径軸部をスリーブの内径面に対して微小な径方向隙間が形成される外径とすることにより、その大径軸部によってスリーブを径方向にガタのない支持とすることができる。その結果、スリーブの径方向への移動を抑制することができ、スリーブに安定した取付け状態を得ることができる。
なお、小径軸部の外径をねじ軸部のねじ有効径と同径として、ねじ軸部の後端に不完全ねじ部を設け、その不完全ねじ部に対して加締め突起を係合可能としてもよい。
第1の発明に係るテンショナユニットにおいて、加締め突起を複数として周方向に間隔をおいて設けることにより、座金およびボルトの抜止めを確実なものとすることができる。
ここで、テンショナユニットには、プーリアームにねじ込まれるボルトの締め付けによってプーリアームの揺動中心に対する偏心位置に油圧式オートテンショナの一端部に設けられた連結片を回動自在に連結し、その油圧式オートテンショナの他端部に設けられた連結片によってテンショナ取付け対象にねじ込まれるボルトを貫通支持し、前記ボルトのそれぞれにスリーブおよび座金を装着したものも存在する。
第2の発明および第3の発明では、上記のような油圧式オートテンショナを有するテンショナユニットにおいて、油圧式オートテンショナにおける両端の回動連結部を構成するスリーブや座金、ボルト等の各種部品がプーリアームの組み付け前の状態で脱落するのを防止し、その脱落防止状態でテンショナ取付け対象に組み付けることができるようにすることを技術的課題としている。
上記の課題を解決するため、第2の発明においては、テンショナ取付け対象に揺動自在に支持されるプーリアームの揺動中心に対する偏心位置に油圧式オートテンショナの一端部に設けられた連結片を回動自在に連結し、その油圧式オートテンショナの他端部にテンショナ取付け対象に連結される連結片を設け、その他端部の連結片に形成された連結孔内にスリーブを挿入し、そのスリーブ内に挿通されたボルトの先端部に座金を嵌合し、上記ボルトの先端部に設けられたねじ軸部のテンショナ取付け対象に対するねじ込みによって上記スリーブを固定する補機駆動ベルト用のテンショナユニットにおいて、前記座金の上記スリーブに対する対向面の背面内周部に座金内径面から内径側に張り出して上記ねじ軸部の後端部と軸方向で対向する加締め突起を設け、その加締め突起の上記ねじ軸部に対する当接によって座金を抜止めした構成を採用したのである。
上記第2の発明においては、油圧式オートテンショナの回動連結部を構成する座金およびボルトの抜け止めとすることができ、その抜止め状態でテンショナ取付け対象へのボルトのねじ込みを行うことができる。
また、第3の発明においては、テンショナ取付け対象に揺動自在に支持されるプーリアームの揺動中心に対する偏心位置に回動自在に連結される連結片が一端部に設けられた油圧式オートテンショナの他端部にテンショナ取付け対象に回動自在に連結される連結片を設け、油圧式オートテンショナの一端部に設けられた上記連結片に連結孔を形成し、その連結孔内にスリーブを挿入し、そのスリーブ内に挿通されたボルトの先端部に座金を嵌合し、上記ボルトの先端部に設けられたねじ軸部のテンショナ取付け対象に対するねじ込みによって上記スリーブを固定する補機駆動ベルト用のテンショナユニットにおいて、上記座金の上記スリーブに対する対向面の背面内周部に座金内径面から内径側に張り出して上記ねじ軸部の後端部と軸方向で対向する加締め突起を設け、その加締め突起の上記ねじ軸部に対する当接によって座金を抜止めした構成を採用したのである。
上記第3の発明においては、プーリアームに対する連結用のボルトに弛みが生じてプーリアームと油圧式オートテンショナの連結が解除されたとしても、油圧式オートテンショナの一端部に設けられたプーリアームに対する連結用の連結片に装着されたボルトおよび座金を抜止め状態に保持して脱落防止とすることができる。
第1の発明においては、上記のように、座金の筒部に対する対向面の背面内周部に、座金の内径面から内径側に張り出してボルトの先端部に設けられたねじ軸部の後端部と軸方向で対向する加締め突起を設けたことにより、ねじ軸部の後端部に対する加締め突起の当接によって座金、ボルトおよび筒部内に挿入されたスリーブ等のプーリアームの揺動支点部を構成する各種の部品を抜止めすることができ、支点部を構成する部品を増やすことなく部品の脱落防止とすることができる。
また、プーリアームの揺動支点部を構成する各種の部品を抜止めする状態において、テンショナ取付け対象にボルトをねじ込むことによりテンショナユニットの取り付けとすることができるため、テンショナユニットを容易に組み付けることができる。
第2の発明においては、座金のスリーブに対する対向面の背面内周部に加締め突起を設けたことにより、油圧式オートテンショナの回動連結部を構成する座金およびボルトの抜け止めとすることができ、その抜止め状態でテンショナ取付け対象へのボルトのねじ込みを行うことができる。
第3の発明においては、座金のスリーブに対する対向面の背面内周部に加締め突起を設けたことにより、プーリアームに対する連結用のボルトに弛みが生じてプーリアームと油圧式オートテンショナの連結が解除されたとしても、油圧式オートテンショナの一端部に設けられたプーリアームに対する連結用の連結片に装着されたボルトおよび座金を抜止め状態に保持して脱落防止とすることができる。
この発明に係るテンショナユニットが組み込まれた補機駆動用ベルト伝動装置を示す正面図 図1のII−II線に沿った断面図 図2の座金組み込み部を拡大した状態の断面図 図2の左側面図 ボルトの他の例を示す正面図 図1のVI−VI線に沿った断面図 油圧式オートテンショナの一端部に設けられた連結片がプーリアームに連結される前の状態を拡大して示す断面図 図7の左側面図 (I)は、従来の脱落防止構造を示す断面図、(II)は、(I)に示すチューブの取り外し後における固定ボルトの締め付けでスラストワッシャがスリーブと座金間に挟み込まれた状態を示す断面図
以下、この発明の実施形態を図1乃至図7に基づいて説明する。図1は、この発明に係るテンショナユニットUを補機駆動用ベルト伝動装置に組み付けてベルトBの張力を調整している状態を示す。
テンショナユニットUは、揺動自在に支持されるプーリアーム10と、そのプーリアーム10の揺動中心に対する偏心位置に支持された回転可能なテンションプーリ30と、上記プーリアーム10に一端部が連結され、その連結部を中心にして揺動可能な油圧式オートテンショナ40とからなる。
図1および図2に示すように、プーリアーム10は、揺動中心となる筒部11を一端部に有し、その筒部11とテンションプーリ30の中間において油圧式オートテンショナ40の一端部が連結されている。
テンショナユニットUは、筒部11および油圧式オートテンショナ40の他端部のエンジンブロックAへの取り付けによって補機駆動用ベルト伝動装置への組み込みとされ、上記油圧式オートテンショナ40からプーリアーム10に負荷される調整力によりテンションプーリ30がベルトBに押し付けられる。
図2および図3に示すように、プーリアーム10に設けられた筒部11の内部には一対のライナー12が圧入され、そのライナー12の内側にスリーブ13が挿入されている。
ライナー12はプーリアーム10の揺動抵抗を低減させるものであり、摩擦抵抗の小さい材料で形成するのが好ましい。そのような材料として、焼結金属に潤滑油を含浸させたものを挙げることができる。
スリーブ13の内側にはボルト14が挿入されている。ボルト14は、ストレート軸部15の一端部に頭部16を設け、かつ、ストレート軸部15の他端部にねじ軸部17を設けた構成とされている。
また、ストレート軸部15は、頭部16側が大径軸部15aとされ、その大径軸部15aの端部に小径軸部15bが設けられた段付き軸とされており、上記大径軸部15aはスリーブ13の内径面との間に微小な径方向隙間をもって挿入可能な外径とされている。
一方、ねじ軸部17は大径軸部15aと同径とされている。さらに、小径軸部15bはねじ軸部17のねじ有効径と同径とされ、ねじ軸部17の小径軸部15b側の端部に不完全ねじ部17aが設けられている。
なお、小径軸部15bは、図5に示すように、ねじ軸部17のおねじ谷径と同径として、ねじ軸部17が軸方向の全長にわたって完全ねじ部が形成されたものであってもよい。
ボルト14の頭部16とスリーブ13の対向端部間に座金18が組み込まれている。また、ボルト14のねじ軸部17の不完全ねじ部17aの外側に座金19が嵌め合わされてスリーブ13の端面に衝合されており、その座金19と筒部11の対向部間およびボルト頭部16側の座金18と筒部11の対向部間のそれぞれにスラストワッシャ20a、20bが組み込まれている。
図3および図4に示すように、ねじ軸部17の不完全ねじ部17aの外側に嵌め合された座金19には、筒部11と対向する対向面の背面内周部に、座金の19の内径面から内径側に張り出す複数の加締め突起21が周方向に等間隔に設けられている。
複数の加締め突起21の内接円径はねじ軸部17の外径より小径とされ、かつ、ねじ有効径より大径とされて、ねじ軸部17の不完全ねじ部17aと微小な間隙をおいて軸方向で対向し、上記不完全ねじ部17aに対する当接によって座金19およびボル14が抜け止めされる。
このように、座金19の筒部11に対する対向面の背面内周部に、不完全ねじ部17aと軸方向で対向する複数の加締め突起21を設けることによってボルト14および座金19を抜止めとすることができ、その抜止めによって筒部11内に組み込まれたスリーブ13や座金18、19およびスラストワッシャ20a、20bのそれぞれは組み込み状態を保持されて、テンショナユニットUがテンショナ取付け対象としてのエンジンブロックAに組み付けられる前段階でプーリアーム10の揺動中心部を構成する各種部品が脱落するのが防止される。
ここで、プーリアーム10の取り付けに際しては、図2に示すように、エンジンブロックAにねじ孔aを形成し、そのねじ孔aにボルト14のねじ軸部17をねじ係合して締め付ける。その締め付けによりスリーブ13が固定され、そのスリーブ13を中心にしてプーリアーム10が揺動自在の支持とされる。
このように、プーリアーム10の揺動支点部を構成する各種の部品を抜止めする状態においてテンショナ取付け対象としてのエンジンブロックAにボルト14をねじ込むことによりテンショナユニットUの取り付けとすることができるため、テンショナユニットUを容易に組み付けることができる。
また、加締め突起21はねじ軸部17の小径軸部15b側の端部に微小な軸方向隙間をおいて軸方向で対向しているため、スラストワッシャ20a、20bはスリーブ13の端部上で常に支持されて径方向にずれ動くことがなく、ボルト14の締め付けによるテンショナユニットUの組み付け時にスラストワッシャ20a、20bがスリーブ13と座金18、19間に挟み込まれるという不都合の発生はない。
図6は、プーリアーム10に調整力を付与する油圧式オートテンショナ40を示す。この油圧式オートテンショナ40は、作動油が入れられたシリンダ41と、そのシリンダ41の上部開口を密封して作動油の油面上に空気溜まりを形成するオイルシール42と、そのオイルシール42をスライド自在に貫通するロッド43と、そのロッド43に外方向への突出性を付与するリターンスプリング44と、ロッド43に負荷される押し込み力を緩衝する油圧ダンパ45を有している。
リターンスプリング44はシリンダ41の外側に設けられて一端がロッド43の上端部に設けられたばね座46で支持され、他端がシリンダ41の下端部外周に設けられたフランジ47で支持されてロッド43に外方向への突出性を付与している。
油圧ダンパ45は、シリンダ41の内部に組み込まれた底付きスリーブ48内にプランジャ49をスライド自在に組み込んでシリンダ41の内部を圧力室50とリザーバ室51とに仕切り、そのプランジャ49に下部の圧力室50と上部のリザーバ室51を連通する通路52を設け、その通路52にチェックバルブ53を設けると共に、圧力室50内に組み込まれたプランジャスプリング54によってプランジャ49をロッド43の下端部に押し付けている。
ここで、チェックバルブ53は、圧力室50内の圧力がリザーバ室51内の圧力より高くなると通路52を閉じるようになっている。
上記の構成からなる油圧式オートテンショナ40は、ばね座46に設けられた連結片55がプーリアーム10に回動自在に連結され、シリンダ41の下端に設けられた連結片56がエンジンブロックAに回動自在に連結されてベルトBからテンションプーリ30およびプーリアーム10を介してロッド43に負荷される押し込み力を油圧ダンパ45により緩衝し、ベルトBの張力を一定に保持する。
油圧式オートテンショナ40のプーリアーム10に対する連結に際し、ばね座46に設けられた連結片55に両側面に貫通する連結孔57を設け、その連結孔57の内径面に円筒状ライナー58を圧入し、そのライナー58の内側にスリーブ59を挿入し、さらに、スリーブ59の内側にボルト60のストレート軸部60aを挿通し、そのストレート軸部60aに座金61を装着する状態で、ストレート軸部60aの先端に設けられたねじ軸部60bをプーリアーム10に形成されたねじ孔62にねじ込んで締め付ける。
ここで、座金61には、図7および図8に示すように、連結片55に対する対向面の背面内周部に座金内径面から内径側に張り出してねじ軸部60bの端部と微小な間隙をおいて軸方向で対向する加締め突起63が設けられている。
上記のように座金61に加締め突起63を設けることにより、テンショナユニットの組み付け前の段階でボルト60に弛みが生じてプーリアーム10に対する連結片55の連結が解除されたとしても、ボルト60および座金61は加締め突起63によって抜止めされることになり、連結片55からボルト60、座金61およびスリーブ59の各種部品が脱落するのを防止することができる。
また、エンジンブロックAに対するシリンダ41の下部の連結片56の連結に際し、図6に示すように、上記連結片56に両側面に貫通する連結孔64を設け、その連結孔64の内径面に円筒状ライナー65を圧入し、そのライナー65の内側にスリーブ66を挿入し、さらに、スリーブ66の内側にボルト67のストレート軸部67aを挿通し、そのストレート軸部67aに座金68を装着する状態で、ストレート軸部67aの先端に設けられたねじ軸部67bをエンジンブロックAに形成されたねじ孔69にねじ込んで締め付ける。
ここで、座金68には、図7および図8に示す座金61と同様に、連結片56に対する対向面の背面内周部に座金内径面から内径側に張り出してねじ軸部67bの端部と微小な間隙をおいて軸方向で対向する加締め突起70が設けられている。
上記のように座金68に加締め突起70を設けることによって、ボルト67および座金68を抜止めすることができ、テンショナユニットの組み付け前の段階で連結片56からボルト67、座金68およびスリーブ66の各種部品が脱落するのを防止することができる。
10 プーリアーム
11 筒部
13 スリーブ
14 ボルト
15 ストレート軸部
15a 大径軸部
15b 小径軸部
16 頭部
17 ねじ軸部
19 座金
21 加締め突起
30 テンションプーリ
40 油圧式オートテンショナ
55 連結片
56 連結片
59 スリーブ
60 ボルト
61 座金
63 加締め突起
66 スリーブ
67 ボルト
68 座金
70 加締め突起

Claims (4)

  1. 筒部(11)を有し、その筒部(11)を中心にして揺動自在に支持されるプーリアーム(10)と、そのプーリアーム(10)の前記筒部(11)に対する偏心位置に支持されたベルト案内用の回転可能なテンションプーリ(30)と、前記プーリアーム(10)の筒部(11)内に挿入されたスリーブ(13)と、そのスリーブ(13)内に挿通され、先端部に設けられたねじ軸部(17)のテンショナ取付け対象(A)に対するねじ込みによって前記スリーブ(13)を固定するボルト(14)と、そのボルト(14)の先端部に嵌合された座金(19)を有してなる補機駆動ベルト用のテンショナユニットにおいて、
    前記ボルト(14)が、頭部(16)と、ストレート軸部(15)と、前記ストレート軸部(15)の先端に設けられている前記ねじ軸部(17)とを有し、前記ストレート軸部(15)の前記ねじ軸部(17)側端部に前記ねじ軸部(17)の外径よりも小径となる小径軸部(15b)が設けられ、前記座金(19)は、前記ねじ軸部(17)と前記小径軸部(15b)との境界部分の外側に嵌め合わされ、
    前記座金(19)の前記筒部(11)に対する対向面の背面内周部に座金(19)内径面から内径側に張り出して前記ねじ軸部(17)のボルト頭部側の後端部と軸方向で対向する加締め突起(21)を設け、
    前記加締め突起(21)が、周方向に間隔をおいて複数設けられ
    その加締め突起(21)の前記ねじ軸部(17)の前記小径軸部(15b)側端部に対する軸方向の当接によって座金(19)を抜止めしたことを特徴とする補機駆動ベルト用のテンショナユニット。
  2. 前記ボルト(14)の前記ストレート軸部(15)は、前記頭部(16)側が大径軸部(15a)とされ、その大径軸部(15a)の先端に前記小径軸部(15b)が設けられた段付きであり、
    前記大径軸部(15a)が、前記スリーブ(13)の内径面に微小な径方向隙間をおいて挿入可能な外径とされた請求項に記載の補機駆動ベルト用のテンショナユニット。
  3. テンショナ取付け対象(A)に揺動自在に支持されるプーリアーム(10)と、そのプーリアーム(10)の揺動中心に対する偏心位置に支持されたベルト案内用の回転可能なテンションプーリ(30)と、前記プーリアーム(10)の揺動中心に対する偏心位置に一端部に設けられた連結片(55)が回動自在に連結され、テンショナ取付け対象(A)に連結される連結片(56)が他端部に設けられた油圧式オートテンショナ(40)と、その油圧式オートテンショナ(40)の他端部の連結片(56)に形成された連結孔(64)内に挿入されたスリーブ(66)と、そのスリーブ(66)内に挿通され、先端部に設けられたねじ軸部(67b)のテンショナ取付け対象(A)に対するねじ込みによって前記スリーブ(66)を固定するボルト(67)と、そのボルト(67)の先端部に嵌合された座金(68)を有してなる補機駆動ベルト用のテンショナユニットにおいて、
    前記ボルト(67)が、頭部と、ストレート軸部(67a)と、前記ストレート軸部(67a)の先端に設けられている前記ねじ軸部(67b)とを有し、前記ストレート軸部(67a)の前記ねじ軸部(67b)側端部に前記ねじ軸部(67b)の外径よりも小径となる小径軸部が設けられ、前記座金(68)は、前記ねじ軸部(67b)と前記小径軸部との境界部分の外側に嵌め合わされ、
    前記座金(68)の前記スリーブ(66)に対する対向面の背面内周部に座金(68)内径面から内径側に張り出して前記ねじ軸部(67b)のボルト頭部側の後端部と軸方向で対向する加締め突起(70)を設け、
    前記加締め突起(70)が、周方向に間隔をおいて複数設けられ、
    その加締め突起(70)の前記ねじ軸部(67b)の前記小径軸部側端部に対する軸方向の当接によって座金(68)を抜止めしたことを特徴とする補機駆動ベルト用のテンショナユニット。
  4. テンショナ取付け対象(A)に揺動自在に支持されるプーリアーム(10)と、そのプーリアーム(10)の揺動中心に対する偏心位置に支持されたベルト案内用の回転可能なテンションプーリ(30)と、前記プーリアーム(10)の揺動中心に対する偏心位置に連結される連結片(55)が一端部に設けられ、テンショナ取付け対象(A)に回動自在に連結される連結片(56)が他端部に設けられた油圧式オートテンショナ(40)と、その油圧式オートテンショナ(40)の一端部の連結片(55)に形成された連結孔(57)内に挿入されたスリーブ(59)と、そのスリーブ(59)内に挿通され、先端部に設けられたねじ軸部(60b)のプーリアーム(10)に対するねじ込みによって前記スリーブ(59)を固定するボルト(60)と、そのボルト(60)の先端部に嵌合された座金(61)を有してなる補機駆動ベルト用のテンショナユニットにおいて、
    前記ボルト(60)が、頭部と、ストレート軸部(60a)と、前記ストレート軸部(60a)の先端に設けられている前記ねじ軸部(60b)とを有し、前記ストレート軸部(60a)の前記ねじ軸部(60b)側端部に、前記ねじ軸部(60b)の外径よりも小径となる小径軸部が設けられ、前記座金(61)は、前記ねじ軸部(60b)と前記小径軸部との境界部分の外側に嵌め合わされ、
    前記座金(61)の前記スリーブ(59)に対する対向面の背面内周部に座金(61)内径面から内径側に張り出して前記ねじ軸部(60b)のボルト頭部側の後端部と軸方向で対向する加締め突起(63)を設け、
    前記加締め突起(63)が、周方向に間隔をおいて複数設けられ、
    その加締め突起(63)の前記ねじ軸部(60b)の前記小径軸部側端部に対する軸方向の当接によって座金(61)を抜止めしたことを特徴とする補機駆動ベルト用のテンショナユニット。
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