JP6478389B2 - ディスプレイ支持什器 - Google Patents

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Description

本発明は、オフィスや公共施設等の執務室や会議室等で使用されるディスプレイ支持什器に関する。
一般にオフィスや公共施設等の集会室や執務室や会議室等においては、ディスプレイを所定の高さに支持するためのディスプレイ支持什器が多く用いられている。こうしたディスプレイ支持什器は、特許文献1に記載されたように、床面に載置された脚体と、脚体の中央から上方に立設された支柱等の基体部とで什器本体を構成し、什器本体の上方の前面に支持金具を介してディスプレイを取り付けている。そのため、出席者や執務者が見やすい高さ位置にディスプレイを安定的かつ強固に支持できる。
また、このようなディスプレイ支持什器は、デスクやテーブル等の天板を基体部に設置してパソコンやリモートコントローラ等の電子機器を載置し、ディスプレイと組み合わせて使用するものが多い。そのため、特許文献2,3,4等により、天板で使用される電子機器とディスプレイを接続するケーブルや、ディスプレイや電子機器に電力を供給する電源ケーブル等をディスプレイ支持什器の基体部内に収容して外観上の見栄えをよくしている。
特許第4564391号公報 特許第4250295号公報 特開2010−107745号公報 特開2010−107746号公報
しかしながら、特許文献2,3,4に記載されたディスプレイ支持什器では、基体部内に配線を収容する機能を有しているにすぎないため、別途電気を供給するコンセントを設ける必要がある場合には、テーブルタップを床面等に設ける必要があり、配線時の使い勝手や外観上の見栄えが悪いという問題を有していた。
また、ディスプレイ支持什器の配線収容部はディスプレイの下方位置に設けているため、ディスプレイの取り付け状態における配線設置の作業性が非常に悪いという問題も有していた。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、ディスプレイの配線との接続が容易で使い勝手が良く、しかも外観上の見栄えが良好なディスプレイ支持什器を提供することを目的とする。
本発明によるディスプレイ支持什器は、基部から上方に立設された一対の支持部材を備えた什器本体の前面にディスプレイを取り付けてなるディスプレイ支持什器であって、支持部材の前面における上下方向に設けた複数の取り付け部と、前記支持部材の間を閉塞するように前記支持部材の前面と裏面に取り付けることで内部に前記ディスプレイの配線を挿通させる配線挿通空間が形成された複数のパネル体と、前記ディスプレイの配線を接続すると共に前記複数の取り付け部のいずれかに選択的に取り付けるコンセントユニットと、を備え、上下の前記複数のパネル体の間に前記配線挿通空間に連通する複数の開口部が所定間隔で形成され、前記複数の開口部のいずれかの前方に前記コンセントユニットを選択的に設けたことを特徴とする。
本発明によるディスプレイ支持什器によれば、支持部材におけるコンセントユニットの取り付け部を上下方向に複数設けているから、ディスプレイの高さや長さ、或いは棚板や別テーブル等の他の部材や電子機器等との位置関係で、使用しやすい高さの取り付け部を選択してコンセントユニットを装着できるため、コンセントユニットとディスプレイや他の電子機器等との配線の接続が容易である上に、支持部材への配線の設置作業を容易に行うことができる。
また、一対の支持部材の間の前面と裏面に複数のパネル体を上下に互いに離間させて取り付けることによってパネル体間に配線挿通空間を形成したため、配線挿通空間を簡易に構成することができる。しかも、上下のパネル体の間に形成した開口部を通して配線を配線挿通空間内に容易に設置することができる。また、パネル体を取り外すことによって配線時の作業空間を大きく確保することができて、配線作業における作業性を良好にすることができる。
しかも、複数の取り付け部に配線挿通空間に連通する開口部を設けたことで、いずれかの取り付け部にコンセントユニットを取り付けた場合に、コンセントユニットの配線を開口部を通して配線挿通空間に配設できるため、配線設置の作業性が良く、しかもコンセントユニットの配線が外部に露出しないので外観の見栄えがよい。
また、支持部材には上下方向に所定間隔をおいて複数の係止孔を形成し、コンセントユニットに設けた係止爪部を係止孔のいずれかに係合させることで、支持部材の取り付け部にコンセントユニットを取り付けるようにしてもよい。
複数の取り付け部のいずれかを選択してコンセントユニットを取り付ける際、支持部材に形成した複数の係止孔のいずれかに取り付け部を通してコンセントユニットの係止爪部を係合させて取り付けることができるので、取り付け作業が容易である。そして、コンセントユニットの高さの変更を容易に行え、簡単な構成で確実にコンセントユニットを支持部材に取り付けることができる。
本発明によるディスプレイ支持什器によれば、支持部材におけるコンセントユニットの取り付け部を上下方向に複数設けているから、ディスプレイの高さや長さ、或いは棚板や別テーブル等の他の部材や電子機器等との位置関係で、使用しやすい高さの取り付け部を選択して所望の位置にコンセントユニットを装着できる。そのため、コンセントユニットとディスプレイや他の電子機器等との配線の接続が容易で作業性が良くなり、什器としての使い勝手を良好にすることができる。
本発明の実施形態によるディスプレイスタンドの正面図である。 図1に示すディスプレイスタンドの側面図である。 ディスプレイスタンドからディスプレイとコンセントユニットと棚板を取り外した支持スタンドと、閉塞パネルを分離した正面図である。 図3に示す支持スタンドの側面図である。 支柱へのコンセントユニットの取り付け構造を水平断面で示すディスプレイスタンドの要部平面図である。 図5に示す支柱へのコンセントユニットの取り付け構造を示す部分拡大断面図である。 図1に示すディスプレイスタンドの閉塞パネル間の開口部にコンセントユニットを設置した構成を示す要部拡大図である。 コンセントユニットを示すものであり、(a)は平面図、(b)は正面図である。 コンセントユニットを補助支柱に取り付けた状態を示す部分縦断面図である。 第一変形例によるコンセントユニットの補助支柱への取り付け構造を示す説明図である。 第二変形例によるコンセントユニットの補助支柱への取り付け構造を示す説明図である。
以下、本発明の実施形態によるディスプレイスタンド1を、図1から図9を参照して説明する。
本実施形態によるディスプレイスタンド1は、オフィスや公共施設の執務室や会議室等で用いられるものである。図1から図5に示すディスプレイスタンド1において、床面上に設置される脚体2の上部には一対の支柱3が上方に向かって平行に配設されており、支柱3の上部と下部には梁部4a、4bが連結されている。支柱3は例えば断面角筒状に形成されており、その上部にはディスプレイ5が取り付けられ、その下方には棚板6が取り付けられている。
なお、本実施形態によるディスプレイスタンド1において、図1及び図2に示すディスプレイ5を取り付ける側の面を前面または表面といい、これに対向する側の面を裏面というものとする。
図1及び図5に示す脚体2は、例えば略V字状に湾曲形成された一対の脚部材2aが連結部材2bによって連結されており、各脚部材2aに支柱3がそれぞれ立設されている。各脚部材2aの端部下端にはキャスターが設置され、支柱3の裏面側下端の脚体2上に配線収容箱が設けられている。
また、図3において、対向する一対の支柱3の前面(及び対向する裏面)にはディスプレイ5を取り付けるための係止孔として第一スリット3aがその上部に所定間隔で上下方向に配設されている。ディスプレイ5の裏面側に設けたブラケット7には第一スリット3aに取り付けるための係止爪部7aが設けられている。
一対の支柱3の内面には、図3及び図6に示すように、断面コの字状の補助支柱8がねじ等で支柱3に固定されている。補助支柱8も支柱3と同様な長さに設定されている。
そして、対向する補助支柱8には閉塞パネル9が所定間隔を開けて上下方向に複数枚取り付けられており、本実施形態では4枚の閉塞パネル9がそれぞれ間隙を開けて上下方向に配設されている。閉塞パネル9間の間隙を開口部10という。閉塞パネル9は補助支柱8の前面側だけでなく裏面側にも同様に配設されている。そして、前面と裏面の閉塞パネル9間にはディスプレイ5等の配線を挿通させる配線挿通空間13が上下方向に形成され、この配線挿通空間13は前面と裏面に設けた複数の開口部10に連通している。
また、図7に示すように、複数形成された開口部10の1つには、コンセント11aやLANコネクタ11b等を配列させたコンセント部材11を備えたコンセントユニット12が取り付けられている。
そして、補助支柱8には、図3及び図6に示すように断面コの字状の前面側に係止孔14と第二スリット15が形成され、上下方向に複数配列されている。係止孔14はスリット状であり、コンセントユニット12を取り付けるものであって例えば補助支柱8の外側に配設されている。第二スリット15は閉塞パネル9を取り付ける係止孔を構成するものであり、補助支柱8の例えば内側に配設されている。しかも、これら係止孔14と第二スリット15は補助支柱8の前面と裏面に対称に形成されており、閉塞パネル9だけでなく、コンセントユニット12も前面と裏面に取り付け可能である。
また、係止孔14の間隔は第二スリット15より短く且つ例えば等間隔であり、コンセントユニット12は開口部10だけでなく閉塞パネル9の上にも取り付け可能である。一方、第二スリット15は、閉塞パネル9の大きさに応じて例えば四隅に設けた係止爪9aを取り付け可能に設置されていればよく(図6、図9参照)、本実施形態では各閉塞パネル9の長さの違いに応じて不等間隔に形成されている。
また、ディスプレイスタンド1において、棚板(天板)6は、例えばディスプレイ5を操作するためのパソコンやリモコンやDVDプレーヤー等を載置するためのものである。棚板6は、一対の補助支柱8の係止孔14に取り付ける係止爪部17aを備えた一対のブラケット17と、ブラケット17の上に載置されたテーブル18とを備えている。
次にコンセントユニット12の構成と補助支柱8への取り付け構造について図7から図9により説明する。
コンセントユニット12は例えば略直方体形状を有しており、上述のようにディスプレイ5やパソコン等の配線のプラグや端子等を差し込むコンセント11aやLANコネクタ11b等を前面に配列させたコンセント部材11と、コンセント部材11を支持して補助支柱8の係止孔14に選択的に取り付けできるブラケット20とを有している。
ブラケット20は、コンセント部材11を支える底部20aと、コンセント部材11の両側面11cに対向する両側部20bと、各側部20bから略L字形状に曲げられていて先端部を係止孔14に差し込んで係止させるための係止爪部20cとを有している。そして、ブラケット20の底部20aと側部20bで支持されたコンセント部材11は係止爪部20cによって閉塞パネル9や支柱3より前方(外側)に突出して支持されている。
図9を中心にコンセント部材11の両側面11cとブラケット20との係合構造の一例について説明すると、コンセント部材11の各側面11cには裏面側の一端から前面側に延びて途中で止まる2条の保持溝21が形成され、保持溝21の間の前面側には首振り部材22aで弾性が付与された凸部22が舌片状に突出して形成されている。コンセント部材11の側面11cに対向するブラケット20の側部20bには貫通孔24が形成され、この貫通孔24の上下部には保持溝21に嵌入して相対摺動可能な一対の凸片25が形成され、貫通孔24の先端縁部24aには凸部22が係合可能としている。
そのため、ブラケット20の両側部20b間にコンセント部材11を配設してその裏面側を水平方向に挿入し、保持溝21に凸片25を挿入して保持溝21の突き当りまでコンセント部材11を押し込む。すると、コンセント部材11の凸部22が両側部20bに押されて弾性変形した後、貫通孔24に落ち込み、凸片25の保持溝21への突き当り位置で貫通孔24の先端縁部24aに当接して停止する。これによって、コンセント部材11はブラケット20の両側部20b間に係止保持される。
コンセント部材11を取り外すには、舌片状の凸部22をコンセント部材11の内側に変形させることで貫通孔24の先端縁部24aとの係合を解除することができる。これによって、コンセント部材11をブラケット20から取り外すことができる。
また、図9において、ブラケット20の両側部20bにそれぞれ設けた係止爪部20cは、上下方向に突出する第一係止爪20caと下方に突出する第二係止爪20cbとを有している。コンセントユニット12における第一係止爪20caの上向き爪を補助支柱8の係止孔14内に挿入し、第一係止爪20caの上向き爪を係止孔14の上縁に係止させつつブラケット20を下方に向かって水平位置まで回転させて、第一係止爪20ca全体と第二係止爪20cbとをそれぞれ係止孔14内に挿入し、第一係止爪20caの下向き爪と第二係止爪20cbを係止孔14の下縁に係止させる。
これによって、コンセントユニット12を補助支柱8に略直交させて係止保持できる。
なお、コンセントユニット12のブラケット20の係止爪部20cの構成はディスプレイ5のブラケット7の係止爪部7aや棚板6のブラケット17の係止爪部17aにも用いられており、同様に第一スリット3aや係止孔14に係合させている。
本実施形態によるディスプレイスタンド1は上述の構成を備えており、次にディスプレイスタンド1の使用方法について説明する。
本実施形態によるディスプレイスタンド1では、コンセントユニット12をディスプレイ5の下側で棚板6の上側に設置する。その際、図7に示すように、コンセントユニット12は上下方向に配設された複数の閉塞パネル9の間の複数の開口部10のいずれかを選択して設置できる。また、コンセントユニット12は開口部10だけでなく閉塞パネル9の上面に設置してもよい。
コンセントユニット12の設置に際し、係止爪部20cの第一係止爪20caの上向き爪を補助支柱8の係止孔14内に挿入し、第一係止爪20caの上向き爪を係止孔14の上縁に係止させつつブラケット20を下方に向かって水平位置まで回転させて、第一係止爪20ca全体と第二係止爪20cbとをそれぞれ係止孔14内に挿入し、第一係止爪20caの下向き爪と第二係止爪20cbを係止孔14の下縁に係止させることができる。
そして、ディスプレイ5の配線は表裏面の閉塞パネル9間の配線挿通空間13内を通して、コンセントユニット12を設置した開口部10の上方の開口部10から前面に配線を出してコンセント部材11のコンセント11aやLANコネクタ11b等に接続できる。その際、コンセントユニット12は閉塞パネル9の前方に突出しているため、ディスプレイ5の下側に設置されていてもディスプレイ5が邪魔にならず、容易に差し込みできる。
また、棚板6にDVDプレーヤーやパソコン等を設置した場合でも、配線をその上方に位置するコンセントユニット12のコンセント部材11のコンセント11aやLANコネクタ11b等に容易に接続できる。この状態で、作業者はディスプレイ5の表示画像等を説明する。
また、ディスプレイスタンド1をオフィスや公共施設等の執務室や会議室等で使用する場合、棚板6とは別にテーブル等を近傍に引き寄せて物品や資料等を載置して使用する場合がある。このような場合、棚板6やコンセントユニット12を別テーブルの上側に位置させて使用することが好ましい。その場合、棚板6の使用に便利であり、別テーブルに電子機器等を載置してディスプレイ5等と関連して使用する場合でも、コンセントユニット12に電子機器の配線を接続することができて便利である。
上述のように、本実施形態によるディスプレイスタンド1によれば、開口部10はディスプレイスタンド1の上下方向に間隔を開けて複数配設したため、任意の開口部10にコンセントユニット12を装着することができる。この場合、いずれかの開口部10にコンセントユニット12を装着すれば、その配線を開口部10を通して配線挿通空間13内に延ばして収納できて外部から見えにくいので外観上の見栄えが良い。
また、コンセントユニット12は開口部10に限らず、閉塞パネル9上に重なる任意の高さ位置でも係止孔14に取り付けることができ、コンセントユニット12の設置高さの変更を容易に行える。
また、ディスプレイ5の下方位置に配設したコンセントユニット12を、ディスプレイスタンド1の支柱3や閉塞パネル9等の什器本体の前面から前方に突出させて配設したため、コンセントユニット12のコンセント11aやLANコネクタ11b等に配線のプラグやLAN配線の端子を装着する際に上部のディスプレイ5が影になったり邪魔になったりせず、装着時の作業性が良好である。
また、同様に棚板6の上側や下側にコンセントユニット12を配設した場合でも、コンセントユニット12が前方に突出しているために電子機器の配線のプラグやLAN端子等の装着が容易である。
しかも、ディスプレイスタンド1の表裏面に閉塞パネル9間の配線挿通空間13に連通する開口部10を設けたため、ディスプレイ5や棚板6上の電子機器の配線を前方から開口部10を通して配線挿通空間13内に収納して延設することができて、配線の設置作業が容易である上に、敷設後の外観上の見栄えが良好である。
また、補助支柱8に所定間隔で上下方向に複数の係止孔14を設けて、コンセントユニット12の第一係止爪20caの上向き爪を補助支柱8の係止孔14内に挿入し、第一係止爪20caの上向き爪を係止孔14の上縁に係止させつつブラケット20を下方に向かって水平位置まで回転させて、第一係止爪20ca全体と第二係止爪20cbとをそれぞれ係止孔14内に挿入し、第一係止爪20caの下向き爪と第二係止爪20cbを係止孔14の下縁に係止させることができる。そのため、簡単な構成でありながら、確実にコンセントユニット12を補助支柱8の複数の係止孔14のいずれかに選択的に取り付けることができる。
しかも、配線のプラグや端子等をコンセント11aやLANコネクタ11b等の差込口から抜く際に、コンセント部材11やコンセントユニット12が外れることはない。
また、コンセントユニット12は支柱3と閉塞パネル9の間に係止爪部20cを挿入して係止孔14に取り付ける構成であるため、外観上、コンセントユニット12のブラケット20の係止爪部20cの各係止爪20ca,20cbが観察者から目視し難く、この点でもディスプレイスタンド1の見栄えが良い。
なお、本発明は上述の実施形態によるディスプレイスタンド1に限定されることはなく、本発明の要旨を変更しない範囲で適宜の変更や置換等が可能であり、これらはいずれも本発明に含まれる。以下に、本発明の変形例等について説明するが、上述した実施形態と同一または同様な部品や部材等には同一の符号を用いて説明を行う。
次に、本発明の実施形態のディスプレイスタンド1の変形例について図10及び図11により説明する。
図10は第一変形例によるコンセントユニット12を示すものである。このコンセントユニット12では、補助支柱8の係止孔14に取り付けられたブラケット20において、対向する側部20bとコンセント部材11の側面11cとを連結する回転軸28を着脱可能に設け、これによってコンセント部材11は回転軸28を中心に角度θの範囲で上下に回動して傾斜保持可能とされている。なお、ブラケット20に対するコンセント部材11の俯仰角を調整する機構は他の公知の機構を適宜採用できる。
そして、回転軸28の前方において、対向する側部20bとコンセント部材11の側面11cとの一方、例えば側面11cに凸部33を設け、他方の対向する側部20bに凸部33を回動可能に支持するガイド溝32を所定角度θの範囲に設けた。そして、凸部33とガイド溝32を互いに押圧することで、コンセント部材11を任意の角度位置で係止させる。なお、ガイド溝32に凸部33を適宜位置で係止させる凹部を複数設けてもよい。
これによって、本第一変形例によるコンセントユニット12は、ブラケット20に対してコンセント部材11をガイド溝32の範囲内で任意の角度の仰角と伏角と水平角で固定できる。
本第一変形例によるコンセントユニット12によれば、コンセントユニット12を支柱3や閉塞パネル9の前方に突出させるだけでなく、コンセント部材11に上向きの仰角を設定すれば、ディスプレイ5の配線のプラグを一層容易にコンセント部材11に装着できる。また、棚板6の上側にコンセントユニット12を設置した場合、コンセント部材11を下向きに伏せ角を設定すれば、棚板6に設置した電子機器の配線のプラグを一層容易にコンセント部材11に装着できる。
また、図11は第二変形例によるコンセントユニット12を示すものである。
このコンセントユニット12では、ブラケット20において、対向する側部20bとコンセント部材11の側面11cとの一方に水平方向に延びるガイド溝35を設け、他方にはガイド溝35に沿って進退可能な凸部36を嵌合させて、ガイド溝35に沿って摺動可能とし、凸部36はガイド溝35の長手方向の両端の位置または任意の位置で係止するように設定した。これによって、ブラケット20に対してコンセント部材11を水平方向に進退させて適宜の突出位置で保持することができる。なお、凸部36を保持すべきガイド溝35の適宜位置に凹部を形成させて係止させるようにしてもよい。
また、上述した各変形例において、ブラケット20に対するコンセント部材11の揺動位置や進退位置を選択または調整する機構は、他の適宜の公知の機構を採用できる。
上述した実施形態では、コンセント部材11をブラケット20に取り付けた状態で、支柱3や閉塞パネル9の前方に突出させる構成を得られるが、本第二変形例によるコンセントユニット12によれば、コンセント部材11を更にその前方に突出させることができるため、ディスプレイ5や棚板6上の電子機器の突出位置に応じて、配線のプラグやLANコネクタ等を一層接続しやすくなる。
また、他の変形例としてコンセントユニット12を補助支柱8に沿って上下方向に摺動可能に設置してもよく、この場合には補助支柱8には係止孔14に代えてガイド溝を設け、コンセントユニット12のブラケット20にガイド溝に沿って摺動可能なスライド部材と、適宜位置でブラケット20を補助支柱8に固定する押圧ボルト等を設ければよい。
なお、本実施形態によるディスプレイスタンド1では、各一対の支柱3と補助支柱8とで支持部材を構成するものとし、ディスプレイ5を支柱3の第一スリット3aに取り付け、閉塞パネル9とコンセントユニット12を補助支柱8の係止孔14及び第二スリット15を取り付けるようにした。
しかし、支持部材は、支柱3と補助支柱8の一方の部材で構成してもよく、この場合、支柱3または補助支柱8に各第一スリット3a、係止孔14、第二スリット15を上下方向に配列して形成し、ディスプレイ5、コンセントユニット12、閉塞パネル9をそれぞれ取り付けるようにしてもよい。
また、開口部10を形成する閉塞パネル9の数は4枚に限らず、適宜の複数枚を設置でき、上下の閉塞パネル9の間には配線挿通空間13に連通する開口部10を必要に応じて適宜設置すればよい。また、棚板6は必ずしも取り付ける必要はない。
また、本発明において、本実施形態や変形例によるディスプレイスタンド1はディスプレイ支持什器を構成する。脚体2は基部を構成し、閉塞パネル9はパネル体を構成する。また、コンセントユニット12は、コンセント部材11とブラケット20を設けた構成に代えて、コンセント部材11の裏面または側面11cに係止爪部20cを固定して構成してもよい。
また、係止爪部20cは必ずしもL字状に形成する必要はなく、ストレート板等、適宜の形状を採用できる。
更に、上述した実施形態や各変形例では、コンセントユニット12は支柱3や閉塞パネル9等の什器本体より前方に突出するように構成したが、必ずしも突出する必要はなく、開口部10に閉塞パネル9と略面一に露出する程度に設置してもよい。
1 ディスプレイスタンド
2 脚体
3 支柱
3a 第一スリット
5 ディスプレイ
6 棚板
8 補助支柱
9 閉塞パネル
10 開口部
11 コンセント部材
12 コンセントユニット
14 係止孔
15 第二スリット
20 ブラケット
20c 係止爪部
20ca 第一係止爪
20cb 第二係止爪

Claims (2)

  1. 基部から上方に立設された一対の支持部材を備えた什器本体の前面にディスプレイを取り付けてなるディスプレイ支持什器であって、
    前記支持部材の前面における上下方向に設けた複数の取り付け部と、
    前記支持部材の間を閉塞するように前記支持部材の前面と裏面に取り付けることで内部に前記ディスプレイの配線を挿通させる配線挿通空間が形成された複数のパネル体と、
    前記ディスプレイの配線を接続すると共に前記複数の取り付け部のいずれかに選択的に取り付けるコンセントユニットと、を備え
    上下の前記複数のパネル体の間に前記配線挿通空間に連通する複数の開口部が所定間隔で形成され、前記複数の開口部のいずれかの前方に前記コンセントユニットを選択的に設けたことを特徴とするディスプレイ支持什器。
  2. 前記支持部材には上下方向に所定間隔をおいて複数の係止孔を形成し、
    前記コンセントユニットに設けた係止爪部を前記係止孔のいずれかに係合させることで、前記支持部材の取り付け部に前記コンセントユニットを取り付けるようにした請求項1に記載されたディスプレイ支持什器。
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