JP6477740B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
ずれ量のみが前記許容範囲を超える場合に,当該画像形成部によって形成されたマークを検出した際の,前記一方端センサの当該マークの受光結果と,前記他方端センサの当該マークの受光結果との少なくとも一方を算出し,相対ずれ量が前記許容範囲を超える原因となった前記画像形成部の部分を特定するための画像形成部許容範囲を受光結果が超えるときには,受光結果が前記画像形成部許容範囲を超えるセンサ側の部分に画像形成部のエラー箇所があることを報知するとよい。1つの画像形成部のエラーと限定された場合,さらにその画像形成部について個々のセンサの受光結果が画像形成部許容範囲を超えるか否かを調べることで,画像形成部のエラーが搬送体の搬送方向に対してどちらの側であるかを特定できる。そのため,より詳細なエラー内容をユーザが認識できる。画像形成部許容範囲は,例えば,許容範囲の0.7倍程度とすることで,熱膨張の影響を低減しつつどちらか一方のセンサのエラーを報知できる。
実施の形態にかかるMFP100は,図1に示すように,CPU31と,ROM32と,RAM33と,NVRAM(不揮発性RAM)34とを備えた制御部30を備えている。また,制御部30は,用紙に画像を形成する画像形成部10と,原稿の画像を読み取る画像読取部20と,動作状況の表示やユーザによる入力操作の受付を行う操作パネル40と,ネットワークI/F36と,FAXI/F37とに電気的に接続されている。
続いて,MFP100の画像形成部10の構成について,図2を参照しつつ説明する。MFP100の画像形成部10は,電子写真方式であり,カラー画像の形成が可能なものである。なお,画像形成部10の上方には,画像読取部20が配置されている。
する方向,つまり搬送ベルト7の幅方向が主走査方向である。
MFP100は,さらに,図2に示すように,マークセンサ61を備えている。マークセンサ61は,搬送ベルト7の進行方向について,定着装置8より下流側でプロセス部5より上流側に設けられている。マークセンサ61は,図3に示すように,左側のセンサ62Lと右側のセンサ62Rとが,互いに固定されて構成されている。
Rによる2本のマーク64の検出タイミング,または,センサごとのその検出タイミングの間隔が,その色のマーク64の受光結果に相当する。
TD = |TL − TR|
つまり,MFP100は,搬送ベルト7に形成させた主走査方向の位置ずれ検出用のマーク64をマークセンサ61によって検出する。そして,MFP100は,センサ62Lによる受光結果である間隔TLと,センサ62Rによる受光結果である間隔TRと,の差分である相対ずれ量TDを算出する。
次に,MFP100のCPU31において実行されるエラー検出処理について説明する。本処理は,色ずれ補正処理の実行時に並行して行われる処理であり,色ずれ補正処理の処理開始を契機に実行される。なお,色ずれ補正処理は,主電源ON時,プロセス部の交換後,ユーザによる指示を受けたときなどに実施される。まず,色ずれ補正およびエラー検出処理の手順について,図7を参照して説明する。
マーク64についての検出結果をCPU31に送信する。
次に,図7のS105にて実行されるエラー判断処理について説明する。エラー判断処理は,単色のプロセス部5について行う場合と,複数色のプロセス部5について行う場合とで異なる。まず,図8を参照して,単色のプロセス部5についてエラーの有無を判断するエラー判断処理について説明する。
ΔT = |TD − TDs|
る範囲は異なっていてもよい。例えば,定着装置8に最も近い位置に配置されるプロセス部50Yは,他のプロセス部50K,50C,50Mに比較して,定着処理時の熱の影響を受けやすい。そこで,イエローのプロセス部50Yにおける閾値Taを,他色の閾値Taより大きい値とする。また,マークセンサ61からの距離が遠いプロセス部ほど,閾値を大きい値としてもよい。
次に,図9を参照して,複数色のプロセス部50K,50C,50M,50Yにおいて行うエラー判断処理について説明する。本処理は,図8に示した単色のエラー判断処理に代えて,図7のS105にて実行される。
次に,図9のS313において実行されるセンサ部エラー判断処理について,図10のフローチャートを参照して説明する。この処理は,今回の相対ずれ量TDと初期の相対ずれ量TDsとの差分ΔTが,全色ともに,閾値Taを超えて大きい場合に実行される。
ΔTL = |TL − TLs|
次に,図9のS317において実行されるプロセス部エラー判断処理について,図11のフローチャートを参照して説明する。この処理は,今回の相対ずれ量TDと初期の相対ずれ量TDsとの差分ΔTが,1色のみで,閾値Taを超えて大きい場合に実行される。つまり,以下の処理は,図9のS315において差分ΔTが閾値Taを超えていると判断された色のプロセス部のみについて実行される。
り,エラー報知を行う(S109)。
本形態のMFP100は,LED露光方式に代えて,レーザ露光方式を採用できる。ただし,レーザ露光方式では,光偏光部を有しているので,画像の主走査方向への拡縮は,LED露光方式よりは発生する可能性が高い。また,光路長が長いので熱の影響を受けやすい。そこで,レーザ露光方式の画像形成装置では,前述の各判断において,今回の相対ずれ量を,工場出荷前の初期の相対ずれ量と比較する代わりに,前回検出時の相対ずれ量と比較するとよい。レーザ露光方式における主走査方向のずれは,少しずつ進行することが多いので,前回の値と比較することにより,むやみにエラーと判断することは防止される。
例えば,MFPに限らず,複写機,スキャナ,FAX等,画像形成機能を備えるものであれば適用可能である。
7 搬送ベルト
8 定着装置
31 CPU
34 NVRAM
50K,50C,50M,50Y プロセス部
53 露光部
61 マークセンサ
62L,62R センサ
64 マーク
73,74 ベルトローラ
Claims (7)
- 画像を担持する担持体と,
前記担持体上に画像を形成する複数の画像形成部と,
前記担持体を移動させることにより,前記画像形成部にて形成された画像を搬送する搬送体と,
前記担持体の進行方向である副走査方向に対して直交する方向である主走査方向の,一方端側に搬送される画像を検出するセンサである一方端センサと,前記主走査方向の,前記一方端側と反対側の他方端側に搬送される画像を検出するセンサである他方端センサとを含むマークセンサと,
制御部と,
を備え,
前記複数の画像形成部は,第1の画像形成部と,第2の画像形成部と,第3の画像形成部と,第4の画像形成部と,を含み,
前記制御部は,
全ての前記画像形成部に対して,
前記副走査方向とは異なる第1方向に沿って延びる第1のマークと,前記副走査方向及び前記第1方向とは異なる第2方向に沿って延びる第2のマークとを,前記担持体上の前記一方端センサが画像を検出する領域に形成させ,前記第1の画像形成部に,前記第1方向に沿って延びる第3のマークと,前記第2方向に沿って延びる第4のマークとを,前記担持体上の前記他方端センサが画像を検出する領域に形成させる形成処理と,
前記一方端センサが前記第1のマークを検出したタイミングと前記第2のマークを検出したタイミングとの間隔である第1間隔を算出し,
前記他方端センサが前記第3のマークを検出したタイミングと前記第4のマークを検出したタイミングとの間隔である第2間隔を算出し,
前記第1間隔と前記第2間隔との差分を算出する算出処理と,
前記算出処理によって算出された前記差分が許容範囲を超える場合に,エラーを報知する報知処理と,
を実行し,
前記第1の画像形成部と前記第2の画像形成部における前記差分の両方が前記許容範囲外となり,且つ,前記第3の画像形成部と前記第4の画像形成部における前記差分の両方が前記許容範囲内にある場合に,前記報知処理にて,前記エラーを要因不明のエラーとして報知することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1に記載する画像形成装置において,
前記制御部は,全ての前記画像形成部における前記差分が前記許容範囲外となった場合に,前記報知処理にて,前記マークセンサのエラーを報知することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1または請求項2に記載する画像形成装置において,
前記制御部は,全ての前記画像形成部のうち,いずれか1つの前記画像形成部における前記差分が前記許容範囲外となった場合に,前記報知処理にて,前記差分が前記許容範囲を超えた画像形成部のエラーを報知することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1から請求項3のいずれか1つに記載する画像形成装置において,
前記制御部は,基準値と,前記基準値からの最大乖離量である閾値とを前記複数の画像形成部ごとに記憶する記憶部を備え,
前記制御部は,前記記憶部に記憶された前記基準値と前記閾値とに基づいて前記許容範囲を決定することを特徴とする画像形成装置。 - 画像を担持する担持体と,
前記担持体上に画像を形成する複数の画像形成部と,
前記担持体を移動させることにより,前記画像形成部にて形成された画像を搬送する搬送体と,
前記担持体の進行方向である副走査方向に対して直交する方向である主走査方向の,一方端側に搬送される画像を検出するセンサである一方端センサと,
前記主走査方向の,前記一方端側と反対側の他方端側に搬送される画像を検出するセンサである他方端センサと,
制御部と,
を備え,
前記複数の画像形成部は,第1の画像形成部と,第2の画像形成部と,第3の画像形成部と,第4の画像形成部と,を含み,
前記制御部は,
全ての前記画像形成部に対して,
前記複数の画像形成部のうち,前記第1の画像形成部に,前記副走査方向とは異なる第1方向に沿って延びる第1のマークと,前記副走査方向及び前記第1方向とは異なる第2方向に沿って延びる第2のマークとを,前記担持体上の前記一方端センサが画像を検出する領域に形成させ,前記第1の画像形成部に,前記第1方向に沿って延びる第3のマークと,前記第2方向に沿って延びる第4のマークとを,前記担持体上の前記他方端センサが画像を検出する領域に形成させる形成処理と,
前記一方端センサが前記第1のマークを検出したタイミングと前記第2のマークを検出したタイミングとの間隔である第1間隔を算出し,
前記他方端センサが前記第3のマークを検出したタイミングと前記第4のマークを検出したタイミングとの間隔である第2間隔を算出し,
前記第1間隔と前記第2間隔との差分を算出する算出処理と,
前記算出処理によって算出された前記差分が許容範囲を超える場合に,エラーを報知する報知処理と,
を実行し,
前記制御部は,基準値と,前記基準値からの最大乖離量である閾値とを前記複数の画像形成部ごとに記憶する記憶部を備え,
前記制御部は,前記記憶部に記憶された前記基準値と前記閾値とに基づいて前記許容範囲を決定し,
前記画像形成部ごとに算出された前記差分のうち,全ての前記差分が前記許容範囲外となり,且つ,前記第1の画像形成部における前記差分と前記基準値との差である第1値と,前記第2の画像形成部における前記差分と前記基準値との差である第2値との差が所定以上である場合に,前記報知処理にて,前記エラーを要因不明のエラーとして報知することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項4または請求項5に記載する画像形成装置において,
前記記憶部は,工場出荷前に前記算出処理によって算出された前記差分を,前記基準値として記憶することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項4から請求項6のいずれか1つに記載する画像形成装置において,
前記記憶部は,前記算出処理を実行する毎に,算出した前記差分を前記基準値として記憶することを特徴とする画像形成装置。
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