JP6018559B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、主に電子写真方式、静電記憶方式の複写機、プリンタ等の画像形成装置に関する。特に、画像形成装置に形成された各色の現像剤像の色味と位置の検知制御に関する。
複数の感光体を備えたカラー画像形成装置は、感光体の機械的取り付け誤差や、各色のレーザ光の光路長誤差や光路変化等により、各色の画像間の位置ずれが発生する。また、使用環境や印刷枚数等の諸条件によって各色の画像濃度が変動し、カラーバランス、つまり、色味が変動する。
そこで、画像形成装置においては、各色の画像間の位置ずれ補正と濃度補正を行っている。特許文献1は、中間転写ベルトに位置ずれ検出パターンと濃度検出パターンを形成し、位置ずれの検出及び補正と、濃度の検出及び補正を行なうことを提案している。特許文献1は、同一の検出部で、位置ずれ及び濃度検出パターンの検出を行うことで、装置の大型化及びコスト上昇を回避している。
また、特許文献2は、さらに、位置ずれ及び濃度検出パターンの両方を中間転写ベルトに形成し、同一シーケンスで両方の補正を行なうことで、補正にかかる時間の短縮を行うことを提案している。
特開平11-143171号公報 特開2001−166553号公報
従来技術では、同一シーケンスで位置ずれ及び濃度の補正を行うことで、補正制御の時間短縮を行っている。なお、このとき、中間転写ベルト上に、複数の位置ずれ検出パターンと濃度検出パターンを繰り返し形成することがある。これは、感光体や、中間転写ベルトを駆動するためのローラ等の偏心に起因する、これら感光体やローラ等の回転周期で生じる周期的なばらつきによる影響を避けるためである。ここで、同一シーケンスで位置ずれ及び濃度の補正を行うためには、これら検出パターンを中間転写ベルトの1周以内に収める必要がある。しかしながら、昨今の画像形成装置の小型化に伴い、中間転写ベルトの周長が短くなっており、短いパターン長であっても、位置ずれ及び濃度補正を精度よく行うことが求められている。
本発明は、短い検出パターンで、位置ずれ及び濃度補正を精度よく行う画像形成装置を提供するものである。
本発明の一側面によると、画像形成装置は、回転する像担持体と、前記像担持体に複数の色の現像剤像を形成するための複数の現像手段と、複数の色の現像剤像それぞれの濃度を検出するための検出パターンを検出する検出手段と、前記検出手段によって検出された前記検出パターンの検出結果に応じて濃度を補正する濃度補正手段と、前記像担持体の回転方向と直交する方向に対して同じ位置に、前記検出パターンとしての複数の濃度を含む濃度検出用パターンと前記濃度検出用パターンの位置を特定するための基準パターンを連続して形成させる際に、前記像担持体の回転による検出パターンの移動方向に対し、前記基準パターンと前記基準パターンに続いて形成される濃度検出用パターンの先端の現像剤像を同じ現像手段により形成させると選択することにより、前記基準パターンと前記基準パターンに続いて形成される濃度検出用パターンの間隔を所望の間隔とする制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、短い検出パターンで、位置ずれ及び濃度補正を精度よく行うことができる。
一実施形態による画像形成装置の画像形成部の構成図。 一実施形態による位置ずれ補正・濃度補正センサの構成図。 一実施形態による画像形成装置の構成図。 一実施形態による位置ずれ検出パターンと濃度検出パターンを示す図。 一実施形態による補正制御のフローチャート。 一実施形態による検出パターンの配置を示す図。 一実施形態による検出パターンの配置を示す図。 一実施形態による補正制御のフローチャート。 一実施形態による検出パターンの配置を示す図。
以下、本発明の例示的な実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の各図においては、実施形態の説明に必要ではない構成要素については図から省略する。
<第一実施形態>
図1は、本実施形態の画像形成装置の画像形成部の構成図である。図1において、参照符号にa、b、c、dの文字を付与している構成要素は、それぞれ、第1ステーション、第2ステーション、第3ステーション、第4ステーションの構成要素に対応する。なお、本実施形態において、第1ステーションから第4ステーションは、それぞれ、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の現像剤像であるトナー像を、像担持体である中間転写ベルト80に形成する画像形成ステーションである。なお、第1ステーションから第4ステーションは、現像剤であるトナーの色以外は同じで構成あり、以下の説明において色を区別する必要がない場合には、文字a、b、c、dを除いた参照符号を使用する。
帯電ローラ2は、矢印で示す方向に回転する感光体1に当接され、感光体1の表面を負極性に帯電する。露光部11は、画像信号に基づいて変調された走査ビーム12で感光体1を走査し、感光体1上に静電潜像を形成する。現像部8は対応する色のトナーを有し、現像ローラ4に印加された現像バイアスにより、感光体1の静電潜像をトナーで現像してトナー像を形成する。1次転写ローラ81は、トナーと逆極性(すなわち正極性)のDCバイアスを印加して、対応する感光体1のトナー像を中間転写ベルト80に転写する。さらに、クリーニング部3は、中間転写ベルト80に転写されず、感光体1上に残ったトナーをクリーニングする。本実施形態において、感光体1、現像部8、帯電ローラ2、クリーニング部3は、画像形成装置から着脱自在な一体型のプロセス・カートリッジ9となっている。
中間転写ベルト80は、その張架部材として二次転写対向ローラ86、駆動ローラ14、テンションローラ15の3本のローラにより支持されており、適当なテンションが維持されるようになっている。駆動ローラ14を駆動させることにより、中間転写ベルト80は感光体1に対して順方向に、図中の矢印の方向に回転して略同速度で移動する。第1ステーションから第4ステーションが、各色のトナー像を重ね合わせて中間転写ベルト80に転写することで、中間転写ベルト80にはカラー画像が形成される。中間転写ベルト80に転写されたトナー像は、二次転写ローラ82により搬送経路87を搬送される記録材に転写される。記録材に転写されたトナー像は、その後、図示しない定着部により記録材に定着される。本実施形態においては、第4ステーションの、中間転写ベルト80の搬送方向の下流側に、位置ずれ補正及び濃度補正のためのセンサ部60を設けている。
図2は、本実施形態によるセンサ部60の構成を示す図である。本実施形態のセンサ部60は、同一構成の2つのセンサ201及び202を備えている。ここで、センサ201は、中間転写ベルト80の表面の移動方向に直交する方向の一方の端部近傍に形成された検出パターンを検出するためのものであり、センサ202は、中間転写ベルト80の他方の端部近傍に形成された検出パターンを検出するためのものである。センサ201及び202は、それぞれ、中間転写ベルト80に向けて光を照射する発光素子203と、発光素子203が発光し、中間転写ベルト80の表面又はその表面に形成した検出パターンで反射した光を受光する受光素子204及び205を備えている。なお、受光素子204は、中間転写ベルト80の表面又は検出パターンで拡散反射した光を受光し、受光素子205は正反射した光を受光する様に設けられ、受光素子204及び205のそれぞれは受光量に応じた検出電圧を出力する。なお、図2においては2つのセンサを設けているが3つ以上設けてもよい。また、位置ずれの検出は、2つ以上のセンサを使用して行い、濃度の検出は1つ以上のセンサを使用して行う。
図3は、本実施形態における画像形成装置の構成図である。図3(A)に示す様に、コントローラ301は、ホストコンピュータ300及びエンジン制御部302と相互に通信が可能となっている。コントローラ301は、位置ずれ及び濃度の補正制御を実行する場合は、補正制御開始コマンドを、エンジン制御部302に出力する。CPU311は、インタフェース部310経由で補正制御開始コマンドを受信すると、画像制御部313に補正制御開始を指示する。画像制御部313は、補正制御開始の指示を受け取ると、図1に示す画像形成部を制御して、検出パターンを形成するための準備を行う。準備完了後、CPU311は、コントローラ301に、検出パターンに対応する画像信号の送信を要求する。コントローラ301は、CPU311からの要求に応じて画像信号をエンジン制御部302に出力する。
画像処理GA312は、コントローラ301から画像信号を受信すると、画像制御部313に画像形成データを送信し、画像制御部313は、画像形成データにより検出パターンを中間転写ベルト80に形成する様に画像形成部を制御する。その後、CPU311は、検出パターンの濃度に応じた電圧値をセンサ部60から取得する。CPU311は、取得したセンサ部60の検出電圧値により、形成した各色の検出パターンの濃度補正量と、主走査及び副走査方向それぞれについての各色の検出パターンの位置ずれ補正量を計算する。CPU311は、その後、計算した位置ずれ補正量及び濃度補正量を、インタフェース部310経由でコントローラ301に通知する。
図3(B)は、本実施形態におけるCPU311とセンサ部60のセンサ201との間の構成を示している。なお、CPU311とセンサ202との構成も同様である。CPU311は、そのI/Oポートから発光素子203に対し駆動信号を送信し、発光素子203の発光光量を制御する。拡散反射光の受光素子204は、受光量に対応する信号を、CPU311の2値変換回路及びA/Dポートにそれぞれ出力する。2値変換回路は、コンパレータを用いて、入力された電圧を2値化し、CPU311のI/Oポートに出力し、CPU311は、このI/Oポートに入力された信号の変化点を検出パターンの各色の境界として検出する。CPU311は、この検出した境界から位置ずれ補正量を計算する。また、正反射光の受光素子205は、受光量に対応する信号を、CPU311のA/Dポートに出力する。CPU311の各A/Dポートは、入力される拡散反射光量と、正反射光量に対応する信号をサンプリングして、図示しないCPU311に接続されている保存部に保存する。CPU311は、A/Dポートに入力された拡散反射光量に対応する信号と、正反射光量に対応する信号から濃度補正量を計算する。
図4は、本実施形態における検出パターンを示す図である。ここで、図4(A)は、位置ずれ検出パターン206を、図4(B)は濃度検出パターン207を示している。図4(A)に示す様に、位置ずれ検出パターン206は、イエロー(Y)のパッチ画像の上にブラック(K)のパッチ画像を形成した検出パターンと、マゼンダ(M)及びシアン(C)単独のパッチ画像を含んでいる。なお、イエローではなく、マゼンダやシアンのパッチ画像の上にブラックのパッチ画像を形成する形態とすることもできる。濃度検出パターン207は、各色の濃度を測定するための濃度測定パッチ401と、センサの反射特性の測定と、各色の濃度測定パッチ401の位置を特定するために使用する各色の基準パッチ400を含んでいる。なお、各色の濃度測定パッチ401は、複数の濃度のトナー像で構成される。なお、以下の説明において、位置ずれ検出パターン206のうち、イエロー、マゼンダ及びシアンの部分を、カラー領域と呼び、ブラックの部分をブラック領域と呼ぶものとする。
図5(A)は、位置ずれ補正制御のフローチャートである。位置ずれ補正制御の開始により、CPU311は、S10において、図4(A)に示す位置ずれ検出パターン206を中間転写ベルト80に形成する。S11において、センサ201及び202は、形成した位置ずれ検出パターン206を検出する。CPU311は、S12において、位置ずれ検出パターン206の検出位置に基づき、図4(A)ではイエローである基準色に対する、基準色以外の色の相対的な位置ずれ量を計算する。
また、図5(B)は、濃度補正制御のフローチャートである。濃度補正制御の開始により、CPU311は、S20において、図4(B)に示す濃度検出パターン207を中間転写ベルト80に形成する。CPU311は、S21において基準パッチ400を検出する。CPU311は、S22において、各色の基準パッチ400の検出位置から、対応する色の濃度測定パッチ401の濃度測定位置を決定する。同じ色の基準パッチ400と濃度測定パッチ401間の距離は、基準色に対する位置ずれ量に拘らずほぼ一定であるため、基準パッチ400に基づき濃度測定パッチ401の濃度測定位置を決定することで、位置ずれ量に拘らず精度よく濃度を測定することができる。CPU311は、S23において、決定した濃度測定位置における反射光のサンプリング値により、各色の濃度測定パッチ401の濃度の測定を行う。なお、後述する様に、同一シーケンスで位置ずれ補正制御及び濃度補正制御を行う場合、位置ずれ検出パターン206と濃度検出パターン207を連続して形成し、それぞれのパターンの検出と補正量を計算する。
本実施形態の位置ずれ検出パターン206及び濃度検出パターン207の配置の順番について図6を用いて説明する。図6(A)においては、位置ずれ検出パターン206を濃度検出パターン207の前側に配置し、図6(B)においては、濃度検出パターン207を位置ずれ検出パターン206の前側に配置している。なお、以下の説明において、前側とは、中間転写ベルト80の表面の移動方向において下流側、つまり、先にセンサ部60の検出領域に到達する側である。逆に、後側とは、中間転写ベルト80の移動方向の上流側である。
位置ずれ検出パターン206は、各色のパッチが、中間転写ベルト80の進行方向に対して斜めに形成されているため、センサ201又は202の主走査方向、つまり、中間転写ベルト80の移動方向に直交する方向の位置によって、検知区間が変化する。たとえば、図6(A)に示すセンサ位置#1では検知区間は最も短くなり、センサ位置#2では検知区間は最も長くなる。センサ201又は202の取り付け位置のばらつきや、位置ずれ検出パターン206の主走査方向のずれにより、位置ずれ検出パターン206に対する相対的なセンサ位置を事前に確定することは難しい。よって最長の場合を考慮して、位置ずれの検知区間を設定する必要がある。そのため、たとえ、センサが、図5(A)のセンサ位置#1であったとしても、符号500で示す検知区間が終了するまで、濃度検出パターン207を形成できないことになる。
したがって、本実施形態では、図6(B)に示す様に濃度検出パターン207(第2の検出パターン)を位置ずれ検出パターン206(第1の検出パターン)の前側に配置する。濃度検出パターン207のエッジは主走査方向と平行であるため、検知区間は、濃度検出パターン207とセンサ201、202の相対的な位置の変動の影響を受けない。よって、後続する位置ずれ検出パターン206の形成位置の決定においては、先行する濃度検出パターン207の検知区間の変動を考慮する必要はない。つまり、濃度検出パターン207と位置ずれ検出パターン206との間の間隔を狭くすることができ、全検知区間を短縮することができる。
続いて、色毎の位置ずれ変動を受けない検出パターンの配置について説明する。図7(A)は、先行する濃度検出パターン207の最初(先頭)のパッチ(シアン)と、最後のパッチ(ブラック)と、後続する位置ずれ検出パターン206の最初のパッチの色(イエロー)が異なる場合を示している。なお、最初、先頭、最後は、いずれも中間転写ベルト80の移動方向に対するものである。図7(A)の上段は、各色の位置ずれが生じていない場合であり、このときの濃度検出パターン207の検知区間は符号610で示す区間となり、位置ずれ検出パターン206の検知区間は符号611で示す区間となる。
但し、実際には、濃度検出パターン207の最初のパッチ(シアン)と、最後のパッチ(ブラック)には位置ずれが発生するため、その位置ずれΔKを考慮した検知区間612を確保する必要がある。よって、その分、位置ずれ検出パターン206の位置を後ろ側にずらす必要がある。同様に、濃度検出パターンの最初のパッチ(シアン)と、位置ずれ検出パターン206の最初のパッチ(イエロー)との間にも位置ずれが発生し得るため、その位置ずれ量ΔYを考慮して、位置ずれ検出パターン206を配置しなければならない。
つまり、図7(A)に示す位置ずれΔKと、ΔYが想定される最大値であっても、確実に検出パターンを検出できるように、後続する位置ずれ検出パターン206を配置しなければならない。
図7(B)は、本実施形態における濃度検出パターン207と、位置ずれ検出パターン206の配置を示している。図7(B)に示す様に、先行する濃度検出パターン207の最初のパッチ(イエロー)及び最後のパッチ(イエロー)と、後続する位置ずれ検出パターン206の最初及び最後のパッチ(イエロー)を総て同じ色としている。これにより、濃度検知区間の変動がなく、かつ、位置ずれ検知区間の開始位置の位置ずれによる変動を考慮する必要がなくなる。その結果、つまり、色毎の位置ずれ変動を受けないパターン配置が可能となるとともに、図7(A)のΔK及びΔYだけ検出パターンを短縮することができる。
なお、例えば、図7(A)の濃度検出パターン207の最初のパッチのみをイエローに変更することで、濃度検出パターン207と位置ずれ検出パターン206の間隔をΔYだけ減少させることができる。なお、これにより濃度検出パターン207の最初のパッチと、位置ずれ検出パターン206の最後のパッチの色が同じとなり、位置ずれ検出パターン206の最後のパッチの色ずれ量を考慮する必要がなくなる。これは、位置ずれ検出パターン206と濃度検出パターン207を連続して形成すると中間転写ベルト80の略一周に渡る場合に利点となる。また、図7(A)の濃度検出パターン207の最後のパッチのみをイエローに変更することで、濃度検出パターン207と位置ずれ検出パターン206の間隔を決定するパッチの色ずれ量を考慮する必要がなくなる。さらに、図7(A)の濃度検出パターン207の最後のパッチのみをシアンに変更することで、図7(K)のΔKのマージンを見込む必要がなくなる。つまり、濃度検出パターン207の最初のパッチの色と、濃度検出パターン207の最後のパッチ又は位置ずれ検出パターン206のいずれか一端のパッチの色を同じとする構成や、濃度検出パターン207の最後のパッチの色と、位置ずれ検出パターン206の最初のパッチの色を同じとする構成であれば良い。
図8は、本実施形態における位置ずれ及び濃度補正制御のフローチャートである。制御開始により、CPU311は、S30において濃度検出パターン207及び位置ずれ検出パターン206を、例えば、図7(B)に示す様に中間転写ベルト80に形成する。CPU311は、S31において基準パッチ400を検出する。CPU311は、S32において、各色の基準パッチ400の検出位置から、対応する色の濃度測定パッチ401の濃度測定位置を決定する。同じ色の基準パッチ400と濃度測定パッチ401間の距離は、当該色の位置ずれ量に拘らずほぼ一定であるため、基準パッチ400に基づき濃度測定パッチ401の濃度測定位置を決定することで、位置ずれ量に拘らず精度よく濃度を測定することができる。CPU311は、S33において、決定した濃度測定位置において、各色の濃度測定パッチ401の濃度の測定を行う。続いて、CPU311は、S34において、形成した位置ずれ検出パターン206を検出し、CPU311は、S35において、位置ずれ検出パターン206の検出位置に基づき、基準色に対する相対的な位置ずれ量を計算する。
以上の構成により、各検出パターン間の間隔を短くすることができ、よって、検出パターン全体の長さを短くすることができる。なお、上記実施形態では、濃度検出パターン207を位置ずれ検出パターン206の前側に形成し、さらに、濃度検出パターン207の先頭パッチ及び最後のパッチと、位置ずれ検出パターン206の先頭及び最後のパッチの色を同じとしていた。しかしながら、濃度検出パターン207を位置ずれ検出パターン206の前側に形成し色の配置順については任意とする形態であっても良い。これは、図6にて説明した様に検出パターン間の間隔を短くすることができるからである。
また、位置ずれ検出パターン206を濃度検出パターン207の前側に形成し、色の配置順を図7にて説明した様にする構成であっても良い。これは、図7の説明から明らかなように、検出パターンの配置順に拘らず、検出パターン間の間隔を短くできるからである。なお、位置ずれ検出パターン206及び濃度検出パターン207の組の形成数や、基準色をイエロー以外にする等、発明の趣旨に基づく様々な変更が可能である。
<第二実施形態>
以下、第二実施形態について、第一実施形態との相違点を中心に説明し、第一実施形態と同様の構成については説明を省略する。
図9は、本実施形態における濃度検出パターン207を説明するための図である。図9(A)は、各色の基準パッチ400を先に配置し、その後に、濃度測定パッチ401を配置した場合を示している。この場合、各色の基準パッチ400と、各色の濃度測定パッチ401は、隣接するパッチが異なる色で構成されているため、隣接する色の位置ずれを考慮する必要がある。例えば、イエローの基準パッチ400と、マゼンダの基準パッチについては、互いに近づく方向に位置ずれした場合にも検知可能となるように配置する必要がある。つまり、ΔYのイエローの位置ずれと、ΔMのマゼンダの色ずれが、互いに近づく方向に発生しても、イエロー及びマゼンダのパッチを検知できるように、イエロー及びマゼンダ間の距離を決定しなければならない。
図9(B)は、本実施形態における配置を示している。本実施形態は、各色の濃度測定パッチ401を、対応する基準パッチ400の直後に形成する。よって、イエローの基準パッチ400と、イエローの濃度測定パッチ401間では、相対的な位置ずれは発生せず、基準パッチ400と濃度測定パッチ401間の距離は変動しない。その結果、図9(A)のΔYとΔMの合計値に対応する距離だけ、検知区間を短縮することができる。他の色についても同様である。
以上、濃度検出パターン207の各パッチについて、色毎の位置ずれの変動をうけない配置について説明した。なお、上記実施形態では、総ての色について、同じ色の基準パッチ400と濃度測定パッチ401を続けて形成するものであったが、少なくも1つの色についてのみ行う形態であっても良い。また、本実施形態は、第一実施形態と組み合わせて使用することもできる。なお、上記各実施形態は例示であり、本発明の趣旨に基づいて種々の変更が可能であり、発明を限定するものではない。
<その他の実施形態>
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (7)

  1. 回転する像担持体と、
    前記像担持体に複数の色の現像剤像を形成するための複数の現像手段と、
    複数の色の現像剤像のそれぞれの濃度を検出するための検出パターンを検出する検出手段と、
    前記検出手段によって検出された前記検出パターンの検出結果に応じて濃度を補正する濃度補正手段と、
    前記像担持体の回転方向と直交する方向に対して同じ位置に、前記検出パターンとしての複数の濃度を含む濃度検出用パターンと前記濃度検出用パターンの位置を特定するための基準パターンを連続して形成させる際に、前記像担持体の回転による検出パターンの移動方向に対し、前記基準パターンと前記基準パターンに続いて形成される濃度検出用パターンの先端の現像剤像を同じ現像手段により形成させると選択することにより、前記基準パターンと前記基準パターンに続いて形成される濃度検出用パターンの間隔を所望の間隔とする制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 回転する像担持体と、
    前記像担持体に複数の色の現像剤像を形成するための複数の現像手段と、
    複数の色の現像剤像のそれぞれの濃度を検出するための検出パターンとしての複数の濃度を含む濃度検出用パターンと、前記濃度検出用パターンと所定間隔で形成される前記濃度検出用パターンの位置を特定するための基準パターンを検出する検出手段と、
    前記検出手段によって検出された前記検出パターンの検出結果に応じて濃度を補正する濃度補正手段と、
    前記像担持体の回転方向と直交する方向に対して同じ位置に、前記基準パターンと前記濃度検出用パターンを前記所定間隔で連続して形成させるために、前記像担持体の回転による検出パターンの移動方向に対し、前記基準パターンと前記基準パターンに続いて形成される濃度検出用パターンの先端の現像剤像を同じ現像手段により形成させる制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  3. 回転する像担持体と、
    前記像担持体に複数の色の現像剤像を形成するための複数の現像手段と、
    複数の色の現像剤像のそれぞれの濃度を検出するための検出パターンを検出する検出手段と、
    前記検出手段によって検出された前記検出パターンの検出結果に応じて濃度を補正する濃度補正手段と、
    前記像担持体の回転方向と直交する方向に対して同じ位置に、前記検出パターンとしての複数の濃度を含む濃度検出用パターンと前記濃度検出用パターンの位置を特定するための基準パターンを連続して形成させる際に、前記像担持体の回転による検出パターンの移動方向に対し、前記基準パターンと前記基準パターンに続いて形成される濃度検出用パターンの先端の現像剤像を同じ現像手段により形成させると選択することにより、前記基準パターンと前記濃度検出用パターンの先端の現像剤像を同じ現像手段により形成させる際の前記基準パターンと前記濃度検出用パターンの間隔を、前記濃度検出用パターンとして形成される複数のパッチのうち、異なる現像手段により形成させる2つのパッチの間隔より狭くさせる制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  4. 回転する像担持体と、
    前記像担持体に複数の色の現像剤像を形成するための複数の現像手段と、
    複数の色の現像剤像のそれぞれの濃度を検出するための検出パターンを検出する検出手段と、
    前記検出手段によって検出された前記検出パターンの検出結果に応じて濃度を補正する濃度補正手段と、
    前記像担持体の回転方向と直交する方向に対して同じ位置に、前記検出パターンとしての複数の濃度を含む濃度検出用パターンと前記濃度検出用パターンの位置を特定するための基準パターンを連続して形成させる際に、前記像担持体の回転による検出パターンの移動方向に対し、前記基準パターンと前記基準パターンに続いて形成される濃度検出用パターンの先端の現像剤像を同じ現像手段により形成させると選択することにより、前記基準パターンと前記濃度検出用パターンの先端の現像剤像を同じ現像手段により形成させる際の前記基準パターンと前記濃度検出用パターンの間隔を、前記基準パターンと前記濃度検出用パターンの先端の現像剤像を異なる現像手段により形成させる際の前記基準パターンと前記濃度検出用パターンの間隔より狭くさせる制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  5. 前記基準パターン及び前記検出パターンは、前記像担持体上に形成された未定着画像であることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記像担持体は中間転写ベルトであることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記現像手段によって感光体上に形成された現像剤像は前記像担持体に転写されることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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