JP6477500B2 - 三次元造形装置および三次元造形方法 - Google Patents

三次元造形装置および三次元造形方法 Download PDF

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Description

本発明は、次元造形装置よび三次元造形方法に関する。
微小な吐出ノズルを有するインクジェットヘッドから画像形成材料を微小な液滴として吐出することによって、二次元画像を形成するインクジェット方式の二次元画像形成装置(例えば、インクジェットプリンター)が知られている。このインクジェット方式では、他の印字方式と同様に、高画質、高精細に印字が行えるよう改良が行われている。また、インクジェット方式は、印字対象物にインクジェットヘッドが接触せずに印字することが可能であるため、当該印字対象物の幅が広く、多くの産業分野で使用されている。
また、三次元の立体物(以下、「三次元造形物」)を造形するインクジェット方式の三次元造形装置が知られている。三次元造形装置には、ラピッド・プロトタイピング(RP:Rapid Prototyping)と呼ばれる技術が使用されている。この技術は、1つの三次元造形物の表面を3角形の集まりとして記述したデータ(STL(Standard Triangulated Language)フォーマットのデータ)により、積層方向について薄く切った断面形状を計算し、その形状に従って各層を形成して三次元造形物を造形する技術である。また、三次元造形物を造形する手法としては、インクジェット方式の他に、溶融物堆積方式(FDM:Fused Deposition Molding)、インクジェットバインダ方式、光造形方式(SL:Stereo Lithography)、粉末焼結方式(SLS:Selective Laser Sintering)などが知られている。
インクジェット方式の三次元造形装置は、例えば、ステージに対してインクジェットヘッドから選択的に例えば光硬化性樹脂の造形材料(画像形成材料)を吐出する工程、その表面を平滑化する工程、および当該造形材料を硬化させる工程(光硬化性樹脂の場合は光照射工程)によって一層分の造形材料層(二次元画像)を形成し、この造形材料層を積層して三次元造形物を造形する。このような方式によれば、造形対象物の三次元形状に基づいて造形材料を微小な液滴(液滴径:数十[μm])として吐出することにより高精細な造形材料層が形成されるため、これを積層することにより高精細な三次元造形物を造形することができる。また、インクジェットヘッドとして、複数の吐出ノズルが配列され副走査を不要とする長さを有するインクジェットヘッド(いわゆるラインヘッド)を使用することによって、大きな三次元造形物であっても比較的短時間で造形できるように工夫がされている。
特許文献1には、複数の方向性を有するパターンを均一な品質で印刷するため、一方向に印刷する第1インクジェットヘッドと、当該一方向と交差する他方向に印刷する第2インクジェットヘッドとを備えるインクジェットプリンターが開示されている。また、特許文献2には、印刷面と平行な面において回転可能な回転部材をインクジェットヘッドに設けたインクジェットプリンターが記載されている。また、特許文献3には、インクジェット方式の三次元形成装置が記載されている。
特開2010−56522号公報 特開平5−96728号公報 特開平2−307732号公報
しかしながら、上述した二次元画像形成装置や三次元造形装置において二次元画像を形成する際、液滴の着弾位置にばらつき(ムラ)が生じ、ひいては形成された二次元画像の品質が低下するという問題があった。これにより、三次元造形物を造形する場合には、三次元造形物の品質の低下にもつながってしまう。液滴の着弾位置にばらつきが生じる理由は、インクジェットヘッドから吐出された液滴が印字対象物(造形ステージなど)に接触するまでに多くの外的要因が存在するためである。外的要因としては例えば、インクジェットヘッドの品質ムラ、吐出ノズルの詰まり具合、液滴の粘度のばらつき、インクジェットヘッドの移動方向、印字対象物とインクジェットヘッドとの相対位置関係などが挙げられる。
図1を参照し、上述した問題について具体的に説明する。図1は、複数の吐出ノズル10が列状に配列されたインクジェットヘッド12を図中X方向に移動させながら画像形成材料の液滴を吐出することによって、複数の線分(直線部)からなる五角形20(二次元画像)を形成する様子を示している。図1に示すように、インクジェットヘッド12は、吐出ノズル10の配列方向(図中Y方向)に直交する主走査方向(図中X方向)に移動することによって、1つの吐出ノズル10で線分Bを印字できるように配置されている。線分Bを印字する場合、使用される吐出ノズル10は1つであるため、図中Y方向に対する液滴のブレはほぼなく線分B全体の線幅は安定し、その結果、線分Bの再現性は高くなる。
一方、線分Aについては、インクジェットヘッド12が線分Aを形成するべき位置に達したときに、多数の吐出ノズル10を使用して液滴を吐出する(図1の場合では、あるタイミングで各吐出ノズル10から液滴を一斉に吐出する)ことによって印字されるため、吐出ノズル10毎の誤差(より具体的には、吐出タイミングの誤差)を拾いやすく、液滴の着弾位置にばらつきが生じやすい。そのため、印字された線分Aには、ジャギー(階段状のギザギザ)が発生し、その結果、線分Aの再現性は低くなる。
また、線分Cについては、斜め線であり、インクジェットヘッド12の主走査方向(図中X方向)および吐出ノズル10の配列方向(図中Y方向)に非平行となるため、液滴が階段状に着弾することによって印字される。そのため、印字された線分Cには、ジャギーが発生し、その結果、線幅Cの再現性は低くなる。
図1を参照して説明したように、二次元画像を形成する場合に、インクジェットヘッド12の主走査方向との関係によって、印字される線分A〜Cの再現性に異方性が生じてしまう。そのため、ユーザーとしては、二次元画像に含まれる線分A〜Cについて、意図した線幅となるように(例えば、線分A〜Cの線幅の再現性が揃うように)、線幅の再現性を制御したいという要望が大きい。
なお、特許文献1に記載の技術では、図1に示す線分A〜Cのうち、第1インクジェットヘッドおよび第2インクジェットヘッドの移動方向(主走査方向)に平行な線分A,Bの再現性を確保することができても、当該移動方向に非平行な線分Cの再現性を確保することはできないという問題があった。また、特許文献2に記載の技術では、印刷面と平行な面においてインクジェットヘッドを回転可能とし、主走査方向に対する角度を調整することで解像度を変化させることはできるが、上述したジャギーの発生を回避することはできない。また、特許文献3に記載の装置では、水平方向から造形材料を吐出する吐出ノズルを、造形物の周囲に回転できるように構成しているが、ステージに向けて吐出する吐出ヘッドを主走査方向にガイドするガイド部材をステージに対して回転することは記載されていない。
本発明の目的は、二次元画像が有する直線部について線幅の再現性を制御することが可能な二次元画像形成装置、三次元造形装置、二次元画像形成方法および三次元造形方法を提供することである。
本発明に係る三次元造形装置は、
列状に配列された複数の吐出ノズルを有し、ステージ上に二次元画像を形成するために、前記ステージに向けて当該吐出ノズルから画像形成材料を吐出する吐出部と、
前記複数の吐出ノズルの配列方向に交差する主走査方向において、前記吐出部および前記ステージの少なくとも一方の移動をガイドするガイド部材を備え、当該ガイド部材に沿って前記吐出部を前記ステージに対して相対的に移動させる主走査方向移動部と、
前記ステージと平行な平面において、前記二次元画像が有する直線部の再現性を高くすることが重視される場合には前記直線部に対して前記主走査方向が平行となるように、三次元造形物の表面に生じる積層痕を目立たなくさせることが重視される場合には前記直線部に対して前記主走査方向が非平行となるように、前記ガイド部材および前記ステージの少なくとも一方を回転させることにより、前記主走査方向と前記ステージとの相対的な回転位置を変化させる回転部と、
高さ方向において前記吐出部および前記ステージの少なくとも一方を移動させる高さ方向移動部と、
を備え、
前記吐出ノズルから吐出された前記画像形成材料によって前記ステージ上の造形面に前記二次元画像を順に形成し前記高さ方向に積層することによって前記三次元造形物を造形する。
本発明に係る三次元造形方法は、
ステージ上に二次元画像を形成するために、列状に配列され前記ステージに向けて画像形成材料を吐出する複数の吐出ノズルを有する吐出部を、ガイド部材に沿って前記複数の吐出ノズルの配列方向に交差する主走査方向に、前記ステージに対して相対的に移動させながら、前記画像形成材料を前記複数の吐出ノズルから吐出し、
前記ステージと平行な平面において、前記二次元画像が有する直線部の再現性を高くすることが重視される場合には前記直線部に対して前記主走査方向が平行となるように、三次元造形物の表面に生じる積層痕を目立たなくさせることが重視される場合には前記直線部に対して前記主走査方向が非平行となるように、前記ガイド部材および前記ステージの少なくとも一方を回転させることにより、前記主走査方向と前記ステージとの相対的な回転位置を変化させ、
前記主走査方向に対する回転位置が変化した前記ステージに対して、前記吐出部を前記主走査方向に前記ステージに対して相対的に移動させながら、前記画像形成材料を前記複数の吐出ノズルから吐出し、
高さ方向において前記吐出部および前記ステージの少なくとも一方を移動させ、
前記吐出部に対する高さ方向の位置が変化した前記ステージに対して、前記吐出部を前記主走査方向に前記ステージに対して相対的に移動させながら、前記画像形成材料を前記複数の吐出ノズルから吐出し、
前記吐出ノズルから吐出された前記画像形成材料によって前記ステージ上の造形面に前記二次元画像を順に形成し前記高さ方向に積層することによって前記三次元造形物を造形する。
本発明によれば、ステージと平行な平面において、吐出部の主走査方向とステージとの相対的な回転位置を任意に変更することが可能となる。このため、ステージ上に形成される二次元画像が有する直線部と、吐出部(吐出ノズル)の移動方向との平行度合いを任意に変更することができる。したがって、二次元画像が有する直線部について線幅の再現性を制御することができる。また、本発明の三次元造形装置においては、三次元造形物の表面形状の再現性を制御することができる。
従来技術の問題点を説明する図である。 本実施の形態に係る三次元造形装置の構成を概略的に示す図である。 本実施の形態に係る三次元造形装置の制御系の主要部を示す図である。 本実施の形態に係るヘッドユニットの構成を示す図である。 図5A〜5Cは、ヘッドユニットの主走査方向と造形ステージとの相対的な回転位置を示す図である。 本実施の形態に係る三次元造形装置の構成の変形例を概略的に示す図である。 本実施の形態に係る三次元造形装置の制御系の主要部の変形例を示す図である。 図8A〜8Cは、ヘッドユニットの主走査方向とステージとの相対的な回転位置を示す図である。 ヘッドユニットの主走査方向と三次元造形物に発生する積層痕との関係を説明する図である。 図10A〜10Cは、ヘッドユニットの主走査方向と造形ステージとの相対的な回転位置を示す図である。
以下、本実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図2は、本実施の形態に係る三次元造形装置100の構成を概略的に示す図である。図3は、本実施の形態に係る三次元造形装置100の制御系の主要部を示す図である。図2、3に示す三次元造形装置100は、造形ステージ140上に造形材料(画像形成材料)からなる造形材料層210(二次元画像)を順に形成して積層することによって、三次元造形物200を造形する。
三次元造形装置100は、各部の制御や3Dデータの取り扱いを行うための制御部110、造形材料を用いて造形を行うためのヘッドユニット120、三次元造形物200が形成される造形ステージ140、造形ステージ140を回転および高さ方向に移動させるためのステージ回転移動部130、造形ステージ140、ヘッドユニット120を主走査方向へ移動させるためのヘッドユニット移動部150、各種情報を表示するための表示部160、外部機器との間で3Dデータ等の各種情報を送受信するためのデータ入力部170、および、ユーザーからの指示を受け付けるための操作部180を筐体105の内部に備える。三次元造形装置100には、造形対象物を設計するための、あるいは、三次元測定機を用いて実物を測定して得られた三次元情報に基づいて造形用のデータを生成するためのコンピューター装置190が接続される。本実施の形態においては、ヘッドユニット移動部150が、後述する吐出部を含むヘッドユニット120を主走査方向へ移動させるための主走査方向移動部として機能する。また、ステージ回転移動部130が、造形ステージ140と平行な平面において、後述するガイド部材および造形ステージ140の少なくとも一方を回転させることにより、主走査方向と造形ステージ140との相対的な回転位置を変化させる回転部として機能する。
データ入力部170は、造形対象物の三次元形状を示す3Dデータ(CADデータやデザインデータなど)をコンピューター装置190から受け取り、制御部110に出力する。CADデータやデザインデータには、造形対象物の三次元形状だけに限らず、造形対象物の表面の一部または全面および内部におけるカラー画像情報が含まれている場合もある。なお、3Dデータを取得する方法は特に限定されず、有線通信や無線通信、Bluetooth(登録商標)などの短距離無線通信を利用して取得しても良いし、USB(Universal Serial Bus)メモリなどの記録媒体を利用して取得しても良い。また、この3Dデータは、当該3Dデータを管理および保存するサーバーなどから取得しても良い。
制御部110は、CPU(Central Processing Unit)などの演算手段を有しており、データ入力部170から3Dデータを取得し、取得した3Dデータの解析処理や演算処理を行う。制御部110は、データ入力部170から取得した3Dデータを、積層方向について薄く切った複数のスライスデータに変換する。スライスデータは、三次元造形物200を造形するための造形材料層毎のデータである。スライスデータの厚み、すなわち造形材料層の厚みは、造形材料層の一層分の厚さに応じた距離(積層ピッチ)と一致する。例えば、造形材料層の厚みが0.05[mm]である場合、制御部110は、1[mm]の高さの積層に必要な連続した20[枚]のスライスデータを3Dデータから切り出す。
また、制御部110は、三次元造形物200の造形動作中、三次元造形装置100全体の動作を制御する。例えば、造形材料を所望の場所に吐出するための機構制御情報をステージ回転移動部130およびヘッドユニット移動部150に対して出力するとともに、ヘッドユニット120に対してスライスデータを出力する。すなわち、制御部110は、ヘッドユニット120と、ステージ回転移動部130およびヘッドユニット移動部150とを同期させて制御する。
表示部160は、制御部110の制御を受けて、ユーザーに認識させるべき各種の情報やメッセージを表示する。操作部180は、テンキー、スタートキー等の各種操作キーを備え、ユーザーによる各種入力操作を受け付けて、操作信号を制御部110に出力する。
造形ステージ140は、ヘッドユニット120の下方に配置される。造形ステージ140には、ヘッドユニット120によって造形材料層が形成され、この造形材料層が積層されることにより三次元造形物200が造形される。より具体的には、ヘッドユニット120は、一層分の造形材料層を形成する際、ヘッドユニット120が有する複数の吐出ノズルの配列方向に直交する主走査方向(図中X方向)に造形ステージ140上の一方の端部から他方の端部まで移動しながら、造形ステージ140に向けて造形材料を吐出する(第1動作)。次に、ヘッドユニット120は、造形材料の吐出を一旦停止し、X方向に造形ステージ140上の他方の端部から一方の端部まで移動する(第2動作)。この第1動作および第2動作によって、ヘッドユニット120は、造形ステージ140上の所定の領域を移動し、一層分の造形材料層を形成する。
ヘッドユニット移動部150は、図2に示すように、筺体105に取り付けられたガイド部材(直線ガイド)151と、図示しないモーター等の駆動源を含む駆動機構とを備えている。ガイド部材151は、ヘッドユニット120の上部に係合し、造形ステージ140上においてヘッドユニット120を主走査方向に造形ステージ140に沿って移動するようにガイドするためのガイド部材である。ヘッドユニット移動部150は、制御部110から出力された機構制御情報に従って、不図示の駆動機構を用いてヘッドユニット120を主走査方向に自在に移動させる(図2を参照)。これによって、ヘッドユニット120は造形ステージ140に沿って移動することになる。なお、ヘッドユニット120の位置を固定し、造形ステージ140を主走査方向に移動させるように構成しても良いし、ヘッドユニット120と造形ステージ140との双方を主走査方向に移動させるように構成しても良い。
ステージ回転移動部130は、造形ステージ140を鉛直方向に延びる回転軸を中心にして回転可能に支持し、制御部110から出力された機構制御情報に従って図示しないモーターおよび駆動機構を駆動し、造形ステージ140の造形材料支持面と平行な平面において、ヘッドユニット移動部150のガイド部材151に対して造形ステージ140を図中矢印A方向に回転させる。つまり、ステージ回転移動部130は、ヘッドユニット移動部150によるヘッドユニット120の移動方向(主走査方向)と造形ステージ140との相対的な回転位置を変更する。なお、ステージ回転移動部130は、造形ステージ140を支持しながら自らが回転することによって造形ステージ140を回転させても良いし、造形ステージ140を支持する回転体を有し、当該回転体を回転させることによって造形ステージ140を回転させても良い。ステージ回転移動部130による造形ステージ140の回転量は、数[μm]の精度で制御できることが好ましい。なお、回転方向Aは造形ステージ140を上方から見たときに時計回りでも良いし、反時計回りでも良い。制御部110が、スライスデータに基づいて、二次元画像を形成するのに回転が最小化されるように回転方向を決定し、この決定された方向に回転させるようにしても良い。
また、ステージ回転移動部130は、制御部110から出力された機構制御情報に従って自らが沈み込むことによって、造形ステージ140を高さ方向(図2中上下方向)下方に移動させてヘッドユニット120と三次元造形物200との間隔を調整する。すなわち、造形ステージ140は、ステージ回転移動部130によって高さ方向に移動可能に構成されており、造形ステージ140の表面は、1層目の造形材料層が形成されるときの造形面であり、造形ステージ140上にN層目(Nは自然数)の造形材料層が形成された後、積層ピッチだけ高さ方向下方に移動する。そして、このN層目の造形材料層の上面を新たな造形面として、造形ステージ140上にN+1層目の造形材料層が形成された後、積層ピッチだけ高さ方向下方に再び移動する。なお、造形ステージ140の高さ方向位置を固定し、ヘッドユニット120を高さ方向上方に移動させても良いし、ヘッドユニット120と造形ステージ140との双方を高さ方向に移動させるように構成しても良い。
ヘッドユニット120は、図3,4に示すように、インクジェット方式の第1吐出部122および第2吐出部124、平滑化部126、光源128を筐体121の内部に備える。本実施の形態では、ヘッドユニット120は、2色からなる三次元造形物200を造形するため、それぞれ異なる色の造形材料を吐出可能な第1吐出部122および第2吐出部124を備えている。なお、ヘッドユニット120は、それぞれ異なる色の造形材料を吐出可能な3つ以上の吐出部を備えても良い。なお、一方の吐出部からは造形物を構成するモデル材となる造形材料を吐出し、他方の吐出部からは造形中に造形物を保持し、造形完了後に除去されるサポート材となる造形材料を吐出するようにしても良い。
第1吐出部122は、長手方向(図2中X方向に直交する方向)に列状に配列された複数の吐出ノズル122Aを有する。第1吐出部122は、長手方向に直交する主走査方向(X方向)に移動しながら、造形ステージ140に向けて複数の吐出ノズル122Aから造形材料の液滴を選択的に吐出する。第1吐出部122は、1層分の造形材料層が形成される際、その造形材料層に対応するスライスデータに基づいて造形材料の液滴を吐出する。
第2吐出部124は、第1吐出部122と同様に、長手方向(図2中X方向に直交する方向)に列状に配列された複数の吐出ノズル124Aを有する。第2吐出部124は、長手方向に直交する主走査方向(X方向)に移動しながら、造形ステージ140に向けて複数の吐出ノズル124Aから造形材料の液滴を選択的に吐出する。第2吐出部124は、1層分の造形材料層が形成される際、その造形材料層に対応するスライスデータに基づいて造形材料の液滴を吐出する。
第1吐出部122および第2吐出部124の吐出動作によって造形ステージ140上の所望の領域に造形材料層が形成される。造形材料層は、光照射による硬化処理が施されることにより半硬化する。ここで、半硬化とは、層(造形材料層)として形状を維持することができる程度の粘度を有するように硬化された状態を言う。
第1吐出部122および第2吐出部124は、それぞれ異なる造形材料貯蔵タンク(図示せず)に接続され、造形材料貯蔵タンクから造形材料の供給を受ける。造形材料貯蔵タンクは、造形材料を吐出可能な状態で貯留する。造形材料貯蔵タンク内の造形材料量が少なくなった場合には、造形材料貯蔵タンクに設けられた補充口から造形材料を補充しても良いし(補充方式)、新しい造形材料貯蔵タンクに交換しても良い(カートリッジ方式)。
本実施の形態では、第1吐出部122および第2吐出部124として、例えば粘度が5〜15[mPa・s]の範囲で造形材料を吐出できるものが採用されている。造形材料としては、特定波長の光が照射されることにより硬化する光硬化性材料が用いられる。光硬化性材料としては、例えば、紫外線硬化性樹脂が挙げられ、アクリル酸エステルまたはビニルエーテル等のラジカル重合系紫外線硬化性樹脂や、エポキシまたはオキセタン等のモノマーやオリゴマーと、樹脂に応じた重合開始剤(反応開始剤)としてアセトフェノンやベンゾフェノン等とを組み合わせて使用するカチオン重合系紫外線硬化性樹脂を用いることができる。光硬化性材料は、硬化を進行させ得る特定波長の光を遮光部材やフィルターなどにより遮断しておくことで、吐出可能な状態で貯留することができる。
第1吐出部122および第2吐出部124としては、従来公知のコンテニュアス方式(電荷粒子制御方式)、オンデマンド方式(ピエゾ方式、バブルジェット(登録商標)方式)などを利用した、画像形成用のインクジェットヘッドが用いられる。コンテニュアス方式は、電荷を帯びた造形材料を連続的に吐出するとともに、電界を制御することによって必要な液滴だけを付着させ、また造形材料層の形成に不要な造形材料は所定の造形材料受けによって回収する方式である。これに対して、オンデマンド方式は、造形材料層の形成に必要なときだけ造形材料を吐出する方式である。
第1吐出部122および第2吐出部124における造形材料の吐出方式としては、電気−機械変換方式(ピエゾ型)、電気−熱変換方式(サーマル型)または静電吸引方式などを適用することができる。
なお、第1吐出部122および第2吐出部124が有する複数の吐出ノズル122A,124Aは、列状に配列されていれば良く、直線状に並んでいても良いし、ジグザグ配列で全体として直線状になるように並んでいても良い。
平滑化部126は、均しローラー126A、掻き取り部材126B(ブレード)および回収部材126Cを備える。均しローラー126Aは、制御部110の制御下において回転駆動可能であり、第1吐出部122および第2吐出部124により吐出された造形材料表面に接触して造形材料表面の凹凸を平滑化する。その結果、均一な層厚を有する造形材料層が形成される。造形材料層の表面が平滑化されることにより、次の造形材料層を精度良く形成して積層することができるので、高精度の三次元造形物200を造形することができる。均しローラー126Aの表面に付着した造形材料は、均しローラー126Aの近傍に設けられた掻き取り部材126Bによって掻き取られる。掻き取り部材126Bによって掻き取られた造形材料は、回収部材126Cによって回収される。なお、掻き取り部材126Bによって掻き取られた造形材料は、第1吐出部122や第2吐出部124に供給されて再利用されるものとしても良いし、廃タンク(図示せず)に輸送されるものとしても良い。
光源128は、造形ステージ140に向けて吐出された光硬化性樹脂の造形材料に硬化処理(光照射処理)を施して、半硬化させる。本実施の形態では、造形材料が紫外線硬化性材料であるため、光源128として、紫外線(UV)レーザーを放射するUVランプが用いられる。なお、光源128としては、低圧水銀灯、中圧水銀灯、超高圧水銀灯、カーボンアーク灯、高圧水銀ランプ、メタルハライドランプ、キセノンランプまたは紫外線LEDランプ等を用いることができる。
次に、図5を参照し、第1吐出部122および第2吐出部124を備えるヘッドユニット120を、吐出ノズル122Aおよび124Aの配列方向(図中Y方向)に直交する主走査方向(図中X方向)に移動させながら造形材料の液滴を吐出させることによって、複数の線分(直線部210A〜210E)からなる五角形を造形材料層210(二次元画像)として形成する場合について説明する。
図5Aに示すように、造形材料層210のうち直線部210A,210Bを形成する場合、制御部110は、ステージ回転移動部130を制御し、直線部210A,210Bに対して第1吐出部122および第2吐出部124の主走査方向(図中X方向)が平行となるように造形ステージ140を回転させる。その後、制御部110は、ヘッドユニット移動部150を制御してヘッドユニット120を主走査方向(図中X方向)に移動させながら、第1吐出部122および第2吐出部124を制御して造形材料の液滴を吐出させる。これにより、直線部210A,210Bは、複数の吐出ノズル122Aのうちの一つ若しくは限られた数のノズル、又は/及び、複数の吐出ノズル124Aのうちの一つ若しくは限られた数のノズルを用いて印字されることとなるため、吐出ノズル122A,124Aの配列方向(図中Y方向)に対する液滴のブレはほぼなく、直線部210A,210Bに発生するジャギーは小さくなる。その結果、複数の吐出ノズル122A(124A)を用いて印字する場合と比べて、直線部210A,210Bの線幅は安定し、直線部210A,210Bの再現性を高くすることができる。
次に、図5Bに示すように、造形材料層210のうち直線部210Cを形成する場合、制御部110は、ステージ回転移動部130を制御し、直線部210Cに対して第1吐出部122および第2吐出部124の主走査方向(図中X方向)が平行となるように、造形ステージ140を回転させる。その後、制御部110は、吐出ノズル122A,124Aの配列方向と造形ステージ140との相対的な角度位置を保ったまま、ヘッドユニット移動部150を制御してヘッドユニット120を主走査方向(図中X方向)に移動させながら、第1吐出部122および第2吐出部124を制御して造形材料の液滴を吐出させる。これにより、直線部210Cは、複数の吐出ノズル122Aのうちの一つ若しくは限られた数のノズル、又は/及び、複数の吐出ノズル124Aのうちの一つ若しくは限られた数のノズルを用いて印字されることとなるため、吐出ノズル122A,124Aの配列方向(図中Y方向)に対する液滴のブレはほぼなく、直線部210Cに発生するジャギーは小さくなる。その結果、複数の吐出ノズル122A(124A)を用いて印字する場合と比べて、直線部210Cの線幅は安定し、直線部210Cの再現性を高くすることができる。
最後に、図5Cに示すように、造形材料層210のうち直線部210D,210Eを形成する場合、制御部110は、ステージ回転移動部130を制御し、直線部210D,210Eに対して第1吐出部122および第2吐出部124の主走査方向(図中X方向)が平行となるように、造形ステージ140を回転させる。その後、制御部110は、吐出ノズル122A,124Aの配列方向と造形ステージ140との相対的な角度位置を保ったまま、ヘッドユニット移動部150を制御してヘッドユニット120を主走査方向(図中X方向)に移動させながら、第1吐出部122および第2吐出部124を制御して造形材料の液滴を吐出させる。これにより、直線部210D,210Eは、複数の吐出ノズル122Aのうちの一つ若しくは限られた数のノズル、又は/及び、複数の吐出ノズル124Aのうちの一つ若しくは限られた数のノズルを用いて印字されることとなるため、吐出ノズル122A,124Aの配列方向(図中Y方向)に対する液滴のブレはほぼなく、直線部210D,210Eに発生するジャギーは小さくなる。その結果、複数の吐出ノズル122A(124A)を用いて印字する場合と比べて、直線部210D,210Eの線幅は安定し、直線部210D,210Eの再現性を高くすることができる。このように縁となる部分(直線部210A〜210E)を形成した後に、縁よりも内側の部分を埋めるようにヘッドユニット120全体から造形材料の液滴を吐出することで、1層分の造形材層を形成することができる。図5Cにおいて縁の直線部210D,210Eを形成するのと同じ走査で、縁よりも内側を埋めるように吐出を行っても良いし、図5Aや図5Bの段階で内部領域(縁よりも内側の部分)を埋めるように吐出しても良い。
以上説明したように、印字される直線部210A〜210Eの再現性に異方性は生じず、直線部210A〜210Eの再現性を何れも高くすることができる。つまり、ヘッドユニット120によって形成される造形材料層210の品質を向上させることができる。ひいては、造形材料層210を順に形成して積層することによって造形される三次元造形物200の品質を向上させることができる。
[本実施の形態における効果]
以上詳しく説明したように、本実施の形態では、三次元造形装置100は、列状に配列された複数の吐出ノズル122A,124Aを有し、造形ステージ140に向けて吐出ノズル122A,124Aから造形材料を吐出する第1吐出部122および第2吐出部124と、吐出ノズル122A,124Aの配列方向に直交する主走査方向(X方向)において第1吐出部122および第2吐出部124の移動をガイドするガイド部材151を備え、当該ガイド部材151に沿って第1吐出部122および第2吐出部124を造形ステージ140に対して相対的に移動させるヘッドユニット移動部150と、造形ステージ140を回転させることによって第1吐出部122および第2吐出部124の主走査方向と造形ステージ140との相対的な回転位置を変化させるステージ回転移動部130とを備える。
このように構成した本実施の形態によれば、第1吐出部122および第2吐出部124の主走査方向と造形ステージ140との相対的な回転位置を任意に変更することが可能となる。言い換えれば、造形ステージ140に形成される造形材料層210(二次元画像)が有する直線部210A〜210Eと、造形ステージ140に対する第1吐出部122および第2吐出部124(吐出ノズル122A,124A)の移動方向との平行度合いを任意に変更することができる。したがって、造形材料層210が有する直線部210A〜210Eについて線幅の再現性をユーザーの意図するような所期のものに任意に制御することができる。この直線部が、造形材料層の積層を繰り返して得られる三次元造形物200の表面を形成していれば、三次元造形物200の表面形状の再現性を制御できることとなる。
[変形例]
なお、上記実施の形態では、光硬化性を有する造形材料を用いることによって造形材料層を形成する例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、熱可塑性、熱硬化性または化学反応による硬化性を有する造形材料を用いることによって造形材料層を形成しても良い。
また、上記実施の形態では、ヘッドユニット移動部150のガイド部材151に対して造形ステージ140を回転させることによって、第1吐出部122および第2吐出部124の主走査方向と造形ステージ140との相対的な回転位置を変更する例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、造形ステージ140に対してガイド部材151を回転させることによって、第1吐出部122および第2吐出部124の主走査方向と造形ステージ140との相対的な回転位置を変更しても良い。また、ガイド部材151および造形ステージ140の両方を回転させることによって、第1吐出部122および第2吐出部124の主走査方向と造形ステージ140との相対的な回転位置を変更しても良い。以下、造形ステージ140に対してヘッドユニット移動部150を回転させる場合の構成について説明する。
図6は、造形ステージ140に対してヘッドユニット移動部150のガイド部材151を回転させる場合における三次元造形装置100の構成を概略的に示す図である。図7は、造形ステージ140に対してガイド部材151を回転させる場合における三次元造形装置100の制御系の主要部を示す図である。図6,7に示すように、三次元造形装置100は、図3のステージ回転移動部130の代わりに高さ方向移動部135およびガイド回転部155を備える。
高さ方向移動部135は、制御部110から出力された機構制御情報に従って自らが沈み込むことによって、造形ステージ140を高さ方向(図6中上下方向)下方に移動させてヘッドユニット120と三次元造形物200との間隔を調整する。すなわち、造形ステージ140は、高さ方向移動部135によって高さ方向に移動可能に構成されており、造形ステージ140上にN層目の造形材料層が形成された後、積層ピッチだけ高さ方向下方に移動する。そして、造形ステージ140上にN+1層目の造形材料層が形成された後、積層ピッチだけ高さ方向下方に再び移動する。なお、造形ステージ140の高さ方向位置を固定し、ヘッドユニット120を高さ方向上方に移動させても良いし、ヘッドユニット120と造形ステージ140との双方を高さ方向に移動させるように構成しても良い。
ガイド回転部155は、ヘッドユニット120を主走査方向への移動をガイドするためのガイド部材151の両端部に係合し、鉛直方向に延びる回転軸を中心にして、造形ステージ140の造形材料支持面と平行な平面においてガイド部材151を矢印B方向に回転させる回転ガイドである。つまり、ガイド回転部155は、ヘッドユニット移動部150によるヘッドユニット120の移動方向(主走査方向、矢印X方向)と造形ステージ140との相対的な回転位置を変更する。回転方向Bは造形ステージ140を上方から見たときに時計回りでも良いし、反時計回りでも良い。
次に、図8を参照し、第1吐出部122および第2吐出部124を備えるヘッドユニット120を、吐出ノズル122Aおよび124Aの配列方向(図中Y方向)に直交する主走査方向(図中X方向)に移動させながら造形材料の液滴を吐出させることによって、複数の線分(直線部210A〜210E)からなる五角形を造形材料層210(二次元画像)として形成する場合について説明する。
図8Aに示すように、造形材料層210のうち直線部210A,210Bを形成する場合、制御部110は、ガイド回転部155を制御し、直線部210A,210Bに対して第1吐出部122および第2吐出部124の主走査方向(図中X方向)が平行となるように、ヘッドユニット移動部150のガイド部材151を回転させる。その後、制御部110は、ヘッドユニット移動部150を制御してヘッドユニット120を主走査方向(図中X方向)に移動させながら、第1吐出部122および第2吐出部124を制御して造形材料の液滴を吐出させる。これにより、直線部210A,210Bは、複数の吐出ノズル122Aのうちの一つ若しくは限られた数のノズル、又は/及び、複数の吐出ノズル124Aのうちの一つ若しくは限られた数のノズルを用いて印字されることとなるため、吐出ノズル122A,124Aの配列方向(図中Y方向)に対する液滴のブレはほぼなく、直線部210A,210Bに発生するジャギーは小さくなる。その結果、複数の吐出ノズル122A(124A)を用いて印字する場合と比べて、直線部210A,210Bの線幅は安定し、直線部210A,210Bの再現性を高くすることができる。
図8Bに示すように、造形材料層210のうち直線部210D,210Eを形成する場合、制御部110は、ガイド回転部155を制御し、直線部210D,210Eに対して第1吐出部122および第2吐出部124の主走査方向(図中X方向)が平行となるように、ガイド部材151を回転させる。その後、制御部110は、吐出ノズル122A,124Aの配列方向と造形ステージ140との相対的な角度位置を保ったまま、ヘッドユニット移動部150を制御してヘッドユニット120を主走査方向(図中X方向)に移動させながら、第1吐出部122および第2吐出部124を制御して造形材料の液滴を吐出させる。これにより、直線部210D,210Eは、複数の吐出ノズル122Aのうちの一つ若しくは限られた数のノズル、又は/及び、複数の吐出ノズル124Aのうちの一つ若しくは限られた数のノズルを用いて印字されることとなるため、吐出ノズル122A,124Aの配列方向(図中Y方向)に対する液滴のブレはほぼなく、直線部210D,210Eに発生するジャギーは小さくなる。その結果、複数の吐出ノズル122A(124A)を用いて印字する場合と比べて、直線部210D,210Eの線幅は安定し、直線部210D,210Eの再現性を高くすることができる。
図8Cに示すように、造形材料層210のうち直線部210Cを形成する場合、制御部110は、ガイド回転部155を制御し、直線部210Cに対して第1吐出部122および第2吐出部124の主走査方向(図中X方向)が平行となるように、ガイド部材151を回転させる。その後、制御部110は、吐出ノズル122A,124Aの配列方向と造形ステージ140との相対的な角度を保ったまま、ヘッドユニット移動部150を制御してヘッドユニット120を主走査方向(図中X方向)に移動させながら、第1吐出部122および第2吐出部124を制御して造形材料の液滴を吐出させる。これにより、直線部210Cは、複数の吐出ノズル122Aのうちの一つ若しくは限られた数のノズル、又は/及び、複数の吐出ノズル124Aのうちの一つ若しくは限られた数のノズルを用いて印字されることとなるため、吐出ノズル122A,124Aの配列方向(図中Y方向)に対する液滴のブレはほぼなく、直線部210Cに発生するジャギーは小さくなる。その結果、複数の吐出ノズル122A(124A)を用いて印字する場合と比べて、直線部210Cの線幅は安定し、直線部210Cの再現性を高くすることができる。
以上のように、印字される直線部210A〜210Eの再現性に異方性は生じず、直線部210A〜210Eの再現性を何れも高くすることができる。つまり、ヘッドユニット120によって形成される造形材料層210の品質を向上させることができる。ひいては、造形材料層210を順に形成して積層することによって造形される三次元造形物200の品質を向上させることができる。
また、上記実施の形態において、造形材料層210(二次元画像)が有する直線部に対してヘッドユニット120(第1吐出部122、第2吐出部124)の主走査方向が非平行となるように造形ステージ140を回転させても良い。図9は、ヘッドユニット120を主走査方向(図中X方向)に移動させながら造形材料の液滴を吐出させることによって造形材料層210(二次元画像)を形成し、形成した造形材料層210を積層することによって、四角錐型の三次元造形物200を造形する様子を示している。三次元造形物200は、造形材料層210(二次元画像)として複数の線分(直線部)からなる四角形を順に形成して積層することによって造形される。この場合、三次元造形物200のX方向に平行な表面220には、造形材料層210の積層方向に積層痕220Aが生じる場合がある。これは、造形材料層210のうち表面220を構成する直線部を形成する際、当該直線部に対してヘッドユニット120の移動方向が平行となるため、各造形材料層210のX方向に平行なエッジ部分が造形物の表面に露出し、段差を形成したようになるからである。一方、三次元造形物200のX方向に交差する表面230には、造形材料層210の積層方向に明瞭な積層痕は生じにくくなる。これは、造形材料層210のうち表面230を構成する直線部を形成する際、当該直線部に対してヘッドユニット120の移動方向が非平行となるため、各造形材料層210のX方向に交差するエッジ部分にジャギーが大きくなる結果、表面230にランダムな微小凹凸が形成されたようになるからである。そこで、造形材料層210のうち表面220を構成する直線部を形成する際、当該直線部に対してヘッドユニット120の移動方向が非平行となるように造形ステージ140を回転させる。これにより、表面220を構成する直線部に発生するジャギーが大きくなり(つまり、直線部の線幅の再現性が粗くなり)、表面220に生じる積層痕220Aを目立たなくさせることができる。従って、三次元造形物200の外観を重視する場合は、全周においてジャギーが大きくなるように各造形材料層210を形成することによって、三次元造形物200の全体の表面に積層痕を生じにくくすることができる。
また、上記実施の形態では、造形材料層210(二次元画像)が有する全ての直線部に発生するジャギーが小さくなるように造形ステージ140を回転させる例について説明したが、本発明はこれに限定されない。ユーザーによってジャギーの発生を抑えたい直線部を任意に選択できるようにしても良い。この場合、データ入力部170がコンピューター装置190から3Dデータを入力した時点で、ジャギーの発生を抑えたい直線部をユーザーが任意に選択できるようにしても良い。
また、上記実施の形態において、三次元造形装置100は、造形ステージ140に向けて画像形成材料(インク)を吐出することによって二次元画像を形成する本発明の「二次元画像形成装置」として機能することができる。この場合、ヘッドユニット120において平滑化部126および光源128は不要となる。上記実施の形態と同様に、造形ステージ140上に形成される二次元画像が有する任意方向の直線部に対してヘッドユニット120の主走査方向(移動方向)が平行となるように、造形ステージ140を回転させることによって、当該直線部の線幅を安定化することができ、ひいては二次元画像の印字品質を向上させることができる。なお、画像形成材料に用いられるインクは、色材を含んでいなくても良い。色材を含むときには、当該色材は、第1吐出部122および第2吐出部124から吐出できれば良く、染料または顔料でも良い。また、インクに含まれる溶媒は、水性または油性でも良い。
また、上記実施の形態において、吐出ノズル122A,124Aの配列は、主走査方向に対して交差していれば良く、必ずしも垂直でなくても良い。例えば、主走査方向に対して交差斜め方向となるように吐出ノズル122A,124Aを配列してもよい。この場合、三次元造形物200を構成する二次元画像の解像度を高めることができる。この場合、図10A〜図10Cに示すように、主走査方向に対して吐出ノズル122A,124Aの配列方向(図中Y方向)が斜め方向になり、吐出ノズル122A,124Aの配列方向が傾いたままの状態で主走査方向に移動する以外は、図5で説明したのと同様の動作を行うことになる。このようにすることで、解像度アップを図ることができる。
また、上記実施の形態において、ガイド部材151による第1吐出部122および第2吐出部124の主走査を停止したまま、造形ステージ140とガイド部材151とを相対的に回転させながら、吐出ノズル122A,124Aから造形材料を吐出することで、円や円弧を印字するようにしてもよい。
また、上記実施の形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその要旨、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
2014年1月16日出願の特願2014−005863の日本出願に含まれる明細書、図面および要約書の開示内容は、全て本願に援用される。
100 三次元造形装置
105,121 筐体
110 制御部
120 ヘッドユニット
122 第1吐出部
122A,124A 吐出ノズル
124 第2吐出部
126 平滑化部
126A 均しローラー
126B 掻き取り部材
126C 回収部材
128 光源
130 ステージ回転移動部
135 高さ方向移動部
140 造形ステージ
150 ヘッドユニット移動部
151 ガイド部材
155 ガイド回転部
160 表示部
170 データ入力部
180 操作部
190 コンピューター装置
200 三次元造形物
210 造形材料層
210A,210B,210C,210D,210E 直線部
220,230 表面
220A 積層痕

Claims (4)

  1. 列状に配列された複数の吐出ノズルを有し、ステージ上に二次元画像を形成するために、前記ステージに向けて当該吐出ノズルから画像形成材料を吐出する吐出部と、
    前記複数の吐出ノズルの配列方向に交差する主走査方向において、前記吐出部および前記ステージの少なくとも一方の移動をガイドするガイド部材を備え、当該ガイド部材に沿って前記吐出部を前記ステージに対して相対的に移動させる主走査方向移動部と、
    前記ステージと平行な平面において、前記二次元画像が有する直線部の再現性を高くすることが重視される場合には前記直線部に対して前記主走査方向が平行となるように、三次元造形物の表面に生じる積層痕を目立たなくさせることが重視される場合には前記直線部に対して前記主走査方向が非平行となるように、前記ガイド部材および前記ステージの少なくとも一方を回転させることにより、前記主走査方向と前記ステージとの相対的な回転位置を変化させる回転部と、
    高さ方向において前記吐出部および前記ステージの少なくとも一方を移動させる高さ方向移動部と、
    を備え、
    前記吐出ノズルから吐出された前記画像形成材料によって前記ステージ上の造形面に前記二次元画像を順に形成し前記高さ方向に積層することによって前記三次元造形物を造形する、三次元造形装置。
  2. 前記回転部は、前記ステージを回転させる、請求項に記載の三次元造形装置。
  3. 前記回転部は、前記ガイド部材を回転させる、請求項に記載の三次元造形装置。
  4. ステージ上に二次元画像を形成するために、列状に配列され前記ステージに向けて画像形成材料を吐出する複数の吐出ノズルを有する吐出部を、ガイド部材に沿って前記複数の吐出ノズルの配列方向に交差する主走査方向に、前記ステージに対して相対的に移動させながら、前記画像形成材料を前記複数の吐出ノズルから吐出し、
    前記ステージと平行な平面において、前記二次元画像が有する直線部の再現性を高くすることが重視される場合には前記直線部に対して前記主走査方向が平行となるように、三次元造形物の表面に生じる積層痕を目立たなくさせることが重視される場合には前記直線部に対して前記主走査方向が非平行となるように、前記ガイド部材および前記ステージの少なくとも一方を回転させることにより、前記主走査方向と前記ステージとの相対的な回転位置を変化させ、
    前記主走査方向に対する回転位置が変化した前記ステージに対して、前記吐出部を前記主走査方向に前記ステージに対して相対的に移動させながら、前記画像形成材料を前記複数の吐出ノズルから吐出し、
    高さ方向において前記吐出部および前記ステージの少なくとも一方を移動させ、
    前記吐出部に対する高さ方向の位置が変化した前記ステージに対して、前記吐出部を前記主走査方向に前記ステージに対して相対的に移動させながら、前記画像形成材料を前記複数の吐出ノズルから吐出し、
    前記吐出ノズルから吐出された前記画像形成材料によって前記ステージ上の造形面に前記二次元画像を順に形成し前記高さ方向に積層することによって前記三次元造形物を造形する、三次元造形方法。
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