JP6476002B2 - 電子制御装置、電動機用制御装置及び電動流体ポンプ - Google Patents

電子制御装置、電動機用制御装置及び電動流体ポンプ Download PDF

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Description

本発明は電子制御装置、電動機用制御装置及び電動流体ポンプに関するものである。
近年、自動車の低燃費化への要求が高まるにつれて自動車の各種の制御機構にはブラシレス方式の電動機が多用される傾向にあるが、このような電動機は電動機を制御する駆動制御装置と一体化されて小型に形成されている。
例えば、最近の自動車ではアイドルストップ機能付きの自動車やハイブリッド車の実用化が進んでいる。これらの車両は、内燃機関の停止時に内燃機関によって駆動される機械式の流体ポンプも停止するため、内燃機関以外の流体ポンプ駆動源が必要となる。また、ハイブリッド車や電気自動車においては、走行用モータやその駆動制御装置、またはバッテリを冷却するための冷却水ポンプが必要とされる。このような背景から、電動機を使用してインペラが固定されたロータに回転力を付与してポンプ作用を行う電動流体ポンプの使用が増加する傾向にある。
そして、最近の電動流体ポンプでは巻線部に制御された駆動電流を流すための駆動制御部を、電動流体ポンプに一体的に固定することが行われるようになってきている。このように、駆動制御部を電動流体ポンプに一体化する理由は、巻線と駆動制御部の間の配線を短くして外部ノイズの悪影響をできるだけ少なくする、配線コストを低くする、駆動制御部とポンプ部の間のキャリブレーションを容易にする、取り扱い性を改善するといった、少なくとも一つ以上の目的のために行われている。
例えば、特開2010−144693号公報(特許文献1)には、インペラが収容されるポンプ室と連通する空間内にロータを収容し、ロータ収容空間から液密に隔成された空間内に巻線を含むステータを収容するすると共に、更に駆動制御部を樹脂で形成された電動機部に一体的に固定し、この電動機部と駆動制御部をカバーによって覆う構成の電動流体ポンプが記載されている。
特開2010−144693号公報
本発明が対象とする電子制御装置、例えば上述した駆動制御部を一体的に固定した電動流体ポンプにおいては、駆動制御部は合成樹脂によってモールド成形された電動機部に固定されており、この駆動制御部を覆うようにして金属製の制御部カバーが電動機部に固定されている。このように金属製の制御部カバーを用いる理由は、駆動制御部から発生した熱を外部に放出する放熱板として機能させるためである。駆動制御部にはインバータ回路が搭載されているので、このインバータ回路を構成する絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT: Insulated Gate Bipolar Transistor)よりなるスイッチング素子から多くの熱が発生している。この熱を放出するために金属製の制御部カバーを使用しているものである。
ところで、この種の電動流体ポンプには静電気が帯電することが往々にして発生し、制御部カバーに静電気が蓄積されて高い電圧となって帯電するようになる。この高い電圧の静電気が、制御部カバー内部の駆動制御部に搭載された電気素子に放電によって流れると電気素子の動作が阻害されたり、甚だしい時は電気素子が破壊されるといった悪影響を及ぼすことになる。
このため、制御部カバーに蓄積された静電気が電気素子に悪影響を及ぼさないようにするため、静電気を自動車本体に逃がしてやる必要がある。
そして、制御部カバーに帯電した静電気を自動車本体に逃がす方法として、金属製の制御部カバーに接続された被覆銅線を電動流体ポンプの側面に沿って取り付けて内燃機関の一部に接地する方法や、金属製の制御部カバーに放電端子を近接して設け、この放電端子を電源グラウンドに接属する方法等が知られている。
しかしながら、金属製の制御部カバーに接続された被覆銅線を電動流体ポンプの側面に沿って取り付けて内燃機関の一部に接地する方法の場合は、被覆銅線が外部に露出しているため耐久性に乏しく、耐久性を上げるには別の保護部材によって被覆導線を保護するといった対策を施すことが必要となり、部品点数の増加によって製品コストが上がるという不具合が生じる。
また、金属製の制御部カバーに近接して設けられた放電端子を電源グラウンドに接属する方法の場合は、或る所定の閾値まで静電気が蓄積される必要があることから放電時のサージノイズによって、駆動制御部に搭載された電気素子の動作が阻害されるといった不具合が生じる。
更に、この種の電動機用制御装置は部品点数や組立工数を低減して製品コストを下げる必要があり、複雑な構成を採用することは得策ではない。このため、できるだけ部品点数を少なくして金属製の制御部カバーの静電気を接地側に逃がしてやることが必要である。
尚、上記した課題は駆動制御部を一体的に固定した電動流体ポンプに限らず、制御回路部を筐体に内蔵した別体型の電子制御装置においても生じるものである。
本発明の目的は、簡単な構成で制御部カバーに帯電した静電気を常に自動車本体に逃がすことができる新規な電子制御装置、電動機用制御装置及び電動流体ポンプを提供することにある。
本発明の特徴は、金属製の制御部カバーと合成樹脂製のハウジングの接合面の間に導電性ガスケットを介装し、この導電性ガスケットによって制御部カバーと駆動制御部の基板側接地端子とを接続して静電気を基板側接地端子に逃がすようにした、ところにある。
本発明によれば、導電性ガスケットによってガスケット機能の他に静電気を駆動制御部の基板側接地端子に流す接地機能を持つことができるので部品点数を少なくできる。この結果、構成が簡単となると共に、常に制御部カバーから静電気を基板側接地端子側に流しているので、放電によるサージの影響を抑制することができるようになる。
本発明が適用される内燃機関に使用される電動流体ポンプの軸方向断面図である。 本発明の第1の実施形態になる電動流体ポンプの一部拡大断面図である。 図2に示す固定ボルトと導電性ガスケットの結合状態を示す拡大断面図である。 図3に示す導電性ガスケットの構成を示す斜視図である。 図4のA-A断面を示す断面図である 図4のB-B断面を示す断面図である。 図4のC-C断面を示す断面図である。 本発明が適用される電子制御装置の斜視図である。
本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明するが、本発明は以下の実施形態に限定されることなく、本発明の技術的な概念の中で種々の変形例や応用例をもその範囲に含むものである。
以下に示す本発明の実施形態は電動流体ポンプと駆動制御装置を一体化した電動機用制御装置を示しているが、本発明は以下の実施例に限定されることなく、例えば、電動パワーステアリング装置等の種々の電動機用制御装置に適用できるものである。
以下、本発明の第1の実施形態(実施例1)になる電動流体ポンプを図面に基づいて説明する。図1は電動流体ポンプの全体構成を示す断面図である。図1に示す電動流体ポンプは、作動流体として冷却水を用い、熱交換器であるラジエータに接続された冷却水循環回路中に組み込まれる冷却用ポンプであり、例えばハイブリッド自動車において内燃機関や駆動用モータ、インバータ等に冷却水を供給するウォーターポンプである。
本実施例になる電動流体ポンプ10は、ポンプ部11と、ポンプ部11を駆動する駆動部としての電動機部12と、電動機部12の作動を制御する駆動制御部13とを一体化した1つの組立体として構成されている。
ポンプ部11は、ポンプ室14を形成するポンプハウジング15と、ポンプ室14内に回転自在に収容されたインペラ16を有している。
ポンプハウジング15は、ポンプ室14内に開口する吸入口(図示せず)と、ポンプ室14の外周部からポンプ室14外に開口する吐出口(図示せず)とを有している。ポンプ部11は、インペラ16が回転することで冷却水に対して径方向に圧力を与える遠心ポンプである。インペラ16が回転することにより、冷却水は、吸入口からポンプ室14内に吸入され、インペラ16の外周側の吐出流路を経て、吐出口から吐出(圧送)される。
インペラ16は、複数の羽根17を有する羽根車であり、電動機ハウジング部12のロータ部18の一端にロータ部18と同軸一体に形成され、ポンプ室14内に設置されている。各羽根17は、ロータ部18の中心軸を中心として放射状に配置されている。各羽根17は、例えば、外径側に向かうにつれてインペラ16の回転方向とは反対側に傾斜するように配置され、全体として渦巻き状に設置されている。
ポンプハウジング15には、ロータ部18及びインペラ16の軸向側への移動を規制する、移動規制部材19がポンプハウジング15と一体に形成されている。この移動規制部材19には中央にロータ18の支持軸20の一端が挿入されており、これによって支持軸20の一端を支持している。
電動機部12は、所謂インナーロータ型のDCブラシレスモータであり、筒状のステータ部21と、ステータ部21の内周側に設けられたロータ部18と、これらを収納する電動機室22を形成する電動機ハウジング23と、電動機ハウジング23に設けられロータ部18を回転自在に支持する支持軸20とを有している。
電動機部12を構成する電動機ハウジング23は合成樹脂から作られており、この電動機ハウジング23はステータ部21がインサート成型によって一体化されている。同様に、支持軸20もインサート成型によって一体化されている。電動機ハウジング23は上述したように合成樹脂で形成されており、有底の円筒状の形状を有している。そして、円形の底面部23Aの中心付近に支持軸20が植立するように合成樹脂内に埋設されている。
ステータ21は複数の巻線24を有しており、巻線24への通電により内周側に磁束を生じさせる。ロータ部18は磁極保持部25と軸部26を一体的に有しており、例えば合成樹脂材料を射出成形することでインペラ16と一体に形成されている。磁極保持部25は永久磁石より構成されており、合成樹脂によってロータ部18内に強固に取り付けられている。ロータ部18は冷却水と接触するため磁極保持部25は合成樹脂で覆われている。尚、インペラ16をロータ部18とは別部材としてこれをロータ部18に固定することとしても良い。
磁極保持部25は、ステータ21の内周面と僅かな隙間(エアギャップ)を介して対向するように設置される円柱状の部材であり、その内部にはステータ部21の複数の巻線24に対応して複数の磁極(周方向で交互にN極S極が並ぶ永久磁石)が保持されている。
軸部26は、インペラ16を回転させるための動力を伝達する軸部材であり、磁極保持部25と同軸に中空に設けられている。ロータ部18の磁極保持部25付近とインペラ16付近には第1軸受保持部と第2軸受保持部が形成され、これらの軸受保持部には第1軸受27と第2軸受28が夫々設置され、各軸受27、28はロータ18に対して固定されている。軸受27、28は共に滑り軸受であり、各軸受28、28の内周面の直径は、支持軸20の直径よりも僅かに大きく設けられている。
支持軸20はロータ28の軸中心に形成された支持孔を貫通し、ロータ18が支持軸20に設置された状態で、ロータ18に固定された軸受28、28の内周面と支持軸20の外周面との間には僅かな隙間が存在する。すなわち、各軸受27、28は支持軸20に対して摺動可能に設けられており、ロータ18は各軸受27、28を介して支持軸20に回転自在に支持される。
ステータ部21は、鉄心29に一体的に形成した複数の突極部29Aに合成樹脂のボビンを介して巻線24が巻回されており、突極部29Aに形成した円弧状のティースの内周にロータ部18が位置している。したがって巻線24に順次電力を与えることによってロータ部18が回転することになる。
電動機ハウジング23の底面部23Aのロータ18が位置する側の反対面には駆動制御部13が取り付けられている。駆動制御部13は電動機部12の駆動電流を供給するドライバであり、基板収容室30を形成する制御部カバー31と、基板収容室30に収容される電子部品が搭載された制御基板32等を有している。制御部カバー31はアルミ合金等からなる金属製のカバーであり、駆動制御部13から発生した熱を外部に放出する放熱板として機能している。
制御基板32には、電気素子(CPUやトランジスタ等)が搭載されており、これらの回路素子とキャパシタ等により変換器及び制御回路が構成されている。変換器は、直流電源であるバッテリから電力供給を受けて電動機部12の巻線24へ交流電力を供給する。制御回路は変換器を構成するIGBTのオン-オフを制御するものであり、マイクロコンピュータ等から構成されている。
ステータ部21とロータ18の間には隔壁部材33が配置されている。この隔壁部材33は薄い断面を有した金属薄板からなっている。隔壁部材33は両端が開口した開口端33A、33Bを有する直管の円筒状に形成されおり、ロータ部18の軸方向に沿って延びている。隔壁部材33の一方の開口端33Aはインペラ16側の電動機ハウジング23の側面部23Bと接合され、隔壁部材33の他方の開口端33Bは電動機ハウジング23の底面部23Aに埋め込まれるように埋設されている。もちろん、隔壁部材33の一方の開口端33Aもインペラ16側の電動機ハウジング23の側面部23Bに埋め込まれるように埋設されていても良いものである。要は、隔壁部材3の両端の開口端33A、33Bが直接的に電動機ハウジング23の合成樹脂と液密的に結合されていれば良いものでる。
そして、図からわかるように、ロータ部18はこの隔壁部材33の内部に収納され、かつ隔壁部材33内部には冷却水が導入されてくるものである。更に、ステータ部21の突極部29Aに形成した円弧状のティースの内周面は、隔壁部材33の外周面と一致する円弧形状に形成されており、隔壁部材33の外周面と金属接触している。これによって、巻線24の銅損による熱や周囲環境から入熱する内燃機関の熱は突極部29Aを介して隔壁部材33に伝熱され、更に冷却水に伝熱されて放熱されるようになっている。
以上のような構成の電動流体ポンプ10において、上述したように、この種の電動流体ポンプ10の表面には静電気が帯電することが往々にして発生し、制御部カバー31に静電気が蓄積されて高い電圧となって帯電するようになる。この高い電圧の静電気が内部の駆動制御部13に搭載された電気素子に放電によって流れると電気素子の動作が阻害されたり、甚だしい時は電気素子が破壊されるといった悪影響を及ぼすことになる。
そして、上述したように制御部カバー31に帯電した静電気を自動車本体に逃がす方法として、金属製の制御部カバー31に接続された被覆銅線を電動流体ポンプ10の側面に沿って取り付けて内燃機関の一部に設置する方法や、金属製の制御部カバー31に放電端子を近接して設け、この放電端子を電源グラウンドに接属する方法がある。
しかしながら、金属製の制御部カバー31に接続された被覆銅線を電動流体ポンプの側面に沿って取り付けて内燃機関の一部に接地する方法の場合は、被覆銅線が外部に露出しているため耐久性に乏しく、耐久性を上げるには別の保護部材によって被覆導線を保護するといったことが必要となり、部品点数の増加によって組み立て工数を含む製品コストを上げるという不具合が生じる。
また、金属製の制御部カバー31に近接して設けられた放電端子を電源グラウンドに接属する方法の場合は、或る所定の閾値まで静電気が蓄積される必要があることから放電時のサージノイズによって、駆動制御部13に搭載された電気素子の動作が阻害されるといった不具合が生じる。
更に、この種の電動機用制御装置は部品点数や組立工数を低減して製品コストを下げる必要があり、複雑な構成を採用することは得策ではない。このため、できるだけ部品点数を少なくして金属製の制御部カバー31の静電気を接地側に逃がしてやることが必要である。
ところで、この種の電動流体ポンプは自動車のエンジンルーム内に装着されるため、エンジンルーム内に侵入してくる雨水や塩水によって、電動流体ポンプの制御部カバー31の電動機ハウジング23との接合面が腐食するという現象がある。そして、この接合面で微細な腐食が進行して成長すると、制御基板32が設けられた空間や電動機部12内部に雨水や塩水が侵入するようになる。このため制御基板32上の電気素子や電動機部12の巻線24が短絡するといった故障を誘発する恐れがある。
したがって、このような雨水や塩水の侵入を防止するために、一般的には制御部カバー31と電動機ハウジング23の接合面にはガスケットが介装されている。
そこで本実施例においては、上述した課題を対策するためガスケットを利用して以下に示す構成を提案するものである。すなわち、金属製の制御部カバーと合成樹脂製のハウジングの接合面の間に導電性ガスケットを介装し、この導電性ガスケットによって制御部カバーと駆動制御部の基板側接地部と接続して静電気を基板側接地部に逃がすようにしたものである。
これによれば、導電性ガスケットによってガスケット機能の他に静電気を駆動制御部の基板接地部に流す接地機能を持つことができるので部品点数を低減でき、この結果、構成が簡単となると共に、常に制御部カバーから静電気を基板接地部側に流しているので放電によるサージの影響を抑制することができるようになる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図2は制御部カバー31と電動機ハウジング23の固定部分の一部拡大断面を示しており、更に図3はその詳細を示している。
図2からわかるように、合成樹脂からなる電動機ハウジング23はハウジング固定部23Aを有しており、このハウジング固定部23Aは制御部カバー31のカバー固定部31Aと衝き合わされて接触している。ハウジング固定部23Aとカバー固定部31Aは金属よりなる固定ボルト34によって固定されるが、固定ボルト34がねじ込まれるハウジング固定部23Aには金属製のインサートナット35が配置されている。
このインサートナット35は、電動機ハウジング23が合成樹脂によってモールド成形される時に一緒にモールドされるものであり、固定ボルト34による固定力が合成樹脂製のハウジング固定部23Aに直接及ばないようにするために金属製としている。これによってハウジング固定部23Aの損壊を防止することができる。更に、インサートナット35は静電気の導通路としても機能するものであり、これについては後述する。
また、電動機ハウジング23が合成樹脂によってモールド成形される時に接地端子形成体36も一緒にモールドされるものである。接地端子形成体36は、基板側接地端子36A、コネクタ側接地端子36B及び埋設接続領域36Cとから形成されている。したがって、基板側接地端子36Aとコネクタ側接地端子36Bの間は埋設接続領域36Cによって接続されている。
接地端子形成体36を構成する一方側の基板側接地端子36Aは、制御基板32に形成された電源グランド端子に接続されるように電動機ハウジング23から露出されている。また、接地端子形成体36を構成する他方側のコネクタ側接地端子36Bはコネクタ部37から露出されて自動車本体に接地されるようになっている。ここで自動車本体とは電源側の電源グランド端子であり、この電源グランドは自動車本体に接地されている。
次に、図2に示す電動機ハウジング23と制御部カバー31の具体的な固定方法を図3乃至図7を用いて説明する。図3にある通り、電動機ハウジング23のハウジング固定部23Aは制御部カバー31のカバー固定部31Aと衝き合わされて固定されるものである。インサートナット35の周囲のハウジング固定部23Aとカバー固定部31Aには、夫々ハウジング側ガスケット収納部37とカバー側ガスケット収納部38が形成されている。
そして、両ガスケット収納部37、38によってインサートナット35の周囲に環状の空洞領域が形成される。このハウジング側ガスケット収納部37とカバー側ガスケット収納部38によって形成された空洞領域に、本実施例の特徴とする導電性ガスケット39が収納されている。導電性ガスケット39は図4乃至図7に示されたような構成を備えている。
導電性ガスケット39は図4にある通り、電動機ハウジング23のハウジング固定部23Aと制御部カバー31のカバー固定部31Aの接合面に沿った環状の形状をしており、その途中にインサートナット35を囲む挿通孔部40が複数個設けられている。この挿通孔部40が位置する部分を図3では示している。
尚、挿通孔40が位置する領域以外の電動機ハウジング23のハウジング固定部23Aと制御部カバー31のカバー固定部31Aの接合面にも、ガスケット収納部37、38によって、図4に示す導電性ガスケット39の形状に沿った環状の空洞領域が形成されており、この空洞領域に導電性ガスケット39が収納されるものである。
図3乃至図7に示してあるように、導電性ガスケット39は、銅板、アルミニウム板等の電気伝導性の良い金属薄板から形成された接地用基体41の外周囲に、シール性の高いゴム組成材料から作られたシール部材42を焼き付けて作られている。接地用基体41は導電性ガスケット39と同様に、電動機ハウジング23のハウジング固定部23Aと制御部カバー31のカバー固定部31Aの接合面に沿った環状の形状をしており、これにシール部材42が焼き付け固定されている。
シール部材42としては、天然ゴム、ニトリルゴム、クロロプレンゴム、エチレンプロピレンゴム、ブチルゴム、シリコンゴム、弗素ゴム、パーフロロゴム等があるが、これらの中で適切な材料のゴム材料を選択すれば良いものである。また、これ以外のゴム材料を使用しても良いことは言うまでもなく、要は電動機ハウジング23と制御部カバー31の接合面に水分等が侵入するのを防止できれば良いものである。
図3に戻り、インサートナット35は大径部35Aと小径部35Bとから形成されており、導電性ガスケット39の接地用基体41に形成した接続孔44(図7に示している)がインサートナット35の小径部35Bに挿入されて電気的な導通を確保している。したがって、固定ボルト34がインサートナット35にねじ込まれた時に接地用基体41と固定ボルト34とが電気的に接続されることになる。
図5は図4のA−A断面を示している。図5にある通り、導電性ガスケット39の接地用基体41の周囲には、シール部材42が焼き付けられており、これによってガスケットの機能を果たしている。また、導電性ガスケット39にはインサートナット35の小径部35Bを囲む挿通孔部40が設けられている。挿通孔部40は、接地用基体41が円環状にシール部材42から露出する露出部が形成されており、中央付近にインサートナット35の小径部35Bが挿通する接続孔44が設けられている。したがって、インサートナット35の小径部35Bと接地用基体41はこの部分で電気的な接続が行われることになる。更には、シール部材42から露出する露出部と制御部カバー31と当接して電気的な接続が行われている。
同様に図6は図4のB−B断面を示している。図6にある通り、導電性ガスケット39の接地用基体41の周囲には、シール部材42が焼き付けられており、これによってガスケットの機能を果たしている。また、導電性ガスケット39の接地用基体41には、接地端子形成体36の基板側接地端子36Aに接続される接続端子43が形成されている。接続端子43の端面には接続孔45が形成されており、この接続孔45は基板側接地端子36Aに挿通されて電気的な接続が行われている。よって、固定ボルト34、インサートナット35、接地用基体41の挿通孔44、接地用基体41、接続端子43及び接続孔45を介して、固定ボルト34と基板側接地端子36Aは電気的に接続されることになる。
同様に図7は図4のC−C断面を示している。図7にある通り、導電性ガスケット39の接地用基体41の周囲には、シール部材42が焼き付けられており、これによってガスケットの機能を果たしている。また、接地用基体41はインサートナット35と基板側接地端子36Aを電気的に接続する機能を果たしている。
ここで、導電性ガスケット39は次のような方法で作ることができる。本実施例では接地用基体41は板状の銅板を用いて作られており、図4に示す形状にプレス機によって打ち抜かれるものである。すなわち、図4に示すように接地用基体41は接続端子43を備えているので、接続端子43を備えるように板状の銅板が打ち抜かれる。次に、打ち抜かれた銅板に必要形状のシール部材42を焼き付け固定し、その後に接続端子43を所定形状に折り曲げて完成されるものである。
このようにして作られた導電性ガスケット39は、図3にある通り電動機ハウジング23のハウジング側ガスケット収納部37に載置される。この時、導電性ガスケット39の挿通孔部40に露出している接地用基体41の接続孔44は、インサートナット35の小径部35Bに挿入されて電気的接続が行われる。一方、導電性ガスケット39の接地用基体41に形成された接続端子43の接続孔45は、基板側接地端子36Aに挿通されて電気的な接続が行われる。
そして、この状態から基板32が固定され、更に制御部カバー31が電動機ハウジング23に組み合わされた後に、固定ボルト34をインサートナット35にねじ込んで制御部カバー31と電動機ハウジング23を強固に固定するものである。尚、接続端子43は基板32の上側で基板側接地端子36Aと接続されても良いものである。この場合は、基板32を設置した後に接続端子43が基板側接地端子36Aに接続されることになる。
したがって、導電性ガスケット39のシール部材42によって、電動機ハウジング23のハウジング固定部23Aと制御部カバー31のカバー固定部31Aの接合面の間のシールを行うことができる。また、導電性ガスケット39の接地用基体41によって、固定ボルト34、インサートナット35、接地用基体41の挿通孔44、接地用基体41、接続端子43及び接続孔45を介して、固定ボルト34と基板側接地端子36Aは電気的に接続することができる。
このようにして作られた電動流体ポンプ10を自動車に搭載した場合、電動流体ポンプ10に静電気が帯電することは既に述べた通りである。そして、制御部カバー31には固定ボルト34が接しているので、制御部カバー31の表面に帯電した静電気は常に固定ボルト34の頭部に流れることができる。
固定ボルト34に流れてきた静電気は、インサートナット35に伝わり、インサートナット35から接地用基体41の挿通孔44、接地用基体41、接続端子43及び接続孔45を介して基板側接地端子36Aに流れることになる。基板側接地端子36Aに流れてきた静電気は接地端子形成体36の埋設接続領域36Cを経てコネクタ側接地端子36Bに流れるようになる。
本実施例では、導電性ガスケット39を用いてシール機能と静電気の接地機能を持たせ、これによって部品点数を少なくできるので構成が簡単となる。また、接地端子形成体36を電動機部12と一緒にモールド成形するので、接地端子形成体36を保護部材等で保護する必要がなく、部品点数や組み付け工数を低減することが可能となる。
更に、固定ボルト34と基板側接地端子36Aは常に電気的に接続されているので、制御部カバー31に蓄積される静電気は常に基板側接地端子36Aに流れることができ、放電によるサージの影響を抑制することができるようになる。
ここで、本実施例で使用した導電性ガスケット39は、接地用基体41の周囲にシール部材42を焼き付け固定した構造であるが、これ以外に、銀や銅等の導電性金属粉とシリコンゴムのようなゴム組成材料を所定比率で配合して押し出し成形する、またはホットプレス加工で製造することもできる。尚、バインダーとしてシリコンゴムを使用すると耐熱性および密閉性も優れているものとなる。
また、接続端子43をシール部材42に埋設することで、導電性金属粉と接続端子43を電気的に接続することができる。一方、制御部カバー31との電気的な接続は、シール部材42が制御部カバーと直接的に接触しているので、余分な接続端子は必要ないものである。
本実施例によれば、金属製の制御部カバーと合成樹脂製のハウジングの接合面の間に導電性ガスケットを介装し、この導電性ガスケットによって制御部カバーと駆動制御部の基板側接地端子と接続して静電気を基板側接地端子に逃がす構成とした。
この構成によれば、導電性ガスケットによってガスケット機能の他に静電気を駆動制御部の基板側接地端子に流す接地機能を持つことができるので部品点数を少なくできる。この結果、構成が簡単となると共に、常に制御部カバーから静電気を基板側接地端子側に流しているので、放電によるサージの影響を抑制することができるようになる。
次に本発明の第2の実施形態(実施例2)について図8を用いて説明する。この実施例2は、実施例1に示す駆動制御部13だけを、別体に構成した筐体に50に配置して電子制御装置としたものである。静電気を流す構成は、基本的に実施例1と同様の構成であるので説明は簡単にする。
図8において、電子制御装置の筐体50は、制御部ハウジング51と制御部カバー52から構成されている。制御部ハウジング51と制御部カバー52で形成される内部空間には駆動制御部53が収納されている。駆動制御部53は電動機等の電気部品の駆動電流を供給するドライバであり、電気素子等が搭載された制御基板54等を有している。制御部ハウジング51は合成樹脂で形成されており、また、制御部カバー52はアルミ合金等からなる金属製のカバーである。制御部カバー52は、駆動制御部53から発生した熱を外部に放出する放熱板として機能している。
制御基板54には、電気素子(CPUや各種トランジスタ等)が搭載されており、これらの電気素子とキャパシタ等により変換器及び制御回路が構成されている。変換器は、直流電源であるバッテリから電力供給を受けて電動機の巻線へ交流電力を供給する。制御回路は変換器を構成するIGBTのオン-オフを制御するものであり、マイクロコンピュータ等から構成されている。
図8にある通り、制御部ハウジング51のハウジング固定部51Aは制御部カバー52のカバー固定部52Aと衝き合わされて固定されるものである。図示しないインサートナットの周囲のハウジング固定部51Aとカバー固定部52Aには、夫々実施例1と同様にハウジング側ガスケット収納部(図示せず)とカバー側ガスケット収納部(図示せず)が形成されている。
そして、両ガスケット収納部によってインサートナットの周囲に環状の空洞領域が形成される。このハウジング側ガスケット収納部とカバー側ガスケット収納部によって形成された空洞領域に、実施例1と同様の導電性ガスケット39が収納されている。導電性ガスケット39は図4にある通り、制御部ハウジング51のハウジング固定部51Aと制御部カバー52のカバー固定部52Aの接合面に沿った環状の形状をしており、その途中にインサートナットを囲む挿通孔部が複数個設けられている。
尚、挿通孔部が位置する領域以外の電動機ハウジング51のハウジング固定部51Aと制御部カバー52のカバー固定部52Aの接合面にも、ガスケット収納部によって、図4に示す導電性ガスケット39の形状に沿った環状の空洞領域が形成されており、この空洞領域に導電性ガスケット39が収納されるものである。
導電性ガスケット39は図3乃至図7に示してあるように、銅板、アルミニウム板等の電気伝導性の良い金属薄板から形成された接地用基体41の外周囲に、シール性の高いゴム材料から作られたシール部材42を焼き付けて作られている。接地用基体41は導電性ガスケット39と同様に、制御部ハウジング51のハウジング固定部51Aと制御部カバー52のカバー固定部52Aの接合面に沿った環状の形状をしており、これにシール部材42が焼き付け固定されている。
実施例1と同様に、インサートナットは大径部と小径部とから形成されており、導電性ガスケット39の接地用基体41に形成した接続孔がインサートナットの小径部に挿入されて電気的な導通を確保している。したがって、固定ボルト55がインサートナットにねじ込まれた時に接地用基体41と固定ボルト55とが電気的に接続されることになる。
図6にある通り、導電性ガスケット39の接地用基体41の周囲には、シール部材42が焼き付けられており、これによってガスケットの機能を果たしている。また、導電性ガスケット39の接地用基体41の接続端子43の端面には接続孔45が形成されており、この接続孔45は基板側接地部(図示せず)に、図8に示している接続ボルト56によって電気的な接続が行われている。よって、制御部カバー51は、固定ボルト55、インサートナット、接地用基体41、接続ボルト56を介して基板側接地部と電気的に接続されることになる。
このようにして作られた電子制御装置の筐体50を自動車に搭載した場合、電子制御装置の筐体50に静電気が帯電することは既に述べた通りである。そして、制御部カバー52には固定ボルト55が接しているので、制御部カバー52の表面に帯電した静電気は常に固定ボルト55の頭部に流れることができる。
固定ボルト55に流れてきた静電気は、インサートナットに伝わり、インサートナットから接地用基体41及び接続孔ボルト56を介して基板側接地端子に流れる。基板側接地部に流れてきた静電気は図示しない接地端子形成体に流れることになる。
本実施例では、実施例1と同様に導電性ガスケット39を用いてシール機能と静電気の接地機能を持たせ、これによって部品点数を少なくできるので構成が簡単となる。また、固定ボルト55と基板側接地端子は常に電気的に接続されているので、制御部カバー52に蓄積される静電気は常に基板側接地端子に流れることができ、放電によるサージの影響を抑制することができるようになる。
尚、実施例2において、電子制御装置の筐体には電動機の駆動制御部が内蔵されているが、これに限らず種々の制御を行なう制御回路部を内蔵するようにしても良いものである。
以上述べた通り、本発明は金属製の制御部カバーと合成樹脂製のハウジングの接合面の間に導電性ガスケットを介装し、この導電性ガスケットによって制御部カバーと駆動制御部の基板側接地端子と接続して静電気を基板側接地端子に逃がすような構成とした。
この構成によれば、導電性ガスケットによってガスケット機能の他に静電気を駆動制御に部の基板側接地端子に流す接地機能を持つことができるので部品点数が低減できる。この結果、構成が簡単となると共に、常に制御部カバーから静電気を基板側接地端子側に流しているので、放電によるサージの影響を抑制することができるようになる。
尚、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
10…電動流体ポンプ、11…ポンプ部、12…電動機部、13…制御部、14…ポンプ室、15…ポンプハウジング、16…インペラ、17…羽根、18…ロータ部、19…移動規制部材、20…支持軸、21…ステータ部、22…モータ室、23…電動機ハウジング、24…巻線、25…磁極保持部、26…軸部、27、28…軸受、29…鉄心、29A…突極部、31…制御部カバー、32…制御基板、33…隔壁部材、34…固定ボルト、35…インサートナット、36…接地端子形成体、36A…基板側接地端子、36B…コネクタ側端子、36C…埋設接続領域、37…コネクタ部、37,38…ガスケット収納部、39…導電性ガスケット、41…接地用基体、42…シール部材、43…接続端子、44、45…接続孔。

Claims (13)

  1. 少なくとも、合成樹脂からなる制御部ハウジングと、前記制御部ハウジングに固定ボルトによって固定される金属製の制御部カバーと、前記制御部ハウジングと前記制御部カバーとで形成される空間に電気素子を実装した制御基板よりなる制御回路部を収容した電子制御装置において、
    前記制御部カバーと前記制御部ハウジングの接合面の間に導電性ガスケットを介装し、前記制御部カバーと前記制御回路部の基板側接地部とを前記導電性ガスケットを介して接続すると共に、
    前記導電性ガスケットは、電気伝導性の良い金属材料から作られた接地用基体と、この接地用基体の外周囲に設けられたシール部材とよりなり、前記接地用基体によって前記制御部カバーと前記基板側接地部とが電気的に接続されていることを特徴とする電子制御装置。
  2. 請求項1に記載の電子制御装置において、
    前記制御部ハウジングの合成樹脂内には前記固定ボルトがねじ込まれるインサートナットが設けられており、このインサートナットに前記接地用基体が電気的に接続されていることを特徴とする電子制御装置。
  3. 請求項2に記載の電子制御装置において、
    前記接地用基体には、前記シール部材から露出して前記制御部カバーに当接する露出部が形成されていることを特徴とする電子制御装置。
  4. 少なくともロータ部とステータ部から構成された電動機を内蔵する合成樹脂製の電動機ハウジングと、前記電動機の前記ロータ部の回転を駆動制御する回路により構成される駆動制御部と、前記駆動制御部を覆い前記電動機ハウジングに固定ボルトによって固定される金属製の制御部カバーとよりなり、前記駆動制御部からの駆動信号を前記ステータ部に巻回された巻線に供給することによって前記電動機の前記ロータ部を回転させる電動機用制御装置において、
    前記制御部カバーと前記電動機ハウジングの接合面の間に導電性ガスケットを介装し、前記制御部カバーと前記駆動制御部の基板側接地部とを前記導電性ガスケットを介して接続していることを特徴とする電動機用制御装置。
  5. 請求項4に記載の電動機用制御装置において、
    前記導電性ガスケットは、電気伝導性の良い材料から作られた接地用基体と、この接地用基体の外周囲に設けられたシール部材とよりなり、前記接地用基体によって前記制御部カバーと前記基板側接地部とが電気的に接続されていることを特徴とする電動機用制御装置。
  6. 請求項5に記載の電動機用制御装置において、
    前記電動機ハウジングの合成樹脂内には前記固定ボルトがねじ込まれるインサートナットが設けられており、このインサートナットに前記接地用基体が電気的に接続されていることを特徴とする電動機用制御装置。
  7. 請求項6に記載の電動機用制御装置において、
    前記接地用基体には、前記シール部材から露出して前記制御部カバーに当接する露出部が形成されていることを特徴とする電動機用制御装置。
  8. 請求項6に記載の電動機用制御装置において、
    前記接地用基体には前記基板側接地部と接続される接続端子が形成されていることを特徴とする電動機用制御装置。
  9. 請求項5に記載の電動機用制御装置において、
    前記導電性ガスケットを構成する前記接地用基体は金属により形成されており、前記導電性ガスケットを構成するシール部材は天然ゴム、ニトリルゴム、クロロプレンゴム、エチレンプロピレンゴム、ブチルゴム、シリコンゴム、弗素ゴム、パーフロロゴムのいずれかであることを特徴とする電動機用制御装置。
  10. 冷却水を搬送するポンプ部と、少なくともロータ部とステータ部から構成された電動機を内蔵する合成樹脂製の電動機ハウジングと、前記電動機の前記ロータ部の回転を駆動制御する駆動制御部と、前記駆動制御部を覆い前記電動機ハウジングに固定ボルトによって固定される金属製の制御部カバーと、前記駆動制御部からの駆動信号を前記ステータ部に巻回された巻線に供給することによって前記電動機の前記ロータ部を回転させて前記ポンプ部を駆動する電動流体ポンプにおいて、
    前記制御部カバーと前記電動機ハウジングの接合面の間に導電性ガスケットを介装し、前記制御部カバーと前記駆動制御部の基板側接地部とを前記導電性ガスケットを介して接続して前記制御部カバーの静電気を前記基板側接地部に逃がすことを特徴とする電動流体ポンプ。
  11. 請求項10に記載の電動流体ポンプにおいて、
    前記導電性ガスケットは、電気伝導性の良い金属材料から作られた接地用基体と、この接地用基体の外周囲に設けられたシール部材とよりなり、前記接地用基体によって前記制御部カバーと前記基板側接地部とが電気的に接続されていることを特徴とする電動流体ポンプ。
  12. 請求項11に記載の電動流体ポンプにおいて、
    前記電動機ハウジングの合成樹脂内には前記固定ボルトがねじ込まれるインサートナットが設けられており、このインサートナットに前記接地用基体が電気的に接続されていると共に、前記接地用基体には前記基板側接地部と接続される接続端子が形成されていることを特徴とする電動流体ポンプ。
  13. 請求項12に記載の電動流体ポンプにおいて、
    前記接地用基体には、前記シール部材から露出して前記制御部カバーに当接する露出部が形成されていることを特徴とする電動流体ポンプ。
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