JP6472071B2 - 洗浄装置 - Google Patents
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Description
また、本発明洗浄装置は人間の皮膚を洗浄するのに快適に設計しているが、ペット用、或いは構造物の壁面等の洗浄にも好適に使用できるものである。
例えば、特許文献1には水、温水その他の洗浄液を貯留する給液槽と、略吸盤状をなし、開口縁が人体の洗浄すべき部位の周辺に密着する外形形状を備えた洗浄器本体と、前記給液槽内の洗浄液を洗浄器本体内に給水する給液管と、洗浄器本体内の気液を吸引して排出するための吸引装置とを備え、吸引装置で洗浄器本体内を減圧することにより給液槽から洗浄液を供給して局部を洗浄すると共に洗浄器本体内の排液を吸引廃棄するように構成した人体洗浄機が開示されている。
このような状況に鑑み本発明者は、身体の洗浄を行う洗浄液を皮膚面に対して優しく噴射すると共に、身体皮膚面に接触させた洗浄済排水を外部へ漏水させることなく回収することができる身体洗浄装置を提案した(特許文献3)。
先の提案(特許文献3)では、上述したように、身体の洗浄を行う洗浄液を皮膚面に対して優しく噴射すると共に、皮膚面に接触させた洗浄済み排液を外部へ漏水させることなく回収することができる身体洗浄装置を提案したが、より爽快に洗浄ができ、洗浄済み排液を漏水させることなく排除することを課題として改良研究を進めた。
また、トイレへの移動が困難な高齢者が***時の陰部洗浄は清拭で介護スタッフが行っていたが、羞恥心など高齢者・介護スタッフ双方にとっての心身面の負担があるため、自らベッド上で洗浄できる洗浄装置の開発が望まれている。
前記給水部は、洗浄対象部を洗浄する洗浄液を貯留し、加圧した洗浄液を前記洗浄アダプタに供給し、
前記筒状に伸びる形状の洗浄アダプタは、長手方向に沿って、
前記加圧された洗浄液を吸引する吸引口、および該吸引口に連続する空洞を有する把持部と、
前記吸引口と対向する前記空洞の前方の当該洗浄アダプタの先端に位置し、前記空洞の中心線に対して所定の角度で傾斜して前記洗浄対象部と接触する平坦な洗浄面を有し、前記給水部から供給される前記加圧洗浄液を前記洗浄対象部に対して所定の角度で噴射する噴射口と、
前記洗浄面と直交する面を備え、前記噴射口の上部かつ前記空洞の先端に形成された外部空気吸入口と、
を有し、
前記排水部は、
前記洗浄アダプタの把持部内の前記空洞に通じ、前記空洞を経由した廃液を収容する、排水タンクと、
前記排水タンクおよび前記空洞を介して前記洗浄アダプタ内を減圧して前記洗浄アダプタ内の廃液を吸引する真空吸引装置と
を有し、
前記洗浄アダプタの洗浄面を洗浄対象物と接触させて当該洗浄対象物に洗浄剤を噴射して洗浄するに際し、
前記真空吸引装置により吸引して前記洗浄アダプタ内の圧力が負圧になると、前記洗浄液が前記噴出口から所定の洗浄液噴出速度および洗浄液噴出角度をもって噴出され、所定の空気流入面積を持つ前記外部空気吸入口から入り込む空気の圧力により前記洗浄対象物に噴き付けられて当該洗浄対象物が洗浄されるように構成され、廃液は、前記排水タンクおよび前記洗浄アダプタ内部が前記真空吸引装置により吸引され減圧されて、前記空洞を通じて漏れることなく前記排水タンクに収容されるように構成されている
前記外部空気吸入口の空気流入面積を、4×10-4m2〜8×10-4m2 、
前記洗浄液の洗浄液噴出速度を、1〜3m/s、
前記真空吸引装置の吸引圧力を、−1kPa〜−3kPa、
洗浄面に対する前記噴射口の洗浄液噴射角度を10°〜30°、
に設定してある、
洗浄装置が提供される。
また、洗浄液の供給量、排液の吸引力を任意に調整でき、洗浄箇所の皮膚の状態によって適宜に配水量、排液吸引量の調整が容易にでき、従ってベッド等に寝かせたままでの身体洗浄あるいは衣服を着用しているままでの皮膚(身体)の部分的洗浄が快適に可能となる優れた効果を有するものである。
本発明洗浄装置は人間の皮膚を洗浄するのに快適に設計されているが、ペット用として、或いは構造物の壁面等の洗浄用として好適に使用できることは勿論である。
図1は洗浄装置の一実施形態で、本実施形態は人間の身体(皮膚)を対象として設計した洗浄装置である。
図1において、1は人体の皮膚面を洗浄する石鹸水、消毒液等の洗浄液やすすぎの水等の洗浄水(以下これらを洗浄液という)11を貯留するとともに該洗浄液11を皮膚面に搬送供給する給水部、2は該給水部1から身体皮膚面に供給された洗浄液11で皮膚を洗浄する洗浄アダプタ(以下単にアダプタと表現することがある)、3は皮膚面を洗浄した排液を吸引し貯留する吸引排水部である。
給水部1
給水部1は所定量の洗浄液11を貯留する洗浄液タンク12、洗浄液を洗浄アダプタ2に供給する配水ポンプ13、必要により洗浄液11を暖める電熱器あるいは熱交換器等からなる加温装置14とで構成されている。なお、洗浄液とすすぎのための水とのタンクを別々に設け、給水配管15を切り替えるように構成することも可能であることは勿論である。
洗浄液タンク12内の洗浄液11は該洗浄液タンク12と洗浄アダプタ2とを接続する給水配管15によりアダプタ2へ供給される。洗浄液11を洗浄アダプタ2に送る方法としては、後述する吸引排水部3の吸引力によって吸い上げる方法もあるが、本実施形態では給水ポンプ13を用いて供給する。給水ポンプ13の操作は水量調節装置(例えばスライッダク)により行う。水量の調節は水量調節装置の水量調節スイッチを操作して配水ポンプ13の出力を制御し配水量を調整する。なお、水量調節スイッチは前記収納装置に、或いは後述する洗浄アダプタ2の把持部21等、操作者が操作し易い位置に設けることが好ましい。
洗浄液11は皮膚に直接当たるため特に冬場は冷たく感じる場合がある。そのようなときには加温装置14、例えばヒータにより洗浄液11を温めて供給することが好ましい。
図2は洗浄アダプタ2のアダプタヘッド20部分の一実施形態を示すもので、(イ)(ロ)は本実施形態の斜視図、(ハ)は噴射口22から噴射される洗浄液の噴射角度(矢印)を模式的に示す模式図であり、(ニ)はアダプタ2内の空気流を模式的に示した図である。
洗浄アダプタ2は前記吸引排水部3につながる空洞26を有し、操作者が把持する中空の把持部21と、該把持部21の先端に設けられ、前記吸水部1から供給される洗浄液11を皮膚面に噴射する噴射口22を有する皮膚洗浄面23と該皮膚洗浄面23の上方に開口の外部空気吸入口24とを有するアダプタヘッド20からなり、前記把持部21の後端には吸引排水部3に接続する吸引口25(図2(ニ)参照)が設けられている。
なお、皮膚洗浄面23と外部空気吸入口24との位置関係は、図2に示すように外部空気吸入口24を皮膚洗浄面23の直上に設けるか、噴射口22から噴射する洗浄液11を被洗浄面方向に誘導するような、直上よりもやや角度を有する位置に設けることが好ましい。
また、外部空気吸入口24の面積については後述するが、該外部空気吸入口24の大きさを調整する例えばシャッターを設けることも有効である。
洗浄アダプタ2は図2(ニ)に示すように操作者が把持する空洞26を有する把持部21と、該把持部と連設するアダプタヘッド20とからなり、両者は一体的に成形し、或いは別体に作成して組み付けるようにしてもよい。
把持部21の空洞26は把持部後端に設けた吸引口25にフレキシブル配管35(図1参照)を接続することで吸引排水部3につながっている。
アダプタヘッド20は該把持部21の先端に設けられ、前記給水部1から供給される洗浄液11を皮膚面に噴射する噴射口22を有する皮膚洗浄面23と、該皮膚洗浄面23の上方に開口の外部空気吸入口24とからなっている。
被洗浄者に爽快感を与える噴射口22の大きさ、吸引圧力、外部空気吸入口24の開口面積等は、常に相関関係にあり、一概に決められないが、洗浄に当たり漏水が無く、被洗浄者(洗浄を受ける側の人)に洗浄に対し爽快感を与えることができる範囲とすることが好ましい。
噴射口22を設ける位置は上記角度で被洗浄面に近い位置で被洗浄面に洗浄液が的確に当たる角度で開口すればよい。また、噴射口22の数はアダプタヘッド20の大きさ、洗浄する範囲等を勘案して決めることができる。
洗浄液11の噴出速度は1m/s以下では流速が弱く、被洗浄面に当たる強さが弱いため被洗浄者に快感を与えることが難しく、洗浄液の噴出速度が3m/s以上であると被洗浄面に当たる強さがより強いため被洗浄者に不快感を与えることとなり、また、洗浄水が飛び散る惧れがあり、漏水の原因ともなるため好ましくない。
2内を吸引した時に、外部空気吸入口24から洗浄アダプタ2内に流入する空気の流れと洗浄液、洗浄済み排液の流れを示すもので、この図から明らかなように、外部空気吸入口24から吸入される空気は噴射口22から噴出される洗浄液を被洗浄面に的確に押し当て、洗浄効果を高めると共に被洗浄者に快感を与えている。
このように把持部21とアダプタヘッド20とを分離可能に構成すると、洗浄部分(皮膚)の汚れ等に適した素材でアダプタヘッド20を作成し、汚染具合によって適宜交換することが可能となり、被洗浄者の満足度を増すことができ、また、皮膚に接するアダプタヘッド20を簡単に洗浄、消毒できるので、衛生的にも満足できるものとなる。
また、アダプタヘッド20は直接皮膚に接触する。このため、予め適温に保温し、或いはアダプタヘッド20にヒータ等を内蔵させて暖める等の工夫を施すと良い。
なお、水量調節スイッチ213、真空度調節スイッチ214、エアーコントロールスイッチ215を被洗浄者の好みに予めセットし、電源スイッチを入れることで被洗浄者の皮膚を心地よく洗浄するようにすることが好ましい。
なお、前記スイッチの切断は先ず洗浄液供給電源を切り、数秒〜数分後に吸引装置の電源を切るようにすることでアダプタ2内の洗浄済み排液33が完全に吸引された後に吸引装置32が止まり、液漏れ等を防止することができる。
前記給水部1から皮膚面に供給する洗浄液11の噴出開始を、皮膚面を洗浄した洗浄済み排液33を前記吸引排水部3に吸引する吸引力(吸引圧力)で制御する自動制御スイッチは、洗浄開始前に、或いは洗浄終了時に噴射口22から洗浄液11が出ず、洗浄済み排液33が漏れることなく作業するために、先ず吸引排水部3の吸引装置32の吸引圧力を調整して作動し、アダプタヘッド20を被洗浄面に近づけた時に給水ポンプ13のスイッチが入り、ヘッドを被洗浄面から離した時に給水ポンプ13のスイッチが切れるようにスイッチを切り替えるよう自動制御する。
図3に示すようにアダプタヘッド20の皮膚洗浄面23と被洗浄面6との距離をY、該洗浄面23の中心と被洗浄面6とのずれをXとし、上記アダプタヘッド20を構成作動する条件でアダプタヘッド20を被洗浄面6にX方向、Y方向に種々接近させて検討した結果、皮膚洗浄面23と皮膚6との間に発生する圧力が−2.5kPa以下でON/OFF制御することで、失敗なく操作することができることを確認した。
このように−2.5kPa以下でスイッチ制御(給水開始)することにより給水部1から供給される洗浄液11を前記アダプタヘッド20の噴射口22から被洗浄面(皮膚)9に向けて噴射し、皮膚面を洗浄した洗浄済み排液33を前記吸引排水部1で吸引し貯留する操作を漏水することなく行うことができる。
自動制御スイッチは、例えばセンサーをアダプタヘッド20の洗浄面23近傍にセットし、該センサーで感知する圧力で電源スイッチを入れ、スイッチの切断を行う。前記センサーから得られた信号により、リレー回路を使って電源のON/OFFをし、或いはコンピュータで自動制御する。実際には先ず吸引装置32の電源を入れて皮膚洗浄面23を被洗浄面6に近づけ、センサーが指定の圧力、例えば−2.5kPa以下を感知した時に配水ポンプ13の電源を入れる。洗浄作業が終了したならば先ず洗浄液供給電源を切り、数秒〜数分後に吸引装置32の電源を切るようにコンピュータで制御する。このように自動制御することでアダプタ2内の洗浄済み排液33が完全に吸引された後に吸引装置32が止まり、液漏れ等を防止する。
排水部3は図1に示すように皮膚面を洗浄した排液33を吸引回収し貯留する排水タンク31と、真空装置等の吸引装置32とからなる。
排水タンク31はタンク内の排液33の量が分かるように例えば透明で密封可能なプラスチック容器を採用する。或いは液面計を付属させ、水量を自動的に或いは目視で確認できるようにし、排液が溢れるのを予防するように構成することが好ましい。排水タンク31は排液33を廃棄処理できれば良く、硬質のもの、或いは真空にしてもしぼまない補強を施した可とう性の袋状のもの等を採用することができる。排水タンク31は排液33を後処理するのに適した大きさに設計することが好ましい。
排水タンク31内に回収される排液33は体を洗浄した液体であるために汚染されている。例えば排便後の肛門近辺の洗浄時には、汚物を含む排水が回収される。そのため廃水は臭気を伴い、便等が混入されてくる。これらの臭気、汚物は周辺の環境を害する恐れがあるため、排水タンク31に汚物対策としてタンク内に例えばバイオ剤36を添加して分解し、或いは紫外線照射装置37により紫外線を照射して分解する等の処置を加え、環境を害さないような処理の元で外部に廃棄する。また、吸引装置32の排ガスにも汚物等の臭いが混ざるために、排気口に消臭装置(例えば活性炭)38を設置することが好ましい。
吸引圧力が−1kPa以下では充分に洗浄済み排液33を吸引できず、漏水を引き起こす惧れがある。一方、吸引圧力が−3kPa以上では洗浄済み排液33の吸引は充分であるが、被洗浄面(皮膚)まで吸引する惧れがあり、被洗浄者に不快感を与える結果となる。
前記洗浄液噴出口22から噴射する液量を1m/s〜3m/s
空気吸入口23の面積を4〜8×10−4m2
吸引口25の吸引圧力を−1kPa〜−3kPa
の条件で皮膚面を洗浄することが好ましい。
ステップ1(ST1)
洗浄液タンク12に例えば水、石鹸水、消毒液、或いはすすぎの水等、人体を洗浄する洗浄液11を注入する。冬場、或いは温水を望まれるときは加温装置14を作動させて洗浄液11を加温する。
把持部21の水量調節スイッチ213と真空度調節スイッチ214を最適な条件(水量調整と真空度調整を事前に行い、被洗浄者の皮膚に洗浄アダプタ2を接触させるときには水量、真空度ともに最適な状態)にセットする。
この時、洗浄液噴出口22から噴射する液量を1〜3m/s、好ましくは1.3m/s〜2,1m/s
吸引口25の負圧を1〜3kPa、好ましくは1.7kPa〜2.4kPa
になるよう各スイッチの設定条件を調整する。
吸引装置32の電源を入れ洗浄アダプタ内を減圧する。
なお、自動制御スイッチを設けた洗浄装置では、先ず吸引装置32の電源を入れる。
ステップ4(ST4)
洗浄アダプタ2を洗浄する皮膚面に接近させ、配水ポンプ13を作動させ、洗浄液11を噴射口22から噴出させる。洗浄アダプタ2も予め皮膚に触れて冷たく感じない程度に保温しておくことが好ましい。
なお、自動制御スイッチを設けた洗浄装置では、洗浄アダプタ2の皮膚洗浄面23が被洗浄面に接近し、洗浄アダプタ内の圧力が−2.5kPa以下になると自動制御スイッチが作動し、洗浄液11が噴射口22から噴出する。
洗浄アダプタ2を被洗浄者に近接し、接触させて、被洗浄者の皮膚面を洗浄する。この時、洗浄液噴出口22から噴射される洗浄液11は洗浄液噴射口22の角度と外部空気吸入口24から入り込む空気の圧力により被洗浄者の皮膚を快適に洗浄し、洗浄アダプタ2の内部は吸引装置32により減圧されるので、被洗浄者の皮膚に触れた洗浄済み排液33は吸引口25方向に吸引され、洗浄アダプタ2から漏れることなく排水タンク31へと導かれ、排水タンク31に貯留される。
被洗浄者の皮膚の洗浄を終えたなら、必要により奇麗なすすぎ水(洗浄水)で被洗浄者の皮膚を上記洗浄手順と同様にして清掃し、清掃が終了したならば各種スイッチを操作して洗浄液、またはすすぎ水の噴出を停止し、停止を確認してからアダプタヘッド20を被洗浄面から離し、必要により乾いたタオル等で皮膚を拭き、或いはドライヤー等で乾燥し、洗浄を完了する。
なお、自動制御スイッチを設けた洗浄装置では、アダプタヘッド20を被洗浄面から離すことで給水ポンプ13の電源が切れ、吸引装置32の電願が切れる。このようにして洗浄作業が終了したならば必要により乾いたタオル等で皮膚を拭き、或いはドライヤー等で乾燥し、洗浄を完了する。
ステップ7(ST7)
被洗浄者の皮膚を洗浄した洗浄排液は排水タンク31へ貯留される。この排液は必要によりバイオ剤36等を加え、或いは紫外線装置37等で汚物を分解し、環境にやさしくして下水等へ廃棄する。
更に、洗浄アダプタ2を被洗浄面に接近することで自動制御スイッチを作動させるように構成することで、操作者の熟練を緩和し、より安全に操作を行うことができる優れた効果がある。
12 洗浄液タンク
13 配水ポンプ
2 洗浄アダプタ
20 アダプタヘッド
21 把持部
22 噴射口
23 外部空気吸入口
24 皮膚洗浄面
25 吸引口
26 空洞
3 排水部
31 排水タンク
32 吸引装置(吸引ポンプ)
5 収納装置
6 被洗浄面(皮膚面)
Claims (1)
- 給水部と、
筒状に伸びる形状の洗浄アダプタと、
排水部と
を具備し、
前記給水部は、洗浄対象部を洗浄する洗浄液を貯留し、加圧した洗浄液を前記洗浄アダプタに供給し、
前記筒状に伸びる形状の洗浄アダプタは、長手方向に沿って、
前記加圧された洗浄液を吸引する吸引口、および該吸引口に連続する空洞を有する把持部と、
前記吸引口と対向する前記空洞の前方の当該洗浄アダプタの先端に位置し、前記空洞の中心線に対して所定の角度で傾斜して前記洗浄対象部と接触する平坦な洗浄面を有し、前記給水部から供給される前記加圧洗浄液を前記洗浄対象部に対して所定の角度で噴射する噴射口と、
前記洗浄面と直交する面を備え、前記噴射口の上部かつ前記空洞の先端に形成された外部空気吸入口と、
を有し、
前記排水部は、
前記洗浄アダプタの把持部内の前記空洞に通じ、前記空洞を経由した廃液を収容する、排水タンクと、
前記排水タンクおよび前記空洞を介して前記洗浄アダプタ内を減圧して前記洗浄アダプタ内の廃液を吸引する真空吸引装置と
を有し、
前記洗浄アダプタの洗浄面を洗浄対象物と接触させて当該洗浄対象物に洗浄剤を噴射して洗浄するに際し、
前記真空吸引装置により吸引して前記洗浄アダプタ内の圧力が負圧になると、前記洗浄液が前記噴出口から所定の洗浄液噴出速度および洗浄液噴出角度をもって噴出され、所定の空気流入面積を持つ前記外部空気吸入口から入り込む空気の圧力により前記洗浄対象物に噴き付けられて当該洗浄対象物が洗浄されるように構成され、廃液は、前記排水タンクおよび前記洗浄アダプタ内部が前記真空吸引装置により吸引され減圧されて、前記空洞を通じて漏れることなく前記排水タンクに収容されるように構成されている
前記外部空気吸入口の空気流入面積を、4×10-4m2〜8×10-4m2 、
前記洗浄液の洗浄液噴出速度を、1〜3m/s、
前記真空吸引装置の吸引圧力を、−1kPa〜−3kPa、
洗浄面に対する前記噴射口の洗浄液噴射角度を10°〜30°、
に設定してある、
洗浄装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013180131A JP6472071B2 (ja) | 2013-08-30 | 2013-08-30 | 洗浄装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2015047259A JP2015047259A (ja) | 2015-03-16 |
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JP2013180131A Active JP6472071B2 (ja) | 2013-08-30 | 2013-08-30 | 洗浄装置 |
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