JP6470056B2 - 無線防災システム及び中継器ノード - Google Patents
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Description
本発明は、1又は複数のセンサノード、中継器ノード及び受信機で構成され、前記センサノードから無線送信された電文を前記中継器ノードで受信して処理し、処理結果を信号線により接続された前記受信機に送信する無線防災システムに於いて、
中継器ノードは、
受信アンテナの交換接続又は外部の設定装置を接続可能なアンテナ端子と、
アンテナ端子に接続した受信アンテナによりセンサノードから送信された電文を受信する無線受信部と、
アンテナ端子に接続された設定装置との間で電文を送受信する有線通信部と、
アンテナ端子に対する受信アンテナ又は設定装置の接続を検出する接続種別検出部と、
接続種別検出部により受信アンテナの接続を検出した場合に無線受信部の受信動作を有効化してセンサノードから受信した電文に含まれた情報に基づき所定の制御を行うと共に、接続種別検出部により設定装置の接続を検出した場合に有線通信部の動作を有効化し、設定装置との間で所定の電文を送受信して所定の制御を行う中継制御部と、
を設け、
設定装置は、
中継器ノードのアンテナ端子を接続する信号線ケーブルと、
信号線ケーブルで接続した中継器ノードの有線通信部との間で電文を送受信する有線通信部と、
有線通信部に指示して中継器ノードに情報の書込要求又は情報の読出要求を含む電文を送信すると共に、有線通信部により中継器ノードから受信した電文に含まれる情報を処理する設定制御部と、
を設けたことを特徴とする。
中継器ノードの中継制御部は、予め割り当てられたセンサノードのノードIDとアドレスとの対応関係を登録しており、
設定装置の設定制御部は、中継器ノードに登録しているセンサノードIDとアドレスの対応関係を読み出して表示する。
中継器ノードの中継制御部は、予め割り当てられたセンサノードのノードIDとアドレスとの対応関係を登録しており、
設定装置の設定制御部は、中継器ノードに登録しているセンサノードIDとアドレスの対応関係の追加、変更、又は削除を含む編集操作を受け付けて処理し、編集結果を中継器ノードに送信して登録させる。
中継器ノードの中継制御部は、センサノードからの電文受信と電波強度、電文の処理結果の受信機への送信を含む履歴情報を記憶し、
設定装置の設定制御部は、中継器ノードに登録している履歴情報を読み出して処理する。
本発明は、1又は複数のセンサノードから無線送信された電文を受信して処理し、処理結果を信号線により接続された受信機に送信する中継器ノードに於いて、
受信アンテナの交換接続又は外部の設定装置を接続可能なアンテナ端子と、
アンテナ端子に接続した受信アンテナによりセンサノードから送信された電文を受信する無線受信部と、
アンテナ端子に接続された設定装置との間で電文を送受信する有線通信部と、
アンテナ端子に対する受信アンテナ又は記設定装置の接続を検出する接続種別検出部と、
接続種別検出部により受信アンテナの接続を検出した場合に無線受信部の受信動作を有効化してセンサノードから受信した電文に含まれた情報に基づき所定の制御を行うと共に、接続種別検出部により設定装置の接続を検出した場合に有線通信部の動作を有効化し、設定装置との間で所定の電文を送受信して所定の制御を行う中継制御部と、
を設けたことを特徴とする。
本発明は、1又は複数のセンサノード、中継器ノード及び受信機で構成され、前記センサノードから無線送信された電文を前記中継器ノードで受信して処理し、処理結果を信号線により接続された受信機に送信する無線防災システムに於いて、中継器ノードは、受信アンテナの交換接続又は外部の設定装置を接続可能なアンテナ端子と、アンテナ端子に接続した受信アンテナによりセンサノードから送信された電文を受信する無線受信部と、アンテナ端子に接続された設定装置との間で電文を送受信する有線通信部と、アンテナ端子に対する受信アンテナ又は設定装置の接続を検出する接続種別検出部と、接続種別検出部により受信アンテナの接続を検出した場合に無線受信部の受信動作を有効化してセンサノードから受信した電文に含まれた情報に基づき所定の制御を行うと共に、接続種別検出部により設定装置の接続を検出した場合に有線通信部の動作を有効化し、設定装置との間で所定の電文を送受信して所定の制御を行う中継制御部とを設け、設定装置は、中継器ノードのアンテナ端子を接続する信号線ケーブルと、信号線ケーブルで接続した中継器ノードの有線通信部との間で電文を送受信する有線通信部と、有線通信部に指示して中継器ノードに情報の書込要求又は情報の読出要求を含む電文を送信すると共に、有線通信部により中継器ノードから受信した電文に含まれる情報を処理する設定制御部とを設けるようにしたため、受信アンテナのケーブルをアンテナ端子から外し、設定装置の信号線ケーブルをアンテナ端子に接続すると、この設定装置の接続を検出して中継器ノードと設定装置の間で信号線ケーブルを介した通信接続が確立され、中継器ノードに設定している情報を外部の設定装置に送信して処理することを可能とし、例えばシステムの運用開始に先立った中継器ノードに登録している親子関係にあるセンサノードのノードIDとアドレスの対応関係等の設定情報の登録を、中継器ノードとセンサノードの操作に基づき行っているが、システム運用中に中継器ノードが故障して交換した場合や、中継器ノードに対するセンサノードの割当変更を行う場合、センサノードを設置している占有部に入ることなく、設定装置による中継器ノードとの通信接続により、交換した中継器ノードに対する設定情報の書込みや、センサノードの割当変更に伴うノードIDの書換え等を簡単且つ容易に行うことを可能とする。
また、中継器ノードの中継制御部は、予め割り当てられたセンサノードのノードIDとアドレスとの対応関係を登録しており、設定装置の設定制御部は、中継器ノードに登録しているセンサノードIDとアドレスの対応関係を読み出して表示するようにしたため、中継器ノードとセンサノードを操作したセンサノードIDとアドレスの対応関係を中継器ノードに自動登録した後に、正しく登録されているかどうかの確認を設定装置に読出し表示して簡単且つ容易に行うことを可能とする。
また、中継器ノードの中継制御部は、予め割り当てられたセンサノードのノードIDとアドレスとの対応関係を登録しており、設定装置の設定制御部は、中継器ノードに登録しているセンサノードIDとアドレスの対応関係の追加、変更、又は削除を含む編集操作を受け付けて処理し、編集結果を中継器ノードに送信して登録させるようにしたため、例えばシステム運用中に中継器ノードが故障して交換した場合、システムの運用開始時に設定装置で故障前の中継器ノードから読み出したセンサノードのノードIDとアドレスの対応関係をサーバ等に保存しておき、これを設定装置に読み込んだ後に、交換した中継器ノードの設定装置を近づけて書込んで登録することで、センサノードを設置している共同住宅の占有部に入ることなく、簡単且つ容易に交換した中継器ノードに対するセンサノードIDとアドレスの対応関係を登録して動作可能とする。
また、中継器ノードの中継制御部は、センサノードからの電文受信と電波強度、電文の処理結果の受信機への送信を含む履歴情報を記憶し、設定装置の設定制御部は、中継器ノードに登録している履歴情報を読み出して処理するようにしたため、システム運用中における中継器ノードの受信状況等の履歴情報や電波強度等を簡単に収集して通信環境の解析等に活用可能とする。
本発明は、1又は複数のセンサノードから無線送信された電文を受信して処理し、処理結果を信号線により接続された受信機に送信する中継器ノードに於いて、受信アンテナの交換接続又は外部の設定装置を接続可能なアンテナ端子と、アンテナ端子に接続した受信アンテナによりセンサノードから送信された電文を受信する無線受信部と、アンテナ端子に接続された設定装置との間で電文を送受信する有線通信部と、アンテナ端子に対する受信アンテナ又は記設定装置の接続を検出する接続種別検出部と、接続種別検出部により受信アンテナの接続を検出した場合に無線受信部の受信動作を有効化してセンサノードから受信した電文に含まれた情報に基づき所定の制御を行うと共に、接続種別検出部により設 定装置の接続を検出した場合に有線通信部の動作を有効化し、設定装置との間で所定の電文を送受信して所定の制御を行う中継制御部とを設けるようにしたため、前述した無線防災システムに設けた中継器ノードによると同じ効果が得られる。
(システムの概要)
図1は本発明による無線防災システムの概要を示した説明図である。図1において、監視対象となる建物11の1F〜3Fの各階には中継器ノードとして機能する受信用中継器12−1〜12−3を設置し、火災受信機であるP型受信機10から階別に引き出した感知器回線16及び共通の電源線18に接続している。
受信用中継器12はアンテナ端子42を持ち、アンテナ端子42に同軸ケーブル45を介して受信アンテナ40を接続しており、設置場所に合せて使用する受信アンテナ40を交換可能としている。
(無線式感知器の機能構成)
図2は無線式感知器の機能構成を示したブロック図である。図2に示すように、センサノードとして機能する無線式感知器14は、感知器制御部22、アンテナ26を接続した無線通信部24、センサ部28、表示部30、操作部32及び電池電源34を備える。
(受信用中継器の機能構成)
図3は受信用中継器の機能構成を示したブロック図である。図3に示すように、中継器ノードとして機能する受信用中継器12は、中継制御部36、アンテナ端子42に同軸ケーブル45を介してプラグ44により着脱自在に接続した受信アンテナ40を使用する無線受信部38、外部の設定装置との間で電文を送受信する有線通信部46、操作部48、表示部50、回線通信部52、接続種別検出部54及び電源部56を備える。
(設定装置の機能構成)
図4は設定装置の機能構成を、受信用中継器のアンテナ端子に接続した状態で示したブロック図である。図4に示すように、受信用中継器のリーダ/ライタとして機能する設定装置20は、設定制御部60、有線通信部62、液晶ディスプレイ66、タッチパネル68、表示部70、操作部72、サーバ等の外部装置と通信接続するLAN通信部74、電源部76、LANコネクタ部78及び電源コネクタ部80を備える。
図1の1Fに示すように、例えば無線防災システムを立ち上げる場合、無線式中継器12−1及び無線式感知器14−11,14−12の登録スイッチの操作により、無線式感知器14−11,14−12からID登録用の起動電文を順次送信し、受信用中継器12−1で起動電文の送信元IDをノードIDとして例えば図5(A)に示すテーブル情報T1を生成してメモリに登録する。
このようなテーブル情報T1の登録が終了した場合、係員は受信用中継器12−1の受信アンテナ40の同軸ケーブル45をアンテナ端子42から外し、設定装置20に接続している同軸ケーブル84をアンテナ端子42に接続すると、図4に示したように、受信用中継器12の有線通信部46と設定装置20の有線通信部62との間に同軸ケーブル84による有線回線を経由した通信接続が確立される。
また、システムの運用中に、受信用中継器12−11に障害が発生して交換した場合には、係員は設定装置20をLAN回線に接続し、管理用のサーバにアクセスして交換前の受信用中継器12−11に登録していた設定情報を読出して保存し、続いて、設定装置20を交換した受信用中継器12−1のアンテナ端子42に同軸ケーブル84を介して接続して設定情報の書込操作を行うと、設定装置20から設定情報とその書込要求を含む電文が送信され、これを受信した受信用中継器12−1は、受信した電文から取り出した設定情報として、アドレスとノードIDの対応関係を示すテーブル情報、チャンネル周波数、感度等を登録する。
また、システムの運用中に、受信用中継器12に割り当てていた無線式感知器14を2台増設した場合には、係員は管理用のサーバにアクセスして増設前の受信用中継器12−11に登録していた設定情報として、例えば図5(A)に示すテーブル情報T1を読出して表示し、続いて、増設した無線式感知器14のノードIDとしてID3,ID4を取得して空きアドレスA3,A4に追加登録し、図5(B)に示す管理テーブルT1を生成する編集作業を行う。
無線防災システムに設けた2台の受信用中継器12に、例えば図6(A)に示すテーブル情報T1、T2に示すアドレスとノードIDの対応関係を登録してシステムを運用していたとする。しかし、システム運用中に間仕切り変更等により図6(B)のテーブル情報T1,T2に示すように、2台の受信用中継器12に対する無線式受信機14の割当てを変更する必要が生じたとする。
無線防災システムの定期点検を行う場合等において、設定装置20を同軸ケーブル84により受信用中継器12のアンテナ端子42に接続した状態で、受信用中継器12から履歴情報を読出し、これをLAN回線で接続したサーバに送って保存する。サーバに保存した履歴情報は、例えば非火災報の解析等に利用可能となる。
(R型受信機)
上記の実施形態は、火災受信機としてP型受信機からの感知器回線に受信用中継器を接続しているが、データ伝送機能を持つR型受信機に受信用中継器を接続するようにしてもよい。
また本発明はその目的と利点を損なうことのない適宜の変形を含み、更に上記の実施形態に示した数値による限定は受けない。
12−1〜12−3:受信用中継器
14−1〜14−3:無線式感知器
16:感知器回線
20:設定装置
22:感知器制御部
24:無線通信部
26:アンテナ
28:センサ部
30,50,70:表示部
32,48,72:操作部
36:中継制御部
38:無線受信部
40:受信アンテナ
42:アンテナ端子
45,84:同軸ケーブル
46,62:有線通信部
54:接続種別検出部
60:設定制御部
66:液晶ディスプレイ
68:タッチパネル
Claims (8)
- 1又は複数のセンサノード、中継器ノード及び受信機で構成され、前記センサノードから無線送信された電文を前記中継器ノードで受信して処理し、処理結果を信号線により接続された前記受信機に送信する無線防災システムに於いて、
中継器ノードは、
受信アンテナの交換接続又は外部の設定装置を接続可能なアンテナ端子と、
前記アンテナ端子に接続した受信アンテナにより前記センサノードから送信された電文を受信する無線受信部と、
前記アンテナ端子に接続された前記設定装置との間で電文を送受信する有線通信部と、
前記アンテナ端子に対する前記受信アンテナ又は前記設定装置の接続を検出する接続種別検出部と、
前記接続種別検出部により前記受信アンテナの接続を検出した場合に前記無線受信部の受信動作を有効化して前記センサノードから受信した電文に含まれた情報に基づき所定の制御を行うと共に、前記接続種別検出部により前記設定装置の接続を検出した場合に前記有線通信部の動作を有効化し、前記設定装置との間で所定の電文を送受信して所定の制御を行う中継制御部と、
を備え、
前記設定装置は、
前記中継器ノードのアンテナ端子を接続する信号線ケーブルと、
前記信号線ケーブルで接続した前記中継器ノードの前記有線通信部との間で電文を送受信する有線通信部と、
前記有線通信部に指示して前記中継器ノードに情報の書込要求又は情報の読出要求を含む電文を送信すると共に、前記有線通信部により前記中継器ノードから受信した電文に含まれる情報を処理する設定制御部と、
を設けたことを特徴とする無線防災システム。
- 請求項1記載の無線防災システムに於いて、
前記中継器ノードの前記中継制御部は、予め割り当てられた前記センサノードのノードIDとアドレスとの対応関係を登録しており、
前記設定装置の前記設定制御部は、前記中継器ノードに登録している前記センサノードIDとアドレスの対応関係を読み出して表示することを特徴とする無線防災システム。
- 請求項1記載の無線防災システムに於いて、
前記中継器ノードの前記中継制御部は、予め割り当てられた前記センサノードのノードIDとアドレスとの対応関係を登録しており、
前記設定装置の前記設定制御部は、前記中継器ノードに登録している前記センサノードIDとアドレスの対応関係の追加、変更、又は削除を含む編集操作を受け付けて処理し、編集結果を前記中継器ノードに送信して反映させることを特徴とする無線防災システム。
- 請求項1記載の無線防災システムに於いて、
前記中継器ノードの前記中継制御部は、前記センサノードからの電文受信と電波強度、電文の処理結果の受信機への送信を含む履歴情報を記憶し、
前記設定装置の前記設定制御部は、前記中継器ノードに登録している前記履歴情報を読み出して処理することを特徴とする無線防災システム。
- 1又は複数のセンサノードから無線送信された電文を受信して処理し、処理結果を信号線により接続された受信機に送信する中継器ノードに於いて、
受信アンテナの交換接続又は外部の設定装置を接続可能なアンテナ端子と、
前記アンテナ端子に接続した受信アンテナにより前記センサノードから送信された電文を受信する無線受信部と、
前記アンテナ端子に接続された前記設定装置との間で電文を送受信する有線通信部と、
前記アンテナ端子に対する前記受信アンテナ又は前記設定装置の接続を検出する接続種別検出部と、
前記接続種別検出部により前記受信アンテナの接続を検出した場合に前記無線受信部の受信動作を有効化して前記センサノードから受信した電文に含まれた情報に基づき所定の制御を行うと共に、前記接続種別検出部により前記設定装置の接続を検出した場合に前記有線通信部の動作を有効化し、前記設定装置との間で所定の電文を送受信して所定の制御を行う中継制御部と、
を備えたことを特徴とする中継器ノード。
- 請求項5記載の中継器ノードに於いて、
前記中継制御部は、予め割り当てられた前記センサノードのノードIDとアドレスとの対応関係を登録しており、前記設定装置からの読出要求に基づき前記センサノードIDとアドレスの対応関係を読み出して送信することを特徴とする中継器ノード。
- 請求項5記載の中継器ノードに於いて、
前記中継制御部は、予め割り当てられた前記センサノードのノードIDとアドレスとの対応関係を登録しており、前記設定装置からの書込み要求に基づき、前記設定装置が編集 操作を受け付けて処理した前記センサノードIDとアドレスの対応関係の追加、変更、又は削除を含む編集結果を前記登録されたセンサノードIDとアドレスの対応関係に反映す ることを特徴とする中継器ノード。
- 請求項5記載の中継器ノードに於いて、
前記中継制御部は、前記センサノードからの電文受信と電波強度、電文の処理結果の受信機への送信を含む履歴情報を記憶し、前記設定装置からの要求に基づいて前記履歴情報を読み出して送信することを特徴とする中継器ノード。
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