JP2004088236A - 無線基地局監視システム - Google Patents
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Abstract
【課題】従来の無線基地局監視システムでは、デバイス不良の早期発見ができず、対処が遅れてしまうという問題点があり、デバイス不良を早期に発見し、信頼性を向上させることができる無線基地局監視システムを提供する。
【解決手段】無線基地局装置1′が、定期的にデバイスのチェックを行い、診断結果にIDを付してオペレーションセンタ4に送信し、オペレーションセンタ4が予め当該IDの無線基地局装置1′に対応して記憶されているMT2′に、無線基地局装置1′のIDとリセット信号出力の指示を送信し、MT2′でリセット信号出力の指示を受信すると表示又は音声で報知し、入力部24からリセット指示が入力されると、当該無線基地局装置1′に近距離無線通信でリセット信号を送信し、無線基地局装置1′がリセット信号を受信してリセットする無線基地局監視システムである。
【選択図】 図4
【解決手段】無線基地局装置1′が、定期的にデバイスのチェックを行い、診断結果にIDを付してオペレーションセンタ4に送信し、オペレーションセンタ4が予め当該IDの無線基地局装置1′に対応して記憶されているMT2′に、無線基地局装置1′のIDとリセット信号出力の指示を送信し、MT2′でリセット信号出力の指示を受信すると表示又は音声で報知し、入力部24からリセット指示が入力されると、当該無線基地局装置1′に近距離無線通信でリセット信号を送信し、無線基地局装置1′がリセット信号を受信してリセットする無線基地局監視システムである。
【選択図】 図4
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、移動通信システムの無線基地局装置(TX‐AMPカード)に係り、特にデバイス不良の早期発見ができ、安全且つ容易にメンテナンスを行うことができる無線基地局監視システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
移動通信システムにおいては、移動局と無線通信を行う複数の無線基地局装置がエリア毎に設けられている。
ここで、従来の無線基地局装置の保守管理を行う無線基地局監視システムについて図7を用いて説明する。図7は、従来の無線基地局監視システムの構成ブロック図である。
図7に示すように、従来の無線基地局監視システムは、エリア毎に設けられ、移動局と無線通信を行う無線基地局装置1″と、複数の無線基地局装置1″と有線回線で接続して、無線基地局装置1″の状態監視やリセット等の遠隔制御を行う保守監視局3と、無線基地局装置1″に有線で接続し、リセット等のメンテナンスを行うメンテナンスツール(MT)2″とから構成されている。
【0003】
そして、上記従来の無線基地局監視システムにおいては、無線基地局装置1″に異常が発生すると、無線基地局装置1″が保守監視局3に対してアラームを送信し、保守監視局3が、アラームの送信元の無線基地局装置1″に制御信号(リセット信号)を出力して遠隔制御により無線基地局装置1″をリセットさせるようになっていた。
【0004】
しかし、保守監視局3と無線基地局装置1″とを接続する中継装置(図示せず)の故障や、有線回線の異常や、保守監視局3からの遠隔制御が不能になるような無線基地局装置1″側のソフトウェア上の障害等が生じたときには、保守監視局3からの当該無線基地局装置1″に対する状態監視やリセット等の遠隔制御ができなくなってしまう。
【0005】
このような場合には、保守作業員が、遠隔制御が不能になった無線基地局装置1″の設置場所に出向き、該無線基地局装置1″にMT2″をRS−232CやEthernet(R)等の有線回線で繋ぎ、MT2″で当該無線基地局装置1″に発生している障害の原因を調査し、リセットを行うようにしている。
【0006】
尚、通信システムにおける保守管理に関する従来技術としては、平成12年5月30日公開の特開2000−151489「中継増幅装置」(出願人:国電気株式会社、発明者:松宮聡他)がある。
この従来技術は、親局装置と子局装置とから成る中継増幅装置で、親局装置と子局装置とが通常の動作状態にあるときに、親局装置の制御部より子局装置の制御部の動作プログラムを変更可能としたものであり、作業者が子局装置の場所に足を運ぶことなく子局装置の動作プログラム変更を効率的に行えるものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の無線基地局監視システムでは、無線基地局装置の設置台数が膨大な数であり、更に各無線基地局装置が電柱やビルの屋上等の高所に設置されているので、保守作業員が出向いてメンテナンスツールを接続してリセット作業を行うのは煩雑で長時間を要する上、作業に危険を伴うという問題点があった。
【0008】
また、従来の無線基地局監視システムでは、通常運用中にエラーが発生した場合に初めてデバイス不良を認識して異常を通知していたため、デバイス不良の早期発見ができず、対処が遅れてしまうという問題点があった。
【0009】
本発明は上記実情に鑑みて為されたもので、安全且つ容易に、短時間で無線基地局装置のメンテナンスを行うことができ、利便性を向上させることができると共に、デバイス不良を早期に発見し、信頼性を向上させることができる無線基地局監視システムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記従来例の問題点を解決するための本発明は、移動通信網における無線基地局と、無線基地局とネットワークを介して接続されるオペレーションセンタと、無線基地局の保守を行うメンテナンスツールとを備えた無線基地局監視システムであって、無線基地局が、メンテナンスツールとの無線通信を行う近距離無線通信手段を備え、定期的にデバイスの診断を行って前記診断の診断結果にIDを付してネットワークを介してオペレーションセンタに送信すると共に、メンテナンスツールから近距離無線通信によって送信されるリセット信号を受信してリセットする無線基地局であり、オペレーションセンタが、予め各無線基地局と前記無線基地局の保守を行うメンテナンスツールとを対応付けて記憶しておき、任意の無線基地局から診断結果を受信すると、受信した診断結果をID毎に記憶し、診断結果が「異常」であった場合には、無線基地局に対応するメンテナンスツールに基地局のIDとリセット信号の出力指示とを送信するオペレーションセンタであり、メンテナンスツールが、近距離無線通信手段を備え、オペレーションセンタからIDとリセット信号の出力指示とを受信すると、IDに対応する無線基地局に対して近距離無線通信を介してリセット信号を送信するメンテナンスツールである無線基地局監視システムとしており、保守監視局からの遠隔制御が受けられない場合でも、デバイス不良を早期に発見して、迅速に対応して障害復帰を図ることができ、システムの信頼性を向上させることができる。
【0011】
また、本発明によれば、メンテナンスツールが、表示部を備え、近距離無線通信を介してデバイスの診断を指示する自動診断要求を無線基地局に送信し、基地局から診断結果を受信すると、診断結果を記憶すると共に診断結果を表示部に表示し、診断結果が「異常」であった場合には、近距離無線通信を介して基地局にリセット信号を送信するメンテナンスツールであり、無線基地局が、メンテナンスツールから自動診断要求を受信した場合にデバイスの診断を行い、診断結果を近距離無線通信を介してメンテナンスツールに送信すると共に、メンテナンスツールから送信されたリセット信号を受信してリセットする無線基地局である無線基地局監視システムとしており、保守監視局からの遠隔制御が受けられない場合に、保守作業員が高所に登らなくても、安全且つ容易に、短時間で無線基地局装置のメンテナンスを行って利便性を向上させることができ、また、強制的にデバイスチェックを行わせてシステムの信頼性を向上させることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
尚、以下で説明する機能実現手段は、当該機能を実現できる手段であれば、どのような回路又は装置であっても構わず、また機能の一部又は全部をソフトウェアで実現することも可能である。更に、機能実現手段を複数の回路によって実現してもよく、複数の機能実現手段を単一の回路で実現してもよい。
【0013】
本発明に係る無線基地局監視システムは、無線基地局装置にメンテナンスツール(MT)と近距離無線通信を行う機能を設け、メンテナンスツールから自動診断要求を受信すると、デバイスのチェックを行って、診断結果をメンテナンスツールに送信して、メンテナンスツールにて結果を表示し、異常であれば無線基地局装置にリセット等のメンテナンスを指示するメンテナンス信号を送信するものであり、保守監視局からの制御ができない場合でも、保守作業員が高所に上がって無線基地局装置とメンテナンスツールとを有線で接続しなくても、無線基地局装置の状態をメンテナンスツールで把握して、異常の原因を取得したり、メンテナンスの遠隔操作を行うことができ、安全且つ容易に、無線基地局装置のメンテナンスを行うことができるものである。
【0014】
また、本発明に係る無線基地局監視システムは、無線基地局装置が予め設定された間隔で定期的に自動診断を行って、診断結果をIDを付してネットワークで接続されたオペレーションセンタに通知し、診断結果が「異常」であった場合には、オペレーションセンタがメンテナンスツールにリセット信号の出力指示を送信し、保守作業員がメンテナンスツールを持って無線通信可能な範囲まで出向き、メンテナンスツールから障害の原因を取得したり、リセット信号を送信するものであり、デバイス不良を早期に発見し、異常に対して迅速に対処可能となり、短時間の障害復帰を図り、移動通信システムの信頼性を向上させることができるものである。
【0015】
本発明の実施の形態に係る無線基地局監視システムの構成について図1を用いて説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態に係る無線基地局監視システム(第1のシステム)の構成ブロック図である。
図1に示すように、第1のシステムは、移動通信システムの基地局である複数の無線基地局装置1と、無線基地局装置1の状態監視及びリセット等のメンテナンスを行うメンテナンスツール(MT)2と、複数の無線基地局装置1と有線で接続され、各無線基地局装置1の状態監視やリセット等のメンテナンスを行う保守監視局3とから構成されている。
第1のシステムの特徴として、無線基地局装置1とメンテナンスツール2とは近距離無線通信を介して直接通信を行うようになっている。
【0016】
更に、無線基地局装置1は、移動通信システムの移動局との無線通信を行う呼処理制御部11と、保守監視局3や上位の制御局との通信を行う有線通信制御部12と、装置全体の制御を行う制御部13と、MT2との近距離無線通信を行う近距離無線通信部14とを備えている。また、制御部13には、装置内のデバイスの動作チェックを行って正常/異常を診断する監視手段が設けられている。
【0017】
第1のシステムの特徴部分について説明すると、制御部13に設けられた監視手段は、MT2からの自動診断要求を受信した場合に、装置内に設置されているRAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、FROM(Flash ROM)、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)、DSP(Digital Signal Processor)等のデバイスの動作チェック(診断)を行って、その結果を近距離無線通信部14を介してMT2に出力するものである。具体的には、監視手段は、予め記憶された「自動診断タスク」のプログラムであり、制御部13は、自動診断要求が入力された場合に、自動診断タスクのプログラムを起動してデバイスのチェックを行うようになっている。
【0018】
また、近距離無線通信部14は、近距離で直接無線信号の送受信を行う手段(近距離無線通信手段)であり、具体的には、赤外線インタフェース(IrDA)や周波数ホッピングを利用した無線通信や無線LANが考えられ、10m程度の直接無線通信が可能となっている。
【0019】
MT2は、無線基地局装置1の近距離無線通信部14との近距離無線通信を行う手段を備え、無線基地局装置1からの診断結果を受信して表示し、また、その診断結果に応じてリセット信号等のメンテナンス信号を送信する装置であり、具体的には持ち運び可能な専用装置やパーソナルコンピュータ等が考えられる。
【0020】
ここで、メンテナンスツール2の構成について図2を用いて説明する。図2は、メンテナンスツール(MT)2の構成ブロック図である。
図2に示すように、メンテナンスツール2は、装置全体の制御を行う制御部20と、無線基地局装置1との近距離無線通信を行う近距離無線通信部21と、制御部20における処理プログラムや無線基地局装置1から送信されたアラームログを記憶する記憶部22と、無線基地局装置1から送信された診断結果を表示する表示部23と、各種設定の入力やリセットの指示の入力を行う入力部24と、インターネット等のネットワークに有線又は無線で接続可能な通信部25とを備えている。
【0021】
近距離無線通信部21は、無線基地局装置1の近距離無線通信部14との近距離直接通信を行うものであり、赤外線インタフェース(IrDA)や周波数ホッピングを利用した無線通信(Bluetooth(R)等)や、無線LANのいずれか又は全てのインタフェースを備えているものである。
【0022】
次に、第1のシステムの無線基地局装置1の動作について図3を用いて説明する。図3は、第1のシステムの無線基地局装置1の制御部13の動作を示すフローチャート図である。
図3に示すように、無線基地局装置1の制御部13は、近距離無線通信部14から、MT2から受信した自動診断要求が入力されたかどうかを判断し(100)、自動診断要求が入力された場合には自動診断タスク(監視手段)を起動する(102)。
【0023】
そして、監視手段が装置内の各種デバイスをチェックして(104)、正常(OK)であれば、近距離無線通信部14を介してMT2に「正常」のデータを送信し(106)、自動診断タスクを終了して処理を終わる。
【0024】
また、処理104で、デバイスチェックの結果、いずれかのデバイスに異常が見つかった場合(NG)には、アラーム処理として、MT2に「異常」と異常原因を示すデータ(不良デバイスを特定するデータ)を送信し、記憶部(図示せず)に診断日時と不良デバイスを特定するデータを含むアラームログを記憶し(108)、処理を終わる。このようにして第1のシステムにおける無線基地局装置1の処理が行われるものである。
【0025】
そして、MT2が、無線基地局装置1から診断結果を受信すると、受信データを記憶すると共に、受信データに基づいて表示部に「正常」又は「異常」を表示し、「異常」の場合には、異常原因を示すデータも表示し、これらのデータに基づいて保守作業員が入力部24からリセット指示を入力すると、近距離無線通信部21から近距離無線通信を介して当該無線基地局装置1に対してリセット信号が送信される。
【0026】
そして、無線基地局装置1は、近距離無線通信部14でリセット信号を無線信号で受信すると、監視制御部13が装置のリセットを実行する。
このようにして本発明の実施の形態に係る無線基地局装置1及びMT2の動作が行われるものである。
【0027】
本発明の実施の形態に係る無線基地局監視システムによれば、無線基地局装置1が、メンテナンスツール(MT)2との近距離直接無線通信を行う近距離無線通信部14を備え、MT2から自動診断要求を受信すると、制御部13が、自動診断タスクを起動してデバイスチェックを行い、診断結果をMT2に送信すると共に、MT2から送信されたリセット信号を受信してリセットを行う無線基地局装置1としているので、無線基地局装置1と保守監視局3とを接続する有線回線に異常が発生した場合等、何らかの原因で保守監視局3からの遠隔制御が受けられない場合でも、保守作業員が高所に登ることなく、安全且つ容易に、短時間で無線基地局装置のメンテナンスを行うことができ、利便性を向上させることができる効果がある。
【0028】
また、ここではメンテナンスの例としてMTからリセット信号を送信して無線基地局装置1がリセットする場合を例として説明したが、リセット信号に限らず、MT2から各種メンテナンス信号を送信し、無線基地局装置1が受信したメンテナンス信号に従って動作することが可能であり、各種メンテナンスを遠隔制御で行うことができる効果がある。
【0029】
次に、本発明の第2の実施の形態に係る無線基地局監視システムについて説明する。
上述した第1の無線基地局監視システムでは、無線基地局装置が、メンテナンスツールからの自動診断要求に基づいて装置内のデバイスチェックを行って結果を報告するようにしていたが、本発明の実施の形態に係る無線基地局監視システムでは、特にメンテナンスツールからの要求がなくても、無線基地局装置が定期的に自動診断を行って、その結果を上位の監視局に送信するようにしたものである。
【0030】
図4は、本発明の第2の実施の形態に係る無線基地局監視システム(第2のシステム)の構成ブロック図である。
図4に示すように、本システムは、上述した無線基地局監視システムとほぼ同様の構成であり、無線基地局装置1′と、メンテナンスツール2′と、保守監視局3と、ネットワークを介して複数の保守監視局3及び無線基地局装置1′及びメンテナンスツール2′に接続可能なオペレーションセンタ(OPC)4とから構成されている。無線基地局装置1′とオペレーションセンタ4との接続は、ここでは無線通信としているが、有線回線を用いても構わない。また、MT2′は持ち運び可能なものであるため無線による接続が好ましいが、有線接続も可能としても構わない。
【0031】
上記構成部分の内、無線基地局装置1′、MT2′、保守監視局3の構成は図1及び図2に示した第1のシステムにおける無線基地局装置1及びMT2及び保守監視局3とほぼ同様であるため、図示は省略する。但し、無線基地局装置1′及びMT2′における動作が第1のシステムとは一部異なっている。
【0032】
上記構成部分の内、無線基地局装置1′は、第1のシステムの無線基地局装置1と同様に、メンテナンスツール2′からの自動診断要求を受信して、デバイスの自動診断を行うものである。また、第2のシステムの特徴として、無線基地局装置1′は、メンテナンスツール2′からの設定により定期的にデバイスの自動診断を行って、診断結果をネットワークを介してオペレーションセンタ4に送信するものである。
そして、無線基地局装置1′は、第1のシステムと同様に、MT2′と近距離無線通信を行って、MT2′からのリセット信号を受信すると、これに従ってリセットするものである。
【0033】
また、オペレーションセンタ4は、無線基地局装置1′からの自動診断結果を受信して、無線基地局装置1′のIDに対応付けて診断結果を記録しておくものであり、各無線基地局装置1′の状態を一括して把握できるものである。
更に、オペレーションセンタ4は、予め各無線基地局装置1′とその無線基地局装置1′の保守を行うMT2とを対応付けて記憶しているものである。無線基地局装置1′とMT2′との対応付けは1対1である必要はなく、無線基地局装置1′にデバイス不良が発生した場合に当該無線基地局装置1′との近距離無線通信が可能な範囲内に移動可能なMT2′を登録しておくのが好ましい。
【0034】
そして、オペレーションセンタ4は、受信した診断結果が「異常」であった場合に、当該無線基地局装置1′に対応した特定のMT2′に、異常が発生した無線基地局装置1′のIDと、リセット信号出力の指示とを送信するものである。
【0035】
次に、第2のシステムのMT2′における無線基地局装置1′の自動診断モードの設定について説明する。図5は、第2のシステムのMT2′における無線基地局装置1′の自動診断モードの設定画面を示す説明図である。
まず、MT2′の入力部24から「自動診断モード」のキーが押下されると、制御部20は、表示部23に図5(a)に示す画面を表示する。この画面で「1.実行」が選択されると、上述した例と同様に、無線基地局装置1′に対して自動診断要求が近距離無線通信部21を介して送信されるものである。
【0036】
図5(a)の画面で「2.設定」が選択されると、MT2の制御部20は、表示部23に図5(b)に示す画面を表示する。そして、「1.設定」が選択されると、自動診断を定期的に行わせるための設定が可能になるものであり、入力部24からの指示に従って、毎日、毎週(曜日指定)、毎月(日にち指定)の中から任意の間隔を選択して設定できるものである。また、自動診断を行う時刻も設定可能となっている。
図5(b)の例では「毎日」自動診断を行うように設定されており、時刻を設定すれば、毎日決まった時刻に自動診断が行われるようになる。
【0037】
そして、設定内容を送信する指示が入力されると、近距離無線通信部21から無線基地局装置1′に対して設定内容が送信され、無線基地局装置1′の制御部13が記憶部(図示せず)に設定内容を記憶すると共に、当該設定及び内部で管理している時刻に従って定期的に自動診断を行うようになっている。
また、図5の(b)で、「2.解除」が選択されて送信された場合には、既に設定されている自動診断の設定をクリアするものである。
【0038】
次に、第2のシステムの動作について図3、図4及び図6を用いて説明する。図6は、第2の無線基地局監視システムの無線基地局装置1′における定期的な自動診断処理を示すフローチャート図である。
本システムでは、無線基地局装置1′の制御部13は、常時図3に示した処理を行っており、MT2′において図5(a)に示した自動診断モードの設定画面で、「1.実行」が選択された場合には、MT2′から無線基地局装置1′に自動診断要求が送信され、無線基地局装置1′でこれを受信して、制御部13が、図3に示した自動診断処理を行う。
【0039】
また、無線基地局装置1′の制御部13は、図3に示した処理と共に、図6に示す定期的な自動診断の処理も行うようになっている。
図6に示すように、本システムの無線基地局装置1′の制御部13は、MT2′から送信されて記憶部(図示せず)に記憶されている自動診断モードの設定及び現在時刻に基づいて、自動診断設定時刻か否かを判断し(200)、設定時刻であれば、制御部13は図3の処理と同様に、自動診断タスクを起動して(202)、各種デバイスのチェックを行い(204)、診断結果が出ると当該診断結果に現在日時及び自己のIDを付して、通信部25から、ネットワークを介してオペレーションセンタ4に送信する(206)。診断結果が「異常」であった場合には制御部13は、異常の原因(不良個所)を示すデータを付して送信する。すなわち、第2の無線基地局監視システムの無線基地局装置1′では、MT2′と通信を行っていない定期的な自動診断の場合には、オペレーションセンタ4に結果を報告するようにしているものである。
【0040】
そして、オペレーションセンタ4が無線基地局装置1から診断結果を受信すると、ID毎に診断結果と日時とを記憶しておく。受信した診断結果が「異常」であった場合には、オペレーションセンタ4は、当該無線基地局装置1′に対応するMT2′に対して、無線基地局装置1′のIDとリセット信号出力の指示を送信する。
【0041】
そして、MT2がオペレーションセンタ4からの指示を受信すると、制御部20が、表示やアラーム音や音声によりアラーム受信を報知し、保守作業員が、受信IDで特定される無線基地局装置1′の近傍までMT2′を持参して出向き、入力部24からの入力でIDに対応する無線基地局装置1′に対してリセット信号を送信する。これにより、自動診断の診断結果が「異常」であった無線基地局装置1′のリセットが行われるものである。
【0042】
本発明の第2の実施の形態に係る無線基地局監視システムによれば、無線基地局装置1′が、MT2′からの設定に従って定期的にデバイスのチェックを行い、診断結果にIDを付してネットワークを介してオペレーションセンタ4に送信し、オペレーションセンタ4が予め当該IDの無線基地局装置1′に対応して記憶されているMT2′に、無線基地局装置1′のIDとリセット信号出力の指示を送信し、MT2′でリセット信号出力の指示を受信すると表示又は音声で報知し、保守作業員によって当該無線基地局装置1′の近くまで運ばれ、入力部24からリセット指示が入力されると、当該無線基地局装置1′に近距離無線通信でリセット信号を送信し、無線基地局装置1′がリセット信号を受信してリセットする無線基地局監視システムとしているので、保守監視局3からの遠隔制御が受けられない場合でも、デバイス不良を早期に発見して、安全且つ容易に、短時間で無線基地局装置のメンテナンスを行うことができ、移動通信システムの信頼性を向上させることができる効果がある。
【0043】
また、第2のシステムでは、メンテナンスの例としてリセットを行う場合について説明したが、リセットに限らず、MT2′から他のメンテナンス信号を送信し、無線基地局装置1′が、受信したメンテナンス信号に従って動作するようにしてもよい。
【0044】
更に、第2のシステムの技術をホームネットワークに応用した場合、各々の電気機器に無線基地局装置1′の機能を備え、各電気機器を接続するホームサーバにオペレーションセンタ4の機能を備えておけば、各電気機器に不具合が発生した場合に直ちにホームサーバに通知することができ、ホームサーバからユーザや予め登録された警察・消防・関係機関に連絡でき、異常発生に対して迅速な対応ができる効果がある。
【0045】
【発明の効果】
本発明によれば、無線基地局が、メンテナンスツールとの無線通信を行う近距離無線通信手段を備え、定期的にデバイスの診断を行って診断結果にIDを付してネットワークを介してオペレーションセンタに送信すると共に、メンテナンスツールから近距離無線通信によって送信されるリセット信号を受信してリセットする無線基地局であり、オペレーションセンタが、予め各無線基地局と前記無線基地局の保守を行うメンテナンスツールとを対応付けて記憶しておき、任意の無線基地局から診断結果を受信すると、受信した診断結果をID毎に記憶し、診断結果が「異常」であった場合には、無線基地局に対応するメンテナンスツールに基地局のIDとリセット信号の出力指示とを送信するオペレーションセンタであり、メンテナンスツールが、近距離無線通信手段を備え、オペレーションセンタからIDとリセット信号の出力指示とを受信すると、IDに対応する無線基地局に対して近距離無線通信を介してリセット信号を送信するメンテナンスツールである無線基地局監視システムとしているので、保守監視局からの遠隔制御が受けられない場合でも、デバイス不良を早期に発見して、迅速に対応して障害復帰を図ることができ、システムの信頼性を向上させることができる効果がある。
【0046】
また、本発明によれば、メンテナンスツールが、表示部を備え、近距離無線通信を介してデバイスの診断を指示する自動診断要求を無線基地局に送信し、基地局から診断結果を受信すると、診断結果を記憶すると共に診断結果を表示部に表示し、診断結果が「異常」であった場合には、近距離無線通信を介して基地局にリセット信号を送信するメンテナンスツールであり、無線基地局が、メンテナンスツールから自動診断要求を受信した場合にデバイスの診断を行い、診断結果を近距離無線通信を介してメンテナンスツールに送信すると共に、メンテナンスツールから送信されたリセット信号を受信してリセットする無線基地局である無線基地局監視システムとしているので、保守監視局からの遠隔制御が受けられない場合に、保守作業員が高所に登らなくても、安全且つ容易に、短時間で無線基地局装置のメンテナンスを行って利便性を向上させることができ、また、強制的にデバイスチェックを行わせてシステムの信頼性を向上させることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る無線基地局監視システム(第1のシステム)の構成ブロック図である。
【図2】メンテナンスツール(MT)2の構成ブロック図である。
【図3】第1のシステムの無線基地局装置1の制御部13の動作を示すフローチャート図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係る無線基地局監視システム(第2のシステム)の構成ブロック図である。
【図5】第2のシステムのMT2′における無線基地局装置1′の自動診断モードの設定画面を示す説明図である。
【図6】第2の無線基地局監視システムの無線基地局装置1′における定期的な自動診断処理を示すフローチャート図である。
【図7】従来の無線基地局監視システムの構成ブロック図である。
【符号の説明】
1…無線基地局装置、 2…メンテナンスツール(MT)、 3…保守監視局、 4…オペレーションセンタ、 11…呼処理部、 12…有線通信制御部、13…制御部、 14…近距離無線通信部、 20…制御部、 21…近距離無線通信部、 22…記憶部、 23…表示部、 24…入力部、 25…通信部
【発明の属する技術分野】
本発明は、移動通信システムの無線基地局装置(TX‐AMPカード)に係り、特にデバイス不良の早期発見ができ、安全且つ容易にメンテナンスを行うことができる無線基地局監視システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
移動通信システムにおいては、移動局と無線通信を行う複数の無線基地局装置がエリア毎に設けられている。
ここで、従来の無線基地局装置の保守管理を行う無線基地局監視システムについて図7を用いて説明する。図7は、従来の無線基地局監視システムの構成ブロック図である。
図7に示すように、従来の無線基地局監視システムは、エリア毎に設けられ、移動局と無線通信を行う無線基地局装置1″と、複数の無線基地局装置1″と有線回線で接続して、無線基地局装置1″の状態監視やリセット等の遠隔制御を行う保守監視局3と、無線基地局装置1″に有線で接続し、リセット等のメンテナンスを行うメンテナンスツール(MT)2″とから構成されている。
【0003】
そして、上記従来の無線基地局監視システムにおいては、無線基地局装置1″に異常が発生すると、無線基地局装置1″が保守監視局3に対してアラームを送信し、保守監視局3が、アラームの送信元の無線基地局装置1″に制御信号(リセット信号)を出力して遠隔制御により無線基地局装置1″をリセットさせるようになっていた。
【0004】
しかし、保守監視局3と無線基地局装置1″とを接続する中継装置(図示せず)の故障や、有線回線の異常や、保守監視局3からの遠隔制御が不能になるような無線基地局装置1″側のソフトウェア上の障害等が生じたときには、保守監視局3からの当該無線基地局装置1″に対する状態監視やリセット等の遠隔制御ができなくなってしまう。
【0005】
このような場合には、保守作業員が、遠隔制御が不能になった無線基地局装置1″の設置場所に出向き、該無線基地局装置1″にMT2″をRS−232CやEthernet(R)等の有線回線で繋ぎ、MT2″で当該無線基地局装置1″に発生している障害の原因を調査し、リセットを行うようにしている。
【0006】
尚、通信システムにおける保守管理に関する従来技術としては、平成12年5月30日公開の特開2000−151489「中継増幅装置」(出願人:国電気株式会社、発明者:松宮聡他)がある。
この従来技術は、親局装置と子局装置とから成る中継増幅装置で、親局装置と子局装置とが通常の動作状態にあるときに、親局装置の制御部より子局装置の制御部の動作プログラムを変更可能としたものであり、作業者が子局装置の場所に足を運ぶことなく子局装置の動作プログラム変更を効率的に行えるものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の無線基地局監視システムでは、無線基地局装置の設置台数が膨大な数であり、更に各無線基地局装置が電柱やビルの屋上等の高所に設置されているので、保守作業員が出向いてメンテナンスツールを接続してリセット作業を行うのは煩雑で長時間を要する上、作業に危険を伴うという問題点があった。
【0008】
また、従来の無線基地局監視システムでは、通常運用中にエラーが発生した場合に初めてデバイス不良を認識して異常を通知していたため、デバイス不良の早期発見ができず、対処が遅れてしまうという問題点があった。
【0009】
本発明は上記実情に鑑みて為されたもので、安全且つ容易に、短時間で無線基地局装置のメンテナンスを行うことができ、利便性を向上させることができると共に、デバイス不良を早期に発見し、信頼性を向上させることができる無線基地局監視システムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記従来例の問題点を解決するための本発明は、移動通信網における無線基地局と、無線基地局とネットワークを介して接続されるオペレーションセンタと、無線基地局の保守を行うメンテナンスツールとを備えた無線基地局監視システムであって、無線基地局が、メンテナンスツールとの無線通信を行う近距離無線通信手段を備え、定期的にデバイスの診断を行って前記診断の診断結果にIDを付してネットワークを介してオペレーションセンタに送信すると共に、メンテナンスツールから近距離無線通信によって送信されるリセット信号を受信してリセットする無線基地局であり、オペレーションセンタが、予め各無線基地局と前記無線基地局の保守を行うメンテナンスツールとを対応付けて記憶しておき、任意の無線基地局から診断結果を受信すると、受信した診断結果をID毎に記憶し、診断結果が「異常」であった場合には、無線基地局に対応するメンテナンスツールに基地局のIDとリセット信号の出力指示とを送信するオペレーションセンタであり、メンテナンスツールが、近距離無線通信手段を備え、オペレーションセンタからIDとリセット信号の出力指示とを受信すると、IDに対応する無線基地局に対して近距離無線通信を介してリセット信号を送信するメンテナンスツールである無線基地局監視システムとしており、保守監視局からの遠隔制御が受けられない場合でも、デバイス不良を早期に発見して、迅速に対応して障害復帰を図ることができ、システムの信頼性を向上させることができる。
【0011】
また、本発明によれば、メンテナンスツールが、表示部を備え、近距離無線通信を介してデバイスの診断を指示する自動診断要求を無線基地局に送信し、基地局から診断結果を受信すると、診断結果を記憶すると共に診断結果を表示部に表示し、診断結果が「異常」であった場合には、近距離無線通信を介して基地局にリセット信号を送信するメンテナンスツールであり、無線基地局が、メンテナンスツールから自動診断要求を受信した場合にデバイスの診断を行い、診断結果を近距離無線通信を介してメンテナンスツールに送信すると共に、メンテナンスツールから送信されたリセット信号を受信してリセットする無線基地局である無線基地局監視システムとしており、保守監視局からの遠隔制御が受けられない場合に、保守作業員が高所に登らなくても、安全且つ容易に、短時間で無線基地局装置のメンテナンスを行って利便性を向上させることができ、また、強制的にデバイスチェックを行わせてシステムの信頼性を向上させることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
尚、以下で説明する機能実現手段は、当該機能を実現できる手段であれば、どのような回路又は装置であっても構わず、また機能の一部又は全部をソフトウェアで実現することも可能である。更に、機能実現手段を複数の回路によって実現してもよく、複数の機能実現手段を単一の回路で実現してもよい。
【0013】
本発明に係る無線基地局監視システムは、無線基地局装置にメンテナンスツール(MT)と近距離無線通信を行う機能を設け、メンテナンスツールから自動診断要求を受信すると、デバイスのチェックを行って、診断結果をメンテナンスツールに送信して、メンテナンスツールにて結果を表示し、異常であれば無線基地局装置にリセット等のメンテナンスを指示するメンテナンス信号を送信するものであり、保守監視局からの制御ができない場合でも、保守作業員が高所に上がって無線基地局装置とメンテナンスツールとを有線で接続しなくても、無線基地局装置の状態をメンテナンスツールで把握して、異常の原因を取得したり、メンテナンスの遠隔操作を行うことができ、安全且つ容易に、無線基地局装置のメンテナンスを行うことができるものである。
【0014】
また、本発明に係る無線基地局監視システムは、無線基地局装置が予め設定された間隔で定期的に自動診断を行って、診断結果をIDを付してネットワークで接続されたオペレーションセンタに通知し、診断結果が「異常」であった場合には、オペレーションセンタがメンテナンスツールにリセット信号の出力指示を送信し、保守作業員がメンテナンスツールを持って無線通信可能な範囲まで出向き、メンテナンスツールから障害の原因を取得したり、リセット信号を送信するものであり、デバイス不良を早期に発見し、異常に対して迅速に対処可能となり、短時間の障害復帰を図り、移動通信システムの信頼性を向上させることができるものである。
【0015】
本発明の実施の形態に係る無線基地局監視システムの構成について図1を用いて説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態に係る無線基地局監視システム(第1のシステム)の構成ブロック図である。
図1に示すように、第1のシステムは、移動通信システムの基地局である複数の無線基地局装置1と、無線基地局装置1の状態監視及びリセット等のメンテナンスを行うメンテナンスツール(MT)2と、複数の無線基地局装置1と有線で接続され、各無線基地局装置1の状態監視やリセット等のメンテナンスを行う保守監視局3とから構成されている。
第1のシステムの特徴として、無線基地局装置1とメンテナンスツール2とは近距離無線通信を介して直接通信を行うようになっている。
【0016】
更に、無線基地局装置1は、移動通信システムの移動局との無線通信を行う呼処理制御部11と、保守監視局3や上位の制御局との通信を行う有線通信制御部12と、装置全体の制御を行う制御部13と、MT2との近距離無線通信を行う近距離無線通信部14とを備えている。また、制御部13には、装置内のデバイスの動作チェックを行って正常/異常を診断する監視手段が設けられている。
【0017】
第1のシステムの特徴部分について説明すると、制御部13に設けられた監視手段は、MT2からの自動診断要求を受信した場合に、装置内に設置されているRAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、FROM(Flash ROM)、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)、DSP(Digital Signal Processor)等のデバイスの動作チェック(診断)を行って、その結果を近距離無線通信部14を介してMT2に出力するものである。具体的には、監視手段は、予め記憶された「自動診断タスク」のプログラムであり、制御部13は、自動診断要求が入力された場合に、自動診断タスクのプログラムを起動してデバイスのチェックを行うようになっている。
【0018】
また、近距離無線通信部14は、近距離で直接無線信号の送受信を行う手段(近距離無線通信手段)であり、具体的には、赤外線インタフェース(IrDA)や周波数ホッピングを利用した無線通信や無線LANが考えられ、10m程度の直接無線通信が可能となっている。
【0019】
MT2は、無線基地局装置1の近距離無線通信部14との近距離無線通信を行う手段を備え、無線基地局装置1からの診断結果を受信して表示し、また、その診断結果に応じてリセット信号等のメンテナンス信号を送信する装置であり、具体的には持ち運び可能な専用装置やパーソナルコンピュータ等が考えられる。
【0020】
ここで、メンテナンスツール2の構成について図2を用いて説明する。図2は、メンテナンスツール(MT)2の構成ブロック図である。
図2に示すように、メンテナンスツール2は、装置全体の制御を行う制御部20と、無線基地局装置1との近距離無線通信を行う近距離無線通信部21と、制御部20における処理プログラムや無線基地局装置1から送信されたアラームログを記憶する記憶部22と、無線基地局装置1から送信された診断結果を表示する表示部23と、各種設定の入力やリセットの指示の入力を行う入力部24と、インターネット等のネットワークに有線又は無線で接続可能な通信部25とを備えている。
【0021】
近距離無線通信部21は、無線基地局装置1の近距離無線通信部14との近距離直接通信を行うものであり、赤外線インタフェース(IrDA)や周波数ホッピングを利用した無線通信(Bluetooth(R)等)や、無線LANのいずれか又は全てのインタフェースを備えているものである。
【0022】
次に、第1のシステムの無線基地局装置1の動作について図3を用いて説明する。図3は、第1のシステムの無線基地局装置1の制御部13の動作を示すフローチャート図である。
図3に示すように、無線基地局装置1の制御部13は、近距離無線通信部14から、MT2から受信した自動診断要求が入力されたかどうかを判断し(100)、自動診断要求が入力された場合には自動診断タスク(監視手段)を起動する(102)。
【0023】
そして、監視手段が装置内の各種デバイスをチェックして(104)、正常(OK)であれば、近距離無線通信部14を介してMT2に「正常」のデータを送信し(106)、自動診断タスクを終了して処理を終わる。
【0024】
また、処理104で、デバイスチェックの結果、いずれかのデバイスに異常が見つかった場合(NG)には、アラーム処理として、MT2に「異常」と異常原因を示すデータ(不良デバイスを特定するデータ)を送信し、記憶部(図示せず)に診断日時と不良デバイスを特定するデータを含むアラームログを記憶し(108)、処理を終わる。このようにして第1のシステムにおける無線基地局装置1の処理が行われるものである。
【0025】
そして、MT2が、無線基地局装置1から診断結果を受信すると、受信データを記憶すると共に、受信データに基づいて表示部に「正常」又は「異常」を表示し、「異常」の場合には、異常原因を示すデータも表示し、これらのデータに基づいて保守作業員が入力部24からリセット指示を入力すると、近距離無線通信部21から近距離無線通信を介して当該無線基地局装置1に対してリセット信号が送信される。
【0026】
そして、無線基地局装置1は、近距離無線通信部14でリセット信号を無線信号で受信すると、監視制御部13が装置のリセットを実行する。
このようにして本発明の実施の形態に係る無線基地局装置1及びMT2の動作が行われるものである。
【0027】
本発明の実施の形態に係る無線基地局監視システムによれば、無線基地局装置1が、メンテナンスツール(MT)2との近距離直接無線通信を行う近距離無線通信部14を備え、MT2から自動診断要求を受信すると、制御部13が、自動診断タスクを起動してデバイスチェックを行い、診断結果をMT2に送信すると共に、MT2から送信されたリセット信号を受信してリセットを行う無線基地局装置1としているので、無線基地局装置1と保守監視局3とを接続する有線回線に異常が発生した場合等、何らかの原因で保守監視局3からの遠隔制御が受けられない場合でも、保守作業員が高所に登ることなく、安全且つ容易に、短時間で無線基地局装置のメンテナンスを行うことができ、利便性を向上させることができる効果がある。
【0028】
また、ここではメンテナンスの例としてMTからリセット信号を送信して無線基地局装置1がリセットする場合を例として説明したが、リセット信号に限らず、MT2から各種メンテナンス信号を送信し、無線基地局装置1が受信したメンテナンス信号に従って動作することが可能であり、各種メンテナンスを遠隔制御で行うことができる効果がある。
【0029】
次に、本発明の第2の実施の形態に係る無線基地局監視システムについて説明する。
上述した第1の無線基地局監視システムでは、無線基地局装置が、メンテナンスツールからの自動診断要求に基づいて装置内のデバイスチェックを行って結果を報告するようにしていたが、本発明の実施の形態に係る無線基地局監視システムでは、特にメンテナンスツールからの要求がなくても、無線基地局装置が定期的に自動診断を行って、その結果を上位の監視局に送信するようにしたものである。
【0030】
図4は、本発明の第2の実施の形態に係る無線基地局監視システム(第2のシステム)の構成ブロック図である。
図4に示すように、本システムは、上述した無線基地局監視システムとほぼ同様の構成であり、無線基地局装置1′と、メンテナンスツール2′と、保守監視局3と、ネットワークを介して複数の保守監視局3及び無線基地局装置1′及びメンテナンスツール2′に接続可能なオペレーションセンタ(OPC)4とから構成されている。無線基地局装置1′とオペレーションセンタ4との接続は、ここでは無線通信としているが、有線回線を用いても構わない。また、MT2′は持ち運び可能なものであるため無線による接続が好ましいが、有線接続も可能としても構わない。
【0031】
上記構成部分の内、無線基地局装置1′、MT2′、保守監視局3の構成は図1及び図2に示した第1のシステムにおける無線基地局装置1及びMT2及び保守監視局3とほぼ同様であるため、図示は省略する。但し、無線基地局装置1′及びMT2′における動作が第1のシステムとは一部異なっている。
【0032】
上記構成部分の内、無線基地局装置1′は、第1のシステムの無線基地局装置1と同様に、メンテナンスツール2′からの自動診断要求を受信して、デバイスの自動診断を行うものである。また、第2のシステムの特徴として、無線基地局装置1′は、メンテナンスツール2′からの設定により定期的にデバイスの自動診断を行って、診断結果をネットワークを介してオペレーションセンタ4に送信するものである。
そして、無線基地局装置1′は、第1のシステムと同様に、MT2′と近距離無線通信を行って、MT2′からのリセット信号を受信すると、これに従ってリセットするものである。
【0033】
また、オペレーションセンタ4は、無線基地局装置1′からの自動診断結果を受信して、無線基地局装置1′のIDに対応付けて診断結果を記録しておくものであり、各無線基地局装置1′の状態を一括して把握できるものである。
更に、オペレーションセンタ4は、予め各無線基地局装置1′とその無線基地局装置1′の保守を行うMT2とを対応付けて記憶しているものである。無線基地局装置1′とMT2′との対応付けは1対1である必要はなく、無線基地局装置1′にデバイス不良が発生した場合に当該無線基地局装置1′との近距離無線通信が可能な範囲内に移動可能なMT2′を登録しておくのが好ましい。
【0034】
そして、オペレーションセンタ4は、受信した診断結果が「異常」であった場合に、当該無線基地局装置1′に対応した特定のMT2′に、異常が発生した無線基地局装置1′のIDと、リセット信号出力の指示とを送信するものである。
【0035】
次に、第2のシステムのMT2′における無線基地局装置1′の自動診断モードの設定について説明する。図5は、第2のシステムのMT2′における無線基地局装置1′の自動診断モードの設定画面を示す説明図である。
まず、MT2′の入力部24から「自動診断モード」のキーが押下されると、制御部20は、表示部23に図5(a)に示す画面を表示する。この画面で「1.実行」が選択されると、上述した例と同様に、無線基地局装置1′に対して自動診断要求が近距離無線通信部21を介して送信されるものである。
【0036】
図5(a)の画面で「2.設定」が選択されると、MT2の制御部20は、表示部23に図5(b)に示す画面を表示する。そして、「1.設定」が選択されると、自動診断を定期的に行わせるための設定が可能になるものであり、入力部24からの指示に従って、毎日、毎週(曜日指定)、毎月(日にち指定)の中から任意の間隔を選択して設定できるものである。また、自動診断を行う時刻も設定可能となっている。
図5(b)の例では「毎日」自動診断を行うように設定されており、時刻を設定すれば、毎日決まった時刻に自動診断が行われるようになる。
【0037】
そして、設定内容を送信する指示が入力されると、近距離無線通信部21から無線基地局装置1′に対して設定内容が送信され、無線基地局装置1′の制御部13が記憶部(図示せず)に設定内容を記憶すると共に、当該設定及び内部で管理している時刻に従って定期的に自動診断を行うようになっている。
また、図5の(b)で、「2.解除」が選択されて送信された場合には、既に設定されている自動診断の設定をクリアするものである。
【0038】
次に、第2のシステムの動作について図3、図4及び図6を用いて説明する。図6は、第2の無線基地局監視システムの無線基地局装置1′における定期的な自動診断処理を示すフローチャート図である。
本システムでは、無線基地局装置1′の制御部13は、常時図3に示した処理を行っており、MT2′において図5(a)に示した自動診断モードの設定画面で、「1.実行」が選択された場合には、MT2′から無線基地局装置1′に自動診断要求が送信され、無線基地局装置1′でこれを受信して、制御部13が、図3に示した自動診断処理を行う。
【0039】
また、無線基地局装置1′の制御部13は、図3に示した処理と共に、図6に示す定期的な自動診断の処理も行うようになっている。
図6に示すように、本システムの無線基地局装置1′の制御部13は、MT2′から送信されて記憶部(図示せず)に記憶されている自動診断モードの設定及び現在時刻に基づいて、自動診断設定時刻か否かを判断し(200)、設定時刻であれば、制御部13は図3の処理と同様に、自動診断タスクを起動して(202)、各種デバイスのチェックを行い(204)、診断結果が出ると当該診断結果に現在日時及び自己のIDを付して、通信部25から、ネットワークを介してオペレーションセンタ4に送信する(206)。診断結果が「異常」であった場合には制御部13は、異常の原因(不良個所)を示すデータを付して送信する。すなわち、第2の無線基地局監視システムの無線基地局装置1′では、MT2′と通信を行っていない定期的な自動診断の場合には、オペレーションセンタ4に結果を報告するようにしているものである。
【0040】
そして、オペレーションセンタ4が無線基地局装置1から診断結果を受信すると、ID毎に診断結果と日時とを記憶しておく。受信した診断結果が「異常」であった場合には、オペレーションセンタ4は、当該無線基地局装置1′に対応するMT2′に対して、無線基地局装置1′のIDとリセット信号出力の指示を送信する。
【0041】
そして、MT2がオペレーションセンタ4からの指示を受信すると、制御部20が、表示やアラーム音や音声によりアラーム受信を報知し、保守作業員が、受信IDで特定される無線基地局装置1′の近傍までMT2′を持参して出向き、入力部24からの入力でIDに対応する無線基地局装置1′に対してリセット信号を送信する。これにより、自動診断の診断結果が「異常」であった無線基地局装置1′のリセットが行われるものである。
【0042】
本発明の第2の実施の形態に係る無線基地局監視システムによれば、無線基地局装置1′が、MT2′からの設定に従って定期的にデバイスのチェックを行い、診断結果にIDを付してネットワークを介してオペレーションセンタ4に送信し、オペレーションセンタ4が予め当該IDの無線基地局装置1′に対応して記憶されているMT2′に、無線基地局装置1′のIDとリセット信号出力の指示を送信し、MT2′でリセット信号出力の指示を受信すると表示又は音声で報知し、保守作業員によって当該無線基地局装置1′の近くまで運ばれ、入力部24からリセット指示が入力されると、当該無線基地局装置1′に近距離無線通信でリセット信号を送信し、無線基地局装置1′がリセット信号を受信してリセットする無線基地局監視システムとしているので、保守監視局3からの遠隔制御が受けられない場合でも、デバイス不良を早期に発見して、安全且つ容易に、短時間で無線基地局装置のメンテナンスを行うことができ、移動通信システムの信頼性を向上させることができる効果がある。
【0043】
また、第2のシステムでは、メンテナンスの例としてリセットを行う場合について説明したが、リセットに限らず、MT2′から他のメンテナンス信号を送信し、無線基地局装置1′が、受信したメンテナンス信号に従って動作するようにしてもよい。
【0044】
更に、第2のシステムの技術をホームネットワークに応用した場合、各々の電気機器に無線基地局装置1′の機能を備え、各電気機器を接続するホームサーバにオペレーションセンタ4の機能を備えておけば、各電気機器に不具合が発生した場合に直ちにホームサーバに通知することができ、ホームサーバからユーザや予め登録された警察・消防・関係機関に連絡でき、異常発生に対して迅速な対応ができる効果がある。
【0045】
【発明の効果】
本発明によれば、無線基地局が、メンテナンスツールとの無線通信を行う近距離無線通信手段を備え、定期的にデバイスの診断を行って診断結果にIDを付してネットワークを介してオペレーションセンタに送信すると共に、メンテナンスツールから近距離無線通信によって送信されるリセット信号を受信してリセットする無線基地局であり、オペレーションセンタが、予め各無線基地局と前記無線基地局の保守を行うメンテナンスツールとを対応付けて記憶しておき、任意の無線基地局から診断結果を受信すると、受信した診断結果をID毎に記憶し、診断結果が「異常」であった場合には、無線基地局に対応するメンテナンスツールに基地局のIDとリセット信号の出力指示とを送信するオペレーションセンタであり、メンテナンスツールが、近距離無線通信手段を備え、オペレーションセンタからIDとリセット信号の出力指示とを受信すると、IDに対応する無線基地局に対して近距離無線通信を介してリセット信号を送信するメンテナンスツールである無線基地局監視システムとしているので、保守監視局からの遠隔制御が受けられない場合でも、デバイス不良を早期に発見して、迅速に対応して障害復帰を図ることができ、システムの信頼性を向上させることができる効果がある。
【0046】
また、本発明によれば、メンテナンスツールが、表示部を備え、近距離無線通信を介してデバイスの診断を指示する自動診断要求を無線基地局に送信し、基地局から診断結果を受信すると、診断結果を記憶すると共に診断結果を表示部に表示し、診断結果が「異常」であった場合には、近距離無線通信を介して基地局にリセット信号を送信するメンテナンスツールであり、無線基地局が、メンテナンスツールから自動診断要求を受信した場合にデバイスの診断を行い、診断結果を近距離無線通信を介してメンテナンスツールに送信すると共に、メンテナンスツールから送信されたリセット信号を受信してリセットする無線基地局である無線基地局監視システムとしているので、保守監視局からの遠隔制御が受けられない場合に、保守作業員が高所に登らなくても、安全且つ容易に、短時間で無線基地局装置のメンテナンスを行って利便性を向上させることができ、また、強制的にデバイスチェックを行わせてシステムの信頼性を向上させることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る無線基地局監視システム(第1のシステム)の構成ブロック図である。
【図2】メンテナンスツール(MT)2の構成ブロック図である。
【図3】第1のシステムの無線基地局装置1の制御部13の動作を示すフローチャート図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係る無線基地局監視システム(第2のシステム)の構成ブロック図である。
【図5】第2のシステムのMT2′における無線基地局装置1′の自動診断モードの設定画面を示す説明図である。
【図6】第2の無線基地局監視システムの無線基地局装置1′における定期的な自動診断処理を示すフローチャート図である。
【図7】従来の無線基地局監視システムの構成ブロック図である。
【符号の説明】
1…無線基地局装置、 2…メンテナンスツール(MT)、 3…保守監視局、 4…オペレーションセンタ、 11…呼処理部、 12…有線通信制御部、13…制御部、 14…近距離無線通信部、 20…制御部、 21…近距離無線通信部、 22…記憶部、 23…表示部、 24…入力部、 25…通信部
Claims (2)
- 移動通信網における無線基地局と、前記無線基地局とネットワークを介して接続されるオペレーションセンタと、前記無線基地局の保守を行うメンテナンスツールとを備えた無線基地局監視システムであって、
前記無線基地局が、前記メンテナンスツールとの無線通信を行う近距離無線通信手段を備え、定期的にデバイスの診断を行って前記診断の診断結果にIDを付してネットワークを介してオペレーションセンタに送信すると共に、前記メンテナンスツールから近距離無線通信によって送信されるリセット信号を受信してリセットする無線基地局であり、
前記オペレーションセンタが、予め各無線基地局と前記無線基地局の保守を行うメンテナンスツールとを対応付けて記憶しておき、任意の無線基地局から診断結果を受信すると、前記受信した診断結果をID毎に記憶し、前記診断結果が「異常」であった場合には、前記無線基地局に対応するメンテナンスツールに前記基地局のIDとリセット信号の出力指示とを送信するオペレーションセンタであり、
前記メンテナンスツールが、近距離無線通信手段を備え、前記オペレーションセンタからIDとリセット信号の出力指示とを受信すると、前記IDに対応する無線基地局に対して近距離無線通信を介してリセット信号を送信するメンテナンスツールであることを特徴とする無線基地局監視システム。 - メンテナンスツールが、表示部を備え、近距離無線通信を介してデバイスの診断を指示する自動診断要求を無線基地局に送信し、前記基地局から診断結果を受信すると、診断結果を記憶すると共に前記診断結果を前記表示部に表示し、前記診断結果が「異常」であった場合には、近距離無線通信を介して前記基地局にリセット信号を送信するメンテナンスツールであり、
無線基地局が、メンテナンスツールから前記自動診断要求を受信した場合にデバイスの診断を行い、診断結果を近距離無線通信を介して前記メンテナンスツールに送信すると共に、前記メンテナンスツールから送信されたリセット信号を受信してリセットする無線基地局であることを特徴とする請求項1記載の無線基地局監視システム。
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