JP6467776B2 - 測距システム、情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

測距システム、情報処理装置、情報処理方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は測距システム、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
従来より、ステレオカメラ等の複数の撮像部を用いて撮影した撮影画像(ステレオ画像)に基づいて視差演算を行い、測距対象までの距離を算出するステレオ測距技術が知られている。
また、ステレオ測距技術にレーザレーダ測距技術を組み合わせ、それぞれの測距技術を用いて算出した距離を重みづけ加算することで、高い精度で距離を算出する構成も提案されている(例えば、特許文献1等参照)。
しかしながら、上記特許文献1のように、レーザレーダの走査範囲を撮像部による撮影範囲全体とした場合、撮像部のフレーム周期内で撮影範囲全体に対してレーザレーダを走査させる必要があり、レーザレーダの空間分解能を低く設定せざるをえない。
このようなことから、ステレオ測距技術にレーザレーダ測距技術を組み合わせて測距対象までの距離を算出する場合には、レーザレーダの空間分解能を高く設定できるように構成することが望ましい。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、測距対象までの距離を算出する測距技術において、空間分解能を向上させることを目的とする。
本発明の実施形態に係る測距システムは、以下のような構成を有する。すなわち、
撮影画像に含まれる測距対象までの距離を算出する測距システムであって、
前記撮影画像を、電磁波を走査する走査範囲を特定するための複数のブロックに分割し、各ブロックについて算出した、ブロック内の各画素の輝度値に関する情報と、ブロックの位置を示す情報とを所定の画像を解析することで得られた評価式に入力することで、前記撮影画像より、該評価式の算出結果が所定の条件を満たすブロックを抽出する抽出手段と、
前記抽出手段により抽出されたブロックに基づいて走査範囲を特定し、特定した走査範囲に含まれる第1の測距対象に前記電磁波を照射することで得られた反射波に基づいて、該第1の測距対象までの距離を算出する第1の算出手段と、
前記抽出手段により抽出されたブロック以外のブロックに含まれる第2の測距対象までの距離を、前記撮影画像に基づく視差演算を行うことで算出する第2の算出手段とを有することを特徴とする。
本発明の各実施形態によれば、測距対象までの距離を算出する測距技術において、空間分解能を向上させることが可能となる。
実施形態に係る測距システムの全体構成を示す図である。 撮像部及びレーザレーダ測距部の配置例ならびに撮像部による撮影範囲及びレーザレーダ測距部によるレーザ光の走査可能範囲を示す図である。 撮像部のハードウェア構成を示す図である。 レーザレーダ測距部のハードウェア構成を示す図である。 レーダ光の出射方向を変更するためのハードウェア構成の具体例を示す図である。 情報処理装置のハードウェア構成を示す図である。 情報処理装置の機能構成を示す図である。 撮影画像(ステレオ画像)の一例を示す図である。 領域特定部の機能構成を示す図である。 ブロック分割部による撮影画像の分割例を示す図である。 レーザ光の走査範囲を特定する特定領域を示す図である。 レーザ距離情報取得部により保持されたレーザ距離情報の一例を示す図である。 測距システムにおける測距情報生成処理の流れを示すフローチャートである。 測距情報の一例を示す図である。
以下、本発明の各実施形態について添付の図面を参照しながら説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複した説明を省く。
[第1の実施形態]
<1.測距システムの全体構成>
はじめに、本実施形態に係る測距システムの全体構成について説明する。図1は、本実施形態に係る測距システムの全体構成を示す図である。図1に示すように、測距システム100は、ステレオ撮像部110と、レーザレーダ測距部120と、情報処理装置130とを備える。
ステレオ撮像部110は、単眼の撮像部111と単眼の撮像部112とを備える。撮像部111、112は、それぞれ、所定のフレーム周期で撮影を行い、撮影画像を情報処理装置130に送信する。
レーザレーダ測距部120は、パルス状のレーザ光を出射し、該レーザ光が照射された測距対象からの反射光を受光することで、該測距対象までの距離を算出する。レーザレーダ測距部120では、情報処理装置130から送信された走査範囲情報に基づいて、レーザ光を走査する走査範囲を決定する。また、レーザレーダ測距部120は、決定した走査範囲内においてレーザ光を照射することで、測距対象までの距離を算出し、レーザ距離情報として情報処理装置130に送信する。
情報処理装置130は、ステレオ撮像部110より送信された撮影画像について視差演算を行い、各画素ごとに測距対象までの距離を算出することで、視差演算距離情報を生成する。また、ステレオ撮像部110より送信された撮影画像に基づいて走査範囲情報を生成し、レーザレーダ測距部120に送信する。更に、生成した視差演算距離情報と、レーザレーダ測距部120より送信されたレーザ距離情報とを合成し、測距情報を生成する。
<2.撮像部及びレーザレーダ測距部の配置>
次に、測距システム100を車載用に適用した場合の撮像部111、112及びレーザレーダ測距部120の配置例ならびに撮像部111、112の撮影範囲及びレーザレーダ測距部120によるレーザ光の走査可能範囲について説明する。
図2は、測距システム100を車載用に適用した場合の撮像部111、112及びレーザレーダ測距部120の配置例ならびに撮像部111、112の撮影範囲及びレーザレーダ測距部120によるレーザ光の走査可能範囲の一例を示す図である。
図2に示すように、撮像部111、112及びレーザレーダ測距部120は、車両200内の天井部分のフロントガラス近傍であって、車両200の幅方向の中央位置に取り付けられる。
かかる取り付け位置のもとで、撮像部111、112は、車両200の進行方向前方を撮影する。また、レーザレーダ測距部120は、車両200の進行方向前方に向けてレーザ光を出射する。
図2において、網掛けされた領域は撮像部111、112により撮影される撮影範囲を示している。また、点線はレーザレーダ測距部120によるレーザ光の走査可能範囲を示している。
図2(a)に示すように、レーザレーダ測距部120は、旋回角を変えることでレーザ光の出射方向を水平方向に動かすことができる。つまり、レーザレーダ測距部120は、測距対象(図2(a)の例では路面)に対してレーザ光を水平方向に走査することができる。
また、図2(b)に示すように、レーザレーダ測距部120は、仰角を変えることでレーザ光の出射方向を垂直方向に動かすことができる。つまり、レーザレーダ測距部120は、測距対象(図2(b)の例では路面)に対してレーザ光を垂直方向に走査することができる。
なお、レーザレーダ測距部120では、レーザ光の水平方向及び垂直方向の走査可能範囲が、撮像部111、112の撮影範囲と概ね一致するように構成されているものとする。ただし、レーザレーダ測距部120では、情報処理装置130により送信される走査範囲情報に基づいて、走査可能範囲のうちの一部のみを走査するよう制御される。これにより、レーザレーダ測距部120では、高い空間分解能により、測距対象までの距離を測定することができる。
<3.撮像部のハードウェア構成>
次に、撮像部111、112のハードウェア構成について説明する。図3は、撮像部のハードウェア構成を示す図である。
図3に示すように、測距対象からの光は、撮像部111の光学系301及び撮像部112の光学系302を介して、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)303、304にそれぞれ入射される。
CMOS303、304は、結像された光学像を電気信号に変換して、アナログの画像データを出力する。CMOS303、304から出力された画像データは、CDS(Correlated Double Sampling:相関2重サンプリング回路)305、306によりノイズ成分が除去される。更に、A/D変換器307、308によりデジタル値に変換された後、画像処理回路309、310に出力される。
画像処理回路309、310は、画像データを一時的に格納するSDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)321を用いて、各種画像処理を行う。なお、各種画像処理には、例えば、YCrCb変換処理や、ホワイトバランス処理、コントラスト補正処理、エッジ強調処理、色変換処理などが含まれる。
ホワイトバランス処理は、画像データの色の濃さ(輝度値)を調整する処理であり、コントラスト補正処理は、画像データのコントラストを調整する処理である。また、エッジ強調処理は、画像データのシャープネスを調整する処理であり、色変換処理は、画像データの色合いを調整する処理である。
各種画像処理が行われた画像データは、圧縮伸張回路322を介してメモリカード323に記録される。圧縮伸張回路322は、各種画像処理が行われた画像データを圧縮してメモリカード323に記録するほか、メモリカード323から読み出した画像データを伸張して画像処理回路309、310に出力する。
CPU312は、タイミング信号を発生するタイミング信号発生器311を介してCMOS303、304、CDS回路305、306、A/D変換器307、308の動作タイミングを制御する。また、CPU312は、画像処理回路309、310、圧縮伸張回路322、メモリカード323を制御する。
なお、CPU312は、操作部324を介して入力された起動指示に基づいて起動し、ROM(Read Only Memory)325に格納されたプログラムに従って各種演算処理を行う。RAM(Random Access Memory)326は、CPU312が各種演算処理を行う際にワークエリアとして機能する。なお、CPU312、ROM325、RAM326はバスラインによって相互に接続されている。
<4.レーザレーダ測距部の構成>
次に、レーザレーダ測距部120のハードウェア構成について説明する。図4は、レーザレーダ測距部120のハードウェア構成を示す図である。
図4に示すように、レーザレーダ測距部120は、送光部410、受光部420、制御部として機能するECU(Electronic Control Unit:電子制御ユニット)430を有する。
送光部410は、パルス状のレーザ光を出射する半導体レーザダイオード(LD:Laser Diode)411、光スキャナ412を有する。また、送光部410は、LD411からの光を光スキャナ412に導くための入力光学系413、光スキャナ412を通過したレーザ光を出射する出力光学系414を有する。
LD411は、LD駆動回路415を介してECU430に接続されており、ECU430からの駆動信号によりレーザ光を出射する。
光スキャナ412は、光スキャナ駆動回路416を介してECU430に接続されており、所定の周期でLD411から出射されたパルス状のレーザ光を水平方向及び垂直方向に出射方向を変えながら出射することで、繰り返し走査する。
光スキャナ412におけるレーザ光の出射方向(旋回角及び仰角)は、出射方向モニタ417によって検出され、検出された出射方向信号はECU430に出力され、光スキャナ駆動信号にフィードバックされる。これにより、ECU430では、出射方向及び繰り返し走査の周波数を制御する。なお、レーザ光の出射方向の目標値は、情報処理装置130より送信される走査範囲情報に基づいて、ECU430により算出されるものとする。
受光部420は、受光レンズ421及び受光素子422を有しており、車両前方の測距対象において反射したレーザ光は、受光レンズ421及び不図示のミラー素子等を介して受光素子422にて受光される。
受光素子422は、フォトダイオード等により形成されており、反射したレーザ光における光強度に対応する電圧値の電気信号を出力する。受光素子422より出力された電気信号は、増幅器441において増幅され、コンパレータ442に出力される。
コンパレータ442では、増幅器441からの出力電圧の値を基準電圧V0と比較し、出力電圧の値がV0よりも大きくなったときに、所定の受光信号を時計計測回路443に出力する。
時計計測回路443には、ECU430からLD駆動回路415へ出力される駆動信号も入力されており、LD駆動信号を出力してから所定の受光信号が発生するまでの時間を出力する。すなわち、レーザ光を出射した時刻と、反射したレーザ光を受光した時刻の時間差を計測時間データとしてECU430に出力する。ECU430では、計測時間データに基づいて測距対象までの距離を算出する。
図5は、レーザ光を水平方向に繰り返し走査するための光スキャナ412の機構を説明するための図である。図5に示すように、レーザ光を水平方向に繰り返し走査するために、レーザレーダ測距部120では、LD411及び入力光学系413の近傍に、ポリゴンミラー等の走査ミラー501を配置している。
LD411から出射されたレーザ光は、入力光学系413を介してミラー502で反射され、走査ミラー501におけるミラー面501aに照射される。走査ミラー501は回転軸501bを中心に回転しており、ミラー面501aに照射されたレーザ光は反射され、走査範囲内を水平方向に出射方向を変えながら出射される。なお、走査範囲は、ミラー502の反射角度を変えることで水平方向に移動させることができる。
つまり、走査ミラー501が回転することで所定の走査範囲内においてレーザ光を繰り返し走査させることができる。また、走査範囲情報に基づいてミラー502の反射角度を変えることで走査範囲を水平方向に移動させることができる。
なお、図5の例では、所定の走査範囲を水平方向に繰り返し走査するための機構について示したが、レーザ光を垂直方向(つまり、仰角を変えて)繰り返し走査する場合の機構についても同様である。
<5.情報処理装置の構成>
次に、情報処理装置130のハードウェア構成について説明する。図6は、情報処理装置のハードウェア構成を示す図である。
図6に示すように、情報処理装置130は、CPU(Central Processing Unit)601、RAM(Random Access Memory)602、記憶部603、入出力部604を備える。なお、情報処理装置130の各部は、バス605を介して相互に接続されているものとする。
CPU601は、記憶部603に格納されたプログラム(測距情報生成部610として機能するためのプログラム)を実行するコンピュータである。
RAM602は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)やSRAM(Static Random Access Memory)等の主記憶装置である。RAM602は、記憶部603に格納されたプログラムがCPU601によって実行される際に展開される、作業領域として機能する。
記憶部603は、EPROMやEEPROM等のメモリであり、CPU601を、測距情報生成部610として機能させるためのプログラムを格納する。
入出力部604は、ステレオ撮像部110(撮像部111、112)やレーザレーダ測距部120と通信するためのインタフェース部である。
<6.情報処理装置の機能構成>
次に、測距情報生成部610として機能するためのプログラムが、CPU601により実行されることで、情報処理装置130により実現される各種機能について説明する。図7は、情報処理装置130の機能構成を示す図である。
図7に示すように、情報処理装置130により実現される機能は、撮影画像取得部711、視差画像計算部712、輝度画像入力部713、領域特定部714、走査範囲指定部715、レーザ距離情報取得部721、合成部731、測距情報出力部732を含む。
撮影画像取得部711は、撮像部111、112より所定のフレーム周期で撮影画像を取得する。
視差画像計算部712は、撮影画像取得部711において取得された撮影画像に基づいて視差演算を行い、撮影画像を構成する各画素ごとに測距対象までの距離を算出する。また、各画素ごとに算出した測距対象までの距離を、視差演算距離情報として合成部731に出力する。なお、視差画像計算部712による処理の詳細は後述する。
輝度画像入力部713は、撮影画像取得部711において取得された撮影画像を構成する各画素の位置に関する情報と輝度値に関する情報とを特定する。
領域特定部714は、輝度画像入力部713において特定された各画素の位置に関する情報と輝度値に関する情報とが所定の条件を満たすか否かを判定することで、撮影画像に含まれる領域から特定領域を抽出する。特定領域とは、視差演算に用いられる撮影画像のうち、コントラストが低く、視差演算により精度の高い距離情報を取得することが困難な領域をいう。なお、領域特定部714の処理の詳細は後述する。
走査範囲指定部715は、領域特定部714において抽出された特定領域に対応するレーザ光の走査範囲を算出する。また、算出したレーザ光の走査範囲を、走査範囲情報としてレーザレーダ測距部120に送信する。
レーザ距離情報取得部721は、走査範囲指定部715により送信された走査範囲情報に基づいてレーザレーダ測距部120がレーザ光を走査することで得られたレーザ距離情報を取得する。レーザ距離情報は、領域特定部714により抽出された特定領域内の各画素対応付けられる。レーザ距離情報取得部721は、特定領域内の各画素と対応付けられたレーザ距離情報を合成部731に出力する。
合成部731では、視差画像計算部712より出力された視差演算距離情報と、レーザ距離情報取得部721より出力されたレーザ距離情報とを合成し、測距情報を生成する。また、生成した測距情報を測距情報出力部732に出力する。なお、合成部731の処理の詳細は後述する。
測距情報出力部732は、合成部731より出力された測距情報を、不図示の外部機器に出力する。
<7.情報処理装置の各機能の詳細>
次に、情報処理装置130の各部による処理の詳細について説明する。
<7.1 視差画像計算部の説明>
はじめに、視差画像計算部712による処理の詳細について図8を用いて説明する。図8は、撮影画像の一例を示す図である。このうち、図8(a)は、撮像部111により撮影された撮影画像(比較画像)の一例を、図8(b)は、撮像部112により撮影された撮影画像(基準画像)の一例をそれぞれ示している。
図8(a)、(b)に示すように、撮像部111、112により撮影された1対の撮影画像810、820から、同一の測距対象が描画されている部分を抽出した場合、同一の測距対象が描画されている位置は左右にずれる。これは、撮像部111と撮像部112とが水平方向に所定距離だけずらして配置されているためである。
そこで、視差画像計算部712では、比較画像である撮影画像810を基準画像である撮影画像820に対して左右方向に、1画素ずつシフトさせていき、最も重なり合う位置(類似度が最も高い位置)を求めることで、同一の測距対象内の同一点を抽出する。更に、抽出した同一点間のシフト量(視差)を演算し、演算した視差と、撮像部111、112の光軸間の既知の距離とを用いることで、三角測量の原理に従って当該同一点までの距離を算出する。
視差画像計算部712では、このときシフトさせた画素数をn、撮像部111、112のレンズの焦点距離をf、基線長(撮像部の光軸間距離)をB、画素ピッチをdとし、下式を用いることで、同一の測距対象内の同一点までの距離Zを算出する。
Figure 0006467776
<7.2 領域特定部の説明>
次に、領域特定部714の機能について説明する。上述したように、領域特定部714は、視差演算に用いられる撮影画像のうち、コントラストが低く、視差演算により精度の高い距離情報を取得することが困難な領域を特定領域として抽出する。
ここで、本実施形態では、当該特定領域として抽出する領域として、特に精度の高い距離情報が求められる路面部分の領域に着目した。更に、路面部分においてコントラストが低くなる状態として、路面に雪が積もっている状態と、路面に影ができている状態とに着目した。
一般に、雪が積もっている路面を撮影した場合、輝度値が高くかつコントラストが低い領域が撮影画像内の下方位置に描画される。また、影ができている路面を撮影した場合、輝度値が低くかつコントラストが低い領域が撮影画像内の下方位置に描画される。
このため、本実施形態において領域特定部714は、輝度値に関する情報と位置に関する情報とを用いて、特定領域(雪が積もっている路面が描画された領域及び影ができている路面が描画された領域)を抽出することとする。
図9は、輝度値に関する情報と位置に関する情報とを用いて特定領域を抽出する領域特定部の機能構成を示す図である。図9に示すように、領域特定部714は、ブロック分割部901、ブロック輝度平均値算出部902、位置算出部903、判定部904、結合部905を有する。更に、領域特定部714は、SVM(Support Vector Machine)辞書(雪用)906、SVM辞書(影用)907を有する。
ブロック分割部901は、基準画像である撮影画像820を所定サイズのブロックに分割する。図10は基準画像である撮影画像820を所定サイズのブロック(例えば、ブロック1020参照)に分割した様子を示している。なお、図10に示す撮影画像820の場合、道路脇の建物1021と、当該建物により影ができた路面1022とが描画されている。
ブロック輝度平均値算出部902は、分割されたブロックごとに、ブロック内に含まれる各画素の輝度値の平均値(I)を算出する。
位置算出部903は、分割されたブロックの位置(撮影画像820内における座標(x,y))を算出する。
判定部904は、ブロック輝度平均値算出部902において算出された輝度値の平均値(I)と、位置算出部903において算出されたブロックの座標(x,y)とに基づいて、SVM機械学習方式を用いて、雪が積もっている路面を示すブロックか否かを判定する。
具体的には、SVM辞書(雪用)906に格納されているサンプル画像(雪が積もっている路面を撮影した画像)を解析することで得られた評価式(式1)に、判定対象のブロックの輝度値の平均値(I)とブロックの座標(x,y)とを代入することで判定する。
(I,x,y)=f11×I+f12×x+f13×y (式1)
なお、f11、f12、f13、は、SVM辞書(雪用)906に格納されているサンプル画像(雪が積もっている路面を撮影した画像)を解析することで算出されたパラメータである。
判定部904では、判定対象のブロックについて、輝度値の平均値(I)とブロックの座標(x,y)とを式1に代入することで得られたF(I,x,y)が所定の閾値内であるか否かを判定する。そして、所定の閾値内であれば、当該判定対象のブロックが雪が積もっている路面を示すブロックであると判定する。
同様に、判定部904は、輝度値の平均値(I)と座標(x,y)とに基づいて、SVM機械学習方式を用いて、影ができている路面を示すブロックか否かを判定する。
具体的には、SVM辞書(影用)907に格納されているサンプル画像(影ができている路面を撮影した画像)を解析することで得られた評価式(式2)に、輝度値の平均値(I)とブロックの座標(x,y)とを代入することで判定する。
(I,x,y)=f21×I+f22×x+f23×y (式2)
なお、f21、f22、f23、は、SVM辞書(影用)907に格納されているサンプル画像(影ができている路面を撮影した画像)を解析することで算出されたパラメータである。
判定部904では、判定対象のブロックについて、輝度値の平均値(I)とブロックの座標(x,y)とを式2に代入することで得られたF(I,x,y)が所定の閾値内であるか否かを判定する。そして、所定の閾値内であれば、当該判定対象のブロックが影ができている路面を示すブロックであると判定する。
図11において、撮影画像820の各ブロックのうち、ブロック1120は、判定部904により、影ができている路面を示すブロックであると判定されたブロックである。
結合部905では、判定部904により、雪が積もっている路面を示すブロックであると判定された場合、隣接するブロック(雪が積もっている路面を示すブロックであると判定されたブロック)を同一のブロック群として結合し、特定領域を生成する。同様に、判定部904により、影ができている路面を示すブロックであると判定された場合、隣接するブロック(影ができている路面を示すブロックであると判定されたブロック)を同一のブロック群として結合し、特定領域を生成する。図11の例では、特定領域1121が生成される。
結合部905では、生成した特定領域1121を走査範囲指定部715に出力する。また、生成した特定領域1121に含まれる各画素の座標を識別し、レーザ距離情報取得部721に出力する。
<7.3 走査範囲指定部及びレーザ距離情報取得部の説明>
次に、走査範囲指定部715及びレーザ距離情報取得部721について説明する。走査範囲指定部715では、領域特定部714により出力された特定領域1121に基づいて、レーザ光の走査範囲を決定する。また、決定したレーザ光の走査範囲を走査範囲情報として、レーザレーダ測距部120に送信する。
レーザ距離情報取得部721は、走査範囲情報に基づいて走査範囲を制限し、特定領域内の各画素に対応して照射されたレーザ光の反射光に基づいて、レーザレーダ測距部120において算出されたレーザ距離情報を取得し、保持する。
図12は、レーザ距離情報取得部により保持されたレーザ距離情報の一例を示す図である。図12に示すように、レーザ距離情報取得部721では、領域特定部714より出力された特定領域1121の各画素の座標と、レーザレーダ測距部120より取得したレーザ距離情報とが対応付けて保持される。
<8.測距システムにおける測距情報生成処理の流れ>
次に、測距システム100における測距情報生成処理の流れについて説明する。図13は、測距システム100における測距情報生成処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS1301において、ステレオ撮像部110は撮影処理を行い、1フレーム分の撮影画像を撮影する。
ステップS1302において、情報処理装置130は、ステップS1301において撮影された1フレーム分の撮影画像について視差演算を行い、視差演算距離情報を算出する。
ステップS1303において、情報処理装置130は、ステップS1301において撮影された1フレーム分の撮影画像内に、特定領域が含まれるか否かを判定する。ステップS1303において、特定領域が含まれないと判定された場合には、ステップS1309に進む。
一方、ステップS1303において、特定領域が含まれると判定した場合には、ステップS1304に進む。ステップS1304において、レーザレーダ測距部120は、特定領域に基づいて、レーザ光の走査範囲を決定する。
ステップS1305において、レーザレーダ測距部120は、ステップS1304において決定された走査範囲内を、特定領域内の各画素に対応するようにパルス状のレーザ光を照射しながら走査するレーザ照射処理を行う。ステップS1306において、レーザレーダ測距部120は、ステップS1305におけるレーザ照射処理の結果に基づいて、特定領域に含まれる各画素のレーザ距離情報を算出する。
ステップS1307において、情報処理装置130は、ステップS1302において算出された視差演算距離情報と、ステップS1306において算出されたレーザ距離情報とを合成し、測距情報を生成する。
ステップS1308において、情報処理装置130は、ステップS1307において生成した測距情報を外部機器に出力する。
ステップS1309において、情報処理装置130は、測距情報生成処理の終了指示が入力されたか否かを判定し、終了指示が入力されていないと判定された場合には、ステップS1301に戻り、ステレオ撮像部110が次のフレームの撮影処理を行う。
一方、ステップS1309において終了指示が入力されたと判定された場合には、測距システム100による測距情報生成処理を終了する。
<9.実施例>
次に、測距システム100が測距情報生成処理を行うことにより生成された測距情報について説明する。図14は、測距情報の一例を示す図である。
図14に示すように、測距情報1400は、撮影画像820(基準画像)に含まれる画素ごとに、座標と測距対象までの距離を示す距離情報とが格納されている。
このうち、特定領域以外の領域の各画素には、距離情報として、視差演算距離情報が格納される。一方、特定領域の各画素には、距離情報として、レーザ距離情報が格納される。
<10.まとめ>
以上の説明から明らかなように、本実施形態に係る測距システム100では、
・視差演算により精度の高い距離情報を取得することが困難な領域として、雪が積もっている路面と影ができている路面とに着目した。
・撮影画像内の領域のうち、これらの路面を示す領域を特定領域として抽出するために、撮影画像を複数のブロックに分割し、ブロックごとに輝度値に関する情報と位置に関する情報とを算出する構成とした。
・算出した輝度値に関する情報と位置に関する情報とを用いて雪が積もっている路面を示すブロック及び影ができている路面を示すブロックを判定し、特定領域を抽出する構成とした。
・レーザ光の走査範囲を、抽出した特定領域に限定する構成とした。
・撮影画像に基づいて画素ごとに算出された視差演算距離情報と、撮影画像の特定領域に含まれる画素ごとに算出されたレーザ距離情報とを合成することで、測距情報を生成する構成とした。
これにより、本実施形態に係る測距システム100によれば、高い空間分解能でレーザ距離情報を取得することができる。この結果、高い空間分解能を有する測距情報を生成することが可能となる。
[第2の実施形態]
上記第1の実施形態において、領域特定部714は、輝度画像入力部713より出力された各画素の位置に関する情報と輝度値に関する情報とを用いて、特定領域を抽出する構成としたが、本発明はこれに限定されない。例えば、各画素の位置に関する情報と輝度値に関する情報とを用いて抽出された特定領域のうち、視差画像計算部712により視差演算ができなかった画素を特定領域として抽出するように構成してもよい。
また、上記第1の実施形態では、レーザレーダ測距部120よりレーザ光を出射した場合の反射光に基づいて距離情報を算出する構成としたが本発明はこれに限定されない。レーザレーダ測距部以外の電磁波測距部より電磁波を照射した場合の反射波に基づいて、距離情報を算出する構成としてもよい。
なお、上記実施形態に挙げた構成等に、その他の要素との組み合わせなど、ここで示した構成に本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更することが可能であり、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
100 :測距システム
110 :ステレオ撮像部
111、112 :撮像部
120 :レーザレーダ測距部
130 :情報処理装置
610 :測距情報生成部
711 :撮影画像取得部
712 :視差画像計算部
713 :輝度画像入力部
714 :領域特定部
715 :走査範囲指定部
721 :レーザ距離情報取得部
731 :合成部
732 :測距情報出力部
1001 :ブロック分割部
1002 :ブロック輝度平均値算出部
1003 :位置算出部
1004 :判定部
1005 :結合部
1006 :SVM辞書(雪用)
1007 :SVM辞書(影用)
特開2000−329852号公報

Claims (10)

  1. 撮影画像に含まれる測距対象までの距離を算出する測距システムであって、
    前記撮影画像を、電磁波を走査する走査範囲を特定するための複数のブロックに分割し、各ブロックについて算出した、ブロック内の各画素の輝度値に関する情報と、ブロックの位置を示す情報とを所定の画像を解析することで得られた評価式に入力することで、前記撮影画像より、該評価式の算出結果が所定の条件を満たすブロックを抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出されたブロックに基づいて走査範囲を特定し、特定した走査範囲に含まれる第1の測距対象に前記電磁波を照射することで得られた反射波に基づいて、該第1の測距対象までの距離を算出する第1の算出手段と、
    前記抽出手段により抽出されたブロック以外のブロックに含まれる第2の測距対象までの距離を、前記撮影画像に基づく視差演算を行うことで算出する第2の算出手段と
    を有することを特徴とする測距システム。
  2. 前記抽出手段は、前記撮影画像より、雪が積もっている路面を示すブロックまたは影ができている路面を示すブロックを抽出することを特徴とする請求項1に記載の測距システム。
  3. 前記第1の算出手段により算出した距離と、前記第2の算出手段により算出した距離とを含む測距情報を生成する生成手段を更に有することを特徴とする請求項1または2に記載の測距システム。
  4. 撮影画像に含まれる測距対象までの距離を算出する測距システムにおける情報処理方法であって、
    前記撮影画像を、電磁波を走査する走査範囲を特定するための複数のブロックに分割し、各ブロックについて算出した、ブロック内の各画素の輝度値に関する情報と、ブロックの位置を示す情報とを所定の画像を解析することで得られた評価式に入力することで、前記撮影画像より、該評価式の算出結果が所定の条件を満たすブロックを抽出する抽出工程と、
    前記抽出工程において抽出されたブロックに基づいて走査範囲を特定し、特定した走査範囲に含まれる第1の測距対象に前記電磁波を照射することで得られた反射波に基づいて、該第1の測距対象までの距離を算出する第1の算出工程と、
    前記抽出工程において抽出されたブロック以外のブロックに含まれる第2の測距対象までの距離を、前記撮影画像に基づく視差演算を行うことで算出する第2の算出工程と
    を有することを特徴とする情報処理方法。
  5. 撮影画像に含まれる測距対象までの距離を算出する測距システムのコンピュータに、
    前記撮影画像を、電磁波を走査する走査範囲を特定するための複数のブロックに分割し、各ブロックについて算出した、ブロック内の各画素の輝度値に関する情報と、ブロックの位置を示す情報とを所定の画像を解析することで得られた評価式に入力することで、前記撮影画像より、該評価式の算出結果が所定の条件を満たすブロックを抽出する抽出工程と、
    前記抽出工程において抽出されたブロックに基づいて走査範囲を特定し、特定した走査範囲に含まれる第1の測距対象に前記電磁波を照射することで得られた反射波に基づいて、該第1の測距対象までの距離を算出する第1の算出工程と、
    前記抽出工程において抽出されたブロック以外のブロックに含まれる第2の測距対象までの距離を、前記撮影画像に基づく視差演算を行うことで算出する第2の算出工程と
    を実行させるためのプログラム。
  6. 撮影画像に基づいて、電磁波を走査する走査範囲を特定する情報処理装置であって、
    前記撮影画像を、電磁波を走査する走査範囲を特定するための複数のブロックに分割し、各ブロックについて算出した、ブロック内の各画素の輝度値に関する情報と、ブロックの位置を示す情報とを所定の画像を解析することで得られた評価式に入力することで、前記撮影画像より、該評価式の算出結果が所定の条件を満たすブロックを抽出する抽出手段と
    前記抽出手段により抽出されたブロックに含まれる測距対象を、前記走査範囲として特定する特定手段と
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  7. 前記抽出手段は、前記撮影画像より、雪が積もっている路面を示すブロックまたは影ができている路面を示すブロックを抽出することを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記特定手段により特定された走査範囲を前記電磁波が走査することで得られた距離情報と、前記撮影画像について視差演算を行うことにより得られた距離情報とを合成することで、測距情報を生成する生成手段を更に有することを特徴とする請求項6または7に記載の情報処理装置。
  9. 撮影画像に基づいて、電磁波を走査する走査範囲を特定する情報処理装置における情報処理方法であって、
    前記撮影画像を、電磁波を走査する走査範囲を特定するための複数のブロックに分割し、各ブロックについて算出した、ブロック内の各画素の輝度値に関する情報と、ブロックの位置を示す情報とを所定の画像を解析することで得られた評価式に入力することで、前記撮影画像より、該評価式の算出結果が所定の条件を満たすブロックを抽出する抽出工程と
    前記抽出工程において抽出されたブロックに含まれる測距対象を、前記走査範囲として特定する特定工程と
    を有することを特徴とする情報処理方法。
  10. 撮影画像に基づいて、電磁波を走査する走査範囲を特定する情報処理装置のコンピュータに、
    前記撮影画像を、電磁波を走査する走査範囲を特定するための複数のブロックに分割し、各ブロックについて算出した、ブロック内の各画素の輝度値に関する情報と、ブロックの位置を示す情報とを所定の画像を解析することで得られた評価式に入力することで、前記撮影画像より、該評価式の算出結果が所定の条件を満たすブロックを抽出する抽出工程と
    前記抽出工程において抽出されたブロックに含まれる測距対象を、前記走査範囲として特定する特定工程と
    を実行させるためのプログラム。
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