JP6466751B2 - フィルムロール支持装置 - Google Patents

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Description

本発明は、フィルムロール支持装置に関する。
従来、フィルムがロール状に巻かれたフィルムロールを、シャフトで貫通した状態で支持するフィルムロール支持装置がある。例えば、特許文献1(特開2012−136343号公報)には、フィルムロールを貫通するシャフトに、フィルムロールを設置位置で係止するための係止部材を設けたフィルムロール支持装置が開示されている。
フィルムロール支持装置にフィルムロールを装着する作業においては、フィルムロールの芯材を両手で把持し、その中心孔を介してフィルムロールの一部をシャフトの一端に挿入させて仮置きし、その後、フィルムロール全体を設置位置(シャフトの他端側方向へ)へスライドさせることが一般的に行われる。
しかし、係る作業においては、フィルムロールの重量やシャフトの形状に応じて、作業性が低下する場合がある。例えば、フィルムロールをシャフトの一端に挿入させにくい場合や、フィルムロールの一部をシャフトの一端に挿入させてから仮置きが行いにくい場合がある。また、フィルムロールの一部を仮置きした際に、フィルムロールが設置位置とは逆方向にズレ落ちる場合がある。
そこで、本発明の課題は、フィルムロールの装着作業において作業性に優れたフィルムロール支持装置を提供することである。
本発明の第1観点に係るフィルムロール支持装置は、芯材にフィルムが巻かれたフィルムロールを支持するフィルムロール支持装置であって、シャフト本体部と、シャフト先端部と、凸部と、を備える。シャフト本体部は、フィルムロールの中心孔を貫通することで、フィルムロールを装着される。シャフト先端部は、フィルムロールの中心孔に差し込まれる側のシャフト本体部の一端から、シャフトの軸方向に沿って延びる。凸部は、シャフト先端部から、シャフト本体部の軸方向に交差する方向に延びる。凸部は、フィルムロールの装着が行われる際、シャフト先端部上に仮置きされるフィルムロールの芯材に対し、下方から当接する。凸部には、切欠きが少なくとも1つ形成される。切欠きは、シャフト本体部の軸方向に交差する方向に凹む。
本発明の第1観点に係るフィルムロール支持装置では、凸部を備えることにより、フィルムロールの一部をシャフト先端部上に仮置きする際に、シャフト先端部に差し込まれた中心孔において、芯材とシャフト先端部との間に、凸部の先端部分からシャフト先端部までの距離に応じたクリアランスが確保される。その結果、フィルムロールの芯材を凸部に載置した状態で、フィルムロールの差込み側において把持する手(指を含む)を芯材から離すことが容易となる。よって、フィルムロールを装着する作業において、シャフト先端部でのフィルムロールの仮置きが容易となる。
また、凸部に切欠きが形成されることにより、フィルムロールをシャフト先端部に挿入させる際、差込方向側においてフィルムロールを把持する手(指を含む)の移動経路が、凸部に形成される。その結果、フィルムロールを、シャフト先端部に挿入させる際、差込方向側においてフィルムロールを把持する手が、当該切欠きを介して凸部を通過可能となる。このため、フィルムロールを把持する手と、凸部との接触が抑制される。よって、フィルムロールをシャフトに挿入させることが容易となる。
したがって、フィルムロールの装着作業において、作業性が向上する。
本発明の第2観点に係るフィルムロール支持装置は、芯材にフィルムが巻かれたフィルムロールを支持するフィルムロール支持装置であって、シャフト本体部と、シャフト先端部と、凸部と、を備える。シャフト本体部は、フィルムロールの中心孔を貫通することで、フィルムロールを装着される。シャフト先端部は、フィルムロールの中心孔に差し込まれる側のシャフト本体部の一端から、シャフトの軸方向に沿って延びる。凸部は、シャフト先端部から、シャフト本体部の軸方向に交差する方向に延びる。凸部は、フィルムロールの装着が行われる際、シャフト先端部上に仮置きされるフィルムロールの芯材に対し、下方から当接する。シャフト先端部は、凸部が上方を向いた状態において、シャフト本体部の中心軸よりも低い高さ位置で延びる上面を有する。
本発明の第2観点に係るフィルムロール支持装置では、凸部を備えることにより、フィルムロールの一部をシャフト先端部上に仮置きする際に、シャフト先端部に差し込まれた中心孔において、芯材とシャフト先端部との間に、凸部の先端部分からシャフト先端部までの距離に応じたクリアランスが確保される。その結果、フィルムロールの芯材を凸部に載置した状態で、フィルムロールの差込み側において把持する手(指を含む)を芯材から離すことが容易となる。よって、フィルムロールを装着する作業において、シャフト先端部でのフィルムロールの仮置きが容易となる。
また、シャフト先端部は、凸部が上方を向いた状態においてシャフト本体部の中心軸よりも低い高さ位置で延びる上面を有することにより、フィルムロールの芯材を凸部に載置した状態において、フィルムロールの差込み側において把持する手(指を含む)を受け容れるスペースを、確保することが可能となる。その結果、フィルムロールの一部をシャフト先端部上に仮置きする際に、フィルムロールの差込み側において把持する手と、凸部と、の接触が抑制される。よって、フィルムロールを装着する作業において、シャフト先端部でのフィルムロールの仮置きが容易となる。
したがって、フィルムロールの装着作業において、作業性が向上する。
本発明の第3観点に係るフィルムロール支持装置は、第2観点に係るフィルムロール支持装置であって、凸部には、シャフト本体部の軸方向に交差する方向に凹む切欠きが少なくとも1つ形成される。これにより、フィルムロールをシャフト先端部に挿入させる際、差込方向側においてフィルムロールを把持する手(指を含む)の移動経路が、凸部に形成される。その結果、フィルムロールを、シャフト先端部に挿入させる際、差込方向側においてフィルムロールを把持する手が、当該切欠きを介して凸部を通過可能となる。このため、フィルムロールを把持する手と、凸部との接触が抑制される。よって、フィルムロールをシャフトに挿入させることが容易となる。よって、フィルムロールの装着作業において、作業性が向上する。
本発明の第4観点に係るフィルムロール支持装置は、第1観点又は第3観点に係るフィルムロール支持装置であって、シャフト先端部は、シャフト本体部に対し、シャフト本体部の軸方向を中心として相対回転自在に、連結される。凸部は、シャフト先端部と一体に構成される。凸部は、シャフト先端部とともに回転する。シャフト先端部の重心は、シャフト先端部が静止状態にある場合に、凸部が上方を向くとともに、切欠きの凹む方向が下方を向くように、配置される。
これにより、シャフト本体部の回転とは無関係に、凸部の切欠きの凹む方向が下方を向いた状態となる。その結果、フィルムロールの装着作業を行う際、作業前に、シャフト先端部の位置調整を行う必要がなくなる。また、作業中にシャフト本体部が接触等により回転しても、作業を中断してシャフト先端部の位置調整を行う必要がなくなる。よって、フィルムロールの装着作業において、作業性がさらに向上する。
本発明の第5観点に係るフィルムロール支持装置は、第1観点から第4観点のいずれかに係るフィルムロール支持装置であって、シャフト先端部は、軸方向の長さが、凸部の長手方向の長さよりも大きい。
これにより、フィルムロールの芯材を凸部に載置した状態において、フィルムロールの差込み側において把持する手(指を含む)を受け容れるスペースを、十分に大きく確保することが可能となる。その結果、フィルムロールの一部をシャフト先端部上に仮置きする際に、フィルムロールの差込み側において把持する手と、凸部と、の接触がさらに抑制される。よって、フィルムロールを装着する作業において、シャフト先端部でのフィルムロールの仮置きがさらに容易となる。したがって、フィルムロールの装着作業において、作業性がさらに向上する。
本発明の第6観点に係るフィルムロール支持装置は、第1観点から第5観点のいずれかに係るフィルムロール支持装置であって、凸部は、シャフト本体部の軸方向を中心に、回転自在である。
これにより、フィルムロールの装着作業を行う際、凸部の位置を適宜調整することが可能となる。すなわち、フィルムロールの装着作業を行う際、フィルムロールをシャフト先端部に挿入させやすいように、凸部の位置を調整することが可能となる。また、シャフト先端部にフィルムロールの仮置きを行いやすいように、凸部の位置を調整することが可能となる。よって、フィルムロールの装着作業において、作業性がさらに向上する。
本発明の第7観点に係るフィルムロール支持装置は、第1観点から第6観点のいずれかに係るフィルムロール支持装置であって、シャフト先端部は、連結部を含む。連結部は、シャフト本体部に連結される。連結部は、ガイド面を有する。ガイド面は、静止状態において、凸部に向かって下方へ傾斜して延びる。ガイド面は、フィルムロールの装着の際、移動中のフィルムロールに当接して、フィルムロールをシャフト本体部側へとガイドする。
これにより、フィルムロールの一部をシャフト先端部上に仮置きした状態から、設置位置までスライドさせる際、フィルムロール全体を上方へ持上げる力を要せずに、円滑にスライドを行うことが可能となる。よって、フィルムロールの装着作業において作業性がさらに向上する。
本発明の第8観点に係るフィルムロール支持装置は、第7観点に係るフィルムロール支持装置であって、シャフト先端部は、延伸部をさらに含む。延伸部は、板状の形状を有する。延伸部は、連結部から、シャフト本体部側とは逆方向に延びる。凸部は、延伸部から延びる。ガイド面は、延伸部との接続部分に向かって、傾斜して延びる。
これにより、フィルムロールの芯材を凸部に載置した状態において、フィルムロールの差込み側において把持する手を受け容れるスペースを、さらに大きく確保することが可能となる。その結果、フィルムロールをシャフト先端部上に仮置きする際に、フィルムロールの差込み側において把持する手と、凸部と、の接触がさらに抑制される。よって、フィルムロールを装着する作業において、シャフト先端部でのフィルムロールの仮置きがさらに容易となる。したがって、フィルムロールの装着作業において、作業性がさらに向上する。
本発明の第9観点に係るフィルムロール支持装置は、第1観点から第8観点のいずれかに係るフィルムロール支持装置であって、ベース部と、駆動部と、をさらに備える。ベース部は、フレームに回動自在に設けられる。ベース部は、シャフト本体部の他端を固定する。駆動部は、ベース部に配置される。駆動部は、シャフト本体部を、軸方向を中心として回転させる。シャフト本体部及び駆動部は、ベース部とともに回動する。
シャフト本体部がベース部とともに回動することにより、フィルムロールの装着作業を行う際、フィルムロールを挿入させやすい位置に、シャフト先端部を回動させることが可能となる。よって、フィルムロールの装着作業において作業性がさらに向上する。
本発明に係るフィルムロール支持装置では、フィルムロールの一部をシャフト先端部上に仮置きする際に、シャフト先端部に差し込まれた中心孔において、芯材とシャフト先端部との間に、凸部の先端部分からシャフト先端部までの距離に応じたクリアランスが確保される。その結果、フィルムロールの芯材を凸部に載置した状態で、フィルムロールの差込み側において把持する手(指を含む)を芯材から離すことが容易となる。よって、フィルムロールを装着する作業において、シャフト先端部でのフィルムロールの仮置きが容易となる。
また、フィルムロールをシャフト先端部に挿入させる際に、差込方向側においてフィルムロールを把持する手(指を含む)の移動経路が、凸部に形成される。その結果、フィルムロールを、シャフト先端部に挿入させる際、フィルムロールを把持する手が、当該切欠きを介して凸部を通過可能となる。このため、フィルムロールを把持する手と、凸部との接触が抑制される。よって、フィルムロールをシャフトに挿入させることが容易となる。
したがって、フィルムロールの装着作業において、作業性が向上する。
本発明の一実施形態に係るフィルムロール支持装置の概略構成図。 フィルムロールの一例を示した模式図。 本発明の一実施形態に係るフィルムロール支持装置を適用された製袋包装機の概略構成図。 製袋包装機に適用された状態のフィルムロール支持装置の斜視図。 製袋包装機に適用された状態のフィルムロール支持装置の左側面図。 図4におけるフィルムロール支持装置の拡大図。 図6を別角度から視た場合の斜視図。 ベース部を回動させた場合に連動して回動するシャフトの様子を表わした模式図。 シャフトの斜視図。 背面視によるシャフト先端部及び凸部の拡大図。 左側面視によるシャフト先端部及び凸部の拡大図。 フィルムロールの装着作業でシャフト先端部上にフィルムロールの仮置きを行う様子を示した模式図。 凸部がない場合において、シャフト先端部上にフィルムロールの仮置きを行う様子を示した模式図。 フィルムロールの一部をシャフト先端部に挿入させた際の様子を示した模式図。 フィルムロールの一部を従来のシャフト先端部に挿入させた際の様子を示した模式図。 フィルムロールをシャフト先端部に挿入させる際に、差込側において把持する手が、切欠きを介して凸部を通過する移動経路を示した模式図。 フィルムロールの一部をシャフト先端部上に仮置きした状態から、フィルムロール全体を設置位置までスライドさせる際に、ガイド面によってガイドされるフィルムロールの移動経路を示した模式図。 変形例Fに係るシャフト先端部及び凸部の背面視による拡大図。 変形例Hに係る凸部の左側面視による拡大図。 変形例Iに係るシャフト先端部及び凸部の左側面視による拡大図。 変形例Iに係るシャフト先端部及び凸部の背面視による拡大図。 変形例Jに係るシャフト先端部及び凸部の左側面視による拡大図。 変形例Jに係るシャフト先端部及び凸部の背面視による拡大図。 変形例Mに係るシャフト先端部及び凸部の左側面視による拡大図。
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施形態に係るフィルムロール支持装置10について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明の具体例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。また、以下の説明において、上、下、左、右、正面(前)、背面(後)といった方向を示す語句を用いているが、これらの方向は、特にことわりのない限り、図1、図2、及び図4から図23に示す方向を意味する。
(1)フィルムロール支持装置10の概略構成
図1は、フィルムロール支持装置10の概略構成図である。図2は、フィルムロールFRの一例を示した模式図である。
フィルムロール支持装置10は、図2に示すような筒状の芯材FCに長尺のフィルムFが巻回されて構成されたフィルムロールFRを、回転自在に支持する。フィルムロール支持装置10は、ベース部11と、シャフト12と、シャフト12を回転させるシャフトモータ13と、を有している。
ベース部11は、金属製の部材であり、シャフト12の末端近傍を回転自在に保持している。ベース部11は、内部において、シャフトモータ13を収容し固定している。
シャフト12は、フィルムロールFRの中心孔H1(すなわち芯材FC)を差込み方向(図1の破線矢印参照)に挿入されることで、フィルムロールFRを装着される。シャフト12は、中心孔H1を貫通した状態で、フィルムロールFRを支持する。シャフト12は、シャフトモータ13の出力軸に接続されており、シャフトモータ13の駆動に連動して回転する。シャフト12は、軸A1方向(左右方向)の長さL1が、芯材FCの幅(左右方向の長さ)W1よりも大きい。また、シャフト12の径d1は、芯材FCの径d2よりも小さい。シャフト12は、主として、ベース部11に回転自在に固定されるシャフト本体部20と、シャフト本体部20に対して相対回転自在に固定されるシャフト先端部30と、を有している。
本実施形態において、フィルムロール支持装置10は、製袋包装機100に適用されている。以下の説明では、製袋包装機100の概略構成について説明した後、フィルムロール支持装置10の詳細について説明する。
(2)製袋包装機100
図3は、本発明の一実施形態に係るフィルムロール支持装置10を適用された製袋包装機100の概略構成図である。
製袋包装機100は、フィルムロール支持装置10に支持された状態のフィルムロールFRから繰り出されるフィルムFを、成形して所定の位置でシールし、商品を充填してから再度シールすることで製袋した後、排出する装置である。製袋包装機100は、本体フレーム110に、フィルムロール支持装置10のベース部11を固定されることで、フィルムロール支持装置10を配設されている(図4及び図5を参照)。
製袋包装機100は、フィルムロール支持装置10の他に、主として、搬送部40と、印字部50と、製袋部60と、を有している。フィルムロール支持装置10は、製袋包装機100におけるフィルムFの搬送経路において、最上流に配置されている。
搬送部40は、複数のローラ41、プルダウンベルト42、及び排出コンベア43等を含んでいる。搬送部40は、フィルムロールFRから繰り出されたフィルムFを、搬送経路の下流側(製袋部60側)へと搬送する。
印字部50は、搬送中のフィルムFの所定の位置に、製造年月日などの所定の情報を印字する。
製袋部60は、フォーマ61、縦シール部62、横シール部63、及び切断部64等を含んでいる。フォーマ61は、平面の状態で搬送されてきたフィルムFを丸め、当該フィルムFの2つの縦辺を重ね合わせる。縦シール部62は、フォーマ61によって重ねあわされたフィルムFの2つの縦辺をシールする。横シール部63は、縦シール部62を通過して筒状に成形されたフィルムFの所定の位置において横シールする。横シール部63は、シールしたフィルムFにおいて、フォーマ61を介して1袋分の商品が充填された後、当該商品を充填された開口部分をシールする。切断部64は、横シール部63における工程を経たフィルムFを、所定の位置で切断する。
製袋部60を通過することで商品を充填され製袋された物品WPは、搬送部40の排出コンベア43によって、製袋包装機100外へと排出される。
(3)フィルムロール支持装置10の詳細
図4は、製袋包装機100に適用された状態のフィルムロール支持装置10の斜視図である。図5は、製袋包装機100に適用された状態のフィルムロール支持装置10の左側面図である。図6は、図4におけるフィルムロール支持装置10の拡大図である。図7は、図6を別角度から視た場合の斜視図である。図4から図7において、フィルムロール支持装置10は、フィルムロールFRを装着されている。
上述のように、フィルムロール支持装置10は、ベース部11及びシャフト12を有している。
(3−1)ベース部11
ベース部11は、シャフト12及びシャフトモータ13の出力軸が水平方向(より詳細には右方向から左方向)に延びる姿勢となるように、製袋包装機100の本体フレーム110に固定されている。具体的に、ベース部11は、本体フレーム110において、図4の二点鎖線矢印に示すように、鉛直線を軸として所定範囲において回動可能に固定されている。ベース部11の回転に伴い、ベース部11に固定されたシャフト12及びシャフトモータ13も回動する。これにより、フィルムロールFRの交換の際、作業者が、ベース部11を所定範囲で回動させ、図8に示すように、フィルムロールFRの装着を行いやすい位置にシャフト12を移動させることが可能である。図8は、ベース部11を回動させた場合に連動して回動するシャフト12の様子を表わした模式図である(図8において破線矢印は、シャフト12の回動方向を示している)。
(3−2)シャフト12
図9は、シャフト12の斜視図である(図9において二点鎖線矢印はシャフト本体部20の回転方向を示し、破線矢印はシャフト先端部30の回転方向を示している)。
シャフト12は、ベース部11から水平方向(左方向)に延びている。すなわち、シャフト12の軸A1は左右方向に延びている。シャフト12は、中心孔H1を介してフィルムロールFRを挿入されることで装着される。図4から図7において、シャフト12は、先端(シャフト先端部30の一部)がフィルムロールの中心孔H1を貫通して露出している。上述のように、シャフト12は、主として、シャフト本体部20と、シャフト先端部30と、を含んでいる。また、シャフト12は、シャフト先端部30において、凸部70を含んでいる。
(3−2−1)シャフト本体部20
シャフト本体部20は、図9に示すように、シャフト12の大部分を占め、略円筒状又は円柱状を呈している。シャフト本体部20は、ベース部11から左方向に延びている。シャフト本体部20は、ベース部11に、軸A1を中心として回転可能(図9の二点鎖線矢印参照)に螺着されている。シャフト本体部20は、シャフトモータ13の出力軸と接続されており、シャフトモータ13の駆動に連動して回転する。シャフト本体部20は、フィルムロールFRを装着された状態において、その一部或いは全部が中心孔H1に収容される。係る状態において、シャフト本体部20は、芯材FCに当接し、当該当接部分において、装着されたフィルムロールFRを支持している。シャフト本体部20には、フィルムロールFRを装着された際に芯材FCに係止する、凸状の係止部21が、複数設けられている。
(3−2−2)シャフト先端部30
図10は、背面視によるシャフト先端部30及び凸部70の拡大図である。図11は、左側面視によるシャフト先端部30及び凸部70の拡大図である。
シャフト先端部30は、正面視(軸A1に垂直に交差する方向から視た場合)において略L字状を呈しており、軸A1に対して上下に非対称の形状を有している。また、シャフト先端部30は、左側面視(軸A1方向から視た場合)において略U字状或いは略三日月状を呈しており、上下に非対称の形状を有している。
シャフト先端部30は、シャフト本体部20の左側端部に連結されている。シャフト先端部30は、シャフト本体部20に対して、軸A1を中心として相対回転(図9の破線矢印参照)自在に螺着されている。
シャフト先端部30は、シャフト本体部20の左側端部から左方向に向かって延びている。すなわち、シャフト先端部30は、フィルムロールFRの中心孔H1を差し込まれる側のシャフト本体部20の端部から、軸A1方向に沿って延びている。
シャフト先端部30は、軸A1方向(ここでは水平方向)の長さL2が、後述する凸部70の長手方向(ここでは鉛直方向)の長さL5よりも大きい。本実施形態においては、長さL2は、長さL5の5倍以上となっている。
シャフト先端部30の重心は、シャフト先端部30が静止状態(回転していない状態)にある場合に、凸部70の先端が上方を向くとともに、凸部70に形成された切欠き80(後述)の凹む方向が下方を向くように、配置される。これにより、シャフト先端部30は、静止時において、図10及び図11に示すような姿勢を保っている。
シャフト先端部30は、シャフト本体部20に連結される連結部31と、凸部70と繋がる延伸部32と、を含んでいる。なお、連結部31と延伸部32とは一体に構成されている。連結部31と延伸部32との間には明確な境界は存在しないが、説明の便宜上、軸A1方向の長さL3を有する部分を連結部31とし、軸A1方向の長さL4を有する部分を延伸部32として説明する。
連結部31は、シャフト本体部20に連結される部分である。連結部31には、ネジ孔(図示省略)が形成されており、当該ネジ孔を介してネジS1によりシャフト本体部20に螺着されている。連結部31は、傾斜面を有しており、正面視又は背面視において略三角形状或いは台形状を呈している。当該傾斜面は、フィルムロールFRのガイド面311を構成する。
ガイド面311は、フィルムロールFRの装着の際、移動中のフィルムロールFRに当接して、フィルムロールFRをシャフト本体部20側へとガイドする役割を担っている。具体的に、ガイド面311は、静止状態(回転していない状態)において、延伸部32との接続部分に向かって、下方へ傾斜して延びている。換言すると、ガイド面311は、凸部70方向に向かって下方へ傾斜して延びている。
延伸部32は、板状を呈している。延伸部32は、連結部31の左側端部(すなわちシャフト本体部20側の端部とは反対側の端部)から、左方向(すなわち、シャフト本体部20側とは逆方向)に延びている。本実施形態において、延伸部32の軸A1方向(水平方向)の長さL4は、凸部70の長手方向の長さL5よりも大きい。具体的には、長さL4は、長さL5の2倍以上となっている。延伸部32は、軸A1(すなわち、シャフト本体部20の中心軸)よりも低い高さ位置において、略水平に延びる上面321を有している。軸A1と上面321の間の距離d3(図10参照)は、凸部70の先端にフィルムロールFRの芯材FCを載置する際に、芯材FCと上面321との間において、当該芯材FCを把持する手(指を含む)を受け容れ可能なスペースを形成可能な距離に設定される。本実施形態では、距離d3は、20mmに設定されている。これにより、シャフト先端部30上にフィルムロールFRを仮置きする際、シャフト先端部30にフィルムロールFRの一部を挿入させてから、凸部70に載置するまでの段階において、フィルムロールFRの差し込み側において把持する手(指を含む)を受け容れるスペースとして機能するクリアランスCL2(図14参照)が、十分に大きく確保されるようになっている。
(3−2−3)凸部70
凸部70は、フィルムロールFRの装着が行われる際、シャフト先端部30上に仮置きされるフィルムロールFRの芯材FCに対し、下方から当接する部分である。凸部70は、延伸部32(すなわちシャフト先端部30の先端付近)から、上方向(すなわち、シャフト本体部20の軸A1方向に交差する方向)に沿って延びている。凸部70は、押出成形等により、延伸部32(シャフト先端部30)と一体に構成されている。このため、凸部70は、シャフト先端部30とともに回転する。すなわち、凸部70は、シャフト本体部20の軸A1方向を中心に、回転自在である。
なお、凸部70と延伸部32との間に明確な境界は存在しないが、説明の便宜上、鉛直方向(すなわち、凸部70が延びる方向)の長さL5(図10参照)を有する部分を、凸部70として説明する。
凸部70には、左側面視において略半円状の切欠き80を、1つ形成されている(図11参照)。切欠き80は、凸部70の先端部分(すなわち、上端部分)から、下方向(シャフト本体部20の軸A1方向に交差する方向)に沿って、凹んでいる。図11において、W2は切欠き80の幅を示し、dp1は切欠き80の深さを示している。このような切欠き80を形成されることで、凸部70は、左側面視において略三日月状を呈している。
(4)フィルムロール支持装置10の主たる機能
フィルムロール支持装置10では、主として以下の理由から、フィルムロールFRの装着作業における作業性に優れている。
(4−1)
フィルムロール支持装置10において、フィルムロールFRの装着作業は、通常、フィルムロールFRの芯材FCを両手で把持し、中心孔H1を介してフィルムロールFRをシャフト12の先端に挿入させ、設置位置までスライドさせることで行われる。
しかし、当該装着作業を行う作業者によっては、フィルムロールFRの重量に関連して、フィルムロールFRをシャフト12の先端に挿入させてからダイレクトに設置位置までスライドさせることが困難な場合がある。係る場合には、フィルムロールFRの一部をシャフト12の先端に挿入させた後、フィルムロールFR全体を設置位置までスライドさせる前に、一旦、シャフト先端部30上に仮置きして、差し込み側において把持する手の支持力を脱力することが望まれる。
ここで、フィルムロール支持装置10では、シャフト先端部30に、上方向(すなわち、フィルムロールFRに重力が作用する方向とは逆方向)に延びる凸部70が設けられていることで、フィルムロールFRをシャフト12の先端に挿入させてから、凸部70の先端にフィルムロールFRを載置した場合、図12に示すように、芯材FCと凸部70との当接箇所と、シャフト先端部30(延伸部32)の上面321と、の間において長さL5に相当するクリアランスCL1が形成されるようになっている。
その結果、凸部70の先端にフィルムロールFRを載置した際、クリアランスCL1が、フィルムロールFRの差し込み側において把持する手(指を含む)を受け容れるスペースとして機能する。これにより、シャフト先端部30上におけるフィルムロールFRの仮置きが容易となっている。よって、フィルムロールFRの装着作業における作業性に優れている。
この点、図13に示すように、凸部70を有さないシャフト120のシャフト先端部30´上にフィルムロールFRを載置した場合、芯材FCとシャフト先端部30´(延伸部32´)とが当接するため、フィルムロールFRの差し込み側において把持する手(指を含む)を受け容れるクリアランスが形成されない。このため、フィルムロールFRの仮置きをする際には、シャフト先端部30´上にフィルムロールFRを載置する前に、差し込み側において把持する手をフィルムロールFRから離す必要があり、係る動作は容易ではない。その結果、フィルムロールFRをシャフト先端部30´上に的確に載置できずに、フィルムロールFRがシャフト先端部30´の先端から(設置位置とは逆方向に)ズレ落ちることも考えられる。
このように凸部70がないシャフト120と比較しても、フィルムロール支持装置10では、フィルムロールFRの装着作業における作業性に優れている。
(4−2)
フィルムロール支持装置10においては、図10に示すように、シャフト先端部30(延伸部32)は、軸A1(すなわち、シャフト本体部20の中心軸)よりも低い高さ位置において、略水平に延びる上面321を有しており、軸A1と上面321の間には、凸部70の先端にフィルムロールFRの芯材FCを載置する際に芯材FCと上面321との間において芯材FCを把持する手(指を含む)を受け容れ可能なスペース、を形成する距離d3が確保されている。
これにより、フィルムロールFRの装着作業で、シャフト先端部30上にフィルムロールFRを仮置きする際、シャフト先端部30にフィルムロールFRの一部を挿入させてから、凸部70に載置する際、フィルムロールFRの差し込み側において把持する手(指を含む)を受け容れるスペースが確保されるようになっている。その結果、フィルムロールFRの一部を、シャフト先端部30に挿入させてから、凸部70に載置しやすいようになっている。すなわち、シャフト先端部30上におけるフィルムロールFRの仮置きが容易となっている。よって、フィルムロールFRの装着作業における作業性に優れている。
この点、図15に示すような、従来のシャフト220においては、シャフト先端部230の上面部分がシャフト220の中心軸A2よりも高い位置に配置されており、軸A2とシャフト先端部230の上面部分との間に、芯材FCを把持する手(指を含む)を受け容れ可能なスペースが形成されない。これにより、フィルムロールFRの装着作業で、シャフト先端部230上にフィルムロールFRを仮置きする際、シャフト先端部230にフィルムロールFRの一部を挿入させてから、凸部270に載置する際、フィルムロールFRの差し込み側において把持する手(指を含む)を受け容れるスペースが確保されない。その結果、フィルムロールFRの一部を、シャフト先端部230に挿入させてから、凸部270(シャフト先端部230上)に載置しにくいようになっている。
このように、従来のシャフト220にフィルムロールFRを装着する場合と比較しても、フィルムロール支持装置10では、フィルムロールFRの装着作業における作業性に優れている。
(4−3)
フィルムロール支持装置10においては、図10に示すように、シャフト先端部30は、軸A1方向(水平方向)の長さL2が、凸部70の長手方向(ここでは鉛直方向)の長さL5よりも(5倍以上)大きい。特に、フィルムロール支持装置10においては、延伸部32の軸A1方向(水平方向)の長さL4が、凸部70の長手方向の長さL5よりも(2倍以上)大きい。
このように、凸部70の長手方向の長さL5と比較して、シャフト先端部30(延伸部32)の軸A1方向の長さが倍以上の大きさを有するため、フィルムロールFRの装着作業で、シャフト先端部30上にフィルムロールFRを仮置きする際、シャフト先端部30にフィルムロールFRの一部を挿入させてから、凸部70に載置するまでの段階において、フィルムロールFRの差し込み側において把持する手(指を含む)を受け容れるスペースとして機能するクリアランスCL2が、図14に示すように、十分に大きく確保されるようになっている。クリアランスCL2は、フィルムロールFRの一部をシャフト先端部30に挿入させた際における、把持する手(指を含む)と芯材FCとの当接箇所と、シャフト先端部30(延伸部32)の上面321又はガイド面311と、の間において形成されるクリアランスである。
その結果、フィルムロールFRの一部を、シャフト先端部30に挿入させてから、凸部70に載置しやすいようになっている。すなわち、シャフト先端部30上におけるフィルムロールFRの仮置きが容易となっている。よって、フィルムロールFRの装着作業における作業性に優れている。
この点、図15に示すような、シャフト先端部230及び凸部270を有し、背面視(軸A1に交差する方向から視た場合)において軸A1に対し上下対称の形状を有する従来のシャフト220においては、シャフト先端部230は、軸A1方向(水平方向)の長さL6が、凸部270の長手方向(ここでは鉛直方向)の長さL7以下、或いは長さL7と略同一である。このため、フィルムロールFRの一部をシャフト先端部230に挿入させてから、凸部270に載置するまでの段階において、フィルムロールFRの差し込み側において把持する手(指を含む)を受け容れるスペースとして機能するクリアランスCL3が、図15に示すように、十分に大きく確保されない。クリアランスCL3は、フィルムロールFRの一部をシャフト先端部230に挿入させた際における、把持する手(指を含む)と芯材FCとの当接箇所と、シャフト先端部30(延伸部32)の上面321と、の間において形成されるクリアランスである。
その結果、フィルムロールFRの一部を、シャフト先端部230に挿入させてから、凸部270(シャフト先端部230上)に載置しにくいようになっている。
このように、従来のシャフト220にフィルムロールFRを装着する場合と比較しても、フィルムロール支持装置10では、フィルムロールFRの装着作業における作業性に優れている。
(4−4)
フィルムロール支持装置10においては、凸部70には、凸部70の先端部分(すなわち、上端部分)から、下方向(シャフト本体部20の軸A1方向に交差する方向)に沿って凹む切欠き80が形成されている。その結果、フィルムロールFRの装着作業で、シャフト先端部30にフィルムロールFRを挿入させる際、差し込み側において把持する手の移動経路が、凸部70内に形成されるようになっている。具体的には、図16の二点鎖線矢印に示すように、差し込み側において把持する手(指を含む)を移動させることが可能となっている。このため、シャフト先端部30にフィルムロールFRを挿入させる際に、差し込み側において把持する手と凸部70との接触が抑制されるようになっており、フィルムロールFRの装着作業における作業性に優れている。
(4−5)
フィルムロール支持装置10においては、シャフト先端部30は、シャフト本体部20に対して相対回転自在である。また、シャフト先端部30の重心は、シャフト先端部30が静止状態(回転していない状態)にある場合に、凸部70の先端が上方を向くとともに、凸部70に形成された切欠き80の凹む方向が下方を向くように、配置されている。これにより、シャフト先端部30は、静止時において、図10及び図11に示すような姿勢を保つようになっている。
その結果、フィルムロールFRの装着作業で、シャフト先端部30上にフィルムロールFRを仮置きする際、作業前に、凸部70の先端が上方を向くとともに切欠き80の凹む方向が下方を向いた状態となるように、シャフト先端部30の位置を調整する必要がない。また、フィルムロールFRの一部をシャフト先端部30に挿入させてから、凸部70に載置するまでの段階において、作業者がシャフト先端部30に接触すること等によりシャフト先端部30が回転したとしても、自動的に凸部70の先端が上方を向くとともに切欠き80の凹む方向が下方を向いた状態で静止するようになっている。このため、作業を中断して、シャフト先端部30の位置を調整する必要がない。
よって、フィルムロールFRの装着作業における作業性に優れている。
(4−6)
上記実施形態では、シャフト先端部30の連結部31は、静止状態において凸部70に向かって下方へ傾斜して延びるガイド面311を有している。その結果、フィルムロールFRの一部をシャフト先端部30上に仮置きした状態から、フィルムロールFR全体を設置位置までスライドさせる際、ガイド面311に当接する移動中のフィルムロールFRが、図17の破線矢印に示すように、シャフト本体部20側へとガイドされるようになっている。このため、フィルムロールFRの一部をシャフト先端部30上に仮置きした状態から、フィルムロールFR全体を設置位置までスライドさせる際に、フィルムロールFR全体を上方へ持上げる力を要せずに、円滑にスライドを行うことが可能となっている。
よって、フィルムロールFRの装着作業における作業性に優れている。
(5)特徴
(5−1)
上記実施形態では、凸部70を備えることにより、フィルムロールFRの一部をシャフト先端部30上に仮置きする際に、シャフト先端部30に差し込まれた中心孔H1において、芯材FCとシャフト先端部30との間に、凸部70の先端部分からシャフト先端部30までの距離に応じたクリアランスCL1(図12参照)が確保されるようになっている。その結果、フィルムロールFRの一部を凸部70に載置した状態で、フィルムロールFRの差し込み側において把持する手(すなわち仮置きを行う側の手)をフィルムロールFRから離すことが容易となっている。よって、フィルムロールFRを装着する作業において、シャフト先端部30上でのフィルムロールFRの仮置きが容易となっている。
また、凸部70に切欠き80が形成されることにより、フィルムロールFRをシャフト先端部30に挿入させる際、差込方向側においてフィルムロールFRを把持する手(指を含む)の移動経路が、凸部70に形成されている。その結果、フィルムロールFRをシャフト先端部30に挿入させる際、フィルムロールFRを把持する手が、当該切欠き80を介して凸部70を通過可能となっている。このため、フィルムロールFRを把持する手と、凸部70と、の接触が抑制されている。よって、フィルムロールFRをシャフト12に挿入させることが容易となっている。
(5−2)
上記実施形態では、シャフト先端部30(延伸部32)は、凸部70の先端が上方を向いた状態においてシャフト本体部20の中心軸(すなわち、軸A1)よりも低い高さ位置で延びる上面321を有している。これにより、フィルムロールFRの芯材FCを凸部70に載置した状態において、フィルムロールFRの差込み側において把持する手(指を含む)を受け容れるスペースが確保されている。その結果、フィルムロールFRの一部をシャフト先端部30上に仮置きする際に、フィルムロールFRの差込み側において把持する手と、凸部70と、の接触が抑制されるようになっている。よって、フィルムロールFRを装着する作業において、シャフト先端部30上でのフィルムロールFRの仮置きが容易となっている。
(5−3)
上記実施形態では、シャフト先端部30は、軸A1方向の長さL2が、凸部70の長手方向の長さL5よりも大きい。これにより、フィルムロールFRの一部を凸部70に載置した状態において、差込み側においてフィルムロールFRを把持する手(指を含む)を受け容れるスペース(クリアランスCL2、図14参照)を、十分に大きく確保することが可能となっている。その結果、フィルムロールFRの一部をシャフト先端部30上に仮置きする際に、フィルムロールFRの差込み側において把持する手と、凸部70と、の接触が抑制されている。よって、フィルムロールFRを装着する作業において、シャフト先端部30上でのフィルムロールFRの仮置きがさらに容易となっている。
(5−4)
上記実施形態では、凸部70は、シャフト本体部20の軸A1方向を中心に、回転自在である。これにより、フィルムロールFRの装着作業を行う際、凸部70及び切欠き80の位置を適宜調整できるようになっている。すなわち、フィルムロールFRの装着作業を行う際、フィルムロールFRをシャフト先端部30に挿入させやすいように、凸部70の位置を調整することが可能となっている。また、シャフト先端部30上にフィルムロールFRの仮置きを行いやすいように、凸部70の位置を調整することが可能となっている。
(5−5)
上記実施形態では、シャフト先端部30の重心は、シャフト先端部30が静止状態にある場合に、凸部70が上方を向くとともに、切欠き80の凹む方向が下方を向くように、配置されている。これにより、シャフト本体部20の回転とは無関係に、凸部70の切欠き80の凹む方向が下方を向いた状態となる。その結果、フィルムロールFRの装着作業を行う際、作業前に、シャフト先端部30の位置調整を行う必要がない。また、作業中に、シャフト本体部20が接触等により回転しても、作業を中断してシャフト先端部30の位置調整を行う必要がない。よって、フィルムロールFRの装着作業における作業性に優れている。
(5−6)
上記実施形態では、シャフト先端部30の連結部31は、静止状態において凸部70(より詳細には延伸部32との接続部分)に向かって下方へ傾斜して延びるガイド面311を有している。ガイド面311が、フィルムロールFRの装着の際、移動中のフィルムロールFRに当接して、フィルムロールFRをシャフト本体部20側へとガイドすることにより、フィルムロールFRの一部をシャフト先端部30上に仮置きした状態から、フィルムロールFR全体を設置位置までスライドさせる際に、フィルムロールFR全体を上方へ持上げる力を要せずに、円滑にスライドを行うことが可能となっている。
(5−7)
上記実施形態では、シャフト先端部30は、連結部31からシャフト本体部20側とは逆方向に延びる板状の延伸部32を有しており、凸部70は延伸部32から延び、ガイド面311は延伸部32との接続部分に向かって傾斜して延びている。これにより、フィルムロールFRの一部を凸部70に載置した状態において、差込み側においてフィルムロールFRを把持する手(指を含む)を受け容れるスペース(クリアランスCL1、図12参照)を、十分に大きく確保することが可能となっている。その結果、フィルムロールFRの一部をシャフト先端部30上に仮置きする際に、フィルムロールFRの差込み側において把持する手と、凸部70と、の接触がさらに抑制されている。よって、フィルムロールFRを装着する作業において、シャフト先端部30でのフィルムロールFRの仮置きがさらに容易となっている。
(5−8)
上記実施形態では、シャフト本体部20がベース部11とともに回動可能に構成されている(図8を参照)。これにより、フィルムロールFRの装着作業を行う際、作業前に、フィルムロールFRを挿入させやすい位置に、シャフト先端部30を回動させることが可能となっている。よって、フィルムロールFRの装着作業における作業性に優れている。
(6)変形例
上記実施形態のフィルムロール支持装置10は、以下の変形例に示すように適宜変形が可能である。なお、各変形例は、矛盾が生じない範囲で他の変形例と組み合わせて適用されてもよい。
(6−1)変形例A
上記実施形態では、フィルムロール支持装置10は、製袋包装機100に適用されたが、これに限定されず、適用可能な他の装置に適用されてもよい。
(6−2)変形例B
上記実施形態では、シャフト先端部30は、軸A1方向の長さL2が凸部70の長手方向の長さL5よりも大きかった。しかし、シャフト先端部30は、必ずしも軸A1方向の長さL2が凸部70の長手方向の長さL5よりも大きくなるような態様で構成されなくともよい。
(6−3)変形例C
上記実施形態では、凸部70は、シャフト本体部20の軸A1方向を中心に回転自在に構成された。しかし、凸部70は、必ずしも回転自在に構成されなくともよい。
(6−4)変形例D
上記実施形態では、シャフト先端部30の重心は、シャフト先端部30が静止状態にある場合に、凸部70が上方を向くとともに、切欠き80の凹む方向が下方を向くように、配置されていた。しかし、シャフト先端部30は、必ずしも係る態様で重心を配置されなくてもよい。
(6−5)変形例E
上記実施形態では、シャフト先端部30の連結部31は、静止状態において凸部70(より詳細には延伸部32との接続部分)に向かって下方へ傾斜して延びるガイド面311を有していた。しかし、連結部31は、必ずしも係る態様のガイド面311を有するように構成されなくてもよい。
(6−6)変形例F
上記実施形態では、シャフト先端部30は、連結部31からシャフト本体部20側とは逆方向に延びる板状の延伸部32を有しており、凸部70は延伸部32から延び、ガイド面311は延伸部32との接続部分に向かって傾斜して延びていた。しかし、延伸部32について適宜省略が可能である。係る場合、凸部70は、図18に示すシャフト12aに示すように、連結部31上に(具体的には、ガイド面311の下端から上方へ延びるように)配置されればよい。
(6−7)変形例G
上記実施形態では、シャフト本体部20は、ベース部11とともに回動可能に構成されていたが(図8参照)。しかし、シャフト本体部20は、必ずしもベース部11とともに回動可能に構成されなくてもよい。
(6−8)変形例H
上記実施形態では、凸部70には、下方向(軸A1方向に交差する方向)に凹む切欠き80が1つ形成されていた。しかし、凸部70には、2以上の切欠きが形成されてもよい。係る場合、凸部70は、図19に示す凸部70aのように構成されればよい。
凸部70aにおいては、下方向(軸A1方向に交差する方向)に凹む切欠き80aが2つ形成されている。このように切欠き80aを複数形成された凸部70aを有する場合においても、上記実施形態と同様の効果を奏する。
すなわち、凸部70aに複数の切欠き80aが形成されることにより、フィルムロールFRをシャフト先端部30aに挿入させる際、差込み方向側においてフィルムロールFRを把持する手(指を含む)の移動経路が、凸部70aに形成される。その結果、フィルムロールFRをシャフト先端部30aに挿入させる際、フィルムロールFRを把持する手が、当該切欠き80aを介して凸部70aを通過可能である。このため、フィルムロールFRを把持する手と、凸部70aと、の接触が抑制される。よって、フィルムロールFRをシャフト12に挿入させることが容易である。
(6−9)変形例I
上記実施形態では、シャフト先端部30は、図10及び図11に示すような態様で構成された。しかし、これに限定されず、図20及び図21に示すシャフト先端部30bのように構成されてもよい。
シャフト先端部30bにおいては、左側面視において略楕円状で且つ背面視において略台形状に凹む切欠き80bが形成されている。これにより、凸部70bが形成されている。観点を変えると、切欠き80bは、凸部70bに形成されている、ともいえる。このようなシャフト先端部30bにおいても、上記実施形態と同様の効果を奏する。
すなわち、凸部70bを備えることにより、フィルムロールFRの一部をシャフト先端部30b上に仮置きする際に、シャフト先端部30bに差し込まれた中心孔H1において、芯材FCとシャフト先端部30bとの間に、凸部70bの先端部分からシャフト先端部30bまでの距離に応じたクリアランスCL4(図20及び図21参照)が確保される。その結果、フィルムロールFRの一部を凸部70bに載置した状態で、差し込み側において把持する手(指を含む)をフィルムロールFRから離すことが容易である。よって、フィルムロールFRを装着する作業において、シャフト先端部30b上でのフィルムロールFRの仮置きが容易である。
また、凸部70bに切欠き80bが形成されることにより、フィルムロールFRをシャフト先端部30bに挿入させる際、差込方向側においてフィルムロールFRを把持する手(指を含む)の移動経路が、凸部70bに形成されている。その結果、フィルムロールFRをシャフト先端部30bに挿入させる際、フィルムロールFRを把持する手が、当該切欠き80bを介して凸部70bを通過可能である。このため、フィルムロールFRを把持する手と、凸部70bと、の接触が抑制される。よって、フィルムロールFRをシャフト12に挿入させることが容易である。
(6−10)変形例J
また、シャフト先端部30は、図22及び図23に示すシャフト先端部30cのように構成されてもよい。
シャフト先端部30cにおいては、左側面視において略楕円状で且つ背面視において略台形状に凹む切欠き80cが2つ形成されている。これにより、凸部70cが形成されている。観点を変えると、各切欠き80cは、凸部70cに形成されているともいえる。このようなシャフト先端部30cにおいても、上記実施形態と同様の効果を奏する。
すなわち、凸部70cを備えることにより、フィルムロールFRの一部をシャフト先端部30c上に仮置きする際に、シャフト先端部30cに差し込まれた中心孔H1において、芯材FCとシャフト先端部30cとの間に、凸部70cの先端部分からシャフト先端部30cまでの距離に応じたクリアランスCL5(図22及び図23参照)が確保される。その結果、フィルムロールFRの一部を凸部70cに載置した状態で、差し込み側においてフィルムロールFRを把持する手(指を含む)をフィルムロールFRから離すことが容易である。よって、フィルムロールFRを装着する作業において、シャフト先端部30c上でのフィルムロールFRの仮置きが容易である。
また、凸部70cに切欠き80cが形成されることにより、フィルムロールFRをシャフト先端部30cに挿入させる際、差込方向側においてフィルムロールFRを把持する手(指を含む)の移動経路が、凸部70cに形成されている。その結果、フィルムロールFRをシャフト先端部30cに挿入させる際、フィルムロールFRを把持する手が、当該切欠き80cを介して凸部70cを通過可能である。このため、フィルムロールFRを把持する手と、凸部70cと、の接触が抑制される。よって、フィルムロールFRをシャフト12に挿入させることが容易である。
(6−11)変形例K
上記実施形態では、凸部70は、押出成形等により延伸部32(シャフト先端部30)と一体に構成されていた。しかし、凸部70は、必ずしも延伸部32と一体に構成される必要はなく、延伸部32と別体として成形された凸部70を、延伸部32に固定するように構成してもよい。
(6−12)変形例L
上記実施形態では、軸A1と延伸部32の上面321の間の距離d3は、20mmに設定されていた。しかし、距離d3は、適宜変更が可能であり、20mm以上に設定されてもよいし、20mm未満に設定されてもよい。例えば、距離d3は、25mmに設定されてもよいし、15mmに設定されてもよい。
(6−13)変形例M
上記実施形態のシャフト12は、図24に示すシャフト300のように構成することも可能である。図24は、シャフト300のシャフト先端部310及び凸部320の左側面視による拡大図である。
シャフト300は、シャフト先端部30に代えてシャフト先端部310を有し、凸部70に代えて凸部320を有している。
凸部320には、凸部70とは異なり、切欠き80が形成されていない。このため、シャフト300では、フィルムロールFRをシャフト先端部310に挿入させる際、差込方向側においてフィルムロールFRを把持する手(指を含む)の移動経路が、凸部320に形成されない。その結果、フィルムロールFRをシャフト先端部310に挿入させる際、フィルムロールFRを把持する手について、当該切欠きを介して凸部320を通過可能とする機能(すなわち、上記(4−4)において説明した機能)については実現されない。
しかし、シャフト300によっても、その他の機能(例えば、上記(4−1)、(4−2)、(4−3)、(4−5)、(4−6)において説明した機能)については、シャフト12と同様に実現可能である。
よって、シャフト300においても、フィルムロールFRを装着する作業において、シャフト先端部310上でのフィルムロールFRの仮置きが容易であり、フィルムロールFRの装着作業における作業性に優れている。
本発明は、フィルムロール支持装置に利用可能である。
10 :フィルムロール支持装置
11 :ベース部
12、12a、300 :シャフト
13 :シャフトモータ(駆動部)
20 :シャフト本体部
30、30a、30b、30c、310 :シャフト先端部
31 :連結部
32 :延伸部
70、70a、70b、70c、320 :凸部
80、80a、80b、80c :切欠き
100 :製袋包装機
110 :本体フレーム
311 :ガイド面
321 :上面
A1 :軸
F :フィルム
FC :芯材
FR :フィルムロール
H1 :中心孔
特開2012−136343号公報

Claims (9)

  1. 芯材にフィルムが巻かれたフィルムロールを支持するフィルムロール支持装置であって、
    前記フィルムロールの中心孔を貫通することで前記フィルムロールを装着されるシャフト本体部と、
    前記フィルムロールの中心孔に差し込まれる側の前記シャフト本体部の一端から、前記シャフトの軸方向に沿って延びるシャフト先端部と、
    前記シャフト先端部から前記シャフト本体部の軸方向に交差する方向に延び、前記フィルムロールの装着が行われる際、前記シャフト先端部上に仮置きされる前記フィルムロールの前記芯材に対し下方から当接する凸部と、
    を備え、
    前記凸部には、前記シャフト本体部の軸方向に交差する方向に凹む切欠きが少なくとも1つ形成される、
    フィルムロール支持装置。
  2. 芯材にフィルムが巻かれたフィルムロールを支持するフィルムロール支持装置であって、
    前記フィルムロールの中心孔を貫通することで前記フィルムロールを装着されるシャフト本体部と、
    前記フィルムロールの中心孔に差し込まれる側の前記シャフト本体部の一端から、前記シャフトの軸方向に沿って延びるシャフト先端部と、
    前記シャフト先端部から前記シャフト本体部の軸方向に交差する方向に延び、前記フィルムロールの装着が行われる際、前記シャフト先端部上に仮置きされる前記フィルムロールの前記芯材に対し下方から当接する凸部と、
    を備え、
    前記シャフト先端部は、前記凸部の先端が上方を向いた状態において前記シャフト本体部の中心軸よりも低い高さ位置で延びる上面を有する、
    フィルムロール支持装置。
  3. 前記凸部には、前記シャフト本体部の軸方向に交差する方向に凹む切欠きが少なくとも1つ形成される、
    請求項2に記載のフィルムロール支持装置。
  4. 前記シャフト先端部は、前記シャフト本体部に対し、前記シャフト本体部の軸方向を中心として相対回転自在に連結され、
    前記凸部は、前記シャフト先端部と一体に構成されて前記シャフト先端部とともに回転し、
    前記シャフト先端部の重心は、前記シャフト先端部が静止状態にある場合に前記凸部が上方を向くとともに前記切欠きの凹む方向が下方を向くように配置される、
    請求項1又は3に記載のフィルムロール支持装置。
  5. 前記シャフト先端部は、軸方向の長さが、前記凸部の長手方向の長さよりも大きい、
    請求項1から4のいずれか1項に記載のフィルムロール支持装置。
  6. 前記凸部は、前記シャフト本体部の軸方向を中心に回転自在である、
    請求項1から5のいずれか1項に記載のフィルムロール支持装置。
  7. 前記シャフト先端部は、前記シャフト本体部に連結される連結部を含み、
    前記連結部は、静止状態において前記凸部に向かって下方へ傾斜して延びるガイド面を有し、
    前記ガイド面は、前記フィルムロールの装着の際、移動中の前記フィルムロールに当接して前記フィルムロールを前記シャフト本体部側へとガイドする、
    請求項1から6のいずれか1項に記載のフィルムロール支持装置。
  8. 前記シャフト先端部は、板状の延伸部をさらに含み、
    前記延伸部は、前記連結部から前記シャフト本体部側とは逆方向に延び、
    前記凸部は、前記延伸部から延びており、
    前記ガイド面は、前記延伸部との接続部分に向かって傾斜して延びる、
    請求項7に記載のフィルムロール支持装置。
  9. フレームに回動自在に設けられ、前記シャフト本体部の他端を固定するベース部と、
    前記ベース部に配置され、前記シャフト本体部を前記軸方向を中心として回転させる駆動部と、をさらに備え、
    前記シャフト本体部及び前記駆動部は、前記ベース部とともに回動する、
    請求項1から8のいずれか1項に記載のフィルムロール支持装置。
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