JP6461924B2 - シアノアクリレート組成物 - Google Patents

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Description

本発明は、特にプラスチック基材に接着された場合に、改善された耐ねじり応力性を有する柔軟なシアノアクリレート含有組成物に関する。
シアノアクリレート接着剤組成物はよく知られており、多様な用途を有し、瞬時に固まる瞬間接着剤として広く使用されている。H.V.Coover、D.W.DreifusおよびJ.T.O’Connor、「Cyanoacrylate Adhesives」 Handbook of Adhesives、27、463〜77、I.Skeist編、Van Nostrand Reinhold、New York、第3版、(1990)を参照のこと。G.H.Millet、「Cyanoacrylate Adhesives」 Structural Adhesives:Chemistry and Technology、S.R.Hartshorn編、Plenun Press、New York、249〜307ページ(1986)も参照のこと。
シアノアクリレート組成物は通常、硬化して比較的脆弱な高分子材を形成する傾向にある。これは、高分子材にある程度の柔軟性が求められる特定の用途において、望ましくない性質である。このような用途には、柔軟な材料同士の接着が含まれ、その場合、材料の柔軟性と調和させるために接着剤にある程度の柔軟性が求められる。高分子材がその最終用途でさまざまな力を受けうる用途においても、柔軟な高分子材であることが望ましい。例えば、高分子材が2枚の基材を互いに接着した場合、基材は静止状態に留まらず、例えば、基材が移動物体の一部をなす、または他の移動物体から連続的にもしくは時折に1種以上の力を受ける静止物体の一部をなす場合に、外力を受ける恐れがある。
これまで、シアノアクリレート組成物の硬化物の柔軟性を改善する努力がなされてきた。例えば、米国特許第2,776,232号、2,784,215号、2,784,127号、3,699,127号、3,961,966号、4,364,876号および4,444,933号を参照のこと。
重合シアノアクリレート接着剤の脆弱性を克服する1つの手法として、モノマー混合物の使用による組成物の可塑化がある。シアノアクリレートモノマー混合物を使用することで、モノマー混合物が硬化する際に、より柔軟な高分子材が生じると考えられている。第2の手法は、シアノアクリレート組成物に可塑剤を加えることである。ここでの柔軟性は一般的に、硬化速度および/または接着強度と引き換えに得られる。
米国特許第6,977,278号は、(i)エチルシアノアクリレートおよびメトキシシアノアクリレートから選択される少なくとも1種の低級シアノアクリレートモノマー成分と、(ii)低級シアノアクリレートモノマーおよび高級シアノアクリレートモノマーを合わせた総重量に基づいて12重量%超の量であり、n−プロピル−シアノアクリレート、iso−プロピルシアノアクリレート、n−ブチルシアノアクリレート、sec−ブチルシアノアクリレート、iso−ブチルシアノアクリレート、tert−ブチルシアノアクリレート、n−ペンチルシアノアクリレート、1−メチル−ブチルシアノアクリレート、1−エチル−プロピルシアノアクリレート、ネオペンチルシアノアクリレート、n−ヘキシルシアノアクリレート、1−メチルペンチルシアノアクリレート、n−ヘプチルシアノアクリレート、n−オクチルシアノアクリレート、n−ノニルシアノアクリレート、n−デシルシアノアクリレート、n−ウンデシルシアノアクリレート、n−ドデシルシアノアクリレート、シクロヘキシルシアノアクリレート、ベンジルシアノアクリレート、フェニルシアノアクリレート、テトラヒドロフルフリルシアノアクリレート、アリルシアノアクリレート、プロパギルシアノアクリレート、2−ブテニルシアノアクリレート、フェネチルシアノアクリレート、クロロプロピルシアノアクリレート、エトキシエチルシアノアクリレート、エトキシプロピルシアノアクリレート、エトキシイソプロピルシアノアクリレート、プロポキシエチルシアノアクリレート、イソプロポキシエチルシアノアクリレート、ブトキシエチルシアノアクリレート、メトキシプロピルシアノアクリレート、メトキシイソプロピルシアノアクリレート、メトキシブチルシアノアクリレート、プロポキシメチルシアノアクリレート、プロポキシエチルシアノアクリレート、プロポキシプロピルシアノアクリレート、ブトキシメチルシアノアクリレート、ブトキシエチルシアノアクリレート、ブトキシプロピルシアノアクリレート、ブトキシイソプロピルシアノアクリレート、ブトキシブチルシアノアクリレート、iso−ノニルシアノアクリレート、iso−デシルシアノアクリレート、シクロヘキシルメチルシアノアクリレート、ナフチルシアノアクリレート、2−(2’−メトキシ)−エトキシエチルシアノアクリレート、2−(2’−エトキシ)−エトキシエチルシアノアクリレート、2−(2’−プロピルオキシ)−エトキシエチルシアノアクリレート、2−(2’−ブチルオキシ)−エトキシエチルシアノアクリレート、2−(2’−ペンチルオキシ)−エトキシエチルシアノアクリレート、2−(2’−ヘキシルオキシ)−エトキシエチルシアノアクリレート、2−(2’−メトキシ)−プロピルオキシプロピルシアノアクリレート、2−(2’−エトキシ)−プロピルオキシプロピルシアノアクリレート、2−(2’−プロピルオキシ)−プロピルオキシプロピルシアノアクリレート、2−(2’−ペンチルオキシ)−プロピルオキシプロピルシアノアクリレート、2−(2’−ヘキシルオキシ)−プロピルオキシプロピルシアノアクリレート、2−(2’−メトキシ)−ブチルオキシブチルシアノアクリレート、2−(2’−エトキシ)−ブチルオキシブチルシアノアクリレート、2−(2’−ブチルオキシ)−ブチルオキシブチルシアノアクリレート、2−(3’−メトキシ)−プロピルオキシエチルシアノアクリレート、2−(3’−メトキシ)−ブチルオキシエチルシアノアクリレート、2−(3’−メトキシ)−プロピルオキシプロピルシアノアクリレート、2−(3’−メトキシ)−ブチルオキシプロピルシアノアクリレート、2−(2’−メトキシ)−エトキシプロピルシアノアクリレートおよび2−(2’−メトキシ)−エトキシブチルシアノアクリレートから選択される少なくとも1種の高級シアノアクリレートモノマー成分と、(iii)少なくとも1種のエステル基含有可塑剤を含む少なくとも1つの可塑剤成分とを含み、可塑剤成分が成分(i)および成分(ii)の混合物と混和性があり、可塑剤成分が組成物の約15〜約40重量%の量で組成物中に存在し、また、可塑剤成分が単独の可塑剤としてペンタエリスリトールテトラベンゾエートを含まない場合に、可塑剤成分が約1〜約6未満の範囲でAp/Po比を有する、特定のシアノアクリレート組成物について記載している。
’278号特許は、12重量パーセントまでの可塑剤量では望ましい性質が生じず、また非常に高い可塑剤量では硬化速度および接着強度に悪影響となり、約40重量パーセント未満の量が使用された場合に、硬化した組成物において望ましい柔軟性を達成できると考えられることを明らかにしている。
これらの努力にもかかわらず、所定の柔軟性を維持しつつより強力な接着強度を示すシアノアクリレートを実現するという、長年にわたり解決されていない要望が存在する。そのため、その要望に対し解決策を提供することは極めて有益であろう。
本発明は、特にプラスチック基材を接着する場合に、改善された耐ねじり応力性を有するシアノアクリレート含有組成物を提供することにより、シアノアクリレート組成物において柔軟性の改善を得るときに接着強度が損なわれるという欠点を改善する。
より詳細には、エチル−2−シアノアクリレートおよびオクチル−2−シアノアクリレートの混合物をベースとするシアノアクリレート成分、ならびに約5重量パーセント〜約12重量パーセントのアセチルトリアセチルシトレートを有するシアノアクリレート含有組成物が本明細書において提供される。
さらに、ねじれひずみを受けた際に改善された性能を示すシアノアクリレート組成物を使用して、プラスチック基材を互いに接着する方法が本明細書において提供される。実際に、硬化したシアノアクリレート組成物/基材の界面の接着破壊または凝集破壊ではなく、基材破壊が見られる程に、性能が改善される。
本方法は、エチル−2−シアノアクリレートおよびオクチル−2−シアノアクリレートの混合物をベースとするシアノアクリレート成分、ならびに約5重量パーセント〜約12重量パーセントのアセチルトリアセチルシトレートを有するシアノアクリレート含有組成物を用意するステップと、互いに接着される1つまたは複数のプラスチック部品を用意するステップと、シアノアクリレート含有組成物を接着される部品表面の少なくとも一部に塗布し、接着部を形成するのに十分な時間、シアノアクリレート含有組成物を塗布した部分に保持するステップと、を含む。
さらに本発明は、本発明の組成物の反応生成物を対象とする。
また本発明は、本発明の組成物の調製方法を対象とする。
本発明は、以下の「発明を実施するための形態」と題したセクションを読むことでより完全に理解されるであろう。
ねじり応力を40rpmで印加する前およびした後における表1および2に示すシアノアクリレート組成物を使用した管/継手アセンブリの引張強度を示すX−Yプロットである。
上記の通り本発明は、特にプラスチック基材を接着する場合に、硬化した際に改善された耐ねじり応力性をもたらすシアノアクリレート含有組成物を対象とする。
シアノアクリレート成分としてはエチル−2−シアノアクリレートおよびオクチル−2−シアノアクリレートの混合物が挙げられる。オクチルシアノアクリレートの相対量は約15重量パーセント〜約50重量パーセント、例えば約20重量パーセント〜約45重量パーセントであり、望ましくは約28重量パーセント〜約44重量パーセントである。エチルシアノアクリレートは、シアノアクリレート成分の残部として使用すべきである。
シアノアクリレート成分は、約85重量パーセント超〜約95重量パーセントの範囲内の量で組成物中に含まれるべきであり、総組成物中約90重量パーセント〜約93重量パーセントの範囲であることが望ましい。
アセチルトリエチルシトレートは、約5重量パーセント〜約15重量パーセント未満、例えば約5〜約12重量パーセントの量で使用されるべきである。
オクチルシアノアクリレートおよびアセチルトリエチルシトレートは合わせて、約30重量パーセント〜約65重量パーセント、例えば約40重量パーセント〜約55重量パーセントの範囲内の量で組成物中に含まれるべきである。
促進剤、例えばカリックスアレーン、オキサカリックスアレーン、シラクラウン、クラウンエーテル、シクロデキストリン、ポリ(エチレングリコール)ジ(メタ)アクリレート、エトキシ化ヒドロキシ化合物およびそれらの組み合わせから選択されるいずれか1種以上も、本発明のシアノアクリレート組成物に含んでよい。
カリックスアレーンおよびオキサカリックスアレーンのうち多くのものが知られており、特許文献で報告されている。例えば、各開示内容が参照により本明細書に明確に組み込まれている、米国特許第4,556,700号、4,622,414号、4,636,539号、4,695,615号、4,718,966号および4,855,461号を参照のこと。
例えば、カリックスアレーンに関しては下記構造式の範囲内のものが本明細書において有用である。
Figure 0006461924
式中、Rはアルキル、アルコキシ、置換アルキルまたは置換アルコキシであり、RはHまたはアルキルであり、nは4、6または8である。
1つの特に望ましいカリックスアレーンは、テトラブチルテトラ[2−エトキシ−2−オキソエトキシ]カリックス−4−アレーンである。
多くのクラウンエーテルが知られている。例えば、本明細書において単独でまたは組み合わせて使用されうる例としては、15−クラウン−5、18−クラウン−6、ジベンゾ−18−クラウン−6、ベンゾ−15−クラウン−5−ジベンゾ−24−クラウン−8、ジベンゾ−30−クラウン−10、トリベンゾ−18−クラウン−6、asym−ジベンゾ−22−クラウン−6、ジベンゾ−14−クラウン−4、ジシクロヘキシル−18−クラウン−6、ジシクロヘキシル−24−クラウン−8、シクロヘキシル−12−クラウン−4、1,2−デカリル−15−クラウン−5、1,2−ナフト−15−クラウン−5、3,4,5−ナフチル−16−クラウン−5、1,2−メチル−ベンゾ−18−クラウン−6、1,2−メチルベンゾ−5、6−メチルベンゾ−18−クラウン−6、1,2−t−ブチル−18−クラウン−6、1,2−ビニルベンゾ−15−クラウン−5、1,2−ビニルベンゾ−18−クラウン−6、1,2−t−ブチル−シクロヘキシル−18−クラウン−6、asym−ジベンゾ−22−クラウン−6および1,2−ベンゾ−1,4−ベンゾ−5−オキシゲン−20−クラウン−7が挙げられる。開示内容が参照により本明細書に明確に組み込まれている、米国特許第4,837,260号(Sato)を参照のこと。
シラクラウンのうち多くのものが同様に知られており、文献で報告されている。
本発明の組成物において有用なシラクラウン化合物の具体例としては、
Figure 0006461924
Figure 0006461924
Figure 0006461924
およびジメチルシラ−17−クラウン−6が挙げられる。例えば、開示内容が参照により本明細書に明確に組み込まれている、米国特許第4,906,317号(Liu)を参照のこと。
多くのシクロデキストリンが、本発明に関連して使用されうる。例えば、開示内容が参照により本明細書に明確に組み込まれている、米国特許第5,312,864号(Wenz)において、α、βまたはγ−シクロデキストリンのヒドロキシル基誘導体と記載され、請求されているものが、促進剤成分として好適な選択であろう。
例えば、本明細書における使用に好適なポリ(エチレングリコール)ジ(メタ)アクリレートとしては、以下の構造式の範囲内のものが挙げられる。
Figure 0006461924
式中、nは3よりも大きく、例えば3〜12の範囲内であり、nが9であることが特に望ましい。より具体的な例としては、PEG200DMA(nが約4)、PEG400DMA(nが約9)、PEG600DMA(nが約14)およびPEG800DMA(nが約19)が挙げられ、数字(例えば400)は、グラム/モル(すなわち400g/mol)と表され、2つのメタクリレート基を除外した、分子のグリコール部分の平均分子量を表す。特に望ましいPEGDMAはPEG400DMAである。
また、エトキシ化ヒドロキシ化合物(ethoxylated hydric compound)(または使用されうるエトキシ化脂肪アルコール)のうち、好適なものを以下の構造式の範囲内のものから選択してよい。
Figure 0006461924
式中、Cは直鎖または分岐鎖のアルキルまたはアルケニル鎖であってよく、mは1〜30の整数、例えば5〜20であり、nは2〜30の整数、例えば5〜15であり、RはHまたはC1〜6アルキルなどのアルキルであってよい。
使用の際、上記構造式に包含される促進剤が、約0.01重量パーセント〜約10重量パーセントの範囲内の量で組成物中に含まれるべきであり、約0.1重量パーセント〜約0.5重量パーセントの範囲であることが望ましく、総組成物の約0.4重量パーセントであることが特に望ましい。
安定剤パッケージも通常、シアノアクリレート組成物中に存在する。安定剤パッケージは1つまたは複数のフリーラジカル安定剤およびアニオン性安定剤を含んでもよく、それらの内容物および量は、それぞれ当業者によく知られている。例えば各開示内容が参照により本明細書に組み込まれている、米国特許第5,530,037号および6,607,632号を参照のこと。
他の添加剤、例えば特定の酸性物質(クエン酸など)、チキソトロープ剤またはゲル化剤、増粘剤、色素およびそれらの組み合わせが、本発明のシアノアクリレート組成物に含まれていてもよい。
本発明の他の態様では、2枚の基材を互いに接着する方法が提供され、この方法は上記の組成物を少なくとも1枚の基材に塗布するステップと、その後接着剤が硬化するのに十分な時間、基材を互いに合わせるステップと、を含む。多くの用途において、基材は約150秒未満で、基材によってはわずか約30秒で、本発明の組成物により固定されるはずである。
本発明のさらに他の態様では、かかる組成物の硬化物が提供される。
本発明を以下の実施例によりさらに例示する。
<配合>
シアノアクリレート組成物を、以下の表1に記載の構成物質から、示された量で調製した。比較のため、LOCTITE 401、LOCTITE 435およびLOCTITE 4851も表に含めた。
Figure 0006461924
試料A〜F、LOCTITE 401、LOCTITE 435およびLOCTITE 4851をそれぞれ、PVCから成る管に塗布し、そこへプラスチック管継手(すなわち、ポリ塩化ビニル、ポリカーボネートまたはABS)を取り付けた。接着されたアセンブリを、試験を行う前に室温で最低24時間硬化させた。
接着した管/管継手アセンブリで漏れについて圧力試験を行った(アセンブリを水に浸漬し、約20psiの圧力条件下で気泡の発生を観察する)。ねじり応力をアセンブリに印加する前およびした後で引張試験を評価した。生じた引張強度は、インストロン計測器を使用して測定した。ねじり応力は、アセンブリを40rpmの操作回転を15秒間生じるチャックに取り付けて、使用することにより生じさせた。
以下の表2を参照すると、試料AおよびCで接着されたPVC管/PVC管継手アセンブリは、ねじり応力を印加した後で漏れが観察されたことを示したため、圧力試験に不合格となった。3つの市販の対照品で接着したアセンブリについても、ねじり応力を印加する前およびした後で漏れが観察された。試料B、D、EおよびFで接着したアセンブリは、漏れについての圧力試験に合格した。さらに、3つの市販の対照品および他の配合と比較して、試料B、DおよびEで接着したアセンブリについて、より優れた引張強度が(応力を印加する前およびした後で)観察された。選択したこれらの試料の引張強度の棒グラフ表示については、図1も参照のこと。引張試験後の破壊様式を表2に示す。
Figure 0006461924
以下の表3は、エイジングしたPVC管/PVC管継手アセンブリの引張強度を示し、ここで試料B、D、EおよびFをアセンブリの接着に使用した。より詳細には、表2に示した試料と同様に、4つの試料をそれぞれ、PVCから成る管に塗布し、そこへPVCから成る管継手を取り付けた。5つの標本の複製を作製し、各試料について評価した。アセンブリ1組を約60℃の温度で記載した時間、曝露し、その後水平に構成部品を引き離そうとアセンブリの両端に力を加えることで、引張強度を決定した。
以下の表3で分かる通り、開始時の測定と、60℃で熱エイジングさせた3週間および6週間それぞれの後での測定との間で、試料B、DおよびEが保持した強度は、同じ熱エイジング評価後に試料Fが保持した強度と比較して顕著な増加を示す。このように、試料Fは素晴らしい性能を示すが、エイジング条件下では接着破壊が観察された。
Figure 0006461924
以下の表4および5は、試料B、C、D、および3つの市販の対照品を使用して接着された、PVC管/PC管継手およびPVC管/ABS管継手アセンブリで得られた圧力試験および引張試験の結果を示す。表4および5に示したデータは、試料BおよびDの使用により、優れた引張強度が(ねじり応力を印加する前およびした後両方で)得られることを示す。試料BおよびDを使用して接着したアセンブリは、試料Cおよび3つの市販の対照品と比較して圧力試験の間、(少なくとも漏れが見られなかったことに関して)より優れた性能も示した。
Figure 0006461924
Figure 0006461924
これらの例において示される通り、エチルシアノアクリレート中のオクチルシアノアクリレートおよびアセチルトリエチルシトレートの混合物は、特にアセチルトリエチルシトレートの量が約5重量パーセント〜約15重量パーセント未満、例えば約12重量パーセントであり、またオクチルシアノアクリレートの量が約15重量パーセント〜約50重量パーセント、例えば約20重量パーセント〜約45重量パーセントである場合に、改善された耐ねじり応力性を示す。

Claims (13)

  1. (a)エチル−2−シアノアクリレートおよび20重量パーセントから45重量パーセントの量のオクチル−2−シアノアクリレートの混合物を含むシアノアクリレート成分、ならびに
    (b)5重量パーセントから15重量パーセント未満の量のアセチルトリエチルシトレート
    を含むシアノアクリレート組成物。
  2. 安定化量の酸性安定剤およびフリーラジカル阻害剤をさらに含む、請求項1に記載の組成物。
  3. 促進剤成分をさらに含む、請求項1に記載の組成物。
  4. 促進剤成分が、カリックスアレーン、オキサカリックスアレーン、シラクラウン、シクロデキストリン、クラウンエーテル、ポリ(エチレングリコール)ジ(メタ)アクリレート、エトキシ化ヒドロキシ化合物およびそれらの組み合わせからなる群より選択される、請求項3に記載の組成物。
  5. クラウンエーテルが15−クラウン−5、18−クラウン−6、ジベンゾ−18−クラウン−6、ベンゾ−15−クラウン−5−ジベンゾ−24−クラウン−8、ジベンゾ−30−クラウン−10、トリベンゾ−18−クラウン−6、asym−ジベンゾ−22−クラウン−6、ジベンゾ−14−クラウン−4、ジシクロヘキシル−18−クラウン−6、ジシクロヘキシル−24−クラウン−8、シクロヘキシル−12−クラウン−4、1,2−デカリル−15−クラウン−5、1,2−ナフト−15−クラウン−5、3,4,5−ナフチル−16−クラウン−5、1,2−メチル−ベンゾ−18−クラウン−6、1,2−メチルベンゾ−5、6−メチルベンゾ−18−クラウン−6、1,2−t−ブチル−18−クラウン−6、1,2−ビニルベンゾ−15−クラウン−5、1,2−ビニルベンゾ−18−クラウン−6、1,2−t−ブチル−シクロヘキシル−18−クラウン−6、asym−ジベンゾ−22−クラウン−6、および1,2−ベンゾ−1,4−ベンゾ−5−オキシゲン−20−クラウン−7およびそれらの組み合わせからなる群内の要素から選択される、請求項4に記載の組成物。
  6. 強化剤、耐衝撃添加剤、チキソトロピー付与剤、増粘剤、色素およびそれらの組み合わせからなる群より選択される添加剤をさらに含む、請求項1に記載の組成物。
  7. 請求項1に記載の組成物の反応生成物。
  8. 少なくとも一方が熱可塑性材料から成る2つの基材を互いに接着する方法であって、
    少なくとも1つの基材に、請求項1に記載のシアノアクリレート組成物を塗布するステップと、
    接着剤が硬化するのに十分な時間、基材を互いに合わせるステップと、
    を含む方法。
  9. シアノアクリレート組成物の硬化物に、改善された耐ねじり応力性を付与する方法であって、
    エチル−2−シアノアクリレートおよび20重量パーセントから45重量パーセントの量のオクチル−2−シアノアクリレートの混合物を含むシアノアクリレート成分を用意するステップと、
    そこへ、5重量パーセントから15重量パーセント未満の量のアセチルトリエチルシトレートを供給・混合して、シアノアクリレート組成物を形成するステップと、
    合わせることが可能な表面を有する2つ以上の基材を用意し、その後、少なくとも一方が熱可塑性材料から成る基材の合わせることが可能な表面を、その間のシアノアクリレート組成物と共に合わせてアセンブリを形成するステップと、
    を含む方法。
  10. アセチルトリエチルシトレートが5重量パーセントから12重量パーセントの量で存在する、請求項1に記載の組成物。
  11. オクチルシアノアクリレートおよびアセチルトリエチルシトレートが、合わせて30重量パーセントから65重量パーセントの範囲内の量で存在する、請求項1に記載の組成物。
  12. オクチルシアノアクリレートおよびアセチルトリエチルシトレートが、合わせて40重量パーセントから55重量パーセントの範囲内の量で存在する、請求項1に記載の組成物。
  13. シアノアクリレート成分の量が85重量パーセント超から95重量パーセントである、請求項1に記載の組成物。
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